JPH1199810A - 雪路用空気入りタイヤ - Google Patents
雪路用空気入りタイヤInfo
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- JPH1199810A JPH1199810A JP9266279A JP26627997A JPH1199810A JP H1199810 A JPH1199810 A JP H1199810A JP 9266279 A JP9266279 A JP 9266279A JP 26627997 A JP26627997 A JP 26627997A JP H1199810 A JPH1199810 A JP H1199810A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/13—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
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- B60C11/13—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
- B60C11/1307—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls
- B60C11/1323—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls asymmetric
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C2011/1213—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe sinusoidal or zigzag at the tread surface
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S152/00—Resilient tires and wheels
- Y10S152/902—Non-directional tread pattern having no circumferential rib and having blocks defined by circumferential grooves and transverse grooves
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 雪氷路性能を低下させることなく耐偏摩耗性
能を向上する。 【解決手段】 横溝3と直角な断面において、周方向一
方の横溝壁面9Aは、角度α1で傾いてブロック表面か
ら深さh1の第1点h1Xまでのびる第1の上傾斜面S
1Uと、この第1点h1Xから溝底にのび前記角度α1
よりも小さい角度α2で傾く第1の下傾斜面S1Dとか
らなり、周方向他方の横溝壁面9Bは、角度β1で傾い
てブロック表面から前記深さh1と異なる深さh2の第
2点h2Xまでのびる第2の上傾斜面S2Uと、この第
2点h2Xから溝底にのび前記角度β1よりも小さい角
度β2で傾く第2の下傾斜面S2Dとからなり、かつ横
溝3はタイヤ軸方向の1つの断面Aにおいて、第1点h
1Xの深さh1を第2点h2Xの深さh2よりも大と
し、かつ他の断面Bにおいて、第2点h2Xの深さh2
を第1点h1Xの深さh1よりも大とした。
能を向上する。 【解決手段】 横溝3と直角な断面において、周方向一
方の横溝壁面9Aは、角度α1で傾いてブロック表面か
ら深さh1の第1点h1Xまでのびる第1の上傾斜面S
1Uと、この第1点h1Xから溝底にのび前記角度α1
よりも小さい角度α2で傾く第1の下傾斜面S1Dとか
らなり、周方向他方の横溝壁面9Bは、角度β1で傾い
てブロック表面から前記深さh1と異なる深さh2の第
2点h2Xまでのびる第2の上傾斜面S2Uと、この第
2点h2Xから溝底にのび前記角度β1よりも小さい角
度β2で傾く第2の下傾斜面S2Dとからなり、かつ横
溝3はタイヤ軸方向の1つの断面Aにおいて、第1点h
1Xの深さh1を第2点h2Xの深さh2よりも大と
し、かつ他の断面Bにおいて、第2点h2Xの深さh2
を第1点h1Xの深さh1よりも大とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雪氷路性能を損ね
ることなく耐偏摩耗性能を向上しうる雪路用空気入りタ
イヤに関する。
ることなく耐偏摩耗性能を向上しうる雪路用空気入りタ
イヤに関する。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤは、雪氷路などでの走行
性能を高めるために、トレッド面に、タイヤ周方向にの
びる縦溝と、この縦溝に交わる向きにのびる横溝とを設
けることにより、多数のブロックを隔置したブロックパ
ターンを好ましく用いる。
性能を高めるために、トレッド面に、タイヤ周方向にの
びる縦溝と、この縦溝に交わる向きにのびる横溝とを設
けることにより、多数のブロックを隔置したブロックパ
ターンを好ましく用いる。
【0003】なお、周方向に隣り合う前記ブロックの前
記横溝を挟んで向き合う2つの横溝壁面g、gは、この
横溝の長さ方向と直角な断面を図4に示すように、横溝
壁面g、gとブロック表面との稜線での該ブロック表面
に対する法線n、nと、例えば5゜〜15゜程度の角度
θで傾けて形成されている。
記横溝を挟んで向き合う2つの横溝壁面g、gは、この
横溝の長さ方向と直角な断面を図4に示すように、横溝
壁面g、gとブロック表面との稜線での該ブロック表面
に対する法線n、nと、例えば5゜〜15゜程度の角度
θで傾けて形成されている。
【0004】又、冬用のタイヤとして開発されたスタッ
ドレスタイヤでは、ブロックパターンを基調として雪路
性能を十分確保したうえで、さらに凍結路、アイスバー
ン路における走行性能を高めるべく、低温時においても
柔軟性を保持し必要な粘着摩擦力を得る柔らかいトレッ
ドゴムが採用される。
ドレスタイヤでは、ブロックパターンを基調として雪路
性能を十分確保したうえで、さらに凍結路、アイスバー
ン路における走行性能を高めるべく、低温時においても
柔軟性を保持し必要な粘着摩擦力を得る柔らかいトレッ
ドゴムが採用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなブロックパターンの空気入りタイヤでは、雪氷路に
おける走行性能は向上しうるものの、タイヤに作用する
制動力、駆動力などによって、ブロック表面の接地圧分
布、特にタイヤ周方向の接地圧分布が不均一となりやす
く、図5(b)に斜線部kで示すように、ブロックのヒ
ール部(先着部)a側よりもトウ部(後着部)b側で摩
耗量が大きいいわゆる段差摩耗と称される偏摩耗が発生
し、不快なノイズ、およびタイヤ寿命の短縮に伴う経済
性の低下を招いている。
うなブロックパターンの空気入りタイヤでは、雪氷路に
おける走行性能は向上しうるものの、タイヤに作用する
制動力、駆動力などによって、ブロック表面の接地圧分
布、特にタイヤ周方向の接地圧分布が不均一となりやす
く、図5(b)に斜線部kで示すように、ブロックのヒ
ール部(先着部)a側よりもトウ部(後着部)b側で摩
耗量が大きいいわゆる段差摩耗と称される偏摩耗が発生
し、不快なノイズ、およびタイヤ寿命の短縮に伴う経済
性の低下を招いている。
【0006】このような偏摩耗は、繰り返し作用する制
動力が主要な原因と考えられ、とりわけ一般車に比べて
制動の繰り返しを頻繁に行うタクシーに使用されるタイ
ヤに多く発生している。又、比較的トレッドゴムが柔軟
であるスタッドレスタイヤにおいて偏摩耗の発生が顕著
となっており、該偏摩耗により氷路、雪路での走行性能
を著しく低下させている。
動力が主要な原因と考えられ、とりわけ一般車に比べて
制動の繰り返しを頻繁に行うタクシーに使用されるタイ
ヤに多く発生している。又、比較的トレッドゴムが柔軟
であるスタッドレスタイヤにおいて偏摩耗の発生が顕著
となっており、該偏摩耗により氷路、雪路での走行性能
を著しく低下させている。
【0007】一般に、タイヤに制動力Fが働く場合、図
5(a)に示すように、ブロックの前記ヒール部(先着
部)aが先ず接地することにより圧縮変形するが、ブロ
ックの前記トウ部(後着部)bが接地した後は、タイヤ
内部の進行速度が路面速度より遅くなる傾向にあるた
め、ブロック内の剪断力F1は瞬時にブロックのヒール
部aへと働き、ブロックが傾倒し、そのヒール部aが浮
き上がりがちとなる。
5(a)に示すように、ブロックの前記ヒール部(先着
部)aが先ず接地することにより圧縮変形するが、ブロ
ックの前記トウ部(後着部)bが接地した後は、タイヤ
内部の進行速度が路面速度より遅くなる傾向にあるた
め、ブロック内の剪断力F1は瞬時にブロックのヒール
部aへと働き、ブロックが傾倒し、そのヒール部aが浮
き上がりがちとなる。
【0008】特に、周方向に隣り合うブロックの前記横
溝を挟んで向き合う2つの前記横溝壁面g、gが、単一
の前記角度θで傾きかつ同一の断面形状でのびている従
来のものでは、トレッドゴムの柔軟性とも相まって、ブ
ロックの剛性が低下しやすく、制動時の該ブロックのヒ
ール部aの浮き上がりが顕著となる。これによって、ブ
ロックのトウ部bの接地圧が増し、しかもその状態で路
面と離脱する際に生じる滑りにより、大きな摩耗エネル
ギーが作用し、図5(b)のような偏摩耗(段差摩耗)
が生じると考えられている。
溝を挟んで向き合う2つの前記横溝壁面g、gが、単一
の前記角度θで傾きかつ同一の断面形状でのびている従
来のものでは、トレッドゴムの柔軟性とも相まって、ブ
ロックの剛性が低下しやすく、制動時の該ブロックのヒ
ール部aの浮き上がりが顕著となる。これによって、ブ
ロックのトウ部bの接地圧が増し、しかもその状態で路
面と離脱する際に生じる滑りにより、大きな摩耗エネル
ギーが作用し、図5(b)のような偏摩耗(段差摩耗)
が生じると考えられている。
【0009】このような偏摩耗対策として、ブロック表
面の接地圧を一定にして、偏摩耗を抑制するために、横
溝の深さを浅くすることによりブロックの基底部の面積
を大きくしブロックの剛性を高め、該ブロックの前記傾
倒を抑えることが考えられるが、この方法では、摩耗進
行に伴い雪氷路性能が大巾に低下するという問題があ
る。
面の接地圧を一定にして、偏摩耗を抑制するために、横
溝の深さを浅くすることによりブロックの基底部の面積
を大きくしブロックの剛性を高め、該ブロックの前記傾
倒を抑えることが考えられるが、この方法では、摩耗進
行に伴い雪氷路性能が大巾に低下するという問題があ
る。
【0010】本発明は、以上のような問題点を解決する
ために案出されたものであって、雪氷路性能を損なうこ
となく耐偏摩耗性能を向上しうる雪路用空気入りタイヤ
の提供を目的としている。
ために案出されたものであって、雪氷路性能を損なうこ
となく耐偏摩耗性能を向上しうる雪路用空気入りタイヤ
の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
記載の発明は、タイヤ周方向にのびる縦主溝と、この縦
主溝と交わる向きにのびる横溝とにより、トレッド部を
ブロックに区切りかつブロックにサイピングを形成した
雪路用空気入りタイヤであって、前記トレッド部はJI
Sシヨア硬度(20℃)が65゜以下のトレッドゴムを
有するとともに、周方向に隣り合うブロックの前記横溝
を挟んで向き合う2つの横溝壁面は、この横溝壁面とブ
ロック表面との稜線のタイヤ軸方向両端点を結ぶ線分
が、タイヤ軸方向線に対して0〜60度の角度をなし、
かつ横溝と直角な断面において、周方向一方の横溝壁面
は、横溝巾を減じる向きにブロック表面に対する法線と
角度α1で傾いてブロック表面から深さh1の第1点h
1Xまでのびる第1の上傾斜面S1Uと、この第1点h
1Xから深さHの溝底にのび前記角度α1よりも小さい
角度α2で傾く第1の下傾斜面S1Dとからなり、周方
向他方の横溝壁面は、横溝巾を減じる向きにブロック表
面に対する法線と角度β1で傾いてブロック表面から前
記深さh1と異なる深さh2の第2点h2Xまでのびる
第2の上傾斜面S2Uと、この第2点h2Xから前記深
さHの溝底にのび前記角度β1よりも小さい角度β2で
傾く第2の下傾斜面S2Dとからなり、かつ横溝はタイ
ヤ軸方向の1つの断面Aにおいて、第1点h1Xの深さ
h1を第2点h2Xの深さh2よりも大としかつ前記第
1点の深さh1とその断面Aの溝底深さHaとの比h1
/Haを0.8以下とし、しかも他の断面Bにおいて、
第2点h2Xの深さh2を第1点h1Xの深さh1より
も大としかつ前記第2点h2Xの深さh2とその断面B
の溝底深さHbとの比h2/Hbを0.8以下としたこ
とを特徴とする雪路用空気入りタイヤである。
記載の発明は、タイヤ周方向にのびる縦主溝と、この縦
主溝と交わる向きにのびる横溝とにより、トレッド部を
ブロックに区切りかつブロックにサイピングを形成した
雪路用空気入りタイヤであって、前記トレッド部はJI
Sシヨア硬度(20℃)が65゜以下のトレッドゴムを
有するとともに、周方向に隣り合うブロックの前記横溝
を挟んで向き合う2つの横溝壁面は、この横溝壁面とブ
ロック表面との稜線のタイヤ軸方向両端点を結ぶ線分
が、タイヤ軸方向線に対して0〜60度の角度をなし、
かつ横溝と直角な断面において、周方向一方の横溝壁面
は、横溝巾を減じる向きにブロック表面に対する法線と
角度α1で傾いてブロック表面から深さh1の第1点h
1Xまでのびる第1の上傾斜面S1Uと、この第1点h
1Xから深さHの溝底にのび前記角度α1よりも小さい
角度α2で傾く第1の下傾斜面S1Dとからなり、周方
向他方の横溝壁面は、横溝巾を減じる向きにブロック表
面に対する法線と角度β1で傾いてブロック表面から前
記深さh1と異なる深さh2の第2点h2Xまでのびる
第2の上傾斜面S2Uと、この第2点h2Xから前記深
さHの溝底にのび前記角度β1よりも小さい角度β2で
傾く第2の下傾斜面S2Dとからなり、かつ横溝はタイ
ヤ軸方向の1つの断面Aにおいて、第1点h1Xの深さ
h1を第2点h2Xの深さh2よりも大としかつ前記第
1点の深さh1とその断面Aの溝底深さHaとの比h1
/Haを0.8以下とし、しかも他の断面Bにおいて、
第2点h2Xの深さh2を第1点h1Xの深さh1より
も大としかつ前記第2点h2Xの深さh2とその断面B
の溝底深さHbとの比h2/Hbを0.8以下としたこ
とを特徴とする雪路用空気入りタイヤである。
【0012】又、請求項2記載の発明は、前記1つの断
面Aは横溝のタイヤ軸方向の一端近傍に位置し、他の断
面Bは他端近傍に位置することを特徴とする請求項1記
載の雪路用空気入りタイヤである。
面Aは横溝のタイヤ軸方向の一端近傍に位置し、他の断
面Bは他端近傍に位置することを特徴とする請求項1記
載の雪路用空気入りタイヤである。
【0013】又、請求項3記載の発明は、トレッド部は
複数の縦主溝が形成されることにより、ブロックが周方
向に並ぶ複数条のブロック列が設けられ、かつタイヤ軸
方向に隣り合うブロック列のブロックにおいて、深さが
大なる第1点h1X、又は第2点h2Xのタイヤ軸方向
の位置を縦主溝を挟んで対称としたことを特徴とする請
求項1又は2記載の雪路用空気入りタイヤである。
複数の縦主溝が形成されることにより、ブロックが周方
向に並ぶ複数条のブロック列が設けられ、かつタイヤ軸
方向に隣り合うブロック列のブロックにおいて、深さが
大なる第1点h1X、又は第2点h2Xのタイヤ軸方向
の位置を縦主溝を挟んで対称としたことを特徴とする請
求項1又は2記載の雪路用空気入りタイヤである。
【0014】このように、本発明では、ブロックの横溝
壁面が角度を違えた上、下傾斜面から形成され、しかも
該横溝壁面を、横溝の少なくとも2つの断面A、Bで異
なる形状としているため、横溝の深さを特に浅くしない
でもブロックの剛性を高めてブロック表面の接地圧分布
を均一に近づけることができ、雪氷路性能を損ねること
なく耐偏摩耗性能を向上しうる。
壁面が角度を違えた上、下傾斜面から形成され、しかも
該横溝壁面を、横溝の少なくとも2つの断面A、Bで異
なる形状としているため、横溝の深さを特に浅くしない
でもブロックの剛性を高めてブロック表面の接地圧分布
を均一に近づけることができ、雪氷路性能を損ねること
なく耐偏摩耗性能を向上しうる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。本発明の雪路用空気入りタイヤは、
本例では、ラジアル構造カーカスと、このカーカスの外
側を締め付けるベルト層(ともに図示せず)とを具えた
ラジアルタイヤであり、図1に示す如く、タイヤ周方向
にのびる縦主溝2と、この縦主溝2と交わる向きにのび
る横溝3とにより、トレッド部のトレッド面をブロック
5に区切りかつ該ブロック5にサイピング6を形成して
いる。
に基づき説明する。本発明の雪路用空気入りタイヤは、
本例では、ラジアル構造カーカスと、このカーカスの外
側を締め付けるベルト層(ともに図示せず)とを具えた
ラジアルタイヤであり、図1に示す如く、タイヤ周方向
にのびる縦主溝2と、この縦主溝2と交わる向きにのび
る横溝3とにより、トレッド部のトレッド面をブロック
5に区切りかつ該ブロック5にサイピング6を形成して
いる。
【0016】なお、前記トレッド部は、複数、本例では
タイヤ赤道C上とそのタイヤ軸方向両外側との3本の縦
主溝2…が形成されることにより、ブロック5…がタイ
ヤ周方向に並ぶ複数条、本例では4条のブロック列R…
が設けられている。
タイヤ赤道C上とそのタイヤ軸方向両外側との3本の縦
主溝2…が形成されることにより、ブロック5…がタイ
ヤ周方向に並ぶ複数条、本例では4条のブロック列R…
が設けられている。
【0017】又、前記トレッド部においては、例えばベ
ルト層の半径方向外側にトレッド面をなすトレッドゴム
が配され、このトレッドゴムの20℃でのJISシヨア
硬度を65゜以下としている。
ルト層の半径方向外側にトレッド面をなすトレッドゴム
が配され、このトレッドゴムの20℃でのJISシヨア
硬度を65゜以下としている。
【0018】トレッドゴムの硬度が65゜(20℃)よ
りも高いと、必要な粘着摩擦力が得られず、特に氷上走
行におけるグリップ力、制動力が不足しがちとなるが、
硬度が過度に低いと、雪上走行におけるグリップ力が不
足し、かつ耐摩耗性能、耐偏摩耗性能が低下するため、
トレッドゴムのJISシヨア硬度は、45°(20℃)
以上が好ましい。
りも高いと、必要な粘着摩擦力が得られず、特に氷上走
行におけるグリップ力、制動力が不足しがちとなるが、
硬度が過度に低いと、雪上走行におけるグリップ力が不
足し、かつ耐摩耗性能、耐偏摩耗性能が低下するため、
トレッドゴムのJISシヨア硬度は、45°(20℃)
以上が好ましい。
【0019】前記ブロック5は、本例では、前記縦主溝
2の溝壁とブロック表面とが交わる稜線(本例では周方
向に直線状にのび、かつ周方向に隣り合うブロック5、
5の各稜線は一直線上にある)、および周方向に隣り合
うブロック5、5の前記横溝3を挟んで向き合う横溝壁
面9とブロック表面とが交わる稜線10とによって囲ま
れた略矩形状をなすとともに、図1に示すように、略タ
イヤ軸方向にのびる複数本のサイピング6…をタイヤ周
方向に隔設している。
2の溝壁とブロック表面とが交わる稜線(本例では周方
向に直線状にのび、かつ周方向に隣り合うブロック5、
5の各稜線は一直線上にある)、および周方向に隣り合
うブロック5、5の前記横溝3を挟んで向き合う横溝壁
面9とブロック表面とが交わる稜線10とによって囲ま
れた略矩形状をなすとともに、図1に示すように、略タ
イヤ軸方向にのびる複数本のサイピング6…をタイヤ周
方向に隔設している。
【0020】又、前記稜線10のタイヤ軸方向両端点
P、Pを結ぶ線分Jは、タイヤ軸方向線Lに対して0〜
60度の角度γで傾く。
P、Pを結ぶ線分Jは、タイヤ軸方向線Lに対して0〜
60度の角度γで傾く。
【0021】前記角度γが60度よりも大きいと、特に
雪氷路走行における稜線10又は/及び周方向で向き合
う稜線10、10間でのグリップ力が不足しやすく、
又、ブロック5の前記端点Pが鋭利となり、ブロック欠
け等を招きがちとなる。
雪氷路走行における稜線10又は/及び周方向で向き合
う稜線10、10間でのグリップ力が不足しやすく、
又、ブロック5の前記端点Pが鋭利となり、ブロック欠
け等を招きがちとなる。
【0022】なお、前記稜線10は、本例ではタイヤ軸
方向にのびる両側の直線部17A、17Bを、横溝3を
挟んで向き合う稜線10、10において平行にのびかつ
タイヤ軸方向線Lに対して傾く継ぎ部19でつないでい
る。
方向にのびる両側の直線部17A、17Bを、横溝3を
挟んで向き合う稜線10、10において平行にのびかつ
タイヤ軸方向線Lに対して傾く継ぎ部19でつないでい
る。
【0023】又、前記縦主溝2、横溝3は、いずれも直
線状でのびるものの他、波状或いはジグザグ状に屈曲す
るものなど図示以外の種々の形状を含み、排水性、排雪
性の観点から、タイヤに正規内圧を充填した時に、トレ
ッド面にて測定した溝巾が、6〜20mmとするのが好ま
しく、又、溝深さは例えば8〜13mmとすることが好ま
しい。
線状でのびるものの他、波状或いはジグザグ状に屈曲す
るものなど図示以外の種々の形状を含み、排水性、排雪
性の観点から、タイヤに正規内圧を充填した時に、トレ
ッド面にて測定した溝巾が、6〜20mmとするのが好ま
しく、又、溝深さは例えば8〜13mmとすることが好ま
しい。
【0024】又、タイヤ軸方向に隣り合うブロック列
R、Rにおいて、ブロック5の形状は縦主溝2を挟んで
対称かつ横溝3のタイヤ軸方向にブロック5が配される
ようにブロック列R、R間でブロック5を位置ずれさせ
ている。
R、Rにおいて、ブロック5の形状は縦主溝2を挟んで
対称かつ横溝3のタイヤ軸方向にブロック5が配される
ようにブロック列R、R間でブロック5を位置ずれさせ
ている。
【0025】図1のX1a−X1b線断面図である図2
(a)に代表して示すように、各ブロック列Rでの横溝
3と直角な断面において、周方向一方の横溝壁面9A
は、横溝巾を減じる向きにブロック表面に対する法線N
と角度α1で傾いてブロック表面から深さh1の第1点
h1Xまで直線状でのびる第1の上傾斜面S1Uと、こ
の第1点h1Xから深さHの溝底に直線状でのび前記角
度α1よりも小さい角度α2で傾く第1の下傾斜面S1
Dとからなる。
(a)に代表して示すように、各ブロック列Rでの横溝
3と直角な断面において、周方向一方の横溝壁面9A
は、横溝巾を減じる向きにブロック表面に対する法線N
と角度α1で傾いてブロック表面から深さh1の第1点
h1Xまで直線状でのびる第1の上傾斜面S1Uと、こ
の第1点h1Xから深さHの溝底に直線状でのび前記角
度α1よりも小さい角度α2で傾く第1の下傾斜面S1
Dとからなる。
【0026】又、周方向他方の横溝壁面9Bは、横溝巾
を減じる向きにブロック表面に対する法線Nと角度β1
で傾いてブロック表面から前記深さh1と異なる深さh
2の第2点h2Xまで直線状でのびる第2の上傾斜面S
2Uと、この第2点h2Xから前記深さHの溝底に直線
状でのび前記角度β1よりも小さい角度β2で傾く第2
の下傾斜面S2Dとからなる。
を減じる向きにブロック表面に対する法線Nと角度β1
で傾いてブロック表面から前記深さh1と異なる深さh
2の第2点h2Xまで直線状でのびる第2の上傾斜面S
2Uと、この第2点h2Xから前記深さHの溝底に直線
状でのび前記角度β1よりも小さい角度β2で傾く第2
の下傾斜面S2Dとからなる。
【0027】なお、前記第1、第2の下傾斜面S1D、
S2Dは、該第1、第2の下傾斜面S1D、S2Dに滑
らかに接する円弧からなりかつ前記溝底を形成する溝底
面20により継がれる。
S2Dは、該第1、第2の下傾斜面S1D、S2Dに滑
らかに接する円弧からなりかつ前記溝底を形成する溝底
面20により継がれる。
【0028】又、周方向に隣り合うブロック5、5間の
前記横溝3は、図1のX1a−X1b線断面図(断面
A)、X2a−X2b線断面図(断面B)である図2
(a)、(b)に示す如く、タイヤ軸方向の1つの断面
A、本例では横溝3のタイヤ軸方向の一端近傍に位置す
る一方の前記直線部17A、17A間において、前記第
1点h1Xの深さh1を第2点h2Xの深さh2よりも
大としかつ前記第1点h1Xの深さh1とその断面Aの
溝底深さHa(H)との比h1/Haを0.8以下と
し、しかも他の断面B、本例では横溝3のタイヤ軸方向
の他端近傍に位置する他方の前記直線部17B、17B
間において、前記第2点h2Xの深さh2を第1点h1
Xの深さh1よりも大としかつ第2点h2Xの深さh2
とその断面Bの溝底深さHb(H)との比h2/Hbを
0.8以下としている。
前記横溝3は、図1のX1a−X1b線断面図(断面
A)、X2a−X2b線断面図(断面B)である図2
(a)、(b)に示す如く、タイヤ軸方向の1つの断面
A、本例では横溝3のタイヤ軸方向の一端近傍に位置す
る一方の前記直線部17A、17A間において、前記第
1点h1Xの深さh1を第2点h2Xの深さh2よりも
大としかつ前記第1点h1Xの深さh1とその断面Aの
溝底深さHa(H)との比h1/Haを0.8以下と
し、しかも他の断面B、本例では横溝3のタイヤ軸方向
の他端近傍に位置する他方の前記直線部17B、17B
間において、前記第2点h2Xの深さh2を第1点h1
Xの深さh1よりも大としかつ第2点h2Xの深さh2
とその断面Bの溝底深さHb(H)との比h2/Hbを
0.8以下としている。
【0029】このように前記横溝壁面9A、9Bを、角
度が前述のように異なる第1、第2の上傾斜面S1U、
S2Uと第1、第2の下傾斜面S1D、S2Dとから段
差型に形成しているため、ブロック5の周方向の剛性を
高めうるとともに、周方向に隣り合うブロック5、5間
の横溝3の断面形状を前記1つの断面Aと他の断面Bと
で違えているため、制動時等の剪断力によるブロック5
の傾倒をより確実に抑制でき、耐偏摩耗性能を向上しう
る。
度が前述のように異なる第1、第2の上傾斜面S1U、
S2Uと第1、第2の下傾斜面S1D、S2Dとから段
差型に形成しているため、ブロック5の周方向の剛性を
高めうるとともに、周方向に隣り合うブロック5、5間
の横溝3の断面形状を前記1つの断面Aと他の断面Bと
で違えているため、制動時等の剪断力によるブロック5
の傾倒をより確実に抑制でき、耐偏摩耗性能を向上しう
る。
【0030】なお、前記1つの断面Aにおける前記角度
α1、他の断面Bにおける前記角度β1は、8゜〜20
゜が好ましく、又、断面Aにおける前記角度α2、断面
Bにおける前記角度β2は、3゜〜10゜が好ましい。
α1、他の断面Bにおける前記角度β1は、8゜〜20
゜が好ましく、又、断面Aにおける前記角度α2、断面
Bにおける前記角度β2は、3゜〜10゜が好ましい。
【0031】又、断面Aにおける前記角度β1、他の断
面Bにおける前記角度α1は、8゜〜15゜が好まし
く、又、断面Aにおける前記角度β2、断面Bにおける
前記角度α2は、3゜〜10゜が好ましい。
面Bにおける前記角度α1は、8゜〜15゜が好まし
く、又、断面Aにおける前記角度β2、断面Bにおける
前記角度α2は、3゜〜10゜が好ましい。
【0032】各角度が好ましい上記規制値よりも大きい
と、前記稜線10による氷上でのエッジ効果の低減、横
容積の減少による排水性能、排雪性能、雪路走行性能等
の低下などの問題が生じがちとなる一方、規制値よりも
小さいと、耐偏摩耗性能を十分に向上しうる程度に、前
記横溝壁面9A、9Bを段差型にしたり、或いは横溝3
の断面形状を違えたりすることが難しくなる。
と、前記稜線10による氷上でのエッジ効果の低減、横
容積の減少による排水性能、排雪性能、雪路走行性能等
の低下などの問題が生じがちとなる一方、規制値よりも
小さいと、耐偏摩耗性能を十分に向上しうる程度に、前
記横溝壁面9A、9Bを段差型にしたり、或いは横溝3
の断面形状を違えたりすることが難しくなる。
【0033】又、前記1つの断面Aを横溝3のタイヤ軸
方向の一端近傍に位置させ、他の断面Bを他端近傍に位
置させることにより、前記傾倒の抑制効果をより一層確
実に発揮させうる。
方向の一端近傍に位置させ、他の断面Bを他端近傍に位
置させることにより、前記傾倒の抑制効果をより一層確
実に発揮させうる。
【0034】なお、前記前記1つの断面Aと他の断面B
とは、本例では前記継ぎ部19、19間において滑らか
に連なるが、この継ぎ部19を前記直線部17A、17
B間に介在させて前記稜線10を折り曲げたことは、ブ
ロック5の周方向の剛性向上、ブロック5の周方向への
傾倒抑制に役立ち、耐偏摩耗性能のさらなる向上に貢献
する。
とは、本例では前記継ぎ部19、19間において滑らか
に連なるが、この継ぎ部19を前記直線部17A、17
B間に介在させて前記稜線10を折り曲げたことは、ブ
ロック5の周方向の剛性向上、ブロック5の周方向への
傾倒抑制に役立ち、耐偏摩耗性能のさらなる向上に貢献
する。
【0035】又、前記比h1/Ha、h2/Hbを夫々
0.8以下とすることにより、ブロック5の剛性を確実
に高めうる。これらの比h1/Ha、h2/Hbの値
が、0.8よりも大きいと、前記したような段差型の横
溝壁面9A、9B、及び異なる断面形状の横溝3による
ブロック剛性の強化、耐偏摩耗性能の向上を十分に果た
せず、より好ましくは、0.6以下とするのが良い。し
かし、これらの比h1/Ha、h2/Hbの値が小さす
ぎても、異なる断面形状の横溝3、横溝壁面9A、9B
による効果を十分に発揮し得なくなり、従って、0.3
以上、より好ましくは0.4以上とするのが良い。。
0.8以下とすることにより、ブロック5の剛性を確実
に高めうる。これらの比h1/Ha、h2/Hbの値
が、0.8よりも大きいと、前記したような段差型の横
溝壁面9A、9B、及び異なる断面形状の横溝3による
ブロック剛性の強化、耐偏摩耗性能の向上を十分に果た
せず、より好ましくは、0.6以下とするのが良い。し
かし、これらの比h1/Ha、h2/Hbの値が小さす
ぎても、異なる断面形状の横溝3、横溝壁面9A、9B
による効果を十分に発揮し得なくなり、従って、0.3
以上、より好ましくは0.4以上とするのが良い。。
【0036】又、図1〜3に示す如く、タイヤ軸方向に
隣り合うブロック列R、Rのブロック5、5において、
深さが大なる第1点h1X、又は第2点h2Xのタイヤ
軸方向の位置を前記縦主溝2を挟んで対称とすることに
より、制動時等の剪断力による予想されるブロック5の
傾倒方向が各ブロック列R、Rで逆向きとすることがで
き、該傾倒をタイヤ軸方向に隣り合うブロック列R、R
間で相殺することも可能となり、耐偏摩耗性能の向上に
寄与しうる。
隣り合うブロック列R、Rのブロック5、5において、
深さが大なる第1点h1X、又は第2点h2Xのタイヤ
軸方向の位置を前記縦主溝2を挟んで対称とすることに
より、制動時等の剪断力による予想されるブロック5の
傾倒方向が各ブロック列R、Rで逆向きとすることがで
き、該傾倒をタイヤ軸方向に隣り合うブロック列R、R
間で相殺することも可能となり、耐偏摩耗性能の向上に
寄与しうる。
【0037】以上、主としてトレッド部のパターンを中
心に説明したが、本発明の雪路用空気入りタイヤは、本
例のように、ラジアル構造カーカスと、このカーカスの
外側を締め付けるベルト層とを具えたラジアルタイヤに
好ましく採用でき、さらには冬用として使用されるスタ
ッドレスタイヤなどとしても好ましく採用しうる。
心に説明したが、本発明の雪路用空気入りタイヤは、本
例のように、ラジアル構造カーカスと、このカーカスの
外側を締め付けるベルト層とを具えたラジアルタイヤに
好ましく採用でき、さらには冬用として使用されるスタ
ッドレスタイヤなどとしても好ましく採用しうる。
【0038】
【実施例】タイヤサイズが175/80R14であり、
かつ図1に示す構成のブロックパターンを有するタイヤ
について、図6(タイヤ周方向に2分割し、一方を本発
明の構成I部とし、他方を従来の構成S部とした)、表
1に示す仕様で試作するとともに(テストタイヤT
1)、耐偏摩耗性能(耐段差摩耗性能)についてテスト
を行った。
かつ図1に示す構成のブロックパターンを有するタイヤ
について、図6(タイヤ周方向に2分割し、一方を本発
明の構成I部とし、他方を従来の構成S部とした)、表
1に示す仕様で試作するとともに(テストタイヤT
1)、耐偏摩耗性能(耐段差摩耗性能)についてテスト
を行った。
【0039】
【表1】
【0040】1)耐偏摩耗性能 テストタイヤT1を国産(2000cc)のFF車の前
輪に装着し、ドライ路面のテストコースにおいて速度8
0km/hで走行させ、3000km、6000km、900
0km走行ごとに、図5(b)で示したように、任意のブ
ロック列の各ブロックの段差摩耗量d(ブロック巾の略
中心の位置)をタイヤ全周で測定し、その平均を求め、
図7のグラフで表すとともに、これを従来の構成S部を
100とする指数で表2に示した。表2の指数は数値が
大きいほど、段差摩耗量が少なく良好であることを示
す。
輪に装着し、ドライ路面のテストコースにおいて速度8
0km/hで走行させ、3000km、6000km、900
0km走行ごとに、図5(b)で示したように、任意のブ
ロック列の各ブロックの段差摩耗量d(ブロック巾の略
中心の位置)をタイヤ全周で測定し、その平均を求め、
図7のグラフで表すとともに、これを従来の構成S部を
100とする指数で表2に示した。表2の指数は数値が
大きいほど、段差摩耗量が少なく良好であることを示
す。
【0041】
【表2】
【0042】又、タイヤサイズが175/80R14で
あり、かつ図1に示す構成のブロックパターンを有する
タイヤについて、表3に示す仕様で試作するとともに
(実施例品、従来例品)、雪氷路性能についてテストを
行った。
あり、かつ図1に示す構成のブロックパターンを有する
タイヤについて、表3に示す仕様で試作するとともに
(実施例品、従来例品)、雪氷路性能についてテストを
行った。
【0043】2)雪氷路性能 2−1.雪上制動性能 実施例品、従来例品を国産(2000cc)のFF車の
前輪に装着(1名乗車)し、圧雪路面のテストコースに
おいて速度40km/hからのロック制動距離を測定する
とともに、10回の平均値を従来例品を100とする指
数で表示した。数値が大きいほど良好である。 2−2.氷上制動性能 実施例品、従来例品を国産(2000cc)のFF車の
前輪に装着(1名乗車)し、氷盤路面のテストコースに
おいて速度30km/hからのロック制動距離を測定する
とともに、10回の平均値を従来例品を100とする指
数で表示した。数値が大きいほど良好である。テストの
結果を表3に示す。
前輪に装着(1名乗車)し、圧雪路面のテストコースに
おいて速度40km/hからのロック制動距離を測定する
とともに、10回の平均値を従来例品を100とする指
数で表示した。数値が大きいほど良好である。 2−2.氷上制動性能 実施例品、従来例品を国産(2000cc)のFF車の
前輪に装着(1名乗車)し、氷盤路面のテストコースに
おいて速度30km/hからのロック制動距離を測定する
とともに、10回の平均値を従来例品を100とする指
数で表示した。数値が大きいほど良好である。テストの
結果を表3に示す。
【0044】
【表3】
【0045】テストの結果、本発明のタイヤは、従来の
タイヤに比べ、雪氷路性能を同等に維持しながら、耐偏
摩耗性能を向上しうることが確認できた。
タイヤに比べ、雪氷路性能を同等に維持しながら、耐偏
摩耗性能を向上しうることが確認できた。
【0046】
【発明の効果】本発明の雪路用空気入りタイヤは、ブロ
ックの横溝壁面が角度を違えた上、下傾斜面から形成さ
れ、しかも該横溝壁面を、横溝の少なくとも2つの断面
A、Bで異なる形状としているため、横溝の深さ、容積
を小さくしないでもブロックの剛性を高めて制動時等の
剪断力によるブロックの傾倒を抑制し、ブロック表面の
接地圧分布を均一に近づけることができ、雪氷路性能を
損ねることなく耐偏摩耗性能を向上しうる。
ックの横溝壁面が角度を違えた上、下傾斜面から形成さ
れ、しかも該横溝壁面を、横溝の少なくとも2つの断面
A、Bで異なる形状としているため、横溝の深さ、容積
を小さくしないでもブロックの剛性を高めて制動時等の
剪断力によるブロックの傾倒を抑制し、ブロック表面の
接地圧分布を均一に近づけることができ、雪氷路性能を
損ねることなく耐偏摩耗性能を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すトレッドパターンの
展開図である。
展開図である。
【図2】(a)は図1のX1a−X1b線に沿った断面
図、(b)は図1のX2a−X2b線に沿った断面図で
ある。
図、(b)は図1のX2a−X2b線に沿った断面図で
ある。
【図3】(a)は図1のX3a−X3b線に沿った断面
図、(b)は図1のX4a−X4b線に沿った断面図で
ある。
図、(b)は図1のX4a−X4b線に沿った断面図で
ある。
【図4】従来の横溝の断面図である。
【図5】(a)、(b)は、従来技術を例示する断面図
である。
である。
【図6】テストタイヤT1を略示する側面図である。
【図7】テスト結果を示すグラフである。
2 縦主溝 3 横溝 5 ブロック 6 サイピング 9、9A、9B 横溝壁面 10 稜線
Claims (3)
- 【請求項1】タイヤ周方向にのびる縦主溝と、この縦主
溝と交わる向きにのびる横溝とにより、トレッド部をブ
ロックに区切りかつブロックにサイピングを形成した雪
路用空気入りタイヤであって、 前記トレッド部はJISシヨア硬度(20℃)が65゜
以下のトレッドゴムを有するとともに、 周方向に隣り合うブロックの前記横溝を挟んで向き合う
2つの横溝壁面は、この横溝壁面とブロック表面との稜
線のタイヤ軸方向両端点を結ぶ線分が、タイヤ軸方向線
に対して0〜60度の角度をなし、 かつ横溝と直角な断面において、周方向一方の横溝壁面
は、横溝巾を減じる向きにブロック表面に対する法線と
角度α1で傾いてブロック表面から深さh1の第1点h
1Xまでのびる第1の上傾斜面S1Uと、この第1点h
1Xから深さHの溝底にのび前記角度α1よりも小さい
角度α2で傾く第1の下傾斜面S1Dとからなり、 周方向他方の横溝壁面は、横溝巾を減じる向きにブロッ
ク表面に対する法線と角度β1で傾いてブロック表面か
ら前記深さh1と異なる深さh2の第2点h2Xまでの
びる第2の上傾斜面S2Uと、この第2点h2Xから前
記深さHの溝底にのび前記角度β1よりも小さい角度β
2で傾く第2の下傾斜面S2Dとからなり、 かつ横溝はタイヤ軸方向の1つの断面Aにおいて、第1
点h1Xの深さh1を第2点h2Xの深さh2よりも大
としかつ前記第1点の深さh1とその断面Aの溝底深さ
Haとの比h1/Haを0.8以下とし、しかも他の断
面Bにおいて、第2点h2Xの深さh2を第1点h1X
の深さh1よりも大としかつ前記第2点h2Xの深さh
2とその断面Bの溝底深さHbとの比h2/Hbを0.
8以下としたことを特徴とする雪路用空気入りタイヤ。 - 【請求項2】前記1つの断面Aは横溝のタイヤ軸方向の
一端近傍に位置し、他の断面Bは他端近傍に位置するこ
とを特徴とする請求項1記載の雪路用空気入りタイヤ。 - 【請求項3】トレッド部は複数の縦主溝が形成されるこ
とにより、ブロックが周方向に並ぶ複数条のブロック列
が設けられ、かつタイヤ軸方向に隣り合うブロック列の
ブロックにおいて、深さが大なる第1点h1X、又は第
2点h2Xのタイヤ軸方向の位置を縦主溝を挟んで対称
としたことを特徴とする請求項1又は2記載の雪路用空
気入りタイヤ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26627997A JP3361256B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 雪路用空気入りタイヤ |
DE69820559T DE69820559T2 (de) | 1997-09-30 | 1998-09-29 | Spikeloser luftreifen |
EP98307914A EP0904960B1 (en) | 1997-09-30 | 1998-09-29 | Studless tyre |
US09/163,569 US6079464A (en) | 1997-09-30 | 1998-09-30 | Studless tire having lateral grooves |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26627997A JP3361256B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 雪路用空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1199810A true JPH1199810A (ja) | 1999-04-13 |
JP3361256B2 JP3361256B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=17428757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26627997A Expired - Fee Related JP3361256B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 雪路用空気入りタイヤ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6079464A (ja) |
EP (1) | EP0904960B1 (ja) |
JP (1) | JP3361256B2 (ja) |
DE (1) | DE69820559T2 (ja) |
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EP3835088A1 (en) | 2019-12-13 | 2021-06-16 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tyre |
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