JPH118696A - ネットワーク接続システム - Google Patents
ネットワーク接続システムInfo
- Publication number
- JPH118696A JPH118696A JP9177666A JP17766697A JPH118696A JP H118696 A JPH118696 A JP H118696A JP 9177666 A JP9177666 A JP 9177666A JP 17766697 A JP17766697 A JP 17766697A JP H118696 A JPH118696 A JP H118696A
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- JP
- Japan
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- voice
- network
- access device
- signal
- line
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- Pending
Links
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 26
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 101100048435 Caenorhabditis elegans unc-18 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 238000002592 echocardiography Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 内線端末7を接続した加入者回線とIP
ネットワーク1とは、音声ネットワークアクセス装置5
を介して接続される。音声ネットワークアクセス装置5
には加入者回線の下り回線10Bから上り回線10Aに
回り込んだ音声信号を他の信号と区別して除去するエコ
ーキャンセル回路15が設けられる。 【効果】 2線4線式ハイブリット構成の加入者回線で
生じやすい音声信号の回り込みを、音声インターネット
アクセス装置5の部分で除去するので、送信側でエコー
が受信されるのを防止できる。
ネットワーク1とは、音声ネットワークアクセス装置5
を介して接続される。音声ネットワークアクセス装置5
には加入者回線の下り回線10Bから上り回線10Aに
回り込んだ音声信号を他の信号と区別して除去するエコ
ーキャンセル回路15が設けられる。 【効果】 2線4線式ハイブリット構成の加入者回線で
生じやすい音声信号の回り込みを、音声インターネット
アクセス装置5の部分で除去するので、送信側でエコー
が受信されるのを防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク、特
にIP(インターネットプロトコルネットワーク)にリ
アルタイムに音声をのせた場合のエコーによる障害を改
善するネットワーク接続システムに関する。
にIP(インターネットプロトコルネットワーク)にリ
アルタイムに音声をのせた場合のエコーによる障害を改
善するネットワーク接続システムに関する。
【0002】
【従来の技術】IPネットワークは今日、ローカルエリ
アネットワークや専用線あるいは公衆回線等と相互に接
続されて様々なデータ通信に利用されている。IPネッ
トワークには文字や画像のようなデータの他に、リアル
タイムに会話を進めるための音声データも伝送される。
これにより、IPネットワークを通じた電話による双方
向の会話も実現している。
アネットワークや専用線あるいは公衆回線等と相互に接
続されて様々なデータ通信に利用されている。IPネッ
トワークには文字や画像のようなデータの他に、リアル
タイムに会話を進めるための音声データも伝送される。
これにより、IPネットワークを通じた電話による双方
向の会話も実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
IPネットワークに音声信号送受信のための電話回線を
接続する場合には、インタフェースとして音声インター
ネットアクセス装置を設ける。音声インターネットアク
セス装置には宅内交換機や加入者回線を介して電話機の
ような内線端末が接続される。ところが、IPネットワ
ークは、音声信号を様々な伝送装置を通じて伝送するた
め、信号に比較的大きな遅延が生じる。この信号が宅内
交換機や内線端末の部分で逆方向の回線に回り込むと、
送信側で自分の発した音声を再び受信するいわゆるエコ
ーによる障害が発生するという問題があった。
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
IPネットワークに音声信号送受信のための電話回線を
接続する場合には、インタフェースとして音声インター
ネットアクセス装置を設ける。音声インターネットアク
セス装置には宅内交換機や加入者回線を介して電話機の
ような内線端末が接続される。ところが、IPネットワ
ークは、音声信号を様々な伝送装置を通じて伝送するた
め、信号に比較的大きな遅延が生じる。この信号が宅内
交換機や内線端末の部分で逆方向の回線に回り込むと、
送信側で自分の発した音声を再び受信するいわゆるエコ
ーによる障害が発生するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉ネットワークに対して、音声アクセス装置を
介して加入者回線が接続されており、この加入者回線
が、音声信号を上記音声アクセス装置を通じてネットワ
ークに送信するための上り回線と、ネットワークから上
記音声アクセス装置を通じて音声信号を受信するための
下り回線とを備えたものにおいて、上記音声アクセス装
置には、上記下り回線から受信されて上記上り回線に回
り込んだ音声信号を、この上り回線を通じてネットワー
クに送信される音声信号と区別して除去する、エコーキ
ャンセル回路を設けたことを特徴とするネットワーク接
続システム。
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉ネットワークに対して、音声アクセス装置を
介して加入者回線が接続されており、この加入者回線
が、音声信号を上記音声アクセス装置を通じてネットワ
ークに送信するための上り回線と、ネットワークから上
記音声アクセス装置を通じて音声信号を受信するための
下り回線とを備えたものにおいて、上記音声アクセス装
置には、上記下り回線から受信されて上記上り回線に回
り込んだ音声信号を、この上り回線を通じてネットワー
クに送信される音声信号と区別して除去する、エコーキ
ャンセル回路を設けたことを特徴とするネットワーク接
続システム。
【0005】〈構成2〉インターネットプロトコルネッ
トワークに対して、音声インターネットアクセス装置を
介して加入者回線が接続されており、この加入者回線
が、音声信号を上記音声インターネットアクセス装置を
通じてインターネットプロトコルネットワークに送信す
るための上り回線と、インターネットプロトコルネット
ワークから上記音声インターネットアクセス装置を通じ
て音声信号を受信するための下り回線とを備えたものに
おいて、上記音声インターネットアクセス装置には、上
記加入者回線中で、下り回線から受信されて上記上り回
線に回り込んだ音声信号を、上り回線を通じてインター
ネットプロトコルネットワークに送信される音声信号と
区別して除去する、エコーキャンセル回路を設けたこと
を特徴とするネットワーク接続システム。
トワークに対して、音声インターネットアクセス装置を
介して加入者回線が接続されており、この加入者回線
が、音声信号を上記音声インターネットアクセス装置を
通じてインターネットプロトコルネットワークに送信す
るための上り回線と、インターネットプロトコルネット
ワークから上記音声インターネットアクセス装置を通じ
て音声信号を受信するための下り回線とを備えたものに
おいて、上記音声インターネットアクセス装置には、上
記加入者回線中で、下り回線から受信されて上記上り回
線に回り込んだ音声信号を、上り回線を通じてインター
ネットプロトコルネットワークに送信される音声信号と
区別して除去する、エコーキャンセル回路を設けたこと
を特徴とするネットワーク接続システム。
【0006】〈構成3〉インターネットプロトコルネッ
トワークに、音声インターネットアクセス装置を介して
他のネットワークが接続されたものにおいて、上記音声
インターネットアクセス装置には、インターネットプロ
トコルネットワーク側から他のネットワーク側へ送信さ
れた音声信号が、他のネットワーク側からインターネッ
トプロトコルネットワーク側へ送信される回線に回り込
んだとき、その回り込んだ音声信号を区別して除去す
る、エコーキャンセル回路を設けたことを特徴とするネ
ットワーク接続システム。
トワークに、音声インターネットアクセス装置を介して
他のネットワークが接続されたものにおいて、上記音声
インターネットアクセス装置には、インターネットプロ
トコルネットワーク側から他のネットワーク側へ送信さ
れた音声信号が、他のネットワーク側からインターネッ
トプロトコルネットワーク側へ送信される回線に回り込
んだとき、その回り込んだ音声信号を区別して除去す
る、エコーキャンセル回路を設けたことを特徴とするネ
ットワーク接続システム。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、具体例1のネットワーク接続システ
ムブロック図である。図は、IPネットワーク1を通じ
て音声信号を送受信しようとするシステムを示す。IP
ネットワーク1には、ローカルエリアネットワーク(L
AN)2や広域ネットワーク(WAN)3等が含まれ、
これらが相互にルータ4等の伝送装置を介して接続され
ている。送信側と受信側の音声インターネットアクセス
装置5は、IPネットワーク1のLAN2を構成するル
ータ4の1つにそれぞれ接続される。
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、具体例1のネットワーク接続システ
ムブロック図である。図は、IPネットワーク1を通じ
て音声信号を送受信しようとするシステムを示す。IP
ネットワーク1には、ローカルエリアネットワーク(L
AN)2や広域ネットワーク(WAN)3等が含まれ、
これらが相互にルータ4等の伝送装置を介して接続され
ている。送信側と受信側の音声インターネットアクセス
装置5は、IPネットワーク1のLAN2を構成するル
ータ4の1つにそれぞれ接続される。
【0008】音声インターネットアクセス装置5には、
宅内交換機6を介して内線端末7が接続されている。こ
れによって、送信側と受信側の内線端末7がIPネット
ワーク1を通じて音声信号の送受信を行うように構成し
ている。
宅内交換機6を介して内線端末7が接続されている。こ
れによって、送信側と受信側の内線端末7がIPネット
ワーク1を通じて音声信号の送受信を行うように構成し
ている。
【0009】音声インターネットアクセス装置(COM
SON)にはVHCTL11、IAM12、ODIF1
3が設けられている。VHCTL11は、音声インター
ネットアクセス装置5の全体を制御する音声信号処理コ
ントローラである。IAM12は、音声信号をパケット
化してIPネットワーク1に送信し、あるいはIPネッ
トワーク1から受信したパケットを音声信号に変換する
インターネットアクセス用の回路である。ODIF13
は、宅内交換機6と音声インターネットアクセス装置5
との間のインタフェースを受け持つ回路である。IAM
はIPネットワーク1に対する通信の制御を行うインタ
ーネットアクセスインタフェースである。
SON)にはVHCTL11、IAM12、ODIF1
3が設けられている。VHCTL11は、音声インター
ネットアクセス装置5の全体を制御する音声信号処理コ
ントローラである。IAM12は、音声信号をパケット
化してIPネットワーク1に送信し、あるいはIPネッ
トワーク1から受信したパケットを音声信号に変換する
インターネットアクセス用の回路である。ODIF13
は、宅内交換機6と音声インターネットアクセス装置5
との間のインタフェースを受け持つ回路である。IAM
はIPネットワーク1に対する通信の制御を行うインタ
ーネットアクセスインタフェースである。
【0010】ここまで説明した部分は、従来の装置に設
けられたものと変わらない。本発明においては、ODI
F13にエコーキャンセル回路15が新たに追加されて
いる。このエコーキャンセル回路15の構成及び機能
は、後で図2を用いて詳細に説明する。
けられたものと変わらない。本発明においては、ODI
F13にエコーキャンセル回路15が新たに追加されて
いる。このエコーキャンセル回路15の構成及び機能
は、後で図2を用いて詳細に説明する。
【0011】PBX6は、OD17とSLIC18とを
備える。OD17は、音声インターネットアクセス装置
5の側と接続されるダイヤルインタフェースである。S
LIC18は、加入者回線と内線端末を収容するインタ
フェースである。なお、ここでは、加入者回線が2線4
線式ハイブリット構成のものを図示した。ここには、内
線端末7に送信側から受信された音声信号を送り込むた
めの下り回線10Bと、内線端末7から送信側に音声信
号を送るための上り回線10Aが設けられる。送信側も
受信側もそれぞれ同様の構成の音声インターネットアク
セス装置5、宅内交換機6及び加入者回線により構成さ
れるものとする。
備える。OD17は、音声インターネットアクセス装置
5の側と接続されるダイヤルインタフェースである。S
LIC18は、加入者回線と内線端末を収容するインタ
フェースである。なお、ここでは、加入者回線が2線4
線式ハイブリット構成のものを図示した。ここには、内
線端末7に送信側から受信された音声信号を送り込むた
めの下り回線10Bと、内線端末7から送信側に音声信
号を送るための上り回線10Aが設けられる。送信側も
受信側もそれぞれ同様の構成の音声インターネットアク
セス装置5、宅内交換機6及び加入者回線により構成さ
れるものとする。
【0012】こうしたネットワークにおいて、送信側の
内線端末7から音声信号を送信した場合、この音声信号
は宅内交換機6、音声インターネットアクセス装置5を
通じてIPネットワーク1に送り込まれる。そして、そ
の音声信号は、IPネットワーク1を矢印Xに示すよう
に経由して受信側の音声インターネットアクセス装置5
に送り込まれる。こうして受信側7では、その音声信号
を受信する。
内線端末7から音声信号を送信した場合、この音声信号
は宅内交換機6、音声インターネットアクセス装置5を
通じてIPネットワーク1に送り込まれる。そして、そ
の音声信号は、IPネットワーク1を矢印Xに示すよう
に経由して受信側の音声インターネットアクセス装置5
に送り込まれる。こうして受信側7では、その音声信号
を受信する。
【0013】ところが、このとき宅内交換機6のSLI
C18等における加入者回線系回路で、下り回線10B
から上り回線10Aに対し音声信号の回り込みが発生す
る。送信側から受信側への音声信号は、上記のXに示す
ようなルートを経る間に比較的大きな遅延を生じる。従
って、受信側において、その音声信号が下り回線から上
り回線に回り込み、再びその音声信号が送信側に戻る
と、送信側でエコー障害が生じる。このエコーを音声イ
ンターネットアクセス装置5に設けたエコーキャンセル
回路15が除去するようにして回線品質を保証する。
C18等における加入者回線系回路で、下り回線10B
から上り回線10Aに対し音声信号の回り込みが発生す
る。送信側から受信側への音声信号は、上記のXに示す
ようなルートを経る間に比較的大きな遅延を生じる。従
って、受信側において、その音声信号が下り回線から上
り回線に回り込み、再びその音声信号が送信側に戻る
と、送信側でエコー障害が生じる。このエコーを音声イ
ンターネットアクセス装置5に設けたエコーキャンセル
回路15が除去するようにして回線品質を保証する。
【0014】図2には、エコーキャンセル回路の動作説
明図を示す。エコーキャンセル回路は、アナログ方式で
もディジタル方式でも実現できるが、例えばアナログ方
式の場合、例えば図のような構成により実現できる。
明図を示す。エコーキャンセル回路は、アナログ方式で
もディジタル方式でも実現できるが、例えばアナログ方
式の場合、例えば図のような構成により実現できる。
【0015】図に示すエコーキャンセル回路15は、説
明を簡単にするためにアナログ方式の回路とした。この
回路は、下り回線10Bから入力した信号の位相を反転
するインバータ21と、インバータ21の出力と上り回
線10Aの信号とを受け入れて加算する加算器22とか
ら構成される。
明を簡単にするためにアナログ方式の回路とした。この
回路は、下り回線10Bから入力した信号の位相を反転
するインバータ21と、インバータ21の出力と上り回
線10Aの信号とを受け入れて加算する加算器22とか
ら構成される。
【0016】エコーを発生する音声信号は、下り回線1
0Bを流れるものと、上り回線10Aを流れるものとの
内容が一致する。従って、下り回線10Bを流れる信号
をインバータ21で極性反転し、上り回線10Aに回り
込んだ信号と加算すれば、エコーとなる音声信号は相殺
されて除去される。その他の信号はそのまま送信側に向
けて送信される。なお、加算器22においては、信号が
確実に相殺されるよう、レベルを調整したり、位相を調
整する回路を含めてもよい。本発明は、加入者回線とI
Pネットワークとの接続に限らず、更に複雑なネットワ
ーク間を接続する際にも同様に適用できる。
0Bを流れるものと、上り回線10Aを流れるものとの
内容が一致する。従って、下り回線10Bを流れる信号
をインバータ21で極性反転し、上り回線10Aに回り
込んだ信号と加算すれば、エコーとなる音声信号は相殺
されて除去される。その他の信号はそのまま送信側に向
けて送信される。なお、加算器22においては、信号が
確実に相殺されるよう、レベルを調整したり、位相を調
整する回路を含めてもよい。本発明は、加入者回線とI
Pネットワークとの接続に限らず、更に複雑なネットワ
ーク間を接続する際にも同様に適用できる。
【0017】図3には、具体例2のネットワーク接続シ
ステムブロック図を示した。この図に示すIPネットワ
ーク1は、例えばLAN2と専用線9等によって構成さ
れている。また、音声インターネットアクセス装置5と
内線端末7との間には、宅内交換機6と公衆網20及び
別の宅内交換機8とが順に設けられている。即ち、内線
端末7は、一般の電話回線のような公衆網20を経由し
て音声インターネットアクセス装置5と接続され、IP
ネットワーク1を経由した音声信号のリアルタイム双方
向送受信を行う。この図の例も、送信側と受信側を同一
の構成とした。もちろん、いずれか一方が図1に示すよ
うな構成であっても差し支えない。
ステムブロック図を示した。この図に示すIPネットワ
ーク1は、例えばLAN2と専用線9等によって構成さ
れている。また、音声インターネットアクセス装置5と
内線端末7との間には、宅内交換機6と公衆網20及び
別の宅内交換機8とが順に設けられている。即ち、内線
端末7は、一般の電話回線のような公衆網20を経由し
て音声インターネットアクセス装置5と接続され、IP
ネットワーク1を経由した音声信号のリアルタイム双方
向送受信を行う。この図の例も、送信側と受信側を同一
の構成とした。もちろん、いずれか一方が図1に示すよ
うな構成であっても差し支えない。
【0018】こうしたネットワークにおいては、PBX
6やPBX8の公衆網20とのインタフェースBWT1
9や内線端末7に対するインタフェースSLIC18等
において、音声信号の回り込みが発生することがある。
また、公衆網20においても、音声信号の回り込みが発
生する可能性がある。こうした回り込みによる音声信号
をやはり具体例1と同様にして音声インターネットアク
セス装置5の内部で除去する。
6やPBX8の公衆網20とのインタフェースBWT1
9や内線端末7に対するインタフェースSLIC18等
において、音声信号の回り込みが発生することがある。
また、公衆網20においても、音声信号の回り込みが発
生する可能性がある。こうした回り込みによる音声信号
をやはり具体例1と同様にして音声インターネットアク
セス装置5の内部で除去する。
【0019】即ち、音声インターネットアクセス装置5
に設けられたエコーキャンセル回路15が具体例1を用
いて説明したのと同様の機能によりエコーを除去する。
具体例1に示したようなネットワークでは、音声信号が
数ミリ秒から十数ミリ秒遅延を生じて送信側から受信側
に到達する。一方、図3に示すような複雑なネットワー
クでは30ミリ秒程度遅延して送信側から受信側に到達
することがある。こうしたエコー発生に夜障害を上記音
声インターネットアクセス装置5によって除去できる。
に設けられたエコーキャンセル回路15が具体例1を用
いて説明したのと同様の機能によりエコーを除去する。
具体例1に示したようなネットワークでは、音声信号が
数ミリ秒から十数ミリ秒遅延を生じて送信側から受信側
に到達する。一方、図3に示すような複雑なネットワー
クでは30ミリ秒程度遅延して送信側から受信側に到達
することがある。こうしたエコー発生に夜障害を上記音
声インターネットアクセス装置5によって除去できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明した本発明のネットワーク接続
システムによれば、IPネットワークを利用して音声信
号をリアルタイムで送受信しようとする場合に、大きな
遅延を生じた音声信号が受信側で回り込みを生じ、送信
側に戻ってエコーを発生するのを音声インターネットア
クセス装置の部分で除去することができる。これによっ
て、様々なネットワークを自由に接続し、音声信号のリ
アルタイムな送受信が高品質で可能となる。また、同様
にして、インターネットに限らず、音声アクセス装置を
介して接続されたネットワークと加入者回線間でのエコ
ーの伝搬障害を広く防止することができる。
システムによれば、IPネットワークを利用して音声信
号をリアルタイムで送受信しようとする場合に、大きな
遅延を生じた音声信号が受信側で回り込みを生じ、送信
側に戻ってエコーを発生するのを音声インターネットア
クセス装置の部分で除去することができる。これによっ
て、様々なネットワークを自由に接続し、音声信号のリ
アルタイムな送受信が高品質で可能となる。また、同様
にして、インターネットに限らず、音声アクセス装置を
介して接続されたネットワークと加入者回線間でのエコ
ーの伝搬障害を広く防止することができる。
【図1】具体例1のネットワーク接続システムブロック
図である。
図である。
【図2】エコーキャンセル回路の動作説明図である。
【図3】具体例2のネットワーク接続システムブロック
図である。
図である。
1 IPネットワーク 5 音声インターネットアクセス装置 7 内線端末 10A 上り回線 10B 下り回線 15 エコーキャンセル回路
Claims (3)
- 【請求項1】 ネットワークに対して、音声アクセス装
置を介して加入者回線が接続されており、この加入者回
線が、音声信号を前記音声アクセス装置を通じてネット
ワークに送信するための上り回線と、ネットワークから
前記音声アクセス装置を通じて音声信号を受信するため
の下り回線とを備えたものにおいて、 前記音声アクセス装置には、 前記下り回線から受信されて前記上り回線に回り込んだ
音声信号を、この上り回線を通じてネットワークに送信
される音声信号と区別して除去する、エコーキャンセル
回路を設けたことを特徴とするネットワーク接続システ
ム。 - 【請求項2】 インターネットプロトコルネットワーク
に対して、音声インターネットアクセス装置を介して加
入者回線が接続されており、この加入者回線が、音声信
号を前記音声インターネットアクセス装置を通じてイン
ターネットプロトコルネットワークに送信するための上
り回線と、インターネットプロトコルネットワークから
前記音声インターネットアクセス装置を通じて音声信号
を受信するための下り回線とを備えたものにおいて、 前記音声インターネットアクセス装置には、 前記加入者回線中で、下り回線から受信されて前記上り
回線に回り込んだ音声信号を、上り回線を通じてインタ
ーネットプロトコルネットワークに送信される音声信号
と区別して除去する、エコーキャンセル回路を設けたこ
とを特徴とするネットワーク接続システム。 - 【請求項3】 インターネットプロトコルネットワーク
に、音声インターネットアクセス装置を介して他のネッ
トワークが接続されたものにおいて、 前記音声インターネットアクセス装置には、 インターネットプロトコルネットワーク側から他のネッ
トワーク側へ送信された音声信号が、他のネットワーク
側からインターネットプロトコルネットワーク側へ送信
される回線に回り込んだとき、その回り込んだ音声信号
を区別して除去する、エコーキャンセル回路を設けたこ
とを特徴とするネットワーク接続システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9177666A JPH118696A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | ネットワーク接続システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9177666A JPH118696A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | ネットワーク接続システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH118696A true JPH118696A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=16034990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9177666A Pending JPH118696A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | ネットワーク接続システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH118696A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7072310B2 (en) | 2000-11-01 | 2006-07-04 | Fujitsu Limited | Echo canceling system |
US7436818B2 (en) | 2001-03-16 | 2008-10-14 | Telstra Corporation Limited | Packet switched network voice communication |
US20230072706A1 (en) * | 2018-12-28 | 2023-03-09 | Whirlpool Corporation | Supplemental condensate delivery system having a snap-in drain member |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP9177666A patent/JPH118696A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7072310B2 (en) | 2000-11-01 | 2006-07-04 | Fujitsu Limited | Echo canceling system |
US7436818B2 (en) | 2001-03-16 | 2008-10-14 | Telstra Corporation Limited | Packet switched network voice communication |
US20230072706A1 (en) * | 2018-12-28 | 2023-03-09 | Whirlpool Corporation | Supplemental condensate delivery system having a snap-in drain member |
US12188171B2 (en) | 2018-12-28 | 2025-01-07 | Whirlpool Corporation | Supplemental condensate delivery system having a snap-in drain member |
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