JPH1186319A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置Info
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- JPH1186319A JPH1186319A JP24393697A JP24393697A JPH1186319A JP H1186319 A JPH1186319 A JP H1186319A JP 24393697 A JP24393697 A JP 24393697A JP 24393697 A JP24393697 A JP 24393697A JP H1186319 A JPH1186319 A JP H1186319A
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Abstract
複数の光情報記録媒体を記録/再生することができると
ともに、高NA化に対応できる光ピックアップ装置を提
供することを課題とする。 【解決手段】 第1光情報記録媒体20を記録/再生す
る際における対物レンズ16の光情報記録媒体側から見
た倍率m1より、第2光情報記録媒体20′を記録/再
生する際における対物レンズ16の光情報記録媒体側か
ら見た倍率m2の方を小さくする。
Description
異なる複数の光情報記録媒体を、1つの集光光学系で記
録及び/又は再生(記録/再生)することができる光ピ
ックアップ装置に関する。
伴い、従来の光情報記録媒体(光ディスクともいう)で
あるCD(コンパクトディスク)と同程度の大きさで大
容量化させた高密度の光情報記録媒体であるDVD(デ
ジタルビデオディスク、あるいは、デジタルバーサタイ
トディスクともいう)の開発が進んできている。このD
VDでは、635nmの短波長半導体レーザを使用した
ときの対物レンズの光ディスク側の開口数NAを0.6
としている。なお、DVDは、トラックピッチ0.74
μm、最短ピット長0.4μmであり、CDのトラック
ピッチ1.6μm、最短ピット長0.83μmに対して
半分以下に高密度化されている。また、上述したCD、
DVDの他に、種々の規格の光ディスク、例えば、CD
−R(追記型コンパクトディスク)、LD(レーザディ
スク)、MD(ミニディスク)、MO(光磁気ディス
ク)なども商品化されて普及している。表1に種々の光
ディスクの透明基板の厚さと、必要開口数を示す。
80(nm)である必要があるが、他の光ディスクにお
いては、表1に記載した光源波長以外の波長の光源を使
用することができ、この場合、使用する光源波長λに応
じて必要開口数NAがかわる。例えば、CDの場合は必
要開口数NA=λ(μm)/1.73、DVDの場合は
必要開口数NA=λ(μm)/1.06で近似される。
録密度、使用波長などが種々異なる様々な光ディスクが
存在する時代となっており、様々な光ディスクに対応で
きる光ピックアップ装置が提案されている。
れに対応した集光光学系を備え、再生する光ディスクに
より集光光学系を切り替える光ピックアップ装置が提案
されている。しかしながら、この光ピックアップ装置で
は、集光光学系が複数必要となりコスト高を招くばかり
でなく、集光光学系を切り替えるための駆動機構が必要
となり装置が複雑化し、その切り替え精度も要求され、
好ましくない。
の光ディスクを再生する光ピックアップ装置が種々提案
されている。
号公報には、対物レンズに光軸と同心状のわずかながら
の段差を設けるた光ピックアップ装置が提案されてい
る。このピックアップ装置においては、光源から出射し
た光束を段差より光軸側の第1領域と外側の第3領域と
の2つの領域に分け、CDの記録/再生には第1領域
を、DVDの記録/再生には第1領域及び第3領域を通
過する光束によって行うことにより、1つの集光光学系
を用いてDVDとCDの2つの光ディスクを記録/再生
しようとするものである(以下、この集光光学系を2領
域集光光学系といい、対物レンズに適用した場合この対
物レンズを2領域対物レンズという)。
ymposium on optical memor
y and optical data storag
e1996」での講演番号OFA3−1では、対物レン
ズに光軸と同心状の遮蔽リングを設けた光ピックアップ
装置が提案されている。このピックアップ装置において
は、光源から出射した光束を遮蔽リングより光軸側の第
1領域と、遮蔽リングによる遮蔽領域と、遮蔽リングよ
り外側の第3領域との3つの領域に分け、CDの記録/
再生には光軸近傍の第1領域を、DVDの記録/再生に
は第1領域及び第3領域を通過する光束によって行うこ
とにより、1つの集光光学系を用いてDVDとCDの2
つの光ディスクを記録/再生しようとするものである
(以下、この集光光学系を遮蔽集光光学系といい、対物
レンズに適用した場合この対物レンズを遮蔽対物レンズ
という)。
搭載した光ピックアップ装置は、段差若しくは遮蔽リン
グにより波面収差(球面収差)を不連続にして、CDの
記録/再生時においてDVDの透明基板の厚さとCDの
透明基板の厚さの差により発生する球面収差が原因とな
るフレアの影響を減じようとするものである。
装置においては、短波長(λ=635nm)の1つの光
源を用いているため、CDの再生時における必要開口数
がNA=0.367程度と小さい開口数でよいため回折
限界性能を満たすことができ、DVD及びCDを再生す
ることができる。ここで、CDの代わりに、CD−Rに
対応させるための2光源化しようとすると、CD−Rの
再生時における必要開口数NA=0.45が必要とな
り、LDなどに対応させるときと同様に、高NA化が必
要となる。
は、高NA化に対応させるためには、設計基板厚を厚く
して段差の位置を高NAの領域に移動する必要がある
が、この場合、DVDを再生するときにスポット形状が
悪化し、DVDを再生することができなくなる。また、
遮蔽集光光学系においては、開口数NA=0.367で
回折限界性能をかろうじて満足するので、これ以上遮蔽
リングの位置を高NAの領域に移動させると回折限界性
能を満たすことができず、再生できない。
明基板の厚さが異なる複数の光情報記録媒体を記録/再
生することができるとともに、高NA化に対応できる光
ピックアップ装置を提供することを課題とする。
を勘案して、特願平9−197076号において対物レ
ンズを光軸と同心状に少なくとも2つの段差を設けた光
ピックアップ装置を提案している。このピックアップ装
置においては、光源から出射した光束を光軸近傍の第1
領域と、第1領域より外側の第2領域と、第2領域より
外側の第3領域との3つの領域に分け、第2光ディスク
の記録/再生には光軸近傍の第1領域及び第2領域を、
第1光ディスクの記録/再生には第1領域及び第3領域
を通過する光束によって行うことにより、1つの集光光
学系を用いて複数の光ディスクを記録/再生する(以
下、この集光光学系を3領域集光光学系といい、対物レ
ンズに適用した場合この対物レンズを3領域対物レンズ
という)。しかしながら、このような光ピックアップ装
置において、高NAの第2光ディスクに対応させようと
すると、第1光ディスクの記録/再生時における光量損
失が大きくなってしまうという問題が生じた。
クに対応させても、第1光ディスクの記録/再生時をも
良好に行うことを、さらなる課題とする。
した光束を、光軸に対して垂直な方向において少なくと
も2つの領域に分割する機能を持たせることにより、透
明基板の厚さがt1の第1光情報記録媒体に対して、第
1光源(波長λ1(nm))から出射した光束を、前記
集光光学系で透明基板を介して情報記録面に集光させ、
第1光情報記録媒体の情報の記録又は再生をするととも
に、透明基板の厚さがt2(t2>t1)の第2光情報
記録媒体に対して、第2光源(波長λ2(nm))から
出射した光束を、前記集光光学系で透明基板を介して情
報記録面に集光させ、第2光情報記録媒体の情報の記録
又は再生をするようにした光ピックアップ装置におい
て、第1光情報記録媒体の情報の記録又は再生時におけ
る前記対物レンズの光情報記録媒体側から見た倍率m1
より、第2光情報記録媒体の情報の記録又は再生時にお
ける前記対物レンズの光情報記録媒体側から見た倍率m
2の方が、小さいことを特徴とする光ピックアップ装
置。
連続にして、光源から出射した光束を光軸に対して垂直
な方向において少なくとも2つの領域に分割するため
に、光軸と略同心のレンズ面分割部を少なくとも1つ設
け、第1光情報記録媒体の情報の記録又は再生時におい
て、前記レンズ面分割部によって分割された領域のう
ち、前記レンズ面分割部より光軸側の第1領域及び前記
レンズ面分割部より外側の第3領域を通過する光束によ
って、第1光情報記録媒体の情報記録面上に形成される
ビームスポットの波面収差が0.05λ1(rms)以
下であり、第2光情報記録媒体の情報の記録又は再生時
において、前記第1領域を通過する光束によって、第2
光情報記録媒体の情報記録面上に形成されるビームスポ
ットの波面収差が0.07λ2(rms)以下であるこ
とを特徴とする(1)に記載の光ピックアップ装置。
含む集光光学系により光情報記録媒体の透明基板を介し
て情報記録面上に集光して、光情報記録媒体の情報の記
録又は再生を行うように構成されており、かつ、透明基
板の厚み及び記録密度が異なる少なくとも2種類の光情
報記録媒体の情報の記録又は再生を行う光ピックアップ
装置において、前記集光光学系に、波面収差を不連続に
するために、レンズの光軸と略同心のレンズ面分割部を
少なくとも1つ設けるとともに、透明基板の厚さがt1
の第1光情報記録媒体の情報の記録又は再生時には、前
記レンズ分割部より光軸側の第1領域及び前記レンズ面
分割部より外側の第3領域を通過する光束によって情報
記録面上に形成されるビームスポットの波面収差が0.
05λ1(rms)(但し、λ1は第1光情報記録媒体
の情報の記録又は再生に使用する第1光源の波長(n
m))以下となるように、前記対物レンズの光情報記録
媒体側から見た倍率をm1として、第1光源からの光束
を集光し、記録密度が第1光情報記録媒体よりも低く透
明基板の厚さがt2(t2>t1)の第2光情報記録媒
体の情報の記録又は再生時には、前記第1領域を通過す
る光束によって情報記録面上に形成されるビームスポッ
トの波面収差が0.07λ2(rms)(但し、λ2は
第2光情報記録媒体の情報の記録又は再生に使用する第
2光源の波長(nm))以下となるように、前記対物レ
ンズの光情報記録媒体側から見た倍率をm2として、第
2光源からの光束を集光するようにしたことを特徴とす
る光ピックアップ装置。
部を2つ設け、第2光情報記録媒体の記録又は再生時
に、前記第1領域及び2つのレンズ面分割部の間の第2
領域を通過する光束を集光させ、情報記録面上にビーム
スポットを形成するようにしたことを特徴とする(2)
又は(3)に記載の光ピックアップ装置。
部を2つ設け、前記2つのレンズ面分割部の間の第2領
域を、遮蔽構造としたことを特徴とする(2)又は
(3)に記載の光ピックアップ装置。
媒体の透明基板の厚さt1と第2光情報記録媒体の透明
基板の厚さt2との差により生じる球面収差を補正する
方向の倍率であることを特徴とする(1)〜(5)のい
ずれか1つに記載の光ピックアップ装置。
及び前記第2光源からの光束の発散度を変更する発散度
変更光学素子を有し、前記発散度変更光学素子と前記第
2光源との距離が前記発散度変更光学素子と前記前1光
源との距離より短くなるように、前記第1光源及び前記
第2光源を配置することを特徴とする(1)〜(6)の
いずれか1つに記載の光ピックアップ装置。
兼用することを特徴とする(1)〜(6)のいずれか1
つに記載の光ピックアップ装置。
からの光束の発散度を変更する発散度変更光学素子を有
し、第1光情報記録媒体の情報の記録又は再生時におけ
る前記発散度変更光学素子と前記第1光源との距離よ
り、第2光情報記録媒体の情報の記録又は再生時におけ
る前記発散度変更光学素子と前記第1光源との距離の方
を短くすることを特徴とする(8)に記載の光ピックア
ップ装置。
更光学素子を光軸方向に移動させることを特徴とする
(9)に記載の光ピックアップ装置。
は、−0.05<m2−m1<−0.005を満足する
ことを特徴とする(1)〜(10)のいずれか1つに記
載の光ピックアップ装置。
に、図1に基づき、光情報記録媒体(以下、光ディス
ク)について説明する。光ピックアップ装置10は、光
情報記録媒体(以下、光ディスクともいう)20、2
0′として透明基板21、21′の厚さの異なる複数の
光ディスク20、20′の情報記録面22、22′上に
情報を記録又は情報記録面22、22′上の情報を再生
(光ディスク20、20′の情報の記録又は再生、光デ
ィスク20、20′の記録/再生ともいう)することが
できるものである。この複数の光ディスク20、20′
として、透明基板21の厚さt1の第1光ディスク20
と、第1光ディスクの透明基板21の厚さt1とは異な
る厚さt2の第2光ディスク20′として説明する。ま
た、第1光ディスク20を記録/再生するために必要な
集光光学系(後述する)の光ディスク側の必要開口数を
NA1とし、第2光ディスク20′を記録/再生するた
めに必要な集光光学系の光ディスク側の必要開口数をN
A2とする(以下の説明では、第1光ディスク20は、
第2光ディスク20′より高密度の情報記録媒体である
ので、NA1>NA2である)。
−RAM)とは第1光ディスク20を指しており、この
場合、透明基板の厚さt1=0.6mmであり(DVD
には片面タイプと両面タイプがあるが、両者とも情報記
録面の両側に厚さt1の透明基板が張り合わせられてい
るので、DVD自体は厚さ1.2mmである)、CD
(含CD−Rであるが、LD、MD、MOなどでもよ
い)とは第2光ディスク20′を指しており、この場
合、t2=1.2mm(但し、LDの場合t2=1.2
5mmである)であり、t1<t2である。
いて説明する。図1は光ピックアップ装置10の概略構
成図である。なお、図1においては、光軸を境として上
側に第1光ディスク20としてDVDを、下側に第2光
ディスク20′としてCDを表している。また、光ピッ
クアップ装置10においては、光ディスク20、20′
は、対物レンズ16(後段において詳述する)と情報記
録面22、22′との間に透明基板21が存在するよう
に、トレイ(図示せず)に載せられる。
は、光源として第1光源である第1半導体レーザ11
(波長λ1=635nm)と第2光源である第2半導体
レーザ12(波長λ2=780nm)とを有している。
なお、第1半導体レーザ11としては610nm〜67
0nmの間の発信波長をを有するものが、第2半導体レ
ーザ12としては740nm〜870nmの間の発信波
長を有するものが使用できる。この第1半導体レーザ1
1は第1光ディスク20の記録/再生する際に使用され
る光源であり、第2半導体レーザ12は第2光ディスク
20′の記録/再生する際に使用される光源である。な
お、この第1半導体レーザ11と第2半導体レーザ12
との配置について、後段において詳述する。また、図1
においては、第1半導体レーザ11から出射した光束の
うち絞り17(後述)で絞られた最外光線を2点鎖線
で、第2半導体レーザ12から出射した光束のうち絞り
17で絞られた最外光線を1点鎖線で示している。
19は、第1半導体レーザ11から出射された光束と第
2半導体レーザ12から出射された光束とを合成するこ
とが可能な手段である。このダイクロイックプリズム1
9は、第1半導体レーザ11から出射された光束、ある
いは、第2半導体レーザ12から出射された光束を、後
述する1つの集光光学系を介して、それぞれ第1光ディ
スク20あるいは第2光ディスク20′に集光させるた
めに、光軸上での光路を同一(ほぼ同一でもよい)とな
す手段である。また、このダイクロイックプリズム19
は、第1半導体レーザ11から出射し第1光ディスク2
0の情報記録面から反射した光束と、第2半導体レーザ
12から出射し第2光ディスク20′の情報記録面から
反射した光束とを、それぞれ、後述する第1光検出手段
31、第2光検出手段32へと導く手段でもある。な
お、本実施の形態においては、第1光ディスク20と第
2光ディスク20′とを排他的に記録/再生するため
に、ダイクロイックプリズム19によって第1半導体レ
ーザ11から出射された光束と第2半導体レーザ12か
ら出射された光束とが実際に合成されることはない。
1あるいは第2半導体レーザ12)から出射された光束
を、光ディスク20、20′の透明基板21、21′を
介して、情報記録面22、22′上に集光させ、スポッ
トを形成させる手段である。この集光光学系は、第1半
導体レーザ11及び第2半導体レーザ12から出射され
た光束の発散度を変更する発散度変更光学素子であるカ
ップリングレンズ13と、カップリングレンズ13によ
り発散度が変更された光束を光ディスク20の情報記録
面22上に集光させる対物光学素子である対物レンズ1
6とを有している。より詳細には、本実施の形態では、
カップリングレンズ13としては、第1半導体レーザ1
1から出射された光束に対しては平行光(略平行でもよ
い)に変換するコリメータレンズを用いている。
光光学系を用いて複数の光ディスクの記録/再生を行わ
せるので、光ピックアップ装置10を低コストかつ簡単
な構造で実現させることができる。
た光束に対して、本実施の形態では、集光光学系として
カップリングレンズ13(コリメータレンズ)と対物レ
ンズ16とを用いた、所謂無限系の集光光学系である
が、カップリングレンズ13がなく光源からの発散光を
直接集光させる対物レンズ16のみ、所謂有限系の集光
光学系であってもよい。さらに、集光光学系として、カ
ップリングレンズ13により第1半導体レーザ11から
出射された光束を平行光に発散度を変換するのではな
く、第1半導体レーザ11からの発散光の発散度合を減
じるカップリングレンズ又は第1半導体レーザ11から
の光束を収れん光に変更するカップリングレンズと、こ
のカップリングレンズを介した光束を集光させる対物レ
ンズとを有する、いわゆる準有限系の集光光学系であっ
てもよい。
A1に相当する開口数に制限する絞り17が設けられて
いる。本実施の形態において絞り17は、第1半導体レ
ーザ11から出射した光束を開口数NA1に相当する開
口数に制限するよう開口数を固定している。すなわち、
第2光ディスク20′の記録/再生時であっても絞り1
7によって制限される開口数はNA1に相当する開口数
であり、このため、絞り17の開口数を可変とする余分
な機構を必要とせず、低コスト化を実現できる。しかし
ながら、第2光ディスク20′の記録/再生時には第2
半導体レーザ12から出射される光束を開口数NA2に
相当する開口数に制限するよう、絞り17の開口数を可
変としてもよい。
6は、情報記録面上から反射した光束の光路を、光源
(それぞれ第1半導体レーザ11、第2半導体レーザ1
2)から出射した光束の光路とは異なる光路に変更する
手段である。すなわち、ビームスプリッタ25、26
は、ビームスプリッタ25、26と光ディスクとの間
で、光源(第1半導体レーザ11、第2半導体レーザ1
2)から出射した光束の光路と光ディスクの情報記録面
上から反射した光束の光路とを同じにさせる手段であ
る。ビームスプリッタ25は、第1半導体レーザ11か
ら出射した光束の光路は変更せずに、第1光ディスク2
0の情報記録面22上から反射した光束の光路を後述す
る光検出手段31へと導くように変更している。また、
ビームスプリッタ26は平行平面板(ハーフミラー)で
構成し、第2半導体レーザ12から出射した光束の光路
は第2光ディスク20′へ導くように変更し、第2光デ
ィスク20′の情報記録面22′上から反射した光束の
光路を変更せずに後述する光検出手段32へと導く。な
お、このビームスプリッタ25、26においては、変更
する光路を本実施の形態のようにするのではなく、いず
れか一方を変更あるいは両方を変更してもよい。
ムスプリッタ25、26を介して、光ディスク20、2
0′の情報記録面22、22′上から反射した光束を検
出する手段である。この光検出手段31、32により、
情報記録面22、22′上から反射した光束の光量分布
変化を検出して、図示しない演算回路によってフォーカ
スエラー信号、トラッキングエラー信号、再生信号(情
報)の読み取りがなされる。
ー信号は非点収差法を用いて行うために、光検出手段3
1、32の前に、非点収差発生素子(本実施の形態で
は、非点収差発生素子27はシリンドリカルレンズで構
成し、また、ビームスプリッタ26が非点収差発生素子
を兼用している)を配置しているが、フォーカスエラー
信号は、非点収差法ではなく、ナイフエッジ法(含、フ
ーコー法)、位相差検出(DPD)法、スポットサイズ
ディテクション(SSD)法、など種々の公知の方法に
より検出することができる。また、トラッキングエラー
信号の検出に関しても、3ビーム法、位相差検出(DP
D)法、プッシュブル法、ウォブリング法など種々の公
知の方法により検出することができる。
16を移動させる手段であり、上述の演算回路により得
られたフォーカスエラー信号に基づいて対物レンズ16
を所定の位置に移動(合焦追随)させるフォーカシング
制御用と、トラックエラー信号に基づいて対物レンズ1
6を所定の位置に移動(トラック追随)させるトラッキ
ング制御用とがある。
0において、第1光ディスク20を記録/再生する場合
について概略を説明する。
(図1において2点鎖線で示す)は、ビームスプリッタ
25を透過して、ダイクロイックプリズム19によって
光路を集光光学系の方へ曲げられ、集光光学系に入射す
る。第1半導体レーザ11から出射し集光光学系に入射
した光束は、カップリングレンズ13によって、その発
散度を変更され、すなわち、本実施の形態では平行光束
に変更される。カップリングレンズ13によって平行に
発散度が変更された光束は、絞り17によって絞られ、
対物レンズ16によって第1光ディスク20の透明基板
21を介して情報記録面22上に集光される。そして、
第1光ディスク20に記録する場合は、この集光された
ビームスポットによって記録がなされる。
は、再び集光光学系(対物レンズ16、カップリングレ
ンズ13)を透過して、ダイクロイックプリズム19、
ビームスプリッタ25で光路が変更され、シリンドリカ
ルレンズ27によって非点収差が付与され、光検出手段
31に入射する。そして、第1光ディスク20を再生す
る場合は、光検出手段31から出力される信号を用いて
第1光ディスク20に記録された情報の再生信号が得ら
れる。また、光検出手段31上でのスポット形状変化に
よる光量分布変化を検出して、フォーカスエラー信号、
トラッキングエラー信号を得る。第1半導体レーザ11
から出射した光束が第1光ディスク20の情報記録面2
2上に結像するように、得られたフォーカスエラー信号
に基づいて、2次元アクチュエータ(フォーカシング制
御用)15によって対物レンズ16を移動させる。ま
た、第1半導体レーザ11から出射した光束が第1光デ
ィスク20の所定のトラックに結像するように、得られ
たトラッキングエラー信号に基づいて、2次元アクチュ
エータ(トラッキング制御用)15によって対物レンズ
16を移動させる。
報記録面22上に情報を記録又は第1光ディスク20の
情報記録面22上の情報を再生する。
生する場合は、第2半導体レーザ12から出射した光束
(図1において1点鎖線で示す)は、平行平面板26に
よって光路を曲げられ、ダイクロイックプリズム19、
カップリングレンズ13、(絞り17によって絞ら
れ)、対物レンズ16を透過して、第2光ディスク2
0′の透明基板21′を介して情報記録面22′上に集
光される。そして、情報記録面22′で反射した光束
は、再び集光光学系(対物レンズ16、カップリングレ
ンズ13)、ダイクロイックプリズム19を透過して、
平行平面板26によって非点収差が付与され、光検出手
段32に入射する。そして、光検出手段32から出力さ
れる信号を用いて、再生信号、フォーカスエラー信号、
トラッキングエラー信号を得る。第2半導体レーザ12
から出射した光束が第2光ディスク20′の情報記録面
22′上に結像するように、得られたフォーカスエラー
信号に基づいて、2次元アクチュエータ(フォーカシン
グ制御用)15によって対物レンズ16を移動させる。
また、第2半導体レーザ12から出射した光束が第2光
ディスクの所定のトラックに結像するように、得られた
トラッキングエラー信号に基づいて、2次元アクチュエ
ータ(トラッキング制御用)15によって対物レンズ1
6を移動させる。
情報記録面22′上に情報を記録又は第2光ディスク2
0′の情報記録面22′上の情報を再生する。なお、図
においては、対物レンズ16の光ディスク側の屈折面S
2と光ディスク表面との間隔(所謂、ワーキングディス
タンス)を第1光ディスク20と第2光ディスク20′
ともに同じ距離として記載せいているが、後述する実施
例からも明らかなように、第1光ディスク20と第2光
ディスク20′ではその距離が異なり、これは2次元ア
クチュエータ(フォーカシング制御用)15によって移
動させられる。したがって、2次元アクチュエータ(フ
ォーカシング制御用)15は、両光ディスクのフォーカ
シングを行えるような作動距離を有するものを使用す
る。
光学系は、光源11、12から出射した光束を、光軸に
対して垂直な方向に少なくとも2つの領域に分割するよ
うに構成している(後段において具体例でもって詳述す
る)。そのため、集光光学系に、光軸と略同心状のレン
ズ面分割部を設け、これにより波面収差を不連続(離れ
るだけでなく、屈曲などでもよい)にしている。このよ
うに、波面収差を不連続に設けることにより、開口制限
効果(絞り効果)が得られ、第1光ディスク20の記録
/再生時と第2光ディスク20′の記録/再生時とで、
絞り17により制限する開口数を変える必要がなく、低
コスト化を実現できる。
面分割部を1つ設けた場合(2領域集光光学系)におい
てはレンズ面分割部より光軸側を第1領域、外側を第3
領域とし、このレンズ面分割部に相当する集光光学系の
光ディスク側の開口数をNA3とする。また、レンズ面
分割部を2つ設けた場合においては、光軸側のレンズ面
分割部より光軸側を第1領域、2つのレンズ面分割部の
間を第2領域、外側のレンズ面分割部より外側の領域を
第3領域とし、この2つのレンズ面分割部のうち光軸側
のレンズ分割部に相当する集光光学系の光ディスク側の
開口数をNA3とし、外側のレンズ分割部に相当する集
光光学系の光ディスク側の開口数をNA4とする。な
お、レンズ面分割部を2つ設けた場合においては、第2
領域を遮蔽構造(光源からの光を吸収、散乱、反射など
させて遮蔽(要は、この部分に対応する光束が光検出器
32に達しないように)する構造)としてもよい(この
場合が遮蔽集光光学系であり、遮蔽構造としない場合が
3領域集光光学系である)。
20の記録/再生時には第1領域及び第3領域の光束を
利用し、第2光ディスク20′の記録/再生時には第1
領域の光束を(3領域集光光学系においては、第2領域
の光束も)利用する。したがって、レンズ面分割部より
光軸側の第1領域の光束を、第1光ディスク20の記録
/再生だけでなく第2光ディスク20′の記録/再生に
も利用している。
差)を不連続にした2領域集光光学系及び遮蔽集光光学
系においては、高NAを必要とする第2光ディスクに対
応できなくなる。これは、第1光ディスク20の記録/
再生時における対物レンズ16の第1光ディスク側から
見た倍率m1のままで、第2光ディスク20′の情報記
録面22′上に結像させると、透明基板の厚さt1、t
2の差により大きく球面収差が発生する。そのために、
第2光ディスク20′を記録/再生する際に利用する第
1領域の光束の上限、すなわち、開口数NA3が小さく
ならざるを得ない。したがって、この2領域集光光学系
及び遮蔽集光光学系を用いた場合、高NAの第2光ディ
スクに対応できない。また、3領域集光光学系において
も、高NAの第2光ディスクに対応した場合、第1光デ
ィスクの記録/再生時の光量が大きく低下してしまう。
ク20の記録/再生時における対物レンズ16の第1光
ディスク20側から見た倍率m1(本実施の形態では無
限系なのでm1=0である)より、第2光ディスク2
0′の記録/再生時における対物レンズ16の第2光デ
ィスク20′側から見た倍率m2の方を小さくする。す
なわち、対物レンズ16に入射する光束の発散度を、第
1光ディスク20の記録/再生時と第2光ディスク2
0′の記録/再生時とで変えることにより、集光特性で
重要な波面収差の球面収差成分を変え、高NA化に対応
させる。さらに詳細に言えば、倍率m2は、第1光ディ
スク20の透明基板21の厚さt1と第2光ディスク2
0′の透明基板21′の厚さt2との差により生じる
(オーバーの)球面収差(倍率m1で厚さt2の透明基
板21′を介したときに生じる球面収差)を補正する方
向に設定する(換言すると、負の球面収差を発生させ
る)。
/再生時に発生する球面収差が補正され、第2光ディス
ク20′を記録/再生する際に、集光させる第1光束の
上限、すなわち、開口数NA3を大きくすることがで
き、高NA化に対応させることができる。
ングレンズ13は第1光ディスク20の記録/再生時と
第2光ディスク20′の記録/再生時とで位置を変え
ず、第2半導体レーザ12の位置がカップリングレンズ
13に近づくように第2半導体レーザ12を配置してい
る。このように、本実施の形態では、第2半導体レーザ
12が第1半導体レーザ11よりカップリングレンズ1
3に近づいた位置に配置しているので、倍率m1より倍
率m2の方を小さくすることができ、高NA化に対応で
きる。
体レーザ11、12の位置を異ならせることにより、第
1、2半導体レーザ11、12を固定配置することがで
き、移動手段など要らず、低コスト化を実現できるが、
第1光ディスク20の記録/再生時と第2光ディスク2
0′の記録/再生時とでカップリングレンズ13の位置
を変えてもよく(この場合、第2光ディスクの記録/再
生時の方が、光源に近づくように移動させる)、要は第
1半導体レーザ11とカップリングレンズ13との光軸
方向における距離より、第2半導体レーザ12とカップ
リングレンズ13との光軸方向における距離を短くなる
ようにすればよい。
あるm2−m1は、 −0.05<m2−m1<−0.005 を満足することが好ましく、 −0.04<m2−m1<−0.01 を満足することが更に好ましい。
と倍率m2との差が大きくなれば、正弦条件が大幅に変
化してしまうため、軸外特性が悪化し、光ピックアップ
装置の組立に際して高精度が要求される。また、この上
限を越えると、すなわち、倍率m1と倍率m2との差が
小さくなれば、高NA化に対応することが難しくなる。
において、第1光ディスク20の記録/再生時には、第
1領域及び第3領域の光束によって情報記録面22上に
形成されるビームスポットの波面収差が0.05λ1
(rms)以下となるようにすることにより、第1光デ
ィスク20の記録/再生を良好に行うことができる。さ
らに、第2光ディスク20′の記録/再生時には、第1
領域の光束によって情報記録面22′上に形成されるビ
ームスポットの波面収差が0.07λ2(rms)以下
となるようにすることにより、第2光ディスク20′の
記録/再生を良好に行うことができる。
部で波面収差を飛ばし(不連続にし)て、開口制限効果
をも持たせているので、この効果を生かすためにも、倍
率m2を設定するに際し、球面収差を完全に補正せず
に、球面収差を残留させるようにする。このため、第2
光ディスク20′の記録/再生時には、第1領域の光束
によって情報記録面22′上に形成されるビームスポッ
トの波面収差が、0.025λ2(rms)以上となる
ようにすることが好ましい。
て、3領域集光光学系、遮蔽集光光学系及び2領域集光
光学系で説明する。なお、集光光学系はカップリングレ
ンズ13と対物レンズ16とからなり、カップリングレ
ンズ13は第1光ディスク20の記録/再生時にコリメ
ータレンズとして作用するが、これに限られず、また、
対物レンズ16の2つの屈折面S1、S2のうち、光源
側の屈折面S1にレンズ面分割部を設けたが、これに限
られず、屈折面S2に設けてもよく、さらには、カップ
リングレンズ13あるいは別体の光学素子にもうけても
よい。また、本例では、第2分割面Sd2を光軸と同心
状の環(円)形状で設けたが、これに限られず、同心状
の楕円形状、又は、途切れた環状で設けてもよい。
領域を複数に分割してもよい。また、遮蔽集光光学系及
び3領域集光光学系においては、第1光ディスクの記録
/再生時の光量の更なる向上のために、第2領域を複数
に分割して、その一部を第1光ディスクの記録/再生に
利用する面を設けてもよい。
よる光ディスクの記録/再生時における模式図及び球面
収差図である図2に基づいて説明する。図2(a)は第
1光ディスク20の記録/再生時における対物レンズ1
6を通過する光束が第1光ディスク20に結像する様を
模式的に示した図であり、図2(b)は第1光ディスク
20の情報記録面22上における球面収差図であり、図
2(c)は第2光ディスク20′の記録/再生時におけ
る対物レンズ16を通過する光束が第2光ディスク2
0′に結像する様を模式的に示した図であり、図2
(d)は第2光ディスク20′の情報記録面22′上に
おける球面収差図である。なお、図2(d)において破
線で示した球面収差は、第1光ディスク20の記録/再
生時の倍率m1で、第2光ディスク20′の情報記録面
22′上に結像させたときの球面収差を表している。
の屈折面S1及び光ディスク側の屈折面S2(最終屈折
面)を共に非球面形状を呈した正の屈折力を有した凸レ
ンズである。対物レンズ16の屈折面S1を、光軸と略
同心状に3つの第1分割面Sd1〜第3分割面Sd3
(上述における第1領域〜第3領域に相当)により構成
し、各分割面Sd1〜Sd3の境界は段差を設けてい
る。この段差がレンズ面分割部であり、開口数NA3、
NA4に相当する位置に設けられ、この部分において波
面収差が不連続となる。
ンズ16は、第1光ディスク20の記録/再生をする際
には、倍率m1=0であるので平行光束が対物レンズ1
6に入射する。そして、第1分割面Sd1及び第3分割
面Sd3を通過する第1光束及び第3光束は、第1光デ
ィスクの情報記録面22上に結像する。このとき、第1
光束及び第3光束によって情報記録面22上に形成され
るビームスポットの波面収差が0.05λ1(rms)
以下となる。一方、第2分割面Sd2を通過する第2光
束(破線で示される光束)は、第1光ディスク20の情
報記録面22上よりアンダー側に結像する。したがっ
て、第1光ディスクの記録/再生時には、第1光束及び
第3光束が第1光ディスクの情報記録面22上に集光
し、第1光ディスク20の記録/再生が行われる。
0の記録/再生時の倍率m1で、第2光ディスク20′
の情報記録面22′上に結像させると、図2(d)にお
いて破線で示すように、透明基板の厚さt1、t2の差
により大きく球面収差が発生する。本実施の形態では、
第2光ディスク20′の記録/再生時の倍率m2を、m
1より小さくすることで、この大きく発生した球面収差
を、図2(d)において実線で示すように、補正させる
ものである。
/再生をする際には(図2(c)(d)参照)、倍率m
2<m1であるので発散光束が対物レンズ16に入射す
る。そして、第1光束(右肩上がりの斜線で示す)及び
第2光束(右肩下がりの斜線で示す)は、第2光ディス
ク20′の情報記録面22′上にほぼ結像する。このと
き、第1光束によって情報記録面22′上に形成される
ビームスポットの波面収差が0.07λ2(rms)以
下となる。一方、第3光束(途中まで破線で示される)
はフレアとして発生する。そのため、第2光ディスク2
0′の情報記録面22′上では、主に第1、2光束によ
って核が形成され、その周囲に第3光束によるフレアが
発生したビームスポット形状となり、この核によって第
2光ディスク20′の記録/再生が行われる。
口数NA3と開口数NA4との間(すなわち、第2分割
面Sd2)を第2光ディスク20′の記録/再生のため
に用いることができるので、この部分の波面収差を最適
化することで、第2光ディスク20′の記録/再生時に
おいて第1光束の波面収差を小さく維持しながら、高N
A化することができる。
は、 0.7NA2<NA3<1.05NA2 の条件を満足することが好ましい。この下限を越える
と、開口数NA2に依存するが第1光ディスク20の記
録/再生時において光量不足が生じる。また、上限を越
えると、必要以上にスポット径が絞られてしまい、ま
た、倍率m1と倍率m2との差が大きくなり正弦条件が
大幅に変化してしまうため、軸外特性が悪化し、光ピッ
クアップ装置10の組立精度が要求される。
と、第2光ディスク20′の記録/再生時において第2
光束による高NA化の効果が少なくなる。すなわち、他
の集光光学系(後段において詳述する2領域集光光学系
や遮蔽集光光学系)に比して本来最も高NA化に対応で
きる3領域集光光学系でありながら、この下限を越える
と、段差部の成形(金型の加工)によりだれが生じるた
めに、後段で説明する2領域対物レンズ16(集光光学
系)との差異がなくなってしまう。また、上限を越える
と、第1光ディスクの記録/再生時において光量不足が
生じる。
第2光ディスク20′の記録/再生時における開口数N
A3の位置の第1分割面Sd1を通過する光線に発生す
る球面収差量SA3(1)と、開口数NA4の位置の第
3分割面Sd3を通過する光線に発生する球面収差量S
A4(3)と差δとすると(図2(d)参照)、 0.002mm<δ<0.020mm の条件を満たすことが好ましい。この下限を越えると、
第2光ディスク20′の記録/再生時においてスポット
のサイドローブが増え、フォーカスエラー信号に非対称
性がでるなどの問題が生じる。また、上限を越えると、
第1光ディスク20の記録/再生時と第2光ディスク2
0′の記録/再生時とでバランスをとることができず、
良好に行うことができない。なお、この下限を越えた場
合であっても、第2光ディスク20′の記録/再生時に
おいてトラッキングに際し対物レンズ16と一体に動く
開口制限が行われれば、フォーカスエラー信号の非対称
性は改善されるので、この下限はなくてもよい。
の記録/再生時に生じるスポットの核とフレアとの距離
に応じたものであるので、個々の領域(各光束)の境界
部分に着目し、干渉縞を観察しながらデフォーカスを変
えながら、マイクロメータで測定する。
分割面Sd3の境界に各々に段差を設けたが、一方の境
界のみに段差を設けてもよく、さらに、段差ではなく、
所定の曲率半径の面で接続させてもよい。要するに、レ
ンズ面分割部において、波面収差を不連続(屈曲などで
もよいが、離す(飛ぶ)ことが好ましい)とすればよ
い。
割面Sd2を非球面形状としたが、ホログラム(あるい
はフレネル)で構成してもよい。なお、第2分割面Sd
2をホログラムで構成した場合、0次光と1次光とに分
けた光束の一方を第1光ディスクの記録/再生に利用
し、他方を第2光ディスクの記録/再生に利用する。こ
のとき、第2光ディスクの記録/再生に利用する光束の
光量の方が、第1光ディスクの記録/再生に利用する光
束の光量より大きいことが好ましい。
に球面収差を与えるように構成したが、これに代えある
いはこれに加え、位相に差を設ける、すなわち、第2分
割面Sd2を通過する光束の位相を、第1分割面Sd1
と第3分割面Sd3を通過する光束の位相とずらすよう
にしてもよい。
と第3分割面Sd3とを同じ非球面形状で構成している
が、この第1分割面Sd1と第3分割面Sd3とに位相
差を設けて、第1光ディスク20の記録/再生時におけ
るスポットのピーク強度をコントロールしてもよい。
光ディスクの記録/再生時における模式図及び球面収差
図である図3に基づいて説明する。図3(a)は第1光
ディスク20の記録/再生時における対物レンズ16を
通過する光束が第1光ディスク20に結像する様を模式
的に示した図であり、図3(b)は第1光ディスク20
の情報記録面22上における球面収差図であり、図3
(c)は第2光ディスク20′の記録/再生時における
対物レンズ16を通過する光束が第2光ディスク20′
に結像する様を模式的に示した図であり、図3(d)は
第2光ディスク20′の情報記録面22′上における球
面収差図である。なお、図3(d)において破線で示し
た球面収差は、第1光ディスク20の記録/再生時の倍
率m1で、第2光ディスク20′の情報記録面22′上
に結像させたときの球面収差を表している。
の屈折面S1及び光ディスク側の屈折面S2(最終屈折
面)を共に非球面形状を呈した正の屈折力を有した凸レ
ンズである。この対物レンズ16の屈折面S1に、光源
からの光を吸収する物質を光軸と略同心状に蒸着して遮
蔽構造SHを設けている。この遮蔽構造SHを設けるこ
とにより、対物レンズ16の屈折面S1を、光源からの
光を透過する第1分割面Sd1、第3分割面Sd3及び
光源からの光を遮蔽する第2分割面Sd2の3つの分割
面により構成する(それぞれ上述した第1領域、第3領
域、第2領域に相当)。各分割面Sd1〜Sd3の境界
がレンズ面分割部であり、開口数NA3、NA4に相当
する位置に設けられ、この開口数NA3〜開口数NA4
の間の波面収差が飛び、不連続となる。
ンズ16は、第1光ディスク20の記録/再生をする際
には、倍率m1=0であるので平行光束が対物レンズ1
6に入射する。そして、第1分割面Sd1及び第3分割
面Sd3を通過する第1光束及び第3光束は、第1光デ
ィスクの情報記録面22上に結像する。このとき、第1
光束及び第3光束によって情報記録面22上に形成され
るビームスポットの波面収差が0.05λ1(rms)
以下となる。一方、第2分割面Sd2に達する光束、す
なわち、第2光束は遮蔽構造SHにより、透過せずに吸
収される。したがって、第1光ディスクの記録/再生時
には、第1光束及び第3光束が第1光ディスクの情報記
録面22上に集光し、第1光ディスク20の記録/再生
が行われる。
0の記録/再生時の倍率m1で、第2光ディスク20′
の情報記録面22′上に結像させると、図3(d)にお
いて破線で示すように、透明基板の厚さt1、t2の差
により大きく球面収差が発生する。本実施の形態では、
第2光ディスク20′の記録/再生時の倍率m2を、m
1より小さくすることで、この大きく発生した球面収差
を、図3(d)において実線で示すように、補正させる
ものである。
/再生をする際には(図3(c)(d)参照)、倍率m
2<m1であるので発散光束が対物レンズ16に入射す
る。そして、第1光束(斜線で示す)は、第2光ディス
ク20′の情報記録面22′上にほぼ結像する。このと
き、第1光束によって情報記録面22′上に形成される
ビームスポットの波面収差が0.07λ2(rms)以
下となる。一方、第3光束(途中まで破線で示される)
はフレアとして発生し、第2分割面Sd2に達する光
束、すなわち、第2光束は遮蔽構造SHにより、透過せ
ずに吸収される。そのため、第2光ディスク20′の情
報記録面22′上では、第1光束によって核が形成さ
れ、その周囲に第3光束によるフレアが発生したビーム
スポット形状となり、この核によって第2光ディスク2
0′の記録/再生が行われる。
数NA3と開口数NA4との間(すなわち、第2分割面
Sd2)に遮蔽構造SHを設けたので、第2光ディスク
20′の記録/再生の際には、この部分(第2領域)の
球面収差(波面収差)が飛び、不連続となり、フレアの
影響を減ずることができる。また、m2<m1としてい
るので、第2光ディスク20′の記録/再生時に透明基
板の厚さt1とt2の差により生じる球面収差を少なく
することができ、高NA化することができる。
は、開口数NA3の位置の境界が、開口制限の役割を果
たしており、 0.9NA2<NA3<1.2NA2 の条件を満足することが好ましい。この下限を越える
と、第2光ディスク20′の記録/再生時にスポット径
を絞ることができない。また、上限を越えると、必要以
上にスポット径が絞られてしまい、また、倍率m1と倍
率m2との差が大きくなり正弦条件が大幅に変化してし
まうため、軸外特性が悪化し、光ピックアップ装置10
の組立精度が要求される。
2光ディスク20′の記録/再生時における開口数NA
3の位置の第1分割面Sd1を通過する光線に発生する
球面収差量SA3(1)と、開口数NA4の位置の第3
分割面Sd3を通過する光線に発生する球面収差量SA
4(3)と差δとすると(図3(d)参照)、 0.002mm<δ<0.020mm の条件を満たすことが好ましい。この下限を越えると、
第2光ディスク20′の記録/再生時においてスポット
のサイドローブが増え、フォーカスエラー信号に非対称
性がでるなどの問題が生じる。また、上限を越えると、
第1光ディスク20の記録/再生時と第2光ディスク2
0′の記録/再生時とでバランスをとることができず、
良好に行うことができない。なお、この下限を越えた場
合であっても、第2光ディスク20′の記録/再生時に
おいてトラッキングに際し対物レンズ16と一体に動く
開口制限が行われれば、フォーカスエラー信号の非対称
性は改善されるので、この下限はなくてもよい。なお、
この差δの測定に関しては上述した3領域集光光学系と
同じであるので省略する。
よる光ディスクの記録/再生時における模式図及び球面
収差図である図4に基づいて説明する。図4(a)は第
1光ディスク20の記録/再生時における対物レンズ1
6を通過する光束が第1光ディスク20に結像する様を
模式的に示した図であり、図4(b)は第1光ディスク
20の情報記録面22上における球面収差図であり、図
4(c)は第2光ディスク20′の記録/再生時におけ
る対物レンズ16を通過する光束が第2光ディスク2
0′に結像する様を模式的に示した図であり、図4
(d)は第2光ディスク20′の情報記録面22′上に
おける球面収差図である。なお、図4(d)において破
線で示した球面収差は、第1光ディスク20の記録/再
生時の倍率m1で、第2光ディスク20′の情報記録面
22′上に結像させたときの球面収差を表している。
の屈折面S1及び光ディスク側の屈折面S2(最終屈折
面)を共に非球面形状を呈した正の屈折力を有した凸レ
ンズである。対物レンズ16の屈折面S1を、光軸と略
同心状に2つの第1分割面Sd1、第3分割面Sd3に
より構成し(上述した第1領域、第3領域に相当)、各
分割面Sd1、Sd3の境界は段差を設けている。この
段差がレンズ面分割部であり、開口数NA3に相当する
位置に設けられ、この部分において波面収差が不連続と
なる。
ンズ16は、第1光ディスク20の記録/再生をする際
には、倍率m1=0であるので平行光束が対物レンズ1
6に入射する。そして、第1分割面Sd1及び第3分割
面Sd3を通過する第1光束及び第3光束は、第1光デ
ィスクの情報記録面22上にほぼ結像する。このとき、
第1光束及び第3光束によって情報記録面22上に形成
されるビームスポットの波面収差が0.05λ1(rm
s)以下となる。したがって、第1光ディスクの記録/
再生時には、第1光束及び第3光束が第1光ディスクの
情報記録面22上に集光し、第1光ディスク20の記録
/再生が行われる。
0の記録/再生時の倍率m1で、第2光ディスク20′
の情報記録面22′上に結像させると、図4(d)にお
いて破線で示すように、透明基板の厚さt1、t2の差
により大きく球面収差が発生する。本実施の形態では、
第2光ディスク20′の記録/再生時の倍率m2を、m
1より小さくすることで、この大きく発生した球面収差
を、図4(d)において実線で示すように、補正させる
ものである。
/再生をする際には(図4(c)(d)参照)、倍率m
2<m1であるので発散光束が対物レンズ16に入射す
る。そして、第1光束(斜線で示す)は、第2光ディス
ク20′の情報記録面22′上にほぼ結像する。このと
き、第1光束によって情報記録面22′上に形成される
ビームスポットの波面収差が0.07λ2(rms)以
下となる。一方、第3光束(途中まで破線で示される)
はフレアとして発生する。そのため、第2光ディスク2
0′の情報記録面22′上では、第1光束によって核が
形成され、その周囲に第3光束によるフレアが発生した
ビームスポット形状となり、この核によって第2光ディ
スク20′の記録/再生が行われる。
口数NA3の位置に段差を設けたので、第2光ディスク
20′の記録/再生の際には、この部分の球面収差(波
面収差)が飛び、不連続となり、フレアの影響を減ずる
ことができる。また、m2<m1としているので、第2
光ディスク20′の記録/再生時に透明基板の厚さt1
とt2の差により生じる球面収差を少なくすることがで
き、高NA化することができる。
は、開口数NA3の位置の段差が、開口制限の役割を果
たしており、 0.9NA2<NA3<1.2NA2 の条件を満足することが好ましい。この下限を越える
と、第2光ディスク20′の記録/再生時にスポット径
を絞ることができない。また、上限を越えると、必要以
上にスポット径が絞られてしまい、また、倍率m1と倍
率m2との差が大きくなり正弦条件が大幅に変化してし
まうため、軸外特性が悪化し、光ピックアップ装置10
の組立精度が要求される。
第2光ディスク20′の記録/再生時における開口数N
A3の位置の第1分割面Sd1を通過する光線に発生す
る球面収差量SA3(1)と、開口数NA3の位置の第
3分割面Sd3を通過する光線に発生する球面収差量S
A3(3)と差δとすると(図4(d)参照)、 0.002mm<δ<0.010mm の条件を満たすことが好ましい。この下限を越えると、
第2光ディスク20′の記録/再生時においてスポット
のサイドローブが増え、フォーカスエラー信号に非対称
性がでるなどの問題が生じる。また、上限を越えると、
第1光ディスク20の記録/再生時と第2光ディスク2
0′の記録/再生時とでバランスをとることができず、
良好に行うことができない。なお、この下限を越えた場
合であっても、第2光ディスク20′の記録/再生時に
おいてトラッキングに際し対物レンズ16と一体に動く
開口制限が行われれば、フォーカスエラー信号の非対称
性は改善されるので、この下限はなくてもよい。なお、
この差δの測定に関しては上述した3領域集光光学系と
同じであるので省略する。
分割面Sd3との境界に段差を設けたが、段差ではな
く、所定の曲率半径の面で接続させてもよい。
述した遮蔽対物レンズとは異なり、境界領域で位相の飛
び(δ)をコントロールすることができ、ピーク強度に
関して、第1光ディスク20の記録/再生時と第2光デ
ィスク20′の記録/再生時都でバランスをとることが
できる。
として、第1光ディスク20の記録/再生に使用する第
1半導体レーザ11と、第2光ディスク20′の記録/
再生に使用する第2半導体レーザ12とを用いた光ピッ
クアップ装置10であるが、図5に示すように、第1半
導体レーザ11のみ、すなわち、第1半導体レーザ11
が第2半導体レーザ12を兼用し、第2光ディスク2
0′の記録/再生にも使用するようにしてもよい。
明する。なお、上述した実施の形態と同様の機能、作
用、部材に対しては同じ番号を付与し、その説明を省略
することもある。
ある第1半導体レーザ11と、光検出手段31と、上述
した実施の形態における変更手段25及び非点収差発生
素子27を兼用した平行平面板25、27と、をユニッ
ト41として一体化している。そして、このユニット4
1は、移動手段40によって移動可能に設けられてい
る。また、1つの光源を用いて、第1光ディスク、第2
光ディスクを記録/再生するので、第1の実施の形態か
ら第2半導体レーザ12、合成手段19、平行平面板2
6、光検出手段32を省いている。
1半導体レーザ11から出射した光束(図5において2
点鎖線で示す)は、ビームスプリッタ25、27によっ
て光路を曲げられ、カップリングレンズ13によって平
行光束とされ(この場合においても倍率m1=0であ
る)、絞り17によって絞られ、対物レンズ16によっ
て第1光ディスクの透明基板を介して情報記録面上に集
光される。そして、情報記録面で反射した光束は、再び
集光光学系(対物レンズ16、カップリングレンズ1
3)を透過して、ビームスプリッタ25、27によって
非点収差が付与され、光検出手段31に入射する。そし
て、光検出手段31から出力される信号を用いて、再生
信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号
を得る。
を記録/再生する場合、上述した実施の形態で説明した
ような倍率m2となるように、移動手段40によってユ
ニット41を移動させる(図5において、破線で示した
位置)。そして、上述と同様にして第2光ディスクの記
録/再生を行う。なお、図5において、1点鎖線は、第
2光ディスクを記録/再生する場合の第1半導体レーザ
11から出射した光束のうち絞り17(後述)で絞られ
た最外光線を示している。
ては、1つの光源、1つの光検出器で構成することがで
き、コンパクトな光ピックアップ装置とすることができ
る。なお、この光ピックアップ装置のように光源を移動
させるのではなく、カップリングレンズ13を移動させ
ることにより、倍率m1、m2を変えるようにしてもよ
い。
高く第1光ディスクの透明基板の厚さt1が、第1光デ
ィスクよりも記録密度が低い第2光ディスクの透明基板
の厚さt2より薄いのでm1<m2としたが、記録密度
が高く第1光ディスクの透明基板の厚さt1が、第1光
ディスクよりも記録密度が低い第2光ディスクの透明基
板の厚さt2より厚い場合は、m1<m2とすればよ
い。
お、以下の各実施例において、カップリングレンズ13
は設計を最適にすることにより、第1光ディスク20の
情報記録面22に集光させる対物レンズ16へは無収差
の平行光を入射できるレンズを使用することを前提に、
対物レンズ16の光源側に配置される絞り17以降の構
成を示す。したがって、近軸光学データを示す表におい
ては、絞り17を第1面として、光の進行方向に従っ
て、ここから順に第i番目とし、光ディスクの情報記録
面までを示す。また、rは光軸と交差する面の曲率半径
を、dは第i番目の面と第i+1番目の面との間の距離
を、nは使用する半導体レーザの光束の波長での屈折率
を表している。因みに、符号は、光の進行方向を正とす
る。
タを示す表においては、
し、Xは光軸方向の軸、Hは光軸と垂直方向の軸、光の
進行方向を正とし、Kは円錐係数、Ajは非球面係数、
Pjは非球面のべき数である。
は、最良波面収差が得られる位置にデフォーカスした状
態で見たときを示している。
ズ16を搭載した図1に示す光ピックアップ装置であっ
て、第1光ディスクとしてDVDを、第2光ディスクと
してCD(CD−Rの再生)を用いたものである。
1995」とは、第2非球面(第2分割面)の形状を非
球面形状の式に従って光軸まで延長したときの光軸との
交点から次の面までの光軸上の間隔を表している。
を、図6(b)にCD再生時の球面収差図を、図6
(c)にDVD再生時の波面収差図を、図6(d)にC
D再生時の波面収差図を示す。また、図7(a)にDV
D再生時の最良のスポット形状が得られたときの集光ス
ポットの相対強度分布図を、図7(b)にCD再生時の
最良のスポット形状が得られたときの集光スポットの相
対強度分布図を示す。なお、本実施例において、CDの
記録/再生時における開口数NA3の位置の第1分割面
Sd1を通過する光線に発生する球面収差量SA3
(1)と、開口数NA4の位置の第3分割面Sd3を通
過する光線に発生する球面収差量SA4(3)と差δ
は、δ=0.0040mmである。
ては、DVDとCD(CD−R)とを良好に再生するこ
とができる。
ズ16を搭載した図1に示す光ピックアップ装置であっ
て、第1光ディスクとしてDVDを、第2光ディスクと
してCD(CD−Rの再生)を用いたものである。な
お、この3領域対物レンズは、第1分割面Sd1と第3
分割面Sd3とに2πの位相差を設けたものである。な
お、この場合、波面収差のrms値を計算(測定)する
には、位相差2nπをパラメータとして、rms値が最
小となるnを用いて行う。
19975」とは、第2非球面(第2分割面)の形状を
非球面形状の式に従って光軸まで延長したときの光軸と
の交点から次の面までの光軸上の間隔を表している。ま
た、表5中の第3非球面の「d3=2.2014」と
は、第3非球面(第3分割面)の形状を非球面形状の式
に従って光軸まで延長したときの光軸との交点とから次
の面までの光軸上の間隔を表している。
を、図8(b)にCD再生時の球面収差図を、図8
(c)にDVD再生時の波面収差図を、図8(d)にC
D再生時の波面収差図を示す。また、図9(a)にDV
D再生時の最良のスポット形状が得られたときの集光ス
ポットの相対強度分布図を、図9(b)にCD再生時の
最良のスポット形状が得られたときの集光スポットの相
対強度分布図を示す。なお、本実施例において、CDの
記録/再生時における開口数NA3の位置の第1分割面
Sd1を通過する光線に発生する球面収差量SA3
(1)と、開口数NA4の位置の第3分割面Sd3を通
過する光線に発生する球面収差量SA4(3)と差δ
は、δ=0.0033mmである。
ては、DVDとCD(CD−R)とを良好に再生するこ
とができる。
ズ16を搭載した図1に示す光ピックアップ装置であっ
て、第1光ディスクとしてDVDを、第2光ディスクと
してLDを用いたものである。
1996」とは、第2非球面(第2分割面)の形状を非
球面形状の式に従って光軸まで延長したときの光軸との
交点から次の面までの光軸上の間隔を表している。
を、図10(b)にLD再生時の球面収差図を、図10
(c)にDVD再生時の波面収差図を、図10(d)に
LD再生時の波面収差図を示す。また、図11(a)に
DVD再生時の最良のスポット形状が得られたときの集
光スポットの相対強度分布図を、図11(b)にLD再
生時の最良のスポット形状が得られたときの集光スポッ
トの相対強度分布図を示す。なお、本実施例において、
LDの記録/再生時における開口数NA3の位置の第1
分割面Sd1を通過する光線に発生する球面収差量SA
3(1)と、開口数NA4の位置の第3分割面Sd3を
通過する光線に発生する球面収差量SA4(3)と差δ
は、δ=0.0066mmである。
ては、DVDとLDとを良好に再生することができる。
ズ16を搭載した図5に示す光ピックアップ装置であっ
て、第1光ディスクとしてDVDを、第2光ディスクと
してMOを用いたものである。
1997」とは、第2非球面(第2分割面)の形状を非
球面形状の式に従って光軸まで延長したときの光軸との
交点から次の面までの光軸上の間隔を表している。
を、図12(b)にMO再生時の球面収差図を、図12
(c)DVD再生時の波面収差図を、図12(d)にM
O再生時の波面収差図を示す。また、図13(a)にD
VD再生時の最良のスポット形状が得られたときの集光
スポットの相対強度分布図を、図13(b)にMO再生
時の最良のスポット形状が得られたときの集光スポット
の相対強度分布図を示す。なお、本実施例において、M
Oの記録/再生時における開口数NA3の位置の第1分
割面Sd1を通過する光線に発生する球面収差量SA3
(1)と、開口数NA4の位置の第3分割面Sd3を通
過する光線に発生する球面収差量SA4(3)と差δ
は、δ=0.0086mmである。
ては、DVD、MOの2つの光ディスクを良好に再生す
ることができる。
ズ16を搭載した図1に示す光ピックアップ装置であっ
て、第1光ディスクとしてDVDを、第2光ディスクと
してCDを用いたものである。
2.20」とは、第2非球面(第2分割面)の形状を非
球面形状の式に従って光軸まで延長したときの光軸との
交点とから次の面までの光軸上の間隔を表している。
を、図14(b)にCD再生時の球面収差図を、図14
(c)にDVD再生時の波面収差図を、図14(d)に
CD再生時の波面収差図を示す。また、図15(a)に
DVD再生時の最良のスポット形状が得られたときの集
光スポットの相対強度分布図を、図15(b)にCD再
生時の最良のスポット形状が得られたときの集光スポッ
トの相対強度分布図を示す。なお、本実施例において、
CDの記録/再生時における開口数NA3の位置の第1
分割面Sd1を通過する光線に発生する球面収差量SA
3(1)と、開口数NA3の位置の第3分割面Sd3を
通過する光線に発生する球面収差量SA3(3)と差δ
は、δ=0.0012mmである。
ては、DVDとCDとを良好に再生することができる。
16を搭載した図1に示す光ピックアップ装置であっ
て、第1光ディスクとしてDVDを、第2光ディスクと
してCDを用いたものである。
を、図16(b)にCD再生時の球面収差図を、図16
(c)にDVD再生時の波面収差図を、図16(d)に
CD再生時の波面収差図を示す。また、図17(a)に
DVD再生時の最良のスポット形状が得られたときの集
光スポットの相対強度分布図を、図17(b)にCD再
生時の最良のスポット形状が得られたときの集光スポッ
トの相対強度分布図を示す。なお、本実施例において、
CDの記録/再生時における開口数NA3の位置の第1
分割面Sd1を通過する光線に発生する球面収差量SA
3(1)と、開口数NA4の位置の第3分割面Sd3を
通過する光線に発生する球面収差量SA4(3)と差δ
は、δ=0.0034mmである。
ては、DVDとCDとを良好に再生することができる。
1つの集光光学系で透明基板の厚さが異なる複数の光情
報記録媒体を記録/再生することができるとともに、高
NA化に対応でき、しかも、高NAの第2光ディスクに
対応させても、第1光ディスクの記録/再生時をも良好
に行うことができる。
生時における模式図及び球面収差図である。
時における模式図及び球面収差図である。
生時における模式図及び球面収差図である。
る。
る。
る。
ある。
る。
ある。
る。
ある。
る。
ある。
Claims (11)
- 【請求項1】 対物レンズを含む集光光学系に、光源か
ら出射した光束を、光軸に対して垂直な方向において少
なくとも2つの領域に分割する機能を持たせることによ
り、 透明基板の厚さがt1の第1光情報記録媒体に対して、
第1光源(波長λ1(nm))から出射した光束を、前
記集光光学系で透明基板を介して情報記録面に集光さ
せ、第1光情報記録媒体の情報の記録又は再生をすると
ともに、 透明基板の厚さがt2(t2>t1)の第2光情報記録
媒体に対して、第2光源(波長λ2(nm))から出射
した光束を、前記集光光学系で透明基板を介して情報記
録面に集光させ、第2光情報記録媒体の情報の記録又は
再生をするようにした光ピックアップ装置において、 第1光情報記録媒体の情報の記録又は再生時における前
記対物レンズの光情報記録媒体側から見た倍率m1よ
り、第2光情報記録媒体の情報の記録又は再生時におけ
る前記対物レンズの光情報記録媒体側から見た倍率m2
の方が、小さいことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 【請求項2】 前記集光光学系に、波面収差を不連続に
して、光源から出射した光束を光軸に対して垂直な方向
において少なくとも2つの領域に分割するために、光軸
と略同心のレンズ面分割部を少なくとも1つ設け、 第1光情報記録媒体の情報の記録又は再生時において、
前記レンズ面分割部によって分割された領域のうち、前
記レンズ面分割部より光軸側の第1領域及び前記レンズ
面分割部より外側の第3領域を通過する光束によって、
第1光情報記録媒体の情報記録面上に形成されるビーム
スポットの波面収差が0.05λ1(rms)以下であ
り、 第2光情報記録媒体の情報の記録又は再生時において、
前記第1領域を通過する光束によって、第2光情報記録
媒体の情報記録面上に形成されるビームスポットの波面
収差が0.07λ2(rms)以下であることを特徴と
する請求項1に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項3】 光源からの光束を、対物レンズを含む集
光光学系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報
記録面上に集光して、光情報記録媒体の情報の記録又は
再生を行うように構成されており、かつ、透明基板の厚
み及び記録密度が異なる少なくとも2種類の光情報記録
媒体の情報の記録又は再生を行う光ピックアップ装置に
おいて、 前記集光光学系に、波面収差を不連続にするために、レ
ンズの光軸と略同心のレンズ面分割部を少なくとも1つ
設けるとともに、 透明基板の厚さがt1の第1光情報記録媒体の情報の記
録又は再生時には、前記レンズ分割部より光軸側の第1
領域及び前記レンズ面分割部より外側の第3領域を通過
する光束によって情報記録面上に形成されるビームスポ
ットの波面収差が0.05λ1(rms)(但し、λ1
は第1光情報記録媒体の情報の記録又は再生に使用する
第1光源の波長(nm))以下となるように、前記対物
レンズの光情報記録媒体側から見た倍率をm1として、
第1光源からの光束を集光し、 記録密度が第1光情報記録媒体よりも低く透明基板の厚
さがt2(t2>t1)の第2光情報記録媒体の情報の
記録又は再生時には、前記第1領域を通過する光束によ
って情報記録面上に形成されるビームスポットの波面収
差が0.07λ2(rms)(但し、λ2は第2光情報
記録媒体の情報の記録又は再生に使用する第2光源の波
長(nm))以下となるように、前記対物レンズの光情
報記録媒体側から見た倍率をm2として、第2光源から
の光束を集光するようにしたことを特徴とする光ピック
アップ装置。 - 【請求項4】 前記集光光学系に、レンズ面分割部を2
つ設け、 第2光情報記録媒体の記録又は再生時に、前記第1領域
及び2つのレンズ面分割部の間の第2領域を通過する光
束を集光させ、情報記録面上にビームスポットを形成す
るようにしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の
光ピックアップ装置。 - 【請求項5】 前記集光光学系に、レンズ面分割部を2
つ設け、 前記2つのレンズ面分割部の間の第2領域を、遮蔽構造
としたことを特徴とする請求項2又は3に記載の光ピッ
クアップ装置。 - 【請求項6】 前記倍率m2は、第1光情報記録媒体の
透明基板の厚さt1と第2光情報記録媒体の透明基板の
厚さt2との差により生じる球面収差を補正する方向の
倍率であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
つに記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項7】 前記集光光学系は、前記第1光源及び前
記第2光源からの光束の発散度を変更する発散度変更光
学素子を有し、 前記発散度変更光学素子と前記第2光源との距離が前記
発散度変更光学素子と前記前1光源との距離より短くな
るように、前記第1光源及び前記第2光源を配置するこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の光
ピックアップ装置。 - 【請求項8】 前記第1光源は、前記第2光源を兼用す
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載
の光ピックアップ装置。 - 【請求項9】 前記集光光学系は、前記第1光源からの
光束の発散度を変更する発散度変更光学素子を有し、 第1光情報記録媒体の情報の記録又は再生時における前
記発散度変更光学素子と前記第1光源との距離より、第
2光情報記録媒体の情報の記録又は再生時における前記
発散度変更光学素子と前記第1光源との距離の方を短く
することを特徴とする請求項8に記載の光ピックアップ
装置。 - 【請求項10】 前記第1光源又は前記発散度変更光学
素子を光軸方向に移動させることを特徴とする請求項9
に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項11】 前記倍率m1と前記倍率m2は、 −0.05<m2−m1<−0.005 を満足することを特徴とする請求項1〜10のいずれか
1つに記載の光ピックアップ装置。
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EP98107154A EP0874359B1 (en) | 1997-04-21 | 1998-04-20 | Optical pickup apparatus |
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