JPH1179508A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JPH1179508A JPH1179508A JP24248697A JP24248697A JPH1179508A JP H1179508 A JPH1179508 A JP H1179508A JP 24248697 A JP24248697 A JP 24248697A JP 24248697 A JP24248697 A JP 24248697A JP H1179508 A JPH1179508 A JP H1179508A
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- JP
- Japan
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- sheet
- paper
- image recording
- roller
- recording apparatus
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロール紙や折りたたみ用紙等の連続用紙にお
いて、用紙搬送方向の振動による印字ずれや色ずれのな
い画像記録装置を提供する。 【解決手段】 連続用紙1は駆動ローラ62等を介して
速度変動防止手段2を通過し、トラクタ3aにより画像
記録部4aに送られる。速度変動防止手段2は用紙の搬
送力で従動する上下のローラ対に巻付けて挟持し搬送方
向の振動を防止する。上側ローラ201は用紙幅方向に
分割したローラ部21a〜21eからなり、用紙挟持部
はシャフト207で支点位置を回動可能に取付けた左右
のアーム203、204に回動可能に取付ける。下側は
用紙全幅でストレート又はクラウン形状のローラ202
で構成した。ばね205により用紙の挟持力を作用させ
る。画像記録部の上流側で速度変動を防止するので、用
紙供給動作等による用紙搬送方向の振動を防止できる。
いて、用紙搬送方向の振動による印字ずれや色ずれのな
い画像記録装置を提供する。 【解決手段】 連続用紙1は駆動ローラ62等を介して
速度変動防止手段2を通過し、トラクタ3aにより画像
記録部4aに送られる。速度変動防止手段2は用紙の搬
送力で従動する上下のローラ対に巻付けて挟持し搬送方
向の振動を防止する。上側ローラ201は用紙幅方向に
分割したローラ部21a〜21eからなり、用紙挟持部
はシャフト207で支点位置を回動可能に取付けた左右
のアーム203、204に回動可能に取付ける。下側は
用紙全幅でストレート又はクラウン形状のローラ202
で構成した。ばね205により用紙の挟持力を作用させ
る。画像記録部の上流側で速度変動を防止するので、用
紙供給動作等による用紙搬送方向の振動を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置に係
り、特に、用紙を連続して搬送するのに好適な画像記録
装置に関する。
り、特に、用紙を連続して搬送するのに好適な画像記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続紙を画像記録部に安定搬送する画像
記録装置は、種々実用化されている。コンピュータ出力
装置として用いられる電子写真に代表される画像記録装
置の用紙搬送は、用紙の両端に送り穴を設けて、これに
継合するピンと、ピンを送り穴のピッチで取り付けた無
限軌道状のベルトと、ベルトを駆動するプーリなどで構
成されるトラクタで搬送されている。
記録装置は、種々実用化されている。コンピュータ出力
装置として用いられる電子写真に代表される画像記録装
置の用紙搬送は、用紙の両端に送り穴を設けて、これに
継合するピンと、ピンを送り穴のピッチで取り付けた無
限軌道状のベルトと、ベルトを駆動するプーリなどで構
成されるトラクタで搬送されている。
【0003】特開平8−26542号公報には、電子写
真方式のトナー像を形成する感光ドラムの上流側に用紙
を搬送するトラクタを備えた画像記録装置において、感
光ドラムとトラクタとの間に、トラクタの搬送速度と同
一速度で用紙を搬送するローラを設けて、トラクタ部で
の用紙はずれや用紙ジャムを防止する方法が開示されて
いる。特開平4−251060号公報には、感熱転写記
録方式による画像記録装置において、記録部とロール状
の用紙の間に設けた給紙ローラ対で、記録部の上流側に
用紙のたるみを形成し、記録部での搬送負荷変動を防止
しながら用紙を搬送する方式が開示されている。
真方式のトナー像を形成する感光ドラムの上流側に用紙
を搬送するトラクタを備えた画像記録装置において、感
光ドラムとトラクタとの間に、トラクタの搬送速度と同
一速度で用紙を搬送するローラを設けて、トラクタ部で
の用紙はずれや用紙ジャムを防止する方法が開示されて
いる。特開平4−251060号公報には、感熱転写記
録方式による画像記録装置において、記録部とロール状
の用紙の間に設けた給紙ローラ対で、記録部の上流側に
用紙のたるみを形成し、記録部での搬送負荷変動を防止
しながら用紙を搬送する方式が開示されている。
【0004】特開平4−166367号公報には、ロー
ル状の用紙のカールをローラに巻き付けて矯正するため
に、記録部と用紙の間に設けたローラ対で、用紙にバッ
クテンションを付加して用紙を安定搬送する方式が開示
されている。また、特開昭60−171962号公報に
は、用紙張力の変動に対応して変位するローラ(ダンサ
ーローラ)により、用紙張力を一定に保ち、多色印刷の
印刷ずれを防止する方式が開示されている。
ル状の用紙のカールをローラに巻き付けて矯正するため
に、記録部と用紙の間に設けたローラ対で、用紙にバッ
クテンションを付加して用紙を安定搬送する方式が開示
されている。また、特開昭60−171962号公報に
は、用紙張力の変動に対応して変位するローラ(ダンサ
ーローラ)により、用紙張力を一定に保ち、多色印刷の
印刷ずれを防止する方式が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】連続紙を搬送する場
合、用紙供給部の供給動作等による用紙搬送方向の速度
変動(振動)が生じる。例えば、ロール紙を供給する場
合、ロール紙供給装置によりロール紙を引き出したり、
止めたりする場合の慣性による脈動は防止されている
が、バッファ部にたくわえられている用紙を、画像記録
装置内に引き入れる場合のバッファ量による用紙張力の
変化や、バッファ部での用紙のばたつきによる脈動が発
生する。また、連続紙を用いる電子写真装置で多く用い
られている折りたたみ用紙は、一般にはダンボール箱に
入った状態で用紙メーカから供給され、ダンボール箱ご
と装置内に入れて用紙が装填される。このため、箱から
引き出す際に、折りたたみ部のミシン目が箱と当たり、
速度変動の原因となる。用紙の速度変動は、特に電子写
真においては、転写部での印字ずれ、2色以上の印刷で
は転写色ずれの原因となり、印刷品質の低下を引き起こ
す。
合、用紙供給部の供給動作等による用紙搬送方向の速度
変動(振動)が生じる。例えば、ロール紙を供給する場
合、ロール紙供給装置によりロール紙を引き出したり、
止めたりする場合の慣性による脈動は防止されている
が、バッファ部にたくわえられている用紙を、画像記録
装置内に引き入れる場合のバッファ量による用紙張力の
変化や、バッファ部での用紙のばたつきによる脈動が発
生する。また、連続紙を用いる電子写真装置で多く用い
られている折りたたみ用紙は、一般にはダンボール箱に
入った状態で用紙メーカから供給され、ダンボール箱ご
と装置内に入れて用紙が装填される。このため、箱から
引き出す際に、折りたたみ部のミシン目が箱と当たり、
速度変動の原因となる。用紙の速度変動は、特に電子写
真においては、転写部での印字ずれ、2色以上の印刷で
は転写色ずれの原因となり、印刷品質の低下を引き起こ
す。
【0006】特開平8−26542号公報、特開平4−
251060号公報記載の画像記録装置には、用紙搬送
方向の速度変動に関する記述がない。また、特開平4−
166367号公報記載の画像記録装置は、バックテン
ションを付加する用紙のカール矯正のローラ対が、用紙
幅方向に一様で、両端のみを押圧しているため、幅方向
の押圧力が不均一となり、用紙が幅方向にシフトした
り、蛇行するという問題がある。さらに、特開昭60−
171962号公報記載の画像記録装置は、オフセット
印刷などの印刷装置に用いる方式で、印刷ずれを防止す
る手段の機構が大がかりなものとなってしまう。
251060号公報記載の画像記録装置には、用紙搬送
方向の速度変動に関する記述がない。また、特開平4−
166367号公報記載の画像記録装置は、バックテン
ションを付加する用紙のカール矯正のローラ対が、用紙
幅方向に一様で、両端のみを押圧しているため、幅方向
の押圧力が不均一となり、用紙が幅方向にシフトした
り、蛇行するという問題がある。さらに、特開昭60−
171962号公報記載の画像記録装置は、オフセット
印刷などの印刷装置に用いる方式で、印刷ずれを防止す
る手段の機構が大がかりなものとなってしまう。
【0007】本発明の目的は、連続紙の搬送方向の速度
変動を防止する手段を搭載し、画像乱れを防止した画像
記録装置を提供することにある。
変動を防止する手段を搭載し、画像乱れを防止した画像
記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のように
して上記課題を解決した。請求項1記載発明は、連続し
た用紙を搬送する用紙搬送手段と、トナー像を形成する
画像記録部と、前記トナー像を前記用紙に転写する転写
部材とを有する画像記録装置において、前記用紙の幅方
向の押圧力を制御可能で、前記用紙を巻き付けて挟持す
るローラから構成され、前記用紙の搬送方向の速度変動
を防止する手段が設けられていることを特徴とするもの
である。したがって、ローラに巻き付けることにより搬
送速度が規制され、用紙の幅方向に適当な押圧力を与え
ることができるので、幅方向での搬送速度を均一に制御
できる。また、請求項2記載発明は、前記速度変動を防
止する手段が、前記画像記録部の上流側に設けられてい
ることを特徴とするので、速度変動のない搬送が実施さ
れ、画像の乱れが生じない。また、請求項3記載発明
は、前記画像記録部が、2色以上の画像記録を行うこと
を特徴とするので、画像の色ずれを防止できる。また、
請求項4記載発明は、前記画像記録部が、用紙両面に同
時に画像記録を行うことを特徴とするので、印字ずれの
ない画像を、用紙両面に同時に記録できる。また、請求
項5記載発明では、前記用紙搬送方向の速度変動防止手
段は、前記用紙を巻き付けて挟持するローラが、用紙全
幅のローラで、用紙幅方向の押圧力に差を生じることに
より、前記用紙が幅方向の位置を補正されて搬送される
ことを特徴とする。そのため、用紙幅方向の位置が所定
の位置に補正されるので、画像のずれが防止される。ま
た、請求項6記載発明では、前記用紙搬送方向の速度変
動防止手段は、前記用紙を巻き付けて挟持する上下一対
のローラのうちの上側ローラが、用紙幅方向に分割さ
れ、分割されたそれぞれのローラは、前記用紙を独立に
押圧可能であることを特徴とする。そのため、用紙幅方
向における各部での押圧力を制御できるので、幅方向で
の用紙位置を補正できるとともに、用紙各部での搬送速
度を均一にできる。
して上記課題を解決した。請求項1記載発明は、連続し
た用紙を搬送する用紙搬送手段と、トナー像を形成する
画像記録部と、前記トナー像を前記用紙に転写する転写
部材とを有する画像記録装置において、前記用紙の幅方
向の押圧力を制御可能で、前記用紙を巻き付けて挟持す
るローラから構成され、前記用紙の搬送方向の速度変動
を防止する手段が設けられていることを特徴とするもの
である。したがって、ローラに巻き付けることにより搬
送速度が規制され、用紙の幅方向に適当な押圧力を与え
ることができるので、幅方向での搬送速度を均一に制御
できる。また、請求項2記載発明は、前記速度変動を防
止する手段が、前記画像記録部の上流側に設けられてい
ることを特徴とするので、速度変動のない搬送が実施さ
れ、画像の乱れが生じない。また、請求項3記載発明
は、前記画像記録部が、2色以上の画像記録を行うこと
を特徴とするので、画像の色ずれを防止できる。また、
請求項4記載発明は、前記画像記録部が、用紙両面に同
時に画像記録を行うことを特徴とするので、印字ずれの
ない画像を、用紙両面に同時に記録できる。また、請求
項5記載発明では、前記用紙搬送方向の速度変動防止手
段は、前記用紙を巻き付けて挟持するローラが、用紙全
幅のローラで、用紙幅方向の押圧力に差を生じることに
より、前記用紙が幅方向の位置を補正されて搬送される
ことを特徴とする。そのため、用紙幅方向の位置が所定
の位置に補正されるので、画像のずれが防止される。ま
た、請求項6記載発明では、前記用紙搬送方向の速度変
動防止手段は、前記用紙を巻き付けて挟持する上下一対
のローラのうちの上側ローラが、用紙幅方向に分割さ
れ、分割されたそれぞれのローラは、前記用紙を独立に
押圧可能であることを特徴とする。そのため、用紙幅方
向における各部での押圧力を制御できるので、幅方向で
の用紙位置を補正できるとともに、用紙各部での搬送速
度を均一にできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明の画像記録装置の一
実施形態であるレーザプリンタを示す断面図である。図
2は、図1のレーザプリンタの用紙搬送方向の速度変動
を防止する手段部分での用紙搬送路を拡大した断面図で
ある。図3は、図1のレーザプリンタの用紙搬送方向の
速度変動を防止する手段の詳細を示す斜視図である。
に基づき説明する。図1は、本発明の画像記録装置の一
実施形態であるレーザプリンタを示す断面図である。図
2は、図1のレーザプリンタの用紙搬送方向の速度変動
を防止する手段部分での用紙搬送路を拡大した断面図で
ある。図3は、図1のレーザプリンタの用紙搬送方向の
速度変動を防止する手段の詳細を示す斜視図である。
【0010】図1、図2を用いて、本発明の画像記録装
置の全体構成について説明する。送り穴を有する用紙1
は、図示しないモータにより、回動可能かつ制動可能に
取付けられてロール状に巻かれたロール紙11から繰り
出される。繰り出された用紙1は、用紙のバッファを設
けるために用紙送りを行う駆動ローラ62、従動ローラ
63、および補助ローラ61、64を介して、図2に示
すローラ201、202に用紙を巻き付けて、用紙搬送
方向の振動を除去する速度変動防止手段2を通過した
後、トラクタ3aに送られる。トラクタ3a、3bは、
図示しないピン付きのベルトを同期して、回動させて用
紙1を搬送する。トラクタ3aから出た用紙1は、画像
記録部4aに送られる。
置の全体構成について説明する。送り穴を有する用紙1
は、図示しないモータにより、回動可能かつ制動可能に
取付けられてロール状に巻かれたロール紙11から繰り
出される。繰り出された用紙1は、用紙のバッファを設
けるために用紙送りを行う駆動ローラ62、従動ローラ
63、および補助ローラ61、64を介して、図2に示
すローラ201、202に用紙を巻き付けて、用紙搬送
方向の振動を除去する速度変動防止手段2を通過した
後、トラクタ3aに送られる。トラクタ3a、3bは、
図示しないピン付きのベルトを同期して、回動させて用
紙1を搬送する。トラクタ3aから出た用紙1は、画像
記録部4aに送られる。
【0011】トナー画像を形成する記録部4a、4b
は、片面2色の画像を形成する構成に配置されている。
記録部は、金属ドラム表面に感光体層を塗布した感光ド
ラム41を回動可能に設け、感光ドラム41上に静電潜
像を形成する光学系42、静電潜像をトナーにより顕像
化してトナ−像を形成するための現像ユニット43、ト
ナ−像を用紙に転写する転写コロトロン44などが設け
られている。画像記録部4a、4bで2色の転写画像が
転写された用紙1は、定着部5へ搬送され、転写画像が
用紙上に定着される。
は、片面2色の画像を形成する構成に配置されている。
記録部は、金属ドラム表面に感光体層を塗布した感光ド
ラム41を回動可能に設け、感光ドラム41上に静電潜
像を形成する光学系42、静電潜像をトナーにより顕像
化してトナ−像を形成するための現像ユニット43、ト
ナ−像を用紙に転写する転写コロトロン44などが設け
られている。画像記録部4a、4bで2色の転写画像が
転写された用紙1は、定着部5へ搬送され、転写画像が
用紙上に定着される。
【0012】次に、本発明の画像記録装置の動作につい
て説明する。ロール紙11から繰り出された用紙1は、
補助ローラ61を介して用紙送りを行う駆動ローラ6
2、従動ローラ63によって、一定のバッファ量を保つ
ように制御されながら搬出されている。搬出された用紙
1は、バッファを保持しながら、補助ローラ64を介し
て速度変動防止手段2に搬送され、用紙搬送方向の振動
が除去されながらトラクタ3aに送られる。その後、感
光ドラム41上のトナー像が転写される画像記録部4
a、4bへ搬送される。感光ドラム41上には、光学系
42によって静電潜像が形成された後、現像ユニット4
3によってトナー像となる。感光ドラム41上に形成さ
れたトナー像は、転写コロトロン44によって用紙1に
転写され、定着部5へ搬送された後、2色の転写画像が
用紙上に定着される。定着後の用紙1は、後処理部へ搬
送される。
て説明する。ロール紙11から繰り出された用紙1は、
補助ローラ61を介して用紙送りを行う駆動ローラ6
2、従動ローラ63によって、一定のバッファ量を保つ
ように制御されながら搬出されている。搬出された用紙
1は、バッファを保持しながら、補助ローラ64を介し
て速度変動防止手段2に搬送され、用紙搬送方向の振動
が除去されながらトラクタ3aに送られる。その後、感
光ドラム41上のトナー像が転写される画像記録部4
a、4bへ搬送される。感光ドラム41上には、光学系
42によって静電潜像が形成された後、現像ユニット4
3によってトナー像となる。感光ドラム41上に形成さ
れたトナー像は、転写コロトロン44によって用紙1に
転写され、定着部5へ搬送された後、2色の転写画像が
用紙上に定着される。定着後の用紙1は、後処理部へ搬
送される。
【0013】次に、図3を用いて、本発明の画像記録装
置の速度変動防止手段について説明する。速度変動防止
手段2は、上下のローラ対で用紙をローラに巻き付けて
挟持し、用紙搬送方向の振動を防止する。上側は用紙幅
方向に分割されたローラ部21a、21b、21c、2
1d、21eからなり、下側は用紙全幅のローラ202
から構成されている。上側のローラ部21a、21b、
21c、21d、21eは、用紙を挟持するローラ20
1が、左右のアーム203、204に回動可能に取り付
けられ、該アーム203、204は、シャフト207に
より支点位置を回動可能に取り付けられている。下側の
ローラ202は、用紙全幅にストレート形状のローラあ
るいはクラウン形状のローラを使用する。ローラ20
1、202は、用紙1の搬送力によって従動回転する。
左右のアーム203、204間に設けたシャフト206
に、用紙の挟持力を作用させるばね205を取り付けて
いる。
置の速度変動防止手段について説明する。速度変動防止
手段2は、上下のローラ対で用紙をローラに巻き付けて
挟持し、用紙搬送方向の振動を防止する。上側は用紙幅
方向に分割されたローラ部21a、21b、21c、2
1d、21eからなり、下側は用紙全幅のローラ202
から構成されている。上側のローラ部21a、21b、
21c、21d、21eは、用紙を挟持するローラ20
1が、左右のアーム203、204に回動可能に取り付
けられ、該アーム203、204は、シャフト207に
より支点位置を回動可能に取り付けられている。下側の
ローラ202は、用紙全幅にストレート形状のローラあ
るいはクラウン形状のローラを使用する。ローラ20
1、202は、用紙1の搬送力によって従動回転する。
左右のアーム203、204間に設けたシャフト206
に、用紙の挟持力を作用させるばね205を取り付けて
いる。
【0014】次に、図面を用いて用紙巻き付けの有効性
について説明する。図4は、用紙巻き付け部のモデル図
である。ローラと用紙の動摩擦係数をμ、有効巻き付け
角度をα、ローラ半径をr、搬送側の張力をT1、用紙
供給側の張力をT2とすると、オイラーの理論によりロ
ーラに与えられる伝達トルクを数1に示す。ここで、T
eは有効張力であり、Te=T1−T2で与えられる。
について説明する。図4は、用紙巻き付け部のモデル図
である。ローラと用紙の動摩擦係数をμ、有効巻き付け
角度をα、ローラ半径をr、搬送側の張力をT1、用紙
供給側の張力をT2とすると、オイラーの理論によりロ
ーラに与えられる伝達トルクを数1に示す。ここで、T
eは有効張力であり、Te=T1−T2で与えられる。
【0015】
【数1】
【0016】図5に、動摩擦係数μを変化させた場合の
用紙巻き付け角度と、「数1」の係数のグラフを示す。
動摩擦係数、巻き付け角度が大きくなると、ローラに伝
達されるトルクが増加することを示している。図3に示
す構成の制振ローラでは、押圧側のローラ201の押圧
力による摩擦力がT2になると考えられる。また、ここ
で議論している速度変動は、張力T2の変動と考えられ
るから、ローラ押圧力、用紙のローラ巻き付けによるト
ルクの伝達による用紙のエネルギーの放出により、速度
変動が低減されると考えられる。一方、用紙搬送全体か
ら考えると、押圧ローラ、用紙巻き付けともに、負荷の
増大となるため、大きくなりすぎると、送り穴の破れや
変形などの、いわゆる穴がれが発生してしまう。常用さ
れている連量55kg用紙においては、総押圧力100
N〜5kN、巻き付け角度0〜180度、望ましくは、
総押圧力100N〜2kN、巻き付け角度10〜45度
が、用紙搬送方向を大きく変えずに、速度変動低減効果
が良好である。
用紙巻き付け角度と、「数1」の係数のグラフを示す。
動摩擦係数、巻き付け角度が大きくなると、ローラに伝
達されるトルクが増加することを示している。図3に示
す構成の制振ローラでは、押圧側のローラ201の押圧
力による摩擦力がT2になると考えられる。また、ここ
で議論している速度変動は、張力T2の変動と考えられ
るから、ローラ押圧力、用紙のローラ巻き付けによるト
ルクの伝達による用紙のエネルギーの放出により、速度
変動が低減されると考えられる。一方、用紙搬送全体か
ら考えると、押圧ローラ、用紙巻き付けともに、負荷の
増大となるため、大きくなりすぎると、送り穴の破れや
変形などの、いわゆる穴がれが発生してしまう。常用さ
れている連量55kg用紙においては、総押圧力100
N〜5kN、巻き付け角度0〜180度、望ましくは、
総押圧力100N〜2kN、巻き付け角度10〜45度
が、用紙搬送方向を大きく変えずに、速度変動低減効果
が良好である。
【0017】ロール紙11から繰り出された用紙1は、
矢印方向に送られ、用紙上に画像が記録される。繰り出
された用紙1は、画像記録部に搬送する際のバッファ量
による用紙張力の変化、バッファ部での用紙1のばたつ
きなどによって振動する。特に高速搬送(例えば1m/
s)の場合には振動が大きくなる。この振動している用
紙1を、垂直方向から所定の角度で接触しているローラ
201、202に巻き付いた状態で、ばね205の力に
よって挟持する。用紙1の振動は、ローラ201、20
2による挟持、用紙1が巻き付くことによるローラへの
トルクの伝達により用紙のエネルギーが放出され、用紙
1の速度変動が防止される。また、ローラ部21a、2
1b、21c、21d、21eは、独立に押圧可能で、
用紙1の幅に対応して分割しているため、用紙幅方向の
圧力分布が均一となり斜行することがない。さらに、前
記速度変動防止手段2は、装置全体に占める割合も小さ
い。
矢印方向に送られ、用紙上に画像が記録される。繰り出
された用紙1は、画像記録部に搬送する際のバッファ量
による用紙張力の変化、バッファ部での用紙1のばたつ
きなどによって振動する。特に高速搬送(例えば1m/
s)の場合には振動が大きくなる。この振動している用
紙1を、垂直方向から所定の角度で接触しているローラ
201、202に巻き付いた状態で、ばね205の力に
よって挟持する。用紙1の振動は、ローラ201、20
2による挟持、用紙1が巻き付くことによるローラへの
トルクの伝達により用紙のエネルギーが放出され、用紙
1の速度変動が防止される。また、ローラ部21a、2
1b、21c、21d、21eは、独立に押圧可能で、
用紙1の幅に対応して分割しているため、用紙幅方向の
圧力分布が均一となり斜行することがない。さらに、前
記速度変動防止手段2は、装置全体に占める割合も小さ
い。
【0018】図6に、図3の速度変動防止手段を用いな
いで用紙搬送を行った場合の、速度変動の検出結果を、
図7に、図3の速度変動防止手段を用いて用紙搬送を行
った場合の、速度変動の検出結果を示す。図6では、用
紙1の振動を防止する手段がないため、大きな速度変動
が発生している。図7では、速度変動防止手段を用いて
用紙を搬送しているため、速度変動が小さく、通常の走
行状態と比べてもほとんど差がない。したがって、画像
記録部での印字ずれ、色ずれがない良好な画像が得られ
る。
いで用紙搬送を行った場合の、速度変動の検出結果を、
図7に、図3の速度変動防止手段を用いて用紙搬送を行
った場合の、速度変動の検出結果を示す。図6では、用
紙1の振動を防止する手段がないため、大きな速度変動
が発生している。図7では、速度変動防止手段を用いて
用紙を搬送しているため、速度変動が小さく、通常の走
行状態と比べてもほとんど差がない。したがって、画像
記録部での印字ずれ、色ずれがない良好な画像が得られ
る。
【0019】図8は、本発明の画像記録装置の第2の実
施形態のレーザプリンタを示す断面図である。図9は、
図8のレーザプリンタの用紙搬送方向の速度変動を防止
する手段を示す斜視図である。図8、図9を用いて、本
実施形態について説明する。図1および図3の実施形態
に対して、速度変動防止手段2が用紙全幅のローラ20
8、202で構成され、用紙幅方向の押圧力に差を生じ
させて、用紙幅方向の位置を補正する。さらに、トラク
タによる用紙搬送ではなく、速度変動防止手段2の下側
のローラ202を駆動ローラとし、定着部5の図示しな
いローラとによって用紙搬送を行う。
施形態のレーザプリンタを示す断面図である。図9は、
図8のレーザプリンタの用紙搬送方向の速度変動を防止
する手段を示す斜視図である。図8、図9を用いて、本
実施形態について説明する。図1および図3の実施形態
に対して、速度変動防止手段2が用紙全幅のローラ20
8、202で構成され、用紙幅方向の押圧力に差を生じ
させて、用紙幅方向の位置を補正する。さらに、トラク
タによる用紙搬送ではなく、速度変動防止手段2の下側
のローラ202を駆動ローラとし、定着部5の図示しな
いローラとによって用紙搬送を行う。
【0020】本実施形態の速度変動防止手段2は、図3
の実施形態と同様に、ローラ208、202に用紙を巻
き付けて挟持して、用紙搬送方向の振動を防止する。ま
た、用紙全幅のローラを用いて、無制御の状態で用紙1
を搬送すると斜行が発生する。本実施形態では、ローラ
208、202の左右に作用する押圧力に差を設けるこ
とにより、用紙1の幅方向に作用する搬送力に差を生じ
させて用紙幅方向の位置を補正する。
の実施形態と同様に、ローラ208、202に用紙を巻
き付けて挟持して、用紙搬送方向の振動を防止する。ま
た、用紙全幅のローラを用いて、無制御の状態で用紙1
を搬送すると斜行が発生する。本実施形態では、ローラ
208、202の左右に作用する押圧力に差を設けるこ
とにより、用紙1の幅方向に作用する搬送力に差を生じ
させて用紙幅方向の位置を補正する。
【0021】具体的には、用紙1に位置ずれが発生する
と、CCD(Charged Coupled Dev
ice)イメージセンサであるラインセンサ71と、そ
の光源であるLED72によって、LED72の照射を
用紙端部が遮ることでラインセンサ71が位置ずれを検
知し、図示しない補正制御部から補正量の信号が出る。
この信号により、制御モータ221が所定の角度回転
し、ばね218、219の引張り力を変化させる。この
引張り力の差は、ばね218、219につながれた、端
部が制御モータ221のプーリ220に取り付けられて
いるワイヤロープ222、223、224、225を介
して、滑車212、213、214、215、216、
217によって力の方向を変えながら、シャフト209
に支点位置を回動可能に取り付けられているアーム21
0、211へ伝達され、アーム210、211の先端に
取り付けられたローラ208の左右の圧力差となる。こ
の圧力差が、用紙1の幅方向に作用する搬送力に差を生
じさせ、用紙1の位置ずれを補正する。
と、CCD(Charged Coupled Dev
ice)イメージセンサであるラインセンサ71と、そ
の光源であるLED72によって、LED72の照射を
用紙端部が遮ることでラインセンサ71が位置ずれを検
知し、図示しない補正制御部から補正量の信号が出る。
この信号により、制御モータ221が所定の角度回転
し、ばね218、219の引張り力を変化させる。この
引張り力の差は、ばね218、219につながれた、端
部が制御モータ221のプーリ220に取り付けられて
いるワイヤロープ222、223、224、225を介
して、滑車212、213、214、215、216、
217によって力の方向を変えながら、シャフト209
に支点位置を回動可能に取り付けられているアーム21
0、211へ伝達され、アーム210、211の先端に
取り付けられたローラ208の左右の圧力差となる。こ
の圧力差が、用紙1の幅方向に作用する搬送力に差を生
じさせ、用紙1の位置ずれを補正する。
【0022】図10は、本発明の画像記録装置の第3の
実施形態のレーザプリンタを示す断面図である。図1の
実施形態は、ロール状に巻かれたロール紙11を使用し
た例であるが、本実施形態は、ミシン目で折りたたみ、
ダンボール箱等に入った箱紙12を使用したレーザプリ
ンタである。ロール紙11同様、箱紙12の用紙1も、
トラクタ3aの搬送動作によって箱から搬出されるとき
に、箱との摩擦によって振動が発生する。本実施形態の
画像記録装置の速度変動防止手段2によれば、箱紙12
から搬出される時の用紙1の振動も防止できる。
実施形態のレーザプリンタを示す断面図である。図1の
実施形態は、ロール状に巻かれたロール紙11を使用し
た例であるが、本実施形態は、ミシン目で折りたたみ、
ダンボール箱等に入った箱紙12を使用したレーザプリ
ンタである。ロール紙11同様、箱紙12の用紙1も、
トラクタ3aの搬送動作によって箱から搬出されるとき
に、箱との摩擦によって振動が発生する。本実施形態の
画像記録装置の速度変動防止手段2によれば、箱紙12
から搬出される時の用紙1の振動も防止できる。
【0023】図11は、本発明の画像記録装置の第4の
実施形態の両面印刷レーザプリンタを示す断面図であ
る。図1の実施形態が片面2色の画像を形成する構成で
あるのに対して、本実施形態は、両面2色の画像を形成
する構成である。ロール紙11から繰り出された用紙1
は、駆動ローラ62、従動ローラ63、および補助ロー
ラ61、64を介して、用紙搬送方向の振動を除去する
速度変動防止手段2を通過した後、トラクタ3aに送ら
れる。トラクタ3aから出た用紙1は、画像記録部4
a、4bを通過し、第1面に2色の転写画像が形成され
る。その後、ガイドローラ65、66により搬送方向を
反転し、画像記録部4c、4dにより第2面に2色の転
写画像を形成し、トラクタ3b、定着部5を通過して、
両面に2色の画像が形成される。
実施形態の両面印刷レーザプリンタを示す断面図であ
る。図1の実施形態が片面2色の画像を形成する構成で
あるのに対して、本実施形態は、両面2色の画像を形成
する構成である。ロール紙11から繰り出された用紙1
は、駆動ローラ62、従動ローラ63、および補助ロー
ラ61、64を介して、用紙搬送方向の振動を除去する
速度変動防止手段2を通過した後、トラクタ3aに送ら
れる。トラクタ3aから出た用紙1は、画像記録部4
a、4bを通過し、第1面に2色の転写画像が形成され
る。その後、ガイドローラ65、66により搬送方向を
反転し、画像記録部4c、4dにより第2面に2色の転
写画像を形成し、トラクタ3b、定着部5を通過して、
両面に2色の画像が形成される。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像記録部の上流側に、速度変動を防止する手段を設け
ることで、用紙の供給動作等による用紙搬送方向の振動
を防止でき、画像記録部での印字ずれ、色ずれがない良
好な画像が得られる。
画像記録部の上流側に、速度変動を防止する手段を設け
ることで、用紙の供給動作等による用紙搬送方向の振動
を防止でき、画像記録部での印字ずれ、色ずれがない良
好な画像が得られる。
【図1】本発明の一実施形態のレーザプリンタを示す断
面図である。
面図である。
【図2】図1のレーザプリンタの用紙搬送方向の速度変
動を防止する手段部分での用紙搬送路を拡大した断面図
である。
動を防止する手段部分での用紙搬送路を拡大した断面図
である。
【図3】図1のレーザプリンタの用紙搬送方向の速度変
動を防止する手段の詳細を示す斜視図である。
動を防止する手段の詳細を示す斜視図である。
【図4】用紙巻き付け部のモデル図である。
【図5】ローラと用紙の動摩擦係数μ、用紙巻き付け角
度とローラに与えられる伝達トルクの係数の関係を示す
図である。
度とローラに与えられる伝達トルクの係数の関係を示す
図である。
【図6】図2の速度変動防止手段を用いないで用紙搬送
を行った場合の速度変動の検出結果を示す図である。
を行った場合の速度変動の検出結果を示す図である。
【図7】図2の速度変動防止手段を用いて用紙搬送を行
った場合の速度変動の検出結果を示す図である。
った場合の速度変動の検出結果を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態のレーザプリンタを示
す断面図である。
す断面図である。
【図9】図5のレーザプリンタの用紙搬送方向の速度変
動を防止する手段を示す斜視図である。
動を防止する手段を示す斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施形態のレーザプリンタを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図11】本発明の第4の実施形態の両面印刷レーザプ
リンタを示す断面図である。
リンタを示す断面図である。
1 用紙 2 速度変動防止手段 3a、3b トラクタ 4a、4b、4c、4d 画像記録部 5 定着部 11 ロール紙 12 箱紙 21a、21b、21c、21d、21e ローラ部 41 感光ドラム 42 光学系 43 現像ユニット 44 転写コロトロン 61 補助ローラ 62 駆動ローラ 63 従動ローラ 64 補助ローラ 65、66 ガイドローラ 71 ラインセンサ 72 LED 201、202 ローラ 203、204 アーム 205 ばね 206、207 シャフト 208 ローラ 209 シャフト 210、211 アーム 212、213、214、215、216、217 滑
車 218、219 ばね 220 プーリ 221 制御モータ 222、223、224、225 ワイヤロープ μ 動摩擦係数 α 有効巻き付け角度 r ローラ半径 T1 搬送側の張力 T2 用紙供給側の張力 Te 有効張力
車 218、219 ばね 220 プーリ 221 制御モータ 222、223、224、225 ワイヤロープ μ 動摩擦係数 α 有効巻き付け角度 r ローラ半径 T1 搬送側の張力 T2 用紙供給側の張力 Te 有効張力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横川 秀穂 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立工機株式会社内 (72)発明者 中嶋 勇夫 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立工機株式会社内 (72)発明者 桑原 章友 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立工機株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 連続した用紙を搬送する用紙搬送手段
と、トナー像を形成する画像記録部と、前記トナー像を
前記用紙に転写する転写部材とを有する画像記録装置に
おいて、前記用紙の幅方向の押圧力を制御可能で、前記
用紙を巻き付けて挟持するローラから構成され、前記用
紙の搬送方向の速度変動を防止する手段が設けられてい
ることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像記録装置におい
て、前記速度変動を防止する手段は、前記画像記録部の
上流側に設けられていることを特徴とする画像記録装
置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の画像記録装置におい
て、前記画像記録部は、2色以上の画像記録を行うこと
を特徴とする画像記録装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の画像記録装置におい
て、前記画像記録部は、用紙両面に同時に画像記録を行
うことを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の画像記録装置におい
て、前記用紙搬送方向の速度変動防止手段は、前記用紙
を巻き付けて挟持するローラが、用紙全幅のローラで、
用紙幅方向の押圧力に差を生じることにより、前記用紙
が幅方向の位置を補正されて搬送されることを特徴とす
る画像記録装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の画像記録装置におい
て、前記用紙搬送方向の速度変動防止手段は、前記用紙
を巻き付けて挟持する上下一対のローラのうちの上側ロ
ーラが、用紙幅方向に分割され、分割されたそれぞれの
ローラは、前記用紙を独立に押圧可能であることを特徴
とする画像記録装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24248697A JPH1179508A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 画像記録装置 |
US09/066,751 US6104907A (en) | 1997-04-28 | 1998-04-27 | Image recording apparatus which prevents variation in speed of a recording medium and reduces shift values thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24248697A JPH1179508A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1179508A true JPH1179508A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17089808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24248697A Pending JPH1179508A (ja) | 1997-04-28 | 1997-09-08 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1179508A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006076297A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Oce Technol Bv | インクジェットプリンタを用いて被印刷物に印刷する方法及び当該方法を実施するのに適したインクジェットプリンタ |
CN110773883A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-02-11 | 杭州科技职业技术学院 | 一种滚齿式卷料激光切割自动化生产线 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP24248697A patent/JPH1179508A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006076297A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Oce Technol Bv | インクジェットプリンタを用いて被印刷物に印刷する方法及び当該方法を実施するのに適したインクジェットプリンタ |
CN110773883A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-02-11 | 杭州科技职业技术学院 | 一种滚齿式卷料激光切割自动化生产线 |
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