JPH1176632A - 動作玩具装置 - Google Patents
動作玩具装置Info
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- JPH1176632A JPH1176632A JP25269997A JP25269997A JPH1176632A JP H1176632 A JPH1176632 A JP H1176632A JP 25269997 A JP25269997 A JP 25269997A JP 25269997 A JP25269997 A JP 25269997A JP H1176632 A JPH1176632 A JP H1176632A
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- JP
- Japan
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- rotating body
- rotating
- opening
- shaft
- linking means
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 単一の操作部材を操作することにより、電気
的な回路部と機構的な可動部とを選択的に動作させるこ
とのできる興趣性の高い動作玩具装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 胴体部5には回転体7が回転可能に設け
られ、回転体7の開口部7aには回動体17が回動自在
に設けられ、その回動方向は回転体7の回転方向に対し
て直交する方向に設定される。また、回動体17は胴体
部5の開口部5cから突出されており、この回動体17
をその回動方向に回動したときに、当該回動体17によ
って押圧操作されるスイッチ手段29を有し、スイッチ
手段29が押圧操作されたときに、音又は/及び光を発
生させる発生回路部を有する。また、回動体17をその
回動方向と直交する方向に操作したときに、回動体17
と回転体7とが一体に回転方向に回転し、この回転体7
の回転に連係して頭部3を回転させる連係手段を有して
構成される。
的な回路部と機構的な可動部とを選択的に動作させるこ
とのできる興趣性の高い動作玩具装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 胴体部5には回転体7が回転可能に設け
られ、回転体7の開口部7aには回動体17が回動自在
に設けられ、その回動方向は回転体7の回転方向に対し
て直交する方向に設定される。また、回動体17は胴体
部5の開口部5cから突出されており、この回動体17
をその回動方向に回動したときに、当該回動体17によ
って押圧操作されるスイッチ手段29を有し、スイッチ
手段29が押圧操作されたときに、音又は/及び光を発
生させる発生回路部を有する。また、回動体17をその
回動方向と直交する方向に操作したときに、回動体17
と回転体7とが一体に回転方向に回転し、この回転体7
の回転に連係して頭部3を回転させる連係手段を有して
構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、単一の操作部材
を操作することにより、電気的な回路部と機構的な可動
部とを選択的に動作させることのできる動作玩具装置に
関するものである。
を操作することにより、電気的な回路部と機構的な可動
部とを選択的に動作させることのできる動作玩具装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、頭部と、胴体部と、腕部を有する
人形玩具が種々提案され、音若しくは音声を発生する機
能と、頭部又は腕部を動作させる機構とを備えたものが
考案されている。このような従来の人形玩具は、音声発
生用の押しボタンスイッチと音声合成回路を有し、音声
発生用の押しボタンスイッチを操作すると適宜の音又は
音声が音声合成回路で合成されて出力されるようになっ
ている。そして、従来の人形玩具は、上記音声発生用の
押しボタンスイッチとは別個に設けられる操作部を有
し、この操作部を操作したときにモータが回転して歯車
機構を作動させることにより頭部を回転させ、若しくは
腕部を揺動させるようにしている。
人形玩具が種々提案され、音若しくは音声を発生する機
能と、頭部又は腕部を動作させる機構とを備えたものが
考案されている。このような従来の人形玩具は、音声発
生用の押しボタンスイッチと音声合成回路を有し、音声
発生用の押しボタンスイッチを操作すると適宜の音又は
音声が音声合成回路で合成されて出力されるようになっ
ている。そして、従来の人形玩具は、上記音声発生用の
押しボタンスイッチとは別個に設けられる操作部を有
し、この操作部を操作したときにモータが回転して歯車
機構を作動させることにより頭部を回転させ、若しくは
腕部を揺動させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例は、音若しくは音声を発生させる場合は、音声発
生用の押しボタンスイッチを操作し、頭部を回転させよ
うとする場合は前述の押しボタンスイッチとは別の専用
の操作部を操作する必要があり、単一の操作部材を操作
することにより、電気的な回路部と機構的な可動部とを
選択的に動作させることはできなかった。
従来例は、音若しくは音声を発生させる場合は、音声発
生用の押しボタンスイッチを操作し、頭部を回転させよ
うとする場合は前述の押しボタンスイッチとは別の専用
の操作部を操作する必要があり、単一の操作部材を操作
することにより、電気的な回路部と機構的な可動部とを
選択的に動作させることはできなかった。
【0004】本願発明は、上記に鑑みて案出されたもの
で、単一の操作部材を操作することにより、電気的な回
路部と機構的な可動部とを選択的に動作させることので
きる興趣性の高い動作玩具装置を提供することを目的と
する。
で、単一の操作部材を操作することにより、電気的な回
路部と機構的な可動部とを選択的に動作させることので
きる興趣性の高い動作玩具装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する請求項
1に係る動作玩具装置は、上記目的を達成するために、
下記の要件を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)可動部と非可動部とを有する玩具本体を有するこ
と。 (ロ)前記非可動部には、回転体が回転可能に設けられ
ていること。 (ハ)前記回転体には、開口部が設けられていること。 (ニ)前記回転体の開口部には、回動体が回動自在に設
けられていること。 (ホ)前記回動体は、前記開口部から突出した状態に設
けられ、その回動方向は回転体の回転方向に対して直交
する方向であること。 (ヘ)前記非可動部には、前記回動体と対応する位置に
開口部が設けられ、当該開口部から回動体が突出される
こと。 (ト)前記回動体をその回動方向に回動したときに、当
該回動体によって押圧操作されるスイッチ手段を有する
こと。 (チ)前記スイッチ手段が押圧操作されたときに、音又
は/及び光を発生させる発生回路部を有すること。 (リ)前記回動体をその回動方向と直交する方向に操作
したときに、当該回動体と回転体とが一体に回転方向に
回転すること。 (ヌ)前記回転体と可動部とを連係する第1の連係手段
を有し、回転体が回転したときに当該回転方向と対応す
る方向に可動部を回転させること。
1に係る動作玩具装置は、上記目的を達成するために、
下記の要件を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)可動部と非可動部とを有する玩具本体を有するこ
と。 (ロ)前記非可動部には、回転体が回転可能に設けられ
ていること。 (ハ)前記回転体には、開口部が設けられていること。 (ニ)前記回転体の開口部には、回動体が回動自在に設
けられていること。 (ホ)前記回動体は、前記開口部から突出した状態に設
けられ、その回動方向は回転体の回転方向に対して直交
する方向であること。 (ヘ)前記非可動部には、前記回動体と対応する位置に
開口部が設けられ、当該開口部から回動体が突出される
こと。 (ト)前記回動体をその回動方向に回動したときに、当
該回動体によって押圧操作されるスイッチ手段を有する
こと。 (チ)前記スイッチ手段が押圧操作されたときに、音又
は/及び光を発生させる発生回路部を有すること。 (リ)前記回動体をその回動方向と直交する方向に操作
したときに、当該回動体と回転体とが一体に回転方向に
回転すること。 (ヌ)前記回転体と可動部とを連係する第1の連係手段
を有し、回転体が回転したときに当該回転方向と対応す
る方向に可動部を回転させること。
【0006】また、本発明が提供する請求項2に係る動
作玩具装置は、上記目的を達成するために、下記の要件
を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)可動部と非可動部とを有する玩具本体を有するこ
と。 (ロ)前記非可動部には、回転体が回転可能に設けられ
ていること。 (ハ)前記回転体には、開口部が設けられていること。 (ニ)前記回転体の開口部には、回動体が回動自在に設
けられていること。 (ホ)前記回動体は、前記開口部から突出した状態に設
けられ、その回動方向は回転体の回転方向に対して直交
する方向であること。 (ヘ)前記非可動部には、前記回動体と対応する位置に
開口部が設けられ、当該開口部から回動体が突出される
こと。 (ト)前記回動体をその回動方向に回動したときに、当
該回動体によって押圧操作されるスイッチ手段を有する
こと。 (チ)前記スイッチ手段が押圧操作されたときに、音又
は/及び光を発生させる発生回路部を有すること。 (リ)前記回動体をその回動方向と直交する方向に操作
したときに、当該回動体と回転体とが一体に回転方向に
回転すること。 (ヌ)前記回転体と可動部とを連係する第1の連係手段
を有し、回転体が回転したときに当該回転方向と対応す
る方向に可動部を回転させること。 (ル)前記回動体と可動部とを連係する第2の連係手段
を有し、回動体が回動したときに当該回動方向と対応す
る方向に可動部を作動させること。
作玩具装置は、上記目的を達成するために、下記の要件
を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)可動部と非可動部とを有する玩具本体を有するこ
と。 (ロ)前記非可動部には、回転体が回転可能に設けられ
ていること。 (ハ)前記回転体には、開口部が設けられていること。 (ニ)前記回転体の開口部には、回動体が回動自在に設
けられていること。 (ホ)前記回動体は、前記開口部から突出した状態に設
けられ、その回動方向は回転体の回転方向に対して直交
する方向であること。 (ヘ)前記非可動部には、前記回動体と対応する位置に
開口部が設けられ、当該開口部から回動体が突出される
こと。 (ト)前記回動体をその回動方向に回動したときに、当
該回動体によって押圧操作されるスイッチ手段を有する
こと。 (チ)前記スイッチ手段が押圧操作されたときに、音又
は/及び光を発生させる発生回路部を有すること。 (リ)前記回動体をその回動方向と直交する方向に操作
したときに、当該回動体と回転体とが一体に回転方向に
回転すること。 (ヌ)前記回転体と可動部とを連係する第1の連係手段
を有し、回転体が回転したときに当該回転方向と対応す
る方向に可動部を回転させること。 (ル)前記回動体と可動部とを連係する第2の連係手段
を有し、回動体が回動したときに当該回動方向と対応す
る方向に可動部を作動させること。
【0007】また、本発明が提供する請求項3に係る動
作玩具装置は、上記請求項1又は請求項2に下記の要件
を付加したことを特徴とする。すなわち、 (イ)前記第1の連係手段は、前記非可動部に固定され
る固定板を有し、当該固定板には挿入孔が設けられてい
ること。 (ロ)前記第1の連係手段は、前記挿入孔に挿入される
シャフトと、当該シャフトに回転自在に挿着されるスリ
ーブを有すること。 (ハ)前記第1の連係手段は、前記スリーブと可動部と
を連結する連結部材を有すること。 (ニ)前記スリーブには、係合凸部が設けられているこ
と。 (ホ)前記第1の連係手段は、前記スリーブの係合凸部
と係合する係合受部材を有すること。 (ヘ)前記係合受部材は回転体の回転軸に固定されてい
て、回転体が回転したときにこの係合受部材と係合する
スリーブを回転させることにより、可動部を回転させる
こと。
作玩具装置は、上記請求項1又は請求項2に下記の要件
を付加したことを特徴とする。すなわち、 (イ)前記第1の連係手段は、前記非可動部に固定され
る固定板を有し、当該固定板には挿入孔が設けられてい
ること。 (ロ)前記第1の連係手段は、前記挿入孔に挿入される
シャフトと、当該シャフトに回転自在に挿着されるスリ
ーブを有すること。 (ハ)前記第1の連係手段は、前記スリーブと可動部と
を連結する連結部材を有すること。 (ニ)前記スリーブには、係合凸部が設けられているこ
と。 (ホ)前記第1の連係手段は、前記スリーブの係合凸部
と係合する係合受部材を有すること。 (ヘ)前記係合受部材は回転体の回転軸に固定されてい
て、回転体が回転したときにこの係合受部材と係合する
スリーブを回転させることにより、可動部を回転させる
こと。
【0008】また、本発明が提供する請求項4に係る動
作玩具装置は、上記請求項2に下記の要件を付加したこ
とを特徴とする。すなわち、 (イ)前記第2の連係手段は、前記非可動部に固定され
る固定板を有し、当該固定板には挿入孔が設けられてい
ること。 (ロ)前記第2の連係手段は、前記挿入孔に挿入される
シャフトと、当該シャフトに挿着されるスリーブを有す
ること。 (ハ)前記第2の連係手段は、前記スリーブと可動部と
を連結する連結部材を有すること。 (ニ)前記第2の連係手段は、前記シャフトを押し上げ
る方向に作動する作動部材を有し、当該作動部材は前記
回転体に作動可能に設けられていること。 (ホ)前記回動体は前記作動部材と係合する係合突起を
有し、回動体が回動したときにこの係合突起が作動部材
と係合して当該作動部材を作動させることにより、前記
シャフトを押し上げて可動部を垂直方向に押し上げるこ
と。
作玩具装置は、上記請求項2に下記の要件を付加したこ
とを特徴とする。すなわち、 (イ)前記第2の連係手段は、前記非可動部に固定され
る固定板を有し、当該固定板には挿入孔が設けられてい
ること。 (ロ)前記第2の連係手段は、前記挿入孔に挿入される
シャフトと、当該シャフトに挿着されるスリーブを有す
ること。 (ハ)前記第2の連係手段は、前記スリーブと可動部と
を連結する連結部材を有すること。 (ニ)前記第2の連係手段は、前記シャフトを押し上げ
る方向に作動する作動部材を有し、当該作動部材は前記
回転体に作動可能に設けられていること。 (ホ)前記回動体は前記作動部材と係合する係合突起を
有し、回動体が回動したときにこの係合突起が作動部材
と係合して当該作動部材を作動させることにより、前記
シャフトを押し上げて可動部を垂直方向に押し上げるこ
と。
【0009】
【発明の実施の形態】本願発明に係る実施の形態を図面
に基づいて説明する。請求項1に係る動作玩具装置1
は、可動部である頭部3と、非可動部である胴体部5と
で成る玩具本体を有する。頭部3は頭部側3aと3bと
から構成され、胴体部5は胴体部側5aと5bとから構
成されている。これらの頭部3及び胴体部5は、合成樹
脂、プラスチック等の適宜の部材から構成されている。
本発明に係る玩具本体は人形体のみには限定されず、
犬、猫等の愛玩動物、若しくは他の動植物、又は頭部、
腕部、脚部、胴体部を有するロボットや怪獣等にも適用
される。そして、頭部のみならず、腕部や脚部を可動部
として動作可能に構成しても良い。前記非可動部である
胴体部5には、ほぼリング状に形成される回転体7が回
転軸9a,9bを回転中心にして回転可能に設けられて
いる。すなわち、胴体部5の上部には固定板11が設け
られ、当該固定板11には軸孔11aが設けられてい
る。また、胴体部5の底部には基台13が設けられ、当
該基台13に設けられるボス15には軸孔15aが設け
られている。この双方の軸孔11a及び軸孔15aにそ
れぞれ対応する回転軸9a,9bを装着することによ
り、回転体7が回転軸9a,9bを回転中心にして回転
自在に設けられる。上記回転体7の形状は、円形には限
定されず、三角形、四角形、五角形、六角形、八角形等
の適宜の形状のものが用いられる。
に基づいて説明する。請求項1に係る動作玩具装置1
は、可動部である頭部3と、非可動部である胴体部5と
で成る玩具本体を有する。頭部3は頭部側3aと3bと
から構成され、胴体部5は胴体部側5aと5bとから構
成されている。これらの頭部3及び胴体部5は、合成樹
脂、プラスチック等の適宜の部材から構成されている。
本発明に係る玩具本体は人形体のみには限定されず、
犬、猫等の愛玩動物、若しくは他の動植物、又は頭部、
腕部、脚部、胴体部を有するロボットや怪獣等にも適用
される。そして、頭部のみならず、腕部や脚部を可動部
として動作可能に構成しても良い。前記非可動部である
胴体部5には、ほぼリング状に形成される回転体7が回
転軸9a,9bを回転中心にして回転可能に設けられて
いる。すなわち、胴体部5の上部には固定板11が設け
られ、当該固定板11には軸孔11aが設けられてい
る。また、胴体部5の底部には基台13が設けられ、当
該基台13に設けられるボス15には軸孔15aが設け
られている。この双方の軸孔11a及び軸孔15aにそ
れぞれ対応する回転軸9a,9bを装着することによ
り、回転体7が回転軸9a,9bを回転中心にして回転
自在に設けられる。上記回転体7の形状は、円形には限
定されず、三角形、四角形、五角形、六角形、八角形等
の適宜の形状のものが用いられる。
【0010】前記回転体7には、開口部7aが設けら
れ、この開口部7aには回動体17が回動自在に設けら
れている。すなわち、半球体状に形成された回動体17
の内部側面には取付板21,23が設けられ、当該取付
板21,23には軸孔21a,23aが設けられてい
る。そして、回転体7の内部側面には突起25,27が
設けられている。この突起25,27を対応する軸孔2
1a,23aに挿着することにより、回動体17が開口
部7aから突出した状態で回動自在に設けられ、その回
動方向は回転体7の回転方向に対して直交する方向に設
定される。上記回動体17の形状は、半球体には限定さ
れず、球体状、四角柱状、適宜の曲面を有する曲面体状
に形成することができる。そして、非可動部である胴体
部5には、前記回動体17と対応する位置に開口部5c
が設けられ、当該開口部5cから回動体17が突出され
る。これにより、回動体17を外部から操作することが
できる。
れ、この開口部7aには回動体17が回動自在に設けら
れている。すなわち、半球体状に形成された回動体17
の内部側面には取付板21,23が設けられ、当該取付
板21,23には軸孔21a,23aが設けられてい
る。そして、回転体7の内部側面には突起25,27が
設けられている。この突起25,27を対応する軸孔2
1a,23aに挿着することにより、回動体17が開口
部7aから突出した状態で回動自在に設けられ、その回
動方向は回転体7の回転方向に対して直交する方向に設
定される。上記回動体17の形状は、半球体には限定さ
れず、球体状、四角柱状、適宜の曲面を有する曲面体状
に形成することができる。そして、非可動部である胴体
部5には、前記回動体17と対応する位置に開口部5c
が設けられ、当該開口部5cから回動体17が突出され
る。これにより、回動体17を外部から操作することが
できる。
【0011】回動体17をその回動方向に回動したとき
に、当該回動体17によって押圧操作されるスイッチ2
9を有する。このスイッチ29は基板31に取り付けら
れ、基板31には適宜の音又は音声を発生させるための
音発生回路部が設けられている。この音発生回路部は音
声合成回路、スピーカ等を有し、前記スイッチ29が押
圧操作されたときに動作して予め設定された音又は音声
を合成して出力するものである。上記音発生回路部から
出力される音又は音声は、人や動物の声、自然界に生じ
る音、人工的に創作した音等が用いられる。また、スイ
ッチ29を1回押圧操作したときに出力される音又は音
声の出力時間は適宜の長さに設定される。もちろん、こ
の出力時間を調整できるように構成することができる。
また、基板31には点滅光又は連続光を発生させるため
の光発生回路部が設けられている。この光発生回路部は
前記スイッチ29が押圧操作されたときに動作して予め
設定された時間のあいだ点滅光又は連続光を出力するも
のである。従って、スイッチ29が1回押圧操作される
と、音又は音声を発生させると同時に、点滅光又は連続
光が出力される。もちろん、音発生回路部と光発生回路
部の内、いずれか一方を設けて音又は光を発生させるよ
うに構成してもよい。
に、当該回動体17によって押圧操作されるスイッチ2
9を有する。このスイッチ29は基板31に取り付けら
れ、基板31には適宜の音又は音声を発生させるための
音発生回路部が設けられている。この音発生回路部は音
声合成回路、スピーカ等を有し、前記スイッチ29が押
圧操作されたときに動作して予め設定された音又は音声
を合成して出力するものである。上記音発生回路部から
出力される音又は音声は、人や動物の声、自然界に生じ
る音、人工的に創作した音等が用いられる。また、スイ
ッチ29を1回押圧操作したときに出力される音又は音
声の出力時間は適宜の長さに設定される。もちろん、こ
の出力時間を調整できるように構成することができる。
また、基板31には点滅光又は連続光を発生させるため
の光発生回路部が設けられている。この光発生回路部は
前記スイッチ29が押圧操作されたときに動作して予め
設定された時間のあいだ点滅光又は連続光を出力するも
のである。従って、スイッチ29が1回押圧操作される
と、音又は音声を発生させると同時に、点滅光又は連続
光が出力される。もちろん、音発生回路部と光発生回路
部の内、いずれか一方を設けて音又は光を発生させるよ
うに構成してもよい。
【0012】また、前記回動体17をその回動方向と直
交する方向に操作したときには、当該回動体17と回転
体7とが一体に回転方向に回転する。すなわち、回動体
17を装着した回転体7が回転軸9a,9bを回転中心
にして回転する。回転体7と可動部である頭部3とを連
係する第1の連係手段を有し、この第1の連係手段が介
在することにより回転体7が回転したときには、当該回
転体7の回転方向と対応する方向に頭部3を回転させる
ものである。上記第1の連係手段の実施の態様を説明す
ると、第1の連係手段は胴体部5に固定される固定板1
1と、固定板11の挿入孔11bに挿入されるシャフト
33と、当該シャフト33に回転自在に挿着されるスリ
ーブ35と、スリーブ35と頭部3とを連結する連結部
材37と、スリーブ35の係合凸部35aと係合する係
合受部材39とで構成される。この係合受部材39は回
転体7の回転軸9aに固定されていて、回転体7が回転
したときに係合受部材39と係合するスリーブ35を回
転させることにより、頭部3を水平方向に回転させるも
のである。尚、回転体7と頭部3とを連係する第1の連
係手段は、上記構成には限定されず、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲内で適宜の構成のものが用いられる。
交する方向に操作したときには、当該回動体17と回転
体7とが一体に回転方向に回転する。すなわち、回動体
17を装着した回転体7が回転軸9a,9bを回転中心
にして回転する。回転体7と可動部である頭部3とを連
係する第1の連係手段を有し、この第1の連係手段が介
在することにより回転体7が回転したときには、当該回
転体7の回転方向と対応する方向に頭部3を回転させる
ものである。上記第1の連係手段の実施の態様を説明す
ると、第1の連係手段は胴体部5に固定される固定板1
1と、固定板11の挿入孔11bに挿入されるシャフト
33と、当該シャフト33に回転自在に挿着されるスリ
ーブ35と、スリーブ35と頭部3とを連結する連結部
材37と、スリーブ35の係合凸部35aと係合する係
合受部材39とで構成される。この係合受部材39は回
転体7の回転軸9aに固定されていて、回転体7が回転
したときに係合受部材39と係合するスリーブ35を回
転させることにより、頭部3を水平方向に回転させるも
のである。尚、回転体7と頭部3とを連係する第1の連
係手段は、上記構成には限定されず、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲内で適宜の構成のものが用いられる。
【0013】次に、請求項2に係る動作玩具装置1を説
明する。請求項2に係る動作玩具装置1は、可動部であ
る頭部3と、非可動部である胴体部5とで成る玩具本体
を有する。頭部3は頭部側3aと3bとから構成され、
胴体部5は胴体部側5aと5bとから構成されている。
これらの頭部3及び胴体部5は、合成樹脂、プラスチッ
ク等の適宜の部材から構成されている。本発明に係る玩
具本体は人形体のみには限定されず、犬、猫等の愛玩動
物、若しくは他の動植物、又は頭部、腕部、脚部、胴体
部を有するロボットや怪獣等にも適用される。そして、
頭部のみならず、腕部や脚部を可動部として動作可能に
構成しても良い。前記非可動部である胴体部5には、ほ
ぼリング状に形成される回転体7が回転軸9a,9bを
回転中心にして回転可能に設けられている。すなわち、
胴体部5の上部には固定板11が設けられ、当該固定板
11には軸孔11aが設けられている。また、胴体部5
の底部には基台13が設けられ、当該基台13に設けら
れるボス15には軸孔15aが設けられている。この双
方の軸孔11a及び軸孔15aにそれぞれ対応する回転
軸9a,9bを装着することにより、回転体7が回転軸
9a,9bを回転中心にして回転自在に設けられる。上
記回転体7の形状は、円形には限定されず、三角形、四
角形、五角形、六角形、八角形等の適宜の形状のものが
用いられる。
明する。請求項2に係る動作玩具装置1は、可動部であ
る頭部3と、非可動部である胴体部5とで成る玩具本体
を有する。頭部3は頭部側3aと3bとから構成され、
胴体部5は胴体部側5aと5bとから構成されている。
これらの頭部3及び胴体部5は、合成樹脂、プラスチッ
ク等の適宜の部材から構成されている。本発明に係る玩
具本体は人形体のみには限定されず、犬、猫等の愛玩動
物、若しくは他の動植物、又は頭部、腕部、脚部、胴体
部を有するロボットや怪獣等にも適用される。そして、
頭部のみならず、腕部や脚部を可動部として動作可能に
構成しても良い。前記非可動部である胴体部5には、ほ
ぼリング状に形成される回転体7が回転軸9a,9bを
回転中心にして回転可能に設けられている。すなわち、
胴体部5の上部には固定板11が設けられ、当該固定板
11には軸孔11aが設けられている。また、胴体部5
の底部には基台13が設けられ、当該基台13に設けら
れるボス15には軸孔15aが設けられている。この双
方の軸孔11a及び軸孔15aにそれぞれ対応する回転
軸9a,9bを装着することにより、回転体7が回転軸
9a,9bを回転中心にして回転自在に設けられる。上
記回転体7の形状は、円形には限定されず、三角形、四
角形、五角形、六角形、八角形等の適宜の形状のものが
用いられる。
【0014】前記回転体7には、開口部7aが設けら
れ、この開口部7aには回動体17が回動自在に設けら
れている。すなわち、半球体状に形成された回動体17
の内部側面には取付板21,23が設けられ、当該取付
板21,23には軸孔21a,23aが設けられてい
る。そして、回転体7の内部側面には突起25,27が
設けられている。この突起25,27を対応する軸孔2
1a,23aに挿着することにより、回動体17が開口
部7aから突出した状態で回動自在に設けられ、その回
動方向は回転体7の回転方向に対して直交する方向に設
定される。上記回動体17の形状は、半球体には限定さ
れず、球体状、四角柱状、適宜の曲面を有する曲面体状
に形成することができる。そして、非可動部である胴体
部5には、前記回動体17と対応する位置に開口部5c
が設けられ、当該開口部5cから回動体17が突出され
る。これにより、回動体17を外部から操作することが
できる。
れ、この開口部7aには回動体17が回動自在に設けら
れている。すなわち、半球体状に形成された回動体17
の内部側面には取付板21,23が設けられ、当該取付
板21,23には軸孔21a,23aが設けられてい
る。そして、回転体7の内部側面には突起25,27が
設けられている。この突起25,27を対応する軸孔2
1a,23aに挿着することにより、回動体17が開口
部7aから突出した状態で回動自在に設けられ、その回
動方向は回転体7の回転方向に対して直交する方向に設
定される。上記回動体17の形状は、半球体には限定さ
れず、球体状、四角柱状、適宜の曲面を有する曲面体状
に形成することができる。そして、非可動部である胴体
部5には、前記回動体17と対応する位置に開口部5c
が設けられ、当該開口部5cから回動体17が突出され
る。これにより、回動体17を外部から操作することが
できる。
【0015】回動体17をその回動方向に回動したとき
に、当該回動体17によって押圧操作されるスイッチ2
9を有する。このスイッチ29は基板31に取り付けら
れ、基板31には適宜の音又は音声を発生させるための
音発生回路部が設けられている。この音発生回路部は音
声合成回路、スピーカ等を有し、前記スイッチ29が押
圧操作されたときに動作して予め設定された音又は音声
を合成して出力するものである。上記音発生回路部から
出力される音又は音声は、人や動物の声、自然界に生じ
る音、人工的に創作した音等が用いられる。また、スイ
ッチ29を1回押圧操作したときに出力される音又は音
声の出力時間は適宜の長さに設定される。もちろん、こ
の出力時間を調整できるように構成することができる。
また、基板31には点滅光又は連続光を発生させるため
の光発生回路部が設けられている。この光発生回路部は
前記スイッチ29が押圧操作されたときに動作して予め
設定された時間のあいだ点滅光又は連続光を出力するも
のである。従って、スイッチ29が1回押圧操作される
と、音又は音声を発生させると同時に、点滅光又は連続
光が出力される。もちろん、音発生回路部と光発生回路
部の内、いずれか一方を設けて音又は光を発生させるよ
うに構成してもよい。
に、当該回動体17によって押圧操作されるスイッチ2
9を有する。このスイッチ29は基板31に取り付けら
れ、基板31には適宜の音又は音声を発生させるための
音発生回路部が設けられている。この音発生回路部は音
声合成回路、スピーカ等を有し、前記スイッチ29が押
圧操作されたときに動作して予め設定された音又は音声
を合成して出力するものである。上記音発生回路部から
出力される音又は音声は、人や動物の声、自然界に生じ
る音、人工的に創作した音等が用いられる。また、スイ
ッチ29を1回押圧操作したときに出力される音又は音
声の出力時間は適宜の長さに設定される。もちろん、こ
の出力時間を調整できるように構成することができる。
また、基板31には点滅光又は連続光を発生させるため
の光発生回路部が設けられている。この光発生回路部は
前記スイッチ29が押圧操作されたときに動作して予め
設定された時間のあいだ点滅光又は連続光を出力するも
のである。従って、スイッチ29が1回押圧操作される
と、音又は音声を発生させると同時に、点滅光又は連続
光が出力される。もちろん、音発生回路部と光発生回路
部の内、いずれか一方を設けて音又は光を発生させるよ
うに構成してもよい。
【0016】また、前記回動体17をその回動方向と直
交する方向に操作したときには、当該回動体17と回転
体7とが一体に回転方向に回転する。すなわち、回動体
17を装着した回転体7が回転軸9a,9bを回転中心
にして回転する。回転体7と可動部である頭部3とを連
係する第1の連係手段を有し、この第1の連係手段が介
在することにより回転体7が回転したときには、当該回
転体7の回転方向と対応する方向に頭部3を回転させる
ものである。上記第1の連係手段の実施の態様を説明す
ると、第1の連係手段は胴体部5に固定される固定板1
1と、固定板11の挿入孔11bに挿入されるシャフト
33と、当該シャフト33に回転自在に挿着されるスリ
ーブ35と、スリーブ35と頭部3とを連結する連結部
材37と、スリーブ35の係合凸部35aと係合する係
合受部材39とで構成される。この係合受部材39は回
転体7の回転軸9aに固定されていて、回転体7が回転
したときに係合受部材39と係合するスリーブ35を回
転させることにより、頭部3を水平方向に回転させるも
のである。尚、回転体7と頭部3とを連係する第1の連
係手段は、上記構成には限定されず、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲内で適宜の構成のものが用いられる。
交する方向に操作したときには、当該回動体17と回転
体7とが一体に回転方向に回転する。すなわち、回動体
17を装着した回転体7が回転軸9a,9bを回転中心
にして回転する。回転体7と可動部である頭部3とを連
係する第1の連係手段を有し、この第1の連係手段が介
在することにより回転体7が回転したときには、当該回
転体7の回転方向と対応する方向に頭部3を回転させる
ものである。上記第1の連係手段の実施の態様を説明す
ると、第1の連係手段は胴体部5に固定される固定板1
1と、固定板11の挿入孔11bに挿入されるシャフト
33と、当該シャフト33に回転自在に挿着されるスリ
ーブ35と、スリーブ35と頭部3とを連結する連結部
材37と、スリーブ35の係合凸部35aと係合する係
合受部材39とで構成される。この係合受部材39は回
転体7の回転軸9aに固定されていて、回転体7が回転
したときに係合受部材39と係合するスリーブ35を回
転させることにより、頭部3を水平方向に回転させるも
のである。尚、回転体7と頭部3とを連係する第1の連
係手段は、上記構成には限定されず、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲内で適宜の構成のものが用いられる。
【0017】そして、回動体17と可動部である頭部3
とを連係する第2の連係手段を有し、この第2の連係手
段が介在することにより、回動体17が回動したときに
は回動体17の回動方向と対応する方向に頭部3を作動
させるものである。上記第2の連係手段の実施の態様を
説明すると、第2の連係手段は胴体部5に固定される固
定板11と、固定板11の挿入孔11bに挿入されるシ
ャフト33と、当該シャフト33に挿着されるスリーブ
35と、スリーブ35と頭部3とを連結する連結部材3
7と、シャフト33を押し上げる方向に作動する作動部
材41とで構成されている。回動体17は作動部材41
と係合する係合突起17aを有し、回動体17が回動し
たときにこの係合突起17aが作動部材41と係合して
当該作動部材41を上方へ揺動させることにより、前記
シャフト33を押し上げて頭部3を垂直方向に押し上げ
るものである。尚、回動体17と頭部3とを連係する第
2の連係手段は、上記構成には限定されず、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲内で適宜の構成のものが用いられ
る。
とを連係する第2の連係手段を有し、この第2の連係手
段が介在することにより、回動体17が回動したときに
は回動体17の回動方向と対応する方向に頭部3を作動
させるものである。上記第2の連係手段の実施の態様を
説明すると、第2の連係手段は胴体部5に固定される固
定板11と、固定板11の挿入孔11bに挿入されるシ
ャフト33と、当該シャフト33に挿着されるスリーブ
35と、スリーブ35と頭部3とを連結する連結部材3
7と、シャフト33を押し上げる方向に作動する作動部
材41とで構成されている。回動体17は作動部材41
と係合する係合突起17aを有し、回動体17が回動し
たときにこの係合突起17aが作動部材41と係合して
当該作動部材41を上方へ揺動させることにより、前記
シャフト33を押し上げて頭部3を垂直方向に押し上げ
るものである。尚、回動体17と頭部3とを連係する第
2の連係手段は、上記構成には限定されず、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲内で適宜の構成のものが用いられ
る。
【0018】次に、請求項3に係る発明を説明する。請
求項3に係る動作玩具装置1は、上記請求項1又は請求
項2に下記の要件を付加したことを特徴とする。すなわ
ち、回転体7と可動部である頭部3とを連係する第1の
連係手段を有し、この第1の連係手段が介在することに
より回転体7が回転したときには、当該回転体7の回転
方向と対応する方向に頭部3を回転させるものである。
上記第1の連係手段は、胴体部5に固定される固定板1
1と、固定板11の挿入孔11bに挿入されるシャフト
33と、当該シャフト33に回転自在に挿着されるスリ
ーブ35と、スリーブ35と頭部3とを連結する連結部
材37と、スリーブ35の係合凸部35aと係合する係
合受部材39とで構成される。この係合受部材39は回
転体7の回転軸9aに固定されていて、回転体7が回転
したときに係合受部材39と係合するスリーブ35を回
転させることにより、頭部3を水平方向に回転させるも
のである。
求項3に係る動作玩具装置1は、上記請求項1又は請求
項2に下記の要件を付加したことを特徴とする。すなわ
ち、回転体7と可動部である頭部3とを連係する第1の
連係手段を有し、この第1の連係手段が介在することに
より回転体7が回転したときには、当該回転体7の回転
方向と対応する方向に頭部3を回転させるものである。
上記第1の連係手段は、胴体部5に固定される固定板1
1と、固定板11の挿入孔11bに挿入されるシャフト
33と、当該シャフト33に回転自在に挿着されるスリ
ーブ35と、スリーブ35と頭部3とを連結する連結部
材37と、スリーブ35の係合凸部35aと係合する係
合受部材39とで構成される。この係合受部材39は回
転体7の回転軸9aに固定されていて、回転体7が回転
したときに係合受部材39と係合するスリーブ35を回
転させることにより、頭部3を水平方向に回転させるも
のである。
【0019】次に、請求項4に係る動作玩具装置1を説
明する。請求項4に係る動作玩具装置1は、上記請求項
2に下記の要件を付加したことを特徴とする。すなわ
ち、回動体17と可動部である頭部3とを連係する第2
の連係手段を有し、この第2の連係手段が介在すること
により、回動体17が回動したときには回動体17の回
動方向と対応する方向に頭部3を作動させるものであ
る。上記第2の連係手段は、胴体部5に固定される固定
板11と、固定板11の挿入孔11bに挿入されるシャ
フト33と、当該シャフト33に挿着されるスリーブ3
5と、スリーブ35と頭部3とを連結する連結部材37
と、シャフト33を押し上げる方向に作動する作動部材
41とで構成されている。回動体17は作動部材41と
係合する係合突起17aを有し、回動体17が回動した
ときにこの係合突起17aが作動部材41と係合して当
該作動部材41を上方へ揺動させることにより、前記シ
ャフト33を押し上げて頭部3を垂直方向に押し上げる
ものである。
明する。請求項4に係る動作玩具装置1は、上記請求項
2に下記の要件を付加したことを特徴とする。すなわ
ち、回動体17と可動部である頭部3とを連係する第2
の連係手段を有し、この第2の連係手段が介在すること
により、回動体17が回動したときには回動体17の回
動方向と対応する方向に頭部3を作動させるものであ
る。上記第2の連係手段は、胴体部5に固定される固定
板11と、固定板11の挿入孔11bに挿入されるシャ
フト33と、当該シャフト33に挿着されるスリーブ3
5と、スリーブ35と頭部3とを連結する連結部材37
と、シャフト33を押し上げる方向に作動する作動部材
41とで構成されている。回動体17は作動部材41と
係合する係合突起17aを有し、回動体17が回動した
ときにこの係合突起17aが作動部材41と係合して当
該作動部材41を上方へ揺動させることにより、前記シ
ャフト33を押し上げて頭部3を垂直方向に押し上げる
ものである。
【0020】次に、本発明に係る実施例を図1、図3及
び図4を参照して説明する。本発明に係る動作玩具装置
1は、可動部である頭部3と、非可動部である胴体部5
とで成る玩具本体を有する。頭部3は頭部側3aと3b
とから構成され、胴体部5は胴体部側5aと5bとから
構成されている。これらの頭部3及び胴体部5は、合成
樹脂、プラスチック等の適宜の部材から構成されてい
る。次に、回転体7が胴体部5に回転可能に設けられる
構成を説明する。胴体部5の上部にはほぼ円盤状の固定
板11が設けられる。この固定板11の外周部には鍔1
1cが設けられている。また、胴体部側5aの内側には
溝5dが形成されており、この溝5dに前記鍔11cを
挿入することにより、固定板11が胴体部5の上部に固
定される。固定板11には軸孔11aと挿入孔11bが
設けられている。また、胴体部5の底部には基台13が
設けられている。この基台13は一対の突起14a,1
4bと、この一対の突起14a,14bの間に設けられ
るボス15と、ボス15に装着されるバネ16とを有
し、ボス15には軸孔15aが形成されると共に、バネ
16の両端は一対の突起14a,14bに当接してい
る。また、基台13の両側には鍔18a,18bが形成
され、この鍔18a,18bを胴体部5の底部に形成さ
れた溝に挿入することにより、基台13が胴体部5の底
部に固定される。そして、基台13には開口部20が設
けられている。以上のごとく構成されるので、軸孔15
aに回転軸9bを装着すると共に、軸孔11aに回転軸
9aを装着することにより、回転体7が回転軸9a,9
bを回転中心にして回転自在に設けられる。
び図4を参照して説明する。本発明に係る動作玩具装置
1は、可動部である頭部3と、非可動部である胴体部5
とで成る玩具本体を有する。頭部3は頭部側3aと3b
とから構成され、胴体部5は胴体部側5aと5bとから
構成されている。これらの頭部3及び胴体部5は、合成
樹脂、プラスチック等の適宜の部材から構成されてい
る。次に、回転体7が胴体部5に回転可能に設けられる
構成を説明する。胴体部5の上部にはほぼ円盤状の固定
板11が設けられる。この固定板11の外周部には鍔1
1cが設けられている。また、胴体部側5aの内側には
溝5dが形成されており、この溝5dに前記鍔11cを
挿入することにより、固定板11が胴体部5の上部に固
定される。固定板11には軸孔11aと挿入孔11bが
設けられている。また、胴体部5の底部には基台13が
設けられている。この基台13は一対の突起14a,1
4bと、この一対の突起14a,14bの間に設けられ
るボス15と、ボス15に装着されるバネ16とを有
し、ボス15には軸孔15aが形成されると共に、バネ
16の両端は一対の突起14a,14bに当接してい
る。また、基台13の両側には鍔18a,18bが形成
され、この鍔18a,18bを胴体部5の底部に形成さ
れた溝に挿入することにより、基台13が胴体部5の底
部に固定される。そして、基台13には開口部20が設
けられている。以上のごとく構成されるので、軸孔15
aに回転軸9bを装着すると共に、軸孔11aに回転軸
9aを装着することにより、回転体7が回転軸9a,9
bを回転中心にして回転自在に設けられる。
【0021】前記回転体7には、開口部7aが設けら
れ、この開口部7aには回動体17が回動自在に設けら
れている。すなわち、半球体状に形成された回動体17
の内部側面には取付板21,23が設けられ、当該取付
板21,23には軸孔21a,23aが設けられてい
る。そして、回転体7の内部側面には突起25,27が
設けられている。この突起25,27を対応する軸孔2
1a,23aに挿着することにより、回動体17が開口
部7aから突出した状態で回動自在に設けられ、その回
動方向は回転体7の回転方向に対して直交する方向に設
定される。また、回動体17内には円板45と、装着板
47とが装着される。そして、胴体部5には、前記回動
体17と対応する位置に開口部5cが設けられ、当該開
口部5cから回動体17が突出される。これにより、回
動体17を外部から操作することができる。
れ、この開口部7aには回動体17が回動自在に設けら
れている。すなわち、半球体状に形成された回動体17
の内部側面には取付板21,23が設けられ、当該取付
板21,23には軸孔21a,23aが設けられてい
る。そして、回転体7の内部側面には突起25,27が
設けられている。この突起25,27を対応する軸孔2
1a,23aに挿着することにより、回動体17が開口
部7aから突出した状態で回動自在に設けられ、その回
動方向は回転体7の回転方向に対して直交する方向に設
定される。また、回動体17内には円板45と、装着板
47とが装着される。そして、胴体部5には、前記回動
体17と対応する位置に開口部5cが設けられ、当該開
口部5cから回動体17が突出される。これにより、回
動体17を外部から操作することができる。
【0022】回転体7の近傍には基板31が設けられ、
基板31にはスイッチ29が取り付けられている。一
方、回動体17には押圧部17bが形成されており、回
動体17をその回動方向に回動したときに、押圧部17
bによって押圧操作される位置に前記スイッチ29が設
けられている。基板31には適宜の音又は音声を発生さ
せるための音発生回路部が設けられている。この音発生
回路部は音声合成回路、スピーカ等を有し、前記スイッ
チ29が押圧操作されたときに動作して予め設定された
音又は音声を合成して出力するものである。上記音発生
回路部から出力される音又は音声は、人や動物の声、自
然界に生じる音、人工的に創作した音等が用いられる。
また、スイッチ29を1回押圧操作したときに出力され
る音又は音声の出力時間は適宜の長さに設定される。も
ちろん、この出力時間を調整できるように構成すること
ができる。また、基板31の下部にはスイッチ43が設
けられ、このスイッチ43は前述の開口部20から突出
される。従って、外部からスイッチ43を操作すること
ができる。
基板31にはスイッチ29が取り付けられている。一
方、回動体17には押圧部17bが形成されており、回
動体17をその回動方向に回動したときに、押圧部17
bによって押圧操作される位置に前記スイッチ29が設
けられている。基板31には適宜の音又は音声を発生さ
せるための音発生回路部が設けられている。この音発生
回路部は音声合成回路、スピーカ等を有し、前記スイッ
チ29が押圧操作されたときに動作して予め設定された
音又は音声を合成して出力するものである。上記音発生
回路部から出力される音又は音声は、人や動物の声、自
然界に生じる音、人工的に創作した音等が用いられる。
また、スイッチ29を1回押圧操作したときに出力され
る音又は音声の出力時間は適宜の長さに設定される。も
ちろん、この出力時間を調整できるように構成すること
ができる。また、基板31の下部にはスイッチ43が設
けられ、このスイッチ43は前述の開口部20から突出
される。従って、外部からスイッチ43を操作すること
ができる。
【0023】また、前記回動体17をその回動方向と直
交する方向に操作したときには、当該回動体17と回転
体7とが一体に回転方向に回転する。すなわち、回動体
17を装着した回転体7が回転軸9a,9bを回転中心
にして回転する。ここで、回転体7の回転軸9bの両側
には一対の突起9c,9dが設けられており、回転体7
を回転させたときにこの突起9c,9dがバネ16と当
接するので、回転体7はバネ16の弾発力に抗して回転
することになる。従って、上記回動体17の操作を止め
るとバネ16の弾発力によって回転体7は逆回転して元
の位置に戻される。
交する方向に操作したときには、当該回動体17と回転
体7とが一体に回転方向に回転する。すなわち、回動体
17を装着した回転体7が回転軸9a,9bを回転中心
にして回転する。ここで、回転体7の回転軸9bの両側
には一対の突起9c,9dが設けられており、回転体7
を回転させたときにこの突起9c,9dがバネ16と当
接するので、回転体7はバネ16の弾発力に抗して回転
することになる。従って、上記回動体17の操作を止め
るとバネ16の弾発力によって回転体7は逆回転して元
の位置に戻される。
【0024】次に、回転体7及び回動体17と頭部3と
を連結する連結手段を説明する。まず、頭部3に対する
連結部材37の組み付けを説明すると、連結部材37に
は挿入孔37a,37bが形成されており、ビス53a
を挿入孔49a、37aを介してボス部51aにビス止
めすると共に、ビス53bを挿入孔49b、37bを介
してボス部51bにビス止めすることにより、頭部3に
連結部材37を取り付けることができる。そして、固定
板11の挿入孔11bに挿入されるシャフト33と、当
該シャフト33に回転自在に挿着されるスリーブ35を
有し、このスリーブ35の側面には係合凸部35aが形
成され、先端部には嵌着凸部35bが形成されている。
また、前記連結部材37には嵌着凸部35bを嵌着する
嵌着受部37cが形成されている。
を連結する連結手段を説明する。まず、頭部3に対する
連結部材37の組み付けを説明すると、連結部材37に
は挿入孔37a,37bが形成されており、ビス53a
を挿入孔49a、37aを介してボス部51aにビス止
めすると共に、ビス53bを挿入孔49b、37bを介
してボス部51bにビス止めすることにより、頭部3に
連結部材37を取り付けることができる。そして、固定
板11の挿入孔11bに挿入されるシャフト33と、当
該シャフト33に回転自在に挿着されるスリーブ35を
有し、このスリーブ35の側面には係合凸部35aが形
成され、先端部には嵌着凸部35bが形成されている。
また、前記連結部材37には嵌着凸部35bを嵌着する
嵌着受部37cが形成されている。
【0025】回転体7の上部には枠体55が設けられ、
枠体55には回転軸9a、軸57が設けられている。そ
して、回転軸9aには係合受部材39が固定され、軸5
7には作動部材41が揺動可能に設けられている。係合
受部材39はスリーブ35の係合凸部35aを挟持する
ようにして係合する。したがって、回転体7が回転した
ときに係合受部材39と係合するスリーブ35を回転さ
せることにより、頭部3を水平方向に回転させることが
できる。そして、回動体17は作動部材41と係合する
係合突起17aを有し、回動体17が回動したときにこ
の係合突起17aが作動部材41と係合して当該作動部
材41を上方へ揺動させることにより、前記シャフト3
3を押し上げて頭部3を垂直方向に押し上げることがで
きる。
枠体55には回転軸9a、軸57が設けられている。そ
して、回転軸9aには係合受部材39が固定され、軸5
7には作動部材41が揺動可能に設けられている。係合
受部材39はスリーブ35の係合凸部35aを挟持する
ようにして係合する。したがって、回転体7が回転した
ときに係合受部材39と係合するスリーブ35を回転さ
せることにより、頭部3を水平方向に回転させることが
できる。そして、回動体17は作動部材41と係合する
係合突起17aを有し、回動体17が回動したときにこ
の係合突起17aが作動部材41と係合して当該作動部
材41を上方へ揺動させることにより、前記シャフト3
3を押し上げて頭部3を垂直方向に押し上げることがで
きる。
【0026】胴体部側5bには孔61a,61bが開口
され、孔61a,61bには端子59a,59bが挿入
される。そして、端子59a,59bは基板31と電気
的に接続されている。また、胴体部側5bに設けられた
複数の孔63からビス65を挿入して胴体部側5a側の
対応するボス部67にビス止めすることにより、胴体部
側5aと5bを結合することができる。また、胴体部側
5bには電池収納部71が設けられ、ボタン電池BTを
収納することができる。電池収納部71には蓋体73が
ビス75によって取り付けられる。
され、孔61a,61bには端子59a,59bが挿入
される。そして、端子59a,59bは基板31と電気
的に接続されている。また、胴体部側5bに設けられた
複数の孔63からビス65を挿入して胴体部側5a側の
対応するボス部67にビス止めすることにより、胴体部
側5aと5bを結合することができる。また、胴体部側
5bには電池収納部71が設けられ、ボタン電池BTを
収納することができる。電池収納部71には蓋体73が
ビス75によって取り付けられる。
【0027】次に、図2を参照して基板31に設けられ
る音発生回路部を説明する。音発生回路部はスイッチ4
3を介してボタン電池BTと接続されており、ボタン電
池BTからの電源がスイッチ43を介して音発生回路部
へ供給される。集積回路81にはコンデンサC1,C
2、抵抗R1,R2,R3及びスイッチ29が接続され
ている。また、集積回路81には、トランジスタQ1を
介してスピーカSPが接続され、トランジスタQ1のエ
ミッターには抵抗R4が接続されている。集積回路81
は、CPU、ROM、RAM、音声合成回路等の種々の
回路部を有する。ROMには予め設定された音情報、音
声情報が記録されている。CPUはスイッチ29が動作
したときに上記音情報又は音声情報をROMから読み取
って音声合成回路に出力するものである。端子59aは
抵抗R1を介して集積回路81と接続されると共に、端
子59bは直接集積回路81と接続されている。この端
子59a,59bは胴体部側5bに露出して設けられて
おり、遊戯者の手等が端子59a,59bと接触する
と、回路定数が変化して、出力される音又は音声の速度
が変化する。通常、遊戯者の手等が端子59a,59b
と接触した場合は、出力される音又は音声の速度が速く
なる。もちろん、逆に、遊戯者の手等が端子59a,5
9bと接触した場合には、出力される音又は音声の速度
が遅くなるように構成しても良い。
る音発生回路部を説明する。音発生回路部はスイッチ4
3を介してボタン電池BTと接続されており、ボタン電
池BTからの電源がスイッチ43を介して音発生回路部
へ供給される。集積回路81にはコンデンサC1,C
2、抵抗R1,R2,R3及びスイッチ29が接続され
ている。また、集積回路81には、トランジスタQ1を
介してスピーカSPが接続され、トランジスタQ1のエ
ミッターには抵抗R4が接続されている。集積回路81
は、CPU、ROM、RAM、音声合成回路等の種々の
回路部を有する。ROMには予め設定された音情報、音
声情報が記録されている。CPUはスイッチ29が動作
したときに上記音情報又は音声情報をROMから読み取
って音声合成回路に出力するものである。端子59aは
抵抗R1を介して集積回路81と接続されると共に、端
子59bは直接集積回路81と接続されている。この端
子59a,59bは胴体部側5bに露出して設けられて
おり、遊戯者の手等が端子59a,59bと接触する
と、回路定数が変化して、出力される音又は音声の速度
が変化する。通常、遊戯者の手等が端子59a,59b
と接触した場合は、出力される音又は音声の速度が速く
なる。もちろん、逆に、遊戯者の手等が端子59a,5
9bと接触した場合には、出力される音又は音声の速度
が遅くなるように構成しても良い。
【0028】次に、作用を説明する。まず、遊戯者が回
動体17をその回動方向と直交する方向、即ち図5
(B)の矢印F1の方向に操作したときの作用を説明す
る。回動体17をその回動方向と直交する方向に操作す
ると、回動体17と回転体7とが一体に回転方向に回転
する。すなわち、回動体17を装着した回転体7が回転
軸9a,9bを回転中心にして回転する。回転体7が回
転すると回転軸9aに固定された係合受部材39がスリ
ーブ35の係合凸部35aと係合しており、スリーブ3
5を回転させることにより、連結部材37を介して頭部
3が水平方向、即ち図5(B)の矢印F2で示す方向に
回転する。
動体17をその回動方向と直交する方向、即ち図5
(B)の矢印F1の方向に操作したときの作用を説明す
る。回動体17をその回動方向と直交する方向に操作す
ると、回動体17と回転体7とが一体に回転方向に回転
する。すなわち、回動体17を装着した回転体7が回転
軸9a,9bを回転中心にして回転する。回転体7が回
転すると回転軸9aに固定された係合受部材39がスリ
ーブ35の係合凸部35aと係合しており、スリーブ3
5を回転させることにより、連結部材37を介して頭部
3が水平方向、即ち図5(B)の矢印F2で示す方向に
回転する。
【0029】次に、遊戯者が回動体17をその回動方
向、即ち、図5(C)の矢印F3で示す方向に回動させ
たときの作用を説明する。回動体17は作動部材41と
係合する係合突起17aを有し、回動体17が回動した
ときにこの係合突起17aが作動部材41と係合して当
該作動部材41を上方へ揺動させる。作動部材41が上
方へ揺動するとシャフト33を押し上げて頭部3を垂直
方向、即ち、図5(C)の矢印F4で示す方向に押し上
げる。このように動体17をその回動方向に回動させる
と、回動体17の回動方向と対応する方向に頭部3を作
動させる。また、回動体17には押圧部17bが形成さ
れており、回動体17をその回動方向に回動したとき
に、押圧部17bによってスイッチ29が押圧操作され
る。このスイッチ29が押圧操作されると、音発生回路
部が動作して予め設定された音又は音声を合成して出力
する。
向、即ち、図5(C)の矢印F3で示す方向に回動させ
たときの作用を説明する。回動体17は作動部材41と
係合する係合突起17aを有し、回動体17が回動した
ときにこの係合突起17aが作動部材41と係合して当
該作動部材41を上方へ揺動させる。作動部材41が上
方へ揺動するとシャフト33を押し上げて頭部3を垂直
方向、即ち、図5(C)の矢印F4で示す方向に押し上
げる。このように動体17をその回動方向に回動させる
と、回動体17の回動方向と対応する方向に頭部3を作
動させる。また、回動体17には押圧部17bが形成さ
れており、回動体17をその回動方向に回動したとき
に、押圧部17bによってスイッチ29が押圧操作され
る。このスイッチ29が押圧操作されると、音発生回路
部が動作して予め設定された音又は音声を合成して出力
する。
【0030】このように、音発生回路部が動作して音又
は音声を合成して出力している状態において、図6に示
すように遊戯者の手等が端子59a,59bと接触する
と、回路定数が変化して、出力される音又は音声の速度
を早めることができる。
は音声を合成して出力している状態において、図6に示
すように遊戯者の手等が端子59a,59bと接触する
と、回路定数が変化して、出力される音又は音声の速度
を早めることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1に係る
発明は、可動部と非可動部とを有し、非可動部には回転
体が回転可能に設けられ、回転体には開口部が設けられ
ている。回転体の開口部には回動体が突出した状態に設
けられ、その回動方向は回転体の回転方向に対して直交
する方向に設定される。また、非可動部には回動体と対
応する位置に開口部が設けられ、当該開口部から回動体
が突出される。回動体をその回動方向に回動したとき
に、当該回動体によって押圧操作されるスイッチ手段を
有し、このスイッチ手段が押圧操作されたときに音又は
光を発生させる発生回路部を有する。また、回動体をそ
の回動方向と直交する方向に操作したときに、回動体と
回転体とが一体に回転方向に回転する。そして、回転体
と可動部とを連係する第1の連係手段を有し、回転体が
回転したときに当該回転方向と対応する方向に可動部を
回転させる。このように、単一の操作部材を操作するこ
とにより、電気的な回路部と機構的な可動部とを選択的
に動作させることのできる興趣性の高い動作玩具装置を
実現することができるという効果を有する。
発明は、可動部と非可動部とを有し、非可動部には回転
体が回転可能に設けられ、回転体には開口部が設けられ
ている。回転体の開口部には回動体が突出した状態に設
けられ、その回動方向は回転体の回転方向に対して直交
する方向に設定される。また、非可動部には回動体と対
応する位置に開口部が設けられ、当該開口部から回動体
が突出される。回動体をその回動方向に回動したとき
に、当該回動体によって押圧操作されるスイッチ手段を
有し、このスイッチ手段が押圧操作されたときに音又は
光を発生させる発生回路部を有する。また、回動体をそ
の回動方向と直交する方向に操作したときに、回動体と
回転体とが一体に回転方向に回転する。そして、回転体
と可動部とを連係する第1の連係手段を有し、回転体が
回転したときに当該回転方向と対応する方向に可動部を
回転させる。このように、単一の操作部材を操作するこ
とにより、電気的な回路部と機構的な可動部とを選択的
に動作させることのできる興趣性の高い動作玩具装置を
実現することができるという効果を有する。
【0032】また、請求項2に係る発明は、可動部と非
可動部とを有し、非可動部には回転体が回転可能に設け
られ、回転体には開口部が設けられている。回転体の開
口部には回動体が突出した状態に設けられ、その回動方
向は回転体の回転方向に対して直交する方向に設定され
る。また、非可動部には回動体と対応する位置に開口部
が設けられ、当該開口部から回動体が突出される。回動
体をその回動方向に回動したときに、当該回動体によっ
て押圧操作されるスイッチ手段を有し、このスイッチ手
段が押圧操作されたときに音又は光を発生させる発生回
路部を有する。また、回動体をその回動方向と直交する
方向に操作したときに、回動体と回転体とが一体に回転
方向に回転する。そして、回転体と可動部とを連係する
第1の連係手段を有し、回転体が回転したときに当該回
転方向と対応する方向に可動部を回転させる。このよう
に、単一の操作部材を操作することにより、電気的な回
路部と機構的な可動部とを選択的に動作させることので
きる興趣性の高い動作玩具装置を実現することができる
という効果を有する。また、回動体と可動部とを連係す
る第2の連係手段を有し、回動体が回動したときに当該
回動方向と対応する方向に可動部を作動させることがで
きるので、同一の可動部に異なる動作を行わせることが
でき、面白さを向上させることができるという効果を有
する。
可動部とを有し、非可動部には回転体が回転可能に設け
られ、回転体には開口部が設けられている。回転体の開
口部には回動体が突出した状態に設けられ、その回動方
向は回転体の回転方向に対して直交する方向に設定され
る。また、非可動部には回動体と対応する位置に開口部
が設けられ、当該開口部から回動体が突出される。回動
体をその回動方向に回動したときに、当該回動体によっ
て押圧操作されるスイッチ手段を有し、このスイッチ手
段が押圧操作されたときに音又は光を発生させる発生回
路部を有する。また、回動体をその回動方向と直交する
方向に操作したときに、回動体と回転体とが一体に回転
方向に回転する。そして、回転体と可動部とを連係する
第1の連係手段を有し、回転体が回転したときに当該回
転方向と対応する方向に可動部を回転させる。このよう
に、単一の操作部材を操作することにより、電気的な回
路部と機構的な可動部とを選択的に動作させることので
きる興趣性の高い動作玩具装置を実現することができる
という効果を有する。また、回動体と可動部とを連係す
る第2の連係手段を有し、回動体が回動したときに当該
回動方向と対応する方向に可動部を作動させることがで
きるので、同一の可動部に異なる動作を行わせることが
でき、面白さを向上させることができるという効果を有
する。
【0033】また、請求項3に係る発明は、前記第1の
連係手段として、前記非可動部に固定される固定板を有
し、当該固定板には挿入孔が設けられ、この挿入孔に挿
入されるシャフトと、当該シャフトに回転自在に挿着さ
れるスリーブを有する。また、スリーブと可動部とを連
結する連結部材を有する。スリーブには係合凸部が設け
られ、この係合凸部と係合する係合受部材を有する。こ
の係合受部材は回転体の回転軸に固定されていて、回転
体が回転したときにこの係合受部材と係合するスリーブ
を回転させることにより可動部を回転させるように構成
したので、電気的な回路部と機構的な可動部とを選択的
に動作させることのできる興趣性の高い動作玩具装置を
実現することができるという効果を有する。
連係手段として、前記非可動部に固定される固定板を有
し、当該固定板には挿入孔が設けられ、この挿入孔に挿
入されるシャフトと、当該シャフトに回転自在に挿着さ
れるスリーブを有する。また、スリーブと可動部とを連
結する連結部材を有する。スリーブには係合凸部が設け
られ、この係合凸部と係合する係合受部材を有する。こ
の係合受部材は回転体の回転軸に固定されていて、回転
体が回転したときにこの係合受部材と係合するスリーブ
を回転させることにより可動部を回転させるように構成
したので、電気的な回路部と機構的な可動部とを選択的
に動作させることのできる興趣性の高い動作玩具装置を
実現することができるという効果を有する。
【0034】また、請求項4に係る発明は、前記第2の
連係手段として、前記非可動部に固定される固定板を有
し、当該固定板には挿入孔が設けられている。この挿入
孔に挿入されるシャフトと、当該シャフトに挿着される
スリーブを有し、スリーブと可動部とを連結する連結部
材を有する。また、シャフトを押し上げる方向に作動す
る作動部材を有し、当該作動部材は前記回転体に作動可
能に設けられている。そして、回動体は作動部材と係合
する係合突起を有し、回動体が回動したときにこの係合
突起が作動部材と係合して当該作動部材を作動させるこ
とにより、前記シャフトを押し上げて可動部を垂直方向
に押し上げるように構成したので、電気的な回路部と機
構的な可動部とを選択的に動作させることのできる興趣
性の高い動作玩具装置を実現することができるという効
果を有する。
連係手段として、前記非可動部に固定される固定板を有
し、当該固定板には挿入孔が設けられている。この挿入
孔に挿入されるシャフトと、当該シャフトに挿着される
スリーブを有し、スリーブと可動部とを連結する連結部
材を有する。また、シャフトを押し上げる方向に作動す
る作動部材を有し、当該作動部材は前記回転体に作動可
能に設けられている。そして、回動体は作動部材と係合
する係合突起を有し、回動体が回動したときにこの係合
突起が作動部材と係合して当該作動部材を作動させるこ
とにより、前記シャフトを押し上げて可動部を垂直方向
に押し上げるように構成したので、電気的な回路部と機
構的な可動部とを選択的に動作させることのできる興趣
性の高い動作玩具装置を実現することができるという効
果を有する。
【図1】本発明に係る動作玩具装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図2】音発生回路部の回路図である。
【図3】本発明に係る動作玩具装置の縦断面図である。
【図4】本発明に係る動作玩具装置の一部縦断斜視図で
ある。
ある。
【図5】本発明に係る動作玩具装置の機構的作用を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図6】本発明に係る動作玩具装置の電気的作用を示し
た説明図である。
た説明図である。
1 動作玩具装置 3 頭部 5 胴体部 7 回転体 9a 回転軸 9b 回転軸 11 固定板 13 基台 15a 軸孔 17 回動体 33 シャフト 35 スリーブ 41 作動板
Claims (4)
- 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする動
作玩具装置。 (イ)可動部と非可動部とを有する玩具本体を有するこ
と。 (ロ)前記非可動部には、回転体が回転可能に設けられ
ていること。 (ハ)前記回転体には、開口部が設けられていること。 (ニ)前記回転体の開口部には、回動体が回動自在に設
けられていること。 (ホ)前記回動体は、前記開口部から突出した状態に設
けられ、その回動方向は回転体の回転方向に対して直交
する方向であること。 (ヘ)前記非可動部には、前記回動体と対応する位置に
開口部が設けられ、当該開口部から回動体が突出される
こと。 (ト)前記回動体をその回動方向に回動したときに、当
該回動体によって押圧操作されるスイッチ手段を有する
こと。 (チ)前記スイッチ手段が押圧操作されたときに、音又
は/及び光を発生させる発生回路部を有すること。 (リ)前記回動体をその回動方向と直交する方向に操作
したときに、当該回動体と回転体とが一体に回転方向に
回転すること。 (ヌ)前記回転体と可動部とを連係する第1の連係手段
を有し、回転体が回転したときに当該回転方向と対応す
る方向に可動部を回転させること。 - 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする動
作玩具装置。 (イ)可動部と非可動部とを有する玩具本体を有するこ
と。 (ロ)前記非可動部には、回転体が回転可能に設けられ
ていること。 (ハ)前記回転体には、開口部が設けられていること。 (ニ)前記回転体の開口部には、回動体が回動自在に設
けられていること。 (ホ)前記回動体は、前記開口部から突出した状態に設
けられ、その回動方向は回転体の回転方向に対して直交
する方向であること。 (ヘ)前記非可動部には、前記回動体と対応する位置に
開口部が設けられ、当該開口部から回動体が突出される
こと。 (ト)前記回動体をその回動方向に回動したときに、当
該回動体によって押圧操作されるスイッチ手段を有する
こと。 (チ)前記スイッチ手段が押圧操作されたときに、音又
は/及び光を発生させる発生回路部を有すること。 (リ)前記回動体をその回動方向と直交する方向に操作
したときに、当該回動体と回転体とが一体に回転方向に
回転すること。 (ヌ)前記回転体と可動部とを連係する第1の連係手段
を有し、回転体が回転したときに当該回転方向と対応す
る方向に可動部を回転させること。 (ル)前記回動体と可動部とを連係する第2の連係手段
を有し、回動体が回動したときに当該回動方向と対応す
る方向に可動部を作動させること。 - 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
求項1又は請求項2に記載の動作玩具装置。 (イ)前記第1の連係手段は、前記非可動部に固定され
る固定板を有し、当該固定板には挿入孔が設けられてい
ること。 (ロ)前記第1の連係手段は、前記挿入孔に挿入される
シャフトと、当該シャフトに回転自在に挿着されるスリ
ーブを有すること。 (ハ)前記第1の連係手段は、前記スリーブと可動部と
を連結する連結部材を有すること。 (ニ)前記スリーブには、係合凸部が設けられているこ
と。 (ホ)前記第1の連係手段は、前記スリーブの係合凸部
と係合する係合受部材を有すること。 (ヘ)前記係合受部材は回転体の回転軸に固定されてい
て、回転体が回転したときにこの係合受部材と係合する
スリーブを回転させることにより、可動部を回転させる
こと。 - 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
求項2に記載の動作玩具装置。 (イ)前記第2の連係手段は、前記非可動部に固定され
る固定板を有し、当該固定板には挿入孔が設けられてい
ること。 (ロ)前記第2の連係手段は、前記挿入孔に挿入される
シャフトと、当該シャフトに挿着されるスリーブを有す
ること。 (ハ)前記第2の連係手段は、前記スリーブと可動部と
を連結する連結部材を有すること。 (ニ)前記第2の連係手段は、前記シャフトを押し上げ
る方向に作動する作動部材を有し、当該作動部材は前記
回転体に作動可能に設けられていること。 (ホ)前記回動体は前記作動部材と係合する係合突起を
有し、回動体が回動したときにこの係合突起が作動部材
と係合して当該作動部材を作動させることにより、前記
シャフトを押し上げて可動部を垂直方向に押し上げるこ
と。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25269997A JP3150654B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 動作玩具装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25269997A JP3150654B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 動作玩具装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1176632A true JPH1176632A (ja) | 1999-03-23 |
JP3150654B2 JP3150654B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=17241029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25269997A Expired - Fee Related JP3150654B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 動作玩具装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150654B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6991511B2 (en) | 2000-02-28 | 2006-01-31 | Mattel Inc. | Expression-varying device |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101781213B1 (ko) * | 2010-07-30 | 2017-09-25 | 엘지전자 주식회사 | 냉각 장치 및 이를 구비한 냉장고 |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP25269997A patent/JP3150654B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6991511B2 (en) | 2000-02-28 | 2006-01-31 | Mattel Inc. | Expression-varying device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3150654B2 (ja) | 2001-03-26 |
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