JPH1173062A - 機能設定用シート及びこれを用いた画像処理装置 - Google Patents
機能設定用シート及びこれを用いた画像処理装置Info
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- JPH1173062A JPH1173062A JP9231334A JP23133497A JPH1173062A JP H1173062 A JPH1173062 A JP H1173062A JP 9231334 A JP9231334 A JP 9231334A JP 23133497 A JP23133497 A JP 23133497A JP H1173062 A JPH1173062 A JP H1173062A
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- function setting
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- setting sheet
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【解決課題】 通常の機能設定を容易に行うことができ
るのは勿論のこと、同時に編集機能の領域指定を容易に
行うことが可能な機能設定用シート及びこれを用いた画
像形成装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 原稿に対して実行すべき機能を設定する
ための機能設定用シートにおいて、前記原稿の上に積層
した状態で当該原稿の画像を透視可能な材質からなり、
且つ所望の機能を実施すべき領域を指定する領域指定部
と、前記原稿に対して実行すべき機能を設定するための
機能設定部とを有するように構成して課題を解決した。
るのは勿論のこと、同時に編集機能の領域指定を容易に
行うことが可能な機能設定用シート及びこれを用いた画
像形成装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 原稿に対して実行すべき機能を設定する
ための機能設定用シートにおいて、前記原稿の上に積層
した状態で当該原稿の画像を透視可能な材質からなり、
且つ所望の機能を実施すべき領域を指定する領域指定部
と、前記原稿に対して実行すべき機能を設定するための
機能設定部とを有するように構成して課題を解決した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真複写機
やプリンター、あるいはファクシミリ等の電子写真応用
機器等の画像処理装置に使用され、編集機能等を設定す
るための機能設定用シート及びこれを用いた画像処理装
置に関するものである。
やプリンター、あるいはファクシミリ等の電子写真応用
機器等の画像処理装置に使用され、編集機能等を設定す
るための機能設定用シート及びこれを用いた画像処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、上記電子写真複写機やプリンタ
ー、あるいはファクシミリ等の電子写真応用機器等にお
いては、事務処理の高度化、複雑化に鑑み、自動用紙選
択や自動倍率選択機能などは勿論のこと、両面コピーや
ページ連写機能、更にデジタルカラー複写機等において
は、特定の領域を指定しての削除、抽出、反転、強調、
色変換、色抜き、塗りつぶし、あるいは指定された領域
を指定された色によってコピーする機能など、多種多彩
の機能が実現されるようになってきている。
ー、あるいはファクシミリ等の電子写真応用機器等にお
いては、事務処理の高度化、複雑化に鑑み、自動用紙選
択や自動倍率選択機能などは勿論のこと、両面コピーや
ページ連写機能、更にデジタルカラー複写機等において
は、特定の領域を指定しての削除、抽出、反転、強調、
色変換、色抜き、塗りつぶし、あるいは指定された領域
を指定された色によってコピーする機能など、多種多彩
の機能が実現されるようになってきている。
【0003】ところで、上記電子写真複写機やプリンタ
ー、あるいはファクシミリ等の電子写真応用機器等にお
いて、上記の種々の編集機能等を設定する場合には、複
写機等の操作パネルと編集パッドを用いて、編集すべき
座標の入力と機能を設定するか、あるいはマーカー編集
機能を用いて操作パネルと座標検知用のパネル上に載置
され、マークされた原稿を用いて行っている。
ー、あるいはファクシミリ等の電子写真応用機器等にお
いて、上記の種々の編集機能等を設定する場合には、複
写機等の操作パネルと編集パッドを用いて、編集すべき
座標の入力と機能を設定するか、あるいはマーカー編集
機能を用いて操作パネルと座標検知用のパネル上に載置
され、マークされた原稿を用いて行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記従来の電子写真複写機やプリンター、ある
いはファクシミリ等の電子写真応用機器等の画像形成装
置において、特定の領域を指定しての削除、抽出、反
転、強調、色変換、色抜き、塗りつぶし、あるいは指定
された領域を指定された色によってコピーする機能など
の編集機能等を設定する場合には、複写機等の操作パネ
ルと編集パッドを用いて、編集すべき座標の入力と機能
を設定するか、あるいはマーカー編集機能を用いて操作
パネルと座標検知用のパネル上に載置され、マークされ
た原稿を用いて設定する必要があり、かかる機器の操作
に習熟したユーザーは別にしても、非常に煩わしい操作
が 必要となるという問題点を有していた。このような
問題点は、上記電子写真複写機やプリンター、あるいは
ファクシミリ等の電子写真応用機器、特にデジタルカラ
ー複写機等の画像形成装置に顕著となる。
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記従来の電子写真複写機やプリンター、ある
いはファクシミリ等の電子写真応用機器等の画像形成装
置において、特定の領域を指定しての削除、抽出、反
転、強調、色変換、色抜き、塗りつぶし、あるいは指定
された領域を指定された色によってコピーする機能など
の編集機能等を設定する場合には、複写機等の操作パネ
ルと編集パッドを用いて、編集すべき座標の入力と機能
を設定するか、あるいはマーカー編集機能を用いて操作
パネルと座標検知用のパネル上に載置され、マークされ
た原稿を用いて設定する必要があり、かかる機器の操作
に習熟したユーザーは別にしても、非常に煩わしい操作
が 必要となるという問題点を有していた。このような
問題点は、上記電子写真複写機やプリンター、あるいは
ファクシミリ等の電子写真応用機器、特にデジタルカラ
ー複写機等の画像形成装置に顕著となる。
【0005】そこで、上記電子写真複写機やプリンタ
ー、あるいはファクシミリ等の電子写真応用機器、特に
デジタルカラー複写機等の画像形成装置に不慣れな人で
も、容易に編集機能等を使えるような設定方法を提供す
ることが要求されている。
ー、あるいはファクシミリ等の電子写真応用機器、特に
デジタルカラー複写機等の画像形成装置に不慣れな人で
も、容易に編集機能等を使えるような設定方法を提供す
ることが要求されている。
【0006】かかる要求に応える得る技術として、本出
願人は、例えば、特開昭60−126664号公報に開
示されているように、複写機にマークシート読取手段を
取付け、複写機のコピー作業項目に応じた内容をマーク
シートに記入して前記マークシート読取装置により読取
るようにし、読取られた内容に応じた動作を複写機の各
機能部に実行させるようにした複写機制御方式について
提案している。
願人は、例えば、特開昭60−126664号公報に開
示されているように、複写機にマークシート読取手段を
取付け、複写機のコピー作業項目に応じた内容をマーク
シートに記入して前記マークシート読取装置により読取
るようにし、読取られた内容に応じた動作を複写機の各
機能部に実行させるようにした複写機制御方式について
提案している。
【0007】また、マークシートまたはアイコン化した
チェックシートをチェックし、それを読み取ることによ
り、複写機またはファックス等の機能設定を行うことが
すでに知られている。
チェックシートをチェックし、それを読み取ることによ
り、複写機またはファックス等の機能設定を行うことが
すでに知られている。
【0008】しかし、これらの提案に係る技術の場合に
は、種々の機能をマークシート等を用いて、容易に設定
することが可能であるものの、特定の領域を指定しての
削除、抽出、反転、強調、色変換、色抜き、塗りつぶ
し、あるいは指定された領域を指定された色によってコ
ピーする機能などの編集機能を設定することができない
という問題点があった。つまり、複写機やファクシミリ
等の画像形成装置において、編集機能の領域指定を通常
の機能設定と共に機能設定シートを用いて設定すること
ができないという問題点があった。
は、種々の機能をマークシート等を用いて、容易に設定
することが可能であるものの、特定の領域を指定しての
削除、抽出、反転、強調、色変換、色抜き、塗りつぶ
し、あるいは指定された領域を指定された色によってコ
ピーする機能などの編集機能を設定することができない
という問題点があった。つまり、複写機やファクシミリ
等の画像形成装置において、編集機能の領域指定を通常
の機能設定と共に機能設定シートを用いて設定すること
ができないという問題点があった。
【0009】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とするこ
とろは、通常の機能設定を容易に行うことができるのは
勿論のこと、同時に編集機能の領域指定を容易に行うこ
とが可能な機能設定用シート及びこれを用いた画像形成
装置を提供することにある。
点を解決するためになされたもので、その目的とするこ
とろは、通常の機能設定を容易に行うことができるのは
勿論のこと、同時に編集機能の領域指定を容易に行うこ
とが可能な機能設定用シート及びこれを用いた画像形成
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の発明は、原稿に対して実行すべき機能を設定するた
めの機能設定用シートにおいて、前記原稿の上に積層し
た状態で当該原稿の画像を透視可能な材質からなり、且
つ所望の機能を実施すべき領域を指定する領域指定部
と、前記原稿に対して実行すべき機能を設定するための
機能設定部とを有することを特徴とする機能設定用シー
トである。
載の発明は、原稿に対して実行すべき機能を設定するた
めの機能設定用シートにおいて、前記原稿の上に積層し
た状態で当該原稿の画像を透視可能な材質からなり、且
つ所望の機能を実施すべき領域を指定する領域指定部
と、前記原稿に対して実行すべき機能を設定するための
機能設定部とを有することを特徴とする機能設定用シー
トである。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、機能設定
用シート及び原稿を読み取り、読み取られた原稿の画像
に対して、機能設定用シートで設定された機能に応じた
画像処理動作を行う画像処理装置において、前記原稿の
上に積層した状態で当該原稿の画像を透視可能な材質か
らなり、且つ所望の機能を実施すべき領域を指定する領
域指定部と、前記原稿に対して実行すべき機能を設定す
るための機能設定部とを有する機能設定用シート及び原
稿を読み取る画像読み取り手段と、前記画像読み取り手
段で読み取られた機能設定用シート及び原稿を識別する
とともに、機能設定用シートが読み取られた場合には、
当該機能設定用シートで設定された機能設定領域及び機
能を識別する識別手段と、前記識別手段で識別された機
能設定領域及び機能に応じて原稿の画像に対して画像処
理動作を実行する画像処理手段とを備えたことを特徴と
する画像処理装置である。
用シート及び原稿を読み取り、読み取られた原稿の画像
に対して、機能設定用シートで設定された機能に応じた
画像処理動作を行う画像処理装置において、前記原稿の
上に積層した状態で当該原稿の画像を透視可能な材質か
らなり、且つ所望の機能を実施すべき領域を指定する領
域指定部と、前記原稿に対して実行すべき機能を設定す
るための機能設定部とを有する機能設定用シート及び原
稿を読み取る画像読み取り手段と、前記画像読み取り手
段で読み取られた機能設定用シート及び原稿を識別する
とともに、機能設定用シートが読み取られた場合には、
当該機能設定用シートで設定された機能設定領域及び機
能を識別する識別手段と、前記識別手段で識別された機
能設定領域及び機能に応じて原稿の画像に対して画像処
理動作を実行する画像処理手段とを備えたことを特徴と
する画像処理装置である。
【0012】上記機能設定用シートは、例えば、半透明
状の材質のシート状部材からなり、原稿の上に重ねあわ
せて編集領域を指定することができるように構成され
る。
状の材質のシート状部材からなり、原稿の上に重ねあわ
せて編集領域を指定することができるように構成され
る。
【0013】また、上記機能設定用シートには、例え
ば、原稿と識別するためのマークが設けられ、1枚の原
稿に対して複数毎の機能設定用シートを用いることによ
り、1枚の原稿に対して複数の機能を設定可能に構成さ
れる。
ば、原稿と識別するためのマークが設けられ、1枚の原
稿に対して複数毎の機能設定用シートを用いることによ
り、1枚の原稿に対して複数の機能を設定可能に構成さ
れる。
【0014】さらに、上記機能設定用シートには、例え
ば、原稿と識別するためのマークが設けられ、1枚の機
能設定用シートに対して複数毎の原稿を用いることによ
り、1つの機能設定を複数枚の原稿に対して実行可能に
構成される。
ば、原稿と識別するためのマークが設けられ、1枚の機
能設定用シートに対して複数毎の原稿を用いることによ
り、1つの機能設定を複数枚の原稿に対して実行可能に
構成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下にこの発明を図示の実施の形
態に基づいて説明する。
態に基づいて説明する。
【0016】図3はこの発明に係る機能設定用シートを
適用し得るデジタルカラー複写装置の一実施の形態を示
すものである。
適用し得るデジタルカラー複写装置の一実施の形態を示
すものである。
【0017】図3において、1はデジタルカラー複写装
置の本体を示すものであり、このデジタルカラー複写装
置本体1内の上端部には、原稿2の画像を読み取るIm
age Input Terminal(以下、「II
T」という。)3が配置されている。このIIT3は、
プラテンガラス4上に載置された原稿2をプラテンカバ
ー5によって押圧した状態で、このプラテンガラス4上
に載置された原稿2の画像を光源6によって照明すると
ともに、原稿2の反射光像を第1、第2の走査ミラー
7、8及び結像レンズ9を介してCCDセンサー10に
走査露光して、このCCDセンサー10によって原稿2
の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドッ
ト/mm)で読み取るようになっている。
置の本体を示すものであり、このデジタルカラー複写装
置本体1内の上端部には、原稿2の画像を読み取るIm
age Input Terminal(以下、「II
T」という。)3が配置されている。このIIT3は、
プラテンガラス4上に載置された原稿2をプラテンカバ
ー5によって押圧した状態で、このプラテンガラス4上
に載置された原稿2の画像を光源6によって照明すると
ともに、原稿2の反射光像を第1、第2の走査ミラー
7、8及び結像レンズ9を介してCCDセンサー10に
走査露光して、このCCDセンサー10によって原稿2
の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドッ
ト/mm)で読み取るようになっている。
【0018】上記IIT3によって読み取られた原稿2
の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青
(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データとして
Image Processing System(以
下、「IPS」という。)12に送られ、このIPS1
2では、原稿2の反射率データに対して、シェーディン
グ補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補
正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施され
る。
の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青
(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データとして
Image Processing System(以
下、「IPS」という。)12に送られ、このIPS1
2では、原稿2の反射率データに対して、シェーディン
グ補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補
正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施され
る。
【0019】そして、上記の如くIPS12で所定の画
像処理が施された画像データは、黒(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bit)
の3色の原稿色材階調データに変換されて、次のように
構成されるImage Output Termina
l(以下、「IOT」という。)13によってカラー画
像として出力される。上記IPS12で所定の画像処理
が施された画像データは、黒(K)、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bit)の3色の
原稿色材階調データに変換されて、IOT13のRas
ter Output Scanner(以下、「RO
S」という。)15に送られ、このROS15では、原
稿色材階調データに応じてレーザー光による画像露光が
行われる。
像処理が施された画像データは、黒(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bit)
の3色の原稿色材階調データに変換されて、次のように
構成されるImage Output Termina
l(以下、「IOT」という。)13によってカラー画
像として出力される。上記IPS12で所定の画像処理
が施された画像データは、黒(K)、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bit)の3色の
原稿色材階調データに変換されて、IOT13のRas
ter Output Scanner(以下、「RO
S」という。)15に送られ、このROS15では、原
稿色材階調データに応じてレーザー光による画像露光が
行われる。
【0020】上記ROS15は、図3に示すように、半
導体レーザー16を原稿色材階調データに応じて変調し
て、この半導体レーザー16からレーザー光LBを階調
データに応じて出射する。この半導体レーザー16から
出射されたレーザー光LBは、回転多面鏡17によって
偏向走査され、反射ミラー18を介して感光体ドラム2
0上に走査露光される。
導体レーザー16を原稿色材階調データに応じて変調し
て、この半導体レーザー16からレーザー光LBを階調
データに応じて出射する。この半導体レーザー16から
出射されたレーザー光LBは、回転多面鏡17によって
偏向走査され、反射ミラー18を介して感光体ドラム2
0上に走査露光される。
【0021】上記ROS15によってレーザー光LBが
走査露光される感光体ドラム20は、図示しない駆動手
段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動され
るようになっている。この感光体ドラム20の表面は、
予め帯電コロトロン21によって所定の電位に帯電され
た後、原稿色材階調データに応じてレーザー光LBが走
査露光されることによって静電潜像が形成される。上記
感光体ドラム20上に形成された静電潜像は、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4色の現像器22K、22Y、22M、22C
を備えたロータリー方式の現像装置22によって順次現
像され、所定の色のトナー像となる。
走査露光される感光体ドラム20は、図示しない駆動手
段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動され
るようになっている。この感光体ドラム20の表面は、
予め帯電コロトロン21によって所定の電位に帯電され
た後、原稿色材階調データに応じてレーザー光LBが走
査露光されることによって静電潜像が形成される。上記
感光体ドラム20上に形成された静電潜像は、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4色の現像器22K、22Y、22M、22C
を備えたロータリー方式の現像装置22によって順次現
像され、所定の色のトナー像となる。
【0022】上記感光体ドラム20上に形成されたトナ
ー像は、当該感光体ドラム20に隣接して配置された転
写ドラム23上に保持された転写用紙等からなる転写材
24上に、転写コロトロン25の帯電によって順次転写
される。上記転写材24は、図2に示すように、複写装
置本体1内の下部に収納された複数の給紙カセット2
8、29、30の何れかから給紙ロール31によって給
紙されるか、又は複写装置本体1外の側面に配置された
手差しトレイ38からも給紙可能となっており、給紙さ
れた転写材24は、搬送ローラ32及びレジストローラ
33によって転写ドラム23の表面に所定のタイミング
でそれぞれ搬送される。そして、上記転写材24は、静
電吸着用の帯電器も兼ねる転写コロトロン25の帯電に
よって転写ドラム23の表面に静電的に吸着された状態
で、当該転写ドラム23の表面に保持される。なお、上
記手差しトレイ38からは、ハガキ等の定形外の転写用
紙以外にオーバーヘッドプロジェクター用の透明なOH
Pシート等も給紙可能であり、OHPシート等にも画像
を形成することができるようになっている。また、上記
手差しトレイ38からは、片面に画像が形成された転写
材24を裏返しにして給紙することにより、両面コピー
が可能となっている。
ー像は、当該感光体ドラム20に隣接して配置された転
写ドラム23上に保持された転写用紙等からなる転写材
24上に、転写コロトロン25の帯電によって順次転写
される。上記転写材24は、図2に示すように、複写装
置本体1内の下部に収納された複数の給紙カセット2
8、29、30の何れかから給紙ロール31によって給
紙されるか、又は複写装置本体1外の側面に配置された
手差しトレイ38からも給紙可能となっており、給紙さ
れた転写材24は、搬送ローラ32及びレジストローラ
33によって転写ドラム23の表面に所定のタイミング
でそれぞれ搬送される。そして、上記転写材24は、静
電吸着用の帯電器も兼ねる転写コロトロン25の帯電に
よって転写ドラム23の表面に静電的に吸着された状態
で、当該転写ドラム23の表面に保持される。なお、上
記手差しトレイ38からは、ハガキ等の定形外の転写用
紙以外にオーバーヘッドプロジェクター用の透明なOH
Pシート等も給紙可能であり、OHPシート等にも画像
を形成することができるようになっている。また、上記
手差しトレイ38からは、片面に画像が形成された転写
材24を裏返しにして給紙することにより、両面コピー
が可能となっている。
【0023】また、上記感光体ドラム20上から所定の
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離用のコ
ロトロン34の除電によって転写ドラム23の表面から
剥離された後、定着装置35へ搬送され、この定着装置
35によって熱及び圧力によってトナー像が転写材24
上に定着され、排紙トレイ36上に排出されてカラー画
像の形成工程が終了する。
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離用のコ
ロトロン34の除電によって転写ドラム23の表面から
剥離された後、定着装置35へ搬送され、この定着装置
35によって熱及び圧力によってトナー像が転写材24
上に定着され、排紙トレイ36上に排出されてカラー画
像の形成工程が終了する。
【0024】なお、図3中、37は転写ドラム23の除
電を行うための除電コロトロン対を示している。
電を行うための除電コロトロン対を示している。
【0025】図4は上記多重転写方式のデジタルカラー
複写装置の画像形成部を示す構成図である。
複写装置の画像形成部を示す構成図である。
【0026】図4において、20は上記感光体ドラムで
あり、この感光体ドラム20の表面に接触又は微小な間
隙を介して対向するように転写材担持体としての転写ド
ラム23が配設されている。上記転写ドラム23は、図
示しない駆動機構によって感光体ドラム20の周速と同
一の速度で回転駆動されるようになっている。この転写
ドラム23は、図5に示すように、軸方向の両端部に配
置される一対の円環状部材としてのリング部材40、4
0と、これらのリング部材40、40を互いに連結する
連結部材としてのタイバープレート41とを有するドラ
ム状の枠体を備え、上記タイバープレート41にポリエ
チレンテレフタレートやポリフッ化ビニリデン等の誘電
体フィルムからなる転写フィルム42の円周方向の先端
縁部42aを固定するとともに、両側端部をリング部材
40、40の外周面に沿わせて枠体に巻き付け、転写フ
ィルム42の円周方向の後端縁部42bを、タイバープ
レート41に固定して中空円筒状に形成されている。
あり、この感光体ドラム20の表面に接触又は微小な間
隙を介して対向するように転写材担持体としての転写ド
ラム23が配設されている。上記転写ドラム23は、図
示しない駆動機構によって感光体ドラム20の周速と同
一の速度で回転駆動されるようになっている。この転写
ドラム23は、図5に示すように、軸方向の両端部に配
置される一対の円環状部材としてのリング部材40、4
0と、これらのリング部材40、40を互いに連結する
連結部材としてのタイバープレート41とを有するドラ
ム状の枠体を備え、上記タイバープレート41にポリエ
チレンテレフタレートやポリフッ化ビニリデン等の誘電
体フィルムからなる転写フィルム42の円周方向の先端
縁部42aを固定するとともに、両側端部をリング部材
40、40の外周面に沿わせて枠体に巻き付け、転写フ
ィルム42の円周方向の後端縁部42bを、タイバープ
レート41に固定して中空円筒状に形成されている。
【0027】上記転写ドラム23には、上述したよう
に、複数の給紙カセット28、29、30の何れかから
転写材24が供給され、この転写材24は、転写ドラム
23の裏面側から吸着用の帯電器を兼ねる転写コロトロ
ン25によって帯電を受け、転写ドラム23の転写フィ
ルム42上に静電的に吸着される。この転写ドラム23
上に吸着された転写材24には、感光体ドラム20上に
順次形成される黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のトナー像が、転写コロトロン2
5の帯電によって転写される。
に、複数の給紙カセット28、29、30の何れかから
転写材24が供給され、この転写材24は、転写ドラム
23の裏面側から吸着用の帯電器を兼ねる転写コロトロ
ン25によって帯電を受け、転写ドラム23の転写フィ
ルム42上に静電的に吸着される。この転写ドラム23
上に吸着された転写材24には、感光体ドラム20上に
順次形成される黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のトナー像が、転写コロトロン2
5の帯電によって転写される。
【0028】そして、上記感光体ドラム20から所定の
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離コロト
ロン34によって除電されるとともに、剥離装置44に
よって転写ドラム23の表面から剥離された後、搬送ガ
イド45を介して定着装置35に搬送されて、この定着
装置35の定着ローラ35a及び圧力ローラ35bによ
ってトナー像が熱及び圧力により転写材24上に定着さ
れ、フューザ出口ロール46によって装置外部の排紙ト
レイ36上に排出される。
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離コロト
ロン34によって除電されるとともに、剥離装置44に
よって転写ドラム23の表面から剥離された後、搬送ガ
イド45を介して定着装置35に搬送されて、この定着
装置35の定着ローラ35a及び圧力ローラ35bによ
ってトナー像が熱及び圧力により転写材24上に定着さ
れ、フューザ出口ロール46によって装置外部の排紙ト
レイ36上に排出される。
【0029】ところで、この実施の形態に係る編集機能
設定用シートは、原稿に対して実行すべき編集機能を設
定するための編集機能設定用シートにおいて、前記原稿
の上に積層した状態で当該原稿の画像を透視可能な材質
からなり、編集機能を実施すべき領域を指定する領域指
定部と、前記原稿に対して実行すべき編集機能を設定す
るための機能設定部とを有するように構成されている。
設定用シートは、原稿に対して実行すべき編集機能を設
定するための編集機能設定用シートにおいて、前記原稿
の上に積層した状態で当該原稿の画像を透視可能な材質
からなり、編集機能を実施すべき領域を指定する領域指
定部と、前記原稿に対して実行すべき編集機能を設定す
るための機能設定部とを有するように構成されている。
【0030】また、この編集機能設定用シートを用いた
画像処理装置は、編集機能設定用シート及び原稿を読み
取り、読み取られた原稿の画像に対して、編集機能設定
用シートで設定された編集機能に応じた画像処理動作を
行う画像処理装置において、前記原稿の上に積層した状
態で当該原稿の画像を透視可能な材質からなり、編集機
能を実施すべき領域を指定する領域指定部と、前記原稿
に対して実行すべき編集機能を設定するための機能設定
部とを有する編集機能設定用シート及び原稿を読み取る
画像読み取り手段と、前記画像読み取り手段で読み取ら
れた編集機能設定用シート及び原稿を識別するととも
に、編集機能設定用シートが読み取られた場合には、当
該編集機能設定用シートで設定された編集領域及び編集
機能を識別する識別手段と、前記識別手段で識別された
編集領域及び編集機能に応じて原稿の画像に対して画像
処理動作を実行する画像処理手段とを備えるように構成
されている。
画像処理装置は、編集機能設定用シート及び原稿を読み
取り、読み取られた原稿の画像に対して、編集機能設定
用シートで設定された編集機能に応じた画像処理動作を
行う画像処理装置において、前記原稿の上に積層した状
態で当該原稿の画像を透視可能な材質からなり、編集機
能を実施すべき領域を指定する領域指定部と、前記原稿
に対して実行すべき編集機能を設定するための機能設定
部とを有する編集機能設定用シート及び原稿を読み取る
画像読み取り手段と、前記画像読み取り手段で読み取ら
れた編集機能設定用シート及び原稿を識別するととも
に、編集機能設定用シートが読み取られた場合には、当
該編集機能設定用シートで設定された編集領域及び編集
機能を識別する識別手段と、前記識別手段で識別された
編集領域及び編集機能に応じて原稿の画像に対して画像
処理動作を実行する画像処理手段とを備えるように構成
されている。
【0031】図1はこの発明の一実施の形態に係る機能
設定用シートを示すものである。
設定用シートを示すものである。
【0032】この機能設定用シート50は、図1に示す
ように、半透明乃至透明な紙や合成樹脂等によって、A
4サイズやB5サイズ等のように、原稿2のサイズと同
一又はほぼ同一のサイズに設定されている。また、上記
機能設定シート50には、原稿2に対して所望の機能を
実施すべき領域を指定する領域指定部52が、当該機能
設定シート50の略全面に渡って設けられているととも
に、当該機能設定シート50の左側端縁には、原稿2に
対して実行すべき機能を設定するための機能設定部51
が、所定の幅で細長く設けられている。この機能設定部
51は、図2に示すように、全面、矩形、自由形、トレ
ース、ポイント等のエリアを指定するエリアタイプ欄5
3と、削除、抽出、反転、強調、色変換、色抜き、塗り
つぶし等の編集機能を指定する機能指定欄54と、赤、
緑、青、イエロー、マゼンタ、シアン等の色を指定する
指定色欄55とから構成されている。これらの機能設定
部51は、所望のマーク欄を塗りつぶしか、あるいはチ
ェックを入れることにより、各機能が指定可能となって
いる。なお、上記指定色欄55は、上記以外の色を指定
可能としても勿論よく、その際、指定可能な色の数を増
やした場合には、該当する色の欄の一部にその色の着色
を施し、指定可能な色をユーザーにわかり易く表示する
ようにしても良い。さらに、上記機能設定シート50の
左側下端部には、当該機能設定シート50と原稿2とを
識別するための識別マーク56が設けられている。
ように、半透明乃至透明な紙や合成樹脂等によって、A
4サイズやB5サイズ等のように、原稿2のサイズと同
一又はほぼ同一のサイズに設定されている。また、上記
機能設定シート50には、原稿2に対して所望の機能を
実施すべき領域を指定する領域指定部52が、当該機能
設定シート50の略全面に渡って設けられているととも
に、当該機能設定シート50の左側端縁には、原稿2に
対して実行すべき機能を設定するための機能設定部51
が、所定の幅で細長く設けられている。この機能設定部
51は、図2に示すように、全面、矩形、自由形、トレ
ース、ポイント等のエリアを指定するエリアタイプ欄5
3と、削除、抽出、反転、強調、色変換、色抜き、塗り
つぶし等の編集機能を指定する機能指定欄54と、赤、
緑、青、イエロー、マゼンタ、シアン等の色を指定する
指定色欄55とから構成されている。これらの機能設定
部51は、所望のマーク欄を塗りつぶしか、あるいはチ
ェックを入れることにより、各機能が指定可能となって
いる。なお、上記指定色欄55は、上記以外の色を指定
可能としても勿論よく、その際、指定可能な色の数を増
やした場合には、該当する色の欄の一部にその色の着色
を施し、指定可能な色をユーザーにわかり易く表示する
ようにしても良い。さらに、上記機能設定シート50の
左側下端部には、当該機能設定シート50と原稿2とを
識別するための識別マーク56が設けられている。
【0033】一方、上記デジタルカラー複写装置は、上
述したように、原稿2及び機能設定用シート50の画像
を読み取る画像読み取り手段としてのIIT3を備えて
おり、このIIT3は、プラテンガラス4上に載置され
た原稿2及び機能設定用シート50の画像を読み取り、
例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8bit)
の3色の原稿反射率データを出力するように構成されて
いる。
述したように、原稿2及び機能設定用シート50の画像
を読み取る画像読み取り手段としてのIIT3を備えて
おり、このIIT3は、プラテンガラス4上に載置され
た原稿2及び機能設定用シート50の画像を読み取り、
例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8bit)
の3色の原稿反射率データを出力するように構成されて
いる。
【0034】また、上記デジタルカラー複写装置の画像
処理回路は、図6に示すように構成されている。
処理回路は、図6に示すように構成されている。
【0035】図6において、60はIIT3に設けられ
たCCDセンサー10からなるCCD読み取り部、61
はこのCCD読み取り部60で読み取られた機能設定用
シート50の識別マーク56を認識する識別マーク認識
部、62は縮小拡大処理の前工程処理を行うプリ縮小拡
大処理部、63は画像を回転する処理を行うローテーシ
ョン処理を行うローテーション処理部、64はこのロー
テーション処理部63でローテーション処理を行うため
に画像データを一時記憶するメモリー、65は縮小拡大
処理を行う縮小拡大処理部、66は原稿の画像に編集機
能を実行する編集実行部、67は機能設定用シート50
で設定された編集領域及び編集機能を記憶する編集領域
/機能記憶部、68は編集機能を実行するため、画像デ
ータをハードデイスク69に記憶するハードデイスク記
憶部、70は編集された画像の画質を調整する画質調整
部、71は編集された画像データを出力するROS出力
部を、それぞれ示すものである。
たCCDセンサー10からなるCCD読み取り部、61
はこのCCD読み取り部60で読み取られた機能設定用
シート50の識別マーク56を認識する識別マーク認識
部、62は縮小拡大処理の前工程処理を行うプリ縮小拡
大処理部、63は画像を回転する処理を行うローテーシ
ョン処理を行うローテーション処理部、64はこのロー
テーション処理部63でローテーション処理を行うため
に画像データを一時記憶するメモリー、65は縮小拡大
処理を行う縮小拡大処理部、66は原稿の画像に編集機
能を実行する編集実行部、67は機能設定用シート50
で設定された編集領域及び編集機能を記憶する編集領域
/機能記憶部、68は編集機能を実行するため、画像デ
ータをハードデイスク69に記憶するハードデイスク記
憶部、70は編集された画像の画質を調整する画質調整
部、71は編集された画像データを出力するROS出力
部を、それぞれ示すものである。
【0036】以上の構成において、この実施の形態に係
る画像形成装置では、次のようにして、通常の機能設定
を容易に行うことができるのは勿論のこと、同時に編集
機能の領域指定を容易に行うことが可能となっている。
る画像形成装置では、次のようにして、通常の機能設定
を容易に行うことができるのは勿論のこと、同時に編集
機能の領域指定を容易に行うことが可能となっている。
【0037】すなわち、この実施の形態に係る画像形成
装置は、図7に示すように、コピーしようとする原稿2
の上に、機能設定用シート50を重ね合わせ、機能を設
定する所望の領域57をサインペンや鉛筆、色鉛筆等の
筆記具でマークする。その際、上記編集機能設定用シー
ト50は、1枚の原稿2に対して複数毎の編集機能設定
用シート50を用いることにより、1枚の原稿2に対し
て複数の編集機能を設定可能としてもよい。また、上記
編集機能設定用シート50は、1枚の編集機能設定用シ
ート50に対して複数毎の原稿2を用いることにより、
1つの編集機能設定を複数枚の原稿2に対して実行可能
となるようにしても良い。
装置は、図7に示すように、コピーしようとする原稿2
の上に、機能設定用シート50を重ね合わせ、機能を設
定する所望の領域57をサインペンや鉛筆、色鉛筆等の
筆記具でマークする。その際、上記編集機能設定用シー
ト50は、1枚の原稿2に対して複数毎の編集機能設定
用シート50を用いることにより、1枚の原稿2に対し
て複数の編集機能を設定可能としてもよい。また、上記
編集機能設定用シート50は、1枚の編集機能設定用シ
ート50に対して複数毎の原稿2を用いることにより、
1つの編集機能設定を複数枚の原稿2に対して実行可能
となるようにしても良い。
【0038】上記領域の指定の仕方としては、図7に示
すように、全面や矩形のほか、筆記具で囲んだ任意の領
域を自由に指定可能な自由形、あるいは線状になぞった
領域を指定するトレース、点で当該点が含まれる領域を
指定するポイント等がある。また、このようして指定さ
れた原稿2の領域に対して実行する編集機能は、図8に
示すように、機能設定用シート50の機能設定欄51に
おいて、指定された領域の削除、指定された領域の抽
出、指定された領域の白黒反転、指定された領域の強
調、色変換、色抜き、塗りつぶしの欄54を筆記具でマ
ークすることによって設定するようになっている。さら
に、色変換等の機能を実施する場合には、変換する色
を、指定色の欄において、赤、緑、青、イエロー、マゼ
ンタ、シアン等の欄55を、筆記具でマークすることに
よって設定するようになっている。
すように、全面や矩形のほか、筆記具で囲んだ任意の領
域を自由に指定可能な自由形、あるいは線状になぞった
領域を指定するトレース、点で当該点が含まれる領域を
指定するポイント等がある。また、このようして指定さ
れた原稿2の領域に対して実行する編集機能は、図8に
示すように、機能設定用シート50の機能設定欄51に
おいて、指定された領域の削除、指定された領域の抽
出、指定された領域の白黒反転、指定された領域の強
調、色変換、色抜き、塗りつぶしの欄54を筆記具でマ
ークすることによって設定するようになっている。さら
に、色変換等の機能を実施する場合には、変換する色
を、指定色の欄において、赤、緑、青、イエロー、マゼ
ンタ、シアン等の欄55を、筆記具でマークすることに
よって設定するようになっている。
【0039】その後、機能設定用シート50及び原稿2
を画像形成装置のプラテンガラス4上に載置して、II
T3によって順次読み取るか、あるいは自動原稿読取り
装置(ADF)によって自動的に読み取る。上記機能設
定用シート50及び原稿2を読み取る場合には、画像形
成装置のプラテンガラス4上に機能設定用シート50を
載置して、当該機能設定用シート50を読み取った後
に、原稿2の画像を読み取ってもよいが、ページ連写機
能に準じて機能設定用シート50及び原稿2の画像を連
続して読み取るようにしても良い。このようにして、機
能設定用シート50及び原稿2を読み取り、図9のステ
ップ1に示すように、識別マーク56によって原稿2か
あるいは設定シート50かの判断を行う。そして、機能
設定用シート50が読み取られたと判断した場合には、
記憶している編集領域/機能をクリアする(ステップ
2)。次に、機能設定用シート50のエリアタイプに応
じた編集領域を記憶するとともに(ステップ3)、その
領域に対する編集機能および必要に応じて指定色を記憶
する(ステップ4)。
を画像形成装置のプラテンガラス4上に載置して、II
T3によって順次読み取るか、あるいは自動原稿読取り
装置(ADF)によって自動的に読み取る。上記機能設
定用シート50及び原稿2を読み取る場合には、画像形
成装置のプラテンガラス4上に機能設定用シート50を
載置して、当該機能設定用シート50を読み取った後
に、原稿2の画像を読み取ってもよいが、ページ連写機
能に準じて機能設定用シート50及び原稿2の画像を連
続して読み取るようにしても良い。このようにして、機
能設定用シート50及び原稿2を読み取り、図9のステ
ップ1に示すように、識別マーク56によって原稿2か
あるいは設定シート50かの判断を行う。そして、機能
設定用シート50が読み取られたと判断した場合には、
記憶している編集領域/機能をクリアする(ステップ
2)。次に、機能設定用シート50のエリアタイプに応
じた編集領域を記憶するとともに(ステップ3)、その
領域に対する編集機能および必要に応じて指定色を記憶
する(ステップ4)。
【0040】また、原稿2が読み取られたと判断した場
合には、記憶している編集領域に対して、記憶した編集
機能を実施するとともに(ステップ5)、編集されたイ
メージを画像形成装置によって出力する。
合には、記憶している編集領域に対して、記憶した編集
機能を実施するとともに(ステップ5)、編集されたイ
メージを画像形成装置によって出力する。
【0041】その後、次の原稿2があるか否かを判別し
(ステップ6)、次の原稿2がある場合には、次の原稿
/機能設定用シート50の読み取りを実行し(ステップ
7)、上述したように、ステップ1からステップ7まで
の動作を繰り返す。
(ステップ6)、次の原稿2がある場合には、次の原稿
/機能設定用シート50の読み取りを実行し(ステップ
7)、上述したように、ステップ1からステップ7まで
の動作を繰り返す。
【0042】一方、次の原稿2がない場合には、原稿/
機能設定用シート50の読み取り動作を終了する(ステ
ップ9)。
機能設定用シート50の読み取り動作を終了する(ステ
ップ9)。
【0043】このように、上記の実施の形態では、通常
の機能設定を容易に行うことができるのは勿論のこと、
同時に編集機能の領域指定を容易に行うことができ、高
機能化された複写機やファクシミリ等の画像処理装置に
おいて、操作に不慣れな人でも複雑な編集機能を容易に
使いこなすことができる。
の機能設定を容易に行うことができるのは勿論のこと、
同時に編集機能の領域指定を容易に行うことができ、高
機能化された複写機やファクシミリ等の画像処理装置に
おいて、操作に不慣れな人でも複雑な編集機能を容易に
使いこなすことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、通常の機能設定を容易に行うことができるのは勿論
のこと、同時に編集機能の領域指定を容易に行うことが
可能な機能設定用シート及びこれを用いた画像形成装置
を提供することができる。
ば、通常の機能設定を容易に行うことができるのは勿論
のこと、同時に編集機能の領域指定を容易に行うことが
可能な機能設定用シート及びこれを用いた画像形成装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る機能設定用シートの一
実施の形態を示す平面図である。
実施の形態を示す平面図である。
【図2】 図2はこの発明に係る機能設定用シートの一
実施の形態を示す要部平面図である。
実施の形態を示す要部平面図である。
【図3】 図3はこの発明に係る画像処理装置の一実施
の形態としてのデジタルカラー画像形成装置を示す構成
図である。
の形態としてのデジタルカラー画像形成装置を示す構成
図である。
【図4】 図4はデジタルカラー画像形成装置の画像形
成部を示す構成図である。
成部を示す構成図である。
【図5】 図5は転写ドラムを示す斜視図である。
【図6】 図6は画像処理部を示すブロック図である。
【図7】 図7は機能設定用シートの使用状態を示す平
面図である。
面図である。
【図8】 図8は機能の設定状態を示す説明図である。
【図9】 図9は画像処理動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
50 機能設定用シート、51 機能設定用マークシー
ト欄、52 領域指定エリア。
ト欄、52 領域指定エリア。
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿に対して実行すべき機能を設定する
ための機能設定用シートにおいて、前記原稿の上に積層
した状態で当該原稿の画像を透視可能な材質からなり、
且つ所望の機能を実施すべき領域を指定する領域指定部
と、前記原稿に対して実行すべき機能を設定するための
機能設定部とを有することを特徴とする機能設定用シー
ト。 - 【請求項2】 機能設定用シート及び原稿を読み取り、
読み取られた原稿の画像に対して、機能設定用シートで
設定された機能に応じた画像処理動作を行う画像処理装
置において、前記原稿の上に積層した状態で当該原稿の
画像を透視可能な材質からなり、且つ所望の機能を実施
すべき領域を指定する領域指定部と、前記原稿に対して
実行すべき機能を設定するための機能設定部とを有する
機能設定用シート及び原稿を読み取る画像読み取り手段
と、前記画像読み取り手段で読み取られた機能設定用シ
ート及び原稿を識別するとともに、機能設定用シートが
読み取られた場合には、当該機能設定用シートで設定さ
れた機能設定領域及び機能を識別する識別手段と、前記
識別手段で識別された機能設定領域及び機能に応じて原
稿の画像に対して画像処理動作を実行する画像処理手段
とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9231334A JPH1173062A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 機能設定用シート及びこれを用いた画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9231334A JPH1173062A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 機能設定用シート及びこれを用いた画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1173062A true JPH1173062A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16922018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9231334A Pending JPH1173062A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 機能設定用シート及びこれを用いた画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1173062A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007181028A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Canon Inc | シートスキャン方式による画像処理装置および画像処理方法 |
JP2017219911A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 印刷システム |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP9231334A patent/JPH1173062A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007181028A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Canon Inc | シートスキャン方式による画像処理装置および画像処理方法 |
JP2017219911A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 印刷システム |
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