JPH1168437A - アンテナホルダー - Google Patents
アンテナホルダーInfo
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- JPH1168437A JPH1168437A JP22327897A JP22327897A JPH1168437A JP H1168437 A JPH1168437 A JP H1168437A JP 22327897 A JP22327897 A JP 22327897A JP 22327897 A JP22327897 A JP 22327897A JP H1168437 A JPH1168437 A JP H1168437A
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- antenna holder
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- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話やPHS等の移動体通信用の無線機
に使用されるアンテナホルダーに関し、軽量化が図れて
加工が容易で、安価なアンテナホルダーを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 アンテナ24が挿通する貫通孔21A,
22Aを有した絶縁樹脂製の上・下ケース21,22
に、貫通孔21A,22A内に突出する接続部23Aと
下ケース22外に突出する給電部23Bを有する導電金
属線製のばね23を装着し、この上・下ケース21,2
2とばね23によって無線機13への装着やアンテナ2
4との電気的接続を行うように構成することによって、
軽量化が図れて加工が容易で、安価なアンテナホルダー
を得ることができる。
に使用されるアンテナホルダーに関し、軽量化が図れて
加工が容易で、安価なアンテナホルダーを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 アンテナ24が挿通する貫通孔21A,
22Aを有した絶縁樹脂製の上・下ケース21,22
に、貫通孔21A,22A内に突出する接続部23Aと
下ケース22外に突出する給電部23Bを有する導電金
属線製のばね23を装着し、この上・下ケース21,2
2とばね23によって無線機13への装着やアンテナ2
4との電気的接続を行うように構成することによって、
軽量化が図れて加工が容易で、安価なアンテナホルダー
を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として携帯電話
やPHS等の移動体通信用の無線機に使用されるアンテ
ナホルダーに関するものである。
やPHS等の移動体通信用の無線機に使用されるアンテ
ナホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHS等の移動体通信
用の無線機が広く普及しているが、これらの無線機には
電波を送受信するためのアンテナが備えられており、こ
のアンテナは携帯に便利なように無線機の筐体内に収納
した際に動作するヘリカルアンテナ部と、伸長した際に
動作するホイップアンテナ部から構成されたものが多く
使用されている。
用の無線機が広く普及しているが、これらの無線機には
電波を送受信するためのアンテナが備えられており、こ
のアンテナは携帯に便利なように無線機の筐体内に収納
した際に動作するヘリカルアンテナ部と、伸長した際に
動作するホイップアンテナ部から構成されたものが多く
使用されている。
【0003】このような従来のアンテナ及びアンテナホ
ルダーについて、図8及び図9を用いて説明する。
ルダーについて、図8及び図9を用いて説明する。
【0004】図8は従来のアンテナ及びアンテナホルダ
ーの断面図であり、同図において、1は銅や銅合金等の
導電金属線をコイル状に巻回したヘリカルアンテナエレ
メント、2は絶縁樹脂製のボビン、3は導電金属製の給
電金具で、ヘリカルアンテナエレメント1はボビン2に
巻き付けられると共に、下端が給電金具3上端に巻き付
けられて電気的に接続され、この外周を絶縁樹脂製のカ
バー4が覆って、ヘリカルアンテナ部5が構成されてい
る。
ーの断面図であり、同図において、1は銅や銅合金等の
導電金属線をコイル状に巻回したヘリカルアンテナエレ
メント、2は絶縁樹脂製のボビン、3は導電金属製の給
電金具で、ヘリカルアンテナエレメント1はボビン2に
巻き付けられると共に、下端が給電金具3上端に巻き付
けられて電気的に接続され、この外周を絶縁樹脂製のカ
バー4が覆って、ヘリカルアンテナ部5が構成されてい
る。
【0005】そして、6は導電金属製の導体、7は導体
6の外周を覆う絶縁樹脂製のチューブで、導体6の下端
が導電金属製のストッパ8に電気的に接続されてホイッ
プアンテナ部9が構成され、ヘリカルアンテナ部5の下
端がホイップアンテナ部9の上端に絶縁体10を介して
連結されている。
6の外周を覆う絶縁樹脂製のチューブで、導体6の下端
が導電金属製のストッパ8に電気的に接続されてホイッ
プアンテナ部9が構成され、ヘリカルアンテナ部5の下
端がホイップアンテナ部9の上端に絶縁体10を介して
連結されている。
【0006】また、11は導電金属製のアンテナホルダ
ー、12は導電金属板製のばねで、アンテナホルダー1
1の中央にはアンテナ挿入孔11Aとばね挿入孔11B
が形成されており、ホイップアンテナ部9がアンテナ挿
入孔11A内に挿入されると共に、ばね挿入孔11B内
に収納されたばね12がホイップアンテナ部9のストッ
パ8に軸線方向に平行に弾接している。
ー、12は導電金属板製のばねで、アンテナホルダー1
1の中央にはアンテナ挿入孔11Aとばね挿入孔11B
が形成されており、ホイップアンテナ部9がアンテナ挿
入孔11A内に挿入されると共に、ばね挿入孔11B内
に収納されたばね12がホイップアンテナ部9のストッ
パ8に軸線方向に平行に弾接している。
【0007】そして、アンテナホルダー11の外周に形
成されたねじ部11Cには、無線機13の電気回路(図
示せず)に接続された給電ナット14がねじ込まれ、ア
ンテナ15が無線機13の筐体16に装着されると共
に、ホイップアンテナ部9のストッパ8がばね12とア
ンテナホルダー11を介して給電ナット14に接続さ
れ、無線機13の電気回路に電気的に接続されている。
成されたねじ部11Cには、無線機13の電気回路(図
示せず)に接続された給電ナット14がねじ込まれ、ア
ンテナ15が無線機13の筐体16に装着されると共
に、ホイップアンテナ部9のストッパ8がばね12とア
ンテナホルダー11を介して給電ナット14に接続さ
れ、無線機13の電気回路に電気的に接続されている。
【0008】このように構成された従来のアンテナ15
の電波の送受信は、アンテナ15が伸長した図8の状態
では、無線機13に装着されたアンテナホルダー11に
収納されたばね12にストッパ8が接触し、給電ナット
14に電気的に接続されたホイップアンテナ部9によっ
て行われ、図9に示すようにホイップアンテナ部9が無
線機13の筐体16内に収納された状態では、ホイップ
アンテナ部9のストッパ8は無線機13内に押込まれて
アンテナホルダー11から離れ、給電金具3がアンテナ
ホルダー11に収納されたばね12に接触し、給電ナッ
ト14に電気的に接続されたヘリカルアンテナ部5によ
って送受信が行われるように構成されたものであった。
の電波の送受信は、アンテナ15が伸長した図8の状態
では、無線機13に装着されたアンテナホルダー11に
収納されたばね12にストッパ8が接触し、給電ナット
14に電気的に接続されたホイップアンテナ部9によっ
て行われ、図9に示すようにホイップアンテナ部9が無
線機13の筐体16内に収納された状態では、ホイップ
アンテナ部9のストッパ8は無線機13内に押込まれて
アンテナホルダー11から離れ、給電金具3がアンテナ
ホルダー11に収納されたばね12に接触し、給電ナッ
ト14に電気的に接続されたヘリカルアンテナ部5によ
って送受信が行われるように構成されたものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のアンテナ及びアンテナホルダーにおいては、アンテナ
ホルダー11が導電金属製であるため、アンテナ15の
軽量化を図ることが困難であると共に、アンテナ15が
挿通するアンテナ挿入孔11Aとばね挿入孔11Bや無
線機13に装着するためのねじ部11Cを切削加工によ
って形成し、さらに黒色のクロムメッキを行っているた
め、アンテナホルダー11の加工に時間を要し高価なも
のとなるという課題があった。
のアンテナ及びアンテナホルダーにおいては、アンテナ
ホルダー11が導電金属製であるため、アンテナ15の
軽量化を図ることが困難であると共に、アンテナ15が
挿通するアンテナ挿入孔11Aとばね挿入孔11Bや無
線機13に装着するためのねじ部11Cを切削加工によ
って形成し、さらに黒色のクロムメッキを行っているた
め、アンテナホルダー11の加工に時間を要し高価なも
のとなるという課題があった。
【0010】また、800〜2000MHzの周波数帯
域で使用される携帯電話やPHSには、通常100mm
前後の長さのアンテナが用いられているが、上記従来の
アンテナ及びアンテナホルダーにおいては、アンテナ1
5とアンテナホルダー11の電気的接続がストッパ8や
給電金具3にばね12が接触することによって行われ、
この接触寸法が10mm前後とアンテナの長さに対し大
きな比率であるために数10MHz程度の周波数誤差が
生じてしまい、正確な電波の送受信に支障をきたすとい
う課題があった。
域で使用される携帯電話やPHSには、通常100mm
前後の長さのアンテナが用いられているが、上記従来の
アンテナ及びアンテナホルダーにおいては、アンテナ1
5とアンテナホルダー11の電気的接続がストッパ8や
給電金具3にばね12が接触することによって行われ、
この接触寸法が10mm前後とアンテナの長さに対し大
きな比率であるために数10MHz程度の周波数誤差が
生じてしまい、正確な電波の送受信に支障をきたすとい
う課題があった。
【0011】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、軽量化が図れて加工が容易で、安価なアン
テナホルダーを提供することを目的とするものである。
ものであり、軽量化が図れて加工が容易で、安価なアン
テナホルダーを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のアンテナホルダーは、アンテナが挿通する貫
通孔を有した絶縁樹脂製の上・下ケースに、貫通孔内に
突出する接続部と下ケース外に突出する給電部を有する
導電金属製のばねを装着し、このケースとばねによって
無線機への装着やアンテナとの電気的接続を行うように
構成したものである。
に本発明のアンテナホルダーは、アンテナが挿通する貫
通孔を有した絶縁樹脂製の上・下ケースに、貫通孔内に
突出する接続部と下ケース外に突出する給電部を有する
導電金属製のばねを装着し、このケースとばねによって
無線機への装着やアンテナとの電気的接続を行うように
構成したものである。
【0013】この本発明により、軽量化が図れて加工が
容易で、安価なアンテナホルダーを得ることができる。
容易で、安価なアンテナホルダーを得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、アンテナが挿通する貫通孔を有した絶縁樹脂製の上
ケースと、同じくアンテナが挿通する貫通孔を有して上
記上ケースの下面に結合された絶縁樹脂製の下ケース
と、上記貫通孔内に突出する接続部と下ケースの外に突
出する給電部を有して上・下ケース間に装着された導電
金属製のばねからなる構成のアンテナホルダーとしたも
のであり、絶縁樹脂製の上ケースと下ケースによってア
ンテナホルダーを構成しているため、アンテナホルダー
の軽量化が図れると共に、上・下ケースを成形加工によ
って形成することが可能なため、加工が容易で安価なア
ンテナホルダーを得ることができるという作用を有す
る。
は、アンテナが挿通する貫通孔を有した絶縁樹脂製の上
ケースと、同じくアンテナが挿通する貫通孔を有して上
記上ケースの下面に結合された絶縁樹脂製の下ケース
と、上記貫通孔内に突出する接続部と下ケースの外に突
出する給電部を有して上・下ケース間に装着された導電
金属製のばねからなる構成のアンテナホルダーとしたも
のであり、絶縁樹脂製の上ケースと下ケースによってア
ンテナホルダーを構成しているため、アンテナホルダー
の軽量化が図れると共に、上・下ケースを成形加工によ
って形成することが可能なため、加工が容易で安価なア
ンテナホルダーを得ることができるという作用を有す
る。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、ばねの接続部をアンテナの軸線方向に対
し垂直に突出させた構成としたものであり、アンテナと
の電気的接続を行うばねがアンテナと直交して接触し、
ごく僅かの接触寸法でアンテナにばねが接触しているた
め、周波数誤差のない正確な電波の送受信を行うことが
できるという作用を有する。
発明において、ばねの接続部をアンテナの軸線方向に対
し垂直に突出させた構成としたものであり、アンテナと
の電気的接続を行うばねがアンテナと直交して接触し、
ごく僅かの接触寸法でアンテナにばねが接触しているた
め、周波数誤差のない正確な電波の送受信を行うことが
できるという作用を有する。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、上ケースと下ケースを一体に形
成し、このケースに接続部が貫通孔内に突出し給電部が
ケースの外に突出するばねを装着する構成としたもので
あり、構成部品数を減らし、組立てが容易で安価なアン
テナホルダーを得ることができるという作用を有する。
2記載の発明において、上ケースと下ケースを一体に形
成し、このケースに接続部が貫通孔内に突出し給電部が
ケースの外に突出するばねを装着する構成としたもので
あり、構成部品数を減らし、組立てが容易で安価なアン
テナホルダーを得ることができるという作用を有する。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、上・下ケースもし
くはこれらを一体に形成したケースの貫通孔の内壁にア
ンテナを保持する凸部を設けた構成としたものであり、
ばねの接続部に加えこの凸部によってアンテナのガタツ
キ規制と保持ができるため、ガタツキが少なく確実にア
ンテナを保持することができるアンテナホルダーが得ら
れるという作用を有する。
いずれか一つに記載の発明において、上・下ケースもし
くはこれらを一体に形成したケースの貫通孔の内壁にア
ンテナを保持する凸部を設けた構成としたものであり、
ばねの接続部に加えこの凸部によってアンテナのガタツ
キ規制と保持ができるため、ガタツキが少なく確実にア
ンテナを保持することができるアンテナホルダーが得ら
れるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図7を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明
した構成と同一構成の部分には同一符号を付し、その詳
細な説明を省略する。
〜図7を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明
した構成と同一構成の部分には同一符号を付し、その詳
細な説明を省略する。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態によるアンテナ及びアンテナホルダーの断面
図、図2は同アンテナホルダーの分解斜視図であり、同
図において、ボビン2に巻き付けられ給電金具3に電気
的に接続されたヘリカルアンテナエレメント1の外周を
カバー4が覆ってヘリカルアンテナ部5が構成されてい
ることや、ストッパ8に電気的に接続された導体6の外
周をチューブ7が覆って構成されたホイップアンテナ部
9が、ヘリカルアンテナ部5の下端に絶縁体10を介し
て連結されていることは従来の技術の場合と同様である
が、ホイップアンテナ部9のストッパ8は、絶縁樹脂製
の上ケース21とこの下面に結合された下ケース22中
央の貫通孔21A,22Aに挿入された構成となってい
る。
施の形態によるアンテナ及びアンテナホルダーの断面
図、図2は同アンテナホルダーの分解斜視図であり、同
図において、ボビン2に巻き付けられ給電金具3に電気
的に接続されたヘリカルアンテナエレメント1の外周を
カバー4が覆ってヘリカルアンテナ部5が構成されてい
ることや、ストッパ8に電気的に接続された導体6の外
周をチューブ7が覆って構成されたホイップアンテナ部
9が、ヘリカルアンテナ部5の下端に絶縁体10を介し
て連結されていることは従来の技術の場合と同様である
が、ホイップアンテナ部9のストッパ8は、絶縁樹脂製
の上ケース21とこの下面に結合された下ケース22中
央の貫通孔21A,22Aに挿入された構成となってい
る。
【0020】そして、下ケース22の凸部22Bが上ケ
ース21の孔21Bに挿入された後にかしめられて上ケ
ース21と下ケース22が結合され、上・下ケース2
1,22の間に装着された導電金属線製のばね23の接
続部23Aが貫通孔21A,22A内にアンテナ24の
軸線方向に対して垂直に突出してホイップアンテナ部9
のストッパ8に弾接している。
ース21の孔21Bに挿入された後にかしめられて上ケ
ース21と下ケース22が結合され、上・下ケース2
1,22の間に装着された導電金属線製のばね23の接
続部23Aが貫通孔21A,22A内にアンテナ24の
軸線方向に対して垂直に突出してホイップアンテナ部9
のストッパ8に弾接している。
【0021】また、下ケース22の外周に形成されたね
じ部22Cには無線機13の電気回路(図示せず)に接
続された給電ナット14がねじ込まれ、アンテナ24が
無線機13の筐体16に装着されると共に、下ケース2
2の外周に突出したばね23の給電部23Bが給電ナッ
ト14の内径に弾接してアンテナ24がアンテナホルダ
ー25のばね23を介して無線機13の電気回路に電気
的に接続されている。
じ部22Cには無線機13の電気回路(図示せず)に接
続された給電ナット14がねじ込まれ、アンテナ24が
無線機13の筐体16に装着されると共に、下ケース2
2の外周に突出したばね23の給電部23Bが給電ナッ
ト14の内径に弾接してアンテナ24がアンテナホルダ
ー25のばね23を介して無線機13の電気回路に電気
的に接続されている。
【0022】このように構成された本実施の形態のアン
テナ24の電波の送受信は、アンテナ24が伸長した図
1の状態では、無線機13に装着されたアンテナホルダ
ー25の貫通孔21A,22A内に突出したばね23の
接続部23Aにストッパ8が接触し、電気的に接続され
たホイップアンテナ部9によって行われ、図3に示すよ
うにホイップアンテナ部9が無線機13の筐体16内に
収納された状態では、ホイップアンテナ部9のストッパ
8は無線機13内に押込まれてアンテナホルダー25か
ら離れ、ヘリカルアンテナ部5の給電金具3がばね23
の接続部23Aに接触し、電気的に接続されたヘリカル
アンテナ部5によって送受信が行われるように構成され
ている。
テナ24の電波の送受信は、アンテナ24が伸長した図
1の状態では、無線機13に装着されたアンテナホルダ
ー25の貫通孔21A,22A内に突出したばね23の
接続部23Aにストッパ8が接触し、電気的に接続され
たホイップアンテナ部9によって行われ、図3に示すよ
うにホイップアンテナ部9が無線機13の筐体16内に
収納された状態では、ホイップアンテナ部9のストッパ
8は無線機13内に押込まれてアンテナホルダー25か
ら離れ、ヘリカルアンテナ部5の給電金具3がばね23
の接続部23Aに接触し、電気的に接続されたヘリカル
アンテナ部5によって送受信が行われるように構成され
ている。
【0023】このように本実施の形態によれば、成形加
工が可能な絶縁樹脂製の上・下ケース21,22と導電
金属線製のばね23によってアンテナホルダー25を構
成し、無線機13への装着やアンテナ24との電気的接
続を行っているため、アンテナホルダーの軽量化が図れ
ると共に、加工が容易で安価なアンテナホルダーを得る
ことができる。
工が可能な絶縁樹脂製の上・下ケース21,22と導電
金属線製のばね23によってアンテナホルダー25を構
成し、無線機13への装着やアンテナ24との電気的接
続を行っているため、アンテナホルダーの軽量化が図れ
ると共に、加工が容易で安価なアンテナホルダーを得る
ことができる。
【0024】また、ばね23の接続部23Aがアンテナ
24の軸線方向に対し垂直に設けられ、ストッパ8や給
電金具3と接続部23Aが直交して接触し、その接触寸
法が殆ど点に近いごく僅かなものとなるため、周波数誤
差のない正確な電波の送受信を行うことができる。
24の軸線方向に対し垂直に設けられ、ストッパ8や給
電金具3と接続部23Aが直交して接触し、その接触寸
法が殆ど点に近いごく僅かなものとなるため、周波数誤
差のない正確な電波の送受信を行うことができる。
【0025】(実施の形態2)図4は本発明の第2の実
施の形態によるアンテナ及びアンテナホルダーの断面
図、図5は同アンテナホルダーの分解斜視図であり、同
図において、ヘリカルアンテナ部5の下端にホイップア
ンテナ部9が絶縁体10を介して連結されていること
や、給電ナット14によって無線機13に装着されたア
ンテナホルダー31に、ホイップアンテナ部9が挿入さ
れてアンテナ32が構成されていることは実施の形態1
と同様であるが、絶縁樹脂製の上・下ケースは一体に形
成されたケース33となった構成としたものである。
施の形態によるアンテナ及びアンテナホルダーの断面
図、図5は同アンテナホルダーの分解斜視図であり、同
図において、ヘリカルアンテナ部5の下端にホイップア
ンテナ部9が絶縁体10を介して連結されていること
や、給電ナット14によって無線機13に装着されたア
ンテナホルダー31に、ホイップアンテナ部9が挿入さ
れてアンテナ32が構成されていることは実施の形態1
と同様であるが、絶縁樹脂製の上・下ケースは一体に形
成されたケース33となった構成としたものである。
【0026】そして、ケース33側面の孔33Aに挿入
された導電金属線製のばね23の接続部23Aが、貫通
孔33B内にアンテナ32の軸線方向に対して垂直に突
出してホイップアンテナ部9のストッパ8に弾接し、給
電部23Bが給電ナット14の内径に弾接してばね23
を介してアンテナ32が無線機13の電気回路(図示せ
ず)に電気的に接続されている。
された導電金属線製のばね23の接続部23Aが、貫通
孔33B内にアンテナ32の軸線方向に対して垂直に突
出してホイップアンテナ部9のストッパ8に弾接し、給
電部23Bが給電ナット14の内径に弾接してばね23
を介してアンテナ32が無線機13の電気回路(図示せ
ず)に電気的に接続されている。
【0027】このように構成された本実施の形態のアン
テナ32の電波の送受信が、アンテナ32が伸長した図
4の状態では、ばね23の接続部23Aにストッパ8が
接触して電気的に接続されたホイップアンテナ部9によ
って行われ、ホイップアンテナ部9が無線機13の筐体
16内に収納された状態では、接続部23Aに給電金具
3が接触して電気的に接続されたヘリカルアンテナ部5
によって行われることは実施の形態1と同様である。
テナ32の電波の送受信が、アンテナ32が伸長した図
4の状態では、ばね23の接続部23Aにストッパ8が
接触して電気的に接続されたホイップアンテナ部9によ
って行われ、ホイップアンテナ部9が無線機13の筐体
16内に収納された状態では、接続部23Aに給電金具
3が接触して電気的に接続されたヘリカルアンテナ部5
によって行われることは実施の形態1と同様である。
【0028】このように本実施の形態によれば、上・下
ケースが一体に形成されたケース33となっているた
め、アンテナホルダー31の構成部品数がより少なくな
り、組立てが容易で安価なアンテナホルダーを得ること
ができる。
ケースが一体に形成されたケース33となっているた
め、アンテナホルダー31の構成部品数がより少なくな
り、組立てが容易で安価なアンテナホルダーを得ること
ができる。
【0029】また、図6に示すように、ケース33の貫
通孔33Bの内壁に複数の凸部33Cを設け、これをホ
イップアンテナ部9のストッパ8やヘリカルアンテナ部
5の給電金具3に当接させることによって、ケース33
に装着されてアンテナ32Aに接続部23Aが弾接した
ばね23に加え、この凸部33Cによってアンテナ32
Aのガタツキ規制と保持ができるため、ガタツキが少な
く確実にアンテナ32Aを保持することができるアンテ
ナホルダーを得ることができる。
通孔33Bの内壁に複数の凸部33Cを設け、これをホ
イップアンテナ部9のストッパ8やヘリカルアンテナ部
5の給電金具3に当接させることによって、ケース33
に装着されてアンテナ32Aに接続部23Aが弾接した
ばね23に加え、この凸部33Cによってアンテナ32
Aのガタツキ規制と保持ができるため、ガタツキが少な
く確実にアンテナ32Aを保持することができるアンテ
ナホルダーを得ることができる。
【0030】なお、以上の説明では、上・下ケース2
1,22やケース33に導電金属線製のばね23を装着
したアンテナホルダーについて説明したが、図7に示す
ように、導電金属板製のばね34を用い、この接続部3
4Aを下ケース35の貫通孔35Aに突出させ、給電部
34Bを下ケース35の外周に突出させるように構成し
たアンテナホルダーにおいても、本発明の実施が可能な
ことは勿論である。
1,22やケース33に導電金属線製のばね23を装着
したアンテナホルダーについて説明したが、図7に示す
ように、導電金属板製のばね34を用い、この接続部3
4Aを下ケース35の貫通孔35Aに突出させ、給電部
34Bを下ケース35の外周に突出させるように構成し
たアンテナホルダーにおいても、本発明の実施が可能な
ことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、軽量化が
図れて加工が容易で、安価なアンテナホルダーを得るこ
とができるという有利な効果が得られる。
図れて加工が容易で、安価なアンテナホルダーを得るこ
とができるという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態によるアンテナ及び
アンテナホルダーの断面図
アンテナホルダーの断面図
【図2】同アンテナホルダーの分解斜視図
【図3】同アンテナ収納時の断面図
【図4】本発明の第2の実施の形態によるアンテナ及び
アンテナホルダーの断面図
アンテナホルダーの断面図
【図5】同アンテナホルダーの分解斜視図
【図6】同他の実施の形態を示す断面図
【図7】同他の実施の形態を示すアンテナホルダーの分
解斜視図
解斜視図
【図8】従来のアンテナ及びアンテナホルダーの断面図
【図9】同アンテナ収納時の断面図
1 ヘリカルアンテナエレメント 2 ボビン 3 給電金具 4 カバー 5 ヘリカルアンテナ部 6 導体 7 チューブ 8 ストッパ 9 ホイップアンテナ部 10 絶縁体 13 無線機 14 給電ナット 16 筐体 21 上ケース 22,35 下ケース 21A,22A,35A 貫通孔 21B 孔 22B 凸部 22C ねじ部 23,34 ばね 23A,34A 接続部 23B,34B 給電部 24,32,32A アンテナ 25,31 アンテナホルダー 33,35 ケース 33A 孔 33B 貫通孔 33C 凸部
フロントページの続き (72)発明者 太田 和司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 阿部 芳晴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 アンテナが挿通する貫通孔を有した絶縁
樹脂製の上ケースと、同じくアンテナが挿通する貫通孔
を有して上記上ケースの下面に結合された絶縁樹脂製の
下ケースと、上記貫通孔内に突出する接続部と下ケース
の外に突出する給電部を有して上・下ケース間に装着さ
れた導電金属製のばねからなるアンテナホルダー。 - 【請求項2】 ばねの接続部をアンテナの軸線方向に対
し垂直に突出させた請求項1記載のアンテナホルダー。 - 【請求項3】 上ケースと下ケースを一体に形成し、こ
のケースに接続部が貫通孔内に突出し給電部がケースの
外に突出するばねを装着する構成とした請求項1または
2記載のアンテナホルダー。 - 【請求項4】 上・下ケースもしくはこれらを一体に形
成したケースの貫通孔の内壁にアンテナを保持する凸部
を設けた請求項1〜3のいずれか一つに記載のアンテナ
ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22327897A JPH1168437A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | アンテナホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22327897A JPH1168437A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | アンテナホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1168437A true JPH1168437A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16795628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22327897A Pending JPH1168437A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | アンテナホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1168437A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002037602A1 (fr) * | 2000-11-06 | 2002-05-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif antenne et dispositif portable |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP22327897A patent/JPH1168437A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002037602A1 (fr) * | 2000-11-06 | 2002-05-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif antenne et dispositif portable |
EP1333528A1 (en) * | 2000-11-06 | 2003-08-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Antenna device and portable device |
US6781550B1 (en) | 2000-11-06 | 2004-08-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Antenna device and portable device |
EP1333528A4 (en) * | 2000-11-06 | 2004-11-17 | Mitsubishi Electric Corp | ANTENNA DEVICE AND PORTABLE DEVICE |
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