JPH11507489A - マルチ―チャネル受信器システムのチャネル・トレーニング - Google Patents
マルチ―チャネル受信器システムのチャネル・トレーニングInfo
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Abstract
(57)【要約】
本発明を実現するマルチチャネル受信器システム(100)においては、アクティブであり、データ信号を伝搬中の「トレーニング済みの」受信器チャネルが、他の受信器チャネルをトレーニングするために使用されることがある。システムの各受信器チャネルには入力(105)と出力(123)があり、各入力は、オリジナル・データ信号の別の部分の受信用である。各受信器チャネルは、その入力で受信される信号をその出力に伝搬するために、その入力とその出力の間で結合される適応フィルター・デバイス(10)を具備する。本発明に従って、第1トレーニング済み受信チャネルは、第2受信器チャネルの適応フィルター・デバイスをトレーニングするために、第1受信器チャネルの出力を第2受信器チャネルの出力に連結することによって、第2受信器をトレーニングするために使用される。第2受信器のトレーニングは、第1受信器チャネルおよび第2受信器チャネルに同じデータを伝送することにより完了する。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の名称
マルチ−チャネル受信器システムのチャネル・トレーニング
発明の背景
本発明は、データ通信システムに関し、特に異なったチャネルで伝送されたデ
ータ信号のさまざまな部分を受信し、オリジナルのデータ信号を再構成するため
に、さまざまな部分を組み合わせし直すためのシステムに関する。
例えば、高速ビット伝送速度デジタル加入者回線(HDSL)では、さらに高
速な有効伝送速度を可能にするために、伝送される高速データ・ストリームを2
つの部分に分割することが望ましい。伝達されるオリジナルの単独データ・スト
リームは、最初に、送信器で2つの部分に分割される。それから、送信器は、一
方の伝送チャネル(例えば、チャネルA)を介して1つの部分を伝送し、第2伝
送チャネル(例えば、チャネルB)を介して他方の部分を伝送する。本明細書中
で使用されるように、「伝送チャネル」または「通信チャネル」とは、送信器か
らその受信器までの経路またはループと定義する。ただし、受信器により受信さ
れる信号の2つの異なった伝送済み部分は、受信器で組み合わせし直さなければ
なら
ない。2つの伝送チャネルの特性が大きく異なることがあるため、オリジナルの
高速データ・ストリーム信号を再構成するために2つの受信部分を組み合わせし
直すことには問題がある。すなわち、2つのチャネルは、異なった度合いおよび
レベルの歪みにさらされることがあり、その場合に歪みは異なる伝搬遅延、異な
る移相、および異なる雑音の量を含む。
特に、一方のチャネルで受信されるデータは、他方のチャネルで受信されるデ
ータに関して遅延することがあるため、2つの受信器チャネルによって受信され
る2つの異なったデータ部分は、オリジナルの単独データ・ストリームに一致す
る単独の高速データ・ストリームに適切に再組み合わせするために、位置合わせ
および同期されなければならない。
説明を容易にするために、2つの受信器チャネルを備えるHDSLシステムと
データ信号のある部分とが伝送チャネルAを介して対応する「受信器チャネルA
」に伝送されると仮定し、またデータ信号の別の異なった部分が伝送チャネルB
を介して対応する「受信器チャネルB」に伝送されると仮定する。本明細書中で
使用される用語「受信器チャネル」は、入力端末からの伸長する受信器チャネル
の部分に言及し、入力端末では伝送済み信号を受信し、等化器ネットワークの出
力へ伝送する。そして、その出力は、その後、受信器の多様なチャネルを組み合
わせるための組み合わせ回路に送られる。各受信器は、
2つの異なったデータ部分を、オリジナルの単独データ・ストリームを再構成す
るためにそれらを組み合わせし直すことができるように、互いに関して位置合わ
せおよび同期するために、受信されたデータ信号を処理するための回路を具備す
る。伝送チャネルの歪みを補償し、それを受信器の別のチャネルに位置合わせす
るための受信器チャネルの処理および調整は、通常、本明細書中において、およ
び添付請求項において、受信器チャネルの「トレーニング」と言及する。このよ
うにして、受信器とその対応する受信器の間で通信を確立する際には、まず最初
に「起動」つまり「トレーニング」段階があり、その後に「通信」つまり「実際
のデータ伝送」段階が後に続く。
二重チャネルHDSLシステムをトレーニングするための現在既知の技法は、
起動期間中に同時に両方の受信器チャネルに特別なトレーニング・シーケンスを
適用するための手段を具備する。シーケンスは、受信器チャネルおよび送信器シ
ーケンスを「調整」するための正確な「タイム・スタンプ」およびトレーニング
信号を含む。2つの受信器チャネルがいったんトレーニングされると、カスタマ
・データは、送信器から2つの受信器チャネルに伝送される。
任意のチャネルが、「トレーニング」された後に、故障すると、それはサービ
スに復元される前に「再トレーニング」されなければならない。既存のトレーニ
ング機
構での問題点とは、2つのチャネルの内の一方が故障すると、両方のチャネル(
つまり、故障したチャネルと依然として機能的に作用しているチャネル)が「解
体」され、2つのチャネルが送信器−受信器の完全な回復が確立できる前にトレ
ーニングし直されなければならないという点である。これは、それが機能的に作
用しているチャネルの動作を妨害し、両方のチャネルを再トレーニングする必要
性のためにシステムの動作を低速化するという点で不利である。
発明の要約
本発明を実現するマルチ・チャネル受信器システムにおいては、「トレーニン
グ済みの」受信器チャネルが、他の受信器チャネルをトレーニングするために使
用されることがある。本発明に従って、トレーニング済みの受信器チャネルは、
サービスに入れられるか、サービスに復元されるもう1つの受信器チャネルのト
レーニングに使用される一方で、動作およびデータ信号の伝搬を続行する。これ
によって、従来の技術のように、別のチャネルのトレーニング中、機能的に作用
している受信器チャネルを一時不通にする必要性を回避する。また、すでにトレ
ーニングされ、機能的に作用している受信器チャネルを別の受信器チャネルのト
レーニングに使用することは、トレーニング・シーケンスが従来の技術において
より簡略である(例えば、それは「タイム・スタンプ」シー
ケンスを必要としない可能性がある)ため、必要とされるトレーニング時間を短
縮する。
本発明を実現する受信器は、各受信チャネルが入力および出力を備え、各入力
がオリジナルのデータ信号の別の部分を受信用の少なくとも2つの受信チャネル
を具備する。受信チャネルの出力は、受信されたデータ信号のさまざまな部分を
組み合わせ、オリジナルのデータ信号を再構成するための組み合わせ回路に接続
される。各受信チャネルは、その入力で受信された信号をその出力に伝搬するた
めに、その入力とその出力の間で結合される適応フィルター手段を具備する。各
適応フィルター手段は、その対応する伝達チャネルに沿って歪みおよび遅延を補
償するために調整できる。本発明に従って、第1のすでに「トレーニング済みの
」受信器チャネルは、第2受信器チャネルの適応フィルター手段をトレーニング
するために、第1受信器チャネルの出力を第2受信器チャネルに結合することに
よって、第2受信器チャネルをトレーニングするために使用されることがある。
第2受信器チャネルのトレーニングを完了するために、第1受信器チャネルに伝
送されている同じデータ信号が、第2受信器の入力に伝送される。
本発明の1つの実施例では、受信器は、「トレーニング済みの」受信器チャネ
ルの出力を「トレーニングされる」受信器チャネルの出力に結合するための切替
設備を具備する。対応する送信器は、同じデータ信号をトレー
ニング済みの受信器チャネルおよびトレーニング中の受信器チャネルに送信する
ための切替設備を具備する。
本発明のある実施例では、各受信器チャネルは適応フィード・フォワード・フ
ィルター(FF)および適応フィードバック・フィルター(FB)を具備し、F
Fの入力は、受信器チャネルの入力に結合され、FBの入力は受信器チャネルの
出力に接続される。FFおよびFBの出力は、スライサー回路の入力に適用され
る差異信号を作成する加算器に供給される。受信器チャネルがデータ伝送段階に
あるときに、スライサー回路の出力はその受信器の出力に接続される。受信器チ
ャネルがトレーニング段階にあるとき、スライサー出力はその受信器チャネル出
力から切断され、代わりにトレーニング信号がそれに適用される。トレーニング
済みであり、アクティブである第1受信器チャネル(つまり、それはデータ信号
を受信中であり、そのスライサー回路の出力はその受信器チャネル出力に接続さ
れる)は、第1受信器チャネルの出力を第2受信器チャネルの出力に接続するこ
とによって、トレーニング・モードに入る(つまり、そのスライサー出力はその
チャネル出力から切断される)第1受信器をトレーニングするために使用される
ことがある。同時に、第1受信器チャネルに伝送中のデータは、第2受信器チャネ
ルにも伝送される。
本発明を実現する受信器チャネルにおいては、スライサー回路に対する入力と
受信器チャネルの出力とは、
(a)その出力がフィード・フォワード(FF)フィルターを適応するために使
用される第1乗算器と、(b)その出力がフィードバック(FB)フィルターを
適応するために使用される第2乗算器に適用されるエラー信号を作成するための
加算器とに適用される。
図面の簡単な説明
添付図面においては、類似する参照文字は、類似する構成要素を示す。
図1Aは、本発明を実現する受信器システムの一部のブロック図である。
図1Bは、本発明を実現する送信器のブロック図である。
図2は、2つの受信器チャネルへの信号、および2つの受信器チャネル間での
信号を結合するための多重化装置のブロック図である。
図3は、トレーニング中に構成される受信器チャネルの適応等化器の一部のブ
ロック図である。
図4は、カスタマ・データ伝送中に構成される受信器チャネルの適応等化器の
一部のブロック図である。
図5は、本発明に従って別の受信器チャネルによってトレーニング中のある受
信器チャネルの適応フィルターのブロック図である。
本発明の詳細な説明
図1Aは、実例となる二重デュプレックス・システムで使用するために適応さ
れる、本発明を実現する二重デュプレックス受信器100の部分を示し、図1B
は、受信器100と使用するための本発明を実現する送信器を示す。図1Aでは
、受信器チャネルAのデータは、リード線101で受信され、チャネルBのデー
タはリード線102で受信される。リード線101と102での信号は、それぞ
れアナログ・デジタル(A/D)変換器103aと103bを通して結合され、
それぞれリード線105aと105b上で入力サンプルAとBを形成する。A/
D変換器103aと103bのそれぞれ1つは、タイミング回復ジェネレータ1
07によって回線1071で供給される1つの共通したサンプリング・クロック
信号によってストローブ(strobe)される。マスター・クロック・ソースおよびタ
イミング回復回路を具備することがあるタイミング・ジェネレータ107は、同
じサンプリング・クロック信号をA/D103a、103b、および受信器チャ
ネルAとBに提供する。A/D変換器103aおよび103bに供給されるサン
プリング・クロック信号の速度は、これらの変換器のそれぞれに、毎秒n/Tサ
ンプルで回線サンプルを生成させる。この場合、nは、1に等しいまたは1より
大きい所定の整数である。回線105aでのチャネルA入力信号サンプルは、タ
イム・スタンプ検出器180、キャリヤ検出器CDA、およびその対応する適応
フィルター10aの入力(FFI
A)に適用される。回線105bでのチャネルB入力信号サンプルは、タイム・
スタンプ検出器180、キャリヤ検出器CDB、およびその対応する適応フィル
ター10bの入力(FFIB)に適用される。
技術で既に知られているように、符号間干渉(ISI)が、さまざまな度合い
で、つねにデータ通信システムに存在する。ISIは、通信チャネルの伝送特性
の結果、つまり「チャネル応答」であり、一般的には、伝送シーケンスでの隣接
するデータシンボルを広がらせ、互いに干渉させる。
図1Aでは、データ伝送中に、適応フィルター10a、10bのそれぞれ1つ
が構成され、受信器内でISIを除去するために機能する適応判定帰還等化器(
DFE)を形成する。フィルター10aおよび10bのそれぞれ1つは、適応フ
ィード・フォワード・フィルター・セクション(FFA、FFB)、判定回路(
DECA、DECB)、適応フィードバック・フィルター・セクション(FBA
、FBB)、第1加算器(15a、15b)および第2加算器(16a、16b
)を具備する。
各フィード・フォワード・フィルターは、シンボル間隔ごとにn個の入力を処
理する。それにより各等化器は、それぞれがシンボル間隔ごとにn個のサンプル
を受信し、処理するため、断片的に間隔があけられた等化器、さらに特定すると
T/n型の断片的に間隔があけられた等化器と呼ばれることがある。フィルター
FFAおよびFF
Bの出力は、シンボル間隔ごとに1回生成され、判定回路DECAおよびDEC
Bを通してそれぞれ結合される。
判定回路DECAおよびDECBのそれぞれ1つは、多くの「スライサー」回
路の内の任意の1つとなる場合があり、複数の許容伝送済み信号レベルの内のも
っとも近い1つに対して、その結合された等化器出力を量子化するために機能す
る。したがって、判定回路(DECAおよびDECB)は、本明細書中、および
添付請求項中ではスライサーとも呼ばれる。
フィード・フォワード(FFA、FFB)およびフィードバック(FBA、F
BB)フィルターのそれぞれは、ISIの部分を除去する傾向がある。これらの
フィルターのそれぞれは、それぞれ伝送チャネルAおよびBでの歪みを補正する
ために、複数の調整可能係数を含む。伝送チャネルでの歪みは時間とともに変化
するので、これらのフィルターは自動または適応種類となるのが好ましく、その
係数には、変化する値が設定される。
各フィード・フォワード・フィルターの出力(AO1、BO1)は、その対応
する第1加算器(15a、15b)の1つの入力に適用される。各フィードバッ
ク・フィルター(FBA、FBB)の出力(AO3およびBO3)は、その対応
する第1加算器回路(15a、15b)の第2入力に適用される。各第1加算器
(15a、15b)の出力(E1a、E1b)は、対応する判定回路(DECA
、DECB)の入力、および第2加算器(16a、
16b)の入力に適用される。
受信器チャネルAでは、判定回路DECAの出力(AO2)が端子117に接
続される。加算器16aの第2入力およびフィードバック・フィルターFBAへ
の入力は、スイッチS1Aのワイパー・アームに接続される。受信器チャネルB
では、判定回路DECBの出力(BO2)が端子118に接続される。加算器1
6bの第2入力およびフィードバック・フィルターFBBへの入力は、スイッチ
S1Bのワイパー・アームに接続される。
出力回線117、118および119は、スイッチS1Aを介して回線123
aへ、回線123aを介して加算器16aの第2入力およびFBAの入力に選択
式で結合される。同様に、出力回線117、118、119は、スイッチS1B
を介して回線123bへ、回線123bを介して加算器16bの第2入力および
FBBの入力に選択式で結合される。スイッチS1AおよびS1Bは、同様に、
受信器の制御装置(例えば、図示されていない、マイクロプロセッサ、または他
の制御エージェンシー)によって生成される制御信号SCIに反応する制御回路
140によってその多様な位置(回線117、118、119)に切り替えられ
る。信号SCIは、さまざまな動作段階中の受信器チャネルの相互接続および構
成を決定する。
チャネルAに関して、そのカスタマ・データが処理されているときには、スイ
ッチS1Aは端子117に接続
され、DECAのスライサー出力は加算器16aの入力およびFBAの入力に適
用される。チャネルBに関して、そのカスタマ・データが処理されているときに
は、スイッチS1Bは端子118に接続され、DECBのスライサー出力は加算
器16bの第2入力、およびFBBの入力に適用される。カスタマ・データ伝送
中、各等化器10a、10bは、図4に示されるように構成される。
チャネルAおよびチャネルBが理想的な基準ジェネレータ182を使用してト
レーニングされている間、スイッチS1AおよびS1Bは回線119に接続され
る。トレーニング段階の間の等化器10a、10bの結果的に生じる構成が、図
3に示される。
以下に説明されるように、本発明に従って、チャネルAがチャネルBを使用し
てトレーニングされている間、スイッチS1Aは回線118に接続され、チャネ
ルBがチャネルAを使用してトレーニングされている間、スイッチS1Bは回線
117に接続される。別の受信器チャネル(例えば、A)によってトレーニング
されているある受信器チャネル(例えばB)の等化器の結果的に生じる構成が、
図5に示される。スイッチS1AおよびS1Bは、必要とされる切替機能を提供
するために、多重化ゲートまたは適切な論理ゲート装置を使用して実現されるこ
とがある。S1AとS1Bが3入力乗算器(MUXA、MUXB)によって実現
されるように示される典型的な実施例は、図2に示される。
図1Aを参照すると、加算器16aは、リード線127aのコンパレータ15
aの出力(E1a)からリード線123aの信号(REFA)を差し引くために
機能し、リード線129aでエラーA(eA)信号を作成する。エラーA信号は
、フィルターFFAとFBAを適応(つまり、係数を更新し、調整)するために
使用される。同様に、加算器16bは、リード線127bの出力(E1B)から
リード線123bの信号(REFB)を差し引くために機能し、リード線129
bでエラーB(eB)信号を作成する。エラーB信号は、フィルターFFBとF
BBを適応(つまり、係数を更新し、調整)するために使用される。
図1Aでは、エラー信号eAが乗算器111aに適用され、回線136aで提
供される結果的に生じる信号は、FFAを適応させるために使用される。エラー
信号eBは乗算器111bに適用され、回線136bで提供される結果的に生じ
る信号は、FFBを適応させるために使用される。乗算器111aと111b、
および131aと131bは、そのそれぞれのエラー信号を定数、つまりステッ
プ・サイズ(a1、a2)で乗算する。通常、適応フィルターの「トレーニング
」を加速することが好ましい。これには、精度を犠牲にしてではあるがさらに速
い速度を提供する大きなステップの使用が必要となる。データ伝送中は、通常、
減速された速度ではあるがさらに高い精度を提供するさらに小さなステップを使
用する
のが好ましい。したがって、トレーニング・フェーズ中、a1およびa2のステ
ップ・サイズは、フィード・フォワード・フィルターおよびフィードバック・フ
ィルターFFA、FFB、FBAおよびFBBの係数を調整するために、回路が
さらに迅速に(ではあるが、より精度を欠いて)応答するように選択される。動
作のカスタマ・データ伝送段階の間、a1およびa2のステップ・サイズは、応
答の速度が減速されるようにさらに小さなステップを提供するように選択される
。しかし、精度はエラー・レベルをゼロに向かって動かすために増加される。
回線105a、105bでタイム・スタンプに関係するサンプリングされた信
号は、検出時に、START信号を、トレーニング・シーケンスを開始する理想
的な参照(IDR)ジェネレータ182に供給するタイム・スタンプ検出器18
0に供給される。START信号に応えて、IDRジェネレータ182は、適応
等化器10aおよび10bのトレーニングで使用されるIDR信号を回線119
上で作成する。また、START信号は、IDRジェネレータに、IDR信号の
送信器200による生成および伝送と一致し、その動作を開始させるために機能
する。IDRジェネレータ182は、送信器によって生成される信号シーケンス
に類似する(「理想的」と呼ばれる)信号シーケンスを作成するために機能する
擬似乱数シンボルジェネレータである場合がある。伝送済みのIDR信号および
受信器によって生成されるIDR
信号は、標準的なトレーニング・サイクルの間、適応等化器の係数をトレーニン
グするために受信器チャネルに供給される。
DECAおよびDECBによって生成される回線123aおよび123bでの
データ出力は、データ・組み合わせ回路190に供給され、このデータ・組み合
わせ回路190はそれぞれの出力を組み合わせるために機能し、また2つの伝送
チャネルを介して、分割および伝送される前に存在していたように、回線192
上でオリジナルのデジタル・データを再構築するために機能する。
図1Bを参照すると、送信器200は、所定の速度で(ベースバンド信号また
は通過帯域信号から構成されることがある)高速デジタル・データ・ビット・ス
トリームを生成し、ストリームを2つの部分、すなわち、部分「A」つまりカス
タマ・データ−A、および部分「B」つまりカスタマ・データ−Bに分割するた
めのデータベース201を具備する。部分AおよびBは、データをスクランブル
し、それをシンボルに変換し、それをマッピングするために機能する各回路20
2a、202bに供給される。
受信器に送信されるカスタマ−Aデータ(CDA)を形成する回路202aの
出力は、伝送スイッチSTAおよびSTBの端子p1に供給される。同様にして
、カスタマ−Bデータ(CDB)を形成する回路202bの出力は、スイッチS
TAとSTBの端子p2に供給される。
理想化された基準ジェネレータ204は、スイッチSTAおよびSTBの端子p
3に供給される。タイム・スタンプ・ジェネレータ206は、スイッチSTAお
よびSTBの端子p4に供給されるタイム・スタンプ信号を作成する。また、キ
ャリヤ信号ジェネレータ208は、キャリヤ・インジケータ信号をスイッチST
AおよびSTBの端子p5に供給する。
スイッチSTAおよびSTBは、そのp1からp5部分に存在する信号の任意
の1つを選択するのに適した、多くの論理ゲートまたはマルチプレクサの内の任
意の1つである場合がある。スイッチSTAおよびSTBのそれぞれ1つは、そ
の対応するp1からp5の入力端子の内の任意の1つに選択式に結合され(接触
する)出力回線(210a、210b)を備えるように図示される。STAおよ
びSTBは、入力端末の内のどの1つがスイッチの出力(210a、210b)
に接続されるのかを判断する送信器スイッチ制御回路209によって制御される
。それから、各スイッチSTA、STBの出力(210a、210b)は送信器
フィルター(212a、212b)に接続され、各送信器フィルターの出力はデ
ジタル・アナログ(D/A)変換器214a、214bに供給される。D/A2
14aの出力は、伝送チャネルAを介して受信器チャネルAに伝送され、D/A
214bの出力は、伝送チャネルBを介して受信器チャネルBに伝送される。送
信器200を受信器100にリンクする
伝送チャネルAおよびBは、データを伝送するために使用される既知の種類のル
ープまたはリンクである可能性がある。
伝送チャネルAおよびBのそれぞれは、典型的には双方向であるが、簡略化の
ため、後述の説明では、1つの伝送方向での信号処理だけを説明する。伝送チャ
ネルのそれぞれには、対応する信号伝搬遅延、および一般的には他方のチャネル
の移相とは異なり、時間に応じて変化することのある移相がある。
本発明が、ベースバンド・システムにだけではなく、多くの適当な変調機構の
内の任意のものを使用する伝送システムにも適用可能であり、実質上、任意のボ
ーレートまたはビット伝送速度を使用するシステムで使用できることが理解され
なければならない。
各伝送チャネルを介して伝送されるシステムは、毎秒1/Tシンボルの速度で
伝送されるデータシンボルの連続を表す。
図1Bに図示される送信器は、電話局(CO)内に位置すると仮定され、図1
Aに図示される受信器は、カスタマ宅内(CP)または送信器から遠隔の任意の
位置に存在すると仮定される。送信器と受信器の間の通信は、送信器スイッチS
TAおよびSTBをその位置p5に設定し、キャリヤ信号CSG(例えば、擬似
乱数特殊信号シーケンスである可能性がある)をチャネルAおよびB上で送信器
のキャリヤ信号ジェネレータ208から受信
器チャネルAおよびBに送信することによって始動される。キャリヤ信号は、キ
ャリヤ検出器CDAおよびCDBによって受信器で検出される。キャリヤ信号の
検出時に、キャリヤ検出器CDAおよびCDBは信号を送信器に送り返し、受信
器チャネルAおよびBが準備完了であることを示し、それから受信器と送信器の
間で接続が行われる(「ハンドシェーキング」が発生する)。送信器と受信器の
間の接続の確立後、信号は、タイミング回復および適切な信号レベル振幅をAG
Cおよびタイミング回路(図示せず)を介して確立するためにそれらの間で伝送
される。
それから、受信器チャネルのトレーニングが、伝送チャネル内での「歪み」(
つまり、伝搬遅延、移相、および雑音での差異)を補償するために始められる。
スイッチSTAおよびSTBはその位置p4に設定され、送信器タイム・スタン
プ・ジェネレータ206によって作成されるタイム・スタンプ信号が伝送チャネ
ルAおよびB上で受信器チャネルAおよびBに伝送される。受信器タイム・スタ
ンプ検出器180は、タイム・スタンプ信号の受信を検出すると、受信器IDR
ジェネレータ182に適用されるSTART信号を作成する。
START信号の生成と同時に、受信器スイッチS1AおよびS1Bが、受信
器IDRジェネレータ182によって生成されるIDR信号を加算器16a、1
6b、およびフィードバック・フィルターFBA、FBBに結
合するために、リード線119に接触するように設定される。
受信器IDRジェネレータ182でのSTART信号の生成と同時に、送信器
スイッチSTAおよびSTBは、IDRジェネレータ204によって生成される
IDR信号シンボルシーケンスの、伝送チャネルAおよびBを介して受信器チャ
ネルAおよびBへの伝送をイネーブルするために設定される。START信号の
目的とは、IDRジェネレータ182にシンボルシーケンスを生成させることで
あり、それはIDRジェネレータ204によって伝送されたシンボルシーケンス
にほぼ同一であり、両方がほぼ同時に発生することが意図されている。したがっ
て、類似した信号シーケンスは、受信器で生成され、加算器16a、16bおよ
びフィードバック・フィルターに適用されるように、チャネルAおよびBに伝送
されている。
受信器チャネルA入力で受信される伝送済みIDRシンボルは、A/D変換器
103aおよびFFAを介して加算器15aに結合され、受信器チャネルB入力
で受信される伝送済みIDRシンボルはA/D変換器103bおよびFFBを介
して加算器15bに結合される。同時に、受信された生成済みIDR信号が、ス
イッチS1Aおよび回線123aを介して加算器16aおよびフィードバック・
フィルターFBAに、スイッチS1Bおよび回線113bを介して加算器16b
およびフィードバッ
ク・フィルターFBBに結合される。伝送済みIDR信号は、FFAおよびFF
Bの入力に適用され、受信器によって生成されたIDR信号はFBAとFBBの
入力、および加算器16aと16bの入力に適用される。この状態用の等化器1
0aおよび10bは、図3に図示される通りである。受信器チャネルAに関して
、受信器によって生成されたIDR信号に応える受信器チャネルAおよびFBA
の出力で受信される伝送済みIDR信号は、第1加算器15aに適用され、第1
差異信号(E1a)を生成する。それから、E1a信号および受信器によって生
成されるIDR信号は、加算器16aに適用され、エラー−A(eA)信号を作
成する。eA信号は、伝送チャネルAの歪みを補償するために、フィード・フォ
ワード・フィルターおよびフィードバック・フィルターFFAとFBAの係数を
更新、調整するために使用される。同様に、受信器チャネルBでは、受信器によ
って生成されたIDR信号に応える受信器チャネルBの入力およびFBBの出力
で受信される伝送済みIDR信号は、加算器15bに適用され、差異信号E1b
を作成する。それから、E1b信号および受信器によって生成されるIDR信号
は、加算器16bに適用され、エラー−B(eB)信号を作成する。eB信号は
、伝送チャネルBを補償するために、FFBおよびFBBの係数を更新および調
整するために使用される。したがって、伝送済み信号および受信器で生成された
IDR信号は、システムを「トレ
ーニングする」ために使用される。既知の信号シーケンスを受信器AとBに伝送
し、「既知の」送信器信号を受信器によって生成された類似した(「理想的な」
)信号シーケンスに比較することによって、適応フィルターFFA、FFB、F
BA、およびFBBの係数は、2つの異なった伝送チャネルでの歪みおよび阻害
を補正するように更新される。トレーニング期間中、乗算器111と131のス
テップ・サイズは、フィルター係数を更新する速度を速くまたは遅くするために
、さらに大きくまたはさらに小さくされることがあることに注意する。しかし、
速度を速くするためには精度は低下する。
合意された時間の期間が経過した後、適応フィルター10a、10bの「トレ
ーニング」は完了したと仮定され、システムはカスタマ・データを送信および受
信する準備が完了し、実際のデータ伝送が開始する。[代わりに、エラー−A信
号およびエラー−B信号のレベルがモニタされ、エラー・レベルがある値を下回
る場合、トレーニングは完了したと見なされる。]
受信器チャネルがいったん「トレーニング」されると、スイッチS1Aは、ス
ライサー出力(AO2)を回線123aおよびデータ・組み合わせ回路190に
、および回線123aを介して加算器16aの入力およびフィードバック・フィ
ルターFBAの入力に接続するために機能するリード線117に接続される。同
様に、スイッチS1Bは、DECBのスライサー出力(BO2)を回線
123bおよびデータ・組み合わせ回路190に、および回線123bを介して
加算器16bの入力およびフィードバック・フィルターFBBの入力に接続する
ために機能するリード線118に接続される。したがって、これらの構成要素の
構成および相互接続は、図4に示される通りであり、適応判定帰還等化器(DF
E)を形成する。この動作に続いて、カスタマ・データ−Aを伝送チャネルA上
で伝送するために、送信器スイッチSTAがその位置p1に接続され、スイッチ
STBが、カスタマ・データ−Bを伝送チャネルB上で伝送するために、その位
置p2に接続される。
データ伝送段階の間、スイッチS1Aはリード線117に接続され、DECA
のスライサー出力(AO2)を回線123aに結合し、データ・スイッチS1B
はリード線118に接続され、DECBのスライサー出力(BO2)を回線12
3bに結合する。それから、回線123aおよび123b上の判定回路(DEC
A、DECB)の出力は、データ・組み合わせ回路190に供給され、このデー
タ・組み合わせ回路190は2つの受信器チャネル出力を、同期され、命令され
た回線192上のデータ・ストリームに組み合わせし直すために機能する。
前記記述から明らかであるように、受信器チャネルAおよびその適応フィルタ
ー10aは、構造チャネルBおよびその適応フィルター10bに類似している。
したがって、これらのそれぞれの構造および機能は、チャネル
Aの構成要素と機能を示す接頭辞または接尾辞「A」または「a」、およびチャ
ネルBの構成要素と機能を示す接頭辞または接尾辞「B」または「b」を含む類
似する参照文字で識別される。
等化器(10a、10b)の動作をさらによく理解するために、図4を参照す
る。
図4では、フィード・フォワード・フィルターFFからの出力信号は、加算器
15に適用され、この加算器15は理論的には、フィードバック・フィルターF
Bによって除去されたISIの残りの部分をFFの出力信号から差し引いている
。加算器15は、加算器16およびスライサDECに適用される回線127上で
信号を提供する。スライサーDECは、ある特定のデータシンボルを回線127
上の信号のデータシンボル(図示せず)の事前に定義された配列中の任意のポイ
ントへのマッピングの関数として選択する。スライサーDECは、T秒ごとにデ
ータシンボルを提供し、この場合1/Tがデータシンボル速度である。このデー
タシンボルは、受信されたシンボルの概算であり、実際に伝送されたデータ、こ
の場合にはトレーニング信号を表すデータを回復するための、他の受信器回路(
図示せず)による処理のために回線123上でスライサーDECによって提供さ
れる。
スライサーDECの出力は、(ISI)フィードバック・フィルターFBおよ
び加算器16にも提供される。フィードバック・フィルターFBは、受信された
信号内
に存在するISIの量を予測し、ISI予測信号を回線126を介して加算器1
5に提供する。加算器15は、前記に記述されるように、フィード・フォワード
・フィルターFFの出力信号からISI予測信号を差し引くことによって、受信
済みの信号からISIの残り部分を除去する。
加算器16は、回線129でERROR信号を提供するために、回線127に
存在するISIが削減された信号からスライサーDECによって提供される概算
されたデータシンボルを差し引く。ERROR信号は、ISIエラー、およびフ
ィード・フォワード・フィルターFFまたはフィードバック・フィルターFBの
どちらかの動作によって訂正されなかったチャネル雑音の量を表す。ERROR
信号は、乗算器111および131を介して、フィード・フォワード・フィルタ
ー(FF)およびフィードバック・フィルター(FB)の両方を適応するために
使用される。フィード・フォワード・フィルターおよびフィードバック・フィル
ターの適応アルゴリズム(図示せず)は、技術で既に知られているように、最小
2乗平均誤差(MMSE)、ゼロ強制、またはその変動の使用に準拠すると仮定
される。乗算器111は、定数つまりステップ・サイズa1でERROR信号を
乗算する。回線136で提供される結果的に生じる信号は、フィード・フォワー
ド・フィルターFFを適応するために使用される。さらに、回線129のERR
OR信号は、ステ
ップ・サイズa2でERROR信号を効果的に乗算する乗算器131に提供され
る。回線141で提供される結果的に生じる信号は、フィードバック・フィルタ
ーFBを適応するために使用される。
従来の技術によるシステムにおいては、2つの伝送チャネルの内の一方がなん
らかの理由(例えば、回線の破損または過剰な雑音など)で故障すると、故障し
たチャネルの動作の再開時に、継続的にアクティブなチャネルの動作が、両方の
チャネルを再トレーニングし、位置合わせし直すために中断される。
本発明を実現するシステムにおいては、継続的にアクティブで、トレーニング
されたチャネルが、任意の他の1つまたは複数のチャネルをトレーニングするた
めに、あるいは故障したチャネルをトレーニングし直して、サービスに復元する
ために使用されることがある。本発明に従ったシステムの動作は、以下に説明さ
れる。例えば、受信器チャネルAがトレーニングされ、機能的に操作され、受信
器チャネルAが、図5に示されるように、受信器チャネルBをトレーニングする
ために使用されると仮定する。本発明の教示に従って、カスタマ・データが、受
信器チャネルBがチャネルAによってトレーニングされている時間間隔を通して
、チャネルAに伝送され、受信器チャネルAを介して処理され続けると仮定する
。
チャネルBのトレーニングを完了するためには、送信器システム、および受信
器システムは、以下のように動
作されるか、機能する、あるいはその両方である。
伝送チャネルAを介して伝送されている同じカスタマ・データは、伝送チャネ
ルBを介しても伝送されている。すなわち、送信器スイッチSTBは、チャネル
A上で伝搬されているカスタマ・データも伝送チャネルBを介して受信器チャネ
ルBに伝送されている位置p1に設定される。受信器チャネルAは、以前と同様
に動作し続ける。ただし、トレーニングおよび位置合わせのサイクルは、カスタ
マ−Aデータおよび受信器チャネルAのスライサー−Aによって決定される出力
AO2を使用して、チャネルBのために実施される。チャネルBのトレーニング
のためには、チャネルAカスタマ−Aデータが、回線102上で伝送、受信され
る。同時に、スイッチS1Bは、図5に示されるように、チャネルA判定回路D
ECAのスライサー出力AO2がフィードバック・フィルター(FBB)の入力
および加算器16bに適用される、リード線117に接続される。また、チャネ
ルBは、チャネルBのフィード・フォワード・フィルターおよびフィードバック
・フィルターの、受信器チャネルAによって作成される「トレーニング」信号に
対する、さらに高速な応答を可能にするために、乗算器要素111bおよび13
1bが設定されるトレーニング・モードに切り替えられるのが好ましい。DEC
Aの出力でのチャネルAデータは、このようにして、FFBおよびFBBの係数
を適応(調整)するために、16bの基準入力信号および
チャネルBのFBBとして機能する。
前記STBおよびS1Bの状態のため、伝送チャネルAで伝送されているチャ
ネルAカスタマ・データは、伝送チャネルBでも伝送されている。チャネルAデ
ータは、このようにして102で受信され、A/D103bでの変換後にFFB
の入力に供給される。FFBの出力は、FBBの出力に比較される。
伝送済みチャネルAデータに反応するFFBの出力は、加算器15bで前記の
ように等化、調整されたデータによって駆動され、チャネルAの回路を経由して
訂正された伝送済みのチャネルAデータを表しているFFBの出力から差し引か
れる。そして、加算器15bの出力E1bは、加算器16bでA02データに比
較され、FFBおよびFBBの係数とパラメータを更新、調整するために回線1
36bおよび141bに結合されるエラー−B信号を作成する。FFBおよびF
BBの係数は、このようにして、伝送チャネルB内での歪みおよびチャネルA内
での遅延を補償するために設定される。
別のチャネル(例えば、A)による受信器チャネル(例えば、B)のトレーニ
ング段階は、事前に選択された時間の期間が経過した後に完了すると仮定される
。代わりに、トレーニングされている受信器チャネルのエラー信号(例えば、B
)は、エラー・レベルが所定の許容レベルを下回るまでモニタされることがある
。
トレーニング段階の間、トレーニング中の受信器チャ
ネルのスライサー回路の出力が、その受信器チャネル出力(つまり、回線123
)から切断されることに注意する必要がある。代わりに、(a)受信器によって
生成された(またはベースにする)IDRトレーニング信号は、受信器チャネル
出力(図3を参照)に適用されるか、あるいは(b)別のアクティブ受信器チャ
ネル(例えば、A)の受信器チャネル出力(例えば、A02)が、図5に図示さ
れるように、受信器チャネル(例えば、B)の出力(123b)に適用される。
そのスライサー出力が、基準信号を他の受信器チャネル(例えば、回線123
bから切断されるスライサーB出力で回線123bに適用されるA02)をトレ
ーニングする目的で提供するために、そのチャネル出力を接続する、すでにトレ
ーニングされ、アクティブな受信器チャネル(例えば、A)を使用する重大な利
点とは、他の受信器チャネル(例えば、B)の伝送での歪みを補償するために、
他の受信器チャネル(例えば、FFBとFBB)のフィード・フォワード・フィ
ルターおよびフィードバック・フィルターを適応(調整)することに加えて、他
の受信器チャネル(例えば、B)の適応フィルター(FFB、FBB)が、トレ
ーニング済みチャネル(例えば、A)での総合的な遅延を補償されるという点で
ある。チャネルAの遅延を補償するために、断片的に間隔があけられた等化器(
FFB)は、十分な係数、およびチャネルBのフィルター応答位置が、チャネル
遅延の正
しい量に関して調整可能となるように十分に長い遅延回線を持たなければならな
い。(トレーニングを行っている)チャネルAフィルター応答は、その遅延回線
で「中心に置かれるため、フィード・フォワード・フィルター・サイズは、最適
フィード・フォワード・フィルター(FF)長および受信器チャネル間の最大遅
延差異を吸収するように設定されなければならない。
いったんチャネルBが調整し直され、トレーニングし直されると、受信器スイ
ッチS1Bは、それによって判定回路Bの出力が現在ではFBBの入力および加
算器16bに送り返されるリード線118に接触する(スイッチS1Aはリード
線117と接触したままである)。同時に、その送信器では、スイッチSTBが
、接点位置p2に切り替えられ、ここでカスタマ・データB信号を伝送チャネル
Bを介して送信する。
チャネルBを調整するためのカスタマ・チャネルAデータの使用は、アクティ
ブ・チャネル受信器のエラーが低いので有効である。
したがって、本発明に従って、伝送チャネルが故障すると、その対応する受信
器チャネルを、アクティブなトレーニング済み受信器チャネルを使用して、その
動作を中断しなくても、トレーニングされ、サービスに入れることができる。ま
た、信号チャネル・トレーニングは、理想的な基準タイム・スタンプまたはタイ
ミング回復トレーニングを必要としないので、従来の技術による機構
においてよりはるかに高速である。
本発明は、2つのチャネル(A、B)を使用して説明された。しかしながら、
3つ以上の伝送チャネルおよび3つ以上の受信チャネルが、本発明を実現するシ
ステムで使用される場合がある、つまりNが一(1)より大きい整数である場合
に「N」個のチャネルがある可能性があることは明らかとならなければならない
。
また、本発明は、ある特定のタイプのDFEを使用して説明された。任意の適
当な適応フィルター設備が代わりに使用できることが明らかでなければならない
。
【手続補正書】
【提出日】1998年10月5日
【補正内容】
(1)明細書の第16頁第6行目乃至第7行目に、「ャリヤ・インジケータ信号
をスイッチSTAおよびSTBの端子p5に供給する。」とあるのを「ャリヤ・
インジケータ信号CSGをスイッチSTAおよびSTBの端子p5に供給する。
」と補正する。
(2)明細書の第31頁第1行目乃至第40頁第7行目に記載の請求の範囲を別
紙の通り補正する。
請求の範囲
1.各受信器チャネルが入力および出力を備え、Nが1より大きい整数であり、
各受信器チャネルが、さまざまな部分から再構成されるオリジナル信号の異なっ
た部分を、その入力で受信するために適応されるN個の受信器チャネルと、
受信された信号の異なる部分を組み合わせ、最初に伝送された信号を再構成す
るためのN個の受信器チャネルの出力を組み合わせ回路に結合するための第1の
結合手段と、
その受信器チャネルの入力と出力の間で結合され、それに沿って信号が伝搬さ
れる適応フィルター手段を具備する前記N個の受信器チャネルのそれぞれ1つで
あって、各適応フィルター手段がその受信器チャネル入力で受信される信号中の
歪みを補償するために調整可能である前記N個の受信器チャネルのそれぞれ1つ
と、
その受信器チャネルを、トレーニング段階中に第1のフィルター・アダプタ構
成およびデータ伝送段階中に第2のデータ処理と伝搬構成に選択式で切り替える
ための切替手段を具備する各受信器チャネルと、
前記第2構成に切り替えられる受信器チャネルの出力を、前記第1構成に切り
替えられる別の受信器チャネルの出力に選択式で結合するための第2の結合手段
と
を含む受信器。
2.各受信器チャネルの適応フィルター手段が、適応フィード・フォワード・フ
ィルター、適応フィードバック・フィルター、スライサー回路、および第1加算
器と第2加算器を具備し、
フィード・フォワード・フィルターが、その受信器チャネルの入力に結合され
る入力を備え、第1加算器の入力に結合される出力を備え、
フィードバック・フィルターが、その受信器チャネルの出力に結合される入力
を備え、第1加算器の別の入力に結合される出力を備え、
第1加算器が、スライサー回路の第1の入力である第1入力、および第2加算
器の入力である第2入力に結合され、差異信号を作成するための出力を備え、
受信器チャネルの出力が、第2加算器の第2入力に結合され、
受信器チャネルのスライサー回路の出力が、前記第2構成を形成するためにそ
の受信器チャネルの出力に接続され、前記第1構成を形成するためにその受信器
チャネルの出力から切断される請求項1に記載の受信器。
3.各受信器チャネルの前記第2加算器が、(a)それを調整するために、第1
乗算器を介してその受信器チャネルのフィード・フォワード・フィルターに、お
よび(c)それを調整するために、第2乗算器を介してその受信器チャネルのフ
ィードバック・フィルターに結合されるエラー信号を作成する請求項2に記載の
受信器。
4.Nが2に等しい請求項3に記載の受信器。
5.各適応フィルター手段が、判定帰還等化器(DFE)である請求項1に記載
の受信器。
6.さらに、前記第1構成に切り替えられる受信器チャネルの出力を受信器によ
って生成されたトレーニング信号に選択式に結合するための第3の結合手段を具
備する請求項1に記載の受信器。
7.各受信器チャネルが入力および出力を備え、Nが1より大きい整数であり、
各受信器チャネルが、その入力で、さまざまな部分から再構築されるオリジナル
の信号の異なる部分を、その入力として受信するために適応されるN個の受信器
チャネルと、
受信された信号のさまざまな部分を組み合わせ、最初に伝送された信号を再構
築するために、N個の受信器チャネルの出力を組み合わせ回路に結合するための
第1の結合手段と、
前記N個の受信器チャネルのそれぞれ1つが、その受信器チャネルの入力と出
力の間で結合され、それに沿って信号が伝搬される適応フィルター手段を備え、
各適応フィルター手段がその受信器チャネル入力で受信される信号中の歪みを補
償するために調整可能である前記N個の受信器チャネルのそれぞれ1つと、
前記N個の受信器チャネルの前記第2のチャネルの適応フィルター手段を調整
するために、データを増加する構成を形成するN個の受信器チャネルの第1チャ
ネルを、データを増加する構成を形成するN個の受信器チャネルの第2チャネル
に選択式に結合するための第2の結合手段と
を含む受信器。
8.各受信器チャネルの適応フィルター手段が、適応フィード・フォワード・フ
ィルター、適応フィードバック・フィルター、スライサー回路、および第1加算
器と第2加算器を具備し、それぞれが2つの入力と1つの出力、および第1加算
器と第2加算器を備え、各加算器が2つの入力および1つの出力を備え、
フィード・フォワード・フィルターが、その入力で受信器チャネル入力に、お
よびその出力で第1加算器の入力に結合され、フィードバック・フィルターがそ
の入力でその受信器チャネル出力に、およびその出力で第1加算器の別の入力に
結合され、
第1加算器の出力が、第2加算器の入力に、およびスライサー回路の入力に接
続され、
受信器チャネルの出力が、第2加算器の別の入力に接続される請求項7に記載
の受信器。
9.N個の受信器チャネルの第1受信器チャネルの出力をN個の受信器チャネル
の第2受信器チャネルに選択式で結合するための前記第2の結合手段が、N個の
受信器チャネルの第1受信器チャネルの出力をN個の受信器チャネルの前記第2
受信器チャネルに選択式で結合するための第3の結合手段を具備する請求項8に
記載の受信器。
10.各受信器チャネルの出力は、(a)スライサー回路出力、(b)トレーニ
ング信号を作成する受信器をベースにしたジェネレータの出力、および(c)別
の受信器チャネルの出力に選択式で結合するための切替手段を具備する請求項8
に記載の受信器。
11.Nが2に等しく、前記第1受信器チャネルの出力が、第2受信器チャネル
をトレーニングするための第2受信器チャネルの出力に選択式で適用される請求
項10に記載の受信器。
12.各適応フィード・フォワード・フィルターが、断片的に間隔があけられた
等化器である請求項10に記載の受信器。
13.各受信器チャネルが入力および出力を備え、Nが1より大きい整数であり
、各受信器チャネルが、その入力で、さまざまな部分から再構成されるオリジナ
ルの信号の異なる部分を受信するN個の受信器チャネルと、
受信された信号のさまざまな部分を組み合わせ、最初に伝送された信号を再構
成するために、N個の受信器チャネルの出力を組み合わせ回路に接続するための
手段と、
その入力とその出力の間で結合される適応フィルター手段を含む前記N個の受
信器チャネルのそれぞれ1つであって、各適応フィルター手段が、
(a)その受信器チャネルの入力に結合される入力を備え、加算手段に結合され
る出力を備えるフィード・フォワード・フィルターと、
(b)受信器チャネルの出力に結合される入力を備え、加算手段に結合される出
力を備えるフィードバック・フィルターと、
(c)入力および出力を備えるスライサー回路と、
(d)前記フィード・フォワード・フィルターおよびフィードバック・フィルタ
ーの出力のスライサー回路に対する差異の関数である、第1差異信号を供給する
ための前記加算手段と
を具備する前記N個の受信器チャネルのそれぞれ1つと、
受信器チャネル出力を、(a)そのスライサー回路の出力、(b)別の受信器
チャネルのスライサー回路出力、および(c)トレーニング信号ジェネレータの
出力の内の1つに選択式で結合するための切替手段を具備する前記N個の受信器
チャネルの内のそれぞれ1つと
を含む受信器。
14.前記適応フィルター手段のそれぞれ1つが、
(a)その受信器出力と第1差異信号の間の差異を示すエラー信号を生成するた
めの補助的な加算器手段と、
(b)事前に選択された第1定数で前記エラー信号を乗算し、その係数を調整す
るためにフィード・フォワード・フィルターに結合される出力信号を作成するた
めの第1乗算器と、
(c)事前に選択された第2定数で前記エラー信号を乗算し、その係数を調整す
るためにフィードバック・フィルターに結合される出力信号を作成するための第
2乗算器と
を具備する請求項13に記載の受信器。
15.ある受信器チャネルの切替手段が、別の受信器チャネルの出力を、1つの
受信器チャネルの適応フィルター手段をトレーニングするために1つの受信器チ
ャネルの適応第1手段に適用させるために、その受信器チャネルの出力を別のチ
ャネルの出力に結合する請求項13に記載の受信器。
─────────────────────────────────────────────────────
【要約の続き】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.各受信器チャネルが入力および出力を備え、Nが1より大きい整数であり、 各受信器チャネルが、さまざまな部分から再構成されるオリジナル信号の異なっ た部分を、その入力で受信するために適応されるN個の受信器チャネルと、 受信された信号の異なる部分を組み合わせ、最初に伝送された信号を再構成す るためのN個の受信器チャネルの出力を組み合わせ回路に結合するための手段と 、 その受信器チャネルの入力と出力の間で結合され、それに沿って信号が伝搬さ れる適応フィルター手段を具備する前記N個の受信器チャネルのそれぞれ1つで あって、各適応フィルター手段がその受信器チャネル入力で受信される信号中の 歪みを補償するために調整可能である前記N個の受信器チャネルのそれぞれ1つ と、 その受信器チャネルを、トレーニング段階中に第1のフィルター・アダプタ構 成およびデータ伝送段階中に第2のデータ処理と伝搬構成に選択式で切り替える ための切替手段を具備する各受信器チャネルと、 前記第2構成に切り替えられる受信器チャネルの出力を、前記第1構成に切り 替えられる別の受信器チャネルの出力に選択式で結合するための手段と を含む結合体。 2.各受信器チャネルの適応フィルター手段が、適応フィード・フォワード・フ ィルター、適応フィードバック ・フィルター、スライサー回路、および第1加算器と第2加算器を具備し、 フィード・フォワード・フィルターが、その受信器チャネルの入力に結合され る入力を備え、第1加算器の入力に結合される出力を備え、 フィードバック・フィルターが、その受信器チャネルの出力に結合される入力 を備え、第1加算器の別の入力に結合される出力を備え、 第1加算器が、スライサー回路の入力、および第2加算器の入力に結合され、 差異信号を作成するための出力を備え、 受信器チャネルの出力が、第2加算器の入力に結合され、 受信器チャネルのスライサー回路の出力が、前記第2構成を形成するためにそ の受信器チャネルの出力に接続され、前記第1構成を形成するためにその受信器 チャネルの出力から切断される請求項1に記載の結合体。 3.各受信器チャネルの前記第2加算器が、(a)それを調整するために、第1 乗算器を介してその受信器チャネルのフィード・フォワード・フィルターに、お よび(c)それを調整するために、第2乗算器を介してその受信器チャネルのフ ィードバック・フィルターに結合されるエラー信号を作成する請求項2に記載の 結合体。 4.Nが2に等しい請求項3に記載の結合体。 5.各適応フィルター手段が、判定帰還等化器(DFE) である請求項1に記載の結合体。 6.さらに、前記第1構成に切り替えられる受信器チャネルの出力を受信器によ って生成されたトレーニング信号に選択式に結合するための手段を具備する請求 項1に記載の結合体。 7.各受信器チャネルが入力および出力を備え、Nが1より大きい整数であり、 各受信器チャネルが、その入力で、さまざまな部分から再構築されるオリジナル の信号の異なる部分を、その入力として受信するために適応されるN個の受信器 チャネルと、 受信された信号のさまざまな部分を組み合わせ、最初に伝送された信号を再構 築するために、N個の受信器チャネルの出力を組み合わせ回路に結合するための 手段と、 前記N個の受信器チャネルのそれぞれ1つが、その受信器チャネルの入力と出 力の間で結合され、それに沿って信号が伝搬される適応フィルター手段を備え、 各適応フィルター手段がその受信器チャネル入力で受信される信号中の歪みを補 償するために調整可能である前記N個の受信器チャネルのそれぞれ1つと、 前記N個の受信器チャネルの前記第2のチャネルの適応フィルター手段を調整 するために、N個の受信器チャネルの第1チャネルをN個の受信器チャネルの第 2チャネルに選択式に結合するための手段と を含む結合体。 8.各受信器チャネルの適応フィルター手段が、適応フ ィード・フォワード・フィルター、適応フィードバック・フィルター、スライサ ー回路、および第1加算器と第2加算器を具備し、それぞれが2つの入力と1つ の出力、および第1加算器と第2加算器を備え、各加算器が2つの入力および1 つの出力を備え、 フィード・フォワード・フィルターが、その入力で受信器チャネル入力に、お よびその出力で第1加算器の入力に結合され、フィードバック・フィルターがそ の入力でその受信器チャネル出力に、およびその出力で第1加算器の別の入力に 結合され、 第1加算器の出力が、第2加算器の入力に、およびスライサー回路の入力に接 続され、 受信器チャネルの出力が、第2加算器の別の入力に接続される請求項7に記載 の結合体。 9.N個の受信器チャネルの第1受信器チャネルの出力をN個の受信器チャネル の第2受信器チャネルに選択式で結合するための前記手段が、N個の受信器チャ ネルの第1受信器チャネルの出力をN個の受信器チャネルの前記第2受信器チャ ネルに選択式で結合するための手段を具備する請求項8に記載の結合体。 10.各受信器チャネルの出力は、(a)スライサー回路出力、(b)トレーニ ング信号を作成する受信器をベースにしたジェネレータの出力、および(c)別 の受信器チャネルの出力に選択式で結合するための切替手段を具備する請求項8 に記載の結合体。 11.Nが2に等しく、前記第1受信器チャネルの出力が、第2受信器チャネル をトレーニングするための第2受信器チャネルの出力に選択式で適用される請求 項10に記載の結合体。 12.各適応フィード・フォワード・フィルターが、断片的に間隔があけられた 等化器である請求項10に記載の結合体。 13.各受信器チャネルが入力および出力を備え、Nが1より大きい整数であり 、各受信器チャネルが、その入力で、さまざまな部分から再構成されるオリジナ ルの信号の異なる部分を受信するN個の受信器チャネルと、 受信された信号のさまざまな部分を組み合わせ、最初に伝送された信号を再構 成するために、N個の受信器チャネルの出力を組み合わせ回路に接続するための 手段と、 その入力とその出力の間で結合される適応フィルター手段を含む前記N個の受 信器チャネルのそれぞれ1つであって、各適応フィルター手段が、 (a)その受信器チャネルの入力に結合される入力を備え、加算手段に結合され る出力を備えるフィード・フォワード・フィルターと、 (b)受信器チャネルの出力に結合される入力を備え、加算手段に結合される出 力を備えるフィードバック・フィルターと、 (c)入力および出力を備えるスライサー回路と、 (d)前記フィード・フォワード・フィルターおよびフ ィードバック・フィルターの出力のスライサー回路に対する差異の関数である、 第1差異信号を供給するための前記加算手段と を具備する前記N個の受信器チャネルのそれぞれ1つと、 受信器チャネル出力を、(a)そのスライサー回路の出力、(b)別の受信器 チャネルのスライサー回路出力、および(c)トレーニング信号ジェネレータの 出力の内の1つに選択式で結合するための切替手段を具備する前記N個の受信器 チャネルの内のそれぞれ1つと を含む結合体。 14.前記適応フィルター手段のそれぞれ1つが、 (a)その受信器出力と第1差異信号の間の差異を示すエラー信号を生成するた めの補助的な加算器手段と、 (b)事前に選択された第1定数で前記エラー信号を乗算し、その係数を調整す るためにフィード・フォワード・フィルターに結合される出力信号を作成するた めの第1乗算器と、 (c)事前に選択された第2定数で前記エラー信号を乗算し、その係数を調整す るためにフィードバック・フィルターに結合される出力信号を作成するための第 2乗算器と を具備する請求項13に記載の結合体。 15.ある受信器チャネルの切替手段が、他のチャネルの出力を、1つの受信器 チャネルの適応フィルター手段をトレーニングするために1つの受信器チャネル の適応 第1手段に適用させるために、その受信器チャネルの出力を別のチャネルの出力 に結合する請求項13に記載の結合体。 16.第2受信器チャネルをトレーニングするために、第1のすでにトレーニン グされ、アクティブな受信器チャネルを使用するための方法であって、各受信器 チャネルが入力および出力を備え受信器チャネルの伝送チャネルでの歪みを補う ためにその入力とその出力の間で接続される適応フィルター手段を具備し、 (a)第1受信器チャネルの出力を第2受信器チャネルの出力に適用するステッ プと、 (b)同じデータ信号を第1受信器チャネルおよび第2受信器チャネルに伝送す るステップと を含む方法。 17.同じデータ信号を第1受信器チャネルおよび第2受信器チャネルに伝送す るステップが、第1受信器チャネルに伝送されているのと同じデータを第2受信 器チャネルに伝送するために送信器を設定するステップを含む請求項16に記載 の方法。 18.各受信器チャネルが、入力および出力を備える適応フィード・フォワード ・フィルター、入力および出力を備える適応フィードバック・フィルター、入力 および出力を備えるスライサー回路、および加算器手段を具備し、入力および出 力をそれぞれ備える第1受信器チャネルおよび第2受信器チャネルと、 各受信器チャネルは、その入力でその受信器チャネル入力に接続されるフィー ド・フォワード・フィルター、およびその入力でその受信器チャネル出力に接続 されるそのフィードバック・フィルターを備える各受信器チャネルであって、フ ィード・フォワード・フィルターおよびフィードバック・フィルターの出力が、 そのスライサー回路の入力で差異信号を作成するためのその加算手段に結合され る各受信器チャネルと、 第1受信器チャネルのスライサー回路出力を、第1受信器チャネルが、第2受 信器チャネルのフィード・フォワード・フィルターおよびフィードバック・フィ ルターを適応し、トレーニングできるようにするために、第1受信器チャネルの 出力に、および第2受信器チャネルの出力に、選択式で結合するための手段と を含む受信器。 19.第1伝送チャネルを介してデータ信号の第1部分と、第2伝送チャネルを 介してデータ信号の第2部分を正常に伝送するための送信器と、 第1伝送チャネルおよび第2伝送チャネルからそれぞれ伝送を受信するための 第1受信器チャネルおよび第2受信器チャネルを備える受信器であって、各受信 器チャネルが入力および出力を備え、各受信器チャネルが、その入力と出力の間 で結合される適応フィルター手段を具備し、 (a)第1伝送チャネルおよび第2伝送チャネルを介し て同じデータシンボル情報を第1受信器チャネルおよび第2受信器チャネルの入 力に選択式で伝送するための送信器に具備される手段と、 (b)第2受信器チャネルのフィルター手段の応答を適応するために、第2受信 器チャネルの出力に第1受信器チャネルの出力を選択式で結合するための手段と を含む第2受信器チャネルをトレーニングするために第1受信器チャネルを使用 するための手段である受信器とを含む通信システム。 20.(a)データ伝送間隔の間に、第1伝送チャネルを介してデータ信号の第 1部分を、第2伝送チャネルを介してデータ信号の第2部分を選択式で伝送する ため、 (b)標準トレーニング期間中に第1伝送チャネルおよび第2伝送チャネルを介 して同じトレーニング信号を選択式で伝送するため、および (c)選択されたトレーニング期間中に前記第1伝送チャネルおよび第2伝送チ ャネルを介して同じデータ信号を選択式で伝送するための送信器と、 第1伝送チャネルおよび第2伝送チャネルから伝送をそれぞれ受信するための 第1受信器チャネルおよび第2受信器チャネルを備え、各受信器チャネルが入力 および出力を備え、各受信器チャネルが、その入力とその出力の間で結合され、 それに沿って、受信するデータ信号が伝搬される適応フィルター手段を具備する 受信器と、 (a)前記データ伝送間隔中の組み合わせ回路への各 チャネルの出力と、 (b)受信器をベースにしたトレーニング信号ジェネレータに各受信器チャネ ルの出力と、 (c)一方のチャネルに他方のチャネルをトレーニングさせるために、別のチ ャネルの出力への1つのチャネルの出力とを選択式で結合するための手段と を含む通信システム。
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