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JP3303036B2 - マルチ―チャネル受信器システムのチャネル・トレーニング - Google Patents

マルチ―チャネル受信器システムのチャネル・トレーニング

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JP3303036B2
JP3303036B2 JP52451697A JP52451697A JP3303036B2 JP 3303036 B2 JP3303036 B2 JP 3303036B2 JP 52451697 A JP52451697 A JP 52451697A JP 52451697 A JP52451697 A JP 52451697A JP 3303036 B2 JP3303036 B2 JP 3303036B2
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receiver channel
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JP52451697A
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ユード ラングバーグ、
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グローブスパン ヴィラタ、 インコーポレイテッド
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
    • H04L25/03057Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a recursive structure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、データ通信システムに関し、特に異なった
チャネルで伝送されたデータ信号のさまざまな部分を受
信し、オリジナルのデータ信号を再構成するために、さ
まざまな部分を組み合わせし直すためのシステムに関す
る。
例えば、高速ビット伝送速度デジタル加入者回線(HD
SL)では、さらに高速な有効伝送速度を可能にするため
に、伝送される高速データ・ストリームを2つの部分に
分割することが望ましい。伝達されるオリジナルの単独
データ・ストリームは、最初に、送信器で2つの部分に
分割される。それから、送信器は、一方の伝送チャネル
(例えば、チャネルA)を介して1つの部分を伝送し、
第2伝送チャネル(例えば、チャネルB)を介して他方
の部分を伝送する。本明細書中で使用されるように、
「伝送チャネル」または「通信チャネル」とは、送信器
からその受信器までの経路またはループと定義する。た
だし、受信器により受信される信号の2つの異なった伝
送済み部分は、受信器で組み合わせし直さなければなら
ない。2つの伝送チャネルの特性が大きく異なることが
あるため、オリジナルの高速データ・ストリーム信号を
再構成するために2つの受信部分を組み合わせし直すこ
とには問題がある。すなわち、2つのチャネルは、異な
った度合いおよびレベルの歪みにさらされることがあ
り、その場合に歪みは異なる伝送遅延、異なる移相、お
よび異なる雑音の量を含む。
特に、一方のチャネルで受信されるデータは、他方の
チャネルで受信されるデータに関して遅延することがあ
るため、2つの受信器チャネルによって受信される2つ
の異なったデータ部分は、オリジナルの単独データ・ス
トリームに一致する単独の高速データ・ストリームに適
切に再組み合わせするために、位置合わせおよび同期さ
れなければならない。
説明を容易にするために、2つの受信器チャネルを備
えるHDSLシステムとデータ信号のある部分とが伝送チャ
ネルAを介して対応する「受信器チャネルA」に伝送さ
れると仮定し、またデータ信号の別の異なった部分が伝
送チャネルBを介して対応する「受信器チャネルB」に
伝送されると仮定する。本明細書中で使用される用語
「受信器チャネル」は、入力端末からの伸長する受信器
チャネルの部分に言及し、入力端末では伝送済み信号を
受信し、等化器ネットワークの出力へ伝送する。そし
て、その出力は、その後、受信器の多様なチャネルを組
み合わせるための組み合わせ回路に送られる。各受信器
は、2つの異なったデータ部分を、オリジナルの単独デ
ータ・ストリームを再構成するためにそれらを組み合わ
せし直すことができるように、互いに関して位置合わせ
および同期するために、受信されたデータ信号を処理す
るための回路を具備する。伝送チャネルの歪みを補償
し、それを受信器の別のチャネルに位置合わせするため
の受信器チャネルの処理および調整は、通常、本明細書
中において、および添付請求項において、受信器チャネ
ルの「トレーニング」と言及する。このようにして、受
信器とその対応する受信器の間で通信を確立する際に
は、まず最初に「起動」つまり「トレーニング」段階が
あり、その後に「通信」つまり「実際のデータ伝送」段
階が後に続く。
二重チャネルHDSLシステムをトレーニングするための
現在既知の技法は、起動期間中に同時に両方の受信器チ
ャネルに特別なトレーニング・シーケンスを適用するた
めの手段を具備する。シーケンスは、受信器チャネルお
よび送信器シーケンスを「調整」するための正確な「タ
イム・スタンプ」およびトレーニング信号を含む。2つ
の受信器チャネルがいったんトレーニングされると、カ
スタマ・データは、送信器から2つの受信器チャネルに
伝送される。
任意のチャネルが、「トレーニング」された後に、故
障すると、それはサービスに復元される前に「再トレー
ニング」されなければならない。既存のトレーニング機
構での問題点とは、2つのチャネルの内の一方が故障す
ると、両方のチャネル(つまり、故障したチャネルと依
然として機能的に作用しているチャネル)が「解体」さ
れ、2つのチャネルが送信器−受信器の完全な回復が確
立できる前にトレーニングし直されなければならないと
いう点である。これは、それが機能的に作用しているチ
ャネルの動作を妨害し、両方のチャネルを再トレーニン
グする必要性のためにシステムの動作を低速化するとい
う点で不利である。
発明の要約 本発明を実現するマルチ・チャネル受信器システムに
おいては、「トレーニング済みの」受信器チャネルが、
他の受信器チャネルをトレーニングするために使用され
ることがある。本発明に従って、トレーニング済みの受
信器チャネルは、サービスに入れられるか、サービスに
復元されるもう1つの受信器チャネルのトレーニングに
使用される一方で、動作およびデータ信号の伝搬を続行
する。これによって、従来の技術のように、別のチャネ
ルのトレーニング中、機能的に作用している受信器チャ
ネルを一時不通にする必要性を回避する。また、すでに
トレーニングされ、機能的に作用している受信器チャネ
ルを別の受信器チャネルのトレーニングに使用すること
は、トレーニング・シーケンスが従来の技術においてよ
り簡略である(例えば、それは「タイム・スタンプ」シ
ーケンスを必要としない可能性がある)ため、必要とさ
れるトレーニング時間を短縮する。
本発明を実現する受信器は、各受信チャネルが入力お
よび出力を備え、各入力がオリジナルのデータ信号の別
の部分を受信用の少なくとも2つの受信チャネルを具備
する。受信チャネルの出力は、受信されたデータ信号の
さまざまな部分を組み合わせ、オリジナルのデータ信号
を再構成するための組み合わせ回路に接続される。各受
信チャネルは、その入力で受信された信号をその出力に
伝搬するために、その入力とその出力の間で結合される
適応フィルター手段を具備する。各適応フィルター手段
は、その対応する伝達チャネルに沿って歪みおよび遅延
を補償するために調整できる。本発明に従って、第1の
すでに「トレーニング済みの」受信器チャネルは、第2
受信器チャネルの適応フィルター手段をトレーニングす
るために、第1受信器チャネルの出力を第2受信器チャ
ネルに結合することによって、第2受信器チャネルをト
レーニングするために使用されることがある。第2受信
器チャネルのトレーニングを完了するために、第1受信
器チャネルに伝送されている同じデータ信号が、第2受
信器の入力に伝送される。
本発明の1つの実施例では、受信器は、「トレーニン
グ済みの」受信器チャネルの出力を「トレーニングされ
る」受信器チャネルの出力に結合するための切替設備を
具備する。対応する送信器は、同じデータ信号をトレー
ニング済みの受信器チャネルおよびトレーニング中の受
信器チャネルに送信するための切替設備を具備する。
本発明のある実施例では、各受信器チャネルは適応フ
ィード・フォワード・フィルター(FF)および適応フィ
ードバック・フィルター(FB)を具備し、FFの入力は、
受信器チャネルの入力に結合され、FBの入力は受信器チ
ャネルの出力に接続される。FFおよびFBの出力は、スラ
イサー回路の入力に適用される差異信号を作成する加算
器に供給される。受信器チャネルがデータ伝送段階にあ
るときに、スライサー回路の出力はその受信器の出力に
接続される。受信器チャネルがトレーニング段階にある
とき、スライサー出力はその受信器チャネル出力から切
断され、代わりにトレーニング信号がそれに適用され
る。トレーニング済みであり、アクティブである第1受
信器チャネル(つまり、それはデータ信号を受信中であ
り、そのスライサー回路の出力はその受信器チャネル出
力に接続される)は、第1受信器チャネルの出力を第2
受信器チャネルの出力に接続することによって、トレー
ニング・モードに入る(つまり、そのスライサー出力は
そのチャネル出力から切断される)第1受信器をトレー
ニングするために使用されることがある。同時に、第1
受信器チャネルに伝送中のデータは、第2受信器チャネ
ルにも伝送される。
本発明を実現する受信器チャネルにおいては、スライ
サー回路に対する入力と受信器チャネルの出力とは、
(a)その出力がフィード・フォワード(FF)フィルタ
ーを適応するために使用される第1乗算器と、(b)そ
の出力がフィードバック(FB)フィルターを適応するた
めに使用される第2乗算器に適用されるエラー信号を作
成するための加算器とに適用される。
図面の簡単な説明 添付図面においては、類似する参照文字は、類似する
構成要素を示す。
図1Aは、本発明を実現する受信器システムの一部のブ
ロック図である。
図1Bは、本発明を実現する送信器のブロック図であ
る。
図2は、2つの受信器チャネルへの信号、および2つ
の受信器チャネル間での信号を結合するための多重化装
置のブロック図である。
図3は、トレーニング中に構成される受信器チャネル
の適応等化器の一部のブロック図である。
図4は、カスタマ・データ伝送中に構成される受信器
チャネルの適応等化器の一部のブロック図である。
図5は、本発明に従って別の受信器チャネルによって
トレーニング中のある受信器チャネルの適応フィルター
のブロック図である。
本発明の詳細な説明 図1Aは、実例となる二重デュプレックス・システムで
使用するために適応される、本発明を実現する二重デュ
プレックス受信器100の部分を示し、図1Bは、受信器100
と使用するための本発明を実現する送信器を示す。図1A
では、受信器チャネルAのデータは、リード線101で受
信され、チャネルBのデータはリード線102で受信され
る。リード線101と102での信号は、それぞれアナログ・
デジタル(A/D)変換器103aと103bを通して結合され、
それぞれリード線105aと105b上で入力サンプルAとBを
形成する。A/D変換器103aと103bのそれぞれ1つは、タ
イミング回復ジェネレータ107によって回線1071で供給
される1つの共通したサンプリング・クロック信号によ
ってストローブ(strobe)される。マスター・クロック
・ソースおよびタイミング回復回路を具備することがあ
るタイミング・ジェネレータ107は、同じサンプリング
・クロック信号をA/D103a、103b、および受信器チャネ
ルAとBに提供する。A/D変換器103aおよび103bに供給
されるサンプリング・クロック信号の速度は、これらの
変換器のそれぞれに、毎秒n/Tサンプルで回線サンプル
を生成させる。この場合、nは、1に等しいまたは1よ
り大きい所定の整数である。回線105aでのチャネルA入
力信号サンプルは、タイム・スタンプ検出器180、キャ
リヤ検出器CDA、およびその対応する適応フィルター10a
の入力(FFIA)に適用される。回線105bでのチャネルB
入力信号サンプルは、タイム・スタンプ検出器180、キ
ャリヤ検出器CDB、およびその対応する適応フィルター1
0bの入力(FFIB)に適用される。
技術で既に知られているように、符号間干渉(ISI)
が、さまざまな度合いで、つねにデータ通信システムに
存在する。ISIは、通信チャネルの伝送特性の結果、つ
まり「チャネル応答」であり、一般的には、伝送シーケ
ンスでの隣接するデータシンボルを広がらせ、互いに干
渉させる。
図1Aでは、データ伝送中に、適応フィルター10a、10b
のそれぞれ1つが構成され、受信器内でISIを除去する
ために機能する適応判定帰還等化器(DFE)を形成す
る。フィルター10aおよび10bのそれぞれ1つは、適応フ
ィード・フォワード・フィルター・セクション(FFA、F
FB)、判定回路(DECA、DECB)、適応フィードバック・
フィルター・セクション(FBA、FBB)、第1加算器(15
a、15b)および第2加算器(16a、16b)を具備する。
各フィード・フォワード・フィルターは、シンボル間
隔ごとにn個の入力を処理する。それにより各等化器
は、それぞれがシンボル間隔ごとにn個のサンプルを受
信し、処理するため、断片的に間隔があけられた等化
器、さらに特定するとT/n型の断片的に間隔があけられ
た等化器と呼ばれることがある。フィルターFFAおよびF
FBの出力は、シンボル間隔ごとに1回生成され、判定回
路DECAおよびDECBを通してそれぞれ結合される。
判定回路DECAおよびDECBのそれぞれ1つは、多くの
「スライサー」回路の内の任意の1つとなる場合があ
り、複数の許容伝送済み信号レベルの内のもっとも近い
1つに対して、その結合された等化器出力を量子化する
ために機能する。したがって、判定回路(DECAおよびDE
CB)は、本明細書中、および添付請求項中ではスライサ
ーとも呼ばれる。
フィード・フォワード(FFA、FFB)およびフィードバ
ック(FBA、FBB)フィルターのそれぞれは、ISIの部分
を除去する傾向がある。これらのフィルターのそれぞれ
は、それぞれ伝送チャネルAおよびBでの歪みを補正す
るために、複数の調整可能係数を含む。伝送チャネルで
の歪みは時間とともに変化するので、これらのフィルタ
ーは自動または適応種類となるのが好ましく、その係数
には、変化する値が設定される。
各フィード・フォワード・フィルターの出力(AO1、B
O1)は、その対応する第1加算器(15a、15b)の1つの
入力に適用される。各フィードバック・フィルター(FB
A、FBB)の出力(AO3およびBO3)は、その対応する第1
加算器回路(15a、15b)の第2入力に適用される。各第
1加算器(15a、15b)の出力(E1a、E1b)は、対応する
判定回路(DECA、DECB)の入力、および第2加算器(16
a、16b)の入力に適用される。
受信器チャネルAでは、判定回路DECAの出力(AO2)
が端子117に接続される。加算器16aの第2入力およびフ
ィードバック・フィルターFBAへの入力は、スイッチS1A
のワイパー・アームに接続される。受信器チャネルBで
は、判定回路DECBの出力(BO2)が端子118に接続され
る。加算器16bの第2入力およびフィードバック・フィ
ルターFBBへの入力は、スイッチS1Bのワイパー・アーム
に接続される。
出力回線117、118および119は、スイッチS1Aを介して
回線123aへ、回線123aを介して加算器16aの第2入力お
よびFBAの入力に選択式で結合される。同様に、出力回
線117、118、119は、スイッチS1Bを介して回線123bへ、
回線123bを介して加算器16bの第2入力およびFBBの入力
に選択式で結合される。スイッチS1AおよびS1Bは、同様
に、受信器の制御装置(例えば、図示されていない、マ
イクロプロセッサ、または他の制御エージェンシー)に
よって生成される制御信号SCIに反応する制御回路140に
よってその多様な位置(回線117、118、119)に切り替
えられる。信号SCIは、さまざまな動作段階中の受信器
チャネルの相互接続および構成を決定する。
チャネルAに関して、そのカスタマ・データが処理さ
れているときには、スイッチS1Aは端子117に接続され、
DECAのスライサー出力は加算器16aの入力およびFBAの入
力に適用される。チャネルBに関して、そのカスタマ・
データが処理されているときには、スイッチS1Bは端子1
18に接続され、DECBのスライサー出力は加算器16bの第
2入力、およびFBBの入力に適用される。カスタマ・デ
ータ伝送中、各等化器10a、10bは、図4に示されるよう
に構成される。
チャネルAおよびチャネルBが理想的な基準ジェネレ
ータ182を使用してトレーニングされている間、スイッ
チS1AおよびS1Bは回線119に接続される。トレーニング
段階の間の等化器10a、10bの結果的に生じる構成が、図
3に示される。
以下に説明されるように、本発明に従って、チャネル
AがチャネルBを使用してトレーニングされている間、
スイッチS1Aは回線118に接続され、チャネルBがチャネ
ルAを使用してトレーニングされている間、スイッチS1
Bは回線117に接続される。別の受信器チャネル(例え
ば、A)によってトレーニングされているある受信器チ
ャネル(例えばB)の等化器の結果的に生じる構成が、
図5に示される。スイッチS1AおよびS1Bは、必要とされ
る切替機能を提供するために、多重化ゲートまたは適切
な論理ゲート装置を使用して実現されることがある。S1
AとS1Bが3入力乗算器(MUXA、MUXB)によって実現され
るように示される典型的な実施例は、図2に示される。
図1Aを参照すると、加算器16aは、リード線127aのコ
ンパレータ15aの出力(E1a)からリード線123aの信号
(REFA)を差し引くために機能し、リード線129aでエラ
ーA(eA)信号を作成する。エラーA信号は、フィルタ
ーFFAとFBAを適応(つまり、係数を更新し、調整)する
ために使用される。同様に、加算器16bは、リード線127
bの出力(E1B)からリード線123bの信号(REFB)を差し
引くために機能し、リード線129bでエラーB(eB)信号
を作成する。エラーB信号は、フィルターFFBとFBBを適
応(つまり、係数を更新し、調整)するために使用され
る。
図1Aでは、エラー信号eAが乗算器111aに適用され、回
線136aで提供される結果的に生じる信号は、FFAを適応
させるために使用される。エラー信号eBは乗算器111bに
適用され、回線136bで提供される結果的に生じる信号
は、FFBを適応させるために使用される。乗算器111aと1
11b、および131aと131bは、そのそれぞれのエラー信号
を定数、つまりステップ・サイズ(a1、a2)で乗算す
る。通常、適応フィルターの「トレーニング」を加速す
ることが好ましいい。これには、精度を犠牲にしてでは
あるがさらに速い速度を提供する大きなステップの使用
が必要となる。データ伝送中は、通常、減速された速度
ではあるがさらに高い精度を提供するさらに小さなステ
ップを使用するのが好ましい。したがって、トレーニン
グ・フエーズ中、a1およびA2のステップ・サイズは、フ
ィード・フォワード・フィルターおよびフィードバック
・フィルターFFA、FFB、FBAおよびFBBの係数を調整する
ために、回路がさらに迅速に(ではあるが、より精度を
欠いて)応答するように選択される。動作のカスタマ・
データ伝送段階の間、a1およびa2のステップ・サイズ
は、応答の速度が減速されるようにさらに小さなステッ
プを提供するように選択される。しかし、精度はエラー
・レベルをゼロに向かって動かすために増加される。
回線105a、105bでタイム・スタンプに関係するサンプ
リングされた信号は、検出時に、START信号を、トレー
ニング・シーケンスを開始する理想的な参照(IDR)ジ
ェネレータ182に供給するタイム・スタンプ検出器180に
供給される。START信号に応えて、IDRジェネレータ182
は、適応等化器10aおよび10bのトレーニングで使用され
るIDR信号を回線119上で作成する。また、START信号
は、IDRジェネレータに、IDR信号の送信器200による生
成および伝送と一致し、その動作を開始させるために機
能する。IDRジェネレータ182は、送信器によって生成さ
れる信号シーケンスに類似する(「理想的」と呼ばれ
る)信号シーケンスを作成するために機能する擬似乱数
シンボルジェネレータである場合がある。伝送済みのID
R信号および受信器によって生成されるIDR信号は、標準
的なトレーニング・サイクルの間、適応等化器の係数を
トレーニングするために受信器チャネルに供給される。
DECAおよびDECBによって生成される回線123aおよび12
3bでのデータ出力は、データ・組み合わせ回路190に供
給され、このデータ・組み合わせ回路190はそれぞれの
出力を組み合わせるために機能し、また2つの伝送チャ
ネルを介して、分割および伝送される前に存在していた
ように、回線192上でオリジナルのデジタル・データを
再構築するために機能する。
図1Bを参照すると、送信器200は、所定の速度で(ベ
ースバンド信号または通過帯域信号から構成されること
がある)高速デジタル・データ・ビット・ストリームを
生成し、ストリームを2つの部分、すなわち、部分
「A」つまりカスタマ・データ−A、および部分「B」
つまりカスタマ・データ−Bに分割するためのデータベ
ース201を具備する。部分AおよびBは、データをスク
ランブルし、それをシンボルに変換し、それをマッピン
グするために機能する各回路202a、202bに供給される。
受信器に送信されるカスタマ−Aデータ(CDA)を形
成する回路202aの出力は、伝送スイッチSTAおよびSTBの
端子p1に供給される。同様にして、カスタマ−Bデータ
(CDB)を形成する回路202bの出力は、スイッチSTAとST
Bの端子p2に供給される。理想化された基準ジェネレー
タ204は、スイッチSTAおよびSTBの端子p3に供給され
る。タイム・スタンプ・ジェネレータ206は、スイッチS
TAおよびSTBの端子p4に供給されるタイム・スタンプ信
号を作成する。また、キャリヤ信号ジェネレータ208
は、キャリヤ・インジケータ信号CSGをスイッチSTAおよ
びSTBの端子p5に供給する。
スイッチSTAおよびSTBは、そのp1からp5部分に存在す
る信号の任意の1つを選択するのに適した、多くの論理
ゲートまたはマルチプレクサの内の任意の1つである場
合がある。スイッチSTAおよびSTBのそれぞれ1つは、そ
の対応するp1からp5の入力端子の内の任意の1つに選択
式に結合され(接触する)出力回線(210a、210b)を備
えるように図示される。STAおよびSTBは、入力端末の内
のどの1つがスイッチの出力(210a、210b)に接続され
るのかを判断する送信器スイッチ制御回路209によって
制御される。それから、各スイッチSTA、STBの出力(21
0a、210b)は送信器フィルター(212a、212b)に接続さ
れ、各送信器フィルターの出力はデジタル・アナログ
(D/A)変換器214a、214bに供給される。D/A214aの出力
は、伝送チャネルAを介して受信器チャネルAに伝送さ
れ、D/A214bの出力は、伝送チャネルBを介して受信器
チャネルBに伝送される。送信器200を受信器100にリン
クする伝送チャネルAおよびBは、データを伝送するた
めに使用される既知の種類のループまたはリンクである
可能性がある。
伝送チャネルAおよびBのそれぞれは、典型的には双
方向であるが、簡略化のため、後述の説明では、1つの
伝送方向での信号処理だけを説明する。伝送チャネルの
それぞれには、対応する信号伝搬遅延、および一般的に
は他方のチャネルの移相とは異なり、時間に応じて変化
することのある移相がある。
本発明が、ベースバンド・システムにだけではなく、
多くの適当な変調機構の内の任意のものを使用する伝送
システムにも適用可能であり、実質上、任意のボーレー
トまたはビット伝送速度を使用するシステムで使用でき
ることが理解されなければならない。
各伝送チャネルを介して伝送されるシステムは、毎秒
1/Tシンボルの速度で伝送されるデータシンボルの連続
を表す。
図1Bに図示される送信器は、電話局(CO)内に位置す
ると仮定され、図1Aに図示される受信器は、カスタマ宅
内(CP)または送信器から遠隔の任意の位置に存在する
と仮定される。送信器と受信器の間の通信は、送信器ス
イッチSTAおよびSTBをその位置p5に設定し、キャリヤ信
号CSG(例えば、擬似乱数特殊信号シーケンスである可
能性がある)をチャネルAおよびB上で送信器のキャリ
ヤ信号ジェネレータ208から受信器チャネルAおよびB
に送信することによって始動される。キャリヤ信号は、
キャリヤ検出器CDAおよびCDBによって受信器で検出され
る。キャリヤ信号の検出時に、キャリヤ検出器CDAおよ
びCDBは信号を送信器に送り返し、受信器チャネルAお
よびBが準備完了であることを示し、それから受信器と
送信器の間で接続が行われる(「ハンドシェーキング」
が発生する)。送信器と受信器の間の接続の確立後、信
号は、タイミング回復および適切な信号レベル振幅をAG
Cおよびタイミング回路(図示せず)を介して確立する
ためにそれらの間で伝送される。
それから、受信器チャネルのトレーニングが、伝送チ
ャネル内での「歪み」(つまり、伝搬遅延、移相、およ
び雑音での差異)を補償するために始められる。スイッ
チSTAおよびSTBはその位置p4に設定され、送信器タイム
・スタンプ・ジェネレータ206によって作成されるタイ
ム・スタンプ信号が伝送チャネルAおよびB上で受信器
チャネルAおよびBに伝送される。受信器タイム・スタ
ンプ検出器180は、タイム・スタンプ信号の受信を検出
すると、受信器IDRジェネレータ182に適用されるSTART
信号を作成する。
START信号の生成と同時に、受信器スイッチS1Aおよび
S1Bが、受信器IDRジェネレータ182によって生成されるI
DR信号を加算器16a、16b、およびフィードバック・フィ
ルターFBA、FBBに結合するために、リード線119に接触
するように設定される。
受信器IDRジェネレータ182へのSTART信号の生成と同
時に、送信器スイッチSTAおよびSTBは、IDRジェネレー
タ204によって生成されるIDR信号シンボルシーケンス
の、伝送チャネルAおよびBを介して受信器チャネルA
およびBへの伝送をイネーブルするために設定される。
START信号の目的とは、IDRジェネレータ182にシンボル
シーケンス(トレーニング信号)を生成させることであ
り、それはIDRジェネレータ204によって伝送されたシン
ボルシーケンスにほぼ同一であり、両方がほぼ同時に発
生することが意図されている。したがって、類似したシ
ンボルシーケンスは、受信器で生成され、加算器16a、1
6bおよびフィードバック・フィルターに適用されるよう
に、チャネルAおよびBに伝送されている。
受信器チャネルA入力で受信される伝送済みIDRシン
ボルは、A/D変換器103aおよびFFAを介して加算器15aに
結合され、受信器チャネルB入力で受信される伝送済み
IDRシンボルはA/D変換器103bおよびFFBを介して加算器1
5bに結合される。同時に、受信された生成済みIDR信号
が、スイッチS1Aおよび回線123aを介して加算器16aおよ
びフィードバック・フィルターFBAに、スイッチS1Bおよ
び回線113bを介して加算器16bおよびフィードバック・
フィルターFBBに結合される。伝送済みIDR信号は、FFA
およびFFBの入力に適用され、受信器によって生成され
たIDR信号はFBAとFBBの入力、および加算器16aと16bの
入力に適用される。この状態用の等化器10aおよび10b
は、図3に図示される通りである。受信器チャネルAに
関して、受信器によって生成されたIDR信号に応える受
信器チャネルAおよびFBAの出力で受信される伝送済みI
DR信号は、第1加算器15aに適用され、第1差異信号(E
1a)を生成する。それから、E1a信号および受信器によ
って生成されるIDR信号は、加算器16aに適用され、エラ
ー−A(eA)信号を作成する。eA信号は、伝送チャネル
Aの歪みを補償するために、フィード・フォワード・フ
ィルターおよびフィードバック・フィルターFFAとFBAの
係数を更新、調整するために使用される。同様に、受信
器チャネルBでは、受信器によって生成されたIDR信号
に応える受信器チャネルBの入力およびFBBの出力で受
信される伝送済みIDR信号は、加算器15bに適用され、差
異信号E1bを作成する。それから、E1b信号および受信器
によって生成されるIDR信号は、加算器16bに適用され、
エラー−B(eB)信号を生成する。eB信号は、伝送チャ
ネルBを補償するために、FFBおよびFFBの係数を更新お
よび調整するために使用される。したがって、伝送済み
信号および受信器で生成されたIDR信号は、システムを
「トレーニングする」ために使用される。既知の信号シ
ーケンスを受信器AとBに伝送し、「既知の」送信器信
号を受信器によって生成された類似した(「理想的
な」)信号シーケンスに比較することによって、適応フ
ィルターFFA、FFB、FBA、およびFBBの係数は、2つの異
なった伝送チャネルでの歪みおよび阻害を補正するよう
に更新される。トレーニング期間中、乗算器111と131の
ステップ・サイズは、フィルター係数を更新する速度を
速くまたは遅くするために、さらに大きくまたはさらに
小さくされることがあることに注意する。しかし、速度
を速くするためには精度は低下する。
合意された時間の期間が経過した後、適応フィルター
10a、10bの「トレーニング」は完了したと仮定され、シ
ステムはカスタマ・データを送信および受信する準備が
完了し、実際のデータ伝送が開始する。[代わりに、エ
ラー−A信号およびエラー−B信号のレベルがモニタさ
れ、エラー・レベルがある値を下回る場合、トレーニン
グは完了したと見なされる。] 受信器チャネルがいったん「トレーニング」される
と、スイッチS1Aは、スライサー出力(AO2)を回線123a
およびデータ・組み合わせ回路190に、および回線123a
を介して加算器16aの入力およびフィードバック・フィ
ルターFBAの入力に接続するために機能するリード線117
に接続される。同様に、スイッチS1Bは、DECBのスライ
サー出力(BO2)を回線123bおよびデータ・組み合わせ
回路190に、および回線123bを介して加算器16bの入力お
よびフィードバック・フィルターFBBの入力に接続する
ために機能するリード線118に接続される。したがっ
て、これらの構成要素の構成および相互接続は、図4に
示される通りであり、適応判定帰還等化器(DFE)を形
成する。この動作に続いて、カスタマ・データ−Aを伝
送チャネルA上で伝送するために、送信器スイッチSTA
がその位置p1に接続され、スイッチSTBが、カスタマ・
データ−Bを伝送チャネルB上で伝送するために、その
位置p2に接続される。
データ伝送段階の間、スイッチS1Aはリード線117に接
続され、DECAのスライサー出力(AO2)を回線123aに結
合し、データ・スイッチS1Bはリード線118に接続され、
DECBのスライサー出力(BO2)を回線123bに結合する。
それから、回線123aおよび123b上の判定回路(DECA、DE
CB)の出力は、データ・組み合わせ回路190に供給さ
れ、このデータ・組み合わせ回路190は2つの受信器チ
ャネル出力を、同期され、命令された回線192上のデー
タ・ストリームに組み合わせし直すために機能する。
前記記述から明らかであるように、受信器チャネルA
およびその適応フィルター10aは、構造チャネルBおよ
びその適応フィルター10bに類似している。したがっ
て、これらのそれぞれの構造および機能は、チャネルA
の構成要素と機能を示す接頭辞または接尾辞「A」また
は「a」、およびチャネルBの構成要素と機能を示す接
頭辞または接尾辞「B」または「b」を含む類似する参
照文字で識別される。
等化器(10a、10b)の動作をさらによく理解するため
に、図4を参照する。
図4では、フィード・フォワード・フィルターFFから
の出力信号は、加算器15に適用され、この加算器15は理
論的には、フィードバック・フィルターFBによって除去
されたISIの残りの部分をFFの出力信号から差し引いて
いる。加算器15は、加算器16およびスライサDECに適用
される回線127上で信号を提供する。スライサーDECは、
ある特定のデータシンボルを回線127上の信号のデータ
シンボル(図示せず)の事前に定義された配列中の任意
のポイントへのマッピングの関数として選択する。スラ
イサーDECは、T秒ごとにデータシンボルを提供し、こ
の場合1/Tがデータシンボル速度である。このデータシ
ンボルは、受信されたシンボルの概算であり、実際に伝
送されたデータ、この場合にはトレーニング信号を表す
データを回復するための、他の受信器回路(図示せず)
による処理のために回線123上でスライサーDECによって
提供される。
スライサーDECの出力は、(ISI)フィードバック・フ
ィルターFBおよび加算器16にも提供される。フィードバ
ック・フィルターFBは、受信された信号内に存在するIS
Iの量を予測し、ISI予測信号を回線126を介して加算器1
5に提供する。加算器15は、前記に記述されるように、
フィード・フォワード・フィルターFFの出力信号からIS
I予測信号を差し引くことによって、受信済みの信号か
らISIの残り部分を除去する。
加算器16は、回線129でERROR信号を提供するために、
回線127に存在するISIが削減された信号からスライサー
DECによって提供される概算されたデータシンボルを差
し引く。ERROR信号は、ISIエラー、およびフィード・フ
ォワード・フィルターFFまたはフィードバック・フィル
ターFBのどちらかの動作によって訂正されなかったチャ
ネル雑音の量を表す。ERROR信号は、乗算器111および13
1を介して、フィード・フォワード・フィルター(FF)
およびフィードバック・フィルター(FB)の両方を適応
するために使用される。フィード・フォワード・フィル
ターおよびフィードバック・フィルターの適応アルゴリ
ズム(図示せず)は、技術で既に知られているように、
最小2乗平均誤差(MMSE)、ゼロ強制、またはその変動
の使用に準拠すると仮定される。乗算器111は、定数つ
まりステップ・サイズa1でERROR信号を乗算する。回線1
36で提供される結果的に生じる信号は、フィード・フォ
ワード・フィルターFFを適応するために使用される。さ
らに、回線129のERROR信号は、ステップ・サイズa2でER
ROR信号を効果的に乗算する乗算器131に提供される。回
線141で提供される結果的に生じる信号は、フィードバ
ック・フィルターFBを適応するために使用される。
従来の技術によるシステムにおいては、2つの伝送チ
ャネルの内の一方がなんらかの理由(例えば、回線の破
損または過剰な雑音など)で故障すると、故障したチャ
ネルの動作の再開時に、継続的にアクティブなチャネル
の動作が、両方のチャネルを再トレーニングし、位置合
わせし直すために中断される。
本発明を実現するシステムにおいては、継続的にアク
ティブで、トレーニングされたチャネルが、任意の他の
1つまたは複数のチャネルをトレーニングするために、
あるいは故障したチャネルをトレーニングし直して、サ
ービスに復元するために使用されることがある。本発明
に従ったシステムの動作は、以下に説明される。例え
ば、受信器チャネルA(第1チャネル)が、図5に示す
ように、受信器チャネルB(第2チャネル)をトレーニ
ングするために使用される場合について説明する。本発
明の教示に従って、受信器チャネルB(第2チャネル)
が受信器チャネルA(第1チャネル)によってトレーニ
ングされている間を通して、カスタマデータが受信器チ
ャネルAに伝送され、受信器チャネルAを介して処理さ
れ続けると仮定する。
チャネルBのトレーニングを完了するためには、送信
器システム、および受信器システムは、以下のように動
作されるか、機能する、あるいはその両方である。
伝送チャネルAを介して伝送されている同じカスタマ
・データは、伝送チャネルBを介しても伝送されてい
る。すなわち、送信器スイッチSTBは、チャネルA上で
伝搬されているカスタマ・データも伝送チャネルBを介
して受信器チャネルBに伝送されている位置p1に設定さ
れる。受信器チャネルAは、以前と同様に動作し続け
る。ただし、トレーニングおよび位置合わせのサイクル
は、カスタマ−Aデータおよび受信器チャネルAのスラ
イサー−Aによって決定される出力AO2を使用して、チ
ャネルBのために実施される。チャネルBのトレーニン
グのためには、チャネルAカスタマ−Aデータが、回線
102上で伝送、受信される。同時に、スイッチS1Bは、図
5に示されるように、チャネルA判定回路DECAのスライ
サー出力AO2がフィードバック・フィルター(FBB)の入
力および加算器16bに適用される、リード線117に接続さ
れる。また、チャネルBは、チャネルBのフィード・フ
ォワード・フィルターおよびフィードバック・フィルタ
ーの、受信器チャネルAによって作成される「トレーニ
ング」信号に対する、さらに高速な応答を可能にするた
めに、乗算器要素111bおよび131bが設定されるトレーニ
ング・モードに切り替えられるのが好ましい。DECAの出
力でのチャネルAデータは、このようにして、FFBおよ
びFBBの係数を適応(調整)するために、16bの基準入力
信号およびチャネルBのFBBとして機能する。
前記STBおよびS1Bの状態のため、伝送チャネルAで伝
送されているチャネルAカスタマ・データは、伝送チャ
ネルBでも伝送されている。チャネルAデータは、この
ようにして102で受信され、A/D103bでの変換後にFFBの
入力に供給される。FFBの出力は、FBBの出力に比較され
る。
伝送済みチャネルAデータに反応するFFBの出力は、
加算器15bで前記のように等化、調整されたデータによ
って駆動され、チャネルAの回路を経由して訂正された
伝送済みのチャネルAデータを表しているFFBの出力か
ら差し引かれる。そして、加算器15bの出力E1bは、加算
器16bでA02データに比較され、FFBおよびFBBの係数とパ
ラメータを更新、調整するために回線136bおよび141bに
結合されるエラー−B信号を作成する。FFBおよびFBBの
係数は、このようにして、伝送チャネルB内での歪みお
よびチャネルA内での遅延を補償するために設定され
る。
別のチャネル(例えば、A)による受信器チャネル
(例えば、B)のトレーニング段階は、事前に選択され
た時間の期間が経過した後に完了すると仮定される。代
わりに、トレーニングされている受信器チャネルのエラ
ー信号(例えば、B)は、エラー・レベルが所定の許容
レベルを下回るまでモニタされることがある。
トレーニング段階の間、トレーニング中の受信器チャ
ネルのスライサー回路の出力が、その受信器チャネル出
力(つまり、回線123)から切断されることに注意する
必要がある。代わりに、(a)受信器によって生成され
た(またはベースにする)IDRトレーニング信号は、受
信器チャネル出力(図3を参照)に適用されるか、ある
いは(b)別のアクティブ受信器チャネル(例えば、
A)のスライサ回路の出力(例えば、A02)が、図5に
図示されるように、受信器チャネル(例えば、B)の出
力(123b)に適用される。
そのスライサー出力が、基準信号を他の受信器チャネ
ル(例えば、回線123bから切断されるスライサーB出力
で回線123bに適用されるA02)をトレーニングする目的
で提供するために、そのチャネル出力を接続する、すで
にトレーニングされ、アクティブな受信器チャネル(例
えば、A)を使用する重大な利点とは、他の受信器チャ
ネル(例えば、B)の伝送での歪みを補償するために、
他の受信器チャネル(例えば、FFBとFBB)のフィード・
フォワード・フィルターおよびフィードバック・フィル
ターを適応(調整)することに加えて、他の受信器チャ
ネル(例えば、B)の適応フィルター(FFB、FBB)が、
トレーニング済みチャネル(例えば、A)での総合的な
遅延を補償されるという点である。チャネルAの遅延を
補償するために、断片的に間隔があけられた等化器(FF
B)は、十分な係数、およびチャネルBのフィルター応
答位置が、チャネル遅延の正しい量に関して調整可能と
なるように十分に長い遅延回線を持たなければならな
い。(トレーニングを行っている)チャネルAフィルタ
ー応答は、その遅延回線で「中心に置かれるため、フィ
ード・フォワード・フィルター・サイズは、適応フィー
ド・フォワード・フィルター(FF)長および受信器チャ
ネル間の最大遅延差異を吸収するように設定されなけれ
ばならない。
いったんチャネルBが調整し直され、トレーニングし
直されると、受信器スイッチS1Bは、それによって判定
回路Bの出力が現在ではFBBの入力および加算器16bに送
り返されるリード線118に接触する(スイッチS1Aはリー
ド線117と接触したままである)。同時に、その送信器
では、スイッチSTBが、接点位置p2に切り替えられ、こ
こでカスタマ・データB信号を伝送チャネルBを介して
送信する。
チャネルBを調整するためのカスタマ・チャネルAデ
ータの使用は、アクティブ・チャネル受信器のエラーが
低いので有効である。
したがって、本発明に従って、伝送チャネルが故障す
ると、その対応する受信器チャネルを、アクティブなト
レーニング済み受信器チャネルを使用して、その動作を
中断しなくても、トレーニングされ、サービスに入れる
ことができる。また、信号チャネル・トレーニングは、
理想的な基準タイム・スタンプまたはタイミング回復ト
レーニングを必要としないので、従来の技術による機構
においてよりはるかに高速である。
本発明は、2つのチャネル(A、B)を使用して説明
された。しかしながら、3つ以上の伝送チャネルおよび
3つ以上の受信チャネルが、本発明を実現するシステム
で使用される場合がある、つまりNが一(1)より大き
い整数である場合に「N」個のチャネルがある可能性が
あることは明らかとならなければならない。
また、本発明は、ある特定のタイプのDFEを使用して
説明された。任意の適当な適応フィルター設備が代わり
に使用できることが明らかでなければならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−252078(JP,A) 特開 平3−235511(JP,A) 米国特許5163066(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 3/10 H03H 21/00 H04B 1/10 H04B 1/76

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各受信器チャネルが入力および出力を備
    え、Nが1より大きい整数であり、オリジナル信号を再
    構成するために適応させるN個の受信器チャネルと、 受信した信号を組み合わせて最初に伝送された信号を再
    構成するために、N個の受信器チャネルの出力を組み合
    わせ回路に接続する第1の結合手段と、 前記N個の受信器チャネルは、その入力と出力の間に連
    結されて信号が伝搬される適応フィルター手段をそれぞ
    れ具備し、各適応フィルター手段はその受信器チャネル
    の入力で受信した信号中の歪みを補償するために調整可
    能であり、 前記N個の受信器チャネルは、トレーニング段階におけ
    る第1構成とデータ伝送段階における第2構成とを選択
    的に切り替える切替手段を具備し、 前記第2構成に切り替えられている受信器チャネルの出
    力を、前記第1構成に切り替えられている別の受信器チ
    ャネルの出力に結合する第2の結合手段と を含む受信器。
  2. 【請求項2】各受信器チャネルの適応フィルター手段
    は、適応フィード・フォワード・フィルター、適応フィ
    ードバック・フィルター、スライサー回路、および第1
    加算器と第2加算器とを具備し、 フィード・フォワード・フィルターは、受信器チャネル
    の入力に結合された入力を備え、第1加算器の入力に結
    合された出力を備え、 フィードバック・フィルターは、受信器チャネルの出力
    に結合された入力を備え、第1加算器の別の入力に結合
    された出力を備え、 第1加算器は、スライサー回路の入力と第2加算器の第
    1入力とに結合された出力を備え、 受信器チャネルの出力は、第2加算器の第2入力に結合
    され、 スライサー回路の出力は、前記第2構成を形成するとき
    には受信器チャネルの出力に接続され、前記第1構成を
    形成するときには受信器チャネルの出力から切断される
    請求項1に記載の受信器。
  3. 【請求項3】各受信器チャネルの前記第2加算器は、 (a)フィード・フォワード・フィルターを調整するた
    めに、第1乗算器を介してフィード・フォワード・フィ
    ルターにエラー信号を生成し、 (c)フィード・バック・フィルターを調整するため
    に、第2乗算器を介してフィードバック・フィルターに
    エラー信号を生成する請求項2に記載の受信器。
  4. 【請求項4】Nが2に等しい請求項3に記載の受信器。
  5. 【請求項5】各適応フィルター手段が、判定帰還等化器
    (DFE)である請求項1に記載の受信器。
  6. 【請求項6】前記第1構成に切り替えられているとき
    に、受信器で生成されたトレーニング信号を受信器チャ
    ネルの出力に選択的に結合する第3の結合手段をさらに
    具備する請求項1に記載の受信器。
  7. 【請求項7】各受信器チャネルが入力および出力を備
    え、Nが1より大きい整数であり、オリジナル信号を再
    構成するために適応させるN個の受信器チャネルと、 受信した信号を組み合わせて最初に伝送された信号を再
    構成するために、N個の受信器チャネルの出力を組み合
    わせ回路に接続する第1の結合手段と、 前記N個の受信器チャネルは、その入力と出力の間に連
    結されて信号が伝搬される適応フィルター手段をそれぞ
    れ具備し、各適応フィルター手段はその受信器チャネル
    の入力で受信した信号中の歪みを補償するために調整可
    能であり、 前記N個の受信器チャネルの中で、データ伝送段階にお
    ける構成の第1受信器チャネルと、トレーニング段階に
    おける構成の第2受信器チャネルとを、前記第2受信器
    チャネルの適応フィルター手段を調整するために結合す
    る第2の結合手段と を含む受信器。
  8. 【請求項8】各受信器チャネルの適応フィルター手段
    は、適応フィード・フォワード・フィルター、適応フィ
    ードバック・フィルター、スライサー回路、および第1
    加算器と第2加算器とを具備し、 第1及び第2加算器は2つの入力および1つの出力を備
    え、 フィード・フォワード・フィルターは、入力が受信器チ
    ャネルの入力に、出力が第1加算器の入力に結合され、 フィードバック・フィルターは、入力が受信器チャネル
    出力に、出力が第1加算器の別の入力に結合され、 第1加算器は、出力が第2加算器の入力とスライサー回
    路の入力に接続され、 受信器チャネルの出力は、第2加算器の別の入力に接続
    される請求項7に記載の受信器。
  9. 【請求項9】前記第2の結合手段は、前記第2受信器チ
    ャネルの調整が終了すると、前記第1受信器チャネルと
    前記第2受信器チャネルとを切り離し、前記第2受信器
    チャネルの出力と前記第2受信器チャネルの適応フィル
    ター手段とを結合する請求項8に記載の受信器。
  10. 【請求項10】各受信器チャネルの出力は、 (a)スライサー回路の出力 (b)トレーニング信号を生成するジェネレータの出力 (c)別の受信器チャネルにあるスライサー回路の出力 のいずれか1つに選択的に結合するための切替手段を具
    備する請求項8に記載の受信器。
  11. 【請求項11】Nが2に等しく、前記第1受信器チャネ
    ルの出力が、前記第2受信器チャネルをトレーニングす
    るために前記第2受信器チャネルの出力に適用される請
    求項10に記載の受信器。
  12. 【請求項12】各適応フィード・フォワード・フィルタ
    ーが、断片的に間隔があけられた等化器である請求項10
    に記載の受信器。
  13. 【請求項13】各受信器チャネルが入力および出力を備
    え、Nが1より大きい整数であり、オリジナル信号を再
    構成するために適応させるN個の受信器チャネルと、 受信した信号を組み合わせて最初に伝送された信号を再
    構成するために、N個の受信器チャネルの出力を組み合
    わせ回路に接続するための手段とを具備し、 前記N個の受信器チャネルのそれぞれは、入力と出力と
    の間に適応フィルター手段が結合され、各適応フィルタ
    ー手段は、 (a)受信器チャネルの入力に結合される入力と、加算
    手段に結合される出力とを備えるフィード・フォワード
    ・フィルターと、 (b)受信器チャネルの出力に結合される入力と、加算
    手段に結合される出力とを備えるフィードバック・フィ
    ルターと、 (c)入力および出力を備えるスライサー回路と、 (d)前記フィード・フォワード・フィルターの出力と
    前記フィードバック・フィルターの出力との差の関数で
    ある第1差異信号をスライサー回路に供給する前記加算
    手段を具備し、 前記N個の受信器チャネルのそれぞれは、 (a)スライサー回路の出力と、 (b)別の受信器チャネルにあるスライサー回路の出力
    と、 (c)トレーニング信号を生成するジェネレータの出力
    の中の1つに受信器チャネルの出力を選択的に結合する
    切替手段を具備する受信器。
  14. 【請求項14】前記適応フィルター手段のそれぞれは、 (a)受信器チャネルの出力と前記第1差異信号との差
    を示すエラー信号を生成する補助的な加算器手段と、 (b)事前に選択された第1定数で前記エラー信号を乗
    算し、その係数を調整するためにフィード・フォワード
    ・フィルターに対して出力信号を生成する第1乗算器
    と、 (c)事前に選択された第2定数で前記エラー信号を乗
    算し、その係数を調整するためにフィードバック・フィ
    ルターに対して出力信号を生成する第2乗算器と を具備する請求項13に記載の受信器。
  15. 【請求項15】1つの受信器チャネルの適応フィルター
    手段をトレーニングするときに別の受信器チャネルの出
    力を1つの受信器チャネルの適応フィルター手段に適用
    させるために、1つの受信器チャネルの切替手段が、1
    つの受信器チャネルの出力を別の受信器チャネルの出力
    に結合させる請求項13に記載の受信器。
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