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JPH1149765A - 複素環化合物、その製造法および剤 - Google Patents

複素環化合物、その製造法および剤

Info

Publication number
JPH1149765A
JPH1149765A JP15570998A JP15570998A JPH1149765A JP H1149765 A JPH1149765 A JP H1149765A JP 15570998 A JP15570998 A JP 15570998A JP 15570998 A JP15570998 A JP 15570998A JP H1149765 A JPH1149765 A JP H1149765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
aryl
carbonyl
alkoxy
halogenated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15570998A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Ookawa
滋紀 大川
Masaki Sedo
正記 瀬藤
Mitsuru Kakihana
満 垣花
Masahiro Okura
政宏 大倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP15570998A priority Critical patent/JPH1149765A/ja
Publication of JPH1149765A publication Critical patent/JPH1149765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた神経変性抑制剤を提供する。 【解決手段】式 【化1】 〔式中、R1、R2はHまたは置換基を有していてもよい炭
化水素基、あるいはR1とR2は置換基を有していてもよい
3〜8員環を形成、R3はH、置換基を有していてもよい低
級アルキルまたは置換基を有していてもよい芳香族基、
R4は置換基を有していてもよい芳香族基、置換基を有し
ていてもよい芳香族基を有し、かつさらに置換基を有し
ていてもよい脂肪族炭化水素基またはアシル、X、Yは酸
素原子または酸化されていてもよい硫黄原子、A環は −
X−R4のほかにさらに置換基を有していてもよいベンゼ
ン環を示す〕で表される化合物またはその塩。 【効果】本発明の化合物またはその塩は、優れた神経変
性抑制剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規複素環化合物、その製造法
およびそれを含有する医薬に関する。さらに詳しくは、
神経変性抑制作用、βアミロイド毒性抑制等を有し、神
経変性疾患等の予防・治療に有効な化合物に関する。
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】神経変性疾患は、神経細胞死という破壊
的な損傷をもたらす進行性の疾患である。主な神経変性
疾患としては、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋
萎縮性側索硬化症(ALS)、ハンチントン病や糖尿病性
神経障害に代表される末梢神経障害などが知られてい
る。その多くは老化と関係しており、実際加齢と共に発
症が増加するが、時に中年からさらに若い年齢において
も発病することがある。脳の構造や機能に関する研究の
結果、神経伝達物質や神経栄養因子の役割などが徐々に
解明されつつあるが、神経変性疾患の原因についてはま
だ未知の部分が多い。唯一パーキンソン病のみは、特定
の神経伝達物質、すなわちドーパミンとの関連が明らか
にされ、ドーパミンの前駆物質であるL−ドーパが神経
症状を軽減し、機能を回復させる薬として使われてい
る。しかしながら、L−ドーパが神経変性の進行を抑制
するわけではなく、病状の進行すなわちドーパミン神経
の変性・脱落と共にL−ドーパの効果は徐々に失われて
いく。また、アルツハイマー病はアセチルコリン神経細
胞やモノアミン系神経細胞など多種の神経細胞が変性・
脱落する疾患であるが、これに対する薬として、コリン
エステラーゼの阻害薬が上市あるいは開発中である。し
かしながら、これにおいてもパーキンソン病におけるL
−ドーパ同様、神経症状を一時的に改善する対症療法の
域をでない。このようにアルツハイマー病やパーキンソ
ン病を含め、細胞死を引き起こす因子の毒性から神経細
胞を保護し、神経変性疾患の進行を抑制する薬物は現在
報告されていない。また、神経変性疾患における細胞死
は、それぞれの疾患に特有の因子の毒性により引き起こ
されるとされ、例えばアルツハイマー病では内因性のβ
アミロイドが細胞死を引き起こす因子として考えられて
いる。βアミロイドはアルツハイマー病患者の脳内にみ
られる神経病理学的特徴である老人斑を構成する蛋白質
で、40から43個のアミノ酸からなる。このβアミロ
イドを海馬神経細胞の初代培養系に加えると神経細胞死
が起こることが明らかにされており[サイエンス(scie
nce)、245巻、417−420頁、1989年]、またβアミロイ
ドの凝集が、その毒性発現に必須であることなどが示さ
れている[ニューロバイオロジー オブ エイジング(N
eurobiology of Aging)、13巻、587−590頁、1992年お
よびジャーナルオブ モレキュラー バイオロジー(Jo
urnal of Molecular Biology)、218巻、149−163頁、1
991年]。βアミロイドの毒性発現メカニズムについて
は、1)βアミロイドがイオンチャンネルを形成し、カ
ルシウムイオンを流入させる、2)βアミロイドがフリ
ーラジカルの発生を促進する、3)βアミロイドがタウ
蛋白キナーゼI(TPK-I)を活性化し、タウのリン酸化が
亢進される、4)βアミロイドがミクログリアを活性化
し、ミクログリアから神経毒が分泌されるなどが考えら
れているが、まだ結論を得るに至っていない。最近にな
って、IGF−1(インスリン様成長因子)、NGF
(神経成長因子)等の神経栄養因子(ニューロトロフィ
ン)が、βアミロイド等による神経細胞のアポトーシス
を抑制し、そのメカニズムとしてPI-3キナーゼの活性化
によるTPK−I/GSK−3β(グリコーゲン シン
ターゼ キナーゼ3)の阻害が関与することが明らかと
なった[ジャーナル オブ ニューロサイエンス (J.
Neurosci.)、11巻、2552−2563頁、1991年、サイエン
ス (Science)、267巻、2003−2006頁、1995年および
ザ ジャーナル オブ バイオロジカル ケミストリー
(J. Biol. Chem.)、272巻、154−161頁、1997年]。β
アミロイドによってPI−3 キナーゼが阻害され、T
PK−I/GSK−3βが活性化されると、ピルビン酸
脱水素酵素(PDH)の阻害によりアセチルコリンの合
成反応系に影響し、アセチルコリンの含量も低下する。
このことはアルツハイマー病患者の脳でアセチルコリン
の含量が低下していることとも一致し、逆にPI−3キ
ナーゼを活性化することにより、神経細胞死を防止する
のみならず、脳内のアセチルコリン含量の増加をもたら
し神経症状を改善することが期待される。さらにTPK
−I/GSK−3βの阻害により、アルツハイマー病で
低下している脳内グルコース利用率の増加も期待するこ
とができる[ザ ジャーナル オブ バイオロジカル
ケミストリー(J. Biol. Chem.)、269巻、3568−3573
頁、1994年およびエンドクリノロジー(Endocrinolog
y)、125巻、314−320頁、1989年]。これより、低分子
で脳内移行性に優れ、神経栄養因子様作用を有する化合
物はアルツハイマー病などの神経変性疾患における神経
細胞死を抑制し、かつ神経症状を改善することが可能と
考えられる。
【0003】神経変性疾患(パーキンソン病、アルツハ
イマー病等)に作用を有するジヒドロベンゾフラン系の
化合物として以下の化合物が知られている。 1)式
【化6】 〔式中、Rは低級アルキル、R0は水素またはアシル、
1およびR2は同一もしくは異なって置換基を有してい
てもよい低級アルキルであるか、R1とR2とで置換基を
有していてもよいブタジエニレン、R3およびR4はそれ
ぞれ水素または置換基を有していてもよいアルキル、ま
たはR3とR4とでポリメチレン、R5は置換基を有して
いてもよい低級アルキル、芳香環基もしくは異項環基を
示す〕で表される化合物(EP−A−273647およ
び特開平1−272578号公報)。 2)式
【化7】 〔式中、R1およびR2は同一もしくは異なって、水素原
子、アシル、アルコキシカルボニル、それぞれ置換基を
有していてもよい脂肪族基または芳香環基、R3、R4
よびR5は同一もしくは異なって、アシル化されていて
もよい水酸基、それぞれ置換基を有していてもよいアミ
ノ、アルコキシまたは脂肪族基、またはR3、R4および
5のうち二つが置換基を有していてもよい炭素同素環
を形成していてもよく、R6およびR7は同一もしくは異
なって置換基を有していてもよい脂肪族基、しかもR6
およびR7のうち少なくとも一つはα位がメチレン、R8
およびR9は同一または異なって、水素原子またはそれ
ぞれ置換基を有していてもよい脂肪族基または芳香環基
を示す〕で表される化合物またはその塩(EP−A−4
83772および特開平5−140142号公報)。ま
た、ベンゾフラン系およびジヒドロベンゾフラン系化合
物としては以下の化合物が報告されている。 3)アルツハイマー病、ダウン症などのβアミロイド関
連神経疾患の予防治療のための式
【化8】 〔式中、Aは−O−、−S(O)m−、−N(R11
−、−CH2CH2−または−CH=CH−、mは0、1
または2、Xは結合手またはC1-4アルキリデニル、R2
は−NR45(式中、R4およびR5はそれぞれC1-6
ルキル等)、Rはヒドロキシ、ハロゲン、C3-8シクロ
アルキル、C2-7アルカノイルオキシ、C1-6アルコキ
シ、フェニル等、R1はヒドロキシ、ハロゲン、水素原
子、C3-8シクロアルキル、C2-7アルカノイルオキシ、
1-6アルコキシ、フェニル等を示す〕で表される化合
物またはその薬理学的に許容されうる塩(WO 95/
17095)。 4)5−または12−リポキシゲナーゼ阻害作用を有す
る式
【化9】 〔式中、R1は水素または低級アルキル、R2はカルボキ
シ、アルコキシカルボニル、シアノ、ハロゲン、アリー
ルもしくは複素環基で置換されたメチルまたはカルボキ
シ、アルコキシカルボニル、シアノ、ハロゲン、アリー
ルもしくは複素環基で置換されていてもよいα位に低級
アルキルを有しない炭素数2ないし15の鎖状炭化水素
残基、R3は低級アルキル、R4は水素またはアシル、R
5およびR6はそれぞれ低級アルキルまたは低級アルコキ
シ、またはR5とR6とでブタジエニレンを示す〕で表さ
れる化合物またはその塩(EP−A−345593およ
び特開平2−76869号公報)。 5)5−リポキシゲナーゼ阻害作用を有する式
【化10】 〔式中、R1は水素または低級アルキル、nは1ないし
6、Xは酸化されていてもよい硫黄原子、酸素原子また
は置換基を有していてもよいイミノ、R2はメチルまた
はメチレン、メチンもしくは4級炭素を介する有機残
基、R3は低級アルキル、R4は水素またはアシル、R5
およびR6はそれぞれ低級アルコキシまたは低級アルキ
ル、またはR5とR6とでブタジエニレンを示す〕で表さ
れる化合物またはその塩(EP−A−345592およ
び特開平2−76870号公報)。
【0004】6)抗骨減少作用を有する式
【化11】 〔式中、Rは水素原子またはメチル、R1およびR2はそ
れぞれメチルまたはエチル、またはR1とR2とで飽和複
素環、Xはブロモ、クロロ、フルオロまたは水素原子を
示す〕で表される化合物またはその薬理学的に許容され
うる塩(EP−A−722726)。インドール系の化
合物としては、以下の化合物が知られている。 7)エンドセリン受容体拮抗薬、脳血管疾患治療として
有用である式
【化12】 〔式中、R1は−X(CH2)nAr、−X(CH2)nR
8等、R2は水素またはAr等、P1は−X(CH2)n
8、P2は−X(CH2)nR8等、R3は水素、R11、O
H、C1-8アルコキシ、S(O)qR11、N(R6)2、B
r、F、I、Cl、CF3、NHCOR6、−R11CO2
7、−XR9−Y、XYまたは−X(CH2)nR8、ここ
で−X(CH2)nR8のメチレンは非置換であっても、1
個以上の−(CH2)nArで置換されていてもよく、R8
は水素、R11等、R9はC1-10アルキル、C2-10アルケ
ニル、フェニル等、R11はC1-8アルキル、C2-8アルケ
ニル、C2-8アルキニル等、Xは(CH2)n、O、S(O)
q、YはCH3または−X(CH2)nAr、Arはフェニ
ル、ナフチル等、qは0、1または2、nは0〜6の整
数を示す〕で表される化合物またはその薬理学的に許容
される塩(WO 94/14434および特表平8−5
04826号公報)。 8)抗コレステロール生合成作用を有する式
【化13】 1-6アルキル、C3-6シクロアルキルまたはフェニル−
(CH2)m− (式中、R4、R5、R5aは水素等、mは
1、2または3を示す)、R2は水素、C1-4アルキル、
3-6シクロアルキル、C1-4アルコキシ、フェノキシ、
ベンジルオキシ等、R3は水素、C1-3アルキル、C1-3
アルコキシ、フェノキシ、ベンジルオキシ等、Xは−
(CH2)n−または−CH=CH−、nは0、1、2ま
たは3、R6は水素またはC1-3アルキルを示す〕で表さ
れる化合物またはその塩(WO 84/02131)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】βアミロイド蛋白の細
胞毒性を抑制し、神経細胞を保護する作用を有する化合
物で、細胞死を引き起こす因子の毒性から神経細胞を保
護し、神経変性疾患の予防・治療剤として有用な化合物
の開発を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意探索
した結果、5員複素環と縮合したベンゼン環が、式−X
−R4(式中の各記号は下記と同意義)で表される置換
基で置換されていることに化学構造上の特徴を有する式
【化14】 〔式中、R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換基
を有していてもよい炭化水素基、あるいはR1とR2は隣
接する炭素原子と共に置換基を有していてもよい3ない
し8員同素または複素環を形成、R3は水素原子、置換
基を有していてもよい低級アルキルまたは置換基を有し
ていてもよい芳香族基、R4は(1)置換基を有してい
てもよい芳香族基、(2)置換基を有していてもよい芳
香族基を有し、かつさらに置換基を有していてもよい脂
肪族炭化水素基または(3)アシル、XおよびYはそれ
ぞれ酸素原子または酸化されていてもよい硫黄原子、-
- - は単結合または二重結合、A環は式 −X−R
4(式中の各記号は前記と同意義を示す)で表される基
のほかにさらに置換基を有していてもよいベンゼン環を
示す。ただし、- - - が単結合、かつXおよびYが酸素
原子のとき、R4はアシルではない。〕で表される新規
化合物またはその塩〔以下、化合物(I)と略記するこ
ともある〕を初めて合成し、化合物(I)が縮合ベンゼ
ン環上の置換基 −X−R4の特異な化学構造に基づいて
予想外にも優れたβアミロイド蛋白の細胞毒性抑制作用
を有すること、また、化合物(I)を含む式
【化15】 〔式中、R4aは置換基を有していてもよい芳香族基、置
換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基またはアシ
ル、Xaは酸素原子または酸化されていてもよい硫黄原
子、Yaは酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原子ま
たは置換基を有していてもよいイミノ、- - - は単結合
または二重結合、Aa環は式 −Xa−R4a(式中の各
記号は前記と同意義を示す)で表される基のほかに置換
されていてもよいアミノ以外の置換基をさらに有してい
てもよいベンゼン環、その他の各記号は前記と同意義を
示す。ただし、- - - が単結合、かつXaおよびYaが
酸素原子のとき、R4aはアシルではない。〕で表される
化合物またはその塩〔以下、化合物(Ia)と略記する
こともある〕および化合物(I)も縮合ベンゼン環上の
置換基 −Xa−R4aの特異な化学構造に基づいて優れ
たβアミロイド蛋白の細胞毒性抑制作用を有すること、
さらに、これらの化合物が毒性も極めて低く、脳内移行
性にも優れ、神経変性抑制作用を有する医薬として十分
満足できるものであることを初めて見出し、これらの知
見に基づいて、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、 1)化合物(I); 2)R1およびR2がそれぞれ(i)水素原子または(i
i)(1)ハロゲン原子、(2)C1-3アルキレンジオキ
シ、(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(6)ハロゲン化されてい
てもよいC2-6アルケニル、(7)ハロゲン化されていて
もよいC2-6アルキニル、(8)ハロゲン化されていても
よいC3-6シクロアルキル、(9)C6-14アリール、(1
0)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(1
1)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(12)ヒドロキシ、(13)アミノ、(14)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(15)モノ−C6-14アリールアミノ、
(16)ジ−C1-6アルキルアミノ、(17)ジ−C6-14
リールアミノ、(18)ホルミル、カルボキシ、カルバモ
イル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキ
ル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−カルボ
ニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C7- 16アラ
ルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カルボニ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6
ルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カルバモイ
ル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスル
ホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アルキルス
ルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルから選ば
れるアシル、(19)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−
カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミド、C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホ
ニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミノから
選ばれるアシルアミノ、(20)C1-6アルキル−カルボ
ニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキシ、C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオキシお
よびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
(21)C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5ないし
10員芳香族複素環基から選ばれる置換基を1ないし3
個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(2
2)5ないし10員芳香族複素環基および(23)スルホ
から選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していて
もよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキ
ニル、C3-6シクロアルキルまたはC6-14アリール;あ
るいはR1とR2が隣接する炭素原子と共に、C1-6アル
キル、C6-14アリール、C7-16アラルキル、アミノ、モ
ノ−C1-6アルキルアミノ、モノ−C6-14アリールアミ
ノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C6-14アリールア
ミノおよび5ないし10員芳香族複素環基から選ばれる
置換基を1ないし3個それぞれ有していてもよいC3-8
シクロアルカンまたは3ないし8員複素環を形成;R3
が(i)水素原子、(ii)(1)ハロゲン原子、(2)C
1-3アルキレンジオキシ、(3)ニトロ、(4)シアノ、
(5)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(6)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、
(7)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、
(8)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(9)C6-14アリール、(10)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルコキシ、(11)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキルチオ、(12)ヒドロキシ、(1
3)アミノ、(14)モノ−C1-6アルキルアミノ、(15)
モノ−C6-14アリールアミノ、(16)シ゛-C1-6アルキルア
ミノ、(17)ジ−C6-14アリールアミノ、(18)ホルミ
ル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6アルキル−カル
ボニル、C3-6シクロアルキル−カルボニル、C1-6アル
コキシ−カルボニル、C6-14アリール−カルボニル、C
7-16アラルキル−カルボニル、C6-14アリールオキシ−
カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5
〜6員複素環カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カル
バモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C6-14
アリール−カルバモイル、5〜6員複素環カルバモイ
ル、C1-6アルキルスルホニル、C6-14アリールスルホ
ニル、C1-6アルキルスルフィニルおよびC6-14アリー
ルスルフィニルから選ばれるアシル、(19)ホルミルア
ミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C6-14アリー
ル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミ
ド、C1-6アルキルスルホニルアミノおよびC6-14アリ
ールスルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(2
0)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-14アリール
−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオ
キシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-14アリー
ル−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから
選ばれるアシルオキシ、(21)C1-6アルキル、C6-14
アリールおよび5ないし10員芳香族複素環基から選ば
れる置換基を1ないし3個有していてもよい5ないし7
員飽和環状アミノ、(22)5ないし10員芳香族複素環
基および(23)スルホから選ばれる置換基を1ないし5
個有していてもよいC1-6アルキル、または(iii)
(1)ハロゲン原子、(2)C1-3アルキレンジオキシ、
(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル、(6)ハロゲン化されていても
よいC2-6アルケニル、(7)ハロゲン化されていてもよ
いC2-6アルキニル、(8)ハロゲン化されていてもよい
3-6シクロアルキル、(9)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、(10)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、(11)ヒドロキシ、(12)アミ
ノ、(13)モノ−C1-6アルキルアミノ、(14)ジ−C
1-6アルキルアミノ、(15)C1-6アルキル、C6-14アリ
ールおよび5ないし10員芳香族複素環基から選ばれる
置換基を1ないし3個有していてもよい5ないし7員飽
和環状アミノ、(16)ホルミル、カルボキシ、カルバモ
イル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキ
ル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−カルボ
ニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラ
ルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カルボニ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6
ルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カルバモイ
ル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスル
ホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アルキルス
ルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルから選ば
れるアシル、(17)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−
カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミド、C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホ
ニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミノから
選ばれるアシルアミノ、(18)C1-6アルキル−カルボ
ニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキシ、C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオキシお
よびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
(19)スルホ、(20)C6-14アリールおよび(21)C
6-14アリールオキシから選ばれる置換基を1ないし3個
それぞれ有していてもよいC6-14アリールまたは炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
るヘテロ原子を1ないし4個含む5ないし14員芳香族
複素環基;R4が(i)(1)ハロゲン原子、(2)C1-3
アルキレンジオキシ、(3)ニトロ、(4)シアノ、
(5)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(6)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、
(7)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、
(8)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(9)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(10)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
チオ、(11)ヒドロキシ、(12)アミノ、(13)モノ−
1-6アルキルアミノ、(14)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(15)C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5な
いし10員芳香族複素環基から選ばれる置換基を1ない
し3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、
(16)ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6
ルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキル−カルボニ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-14アリール−
カルボニル、C7-16アラルキル−カルボニル、C6-14
リールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−
カルボニル、5〜6員複素環カルボニル、モノ−C1-6
アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、C6-14アリール−カルバモイル、5〜6員複素
環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、C6-14
リールスルホニル、C1-6アルキルスルフィニルおよび
6-14アリールスルフィニルから選ばれるアシル、(1
7)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、
6-14アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−
カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノおよ
びC6-14アリールスルホニルアミノから選ばれるアシル
アミノ、(18)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C
6-14アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−
カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、
6-14アリール−カルバモイルオキシおよびニコチノイ
ルオキシから選ばれるアシルオキシ、(19)スルホ、
(20)C6-14アリールおよび(21)C6-14アリールオキ
シから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有してい
てもよいC6-14アリールまたは炭素原子以外に窒素原
子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子を
1ないし4個含む5ないし14員芳香族複素環基、(i
i)(1)ハロゲン原子、(2)C1-3アルキレンジオキ
シ、(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(6)ハロゲン化されてい
てもよいC2-6アルケニル、(7)ハロゲン化されていて
もよいC2-6アルキニル、(8)ハロゲン化されていても
よいC3-6シクロアルキル、(9)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、(10)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルチオ、(11)ヒドロキシ、(12)
アミノ、(13)モノ−C1-6アルキルアミノ、(14)ジ
−C1-6アルキルアミノ、(15)C1-6アルキル、C6-14
アリールおよび5ないし10員芳香族複素環基から選ば
れる置換基を1ないし3個有していてもよい5ないし7
員飽和環状アミノ、(16)ホルミル、カルボキシ、カル
バモイル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロア
ルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−カル
ボニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C7-16
ラルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カルボニ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6
ルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カルバモイ
ル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスル
ホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アルキルス
ルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルから選ば
れるアシル、(17)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−
カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミド、C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホ
ニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミノから
選ばれるアシルアミノ、(18)C1-6アルキル−カルボ
ニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキシ、C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオキシお
よびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
(19)スルホ、(20)C6-14アリールおよび(21)C
6-14アリールオキシから選ばれる置換基を1ないし3個
それぞれ有していてもよいC6-14アリールまたは炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
るヘテロ原子を1ないし4個含む5ないし14員芳香族
複素環基を1ないし3個有し、かつさらに置換基とし
て、(1)ハロゲン原子、(2)C1-3アルキレンジオキ
シ、(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(6)ハロゲン化されてい
てもよいC2-6アルケニル、(7)ハロゲン化されていて
もよいC2-6アルキニル、(8)ハロゲン化されていても
よいC3-6シクロアルキル、(9)C6-14アリール、(1
0)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(1
1)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(12)ヒドロキシ、(13)アミノ、(14)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(15)モノ−C6-14アリールアミノ、
(16)ジ−C1-6アルキルアミノ、(17)ジ−C6-14
リールアミノ、(18)ホルミル、カルボキシ、カルバモ
イル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキ
ル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−カルボ
ニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラ
ルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カルボニ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6
ルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カルバモイ
ル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスル
ホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アルキルス
ルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルから選ば
れるアシル、(19)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−
カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミド、C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホ
ニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミノから
選ばれるアシルアミノ、(20)C1-6アルキル−カルボ
ニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキシ、C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオキシお
よびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
(21)C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5ないし
10員芳香族複素環基から選ばれる置換基を1ないし3
個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(2
2)5ないし10員芳香族複素環基および(23)スルホ
から選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していて
もよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキ
ニルまたはC3-6シクロアルキル、または(iii)式 −
(C=O)−R5、−(C=O)−OR5、−(C=O)−NR
56、−(C=S)−NHR5、−SO2−R5a または −
SO−R5a〔式中、R5が(a)水素原子、(b)(1)ハ
ロゲン原子、(2)C1-3アルキレンジオキシ、(3)ニ
トロ、(4)シアノ、(5)ハロゲン化されていてもよい
1-6アルキル、(6)ハロゲン化されていてもよいC
2-6アルケニル、(7)ハロゲン化されていてもよいC
2-6アルキニル、(8)ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、(9)ハロゲン化されていてもよい
1-6アルコキシ、(10)ハロゲン化されていてもよい
1-6アルキルチオ、(11)ヒドロキシ、(12)アミ
ノ、(13)モノ−C1-6アルキルアミノ、(14)ジ−C
1-6アルキルアミノ、(15)C1-6アルキル、C6-14アリ
ールおよび5ないし10員芳香族複素環基から選ばれる
置換基を1ないし3個有していてもよい5ないし7員飽
和環状アミノ、(16)ホルミル、カルボキシ、カルバモ
イル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキ
ル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−カルボ
ニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラ
ルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カルボニ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6
ルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カルバモイ
ル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスル
ホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アルキルス
ルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルから選ば
れるアシル、(17)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−
カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミド、C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホ
ニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミノから
選ばれるアシルアミノ、(18)C1-6アルキル−カルボ
ニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキシ、C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオキシお
よびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
(19)スルホ、(20)C6-14アリールおよび(21)C
6-14アリールオキシから選ばれる置換基を1ないし3個
それぞれ有していてもよいC6-14アリールまたは炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
るヘテロ原子を1ないし4個含む5ないし14員芳香族
複素環基、または(c)(1)(1')ハロゲン原子、
(2')C1-3アルキレンジオキシ、(3')ニトロ、
(4')シアノ、(5')ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、(6')ハロゲン化されていてもよいC2-6
アルケニル、(7')ハロゲン化されていてもよいC2-6
アルキニル、(8')ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(9')ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルコキシ、(10')ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(11')ヒドロキシ、(12')アミ
ノ、(13')モノ−C1-6アルキルアミノ、(14')ジ−
1-6アルキルアミノ、(15')C1-6アルキル、C6-14
アリールおよび5ないし10員芳香族複素環基から選ば
れる置換基を1ないし3個有していてもよい5ないし7
員飽和環状アミノ、(16')ホルミル、カルボキシ、カ
ルバモイル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロ
アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−
カルボニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C
7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カ
ルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−
1-6アルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カル
バモイル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキ
ルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アル
キルスルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルか
ら選ばれるアシル、(17')ホルミルアミノ、C1-6アル
キル−カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミ
ド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキル
スルホニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミ
ノから選ばれるアシルアミノ、(18')C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキ
シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオ
キシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキ
シ、(19')スルホ、(20')C6-14アリールおよび(2
1')C6-14アリールオキシから選ばれる置換基を1ない
し3個それぞれ有していてもよいC6-14アリールまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれるヘテロ原子を1ないし4個含む5ないし14員
芳香族複素環基、(2)ハロゲン原子、(3)C1-3アル
キレンジオキシ、(4)ニトロ、(5)シアノ、(6)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(7)ハロゲ
ン化されていてもよいC2-6アルケニル、(8)ハロゲン
化されていてもよいC2-6アルキニル、(9)ハロゲン化
されていてもよいC3-6シクロアルキル、(10)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(11)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(12)ヒド
ロキシ、(13)アミノ、(14)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(15)ジ−C1-6アルキルアミノ、(16)C1-6
ルキル、C6-14アリールおよび5ないし10員芳香族複
素環基から選ばれる置換基を1ないし3個有していても
よい5ないし7員飽和環状アミノ、(17)ホルミル、カ
ルボキシ、カルバモイル、C1-6アルキル−カルボニ
ル、C3-6シクロアルキル−カルボニル、C1-6アルコキ
シ−カルボニル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16
アラルキル−カルボニル、C6-14アリールオキシ−カル
ボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5〜6
員複素環カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C6-14アリ
ール−カルバモイル、5〜6員複素環カルバモイル、C
1-6アルキルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、
1-6アルキルスルフィニルおよびC6-14アリールスル
フィニルから選ばれるアシル、(18)ホルミルアミノ、
1-6アルキル−カルボキサミド、C6-14アリール−カ
ルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C
1-6アルキルスルホニルアミノおよびC6-14アリールス
ルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(19)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-14アリール−カ
ルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-14アリール
−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
ばれるアシルオキシおよび(20)スルホから選ばれる置
換基を1ないし5個それぞれ有していてもよいC1-6
ルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニルまたはC
3-6シクロアルキル、R5aが(a)(1)ハロゲン原子、
(2)C1-3アルキレンジオキシ、(3)ニトロ、(4)シ
アノ、(5)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル、(6)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニ
ル、(7)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニ
ル、(8)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアル
キル、(9)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(10)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
チオ、(11)ヒドロキシ、(12)アミノ、(13)モノ−
1-6アルキルアミノ、(14)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(15)C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5な
いし10員芳香族複素環基から選ばれる置換基を1ない
し3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、
(16)ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6
ルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキル−カルボニ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-14アリール−
カルボニル、C7-16アラルキル−カルボニル、C6-14
リールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−
カルボニル、5〜6員複素環カルボニル、モノ−C1-6
アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、C6-14アリール−カルバモイル、5〜6員複素
環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、C6-14
リールスルホニル、C1-6アルキルスルフィニルおよび
6-14アリールスルフィニルから選ばれるアシル、(1
7)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、
6-14アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−
カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノおよ
びC6-14アリールスルホニルアミノから選ばれるアシル
アミノ、(18)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C
6-14アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−
カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、
6-14アリール−カルバモイルオキシおよびニコチノイ
ルオキシから選ばれるアシルオキシ、(19)スルホ、
(20)C6-14アリールおよび(21)C6-14アリールオキ
シから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有してい
てもよいC6-14アリールまたは炭素原子以外に窒素原
子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子を
1ないし4個含む5ないし14員芳香族複素環基、また
は(b)(1)(1')ハロゲン原子、(2')C1-3アルキ
レンジオキシ、(3')ニトロ、(4')シアノ、(5')ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(6')ハロ
ゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、(7')ハロ
ゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、(8')ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(9')
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(10')
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(1
1')ヒドロキシ、(12')アミノ、(13')モノ−C1-6
アルキルアミノ、(14')ジ−C1-6アルキルアミノ、
(15')C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5ないし
10員芳香族複素環基から選ばれる置換基を1ないし3
個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(1
6')ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6アル
キル−カルボニル、C3-6シクロアルキル−カルボニ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-14アリール−
カルボニル、C7-16アラルキル−カルボニル、C6-14
リールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−
カルボニル、5〜6員複素環カルボニル、モノ−C1-6
アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、C6-14アリール−カルバモイル、5〜6員複素
環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、C6-14
リールスルホニル、C1-6アルキルスルフィニルおよび
6-14アリールスルフィニルから選ばれるアシル、(1
7')ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミ
ド、C6-14アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキ
シ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ
およびC6-14アリールスルホニルアミノから選ばれるア
シルアミノ、(18')C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、C6-14アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコ
キシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
キシ、C6-14アリール−カルバモイルオキシおよびニコ
チノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、(19')ス
ルホ、(20')C6-14アリールおよび(21')C6-14アリ
ールオキシから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ
有していてもよいC6-14アリールまたは炭素原子以外に
窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ
原子を1ないし4個含む5ないし14員芳香族複素環
基、(2)ハロゲン原子、(3)C1-3アルキレンジオキ
シ、(4)ニトロ、(5)シアノ、(6)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(7)ハロゲン化されてい
てもよいC2-6アルケニル、(8)ハロゲン化されていて
もよいC2-6アルキニル、(9)ハロゲン化されていても
よいC3-6シクロアルキル、(10)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルコキシ、(11)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキルチオ、(12)ヒドロキシ、(1
3)アミノ、(14)モノ−C1-6アルキルアミノ、(15)
ジ−C1-6アルキルアミノ、(16)C1-6アルキル、C
6-14アリールおよび5ないし10員芳香族複素環基から
選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよい5ない
し7員飽和環状アミノ、(17)ホルミル、カルボキシ、
カルバモイル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シク
ロアルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−
カルボニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C
7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カ
ルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−
1-6アルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カル
バモイル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキ
ルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アル
キルスルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルか
ら選ばれるアシル、(18)ホルミルアミノ、C1-6アル
キル−カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミ
ド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキル
スルホニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミ
ノから選ばれるアシルアミノ、(19)C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキ
シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオ
キシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキ
シおよび(20)スルホから選ばれる置換基を1ないし5
個それぞれ有していてもよいC1-6アルキル、C2-6アル
ケニル、C2-6アルキニルまたはC3-6シクロアルキル、
およびR6が水素原子またはC1-6アルキルである〕で表
されるアシル;およびA環がさらに(1)ハロゲン原
子、(2)C1-3アルキレンジオキシ、(3)ニトロ、
(4)シアノ、(5)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル、(6)ハロゲン化されていてもよいC2-6アル
ケニル、(7)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキ
ニル、(8)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロア
ルキル、(9)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシ、(10)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルチオ、(11)ヒドロキシ、(12)アミノ、(13)モノ
−C1-6アルキルアミノ、(14)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(15)C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5な
いし10員芳香族複素環基から選ばれる置換基を1ない
し3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、
(16)ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6
ルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキル−カルボニ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-14アリール−
カルボニル、C7-16アラルキル−カルボニル、C6-14
リールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−
カルボニル、5〜6員複素環カルボニル、モノ−C1-6
アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、C6-14アリール−カルバモイル、5〜6員複素
環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、C6-14
リールスルホニル、C1-6アルキルスルフィニルおよび
6-14アリールスルフィニルから選ばれるアシル、(1
7)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、
6-14アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−
カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノおよ
びC6-14アリールスルホニルアミノから選ばれるアシル
アミノ、(18)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C
6-14アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−
カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、
6-14アリール−カルバモイルオキシおよびニコチノイ
ルオキシから選ばれるアシルオキシ、(19)スルホ、
(20)C6-14アリールおよび(21)C6-14アリールオキ
シから選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよい
ベンゼン環である前記1)記載の化合物; 3)R1およびR2がそれぞれ置換基を有していてもよい
1-6アルキル、またはR1とR2が隣接する炭素原子と
共に置換基を有していてもよい3ないし8員同素または
複素環を形成する前記1)記載の化合物; 4)R3が置換基を有していてもよい芳香族基である前
記1)記載の化合物; 5)R4が(1)置換基を有していてもよい芳香族基を有
し、かつさらに置換基を有していてもよい脂肪族炭化水
素基または(2)アシルである前記1)記載の化合物; 6)Xが酸素原子である前記1)記載の化合物; 7)Yが酸素原子である前記1)記載の化合物; 8)式 −X−R4で表される基がベンゾフラン環の5位
に置換している前記7)記載の化合物; 9)式
【化16】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す〕で表される化合
物またはその塩である前記1)記載の化合物; 10)R1およびR2が、それぞれ(1)C6-14アリー
ル、(2)C1-6アルコキシ、(3)C1-6アルキルチオ、
(4)ヒドロキシ、(5)アミノ、(6)モノ−C1-6アル
キルアミノ、(7)モノ−C6-14アリールアミノ、(8)
ジ−C1-6アルキルアミノ、(9)ジ−C6-14アリールア
ミノ、(10)カルボキシ、(11)C1-6アルキルスルホ
ニル、(12)C6-14アリールスルホニル、(13)C1-6
アルキルスルフィニル、(14)C6-14アリールスルフィ
ニルおよび(15)C1-6アルキル、C6-14アリールおよ
び5ないし10員芳香族基から選ばれる置換基を1ない
し3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノか
ら選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよいC
1-6アルキルであるか、あるいはR1とR2が隣接する炭
素原子と共に、C1-6アルキル、C6-14アリール、C
7-16アラルキルおよび5ないし10員芳香族複素環基か
ら選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよい3な
いし8員同素または複素環を形成;R3が(1)ハロゲン
原子、(2)C1-6アルキル、(3)C1-6アルコキシ、
(4)モノ−C1-6アルキルアミノ、(5)ジ−C1-6アル
キルアミノおよび(6)C1- 6アルキル、C6-14アリール
および5ないし10員芳香族基から選ばれる置換基を1
ないし3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミ
ノから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有してい
てもよいフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−
チニエル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジ
ル、4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、1−
イソキノリル、1−インドリル、2−インドリルまたは
2−ベンゾチアゾリル;R4が(i)(1)ハロゲン原
子、(2)C1-6アルキル、(3)C1-6アルコキシ、
(4)ヒドロキシ、(5)アミノ、(6)モノ−C1-6アル
キルアミノ、(7)ジ−C1-6アルキルアミノ、(8)カ
ルボキシおよび(9)C1-6アルキル、C6-14アリールお
よび5ないし10員芳香族基から選ばれる置換基を1な
いし3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ
から選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有していて
もよいフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−チ
エニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、
4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、1−イソ
キノリル、1−インドリル、2−インドリルまたは2−
ベンゾチアゾリルを有し、かつ、さらに置換基としてカ
ルボキシまたはC1-6アルコキシ−カルボニルを有して
いてもよいC1-6アルキル、または(ii)ハロゲン原
子、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ヒドロキシ、ア
ミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキル
アミノおよびカルボキシから選ばれる置換基を1ないし
3個それぞれ有していてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニル、C3-6シクロアルキル−カルボニル、C6-14アリ
ール−カルボニルまたはC7-16アラルキル−カルボニ
ル;Xが酸素原子;Yが酸素原子;およびA環が、さら
にハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC1-6
ルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノおよびジ−C
1-6アルキルアミノから選ばれる置換基を1ないし3個
有していてもよいベンゼン環である前記1)記載の化合
物; 11)R1およびR2が、それぞれ、C6-14アリール、C
1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミ
ノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、モノ−C6-14アリールアミ
ノ、シ゛-C1-6アルキルアミノ、ジ−C6-14アリールアミノ、
カルボキシ、C1-6アルキルスルホニル、C6-14アリー
ルスルホニル、C1-6アルキルスルフィニルおよびC
6-14アリールスルフィニルから選ばれる置換基を1ない
し3個有していてもよいC1-6アルキルであるか、ある
いはR1とR2が隣接する炭素原子と共に、C1-6アルキ
ル、C6-14アリールおよびC7-16アラルキルから選ばれ
る置換基を1ないし3個有していてもよいピペリジンを
形成;R3がハロゲン原子、C1-6アルキル、C1-6アル
コキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノおよびジ
−C1-6アルキルアミノから選ばれる置換基を1ないし
3個有していてもよいフェニル;R4が(i)ハロゲン原
子、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ヒドロキシ、ア
ミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキル
アミノおよびカルボキシから選ばれる置換基を1ないし
3個それぞれ有していてもよいフェニルまたはピリジル
を有するC1-6アルキル、または(ii)式 −(C=O)−
5' 〔式中、R5'がハロゲン原子、C1-6アルキル、C
1-6アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アル
キルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノおよびカルボキ
シから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有してい
てもよいフェニルまたはフェニル−C1-6アルキルであ
る〕で表されるアシル;Xが酸素原子;Yが酸素原子;
およびA環が、さらにハロゲン原子、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミ
ノおよびジ−C1-6アルキルアミノから選ばれる置換基
を1ないし3個有していてもよいベンゼン環である前記
1)記載の化合物; 12)式
【化17】 〔式中、R1およびR2が、それぞれフェニルで置換され
た6員飽和環状アミノを有していてもよいC1-6アルキ
ルであるか、あるいはR1とR2が隣接する炭素原子と共
に、C1-6アルキルまたはC7-16アラルキルで置換され
たピペリジンを形成;R3が(i)水素原子、または(i
i)(1)C1-6アルキル、(2)ジ−C1-6アルキルアミ
ノおよび(3)C1-6アルキルを有していてもよい6員飽
和環状アミノから選ばれる置換基を1ないし3個有して
いてもよいフェニル;R4が(i)ニトロおよびC1-6
ルキル−カルボキサミドから選ばれる置換基を1ないし
3個有していてもよいフェニル、(ii)C1-6アルコキ
シ、C1-6アルキルチオ、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C1-6アルキルスルホニルおよびC1-6アルキルスル
フィニルから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有
していてもよいフェニル、キノリルまたはピリジル1な
いし3個をそれぞれ有し、さらに置換基としてフェニ
ル、カルボキシまたはC1-6アルコキシ−カルボニルを
それぞれ有していてもよいC1-6アルキルまたはC2-6
ルケニル、または(iii)式 −(C=O)−R5'' 〔式
中、R5''がC1-6アルコキシで置換されたフェニルであ
る〕で表されるアシル;およびA'環が、さらに1ない
し3個のC1-6アルキルを有していてもよいベンゼン環
である〕で表される化合物である前記1)記載の化合
物; 13)3−(4−イソプロピルフェニル)−5−(4−
メトキシベンジルオキシ)−2,2,4,6,7−ペン
タメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン、3−(4−
イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチ
ルベンゾフラン−5−イル 4−メトキシベンゾエー
ト、3−(4−イソプロピルフェニル)−5−(4−メ
トキシベンジルオキシ)−2,4,6,7−テトラメチ
ルベンゾフラン、3−(4−イソプロピルフェニル)−
5−(4−メトキシベンジルオキシ)−1’,4,6,
7−テトラメチルスピロ[ベンゾフラン−2(3H),
4’−ピペリジン]またはそれらの塩である前記1)記
載の化合物; 14)式
【化18】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す〕で表される化合
物またはその塩と式 R4−L〔式中、Lは脱離基および
4は前記と同意義を示す〕で表される化合物またはそ
の塩とを反応させることを特徴とする化合物(I)の製
造法; 15)化合物(I)を含有してなる医薬組成物; 16)神経変性抑制剤である前記15)記載の組成物; 17)βアミロイド毒性抑制剤である前記15)記載の
組成物; 18)神経変性疾患予防・治療剤である前記15)記載
の組成物; 19)化合物(Ia)を含有してなる神経変性抑制剤; 20)βアミロイド毒性抑制剤である前記19)記載の
抑制剤;および 21)神経変性疾患予防・治療剤である前記19)記載
の抑制剤等に関する。
【0008】前記式中、R1またはR2で示される「置換
基を有していてもよい炭化水素基」の「炭化水素基」と
しては、例えば、鎖状または環状炭化水素基(例、アル
キル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリ
ールなど)などが挙げられる。このうち、炭素数1ない
し16個の鎖状または環状炭化水素基などが好ましい。
「アルキル」としては、例えばC1-6アルキル(例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなど)などが好ましい。「アルケニル」と
しては、例えばC2-6アルケニル(例えば、ビニル、ア
リル、イソプロペニル、ブテニル、イソブテニル、sec-
ブテニルなど)などが好ましい。「アルキニル」として
は、例えばC2-6アルキニル(例えば、エチニル、プロ
パルギル、ブチニル、1−ヘキシニルなど)などが好ま
しい。「シクロアルキル」としては、例えばC3-6シク
ロアルキル(例えば、シクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシルなど)などが好まし
い。「アリール」としては、例えばC6-14アリール(例
えば、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、ビフェ
ニリル、2−アンスリルなど)などが好ましい。R1
たはR2で示される「置換基を有していてもよい炭化水
素基」の「置換基」としては、例えばハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3アル
キレンジオキシ(例、メチレンジオキシ、エチレンジオ
キシなど)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC2-6
アルケニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキ
ニル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、C6-14アリール(例、フェニル、1−ナフチル、2
−ナフチル、ビフェニリル、2−アンスリルなど)、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、
アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミ
ノ、エチルアミノなど)、モノ−C6-14アリールアミノ
(例、フェニルアミノ、1−ナフチルアミノ、2−ナフ
チルアミノなど)、ジ−C1-6アルキルアミノ(例、ジ
メチルアミノ、ジエチルアミノなど)、ジ−C6-14アリ
ールアミノ(例、ジフェニルアミノなど)、アシル、ア
シルアミノ、アシルオキシ、置換基を有していてもよい
5ないし7員飽和環状アミノ、5ないし10員芳香族複
素環基(例、2−または3−チエニル、2−,3−また
は4−ピリジル、2−,3−,4−,5−または8−キ
ノリル、1−,3−,4−または5−イソキノリル、1
−,2−または3−インドリル、2−ベンゾチアゾリ
ル、2−ベンゾ[b]チエニル、ベンゾ[b]フラニル
など)、スルホなどが挙げられる。該「炭化水素基」
は、例えば上記置換基を、置換可能な位置に1ないし5
個、好ましくは1ないし3個有していてもよく、置換基
数が2個以上の場合、各置換基は同一または異なってい
てもよい。
【0009】前記「ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル」としては、例えば1ないし5個、好ましくは
1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素など)を有していてもよいC1-6アルキル
(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなど)などが挙げられる。具体例として
は、メチル、クロロメチル、ジフルオロメチル、トリク
ロロメチル、トリフルオロメチル、エチル、2−ブロモ
エチル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフル
オロエチル、プロピル、3,3,3−トリフルオロプロ
ピル、イソプロピル、ブチル、4,4,4−トリフルオ
ロブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペ
ンチル、イソペンチル、ネオペンチル、5,5,5−ト
リフルオロペンチル、ヘキシル、6,6,6−トリフル
オロヘキシルなどが挙げられる。前記「ハロゲン化され
ていてもよいC2-6アルケニル」としては、例えば1な
いし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有していて
もよいC2-6アルケニル(例、ビニル、アリル、イソプ
ロペニル、ブテニル、イソブテニル、sec-ブテニルな
ど)などが挙げられる。具体例としては、ビニル、アリ
ル、イソプロペニル、ブテニル、イソブテニル、sec-ブ
テニル、3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル、
4,4,4−トリフルオロ−1−ブテニルなどが挙げら
れる。前記「ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキ
ニル」としては、例えば1ないし5個、好ましくは1な
いし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素など)を有していてもよいC2-6アルキニル(例、
エチニル、プロパルギル、ブチニル、1−ヘキシニルな
ど)などが挙げられる。具体例としては、エチニル、プ
ロパルギル、ブチニル、1−ヘキシニル、3,3,3−
トリフルオロ−1−プロピニル、4,4,4−トリフル
オロ−1−ブチニルなどが挙げられる。前記「ハロゲン
化されていてもよいC3-6シクロアルキル」としては、
例えば1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲ
ン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有し
ていてもよいC3-6シクロアルキル(例、シクロプロピ
ル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルな
ど)などが挙げられる。具体例としては、シクロプロピ
ル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、
4,4−ジクロロシクロヘキシル、2,2,3,3−テ
トラフルオロシクロペンチル、4−クロロシクロヘキシ
ルなどが挙げられる。前記「ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ」としては、例えば1ないし5個、
好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、
塩素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC1-6
ルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ
プロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、
ペンチルオキシ、ヘキシルオキシなど)などが挙げられ
る。具体例としては、例えばメトキシ、ジフルオロメト
キシ、トリフルオロメトキシ、エトキシ、2,2,2−
トリフルオロエトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、
ブトキシ、4,4,4−トリフルオロブトキシ、イソブ
トキシ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキ
シなどが挙げられる。前記「ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ」としては、例えば1ないし5
個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC
1-6アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、プロ
ピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、sec-ブチル
チオ、tert-ブチルチオなど)などが挙げられる。具体
例としては、メチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリ
フルオロメチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソ
プロピルチオ、ブチルチオ、4,4,4−トリフルオロ
ブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオなどが挙げら
れる。
【0010】前記「アシル」としては、例えばホルミ
ル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6アルキル−カル
ボニル(例、アセチル、プロピオニルなど)、C3-6
クロアルキル−カルボニル(例、シクロプロピルカルボ
ニル、シクロペンチルカルボニル、シクロヘキシルカル
ボニルなど)、C1-6アルコキシ−カルボニル(例、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカ
ルボニル、tert-ブトキシカルボニルなど)、C6-14
リール−カルボニル(例、ベンゾイル、1−ナフトイ
ル、2−ナフトイルなど)、C7-16アラルキル−カルボ
ニル(例、フェニルアセチル、フェニルプロピオニルな
ど)、C6-14アリールオキシ−カルボニル(例、フェノ
キシカルボニルなど)、C7-16アラルキルオキシ−カル
ボニル(例、ベンジルオキシカルボニル、フェネチルオ
キシカルボニルなど)、5〜6員複素環カルボニル
(例、ニコチノイル、イソニコチノイル、2−テノイ
ル、3−テノイル、2−フロイル、3−フロイル、モル
ホリノカルボニル、チオモルホリノカルボニル、ピペリ
ジノカルボニル、1−ピロリジニルカルボニルなど)、
モノ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、メチルカル
バモイル、エチルカルバモイルなど)、ジ−C1-6アル
キル−カルバモイル(例、ジメチルカルバモイル、ジエ
チルカルバモイル、エチルメチルカルバモイルなど)、
6-14アリール−カルバモイル(例、フェニルカルバモ
イル、1−ナフチルカルバモイル、2−ナフチルカルバ
モイルなど)、5〜6員複素環カルバモイル(例、2−
ピリジルカルバモイル、3−ピリジルカルバモイル、4
−ピリジルカルバモイル、2−チエニルカルバモイル、
3−チエニルカルバモイルなど)、C1-6アルキルスル
ホニル(例、メチルスルホニル、エチルスルホニルな
ど)、C6-14アリールスルホニル(例、フェニルスルホ
ニル、1−ナフチルスルホニル、2−ナフチルスルホニ
ルなど)、C1-6アルキルスルフィニル(例、メチルス
ルフィニル、エチルスルフィニルなど)、C6-14アリー
ルスルフィニル(例、フェニルスルフィニル、1−ナフ
チルスルフィニル、2−ナフチルスルフィニルなど)な
どが挙げられる。前記「アシルアミノ」としては、例え
ばホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド
(例、アセタミドなど)、C6-14アリール−カルボキサ
ミド(例、フェニルカルボキサミド、ナフチルカルボキ
サミドなど)、C1-6アルコキシ−カルボキサミド
(例、メトキシカルボキサミド、エトキシカルボキサミ
ド、プロポキシカルボキサミド、ブトキシカルボキサミ
ドなど)、C1-6アルキルスルホニルアミノ(例、メチ
ルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノなど)、
6-14アリールスルホニルアミノ(例、フェニルスルホ
ニルアミノ、2−ナフチルスルホニルアミノ、1−ナフ
チルスルホニルアミノなど)などが挙げられる。前記
「アシルオキシ」としては、例えば、C1-6アルキル−
カルボニルオキシ(例、アセトキシ、プロピオニルオキ
シなど)、C6-14アリール−カルボニルオキシ(例、ベ
ンゾイルオキシ、ナフチルカルボニルオキシなど)、C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカル
ボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキシ
カルボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシなど)、
モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、メチ
ルカルバモイルオキシ、エチルカルバモイルオキシな
ど)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
(例、ジメチルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバモ
イルオキシなど)、C6-14アリール−カルバモイルオキ
シ(例、フェニルカルバモイルオキシ、ナフチルカルバ
モイルオキシなど)、ニコチノイルオキシなどが挙げら
れる。
【0011】前記「置換基を有していてもよい5ないし
7員飽和環状アミノ」の「5ないし7員飽和環状アミ
ノ」としては、例えばモルホリノ、チオモルホリノ、ピ
ペラジン−1−イル、ピペリジノ、ピロリジン−1−イ
ルなどが挙げられる。該「置換基を有していてもよい5
ないし7員飽和環状アミノ」の「置換基」としては、例
えばC1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、
tert-ブチル、ペンチル、ヘキシルなど)、C6-14アリ
ール(例えば、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチ
ル、ビフェニリル、2−アンスリルなど)、5ないし1
0員芳香族複素環基(例、2−または3−チエニル、2
−,3−または4−ピリジル、2−,3−,4−,5−
または8−キノリル、1−,3−,4−または5−イソ
キノリル、1−,2−または3−インドリル、2−ベン
ゾチアゾリル、2−ベンゾ[b]チエニル、ベンゾ
[b]フラニルなど)などが1ないし3個挙げられる。
1とR2とで形成される「置換基を有していてもよい3
ないし8員同素環」の「3ないし8員同素環」として
は、例えばシクロプロパン、シクロブタン、シクロペン
タン、シクロヘキサンなどのC3-8シクロアルカンなど
が挙げられる。R1とR2とで形成される「置換基を有し
ていてもよい3ないし8員複素環」の「3ないし8員複
素環」としては、例えばアジリジン、アゼチジン、モル
ホリン、チオモルホリン、ピペラジン、ピペリジン、ピ
ロリジン、ヘキサメチレンイミン、ヘプタメチレンイミ
ン、ヘキサヒドロピリミジンなどの3ないし8員複素環
が挙げられる。R1とR2とで形成される「置換基を有し
ていてもよい3ないし8員同素または複素環」の「置換
基」としては、例えばC1-6アルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル
など)、C6-14アリール(例えば、フェニル、1−ナフ
チル、2−ナフチル、ビフェニリル、2−アンスリルな
ど)、C7-16アラルキル(例えば、ベンジル、フェネチ
ル、ジフェニルメチル、1−ナフチルメチル、2−ナフ
チルメチル、2,2−ジフェニルエチルなど)、アミ
ノ、モノ−C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、
エチルアミノなど)、モノ−C6-14アリールアミノ
(例、フェニルアミノ、1−ナフチルアミノ、2−ナフ
チルアミノなど)、ジ−C1-6アルキルアミノ(例、ジ
メチルアミノ、ジエチルアミノなど)、ジ−C6-14アリ
ールアミノ(例、ジフェニルアミノなど)、5ないし1
0員芳香族複素環基(例、2−または3−チエニル、2
−,3−または4−ピリジル、2−,3−,4−,5−
または8−キノリル、1−,3−,4−または5−イソ
キノリル、1−,2−または3−インドリル、2−ベン
ゾチアゾリル、2−ベンゾ[b]チエニル、ベンゾ
[b]フラニルなど)などが1ないし3個挙げられる。
3で示される「置換基を有していてもよい低級アルキ
ル」の「低級アルキル」としては、例えばC1-6アルキ
ル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなど)が挙げられる。R3で示される「置
換基を有していてもよい低級アルキル」の「置換基」と
しては、前記R1またはR2で示される「置換基を有して
いてもよい炭化水素基」の「置換基」と同様のものが同
個数用いられる。
【0012】R3で示される「置換基を有していてもよ
い芳香族基」の「芳香族基」としては、芳香族炭化水素
基、芳香族複素環基などが挙げられる。該「芳香族炭化
水素基」としては、例えば炭素数6ないし14個の単環
式または縮合多環式(2または3環式)芳香族炭化水素
基などが挙げられる。その具体例として、例えばフェニ
ル、1−ナフチル、2−ナフチル、ビフェニリル、アン
スリルなどのC6-14アリールなどが挙げられる。該「芳
香族複素環基」としては、例えば炭素原子以外に窒素原
子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子を
1個以上(例えば1〜4個)を含む5ないし14員、好
ましくは5ないし10員の芳香族複素環基などが挙げら
れる。具体的には、チオフェン、ベンゾチオフェン、ベ
ンゾフラン、ベンズイミダゾール、ベンズオキサゾー
ル、ベンゾチアゾール、ベンズイソチアゾール、ナフト
[2,3−b]チオフェン、フラン、イソインドリジ
ン、キサントレン、フェノキサチイン、ピロール、イミ
ダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジ
ン、ピリダジン、インドール、イソインドール、1H−
インダゾール、プリン、4H−キノリジン、イソキノリ
ン、キノリン、フタラジン、ナフチリジン、キノキサリ
ン、キナゾリン、シンノリン、カルバゾール、β−カル
ボリン、フェナントリジン、アクリジン、フェナジン、
チアゾール、イソチアゾール、フェノチアジン、オキサ
ゾール、イソオキサゾール、フラザン、フェノキサジン
などの芳香族複素環、またはこれらの環(好ましくは単
環)が1ないし複数個(好ましくは1または2個)の芳
香環(例、ベンゼン環等)と縮合して形成された環から
任意の水素原子を除いてできる1価基などが挙げられ
る。「芳香族複素環基」の好ましい例としては、1個の
ベンゼン環と縮合していてもよい5または6員芳香族複
素環基などが挙げられる。具体例としては、2−,3−
または4−ピリジル、2−,3−,4−,5−または8
−キノリル、1−,3−,4−または5−イソキノリ
ル、1−,2−または3−インドリル、2−ベンゾチア
ゾリル、2−ベンゾ[b]チエニル、ベンゾ[b]フラ
ニル、2−または3−チエニルなどが挙げられる。さら
に好ましくは、2−または3−チエニル、2−,3−ま
たは4−ピリジル、2−または3−キノリル、1−イソ
キノリル、1−または2−インドリル、2−ベンゾチア
ゾリルなどである。該「置換基を有していてもよい芳香
族基」の「置換基」としては、例えばハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3アル
キレンジオキシ(例、メチレンジオキシ、エチレンジオ
キシなど)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC2-6
アルケニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキ
ニル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ(例、メチ
ルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロピ
ルアミノ、ブチルアミノなど)、ジ−C1-6アルキルア
ミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピ
ルアミノ、ジブチルアミノ、エチルメチルアミノな
ど)、置換基を有していてもよい5ないし7員飽和環状
アミノ、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、スル
ホ、C6-14アリール(例、フェニル、1−ナフチル、2
−ナフチルなど)、C6-14アリールオキシ(例、フェニ
ルオキシ、ナフチルオキシなど)などが挙げられる。前
記「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル」、
「ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニル」、
「ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル」、
「ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル」、「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ」、「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ」、「置換基を有していてもよい5ないし7員飽和環
状アミノ」、「アシル」、「アシルアミノ」および「ア
シルオキシ」としては、前記R1またはR2で示される
「置換基を有していてもよい炭化水素基」の「置換基」
で詳述したものと同様のものが挙げられる。該「芳香族
基」は、例えば上記置換基を、置換可能な位置に1ない
し3個有していてもよく、置換基数が2個以上の場合、
各置換基は同一または異なっていてもよい。
【0013】R3で示される「置換基を有していてもよ
い芳香族基」として好ましくは、ハロゲン原子、C1-3
アルキレンジオキシ 、ニトロ、シアノ、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていて
もよいC2-6アルケニル、ハロゲン化されていてもよい
2-6アルキニル、ハロゲン化されていてもよいC3-6
クロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
コキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、置換基を有していても
よい5ないし7員飽和環状アミノ、アシル、アシルアミ
ノ、アシルオキシ、スルホ、C6-14アリール、C6-14
リールオキシから選ばれる置換基1ないし3個でそれぞ
れ置換されていてもよいフェニル、2−,3−または4
−ピリジル、2−または3−キノリル、1−イソキノリ
ルなどである。R4で示される「置換基を有していても
よい芳香族基」としては、前記R3で示される「置換基
を有していてもよい芳香族基」と同様のものが1ないし
3個、好ましくは1ないし2個挙げられる。R4で示さ
れる「置換基を有していてもよい芳香族基を有し、かつ
さらに置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基」の
「脂肪族炭化水素基」としては、例えばアルキル、アル
ケニル、アルキニル、シクロアルキルなどが挙げられ
る。このうち、C1-10アルキル、C2-10アルケニル、C
2-10アルキニル、C3-10シクロアルキルなどが好まし
い。「アルキル」としては、例えばC1-6アルキル(例
えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなど)などが好ましい。「アルケニル」と
しては、例えばC2-6アルケニル(例えば、ビニル、ア
リル、イソプロペニル、ブテニル、イソブテニル、sec-
ブテニルなど)などが好ましい。「アルキニル」として
は、例えばC2-6アルキニル(例えば、エチニル、プロ
パルギル、ブチニル、1−ヘキシニルなど)などが好ま
しい。「シクロアルキル」としては、例えばC3-6シク
ロアルキル(例えば、シクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシルなど)などが好まし
い。なかでも、C1-6アルキルが好ましい。該「脂肪族
炭化水素基」が有する「置換基を有していてもよい芳香
族基」としては、例えば前記R3で示される「置換基を
有していてもよい芳香族基」と同様のものが1ないし3
個挙げられる。この「置換基を有していてもよい芳香族
基」として好ましくは、ハロゲン原子、C1-3アルキレ
ンジオキシ 、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC
2-6アルケニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アル
キニル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアル
キル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒド
ロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C
1-6アルキルアミノ、置換基を有していてもよい5ない
し7員飽和環状アミノ、アシル、アシルアミノ、アシル
オキシ、スルホ、C6-14アリール、C6-14アリールオキ
シから選ばれる置換基1ないし3個でそれぞれ置換され
ていてもよいフェニル、2−,3−または4−ピリジ
ル、2−または3−キノリル、1−イソキノリルなどで
ある。該「脂肪族炭化水素基」がさらに有していていて
もよい「置換基」としては、前記R1またはR2で示され
る「置換基を有していてもよい炭化水素基」の「置換
基」と同様のものが同個数用いられる。この「置換基」
として好ましくは、アシル(例、カルボキシ、C1-6
ルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
6-14アリール−カルボニルなど)などが挙げられる。
【0014】R4で示される「アシル」としては、例え
ば、 式 −(C=O)−R5、−(C=O)−OR5、−(C=O)
−NR56、−(C=S)−NHR5、−SO2−R5a
たは −SO−R5a 〔式中、R5は水素原子、置換基を有していてもよい芳
香族基または置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素
基、R5aは置換基を有していてもよい芳香族基または置
換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基、R6は水素
原子またはC1-6アルキルを示す〕で表されるアシルな
どが挙げられる。R5またはR5aで示される「置換基を
有していてもよい芳香族基」としては、例えば前記R3
で示される「置換基を有していてもよい芳香族基」と同
様のものが挙げられる。R5またはR5aで示される「置
換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基」の「脂肪族
炭化水素基」としては、前記R4で示される「置換基を
有していてもよい芳香族基を有し、かつさらに置換基を
有していてもよい脂肪族炭化水素基」の「脂肪族炭化水
素基」と同様のものが挙げられる。R5またはR5aで示
される「置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基」
の「置換基」としては、例えば(1)前記R4で示される
「置換基を有していてもよい芳香族基を有し、かつさら
に置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基」の「置
換基を有していてもよい芳香族基」または(2)ハロゲ
ン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、
(3)C1-3アルキレンジオキシ(例、メチレンジオキ
シ、エチレンジオキシなど)、(4)ニトロ、(5)シア
ノ、(6)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(7)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、
(8)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、
(9)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(10)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(11)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
チオ、(12)ヒドロキシ、(13)アミノ、(14)モノ−
1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、エチルアミ
ノなど)、(15)ジ−C1-6アルキルアミノ(例、ジメ
チルアミノ、ジエチルアミノなど)、(16)置換基を有
していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(17)ア
シル、(18)アシルアミノ、(19)アシルオキシ、(2
0)スルホなどが挙げられる。該「ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル」、「ハロゲン化されていても
よいC2-6アルケニル」、「ハロゲン化されていてもよ
いC2-6アルキニル」、「ハロゲン化されていてもよい
3-6シクロアルキル」、「ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ」、「ハロゲン化されていてもよい
1-6アルキルチオ」、「置換基を有していてもよい5
ないし7員飽和環状アミノ」、「アシル」、「アシルア
ミノ」および「アシルオキシ」は、前記R1またはR2
示される「置換基を有していてもよい炭化水素基」の
「置換基」で詳述したものと同様のものが挙げられる。
該「脂肪族炭化水素基」は、例えば上記置換基を、置換
可能な位置に1ないし5個、好ましくは1ないし3個有
していてもよく、置換基数が2個以上の場合、各置換基
は同一または異なっていてもよい。R5およびR5aとし
て好ましくは、置換基を有していてもよい芳香族基であ
る。
【0015】R6で示される「C1-6アルキル」として
は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、
ペンチル、ヘキシルなどが挙げられる。XまたはYで示
される「酸化されていてもよい硫黄原子」としては、
S、SO、SO2が挙げられる。A環が式 −X−R4
表される基のほかにさらに有していてもよい「置換基」
としては、例えば前記R3で示される「置換基を有して
いてもよい芳香族基」の「置換基」が挙げられる。A環
は該置換基を置換可能な位置に1ないし3個有していて
もよく、置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一ま
たは異なっていてもよい。A環が式 −X−R4で表され
る基のほかにさらに有していてもよい「置換基」として
好ましくは、例えばハロゲン原子、C1-3アルキレンジ
オキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよい
1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アル
ケニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニ
ル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
キシ、アシル、アシルオキシ、スルホ、C6-14アリー
ル、C6-14アリールオキシなどが挙げられる。R4aで示
される「置換基を有していてもよい芳香族基」および
「アシル」としては、前記R4で示される「置換基を有
していてもよい芳香族基」および「アシル」と同様のも
のが挙げられる。R4aで示される「置換基を有していて
もよい脂肪族炭化水素基」としては、前記R5またはR
5aで示される「置換基を有していてもよい脂肪族炭化水
素基」と同様のものが挙げられる。
【0016】XaまたはYaで示される「酸化されてい
てもよい硫黄原子」としては、前記Xで示される「酸化
されていてもよい硫黄原子」と同様のものが挙げられ
る。Yaで示される「置換基を有していてもよいイミ
ノ」の「置換基」としては、例えば、置換基を有してい
てもよい炭化水素基、アシルなどが挙げられる。該「置
換基を有していてもよい炭化水素基」としては、例えば
前記R1またはR2で示される「置換基を有していてもよ
い炭化水素基」と同様のものが挙げられる。該「アシ
ル」としては、例えば前記R1またはR2で示される「置
換基を有していてもよい炭化水素基」の「置換基」で詳
述した「アシル」と同様のものが挙げられる。Yaで示
される「置換基を有していてもよいイミノ」として好ま
しくは、イミノ、C1-6アルキルイミノ(例、メチルイ
ミノ、エチルイミノなど)、C6-14アリールイミノ
(例、フェニルイミノ、1−ナフチルイミノ、2−ナフ
チルイミノなど)、C7-16アラルキルイミノ(例、ベン
ジルイミノなど)などである。Aa環が式 −Xa−R
4aで表される基のほかにさらに有していてもよい「置換
基」としては、置換されていてもよいアミノ以外の置換
基であればよく、例えば、ハロゲン原子(例、フッ素、
塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3アルキレンジオキシ
(例、メチレンジオキシ、エチレンジオキシなど)、ニ
トロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、
ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、ハロゲ
ン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アシ
ル、アシルオキシ、スルホなどが挙げられる。該「ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル」、「ハロゲン
化されていてもよいC2-6アルケニル」、「ハロゲン化
されていてもよいC2-6アルキニル」、「ハロゲン化さ
れていてもよいC3-6シクロアルキル」、「ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ」、「ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルチオ」、「アシル」およ
び「アシルオキシ」は、前記R1またはR2で示される
「置換基を有していてもよい炭化水素基」の「置換基」
で詳述したものと同様のものが挙げられる。Aa環はこ
れら該置換基を置換可能な位置に1ないし3個有してい
てもよく、置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一
または異なっていてもよい。
【0017】前記式中、R1およびR2は、それぞれ置換
基を有していてもよいC1-6アルキルであるか、あるい
はR1とR2が隣接する炭素原子と共に置換基を有してい
てもよい3ないし8員同素または複素環を形成する場合
が好ましい。R3は置換基を有していてもよい芳香族基
が好ましい。R4およびR4aは、(1)置換基を有して
いてもよい芳香族基を有し、かつさらに置換基を有して
いてもよい脂肪族炭化水素基または(2)アシルが好ま
しい。XおよびXaは酸素原子が好ましい。YおよびY
aは酸素原子が好ましい。式 −X−R4で表される基
は、以下のように基本骨格の5位に置換している場合が
好ましい。
【化19】 式 −Xa−R4aで表される基は、以下のように基本骨
格の5位に置換している場合が好ましい。
【化20】
【0018】化合物(I)として好ましくは、R1およ
びR2が、それぞれ(1)C6-14アリール、(2)C1-6
ルコキシ、(3)C1-6アルキルチオ、(4)ヒドロキ
シ、(5)アミノ、(6)モノ−C1-6アルキルアミノ、
(7)モノ−C6-14アリールアミノ、(8)ジ−C1-6
ルキルアミノ、(9)ジ−C6-14アリールアミノ、(1
0)カルボキシ、(11)C1-6アルキルスルホニル、(1
2)C6-14アリールスルホニル、(13)C1-6アルキルス
ルフィニル、(14)C6-14アリールスルフィニルおよび
(15)C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5ないし
10員芳香族基から選ばれる置換基を1ないし3個有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノから選ばれる
置換基を1ないし3個有していてもよいC1-6アルキル
であるか、あるいはR1とR2が隣接する炭素原子と共
に、C1-6アルキル、C6-14アリール、C7-16アラルキ
ルおよび5ないし10員芳香族複素環基から選ばれる置
換基を1ないし3個有していてもよい3ないし8員同素
または複素環を形成;R3が(1)ハロゲン原子、(2)
1-6アルキル、(3)C1-6アルコキシ、(4)アミノ、
(5)モノ−C1-6アルキルアミノ、(6)ジ−C1-6アル
キルアミノおよび(7)C1-6アルキル、C6-14アリール
および5ないし10員芳香族基から選ばれる置換基を1
ないし3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミ
ノから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有してい
てもよいフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−
チニエル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジ
ル、4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、1−
イソキノリル、1−インドリル、2−インドリルまたは
2−ベンゾチアゾリル;R4が(i)(1)ハロゲン原
子、(2)C1-6アルキル、(3)C1-6アルコキシ、
(4)ヒドロキシ、(5)アミノ、(6)モノ−C1-6アル
キルアミノ、(7)ジ−C1-6アルキルアミノ、(8)カ
ルボキシおよび(9)C1-6アルキル、C6-14アリールお
よび5ないし10員芳香族基から選ばれる置換基を1な
いし3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ
から選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有していて
もよいフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−チ
エニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、
4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、1−イソ
キノリル、1−インドリル、2−インドリルまたは2−
ベンゾチアゾリルを有し、かつさらにカルボキシまたは
1-6アルコキシ−カルボニルを有していてもよいC1-6
アルキルまたは(ii)(1)ハロゲン原子、(2)C1-6
アルキル、(3)C1-6アルコキシ、(4)ヒドロキシ、
(5)アミノ、(6)モノ−C1-6アルキルアミノ、(7)
ジ−C1−6アルキルアミノおよび(8)カルボキシか
ら選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有していても
よいC1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキル
−カルボニル、C6-14アリール−カルボニルまたはC
7-16アラルキル−カルボニル;Xが酸素原子;Yが酸素
原子;A環が、さらにハロゲン原子、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミ
ノおよびジ−C1-6アルキルアミノから選ばれる置換基
を1ないし3個有していてもよいベンゼン環である化合
物である。さらに好ましくは、R1およびR2が、それぞ
れ、C6-14アリール、C1-6アルコキシ、C1-6アルキル
チオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、モノ−C6-14アリールアミノ、ジ−C1-6アルキル
アミノ、ジ−C6-14アリールアミノ、カルボキシ、C
1-6アルキルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、
1-6アルキルスルフィニルおよびC6-14アリールスル
フィニルから選ばれる置換基を1ないし3個有していて
もよいC1-6アルキルであるか、あるいはR1とR2が隣
接する炭素原子と共に、C1-6アルキル、C6-14アリー
ルおよびC7-16アラルキルから選ばれる置換基を1ない
し3個有していてもよいピペリジンを形成;R3がハロ
ゲン原子、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、アミノ、
モノ−C1-6アルキルアミノおよびジ−C1-6アルキルア
ミノから選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよ
いフェニル;R4が(i)ハロゲン原子、C1-6アルキ
ル、C1-6アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C
1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノおよびカ
ルボキシから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有
していてもよいフェニルまたはピリジルを有するC1-6
アルキル、または(ii)式 −(C=O)−R5' 〔式中、
5'がハロゲン原子、C1-6アルキル、C1-6アルコキ
シ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、ジ−C1-6アルキルアミノおよびカルボキシから選
ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有していてもよい
フェニルまたはフェニル−C1-6アルキルである〕で表
されるアシル;Xが酸素原子;Yが酸素原子;A環が、
さらにハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノおよびジ−
1-6アルキルアミノから選ばれる置換基を1ないし3
個有していてもよいベンゼン環である化合物である。ま
た、式
【化21】 〔式中、R1およびR2が、それぞれフェニルで置換され
た6員飽和環状アミノを有していてもよいC1-6アルキ
ルであるか、あるいはR1とR2が隣接する炭素原子と共
に、C1-6アルキルまたはC7-16アラルキルで置換され
たピペリジンを形成;R3が(i)水素原子、または(i
i)(1)C1-6アルキル、(2)ジ−C1-6アルキルアミ
ノおよび(3)C1-6アルキルを有していてもよい6員飽
和環状アミノから選ばれる置換基を1ないし3個有して
いてもよいフェニル;R4が(i)ニトロおよびC1-6
ルキル−カルボキサミドから選ばれる置換基を1ないし
3個有していてもよいフェニル、(ii)C1-6アルコキ
シ、C1-6アルキルチオ、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C1-6アルキルスルホニルおよびC1-6アルキルスル
フィニルから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有
していてもよいフェニル、キノリルまたはピリジル1な
いし3個をそれぞれ有し、さらに置換基としてフェニ
ル、カルボキシまたはC1-6アルコキシ−カルボニルを
それぞれ有していてもよいC1-6アルキルまたはC2-6
ルケニル、または(iii)式 −(C=O)−R5'' 〔式
中、R5''がC1-6アルコキシで置換されたフェニルであ
る〕で表されるアシル;およびA'環が、さらに1ない
し3個のC1-6アルキルを有していてもよいベンゼン環
である〕で表される化合物も好ましい。
【0019】化合物(Ia)として好ましくは、R1
よびR2が、それぞれ(1)C6-14アリール、(2)C1-6
アルコキシ、(3)C1-6アルキルチオ、(4)ヒドロキ
シ、(5)アミノ、(6)モノ−C1-6アルキルアミノ、
(7)モノ−C6-14アリールアミノ、(8)ジ−C1-6
ルキルアミノ、(9)ジ−C6-14アリールアミノ、(1
0)カルボキシ、(11)C1-6アルキルスルホニル、(1
2)C6-14アリールスルホニル、(13)C1-6アルキルス
ルフィニル、(14)C6-14アリールスルフィニルおよび
(15)C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5ないし
10員芳香族基から選ばれる置換基を1ないし3個有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノから選ばれる
置換基を1ないし3個有していてもよいC1-6アルキル
であるか、あるいはR1とR2が隣接する炭素原子と共
に、C1-6アルキル、C6-14アリール、C7-16アラルキ
ルおよび5ないし10員芳香族複素環基から選ばれる置
換基を1ないし3個有していてもよい3ないし8員同素
または複素環を形成;R3が(1)ハロゲン原子、(2)
1-6アルキル、(3)C1-6アルコキシ、(4)アミノ、
(5)モノ−C1-6アルキルアミノ、(6)ジ−C1-6アル
キルアミノおよび(7)C1-6アルキル、C6-14アリール
および5ないし10員芳香族基から選ばれる置換基を1
ないし3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミ
ノから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有してい
てもよいフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−
チニエル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジ
ル、4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、1−
イソキノリル、1−インドリル、2−インドリルまたは
2−ベンゾチアゾリル;R4aが(i)(1)ハロゲン原
子、(2)C1-6アルキル、(3)C1-6アルコキシ、
(4)ヒドロキシ、(5)アミノ、(6)モノ−C1-6アル
キルアミノ、(7)ジ−C1-6アルキルアミノ、(8)カ
ルボキシおよび(9)C1-6アルキル、C6-14アリールお
よび5ないし10員芳香族基から選ばれる置換基を1な
いし3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ
から選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有していて
もよいフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−チ
エニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、
4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、1−イソ
キノリル、1−インドリル、2−インドリルまたは2−
ベンゾチアゾリルを有し、かつさらにカルボキシまたは
1-6アルコキシ−カルボニルを有していてもよいC1-6
アルキルまたは(ii)(1)ハロゲン原子、(2)C1-6
アルキル、(3)C1-6アルコキシ、(4)ヒドロキシ、
(5)アミノ、(6)モノ−C1-6アルキルアミノ、(7)
ジ−C1-6アルキルアミノおよび(8)カルボキシから選
ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有していてもよい
1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキル−カ
ルボニル、C6-14アリール−カルボニルまたはC7-16
ラルキル−カルボニル;Xaが酸素原子;Yaが酸素原
子;Aa環が、さらにハロゲン原子、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルおよびハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシから選ばれる置換基を1ないし
3個有していてもよいベンゼン環である化合物である。
さらに好ましくは、R1およびR2が、それぞれ、C6-14
アリール、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオ、ヒド
ロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、モノ−
6-14アリールアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、ジ
−C6-14アリールアミノ、カルボキシ、C1-6アルキル
スルホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アルキ
ルスルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルから
選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよいC1-6
アルキルであるか、あるいはR1とR2が隣接する炭素原
子と共に、C1-6アルキル、C6-14アリールおよびC
7-16アラルキルから選ばれる置換基を1ないし3個有し
ていてもよいピペリジンを形成;R3がハロゲン原子、
1-6アルキル、C1-6アルコキシ、アミノ、モノ−C
1-6アルキルアミノおよびジ−C1-6アルキルアミノから
選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよいフェニ
ル;R4aが(i)ハロゲン原子、C1-6アルキル、C1-6
アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキ
ルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノおよびカルボキシ
から選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有していて
もよいフェニルまたはピリジルを有するC1-6アルキ
ル、または(ii)式 −(C=O)−R5' 〔式中、R5'
ハロゲン原子、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ヒド
ロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C
1-6アルキルアミノおよびカルボキシから選ばれる置換
基を1ないし3個それぞれ有していてもよいフェニルま
たはフェニル−C1-6アルキルである〕で表されるアシ
ル;Xaが酸素原子;Yaが酸素原子;Aa環が、さら
にハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC1-6
ルキルおよびハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシから選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよ
いベンゼン環である化合物である。
【0020】化合物(I)および(Ia)の具体例とし
ては、3−(4−イソプロピルフェニル)−5−(4−
メトキシベンジルオキシ)−2,2,4,6,7−ペン
タメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン、3−(4−
イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチ
ルベンゾフラン−5−イル 4−メトキシベンゾエー
ト、3−(4−イソプロピルフェニル)−5−(4−メ
トキシベンジルオキシ)−2,4,6,7−テトラメチ
ルベンゾフラン、3−(4−イソプロピルフェニル)−
5−(4−メトキシベンジルオキシ)−1’,4,6,
7−テトラメチルスピロ[ベンゾフラン−2(3H),
4’−ピペリジン]、3−(4−イソプロピルフェニ
ル)−5−(3−ピリジルメチル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフランおよ
びそれらの塩が挙げられる。このうち好ましくは、3−
(4−イソプロピルフェニル)−5−(4−メトキシベ
ンジルオキシ)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−
2,3−ジヒドロベンゾフラン、3−(4−イソプロピ
ルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチルベンゾフ
ラン−5−イル 4−メトキシベンゾエート、3−(4
−イソプロピルフェニル)−5−(4−メトキシベンジ
ルオキシ)−2,4,6,7−テトラメチルベンゾフラ
ン、3−(4−イソプロピルフェニル)−5−(4−メ
トキシベンジルオキシ)−1’,4,6,7−テトラメ
チルスピロ[ベンゾフラン−2(3H),4’−ピペリ
ジン]およびそれらの塩である。
【0021】化合物(I)および化合物(Ia)の塩と
しては、例えば金属塩、アンモニウム塩、有機塩基との
塩、無機酸との塩、有機酸との塩、塩基性または酸性ア
ミノ酸との塩などが挙げられる。金属塩の好適な例とし
ては、例えばナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ
金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩な
どのアルカリ土類金属塩;アルミニウム塩などが挙げら
れる。有機塩基との塩の好適な例としては、例えばトリ
メチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリ
ン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、N,N−ジベ
ンジルエチレンジアミンなどとの塩が挙げられる。無機
酸との塩の好適な例としては、例えば塩酸、臭化水素酸
酸、硝酸、硫酸、リン酸などとの塩が挙げられる。有機
酸との塩の好適な例としては、例えばギ酸、酢酸、トリ
フルオロ酢酸、フマール酸、シュウ酸、酒石酸、マレイ
ン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸など
との塩が挙げられる。塩基性アミノ酸との塩の好適な例
としては、例えばアルギニン、リジン、オルニチンなど
との塩が挙げられ、酸性アミノ酸との塩の好適な例とし
ては、例えばアスパラギン酸、グルタミン酸などとの塩
が挙げられる。このうち、薬学的に許容し得る塩が好ま
しい。例えば、化合物(I)または(Ia)内に酸性官
能基を有する場合にはアルカリ金属塩(例、ナトリウム
塩,カリウム塩など)、アルカリ土類金属塩(例、カル
シウム塩,マグネシウム塩,バリウム塩など)との塩な
どの無機塩、アンモニウム塩など、また、化合物(I)
または(Ia)内に塩基性官能基を有する場合には塩酸
塩、硫酸塩、リン酸塩、臭化水素酸酸塩などの無機塩ま
たは、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸
塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、
クエン酸塩、酒石酸塩などの有機塩が挙げられる。
【0022】化合物(I)および(Ia)の製造法につ
いて以下に述べる。本発明の化合物(I)は、自体公知
の方法、例えばEP−A−273647、特開平1−2
72578号公報、EP−A−483772、特開平5
−140142号公報、EP−A−345593、特開
平2−76869号公報、EP−A−345592、特
開平2−76870号公報等に記載の方法に準じた方法
などにより得られるほか、以下の反応式で示される方法
等により得られる。化合物(Ia)は、化合物(I)を
得る方法のほか、自体公知の方法、例えばWO 94/
14434、特表平8−504826号公報、WO 8
4/02131等に記載の方法、またはこれらに準じた
方法により得られる。以下の反応式の略図中の化合物の
各記号は前記と同意義を示す。反応式中の化合物は塩を
形成している場合も含み、該塩としては、例えば化合物
(I)の塩と同様のものなどが挙げられる。
【0023】
【化22】 化合物(I)は、化合物(II)と式 R4−L(式中、L
は脱離基およびR4は前記と同意義を示す)で表される
化合物(III)とを反応させることにより製造される。
Lで示される「脱離基」としては、例えばヒドロキシ、
ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、ハロゲン化されていてもよいC1-5アルキルスル
ホニルオキシ(例えば、メタンスルホニルオキシ、エタ
ンスルホニルオキシ、トリクロロメタンスルホニルオキ
シなど)、置換基を有していてもよいC6-10アリールス
ルホニルオキシなどが挙げられる。「置換基を有してい
てもよいC6-10アリールスルホニルオキシ」としては、
例えばC1-6アルキル、C1-6アルコキシおよびニトロか
ら選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよいC
6-10アリールスルホニルオキシ(例、フェニルスルホニ
ルオキシ、ナフチルスルホニルオキシなど)などが挙げ
られ、具体例としては、ベンゼンスルホニルオキシ、m
−ニトロベンゼンスルホニルオキシ、p−トルエンスル
ホニルオキシなどが挙げられる。
【0024】(1)R4が「置換基を有していてもよい
芳香族基」または「置換基を有していてもよい芳香族基
を有し、かつさらに置換基を有していてもよい脂肪族炭
化水素基」の場合を以下に述べる。化合物(II)と化合
物(III)とを、所望により塩基の存在下で反応させ
る。化合物(III)の使用量は、化合物(II)1モルに
対し約1.0ないし5.0モル、好ましくは約1.0な
いし2.0モルである。該「塩基」としては、例えば炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸水素
ナトリウムなどの塩基性塩類、ピリジン、ルチジンなど
の芳香族アミン類、トリエチルアミン、トリプロピルア
ミン、トリブチルアミン、シクロヘキシルジメチルアミ
ン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルア
ニリン、N−メチルピペリジン、N−メチルピロリジ
ン、N−メチルモルホリンなどの第3級アミン類、水素
化ナトリウム、水素化カリウムなどのアルカリ金属水素
化物類、ナトリウムアミド、リチウムジイソプロピルア
ミド、リチウムヘキサメチルジシラジドなどの金属アミ
ド類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、
カリウム第三ブトキシドなどの金属アルコキシド類など
が挙げられる。塩基の使用量は、化合物(II)1モルに
対し約1.0ないし5.0モル、好ましくは約1.0ない
し2.0モルである。本反応は反応に不活性な溶媒を用
いて行うのが有利である。このような溶媒としては反応
が進行する限り特に限定されないが、例えばメタノー
ル、エタノール、プロパノールなどのアルコール類、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
1,2−ジメトキシエタンなどのエーテル類、ベンゼ
ン、トルエン、シクロヘキサン、ヘキサンなどの炭化水
素類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミドなどのアミド類、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなどの
ハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニト
リルなどのニトリル類、ジメチルスルホキシドなどのス
ルホキシド類などの溶媒またはこれらの混合溶媒などが
好ましい。反応時間は通常30分ないし48時間、好ま
しくは1時間ないし24時間である。反応温度は通常−
20ないし200℃、好ましくは0ないし150℃であ
る。
【0025】前記反応に代え、光延反応(シンセシス
(Synthesis)、1981年、第1〜27頁)を用いることもで
きる。該反応は、化合物(II)と化合物(III)中、L
がOHである化合物とを、アゾジカルボキシレート類
(例、ジエチルアゾジカルボキシレートなど)およびホ
スフィン類(例、トリフェニルホスフィン、トリブチル
ホスフィンなど)の存在下反応させる。化合物(III)
中、LがOHである化合物の使用量は、化合物(II)1
モルに対し、約1.0ないし5.0モル、好ましくは約
1.0ないし2.0モルである。該「アゾジカルボキシレ
ート類」および「ホスフィン類」の使用量は、それぞれ
化合物(II)1モルに対し、約1.0ないし5.0モル、
好ましくは約1.0ないし2.0モルである。本反応は反
応に不活性な溶媒を用いて行うのが有利である。このよ
うな溶媒としては反応が進行する限り特に限定されない
が、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、1,2−ジメトキシエタンなどのエーテル
類、ベンゼン、トルエン、シクロヘキサン、ヘキサンな
どの炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,
N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエ
タンなどのハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、プ
ロピオニトリルなどのニトリル類、ジメチルスルホキシ
ドなどのスルホキシド類などの溶媒もしくはそれらの混
合溶媒などが好ましい。反応時間は通常5分ないし48
時間、好ましくは30分ないし24時間である。反応温
度は通常−20ないし200℃、好ましくは0ないし1
00℃である。
【0026】(2)R4が「アシル」の場合を以下に述
べる。化合物(II)と化合物(III)とを、所望により
塩基または酸の存在下反応させる。化合物(III)の使
用量は、化合物(II)1モルに対し、約1.0ないし5.
0モル、好ましくは約1.0ないし2.0モルである。該
「塩基」としては、例えばトリエチルアミン、ピリジン
などの有機塩基類等が挙げられる。該「酸」としては、
例えばメタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、カ
ンファースルホン酸等が挙げられる。該「塩基」の使用
量は、化合物(II)に対し、約0.1ないし10当量、
好ましくは0.8ないし2当量である。該「酸」の使用
量は、化合物(II)に対し、約0.1ないし10当量、
好ましくは0.8ないし3当量である。本反応は無溶媒
または反応に不活性な溶媒を用いて行うのが有利であ
る。このような溶媒としては反応が進行する限り特に限
定されないが、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタンなどの
エーテル類、ベンゼン、トルエン、シクロヘキサン、ヘ
キサンなどの炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ジ
クロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジ
クロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類、アセトニト
リル、プロピオニトリルなどのニトリル類、ジメチルス
ルホキシドなどのスルホキシド類、ピリジン、ルチジ
ン、キノリンなどの含窒素芳香族炭化水素類などの溶媒
またはこれらの混合溶媒などが好ましい。反応温度は約
−20ないし150℃、好ましくは0ないし100℃で
ある。反応時間は通常5分ないし24時間、好ましくは
10分ないし5時間である。以上のようにして得られた
生成物(I)は反応液のままか粗製物として次の反応に
用いることもできるが、常法に従って反応混合物から単
離することもでき、再結晶、蒸留、クロマトグラフィー
などの分離手段により容易に精製することができる。
【0027】化合物(II)は自体公知の方法、例えばE
P−A−273647、特開平1−272578号公
報、EP−A−483772、特開平5−140142
号公報、EP−A−345593、特開平2−7686
9号公報、EP−A−345592、特開平2−768
70号公報、特開昭57−122080号公報などに記
載の方法、またはこれらに準じた方法に従って製造する
ことができる。化合物(III)は市販されているものを
容易に入手でき、また、自体公知の方法またはこれらに
準じた方法に従って製造することもできる。また化合物
(II)がベンゾフランの場合(化合物(IIa))は、以
下の反応式2に記載の方法によっても製造されうる。
【0028】
【化23】 上記式中、L’は脱離基、R7は水素原子またはR1から
メチレンを1つ除いた基、halはハロゲン原子(例、フ
ッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)を示す。L’で示され
る「脱離基」としては、例えばヒドロキシ、ハロゲン原
子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-6
ルキルスルホニルオキシ(例、メタンスルホニルオキ
シ、エタンスルホニルオキシなど)、置換基を有してい
てもよいC6-10アリールスルホニルオキシなどが挙げら
れる。「置換基を有していてもよいC6-10アリールスル
ホニルオキシ」としては、例えばC1-6アルキル、C1-6
アルコキシおよびニトロから選ばれる置換基を1ないし
3個有していてもよいC6-10アリールスルホニルオキシ
(例、フェニルスルホニルオキシ、ナフチルスルホニル
オキシなど)などが挙げられ、具体例としては、ベンゼ
ンスルホニルオキシ、m−ニトロベンゼンスルホニルオ
キシ、p−トルエンスルホニルオキシなどが挙げられ
る。
【0029】化合物(IV)は容易に市販品が入手でき、
また、自体公知の方法によっても製造される。化合物
(VI)は、化合物(IV)を塩基処理して生成するフェノ
ラートアニオンと式 R7−CHL'−CH=CH−R3
表される化合物(V)とを反応させることにより製造さ
れる。「塩基」としては、例えば水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物等の無機塩基
類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カ
リウム第三ブトキシドなどのアルカリ金属アルコラート
類、水素化ナトリウム、水素化カリウムなどのアルカリ
金属の水素化物類、ナトリウムアミド、リチウムジイソ
プロピルアミド、リチウムヘキサメチルジシラジドなど
の金属アミド類、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、酢酸ナトリウムなどの塩基性塩類などが
挙げられる。塩基の使用量は、化合物(IV)1モルに対
し約0.5ないし5モル、好ましくは約1ないし3モル
である。本反応は、反応に不活性な溶媒を用いて行うの
が有利である。このような溶媒としては、例えばメタノ
ール、エタノール、プロパノール等のアルコール類、シ
クロヘキサン、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ンなどの炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、1,2−ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテルなどのエーテル類、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘ
キサメチルホスホリックトリアミドなどのアミド類、ジ
メチルスルホキシドなどのスルホキシド類、ジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエ
タンなどのハロゲン化炭化水素類、水またはこれらの混
合溶媒などが好ましい。反応時間は通常10分ないし8
時間、好ましくは30分ないし3時間である。反応温度
は通常0ないし120℃、好ましくは25ないし100
℃である。生成物は反応液のまま、あるいは粗製物とし
て次反応に用いることもできるが、常法に従って反応混
合物から単離することもでき、通常の分離手段(例、再
結晶、蒸留、クロマトグラフィー等)により容易に精製
することもできる。
【0030】化合物(VII)は、化合物(VI)をクライ
ゼン転移することにより製造される。本反応は、無溶媒
で行うか、反応に不活性な溶媒を用いて行うのが有利で
ある。このような溶媒としては、反応が進行する限り特
に限定されないが、例えばメタノール、エタノール、プ
ロパノールなどのアルコール類、シクロヘキサン、ヘキ
サン、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレンなど
の炭化水素類、ギ酸、酢酸などの有機酸類、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテルなどのエーテ
ル類、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルア
ニリンなどのアニリン類、ジクロロメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲ
ン化炭化水素類またはこれらの混合溶媒などが用いられ
る。また、所望により酸触媒を用いて本反応を行っても
よい。酸触媒としては、塩化アルミニウム、三臭化ホウ
素等のルイス酸類などが用いられる。酸触媒の使用量
は、例えばルイス酸の場合、通常化合物(VI)1モルに
対し約0.1ないし20モル、好ましくは約0.1ない
し5モルである。反応時間は通常30分ないし24時
間、好ましくは1ないし6時間である。反応温度は通常
−70ないし300℃、好ましくは150ないし250
℃である。生成物は反応液のまま、あるいは粗製物とし
て次反応に用いることもできるが、常法に従って反応混
合物から単離することもでき、通常の分離手段(例、再
結晶、蒸留、クロマトグラフィー等)により容易に精製
することもできる。
【0031】化合物(VIII)は、化合物(VII)とハロ
ゲン化試薬とを反応させることにより製造される。「ハ
ロゲン化試薬」としては、臭素、塩素、ヨウ素等のハロ
ゲン類、N−ブロモこはく酸イミド等のイミド類、ベン
ジルトリメチルアンモニウムヨードジクロリド、ベンジ
ルトリメチルアンモニウムトリブロミド等のハロゲン付
加物類などが用いられる。ハロゲン化試薬の使用量は、
化合物(VII)1モルに対し約1ないし5モル、好まし
くは約1ないし2モルである。本反応は、反応に不活性
な溶媒を用いて行うのが有利である。このような溶媒と
しては、反応が進行する限り特に限定されないが、例え
ばメタノール、エタノール、プロパノールなどのアルコ
ール類、ベンゼン、トルエン、シクロヘキサン、ヘキサ
ンなどの炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロ
ロエタンなどのハロゲン化炭化水素類、アセトニトリ
ル、プロピオニトリルなどのニトリル類、ジメチルスル
ホキシドなどのスルホキシド類、酢酸、プロピオン酸な
どの有機酸類、ニトロメタンなどのニトロアルカン類、
ピリジン、ルチジン、キノリン等の芳香族アミン類、ま
たはこれらの混合溶媒などが用いられる。本反応は、所
望により、塩基もしくはラジカル開始剤の存在下、また
は光照射下で行われる。「塩基」としては、例えば炭酸
ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸セシウム、炭酸水素
ナトリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムなどの塩基
性塩類、ピリジン、ルチジンなどの芳香族アミン類、ト
リエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミ
ン、シクロヘキシルジメチルアミン、4−ジメチルアミ
ノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N−メチルピ
ペリジン、N−メチルピロリジン、N−メチルモルホリ
ンなどの三級アミン類などが挙げられる。塩基の使用量
は、化合物(VII)1モルに対し約0.8ないし10モル
である。「ラジカル開始剤」としては、例えば過酸化ベ
ンゾイル、アゾビスイソブチロニトリルなどが挙げられ
る。ラジカル開始剤の使用量は、化合物(VII)1モル
に対し約0.01ないし1モルである。光照射の場合、
ハロゲンランプを用いることができる。反応温度は通常
−50ないし150℃、好ましくは0ないし100℃で
ある。反応時間は通常5分ないし24時間、好ましくは
10分ないし12時間である。生成物は反応液のまま、
あるいは粗製物として次反応に用いることもできるが、
常法に従って反応混合物から単離することもでき、通常
の分離手段(例、再結晶、蒸留、クロマトグラフィー
等)により容易に精製することもできる。
【0032】化合物(IIa)は、化合物(VIII)を塩基
処理することにより製造される。「塩基」としては、例
えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ
金属水酸化物等の無機塩基類、例えばトリエチルアミ
ン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウン
デセン、ピリジン等の有機塩基類、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウム第三ブトキシドな
どのアルカリ金属アルコラート類、水素化ナトリウム、
水素化カリウムなどのアルカリ金属水素化物類、ナトリ
ウムアミド、リチウムジイソプロピルアミド、リチウム
ヘキサメチルジシラジドなどの金属アミド類、炭酸水素
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、酢酸ナトリ
ウムなどの塩基性塩類などが挙げられる。塩基の使用量
は、化合物(VIII)1モルに対し約0.5ないし10モ
ル、好ましくは約1ないし5モルである。本反応は、反
応に不活性な溶媒を用いて行うのが有利である。このよ
うな溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、プ
ロパノール等のアルコール類、シクロヘキサン、ヘキサ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシ
エタン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテルな
どのエーテル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,
N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリック
トリアミドなどのアミド類、ジメチルスルホキシドなど
のスルホキシド類、ジクロロメタン、クロロホルム、四
塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン化炭
化水素類、水またはこれらの混合溶媒などが好ましい。
反応時間は通常10分ないし24時間、好ましくは30
分ないし12時間である。反応温度は通常0ないし12
0℃、好ましくは25ないし100℃である。生成物は
反応液のまま、あるいは粗製物として次反応に用いるこ
ともできるが、常法に従って反応混合物から単離するこ
ともでき、通常の分離手段(例、再結晶、蒸留、クロマ
トグラフィー等)により容易に精製することもできる。
【0033】また、前記各反応において、原料化合物が
置換基としてアミノ、カルボキシ、ヒドロキシを有する
場合、これらの基にペプチド化学などで一般的に用いら
れるような保護基が導入されたものであってもよく、反
応後に必要に応じて保護基を除去することにより目的化
合物を得ることができる。アミノの保護基としては、例
えばホルミルまたはそれぞれ置換基を有していてもよい
1-6アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、プロ
ピオニルなど)、フェニルカルボニル、C1-6アルコキ
シ−カルボニル(例えば、メトキシカルボニル、エトキ
シカルボニルなど)、フェニルオキシカルボニル、C
7-10アラルキルオキシ−カルボニル(例えば、ベンジル
オキシカルボニルなど)、トリチル、フタロイルなどが
用いられる。これらの置換基としては、ハロゲン原子
(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-6
アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピオニ
ル、バレリルなど)、ニトロなどが用いられ、置換基の
数は1ないし3個程度である。カルボキシの保護基とし
ては、例えばそれぞれ置換基を有していてもよいC1-6
アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、tert-ブチルなど)、フェニル、トリ
チル、シリルなどが用いられる。これらの置換基として
は、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素など)、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル(例
えば、アセチル、プロピオニル、ブチルカルボニルな
ど)、ニトロ、C1-6アルキル(例えば、メチル、エチ
ル、tert-ブチルなど)、C6-10アリール(例えば、フ
ェニル、ナフチルなど)などが用いられ、置換基の数は
1ないし3個程度である。ヒドロキシの保護基として
は、例えばホルミル、またはそれぞれ置換基を有してい
てもよいC1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、tert-ブチルなど)、
フェニル、C7-11アラルキル(例えば、ベンジルな
ど)、C1-6アルキル−カルボニル(例えば、アセチ
ル、プロピオニルなど)、フェニルオキシカルボニル、
7-11アラルキルオキシ−カルボニル(例えば、ベンジ
ルオキシカルボニルなど)、テトラヒドロピラニル、テ
トラヒドロフラニル、シリルなどが用いられる。これら
の置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など)、C1-6アルキル(例えば、メ
チル、エチル、tert−ブチルなど)、C7-11アラル
キル(例えば、ベンジルなど)、C6-10アリール(例え
ば、フェニル、ナフチルなど)、ニトロなどが用いら
れ、置換基の数は1ないし4個程度である。また、保護
基の除去方法としては、自体公知またはそれに準じる方
法が用いられるが、例えば酸、塩基、紫外光、ヒドラジ
ン、フェニルヒドラジン、N−メチルジチオカルバミン
酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウムフルオリド、
酢酸パラジウムなどで処理する方法または還元反応が用
いられる。
【0034】前記化合物(I)の原料化合物は、塩を形
成していてもよく、反応が達成される限り特に限定され
ないが、例えば前記化合物(I)が形成していてもよい
塩と同様の塩などが用いられる。化合物(I)の配置異
性体(E,Z体)については異性化が生じた時点で、例
えば抽出、再結晶、蒸留、クロマトグラフィーなどの通
常の分離手段により単離、精製することができ、純粋な
化合物を製造することができる。また、新実験化学講座
14(日本化学会編)、第251〜253頁、第4版実験化学講
座19(日本化学会編)、第273〜274頁記載の方法および
それに準じる方法に従って、加熱、酸触媒、遷移金属錯
体、金属触媒、ラジカル種触媒、光照射あるいは強塩基
触媒などにより二重結合の異性化を進行させ、対応する
純粋な異性体を得ることもできる。なお、化合物(I)
は置換基の種類如何によっては立体異性体が生ずるが、
この異性体が単独の場合も、それらの混合物の場合も本
発明に含まれる。化合物(I)および(Ia)は水和物
であっても非水和物であってもよい。
【0035】いずれの場合にも、さらに所望により、脱
保護反応、アシル化反応、アルキル化反応、水素添加反
応、酸化反応、還元反応、炭素鎖延長反応、置換基交換
反応を各々、単独あるいはその二つ以上を組み合わせて
行うことにより化合物(I)を合成することができる。
上記反応によって、目的物が遊離の状態で得られる場合
には、常法に従って塩に変換してもよく、また塩として
得られる場合には、常法に従って遊離体または他の塩に
変換することもできる。かくして得られる化合物(I)
は、公知の手段例えば転溶、濃縮、溶媒抽出、分溜、結
晶化、再結晶、クロマトグラフィーなどにより反応溶液
から単離、精製することができる。なお、化合物(I)
が、コンフィギュレーショナル アイソマー(配置異性
体)、ジアステレオマー、コンフォーマーなどとして存
在する場合には、所望により、前記分離、精製手段によ
りそれぞれを単離することができる。また、化合物
(I)がラセミ体である場合には、通常の光学分割手段
によりd体、l体に分離することができる。本発明の化
合物(I)または化合物(Ia)は、神経変成抑制作
用、βアミロイドによる神経細胞死抑制作用、あるいは
神経栄養因子作用を有し、また毒性が低く、かつ副作用
も少ないため、医薬品として有用である。本発明の化合
物(I)または化合物(Ia)は、哺乳動物(例えば、
マウス、ラット、ハムスター、ウサギ、ネコ、イヌ、ウ
シ、ヒツジ、サル、ヒトなど)に対して、神経変性抑制
物質、神経栄養因子様物質として、またはβアミロイド
毒性抑制薬として作用し、神経細胞死を抑制する。また
化合物(I)または化合物(Ia)はコリン系の賦活作
用(例えば、コリンアセチルトランスフェラーゼの活性
増強作用等)を有しており、アセチルコリンの含量を上
げ、神経機能を賦活する。これらのことから化合物
(I)または化合物(Ia)は神経変成疾患(例えば、
アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化
症(ALS)、ハンチントン病など)、末梢神経障害
(例えば、糖尿病性神経障害など)などに対して有効で
あり、これらの疾患の予防・治療剤として用いられる。
【0036】本発明の化合物(I)または化合物(I
a)は、毒性が低く、そのままあるいは自体公知の方法
に従って、薬理学的に許容される担体を混合した医薬組
成物、例えば錠剤(糖衣錠、フィルムコーティング錠を
含む)、散剤、顆粒剤、カプセル剤(ソフトカプセルを
含む)、液剤、注射剤、坐剤、徐放剤、貼布剤、チュー
インガムなどとして、経口的または非経口的(例、局
所、直腸、静脈投与等)に安全に投与することができ
る。化合物(I)または化合物(Ia)の本発明製剤中
の含有量は、製剤全体の約0.01ないし100重量%
である。該投与量は、投与対象、投与ルート、疾患など
によっても異なるが、例えばアルツハイマー病治療剤と
して、成人に対し、経口剤として投与する場合、有効成
分化合物(I)または化合物(Ia)として約0.1な
いし20mg/kg体重、好ましくは約0.2ないし10mg
/kg体重、さらに好ましくは約0.5ないし10mg/kg
体重であって、1日1ないし数回に分けて投与すること
ができる。さらに他の活性成分〔例えば、コリンエステ
ラーゼ阻害剤(例、アリセプト(ドネペジル)など)、
脳機能賦活薬(例、イデベノン、ビンポセチンなど)、
パーキンソン病治療薬(例、L−ドーパなど)、神経栄
養因子等〕と併用してもよい。該その他の活性成分と化
合物(I)または(Ia)とを自体公知の方法に従って
混合し、ひとつの医薬組成物(例えば錠剤、散剤、顆粒
剤、カプセル剤(ソフトカプセルを含む)、液剤、注射
剤、坐剤、徐放剤など)中に製剤化して併用してもよ
く、それぞれを別々に製剤化し、同一対象に対して同時
にまたは時間差を置いて投与してもよい。
【0037】本発明製剤の製造に用いられてもよい薬理
学的に許容される担体としては、製剤素材として慣用の
各種有機あるいは無機担体物質があげられ、例えば固形
製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;液状製
剤における溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、緩
衝剤、無痛化剤などがあげられる。また、必要に応じ
て、通常の防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤、吸着
剤、湿潤剤などの添加物を用いることもできる。賦形剤
としては、例えば乳糖、白糖、D−マンニトール、デン
プン、コーンスターチ、結晶セルロース、軽質無水ケイ
酸などが挙げられる。滑沢剤としては、例えばステアリ
ン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、
コロイドシリカなどが挙げられる。結合剤としては、例
えば結晶セルロース、白糖、D−マンニトール、デキス
トリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、デン
プン、ショ糖、ゼラチン、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロースナトリウムなどが挙げられる。崩壊
剤としては、例えばデンプン、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロス
カルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナ
トリウム、L−ヒドロキシプロピルセルロースなどが挙
げられる。溶剤としては、例えば注射用水、アルコー
ル、プロピレングリコール、マクロゴール、ゴマ油、ト
ウモロコシ油、オリーブ油などが挙げられる。溶解補助
剤としては、例えばポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、D−マンニトール、安息香酸ベンジル、
エタノール、トリスアミノメタン、コレステロール、ト
リエタノールアミン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリ
ウムなどが挙げられる。懸濁化剤としては、例えばステ
アリルトリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ラウリルアミノプロピオン酸、レシチン、塩化ベン
ザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、モノステアリン酸
グリセリンなどの界面活性剤;例えばポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロースなどの親水性高分子などが挙げられ
る。等張化剤としては、例えばブドウ糖、 D−ソルビ
トール、塩化ナトリウム、グリセリン、D−マンニトー
ルなどが挙げられる。緩衝剤としては、例えばリン酸
塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩などの緩衝液などが挙
げられる。無痛化剤としては、例えばベンジルアルコー
ルなどが挙げられる。防腐剤としては、例えばパラオキ
シ安息香酸エステル類、クロロブタノール、ベンジルア
ルコール、フェネチルアルコール、デヒドロ酢酸、ソル
ビン酸などが挙げられる。抗酸化剤としては、例えば亜
硫酸塩、アスコルビン酸、α−トコフェロールなどが挙
げられる。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明は、さらに以下の参考例、
実施例、製剤例および実験例によって詳しく説明される
が、これらの例は単なる実施であって、本発明を限定す
るものではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で
変化させてもよい。以下の参考例、実施例中の「室温」
は通常約10ないしから35℃を示す。%は特記しない
限り重量パーセントを示す。その他の本文中で用いられ
ている略号は下記の意味を示す。 s :シングレット(singlet) d :ダブレット(doublet) t :トリプレット(triplet) q :カルテット(quartet) septet :セプテット(septet) m :マルチプレット(multiplet) br :ブロード(broad) J :カップリング定数(coupling constant) Hz :ヘルツ(Hertz) CDCl3 :重クロロホルム d6-DMSO:重ジメチルスルホキシド1 H-NMR :プロトン核磁気共鳴
【0039】
【実施例】
参考例1 α−ブロモフェニル酢酸メチル α−ブロモフェニル酢酸 (3.00 g, 13.9 mmol) の エタ
ノール (30mL) 溶液に室温で濃硫酸 (0.5 mL) を加え、
1 時間加熱還流した。反応液を冷却後、酢酸エチルで 2
回抽出し、合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減
圧濃縮して目的物 2.50 g (収率 79%)を得た。油状
物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.78 (3H, s), 5.36 (1H, s), 7.2
9-7.42 (3H, m), 7.48-7.61 (2H, m)。 参考例2 1−ブロモ−4−(4−モルホリニル)ベンゼン 4−(4−モルホリニル)ベンゼン (10.0 g, 61.3 mmo
l) のエタノール (100mL) 溶液に、 0 ℃ で臭素 (10.8
g, 67.4 mmol) を加え、室温で 1 時間攪拌した。反応
混合物に水 (100 mL) を注ぎ、酢酸エチルで 2 回抽出
し、合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、
水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃
縮した。残渣を酢酸エチル−ヘキサンから結晶化させて
目的物10.7 g (収率72%) を得た。融点 118-120 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.98-3.22 (4H, m), 3.71-3.92 (4
H, m), 6.72-6.83 (2H,m), 7.31-7.42 (2H, m)。 参考例3 1−ブロモ−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)ベ
ンゼン 1−フェニルピペラジン (10.0 g, 61.6 mmol) のN,
N−ジメチルホルムアミド (80 mL) 溶液に 0 ℃ で水
素化ナトリウム (60% 流動パラフィン分散物,2.70 g,
67.8 mmol) を加え、同温で 10 分間攪拌した。反応液
にヨードメタン(8.74 g, 67.8 mmol) を加え、室温で 3
0 分間攪拌した。反応混合物を水 (80 mL) に注ぎ、酢
酸エチルで 2 回抽出し、合わせた有機層を水で洗浄
後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。
残渣をヘキサン−イソプロピルエーテルから結晶化させ
て1−メチル−4−フェニルピペラジン 7.40 g を得
た。 この化合物のエタノール (80 mL) 溶液に、 0 ℃
で臭素 (7.00 g, 43.8 mmol) を加え、室温で 1 時間攪
拌した。反応混合物に水 (80 mL) を注ぎ、酢酸エチル
で2 回抽出し、合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液、水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ
過、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル−ヘキサンから結
晶化させて目的物 8.1 g (収率52%) を得た。融点 78-
80 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.35 (3H, s), 2.52-2.63 (4H,
m), 3.13-3.26 (4H, m), 6.78 (2H, d, J = 8.8 Hz),
7.33 (2H, d, J = 8.8 Hz)。
【0040】参考例4 2−メチル−1−[4−(4−モルホリニル)フェニ
ル]プロパン−1−オン 1−ブロモ−4−(4−モルホリニル)ベンゼン (10.0
g, 41.3 mmol) のテトラヒドロフラン (100 mL) 溶液
に、 -78 ℃ でn−ブチルリチウム (1.6M, 25.8 mL, 4
1.3 mmol) を加え、同温で 20 分間攪拌した。反応液に
N−イソブチリルプロピレンイミン (5.77 g, 45.4 mmo
l) を加え、室温で 30 分間攪拌した。反応混合物に水
(40 mL) を注ぎ、酢酸エチルで 2 回抽出し、合わせた
有機層を水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、ろ
過、減圧濃縮した。残渣をヘキサンから結晶化させて目
的物 6.50 g (収率67%) を得た。融点 75-77 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.19 (6H, d, J = 7.0 Hz), 3.22-
3.33 (4H, m), 3.50 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.81-
3.92 (4H, m), 6.81-6.92 (2H, m), 7.85-8.95 (2H,
m)。 参考例5 2−メチル−1−[4−(4−メチル−1−ピペラジニ
ル)フェニル]プロパン−1−オン 1−ブロモ−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)ベ
ンゼンを用いて、参考例4に従って目的物を合成した。
収率 81%。融点 74-76 ℃。(メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.19 (6H, d, J = 6.6 Hz), 2.35
(3H, s), 2.46-2.63 (4H, m), 3.32-3.41 (4H, m), 3.5
0 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 6.84-6.92 (2H, m), 7.8
5-7.95 (2H, m)。 参考例6 1−(2,5−ジメトキシ−3,4,6−トリメチルフ
ェニル)−2−メチル−1−[4−(4−モルホリニ
ル)フェニル]プロパン−1−オール 1−ブロモ−2,5−ジメトキシ−3,4,6−トリメ
チルベンゼン (7.52 g, 29.0 mmol) のテトラヒドロフ
ラン (50 mL) 溶液に、 -78 ℃ でn−ブチルリチウム
(1.6M, 18.1 mL, 29.0 mmol) を加え、同温で 20 分間
攪拌した。反応液に2−メチル−1−[4−(4−モル
ホリニル)フェニル]プロパン−1−オン(6.15 g, 26.
4 mmol) を加え、室温で 30 分間攪拌した。反応混合物
に水 (40mL) を注ぎ、酢酸エチルで 3 回抽出し、合わ
せた有機層を水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、
ろ過、減圧濃縮した。残渣をエタノールから結晶化させ
て目的物 8.40 g (収率90%) を得た。融点 191-193
℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.87-1.10 (6H, m), 2.11 (3H,
s), 2.18 (3H, s), 2.45 (3H, s), 2.80-3.18 (8H, m),
3.62 (3H, s), 3.75-3.90 (4H, m), 6.41 (1H, brs),
6.82 ( 2H, d, J = 8.8 Hz), 7.34 (2H, d, J = 8.8 H
z)。
【0041】参考例7 1−(2,5−ジメトキシ−3,4,6−トリメチルフ
ェニル)−2−メチル−1−[4−(4−メチル−1−
ピペラジニル)フェニル]プロパン−1−オール 2−メチル−1−[4−(4−メチル−1−ピペラジニ
ル)フェニル]プロパン−1−オンを用いて、参考例6
に従って目的物を合成した。収率 43%。融点114-116
℃。(メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.97 (6H, t, J = 6.6 Hz), 2.11
(3H, s), 2.18 (3H, s),2.34 (3H, s), 2.45 (3H, s),
2.50-2.62 (4H, m), 2.76-3.00 (1H, m), 3.02(3H, s),
3.10-3.28 (4H, m), 3.62 (3H, s), 6.40 (1H, br s),
6.84 (2H, d,J = 8.8 Hz), 7.33 (2H, d, J = 8.8 H
z)。 参考例8 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2−ジメチル
−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−オール 1−ブロモ−2,5−ジメトキシベンゼン (7.2 g, 33.
2 mmol) のテトラヒドロフラン (20 mL) 溶液に、 -78
℃ でn−ブチルリチウム (1.6M, 20.8 mL, 33.2 mmol)
を加え、同温で 20 分間攪拌した。反応液に1−(4
−イソプロピルフェニル)−2−メチルプロパン−1−
オン (5.70 g, 30.0 mmol) を加え、室温で 30 分間攪
拌した。反応混合物に水 (30 mL) を注ぎ、酢酸エチル
で 3 回抽出し、合わせた有機層を水で洗浄、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥後、ろ過、減圧濃縮した。残渣と48%
臭化水素酸 (30 mL) の混合物をアルゴン雰囲気下で 2
4 時間加熱還流した。冷却後、反応液に水 (30 mL) を
加え、酢酸エチルで 2 回抽出、合わせた有機層を水で
洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し
た。残渣をイソプロピルエーテル−ヘキサンから結晶化
させて目的物 2.1 g (収率 70%) を得た。融点 102-10
4 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.96 (3H, s), 1.25 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.57 (3H, s),2.90 (1H, septet, J = 7.0 H
z), 4.28 (1H, s), 4.67 (1H, s), 6.53-6.85 (3H, m),
7.02 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.16 (2H, d, J = 8.0 H
z)。 参考例9 2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−[4−(4−
モルホリニル)フェニル]−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−5−オール 1−(2,5−ジメトキシ−3,4,6−トリメチルフ
ェニル)−2−メチル−1−[4−(4−モルホリニ
ル)フェニル]プロパン−1−オール (8.00 g,19.3 mm
ol) と48% 臭化水素酸 (100 mL) の混合物をアルゴン
雰囲気下で 3 時間加熱還流した。冷後、反応液に飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液 (30 mL) を加え、酢酸エチ
ルで 2 回抽出、合わせた有機層を水で洗浄後、硫酸マ
グネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣をイソ
プロピルエーテル−ヘキサンから結晶化させて目的物
6.40 g (収率90%) を得た。融点 91-93 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.00 (3H, s), 1.46 (3H, s), 1.8
2 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.98-3.24
(4H, m), 3.71-3.99 (4H, m), 4.04 (1H, s), 4.18 (1
H, s), 6.44-7.10 (4H, m)。
【0042】参考例10 2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−[4−(4−
メチル−1−ピペラジニル)フェニル]−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン−5−オール 1−(2,5−ジメトキシ−3,4,6−トリメチルフ
ェニル)−2−メチル−1−[4−(4−メチル−1−
ピペラジニル)フェニル]プロパン−1−オールを用い
て、参考例9に従って目的物を合成した。収率 55%。
融点 159-161 ℃。 (酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.00 (3H, s), 1.46 (3H, s), 1.8
1 (3H, s), 2.17 (6H, s), 2.34 (3H, s), 2.48-2.65
(4H, m), 3.08-3.22 (4H, m), 4.03 (1H, s), 6.58-7.2
0 (4H, m), 1H 未確認。 参考例11 1−(4−イソプロピルフェニル)プロパン−1−オー
ル 塩化アルミニウム (16.7 g, 125 mmol) と クメン (18.
0 g, 150 mmol) の二硫化炭素 (30 mL) 懸濁液に -5 ℃
でプロピオニルクロリド (11.6 g, 125 mmol) を滴下
し、室温で 30 分間攪拌した。反応混合物を氷水に注
ぎ、有機層を分離し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、
水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃
縮して1−(4−イソプロピルフェニル)−プロパン−
1−オン 24.7 g を得た。この化合物 (13.0 g, 68.4 m
mol) の エタノール (80 mL) 溶液に、水素化ホウ素ナ
トリウム (1.29 g, 34.2 mmol)を氷冷下で加え、室温で
30分間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、
ろ過、減圧濃縮し、目的物 11.5 g (79%) を得た。油
状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.91 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.25
(6H, d, J = 7.0 Hz), 1.63-1.92 (2H, m), 1.94 (1H,
br s), 2.90 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.47-4.61 (1
H, m), 7.16-7.29 (4H, m)。 参考例12 2−[1−(4−イソプロピルフェニル)プロピル]−
3,5,6−トリメチル−1,4−ベンゾキノン 窒素雰囲気下で1−(4−イソプロピルフェニル)プロ
パン−1−オール (5.00 g, 28.0 mmol) と トリメチ
ルハイドロキノン (4.30 g, 28.0 mmol) の1,2-ジクロ
ロエタン (100 mL) 懸濁液に 60 ℃ で三フッ化ホウ素
エチルエーテル錯体 (1.30 g, 9.33 mmol) を滴下
し、同温で 3 時間攪拌した。冷後、反応混合物を塩化
鉄(III)水溶液、水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾
燥、ろ過、減圧濃縮して残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー (ヘキサン−酢酸エチル 30:1) に供し目
的物 5.40 g (収率 62%) を得た。融点 61-63 ℃。
(メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.91 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.22
(6H, d, J = 6.8 Hz), 1.83-2.11 (11H, m), 2.85 (1H,
septet, J = 6.8 Hz), 4.02-4.23 (1H, m), 7.02-4.24
(4H, m)。
【0043】参考例13 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−
テトラメチルベンゾフラン−5−オール 2−[1−(4−イソプロピルフェニル)プロピル]−
3,5,6−トリメチル−1,4−ベンゾキノン (1.0
0 g, 0.324 mmol) のエタノール (1.00 L) 溶液を、室
温を保つように氷水で冷却しながら400W ブロムシネラ
イト デラックス(LPL株式会社製) で照射しながら5 時
間攪拌した。溶媒を、減圧濃縮して残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー (ヘキサン−酢酸エチル 20:1)
に供し目的物 0.90 g (収率 90%) を得た。油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ:1.31 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.98
(3H, s), 2.28 (3H, s),2.30 (3H, s), 2.43 (3H, s),
2.97 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.43 (1H, s), 7.26
(4H, s)。 参考例14 2,3,6−トリメチル−4−[(3−フェニル−2−
プロペニル)オキシ]フェニル アセテート 4−ヒドロキシ−2,3,6−トリメチルフェニル ア
セテート (10.0 g, 51.5 mmol) の N,N−ジメチルホ
ルムアミド (100 mL) 溶液に、1−クロロ−3−フェニ
ル−2−プロペン (7.86 g, 51.5 mmol)、続いて炭酸カ
リウム (7.10 g, 51.5 mmol) を加え、アルゴン雰囲気
下60 ℃で 2 時間撹拌した。反応液に水を加え、生成物
を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出液を水で洗
浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得
られた残渣をメタノールから再結晶して、目的物 13.0
g (収率81%) を得た。融点 104-107 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ:2.06 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.1
8 (3H, s), 2.34 (3H, s), 4.66 (2H, dd, J = 5.6, 1.
2 Hz), 6.43 (1H, dt, J = 16.2, 5.6 Hz), 5.63(1H,
s), 6.74 (1H, d, J = 16.2 Hz), 7.24-7.46 (5H, m)。 参考例15 4−ヒドロキシ−2,3,6−トリメチル−5−(1−
フェニル−2−プロペニル)フェニル アセテート 2,3,6−トリメチル−4−[(3−フェニル−2−
プロペニル)オキシ]フェニル アセテート (10.0 g,
32.2 mmol) のN,N−ジメチルアニリン (70mL) 溶液
をアルゴン雰囲気下200 ℃で 3 時間撹拌した。反応混
合物を冷却後、酢酸エチルで希釈し、2 規定塩酸、水で
洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得
られた残渣を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶して、目
的物 7.80 g (収率78%) を得た。融点 136-138 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.06 (6H, s), 2.11 (3H, s), 2.
33 (3H, s), 4.83-5.18(2H, m), 5.36 (1H, d, J = 10.
0 Hz), 6.32-6.58 (1H, m), 7.18-7.37 (5H, m), 1H 未
確認。
【0044】参考例16 2,4,6,7−テトラメチル−3−フェニルベンゾフ
ラン−5−イル アセテート 4−ヒドロキシ−2,3,6−トリメチル−5−(1−
フェニル−2−プロペニル)フェニル アセテート (5.
10 g, 16.4 mmol)と炭酸カルシウム (2.13 g,21.3 mmo
l) のテトラヒドロフラン (20 mL)−メタノール (20 m
L)の懸濁液にベンジルトリメチルアンモニウムヨードジ
クロリド (6.28 g, 18.0 mmol) をゆっくりと加えた。
反応液を室温で 30 分間攪拌した。不溶物をろ別後、溶
媒を減圧濃縮し、残渣に酢酸エチルと水を加えた。有機
層を分離し、水層を酢酸エチルで2回抽出した。合わせ
た有機層を 10% ハイドサルファイトナトリウム水溶
液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、
5.30 g の2−ヨードメチル−4,6,7−トリメチル
−3−フェニル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−
イル アセテートを得た。この化合物 (5.30 g, 12.1 m
mol) と1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−
ウンデセン (9.0 mL, 60.0 mmol) のトルエン (20 mL)
溶液をアルゴン雰囲気下で100 ℃で 3 時間撹拌した。
反応液に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。抽出液
を 2 規定塩酸、水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥
後、減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー (ヘキサン−酢酸エチル 20:1) に供し目的物 4.
0 g (収率79%) を得た。油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ:1.85 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.3
0 (3H, s), 2.33 (3H, s), 2.44 (3H, s), 7.32-7.48
(5H, m)。 参考例17 2,4,6,7−テトラメチル−3−フェニルベンゾフ
ラン−5−オール 2,4,6,7−テトラメチル−3−フェニルベンゾフ
ラン−5−イル アセテート (4.00 g, 13.0 mmol) の
テトラヒドロフラン (32 mL)−メタノール (8 mL) 混合
溶液中に、8 規定水酸化ナトリウム水溶液 (2.0 mL) を
滴下し、40 ℃で1 時間撹拌した。有機溶媒を減圧濃縮
で抽出し、残渣に2 規定塩酸を加え、生成物を酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を水および飽和食塩水で洗浄、硫
酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残
渣をイソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶して、
目的物 3.0 g (収率87%) を得た。融点 102-104 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ:1.96 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.2
9 (3H, s), 2.44 (3H, s), 4.42 (1H, s), 7.28-7.43
(5H, m)。 参考例18 1−(2,4−ジメトキシフェニル)−1−(4−イソ
プロピルフェニル)−2−メチルプロパン−1−オール 1−ブロモ−2,4−ジメトキシベンゼンと1−(4−
イソプロピルフェニル)−2−メチルプロパン−1−オ
ンとを用いて参考例6に従って目的物を合成した。収率
56 %。融点80-81 ℃。(メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ:0.75 (3H, d, J = 6.6 Hz), 1.08
(3H, d, J = 6.6 Hz), 1.20 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.6
6 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 2.80 (1H, septet, J =
6.6 Hz), 3.48 (3H, s), 3.79 (3H, s), 4.71 (1H, s),
6.39-6.40 (1H,m), 6.50-6.56 (1H, m), 7.04-7.08 (2
H, m), 7.19-7.23 (2H, m), 7.40-7.44 (1H, m)。
【0045】参考例19 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2−ジメチル
−2,3−ジヒドロベンゾフラン−6−オール アルゴン雰囲気下において、1−(2,4−ジメトキシ
フェニル)−1−(4−イソプロピルフェニル)−2−
メチルプロパン−1−オール (5.58 g, 17.0 mmol) と4
8% 臭化水素酸 (30 mL) の混合物を24時間加熱還流し
た。反応混合物を室温まで冷却した後、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液を加え、生成物を酢酸エチルで2回抽出
し、合わせた抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、減圧濃縮した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ヘキサン−
酢酸エチル 20:1→10:1) に供し、目的物2.43 g (収率
51 %) を得た。融点114-115 ℃。(ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ:0.95 (3H, s), 1.24 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.57 (3H, s),2.89 (1H, septet, J = 7.0 H
z), 4.25 (1H, s), 6.15 (1H, br), 6.34-6.38 (2H,
m), 6.84-6.88 (1H, m), 6.99-7.03 (2H, m), 7.13-7.1
7 (2H, m)。 参考例20 4−(4−イソプロピルベンゾイル)ピペリジン 1−アセチルイソニペコチン酸 (41.74 g, 243.8 mmol)
に塩化チオニル (200mL) を加えて室温で混合物を30分
間攪拌した。反応液に石油エーテルを加え固体をろ取
し、石油エーテルで洗浄し、1−アセチルイソニペコチ
ン酸クロリドを得た。1−アセチルイソニペコチン酸ク
ロリドを、クメン (120 mL) と塩化アルミニウム (69.6
g, 522 mmol) の懸濁液にゆっくりと加え、混合物を11
0 ℃で1時間攪拌した。反応液を室温まで冷やした後氷
水中にあけ、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わ
せた抽出液を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥、減圧濃縮した。残渣に濃塩酸 (100 mL) を加え、
12時間加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却した後
ジエチルエーテルで洗浄し、得られた水層に8 規定水酸
化ナトリウム水溶液を溶液が塩基性になるまで加え、生
成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出液を飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル−ヘキサ
ンから結晶化させて目的物23.5 g (収率 41 %) を得
た。融点55-57 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ:1.27 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.57-
2.70 (5H, m), 2.70-2.83 (2H, m), 2.97 (1H, septet,
J = 6.8 Hz), 3.16-3.22 (2H, m), 3.34-3.46 (1H,
m), 7.30-7.34 (2H, m), 7.87-7.91 (2H, m)。 参考例21 1−ベンジル−4−(4−イソプロピルベンゾイル)ピ
ペリジン 4−(4−イソプロピルベンゾイル)ピペリジン (14.8
4 g, 64.15 mmol) のN,N−ジメチルホルムアミド (1
00 mL) 溶液に炭酸カリウム (9.60 g, 69.5 mmol) およ
びベンジルブロミド (8.50 g, 71.5 mmol) を加え、混
合物を室温で20時間攪拌した。混合物を水にあけ、生成
物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出液を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム
上で乾燥、減圧濃縮した。残渣をヘキサンから結晶化さ
せて目的物13.53 g (収率 66 %)を得た。融点76-77
℃。1 H-NMR(CDCl3) δ:1.26 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.79-
1.90 (4H, m), 2.07-2.20(2H, m), 2.92-2.99 (3H, m),
3.15-3.30 (1H, m), 3.55 (2H, s), 7.24-7.32(7H,
m), 7.85-7.89 (2H, m)。
【0046】参考例22 (1−ベンジル−4−ピペリジル)(2,5−ジメトキ
シ−3,4,6−トリメチルフェニル)(4−イソプロ
ピルフェニル)メタノール アルゴン雰囲気下において、1−ブロモ−2,5−ジメ
トキシ−3,4,6−トリメチルベンゼン (4.89 g, 1
8.87 mmol) のテトラヒドロフラン (100 mL) 溶液に -7
8 ℃でn−ブチルリチウム (1.6M, 12.0 mL, 19.2 mmo
l) を加え、同温で30分攪拌した。反応液に1−ベンジ
ル−4−(4−イソプロピルベンゾイル)ピペリジン
(5.02 g, 15.6 mmol) のテトラヒドロフラン (10 mL)
溶液を加え、室温で30分攪拌した。反応混合物に水を注
ぎ、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出
液を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、
減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル−ヘキサンから結晶化
させて目的物6.54 g (収率 83%) を得た。融点105-108
℃。1 H-NMR(CDCl3) δ:1.19 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.2-1.
5 (2H, m), 1.8-2.0 (4H, m), 2.09 (3H, s), 2.17 (3
H, s), 2.39 (3H, s), 2.4-2.5 (1H, m), 2.78-2.88 (3
H, m), 2.97 (3H, s), 3.51 (2H, s), 3.60 (3H, s),
6.37 (1H, br), 7.08-7.12 (2H, m), 7.26-7.34 (7H,
m)。 参考例23 1’−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−
4,6,7−トリメチルスピロ[ベンゾフラン−2(3
H),4’−ピペリジン]−5−オール アルゴン雰囲気下において、(1−ベンジル−4−ピペ
リジル)(2,5−ジメトキシ−3,4,6−トリメチ
ルフェニル)(4−イソプロピルフェニル)メタノール
(6.41 g, 12.8 mmol) の酢酸 (50 mL) 溶液に48% 臭
化水素酸 (60 mL) を加え、得られた混合物を15時間加
熱還流した。反応混合物を室温まで冷却した後、8 規定
水酸化ナトリウム水溶液を溶液が塩基性になるまで加
え、生成物を酢酸エチルで2回抽出し、合わせた抽出液
を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネ
シウム上で乾燥、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル−ヘ
キサンから結晶化させて目的物4.44 g (収率 76 %) を
得た。融点190-192 ℃。1 H-NMR(CDCl3) δ:1.19 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.21-
1.41 (2H, m), 1.71-2.00(5H, m), 2.17 (3H, s), 2.20
(3H, s), 2.27-2.90 (5H, m), 3.54 (2H, s), 4.02 (1
H, s), 6.6-7.1 (4H, m), 7.20-7.32 (5H, m), 1H 未確
認。 参考例24 3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリ
メチルスピロ[ベンゾフラン−2(3H),4’−ピペ
リジン]−5−オール塩酸塩 1’−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−
4,6,7−トリメチルスピロ[ベンゾフラン−2(3
H),4’−ピペリジン]−5−オール (3.51g, 7.70
mmol)、トリエチルアミン (1.1 mL, 7.9 mmol) のクロ
ロホルム (40 mL) 溶液を0 ℃に冷却した後、クロロぎ
酸 1−クロロエチル (2.30 g, 16.1 mmol) を加え
た。反応混合物を1時間加熱還流した後、減圧濃縮し
た。残渣にメタノール (20 mL) を加え、1時間加熱還流
した後、減圧濃縮した。残渣をエタノール−酢酸エチル
から結晶化させて目的物2.80 g (収率 90%) を得た。
融点 >245℃ (分解)。1 H-NMR(d6-DMSO) δ:1.18 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.34
(2H, br), 1.71 (3H, s), 1.97 (2H, br), 2.08 (3H,
s), 2.11 (3H, s), 2.8-3.3 (5H, m), 4.26 (1H,s), 6.
6-7.2 (4H, m), 7.53 (1H, s), 8.78 (1H, s), 1H 未確
認。
【0047】参考例25 3−(4−イソプロピルフェニル)−1’,4,6,7
−テトラメチルスピロ[ベンゾフラン−2(3H),
4’−ピペリジン]−5−オール 3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリ
メチルスピロ[ベンゾフラン−2(3H),4’−ピペ
リジン]−5−オール塩酸塩 (2.80 g, 6.97 mmol)、ぎ
酸 (30 mL)、37%ホルマリン (30 mL) の混合物を100
℃で15時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷却した
後、8 規定水酸化ナトリウム水溶液を加えて塩基性と
し、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出
液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥、減圧濃縮した。残渣をカラムクロマ
トグラフィー (Chromatorex NH DM1020(商品名、富士
シリシア化学製)、ヘキサン−酢酸エチル 1:1) に供
し、目的物2.05 g (収率 77%)を得た。融点114-117 ℃
(酢酸エチル−ヘキサン)。1 H-NMR(CDCl3) δ:1.18-1.39 (8H, m), 1.72-2.91 (19
H, m), 4.02 (1H, m), 6.6-7.1 (4H, m), 1H 未確認。 参考例26 (1−ベンジル−4−ピペリジル)(2,5−ジメトキ
シ−3,4,6−トリメチルフェニル)メタノール アルゴン雰囲気下において、1−ブロモ−2,5−ジメ
トキシ−3,4,6−トリメチルベンゼン (8.00 g, 3
0.87 mmol) のテトラヒドロフラン (80 mL) 溶液に-78
℃でn−ブチルリチウム (1.6M, 19.5 mL, 31.2 mmol)
を加え、同温で30分攪拌した。反応液に1−ベンジル−
4−ホルミルピペリジン (6.23 g, 30.65 mmol) のテト
ラヒドロフラン (20 mL) 溶液を加え、室温で30分攪拌
した。反応混合物に水を注ぎ、生成物を酢酸エチルで2
回抽出した。合わせた抽出液を飽和食塩水で洗浄後、硫
酸マグネシウム上で乾燥、減圧濃縮した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸エチル) に供し、
目的物 6.17 g (収率 52%) を得た。油状物質。1 H-NMR(CDCl3) δ:1.17-2.05 (7H, m), 2.16 (3H, s),
2.17(3H, s), 2.24 (3H, s), 2.79-2.85 (1H, m), 2.9
8-3.05 (1H, m), 3.48 (2H, s), 3.61 (3H, s),3.75 (3
H, s), 4.59 (1H, m), 7.23-7.32 (5H, m) , 1H 未確
認。 参考例27 1’−ベンジル−4,6,7−トリメチルスピロ[ベン
ゾフラン−2(3H),4’−ピペリジン]−5−オー
ル アルゴン雰囲気下において、(1−ベンジル−4−ピペ
リジル)(2,5−ジメトキシ−3,4,6−トリメチ
ルフェニル)メタノール (6.10 g, 15.90 mmol) の酢酸
(30 mL) 溶液に48% 臭化水素酸 (40 mL) を加え、得
られた混合物を2.5時間加熱還流した。反応混合物を室
温まで冷却した後、8 規定水酸化ナトリウム水溶液を溶
液が塩基性になるまで加え、生成物を酢酸エチルで2回
抽出した。合わせた抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、減圧濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ヘキ
サン−酢酸エチル 1:1) に供し、目的物4.60 g (収率 8
6 %) を得た。非晶質。1 H-NMR(CDCl3) δ:1.71-2.00 (6H, m), 2.10 (3H, s),
2.11 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.58 (2H, m), 2.87 (2
H, s), 3.56 (2H, s), 7.25-7.38 (5H, m), 1H未確認。
【0048】実施例1 5−ベンジルオキシ−3−(4−イソプロピルフェニ
ル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジ
ヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オール (0.5 g, 1.54 mmol) のN,N−ジメチルホル
ムアミド (20 mL) 溶液に 0 ℃ で水素化ナトリウム (6
0% 流動パラフィン分散物, 68 mg, 1.70 mmol) を加
え、同温で 10 分間攪拌した。反応液にベンジルブロミ
ド (290 mg, 1.70 mmol) を加え、室温で 30 分間攪拌
した。反応混合物を水 (30 mL) に注ぎ、酢酸エチルで
2 回抽出、合わせた有機層を水で洗浄後、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣をメタノール
から結晶化させて目的物 380 mg (収率 60%) を得た。
融点 79-81 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.01 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
6.8 Hz), 1.50 (3H, s),1.83 (3H, s), 2.16 (3H, s),
2.24 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 4.09
(1H, s), 4.70 (2H, s), 6.70-7.00 (2H, br), 7.09 (2
H, d, J = 8.4 Hz), 7.30-7.50 (5H, m)。 実施例2 5−ベンジルオキシ−3−[4−(ジメチルアミノ)フ
ェニル]−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3
−ジヒドロベンゾフラン 3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−2,2,
4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−5−オールとベンジルブロミドを用いて、実施例
1に従って目的物を合成した。収率 40%。融点 110-11
2 ℃。(メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.03 (3H, s), 1.48 (3H, s), 1.8
7 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.91 (6H,
s), 4.04 (1H, s), 4.70 (2H, s), 6.48-7.16 (4H, m),
7.20-7.48 (5H, m)。 実施例3 5−ベンジルオキシ−2,4,6,7−テトラメチル−
2−(4−フェニル−1−ピペラジニル)メチル−2,
3−ジヒドロベンゾフラン 2,4,6,7−テトラメチル−2−(4−フェニル−
1−ピペラジニル)メチル−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−5−オールとベンジルブロミドを用いて、実施例
1に従って目的物を合成した。収率 48%。融点 120-12
1 ℃。(メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.47 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.1
6 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.58-2.92 (7H, m), 3.08-
3.22 (5H, m), 4.71 (2H, s), 6.78-6.94 (3H, m), 7.2
0-7.52 (7H, m)。
【0049】実施例4 3−(4−イソプロピルフェニル)−5−(4−メトキ
シベンジルオキシ)−2,2,4,6,7−ペンタメチ
ル−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オールと4−メトキシベンジルクロリドを用いて、実
施例1に従って目的物を合成した。収率 49%。融点 95
-96 ℃。(メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.00 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.49 (3H, s),1.82 (3H, s), 2.16 (3H, s),
2.23 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.81
(3H, s), 4.08 (1H, s), 4.63 (2H, s), 6.70-7.18 (6
H, m), 7.35 (2H,d, J = 8.8 Hz)。 実施例5 3−(4−イソプロピルフェニル)−5−(4−メトキ
シベンジルオキシ)−2,2−ジメチル−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2−ジメチル
−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−オールと4−メ
トキシベンジルクロリドを用いて、実施例1に従って目
的物を合成した。収率 75%。融点 124-126 ℃。(酢酸
エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.95 (3H, s), 1.25 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.57 (3H, s),2.90 (septet, 1H, J = 7.0 H
z), 3.71 (3H, s), 4.30 (1H, s), 4.87 (2H, s), 6.65
-7.35 (11H, m)。 実施例6 3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−5−(4−
メトキシベンジルオキシ)−2,2,4,6,7−ペン
タメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−2,2,
4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−5−オールと4−メトキシベンジルクロリドを用
いて、実施例1に従って目的物を合成した。収率 42
%。融点 105-107 ℃。(エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.02 (3H, s), 1.48 (3H, s), 1.8
4 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.92 (6H,
s), 3.81 (3H, s), 4.04 (1H, s), 4.58-4.69 (2H, m),
6.54-6.93 (6H, m), 7.30-7.42 (2H, m)。
【0050】実施例7 5−(4−メトキシベンジルオキシ)−3−[4−(4
−モルホリニル)フェニル]−2,2,4,6,7−ペ
ンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン 2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−[4−(4−
モルホリニル)フェニル]−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−5−オールと4−メトキシベンジルクロリドとを
用いて、実施例1に従って目的物を合成した。収率 38
%。融点 110-112 ℃。(エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.01 (3H, s), 1.48 (3H, s), 1.8
3 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.23 (3H, s), 3.02-3.26
(4H, m), 3.71-3.99 (7H, m), 4.05 (1H, s), 4.57-4.9
0 (2H, m), 6.60-7.00 (6H, m), 7.35 (2H, d, J = 6.8
Hz)。 実施例8 5−(4−メトキシベンジルオキシ)−2,2,4,
6,7−ペンタメチル−3−[4−(4−メチル−1−
ピペラジニル)フェニル]−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン 2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−[4−(4−
メチル−1−ピペラジニル)フェニル]−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン−5−オールと4−メトキシベンジル
クロリドとを用いて、実施例1に従って目的物を合成し
た。収率 42%。融点 121-122 ℃。(エチルエーテル−
ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.01 (3H, s), 1.48 (3H, s), 1.8
3 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.34 (3H,
s), 2.52-2.63 (4H, m), 3.13-3.24 (4H, m), 3.81 (3
H, s), 4.05 (1H, s), 4.58-4.67 (2H, m), 6.60-7.07
(6H, m), 7.35 (2H,d, J = 8.8 Hz)。 実施例9 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−(4−メチルチオベンジルオキ
シ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オールと4−(ブロモメチル)フェニルメチルスルフ
ィドを用いて、実施例1に従って目的物を合成した。収
率 70%。融点118-120 ℃。(エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.01 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.49 (3H, s),1.82 (3H, s), 2.16 (3H, s),
2.22 (3H, s), 2.48 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J =
7.0 Hz), 4.08 (1H, s), 4.65 (2H, s), 6.80-7.02 (2
H, br), 7.08 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.25 (2H, d, J =
8.4 Hz), 7.36 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
【0051】実施例10 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−[4−(メチルスルフィニル)
ベンジルオキシ]−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−(4−メチルチオベンジルオキ
シ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン (1.50 g, 3.26 m
mol) のエタノール (80 mL)−水 (8 mL) 混合溶液中
に、過ヨウ素酸ナトリウム (0.766 g, 3.58 mmol) を加
え、2 時間加熱還流した。反応混合物に酢酸エチルと水
を加え 2 層を分離、水層を酢酸エチルで抽出し、合わ
せた有機層を水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、
ろ過、減圧濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル−ヘキ
サンから再結晶して、目的物 1.23 g (79%) を得た。
融点132-134 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.02 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
6.8 Hz), 1.50 (3H, s),1.82 (3H, s), 2.17 (3H, s),
2.23 (3H, s), 2.71, 2.72 (1.5H x2, s x2), 2.86 (1
H, septet, J = 6.8 Hz), 4.09 (1H, s), 4.76 (2H,
s), 6.71-7.15 (4H,m), 7.57-7.69 (4H, m)。 実施例11 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−[4−(メチルスルフォニル)
ベンジルオキシ]−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−[4−(メチルスルフィニル)
ベンジルオキシ]−2,3−ジヒドロベンゾフラン (1.
50 g, 3.15 mmol) のエタノール (80 mL)−水 (8 mL)
混合溶液中に、過ヨウ素酸ナトリウム (2.02 g, 9.45 m
mol) を加え、18 時間加熱還流した。反応混合物に酢酸
エチルと水を加え 2 層を分離、水層を酢酸エチルで抽
出し、合わせた有機層を水で洗浄後、硫酸マグネシウム
上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残渣を酢酸エ
チル−ヘキサンから再結晶して、目的物 1.05 g (68%)
を得た。収率 68%。融点 161-162 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.02 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.50 (3H, s),1.82 (3H, s), 2.17 (3H, s),
2.22 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.05
(3H, s), 4.09 (1H, s), 4.80 (2H, s), 6.70-7.13 (4
H, m), 7.67 (2H,d, J = 8.4 Hz), 7.95 (2H, d, J =
8.4 Hz)。
【0052】実施例12 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−(3−フェニル−2−プロペン
−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オールと3−ブロモ−1−フェニル−1−プロペンを
用いて、実施例1に従って目的物を合成した。収率 71
%。融点 106-107 ℃。 (メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.00 (3H, s), 1.21 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.49 (3H, s),1.86 (3H, s), 2.16 (3H, s),
2.24 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.08
(1H, s), 4.36 (2H, d, J = 6.0 Hz), 6.42 (1H, dt, J
= 15.4, 6.0 Hz), 6.66-7.15 (5H, m), 7.20-7.48 (5
H, m)。 実施例13 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−(2−キノリルメチルオキシ)
−2,3−ジヒドロベンゾフラン塩酸塩 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オール (1.0 g, 3.08 mmol) のN,N−ジメチルホル
ムアミド (30 mL) 溶液に 0 ℃ で水素化ナトリウム (6
0% 流動パラフィン分散物, 136 mg, 3.39 mmol) を加
え、同温で 10 分間攪拌した。反応液に2−(クロロメ
チル)キノリン塩酸塩 (730 mg, 3.39 mmol) を加え、8
0 ℃ で30 分間攪拌した。反応混合物を水 (40 mL) に
注ぎ、酢酸エチルで 2 回抽出し、合わせた有機層を水
で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮
した。残渣に4 規定塩酸−エタノールを加え、溶媒を留
去させた後、エタノール-ヘキサンから結晶化させて目
的物 1.1 g (収率 71%) を得た。融点 136-139 ℃。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 0.94 (3H, s), 1.18 (6H, d, J
= 7.0 Hz), 1.45 (3H, s), 1.78 (3H, s), 2.11 (3H,
s), 2.22 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 7.0 Hz),
4.19 (1H, s), 4.20-4.90 (1H, br), 5.10 (1H, d, J =
15.8 Hz), 5.19 (1H, d, J = 15.8 Hz), 6.65-7.05 (2
H, br), 7.13 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.72-7.85 (1H,
m), 7.91-8.02 (2H, m), 8.15-8.30 (2H, m), 8.80 (1
H, d, J = 8.8Hz)。
【0053】実施例14 5−(3,3−ジフェニルプロピルオキシ)−3−(4
−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,7−ペン
タメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オールと3,3−ジフェニルプロピルメタンスルホナ
ートを用いて、実施例1に従って目的物を合成した。収
率 55%。油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.21 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.45 (3H, s),1.71 (3H, s), 2.08 (3H, s),
2.10 (3H, s), 2.48 (1H, d, J = 6.6 Hz), 2.55 (1H,
d, J = 6.6 Hz), 2.76-2.93 (1H, m), 3.60 (2H, t, J
= 6.6 Hz), 4.07 (1H, s), 4.25 (1H, t, J = 8.0 H
z), 6.60-7.00 (2H, br), 7.06 (2H, d, J= 7.6 Hz),
7.10-7.34 (10H, m)。 実施例15 4−[[3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,
4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−5−イル]オキシメチル]安息香酸メチル 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オールと4−(ブロモメチル)メチル安息香酸メチル
を用いて、実施例1に従って目的物を合成した。収率 8
2%。融点 108-110 ℃。(メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.01 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.50 (3H, s),1.82 (3H, s), 2.16 (3H, s),
2.22 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.92
(3H, s), 4.09 (1H, s), 4.76 (2H, s), 6.65-7.00 (2
H, br), 7.08 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.51 (2H, d, J =
8.0 Hz), 8.04 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
【0054】実施例16 α−[[3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,
4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−5−イル]オキシ]フェニル酢酸メチル 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オールとα−ブロモフェニル酢酸メチルを用いて、実
施例1に従って目的物を合成した。収率 82%。油状
物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.21, 1.23 (6H, e
ach d, J = 7.0 Hz), 1.47 (3H, s), 1.57, 1.60 (3H,
each s), 2.00, 2.04 (3H, each s), 2.09, 2.11(3H, e
ach s), 2.75-2.98 (1H, m), 3.70, 3.74 (3H, each
s), 4.01 (1H, s),5.07 (1H, s), 6.60-6.95 (2H, br),
7.06 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.24-7.50 (5H, m)。 実施例17 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−(2−ピリジルメチルオキシ)
−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オールと2−クロロメチルピリジン塩酸塩を用いて、
実施例1に従って目的物を合成した。収率 17%。融点
88-89 ℃。(メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.02 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.51 (3H, s),1.83 (3H, s), 2.17 (3H, s),
2.24 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.10
(1H, s), 4.80 (1H, d, J = 15.8 Hz), 4.89 (1H, d, J
= 15.8 Hz), 6.72-7.02 (2H, br), 7.09 (2H, d, J =
8.2 Hz), 7.15-7.25 (1H, m), 7.67-7.81(2H, m), 8.50
-8.58 (1H, m)。
【0055】実施例18 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−(3−ピリジルメチルオキシ)
−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オールと3−クロロメチルピリジン塩酸塩を用いて、
実施例1に従って目的物を合成した。収率 76%。油状
物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.02 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.50 (3H, s),1.82 (3H, s), 2.16 (3H, s),
2.22 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.09
(1H, s), 4.73 (2H, s), 6.63-7.02 (2H, br), 7.09 (2
H, d, J = 8.2 Hz), 7.24 (1H, dd, J = 7.8, 5.0 Hz),
7.78 (1H, d, J = 7.6 Hz), 8.56 (1H,d, J = 4.0 H
z), 8.60-8.71 (1H, br)。 実施例19 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−(4−ピリジルメチルオキシ)
−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オールと4−クロロメチルピリジン塩酸塩を用いて、
実施例1に従って目的物を合成した。収率 52%。油状
物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.02 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.50 (3H, s),1.82 (3H, s), 2.16 (3H, s),
2.21 (3H, s), 2.78-2.93 (1H, m), 4.08 (1H,s), 4.73
(2H, s), 6.62-7.01 (2H, br), 7.09 (2H, d, J = 8.4
Hz), 7.38 (2H, d, J = 5.8 Hz), 8.60 (2H, d, J =
5.8 Hz)。
【0056】実施例20 3−(4−イソプロピルフェニル)−5−(2,4−ジ
ニトロフェニルオキシ)−2,2,4,6,7−ペンタ
メチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オール (2.0 g, 6.16 mmol) のN,N−ジメチルホル
ムアミド (30 mL) 溶液に 0 ℃ で水素化ナトリウム (6
0% 流動パラフィン分散物, 270 mg, 6.75mmol) を加
え、同温で 20 分間攪拌した。反応液に1−クロロ−
2,4−ジニトロベンゼン (1.37 g, 6.78 mmol) を加
え、室温で 20分間攪拌した。反応混合物を水 (50 mL)
に注ぎ、酢酸エチルで 2 回抽出し、合わせた有機層を
水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃
縮した。残渣を酢酸エチル−ヘキサンから結晶化させて
目的物 1.5 g (収率 50%) を得た。収率 50%。融点 1
37-139 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.04 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.57 (3H, s),1.66 (3H, s), 2.03 (3H, s),
2.19 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.13
(1H, s), 6.62-6.95 (3H, m), 7.11 (2H, d, J = 8.0 H
z), 8.26 (1H, dd, J = 9.2, 2.6 Hz), 8.75-8.86 (1H,
m)。 実施例21 5−(2,4−ビスアセチルアミノフェニルオキシ)−
3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−5−(2,4−ジ
ニトロフェニルオキシ)−2,2,4,6,7−ペンタ
メチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン (800mg, 1.63
mmol) および 10% パラジウム−炭素 (含水) (80 mg)
をエタノール(40 mL) に懸濁し、水素雰囲気下、 60 ℃
で 4 時間攪拌した。触媒をろ去し、減圧濃縮し、5−
(2,4−ジアミノフェノキシ)−3−(4−イソプロ
ピルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−
2,3−ジヒドロベンゾフラン710 mg を得た。得られ
た化合物 (710 mg, 1.65 mmol) とトリエチルアミン (2
90 mg, 1.70 mmol) の クロロホルム (30 mL) 溶液に 0
℃ で塩化アセチル (0.26 mL, 3.63 mmol) を加え、同
温で 1 時間攪拌した。反応混合物を水 (30 mL)に注
ぎ、酢酸エチルで 2 回抽出し、合わせた有機層を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム
上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー (ヘキサン−酢酸エチル 5:1) に
供し目的物 640 mg (収率 76%) を得た。非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.04 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
6.8 Hz), 1.52 (3H, s),1.64 (3H, s), 2.00 (3H, s),
2.12 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.86 (1
H, septet, J = 6.8 Hz), 4.11 (1H, s), 6.30 (1H, d,
J = 9.2 Hz), 6.60-7.03 (2H, br), 7.05 (2H, d, J =
8.4 Hz), 7.54 (1H, dd, J = 9.2, 2.6 Hz), 7.69 (1
H, br s), 8.02 (1H, s), 8.21 (1H, d, J = 2.6 Hz)。
【0057】実施例22 α−[3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,
4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−5−イルオキシ]フェニル酢酸 α−[3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,
4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−5−イルオキシ]フェニル酢酸メチル (1.20 g,
2.54 mmol) のテトラヒドロフラン (24 mL)−メタノー
ル (6 mL) 混合溶液中に、2 規定水酸化ナトリウム水溶
液 (2.5 mL) を滴下し、室温で 30 分間撹拌した。反応
液を減圧濃縮し、2 規定塩酸を加え、酢酸エチルで 2
回抽出した。有機層を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上
で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残渣をヘキサン
から再結晶して、目的物 0.31 g (27%) をジアステレ
オ混合物(混合比8:1)として得た。融点 163-166 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.98 (3H, s), 1.12-1.25 (6H,
m), 1.41-1.56 (6H, m), 1.92-2.10 (6H, m) , 2.87 (1
H, septet, J = 6.6 Hz), 3.99 (1H, s), 5.08-5.10 (1
H, m), 5.20-6.00 (1H, br), 6.60-7.17 (4H, m), 7.20
-7.39 (5H, m)。 実施例23 α−[3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,
4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−5−イルオキシ]フェニル酢酸 実施例22で得られたろ液を減圧濃縮し、非晶質の目的
物 0.50 g (43%) をジアステレオ混合物(混合比1:3)と
して得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.98 (3H, s), 1.16-1.26 (6H,
m), 1.39-1.56 (6H, m), 1.91- 2.10 (6H, m) , 2.84
(1H, septet, J = 6.8 Hz), 4.00 (1H, m), 5.07-5.10
(1H, s), 5.40-6.30 (1H, br), 6.50-7.14 (4H, m), 7.
20-7.40 (5H, m)。
【0058】実施例24 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−(3−フェニル−1−プロピ
ル)オキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−(3−フェニル−2−プロペン
−1−イル)オキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン
(800 mg, 1.82 mmol) および 10% パラジウム−炭素
(含水) (80 mg)をエタノール (20 mL) に懸濁し、水素
雰囲気下、室温で 3 時間攪拌した。触媒をろ去し、ろ
液を減圧濃縮した。残渣をメタノールから結晶化させて
目的物 610mg (収率 76%) を得た。融点78-80 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.22 (6H, d, J =
6.8 Hz) , 1.48 (3H, s), 1.81 (3H, s), 2.02-2.22 (8
H, m), 2.76-2.91 (3H, m), 3.68 (2H, t, J = 6.4 H
z), 4.07 (1H, s), 6.70-6.92 (2H, br), 7.07 (2H, d,
J = 8.8 Hz), 7.15-7.32 (5H, m)。 実施例25 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−5−(2−フェニルエチル)オキシ
−2,3−ジヒドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,
7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−5
−オール (1.0 g, 3.08 mmol)、2−フェニルエタノー
ル (414 mg, 3.39 mmol)、トリフェニルホスフィン (89
0 mg, 3.39 mmol) およびジエチルアゾジカルボキシラ
ート (590 mg, 3.39 mmol) の テトラヒドロフラン (20
mL) 溶液を、室温で 30 分間攪拌した。反応混合物を
減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー (ヘキサン−酢酸エチル 100:1) に供し目的物 150 m
g (収率 11%) を得た。融点 72-74 ℃。(メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 0.98 (3H, s), 1.21 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.46 (3H, s),1.72 (3H, s), 2.10 (3H, s),
2.12 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.05
(2H, t, J = 7.0 Hz), 3.85 (2H, t, J = 7.0 Hz), 4.0
3 (1H, s), 6.65-7.00 (2H, br), 7.06 (2H, d, J = 8.
0 Hz), 7.15-7.50 (5H, m)。
【0059】実施例26 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−
テトラメチルベンゾフラン−5−イル 4−メトキシベ
ンゾエート 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−
テトラメチルベンゾフラン−5−オール (0.90 g, 2.92
mmol) と4-メトキシベンゾイルクロリド (0.55 g, 3.2
1 mmol) の クロロホルム (15 mL) 溶液に室温でトリエ
チルアミン (0.45 mL, 3.21 mmol) を加え、 60 ℃ で
3 時間攪拌した。反応混合物に水 (30 mL) を注ぎ、酢
酸エチルで 2 回抽出し、合わせた有機層を1規定塩酸、
飽和炭酸水素ナトリウムで洗浄後、硫酸マグネシウム上
で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣をエタノールから結
晶化させて目的物 0.52 g (収率 79%) を得た。融点 1
13-115 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.28 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.90
(3H, s), 2.18 (3H, s),2.33 (3H, s), 2.46 (3H, s),
2.95 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 3.89 (3H, s), 6.99
(2H, d, J = 9.0 Hz), 7.25 (4H, s), 8.20 (2H, d, J
= 8.8 Hz)。 実施例27 3−(4−イソプロピルフェニル)−5−(4−メトキ
シベンジルオキシ)−2,4,6,7−テトラメチルベ
ンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−
テトラメチルベンゾフラン−5−オールと4−メトキシ
ベンジルクロリドを用いて、実施例1に従って目的物を
合成した。収率 64%。油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.06
(3H, s), 2.31 (3H, s),2.34 (3H, s), 2.43 (3H, s),
2.97 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 3.82 (3H, s), 4.66
(2H, s), 6.91 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.26 (4H, s),
7.40 (2H, d, J =8.8 Hz)。
【0060】実施例28 2,4,6,7−テトラメチル−3−フェニルベンゾフ
ラン−5−イル 4−メトキシベンゾエート 2,4,6,7−テトラメチル−3−フェニルベンゾフ
ラン−5−オールと4−メトキシベンゾイルクロリドを
用いて、実施例26に従って目的物を合成した。収率 6
4%。融点 152-154 ℃。 (メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.88 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.
32 (3H, s), 2.46 (3H,s), 3.89 (3H, s), 6.99 (2H,
d, J = 9.2 Hz), 7.29-7.43 (5H, m), 8.20 (2H,d, J =
9.2 Hz)。 実施例29 3−(4−イソプロピルフェニル)−6−(4−メトキ
シベンジルオキシ)−2,2−ジメチル−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン 3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2−ジメチル
−2,3−ジヒドロベンゾフラン−6−オール (1.12
g, 4.00 mmol) のN,N−ジメチルホルムアミド (15 m
L) 溶液に0 ℃で水素化ナトリウム (60% 流動パラフィ
ン分散物, 179.0 mg, 4.48 mmol) を加え、同温で30分
間攪拌した。4−メトキシベンジルクロリド (636.8 m
g, 4.07 mmol) を加え、同温で30分間攪拌した。反応混
合物を水に注ぎ、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。
合わせた抽出液を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー (ヘキサン−酢酸エチル 5:1) に供
し、目的物1.19 g (収率 74%) を得た。 融点86-88
℃。(ヘキサン)1 H-NMR(CDCl3) δ : 0.95 (3H, s), 1.24 (6H, d, J =
7.0 Hz), 1.58 (3H, s),2.89 (1H, septet, J = 7.0 H
z), 3.82 (3H, s), 4.27 (1H, s), 4.96 (2H, s), 6.47
-6.52 (2H, m), 6.90-6.95 (3H, m), 7.02 (2H, d, J =
8.1 Hz), 7.16 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.37 (2H, d, J
= 8.8 Hz)。 実施例30 1’−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−
5−(4−メトキシベンジルオキシ)−4,6,7−ト
リメチルスピロ[ベンゾフラン−2(3H),4’−ピ
ペリジン] 1’−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−
4,6,7−トリメチルスピロ[ベンゾフラン−2(3
H),4’−ピペリジン]−5−オール (824.0 mg, 1.
81 mmol) のN,N−ジメチルホルムアミド (15 mL) 溶
液に0 ℃で水素化ナトリウム (60% 流動パラフィン分
散物, 81.4 mg, 2.04 mmol) を加え、同温で30分間攪拌
した。4−メトキシベンジルクロリド (319.9 mg, 2.04
mmol)を加え、同温で30分間攪拌した。反応混合物を水
に注ぎ、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた
抽出液を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾
燥、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー (ヘキサン−酢酸エチル 3:1) に供し、目的物
539 mg (収率52 %) を得た。非晶質。1 H-NMR(CDCl3) δ : 1.20 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.27-
1.39 (2H, m), 1.81 (3H, s), 1.86-1.96 (2H, m), 2.1
9 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.35-2.87 (5H, m),3.52 (2
H, s), 3.80 (3H, s), 4.04 (1H, s), 4.62 (2H, s),
6.6-6.9 (4H, m),7.04-7.08 (2H, m), 7.22-7.36 (7H,
m)。
【0061】実施例31 1’−ベンジル−5−(4−メトキシベンジルオキシ)
−4,6,7−トリメチルスピロ[ベンゾフラン−2
(3H),4’−ピペリジン] 1’−ベンジル−4,6,7−トリメチルスピロ[ベン
ゾフラン−2(3H),4’−ピペリジン]−5−オー
ル (1.01 g, 2.98 mmol) のN,N−ジメチルホルムア
ミド (15 mL) 溶液に0 ℃で水素化ナトリウム (60% 流
動パラフィン分散物, 134.6 mg, 3.37 mmol) を加え、
同温で30分間攪拌した。4−メトキシベンジルクロリド
(584.9 mg, 3.43 mmol) を加え、同温で30分間攪拌し
た。反応混合物を水に注ぎ、生成物を酢酸エチルで2回
抽出した。合わせた抽出液を飽和食塩水で洗浄後、硫酸
マグネシウム上で乾燥、減圧濃縮した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー (ヘキサン−酢酸エチル
2:1) に供し、目的物1.15 g(収率 85 %) を得た。 融
点85-86 ℃ (ヘキサン)。1 H-NMR(CDCl3) δ : 1.80-2.00 (4H, m), 2.10 (3H,
s), 2.15 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.60 (4H, br), 2.8
7 (2H, s), 3.58 (2H, s), 3.83 (3H, s), 4.62 (2H,
s), 6.90-6.95 (2H, m), 7.30-7.43 (7H, m)。 実施例32 3−(4−イソプロピルフェニル)−5−(4−メトキ
シベンジルオキシ)−1’,4,6,7−テトラメチル
スピロ[ベンゾフラン−2(3H),4’−ピペリジ
ン] 3−(4−イソプロピルフェニル)−1’,4,6,7
−テトラメチルスピロ[ベンゾフラン−2(3H),
4’−ピペリジン]−5−オール (509.0 mg, 1.34 mmo
l) のN,N−ジメチルホルムアミド(25 mL) 溶液に0
℃で水素化ナトリウム (60% 流動パラフィン分散物, 6
4.3 mg, 1.61 mmol) を加え、同温で30分間攪拌した。
4−メトキシベンジルクロリド (244.0 mg, 1.56 mmol)
を加え、同温で30分間攪拌した。反応混合物を水に注
ぎ、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出
液を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、
減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー (Chro
matorex NH DM1020(商品名、富士シリシア化学製);
ヘキサン−酢酸エチル 1:1) に供し、目的物262 mg (収
率39 %) を得た。非晶質。1 H-NMR(CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.3-
1.4 (2H, m), 1.82 (3H,s), 1.99-2.04 (2H, m), 2.19
(3H, s), 2.23 (3H, s), 2.30 (3H, s), 2.37-2.70 (4
H, m), 2.82 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.81 (3H,
s), 4.05 (1H, s), 4.62 (2H, s), 6.6-6.9 (4H, m),
7.05-7.09 (2H, m), 7.33-7.37 (2H, m)。 実施例33 3−(4−イソプロピルフェニル)−1’,4,6,7
−テトラメチル−5−(4−ピリジルメチルオキシ)ス
ピロ[ベンゾフラン−2(3H),4’−ピペリジン] 3−(4−イソプロピルフェニル)−1’,4,6,7
−テトラメチルスピロ[ベンゾフラン−2(3H),
4’−ピペリジン]−5−オール (817.7 mg, 2.15 mmo
l) のN,N-ジメチルホルムアミド (30 mL) 溶液に0 ℃で
水素化ナトリウム(60% 流動パラフィン分散物, 187.3
mg, 4.98 mmol) を加え、同温で30分間攪拌した。4−
クロロメチルピリジン塩酸塩 (364.5 mg, 2.22 mmol)
を加え、同温で30分間攪拌した。反応混合物を水に注
ぎ、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出
液を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、
減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー (Chro
matorex NH DM1020(商品名、富士シリシア化学製);
ヘキサン−酢酸エチル 4:1) に供し、目的物575 mg (収
率 57 %) を得た。融点96-98 ℃。(ヘキサン)1 H-NMR(CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 7.0 Hz),1.34-
1.41 (2H, m), 1.82 (3H,s), 1.92-2.11 (2H, m), 2.19
(3H, s), 2.21 (3H, s), 2.30 (3H, s), 2.37-2.65 (4
H, m), 2.85 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.05 (1H,
s), 4.72 (2H, s),6.6-7.1 (4H, m), 7.36-7.39 (2H,
m), 8.58-8.61 (2H, m)。
【0062】上記実施例で得られた化合物の化学構造式
を以下に示す。
【化24】
【化25】
【化26】
【0063】 製剤例1 (1)実施例4で得られた化合物 50mg (2)ラクトース 34mg (3)トウモロコシ澱粉 10.6mg (4)トウモロコシ澱粉(のり状) 5mg (5)ステアリン酸マグネシウム 0.4mg (6)カルボキシメチルセルロースカルシウム 20mg 計 120mg 常法に従い上記(1)〜(6)を混合し、打錠機により打
錠し、錠剤を得た。
【0064】実験例1 ヒト・ニューロブラストーマSK−N−SH細胞におけ
るβアミロイド毒性に対する細胞保護作用を調べた。 (方法) a) 実験材料 ヒト・ニューロブラストーマSK−N−SH細胞:アメ
リカン・タイプ・セルカルチャー(ATCC)より購入 DMEM/F−12培地:日研生物医学研究所(株)よ
り購入 カルウム・マグネシウム不含リン酸生理食塩水(PBS
(−)):日研生物医学研究所(株)より購入 N2添加物(商品名)およびEDTA溶液:ギブコBR
L社より購入 牛胎児血清およびペニシリン(5000 U/ml)ストレプトマ
イシン(5mg/ml)混液:バイオホワイタッカー社より購入 組み替え型ヒト・インターフェロンガンマ(rhIFN
−γ):和光純薬工業(株)より購入 アラマーブルー(商品名)試薬:AccuMed Internationa
l, Inc.より購入 培養フラスコ:ファルコン社製を使用 96穴コラーゲンコート・マルチプレート:イワキガラス
社製を使用 βアミロイド25-35:バッケム社より購入 他の試薬:市販の特級品を使用 b) 実験方法 (1)SK−N−SH細胞の培養 SK−N−SH細胞を、5%FCS、0.5%N2添加物
(商品名)、10 mM HEPESおよび1%ペニシリン(5000 U
/ml)ストレプトマイシン(5mg/ml)混液を含むDME
M/F−12培地を用いて、10%二酸化炭素/90%空気
混合ガス下にて炭酸ガス恒温器で継代培養を行った。サ
ブコンフルエント状態まで培養したのち、2.5 mM ED
TA を含むPBS(-)溶液で剥離した細胞を1.0×104
個/100μl/ウエルの割合で96穴コラーゲンコート・マ
ルチプレート播種し、1日後、培養液の80μl を1.25 n
g/mlのrhIFN−γを含むDMEM/F−12培地
(FCS、N2添加物不含)に置換し、さらに24時間
培養したものを細胞毒性試験に使用した。 (2)βアミロイド25-35誘発神経細胞毒性に対する保護
作用の測定 96穴コラーゲンコート・マルチプレートに播種しIFN
−γ前処置を行ったSK−N−SH細胞の培養液80μl
を除去し、終濃度10μMのβアミロイド25-35と最終濃
度1μMになるように調製した化合物とを40μlずつ同時
に添加し、細胞毒性試験を開始した。なお、化合物はジ
メチルスルホキサイド(DMSO)で10 mM の濃度に調
製したものを使用し、βアミロイド25-35は滅菌精製水
で5 mM の濃度に調製し、−80℃に凍結保存したものを
希釈し超音波処理したものを使用した。 (3)細胞生存活性の評価 細胞毒性試験を開始した3日後に生存している神経細胞
の生存活性はアラマーブルー(商品名)試薬の細胞によ
る還元活性を指標に測定した。細胞培養液の20μlを除
去し20μlのアラマーブルー(商品名)試薬を添加し、4
時間に還元されるアラマーブルー(商品名)試薬をプレ
ートリーダー(コロナ社、MTP-32マイクロプレート
リーダー)にて比色定量(測定波長570nm、参照波長6
00nm)した。細胞保護作用は下記の式により算出し
た。 化合物の細胞保護活性=(A−B)/(C−B)×10
0 (%) A:化合物+βアミロイド添加群の生存活性 B:βアミロイド添加群の生存活性 C:コントロールの生存活性 (結果)化合物1用量につき最低4ウエルを用い、βア
ミロイド添加群の生存活性に対する比較をダンネットt
テストを用いて解析した。結果を下表に示す。実施例化合物 細胞保護活性(%) 1 30.7 2 27.9 3 39.4 7 27.3 12 44.8 14 44.225 47.0 この結果より、化合物(I)および(Ia)は優れたβ
アミロイド毒性保護作用を有することがわかる。
【0065】
【発明の効果】化合物(I)および(Ia)は、優れた
神経変性抑制作用および脳内移行性を有し、低毒性であ
り、神経変性疾患予防・治療剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/495 A61K 31/495 31/535 31/535 C07D 307/81 C07D 307/81 405/06 211 405/06 211 405/12 215 405/12 215 491/107 491/107 // C07D 333/54 333/54

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 〔式中、R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換基
    を有していてもよい炭化水素基、あるいはR1とR2は隣
    接する炭素原子と共に置換基を有していてもよい3ない
    し8員同素または複素環を形成、R3は水素原子、置換
    基を有していてもよい低級アルキルまたは置換基を有し
    ていてもよい芳香族基、R4は(1)置換基を有してい
    てもよい芳香族基、(2)置換基を有していてもよい芳
    香族基を有し、かつさらに置換基を有していてもよい脂
    肪族炭化水素基または(3)アシル、XおよびYはそれ
    ぞれ酸素原子または酸化されていてもよい硫黄原子、-
    - - は単結合または二重結合、A環は式 −X−R
    4(式中、各記号は前記と同意義を示す)で表される基
    のほかにさらに置換基を有していてもよいベンゼン環を
    示す。ただし、- - - が単結合、かつXおよびYが酸素
    原子のとき、R4はアシルではない。〕で表される化合
    物またはその塩。
  2. 【請求項2】R1およびR2がそれぞれ(i)水素原子ま
    たは(ii)(1)ハロゲン原子、(2)C1-3アルキレン
    ジオキシ、(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルキル、(6)ハロゲン化さ
    れていてもよいC2-6アルケニル、(7)ハロゲン化され
    ていてもよいC2-6アルキニル、(8)ハロゲン化されて
    いてもよいC3-6シクロアルキル、(9)C6-14アリー
    ル、(10)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
    シ、(11)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
    チオ、(12)ヒドロキシ、(13)アミノ、(14)モノ−
    1-6アルキルアミノ、(15)モノ−C6-14アリールア
    ミノ、(16)ジ−C1-6アルキルアミノ、(17)ジ−C
    6-14アリールアミノ、(18)ホルミル、カルボキシ、カ
    ルバモイル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロ
    アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−
    カルボニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C
    7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カ
    ルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−
    1-6アルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カル
    バモイル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキ
    ルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アル
    キルスルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルか
    ら選ばれるアシル、(19)ホルミルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミ
    ド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキル
    スルホニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミ
    ノから選ばれるアシルアミノ、(20)C1-6アルキル−
    カルボニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
    アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオ
    キシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキ
    シ、(21)C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5な
    いし10員芳香族複素環基から選ばれる置換基を1ない
    し3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、
    (22)5ないし10員芳香族複素環基および(23)スル
    ホから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有してい
    てもよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アル
    キニル、C3-6シクロアルキルまたはC6-14アリール;
    あるいはR1とR2が隣接する炭素原子と共に、C1-6
    ルキル、C6-14アリール、C7-16アラルキル、アミノ、
    モノ−C1-6アルキルアミノ、モノ−C6-14アリールア
    ミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C6-14アリール
    アミノおよび5ないし10員芳香族複素環基から選ばれ
    る置換基を1ないし3個それぞれ有していてもよいC
    3-8シクロアルカンまたは3ないし8員複素環を形成;
    3が(i)水素原子、(ii)(1)ハロゲン原子、(2)
    1-3アルキレンジオキシ、(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)
    ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(6)ハロ
    ゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、(7)ハロゲ
    ン化されていてもよいC2-6アルキニル、(8)ハロゲン
    化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(9)C6-14
    アリール、(10)ハロゲン化されていてもよいC1-6
    ルコキシ、(11)ハロゲン化されていてもよいC1-6
    ルキルチオ、(12)ヒドロキシ、(13)アミノ、(14)
    モノ−C1-6アルキルアミノ、(15)モノ−C6-14アリ
    ールアミノ、(16)ジ−C1-6アルキルアミノ、(17)
    ジ−C6-14アリールアミノ、(18)ホルミル、カルボキ
    シ、カルバモイル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6
    シクロアルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カル
    ボニル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキ
    ル−カルボニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、
    7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環
    カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ
    −C1-6アルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カ
    ルバモイル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アル
    キルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6
    ルキルスルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニル
    から選ばれるアシル、(19)ホルミルアミノ、C1-6
    ルキル−カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサ
    ミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキ
    ルスルホニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルア
    ミノから選ばれるアシルアミノ、(20)C1-6アルキル
    −カルボニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
    アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオ
    キシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキ
    シ、(21)C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5な
    いし10員芳香族複素環基から選ばれる置換基を1ない
    し3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、
    (22)5ないし10員芳香族複素環基および(23)スル
    ホから選ばれる置換基を1ないし5個有していてもよい
    1-6アルキル、または(iii)(1)ハロゲン原子、
    (2)C1-3アルキレンジオキシ、(3)ニトロ、(4)シ
    アノ、(5)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
    ル、(6)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニ
    ル、(7)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニ
    ル、(8)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアル
    キル、(9)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
    シ、(10)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
    チオ、(11)ヒドロキシ、(12)アミノ、(13)モノ−
    1-6アルキルアミノ、(14)ジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、(15)C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5な
    いし10員芳香族複素環基から選ばれる置換基を1ない
    し3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、
    (16)ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6
    ルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキル−カルボニ
    ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-14アリール−
    カルボニル、C7-16アラルキル−カルボニル、C6-14
    リールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−
    カルボニル、5〜6員複素環カルボニル、モノ−C1-6
    アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイル、C6-14アリール−カルバモイル、5〜6員複素
    環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、C6-14
    リールスルホニル、C1-6アルキルスルフィニルおよび
    6-14アリールスルフィニルから選ばれるアシル、(1
    7)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、
    6-14アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−
    カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノおよ
    びC6-14アリールスルホニルアミノから選ばれるアシル
    アミノ、(18)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C
    6-14アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−
    カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、
    6-14アリール−カルバモイルオキシおよびニコチノイ
    ルオキシから選ばれるアシルオキシ、(19)スルホ、
    (20)C6-14アリールおよび(21)C6-14アリールオキ
    シから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有してい
    てもよいC6-14アリールまたは炭素原子以外に窒素原
    子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子を
    1ないし4個含む5ないし14員芳香族複素環基;R4
    が(i)(1)ハロゲン原子、(2)C1-3アルキレンジオ
    キシ、(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)ハロゲン化さ
    れていてもよいC1-6アルキル、(6)ハロゲン化されて
    いてもよいC2-6アルケニル、(7)ハロゲン化されてい
    てもよいC2-6アルキニル、(8)ハロゲン化されていて
    もよいC3-6シクロアルキル、(9)ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルコキシ、(10)ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルキルチオ、(11)ヒドロキシ、(1
    2)アミノ、(13)モノ−C1-6アルキルアミノ、(14)
    ジ−C1-6アルキルアミノ、(15)C1-6アルキル、C
    6-14アリールおよび5ないし10員芳香族複素環基から
    選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよい5ない
    し7員飽和環状アミノ、(16)ホルミル、カルボキシ、
    カルバモイル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シク
    ロアルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−
    カルボニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C
    7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カ
    ルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−
    1-6アルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カル
    バモイル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキ
    ルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アル
    キルスルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルか
    ら選ばれるアシル、(17)ホルミルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミ
    ド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキル
    スルホニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミ
    ノから選ばれるアシルアミノ、(18)C1-6アルキル−
    カルボニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
    アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオ
    キシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキ
    シ、(19)スルホ、(20)C6-14アリールおよび(21)
    6-14アリールオキシから選ばれる置換基を1ないし3
    個それぞれ有していてもよいC6-14アリールまたは炭素
    原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ば
    れるヘテロ原子を1ないし4個含む5ないし14員芳香
    族複素環基、(ii)(1)ハロゲン原子、(2)C1-3
    ルキレンジオキシ、(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)
    ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(6)ハロ
    ゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、(7)ハロゲ
    ン化されていてもよいC2-6アルキニル、(8)ハロゲン
    化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(9)ハロゲ
    ン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(10)ハロゲ
    ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(11)ヒド
    ロキシ、(12)アミノ、(13)モノ−C1-6アルキルア
    ミノ、(14)ジ−C1-6アルキルアミノ、(15)C1-6
    ルキル、C6-14アリールおよび5ないし10員芳香族複
    素環基から選ばれる置換基を1ないし3個有していても
    よい5ないし7員飽和環状アミノ、(16)ホルミル、カ
    ルボキシ、カルバモイル、C1-6アルキル−カルボニ
    ル、C3-6シクロアルキル−カルボニル、C1-6アルコキ
    シ−カルボニル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16
    アラルキル−カルボニル、C6-14アリールオキシ−カル
    ボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5〜6
    員複素環カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモ
    イル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C6-14アリ
    ール−カルバモイル、5〜6員複素環カルバモイル、C
    1-6アルキルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、
    1-6アルキルスルフィニルおよびC6-14アリールスル
    フィニルから選ばれるアシル、(17)ホルミルアミノ、
    1-6アルキル−カルボキサミド、C6-14アリール−カ
    ルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C
    1-6アルキルスルホニルアミノおよびC6-14アリールス
    ルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(18)C
    1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-14アリール−カ
    ルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
    シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
    1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-14アリール
    −カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
    ばれるアシルオキシ、(19)スルホ、(20)C6-14アリ
    ールおよび(21)C6-14アリールオキシから選ばれる置
    換基を1ないし3個それぞれ有していてもよいC6-14
    リールまたは炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および
    酸素原子から選ばれるヘテロ原子を1ないし4個含む5
    ないし14員芳香族複素環基を1ないし3個有し、かつ
    さらに置換基として、(1)ハロゲン原子、(2)C1-3
    アルキレンジオキシ、(3)ニトロ、(4)シアノ、
    (5)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
    (6)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、
    (7)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、
    (8)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
    ル、(9)C6-14アリール、(10)ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルコキシ、(11)ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルキルチオ、(12)ヒドロキシ、(1
    3)アミノ、(14)モノ−C1-6アルキルアミノ、(15)
    モノ−C6-14アリールアミノ、(16)ジ−C1-6アルキ
    ルアミノ、(17)ジ−C6-14アリールアミノ、(18)ホ
    ルミル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6アルキル−
    カルボニル、C3-6シクロアルキル−カルボニル、C1-6
    アルコキシ−カルボニル、C6-14アリール−カルボニ
    ル、C7-16アラルキル−カルボニル、C6-14アリールオ
    キシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニ
    ル、5〜6員複素環カルボニル、モノ−C1-6アルキル
    −カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、
    6-14アリール−カルバモイル、5〜6員複素環カルバ
    モイル、C1-6アルキルスルホニル、C6-14アリールス
    ルホニル、C1-6アルキルスルフィニルおよびC6-14
    リールスルフィニルから選ばれるアシル、(19)ホルミ
    ルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C6-14
    リール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキ
    サミド、C1-6アルキルスルホニルアミノおよびC6-14
    アリールスルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、
    (20)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-14アリ
    ール−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
    シ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-14
    アリール−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキ
    シから選ばれるアシルオキシ、(21)C1-6アルキル、
    6-14アリールおよび5ないし10員芳香族複素環基か
    ら選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよい5な
    いし7員飽和環状アミノ、(22)5ないし10員芳香族
    複素環基および(23)スルホから選ばれる置換基を1な
    いし5個それぞれ有していてもよいC1-6アルキル、C
    2-6アルケニル、C2-6アルキニルまたはC3-6シクロア
    ルキル、または(iii)式 −(C=O)−R5、−(C=
    O)−OR5、−(C=O)−NR56、−(C=S)−NH
    5、−SO2−R5a または −SO−R5a〔式中、R5
    が(a)水素原子、(b)(1)ハロゲン原子、(2)C
    1-3アルキレンジオキシ、(3)ニトロ、(4)シアノ、
    (5)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
    (6)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、
    (7)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、
    (8)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
    ル、(9)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
    シ、(10)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
    チオ、(11)ヒドロキシ、(12)アミノ、(13)モノ−
    1-6アルキルアミノ、(14)ジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、(15)C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5な
    いし10員芳香族複素環基から選ばれる置換基を1ない
    し3個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、
    (16)ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6
    ルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキル−カルボニ
    ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-14アリール−
    カルボニル、C7-16アラルキル−カルボニル、C6-14
    リールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−
    カルボニル、5〜6員複素環カルボニル、モノ−C1-6
    アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイル、C6-14アリール−カルバモイル、5〜6員複素
    環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、C6-14
    リールスルホニル、C1-6アルキルスルフィニルおよび
    6-14アリールスルフィニルから選ばれるアシル、(1
    7)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、
    6-14アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−
    カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノおよ
    びC6-14アリールスルホニルアミノから選ばれるアシル
    アミノ、(18)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C
    6-14アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−
    カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、
    6-14アリール−カルバモイルオキシおよびニコチノイ
    ルオキシから選ばれるアシルオキシ、(19)スルホ、
    (20)C6-14アリールおよび(21)C6-14アリールオキ
    シから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有してい
    てもよいC6-14アリールまたは炭素原子以外に窒素原
    子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子を
    1ないし4個含む5ないし14員芳香族複素環基、また
    は(c)(1)(1')ハロゲン原子、(2')C1-3アルキ
    レンジオキシ、(3')ニトロ、(4')シアノ、(5')ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(6')ハロ
    ゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、(7')ハロ
    ゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、(8')ハロ
    ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(9')
    ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(10')
    ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(1
    1')ヒドロキシ、(12')アミノ、(13')モノ−C1-6
    アルキルアミノ、(14')ジ−C1-6アルキルアミノ、
    (15')C1-6アルキル、C6-14アリールおよび5ないし
    10員芳香族複素環基から選ばれる置換基を1ないし3
    個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(1
    6')ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6アル
    キル−カルボニル、C3-6シクロアルキル−カルボニ
    ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-14アリール−
    カルボニル、C7-16アラルキル−カルボニル、C6-14
    リールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−
    カルボニル、5〜6員複素環カルボニル、モノ−C1-6
    アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイル、C6-14アリール−カルバモイル、5〜6員複素
    環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、C6-14
    リールスルホニル、C1-6アルキルスルフィニルおよび
    6-14アリールスルフィニルから選ばれるアシル、(1
    7')ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミ
    ド、C6-14アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキ
    シ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ
    およびC6-14アリールスルホニルアミノから選ばれるア
    シルアミノ、(18')C1-6アルキル−カルボニルオキ
    シ、C6-14アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコ
    キシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カル
    バモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
    キシ、C6-14アリール−カルバモイルオキシおよびニコ
    チノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、(19')ス
    ルホ、(20')C6-14アリールおよび(21')C6-14アリ
    ールオキシから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ
    有していてもよいC6-14アリールまたは炭素原子以外に
    窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ
    原子を1ないし4個含む5ないし14員芳香族複素環
    基、(2)ハロゲン原子、(3)C1-3アルキレンジオキ
    シ、(4)ニトロ、(5)シアノ、(6)ハロゲン化され
    ていてもよいC1-6アルキル、(7)ハロゲン化されてい
    てもよいC2-6アルケニル、(8)ハロゲン化されていて
    もよいC2-6アルキニル、(9)ハロゲン化されていても
    よいC3-6シクロアルキル、(10)ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルコキシ、(11)ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルキルチオ、(12)ヒドロキシ、(1
    3)アミノ、(14)モノ−C1-6アルキルアミノ、(15)
    ジ−C1-6アルキルアミノ、(16)C1-6アルキル、C
    6-14アリールおよび5ないし10員芳香族複素環基から
    選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよい5ない
    し7員飽和環状アミノ、(17)ホルミル、カルボキシ、
    カルバモイル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シク
    ロアルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−
    カルボニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C
    7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カ
    ルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−
    1-6アルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カル
    バモイル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキ
    ルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アル
    キルスルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルか
    ら選ばれるアシル、(18)ホルミルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミ
    ド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキル
    スルホニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミ
    ノから選ばれるアシルアミノ、(19)C1-6アルキル−
    カルボニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
    アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオ
    キシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキ
    シおよび(20)スルホから選ばれる置換基を1ないし5
    個それぞれ有していてもよいC1-6アルキル、C2-6アル
    ケニル、C2-6アルキニルまたはC3-6シクロアルキル、
    5aが(a)(1)ハロゲン原子、(2)C1-3アルキレン
    ジオキシ、(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルキル、(6)ハロゲン化さ
    れていてもよいC2-6アルケニル、(7)ハロゲン化され
    ていてもよいC2-6アルキニル、(8)ハロゲン化されて
    いてもよいC3-6シクロアルキル、(9)ハロゲン化され
    ていてもよいC1-6アルコキシ、(10)ハロゲン化され
    ていてもよいC1-6アルキルチオ、(11)ヒドロキシ、
    (12)アミノ、(13)モノ−C1-6アルキルアミノ、(1
    4)ジ−C1-6アルキルアミノ、(15)C1-6アルキル、
    6-14アリールおよび5ないし10員芳香族複素環基か
    ら選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよい5な
    いし7員飽和環状アミノ、(16)ホルミル、カルボキ
    シ、カルバモイル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6
    シクロアルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カル
    ボニル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキ
    ル−カルボニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、
    7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環
    カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ
    −C1-6アルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カ
    ルバモイル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アル
    キルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6
    ルキルスルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニル
    から選ばれるアシル、(17)ホルミルアミノ、C1-6
    ルキル−カルボキサミド、C6-1 4アリール−カルボキサ
    ミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキ
    ルスルホニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルア
    ミノから選ばれるアシルアミノ、(18)C1-6アルキル
    −カルボニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
    アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオ
    キシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキ
    シ、(19)スルホ、(20)C6-14アリールおよび(21)
    6-14アリールオキシから選ばれる置換基を1ないし3
    個それぞれ有していてもよいC6-14アリールまたは炭素
    原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ば
    れるヘテロ原子を1ないし4個含む5ないし14員芳香
    族複素環基、または(b)(1)(1')ハロゲン原子、
    (2')C1-3アルキレンジオキシ、(3')ニトロ、
    (4')シアノ、(5')ハロゲン化されていてもよいC
    1-6アルキル、(6')ハロゲン化されていてもよいC2-6
    アルケニル、(7')ハロゲン化されていてもよいC2-6
    アルキニル、(8')ハロゲン化されていてもよいC3-6
    シクロアルキル、(9')ハロゲン化されていてもよいC
    1-6アルコキシ、(10')ハロゲン化されていてもよいC
    1-6アルキルチオ、(11')ヒドロキシ、(12')アミ
    ノ、(13')モノ−C1-6アルキルアミノ、(14')ジ−
    1-6アルキルアミノ、(15')C1-6アルキル、C6-14
    アリールおよび5ないし10員芳香族複素環基から選ば
    れる置換基を1ないし3個有していてもよい5ないし7
    員飽和環状アミノ、(16')ホルミル、カルボキシ、カ
    ルバモイル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロ
    アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−
    カルボニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C
    7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カ
    ルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−
    1-6アルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カル
    バモイル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキ
    ルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アル
    キルスルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルか
    ら選ばれるアシル、(17')ホルミルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミ
    ド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキル
    スルホニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミ
    ノから選ばれるアシルアミノ、(18')C1-6アルキル−
    カルボニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
    アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオ
    キシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキ
    シ、(19')スルホ、(20')C6-14アリールおよび(2
    1')C6-14アリールオキシから選ばれる置換基を1ない
    し3個それぞれ有していてもよいC6-14アリールまたは
    炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
    選ばれるヘテロ原子を1ないし4個含む5ないし14員
    芳香族複素環基、(2)ハロゲン原子、(3)C1-3アル
    キレンジオキシ、(4)ニトロ、(5)シアノ、(6)ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(7)ハロゲ
    ン化されていてもよいC2-6アルケニル、(8)ハロゲン
    化されていてもよいC2-6アルキニル、(9)ハロゲン化
    されていてもよいC3-6シクロアルキル、(10)ハロゲ
    ン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(11)ハロゲ
    ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(12)ヒド
    ロキシ、(13)アミノ、(14)モノ−C1-6アルキルア
    ミノ、(15)ジ−C1-6アルキルアミノ、(16)C1-6
    ルキル、C6-14アリールおよび5ないし10員芳香族複
    素環基から選ばれる置換基を1ないし3個有していても
    よい5ないし7員飽和環状アミノ、(17)ホルミル、カ
    ルボキシ、カルバモイル、C1-6アルキル−カルボニ
    ル、C3-6シクロアルキル−カルボニル、C1-6アルコキ
    シ−カルボニル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16
    アラルキル−カルボニル、C6-14アリールオキシ−カル
    ボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5〜6
    員複素環カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモ
    イル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C6-14アリ
    ール−カルバモイル、5〜6員複素環カルバモイル、C
    1-6アルキルスルホニル、C6-14アリールスルホニル、
    1-6アルキルスルフィニルおよびC6-14アリールスル
    フィニルから選ばれるアシル、(18)ホルミルアミノ、
    1-6アルキル−カルボキサミド、C6-14アリール−カ
    ルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C
    1-6アルキルスルホニルアミノおよびC6-14アリールス
    ルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(19)C
    1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-14アリール−カ
    ルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
    シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
    1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-14アリール
    −カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
    ばれるアシルオキシおよび(20)スルホから選ばれる置
    換基を1ないし5個それぞれ有していてもよいC1-6
    ルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニルまたはC
    3-6シクロアルキル、およびR6が水素原子またはC1-6
    アルキルである〕で表されるアシル;およびA環がさら
    に(1)ハロゲン原子、(2)C1-3アルキレンジオキ
    シ、(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)ハロゲン化され
    ていてもよいC1-6アルキル、(6)ハロゲン化されてい
    てもよいC2-6アルケニル、(7)ハロゲン化されていて
    もよいC2-6アルキニル、(8)ハロゲン化されていても
    よいC3-6シクロアルキル、(9)ハロゲン化されていて
    もよいC1-6アルコキシ、(10)ハロゲン化されていて
    もよいC1-6アルキルチオ、(11)ヒドロキシ、(12)
    アミノ、(13)モノ−C1-6アルキルアミノ、(14)ジ
    −C1-6アルキルアミノ、(15)C1-6アルキル、C6-14
    アリールおよび5ないし10員芳香族複素環基から選ば
    れる置換基を1ないし3個有していてもよい5ないし7
    員飽和環状アミノ、(16)ホルミル、カルボキシ、カル
    バモイル、C1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロア
    ルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
    6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−カル
    ボニル、C6-14アリールオキシ−カルボニル、C7-16
    ラルキルオキシ−カルボニル、5〜6員複素環カルボニ
    ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6
    ルキル−カルバモイル、C6-14アリール−カルバモイ
    ル、5〜6員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスル
    ホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アルキルス
    ルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルから選ば
    れるアシル、(17)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−
    カルボキサミド、C6-14アリール−カルボキサミド、C
    1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホ
    ニルアミノおよびC6-14アリールスルホニルアミノから
    選ばれるアシルアミノ、(18)C1-6アルキル−カルボ
    ニルオキシ、C6-14アリール−カルボニルオキシ、C
    1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイルオキシ、C6-14アリール−カルバモイルオキシお
    よびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
    (19)スルホ、(20)C6-14アリールおよび(21)C
    6-14アリールオキシから選ばれる置換基を1ないし3個
    有していてもよいベンゼン環である請求項1記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】R1およびR2がそれぞれ置換基を有してい
    てもよいC1-6アルキル、またはR1とR2が隣接する炭
    素原子と共に置換基を有していてもよい3ないし8員同
    素または複素環を形成する請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】R3が置換基を有していてもよい芳香族基
    である請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】R4が(1)置換基を有していてもよい芳香
    族基を有し、かつさらに置換基を有していてもよい脂肪
    族炭化水素基または(2)アシルである請求項1記載の
    化合物。
  6. 【請求項6】Xが酸素原子である請求項1記載の化合
    物。
  7. 【請求項7】Yが酸素原子である請求項1記載の化合
    物。
  8. 【請求項8】式 −X−R4で表される基がベンゾフラン
    環の5位に置換している請求項7記載の化合物。
  9. 【請求項9】式 【化2】 〔式中、各記号は請求項1記載と同意義を示す〕で表さ
    れる化合物またはその塩である請求項1記載の化合物。
  10. 【請求項10】R1およびR2が、それぞれ(1)C6-14
    アリール、(2)C1-6アルコキシ、(3)C1-6アルキル
    チオ、(4)ヒドロキシ、(5)アミノ、(6)モノ−C
    1-6アルキルアミノ、(7)モノ−C6-14アリールアミ
    ノ、(8)ジ−C1-6アルキルアミノ、(9)ジ−C6-14
    アリールアミノ、(10)カルボキシ、(11)C1-6アル
    キルスルホニル、(12)C6-14アリールスルホニル、
    (13)C1-6アルキルスルフィニル、(14)C6-14アリ
    ールスルフィニルおよび(15)C1-6アルキル、C6-14
    アリールおよび5ないし10員芳香族基から選ばれる置
    換基を1ないし3個有していてもよい5ないし7員飽和
    環状アミノから選ばれる置換基を1ないし3個有してい
    てもよいC1-6アルキルであるか、あるいはR1とR2
    隣接する炭素原子と共に、C1-6アルキル、C6-14アリ
    ール、C7-16アラルキルおよび5ないし10員芳香族複
    素環基から選ばれる置換基を1ないし3個有していても
    よい3ないし8員同素または複素環を形成;R3が(1)
    ハロゲン原子、(2)C1-6アルキル、(3)C1-6アルコ
    キシ、(4)モノ−C1-6アルキルアミノ、(5)ジ−C
    1-6アルキルアミノおよび(6)C1-6アルキル、C6-14
    アリールおよび5ないし10員芳香族基から選ばれる置
    換基を1ないし3個有していてもよい5ないし7員飽和
    環状アミノから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ
    有していてもよいフェニル、1−ナフチル、2−ナフチ
    ル、2−チニエル、3−チエニル、2−ピリジル、3−
    ピリジル、4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリ
    ル、1−イソキノリル、1−インドリル、2−インドリ
    ルまたは2−ベンゾチアゾリル;R4が(i)(1)ハロ
    ゲン原子、(2)C1-6アルキル、(3)C1-6アルコキ
    シ、(4)ヒドロキシ、(5)アミノ、(6)モノ−C1-6
    アルキルアミノ、(7)ジ−C1-6アルキルアミノ、
    (8)カルボキシおよび(9)C1-6アルキル、C6-14
    リールおよび5ないし10員芳香族基から選ばれる置換
    基を1ないし3個有していてもよい5ないし7員飽和環
    状アミノから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有
    していてもよいフェニル、1−ナフチル、2−ナフチ
    ル、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−
    ピリジル、4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリ
    ル、1−イソキノリル、1−インドリル、2−インドリ
    ルまたは2−ベンゾチアゾリルを有し、かつ、さらに置
    換基としてカルボキシまたはC1-6アルコキシ−カルボ
    ニルを有していてもよいC1-6アルキル、または(ii)
    ハロゲン原子、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ヒド
    ロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C
    1-6アルキルアミノおよびカルボキシから選ばれる置換
    基を1ないし3個それぞれ有していてもよいC1-6アル
    キル−カルボニル、C3-6シクロアルキル−カルボニ
    ル、C6-14アリール−カルボニルまたはC7-16アラルキ
    ル−カルボニル;Xが酸素原子;Yが酸素原子;および
    A環が、さらにハロゲン原子、ハロゲン化されていても
    よいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
    アルコキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノおよ
    びジ−C1-6アルキルアミノから選ばれる置換基を1な
    いし3個有していてもよいベンゼン環である請求項1記
    載の化合物。
  11. 【請求項11】R1およびR2が、それぞれ、C6-14アリ
    ール、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオ、ヒドロキ
    シ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、モノ−C
    6-14アリールアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、ジ−
    6-14アリールアミノ、カルボキシ、C1-6アルキルス
    ルホニル、C6-14アリールスルホニル、C1-6アルキル
    スルフィニルおよびC6-14アリールスルフィニルから選
    ばれる置換基を1ないし3個有していてもよいC1-6
    ルキルであるか、あるいはR1とR2が隣接する炭素原子
    と共に、C1-6アルキル、C6-14アリールおよびC7-16
    アラルキルから選ばれる置換基を1ないし3個有してい
    てもよいピペリジンを形成;R3がハロゲン原子、C1-6
    アルキル、C1-6アルコキシ、アミノ、モノ−C1-6アル
    キルアミノおよびジ−C1-6アルキルアミノから選ばれ
    る置換基を1ないし3個有していてもよいフェニル;R
    4が(i)ハロゲン原子、C1-6アルキル、C1-6アルコキ
    シ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミ
    ノ、ジ−C1-6アルキルアミノおよびカルボキシから選
    ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有していてもよい
    フェニルまたはピリジルを有するC1-6アルキル、また
    は(ii)式 −(C=O)−R5' 〔式中、R5'がハロゲン
    原子、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ヒドロキシ、
    アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキ
    ルアミノおよびカルボキシから選ばれる置換基を1ない
    し3個それぞれ有していてもよいフェニルまたはフェニ
    ル−C1-6アルキルである〕で表されるアシル;Xが酸
    素原子;Yが酸素原子;およびA環が、さらにハロゲン
    原子、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、アミノ、
    モノ−C1-6アルキルアミノおよびジ−C1-6アルキルア
    ミノから選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよ
    いベンゼン環である請求項1記載の化合物。
  12. 【請求項12】式 【化3】 〔式中、R1およびR2が、それぞれフェニルで置換され
    た6員飽和環状アミノを有していてもよいC1-6アルキ
    ルであるか、あるいはR1とR2が隣接する炭素原子と共
    に、C1-6アルキルまたはC7-16アラルキルで置換され
    たピペリジンを形成;R3が(i)水素原子、または(i
    i)(1)C1-6アルキル、(2)ジ−C1-6アルキルアミ
    ノおよび(3)C1-6アルキルを有していてもよい6員飽
    和環状アミノから選ばれる置換基を1ないし3個有して
    いてもよいフェニル;R4が(i)ニトロおよびC1-6
    ルキル−カルボキサミドから選ばれる置換基を1ないし
    3個有していてもよいフェニル、(ii)C1-6アルコキ
    シ、C1-6アルキルチオ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、C1-6アルキルスルホニルおよびC1-6アルキルスル
    フィニルから選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有
    していてもよいフェニル、キノリルまたはピリジル1な
    いし3個をそれぞれ有し、さらに置換基としてフェニ
    ル、カルボキシまたはC1-6アルコキシ−カルボニルを
    それぞれ有していてもよいC1-6アルキルまたはC2-6
    ルケニル、または(iii)式 −(C=O)−R5'' 〔式
    中、R5''がC1-6アルコキシで置換されたフェニルであ
    る〕で表されるアシル;およびA'環が、さらに1ない
    し3個のC1-6アルキルを有していてもよいベンゼン環
    である〕で表される化合物である請求項1記載の化合
    物。
  13. 【請求項13】3−(4−イソプロピルフェニル)−5
    −(4−メトキシベンジルオキシ)−2,2,4,6,
    7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン、3
    −(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テ
    トラメチルベンゾフラン−5−イル 4−メトキシベン
    ゾエート、3−(4−イソプロピルフェニル)−5−
    (4−メトキシベンジルオキシ)−2,4,6,7−テ
    トラメチルベンゾフラン、3−(4−イソプロピルフェ
    ニル)−5−(4−メトキシベンジルオキシ)−1’,
    4,6,7−テトラメチルスピロ[ベンゾフラン−2
    (3H),4’−ピペリジン]またはそれらの塩である
    請求項1記載の化合物。
  14. 【請求項14】式 【化4】 〔式中、各記号は請求項1記載と同意義を示す〕で表さ
    れる化合物またはその塩と式 R4−L〔式中、Lは脱離
    基およびR4は請求項1記載と同意義を示す〕で表され
    る化合物またはその塩とを反応させることを特徴とする
    請求項1記載の化合物の製造法。
  15. 【請求項15】請求項1記載の化合物を含有してなる医
    薬組成物。
  16. 【請求項16】神経変性抑制剤である請求項15記載の
    組成物。
  17. 【請求項17】βアミロイド毒性抑制剤である請求項1
    5記載の組成物。
  18. 【請求項18】神経変性疾患予防・治療剤である請求項
    15記載の組成物。
  19. 【請求項19】式 【化5】 〔式中、R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換基
    を有していてもよい炭化水素基、あるいはR1とR2は隣
    接する炭素原子と共に置換基を有していてもよい3ない
    し8員同素または複素環を形成、R3は水素原子、置換
    基を有していてもよい低級アルキルまたは置換基を有し
    ていてもよい芳香族基、R4aは置換基を有していてもよ
    い芳香族基、置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素
    基またはアシル、Xaは酸素原子または酸化されていて
    もよい硫黄原子、Yaは酸素原子、酸化されていてもよ
    い硫黄原子または置換基を有していてもよいイミノ、-
    - - は単結合または二重結合、Aa環は式 −Xa−R
    4a(式中、各記号は前記と同意義を示す)で表される基
    のほかに置換されていてもよいアミノ以外の置換基をさ
    らに有していてもよいベンゼン環を示す。ただし、- -
    - が単結合、かつXaおよびYaが酸素原子のとき、R
    4aはアシルではない。〕で表される化合物またはその塩
    を含有してなる神経変性抑制剤。
  20. 【請求項20】βアミロイド毒性抑制剤である請求項1
    9記載の抑制剤。
  21. 【請求項21】神経変性疾患予防・治療剤である請求項
    19記載の抑制剤。
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