JPH1141040A - 差動増幅回路および負荷駆動回路 - Google Patents
差動増幅回路および負荷駆動回路Info
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- JPH1141040A JPH1141040A JP9197102A JP19710297A JPH1141040A JP H1141040 A JPH1141040 A JP H1141040A JP 9197102 A JP9197102 A JP 9197102A JP 19710297 A JP19710297 A JP 19710297A JP H1141040 A JPH1141040 A JP H1141040A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低い電源電位より高く、高い電源電位より低
い出力ダイナミックレンジを有する差動増幅回路を得
る。 【解決手段】 差動増幅回路10は反転入力ノードと非
反転入力ノードとに現れる差電圧を増幅する差動増幅回
路部100とこの差動増幅回路部100の出力ノードか
ら出力された信号に基づいた信号を出力ノードに出力す
る出力バッファ回路200とを有する。差動増幅回路部
100は第1の高電源電位ノード1と第1の低電源電位
ノード2との間に接続され、第1の高電源電位ノード1
および第1の低電源電位ノード2に印加される電源電位
にて駆動される。出力バッファ回路200は第2の高電
源電位ノード3と第2の低電源電位ノード4との間に接
続され、第2の高電源電位ノード3および第2の低電源
電位ノード4に印加される電源電位にて駆動される。
い出力ダイナミックレンジを有する差動増幅回路を得
る。 【解決手段】 差動増幅回路10は反転入力ノードと非
反転入力ノードとに現れる差電圧を増幅する差動増幅回
路部100とこの差動増幅回路部100の出力ノードか
ら出力された信号に基づいた信号を出力ノードに出力す
る出力バッファ回路200とを有する。差動増幅回路部
100は第1の高電源電位ノード1と第1の低電源電位
ノード2との間に接続され、第1の高電源電位ノード1
および第1の低電源電位ノード2に印加される電源電位
にて駆動される。出力バッファ回路200は第2の高電
源電位ノード3と第2の低電源電位ノード4との間に接
続され、第2の高電源電位ノード3および第2の低電源
電位ノード4に印加される電源電位にて駆動される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非反転入力ノー
ドと反転入力ノードに現れる差電圧を増幅して出力する
差動増幅回路部と、この差動増幅回路部の出力に基づい
た信号を出力する出力バッファ回路を備えた差動増幅回
路、およびこの差動増幅回路を備えた負荷駆動回路に関
する。
ドと反転入力ノードに現れる差電圧を増幅して出力する
差動増幅回路部と、この差動増幅回路部の出力に基づい
た信号を出力する出力バッファ回路を備えた差動増幅回
路、およびこの差動増幅回路を備えた負荷駆動回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の差動増幅回路を示すもので
あり、図9において、1は正の電源電位が印加される高
電源電位ノード、2は接地電位にされる低電源電位ノー
ド、5は第1の入力信号が入力される反転入力端子、6
は第2の入力信号が入力される非反転入力端子、7は出
力端子、10は上記高電源電位ノード1と上記低電源電
位ノード2との間に接続され、上記高電源電位ノード1
および上記低電源電位ノード2に印加される電源電位に
て駆動され、上記反転入力端子5に入力される第1の入
力信号と上記非反転入力端子6に入力される第2の入力
信号との差電圧を増幅して上記出力端子7に出力する差
動増幅回路である。
あり、図9において、1は正の電源電位が印加される高
電源電位ノード、2は接地電位にされる低電源電位ノー
ド、5は第1の入力信号が入力される反転入力端子、6
は第2の入力信号が入力される非反転入力端子、7は出
力端子、10は上記高電源電位ノード1と上記低電源電
位ノード2との間に接続され、上記高電源電位ノード1
および上記低電源電位ノード2に印加される電源電位に
て駆動され、上記反転入力端子5に入力される第1の入
力信号と上記非反転入力端子6に入力される第2の入力
信号との差電圧を増幅して上記出力端子7に出力する差
動増幅回路である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このように
構成された差動増幅回路にあっては、その出力ダイナミ
ックレンジは高電源電位ノード1および低電源電位ノー
ド2に印加される電源電位に依存する。一般に、この種
差動増幅回路が組み込まれる半導集積回路装置に用いら
れる電源電位は5Vもしくは12Vである。例えば、5
Vの電位を高電源電位ノードに印加した場合は、差動増
幅回路10の出力ダイナミックレンジは約0V〜約5V
(正確には、差動増幅回路10出力段のトランジスタの
影響を受け、その範囲は狭くなる)である。また、12
Vの電位を高電源電位ノードに印加した場合は、差動増
幅回路10の出力ダイナミックレンジは約0V〜約12
V(正確には、差動増幅回路10出力段のトランジスタ
の影響を受け、その範囲は狭くなる)である。
構成された差動増幅回路にあっては、その出力ダイナミ
ックレンジは高電源電位ノード1および低電源電位ノー
ド2に印加される電源電位に依存する。一般に、この種
差動増幅回路が組み込まれる半導集積回路装置に用いら
れる電源電位は5Vもしくは12Vである。例えば、5
Vの電位を高電源電位ノードに印加した場合は、差動増
幅回路10の出力ダイナミックレンジは約0V〜約5V
(正確には、差動増幅回路10出力段のトランジスタの
影響を受け、その範囲は狭くなる)である。また、12
Vの電位を高電源電位ノードに印加した場合は、差動増
幅回路10の出力ダイナミックレンジは約0V〜約12
V(正確には、差動増幅回路10出力段のトランジスタ
の影響を受け、その範囲は狭くなる)である。
【0004】ところで、上記のように構成された差動増
幅回路において、5Vの電位を高電源電位ノードに印加
した場合は、出力ダイナミックレンジにおける上限側の
電位が5Vに十分に近い値が得られなかった。また、出
力ダイナミックレンジとして5V以上必要ではあるが、
12Vまで必要ない場合であっても、高電源電位ノード
1に、12Vの電源電位を与えるように設定していた。
この様な場合、差動増幅回路における回路全体の消費電
力が必要以上に大きくなる。
幅回路において、5Vの電位を高電源電位ノードに印加
した場合は、出力ダイナミックレンジにおける上限側の
電位が5Vに十分に近い値が得られなかった。また、出
力ダイナミックレンジとして5V以上必要ではあるが、
12Vまで必要ない場合であっても、高電源電位ノード
1に、12Vの電源電位を与えるように設定していた。
この様な場合、差動増幅回路における回路全体の消費電
力が必要以上に大きくなる。
【0005】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、例えば2つの異なる正の電源電位が印加され
る半導体集積回路装置において、低い電源電位より高
く、高い電源電位より低い出力ダイナミックレンジを有
する差動増幅回路を得ることを目的とする。第2の目的
は、例えば2つの異なる正の電源電位が印加される半導
体集積回路装置において、消費電力が少なく、所望の電
源電位の供給が行える、差動増幅回路を備えた負荷駆動
回路を得ることである。
のであり、例えば2つの異なる正の電源電位が印加され
る半導体集積回路装置において、低い電源電位より高
く、高い電源電位より低い出力ダイナミックレンジを有
する差動増幅回路を得ることを目的とする。第2の目的
は、例えば2つの異なる正の電源電位が印加される半導
体集積回路装置において、消費電力が少なく、所望の電
源電位の供給が行える、差動増幅回路を備えた負荷駆動
回路を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る差動増
幅回路は、第1の高電源電位ノードと第1の低電源電位
ノードとの間に接続され、第1の高電源電位ノードおよ
び第1の低電源電位ノードに印加される電源電位にて駆
動され、非反転入力ノードと反転入力ノードに現れる差
電圧を増幅して出力する差動増幅回路部と、第1の高電
源電位ノードとは異なる第2の高電源電位ノードと第1
の低電源電位ノードとは異なる第2の低電源電位ノード
との間に接続され、第2の高電源電位ノードおよび第2
の低電源電位ノードに印加される電源電位にて駆動さ
れ、差動増幅回路部の出力ノードから出力された信号に
基づいた信号を出力ノードに出力する出力バッファ回路
とを設けたものである。
幅回路は、第1の高電源電位ノードと第1の低電源電位
ノードとの間に接続され、第1の高電源電位ノードおよ
び第1の低電源電位ノードに印加される電源電位にて駆
動され、非反転入力ノードと反転入力ノードに現れる差
電圧を増幅して出力する差動増幅回路部と、第1の高電
源電位ノードとは異なる第2の高電源電位ノードと第1
の低電源電位ノードとは異なる第2の低電源電位ノード
との間に接続され、第2の高電源電位ノードおよび第2
の低電源電位ノードに印加される電源電位にて駆動さ
れ、差動増幅回路部の出力ノードから出力された信号に
基づいた信号を出力ノードに出力する出力バッファ回路
とを設けたものである。
【0007】第2の発明に係る負荷駆動回路は、第1の
電源電位が印加される第1の高電源電位ノードと第1の
電源電位より低い第2の電源電位が印加される第1の低
電源電位ノードとの間に接続され、反転入力ノードが第
1の入力端子に接続され、非反転入力ノードが第2の入
力端子に接続される差動増幅回路部、および第1の電源
電位と異なる第3の電源電位が印加される第2の高電源
電位ノードと第3の電源電位より低い第4の電源電位が
印加される第2の低電源電位ノードとの間に接続され、
入力ノードが差動増幅回路部の出力ノードに接続され、
出力ノードが第1の出力端子に接続される出力バッファ
回路を有する第1の差動増幅回路と、第1の高電源電位
ノードと第1の低電源電位ノードとの間に接続され、反
転入力ノードが第2の入力端子に接続され、非反転入力
ノードが第1の入力端子に接続される差動増幅回路部、
および第1の電源電位と異なる第5の電源電位が印加さ
れる第3の高電源電位ノードと第5の電源電位より低い
第6の電源電位が印加される第3の低電源電位ノードと
の間に接続され、入力ノードが差動増幅回路部の出力ノ
ードに接続され、出力ノードが第2の出力端子に接続さ
れる出力バッファ回路を有する第2の差動増幅回路とを
設けたものである。
電源電位が印加される第1の高電源電位ノードと第1の
電源電位より低い第2の電源電位が印加される第1の低
電源電位ノードとの間に接続され、反転入力ノードが第
1の入力端子に接続され、非反転入力ノードが第2の入
力端子に接続される差動増幅回路部、および第1の電源
電位と異なる第3の電源電位が印加される第2の高電源
電位ノードと第3の電源電位より低い第4の電源電位が
印加される第2の低電源電位ノードとの間に接続され、
入力ノードが差動増幅回路部の出力ノードに接続され、
出力ノードが第1の出力端子に接続される出力バッファ
回路を有する第1の差動増幅回路と、第1の高電源電位
ノードと第1の低電源電位ノードとの間に接続され、反
転入力ノードが第2の入力端子に接続され、非反転入力
ノードが第1の入力端子に接続される差動増幅回路部、
および第1の電源電位と異なる第5の電源電位が印加さ
れる第3の高電源電位ノードと第5の電源電位より低い
第6の電源電位が印加される第3の低電源電位ノードと
の間に接続され、入力ノードが差動増幅回路部の出力ノ
ードに接続され、出力ノードが第2の出力端子に接続さ
れる出力バッファ回路を有する第2の差動増幅回路とを
設けたものである。
【0008】
実施の形態1.図1および図2はこの発明の実施の形態
1を示す。図1において、1は第1の電源電位Vbsが印
加される第1の高電源電位ノードで、上記第1の電源電
位Vbsはこの実施の形態1では2つの異なる正の電源電
位の高い電源電位、例えば12Vの電源電位である。2
は上記第1の電源電位より低い第2の電源電位が印加さ
れる第1の低電源電位ノードで、上記第2の電源電位は
この実施の形態1では接地電位(GND)である。3は
上記第1高電源電位ノード1とは別個に設けられ、第3
の電源電位Vmが印加される第2の高電源電位ノード
で、上記第3の電源電位Vmはこの実施の形態1では2
つの異なる正の電源電位の高い電源電位、例えば12V
の電源電位または低い電源電位、例えば5Vである。4
は上記第3の電源電位Vmより低い第4の電源電位Vmg
が印加される第2の低電源電位ノードで、上記第4の電
源電位Vmgはこの実施の形態1では2つの異なる正の電
源電位の低い電源電位、例えば5Vの電源電位または接
地電位である。
1を示す。図1において、1は第1の電源電位Vbsが印
加される第1の高電源電位ノードで、上記第1の電源電
位Vbsはこの実施の形態1では2つの異なる正の電源電
位の高い電源電位、例えば12Vの電源電位である。2
は上記第1の電源電位より低い第2の電源電位が印加さ
れる第1の低電源電位ノードで、上記第2の電源電位は
この実施の形態1では接地電位(GND)である。3は
上記第1高電源電位ノード1とは別個に設けられ、第3
の電源電位Vmが印加される第2の高電源電位ノード
で、上記第3の電源電位Vmはこの実施の形態1では2
つの異なる正の電源電位の高い電源電位、例えば12V
の電源電位または低い電源電位、例えば5Vである。4
は上記第3の電源電位Vmより低い第4の電源電位Vmg
が印加される第2の低電源電位ノードで、上記第4の電
源電位Vmgはこの実施の形態1では2つの異なる正の電
源電位の低い電源電位、例えば5Vの電源電位または接
地電位である。
【0009】5は第1の入力信号が入力される第1の入
力端子で、上記第1の入力信号はこの実施の形態1では
基準電位(比較電位)である。6は第2の入力信号が入
力される第2の入力端子、7は負荷が接続される出力端
子である。10は反転入力ノード−と非反転入力ノード
+とに現れる差電圧を増幅する差動増幅回路部100と
この差動増幅回路部100の出力ノードから出力された
信号に基づいた信号を出力ノードに出力する出力バッフ
ァ回路200を備えた差動増幅回路である。
力端子で、上記第1の入力信号はこの実施の形態1では
基準電位(比較電位)である。6は第2の入力信号が入
力される第2の入力端子、7は負荷が接続される出力端
子である。10は反転入力ノード−と非反転入力ノード
+とに現れる差電圧を増幅する差動増幅回路部100と
この差動増幅回路部100の出力ノードから出力された
信号に基づいた信号を出力ノードに出力する出力バッフ
ァ回路200を備えた差動増幅回路である。
【0010】上記差動増幅回路部100は上記第1の高
電源電位ノード1と上記第1の低電源電位ノード2との
間に接続され、上記第1の高電源電位ノード1および上
記第1の低電源電位ノード2に印加される電源電位にて
駆動される。差動増幅回路部100の反転入力ノード−
は上記第1の入力端子5に接続される。差動増幅回路部
100の非反転入力ノード+は上記第2の入力端子6に
接続される。上記出力バッファ回路200は上記第2の
高電源電位ノード3と上記第2の低電源電位ノード4と
の間に接続され、上記第2の高電源電位ノード3および
上記第2の低電源電位ノード4に印加される電源電位に
て駆動される。上記出力バッファ回路10の入力ノード
は上記差動増幅回路部100の出力ノードに接続され、
出力ノードは上記出力端子7に接続される。
電源電位ノード1と上記第1の低電源電位ノード2との
間に接続され、上記第1の高電源電位ノード1および上
記第1の低電源電位ノード2に印加される電源電位にて
駆動される。差動増幅回路部100の反転入力ノード−
は上記第1の入力端子5に接続される。差動増幅回路部
100の非反転入力ノード+は上記第2の入力端子6に
接続される。上記出力バッファ回路200は上記第2の
高電源電位ノード3と上記第2の低電源電位ノード4と
の間に接続され、上記第2の高電源電位ノード3および
上記第2の低電源電位ノード4に印加される電源電位に
て駆動される。上記出力バッファ回路10の入力ノード
は上記差動増幅回路部100の出力ノードに接続され、
出力ノードは上記出力端子7に接続される。
【0011】上記差動増幅回路部100の具体的構成
は、例えば図2に示される構成をしている。図2におい
て101は第1の高電源電位ノード1から第1の電源電
位Vbsを受け、第1の共通ノード102に定電流を供給
する第1の定電流源、103はエミッタ電極が第1の共
通ノードに接続され、ベース電極が第1の入力端子5に
接続されるpnp型バイポーラトランジスタ、104は
エミッタ電極が第1の共通ノードに接続され、ベース電
極が第2の入力端子6に接続され、コレクタ電極が第1
の共通出力ノード107に接続されるpnp型バイポー
ラトランジスタで、上記トランジスタ103とで差動対
トランジスタを構成する。
は、例えば図2に示される構成をしている。図2におい
て101は第1の高電源電位ノード1から第1の電源電
位Vbsを受け、第1の共通ノード102に定電流を供給
する第1の定電流源、103はエミッタ電極が第1の共
通ノードに接続され、ベース電極が第1の入力端子5に
接続されるpnp型バイポーラトランジスタ、104は
エミッタ電極が第1の共通ノードに接続され、ベース電
極が第2の入力端子6に接続され、コレクタ電極が第1
の共通出力ノード107に接続されるpnp型バイポー
ラトランジスタで、上記トランジスタ103とで差動対
トランジスタを構成する。
【0012】105はベース電極がコレクタ電極に接続
されてトランジスタ103のコレクタ電極に接続され、
エミッタ電極が第1の低電源電位ノード2に接続される
npn型バイポーラトランジスタ、106はベース電極
がトランジスタ105のベース電極に接続され、コレク
タ電極がトランジスタ104のコレクタ電極に接続さ
れ、エミッタ電極が第1の低電源電位ノード2に接続さ
れるnpn型バイポーラトランジスタで、トランジスタ
105とでカレントミラー回路を構成する。108は第
1の高電源電位ノード1から第1の電源電位Vbsを受
け、第2の共通出力ノード109に定電流を供給する第
1の定電流源、110はベース電極が第1の共通出力ノ
ードに接続され、コレクタ電極が第2の共通出力ノード
109に接続され、エミッタ電極が第1の低電源電位ノ
ード2に接続されるnpn型バイポーラトランジスタで
ある。
されてトランジスタ103のコレクタ電極に接続され、
エミッタ電極が第1の低電源電位ノード2に接続される
npn型バイポーラトランジスタ、106はベース電極
がトランジスタ105のベース電極に接続され、コレク
タ電極がトランジスタ104のコレクタ電極に接続さ
れ、エミッタ電極が第1の低電源電位ノード2に接続さ
れるnpn型バイポーラトランジスタで、トランジスタ
105とでカレントミラー回路を構成する。108は第
1の高電源電位ノード1から第1の電源電位Vbsを受
け、第2の共通出力ノード109に定電流を供給する第
1の定電流源、110はベース電極が第1の共通出力ノ
ードに接続され、コレクタ電極が第2の共通出力ノード
109に接続され、エミッタ電極が第1の低電源電位ノ
ード2に接続されるnpn型バイポーラトランジスタで
ある。
【0013】111は第1の高電源電位ノード1および
第1の低電源電位ノード2に印加される電源電位Vbsに
て駆動され、第2の共通出力ノード109に現れた電位
に応じた電位を第1の出力ノード112に出力する出力
プッシュ用信号発生回路、113は第1の高電源電位ノ
ード1および第1の低電源電位ノード2に印加される電
源電位Vbsにて駆動され、第2の共通出力ノード109
に現れた電位に応じ、出力プッシュ用信号発生回路11
1からの出力信号と反転した関係にある電位を第2の出
力ノード114に出力する出力プル用信号発生回路であ
る。115は第1の高電源電位ノード1および第1の低
電源電位ノード2に印加される電源電位Vbsにて駆動さ
れ、出力端子7に現れた電位に基づく電位を出力プッシ
ュ用信号発生回路111および出力プル用信号発生回路
113の入力に帰還して、出力端子7に現れる電位を安
定にさせる出力フィードバック回路である。
第1の低電源電位ノード2に印加される電源電位Vbsに
て駆動され、第2の共通出力ノード109に現れた電位
に応じた電位を第1の出力ノード112に出力する出力
プッシュ用信号発生回路、113は第1の高電源電位ノ
ード1および第1の低電源電位ノード2に印加される電
源電位Vbsにて駆動され、第2の共通出力ノード109
に現れた電位に応じ、出力プッシュ用信号発生回路11
1からの出力信号と反転した関係にある電位を第2の出
力ノード114に出力する出力プル用信号発生回路であ
る。115は第1の高電源電位ノード1および第1の低
電源電位ノード2に印加される電源電位Vbsにて駆動さ
れ、出力端子7に現れた電位に基づく電位を出力プッシ
ュ用信号発生回路111および出力プル用信号発生回路
113の入力に帰還して、出力端子7に現れる電位を安
定にさせる出力フィードバック回路である。
【0014】また、上記出力バッファ回路部200の具
体的構成は、例えば図2に示される構成をしている。図
2において201はベース電極が差動増幅回路部100
の第1の出力ノード112に接続され、コレクタ電極が
第2の高電源電位ノード3に接続され、エミッタ電極が
出力端子7に接続されるnpn型バイポーラトランジス
タ、202はベース電極が差動増幅回路部100の第2
の出力ノード114に接続され、コレクタ電極が出力端
子7に接続され、エミッタ電極が第2の低電源電位ノー
ド4に接続されるnpn型バイポーラトランジスタであ
る。
体的構成は、例えば図2に示される構成をしている。図
2において201はベース電極が差動増幅回路部100
の第1の出力ノード112に接続され、コレクタ電極が
第2の高電源電位ノード3に接続され、エミッタ電極が
出力端子7に接続されるnpn型バイポーラトランジス
タ、202はベース電極が差動増幅回路部100の第2
の出力ノード114に接続され、コレクタ電極が出力端
子7に接続され、エミッタ電極が第2の低電源電位ノー
ド4に接続されるnpn型バイポーラトランジスタであ
る。
【0015】このように構成された差動増幅回路10に
おいては、上記したように、差動増幅回路部100を駆
動するための第1の高電源電位ノード1および第1の低
電源電位ノード2と、出力バッファ回路200を駆動す
るための第2の高電源電位ノード3および第2の低電源
電位ノード4とを別個のノードとしたので、例えば2つ
の異なる正の電源電位(12V、5V)が印加される半
導体集積回路装置において、第2の高電源電位ノード3
および第2の低電源電位ノード4に対して次の3通りの
電源電位を印加することが可能である。
おいては、上記したように、差動増幅回路部100を駆
動するための第1の高電源電位ノード1および第1の低
電源電位ノード2と、出力バッファ回路200を駆動す
るための第2の高電源電位ノード3および第2の低電源
電位ノード4とを別個のノードとしたので、例えば2つ
の異なる正の電源電位(12V、5V)が印加される半
導体集積回路装置において、第2の高電源電位ノード3
および第2の低電源電位ノード4に対して次の3通りの
電源電位を印加することが可能である。
【0016】(第1の例)第1の高電源電位ノード1に
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを第1の電源電位Vbsと同じ12Vと
し、第2の低電源電位ノード4に印加される第4の電源
電位Vmgを第2の電源電位と同じ接地電位とする。この
ように電源電位を印加した場合、差動増幅回路10の出
力ダイナミックレンジは約0V〜約12V(正確には、
差動増幅回路10出力段のトランジスタの影響を受け、
その範囲は狭くなる)である。
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを第1の電源電位Vbsと同じ12Vと
し、第2の低電源電位ノード4に印加される第4の電源
電位Vmgを第2の電源電位と同じ接地電位とする。この
ように電源電位を印加した場合、差動増幅回路10の出
力ダイナミックレンジは約0V〜約12V(正確には、
差動増幅回路10出力段のトランジスタの影響を受け、
その範囲は狭くなる)である。
【0017】(第2の例)第1の高電源電位ノード1に
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを第1の電源電位Vbsと同じ12Vと
し、第2の低電源電位ノード4に印加される第4の電源
電位Vmgを5Vとする。このように電源電位を印加した
場合、差動増幅回路10の出力ダイナミックレンジは5
V〜約12V(正確には、上限の出力ダイナミックレン
ジが差動増幅回路10出力段のトランジスタの影響を受
け、若干低くなる)で、約7Vの範囲である。すなわ
ち、このように電源電位を印加した場合は、半導体集積
回路装置に印加される高い正の電源電位(12V)より
低く、低い正の電源電位(5V)より高い電源電位が得
られる。しかも、第2の高電源電位ノード3と第2の電
源電位ノード4との間の電位差が高い正の電源電位(1
2V)より低いため、出力バッファ回路200にて消費
される電力は、上記した第1の例より低くなる。
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを第1の電源電位Vbsと同じ12Vと
し、第2の低電源電位ノード4に印加される第4の電源
電位Vmgを5Vとする。このように電源電位を印加した
場合、差動増幅回路10の出力ダイナミックレンジは5
V〜約12V(正確には、上限の出力ダイナミックレン
ジが差動増幅回路10出力段のトランジスタの影響を受
け、若干低くなる)で、約7Vの範囲である。すなわ
ち、このように電源電位を印加した場合は、半導体集積
回路装置に印加される高い正の電源電位(12V)より
低く、低い正の電源電位(5V)より高い電源電位が得
られる。しかも、第2の高電源電位ノード3と第2の電
源電位ノード4との間の電位差が高い正の電源電位(1
2V)より低いため、出力バッファ回路200にて消費
される電力は、上記した第1の例より低くなる。
【0018】(第3の例)第1の高電源電位ノード1に
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを5Vとし、第2の低電源電位ノード4
に印加される第4の電源電位Vmgを第2の電源電位と同
じ接地電位とする。このように電源電位を印加した場
合、差動増幅回路10の出力ダイナミックレンジは約0
V〜5V(正確には、下限の出力ダイナミックレンジが
差動増幅回路10出力段のトランジスタの影響を受け、
若干高くなる)である。すなわち、このように電源電位
を印加した場合は、上限の出力ダイナミックレンジが半
導体集積回路装置に印加される低い正の電源電位(5
V)まで得られる。しかも、出力バッファ回路200に
て消費される電力は、上記した第2の例より低くなる。
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを5Vとし、第2の低電源電位ノード4
に印加される第4の電源電位Vmgを第2の電源電位と同
じ接地電位とする。このように電源電位を印加した場
合、差動増幅回路10の出力ダイナミックレンジは約0
V〜5V(正確には、下限の出力ダイナミックレンジが
差動増幅回路10出力段のトランジスタの影響を受け、
若干高くなる)である。すなわち、このように電源電位
を印加した場合は、上限の出力ダイナミックレンジが半
導体集積回路装置に印加される低い正の電源電位(5
V)まで得られる。しかも、出力バッファ回路200に
て消費される電力は、上記した第2の例より低くなる。
【0019】なお、出力ダイナミックレンジを広くとる
必要が無いものにあっては、消費電力を低くするため、
次のような電源電位を印加してもよい。すなわち、第1
の高電源電位ノード1に印加される第1の電源電位Vbs
を5Vとし、第1の低電源電位ノード2に印加される第
2の電源電位を接地電位とする。第2の高電源電位ノー
ド3に印加される第3の電源電位Vmを第1の電源電位
Vbsと同じ5Vとし、第4の低電源電位ノード4に印加
される第4の電源電位Vmgを第2の電源電位と同じ接地
電位とする。このように電源電位を印加した場合、差動
増幅回路10の出力ダイナミックレンジは約0V〜約5
V(正確には、差動増幅回路10出力段のトランジスタ
の影響を受け、狭くなる)である。しかし、上記した3
つの例より消費電力が低い。
必要が無いものにあっては、消費電力を低くするため、
次のような電源電位を印加してもよい。すなわち、第1
の高電源電位ノード1に印加される第1の電源電位Vbs
を5Vとし、第1の低電源電位ノード2に印加される第
2の電源電位を接地電位とする。第2の高電源電位ノー
ド3に印加される第3の電源電位Vmを第1の電源電位
Vbsと同じ5Vとし、第4の低電源電位ノード4に印加
される第4の電源電位Vmgを第2の電源電位と同じ接地
電位とする。このように電源電位を印加した場合、差動
増幅回路10の出力ダイナミックレンジは約0V〜約5
V(正確には、差動増幅回路10出力段のトランジスタ
の影響を受け、狭くなる)である。しかし、上記した3
つの例より消費電力が低い。
【0020】上記した差動増幅回路10は、第2の高電
源電位ノード3および第2の低電源電位ノード4に印加
する電源電位によって、出力ダイナミツクレンジを選択
でき、差動増幅回路10を半導体集積回路装置に組み込
んだ後でも要望に応じた出力ダイナミックレンジにする
ことができるという効果を有する。しかも、半導体集積
回路装置に印加される例えば2つの異なる正の電源電位
の間の電位をダイナミックレンジにすることもでき、必
要以上に電力消費をさせなくてすむという効果も有す
る。
源電位ノード3および第2の低電源電位ノード4に印加
する電源電位によって、出力ダイナミツクレンジを選択
でき、差動増幅回路10を半導体集積回路装置に組み込
んだ後でも要望に応じた出力ダイナミックレンジにする
ことができるという効果を有する。しかも、半導体集積
回路装置に印加される例えば2つの異なる正の電源電位
の間の電位をダイナミックレンジにすることもでき、必
要以上に電力消費をさせなくてすむという効果も有す
る。
【0021】なお、上記した実施の形態1では、半導体
集積回路装置に印加される2つの異なる正の電源電位を
12V、5Vとしたが、これら電源電位に限られないこ
とは言うまでもない。
集積回路装置に印加される2つの異なる正の電源電位を
12V、5Vとしたが、これら電源電位に限られないこ
とは言うまでもない。
【0022】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す。この実施の形態2は上記した実施の形態1
に示した差動増幅回路10を備えた負荷駆動回路であ
る。なお、この実施の形態3に示す負荷駆動回路は、例
えば、CD−ROMやDVDに対応したアクチュエータ
モータドライバICに組み込まれた、負荷としてのアク
チュエータを駆動するための回路である。図3におい
て、1は第1の電源電位Vbsが印加される第1の高電源
電位ノードで、第1の電源電位はこの実施の形態2では
2つの異なる正の電源電位の高い電源電位、例えば12
Vの電源電位である。2は第1の電源電位より低い第2
の電源電位が印加される第1の低電源電位ノードで、第
2の電源電位はこの実施の形態2では接地電位(GN
D)である。
態2を示す。この実施の形態2は上記した実施の形態1
に示した差動増幅回路10を備えた負荷駆動回路であ
る。なお、この実施の形態3に示す負荷駆動回路は、例
えば、CD−ROMやDVDに対応したアクチュエータ
モータドライバICに組み込まれた、負荷としてのアク
チュエータを駆動するための回路である。図3におい
て、1は第1の電源電位Vbsが印加される第1の高電源
電位ノードで、第1の電源電位はこの実施の形態2では
2つの異なる正の電源電位の高い電源電位、例えば12
Vの電源電位である。2は第1の電源電位より低い第2
の電源電位が印加される第1の低電源電位ノードで、第
2の電源電位はこの実施の形態2では接地電位(GN
D)である。
【0023】3aは第1高電源電位ノード1とは別個に
設けられ、第3の電源電位が印加される第2の高電源電
位ノードで、第3の電源電位はこの実施の形態2では2
つの異なる正の電源電位の高い電源電位、例えば12V
の電源電位または低い電源電位、例えば5Vである。4
aは第3の電源電位より低い第4の電源電位が印加され
る第2の低電源電位ノードで、第4の電源電位はこの実
施の形態2では2つの異なる正の電源電位の低い電源電
位、例えば5Vの電源電位または接地電位である。3b
は第1高電源電位ノード1とは別個に設けられ、第5の
電源電位が印加される第3の高電源電位ノードで、第5
の電源電位はこの実施の形態2では2つの異なる正の電
源電位の高い電源電位、例えば12Vの電源電位または
低い電源電位、例えば5Vであり、第2の高電源電位ノ
ード3aと接続される。4bは第5の電源電位より低い
第6の電源電位が印加される第3の低電源電位ノード
で、第6の電源電位はこの実施の形態2では2つの異な
る正の電源電位の低い電源電位、例えば5Vの電源電位
または接地電位であり、第2の低電源電位ノード4aと
接続される。
設けられ、第3の電源電位が印加される第2の高電源電
位ノードで、第3の電源電位はこの実施の形態2では2
つの異なる正の電源電位の高い電源電位、例えば12V
の電源電位または低い電源電位、例えば5Vである。4
aは第3の電源電位より低い第4の電源電位が印加され
る第2の低電源電位ノードで、第4の電源電位はこの実
施の形態2では2つの異なる正の電源電位の低い電源電
位、例えば5Vの電源電位または接地電位である。3b
は第1高電源電位ノード1とは別個に設けられ、第5の
電源電位が印加される第3の高電源電位ノードで、第5
の電源電位はこの実施の形態2では2つの異なる正の電
源電位の高い電源電位、例えば12Vの電源電位または
低い電源電位、例えば5Vであり、第2の高電源電位ノ
ード3aと接続される。4bは第5の電源電位より低い
第6の電源電位が印加される第3の低電源電位ノード
で、第6の電源電位はこの実施の形態2では2つの異な
る正の電源電位の低い電源電位、例えば5Vの電源電位
または接地電位であり、第2の低電源電位ノード4aと
接続される。
【0024】5は第1の入力信号が入力される第1の入
力端子で、上記第2の入力信号はこの実施の形態2では
基準電位(比較電位)、例えば、1.65Vまたは2.
5Vである。6は第2の入力信号が入力される第2の入
力端子、7aは負荷8、例えばアクチュエータの一端が
接続される第1の出力端子、7bは上記負荷8、の他端
が接続される第2の出力端子である。第1の出力端子7
aと第2の出力端子7bとの間に接続される負荷8は、
第1の出力端子7aから第2の出力端子7bに流れる電
流、および第2の出力端子7bから第1の出力端子7a
に流れる電流によって駆動される。
力端子で、上記第2の入力信号はこの実施の形態2では
基準電位(比較電位)、例えば、1.65Vまたは2.
5Vである。6は第2の入力信号が入力される第2の入
力端子、7aは負荷8、例えばアクチュエータの一端が
接続される第1の出力端子、7bは上記負荷8、の他端
が接続される第2の出力端子である。第1の出力端子7
aと第2の出力端子7bとの間に接続される負荷8は、
第1の出力端子7aから第2の出力端子7bに流れる電
流、および第2の出力端子7bから第1の出力端子7a
に流れる電流によって駆動される。
【0025】9は出力基準電位が印加される出力基準電
位ノードで、出力基準電位はこの実施の形態2では第1
および第2の出力端子7a、7b間に現れる最大電位差
の1/2、つまり、第3、第5の電源電位ノードに印加
される第3、第5の電源電位と第4、第6の電源電位ノ
ードに印加される第4、第6の電源電位との差電位の1
/2の電位である。
位ノードで、出力基準電位はこの実施の形態2では第1
および第2の出力端子7a、7b間に現れる最大電位差
の1/2、つまり、第3、第5の電源電位ノードに印加
される第3、第5の電源電位と第4、第6の電源電位ノ
ードに印加される第4、第6の電源電位との差電位の1
/2の電位である。
【0026】10aは第1の高電源電位ノード1と第1
の低電源電位ノード2との間に接続され、反転入力ノー
ド−が第1の入力端子5に接続され、非反転入力ノード
−が第2の入力端子6に接続される差動増幅回路部10
0と、第2の高電源電位ノード3と第2の低電源電位ノ
ード4との間に接続され、入力ノードが差動増幅回路部
100の出力ノード(第1および第2の出力ノード11
2、114)に接続され、出力ノードが第1の出力端子
7aに接続される出力バッファ回路200とを有する第
1の差動増幅回路で、図1および図2に示す上記した実
施の形態1における差動増幅回路10と同じ構成をして
いる。
の低電源電位ノード2との間に接続され、反転入力ノー
ド−が第1の入力端子5に接続され、非反転入力ノード
−が第2の入力端子6に接続される差動増幅回路部10
0と、第2の高電源電位ノード3と第2の低電源電位ノ
ード4との間に接続され、入力ノードが差動増幅回路部
100の出力ノード(第1および第2の出力ノード11
2、114)に接続され、出力ノードが第1の出力端子
7aに接続される出力バッファ回路200とを有する第
1の差動増幅回路で、図1および図2に示す上記した実
施の形態1における差動増幅回路10と同じ構成をして
いる。
【0027】10bは第1の高電源電位ノード1と第1
の低電源電位ノード2との間に接続され、反転入力ノー
ド−が第2の入力端子6に接続され、非反転入力ノード
+が第1の入力端子5に接続される差動増幅回路部10
0と、第3の高電源電位ノード3bと第3の低電源電位
ノード4bとの間に接続され、入力ノードが差動増幅回
路部100の出力ノード(第1および第2の出力ノード
112、114)に接続され、出力ノードが第2の出力
端子7bに接続される出力バッファ回路200とを有す
る第2の差動増幅回路で、図1および図2に示す上記し
た実施の形態1における差動増幅回路10と同じ構成を
している。
の低電源電位ノード2との間に接続され、反転入力ノー
ド−が第2の入力端子6に接続され、非反転入力ノード
+が第1の入力端子5に接続される差動増幅回路部10
0と、第3の高電源電位ノード3bと第3の低電源電位
ノード4bとの間に接続され、入力ノードが差動増幅回
路部100の出力ノード(第1および第2の出力ノード
112、114)に接続され、出力ノードが第2の出力
端子7bに接続される出力バッファ回路200とを有す
る第2の差動増幅回路で、図1および図2に示す上記し
た実施の形態1における差動増幅回路10と同じ構成を
している。
【0028】11は第1の入力端子と第1の差動増幅回
路10aにおける差動増幅回路部100の反転入力ノー
ド−との間に接続される第1の抵抗性素子、12は第2
の入力端子6と第1の差動増幅回路10aにおける差動
増幅回路部100の非反転入力ノード+との間に接続さ
れる第2の抵抗性素子で、この実施の形態2では、その
抵抗値R1は第1の抵抗性素子11の抵抗値R1と同じ
である。13は第1の差動増幅回路10aにおける差動
増幅回路部100の反転入力ノード−と出力バッファ回
路200の出力ノードとの間に接続される第3の抵抗素
子で、この実施の形態2では、その抵抗値R2と第1の
抵抗性素子11の抵抗値R1との比(R2/R1)が3
〜6に設定されている。14は出力基準電位ノード9と
第1の差動増幅回路10aにおける差動増幅回路部10
0の非反転入力ノード+との間に接続される第4の抵抗
性素子で、この実施の形態2では、その抵抗値R2は第
1の抵抗性素子11の抵抗値R2と同じである。
路10aにおける差動増幅回路部100の反転入力ノー
ド−との間に接続される第1の抵抗性素子、12は第2
の入力端子6と第1の差動増幅回路10aにおける差動
増幅回路部100の非反転入力ノード+との間に接続さ
れる第2の抵抗性素子で、この実施の形態2では、その
抵抗値R1は第1の抵抗性素子11の抵抗値R1と同じ
である。13は第1の差動増幅回路10aにおける差動
増幅回路部100の反転入力ノード−と出力バッファ回
路200の出力ノードとの間に接続される第3の抵抗素
子で、この実施の形態2では、その抵抗値R2と第1の
抵抗性素子11の抵抗値R1との比(R2/R1)が3
〜6に設定されている。14は出力基準電位ノード9と
第1の差動増幅回路10aにおける差動増幅回路部10
0の非反転入力ノード+との間に接続される第4の抵抗
性素子で、この実施の形態2では、その抵抗値R2は第
1の抵抗性素子11の抵抗値R2と同じである。
【0029】15は第2の入力端子6と第2の差動増幅
回路10bにおける差動増幅回路部100の反転入力ノ
ード−との間に接続される第5の抵抗性素子で、この実
施の形態2では、その抵抗値R3は第1の抵抗性素子1
1の抵抗値R1と同じである。16は第1の入力端子5
と第2の差動増幅回路10bにおける差動増幅回路部1
00の非反転入力ノード+との間に接続される第6の抵
抗性素子で、この実施の形態2では、その抵抗値R3は
第5の抵抗性素子15の抵抗値R3と同じである。17
は第2の差動増幅回路10bにおける差動増幅回路部1
00の反転入力ノード−と出力バッファ回路200の出
力ノードとの間に接続される第7の抵抗素子で、この実
施の形態2では、その抵抗値R4は第3の抵抗性素子1
3の抵抗値R2と同じであり、その抵抗値R4と第5の
抵抗性素子15の抵抗値R3との比(R4/R3)が3
〜6に設定されている。18は出力基準電位ノード9と
第2の差動増幅回路10bにおける差動増幅回路部10
0の非反転入力ノード+との間に接続される第8の抵抗
性素子で、この実施の形態2では、その抵抗値R4は第
7の抵抗性素子17の抵抗値R4と同じである。
回路10bにおける差動増幅回路部100の反転入力ノ
ード−との間に接続される第5の抵抗性素子で、この実
施の形態2では、その抵抗値R3は第1の抵抗性素子1
1の抵抗値R1と同じである。16は第1の入力端子5
と第2の差動増幅回路10bにおける差動増幅回路部1
00の非反転入力ノード+との間に接続される第6の抵
抗性素子で、この実施の形態2では、その抵抗値R3は
第5の抵抗性素子15の抵抗値R3と同じである。17
は第2の差動増幅回路10bにおける差動増幅回路部1
00の反転入力ノード−と出力バッファ回路200の出
力ノードとの間に接続される第7の抵抗素子で、この実
施の形態2では、その抵抗値R4は第3の抵抗性素子1
3の抵抗値R2と同じであり、その抵抗値R4と第5の
抵抗性素子15の抵抗値R3との比(R4/R3)が3
〜6に設定されている。18は出力基準電位ノード9と
第2の差動増幅回路10bにおける差動増幅回路部10
0の非反転入力ノード+との間に接続される第8の抵抗
性素子で、この実施の形態2では、その抵抗値R4は第
7の抵抗性素子17の抵抗値R4と同じである。
【0030】このように構成された負荷駆動回路におい
て、例えば図4に示す入力信号Aが第2の入力端子6に
入力された場合の第1および第2の出力端子7a、7b
に現れる出力信号について説明する。なお、図4におい
て、Bは第1の入力端子5に入力される入力信号である
基準電位、Cは出力基準電位ノードに印加される出力基
準電位、Dは第1の出力端子7aに現れる第1の出力電
位、Eは第2の出力端子7bに現れる第2の出力電位で
ある。また、図4に示した波形は、第1の高電源電位ノ
ード1に印加される第1の電源電位を12Vとし、第1
の低電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接
地電位とし、第2および第3の高電源電位ノード3a、
3bに印加される第3および第5の電源電位を第1の電
源電位と同じ12Vとし、第2および第3の低電源電位
ノード4a、4bに印加される第4および第5の電源電
位を5Vとし、第2の入力端子6に入力される第2の入
力信号である基準電位が2.5Vとし、出力基準電位ノ
ードに印加される出力基準電位を8.5[=(12+
5)/2}Vとした場合の波形である。
て、例えば図4に示す入力信号Aが第2の入力端子6に
入力された場合の第1および第2の出力端子7a、7b
に現れる出力信号について説明する。なお、図4におい
て、Bは第1の入力端子5に入力される入力信号である
基準電位、Cは出力基準電位ノードに印加される出力基
準電位、Dは第1の出力端子7aに現れる第1の出力電
位、Eは第2の出力端子7bに現れる第2の出力電位で
ある。また、図4に示した波形は、第1の高電源電位ノ
ード1に印加される第1の電源電位を12Vとし、第1
の低電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接
地電位とし、第2および第3の高電源電位ノード3a、
3bに印加される第3および第5の電源電位を第1の電
源電位と同じ12Vとし、第2および第3の低電源電位
ノード4a、4bに印加される第4および第5の電源電
位を5Vとし、第2の入力端子6に入力される第2の入
力信号である基準電位が2.5Vとし、出力基準電位ノ
ードに印加される出力基準電位を8.5[=(12+
5)/2}Vとした場合の波形である。
【0031】第1の入力端子5に図4に示した入力信号
Aが入力されると、第1の増幅回路10aは、第1の入
力端子5に現れた電位Vinと第2の入力端子6に現れた
電位Vrefの差電位(Vin−Vref)をR2/R1倍した
電位[(Vin−Vref)×R2/R1]と出力基準電圧
Vrefmの和である[(Vin−Vref)×R2/R1+Vr
efm]を第1の出力端子7aに出力する(図4の波形D
参照)。一方、第2の増幅回路10bは、第1の入力端
子5に現れた電位Vinと第2の入力端子6に現れた電位
Vrefの差電位(Vin−Vref)の反転電圧をR4/R3
倍した電位[(Vin−Vref)×{−R4/R3}]と
出力基準電圧Vrefmの和である[(Vin−Vref)×
{−R4/R3}+Vrefm]を第2の出力端子7bに出
力する(図4の波形E参照)。第2の出力端子7bに現
れる電位は、出力基準電圧Vrefmに対して第1の出力端
子7aに現れる電位の反転した電位の関係になってい
る。
Aが入力されると、第1の増幅回路10aは、第1の入
力端子5に現れた電位Vinと第2の入力端子6に現れた
電位Vrefの差電位(Vin−Vref)をR2/R1倍した
電位[(Vin−Vref)×R2/R1]と出力基準電圧
Vrefmの和である[(Vin−Vref)×R2/R1+Vr
efm]を第1の出力端子7aに出力する(図4の波形D
参照)。一方、第2の増幅回路10bは、第1の入力端
子5に現れた電位Vinと第2の入力端子6に現れた電位
Vrefの差電位(Vin−Vref)の反転電圧をR4/R3
倍した電位[(Vin−Vref)×{−R4/R3}]と
出力基準電圧Vrefmの和である[(Vin−Vref)×
{−R4/R3}+Vrefm]を第2の出力端子7bに出
力する(図4の波形E参照)。第2の出力端子7bに現
れる電位は、出力基準電圧Vrefmに対して第1の出力端
子7aに現れる電位の反転した電位の関係になってい
る。
【0032】従って、負荷8には、第1の出力端子7a
に現れる電位と第2の出力端子7bに現れる電位との差
電位が印加され、その差電位に基づいた電流が負荷に流
れる。上記のように設定された条件の下では、第1の出
力端子7aに現れる電位と第2の出力端子7bに現れる
電位との差電位における最大電位は、第1および第2の
差動増幅回路10aの出力に現れる最大電位約[12V
(11.5V)]と最小電位(5V)との差電位に相当
する。
に現れる電位と第2の出力端子7bに現れる電位との差
電位が印加され、その差電位に基づいた電流が負荷に流
れる。上記のように設定された条件の下では、第1の出
力端子7aに現れる電位と第2の出力端子7bに現れる
電位との差電位における最大電位は、第1および第2の
差動増幅回路10aの出力に現れる最大電位約[12V
(11.5V)]と最小電位(5V)との差電位に相当
する。
【0033】従って、上記のように構成された負荷駆動
回路において、この負荷駆動回路が組み込まれた半導体
集積回路装置に印加される高い正の電源電位(12V)
より低く、低い正の電源電位(5V)より高いダイナミ
ックレンジ(約7V)を有した第1および第2の差動増
幅回路10aおよび10bが得られ、しかも、負荷8が
接続される第1および第2の出力端子7a、7b間に高
い正の電源電位(12V)より低く、低い正の電源電位
(5V)より高い差電位(約7V)を出力できるという
効果を有する。
回路において、この負荷駆動回路が組み込まれた半導体
集積回路装置に印加される高い正の電源電位(12V)
より低く、低い正の電源電位(5V)より高いダイナミ
ックレンジ(約7V)を有した第1および第2の差動増
幅回路10aおよび10bが得られ、しかも、負荷8が
接続される第1および第2の出力端子7a、7b間に高
い正の電源電位(12V)より低く、低い正の電源電位
(5V)より高い差電位(約7V)を出力できるという
効果を有する。
【0034】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3を示す。この実施の形態3は、例えば、CD−RO
MやDVDに対応したアクチュエータモータドライバI
C等の半導体集積回路装置である。アクチュエータモー
タドライバICは、それぞれ異なった電源電圧を受けて
駆動される負荷としてのアクチュエータを複数駆動する
ために、複数の負荷駆動回路が組み込まれている。図5
は、一例として、約12Vの電源電圧を受けて駆動され
るアクチュエータ(第1の負荷31)を駆動するための
第1の負荷駆動回路21、約7Vの電源電圧を受けて駆
動されるアクチュエータ(第2の負荷32)を駆動する
ための第2の負荷駆動回路22、および約5Vの電源電
圧を受けて駆動されるアクチュエータ(第3の負荷3
3)を駆動するための第3の負荷駆動回路23の3通り
の負荷駆動回路が組み込まれた例を示している。
態3を示す。この実施の形態3は、例えば、CD−RO
MやDVDに対応したアクチュエータモータドライバI
C等の半導体集積回路装置である。アクチュエータモー
タドライバICは、それぞれ異なった電源電圧を受けて
駆動される負荷としてのアクチュエータを複数駆動する
ために、複数の負荷駆動回路が組み込まれている。図5
は、一例として、約12Vの電源電圧を受けて駆動され
るアクチュエータ(第1の負荷31)を駆動するための
第1の負荷駆動回路21、約7Vの電源電圧を受けて駆
動されるアクチュエータ(第2の負荷32)を駆動する
ための第2の負荷駆動回路22、および約5Vの電源電
圧を受けて駆動されるアクチュエータ(第3の負荷3
3)を駆動するための第3の負荷駆動回路23の3通り
の負荷駆動回路が組み込まれた例を示している。
【0035】図5において、41は半導体基板subの
表面上に形成された第1の高電源電位パッドで、該半導
体集積回路装置の外部から第1の電源電位、この実施の
形態3では12Vの電源電位が印加される。42は半導
体基板subの表面上に形成された第1の低電源電位パ
ッドで、該半導体集積回路装置の外部から第2の電源電
位、この実施の形態3では接地電位(GND)にされ
る。43は半導体基板subの表面上に形成された第1
の負荷駆動回路21に対する第2の高電源電位パッド
で、該半導体集積回路装置の外部から第3の電源電位、
この実施の形態3では第1の負荷駆動回路21に対応し
て12Vの電源電位が印加される。44は半導体基板s
ubの表面上に形成された第1の負荷駆動回路21に対
する第2の低電源電位パッドで、該半導体集積回路装置
の外部から第4の電源電位、この実施の形態3では第1
の負荷駆動回路21に対応して接地電位にされる。
表面上に形成された第1の高電源電位パッドで、該半導
体集積回路装置の外部から第1の電源電位、この実施の
形態3では12Vの電源電位が印加される。42は半導
体基板subの表面上に形成された第1の低電源電位パ
ッドで、該半導体集積回路装置の外部から第2の電源電
位、この実施の形態3では接地電位(GND)にされ
る。43は半導体基板subの表面上に形成された第1
の負荷駆動回路21に対する第2の高電源電位パッド
で、該半導体集積回路装置の外部から第3の電源電位、
この実施の形態3では第1の負荷駆動回路21に対応し
て12Vの電源電位が印加される。44は半導体基板s
ubの表面上に形成された第1の負荷駆動回路21に対
する第2の低電源電位パッドで、該半導体集積回路装置
の外部から第4の電源電位、この実施の形態3では第1
の負荷駆動回路21に対応して接地電位にされる。
【0036】45は半導体基板subの表面上に形成さ
れた第2の負荷駆動回路22に対する第2の高電源電位
パッドで、該半導体集積回路装置の外部から第3の電源
電位、この実施の形態3では第2の負荷駆動回路22に
対応して12Vの電源電位が印加される。46は半導体
基板subの表面上に形成された第2の負荷駆動回路2
2に対する第2の低電源電位パッドで、該半導体集積回
路装置の外部から第4の電源電位、この実施の形態3で
は第2の負荷駆動回路22に対応して5Vの電源電位が
印加される。47は半導体基板subの表面上に形成さ
れた第3の負荷駆動回路23に対する第2の高電源電位
パッドで、該半導体集積回路装置の外部から第3の電源
電位、この実施の形態3では第3の負荷駆動回路23に
対応して5Vの電源電位が印加される。48は半導体基
板subの表面上に形成された第3の負荷駆動回路23
に対する第2の低電源電位パッドで、該半導体集積回路
装置の外部から第4の電源電位、この実施の形態3では
第3の負荷駆動回路23に対応して接地電位にされる。
れた第2の負荷駆動回路22に対する第2の高電源電位
パッドで、該半導体集積回路装置の外部から第3の電源
電位、この実施の形態3では第2の負荷駆動回路22に
対応して12Vの電源電位が印加される。46は半導体
基板subの表面上に形成された第2の負荷駆動回路2
2に対する第2の低電源電位パッドで、該半導体集積回
路装置の外部から第4の電源電位、この実施の形態3で
は第2の負荷駆動回路22に対応して5Vの電源電位が
印加される。47は半導体基板subの表面上に形成さ
れた第3の負荷駆動回路23に対する第2の高電源電位
パッドで、該半導体集積回路装置の外部から第3の電源
電位、この実施の形態3では第3の負荷駆動回路23に
対応して5Vの電源電位が印加される。48は半導体基
板subの表面上に形成された第3の負荷駆動回路23
に対する第2の低電源電位パッドで、該半導体集積回路
装置の外部から第4の電源電位、この実施の形態3では
第3の負荷駆動回路23に対応して接地電位にされる。
【0037】51は半導体基板subの表面上に形成さ
れた第1の負荷駆動回路21に対する第1の出力パッド
で、第1の負荷31の一端が接続される。52は半導体
基板subの表面上に形成された第1の負荷駆動回路2
1に対する第2の出力パッドで、第1の負荷31の他端
が接続される。53は半導体基板subの表面上に形成
された第2の負荷駆動回路22に対する第1の出力パッ
ドで、第2の負荷32の一端が接続される。54は半導
体基板subの表面上に形成された第2の負荷駆動回路
22に対する第2の出力パッドで、第2の負荷32の他
端が接続される。55は半導体基板subの表面上に形
成された第3の負荷駆動回路23に対する第1の出力パ
ッドで、第3の負荷33の一端が接続される。56は半
導体基板subの表面上に形成された第3の負荷駆動回
路23に対する第2の出力パッドで、第3の負荷33の
他端が接続される。
れた第1の負荷駆動回路21に対する第1の出力パッド
で、第1の負荷31の一端が接続される。52は半導体
基板subの表面上に形成された第1の負荷駆動回路2
1に対する第2の出力パッドで、第1の負荷31の他端
が接続される。53は半導体基板subの表面上に形成
された第2の負荷駆動回路22に対する第1の出力パッ
ドで、第2の負荷32の一端が接続される。54は半導
体基板subの表面上に形成された第2の負荷駆動回路
22に対する第2の出力パッドで、第2の負荷32の他
端が接続される。55は半導体基板subの表面上に形
成された第3の負荷駆動回路23に対する第1の出力パ
ッドで、第3の負荷33の一端が接続される。56は半
導体基板subの表面上に形成された第3の負荷駆動回
路23に対する第2の出力パッドで、第3の負荷33の
他端が接続される。
【0038】21は半導体基板subの表面に形成さ
れ、第1の負荷31を駆動・制御するための第1の負荷
駆動回路で、図3に示す上記した実施の形態3における
負荷駆動回路と同じ構成をしている。第1の負荷駆動回
路21を構成する第1および第2の差動増幅回路10
a、10bの差動増幅回路100が接続される第1の高
電源電位ノード1は第1の高電源電位パッド41に電気
的に接続され、第1の低電源電位ノード2は第1の低電
源電位パッド42に電気的に接続される。第1の負荷駆
動回路21を構成する第1および第2の差動増幅回路1
0a、10bの出力バッファ回路200が接続される第
2および第3の高電源電位ノード3a、3bは第2の高
電源電位パッド43に電気的に接続され、第2および第
3の低電源電位ノード4a、4bは第2の低電源電位パ
ッド44に電気的に接続される。第1の負荷駆動回路2
1の第1の出力端子7aは第1の出力パッド51に接続
され、第2の出力端子7bは第2の出力パッド52に接
続される。
れ、第1の負荷31を駆動・制御するための第1の負荷
駆動回路で、図3に示す上記した実施の形態3における
負荷駆動回路と同じ構成をしている。第1の負荷駆動回
路21を構成する第1および第2の差動増幅回路10
a、10bの差動増幅回路100が接続される第1の高
電源電位ノード1は第1の高電源電位パッド41に電気
的に接続され、第1の低電源電位ノード2は第1の低電
源電位パッド42に電気的に接続される。第1の負荷駆
動回路21を構成する第1および第2の差動増幅回路1
0a、10bの出力バッファ回路200が接続される第
2および第3の高電源電位ノード3a、3bは第2の高
電源電位パッド43に電気的に接続され、第2および第
3の低電源電位ノード4a、4bは第2の低電源電位パ
ッド44に電気的に接続される。第1の負荷駆動回路2
1の第1の出力端子7aは第1の出力パッド51に接続
され、第2の出力端子7bは第2の出力パッド52に接
続される。
【0039】従って、第1の負荷駆動回路21を構成す
る第1および第2の差動増幅回路10a、10bは図6
に示す等価回路図にて示すように、差動増幅回路100
および出力バッファ回路200ともに、この実施の形態
3では12Vにて駆動される。また、第1の出力パッド
51と第2の出力パッド52間には、最大約12Vの電
位差が現れて第1の負荷31を駆動できる。
る第1および第2の差動増幅回路10a、10bは図6
に示す等価回路図にて示すように、差動増幅回路100
および出力バッファ回路200ともに、この実施の形態
3では12Vにて駆動される。また、第1の出力パッド
51と第2の出力パッド52間には、最大約12Vの電
位差が現れて第1の負荷31を駆動できる。
【0040】22は半導体基板subの表面に形成さ
れ、第2の負荷32を駆動・制御するための第2の負荷
駆動回路で、図3に示す上記した実施の形態3における
負荷駆動回路と同じ構成をしている。第2の負荷駆動回
路22を構成する第1および第2の差動増幅回路10
a、10bの差動増幅回路100が接続される第1の高
電源電位ノード1は第1の高電源電位パッド41に電気
的に接続され、第1の低電源電位ノード2は第1の低電
源電位パッド42に電気的に接続される。第2の負荷駆
動回路22を構成する第1および第2の差動増幅回路1
0a、10bの出力バッファ回路200が接続される第
2および第3の高電源電位ノード3a、3bは第2の高
電源電位パッド45に電気的に接続され、第2および第
3の低電源電位ノード4a、4bは第2の低電源電位パ
ッド46に電気的に接続される。第2の負荷駆動回路2
2の第1の出力端子7aは第1の出力パッド53に接続
され、第2の出力端子7bは第2の出力パッド54に接
続される。
れ、第2の負荷32を駆動・制御するための第2の負荷
駆動回路で、図3に示す上記した実施の形態3における
負荷駆動回路と同じ構成をしている。第2の負荷駆動回
路22を構成する第1および第2の差動増幅回路10
a、10bの差動増幅回路100が接続される第1の高
電源電位ノード1は第1の高電源電位パッド41に電気
的に接続され、第1の低電源電位ノード2は第1の低電
源電位パッド42に電気的に接続される。第2の負荷駆
動回路22を構成する第1および第2の差動増幅回路1
0a、10bの出力バッファ回路200が接続される第
2および第3の高電源電位ノード3a、3bは第2の高
電源電位パッド45に電気的に接続され、第2および第
3の低電源電位ノード4a、4bは第2の低電源電位パ
ッド46に電気的に接続される。第2の負荷駆動回路2
2の第1の出力端子7aは第1の出力パッド53に接続
され、第2の出力端子7bは第2の出力パッド54に接
続される。
【0041】従って、第2の負荷駆動回路22を構成す
る第1および第2の差動増幅回路10a、10bは図7
に示す等価回路図にて示すように、差動増幅回路100
はこの実施の形態3では12Vにて駆動され、出力バッ
ファ回路200は12Vと5Vの差電圧である7Vにて
駆動される。また、第1の出力パッド53と第2の出力
パッド54間には、最大約7Vの電位差が現れて第2の
負荷32を駆動できる。
る第1および第2の差動増幅回路10a、10bは図7
に示す等価回路図にて示すように、差動増幅回路100
はこの実施の形態3では12Vにて駆動され、出力バッ
ファ回路200は12Vと5Vの差電圧である7Vにて
駆動される。また、第1の出力パッド53と第2の出力
パッド54間には、最大約7Vの電位差が現れて第2の
負荷32を駆動できる。
【0042】23は半導体基板subの表面に形成さ
れ、第3の負荷33を駆動・制御するための第3の負荷
駆動回路で、図3に示す上記した実施の形態3における
負荷駆動回路と同じ構成をしている。第3の負荷駆動回
路23を構成する第1および第2の差動増幅回路10
a、10bの差動増幅回路100が接続される第1の高
電源電位ノード1は第1の高電源電位パッド41に電気
的に接続され、第1の低電源電位ノード2は第1の低電
源電位パッド42に電気的に接続される。第3の負荷駆
動回路23を構成する第1および第2の差動増幅回路1
0a、10bの出力バッファ回路200が接続される第
2および第3の高電源電位ノード3a、3bは第2の高
電源電位パッド47に電気的に接続され、第2および第
3の低電源電位ノード4a、4bは第2の低電源電位パ
ッド48に電気的に接続される。第3の負荷駆動回路2
3の第1の出力端子7aは第1の出力パッド55に接続
され、第2の出力端子7bは第2の出力パッド56に接
続される。
れ、第3の負荷33を駆動・制御するための第3の負荷
駆動回路で、図3に示す上記した実施の形態3における
負荷駆動回路と同じ構成をしている。第3の負荷駆動回
路23を構成する第1および第2の差動増幅回路10
a、10bの差動増幅回路100が接続される第1の高
電源電位ノード1は第1の高電源電位パッド41に電気
的に接続され、第1の低電源電位ノード2は第1の低電
源電位パッド42に電気的に接続される。第3の負荷駆
動回路23を構成する第1および第2の差動増幅回路1
0a、10bの出力バッファ回路200が接続される第
2および第3の高電源電位ノード3a、3bは第2の高
電源電位パッド47に電気的に接続され、第2および第
3の低電源電位ノード4a、4bは第2の低電源電位パ
ッド48に電気的に接続される。第3の負荷駆動回路2
3の第1の出力端子7aは第1の出力パッド55に接続
され、第2の出力端子7bは第2の出力パッド56に接
続される。
【0043】従って、第3の負荷駆動回路23を構成す
る第1および第2の差動増幅回路10a、10bは図8
に示す等価回路図にて示すように、差動増幅回路100
はこの実施の形態3では12Vにて駆動され、出力バッ
ファ回路200は5Vにて駆動される。また、第1の出
力パッド55と第2の出力パッド56間には、最大約5
Vの電位差が現れて第3の負荷33を駆動できる。
る第1および第2の差動増幅回路10a、10bは図8
に示す等価回路図にて示すように、差動増幅回路100
はこの実施の形態3では12Vにて駆動され、出力バッ
ファ回路200は5Vにて駆動される。また、第1の出
力パッド55と第2の出力パッド56間には、最大約5
Vの電位差が現れて第3の負荷33を駆動できる。
【0044】このように構成された半導体集積回路装置
にあっては、第1ないし第3の負荷31〜33に係ら
ず、第1ないし第3の負荷駆動回路21〜23を半導体
集積回路装置として組み込め、第1ないし第3の負荷3
1〜33を第1および第2の出力パッド51〜56に接
続する際に、第2の高電源電位パッドおよび低電源電位
パッド43〜48に印加する電源電位を選択すれば、第
1ないし第3の負荷31〜33に応じた第1ないし第3
の負荷駆動回路21〜23が得られるという効果があ
る。なお、上記実施の形態3では負荷駆動回路21〜2
3を3つのものを示したが、3つに限られるものではな
い。
にあっては、第1ないし第3の負荷31〜33に係ら
ず、第1ないし第3の負荷駆動回路21〜23を半導体
集積回路装置として組み込め、第1ないし第3の負荷3
1〜33を第1および第2の出力パッド51〜56に接
続する際に、第2の高電源電位パッドおよび低電源電位
パッド43〜48に印加する電源電位を選択すれば、第
1ないし第3の負荷31〜33に応じた第1ないし第3
の負荷駆動回路21〜23が得られるという効果があ
る。なお、上記実施の形態3では負荷駆動回路21〜2
3を3つのものを示したが、3つに限られるものではな
い。
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す回路図。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す回路図。
【図4】 この発明の実施の形態2における主要部の電
圧波形の一例を示す図。
圧波形の一例を示す図。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す図。
【図6】 この発明の実施の形態3における第1の負荷
駆動回路21における差動増幅回路10の等価図。
駆動回路21における差動増幅回路10の等価図。
【図7】 この発明の実施の形態3における第2の負荷
駆動回路22における差動増幅回路10の等価図。
駆動回路22における差動増幅回路10の等価図。
【図8】 この発明の実施の形態3における第3の負荷
駆動回路23における差動増幅回路10の等価図。
駆動回路23における差動増幅回路10の等価図。
【図9】 従来の差動増幅回路を示す図。
1 第1の高電源電位ノード、2 第1の低電源電位ノ
ード、3、3a 第2の高電源電位ノード、4、4a
第2の低電源電位ノード、3b 第3の高電源電位ノー
ド、4b 第3の低電源電位ノード、5 第1の入力端
子、6第2の入力端子、7、7a、7b 出力端子、1
0 差動増幅回路、100 差動増幅回路部、200
出力バッファ回路。
ード、3、3a 第2の高電源電位ノード、4、4a
第2の低電源電位ノード、3b 第3の高電源電位ノー
ド、4b 第3の低電源電位ノード、5 第1の入力端
子、6第2の入力端子、7、7a、7b 出力端子、1
0 差動増幅回路、100 差動増幅回路部、200
出力バッファ回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る差動増
幅回路は、正の第1の電源電位が印加される第1の高電
源電位ノードと接地電位にされる第1の低電源電位ノー
ドとの間に接続され、第1の高電源電位ノードおよび上
記第1の低電源電位ノードに印加される電源電位にて駆
動され、非反転入力ノードと反転入力ノードに現れる差
電圧を増幅して出力する差動増幅回路部と、第1の電源
電位が印加される第2の高電源電位ノードと第1の電源
電位より低い第2の電源電位が印加される第2の低電源
電位ノードとの間に接続され、第2の高電源電位ノード
および第2の低電源電位ノードに印加される電源電位に
て駆動され、差動増幅回路部の出力ノードから出力され
た信号に基づいた信号を出力ノードに出力する出力バッ
ファ回路とを設けたものである。
幅回路は、正の第1の電源電位が印加される第1の高電
源電位ノードと接地電位にされる第1の低電源電位ノー
ドとの間に接続され、第1の高電源電位ノードおよび上
記第1の低電源電位ノードに印加される電源電位にて駆
動され、非反転入力ノードと反転入力ノードに現れる差
電圧を増幅して出力する差動増幅回路部と、第1の電源
電位が印加される第2の高電源電位ノードと第1の電源
電位より低い第2の電源電位が印加される第2の低電源
電位ノードとの間に接続され、第2の高電源電位ノード
および第2の低電源電位ノードに印加される電源電位に
て駆動され、差動増幅回路部の出力ノードから出力され
た信号に基づいた信号を出力ノードに出力する出力バッ
ファ回路とを設けたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】(第1の例)第1の高電源電位ノード1に
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを第1の電源電位Vbsと同じ12Vと
し、第2の低電源電位ノード4に印加される第4の電源
電位Vmgを第2の電源電位と同じ接地電位とする。この
ように電源電位を印加した場合、差動増幅回路10の出
力ダイナミックレンジは約0V〜約12V(正確には、
差動増幅回路10出力段のトランジスタ201及び20
2の影響を受け、つまり、トランジスタ201及び20
2のベース電位と第2の高電源電位ノード3に印加され
る第3の電源電位Vm、第2の低電源電位ノード4に印
加される第4の電源電位Vmgとの関係により、その範囲
は第2の高電源電位ノード3に印加される第3の電源電
位Vmと第2の低電源電位ノード4に印加される第4の
電源電位Vmgとの差電圧より狭くなる)である。
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを第1の電源電位Vbsと同じ12Vと
し、第2の低電源電位ノード4に印加される第4の電源
電位Vmgを第2の電源電位と同じ接地電位とする。この
ように電源電位を印加した場合、差動増幅回路10の出
力ダイナミックレンジは約0V〜約12V(正確には、
差動増幅回路10出力段のトランジスタ201及び20
2の影響を受け、つまり、トランジスタ201及び20
2のベース電位と第2の高電源電位ノード3に印加され
る第3の電源電位Vm、第2の低電源電位ノード4に印
加される第4の電源電位Vmgとの関係により、その範囲
は第2の高電源電位ノード3に印加される第3の電源電
位Vmと第2の低電源電位ノード4に印加される第4の
電源電位Vmgとの差電圧より狭くなる)である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(第2の例)第1の高電源電位ノード1に
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを第1の電源電位Vbsと同じ12Vと
し、第2の低電源電位ノード4に印加される第4の電源
電位Vmgを5Vとする。このように電源電位を印加した
場合、差動増幅回路10の出力ダイナミックレンジは約
5V〜約12V(正確には、出力ダイナミックレンジの
上限が差動増幅回路10出力段のトランジスタ201の
影響を受け、トランジスタ201のベース電位と第2の
高電源電位ノード3に印加される第3の電源電位Vmと
の関係により、若干低くなる。また、出力ダイナミック
レンジの下限は差動増幅回路10出力段のトランジスタ
202の飽和動作でのオン抵抗の影響を受け、第2の低
電源電位ノード4に印加される第4の電源電位Vmgより
わずか高くなる。)で、約7Vの範囲である。すなわ
ち、このように電源電位を印加した場合は、半導体集積
回路装置に印加される高い正の電源電位(12V)より
低く、低い正の電源電位(5V)より高い電源電位が得
られる。しかも、第2の高電源電位ノード3と第2の電
源電位ノード4との間の電位差が高い正の電源電位(1
2V)より低いため、出力バッファ回路200にて消費
される電力は、上記した第1の例より低くなる。
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを第1の電源電位Vbsと同じ12Vと
し、第2の低電源電位ノード4に印加される第4の電源
電位Vmgを5Vとする。このように電源電位を印加した
場合、差動増幅回路10の出力ダイナミックレンジは約
5V〜約12V(正確には、出力ダイナミックレンジの
上限が差動増幅回路10出力段のトランジスタ201の
影響を受け、トランジスタ201のベース電位と第2の
高電源電位ノード3に印加される第3の電源電位Vmと
の関係により、若干低くなる。また、出力ダイナミック
レンジの下限は差動増幅回路10出力段のトランジスタ
202の飽和動作でのオン抵抗の影響を受け、第2の低
電源電位ノード4に印加される第4の電源電位Vmgより
わずか高くなる。)で、約7Vの範囲である。すなわ
ち、このように電源電位を印加した場合は、半導体集積
回路装置に印加される高い正の電源電位(12V)より
低く、低い正の電源電位(5V)より高い電源電位が得
られる。しかも、第2の高電源電位ノード3と第2の電
源電位ノード4との間の電位差が高い正の電源電位(1
2V)より低いため、出力バッファ回路200にて消費
される電力は、上記した第1の例より低くなる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】(第3の例)第1の高電源電位ノード1に
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを5Vとし、第2の低電源電位ノード4
に印加される第4の電源電位Vmgを第2の電源電位と同
じ接地電位とする。このように電源電位を印加した場
合、差動増幅回路10の出力ダイナミックレンジは約0
V〜約5V(正確には、出力ダイナミックレンジの上限
が差動増幅回路10出力段のトランジスタ201の飽和
動作でのオン抵抗の影響を受け、第2の高電源電位ノー
ド3に印加される第3の電源電位Vmよりわすがに低く
なる。出力ダイナミックレンジの下限が差動増幅回路1
0出力段のトランジスタ202の影響を受け、トランジ
スタ202のベース電位と第2の低電源電位ノード4に
印加される第4の電源電位Vmgとの関係により、若干高
くなる)である。すなわち、このように電源電位を印加
した場合は、出力ダイナミックレンジの上限が半導体集
積回路装置に印加される低い正の電源電位(5V)より
わずかに低い値まで得られる。しかも、出力バッファ回
路200にて消費される電力は、上記した第2の例より
低くなる。
印加される第1の電源電位Vbsを12Vとし、第1の低
電源電位ノード2に印加される第2の電源電位を接地電
位とする。第2の高電源電位ノード3に印加される第3
の電源電位Vmを5Vとし、第2の低電源電位ノード4
に印加される第4の電源電位Vmgを第2の電源電位と同
じ接地電位とする。このように電源電位を印加した場
合、差動増幅回路10の出力ダイナミックレンジは約0
V〜約5V(正確には、出力ダイナミックレンジの上限
が差動増幅回路10出力段のトランジスタ201の飽和
動作でのオン抵抗の影響を受け、第2の高電源電位ノー
ド3に印加される第3の電源電位Vmよりわすがに低く
なる。出力ダイナミックレンジの下限が差動増幅回路1
0出力段のトランジスタ202の影響を受け、トランジ
スタ202のベース電位と第2の低電源電位ノード4に
印加される第4の電源電位Vmgとの関係により、若干高
くなる)である。すなわち、このように電源電位を印加
した場合は、出力ダイナミックレンジの上限が半導体集
積回路装置に印加される低い正の電源電位(5V)より
わずかに低い値まで得られる。しかも、出力バッファ回
路200にて消費される電力は、上記した第2の例より
低くなる。
Claims (11)
- 【請求項1】 第1の高電源電位ノードと第1の低電源
電位ノードとの間に接続され、上記第1の高電源電位ノ
ードおよび上記第1の低電源電位ノードに印加される電
源電位にて駆動され、非反転入力ノードと反転入力ノー
ドに現れる差電圧を増幅して出力する差動増幅回路部、 上記第1の高電源電位ノードとは異なる第2の高電源電
位ノードと上記第1の低電源電位ノードとは異なる第2
の低電源電位ノードとの間に接続され、上記第2の高電
源電位ノードおよび上記第2の低電源電位ノードに印加
される電源電位にて駆動され、上記差動増幅回路部の出
力ノードから出力された信号に基づいた信号を出力ノー
ドに出力する出力バッファ回路を備えた差動増幅回路。 - 【請求項2】 上記第2の高電源電位ノードに印加され
る電源電位は上記第1の高電源電位ノードに印加される
電源電位とは異なる電位であることを特徴とする請求項
1記載の差動増幅回路。 - 【請求項3】 上記第2の低電源電位ノードに印加され
る電源電位は上記第1の低電源電位ノードに印加される
電源電位とは異なる電位であることを特徴とする請求項
1記載の差動増幅回路。 - 【請求項4】 上記第1の高電源電位ノードに正の第1
の電源電位が印加され、上記第1の低電源電位ノードが
接地電位にされ、 上記第2の高電源電位ノードに上記第1の電源電位が印
加され、上記第2の低電源電位ノードに上記第1の電源
電位より低い第2の電源電位が印加されることを特徴と
する請求項1記載の差動増幅回路。 - 【請求項5】 上記非反転入力ノードには入力信号が入
力され、上記反転入力端子には基準電位が印加されるこ
とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の差動増幅回路。 - 【請求項6】 第1の電源電位が印加される第1の高電
源電位ノード、 上記第1の電源電位より低い第2の電源電位が印加され
る第1の低電源電位ノード、 上記第1の電源電位と異なる第3の電源電位が印加され
る第2の高電源電位ノード、 上記第3の電源電位より低い第4の電源電位が印加され
る第2の低電源電位ノード、 上記第1の電源電位と異なる第5の電源電位が印加され
る第3の高電源電位ノード、 上記第5の電源電位より低い第6の電源電位が印加され
る第3の低電源電位ノード、 第1の入力信号が入力される第1の入力端子、 第2の入力信号が入力される第2の入力端子、 負荷が接続される第1および第2の出力端子、 上記第1の高電源電位ノードと上記第1の低電源電位ノ
ードとの間に接続され、非反転入力ノードが上記第1の
入力端子に接続され、反転入力ノードが上記第2の入力
端子に接続される差動増幅回路部と、上記第2の高電源
電位ノードと上記第2の低電源電位ノードとの間に接続
され、入力ノードが上記差動増幅回路部の出力ノードに
接続され、出力ノードが上記第1の出力端子に接続され
る出力バッファ回路とを有する第1の差動増幅回路、 上記第1の高電源電位ノードと上記第1の低電源電位ノ
ードとの間に接続され、反転入力ノードが上記第1の入
力端子に接続され、非反転入力ノードが上記第2の入力
端子に接続される差動増幅回路部と、上記第3の高電源
電位ノードと上記第3の低電源電位ノードとの間に接続
され、入力ノードが上記差動増幅回路部の出力ノードに
接続され、出力ノードが上記第2の出力端子に接続され
る出力バッファ回路とを有する第2の差動増幅回路を備
えた負荷駆動回路。 - 【請求項7】 上記第3の電源電位と上記第5の電源電
位は同じであり、上記第4の電源電位と上記第6の電源
電位は同じであることを特徴とする請求項6記載の負荷
駆動回路。 - 【請求項8】 上記第1の電源電位は、正の電源電位で
あり、上記第2の電源電位ノードが接地電位であり、 上記第3および第5の電源電位は上記第1の電源電位と
同じであり、上記第4および上記第6の電源電位は上記
接地電位より高い正の電源電位であることを特徴とする
請求項6記載の負荷駆動回路。 - 【請求項9】 上記第1の入力信号は基準電位であるこ
とを特徴とする請求項6ないし請求項7のいずれかに記
載の負荷駆動回路。 - 【請求項10】 上記第1の差動増幅回路における差動
増幅回路部の反転入力ノードは第1の抵抗性素子を介し
て上記第1の入力端子に接続されるとともに、非反転入
力ノードは第2の抵抗性素子を介して上記第2の入力端
子に接続され、上記第1の差動増幅回路における差動増
幅回路部の反転入力ノードと出力バッファ回路の出力ノ
ードとの間に第3の抵抗素子が接続され、出力基準電位
が印加される出力基準電位ノードと上記第1の差動増幅
回路における差動増幅回路部の非反転入力ノードとの間
に第4の抵抗性素子が接続され、 上記第2の差動増幅回路における差動増幅回路部の反転
入力ノードは第5の抵抗性素子を介して上記第2の入力
端子に接続されるとともに、非反転入力ノードは第6の
抵抗性素子を介して上記第1の入力端子に接続され、上
記第2の差動増幅回路における差動増幅回路部の反転入
力ノードと出力バッファ回路の出力ノードとの間に第7
の抵抗素子が接続され、上記出力基準電位ノードと上記
第2の差動増幅回路における差動増幅回路部の非反転入
力ノードとの間に第8の抵抗性素子が接続されることを
特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の
負荷駆動回路。 - 【請求項11】 第1の抵抗性素子の抵抗値と第2の抵
抗性素子の抵抗値は同じ、第3の抵抗性素子の抵抗値と
第4の抵抗性素子の抵抗値は同じ、第5の抵抗性素子の
抵抗値と第6の抵抗性素子の抵抗値は同じ、第7の抵抗
性素子の抵抗値と第8の抵抗性素子の抵抗値は同じであ
ることを特徴とする請求項9記載の負荷駆動回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9197102A JPH1141040A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 差動増幅回路および負荷駆動回路 |
US09/018,562 US6014054A (en) | 1997-07-23 | 1998-02-04 | Differential amplifier circuit and load driving circuit incorporating the differential amplifier circuit |
TW087101875A TW429673B (en) | 1997-07-23 | 1998-02-11 | Differential amplifying circuit and load driving circuit |
KR1019980012595A KR100294413B1 (ko) | 1997-07-23 | 1998-04-09 | 부하구동회로 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9197102A JPH1141040A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 差動増幅回路および負荷駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1141040A true JPH1141040A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16368770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9197102A Pending JPH1141040A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 差動増幅回路および負荷駆動回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6014054A (ja) |
JP (1) | JPH1141040A (ja) |
KR (1) | KR100294413B1 (ja) |
TW (1) | TW429673B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012165285A1 (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-06 | 株式会社日立製作所 | ドライバ集積化回路 |
US10523164B2 (en) | 2017-07-18 | 2019-12-31 | Ricoh Company, Ltd. | Semiconductor integrated circuit |
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JP3805543B2 (ja) * | 1998-11-19 | 2006-08-02 | 三菱電機株式会社 | 半導体集積回路 |
US7239198B1 (en) * | 1998-12-14 | 2007-07-03 | Ati International Srl | Single gate oxide differential receiver and method |
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US6794919B1 (en) | 2000-09-29 | 2004-09-21 | Intel Corporation | Devices and methods for automatically producing a clock signal that follows the master clock signal |
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GB2408644B (en) * | 2003-11-26 | 2007-04-25 | Wolfson Ltd | Amplifier |
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Family Cites Families (3)
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-
1997
- 1997-07-23 JP JP9197102A patent/JPH1141040A/ja active Pending
-
1998
- 1998-02-04 US US09/018,562 patent/US6014054A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1998-04-09 KR KR1019980012595A patent/KR100294413B1/ko not_active IP Right Cessation
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JP2012249078A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Hitachi Ltd | ドライバ集積化回路 |
US9698783B2 (en) | 2011-05-27 | 2017-07-04 | Hitachi, Ltd. | Driver integrated circuit |
US10523164B2 (en) | 2017-07-18 | 2019-12-31 | Ricoh Company, Ltd. | Semiconductor integrated circuit |
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---|---|
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KR19990013350A (ko) | 1999-02-25 |
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