JPH1140418A - ソレノイド - Google Patents
ソレノイドInfo
- Publication number
- JPH1140418A JPH1140418A JP19287597A JP19287597A JPH1140418A JP H1140418 A JPH1140418 A JP H1140418A JP 19287597 A JP19287597 A JP 19287597A JP 19287597 A JP19287597 A JP 19287597A JP H1140418 A JPH1140418 A JP H1140418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- hole
- solenoid
- bottom wall
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
いようにすることでボビンの劣化及び損傷を防止するこ
と。 【解決手段】 ボビン52は有底筒状部52aを有し、
有底筒状部52aの底壁52bには、可動鉄心32の仮
想軸線Lに沿って第1貫通孔52cが形成されている。
ケース53は、底壁52bと対向する底壁53aを有
し、ボビン52を内部に収容した状態で取付金具8によ
ってバルブ本体7に取り付けられる。底壁53aには、
第1貫通孔52cの仮想軸線Lに沿って雌ねじを有する
第2貫通孔53bが形成されている。ストッパー部材5
4は、第1貫通孔52cに摺接する摺接部54aと、有
底筒状部52a内部に突出する突出部54bと、第2貫
通孔53bの雌ねじと噛み合う雄ねじ部54cと、外部
から回動操作可能な頭部54dとを有する。
Description
されバルブ本体と共に電磁弁を構成するソレノイドに関
する。
磁弁は、油流路等を開閉するスプールが内蔵されたバル
ブ本体に、上記スプールを作動する同一構造からなる左
右一対のソレノイド(電磁石装置ともいう。)を装着し
て構成される。
一方のソレノイドの従来例の断面図を示している。
弁等に広く使用されているソレノイドである。このソレ
ノイド1は、コイルアッシー2とチューブアッシー3と
ナット4とを備える。
と、このボビン21に巻回されたソレノイドコイル22
と、ソレノイドコイル22が励磁されたとき図示破線矢
印で示す磁気回路MCの一部を形成するドーナツ板状の
複数のヨーク23と、同じく磁気回路MCの一部を形成
する中空円筒状の磁性体24と、ソレノイドコイル22
に外部から電流を取り入れるためのターミナルピン25
とを備え、これらの部品21〜25を金型にセットして
樹脂材料を注入することにより、樹脂ケース26内に上
記各部品21〜25がモールドされて一体に形成されて
いる。
のボビン21の中空部に挿入されている。チューブアッ
シー3は、図示しないバルブ本体に形成された雌ねじに
ねじ込まれる雄ねじ31aを有する固定鉄心31と、ソ
レノイドコイル22の励磁時に固定鉄心31から磁気吸
引力を受ける可動鉄心(プランジャー)32と、一端が
固定鉄心31に溶着され他端がストッパー34に溶着さ
れ、可動鉄心32を軸方向に摺動可能に収容した非磁性
体からなるパイプ33と、可動鉄心32の図2における
上端位置を規制するストッパー34とから一体に形成さ
れている。ストッパー34の貫通孔には、シール性を確
保しながら手動操作ピン39が摺動可能に挿入されてい
る。手動操作ピン39は、外部からの操作により可動鉄
心32及びプッシュピン35を介してバルブ本体内のス
プール(図示せず)を手動で作動させるためのものであ
る。
パー34の雄ねじ34aにねじ込まれるナットであり、
チューブアッシー3とコイルアッシー2とを一体化させ
てバルブ本体に組み付けるために用いられる。すなわ
ち、バルブ本体へのソレノイドの装着方法は、チューブ
アッシー3の固定鉄心31の雄ねじ31aをバルブ本体
の雌ねじにねじ込み、チューブアッシー3にコイルアッ
シー2を組み付けた状態で、チューブアッシー3のスト
ッパー34の雄ねじ34aにナット4をねじ込むように
する。
ピン35の上端面が当接しており、このプッシュピン3
5は、固定鉄心31の上下方向の貫通孔31bを通って
バルブ本体のスプール(図示せず)に当接している。ま
た、ソレノイドコイル22の消磁時かつ他方のソレノイ
ド(バルブ本体を挟んで図2図示のソレノイドとは反対
側に位置し、図2図示のソレノイドと同一構造を有す
る)のソレノイドコイルの励磁時には、スプール(図示
せず)がスプリング(図示せず)の弾性力に抗してプッ
シュピン35を押し、可動鉄心32は固定鉄心31から
離隔される。
レノイドには、部品点数が多くコスト低減に限界がある
という問題があった。
26号において、上記チューブアッシーの上記パイプを
省略し樹脂製ボビンにパイプとしての機能を兼用させる
とともに、上記チューブアッシーの上記ストッパーを省
略し樹脂製ボビンにストッパーとしての機能も兼用さ
せ、別体のケースでボビン等内部部品の全体を覆うよう
にしてケースをバルブ本体に装着するよう構成したソレ
ノイドの提案をした。
ような問題点が見出された。すなわち、樹脂製ボビンに
ストッパーとしての機能を兼用させたことにより、部品
点数の減少を図ることができるが、反面、可動鉄心が固
定鉄心から離隔する度に、ストッパーが可動鉄心による
衝撃力を繰り返し受け、樹脂製ボビンの劣化及び損傷が
促進されることになる。
かんがみ、可動鉄心による衝撃力をケース側で受ける構
成とすることにより、ボビンの劣化及び損傷を防止で
き、強度及び耐久性に優れたソレノイドを提供すること
にある。
は、内部に可動鉄心及び固定鉄心が配される有底筒状部
を有するボビンと、このボビン有底筒状部の底壁と対向
する底壁を有し、前記ボビンを内部に収容した状態で取
付金具によってバルブ本体に取り付けられるケースとを
それぞれ備えるソレノイドであって、前記可動鉄心の仮
想軸線に沿って前記ボビン底壁に形成された第1貫通孔
と、雌ねじを有し、かつ、前記第1貫通孔の仮想軸線に
沿って前記ケース底壁に形成された第2貫通孔と、前記
第1貫通孔に摺接する摺接部と、前記有底筒状部内部に
突出する突出部と、前記第2貫通孔の雌ねじと噛み合う
雄ねじ部と、外部から回動操作可能な頭部とを有するス
トッパー部材と、を備えることを特徴とする。
ンである。
ソレノイドのソレノイドコイルが消磁され、かつ、当該
ソレノイドと共に左右一対のソレノイドをなす他方のソ
レノイドのソレノイドコイルが励磁されることによって
当該ソレノイドの可動鉄心が固定鉄心から離隔すると
き、ストッパー部材の突出部が可動鉄心と当接し衝撃力
を受ける。この衝撃力は、ボビンの第1貫通孔に対して
ストッパー部材の摺接部が摺接状態にあることからボビ
ンには伝達されず、その代わりに、ケースの第2貫通孔
の雌ねじにストッパー部材の雄ねじ部が噛み合った状態
にあることからケースに伝達されることになる。
力を受けなくなるため、ボビンの劣化及び損傷を防止で
き、強度及び耐久性に優れたソレノイドを提供できる。
に基づいて説明する。
浸型電磁弁のバルブ本体7に装着した状態を示す断面図
である。
は、ソレノイドコイル51が巻回された樹脂製ボビン5
2と、内部にボビン52を収容した状態でバルブ本体7
に取付具8例えばネジによって取りつけられるケース5
3とを備える。
この有底筒状部52aの内部には、可動鉄心32及び固
定鉄心31が配されている。可動鉄心32の下端面には
プッシュピン35の上端面が当接しており、このプッシ
ュピン35は固定鉄心31の貫通孔31bを通り、その
下端面がスプール37の上端面と当接している。また、
固定鉄心31の貫通孔31bの内部には、スプリング3
6が収納されている。
は、可動鉄心32の仮想軸線Lに沿って第1貫通孔52
cが形成されている。
筒状部52aの底壁52bと対向する底壁53aを有す
る。
の第1貫通孔52cの仮想軸線Lに沿って第2貫通孔5
3bが形成されている。第2貫通孔53bには雌ねじが
形成されている。
内部には、ストッパー部材54が配されている。ストッ
パー部材54は、第1貫通孔52cに摺接する摺接部5
4aと、有底筒状部52a内部に突出する突出部54b
と、第2貫通孔53bの雌ねじと噛み合う雄ねじ部54
cと、外部から回動操作可能な頭部54dとを有する。
第1貫通孔52cとストッパー部材54の摺接部54a
との間には、シール性を確保するためにOリング55が
配されている。
ース53との間には、ドーナツ板状のヨーク56が配さ
れている。なお、図中の符号38は、ばね受け、57
は、ソレノイドコイル51のリード線、58は、Oリン
グを表している。
いて、当該ソレノイド5のソレノイドコイル51の通電
時、かつ、他のソレノイド(図示せず)のソレノイドコ
イルの非通電時は、ソレノイドコイル51の励磁により
可動鉄心32は固定鉄心31から磁気吸引力を受け固定
鉄心31に接近した状態にある。
停止し、他のソレノイドのソレノイドコイルに通電する
と、固定鉄心31による可動鉄心32への磁気吸引力が
消失するとともに他のソレノイドコイルの励磁により他
の可動鉄心が他の固定鉄心に吸引されることによって、
スプール37がスプリング36の弾性力に抗してプッシ
ュピン35を押し、可動鉄心32が固定鉄心31から離
隔する。
54の突出部54bに当接し、突出部54bは可動鉄心
32から衝撃力を受ける。この衝撃力は、ボビン52の
第1貫通孔52cに対してストッパー部材54の摺接部
54aが摺接状態にあることからボビン52には伝達さ
れず、その代わりに、ケース53の第2貫通孔53bの
雌ねじにストッパー部材54の雄ねじ部54cが噛み合
った状態にあることからケース53に伝達され、取付金
具8において吸収緩和されることになる。
よる衝撃力を受けなくなるため、ボビン52の劣化及び
損傷を防止でき、強度及び耐久性に優れたソレノイドを
提供できるようになる。
ルブ本体に装着した状態を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に可動鉄心及び固定鉄心が配される
有底筒状部を有するボビンと、このボビン有底筒状部の
底壁と対向する底壁を有し、前記ボビンを内部に収容し
た状態で取付金具によってバルブ本体に取り付けられる
ケースとをそれぞれ備えるソレノイドであって、 前記可動鉄心の仮想軸線に沿って前記ボビン底壁に形成
された第1貫通孔と、 雌ねじを有し、かつ、前記第1貫通孔の仮想軸線に沿っ
て前記ケース底壁に形成された第2貫通孔と、 前記第1貫通孔に摺接する摺接部と、前記有底筒状部内
部に突出する突出部と、前記第2貫通孔の雌ねじと噛み
合う雄ねじ部と、外部から回動操作可能な頭部とを有す
るストッパー部材と、 を備えることを特徴とするソレノイド。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ボビンは樹脂製
ボビンであることを特徴とするソレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19287597A JPH1140418A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19287597A JPH1140418A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | ソレノイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1140418A true JPH1140418A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16298436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19287597A Pending JPH1140418A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | ソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1140418A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156284A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Honda Motor Co Ltd | 電磁ソレノイドおよび同電磁ソレノイドを使用した可変動弁装置 |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP19287597A patent/JPH1140418A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156284A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Honda Motor Co Ltd | 電磁ソレノイドおよび同電磁ソレノイドを使用した可変動弁装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101900587B1 (ko) | 폴 피스와 플럭스 슬리브의 정렬불량에 강한 솔레노이드 | |
JP4207209B2 (ja) | 電磁弁 | |
JP2008098404A (ja) | ソレノイド装置 | |
JP2004108422A (ja) | 電磁弁 | |
JP5128224B2 (ja) | 電磁弁 | |
US10916398B2 (en) | Electromagnetic relay | |
CN108780689B (zh) | 螺线管 | |
JP3760328B2 (ja) | ソレノイド | |
JPH1140418A (ja) | ソレノイド | |
JPH10125196A (ja) | 封止接点装置 | |
JP3811835B2 (ja) | ソレノイド | |
JP3157218U (ja) | 電磁弁 | |
JPH1140417A (ja) | ソレノイド | |
JPH1140419A (ja) | ソレノイド | |
JP3726202B2 (ja) | ソレノイド | |
JPH04145268A (ja) | 球状弁体のプランジャへの圧入・固定方法 | |
JPH1167527A (ja) | ソレノイド | |
JP4804426B2 (ja) | 電磁安全弁 | |
JP3185100B2 (ja) | 電磁石 | |
JP7650608B2 (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP3185098B2 (ja) | 電磁石 | |
CN112185764B (zh) | 一种开关装置 | |
JP2533657Y2 (ja) | ソレノイド | |
JP2872075B2 (ja) | 自己保持型ソレノイド装置 | |
JPH06132115A (ja) | ソレノイド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060117 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060418 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |