JPH11355065A - 増幅器および第1の差動信号対を増幅するための方法 - Google Patents
増幅器および第1の差動信号対を増幅するための方法Info
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- JPH11355065A JPH11355065A JP11126116A JP12611699A JPH11355065A JP H11355065 A JPH11355065 A JP H11355065A JP 11126116 A JP11126116 A JP 11126116A JP 12611699 A JP12611699 A JP 12611699A JP H11355065 A JPH11355065 A JP H11355065A
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/45—Differential amplifiers
- H03F3/45071—Differential amplifiers with semiconductor devices only
- H03F3/45076—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier
- H03F3/45179—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier using MOSFET transistors as the active amplifying circuit
- H03F3/45183—Long tailed pairs
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
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- H03F2200/513—Indexing scheme relating to amplifiers the amplifier being made for low supply voltages
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- Power Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストの大幅な増加なしに、合成トラン
スコンダクタンスを実質的に一定に維持することが可能
な作動増幅器を提供する。 【解決手段】 差動増幅器(110)は、同等の導電型
の主差動トランジスタ対(110A、112A)および
これに対して相補的モードで動作する副差動トランジス
タ対(110B、112B)を含む。モニタリング回路
は、主差動トランジスタ対から負荷(126)への電流
を測定し、入力差動信号のコモンモード振幅が変化する
とき、負荷への総電流を実質的に一定に維持するため
に、副差動トランジスタ対から負荷への電流を変化させ
る。これは、差動増幅器の有効なダイナミックレンジを
増大させる役目を果たす。
スコンダクタンスを実質的に一定に維持することが可能
な作動増幅器を提供する。 【解決手段】 差動増幅器(110)は、同等の導電型
の主差動トランジスタ対(110A、112A)および
これに対して相補的モードで動作する副差動トランジス
タ対(110B、112B)を含む。モニタリング回路
は、主差動トランジスタ対から負荷(126)への電流
を測定し、入力差動信号のコモンモード振幅が変化する
とき、負荷への総電流を実質的に一定に維持するため
に、副差動トランジスタ対から負荷への電流を変化させ
る。これは、差動増幅器の有効なダイナミックレンジを
増大させる役目を果たす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差動増幅器に係
り、特に、拡張されたコモンモード動作範囲を有する差
動増幅器に関する。
り、特に、拡張されたコモンモード動作範囲を有する差
動増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】差動増幅器は、広く普及した形式の増幅
器であり、電流ミラーおよび演算増幅器の入力段として
一般に使用されるアナログ回路において特に有用であ
る。基本的な従来の形式による差動増幅器における問題
点は、増幅器回路のVDDおよびV SSの電源電圧間の電位
差の一部分に限定される比較的狭いコモンモード動作範
囲を有する傾向にあることである。
器であり、電流ミラーおよび演算増幅器の入力段として
一般に使用されるアナログ回路において特に有用であ
る。基本的な従来の形式による差動増幅器における問題
点は、増幅器回路のVDDおよびV SSの電源電圧間の電位
差の一部分に限定される比較的狭いコモンモード動作範
囲を有する傾向にあることである。
【0003】この制限は、この形式の差動増幅器が、入
力トランジスタのゲート・ソース間電圧VGSとテール電
流源のドレイン・ソース間飽和電圧VDSの和に耐えるに
十分なものよりも小さい大きさのコモンモード電圧VCM
では適切に動作しないために生じる。 VCM>VDD−VDSMIN−VGS
力トランジスタのゲート・ソース間電圧VGSとテール電
流源のドレイン・ソース間飽和電圧VDSの和に耐えるに
十分なものよりも小さい大きさのコモンモード電圧VCM
では適切に動作しないために生じる。 VCM>VDD−VDSMIN−VGS
【0004】ここで、VDSMINは、増幅器を飽和状態に
保つために必要なテール電流源の最小の許容可能なドレ
イン・ソース間電圧である。差動増幅器についての目標
は、一般に、VCMの値がVDDの値に近づくまで十分な動
作を可能にし、増幅器の動作範囲を最大化し、そしてダ
イナミックレンジを可能にすることである。
保つために必要なテール電流源の最小の許容可能なドレ
イン・ソース間電圧である。差動増幅器についての目標
は、一般に、VCMの値がVDDの値に近づくまで十分な動
作を可能にし、増幅器の動作範囲を最大化し、そしてダ
イナミックレンジを可能にすることである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この問題点を解決する
通常のアプローチは、第1の入力対段に並列に、第2の
入力対段を追加することである。第2の入力対段は、第
1の入力対段のトランジスタと相補的なタイプのトラン
ジスタである。たとえば、第1の入力段は、pタイプの
トランジスタを使用し、第2の入力段は、nタイプのト
ランジスタを使用する。各段は、下側電源電圧VSSまで
動作するPMOS入力段と上側電源電圧V DDまで動作す
るNMOS入力段とで、入力コモンモード範囲の一部を
カバーする。
通常のアプローチは、第1の入力対段に並列に、第2の
入力対段を追加することである。第2の入力対段は、第
1の入力対段のトランジスタと相補的なタイプのトラン
ジスタである。たとえば、第1の入力段は、pタイプの
トランジスタを使用し、第2の入力段は、nタイプのト
ランジスタを使用する。各段は、下側電源電圧VSSまで
動作するPMOS入力段と上側電源電圧V DDまで動作す
るNMOS入力段とで、入力コモンモード範囲の一部を
カバーする。
【0006】2つの段の合成トランスコンダクタンスの
変化を最小にするために、一方の段から他方の段へバイ
アス電流を変換する様々なスキームが考案されてきた。
合成トランスコンダクタンスの大幅な変化は、所望の補
償および増幅器の設計が困難となるので、一般に望まし
くない。しかし、そのようなアプローチがうまく行くか
どうかは、NMOSおよびPMOSデバイスの特性間の
よく制御された関係に大きく依存する。そして、これは
製造コストの大幅な増加なしに実際に実現することが困
難である。本発明は、異なるアプローチに関する。
変化を最小にするために、一方の段から他方の段へバイ
アス電流を変換する様々なスキームが考案されてきた。
合成トランスコンダクタンスの大幅な変化は、所望の補
償および増幅器の設計が困難となるので、一般に望まし
くない。しかし、そのようなアプローチがうまく行くか
どうかは、NMOSおよびPMOSデバイスの特性間の
よく制御された関係に大きく依存する。そして、これは
製造コストの大幅な増加なしに実際に実現することが困
難である。本発明は、異なるアプローチに関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第2の入力
段、すなわち副差動対として、第1の入力段対、すなわ
ち主差動対と同じ導電型のトランジスタ対を使用し、第
2の対のそれぞれへの入力電圧を第1の対に与えられる
入力電圧と相補的になるようにし、負荷に給電するため
に第2の段の出力ドレインを第1の対の出力ドレインに
結合することにより、上記問題点を解決する。
段、すなわち副差動対として、第1の入力段対、すなわ
ち主差動対と同じ導電型のトランジスタ対を使用し、第
2の対のそれぞれへの入力電圧を第1の対に与えられる
入力電圧と相補的になるようにし、負荷に給電するため
に第2の段の出力ドレインを第1の対の出力ドレインに
結合することにより、上記問題点を解決する。
【0008】負荷への総電流を実質的に一定に維持する
第2の対のテール電流源の適切な制御により、コモンモ
ード電圧の有効な動作範囲は、正側および負側の電源電
圧間の電位差に実質的に拡張される。好都合なことに、
第2の入力電圧の対は、第1および第2の対と反対の導
電型でありかつソースフォロアとして接続されたトラン
ジスタ対により供給される。
第2の対のテール電流源の適切な制御により、コモンモ
ード電圧の有効な動作範囲は、正側および負側の電源電
圧間の電位差に実質的に拡張される。好都合なことに、
第2の入力電圧の対は、第1および第2の対と反対の導
電型でありかつソースフォロアとして接続されたトラン
ジスタ対により供給される。
【0009】本発明の一実施形態において、制御は、第
1の(主)入力段の実質的なコピーを提供することによ
りなされる。これは、第1の入力段の電流を測定し、か
つ2つの段により負荷へ提供される総電流を実質的に一
定に維持するように、第2の(副)入力段からの電流を
分流するためにこの測定された電流を使用する。
1の(主)入力段の実質的なコピーを提供することによ
りなされる。これは、第1の入力段の電流を測定し、か
つ2つの段により負荷へ提供される総電流を実質的に一
定に維持するように、第2の(副)入力段からの電流を
分流するためにこの測定された電流を使用する。
【0010】別の実施形態において、制御は、主入力段
のスケールダウンされたコピーを提供し、かつ主入力段
および副入力段により負荷へ提供される総電流を実質的
に一定に維持するように、副入力段からの電流を分流す
るためにこのスケールされた電流を使用する。
のスケールダウンされたコピーを提供し、かつ主入力段
および副入力段により負荷へ提供される総電流を実質的
に一定に維持するように、副入力段からの電流を分流す
るためにこのスケールされた電流を使用する。
【0011】別の側面から、本発明は、差動信号の第1
の対を増幅する方法であり、それらの出力信号が共通負
荷に結合された同様な導電型のトランジスタの第1およ
び第2の差動増幅器への相補的形式の差動信号を増幅す
るステップと、第1の差動増幅器のコピーにおける差異
1の差動増幅器の出力電流を測定するステップと、負荷
への結合電流を一定に維持するために第2の差動増幅器
の出力電流を制御するためにこの測定された電流を使用
するステップとからなる。
の対を増幅する方法であり、それらの出力信号が共通負
荷に結合された同様な導電型のトランジスタの第1およ
び第2の差動増幅器への相補的形式の差動信号を増幅す
るステップと、第1の差動増幅器のコピーにおける差異
1の差動増幅器の出力電流を測定するステップと、負荷
への結合電流を一定に維持するために第2の差動増幅器
の出力電流を制御するためにこの測定された電流を使用
するステップとからなる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が改良しようとす
る種類の従来技術による基本的な差動増幅器10を示
す。この増幅器は、pチャネルMOSFET12Aおよ
び12Bの対を含み、それらのソースは、共に、電流ソ
ースpチャネルMOSFET16のゲートをバイアス源
VBIASに結合することにより、正側電源電圧VDDの端子
14に接続されている。
る種類の従来技術による基本的な差動増幅器10を示
す。この増幅器は、pチャネルMOSFET12Aおよ
び12Bの対を含み、それらのソースは、共に、電流ソ
ースpチャネルMOSFET16のゲートをバイアス源
VBIASに結合することにより、正側電源電圧VDDの端子
14に接続されている。
【0013】トランジスタ12Aおよび12Bのドレイ
ンは、負荷20、典型的には電流ミラーのような能動負
荷に供給する。これは、負側電源電圧VSSの端子22に
接続されており、2つの差動信号VCM−ΔVおよびVCM
+ΔVは、トランジスタ12Aおよび12Bのゲートに
与えられ、2つの信号の電位差は、電流源16により提
供される電流を2つのトランジスタ12Aおよび12B
間で対応して分配するように働く。上述したように、コ
モンモード入力電圧が過大であると、増幅器は、意図す
るように増幅器を動作させるために重要な飽和状態に維
持するための電流源16にかかるドレイン・ソース間電
圧が不十分になるので、動作しなくなる。
ンは、負荷20、典型的には電流ミラーのような能動負
荷に供給する。これは、負側電源電圧VSSの端子22に
接続されており、2つの差動信号VCM−ΔVおよびVCM
+ΔVは、トランジスタ12Aおよび12Bのゲートに
与えられ、2つの信号の電位差は、電流源16により提
供される電流を2つのトランジスタ12Aおよび12B
間で対応して分配するように働く。上述したように、コ
モンモード入力電圧が過大であると、増幅器は、意図す
るように増幅器を動作させるために重要な飽和状態に維
持するための電流源16にかかるドレイン・ソース間電
圧が不十分になるので、動作しなくなる。
【0014】また、上述したように、通常の解決法は、
実質的に並列な2つの入力段を用い、一方はpチャネル
トランジスタの差動対を使用し、他方はnチャネルトラ
ンジスタの差動対を使用し、各対が入力コモンモード範
囲の異なる部分をカバーするようにしている。しかし、
動作範囲についての線形増幅のために、アナログ増幅器
で一般に重要なように、n型およびp型のトランジスタ
の増幅特性が近くなるように整合させることが必要とな
り、これは困難でありかつ増幅器のコストを増大させる
ことになる。
実質的に並列な2つの入力段を用い、一方はpチャネル
トランジスタの差動対を使用し、他方はnチャネルトラ
ンジスタの差動対を使用し、各対が入力コモンモード範
囲の異なる部分をカバーするようにしている。しかし、
動作範囲についての線形増幅のために、アナログ増幅器
で一般に重要なように、n型およびp型のトランジスタ
の増幅特性が近くなるように整合させることが必要とな
り、これは困難でありかつ増幅器のコストを増大させる
ことになる。
【0015】これは、電源電圧が増幅器中で使用される
トランジスタのしきい値電圧と同等である、たとえば、
現在一般的になったように電源電圧が1ボルトであり、
トランジスタが0.5ボルトのしきい値電圧を有する場
合に、とくに困難となる。本発明はこのような状況にお
いて特に重要である。
トランジスタのしきい値電圧と同等である、たとえば、
現在一般的になったように電源電圧が1ボルトであり、
トランジスタが0.5ボルトのしきい値電圧を有する場
合に、とくに困難となる。本発明はこのような状況にお
いて特に重要である。
【0016】本発明によれば、図2に示された種類の増
幅器100において、基本的な増幅器について説明され
た制限が克服される。増幅器100は、基本的増幅器の
差動トランジスタ対に対応する主差動トランジスタ対1
10A、112A(たとえばP−MOSFET)により
提供される第1の入力段を含む。このトランジスタの差
動対は、p型電流源113により正側電源端子VDDに接
続されたソースを有する。
幅器100において、基本的な増幅器について説明され
た制限が克服される。増幅器100は、基本的増幅器の
差動トランジスタ対に対応する主差動トランジスタ対1
10A、112A(たとえばP−MOSFET)により
提供される第1の入力段を含む。このトランジスタの差
動対は、p型電流源113により正側電源端子VDDに接
続されたソースを有する。
【0017】また、第2の入力段として、主差動対11
0A、112Aに整合された副差動p−MOSFETト
ランジスタ対110B、112Bを含み、トランジスタ
110Bのドレインはトランジスタ110Aのドレイン
に接続され、トランジスタ112Bのドレインはトラン
ジスタ112Aのドレインに接続されている。トランジ
スタ110Aおよび112Aのソースは、共に、p型電
流源114を介して正側電源端子VDDに接続されてい
る。トランジスタ110Aのゲートには、第1の入力端
子120Aから差動電圧VCM−ΔVが直接供給され、ト
ランジスタ112Aのゲートには、第2の入力端子12
0Bから差動電圧VCM+ΔVが直接供給される。
0A、112Aに整合された副差動p−MOSFETト
ランジスタ対110B、112Bを含み、トランジスタ
110Bのドレインはトランジスタ110Aのドレイン
に接続され、トランジスタ112Bのドレインはトラン
ジスタ112Aのドレインに接続されている。トランジ
スタ110Aおよび112Aのソースは、共に、p型電
流源114を介して正側電源端子VDDに接続されてい
る。トランジスタ110Aのゲートには、第1の入力端
子120Aから差動電圧VCM−ΔVが直接供給され、ト
ランジスタ112Aのゲートには、第2の入力端子12
0Bから差動電圧VCM+ΔVが直接供給される。
【0018】トランジスタ110Bのゲートは、n−M
OSFET122Aを介して間接的に第1の入力端子1
20Aにより給電されており、n−MOSFET122
Aは、そのゲートが入力端子120Aに接続されたソー
スフォロアとして接続されている。トランジスタ112
Aのゲートは、n−MOSFET122Bを介して間接
的に第2の入力端子120Bにより給電されており、n
−MOSFET122Bは、そのゲートが第2の入力端
子120Bに接続されたソースフォロアとして接続され
ている。
OSFET122Aを介して間接的に第1の入力端子1
20Aにより給電されており、n−MOSFET122
Aは、そのゲートが入力端子120Aに接続されたソー
スフォロアとして接続されている。トランジスタ112
Aのゲートは、n−MOSFET122Bを介して間接
的に第2の入力端子120Bにより給電されており、n
−MOSFET122Bは、そのゲートが第2の入力端
子120Bに接続されたソースフォロアとして接続され
ている。
【0019】図2に示されているように、MOSFET
122Aおよび122Bのドレインは、それぞれ正側電
源端子VDDに接続されており、それらの各ソースは、そ
れぞれトランジスタ110Bおよび112Bのゲートに
接続されており、それぞれ電流源125Aおよび125
Bを介して、典型的には接地された負側電源端子VSSに
接続されている。トランジスタ110Bおよび112B
の各ドレインは、それぞれトランジスタ110Aおよび
112Aのドレインに接続されており、かつ典型的には
演算増幅器に給電する電流ミラーである負荷126に給
電する2つの差動出力に接続されている。
122Aおよび122Bのドレインは、それぞれ正側電
源端子VDDに接続されており、それらの各ソースは、そ
れぞれトランジスタ110Bおよび112Bのゲートに
接続されており、それぞれ電流源125Aおよび125
Bを介して、典型的には接地された負側電源端子VSSに
接続されている。トランジスタ110Bおよび112B
の各ドレインは、それぞれトランジスタ110Aおよび
112Aのドレインに接続されており、かつ典型的には
演算増幅器に給電する電流ミラーである負荷126に給
電する2つの差動出力に接続されている。
【0020】ここまで説明してきた回路部分は、基本的
に、差動増幅器の整合された対を含み、これらは、各対
が入力コモンモード電圧範囲の異なる部分で動作し、か
つこれらの対に相補的信号が供給されるように接続され
かつ動作する。動作範囲全体について2つの段の合成ト
ランスコンダクタンスの変化を最小化するように、一方
の段から他方の段にバイアス電流を移動させる問題が残
る。
に、差動増幅器の整合された対を含み、これらは、各対
が入力コモンモード電圧範囲の異なる部分で動作し、か
つこれらの対に相補的信号が供給されるように接続され
かつ動作する。動作範囲全体について2つの段の合成ト
ランスコンダクタンスの変化を最小化するように、一方
の段から他方の段にバイアス電流を移動させる問題が残
る。
【0021】電圧VCMが十分に大きい場合、主110A
および112Aは、電流源113Aにより提供されるそ
れらのテール電流が減少するにつれて、オフになる傾向
にある。ソースフォロア122Aおよび122Bにより
提供されるDC電圧シフトが十分に大きい場合、副入力
対のトランジスタ110Bおよび112Bは、同じ問題
を経験することはなく、VDDに等しいVCMまで入力差動
増幅器としての動作を継続することになる。
および112Aは、電流源113Aにより提供されるそ
れらのテール電流が減少するにつれて、オフになる傾向
にある。ソースフォロア122Aおよび122Bにより
提供されるDC電圧シフトが十分に大きい場合、副入力
対のトランジスタ110Bおよび112Bは、同じ問題
を経験することはなく、VDDに等しいVCMまで入力差動
増幅器としての動作を継続することになる。
【0022】この電流構成は以下の特性を有することが
留意されるべきである。VDDが1ボルトで、全てのトラ
ンジスタが約0.3V〜0.5Vの範囲のしきい値電圧
を示す場合、回路は容易に上述したレベルシフト基準を
満足するように構成でき、実際にVCMに等しい電源端
子間電圧で動作できる。これは、本発明の重要なアプリ
ケーションでは1ボルト電源での動作が期待されている
ので、重要である。また、上述したしきい値電圧の範囲
は、1ボルト電源電圧で動作するように設計されるデバ
イスの集積回路製造技術における現在の標準である。
留意されるべきである。VDDが1ボルトで、全てのトラ
ンジスタが約0.3V〜0.5Vの範囲のしきい値電圧
を示す場合、回路は容易に上述したレベルシフト基準を
満足するように構成でき、実際にVCMに等しい電源端
子間電圧で動作できる。これは、本発明の重要なアプリ
ケーションでは1ボルト電源での動作が期待されている
ので、重要である。また、上述したしきい値電圧の範囲
は、1ボルト電源電圧で動作するように設計されるデバ
イスの集積回路製造技術における現在の標準である。
【0023】さらに、図示した「負荷」126は、演算
増幅器の入力段の負荷ばかりでなく、後続の段を含む増
幅器の他の回路を代表しうる。テール電流の適切な制御
で、負荷は入力副対により影響を受けることがなく、い
かなる差動増幅器も、電源端子間入力容量についての考
慮をすることなく設計された差動増幅器であっても、修
正なしにこの方法で改造することができる。
増幅器の入力段の負荷ばかりでなく、後続の段を含む増
幅器の他の回路を代表しうる。テール電流の適切な制御
で、負荷は入力副対により影響を受けることがなく、い
かなる差動増幅器も、電源端子間入力容量についての考
慮をすることなく設計された差動増幅器であっても、修
正なしにこの方法で改造することができる。
【0024】このために、負荷および後続の回路には、
110A、110B、112A、112Bの入力デバイ
スを通る電流の和がVCMの範囲について一定である場
合、DCバイアス条件のいかなる変化も生じない、これ
が達成される1つの方法は、以下のものである。最初
に、トランジスタ110A、112Aおよびそのテール
電流源トランジスタ113Aからなるオリジナルの入力
段が、変更なしに残される。次に、VCMが変化すると
き、オリジナルの入力テール電流源トランジスタ113
Aにより供給される電流の測定に使用するオリジナルの
入力段の近似的なコピーが提供される。
110A、110B、112A、112Bの入力デバイ
スを通る電流の和がVCMの範囲について一定である場
合、DCバイアス条件のいかなる変化も生じない、これ
が達成される1つの方法は、以下のものである。最初
に、トランジスタ110A、112Aおよびそのテール
電流源トランジスタ113Aからなるオリジナルの入力
段が、変更なしに残される。次に、VCMが変化すると
き、オリジナルの入力テール電流源トランジスタ113
Aにより供給される電流の測定に使用するオリジナルの
入力段の近似的なコピーが提供される。
【0025】最後に、トランジスタ110Bおよび11
2Bからなる副入力段が、オリジナルの入力段の公称バ
イアス電流とコピー回路により測定された電流との差で
バイアスされる。これは、VCM=0であり、トランジス
タ110Bおよび112Bのオリジナルの入力段は、全
バイアス、たとえばマスタテール電流源115により提
供される電流IOで動作することになる。VCMが増加す
ると、このテール電流は、IO−f(VCM)に減少する
けいこうにある。ここで、f(VCM)は、VCMが変化す
るときのデール電流の変化である。
2Bからなる副入力段が、オリジナルの入力段の公称バ
イアス電流とコピー回路により測定された電流との差で
バイアスされる。これは、VCM=0であり、トランジス
タ110Bおよび112Bのオリジナルの入力段は、全
バイアス、たとえばマスタテール電流源115により提
供される電流IOで動作することになる。VCMが増加す
ると、このテール電流は、IO−f(VCM)に減少する
けいこうにある。ここで、f(VCM)は、VCMが変化す
るときのデール電流の変化である。
【0026】図2の回路の追加部分は、説明された効果
を達成するための1つの例示的な技術である。まず、並
列接続されたp−MOSFET130Aおよび130B
を含むVDDとVSSとの間のパスが追加される。トランジ
スタ130Aおよび130Bのソースは、共に、テール
電流源132を介して正側電源端子VDDに接続されてい
る。トランジスタ130Aおよび130Bのドレイン
は、共に、電流ミラーを介して、負側電源端子VSSに接
続されている。電流ミラーは、n−MOSFETトラン
ジスタ136Aおよび136Bにより形成される。
を達成するための1つの例示的な技術である。まず、並
列接続されたp−MOSFET130Aおよび130B
を含むVDDとVSSとの間のパスが追加される。トランジ
スタ130Aおよび130Bのソースは、共に、テール
電流源132を介して正側電源端子VDDに接続されてい
る。トランジスタ130Aおよび130Bのドレイン
は、共に、電流ミラーを介して、負側電源端子VSSに接
続されている。電流ミラーは、n−MOSFETトラン
ジスタ136Aおよび136Bにより形成される。
【0027】p−MOSFETトランジスタ130Aお
よび130Bのゲートには、それぞれ、入力端子、たと
えば端子120Bからの信号が供給される。より正確な
コピーが、入力端子120Aおよび120Bからトラン
ジスタ136A、136Bのゲートにそれぞれ別個の信
号を与えることにより提供されることになる。しかし、
ΔVは、VCMに比べて一般に小さい。したがって、本発
明の測定回路における使用のために、入力端子120A
および120Bの信号のうちのいずれか1つが、この例
におけるようにトランジスタ110A、112Aに供給
される2つの別個の信号の代わりに使用されうる。
よび130Bのゲートには、それぞれ、入力端子、たと
えば端子120Bからの信号が供給される。より正確な
コピーが、入力端子120Aおよび120Bからトラン
ジスタ136A、136Bのゲートにそれぞれ別個の信
号を与えることにより提供されることになる。しかし、
ΔVは、VCMに比べて一般に小さい。したがって、本発
明の測定回路における使用のために、入力端子120A
および120Bの信号のうちのいずれか1つが、この例
におけるようにトランジスタ110A、112Aに供給
される2つの別個の信号の代わりに使用されうる。
【0028】電流ミラーは、まずトランジスタ136B
のショートされたゲート・ドレインにより形成されるキ
ャパシタを、トランジスタ130A、130Bにより提
供される電流で充電し、次に得られた電圧をトランジス
タ136Aに移動させることにより、動作する。トラン
ジスタ136Aは、トランジスタ110A、112Bに
より形成される副差動対のための2次電流源として働
く。トランジスタ110A、112Bの主差動対から負
荷126への電流が増加する限りにおいて、対130
A、130Bを通る電流も増加し、電流源114により
提供されるより多くの電流が、トランジスタ136Aを
通して負側電源端子VSSへの流れよりも、トランジス
タ110B、112Bの副差動対を通して負荷への流れ
へ多く分流される。
のショートされたゲート・ドレインにより形成されるキ
ャパシタを、トランジスタ130A、130Bにより提
供される電流で充電し、次に得られた電圧をトランジス
タ136Aに移動させることにより、動作する。トラン
ジスタ136Aは、トランジスタ110A、112Bに
より形成される副差動対のための2次電流源として働
く。トランジスタ110A、112Bの主差動対から負
荷126への電流が増加する限りにおいて、対130
A、130Bを通る電流も増加し、電流源114により
提供されるより多くの電流が、トランジスタ136Aを
通して負側電源端子VSSへの流れよりも、トランジス
タ110B、112Bの副差動対を通して負荷への流れ
へ多く分流される。
【0029】逆に、トランジスタ110A、112Bの
主差動対から負荷126への電流が減少する限りにおい
て、トランジスタ110B、112Bの副差動対を通る
流れから負荷へより少ない電流が分流される。結果とし
て、所望の通り、負荷への電流が実質的に一定に維持さ
れる。
主差動対から負荷126への電流が減少する限りにおい
て、トランジスタ110B、112Bの副差動対を通る
流れから負荷へより少ない電流が分流される。結果とし
て、所望の通り、負荷への電流が実質的に一定に維持さ
れる。
【0030】ほとんどの線形応答にとって好都合なこと
に、増幅器トランジスタ110A、110B、112
A、112B、130Aおよび130Bは、すべて同様
の電流特性を有するように整合されている。同様に、線
形応答のために、電流源として使用されるトランジスタ
113、114,115および132は、好都合に全て
互いに整合している。
に、増幅器トランジスタ110A、110B、112
A、112B、130Aおよび130Bは、すべて同様
の電流特性を有するように整合されている。同様に、線
形応答のために、電流源として使用されるトランジスタ
113、114,115および132は、好都合に全て
互いに整合している。
【0031】トランジスタ110A、110B、112
Aおよび112Bにより形成される合成入力段のトラン
スコンダクタンスは、前述したように動作させられた場
合、110A、110Bのいずれか一方のトランスコン
ダクタンスに等しい最小値から、両者が公称バイアス電
流の半分で動作するときの動作点に対応する最大値まで
変化する。
Aおよび112Bにより形成される合成入力段のトラン
スコンダクタンスは、前述したように動作させられた場
合、110A、110Bのいずれか一方のトランスコン
ダクタンスに等しい最小値から、両者が公称バイアス電
流の半分で動作するときの動作点に対応する最大値まで
変化する。
【0032】図2に示された一実施形態による差動増幅
器100において、主差動対回路、副差動対回路、およ
びモニタリング回路のそれぞれは、多くが負荷以外に分
流されて実質的に無駄になるが、必要なときに公称バイ
アス電流IOの実質的に全てを引き出していることがあ
る。図3は、電流、特にモニタリング回路のために使用
される電流をより効率的に使用する差動増幅器200を
示す。この節約は、主回路に流れる電流を監視するため
の主回路のスケールダウンされたバージョンを使用する
ことにより達成される。このスケーリングは、1/Nの
係数により、Nは典型的には4である。
器100において、主差動対回路、副差動対回路、およ
びモニタリング回路のそれぞれは、多くが負荷以外に分
流されて実質的に無駄になるが、必要なときに公称バイ
アス電流IOの実質的に全てを引き出していることがあ
る。図3は、電流、特にモニタリング回路のために使用
される電流をより効率的に使用する差動増幅器200を
示す。この節約は、主回路に流れる電流を監視するため
の主回路のスケールダウンされたバージョンを使用する
ことにより達成される。このスケーリングは、1/Nの
係数により、Nは典型的には4である。
【0033】図3に示された差動増幅器200におい
て、図2の実施形態中の構成要素に対応する様々な構成
要素には、図2中で使用された参照符号に対して100
大きい参照符号が付されている。特に示さない限り、2
つの実施形態中の対応する構成要素は、実質的に同じよ
うに動作する。
て、図2の実施形態中の構成要素に対応する様々な構成
要素には、図2中で使用された参照符号に対して100
大きい参照符号が付されている。特に示さない限り、2
つの実施形態中の対応する構成要素は、実質的に同じよ
うに動作する。
【0034】差動増幅器200において、主回路は、差
動対210A,212Aを含み、それらのソース電極
は、それぞれテール電流源213に接続され、それらの
ゲート電極は、それぞれ入力端子220A、220Bに
接続され、それらのドレイン電極は負荷226に接続さ
れている。
動対210A,212Aを含み、それらのソース電極
は、それぞれテール電流源213に接続され、それらの
ゲート電極は、それぞれ入力端子220A、220Bに
接続され、それらのドレイン電極は負荷226に接続さ
れている。
【0035】副回路は、差動対210B,212Bを含
み、それらのソース電極は、テール電流源214に接続
されている。電流源214のゲートは、スケールされた
p−MOSFET246のゲートおよびドレインに接続
されている。p−MOSFET246のソース電極は、
VDDに接続されている。トランジスタ246のゲートお
よびドレイン電極は、n−MOSFET236Aのドレ
インとp−MOSFET243のドレインとの結合点に
接続されている。n−MOSFET236Aは、電流ミ
ラーの一部であり、p−MOSFET243は、モニタ
リング回路の一部である。
み、それらのソース電極は、テール電流源214に接続
されている。電流源214のゲートは、スケールされた
p−MOSFET246のゲートおよびドレインに接続
されている。p−MOSFET246のソース電極は、
VDDに接続されている。トランジスタ246のゲートお
よびドレイン電極は、n−MOSFET236Aのドレ
インとp−MOSFET243のドレインとの結合点に
接続されている。n−MOSFET236Aは、電流ミ
ラーの一部であり、p−MOSFET243は、モニタ
リング回路の一部である。
【0036】モニタリング回路は、スケールされたテー
ル電流源232を含み、そのソース電極は、電源端子V
DDに接続され、そのゲート電極は、主電流源215に接
続されている。トランジスタ232のドレインは、n−
MOSFET236Bのドレインに接続されており、n
−MOSFET236Bのソースは、電源端子VSSに接
続され、そのゲートは、そのドレインおよびn−MOS
FET236Aのゲートに接続されている。
ル電流源232を含み、そのソース電極は、電源端子V
DDに接続され、そのゲート電極は、主電流源215に接
続されている。トランジスタ232のドレインは、n−
MOSFET236Bのドレインに接続されており、n
−MOSFET236Bのソースは、電源端子VSSに接
続され、そのゲートは、そのドレインおよびn−MOS
FET236Aのゲートに接続されている。
【0037】前述したように、トランジスタ236Aの
ソース電極は、電源端子VSSに接続され、そのドレイン
電極は、テール電流源214のゲートに接続されてい
る。モニタリング回路の一部として、スケールされたp
−MOSFET242、スケールされたp−MOSFE
T243、およびスケールされたn−MOSFET23
6Aが全て直列接続されてなるVDDとVSSとの間の追加
的パスがある。トランジスタ242のゲートは、テール
電流源215のゲート・ドレインに接続されており、ト
ランジスタ243のゲートは、入力電圧VCM+ΔVが供
給されることになる入力端子220Bに接続されてい
る。代替的に、これは、入力端子220Aに接続するこ
ともできる。
ソース電極は、電源端子VSSに接続され、そのドレイン
電極は、テール電流源214のゲートに接続されてい
る。モニタリング回路の一部として、スケールされたp
−MOSFET242、スケールされたp−MOSFE
T243、およびスケールされたn−MOSFET23
6Aが全て直列接続されてなるVDDとVSSとの間の追加
的パスがある。トランジスタ242のゲートは、テール
電流源215のゲート・ドレインに接続されており、ト
ランジスタ243のゲートは、入力電圧VCM+ΔVが供
給されることになる入力端子220Bに接続されてい
る。代替的に、これは、入力端子220Aに接続するこ
ともできる。
【0038】主回路のスケールダウンされたバージョン
としての役目を果たすために、テール電流源232およ
び242のサイズは、トランジスタ213、214およ
び215、すなわち他のテール電流源から1/Nすなわ
ち1/4の係数でスケールダウンされている。結果とし
て、電流源232を通って流れる電流は、公称IO/N
となり、電流源242を通って流れる電流も、公称IO
/Nとなる。
としての役目を果たすために、テール電流源232およ
び242のサイズは、トランジスタ213、214およ
び215、すなわち他のテール電流源から1/Nすなわ
ち1/4の係数でスケールダウンされている。結果とし
て、電流源232を通って流れる電流は、公称IO/N
となり、電流源242を通って流れる電流も、公称IO
/Nとなる。
【0039】同様に、トランジスタ243および246
のサイズは、主トランジスタおよび副トランジスタとし
て働くトランジスタの1/Nにスケールダウンされてい
る。結果として、電流源213から負荷へ流れる電流が
IOであり、かつそれから負荷へ流れる電流がIXである
場合、電流源232を通って電流ミラーに流れ込む電流
はIO/Nとなり、かつトランジスタ243を通って流
れる電流はIX/Nとなる。
のサイズは、主トランジスタおよび副トランジスタとし
て働くトランジスタの1/Nにスケールダウンされてい
る。結果として、電流源213から負荷へ流れる電流が
IOであり、かつそれから負荷へ流れる電流がIXである
場合、電流源232を通って電流ミラーに流れ込む電流
はIO/Nとなり、かつトランジスタ243を通って流
れる電流はIX/Nとなる。
【0040】この結果、トランジスタ246を通って流
れる電流がIO/N−IX/Nとなり、これは、負荷への
電流として供給されるべき副パス中の電流IO−IXの流
れを与えるように、電流源214をバイアスすることに
なる。これは、主パスにより供給されるIXの負荷電流
に加えられる場合、負荷への所望のIO総電流となる。
れる電流がIO/N−IX/Nとなり、これは、負荷への
電流として供給されるべき副パス中の電流IO−IXの流
れを与えるように、電流源214をバイアスすることに
なる。これは、主パスにより供給されるIXの負荷電流
に加えられる場合、負荷への所望のIO総電流となる。
【0041】ここに説明された具体的な回路は、本発明
の一般的原理の単なる例示であると理解されるべきであ
る。本発明の精神および範囲から離れることなしに、様
々な変形が可能である。特に、VCMが変化するときの
主差動対により負荷に供給される電流の変化を測定し、
総電流を実質的に一定に維持するために、副差動対によ
り負荷に供給される電流の変化を補償するためにその測
定結果を使用するための代替的な構成が可能である。
の一般的原理の単なる例示であると理解されるべきであ
る。本発明の精神および範囲から離れることなしに、様
々な変形が可能である。特に、VCMが変化するときの
主差動対により負荷に供給される電流の変化を測定し、
総電流を実質的に一定に維持するために、副差動対によ
り負荷に供給される電流の変化を補償するためにその測
定結果を使用するための代替的な構成が可能である。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、製
造コストの大幅な増加なしに、合成トランスコンダクタ
ンスを実質的に一定に維持することが可能な作動増幅器
を提供することができる。
造コストの大幅な増加なしに、合成トランスコンダクタ
ンスを実質的に一定に維持することが可能な作動増幅器
を提供することができる。
【図1】従来技術による基本形の差動増幅器の回路構成
を示す図。
を示す図。
【図2】本発明の一実施形態による差動増幅器の回路構
成を示す図。
成を示す図。
【図3】本発明の他の一実施形態による差動増幅器の回
路構成を示す図。
路構成を示す図。
100 増幅器 110A、112A 主差動トランジスタ対(p−
MOSFET) 110B、112B 副差動トランジスタ対(p−
MOSFET) 113、114 p型電流源 122A、122B n−MOSFET 125A、125B 電流源 126 負荷(電流ミラー)
MOSFET) 110B、112B 副差動トランジスタ対(p−
MOSFET) 113、114 p型電流源 122A、122B n−MOSFET 125A、125B 電流源 126 負荷(電流ミラー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A.
Claims (16)
- 【請求項1】 それぞれが同等の導電型でありかつ第1
および第2の差動増幅器として接続された第1および第
2の整合されたトランジスタ対と、 第1の差動増幅器への入力としてコモンモード電圧を有
する第1の差動信号対と第2の差動増幅器への入力とし
て前記第1の対と相補的な第2の差動信号対とを与える
手段と、 共通負荷中で第1および第2の差動増幅器の出力を結合
させる手段と、 前記第1の差動信号対のコモンモード振幅が変化すると
きの前記第1の差動増幅器を通る電流を測定するための
手段と、 前記第1の差動信号対のコモンモード電圧が変化すると
き、前記第1および第2の差動増幅器を通って前記負荷
へ流れる総電流を実質的に一定に維持するために、前記
第2の差動増幅器を通って流れる電流を反対向きに変化
させるように、前記測定された電流を使用するための手
段とを有することを特徴とする増幅器。 - 【請求項2】 前記第2の差動増幅器へ第2の差動信号
対を与えるための手段が、前記導電型と反対の導電型の
ソースフォロアの対を含むことを特徴とする請求項1記
載の増幅器。 - 【請求項3】 前記第1の差動増幅器を通る電流を測定
する手段が、前記第1のトランジスタ対と整合されてお
り、かつ前記差動対へ供給されるものと実質的に同じ入
力信号が供給される第3のトランジスタ対を含むことを
特徴とする請求項1記載の増幅器。 - 【請求項4】 前記第3のトランジスタ対は、前記第2
の差動対を通って負荷に流れる電流量を適切に制御する
ために、電流源をバイアスする電流ミラーに供給するこ
とを特徴とする請求項3記載の増幅器。 - 【請求項5】 前記第2の差動増幅器へ第2の差動信号
対を与えるための手段が、前記導電型と反対の導電型の
ソースフォロアの対を含むことを特徴とする請求項3記
載の増幅器。 - 【請求項6】 前記第1の差動増幅器を通る電流を測定
する手段が、前記第1の差動対を通って流れる電流のス
ケールダウンされたバージョンを使用するための手段を
含むことを特徴とする請求項1記載の増幅器。 - 【請求項7】 前記第1の差動増幅器を通る電流を測定
する手段が、前記第1の差動増幅器中のトランジスタに
対して、スケールダウンされたサイズのトランジスタを
含むことを特徴とする請求項6記載の増幅器。 - 【請求項8】 前記第1の差動増幅器を通る電流を測定
する手段が、前記第1の差動増幅器中のトランジスタに
対して、スケールダウンされたサイズのトランジスタを
含むことを特徴とする請求項2記載の増幅器。 - 【請求項9】 前記第1の差動増幅器を通る電流を測定
するための手段が、前記第2の差動対を通って負荷に流
れる電流量を適切に制御するために、電流源をバイアス
する電流ミラーに供給することを特徴とする請求項3記
載の増幅器。 - 【請求項10】 第1の差動信号対を、所定の導電型で
ありかつ第1の差動増幅器として接続された第1の整合
されたトランジスタ対に与えるステップと、 第1の差動信号対に相補的な第2の差動信号対を、前記
所定の導電型でありかつ第2の差動増幅器として接続さ
れた第2の整合されたトランジスタ対に与えるステップ
と、 共通負荷中での使用のために第1および第2の差動増幅
器の出力電流を結合させるステップと、 前記第1の差動増幅器のコピー中の出力電流を測定する
ステップと、 前記負荷への結合された出力電流を実質的に一定に維持
するために、前記第2の差動増幅器の出力電流を制御す
るために前記測定された電流を使用するステップとを有
することを特徴とする第1の差動信号対を増幅するため
の方法。 - 【請求項11】 前記第1の差動信号対が、ソースフォ
ロアに与えられ、このソースフォロアは、前記第1の差
動信号対と相補的な第2のトランジスタ対に与えるため
の第2の差動信号対を提供することを特徴とする請求項
10記載の方法。 - 【請求項12】 第1の差動信号対が供給されるべき第
1の差動増幅器として接続された所定の導電型の第1の
整合されたトランジスタ対と、 前記第1の差動信号対と相補的な第2の差動信号対が供
給されるべき第2の差動増幅器として接続された前記所
定の導電型の第2の整合されたトランジスタ対とを有
し、 前記第1および第2の差動対の出力電流は、出力負荷に
供給するために結合されており、 前記第2の差動対のトランジスタをバイアスして前記出
力負荷への結合電流が一定になるようにするために、前
記第1の差動対をコピーしかつ前記第1の対の出力電流
の測定を提供するための回路をさらに有することを特徴
とする増幅のために差動信号の入力対が供給されるよう
に適合された増幅器。 - 【請求項13】 前記コピーするための回路は、第1の
差動信号の測定結果である信号が入力として供給される
前記所定の導電型の第3のトランジスタ対を含むことを
特徴とする請求項12記載の増幅器。 - 【請求項14】 前記第1の差動信号対と相補的な前記
第2の差動信号対を、前記第2の整合されたトランジス
タ対に提供するためのソースフォロア対を含むことを特
徴とする請求項13記載の増幅器。 - 【請求項15】 コモンモード電圧を有する第1の差動
信号対が供給されるように適合された第1の差動増幅器
として接続された所定の導電型の第1の整合されたトラ
ンジスタ対と、 前記第1の差動信号対と相補的な第2の差動信号対が供
給されるように適合された第2の差動増幅器として接続
された前記所定の導電型の第2の整合されたトランジス
タ対と、 共通負荷に供給するために、第1および第2の差動増幅
器の出力電流を結合させる手段と、 前記第1の差動信号対のコモンモード電圧が変化すると
きの前記第1の差動増幅器を通る電流を測定するための
手段と、 前記コモンモード電圧が変化するとき、前記負荷への電
流を実質的に一定に維持するために、前記第2の差動増
幅器を通って流れる電流を変化させるために、前記測定
された電流を使用するための手段とを有することを特徴
とする差動信号を増幅するための増幅器。 - 【請求項16】 第1の差動信号対が供給されるように
適合された第1の差動増幅器として接続された所定の導
電型の第1の整合されたトランジスタ対と、前記第1の
差動信号対と相補的な第2の差動信号対が供給されるよ
うに適合された第2の差動増幅器として接続された前記
所定の導電型の第2の整合されたトランジスタ対と、 負荷に供給するために、第1および第2の差動増幅器の
出力電流を結合させる電流結合回路と、 前記第1の差動信号対のコモンモード電圧が変化すると
き、前記負荷への電流を実質的に一定に維持するよう
に、前記第2の差動増幅器を通って流れる電流を変化さ
せる電流コントローラとを有することを特徴とする差動
信号を増幅するための増幅器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/074887 | 1998-05-08 | ||
US09/074,887 US6121836A (en) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | Differential amplifier |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11355065A true JPH11355065A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=22122256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11126116A Pending JPH11355065A (ja) | 1998-05-08 | 1999-05-06 | 増幅器および第1の差動信号対を増幅するための方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6121836A (ja) |
EP (1) | EP0955725B1 (ja) |
JP (1) | JPH11355065A (ja) |
DE (1) | DE69934629T2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006126436A1 (ja) * | 2005-05-26 | 2008-12-25 | ザインエレクトロニクス株式会社 | 信号変換回路 |
WO2009001872A1 (ja) * | 2007-06-27 | 2008-12-31 | Thine Electronics, Inc. | 信号変換回路及びレール・ツー・レール回路 |
JP2012080245A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Fujitsu Semiconductor Ltd | オペアンプ |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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