JPH11352394A - 焦点検出装置 - Google Patents
焦点検出装置Info
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- JPH11352394A JPH11352394A JP10160278A JP16027898A JPH11352394A JP H11352394 A JPH11352394 A JP H11352394A JP 10160278 A JP10160278 A JP 10160278A JP 16027898 A JP16027898 A JP 16027898A JP H11352394 A JPH11352394 A JP H11352394A
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- sensor
- lens
- focus
- axis
- focus detection
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 75
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 49
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 4
- 230000010485 coping Effects 0.000 abstract description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/34—Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B13/00—Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
- G03B13/32—Means for focusing
- G03B13/34—Power focusing
- G03B13/36—Autofocus systems
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の焦点検出装置が検知できないほどに大き
く焦点が外れた状態においても、焦点合わせの方向を検
知可能とし、デフォーカス量の大きい撮影レンズにも対
応可能な焦点検出装置を提供する。 【解決手段】図示しない被写体を撮影する撮影レンズT
と、撮影レンズTによる被写体像を結像させるフィルム
等価面Fの後方に配置したセパレータレンズ3と、セパ
レータレンズ3による再結像を検出するCCDセンサー
4とを備え、CCDセンサー4は撮影レンズTの2箇所
の光軸外における前記被写体に対する前記再結像を検出
するそれぞれ第1,第2のセンサー対を有し、第1のセ
ンサー対4a,4bにおけるセンサー4aと、第2のセ
ンサー対4e,4fにおけるセンサー4fとを用いて、
デフォーカス量が大きい場合の被写体像Cの再結像
C1,C2を検出し、位相差検出方式により焦点検出を行
う。
く焦点が外れた状態においても、焦点合わせの方向を検
知可能とし、デフォーカス量の大きい撮影レンズにも対
応可能な焦点検出装置を提供する。 【解決手段】図示しない被写体を撮影する撮影レンズT
と、撮影レンズTによる被写体像を結像させるフィルム
等価面Fの後方に配置したセパレータレンズ3と、セパ
レータレンズ3による再結像を検出するCCDセンサー
4とを備え、CCDセンサー4は撮影レンズTの2箇所
の光軸外における前記被写体に対する前記再結像を検出
するそれぞれ第1,第2のセンサー対を有し、第1のセ
ンサー対4a,4bにおけるセンサー4aと、第2のセ
ンサー対4e,4fにおけるセンサー4fとを用いて、
デフォーカス量が大きい場合の被写体像Cの再結像
C1,C2を検出し、位相差検出方式により焦点検出を行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等で使用さ
れる焦点検出装置に関するものであり、更に詳しくは、
デフォーカス量の大きい撮影レンズにも対応可能な焦点
検出装置に関するものである。
れる焦点検出装置に関するものであり、更に詳しくは、
デフォーカス量の大きい撮影レンズにも対応可能な焦点
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりカメラ等に使用されている焦点
検出方式の代表的なものとして、位相差検出方式が挙げ
られる。これは、現代の一眼レフカメラで一般的に使用
されている方式で、フィルム等価面の後方に配置された
一対のリレーレンズ系であるセパレータレンズによる2
次結像の相対的なズレにより判定する方式である。図1
0に、位相差検出方式による従来のオートフォーカスモ
ジュールを斜視図で示す。同図において、51は赤外成
分をカットするフィルター、52はコンデンサーレン
ズ、53はミラー、54は絞りマスク、55はセパレー
タレンズ、56はCCDセンサーである。
検出方式の代表的なものとして、位相差検出方式が挙げ
られる。これは、現代の一眼レフカメラで一般的に使用
されている方式で、フィルム等価面の後方に配置された
一対のリレーレンズ系であるセパレータレンズによる2
次結像の相対的なズレにより判定する方式である。図1
0に、位相差検出方式による従来のオートフォーカスモ
ジュールを斜視図で示す。同図において、51は赤外成
分をカットするフィルター、52はコンデンサーレン
ズ、53はミラー、54は絞りマスク、55はセパレー
タレンズ、56はCCDセンサーである。
【0003】同図に示すように、図示しない撮影レンズ
を通過してフィルム等価面付近で結像した撮影光50
は、フィルター51により赤外成分をカットされた上
で、ミラー53を挟んだコンデンサーレンズ52と絞り
マスク54とにより、光軸Xの軸上及び軸外の各フォー
カスエリアにおけるそれぞれ一対の光束に分割され、セ
パレータレンズ55により、各々に対応して設けられた
CCDセンサー56上のそれぞれ二つの領域である図示
しない基準部と参照部とに被写体像としてそれぞれ再結
像される。
を通過してフィルム等価面付近で結像した撮影光50
は、フィルター51により赤外成分をカットされた上
で、ミラー53を挟んだコンデンサーレンズ52と絞り
マスク54とにより、光軸Xの軸上及び軸外の各フォー
カスエリアにおけるそれぞれ一対の光束に分割され、セ
パレータレンズ55により、各々に対応して設けられた
CCDセンサー56上のそれぞれ二つの領域である図示
しない基準部と参照部とに被写体像としてそれぞれ再結
像される。
【0004】再結像された被写体像は、合焦時に比べ、
前ピンでは像間隔が狭くなり、後ピンでは像間隔が広く
なる。CCDセンサー56上の被写体像の像間隔を検出
する事により、この原理に基づいて焦点位置検出を行
う。
前ピンでは像間隔が狭くなり、後ピンでは像間隔が広く
なる。CCDセンサー56上の被写体像の像間隔を検出
する事により、この原理に基づいて焦点位置検出を行
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記位
相差検出方式の焦点検出範囲は、一般的に±10mm程
度であり、これを広くすると、いわゆるフィルム等価面
からCCDセンサー56表面までの距離が大きくなり、
装置が大型化する。また、CCDセンサー56表面の2
次結像が、焦点検出範囲の拡大に対応して焦点が合うよ
うにするためには、焦点深度を確保するようにリレーレ
ンズ系であるセパレータレンズ55のFナンバーを暗く
する必要があり、低輝度域での使用が困難となる。
相差検出方式の焦点検出範囲は、一般的に±10mm程
度であり、これを広くすると、いわゆるフィルム等価面
からCCDセンサー56表面までの距離が大きくなり、
装置が大型化する。また、CCDセンサー56表面の2
次結像が、焦点検出範囲の拡大に対応して焦点が合うよ
うにするためには、焦点深度を確保するようにリレーレ
ンズ系であるセパレータレンズ55のFナンバーを暗く
する必要があり、低輝度域での使用が困難となる。
【0006】さらに、このような位相差検出方式を持つ
焦点検出装置が苦手とする撮影レンズに、マクロレンズ
がある。これは、近接被写体の撮影倍率が高く、焦点の
移動量(デフォーカス量:レンズを無限遠に設定した状
態で最近接被写体を見たときの焦点のズレ量,或いはそ
の逆)が大きく、焦点検出装置が一度に見える焦点の範
囲を大きく超えているため、焦点検出装置が焦点検出を
する事ができる所まで、撮影レンズを駆動する必要があ
る。このとき、例えばローコントラスト時を想定したい
わゆるローコンスキャンを行うべく、ゆっくりとした駆
動制御が行われる。
焦点検出装置が苦手とする撮影レンズに、マクロレンズ
がある。これは、近接被写体の撮影倍率が高く、焦点の
移動量(デフォーカス量:レンズを無限遠に設定した状
態で最近接被写体を見たときの焦点のズレ量,或いはそ
の逆)が大きく、焦点検出装置が一度に見える焦点の範
囲を大きく超えているため、焦点検出装置が焦点検出を
する事ができる所まで、撮影レンズを駆動する必要があ
る。このとき、例えばローコントラスト時を想定したい
わゆるローコンスキャンを行うべく、ゆっくりとした駆
動制御が行われる。
【0007】ところが、この場合、焦点の合う方向が不
明であるから、レンズが反対方向の端まで行って戻って
くる操作を行う事がある。マクロレンズはまた、レンズ
の繰り出し量が多いため、レンズ駆動に時間を要し、合
焦までの時間的ロスは大きいものとなる。以上のような
問題は、望遠レンズにおいても同様に存在する。さら
に、望遠マクロともなると、この傾向は更に顕著とな
り、オートフォーカスの操作性は甚だ悪いものとなる。
明であるから、レンズが反対方向の端まで行って戻って
くる操作を行う事がある。マクロレンズはまた、レンズ
の繰り出し量が多いため、レンズ駆動に時間を要し、合
焦までの時間的ロスは大きいものとなる。以上のような
問題は、望遠レンズにおいても同様に存在する。さら
に、望遠マクロともなると、この傾向は更に顕著とな
り、オートフォーカスの操作性は甚だ悪いものとなる。
【0008】本発明は、上記のような問題点に鑑み、従
来の焦点検出装置が検知できないほどに大きく焦点が外
れた状態においても、焦点合わせの方向を検知可能と
し、デフォーカス量の大きい撮影レンズにも対応可能な
焦点検出装置を提供する事を目的とする。
来の焦点検出装置が検知できないほどに大きく焦点が外
れた状態においても、焦点合わせの方向を検知可能と
し、デフォーカス量の大きい撮影レンズにも対応可能な
焦点検出装置を提供する事を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、被写体を撮影する撮影レンズと、その
撮影レンズによる被写体像を結像させる結像面の後方に
配置したリレー光学系と、そのリレー光学系による再結
像を検出する検出手段とを備え、その検出手段は前記撮
影レンズの少なくとも2箇所の光軸外における前記被写
体に対する前記再結像を検出するそれぞれのセンサー対
を有し、第1のそのセンサー対における一つのセンサー
と、第2のそのセンサー対における一つのセンサーとを
用いて、焦点検出を行う構成とする。
に、本発明では、被写体を撮影する撮影レンズと、その
撮影レンズによる被写体像を結像させる結像面の後方に
配置したリレー光学系と、そのリレー光学系による再結
像を検出する検出手段とを備え、その検出手段は前記撮
影レンズの少なくとも2箇所の光軸外における前記被写
体に対する前記再結像を検出するそれぞれのセンサー対
を有し、第1のそのセンサー対における一つのセンサー
と、第2のそのセンサー対における一つのセンサーとを
用いて、焦点検出を行う構成とする。
【0010】また、前記第1のセンサー対における一つ
のセンサーと、前記第2のセンサー対における一つのセ
ンサーとは、前記光軸に対して対称の位置に配置されて
いる構成とする。そして、前記焦点検出は、位相差検出
方式により行う構成とする。さらに、前記第1のセンサ
ー対における一つのセンサーと、前記第2のセンサー対
における一つのセンサーとのそれぞれの直前に、焦点補
正用のレンズを挿入する構成とする。
のセンサーと、前記第2のセンサー対における一つのセ
ンサーとは、前記光軸に対して対称の位置に配置されて
いる構成とする。そして、前記焦点検出は、位相差検出
方式により行う構成とする。さらに、前記第1のセンサ
ー対における一つのセンサーと、前記第2のセンサー対
における一つのセンサーとのそれぞれの直前に、焦点補
正用のレンズを挿入する構成とする。
【0011】また、別の構成として、被写体の焦点を検
出する複数のセンサー対を備え、その複数のセンサー対
の内、一つのセンサー対における一つのセンサーと、別
のセンサー対における一つのセンサーとにより焦点検出
を行う構成とする。
出する複数のセンサー対を備え、その複数のセンサー対
の内、一つのセンサー対における一つのセンサーと、別
のセンサー対における一つのセンサーとにより焦点検出
を行う構成とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一
実施形態の基本的な構成を模式的に示す斜視図である。
同図において、光軸X上には図の左手(被写体側)であ
る前方より順に撮影レンズT,コンデンサーレンズ1,
絞りマスク2,セパレータレンズ3,CCDセンサー4
が配置されている。撮影レンズTは、互いに直交してそ
れぞれ光軸Xとも直交するY軸,Z軸を持つY−Z面を
含み、三つの軸が互いに交わる点Oを中心とする。コン
デンサーレンズ1の直前には、互いに直交してそれぞれ
光軸Xとも直交するY1軸,Z1軸を持つY1−Z1面より
成るフィルム等価面Fが位置している。コンデンサーレ
ンズ1を形成する各レンズは、後述するようにY1軸に
沿って配置されている。
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一
実施形態の基本的な構成を模式的に示す斜視図である。
同図において、光軸X上には図の左手(被写体側)であ
る前方より順に撮影レンズT,コンデンサーレンズ1,
絞りマスク2,セパレータレンズ3,CCDセンサー4
が配置されている。撮影レンズTは、互いに直交してそ
れぞれ光軸Xとも直交するY軸,Z軸を持つY−Z面を
含み、三つの軸が互いに交わる点Oを中心とする。コン
デンサーレンズ1の直前には、互いに直交してそれぞれ
光軸Xとも直交するY1軸,Z1軸を持つY1−Z1面より
成るフィルム等価面Fが位置している。コンデンサーレ
ンズ1を形成する各レンズは、後述するようにY1軸に
沿って配置されている。
【0013】さらに、絞りマスク2は、互いに直交して
それぞれ光軸Xとも直交するY2軸,Z2軸を持つY2−
Z2面内に位置し、絞りマスク2を形成する各絞りは、
後述するようにY2軸に沿って配置されている。そし
て、各絞りの直後には、セパレータレンズ3を形成する
各レンズが、後述するようにそれぞれ対応して配置され
ている。最後に、CCDセンサー4は、互いに直交して
それぞれ光軸Xとも直交するY3軸,Z3軸を持つY3−
Z3面内に位置し、CCDセンサー4を形成する各ライ
ンセンサーは、後述するようにY3軸に沿ってそれぞれ
の長手方向を向けて配置されている。
それぞれ光軸Xとも直交するY2軸,Z2軸を持つY2−
Z2面内に位置し、絞りマスク2を形成する各絞りは、
後述するようにY2軸に沿って配置されている。そし
て、各絞りの直後には、セパレータレンズ3を形成する
各レンズが、後述するようにそれぞれ対応して配置され
ている。最後に、CCDセンサー4は、互いに直交して
それぞれ光軸Xとも直交するY3軸,Z3軸を持つY3−
Z3面内に位置し、CCDセンサー4を形成する各ライ
ンセンサーは、後述するようにY3軸に沿ってそれぞれ
の長手方向を向けて配置されている。
【0014】尚、Y軸,Y1軸,Y2軸,Y3軸、及びZ
軸,Z1軸,Z2軸,Z3軸は、それぞれ互いに平行であ
る。同図に示すように、図の左方より撮影レンズTに入
射した図示しない被写体からの撮影光の内、像側(右手
側)から見て光軸Xの左右でそれぞれY軸上のエリア
L,Rを通過した、二点鎖線で示す光束Aは、フィルム
等価面F上に被写体像として結像する。さらに、コンデ
ンサーレンズ1と絞りマスク2とにより、光軸Xの軸上
及び左右の軸外の各フォーカスエリアに対応するそれぞ
れ一対の光束に分割され、セパレータレンズ3により、
各々に対応して設けられたCCDセンサー4上のそれぞ
れ二つの領域である基準部と参照部を成す各ラインセン
サー上に、被写体像としてそれぞれ再結像される。
軸,Z1軸,Z2軸,Z3軸は、それぞれ互いに平行であ
る。同図に示すように、図の左方より撮影レンズTに入
射した図示しない被写体からの撮影光の内、像側(右手
側)から見て光軸Xの左右でそれぞれY軸上のエリア
L,Rを通過した、二点鎖線で示す光束Aは、フィルム
等価面F上に被写体像として結像する。さらに、コンデ
ンサーレンズ1と絞りマスク2とにより、光軸Xの軸上
及び左右の軸外の各フォーカスエリアに対応するそれぞ
れ一対の光束に分割され、セパレータレンズ3により、
各々に対応して設けられたCCDセンサー4上のそれぞ
れ二つの領域である基準部と参照部を成す各ラインセン
サー上に、被写体像としてそれぞれ再結像される。
【0015】図2は、上記構成を上方よりZ軸方向に見
た模式図である。まず、通常の撮影レンズを使用する場
合を述べると、同図において、図の左手に位置し、右手
側から見て光軸Xの左の軸外(図の下方)のフォーカス
エリアに入っている図示しない被写体からの撮影光の
内、撮影レンズTに入射してY軸上のエリアRを通過し
た光束は、細い破線で示す光束5となる。また、同じ被
写体からの撮影光の内、撮影レンズTに入射してY軸上
のエリアLを通過した光束は、太い破線で示す光束6と
なる。そして、これらの光束は、フィルム等価面F上に
被写体像rとして結像する。
た模式図である。まず、通常の撮影レンズを使用する場
合を述べると、同図において、図の左手に位置し、右手
側から見て光軸Xの左の軸外(図の下方)のフォーカス
エリアに入っている図示しない被写体からの撮影光の
内、撮影レンズTに入射してY軸上のエリアRを通過し
た光束は、細い破線で示す光束5となる。また、同じ被
写体からの撮影光の内、撮影レンズTに入射してY軸上
のエリアLを通過した光束は、太い破線で示す光束6と
なる。そして、これらの光束は、フィルム等価面F上に
被写体像rとして結像する。
【0016】また、同じく図の左手に位置し、光軸Xの
軸上のフォーカスエリアに入っている図示しない被写体
からの撮影光の内、撮影レンズTに入射してY軸上のエ
リアR,Lをそれぞれ通過した光束は、それぞれ実線で
示す光束7,8となる。そして、これらの光束は、フィ
ルム等価面F上に被写体像cとして結像する。
軸上のフォーカスエリアに入っている図示しない被写体
からの撮影光の内、撮影レンズTに入射してY軸上のエ
リアR,Lをそれぞれ通過した光束は、それぞれ実線で
示す光束7,8となる。そして、これらの光束は、フィ
ルム等価面F上に被写体像cとして結像する。
【0017】また、同じく図の左手に位置し、右手側か
ら見て光軸Xの右の軸外(図の上方)のフォーカスエリ
アに入っている図示しない被写体からの撮影光の内、撮
影レンズTに入射してY軸上のエリアRを通過した光束
は、太い一点鎖線で示す光束9となる。また、同じ被写
体からの撮影光の内、撮影レンズTに入射してY軸上の
エリアLを通過した光束は、細い一点鎖線で示す光束1
0となる。そして、これらの光束は、フィルム等価面F
上に被写体像lとして結像する。尚、上記光束5〜10
は、図1では光束Aとしてまとめて示されている。ま
た、上記被写体像r,c,lは1次結像である。
ら見て光軸Xの右の軸外(図の上方)のフォーカスエリ
アに入っている図示しない被写体からの撮影光の内、撮
影レンズTに入射してY軸上のエリアRを通過した光束
は、太い一点鎖線で示す光束9となる。また、同じ被写
体からの撮影光の内、撮影レンズTに入射してY軸上の
エリアLを通過した光束は、細い一点鎖線で示す光束1
0となる。そして、これらの光束は、フィルム等価面F
上に被写体像lとして結像する。尚、上記光束5〜10
は、図1では光束Aとしてまとめて示されている。ま
た、上記被写体像r,c,lは1次結像である。
【0018】さらに、上記光束5,6は、コンデンサー
レンズ1の一部を成すところの、右手側から見て光軸X
の右の軸外(図の上方)にY1軸方向に沿って配置され
たレンズ1Rを通過し、絞りマスク2の一部を成すとこ
ろの、同じく右手側から見て光軸Xの右の軸外(図の上
方)にY2軸方向に沿って配置された絞り2b,2aを
それぞれが通過して、その直後にそれぞれ設けられたセ
パレータレンズ3の一部を成すレンズ3b,3aによ
り、各々に対応して設けられるところの、CCDセンサ
ー4上で右手側から見て光軸Xの右の軸外(図の上方)
にY3軸方向に沿って配置された二つの領域である各ラ
インセンサー4b,4a上に、被写体像r2,r1として
それぞれ再結像される。尚、XRはここでの光軸であ
る。
レンズ1の一部を成すところの、右手側から見て光軸X
の右の軸外(図の上方)にY1軸方向に沿って配置され
たレンズ1Rを通過し、絞りマスク2の一部を成すとこ
ろの、同じく右手側から見て光軸Xの右の軸外(図の上
方)にY2軸方向に沿って配置された絞り2b,2aを
それぞれが通過して、その直後にそれぞれ設けられたセ
パレータレンズ3の一部を成すレンズ3b,3aによ
り、各々に対応して設けられるところの、CCDセンサ
ー4上で右手側から見て光軸Xの右の軸外(図の上方)
にY3軸方向に沿って配置された二つの領域である各ラ
インセンサー4b,4a上に、被写体像r2,r1として
それぞれ再結像される。尚、XRはここでの光軸であ
る。
【0019】同様にして、上記光束7,8は、コンデン
サーレンズ1の一部を成すところの、光軸Xの軸上にY
1軸方向に沿って配置されたレンズ1Cを通過し、絞りマ
スク2の一部を成すところの、同じく光軸Xの軸上に跨
ってY2軸方向に沿って配置された絞り2d,2cをそ
れぞれが通過して、その直後にそれぞれ設けられたセパ
レータレンズ3の一部を成すレンズ3d,3cにより、
各々に対応して設けられているところの、CCDセンサ
ー4上で光軸Xの軸上に跨ってY3軸方向に沿って配置
された二つの領域である各ラインセンサー4d,4c上
に、被写体像c2,c1としてそれぞれ再結像される。
サーレンズ1の一部を成すところの、光軸Xの軸上にY
1軸方向に沿って配置されたレンズ1Cを通過し、絞りマ
スク2の一部を成すところの、同じく光軸Xの軸上に跨
ってY2軸方向に沿って配置された絞り2d,2cをそ
れぞれが通過して、その直後にそれぞれ設けられたセパ
レータレンズ3の一部を成すレンズ3d,3cにより、
各々に対応して設けられているところの、CCDセンサ
ー4上で光軸Xの軸上に跨ってY3軸方向に沿って配置
された二つの領域である各ラインセンサー4d,4c上
に、被写体像c2,c1としてそれぞれ再結像される。
【0020】同様にして、上記光束9,10は、コンデ
ンサーレンズ1の一部を成すところの、右手側から見て
光軸Xの左の軸外(図の下方)にY1軸方向に沿って配
置されたレンズ1Lを通過し、絞りマスク2の一部を成
すところの、同じく右手側から見て光軸Xの左の軸外
(図の下方)にY2軸方向に沿って配置された絞り2
f,2eをそれぞれが通過して、その直後に設けられた
セパレータレンズ3の一部を成すレンズ3f,3eによ
り、各々に対応して設けられているところの、CCDセ
ンサー4上で右手側から見て光軸Xの左の軸外(図の下
方)にY3軸方向に沿って配置された二つの領域である
各ラインセンサー4f,4e上に、被写体像l2,l1と
してそれぞれ再結像される。尚、XLはここでの光軸で
ある。
ンサーレンズ1の一部を成すところの、右手側から見て
光軸Xの左の軸外(図の下方)にY1軸方向に沿って配
置されたレンズ1Lを通過し、絞りマスク2の一部を成
すところの、同じく右手側から見て光軸Xの左の軸外
(図の下方)にY2軸方向に沿って配置された絞り2
f,2eをそれぞれが通過して、その直後に設けられた
セパレータレンズ3の一部を成すレンズ3f,3eによ
り、各々に対応して設けられているところの、CCDセ
ンサー4上で右手側から見て光軸Xの左の軸外(図の下
方)にY3軸方向に沿って配置された二つの領域である
各ラインセンサー4f,4e上に、被写体像l2,l1と
してそれぞれ再結像される。尚、XLはここでの光軸で
ある。
【0021】上記のように、CCDセンサー4に配置さ
れた二つの領域である各ラインセンサー上に再結像され
た被写体像(2次結像)は、合焦時に比べ、前ピンでは
像間隔が狭くなり、後ピンでは像間隔が広くなる。CC
Dセンサー4上の各フォーカスエリアに対応した被写体
像の像間隔を検出する事により、この原理に基づいて焦
点位置検出を行う。以上説明した構成による焦点位置検
出は、本来の焦点位置検出であり、従来より通常行われ
ているものである。尚、この通常時の位相差検出方式に
おける相関演算は、例えばCCDセンサー4上のライン
センサー4a,4c,4eを基準部とし、それぞれに対
応したラインセンサー4b,4d,4fを参照部として
行われる。
れた二つの領域である各ラインセンサー上に再結像され
た被写体像(2次結像)は、合焦時に比べ、前ピンでは
像間隔が狭くなり、後ピンでは像間隔が広くなる。CC
Dセンサー4上の各フォーカスエリアに対応した被写体
像の像間隔を検出する事により、この原理に基づいて焦
点位置検出を行う。以上説明した構成による焦点位置検
出は、本来の焦点位置検出であり、従来より通常行われ
ているものである。尚、この通常時の位相差検出方式に
おける相関演算は、例えばCCDセンサー4上のライン
センサー4a,4c,4eを基準部とし、それぞれに対
応したラインセンサー4b,4d,4fを参照部として
行われる。
【0022】次に、撮影レンズとしてマクロレンズ等の
デフォーカス量の大きいものを使用する場合を述べる
と、図2において、図の左手に位置し、光軸Xの軸上の
フォーカスエリアに入っている図示しない被写体からの
撮影光の内、デフォーカス量の大きい撮影レンズTに入
射してY軸上のエリアR,Lをそれぞれ通過した光束
は、例えばそれぞれ太い一点鎖線で示す光束9及び太い
破線で示す光束6となる。そして、これらの光束が交わ
る光軸X上に、被写体像C(1次結像)として結像す
る。尚、同図は前ピンの場合を示しており、フィルム等
価面Fよりも大幅に手前の位置で結像している事が分か
る。
デフォーカス量の大きいものを使用する場合を述べる
と、図2において、図の左手に位置し、光軸Xの軸上の
フォーカスエリアに入っている図示しない被写体からの
撮影光の内、デフォーカス量の大きい撮影レンズTに入
射してY軸上のエリアR,Lをそれぞれ通過した光束
は、例えばそれぞれ太い一点鎖線で示す光束9及び太い
破線で示す光束6となる。そして、これらの光束が交わ
る光軸X上に、被写体像C(1次結像)として結像す
る。尚、同図は前ピンの場合を示しており、フィルム等
価面Fよりも大幅に手前の位置で結像している事が分か
る。
【0023】上記光束6は、上述した場合と同様にし
て、コンデンサーレンズ1の一部を成すところの、右手
側から見て光軸Xの右の軸外(図の上方)にY1軸方向
に沿って配置されたレンズ1Rを通過し、絞りマスク2
の一部を成すところの、同じく右手側から見て光軸Xの
右の軸外(図の上方)にY2軸方向に沿って配置された
絞り2aを通過して、その直後に設けられたセパレータ
レンズ3の一部を成すレンズ3aにより、これに対応し
て設けられるところの、CCDセンサー4上で右手側か
ら見て光軸Xの右の軸外(図の上方)にY3軸方向に沿
って配置されたラインセンサー4a上に、被写体像C1
として再結像される。
て、コンデンサーレンズ1の一部を成すところの、右手
側から見て光軸Xの右の軸外(図の上方)にY1軸方向
に沿って配置されたレンズ1Rを通過し、絞りマスク2
の一部を成すところの、同じく右手側から見て光軸Xの
右の軸外(図の上方)にY2軸方向に沿って配置された
絞り2aを通過して、その直後に設けられたセパレータ
レンズ3の一部を成すレンズ3aにより、これに対応し
て設けられるところの、CCDセンサー4上で右手側か
ら見て光軸Xの右の軸外(図の上方)にY3軸方向に沿
って配置されたラインセンサー4a上に、被写体像C1
として再結像される。
【0024】同様にして、上記光束9は、コンデンサー
レンズ1の一部を成すところの、右手側から見て光軸X
の左の軸外(図の下方)にY1軸方向に沿って配置され
たレンズ1Lを通過し、絞りマスク2の一部を成すとこ
ろの、同じく右手側から見て光軸Xの左の軸外(図の下
方)にY2軸方向に沿って配置された絞り2fを通過し
て、その直後に設けられたセパレータレンズ3の一部を
成すレンズ3fにより、これに対応して設けられている
ところの、CCDセンサー4上で右手側から見て光軸X
の左の軸外(図の下方)にY3軸方向に沿って配置され
たラインセンサー4f上に、被写体像C2として再結像
される。
レンズ1の一部を成すところの、右手側から見て光軸X
の左の軸外(図の下方)にY1軸方向に沿って配置され
たレンズ1Lを通過し、絞りマスク2の一部を成すとこ
ろの、同じく右手側から見て光軸Xの左の軸外(図の下
方)にY2軸方向に沿って配置された絞り2fを通過し
て、その直後に設けられたセパレータレンズ3の一部を
成すレンズ3fにより、これに対応して設けられている
ところの、CCDセンサー4上で右手側から見て光軸X
の左の軸外(図の下方)にY3軸方向に沿って配置され
たラインセンサー4f上に、被写体像C2として再結像
される。
【0025】これらの被写体像C1及びC2(これらは2
次結像)の像間隔を検出する事により、概略の焦点位置
検出を行う。これにより、少なくとも焦点の合う方向が
分かるので、従来のように撮影レンズが反対方向の端ま
で行って戻ってくる操作を行う事がなくなり、いわゆる
ローコンスキャンを行う頻度も減少するので、使い勝手
が良くなる。さらには、この焦点位置検出方法により得
られた概略の焦点位置を基に、撮影レンズを一気に合焦
位置付近まで駆動し、その後に従来より行われている上
記本来の焦点位置検出を行う事も可能であるので、合焦
までの時間的ロスを大幅に短縮する事ができる。
次結像)の像間隔を検出する事により、概略の焦点位置
検出を行う。これにより、少なくとも焦点の合う方向が
分かるので、従来のように撮影レンズが反対方向の端ま
で行って戻ってくる操作を行う事がなくなり、いわゆる
ローコンスキャンを行う頻度も減少するので、使い勝手
が良くなる。さらには、この焦点位置検出方法により得
られた概略の焦点位置を基に、撮影レンズを一気に合焦
位置付近まで駆動し、その後に従来より行われている上
記本来の焦点位置検出を行う事も可能であるので、合焦
までの時間的ロスを大幅に短縮する事ができる。
【0026】但し、図2の構成だけでは、2次結像であ
る被写体像C1及びC2は、CCDセンサー4上で焦点が
合わず、ボケた像となって検出困難となるので、実際は
図3に示すように、デフォーカス量の大きい撮影レンズ
Tを装着した場合、このままではCCDセンサー4で焦
点位置検出ができないときに、セパレータレンズ3とC
CDセンサー4との間で光束6,9の各光路上に、それ
ぞれ矢印B1,D1で示すように、補正用の凹レンズ1
1,12を挿入し、不用時にはそれぞれ破線で示したよ
うに待避させるという事を自動的に行う。
る被写体像C1及びC2は、CCDセンサー4上で焦点が
合わず、ボケた像となって検出困難となるので、実際は
図3に示すように、デフォーカス量の大きい撮影レンズ
Tを装着した場合、このままではCCDセンサー4で焦
点位置検出ができないときに、セパレータレンズ3とC
CDセンサー4との間で光束6,9の各光路上に、それ
ぞれ矢印B1,D1で示すように、補正用の凹レンズ1
1,12を挿入し、不用時にはそれぞれ破線で示したよ
うに待避させるという事を自動的に行う。
【0027】また、後ピンの場合は、図4において、図
の左手に位置し、光軸Xの軸上のフォーカスエリアに入
っている図示しない被写体からの撮影光の内、デフォー
カス量の大きい撮影レンズTに入射してY軸上のエリア
R,Lをそれぞれ通過した光束は、例えばそれぞれ細い
破線で示す光束5及び細い一点鎖線で示す光束10とな
る。そして、最終的にCCDセンサー4後方でこれらの
光束が交わる光軸X上に、被写体像C′(1次結像)と
して理論上は結像する。ここではフィルム等価面Fより
も大幅に後方の位置で結像している事が分かる。尚、途
中の光束は省略している。
の左手に位置し、光軸Xの軸上のフォーカスエリアに入
っている図示しない被写体からの撮影光の内、デフォー
カス量の大きい撮影レンズTに入射してY軸上のエリア
R,Lをそれぞれ通過した光束は、例えばそれぞれ細い
破線で示す光束5及び細い一点鎖線で示す光束10とな
る。そして、最終的にCCDセンサー4後方でこれらの
光束が交わる光軸X上に、被写体像C′(1次結像)と
して理論上は結像する。ここではフィルム等価面Fより
も大幅に後方の位置で結像している事が分かる。尚、途
中の光束は省略している。
【0028】上記光束5は、上述した場合と同様にし
て、コンデンサーレンズ1の一部を成すところの、右手
側から見て光軸Xの右の軸外(図の上方)にY1軸方向
に沿って配置されたレンズ1Rを通過し、絞りマスク2
の一部を成すところの、同じく右手側から見て光軸Xの
右の軸外(図の上方)にY2軸方向に沿って配置された
絞り2bを通過して、その直後に設けられたセパレータ
レンズ3の一部を成すレンズ3bにより、これに対応し
て設けられるところの、CCDセンサー4上で右手側か
ら見て光軸Xの右の軸外(図の上方)にY3軸方向に沿
って配置されたラインセンサー4b上に、被写体像C3
として再結像される。
て、コンデンサーレンズ1の一部を成すところの、右手
側から見て光軸Xの右の軸外(図の上方)にY1軸方向
に沿って配置されたレンズ1Rを通過し、絞りマスク2
の一部を成すところの、同じく右手側から見て光軸Xの
右の軸外(図の上方)にY2軸方向に沿って配置された
絞り2bを通過して、その直後に設けられたセパレータ
レンズ3の一部を成すレンズ3bにより、これに対応し
て設けられるところの、CCDセンサー4上で右手側か
ら見て光軸Xの右の軸外(図の上方)にY3軸方向に沿
って配置されたラインセンサー4b上に、被写体像C3
として再結像される。
【0029】同様にして、上記光束10は、コンデンサ
ーレンズ1の一部を成すところの、右手側から見て光軸
Xの左の軸外(図の下方)にY1軸方向に沿って配置さ
れたレンズ1Lを通過し、絞りマスク2の一部を成すと
ころの、同じく右手側から見て光軸Xの左の軸外(図の
下方)にY2軸方向に沿って配置された絞り2eを通過
して、その直後に設けられたセパレータレンズ3の一部
を成すレンズ3eにより、これに対応して設けられてい
るところの、CCDセンサー4上で右手側から見て光軸
Xの左の軸外(図の下方)にY3軸方向に沿って配置さ
れたラインセンサー4e上に、被写体像C4として再結
像される。
ーレンズ1の一部を成すところの、右手側から見て光軸
Xの左の軸外(図の下方)にY1軸方向に沿って配置さ
れたレンズ1Lを通過し、絞りマスク2の一部を成すと
ころの、同じく右手側から見て光軸Xの左の軸外(図の
下方)にY2軸方向に沿って配置された絞り2eを通過
して、その直後に設けられたセパレータレンズ3の一部
を成すレンズ3eにより、これに対応して設けられてい
るところの、CCDセンサー4上で右手側から見て光軸
Xの左の軸外(図の下方)にY3軸方向に沿って配置さ
れたラインセンサー4e上に、被写体像C4として再結
像される。
【0030】但し、このままでは、2次結像である被写
体像C3及びC4は、CCDセンサー4上で焦点が合わ
ず、ボケた像となって検出困難となるので、実際は、デ
フォーカス量の大きい撮影レンズTを装着した場合、こ
のままではCCDセンサー4で焦点位置検出ができない
ときに、セパレータレンズ3とCCDセンサー4との間
で光束5,10の各光路上に、それぞれ矢印B2,D2で
示すように、補正用の凸レンズ13,14を挿入し、不
用時にはそれぞれ破線で示したように待避させるという
事を自動的に行う。
体像C3及びC4は、CCDセンサー4上で焦点が合わ
ず、ボケた像となって検出困難となるので、実際は、デ
フォーカス量の大きい撮影レンズTを装着した場合、こ
のままではCCDセンサー4で焦点位置検出ができない
ときに、セパレータレンズ3とCCDセンサー4との間
で光束5,10の各光路上に、それぞれ矢印B2,D2で
示すように、補正用の凸レンズ13,14を挿入し、不
用時にはそれぞれ破線で示したように待避させるという
事を自動的に行う。
【0031】上述の前ピン及び後ピンについては、どち
らの場合であるかを判断する必要はなく、同時にいずれ
の場合にも対応する事ができるような構成とすれば良
い。具体的には、図5に示すように、凹レンズ11と凸
レンズ13、及び凹レンズ12と凸レンズ14を、それ
ぞれ矢印B,Dで示すように連動させて挿入し、不用時
にはそれぞれ破線で示したように待避させるという事を
自動的に行う。
らの場合であるかを判断する必要はなく、同時にいずれ
の場合にも対応する事ができるような構成とすれば良
い。具体的には、図5に示すように、凹レンズ11と凸
レンズ13、及び凹レンズ12と凸レンズ14を、それ
ぞれ矢印B,Dで示すように連動させて挿入し、不用時
にはそれぞれ破線で示したように待避させるという事を
自動的に行う。
【0032】尚、このデフォーカス量が大きい時の位相
差検出方式における相関演算は、例えば前ピン時はCC
Dセンサー4上のラインセンサー4aを基準部とし、そ
れに対応したラインセンサー4fを参照部として行われ
る。また、例えば後ピン時はCCDセンサー4上のライ
ンセンサー4eを基準部とし、それに対応したラインセ
ンサー4bを参照部として行われる。
差検出方式における相関演算は、例えば前ピン時はCC
Dセンサー4上のラインセンサー4aを基準部とし、そ
れに対応したラインセンサー4fを参照部として行われ
る。また、例えば後ピン時はCCDセンサー4上のライ
ンセンサー4eを基準部とし、それに対応したラインセ
ンサー4bを参照部として行われる。
【0033】以上の構成における焦点検出時の具体的な
制御について、以下に述べる。図6及び図7は、本発明
の焦点検出装置による焦点検出の例を示すフローチャー
トであり、図6はデフォーカス量が大きい時の補正用の
凹レンズ或いは凸レンズを使用しない場合、図7は使用
する場合である。尚、図中のDFはデフォーカスを表
す。
制御について、以下に述べる。図6及び図7は、本発明
の焦点検出装置による焦点検出の例を示すフローチャー
トであり、図6はデフォーカス量が大きい時の補正用の
凹レンズ或いは凸レンズを使用しない場合、図7は使用
する場合である。尚、図中のDFはデフォーカスを表
す。
【0034】図6において、焦点検出を開始すると、ス
テップ#5においてCCDセンサー4についてCCD積
分を行い、続いてステップ#10において得られたデー
タをダンプし、続いてステップ#15において通常の焦
点検出における相関演算を行う。引き続きステップ#2
0において、焦点検出が可能か否かを判定し、不可能で
あればステップ#25に移行する。ステップ#25にお
いて、被写体がいわゆるローコントラストの状態か否か
を判定し、ローコントラストでなければステップ#30
に移行する。
テップ#5においてCCDセンサー4についてCCD積
分を行い、続いてステップ#10において得られたデー
タをダンプし、続いてステップ#15において通常の焦
点検出における相関演算を行う。引き続きステップ#2
0において、焦点検出が可能か否かを判定し、不可能で
あればステップ#25に移行する。ステップ#25にお
いて、被写体がいわゆるローコントラストの状態か否か
を判定し、ローコントラストでなければステップ#30
に移行する。
【0035】ステップ#30において、撮影レンズがマ
クロレンズ等のデフォーカス量の大きいレンズであるか
否かを判定し、デフォーカス量の大きいレンズであれば
ステップ#35に移行する。ステップ#35において、
デフォーカス量が大きい時の相関演算を行い、続いてス
テップ#40において、この相関演算の結果に基づいて
撮影レンズを駆動し、ステップ#5に戻る。
クロレンズ等のデフォーカス量の大きいレンズであるか
否かを判定し、デフォーカス量の大きいレンズであれば
ステップ#35に移行する。ステップ#35において、
デフォーカス量が大きい時の相関演算を行い、続いてス
テップ#40において、この相関演算の結果に基づいて
撮影レンズを駆動し、ステップ#5に戻る。
【0036】上記ステップ#20において、焦点検出が
可能であればステップ#45に移行する。ステップ#4
5において、焦点が合ったか否かを判定し、焦点が合っ
ていれば焦点検出を終了する。焦点が合っていなければ
ステップ#50に移行し、通常の相関演算の結果に基づ
いて撮影レンズを駆動し、ステップ#5に戻る。上記ス
テップ#25において、ローコントラストであればステ
ップ#55に移行し、ローコントラスト表示を行う。ま
た、上記ステップ#30において、撮影レンズがデフォ
ーカス量の大きいレンズでなければステップ#60に移
行し、いわゆるローコンスキャンを行う。
可能であればステップ#45に移行する。ステップ#4
5において、焦点が合ったか否かを判定し、焦点が合っ
ていれば焦点検出を終了する。焦点が合っていなければ
ステップ#50に移行し、通常の相関演算の結果に基づ
いて撮影レンズを駆動し、ステップ#5に戻る。上記ス
テップ#25において、ローコントラストであればステ
ップ#55に移行し、ローコントラスト表示を行う。ま
た、上記ステップ#30において、撮影レンズがデフォ
ーカス量の大きいレンズでなければステップ#60に移
行し、いわゆるローコンスキャンを行う。
【0037】図7において、焦点検出を開始すると、ス
テップS5においてCCDセンサー4についてCCD積
分を行い、続いてステップS10において得られたデー
タをダンプし、続いてステップS15において通常の焦
点検出における相関演算を行う。引き続きステップS2
0において、焦点検出が可能か否かを判定し、不可能で
あればステップS25に移行する。ステップS25にお
いて、被写体がいわゆるローコントラストの状態か否か
を判定し、ローコントラストでなければステップS30
に移行する。
テップS5においてCCDセンサー4についてCCD積
分を行い、続いてステップS10において得られたデー
タをダンプし、続いてステップS15において通常の焦
点検出における相関演算を行う。引き続きステップS2
0において、焦点検出が可能か否かを判定し、不可能で
あればステップS25に移行する。ステップS25にお
いて、被写体がいわゆるローコントラストの状態か否か
を判定し、ローコントラストでなければステップS30
に移行する。
【0038】ステップS30において、撮影レンズがマ
クロレンズ等のデフォーカス量の大きいレンズであると
きの、上記補正用凹レンズ及び凸レンズを挿入する。続
いてステップS35においてCCDセンサー4について
CCD積分を行い、続いてステップS40において得ら
れたデータをダンプし、続いてステップS45において
デフォーカス量が大きい時の焦点検出における相関演算
を行う。引き続きステップS50において、通常の相関
演算による焦点検出範囲内であるか否かを判定し、デフ
ォーカス量が大きい時の焦点検出が可能であるうちは、
通常の相関演算による焦点検出範囲内ではないと判断
し、ステップS80に移行する。
クロレンズ等のデフォーカス量の大きいレンズであると
きの、上記補正用凹レンズ及び凸レンズを挿入する。続
いてステップS35においてCCDセンサー4について
CCD積分を行い、続いてステップS40において得ら
れたデータをダンプし、続いてステップS45において
デフォーカス量が大きい時の焦点検出における相関演算
を行う。引き続きステップS50において、通常の相関
演算による焦点検出範囲内であるか否かを判定し、デフ
ォーカス量が大きい時の焦点検出が可能であるうちは、
通常の相関演算による焦点検出範囲内ではないと判断
し、ステップS80に移行する。
【0039】ステップS80において、デフォーカス量
が大きい時の相関演算の結果に基づいて撮影レンズを駆
動し、ステップS35に戻る。上記ステップS50にお
いて、通常の相関演算による焦点検出範囲内であるとき
は、ステップS55に移行する。ステップS55におい
て、通常の相関演算の結果に基づいて撮影レンズを駆動
し、続いてステップS60において、上記補正用凹レン
ズ及び凸レンズを待避させ、ステップS5に戻る。
が大きい時の相関演算の結果に基づいて撮影レンズを駆
動し、ステップS35に戻る。上記ステップS50にお
いて、通常の相関演算による焦点検出範囲内であるとき
は、ステップS55に移行する。ステップS55におい
て、通常の相関演算の結果に基づいて撮影レンズを駆動
し、続いてステップS60において、上記補正用凹レン
ズ及び凸レンズを待避させ、ステップS5に戻る。
【0040】上記ステップS20において、焦点検出が
可能であればステップS65に移行する。ステップS6
5において、焦点が合ったか否かを判定し、焦点が合っ
ていれば焦点検出を終了する。焦点が合っていなければ
ステップS70に移行し、通常の相関演算の結果に基づ
いて撮影レンズを駆動し、ステップS5に戻る。上記ス
テップS25において、ローコントラストであればステ
ップS75に移行し、ローコントラスト表示を行う。
可能であればステップS65に移行する。ステップS6
5において、焦点が合ったか否かを判定し、焦点が合っ
ていれば焦点検出を終了する。焦点が合っていなければ
ステップS70に移行し、通常の相関演算の結果に基づ
いて撮影レンズを駆動し、ステップS5に戻る。上記ス
テップS25において、ローコントラストであればステ
ップS75に移行し、ローコントラスト表示を行う。
【0041】図8は、多点オートフォーカス用の焦点検
出部の一例を拡大して示す正面図である。同図に示すよ
うに、絞りマスク2の各要素及びそれに対応するセパレ
ータレンズ3の各要素は、それぞれ28個ずつ配列され
ているが、これらの内、Y2軸上に横一列に配置された
2a〜2f及び3a〜3fが、上述の如く本実施形態の
焦点検出装置に使用される。尚、21はこの焦点検出部
のパッケージ、22はここでは図示しないCCDセンサ
ー4をカメラ本体側に電気的に接続するコネクター、2
3,24は取付穴である。
出部の一例を拡大して示す正面図である。同図に示すよ
うに、絞りマスク2の各要素及びそれに対応するセパレ
ータレンズ3の各要素は、それぞれ28個ずつ配列され
ているが、これらの内、Y2軸上に横一列に配置された
2a〜2f及び3a〜3fが、上述の如く本実施形態の
焦点検出装置に使用される。尚、21はこの焦点検出部
のパッケージ、22はここでは図示しないCCDセンサ
ー4をカメラ本体側に電気的に接続するコネクター、2
3,24は取付穴である。
【0042】図9は、上記焦点検出部のセンサー配置の
一例を拡大して示す正面図である。同図に示すように、
CCDセンサー4の各要素であるラインセンサーは、上
記絞りマスク2及びセパレータレンズ3の各要素に対応
して、28個配列されているが、これらの内、Y3軸上
に横一列に配置された4a〜4fが、上述の如く本実施
形態の焦点検出装置に使用される。
一例を拡大して示す正面図である。同図に示すように、
CCDセンサー4の各要素であるラインセンサーは、上
記絞りマスク2及びセパレータレンズ3の各要素に対応
して、28個配列されているが、これらの内、Y3軸上
に横一列に配置された4a〜4fが、上述の如く本実施
形態の焦点検出装置に使用される。
【0043】尚、本発明のような、センサーの組み合わ
せを変更する事により焦点検出範囲を補う考え方は、カ
メラのオートフォーカス方式として本実施形態で示した
位相差検出方式の場合に限定されるものではなく、例え
ばいわゆるレンズシャッターカメラにおいて主として用
いられる測距方式としての三角測量方式である、パッシ
ブ方式或いは赤外線アクティブ方式においても応用する
事ができる。
せを変更する事により焦点検出範囲を補う考え方は、カ
メラのオートフォーカス方式として本実施形態で示した
位相差検出方式の場合に限定されるものではなく、例え
ばいわゆるレンズシャッターカメラにおいて主として用
いられる測距方式としての三角測量方式である、パッシ
ブ方式或いは赤外線アクティブ方式においても応用する
事ができる。
【0044】また、特許請求の範囲で言うリレー光学系
とは、本実施形態におけるセパレータレンズに対応する
ものであり、結像面とはフィルム等価面に対応するもの
であり、センサー対とはCCDセンサー上の基準部と参
照部を成す各ラインセンサーの組み合わせに対応するも
のである。
とは、本実施形態におけるセパレータレンズに対応する
ものであり、結像面とはフィルム等価面に対応するもの
であり、センサー対とはCCDセンサー上の基準部と参
照部を成す各ラインセンサーの組み合わせに対応するも
のである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の特に請求
項1によれば、従来の焦点検出装置が検知できないほど
に大きく焦点が外れた状態においても、焦点合わせの方
向を検知可能とし、デフォーカス量の大きい撮影レンズ
にも対応可能な焦点検出装置を提供する事ができる。
項1によれば、従来の焦点検出装置が検知できないほど
に大きく焦点が外れた状態においても、焦点合わせの方
向を検知可能とし、デフォーカス量の大きい撮影レンズ
にも対応可能な焦点検出装置を提供する事ができる。
【0046】また、請求項2によるならば、可能な限り
大きなデフォーカス量に対処する事ができるとともに、
光軸上の被写体に対する焦点検出がしやすくなる。
大きなデフォーカス量に対処する事ができるとともに、
光軸上の被写体に対する焦点検出がしやすくなる。
【0047】また、請求項3によるならば、特に一眼レ
フカメラにおいて主に用いられている焦点検出方式を流
用する事ができ、装置構成が行いやすくなる。
フカメラにおいて主に用いられている焦点検出方式を流
用する事ができ、装置構成が行いやすくなる。
【0048】また、請求項4によるならば、本発明によ
る焦点検出を確実に行う事ができる。
る焦点検出を確実に行う事ができる。
【図1】本発明の一実施形態の基本的な構成を模式的に
示す斜視図。
示す斜視図。
【図2】本発明の一実施形態の基本的な構成を上方より
見た図。
見た図。
【図3】補正用の凹レンズを挿入,待避させる構成を示
す模式図(前ピン)。
す模式図(前ピン)。
【図4】補正用の凸レンズを挿入,待避させる構成を示
す模式図(後ピン)。
す模式図(後ピン)。
【図5】補正用の凹レンズと凸レンズを連動させて挿
入,待避させる構成を示す模式図。
入,待避させる構成を示す模式図。
【図6】本発明の焦点検出装置による焦点検出の一例を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図7】本発明の焦点検出装置による焦点検出の他例を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図8】多点オートフォーカス用の焦点検出部の一例を
拡大して示す正面図。
拡大して示す正面図。
【図9】その焦点検出部のセンサー配置の一例を拡大し
て示す正面図。
て示す正面図。
【図10】位相差検出方式による従来のAFモジュール
を示す斜視図。
を示す斜視図。
1 コンデンサーレンズ 2 絞りマスク 3 セパレータレンズ 4 CCDセンサー 5〜10 光束 11,12 凹レンズ 13,14 凸レンズ X 光軸 T 撮影レンズ
Claims (5)
- 【請求項1】 被写体を撮影する撮影レンズと、該撮影
レンズによる被写体像を結像させる結像面の後方に配置
したリレー光学系と、該リレー光学系による再結像を検
出する検出手段とを備え、該検出手段は前記撮影レンズ
の少なくとも2箇所の光軸外における前記被写体に対す
る前記再結像を検出するそれぞれのセンサー対を有し、
第1の該センサー対における一つのセンサーと、第2の
該センサー対における一つのセンサーとを用いて、焦点
検出を行う事を特徴とする焦点検出装置。 - 【請求項2】 前記第1のセンサー対における一つのセ
ンサーと、前記第2のセンサー対における一つのセンサ
ーとは、前記光軸に対して対称の位置に配置されている
事を特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。 - 【請求項3】 前記焦点検出は、位相差検出方式により
行う事を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の焦点
検出装置。 - 【請求項4】 前記第1のセンサー対における一つのセ
ンサーと、前記第2のセンサー対における一つのセンサ
ーとのそれぞれの直前に、焦点補正用のレンズを挿入す
る事を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
載の焦点検出装置。 - 【請求項5】 被写体の焦点を検出する複数のセンサー
対を備え、該複数のセンサー対の内、一つのセンサー対
における一つのセンサーと、別のセンサー対における一
つのセンサーとにより焦点検出を行う事を特徴とする焦
点検出装置。
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JP10160278A JPH11352394A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 焦点検出装置 |
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