JPH0772380A - 焦点検出装置 - Google Patents
焦点検出装置Info
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- JPH0772380A JPH0772380A JP15702494A JP15702494A JPH0772380A JP H0772380 A JPH0772380 A JP H0772380A JP 15702494 A JP15702494 A JP 15702494A JP 15702494 A JP15702494 A JP 15702494A JP H0772380 A JPH0772380 A JP H0772380A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 受光部をコンパクトにすることができる焦点
検出装置を提供する。 【構成】 予定焦点面上で撮影レンズの光軸上に設けら
れる中央焦点検出ゾーン11と、光軸外に設けられる周
辺焦点検出ゾーンと、各焦点検出ゾーンに形成されたそ
れぞれの像をリレーする複数のコンデンサレンズ61,
62,63と、それぞれの像の向きを変える複数のミラ
ー20,21,22と、像を2つに分割して再結像させる
複数対のセパレータレンズ30と、像の再結像位置に配
置された複数の領域とが設けられ、周辺焦点検出ゾーン
に対応するコンデンサレンズ62,63を、周辺焦点検
出ゾーンに対応する一対のセパレータレンズの中心軸に
対して中央寄りに偏心して配置される。
検出装置を提供する。 【構成】 予定焦点面上で撮影レンズの光軸上に設けら
れる中央焦点検出ゾーン11と、光軸外に設けられる周
辺焦点検出ゾーンと、各焦点検出ゾーンに形成されたそ
れぞれの像をリレーする複数のコンデンサレンズ61,
62,63と、それぞれの像の向きを変える複数のミラ
ー20,21,22と、像を2つに分割して再結像させる
複数対のセパレータレンズ30と、像の再結像位置に配
置された複数の領域とが設けられ、周辺焦点検出ゾーン
に対応するコンデンサレンズ62,63を、周辺焦点検
出ゾーンに対応する一対のセパレータレンズの中心軸に
対して中央寄りに偏心して配置される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被写体に対する撮影
レンズの合焦状態を、撮影される画面内の複数のゾーン
において検出することができる焦点検出装置に関する。
レンズの合焦状態を、撮影される画面内の複数のゾーン
において検出することができる焦点検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の焦点検出装置は、例えば特開平
1-155308号公報、特開平2-58012号公報等
に開示される。これらの公報には、予定焦点面上に複数
の焦点検出ゾーンを設け、それぞれのゾーンを介して覗
いた部分像をそれぞれ一対づつ設けられたセパレータレ
ンズにより複数のラインセンサ上に分割、再結像させる
構成が開示されている。
1-155308号公報、特開平2-58012号公報等
に開示される。これらの公報には、予定焦点面上に複数
の焦点検出ゾーンを設け、それぞれのゾーンを介して覗
いた部分像をそれぞれ一対づつ設けられたセパレータレ
ンズにより複数のラインセンサ上に分割、再結像させる
構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の焦点検出装置は、予定焦点面上での焦点検出ゾ
ーンの配置パターンと、再結像面上でのラインセンサの
配置パターンとが同一であり、それぞれの要請に適した
配置をする自由度がないという問題がある。
た従来の焦点検出装置は、予定焦点面上での焦点検出ゾ
ーンの配置パターンと、再結像面上でのラインセンサの
配置パターンとが同一であり、それぞれの要請に適した
配置をする自由度がないという問題がある。
【0004】例えば、撮影レンズのビネッティングによ
る影響を受けにくくするためには、予定焦点面上での周
辺部の焦点検出ゾーンは、撮影レンズの半径方向よりも
これと垂直なサジタル方向に配置される方が望ましい。
一方、再結像面上に配置されるセンサ部は、それらの配
列方向が同一であれば、単一のラインセンサの一部づつ
を区切って使用することができる。
る影響を受けにくくするためには、予定焦点面上での周
辺部の焦点検出ゾーンは、撮影レンズの半径方向よりも
これと垂直なサジタル方向に配置される方が望ましい。
一方、再結像面上に配置されるセンサ部は、それらの配
列方向が同一であれば、単一のラインセンサの一部づつ
を区切って使用することができる。
【0005】さらに、従来の焦点検出装置では、予定焦
点面上での焦点検出ゾーン間の距離が大きくなると、再
結像面上での受光領域間の距離も大きくなるため、受光
部が大型化する。また、レンズ交換やズームによって撮
影レンズの射出瞳の位置や大きさが変化した際に、焦点
検出光学系の瞳がケラレを生じ、光束を取り込むことが
できる範囲が狭められることがある。
点面上での焦点検出ゾーン間の距離が大きくなると、再
結像面上での受光領域間の距離も大きくなるため、受光
部が大型化する。また、レンズ交換やズームによって撮
影レンズの射出瞳の位置や大きさが変化した際に、焦点
検出光学系の瞳がケラレを生じ、光束を取り込むことが
できる範囲が狭められることがある。
【0006】
【発明の目的】この発明は、上述した従来技術の課題に
鑑みてなされたものであり、予定焦点面上での焦点検出
ゾーンの配置関係と再結像面上でのラインセンサの配置
関係とを自由に組み合わせることができると共に、予定
焦点面上での焦点検出ゾーンの距離が大きくなっても再
結像面上における受光領域間の距離を小さくして受光部
をコンパクトにすることができる焦点検出装置を提供す
ることを目的とする。
鑑みてなされたものであり、予定焦点面上での焦点検出
ゾーンの配置関係と再結像面上でのラインセンサの配置
関係とを自由に組み合わせることができると共に、予定
焦点面上での焦点検出ゾーンの距離が大きくなっても再
結像面上における受光領域間の距離を小さくして受光部
をコンパクトにすることができる焦点検出装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる焦点検
出装置は、上記の目的を達成させるため、予定焦点面上
に複数の領域として第1のパターンにしたがって配置さ
れた複数の焦点検出ゾーンと、再結像面上に複数の領域
として、第1のパターンとは領域間の相対的な方向性が
異なる第2のパターンにしたがって配置された複数の検
出部を備えるセンサユニットと、複数の焦点検出ゾーン
を透過した複数の光束を、第2のパターンの領域間の相
対的な方向性に一致させるよう偏向する第1の偏向手段
と、焦点検出ゾーンを透過した複数の光束のうち、少な
くとも一つの光束の光路を他の光束の光路に近付く方向
に偏向する第2の偏向手段とを備えることを特徴とす
る。
出装置は、上記の目的を達成させるため、予定焦点面上
に複数の領域として第1のパターンにしたがって配置さ
れた複数の焦点検出ゾーンと、再結像面上に複数の領域
として、第1のパターンとは領域間の相対的な方向性が
異なる第2のパターンにしたがって配置された複数の検
出部を備えるセンサユニットと、複数の焦点検出ゾーン
を透過した複数の光束を、第2のパターンの領域間の相
対的な方向性に一致させるよう偏向する第1の偏向手段
と、焦点検出ゾーンを透過した複数の光束のうち、少な
くとも一つの光束の光路を他の光束の光路に近付く方向
に偏向する第2の偏向手段とを備えることを特徴とす
る。
【0008】
【実施例】以下、この発明にかかる焦点検出装置の実施
例を説明する。実施例は、例えば一眼レフカメラの焦点
検出装置として用いられ、撮影範囲内の複数の被写体に
対する撮影レンズの合焦状態を検出する焦点検出装置で
ある。
例を説明する。実施例は、例えば一眼レフカメラの焦点
検出装置として用いられ、撮影範囲内の複数の被写体に
対する撮影レンズの合焦状態を検出する焦点検出装置で
ある。
【0009】本明細書で使用される「焦点検出ゾーン」
の用語は、焦点検出用のCCD等のセンサ上で実際に焦
点検出に利用される領域を撮影画面内に投影した際に占
める領域として定義される。したがって、焦点検出ゾー
ンを限定する方法としては、センサの大きさをゾーンに
一致させる方法が最も簡単であるが、センサの大きさが
ゾーンより広い場合には、センサに入射する光束をゾー
ンに一致させるよう限定する光学的なマスクを設ける方
法等が使用できる。
の用語は、焦点検出用のCCD等のセンサ上で実際に焦
点検出に利用される領域を撮影画面内に投影した際に占
める領域として定義される。したがって、焦点検出ゾー
ンを限定する方法としては、センサの大きさをゾーンに
一致させる方法が最も簡単であるが、センサの大きさが
ゾーンより広い場合には、センサに入射する光束をゾー
ンに一致させるよう限定する光学的なマスクを設ける方
法等が使用できる。
【0010】光学的なマスクを設ける場合には、撮像面
と光学的に等価な面上に設けることが望ましい。例え
ば、予定焦点面、センサが設けられた再結像面の直前に
マスクを設ければよく、あるいは予定焦点面と再結像面
との双方にマスクを設けてもよい。
と光学的に等価な面上に設けることが望ましい。例え
ば、予定焦点面、センサが設けられた再結像面の直前に
マスクを設ければよく、あるいは予定焦点面と再結像面
との双方にマスクを設けてもよい。
【0011】なお、以下の実施例では、予定焦点面に配
置された視野マスク上に焦点検出ゾーンにほぼ一致する
広さの開口を形成し、この開口を透過した光束を焦点検
出に利用しているため、便宜上この開口に「焦点検出ゾ
ーン」の名称を付している。視野マスクは、センサに余
分な光束が入射しないように光束を限定することによ
り、センサ間のクロストーフを除去する機能を果たして
いるため、開口の大きさは必ずしも焦点検出ゾーンに一
致させる必要はないが、以下の実施例では一致するよう
設定されている。
置された視野マスク上に焦点検出ゾーンにほぼ一致する
広さの開口を形成し、この開口を透過した光束を焦点検
出に利用しているため、便宜上この開口に「焦点検出ゾ
ーン」の名称を付している。視野マスクは、センサに余
分な光束が入射しないように光束を限定することによ
り、センサ間のクロストーフを除去する機能を果たして
いるため、開口の大きさは必ずしも焦点検出ゾーンに一
致させる必要はないが、以下の実施例では一致するよう
設定されている。
【0012】
【実施例1】まず、図1に基づいて実施例1における光
学素子の基本的な配置関係を説明する。撮影レンズによ
って被写体像が形成される予定焦点面近傍には、被写体
像の一部を取り出すための視野マスク10が配置され、
この視野マスクには、焦点検出系の視野を決定する3つ
の開口としての焦点検出ゾーン11,12,13が複数の
領域として第1のパターンにしたがって形成されてい
る。
学素子の基本的な配置関係を説明する。撮影レンズによ
って被写体像が形成される予定焦点面近傍には、被写体
像の一部を取り出すための視野マスク10が配置され、
この視野マスクには、焦点検出系の視野を決定する3つ
の開口としての焦点検出ゾーン11,12,13が複数の
領域として第1のパターンにしたがって形成されてい
る。
【0013】予定焦点面は、写真カメラの場合にはフィ
ルム面と、電子カメラの場合にはイメージセンサと光学
的に共役な面である。また、予定焦点面は、光学的なフ
ァインダー系を有するカメラにおいては、そのピント板
とも光学的に共役である。
ルム面と、電子カメラの場合にはイメージセンサと光学
的に共役な面である。また、予定焦点面は、光学的なフ
ァインダー系を有するカメラにおいては、そのピント板
とも光学的に共役である。
【0014】焦点検出ゾーンは、撮影レンズの光軸と交
差する位置に設けられた中央焦点検出ゾーン11と、そ
の長手方向の両側に設けられた2つの周辺焦点検出ゾー
ン12,13とから構成され、周辺焦点検出ゾーン12,
13はその長手方向が中央焦点検出ゾーンの長手方向と
直交するサジタル方向に一致するよう設けられている。
したがって、焦点検出ゾーンの領域としての配置を決定
する第1のパターンは「H」型である。
差する位置に設けられた中央焦点検出ゾーン11と、そ
の長手方向の両側に設けられた2つの周辺焦点検出ゾー
ン12,13とから構成され、周辺焦点検出ゾーン12,
13はその長手方向が中央焦点検出ゾーンの長手方向と
直交するサジタル方向に一致するよう設けられている。
したがって、焦点検出ゾーンの領域としての配置を決定
する第1のパターンは「H」型である。
【0015】撮影レンズの瞳Eの水平方向に分かれた2
つの領域E1,E2を通って中央焦点検出ゾーン11を
透過した光束は、第1ミラー20により90°偏向さ
れ、再結像光学系としての一対のセパレータレンズ3
0,31を介して分割され、再結像面40に設けられた
受光手段としてのCCDラインセンサ40aの中央領域
41上に再結像する。一対のセパレータレンズ30,3
1は、焦点検出ゾーン11に形成された像をそれぞれ2
つに分割して再結像させる機能を有しており、その瞳は
焦点検出系の瞳として撮影レンズの瞳Eと光学的に共役
である。
つの領域E1,E2を通って中央焦点検出ゾーン11を
透過した光束は、第1ミラー20により90°偏向さ
れ、再結像光学系としての一対のセパレータレンズ3
0,31を介して分割され、再結像面40に設けられた
受光手段としてのCCDラインセンサ40aの中央領域
41上に再結像する。一対のセパレータレンズ30,3
1は、焦点検出ゾーン11に形成された像をそれぞれ2
つに分割して再結像させる機能を有しており、その瞳は
焦点検出系の瞳として撮影レンズの瞳Eと光学的に共役
である。
【0016】瞳E上で垂直方向に分かれた2つの領域E
3,E4を通って周辺焦点検出ゾーン12,13を透過し
た光束は、それぞれ第2、第3ミラー21,22により
90°づつ偏向されて像の向きが変えられ、それぞれ一
対のセパレータレンズ32,33、34,35を介してC
Dラインセンサ40a上の周辺領域42,43上に結像
する。
3,E4を通って周辺焦点検出ゾーン12,13を透過し
た光束は、それぞれ第2、第3ミラー21,22により
90°づつ偏向されて像の向きが変えられ、それぞれ一
対のセパレータレンズ32,33、34,35を介してC
Dラインセンサ40a上の周辺領域42,43上に結像
する。
【0017】CCDラインセンサ40a上の受光領域4
1,42,43は、第1のパターンとは異なる第2のパタ
ーン(この例では「−」型)にしたがって配置された複数
の領域として、それぞれの再結像光学系により像が形成
される位置に設けられており、分割されて再結像された
一対の像を受像する。ファインダー系には、予定焦点面
上での焦点検出ゾーンに対応して撮影者が焦点検出ゾー
ンを確認するための合焦エリアが設けられており、図示
せぬ合焦検出回路は、撮影者が意図する被写体、あるい
はカメラ側の回路が選択した被写体に重なった合焦エリ
アに対応するラインセンサからの出力を用いて撮影レン
ズの合焦状態を検出する。
1,42,43は、第1のパターンとは異なる第2のパタ
ーン(この例では「−」型)にしたがって配置された複数
の領域として、それぞれの再結像光学系により像が形成
される位置に設けられており、分割されて再結像された
一対の像を受像する。ファインダー系には、予定焦点面
上での焦点検出ゾーンに対応して撮影者が焦点検出ゾー
ンを確認するための合焦エリアが設けられており、図示
せぬ合焦検出回路は、撮影者が意図する被写体、あるい
はカメラ側の回路が選択した被写体に重なった合焦エリ
アに対応するラインセンサからの出力を用いて撮影レン
ズの合焦状態を検出する。
【0018】ミラーによって光路を偏向させることによ
り、予定焦点面に位置する視野マスク10上では中央焦
点検出ゾーン11と周辺焦点検出ゾーン12,13とを
第1のパターンである「H」型に配置すると共に、再結
像面40上では直線状の単一のCCDラインセンサ40
a上に第2のパターンである「−」型にしたがって領域
41,42,43を配置することができる。各ミラーは、
複数の焦点検出ゾーンを透過して第1のパターンで進む
光束を、第2のパターンの領域間の相対的な方向性に一
致させるよう偏向する第1の偏向手段として機能する。
り、予定焦点面に位置する視野マスク10上では中央焦
点検出ゾーン11と周辺焦点検出ゾーン12,13とを
第1のパターンである「H」型に配置すると共に、再結
像面40上では直線状の単一のCCDラインセンサ40
a上に第2のパターンである「−」型にしたがって領域
41,42,43を配置することができる。各ミラーは、
複数の焦点検出ゾーンを透過して第1のパターンで進む
光束を、第2のパターンの領域間の相対的な方向性に一
致させるよう偏向する第1の偏向手段として機能する。
【0019】図2及び図3は、上述した実施例1の構成
の細部を示す。視野マスク10からCCDラインセンサ
40aまでの各部品は、単一のモジュールとして組み立
てられ、カメラに収納される。視野マスク10の後段に
は、リレーレンズとして機能するコンデンサレンズ6
1,62,63が各焦点検出ゾーンに対応して設けられる
と共に、補助レンズ71,72,73が一体に成形された
補助レンズ群70、セパレータレンズ30−35が一体
に成形されたセパレータレンズ群30a、CCDライン
センサ40aが順に配置されている。
の細部を示す。視野マスク10からCCDラインセンサ
40aまでの各部品は、単一のモジュールとして組み立
てられ、カメラに収納される。視野マスク10の後段に
は、リレーレンズとして機能するコンデンサレンズ6
1,62,63が各焦点検出ゾーンに対応して設けられる
と共に、補助レンズ71,72,73が一体に成形された
補助レンズ群70、セパレータレンズ30−35が一体
に成形されたセパレータレンズ群30a、CCDライン
センサ40aが順に配置されている。
【0020】中央焦点検出ゾーンに対応するコンデンサ
レンズ61は、図3に示すようにその光軸がセパレータ
レンズ30,31の中心軸、そして補助レンズ71の光
軸と一致するように設けられている。一方、周辺焦点検
出ゾーンに対応するコンデンサレンズ62,63は、そ
れぞれ二点鎖線で示した光軸が一点鎖線で示したセパレ
ータレンズの中心軸に対して中央側に寄るよう偏心して
設けられている。
レンズ61は、図3に示すようにその光軸がセパレータ
レンズ30,31の中心軸、そして補助レンズ71の光
軸と一致するように設けられている。一方、周辺焦点検
出ゾーンに対応するコンデンサレンズ62,63は、そ
れぞれ二点鎖線で示した光軸が一点鎖線で示したセパレ
ータレンズの中心軸に対して中央側に寄るよう偏心して
設けられている。
【0021】この実施例では、コンデンサレンズを偏心
させることにより、図4に示すように、周辺焦点検出ゾ
ーンを透過する光束の光路を中央焦点検出ゾーンを透過
する光束の光路に近付く方向に偏向している。すなわ
ち、この実施例では、コンデンサレンズの偏心が、再結
像面に向かう少なくとも一つの光束の光路を他の光路に
近付く方向に偏向する第2の偏向手段を構成している。
させることにより、図4に示すように、周辺焦点検出ゾ
ーンを透過する光束の光路を中央焦点検出ゾーンを透過
する光束の光路に近付く方向に偏向している。すなわ
ち、この実施例では、コンデンサレンズの偏心が、再結
像面に向かう少なくとも一つの光束の光路を他の光路に
近付く方向に偏向する第2の偏向手段を構成している。
【0022】次に、図5〜図7にしたがって、第2の偏
向手段の作用について説明する。なお、これらの図で
は、第2の偏向手段についての理解を容易にするため、
偏向作用を2つの焦点検出ゾーン11,12、受光領域
41,42の相対的な関係として説明し、かつ、第1の
偏向手段による作用を除き、展開して説明している。
向手段の作用について説明する。なお、これらの図で
は、第2の偏向手段についての理解を容易にするため、
偏向作用を2つの焦点検出ゾーン11,12、受光領域
41,42の相対的な関係として説明し、かつ、第1の
偏向手段による作用を除き、展開して説明している。
【0023】再結像面上に配置される受光領域の配置を
考えた場合、受光領域間の干渉が起こらない範囲におい
ては、これらの受光領域を互いに近付けるほど受光部を
コンパクトにすることができて好ましい。
考えた場合、受光領域間の干渉が起こらない範囲におい
ては、これらの受光領域を互いに近付けるほど受光部を
コンパクトにすることができて好ましい。
【0024】ただし、例えば図5(a)の構成を基準と
し、これに対して焦点検出ゾーンの間隔を変えずに受光
領域の間隔dを短くすると、図5(b)に示すように各受
光領域に取り込まれる光束の方向が大きく異なり、いず
れかの受光領域に対して入射する光束にケラレが生じ、
十分な光量を確保できない可能性がある。
し、これに対して焦点検出ゾーンの間隔を変えずに受光
領域の間隔dを短くすると、図5(b)に示すように各受
光領域に取り込まれる光束の方向が大きく異なり、いず
れかの受光領域に対して入射する光束にケラレが生じ、
十分な光量を確保できない可能性がある。
【0025】そこで、図5(c)に示すようにコンデンサ
レンズの後方にプリズム80を挿入することにより、あ
るいは、図5(d)に示すようにコンデンサレンズ62を
偏心させてそのプリズム作用を用いることにより、図5
(a)に示した例と光束の取込み方向を変えずに、受光領
域の間隔dを小さくすることができる。
レンズの後方にプリズム80を挿入することにより、あ
るいは、図5(d)に示すようにコンデンサレンズ62を
偏心させてそのプリズム作用を用いることにより、図5
(a)に示した例と光束の取込み方向を変えずに、受光領
域の間隔dを小さくすることができる。
【0026】また、周辺焦点検出ゾーンを介して受光領
域上に像を形成する場合、撮影レンズの瞳が小さい場合
や、この瞳が移動する場合を考慮すると、ケラレを防止
するためには、各受光領域への光束の取込み方向を撮影
レンズの光軸側に向けることが望ましい。
域上に像を形成する場合、撮影レンズの瞳が小さい場合
や、この瞳が移動する場合を考慮すると、ケラレを防止
するためには、各受光領域への光束の取込み方向を撮影
レンズの光軸側に向けることが望ましい。
【0027】ただし、ここでも例えば図6(a)の状態を
基準として、図6(b)に示すように周辺焦点検出ゾーン
を介して入射する光束の方向を撮影レンズの光軸側に向
けると、受光領域41,42の間隔が大きくなり、受光
部が大型になる。
基準として、図6(b)に示すように周辺焦点検出ゾーン
を介して入射する光束の方向を撮影レンズの光軸側に向
けると、受光領域41,42の間隔が大きくなり、受光
部が大型になる。
【0028】そこで、図6(c)に示すようにコンデンサ
レンズ62の後方にプリズム80を挿入し、あるいは、
図6(d)に示すようにコンデンサレンズ62を偏心させ
てそのプリズム作用を用いることにより、受光領域間の
距離を基準となる図6(a)と同一に保ちつつ、周辺焦点
検出ゾーンを透過する光束の取込み方向を撮影レンズの
光軸側に向けることができる。なお、図6(e)は、図6
(c)よりパワーの強いプリズム81を用いることによ
り、受光領域間の距離を図6(a)に示す状態より小さく
し、より積極的に受光部のコンパクト化を図った例であ
る。
レンズ62の後方にプリズム80を挿入し、あるいは、
図6(d)に示すようにコンデンサレンズ62を偏心させ
てそのプリズム作用を用いることにより、受光領域間の
距離を基準となる図6(a)と同一に保ちつつ、周辺焦点
検出ゾーンを透過する光束の取込み方向を撮影レンズの
光軸側に向けることができる。なお、図6(e)は、図6
(c)よりパワーの強いプリズム81を用いることによ
り、受光領域間の距離を図6(a)に示す状態より小さく
し、より積極的に受光部のコンパクト化を図った例であ
る。
【0029】図7(a)は、上記と反対にコンデンサレン
ズ61の後方にパワーの強いプリズム81を設け、中央
焦点検出ゾーン11を透過した光束を偏向することによ
り、周辺焦点検出ゾーン12を透過した光束に近付ける
構成を示す。また、図7(b)は、図7(a)の構成に加え
てコンデンサレンズ62の後方にもパワーの弱いプリズ
ム80を設け、受光領域をより近接させた例を示す。
ズ61の後方にパワーの強いプリズム81を設け、中央
焦点検出ゾーン11を透過した光束を偏向することによ
り、周辺焦点検出ゾーン12を透過した光束に近付ける
構成を示す。また、図7(b)は、図7(a)の構成に加え
てコンデンサレンズ62の後方にもパワーの弱いプリズ
ム80を設け、受光領域をより近接させた例を示す。
【0030】
【実施例2】次に、図8に基づいてこの発明の実施例2
にかかる焦点検出装置を説明する。実施例2の装置は、
図示せぬ予定焦点面上の中央部、中間部、周辺部の順に
像高が高くなる領域において、それぞれ2つづつ、合計
6つの焦点検出ゾーンを備える。
にかかる焦点検出装置を説明する。実施例2の装置は、
図示せぬ予定焦点面上の中央部、中間部、周辺部の順に
像高が高くなる領域において、それぞれ2つづつ、合計
6つの焦点検出ゾーンを備える。
【0031】それぞれの焦点検出ゾーンを透過した光束
は、コンデンサレンズ61〜66により集光されると共
に、第1の偏向手段を構成するミラー20〜22により
偏向された後、セパレータレンズ30〜35、30´〜
35´により分割されて受光領域41〜46上にそれぞ
れ一対の像を形成する。
は、コンデンサレンズ61〜66により集光されると共
に、第1の偏向手段を構成するミラー20〜22により
偏向された後、セパレータレンズ30〜35、30´〜
35´により分割されて受光領域41〜46上にそれぞ
れ一対の像を形成する。
【0032】中間部の焦点検出ゾーンからの光束を集光
するコンデンサレンズ62,63には、偏心、あるいは
別個のプリズムを付加することにより、プリズム作用を
持たせてあり、入射する光束を周辺部の焦点検出ゾーン
からの光束に近付けるよう外側に偏向する第2の偏向手
段としての機能を有している。
するコンデンサレンズ62,63には、偏心、あるいは
別個のプリズムを付加することにより、プリズム作用を
持たせてあり、入射する光束を周辺部の焦点検出ゾーン
からの光束に近付けるよう外側に偏向する第2の偏向手
段としての機能を有している。
【0033】中間部、周辺部の焦点検出ゾーンからの光
束は、コンデンサレンズを透過した後、共通のミラー2
1,22により反射されるが、中間部からの光束が周辺
部からの光束に近付く方向に偏向されているため、これ
らのミラーで反射された際に光路が互いに接近し、受光
部における再結像位置が近接したものとなる。
束は、コンデンサレンズを透過した後、共通のミラー2
1,22により反射されるが、中間部からの光束が周辺
部からの光束に近付く方向に偏向されているため、これ
らのミラーで反射された際に光路が互いに接近し、受光
部における再結像位置が近接したものとなる。
【0034】図9は、図8との比較のため、コンデンサ
レンズ62,63がプリズム作用を持たない場合の各光
学素子の配置を示す。図8と比較すると理解できるよう
に、ミラー21,22の面積が大きくなると共に、再結
像面上での受光領域42,43の位置が他の受光領域か
らかなり離れてしまうため、受光部全体の面積も大きく
なり、装置をコンパクトにすることができない。
レンズ62,63がプリズム作用を持たない場合の各光
学素子の配置を示す。図8と比較すると理解できるよう
に、ミラー21,22の面積が大きくなると共に、再結
像面上での受光領域42,43の位置が他の受光領域か
らかなり離れてしまうため、受光部全体の面積も大きく
なり、装置をコンパクトにすることができない。
【0035】次に、図10、図11に基づいて、上述し
た実施例2の焦点検出装置の光学系のうち、中間部、周
辺部の焦点検出ゾーン12,15を透過した光束を再結
像させる2組の再結像光学系における第2の偏向手段の
作用を説明する。
た実施例2の焦点検出装置の光学系のうち、中間部、周
辺部の焦点検出ゾーン12,15を透過した光束を再結
像させる2組の再結像光学系における第2の偏向手段の
作用を説明する。
【0036】図10(a)は、図9に示したコンデンサレ
ンズがプリズム作用を持たない場合に対応する説明図で
ある。前述したように、撮影レンズの瞳から光束を有効
に取り込むためには、軸外、すなわち、中間部、周辺部
の焦点検出ゾーンを透過する光束の取込み方向を、撮影
レンズの光軸Ax側に向けることが望ましい。
ンズがプリズム作用を持たない場合に対応する説明図で
ある。前述したように、撮影レンズの瞳から光束を有効
に取り込むためには、軸外、すなわち、中間部、周辺部
の焦点検出ゾーンを透過する光束の取込み方向を、撮影
レンズの光軸Ax側に向けることが望ましい。
【0037】ただし、図10(b)に示すように受光領域
を光軸から離れる方向に移動させることによって取込み
方向を変更すると、対応する受光領域が撮影レンズの光
軸から離れ、中央部の焦点検出ゾーンからの光束が再結
像する受光領域からの距離が大きくなり、受光部が大型
になるという問題がある。
を光軸から離れる方向に移動させることによって取込み
方向を変更すると、対応する受光領域が撮影レンズの光
軸から離れ、中央部の焦点検出ゾーンからの光束が再結
像する受光領域からの距離が大きくなり、受光部が大型
になるという問題がある。
【0038】図10(c)では、両方の光路にプリズム8
0,80を設け、受光領域の位置を図10(a)と同一に
保ちつつ、光束の取込み範囲を撮影レンズの光軸側に向
けている。
0,80を設け、受光領域の位置を図10(a)と同一に
保ちつつ、光束の取込み範囲を撮影レンズの光軸側に向
けている。
【0039】図11は、光束の取込み方向を撮影レンズ
の光軸側に向けつつ、受光領域42,45間の距離を短
縮する手段を示す。
の光軸側に向けつつ、受光領域42,45間の距離を短
縮する手段を示す。
【0040】図11(a)は、図10(b)を基準にして中
間部の焦点検出ゾーン12を透過した光束を受光する受
光領域42を、他方の受光領域45に近接させた例を示
す。単に受光領域を移動させると、中間部の焦点検出ゾ
ーン12に取り込まれる光束の方向が光軸に近付き過ぎ
る。
間部の焦点検出ゾーン12を透過した光束を受光する受
光領域42を、他方の受光領域45に近接させた例を示
す。単に受光領域を移動させると、中間部の焦点検出ゾ
ーン12に取り込まれる光束の方向が光軸に近付き過ぎ
る。
【0041】そこで、図9の実施例2では、図11(b)
に示すようにコンデンサレンズ62の後方にプリズム8
0を設ける等の手段を採ることによりプリズム作用を持
たせ、光束の取込み方向を図10(b)と同一に保ちなが
ら、受光領域42,45の間の距離を短くしている。ま
た、図11(c)に示すように、周辺部の焦点検出ゾーン
15からの光束をコンデンサレンズ65の後方に設けた
プリズム80により偏向し、受光領域42,45を近接
させるよう構成してもよい。
に示すようにコンデンサレンズ62の後方にプリズム8
0を設ける等の手段を採ることによりプリズム作用を持
たせ、光束の取込み方向を図10(b)と同一に保ちなが
ら、受光領域42,45の間の距離を短くしている。ま
た、図11(c)に示すように、周辺部の焦点検出ゾーン
15からの光束をコンデンサレンズ65の後方に設けた
プリズム80により偏向し、受光領域42,45を近接
させるよう構成してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1の偏向手段を設けることにより再結像面上での
受光領域の配置パターンを予定焦点面上での焦点検出ゾ
ーンの配置パターンとは独立して決定することができ、
また、第2の偏向手段によりある再結像光学系の光路を
他の再結像光学系の光路に近付けることにより、受光部
上での受光領域を近接させ、かつ、光束の取込み方向を
撮影レンズの光軸方向に向けてケラレの影響を小さくす
ることができる。
ば、第1の偏向手段を設けることにより再結像面上での
受光領域の配置パターンを予定焦点面上での焦点検出ゾ
ーンの配置パターンとは独立して決定することができ、
また、第2の偏向手段によりある再結像光学系の光路を
他の再結像光学系の光路に近付けることにより、受光部
上での受光領域を近接させ、かつ、光束の取込み方向を
撮影レンズの光軸方向に向けてケラレの影響を小さくす
ることができる。
【図1】 実施例1の焦点検出装置の概略を示す光学系
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】 図1の要部を示す斜視図である。
【図3】 図1の要部を展開して示す平面図である。
【図4】 実施例1の作用を示す説明図である。
【図5】 第2の偏向手段の作用と、その変形例とを示
す説明図である。
す説明図である。
【図6】 第2の偏向手段の作用と、その変形例とを示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】 第2の偏向手段の作用と、その変形例とを示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】 実施例2の焦点検出装置の概略を示す光学系
の斜視図である。
の斜視図である。
【図9】 図8の焦点検出装置において、第2の偏向手
段が設けられていない場合を示す光学系の斜視図であ
る。
段が設けられていない場合を示す光学系の斜視図であ
る。
【図10】 第2の偏向手段の作用と、その変形例とを
示す説明図である。
示す説明図である。
【図11】 第2の偏向手段の作用と、その変形例とを
示す説明図である。
示す説明図である。
10…視野マスク 11…中央焦点検出ゾーン 12,13…周辺焦点検出ゾーン 20,21,22…ミラー 30−35…セパレータレンズ 30a…セパレータレンズ群 40…再結像面 40a…CCDラインセンサ 41…中央領域 42.43…周辺領域 61,62,63…コンデンサレンズ
Claims (10)
- 【請求項1】予定焦点面上に複数の領域として第1のパ
ターンにしたがって配置された複数の焦点検出ゾーン
と、 再結像面上に複数の領域として、前記第1のパターンと
は領域間の相対的な方向性が異なる第2のパターンにし
たがって配置された複数の検出部を備えるセンサユニッ
トと、 前記複数の焦点検出ゾーンを透過した複数の光束を、前
記第2のパターンの領域間の相対的な方向性に一致させ
るよう偏向する第1の偏向手段と、 前記焦点検出ゾーンを透過した複数の光束のうち、少な
くとも一つの光束の光路を他の光束の光路に近付く方向
に偏向する第2の偏向手段とを備えることを特徴とする
焦点検出装置。 - 【請求項2】前記焦点検出ゾーン毎に対応して設けら
れ、各焦点検出ゾーンからの光束を集光するコンデンサ
レンズと、前記焦点検出ゾーンを透過した光束を前記焦
点検出ゾーン上に一対の像として再結像させるセパレー
タレンズとを有することを特徴とする請求項1に記載の
焦点検出装置。 - 【請求項3】前記第1の偏向手段は、前記コンデンサレ
ンズと前記セパレータレンズとの間に設けられた複数枚
のミラーを組み合せて構成されることを特徴とする請求
項2に記載の焦点検出装置。 - 【請求項4】前記第2の偏向手段は、前記各焦点検出ゾ
ーンの中心から対応するセパレータレンズ対の中心を通
る軸に対して前記コンデンサレンズの少なくとも一方の
面の光軸を偏心させることにより構成されることを特徴
とする請求項2に記載の焦点検出装置。 - 【請求項5】前記第2の偏向手段は、前記コンデンサレ
ンズの近傍に配置されたプリズムにより構成されること
を特徴とする請求項2に記載の焦点検出装置。 - 【請求項6】前記焦点検出ゾーンは、前記予定焦点面上
の中央部と周辺部とに設けられ、前記第1、第2の偏向
手段は、前記周辺部に設けられた焦点検出ゾーンからの
光束を中央部に設けられた焦点検出ゾーンからの光束に
対して偏向することを特徴とする請求項1に記載の焦点
検出装置。 - 【請求項7】前記焦点検出ゾーンは、前記予定焦点面上
で中央部、中間部、周辺部の順に像高が高くなる複数の
領域として設けられ、前記第2の偏向手段は、前記第1
の偏向手段より前記予定焦点面側で前記中間部の焦点検
出ゾーンからの光束を前記周辺部の焦点検出ゾーンから
の光束に近付く方向に偏向することを特徴とする請求項
2に記載の焦点検出装置。 - 【請求項8】前記第1のパターンにおける領域間の間隔
と比較して、前記第2のパターンにおける領域間の間隔
が狭いことを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装
置。 - 【請求項9】撮像面と光学的に等価な面上に所定のパタ
ーンにしたがって配置された複数の検出部を備えるセン
サユニットと、 前記複数の検出部のそれぞれについて、実際に焦点検出
に用いられる領域を撮影画面に投影した際に占める領域
として定義される複数の焦点検出ゾーンの相対的な方向
性が前記検出部の配置パターンとは異なるよう前記各検
出部に向かう光束を偏向させる第1の偏向手段と、 前記検出部に向かう複数の光束のうち、少なくとも一つ
の光束の光路を他の光束の光路に近付く方向に偏向する
第2の偏向手段を備えることを特徴とする焦点検出装
置。 - 【請求項10】前記焦点検出ゾーンは、予定焦点面に配
置された視野マスク上に形成されていることを特徴とす
る請求項9に記載の焦点検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15702494A JPH0772380A (ja) | 1993-07-08 | 1994-07-08 | 焦点検出装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-169082 | 1993-07-08 | ||
JP16908293 | 1993-07-08 | ||
JP15702494A JPH0772380A (ja) | 1993-07-08 | 1994-07-08 | 焦点検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0772380A true JPH0772380A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=26484610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15702494A Withdrawn JPH0772380A (ja) | 1993-07-08 | 1994-07-08 | 焦点検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0772380A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5752099A (en) * | 1995-09-11 | 1998-05-12 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Optical unit for detecting a focus state |
US5943514A (en) * | 1996-07-19 | 1999-08-24 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Focusing system |
US6463214B1 (en) | 2000-07-05 | 2002-10-08 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Multi-point autofocus system |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP15702494A patent/JPH0772380A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5752099A (en) * | 1995-09-11 | 1998-05-12 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Optical unit for detecting a focus state |
US5943514A (en) * | 1996-07-19 | 1999-08-24 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Focusing system |
US6463214B1 (en) | 2000-07-05 | 2002-10-08 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Multi-point autofocus system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031209 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040210 |