JPH11352233A - 核医学診断装置 - Google Patents
核医学診断装置Info
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- JPH11352233A JPH11352233A JP10159201A JP15920198A JPH11352233A JP H11352233 A JPH11352233 A JP H11352233A JP 10159201 A JP10159201 A JP 10159201A JP 15920198 A JP15920198 A JP 15920198A JP H11352233 A JPH11352233 A JP H11352233A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/161—Applications in the field of nuclear medicine, e.g. in vivo counting
- G01T1/1615—Applications in the field of nuclear medicine, e.g. in vivo counting using both transmission and emission sources simultaneously
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- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
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- G01T1/161—Applications in the field of nuclear medicine, e.g. in vivo counting
- G01T1/164—Scintigraphy
- G01T1/1641—Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions using one or several scintillating elements; Radio-isotope cameras
- G01T1/1648—Ancillary equipment for scintillation cameras, e.g. reference markers, devices for removing motion artifacts, calibration devices
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Abstract
(57)【要約】
【課題】画像化のためのガンマ線と吸収係数を計測する
ためのガンマ線とを同時収集する場合に、吸収係数を計
測するためのガンマ線がコリメータ内で起こす光電効果
によるK−X線によって起こる計数値エラーを軽減する
こと。 【解決手段】吸収係数計測のためのGd−153からの
ガンマ線が鉛製のコリメータ内で光電効果を起こし、こ
れにより生じるK−X線が、画像化のためのTl−20
1に対して設定されている64〜78keVのエネルギ
ーウインドウの計数値に混入する混入量を、Gd−15
3に対して設定されている90〜110keVのエネル
ギーウインドウの計数値から推定し、この混入量を64
〜78keVのエネルギーウインドウの計数値から減算
することにより計数値エラーを軽減する。
ためのガンマ線とを同時収集する場合に、吸収係数を計
測するためのガンマ線がコリメータ内で起こす光電効果
によるK−X線によって起こる計数値エラーを軽減する
こと。 【解決手段】吸収係数計測のためのGd−153からの
ガンマ線が鉛製のコリメータ内で光電効果を起こし、こ
れにより生じるK−X線が、画像化のためのTl−20
1に対して設定されている64〜78keVのエネルギ
ーウインドウの計数値に混入する混入量を、Gd−15
3に対して設定されている90〜110keVのエネル
ギーウインドウの計数値から推定し、この混入量を64
〜78keVのエネルギーウインドウの計数値から減算
することにより計数値エラーを軽減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体に投与され
た放射性同位元素( 以下RIと略す) から放出されるガ
ンマ線を多方向から計数し、この計数値に基づいて被検
体の断面内におけるRIの濃度分布を再構成するいわゆ
るSPECTの可能な核医学診断装置に関する。
た放射性同位元素( 以下RIと略す) から放出されるガ
ンマ線を多方向から計数し、この計数値に基づいて被検
体の断面内におけるRIの濃度分布を再構成するいわゆ
るSPECTの可能な核医学診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなSPECTの性能には、計数
値データの収集条件の他に、検出感度や検出感度の不均
一性や空間分解能等の検出器系に関わるものと、定量性
に影響を与える体内散乱や体内吸収の不均一性やホワイ
トノイズ等を補正する計算機系に関わるものがある。
値データの収集条件の他に、検出感度や検出感度の不均
一性や空間分解能等の検出器系に関わるものと、定量性
に影響を与える体内散乱や体内吸収の不均一性やホワイ
トノイズ等を補正する計算機系に関わるものがある。
【0003】このうち体内吸収の不均一性の影響を取り
除く、いわゆる吸収補正を行う方法の中で最も精度の高
い方法として知られているのは、X線CTのように、検
出器から被検体を挟んで反対側に外部線源を配置し、こ
の外部線源から放出されそして被検体を透過してきたガ
ンマ線の数からいわゆるトランスミッションCT像を再
構成し、このトランスミッションCT像から吸収係数
(減弱係数とも言う)の空間分布(吸収計数マップ)を
求め、この吸収計数マップで濃度分布を補正するという
方法である。
除く、いわゆる吸収補正を行う方法の中で最も精度の高
い方法として知られているのは、X線CTのように、検
出器から被検体を挟んで反対側に外部線源を配置し、こ
の外部線源から放出されそして被検体を透過してきたガ
ンマ線の数からいわゆるトランスミッションCT像を再
構成し、このトランスミッションCT像から吸収係数
(減弱係数とも言う)の空間分布(吸収計数マップ)を
求め、この吸収計数マップで濃度分布を補正するという
方法である。
【0004】しかしこの方法は、外部線源からのガンマ
線に関するデータ収集(計数)を、画像化ために被検体
に投与されたRIからのガンマ線に関するデータ収集の
前に済ませておく必要があり、トータルのデータ収集に
要する時間としては、非常に長くなると言う問題があっ
た。
線に関するデータ収集(計数)を、画像化ために被検体
に投与されたRIからのガンマ線に関するデータ収集の
前に済ませておく必要があり、トータルのデータ収集に
要する時間としては、非常に長くなると言う問題があっ
た。
【0005】この問題を解決するために、最近では、外
部線源からのガンマ線に関するデータ収集を、画像化た
めに被検体に投与されたRIからのガンマ線に関するデ
ータ収集と並行して同時に、1つの検出器を介して行う
技術が開発されている。
部線源からのガンマ線に関するデータ収集を、画像化た
めに被検体に投与されたRIからのガンマ線に関するデ
ータ収集と並行して同時に、1つの検出器を介して行う
技術が開発されている。
【0006】この場合、検出器出力に対して、いずれか
らのガンマ線のものであるのか切り分けなければならな
いが、これは光電ピークが異なるRIを使うことで比較
的容易に行える。例えば、光電ピークが略70keVの
Tl−201を被検体に投与し、一方、外部線源として
光電ピークが略100keVのGd−153を採用する
ことにより、両者のエネルギーウインドウが交わらない
ことから、この組み合わせが一般的に使われている。
らのガンマ線のものであるのか切り分けなければならな
いが、これは光電ピークが異なるRIを使うことで比較
的容易に行える。例えば、光電ピークが略70keVの
Tl−201を被検体に投与し、一方、外部線源として
光電ピークが略100keVのGd−153を採用する
ことにより、両者のエネルギーウインドウが交わらない
ことから、この組み合わせが一般的に使われている。
【0007】しかし、実際にデータ収集をして、濃度分
布を再構成すると、アーチファクトが表れる。このアー
チファクトの原因としては様々なことが考えられるが、
発明者はある1つの原因に着目した。この原因とは、外
部線源からのガンマ線が検出器の鉛製のコリメータ内で
光電効果を生起して、K−X線が発生するが、このK−
X線の光電ピークは、略75keVであり、Tl−20
1に対して与えられている略70keVを中心とするエ
ネルギーウインドウの中に入ってしまうことである。つ
まり、このエネルギーウインドウを通過したガンマ線の
計数値には、目的とするTl−201からのガンマ線成
分が支配的ではあるが、散乱線成分と同様に、K−X線
の成分が混入してしまうのである。
布を再構成すると、アーチファクトが表れる。このアー
チファクトの原因としては様々なことが考えられるが、
発明者はある1つの原因に着目した。この原因とは、外
部線源からのガンマ線が検出器の鉛製のコリメータ内で
光電効果を生起して、K−X線が発生するが、このK−
X線の光電ピークは、略75keVであり、Tl−20
1に対して与えられている略70keVを中心とするエ
ネルギーウインドウの中に入ってしまうことである。つ
まり、このエネルギーウインドウを通過したガンマ線の
計数値には、目的とするTl−201からのガンマ線成
分が支配的ではあるが、散乱線成分と同様に、K−X線
の成分が混入してしまうのである。
【0008】このうち散乱線成分を除去する方法として
は、TEW(Triple Energy Window)と呼ばれる方法をは
じめ、様々な方法が開発され、効果を上げているが、こ
れに対して、K−X線の成分を除去する方法に関して
は、これが問題視されるようになったのがそもそも最近
のこともあって、完全に立ち遅れており、実際に実用に
耐えるほどの精度を上げる補正方法がないのが現状であ
る。
は、TEW(Triple Energy Window)と呼ばれる方法をは
じめ、様々な方法が開発され、効果を上げているが、こ
れに対して、K−X線の成分を除去する方法に関して
は、これが問題視されるようになったのがそもそも最近
のこともあって、完全に立ち遅れており、実際に実用に
耐えるほどの精度を上げる補正方法がないのが現状であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、画像
化のためのガンマ線と吸収係数を計測するためのガンマ
線とを同時収集する場合に、吸収係数を計測するための
ガンマ線がコリメータ内で起こす光電効果によるK−X
線によって起こる計数値エラーを軽減することのできる
核医学診断装置を提供することである。
化のためのガンマ線と吸収係数を計測するためのガンマ
線とを同時収集する場合に、吸収係数を計測するための
ガンマ線がコリメータ内で起こす光電効果によるK−X
線によって起こる計数値エラーを軽減することのできる
核医学診断装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、コリメータを
通して検出器に入射するガンマ線のうち、被検体に投与
された第1核種から放出される第1ガンマ線の光電ピー
クに応じた第1エネルギーウインドウに入るガンマ線を
計数し、この第1計数値に基づいて前記被検体の断面内
に関する前記第1核種の濃度分布を再構成すると共に、
前記検出器に入射するガンマ線のうち、吸収係数計測の
ために前記検出器に前記被検体を挟んで対向して配置さ
れた第2核種の線源から放出される第2ガンマ線の光電
ピークに応じた第2エネルギーウインドウに入るガンマ
線を計数し、この第2計数値に基づいて吸収係数を求
め、この吸収係数により前記第1計数値又は前記濃度分
布を吸収補正する核医学診断装置において、前記第2核
種から放出された第2ガンマ線が前記コリメータ内で起
こす光電効果により発生するK−X線のうち前記第1エ
ネルギーウインドウに入るK−X線の混入量を、前記第
2計数値に従って推定し、この推定した混入量を前記第
1計数値から減算することを特徴とする。
通して検出器に入射するガンマ線のうち、被検体に投与
された第1核種から放出される第1ガンマ線の光電ピー
クに応じた第1エネルギーウインドウに入るガンマ線を
計数し、この第1計数値に基づいて前記被検体の断面内
に関する前記第1核種の濃度分布を再構成すると共に、
前記検出器に入射するガンマ線のうち、吸収係数計測の
ために前記検出器に前記被検体を挟んで対向して配置さ
れた第2核種の線源から放出される第2ガンマ線の光電
ピークに応じた第2エネルギーウインドウに入るガンマ
線を計数し、この第2計数値に基づいて吸収係数を求
め、この吸収係数により前記第1計数値又は前記濃度分
布を吸収補正する核医学診断装置において、前記第2核
種から放出された第2ガンマ線が前記コリメータ内で起
こす光電効果により発生するK−X線のうち前記第1エ
ネルギーウインドウに入るK−X線の混入量を、前記第
2計数値に従って推定し、この推定した混入量を前記第
1計数値から減算することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を好
ましい実施形態により説明する。なお、ここでは、RI
の崩壊時に1個のフォトンを放出するシングルフォトン
核種を被検体に投与して断面内の体内濃度分布を再構成
するいわゆるSPECTであって、カメラヘッドを2器
装備しているいわゆるデュアルヘッドタイプを例に説明
する。
ましい実施形態により説明する。なお、ここでは、RI
の崩壊時に1個のフォトンを放出するシングルフォトン
核種を被検体に投与して断面内の体内濃度分布を再構成
するいわゆるSPECTであって、カメラヘッドを2器
装備しているいわゆるデュアルヘッドタイプを例に説明
する。
【0012】図1には、本実施形態による核医学診断装
置の構成をブロック図により示している。デュアルのカ
メラヘッド11、12は、従来からあるアンガータイプ
と、近年実用化の進んでいる半導体アレイタイプとのい
ずれでもよい。アンガータイプであれば、ガンマ線の入
射方向を制限するコリメータの後方に、ガンマ線を受け
て閃光を発生するシンチレータを配置し、さらにこのシ
ンチレータの後方にライトガイドを挟んで複数本の光電
子増倍管を稠密に配列した構成である。また、半導体ア
レイタイプであれば、コリメータの後方に、入射ガンマ
線をそのエネルギーに応じた振幅の電気信号として検出
する半導体素子が2次元状に配列されている。
置の構成をブロック図により示している。デュアルのカ
メラヘッド11、12は、従来からあるアンガータイプ
と、近年実用化の進んでいる半導体アレイタイプとのい
ずれでもよい。アンガータイプであれば、ガンマ線の入
射方向を制限するコリメータの後方に、ガンマ線を受け
て閃光を発生するシンチレータを配置し、さらにこのシ
ンチレータの後方にライトガイドを挟んで複数本の光電
子増倍管を稠密に配列した構成である。また、半導体ア
レイタイプであれば、コリメータの後方に、入射ガンマ
線をそのエネルギーに応じた振幅の電気信号として検出
する半導体素子が2次元状に配列されている。
【0013】このカメラヘッド11、12は、図示しな
いスタンドに支持されており、被検体を挟んで対向する
位置や90゜ずれた位置等の任意の配置関係をとること
ができるように、さらにその配置関係を保ったまま被検
体の周囲を回転することができるようになっている。そ
して、この回転角を検知するためのロータリーエンコー
ダ等の角度センサ13が回転軸に関わる状態でスタンド
内に取り付けられている。
いスタンドに支持されており、被検体を挟んで対向する
位置や90゜ずれた位置等の任意の配置関係をとること
ができるように、さらにその配置関係を保ったまま被検
体の周囲を回転することができるようになっている。そ
して、この回転角を検知するためのロータリーエンコー
ダ等の角度センサ13が回転軸に関わる状態でスタンド
内に取り付けられている。
【0014】また、カメラヘッド11、12の少なくと
も一方は、コリメータの前面に又はコリメータに代えて
面線源(外部線源)14を取り付けることができるよう
になっている。この外部線源14は、被検体の吸収係数
マップを計測するために、その外部線源14からのガン
マ線に関するデータを収集する際に必要とされる。
も一方は、コリメータの前面に又はコリメータに代えて
面線源(外部線源)14を取り付けることができるよう
になっている。この外部線源14は、被検体の吸収係数
マップを計測するために、その外部線源14からのガン
マ線に関するデータを収集する際に必要とされる。
【0015】位置計算器15は、カメラヘッド11、1
2から信号が出力されたとき、そのガンマ線が入射した
位置(x、y)を計算し、カウンタ回路23,25に出
力する。また、エネルギー計算器17は、カメラヘッド
11、12から信号が出力されたとき、その入射ガンマ
線のエネルギー(z)を計算し、2チャンネルのウイン
ドウ回路19,21に出力する。
2から信号が出力されたとき、そのガンマ線が入射した
位置(x、y)を計算し、カウンタ回路23,25に出
力する。また、エネルギー計算器17は、カメラヘッド
11、12から信号が出力されたとき、その入射ガンマ
線のエネルギー(z)を計算し、2チャンネルのウイン
ドウ回路19,21に出力する。
【0016】一方のウインドウ回路19のエネルギーウ
インドウは、外部線源14から放出されるガンマ線の光
電ピークに従って設定され、他方のウインドウ回路21
のエネルギーウインドウは、被検体に投与されるRIか
ら放出されるガンマ線の光電ピークに従って設定されて
いる。ウインドウ回路19,21は、エネルギー計算器
17からのエネルギー信号(z)がそれぞれのエネルギ
ーウインドウの範囲内であるとき、1つのパルスを、対
応するチャンネルのカウンタ回路23,25にそれぞれ
出力する。
インドウは、外部線源14から放出されるガンマ線の光
電ピークに従って設定され、他方のウインドウ回路21
のエネルギーウインドウは、被検体に投与されるRIか
ら放出されるガンマ線の光電ピークに従って設定されて
いる。ウインドウ回路19,21は、エネルギー計算器
17からのエネルギー信号(z)がそれぞれのエネルギ
ーウインドウの範囲内であるとき、1つのパルスを、対
応するチャンネルのカウンタ回路23,25にそれぞれ
出力する。
【0017】このカウンタ回路23,25はそれぞれ対
応するウインドウ回路19,21から出力されるパルス
の数を入射位置(x、y)及び角度(θ)毎に所定期間
継続的に計数する。カウンタ回路23による計数値
(x、y,θ)は、外部線源14から放出されるガンマ
線の入射数が支配的で、またカウンタ回路25による計
数値は被検体に投与されたRIから放出されるガンマ線
の入射数が支配的になる。なお、このカウンタ回路2
3,25内では、各々の計数値に対して、TEW等の手
法による散乱線補正を行う。なお、この散乱線補正に必
要な構成は、その手法に応じて異なり、またその手法及
び構成は周知のものを採用すればよいので、ここでは説
明を省略する。
応するウインドウ回路19,21から出力されるパルス
の数を入射位置(x、y)及び角度(θ)毎に所定期間
継続的に計数する。カウンタ回路23による計数値
(x、y,θ)は、外部線源14から放出されるガンマ
線の入射数が支配的で、またカウンタ回路25による計
数値は被検体に投与されたRIから放出されるガンマ線
の入射数が支配的になる。なお、このカウンタ回路2
3,25内では、各々の計数値に対して、TEW等の手
法による散乱線補正を行う。なお、この散乱線補正に必
要な構成は、その手法に応じて異なり、またその手法及
び構成は周知のものを採用すればよいので、ここでは説
明を省略する。
【0018】次に、吸収係数マップ用プロセッサ27
は、外部線源14から放出されるガンマ線の入射数が支
配的なカウンタ回路23による計数値に基づいて、いわ
ゆるトランスミッションCT像を再構成し、そしてこの
トランスミッションCT像に基づいて、濃度分布画像化
の対象とされる被検体断面内の吸収係数の空間分布、つ
まり吸収係数マップを求める。なお、周知の通り、吸収
係数“μ”は、一定期間に線源から放出されるフォトン
数を“I0 ”、被検体を透過して検出器まで到達するフ
ォトン数を“I1 ”、被検体の厚さを“d”とすると、 I1 =I0 ・e- ・d の関係式から与えられる。
は、外部線源14から放出されるガンマ線の入射数が支
配的なカウンタ回路23による計数値に基づいて、いわ
ゆるトランスミッションCT像を再構成し、そしてこの
トランスミッションCT像に基づいて、濃度分布画像化
の対象とされる被検体断面内の吸収係数の空間分布、つ
まり吸収係数マップを求める。なお、周知の通り、吸収
係数“μ”は、一定期間に線源から放出されるフォトン
数を“I0 ”、被検体を透過して検出器まで到達するフ
ォトン数を“I1 ”、被検体の厚さを“d”とすると、 I1 =I0 ・e- ・d の関係式から与えられる。
【0019】K−X線補正用プロセッサ29は、被検体
に投与されたRIから放出されるガンマ線の入射数が支
配的なカウンタ回路25による計数値に対してK−X線
補正をかける。つまり、外部線源14から放出されたガ
ンマ線がカメラヘッド11のコリメータ内で起こす光電
効果により発生するK−X線のうち、濃度分布用のウイ
ンドウ回路21のエネルギーウインドウに入るK−X線
の量、つまりカウンタ回路25による計数値に混入する
K−X線の混入量を、外部線源14から放出されるガン
マ線の入射数が支配的なカウンタ回路23による計数値
に従って推定し、この推定した混入量を、カウンタ回路
25による計数値から減算する。
に投与されたRIから放出されるガンマ線の入射数が支
配的なカウンタ回路25による計数値に対してK−X線
補正をかける。つまり、外部線源14から放出されたガ
ンマ線がカメラヘッド11のコリメータ内で起こす光電
効果により発生するK−X線のうち、濃度分布用のウイ
ンドウ回路21のエネルギーウインドウに入るK−X線
の量、つまりカウンタ回路25による計数値に混入する
K−X線の混入量を、外部線源14から放出されるガン
マ線の入射数が支配的なカウンタ回路23による計数値
に従って推定し、この推定した混入量を、カウンタ回路
25による計数値から減算する。
【0020】この混入量の推定方法は、K−X線補正の
根幹をなすもので、その補正精度を左右する最も重要な
部分である。その詳細は後述するが、その骨子は、外部
線源14から放出されるガンマ線の入射数が支配的なカ
ウンタ回路23による計数値から、簡単な一次関数(推
定関数と称する)によってK−X線の混入量を求めるも
のである。
根幹をなすもので、その補正精度を左右する最も重要な
部分である。その詳細は後述するが、その骨子は、外部
線源14から放出されるガンマ線の入射数が支配的なカ
ウンタ回路23による計数値から、簡単な一次関数(推
定関数と称する)によってK−X線の混入量を求めるも
のである。
【0021】再構成用プロセッサ31は、K−X線補正
された計数値に基づいて、被検体の断面内のRIの体内
濃度分布を再構成する。吸収補正用プロセッサ33は、
この再構成された濃度分布を、吸収補正マップに従って
補正する。これにより、体内吸収の不均一性が軽減され
た濃度分布が得られる。ディスプレイ35と図示しない
記録装置は、この濃度分布を表示し又記録するために設
けられている。
された計数値に基づいて、被検体の断面内のRIの体内
濃度分布を再構成する。吸収補正用プロセッサ33は、
この再構成された濃度分布を、吸収補正マップに従って
補正する。これにより、体内吸収の不均一性が軽減され
た濃度分布が得られる。ディスプレイ35と図示しない
記録装置は、この濃度分布を表示し又記録するために設
けられている。
【0022】次に、被検体に投与されたRIから放出さ
れるガンマ線の入射数が支配的なカウンタ回路25によ
る計数値に対して行うK−X線補正で重要な、外部線源
14から放出されたガンマ線がカメラヘッド11のコリ
メータ内で起こす光電効果により発生するK−X線のう
ち、濃度分布用のウインドウ回路21のエネルギーウイ
ンドウに入るK−X線の量、つまりカウンタ回路25に
よる計数値に混入するK−X線の混入量の推定方法につ
いて説明する。
れるガンマ線の入射数が支配的なカウンタ回路25によ
る計数値に対して行うK−X線補正で重要な、外部線源
14から放出されたガンマ線がカメラヘッド11のコリ
メータ内で起こす光電効果により発生するK−X線のう
ち、濃度分布用のウインドウ回路21のエネルギーウイ
ンドウに入るK−X線の量、つまりカウンタ回路25に
よる計数値に混入するK−X線の混入量の推定方法につ
いて説明する。
【0023】なお、ここでは、外部線源14からのガン
マ線に関するデータ収集を、被検体に投与されたRIか
らのガンマ線に関するデータ収集と並行して同時に行う
場合に一般的な組み合わせ、つまり光電ピークが略70
keVのTl−201を被検体に投与し、一方、外部線
源14として光電ピークが略100keVのGd−15
3を採用する場合を仮定する。この場合、ウインドウ回
路19のエネルギーウインドウは、Gd−153の光電
ピークに従って、90〜110keVに設定される。ま
た、ウインドウ回路21のエネルギーウインドウは、T
l−201の光電ピークに従って、64〜78keVに
設定される。
マ線に関するデータ収集を、被検体に投与されたRIか
らのガンマ線に関するデータ収集と並行して同時に行う
場合に一般的な組み合わせ、つまり光電ピークが略70
keVのTl−201を被検体に投与し、一方、外部線
源14として光電ピークが略100keVのGd−15
3を採用する場合を仮定する。この場合、ウインドウ回
路19のエネルギーウインドウは、Gd−153の光電
ピークに従って、90〜110keVに設定される。ま
た、ウインドウ回路21のエネルギーウインドウは、T
l−201の光電ピークに従って、64〜78keVに
設定される。
【0024】図2には、推定関数を求めるために実際に
行った実験系を示しており、実際に同時収集する際と同
様に、カメラヘッド12に外部線源14を取り付け、そ
してカメラヘッド11,12の間に円柱形の水ファント
ムを配置した。この状態で、カメラヘッド11でガンマ
線を検出し、それに対してエネルギーウインドウで選別
せずに全ガンマ線を対象として、図3に示す2cm×2
cmのサンプル領域a〜eに関して個々に、エネルギー
スペクトラム(A)を測定した。これら各領域のエネル
ギースペクトラムは図4及び図5に示している。
行った実験系を示しており、実際に同時収集する際と同
様に、カメラヘッド12に外部線源14を取り付け、そ
してカメラヘッド11,12の間に円柱形の水ファント
ムを配置した。この状態で、カメラヘッド11でガンマ
線を検出し、それに対してエネルギーウインドウで選別
せずに全ガンマ線を対象として、図3に示す2cm×2
cmのサンプル領域a〜eに関して個々に、エネルギー
スペクトラム(A)を測定した。これら各領域のエネル
ギースペクトラムは図4及び図5に示している。
【0025】その一方で、この実験系と同じコリメート
条件等を与えて、同じ領域a〜e各々に関するエネルギ
ースペクトラム(B)をシュミレーションにより求め
た。このシュミレーションには、K−X線の発生に関す
る条件は設定していない。つまり、シュミレーションに
より得たエネルギースペクトラムには、K−X線成分は
含まれていない。
条件等を与えて、同じ領域a〜e各々に関するエネルギ
ースペクトラム(B)をシュミレーションにより求め
た。このシュミレーションには、K−X線の発生に関す
る条件は設定していない。つまり、シュミレーションに
より得たエネルギースペクトラムには、K−X線成分は
含まれていない。
【0026】従って、実測したエネルギースペクトラム
(A)から、シュミレーションにより得たエネルギース
ペクトラム(B)を減算することにより、理論上では、
K−X線のみに関するエネルギースペクトラム((A)
−(B))を求めた。
(A)から、シュミレーションにより得たエネルギース
ペクトラム(B)を減算することにより、理論上では、
K−X線のみに関するエネルギースペクトラム((A)
−(B))を求めた。
【0027】そして、実測したエネルギースペクトラム
(A)からGd−153に対応する90〜110keV
のウインドウ内のフォトン数、つまり外部線源14から
放出されるガンマ線の入射数が支配的なカウンタ回路2
3による計数値と、K−X線のみに関するエネルギース
ペクトラム((A)−(B))からTl−201に対応
する64〜78keVのウインドウ内に混入するK−X
線のフォトン数、つまり外部線源14から放出されたガ
ンマ線がカメラヘッド11のコリメータ内で起こす光電
効果により発生するK−X線のうち、濃度分布用のウイ
ンドウ回路21のエネルギーウインドウに入るK−X線
の量(混入量)とを求めた。
(A)からGd−153に対応する90〜110keV
のウインドウ内のフォトン数、つまり外部線源14から
放出されるガンマ線の入射数が支配的なカウンタ回路2
3による計数値と、K−X線のみに関するエネルギース
ペクトラム((A)−(B))からTl−201に対応
する64〜78keVのウインドウ内に混入するK−X
線のフォトン数、つまり外部線源14から放出されたガ
ンマ線がカメラヘッド11のコリメータ内で起こす光電
効果により発生するK−X線のうち、濃度分布用のウイ
ンドウ回路21のエネルギーウインドウに入るK−X線
の量(混入量)とを求めた。
【0028】この両者の関係を図6に示している。発明
者は、この関係が、一次関数、つまり直線方程式で近似
できることに着目した。90〜110keVのウインド
ウ内のガンマ線数を“X”とし、また、64〜78ke
Vのウインドウ内に混入してくるK−X線の混入量を
“Y”としたとき、両者の関係は、 Y=0.12・X+1.74 で与えられた。
者は、この関係が、一次関数、つまり直線方程式で近似
できることに着目した。90〜110keVのウインド
ウ内のガンマ線数を“X”とし、また、64〜78ke
Vのウインドウ内に混入してくるK−X線の混入量を
“Y”としたとき、両者の関係は、 Y=0.12・X+1.74 で与えられた。
【0029】この一次関数から、K−X線の混入量を推
定することができるものである。このようにK−X線の
混入量を比較的高精度で推定することができるので、同
時収集の際に起こるエラー、つまり吸収係数計測のため
の線源からのガンマ線が鉛製のコリメータ内で光電効果
を起こし、これにより生じるK−X線が、画像化のため
の被検体に投与されているRIに対して設定されている
エネルギーウインドウの計数値に混入することに起因す
る計測値エラーを軽減することができる。
定することができるものである。このようにK−X線の
混入量を比較的高精度で推定することができるので、同
時収集の際に起こるエラー、つまり吸収係数計測のため
の線源からのガンマ線が鉛製のコリメータ内で光電効果
を起こし、これにより生じるK−X線が、画像化のため
の被検体に投与されているRIに対して設定されている
エネルギーウインドウの計数値に混入することに起因す
る計測値エラーを軽減することができる。
【0030】なお、上述の一次関数の係数は、あくま
で、Tl−201とGd−153との組み合わせで、し
かも実験系のデータ収集条件の場合の具体例であるが、
このRIの組み合わせやデータ収集条件が変わった場合
には、その変わった条件のもとでエネルギースペクトラ
ムの実測及びシュミレーションを行って、一次関数の係
数を新たに求めればよい。本発明は、上述した実施形態
に限定されることなく、種々変形して実施可能である。
で、Tl−201とGd−153との組み合わせで、し
かも実験系のデータ収集条件の場合の具体例であるが、
このRIの組み合わせやデータ収集条件が変わった場合
には、その変わった条件のもとでエネルギースペクトラ
ムの実測及びシュミレーションを行って、一次関数の係
数を新たに求めればよい。本発明は、上述した実施形態
に限定されることなく、種々変形して実施可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、吸収係数計測のための
第2核種からのガンマ線が鉛製のコリメータ内で光電効
果を起こし、これにより生じるK−X線が、画像化のた
めの第1核種に対して設定されているエネルギーウイン
ドウの計数値に混入する混入量を、第2核種に対して設
定されているエネルギーウインドウの計数値から推定
し、この混入量を、第1核種に対して設定されているエ
ネルギーウインドウの計数値から減算することにより計
数値エラーを軽減することができる。
第2核種からのガンマ線が鉛製のコリメータ内で光電効
果を起こし、これにより生じるK−X線が、画像化のた
めの第1核種に対して設定されているエネルギーウイン
ドウの計数値に混入する混入量を、第2核種に対して設
定されているエネルギーウインドウの計数値から推定
し、この混入量を、第1核種に対して設定されているエ
ネルギーウインドウの計数値から減算することにより計
数値エラーを軽減することができる。
【図1】本発明の好ましい実施形態に係る核医学診断装
置の構成を示すブロック図。
置の構成を示すブロック図。
【図2】図1のK−X線補正用プロセッサに与えられる
推定関数を得るための実験系を示す図。
推定関数を得るための実験系を示す図。
【図3】推定関数を得るために必要なエネルギースペク
トラムデータをサンプルしたサンプル領域を示す図。
トラムデータをサンプルしたサンプル領域を示す図。
【図4】(a)は図3の領域aのエネルギースペクトラ
ムとシュミレーションにより得たエネルギースペクトラ
ムとを示す図、(b)は図3の領域bのエネルギースペ
クトラムとシュミレーションにより得たエネルギースペ
クトラムとを示す図、(c)は図3の領域cのエネルギ
ースペクトラムとシュミレーションにより得たエネルギ
ースペクトラムとを示す図、(d)は図3の領域dのエ
ネルギースペクトラムとシュミレーションにより得たエ
ネルギースペクトラムとを示す図。
ムとシュミレーションにより得たエネルギースペクトラ
ムとを示す図、(b)は図3の領域bのエネルギースペ
クトラムとシュミレーションにより得たエネルギースペ
クトラムとを示す図、(c)は図3の領域cのエネルギ
ースペクトラムとシュミレーションにより得たエネルギ
ースペクトラムとを示す図、(d)は図3の領域dのエ
ネルギースペクトラムとシュミレーションにより得たエ
ネルギースペクトラムとを示す図。
【図5】図3の領域eのエネルギースペクトラムとシュ
ミレーションにより得たエネルギースペクトラムとを示
す図。
ミレーションにより得たエネルギースペクトラムとを示
す図。
【図6】K−X線がTl−201に対して設定されてい
る64〜78keVのエネルギーウインドウの計数値に
混入する混入量と、Gd−153に対して設定されてい
る90〜110keVのエネルギーウインドウの計数値
との関係を示す相関図。
る64〜78keVのエネルギーウインドウの計数値に
混入する混入量と、Gd−153に対して設定されてい
る90〜110keVのエネルギーウインドウの計数値
との関係を示す相関図。
11…カメラヘッド、 12…カメラヘッド、 13…角度センサ、 14…外部線源、 15…位置計算器、 17…エネルギー計算器、 19…TCTウインドウ回路、 21…SPECTウインドウ回路、 23…カウンタ回路、 25…カウンタ回路、 27…吸収係数マップ用プロセッサ、 29…K−X線補正用プロセッサ、 31…再構成用プロセッサ、 33…吸収補正用プロセッサ、 35…ディスプレイ。
Claims (4)
- 【請求項1】 コリメータを通して検出器に入射するガ
ンマ線のうち、被検体に投与された第1核種から放出さ
れる第1ガンマ線の光電ピークに応じた第1エネルギー
ウインドウに入るガンマ線を計数し、この第1計数値に
基づいて前記被検体の断面内に関する前記第1核種の濃
度分布を再構成すると共に、 前記検出器に入射するガンマ線のうち、吸収係数計測の
ために前記検出器に前記被検体を挟んで対向して配置さ
れた第2核種の線源から放出される第2ガンマ線の光電
ピークに応じた第2エネルギーウインドウに入るガンマ
線を計数し、この第2計数値に基づいて吸収係数を求
め、この吸収係数により前記第1計数値又は前記濃度分
布を吸収補正する核医学診断装置において、 前記第2核種から放出された第2ガンマ線が前記コリメ
ータ内で起こす光電効果により発生するK−X線のうち
前記第1エネルギーウインドウに入るK−X線の混入量
を、前記第2計数値に従って推定し、この推定した混入
量を前記第1計数値から減算することを特徴とする核医
学診断装置。 - 【請求項2】 前記第1の放射性同位元素はTl−20
1であり、前記第2の放射性同位元素はGd−153で
あることを特徴とする請求項1記載の核医学診断装置。 - 【請求項3】 前記第2計数値に対して、前記混入量は
一次関数で与えられることを特徴とする請求項1記載の
核医学診断装置。 - 【請求項4】 画像化のための第1のガンマ線と吸収係
数を計測するための第2のガンマ線とを同時収集するこ
との可能な核医学診断装置において、前記第2のガンマ
線が検出器のコリメータ内で起こす光電効果によって生
じるK−X線が引き起こす前記第1のガンマ線の計数値
エラーを、前記第2のガンマ線の計数値に従って補正す
ることを特徴とする核医学診断装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159201A JPH11352233A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 核医学診断装置 |
US09/325,800 US6281504B1 (en) | 1998-06-08 | 1999-06-04 | Diagnostic apparatus for nuclear medicine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159201A JPH11352233A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 核医学診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11352233A true JPH11352233A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15688541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10159201A Pending JPH11352233A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 核医学診断装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6281504B1 (ja) |
JP (1) | JPH11352233A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001343461A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Toshiba Corp | 核医学診断装置及び減弱補正方法 |
EP1272108A2 (en) * | 2000-04-12 | 2003-01-08 | PEM Technologies, Inc. | Hand held camera with tomograhic capability |
JP2007218769A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Shimadzu Corp | 核医学イメージング装置 |
JP2008209336A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Hitachi Ltd | 核医学診断装置 |
JP2011089901A (ja) * | 2009-10-22 | 2011-05-06 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 検出結果補正方法、その検出結果補正方法を用いた放射線検出装置、その検出結果補正方法を実行するためのプログラム、及びそのプログラムを記録する記録媒体 |
WO2013005848A1 (ja) * | 2011-07-07 | 2013-01-10 | 株式会社東芝 | 光子計数型画像検出器、x線診断装置、及びx線コンピュータ断層装置 |
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FI981859A0 (fi) * | 1998-08-31 | 1998-08-31 | Heikkinen Jari | Laite munuaistoiminnan gammakuvauksen kalibrointiin |
JP4395027B2 (ja) * | 2004-08-05 | 2010-01-06 | 日本メジフィジックス株式会社 | 画像補正方法、画像補正装置、及び画像補正プログラム |
US7800070B2 (en) * | 2006-04-10 | 2010-09-21 | Quantum Molecular Technologies, Inc. | Quantum photodetectors, imaging apparatus and systems, and related methods |
US7825384B1 (en) | 2007-10-15 | 2010-11-02 | Positron Corporation | Quantum detector array |
US9194963B2 (en) | 2012-03-09 | 2015-11-24 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Scintillating module, positron emission tomography, ion beam profiler, ion beam filter, and ion beam generating device using scintillating module |
WO2015186117A1 (en) * | 2014-06-06 | 2015-12-10 | Siemens Medical Solutions Usa, Inc. | Gamma camera dead time determination in real time using long lived radioisotopes |
JP6700737B2 (ja) * | 2015-11-20 | 2020-05-27 | キヤノン株式会社 | 放射線撮像システム、信号処理装置、及び、放射線画像の信号処理方法 |
US20230138853A1 (en) * | 2020-01-27 | 2023-05-04 | The Johns Hopkins University | Direct energy windowing for photon counting detectors |
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US5438202A (en) * | 1992-05-28 | 1995-08-01 | Elscint Ltd. | Stabilized scatter free gamma camera images |
FR2752948B1 (fr) * | 1996-09-05 | 1998-11-13 | Smv Int | Acquisition simultanee de coups transmis et de coups emis pour une gamma camera |
US6380540B1 (en) * | 1997-01-29 | 2002-04-30 | Ge Medical Systems Israel, Ltd. | Radiation imaging using simultaneous emission and transmission |
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US6140649A (en) * | 1997-12-23 | 2000-10-31 | General Electric Company | Imaging attenuation correction employing simultaneous transmission/emission scanning |
-
1998
- 1998-06-08 JP JP10159201A patent/JPH11352233A/ja active Pending
-
1999
- 1999-06-04 US US09/325,800 patent/US6281504B1/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6281504B1 (en) | 2001-08-28 |
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