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JPH11346791A - ポリオ―ルの脂肪酸部分エステルの製法、該脂肪酸部分エステル及びその使用 - Google Patents

ポリオ―ルの脂肪酸部分エステルの製法、該脂肪酸部分エステル及びその使用

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Publication number
JPH11346791A
JPH11346791A JP11131489A JP13148999A JPH11346791A JP H11346791 A JPH11346791 A JP H11346791A JP 11131489 A JP11131489 A JP 11131489A JP 13148999 A JP13148999 A JP 13148999A JP H11346791 A JPH11346791 A JP H11346791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fatty acid
polyol
partial ester
acid partial
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11131489A
Other languages
English (en)
Inventor
Burghard Dr Gruening
グリューニング ブルクハルト
Hills Jeffrey
ヒルズ ジェフリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Evonik Goldschmidt GmbH
Original Assignee
TH Goldschmidt AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TH Goldschmidt AG filed Critical TH Goldschmidt AG
Publication of JPH11346791A publication Critical patent/JPH11346791A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P7/00Preparation of oxygen-containing organic compounds
    • C12P7/64Fats; Fatty oils; Ester-type waxes; Higher fatty acids, i.e. having at least seven carbon atoms in an unbroken chain bound to a carboxyl group; Oxidised oils or fats
    • C12P7/6436Fatty acid esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/02Esters of acyclic saturated monocarboxylic acids having the carboxyl group bound to an acyclic carbon atom or to hydrogen
    • C07C69/22Esters of acyclic saturated monocarboxylic acids having the carboxyl group bound to an acyclic carbon atom or to hydrogen having three or more carbon atoms in the acid moiety
    • C07C69/33Esters of acyclic saturated monocarboxylic acids having the carboxyl group bound to an acyclic carbon atom or to hydrogen having three or more carbon atoms in the acid moiety esterified with hydroxy compounds having more than three hydroxy groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
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    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C12P7/62Carboxylic acid esters
    • C12P7/625Polyesters of hydroxy carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C12P7/6445Glycerides
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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第二級アルコール基から形成されたエステル
基の含有量が多い改良された水中油型乳化剤を提供す
る。 【解決手段】 第1の工程において、ポリオールを脂肪
酸または脂肪酸誘導体と反応させて脂肪酸部分エステル
(II)を生成させ、第2の工程において、得られた脂
肪酸部分エステル(II)を酵素による第一級エステル
基の選択的開裂処理にかけることによって、ポリオール
に少なくとも1個の第一級アルコール基および少なくと
も1個の第二級アルコール基が含まれる、少なくとも4
個のC原子を有するポリオールの脂肪酸部分エステル
(I)を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリオールの脂肪
酸部分エステルの製法、それにより得られる脂肪酸部分
エステル、およびその使用に関する。
【0002】
【従来の技術】DE3818292A1号は、脂肪酸成
分中にC〜C22を有し、エステル成分中にC〜C
を有する、脂肪酸アルキルエステル、モノヒドロキシ
脂肪酸アルキルエステル、またはポリヒドロキシ脂肪酸
アルキルエステルを、アルカリ性媒体中でポリグリセロ
ールのイソプロピリデン誘導体1種以上と反応させるこ
とにより、ポリグリセロールのイソプロビリデン誘導体
の脂肪酸エステルまたはヒドロキシ脂肪酸エステルを製
造する方法に関する。この反応は、140〜220℃の
温度および5〜950mbarの減圧下で行われる。こ
の反応で生成するC〜Cアルコールは、蒸留によっ
て除去され、反応生成物は、精製処理にかけられる。更
に、このようにして製造される、ポリグリセロールのモ
ノイソプロピリデン誘導体および/またはジイソプロピ
リデン誘導体の脂肪酸エステルまたはヒドロキシ脂肪酸
エステルを、非イオン界面活性剤を製造するための中間
体として、溶剤または可溶化剤として、ならびに化粧品
用およびスキンケア剤用として使用することについての
記載がある。
【0003】EP0383405A1には、リパーゼ触
媒の存在下でC〜C36のモノカルボン酸またはジカ
ルボン酸とC〜Cのモノアルコールとを反応させる
ことによってエステルを製造する方法が記載されてい
る。この方法では、反応水は、C〜Cのモノアルコ
ールと水との混合物を共沸蒸留することによって混合物
から除去される。特に、アルコールの共沸蒸留とアルコ
ールの添加は、減圧下において同じ速度で同時に行われ
る。この方法は、80℃未満の温度においてワンポット
系で行うことが可能である。また、エステル化と共沸蒸
留は、別々の反応容器中で行うことも可能であり、この
場合には、より高い温度およびより高い圧力を使用する
ことができる。
【0004】EP0451461B1には、ポリグリセ
ロール脂肪酸エステルの混合物を化粧品および医薬品の
中で乳化剤として使用することについての記載がある。
これらのエステルは、12〜22個のC原子を有する少
なくとも1種の飽和脂肪酸または16〜22個のC原子
を有する少なくとも1種の不飽和脂肪酸を用いてポリグ
リセロールを部分エステル化することによって得ること
が可能である。ただし、このときに使用される不飽和の
脂肪酸または脂肪酸混合物には、16〜22個のC原子
を有する10重量%までの飽和脂肪酸が更に含まれてい
てよい。混合物中の飽和または不飽和脂肪酸のエステル
化度は、20〜70%である。
【0005】DE4407015C2は、パルミチン酸
と工業用トリグリセリドとのエステル(ただし、モノエ
ステルの含有量は30〜50重量%である)を乳化剤と
して含有する化粧品および/または医薬品に関するもの
である。
【0006】EP0093602A2には、エステル交
換触媒としてリパーゼ酵素系を使用したエステル交換反
応が記載されている。連続エステル交換法において、場
合により遊離脂肪酸を含有していてもよい脂肪酸エステ
ル誘導体(特に、グリセロールの脂肪酸誘導体)を、エ
ステル交換触媒としての酵素、好ましくは1,3−選択
性があり、不活性粒子状担体上に固定された酵素、と接
触させる。触媒を固体床中に充填し、2時間未満の時間
にわたり反応混合物と接触した状態に保つ。この方法
は、POStおよびStOSt(Pはパルミテートを表
し、Oはオレエートを表し、Stはステアレートを表
す)に富んだ脂肪の製造に特に適している。この脂肪
は、ココア脂代替物として好適である。
【0007】WO90/09451には、メチルグリコ
シドの脂肪酸エステルが記載されている。このエステル
は、酵素触媒(特に、リパーゼ)の存在下で、脂肪酸ま
たは脂肪酸エステルと、メチルグリコシドとを反応させ
ることによって得られる。得られる脂肪酸エステルは、
好ましくは、モノエステルである。メチルグリコシド脂
肪酸エステルは、界面活性剤として洗浄剤または化粧剤
中に使用することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上とは対照的に、本
発明の課題は、特に、出発物質中に少なくとも1個の第
一級アルコール基および少なくとも1個の第二級アルコ
ール基が含まれる、少なくとも4個のC原子を有するポ
リオール、の脂肪酸部分エステル(I)を、第二級アル
コール基から形成されたエステル基の含有量が従来技術
のもの(II)と比べて多い形態で提供することであ
る。更に、本発明のもう1つの課題は、改良された水中
油型乳化剤、特に、通常は10を超えるHLB値を有す
る、疎水性部分と親水性部分とを含んでなる化合物、を
使用できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の課題は、
第1の実施態様において、少なくとも4個のC原子を有
するポリオール(このポリオールには、少なくとも1個
の第一級アルコール基および少なくとも1個の第二級ア
ルコール基が含まれる)の脂肪酸部分エステル(I)
を、次の手順に従って製造する方法により達成される。
第1の工程では、ポリオールを脂肪酸または脂肪酸誘導
体と反応させて脂肪酸部分エステル(II)を生成さ
せ、第2の工程では、得られた脂肪酸部分エステル(I
I)を酵素による第一級エステル基の選択的開裂処理に
かける。
【0010】
【発明の実施の形態】Roempp Chemie Lexikon,増補第
9版(1990),pp. 1812−1913,項
目:HLB系によれば、HLB値とは、主に非イオン界
面活性剤の水溶性または油溶性、および化粧品などのエ
マルションの安定性に対する尺度であり、Griffin(1
950)によって導入されたものである。エマルション
の安定性に対するもう1つの尺度は、ζ電位であり、こ
れは最適HLB領域中に極大を有する。HLB値は、例
えば、濁りを生じるまで濃度5%のフェノール溶液を界
面活性剤溶液に混合するフェノール滴定法によって、実
験的に求めることができる。このほかに、HLB値は、
(ガス)クロマトグラフィー法、比誘電率測定法、また
は比色法によって求めることもできる。多価アルコール
の脂肪酸エステルに対するHLB値を計算するために、
HLB=20(1−VZ/SZ)という関係式が適用さ
れる。ここで、VZはけん化価であり、SZはエステル
の酸価である。VZの測定は可能ではあるが困難を伴う
エトキシレートおよびそのエステルの場合には、式HL
B=(E+P)/5が適用される。ここで、Eはエチレ
ンオキシド単位の数であり、Pは分子中の多価アルコー
ル含有量(重量%単位のデータ)である。この計算方法
はポリプロピレングリコールエーテルおよびアニオン界
面活性剤に対しては使用できないと考えられる。界面活
性剤または乳化剤の混合物のHLB値は、その成分のH
LBの値を合計することによって計算することができ
る。この場合には、原則として、スケールは、1〜20
の範囲、まれには1〜40の範囲である。低いHLB値
(<10)を有する物質は、一般に、良好なW/O型乳
化剤であり、より高いHLB値を有するより親水性の高
い界面活性剤は、O/W型乳化剤として作用する。
【0011】好ましくは化粧品分野で使用される非イオ
ン乳化剤(ナトリウムラウリルエーテルスルフェートを
含有しないもの)およびポリエチレングリコールを含有
しない乳化剤は、市販品として入手可能である。相応す
るポリグリセロールエステル(I)は、本発明を利用す
ることによって得られる。
【0012】前述のDE3818292A1には、中心
位置にエステル基を有するトリグリセロールモノイソス
テアレートが開示されている。これらの化合物は、グリ
セロール基の両末端における保護基を用いる化学反応
(イソプロピリデン誘導体の化学反応)によって製造さ
れる。これと比較して、上記の化合物の製造法を単純化
することが本発明の課題であった。
【0013】化学的エステル化によって製造される従来
型のポリグリセロール脂肪酸エステル(II)は親水性
が低く、安定な水中油型エマルションを形成しない。
【0014】本発明を利用すれば、出発物質の少なくと
も1個の第一級アルコール基および少なくとも1個の第
二級アルコール基が含まれる、少なくとも4個のC原子
を有するポリオールからの脂肪酸部分エステル(I)の
製造を、従来技術と比較して、顕著に単純化することが
可能である。特に、保護基を用いる化学は必要でない。
更に、本発明の方法は、まったく溶剤を用いずに行うこ
とが可能である。こうして得られる生成物は、酵素反応
を用いずに製造される生成物よりも水中油型乳化剤とし
て好適である。この場合には、例えば、高含有率(50
%を超える)のモノエステルのポリグリセロールエステ
ルが得られ、このエステルは主に第二級エステルであ
る。
【0015】保護基の技術を利用しないため、従来技術
よりも混入する副生物の量が少ない。更に、この生成物
は、従来技術として公知のものよりも純度が高い。なぜ
なら、この生成物には、触媒残留物も溶剤残留物も含ま
れないからである。酵素の部位特異的反応のおかげで、
当該技術分野で知られていない独特の組成を有する生成
物が得られる。本発明に従って得られるポリオールの脂
肪酸部分エステル(I)は、塩の含有量の多いエマルシ
ョン中の水中油型乳化剤、ならびに化粧品、医薬品、お
よび洗浄用品中の可溶化剤または界面活性剤などの特定
の用途に好適である。
【0016】特に好ましくは、少なくとも4個のヒドロ
キシル基を有するポリオールを使用する。
【0017】本発明の更に好ましい実施態様において、
ポリオールは、炭水化物、特に、単糖類、オリゴ糖類、
ポリグリセロール、およびアルキル基中に1〜20個の
C原子を有するアルキルグリコシド、から選択される。
この際、炭水化物の選択には制限はないが、エリトロー
ス、トレオース、アラビノース、リボース、キシロー
ス、グルコース、マンノース、ガラクトース、フルクト
ース、ソルボース、ソルビトール、マンニトール、およ
びズルシトールから選ばれる単糖類を使用することが好
ましい。単糖類の場合と同様に、オリゴ糖類は、二糖
類、特に、スクロース、乳糖、トレハロース、ラクトー
ス、マルトース、およびセロビオース、および三糖類、
特に、ラフィノースから選ばれる。特に好ましくは、糖
アルコールは、ソルビトール、キシリトール、またはエ
リトリトールから選ばれ、アルキルグリコシドには、好
ましくは、メチルグリコシドが含まれる。
【0018】既に知られているように、ポリグリセロー
ルは、グリセロールのエーテルであり、これは、例え
ば、グリセロールの塩基触媒縮合によって工業的に製造
される。また、こうしたポリグリセロールは、エピクロ
ロヒドリン加水分解の副生物としても得られる。様々な
薬剤を用いて処理することにより、単独のポリグリセロ
ールの分離および単離が可能である。最も単純な縮合生
成物であるジグリセロールおよびより高級のそのオリゴ
マーは、多数の生成物のために使用される合成用ブロッ
ク形成性物質として知られている。これらのポリグリセ
ロールの脂肪酸エステルもまた、当該技術分野で周知で
ある。本発明の目的の範囲内において、特に好ましく
は、通常はジグリセロール、トリグリセロール、テトラ
グリセロール、およびペンタグリセロールを含有するポ
リグリセロールの工業用混合物が使用される。
【0019】好ましくは本発明の範囲内で使用される脂
肪酸および脂肪酸誘導体は、6〜24個のC原子、特に
12〜18個のC原子を有する直鎖または分枝状、飽和
またはモノもしくはポリ不飽和の脂肪酸基から誘導され
る。この場合には、本発明の範囲内で、ポリグリセロー
ルと反応し、固体の乳化剤を生成するステアリン酸およ
びパルミチン酸が特に好ましい。例えば、反応成分とし
てイソステアリン酸またはオレイン酸を使用した場合、
特にポリグリセロールと反応させると液体乳化剤が得ら
れる。
【0020】使用可能な脂肪酸誘導体としては、エステ
ル化反応を起こす全ての通常の誘導体を使用することが
できる。従って、脂肪酸誘導体は、特に好ましくは、脂
肪酸ハロゲン化物、脂肪酸無水物、およびアルコール基
中に1〜4個のC原子を有する脂肪酸アルキルエステル
から選ばれる。
【0021】本発明の範囲内において、脂肪酸または脂
肪酸誘導体とポリオールとの量比は、一般的に慣用され
る比により設定することができる。本発明の範囲内にお
いて、脂肪酸誘導体とポリオールとの量比は0.1〜
5:1、特に0.5〜3:1に設定することが特に好ま
しい。
【0022】本発明の方法の第1工程は本質的には従来
技術から公知であり、ポリグリセロールの反応に対し
て、温度110〜300℃、特に240〜280℃、反
応時間2〜12時間、特に3〜5時間、特に不活性ガス
下、例えば窒素下の条件で反応を行い、生成した水また
はアルコールを蒸留により除去することによって実現さ
れるが、必要に応じて、溶剤および/または酸性もしく
は塩基性触媒の存在下で反応を行ってもよい。本発明の
範囲内において、第1工程の反応は、塩基性触媒の存在
下で、例えば、脂肪酸石鹸(特にステアリン酸カルシウ
ム)の存在下、K COまたはNaCOの存在下
で行われることが特に好ましい。他のポリオール(例え
ば、糖アルコール)の反応の場合、高温ではアルコール
が閉環反応を起こすことが多く、不安定であるため、原
則として、反応温度を低くする必要がある。例えば、ソ
ルビトールの反応の場合、110〜150℃の温度範囲
が好ましい。
【0023】本発明の反応の第2工程、すなわち、第一
級エステル基の選択的開裂は、得られる生成物が、好ま
しくは、第一級ヒドロキシル基と、第二級脂肪酸エステ
ル基と、比較的少数の第二級ヒドロキシル基とを含有す
るように、酵素反応を使用して行われる。この第2工程
の反応は、第1工程において得られた脂肪酸部分エステ
ル(II)を加水分解またはエステル交換反応により、
必要に応じて、酵素反応用の通常の溶剤中で、または水
もしくは短鎖アルコール(特に1〜8個のC原子を有す
るもの)を含有する懸濁媒体中で、加水分解/アルコー
リシス処理することによって実現される。
【0024】酵素(特に固定された酵素)による開裂反
応は、特に、リパーゼ、エステラーゼ、またはプロテア
ーゼから選ばれる酵素、特に、加水分解、エステル結合
の形成、および/またはエステル結合の交換において、
エステル結合に対する所定の酵素触媒活性を有するリパ
ーゼを用いて行われる。このタイプのリパーゼについて
は、冒頭で述べたWO90/09451に記載されてい
る。更に、固定された市販の熱安定性リパーゼ系とし
て、Novo Nordisk社製の製品Novozy
m(登録商標)435が知られている。この酵素は、本
発明の範囲内で利用するうえで特に好ましい。
【0025】酵素触媒の量は、0.1〜10重量%、好
ましくは1〜5重量%である。反応時間は、使用する酵
素触媒の量および活性に依存するが、例えば、48時間
まで、好ましくは24時間までである。この製造系は、
攪拌タンク反応器または固定床反応器として特徴付ける
ことができる。
【0026】攪拌タンク反応器では、反応終了後、濾過
またはデカンテーションなどの好適な手段により酵素触
媒を分離することができ、場合に応じて、複数回の再使
用に供することができる。
【0027】固定反応器は、固定された酵素を備えたも
のであり、反応混合物は、ポンプにより、触媒の充填さ
れたカラムを通って送られる。反応混合物は、ポンプに
より連続的にカラムに通してもよく、この場合、流速に
より滞留時間を制御して所望の転化率を得ることが可能
である。また、反応が終了するまで、カラムを通るよう
に反応混合物を循環させることも可能である。
【0028】担体上に固定された酵素を使用した場合、
流動床中で反応を行うことも可能である。
【0029】先に規定した本発明の方法を利用すると、
従来のエステル化法と比べて、第二級アルコールでエス
テル化された脂肪酸の含有量が増大した、ポリオールの
脂肪酸部分エステル(I)を得ることができる。この利
点は、本発明を利用して50重量%を超え90重量%ま
でのモノエステル含有量で得られる、ポリグリセロール
の脂肪酸部分エステル(I)の場合に特に顕著に現れ
る。先に述べたように、ポリオールの脂肪酸部分エステ
ル(I)は、本発明の範囲内において、水中油型エマル
ション中で乳化剤として使用するのに特に好ましい。
【0030】
【実施例】以下の実施例は、本発明を具体化した好まし
い例を表したものであり、本発明は、これにより限定さ
れるものではない。
【0031】実施例1:少なくとも40重量%のテトラ
グリセロールと、多くとも50重量%のジ−、トリ−、
およびペンタグリセロールと、多くとも20重量%のヘ
キサ−、ヘプタ−、およびオクタグリセロールとを含有
する市販品ポリグリセロールT(製造業者Solvay
社)191gを、オレイン酸160gおよびステアリン
酸カルシウム0.7gと共に、窒素でパージしながら
2.5時間にわたり260℃で加熱することにより、ポ
リグリセロール(モノ)オレエート(II)を得た。こ
の生成物に等量のイソプロパノールを添加し、更に、6
0℃において1重量%の酵素触媒Novozym(登録
商標)435を添加した。22時間後、触媒を濾別し、
残留するイソプロパノールを蒸留により除去した。酵素
反応前の部分エステル(II)の組成および酵素反応後
の部分エステル(I)の組成を表1に示す。
【0032】組成は、ゲル浸透クロマトグラフィーによ
り得られたものであり、重量パーセントで表されてい
る。
【0033】実施例2:ポリグリセロールT 250g
を、ステアリン酸207.5gと共に、窒素でパージし
ながら4時間にわたり260℃で加熱した。得られたポ
リグリセロールエステル(II)を等量のイソプロパノ
ールで処理してから、60℃において1重量%の酵素触
媒(Novozym(登録商標)435)を添加した。
16時間にわたり反応を行った後、触媒を濾別し、イソ
プロパノールを蒸留により除去した。酵素反応前のエス
テル化生成物(II)の組成および酵素反応後のエステ
ル化生成物(I)の組成を表1に示す。
【0034】実施例3:ソルビトール(24.2g)
と、メチルパルミテート(108.2g)と、パルミチ
ン酸ナトリウム(7.35g)と、NaCO(0.
93g)との混合物を、Nでパージしながら攪拌し、
150℃まで加熱した。12時間後、反応混合物を冷却
した。ソルビトールパルミテート(II)の収率は92
%であり、GPC分析により得られたソルビトールエス
テルの組成は、モノエステル9%、ジエステル26%、
トリエステル36%、およびテトラエステル+その他2
9%であった。
【0035】この生成物(II)10gを、60℃にお
いて20gの1−ヘキサノール中に溶解し、更に、2g
の酵素触媒(Novozym(登録商標)435)を添
加した。20時間後、ソルビトールパルミテート(I)
は、表1に示されている組成を有してした。ヘキシルパ
ルミテートとモノエステルとは、使用した溶剤中で同じ
値をもっていたため、両者を分離することはできな
かった。
【0036】
【表1】
【0037】実施例4: O/W型乳化剤の使用 実施例2から得られたポリグリセロールTステアレート
(PGTS)である化学的にエステル化したPGTS
(II)、それを酵素により変性したPGTS(I)、
および比較用として保護基の化学を利用して合成したト
リグリセロールモノステアレートTGMS(III)を
それぞれ、次の系に導入した。
【0038】 O/Wエマルション:パラフィン油 19% TEGIN M 3.0% ステアリルアルコール 1.0% K ステアレート 0.03% + 乳化剤 (I) PGTS(酵素処理) 2.0% (1.4%のPG エステルに相当する) (II) PGTS 1.4% (III) TGMS 1.4% 水を加えて100にした。
【0039】エマルション(I)、(II)、および
(III)に対して表2に示されている性質を測定し
た。
【0040】
【表2】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオールに少なくとも1個の第一級ア
    ルコール基および少なくとも1個の第二級アルコール基
    が含まれる、少なくとも4個のC原子を有するポリオー
    ルの脂肪酸部分エステル(I)を製造する方法であっ
    て、 第1の工程において、ポリオールを脂肪酸または脂肪酸
    誘導体と反応させて脂肪酸部分エステル(II)を生成
    させ、 第2の工程において、得られた脂肪酸部分エステル(I
    I)を酵素による第一級エステル基の選択的開裂処理に
    かけることを特徴とする、ポリオールの脂肪酸部分エス
    テル(I)の製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも4個のヒドロキシル基を有す
    るポリオールを使用することを特徴とする請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 炭水化物、特に、単糖類、オリゴ糖類、
    ポリグリセロール、糖アルコール、およびアルキル基中
    に1〜20個のC原子を有するアルキルグルコシド、か
    ら選択されるポリオールを使用することを特徴とする請
    求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 エリトロース、トレオース、アラビノー
    ス、リボース、キシロース、グルコース、マンノース、
    ガラクトース、フルクトース、ソルボース、ソルビトー
    ル、マンニトール、キシリトール、エリトリトール、お
    よびズルシトールから選ばれる単糖類の使用、二糖類、
    特に、スクロース、乳糖、トレハロース、ラクトース、
    マルトース、およびセロビオースから選ばれるオリゴ糖
    類の使用、および/または、メチルグルコシドおよび/
    またはエチルグルコシドから選ばれるアルキルグルコシ
    ドの使用を特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 ジグリセロール、トリグリセロール、テ
    トラグリセロール、ペンタグリセロール、およびこれら
    の混合物を含むポリグリセロールを使用することを特徴
    とする請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 6〜24個のC原子、特に12〜18個
    のC原子を有する直鎖または分枝状、飽和またはモノも
    しくはポリ不飽和の脂肪酸基を有する脂肪酸および/ま
    たは脂肪酸誘導体を使用することを特徴とする請求項1
    から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 脂肪酸ハロゲン化物、脂肪酸無水物、お
    よび/またはアルコール基中に1〜4個のC原子を有す
    る脂肪酸アルキルエステルから選ばれる脂肪酸誘導体を
    使用することを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 脂肪酸および/または脂肪酸誘導体とポ
    リオールとの量比を、0.1〜5:1、特に0.5〜
    3:1に設定することを特徴とする請求項1から7まで
    のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 ポリグリセロールの反応のために、温度
    110〜300℃、特に240〜280℃、反応時間2
    〜12時間、特に3〜5時間、特に不活性ガス下、例え
    ば窒素下の条件で反応を行い、生成した水またはアルコ
    ールを蒸留により除去し、必要に応じて、溶剤および/
    または酸性もしくは塩基性触媒の存在下で反応を行って
    もよいことを特徴とする請求項1から8までのいずれか
    1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 水、あるいは短鎖アルコール、特に1
    〜8個のC原子を有するアルコール、アルカン、特にヘ
    キサン、エーテル、特にジエチルエーテル、および/ま
    たはケトン、特にアセトンを含む溶剤または分散媒体中
    で、前記脂肪酸部分エステル(II)の第一級エステル
    基の選択的開裂反応を行うことを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 リパーゼ、エステラーゼ、またはプロ
    テアーゼから選ばれる加水分解酵素、特に、固定された
    酵素を使用して、前記脂肪酸部分エステル(II)の酵
    素的開裂反応を行うことを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項1から11までのいずれか1項
    記載の方法により得られる、ポリオールの脂肪酸部分エ
    ステル(I)。
  13. 【請求項13】 50重量%を超え90重量%までのモ
    ノエステル含有量を有する、請求項12記載のポリグリ
    セロールの脂肪酸部分エステル(I)。
  14. 【請求項14】 水中油型エマルション中の乳化剤とし
    ての、ならびに食品、化粧品、医薬品および洗浄用品中
    の可溶化剤または界面活性剤としての、請求項1により
    製造されたポリオールの脂肪酸部分エステル(I)の使
    用。
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