JPH11344890A - 定着装置 - Google Patents
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Classifications
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- G—PHYSICS
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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Abstract
において、誘導コイルの温度上昇を防ぐ。 【解決手段】 定着ローラ芯金20の内部に配置された
固定軸(ボビン)11に巻装された誘導コイル13を覆
うようにコイル上面に密着して断熱部材31を設ける。
また、断熱部材31の外側に熱吸収部材(例えばフェル
ト部材)32を設ける。これにより、断熱部材31が芯
金20からコイル13への輻射熱の影響を低減させ、誘
導コイル13の温度上昇を防ぐ。さらに、熱吸収部材3
2によって芯金からの熱の影響を低減させる。
Description
着ローラ(加熱ローラ)を有する定着装置に関するもの
である。
像形成装置に用いられる定着装置として、誘導発熱方式
の定着ローラを備える定着装置は周知である。一般に、
誘導発熱方式においては、定着ローラ内部に誘導コイル
を配備し、その誘導コイルに交番電流(高周波電流)を
流して誘導磁束を発生させ、この誘導磁束によりローラ
外周部の導電層に誘導電流を発生させ、誘導電流に伴う
ジュール熱により定着ローラを発熱させるようにしてい
る。
イルが定着ローラ内部に設けられているため、発熱した
ローラ芯金からの輻射熱によりコイルの温度が上昇し、
コイルの絶縁被覆の耐熱温度を超えることがあるという
問題があった。
た熱がローラ内部に放散するため、定着効率が良くない
という問題もある。本発明は、従来の誘導発熱方式の定
着ローラを有する定着装置における上述の問題を解決
し、誘導コイルの温度上昇を防ぐことができ、また、定
着効率を向上させることのできる定着装置を提供するこ
とを課題とする。
り、誘導発熱方式の定着ローラを備える定着装置におい
て、定着ローラの発熱部であるローラ芯金と該芯金内部
に配置され誘導磁束を発生させるためのコイルとの間に
断熱部材を配したことにより解決される。
め、前記断熱部材の外表面に熱吸収部材を設けることを
提案する。さらに、本発明は前記の課題を解決するた
め、誘導発熱方式の定着ローラを備える定着装置におい
て、前記定着ローラ内部に設けられ誘導磁束を発生させ
るためのコイルが巻装される管状部材に、その管状部材
外周面と定着ローラ外部とを連絡する複数個の穴部を設
けることを提案する。
め、誘導発熱方式の定着ローラを備える定着装置におい
て、前記定着ローラの芯金内側に断熱円筒部材を略密着
して設けることを提案する。
め、前記断熱円筒部材の軸方向の長さが定着ローラ芯金
の軸方向の長さよりも大きいことを提案する。さらに、
本発明は前記の課題を解決するため、前記断熱円筒部材
にスパイラル状のリブを設け、該スパイラル状リブのピ
ッチを、円筒部材回転時にリブにより発生される風の流
れ方向において上流側ピッチを密に下流側ピッチを疎に
設けることを提案する。
め、前記断熱円筒部材の内側に少なくとも1つの断熱円
筒部材を配設することを提案する。さらに、本発明は前
記の課題を解決するため、前記芯金に略密着する断熱円
筒部材及び前記少なくとも1つの断熱円筒部材の軸方向
の長さが定着ローラ芯金の軸方向の長さよりも大きいこ
とを提案する。
め、前記少なくとも1つの断熱円筒部材のうちの任意の
円筒部材が定着ローラ芯金と一体的に回転可能に設けら
れ、該回転可能な円筒部材にスパイラル状のリブを設け
ることを提案する。
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態の定
着装置主要部を示す断面構成図である。この図におい
て、定着装置の定着ローラ1に加圧ローラ2が圧接され
ている。誘導発熱方式の定着ローラ1は、ローラ外周部
20の内部にコア部10を配備している。
又は鉄などの磁性材料から成っており、軸受22,22
により回動可能に支持されている。そして、芯金20の
端部にはギヤ21が嵌装固定され、図示しない駆動ギヤ
に噛み合わされ駆動力を供給されてローラ芯金20が回
転する。なお、芯金20の外側(ローラ表面)にはフッ
素樹脂からなる離型層が設けられている。
部10は、固定軸11、固定軸11の周囲に巻装された
誘導コイル13、誘導コイル13に接続されたリード線
14,15等により構成される。誘導コイル13にはリ
ード線14,15を介して図示しない電源部より高周波
電流が供給される。固定軸11は、定着側板(図示せ
ず)に設けられたブラケット16,17により保持され
ており回転しない。
(ボビン)11はその中心を軸方向に貫通する穴18が
設けられている。そして、貫通穴18の一方の端部の外
側近傍に冷却ファン3が設けられている。なお、誘導コ
イル13の最大温度を300℃としたとき、その温度に
固定軸11が耐えることができれば冷却ファンを省略す
ることができる。本実施形態では、固定軸11を樹脂又
はセラミック製としている。
断熱部30が設けられている。断熱部30は耐熱樹脂等
からなる断熱部材31とその外側に設けられた熱吸収部
材(例えばフェルト部材)32から構成される。断熱部
材31としてはシリコーンゴム,フッ素樹脂性の熱収縮
チューブ又はシリコーンゴム,フッ素樹脂などの耐熱部
材を用いることができる。断熱部材31は誘導コイル1
3の上面に密着して設けられている。また、フェルト部
材32は耐熱性接着剤により断熱部材31に接着されて
いる。本実施形態では帯状のフェルトをスパイラル状に
断熱部材31の外側に巻いている。なお、本実施形態で
は、断熱部材31の両端の外側(ローラ軸方向の外側)
にフェルト部材32の端部があり、このフェルト端部を
PPS樹脂で固定軸11に接着している。
コア部10の誘導コイル13に高周波電流が供給される
ことによって誘導磁束が発生し、その誘導磁束によって
磁性材料から成る芯金20に誘導電流が流れる。その電
流によって芯金20にジュール熱が発生し、すなわち誘
導加熱されて発熱する。
計回りに回転駆動され、加圧ローラ2は定着ローラ1に
圧接されて図中反時計回りに従動回転する。定着される
べきトナー画像Tを担持する記録シートSは、定着ロー
ラ1と加圧ローラ2に挟持されて図中右から左方向に搬
送され、熱と圧力とによりトナー画像Tが記録シートS
上に定着される。なお、図2では、定着ローラ1内のコ
ア部10及び断熱部30は図示を省略されている。
ラでは、定着ローラが誘導加熱される時、ローラ芯金よ
りの輻射熱によって誘導コイルの温度は徐々に上昇し、
コイルの絶縁皮膜を破壊する温度まで到達する。本実施
形態においても、定着動作時に定着ローラ1が加熱され
るとき、芯金20の内側表面の温度は180〜200℃
になり、芯金内部に輻射熱を発散する。
部の誘導コイル13を覆って断熱部30が設けられてお
り、その断熱部材31が芯金20からコイル13への輻
射熱の影響を低減させている。そのため、誘導コイル1
3の温度上昇を防ぐことができ、コイル13の絶縁被覆
の破壊等の不具合を防止することができる。
は熱吸収部材としてのフェルト32が設けられており、
定着ローラ芯金からの熱を吸収して誘導コイル部への影
響を低減させている。また、熱吸収部材32による保温
効果により、定着ローラ芯金20の温度低下を防ぎ、定
着効率を高めることができる。
部の誘導コイル13に密着して設けているので、コア部
と定着ローラ芯金とのギャップを小さく(3mm位に)
することができ、誘導コイル13により芯金20を効率
良く加熱して、装置の立ち上げ時間を速くすることがで
きる。
いて説明する。図3及び図4に示す本実施形態におい
て、定着装置の定着ローラ1に加圧ローラ2が圧接され
ている。誘導発熱方式の定着ローラ1は、ローラ外周部
20の内部にコア部10を配備している。また、コア部
10を覆うように断熱部30が設けられている。
又は鉄などの磁性材料から成っており、軸受22,22
により回動可能に支持されている。そして、芯金20の
端部にはギヤ21が嵌装固定され、図示しない駆動ギヤ
に噛み合わされ駆動力を供給されてローラ芯金20が回
転する。なお、芯金20の外側(ローラ表面)にはフッ
素樹脂からなる離型層が設けられている。
部10は、固定軸11、固定軸11の周囲に巻装された
誘導コイル13、誘導コイル13に接続されたリード線
14,15等により構成される。誘導コイル13にはリ
ード線14,15を介して図示しない電源部より高周波
電流が供給される。固定軸11は、定着側板(図示せ
ず)に設けられたブラケット16,17により保持され
ており回転しない。
イル13が巻装される固定軸(ボビン)11はその中心
を軸方向に貫通する穴18が設けられており、その中心
穴18とボビン外周を連絡する複数の連絡穴19が設け
られている。
る円筒部材31とその外周面に設けられた熱吸収部材で
あるフェルト部材32から構成される。円筒部材31
は、固定軸11に嵌装されたコイル13の外側で固定軸
11と略密着されている。
コア部10の誘導コイル13に高周波電流が供給される
ことによって誘導磁束が発生し、その誘導磁束によって
磁性材料から成る芯金20に誘導電流が流れる。その電
流によって芯金20にジュール熱が発生し、すなわち誘
導加熱されて発熱する。
計回りに回転駆動され、加圧ローラ2は定着ローラ1に
圧接されて図中反時計回りに従動回転する。定着される
べきトナー画像Tを担持する記録シートSは、定着ロー
ラ1と加圧ローラ2に挟持されて図中右から左方向に搬
送され、熱と圧力とによりトナー画像Tが記録シートS
上に定着される。なお、図2では、定着ローラ1内のコ
ア部10及び断熱部30は図示を省略されている。
ラでは、定着ローラが誘導加熱される時、ローラ芯金よ
りの輻射熱によって誘導コイルの温度は徐々に上昇し、
コイルの絶縁皮膜を破壊する温度まで到達する。本実施
形態においても、定着動作時に定着ローラ1が加熱され
るとき、芯金20の内側表面の温度は180〜200℃
になり、芯金内部に輻射熱を発散する。
定軸(ボビン)11には中心穴18が設けられており、
その中心穴18とボビン外周を連絡する複数の連絡穴1
9が設けられている。このようなボビン11にコイル1
3が適当な間隔を置いて巻装されている。これにより、
コイル13周辺の熱を連絡穴19及び中心穴18より定
着ローラ外部に逃がすことができ、コイル部の冷却が可
能となり、定着ローラ発熱時の誘導コイル13の温度上
昇を防ぐことができる。
て断熱部30が設けられている。その耐熱樹脂製の円筒
部材31が定着ローラ芯金20からコイル13への輻射
熱の影響を低減すると共に、ローラ内の熱した空気がコ
ア部10に流入することを防いでいる。そのため、誘導
コイル13の温度上昇をより確実に防ぎ、コイル13の
絶縁皮膜の破壊等の不具合を防止することができる。
は熱吸収部材としてのフェルト32が貼られており、定
着ローラ芯金からの熱を吸収して誘導コイル部への影響
を低減させている。
ては、2重、3重の防止策を施すことにより、誘導コイ
ル13の温度上昇を防ぎ、コイル13の絶縁皮膜の破壊
等の不具合を防止するようにしている。
いて説明する。図5に示す本実施形態において、定着装
置の定着ローラ1に加圧ローラ2が圧接されている。誘
導発熱方式の定着ローラ1は、ローラ外周部20の内部
にコア部10を配備している。
又は鉄などの磁性材料から成っており、軸受22,22
により回動可能に支持されている。そして、芯金20の
端部にはギヤ21が嵌装固定され、図示しない駆動ギヤ
に噛み合わされ駆動力を供給されてローラ芯金20が回
転する。なお、芯金20の外側(ローラ表面)にはフッ
素樹脂からなる離型層が設けられている。
部10は、固定軸11、固定軸11の周囲に巻装された
誘導コイル13、誘導コイル13に接続されたリード線
14,15等により構成される。誘導コイル13が巻装
される固定軸(ボビン)11は非磁性材で形成され、そ
の中心を軸方向に貫通する穴18が設けられている。誘
導コイル13に高周波電流を供給するためのリード線1
4,15は、中心穴18からボビン外周へ貫通して配線
され、図示しない電源部より高周波電流を誘導コイル1
3に流すよう構成されている。なお、固定軸11は、定
着側板(図示せず)に設けられたブラケット16,17
により保持されており回転しない。
体的に回転する2つの円筒部材(断熱円筒)41及び4
2が設けられている。本実施形態では、円筒部材41,
42は耐熱樹脂(例えばポリエステル樹脂)で形成され
ている。図5及び図7に示すように、外側の円筒部材4
1は芯金20の内周に略密着して設けられ、芯金20と
共に回転する。一方、内側の円筒部材42には、図6に
示すように、その外周にスパイラル状のリブ43が設け
られている。リブ43は外側の円筒部材41に略密着し
ており、これにより、内側の円筒部材42も芯金20
(及び外側の円筒部材41)と共に回転する。円筒部材
41,42の幅(軸方向の長さ)は、芯金20の幅(軸
方向の長さ)よりも大きくされている。
金20の内側に密着して円筒部材41が設けられ、リブ
43を有する円筒部材42が円筒部材41の内側に設け
られる。さらにその内周部には、固定軸11が配置さ
れ、固定軸11の外周に誘導コイル13が巻装されてい
る。
コア部10の誘導コイル13に高周波電流が供給される
ことによって誘導磁束が発生し、その誘導磁束によって
磁性材料から成る芯金20に誘導電流が流れる。その電
流によって芯金20にジュール熱が発生し、すなわち誘
導加熱されて発熱する。その際、本実施形態では芯金2
0に円筒部材41が略密着して設けられているため、芯
金20で発生した熱がローラ内部に放散せず、効率よく
芯金20の表面に伝わり定着効率を向上させることがで
きる。
計回りに回転駆動され、加圧ローラ2は定着ローラ1に
圧接されて図中反時計回りに従動回転する。定着される
べきトナー画像Tを担持する記録シートSは、定着ロー
ラ1と加圧ローラ2に挟持されて図中右から左方向に搬
送され、熱と圧力とによりトナー画像Tが記録シートS
上に定着される。なお、図2では、定着ローラ1内のコ
ア部10及び円筒部材41,42は図示を省略されてい
る。
ラでは、定着ローラが誘導加熱される時、ローラ芯金よ
りの輻射熱によって誘導コイルの温度は徐々に上昇し、
コイルの絶縁皮膜を破壊する温度まで到達する。本実施
形態においても、定着動作時に定着ローラ1が加熱され
るとき、芯金20の内側表面の温度は180〜200℃
になり、芯金内部に輻射熱を発散する。
に芯金と密着して樹脂円筒部材41が設けられており、
芯金20からの熱を遮断している。また、さらにその内
側に本実施形態では2mmの空間を設けて同様に絶縁性
の樹脂円筒部材42が設けられている。その結果、内側
の円筒部材42は、芯金と密着している円筒部材41か
らの輻射熱と空気を伝わってくる伝熱の2種類の熱を受
けることになる。この場合、空気を伝わってくる伝熱は
僅かであり、内側円筒42が受ける熱は輻射熱が大部分
となり内側円筒への熱供給が大幅に減る。また、内側の
円筒部材42が電気絶縁性の樹脂により構成されている
ので、誘導コイル13が万一トラブルを起こしてもコイ
ルから電流が装置内部に流れることが無く、安全性の高
い定着装置を提供することができる。これらのことによ
り、誘導コイル13の温度上昇を抑制し、コイルの絶縁
被覆の破損等の不具合を防止することができる。
41,42の間にスパイラル状のリブ43が設けられて
いる。本実施形態のスパイラル状のリブ43は内側円筒
42に一体成形で2mmの高さのリブを設けた後、外側
円筒41に嵌め込んで図示しない係止部で外側円筒と一
体に回転するようになっている。あるいは、別例とし
て、内側円筒42のスパイラル43の頂点に接着剤をつ
けて外側円筒41と接着固定することもできる。このよ
うな構成のため、定着ローラ1の回転によりリブ43が
回転することによって、円筒部材41,42間の空気
(芯金20の熱により高温となった空気)を排出するよ
うになっている。なお、スパイラルリブ43が円筒部材
41,42のそれぞれと隙間無く密着することにより、
定着ローラの回転によって、円筒部材41,42間の空
間に滞留している熱を帯びた空気を確実に排出方向に流
すことができる。また、前述のように、円筒部材41,
42の幅は芯金20の幅よりも大きく、円筒部材41,
42間の熱気を定着ローラ外部に排出することで定着ロ
ーラ1の冷却効率を高めている。これにより、誘導コイ
ル13の温度上昇を更に防ぎ、コイルの絶縁被覆の破損
等の不具合をより確実に防止することができる。
リブ43のピッチは一定ではなく、図6に示すように、
風の流れ方向(図6の左から右方向)において上流側
(入口側)のピッチを密に、下流側(出口側)のピッチ
を疎にしている。外側円筒41と内側円筒42間の空間
に風を流すとき、出口側にはより熱い空気が流れるので
温度が高くなってしまう。しかし、上記のように入口側
のリブ43のピッチを密に出口側のピッチを疎に設ける
ことにより、ピッチが粗い方が1回転当たりの風を送る
量が多くなることを利用して、出口側で円筒部材41,
42の温度が高くなってしまうという不具合を解消して
いる。
に、定着ローラの芯金20と外側円筒部材41は留金4
4により係止されている。樹脂製の円筒部材41は芯金
20よりも線膨張係数が大きく、通常温度では芯金20
に対して円筒部材41の脱着が可能であり、加熱時に円
筒部材41が芯金20に密着するように構成されてい
る。留金44の形状は図8に示すようなもので、両端部
に相対する位置に内方突起部44aが形成されたリング
形状(切断部のあるリング状)をしている。そして、図
9に示すように、芯金20及び外側円筒部材41にはそ
れぞれ切欠き部20a及び41aが穿設されている。円
筒部材41を芯金20に挿入し、それぞれの切欠き部2
0aと41aの位置を合わせ、留金44を芯金20には
め込んで突起部44aを切欠き部20a及び41aに嵌
合させることにより、両者が係止される。また、この留
金44は、芯金20のスラスト留めを兼ねている。すな
わち、図9に示すように、芯金20にはめ込まれた留金
44が軸受22に当接することにより、芯金20の図中
右方向への抜け止めを行っている。反対方向のスラスト
留めは、図1に示されるように、芯金20に固定された
駆動ギヤ21により行っている。
嵌め込んだ留金44により芯金のスラスト留めを行って
いるので、留金44を外すことにより芯金の引き抜きが
容易に行える。また、留金44を外すことにより芯金2
0と外側円筒部材41との係止も解除されるので、接着
剤を使わずに芯金20に嵌め込んで密着された円筒部材
41を容易に抜き取ることもでき(上述の如く、通常温
度で円筒部材41の脱着が可能である)、定着ローラの
解体を容易にしてリサイクルに有利な構造となってい
る。
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々
な形態をとることができる。例えば、本実施形態では円
筒部材41,42にポリエステル樹脂を用いているが、
定着ローラの温度に耐える耐熱性の大きな樹脂その他の
材料(例えば、シリコーン系のゴム)を用いることがで
きる。もちろん、円筒部材に用いる材料は誘導加熱され
ない材料であることは言うまでもない。
つ以上設けることもできる。その場合、回転される円筒
部材の全てにスパイラル状のリブを設けることもできる
し、一つ又は任意の数の円筒部材にスパイラル状のリブ
を設けることもできる。あるいは、円筒部材の外側・内
側のどちらにリブを設けても良い。例えば、本実施形態
では、内側円筒42の外周にリブ43を設けたが、外側
円筒41の内周にリブを設けても良い。もちろん内側円
筒42の外周と内周の両方にリブを設けることもでき
る。さらには、リブの高さも任意に設定することができ
る。本実施形態では、内側円筒42の外周に設けたリブ
43が外側円筒41に嵌合して(略密着して)いるが、
リブの高さを円筒間の距離よりも小さくすることもでき
る。その場合、芯金20の回転を内側の円筒部材に伝達
するためにリブを利用できなくなるので、何らかの連絡
部材で各円筒を連絡するようにしても良い。
着した一番外側の円筒部材だけを芯金と一体的に回転さ
せ、その内側の円筒部材は回転しないように構成するこ
ともできる。例えば、上記実施形態において、外側の円
筒部材41は芯金20に密着しているので当然芯金20
と一体的に回転する。そして、外側の円筒部材41の内
周面にスパイラル状のリブを設け、リブの高さは内側の
円筒部材42に届かない高さとする。この場合、内側の
円筒部材42は芯金20(及び外側の円筒部材41)と
共に回転しないように固定的に設ける。両円筒部材4
1,42間の熱した空気は、外側の円筒部材41の内周
面に設けられたスパイラル状のリブが回転することによ
りローラ外部に排出する。また、内側の固定円筒部材4
2による熱の遮断によって、コイル13の温度上昇を防
ぐこともできる。なお、3つ以上の円筒部材を設ける場
合は、芯金に密着した円筒部材だけでなく任意の数の円
筒部材を芯金と一体的に回転するように設けることがで
きる。その場合、内側の円筒部材の回転の伝達にはスパ
イラル状のリブを利用しても良いし、他の連結部材を設
けても良い。
だけを設ける場合でも断熱効果は発揮される。その円筒
部材の内側にスパイラル状のリブを設けてやれば、ロー
ラ内部の熱気を排出して誘導コイルの温度上昇の抑制効
果を上げることが可能である。もちろん、他の円筒部材
と併用することにより、誘導コイルの温度上昇の抑制効
果はより向上される。
によれば、定着ローラの発熱部であるローラ芯金と誘導
コイルとの間に断熱部材を配したので、定着ローラ芯金
から誘導コイルへの輻射熱の影響を低減すると共に、ロ
ーラ内の熱した空気がコイル部に流入することを防ぐこ
とができる。そのため、誘導コイルの温度上昇を確実に
防ぐことができる。
けることにより、定着ローラ芯金からの熱を吸収して誘
導コイル部への影響を低減させることができる。また、
誘導コイルが巻装される管状部材に、その管状部材外周
面と定着ローラ外部とを連絡する複数個の穴部を設ける
ことにより、コイル部の冷却が可能となり、定着ローラ
発熱時の誘導コイル13の温度上昇を防ぐことができ
る。
材を略密着して設けることにより、芯金部で発生した熱
がローラ内に放散せず、効率よく芯金表面に伝わり定着
効率を向上させることができる。
なくとも1つの断熱円筒部材を配設することにより、芯
金からの熱の遮断性を向上させ、誘導コイルの温度上昇
を抑制することができる。
側の断熱円筒の長さが芯金の長さよりも大きいことによ
り、芯金により熱せられた空気を定着ローラ外部に効率
的に導くことができ、誘導コイルの温度上昇を抑制する
ことができる。
はその内側の回転可能な断熱円筒部材にスパイラル状の
リブを設けることにより、定着ローラの回転によってロ
ーラ内の加熱された空気をローラ外部に排出することが
でき、定着ローラ内部を効率よく冷却することが可能と
なり、誘導コイルの温度上昇をより確実に防ぐことがで
きる。
面構成図である。
の模式図である。
断面構成図である。
を示す斜視図である。
を示す断面構成図である。
パイラル状のリブを有する内側円筒部材を示す正面図で
ある。
る。
金の形状を示す平面図である。
を示す部分断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 誘導発熱方式の定着ローラを備える定着
装置において、 定着ローラの発熱部であるローラ芯金と該芯金内部に配
置され誘導磁束を発生させるためのコイルとの間に断熱
部材を配したことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 前記断熱部材の外表面に熱吸収部材を設
けたことを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。 - 【請求項3】 誘導発熱方式の定着ローラを備える定着
装置において、 前記定着ローラ内部に設けられ誘導磁束を発生させるた
めのコイルが巻装される管状部材に、その管状部材外周
面と定着ローラ外部とを連絡する複数個の穴部を設けた
ことを特徴とする定着装置。 - 【請求項4】 誘導発熱方式の定着ローラを備える定着
装置において、 前記定着ローラの芯金内側に断熱円筒部材を略密着して
設けたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項5】 前記断熱円筒部材の軸方向の長さが定着
ローラ芯金の軸方向の長さよりも大きいことを特徴とす
る、請求項4に記載の定着装置。 - 【請求項6】 前記断熱円筒部材にスパイラル状のリブ
を設け、該スパイラル状リブのピッチを、円筒部材回転
時にリブにより発生される風の流れ方向において上流側
ピッチを密に下流側ピッチを疎に設けたことを特徴とす
る、請求項4に記載の定着装置。 - 【請求項7】 前記断熱円筒部材の内側に少なくとも1
つの断熱円筒部材を配設したことを特徴とする、請求項
4に記載の定着装置。 - 【請求項8】 前記芯金に略密着する断熱円筒部材及び
前記少なくとも1つの断熱円筒部材の軸方向の長さが定
着ローラ芯金の軸方向の長さよりも大きいことを特徴と
する、請求項7に記載の定着装置。 - 【請求項9】 前記少なくとも1つの断熱円筒部材のう
ちの任意の円筒部材が定着ローラ芯金と一体的に回転可
能に設けられ、該回転可能な円筒部材にスパイラル状の
リブを設けたことを特徴とする、請求項7に記載の定着
装置。
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