JPH11343722A - 床化粧材の敷設構造 - Google Patents
床化粧材の敷設構造Info
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- JPH11343722A JPH11343722A JP10638898A JP10638898A JPH11343722A JP H11343722 A JPH11343722 A JP H11343722A JP 10638898 A JP10638898 A JP 10638898A JP 10638898 A JP10638898 A JP 10638898A JP H11343722 A JPH11343722 A JP H11343722A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バルコニー等の床をユニット式の床化粧材で
構成するにあたり、その床化粧材が受ける風の影響(風
による捲れ上がり)を防ぐことができる床化粧材の敷設
構造を提供する。 【解決手段】 バルコニー等に構築する床の端の部分に
配置する床化粧材F1 の端部に、断面略コ字形の端部カ
バー材5を嵌め込んで、床化粧材F1 の捲れ上がりを防
止するとともに、その端部カバー材5の長手方向の端部
に、当該カバー材5の上辺端面を覆う保護キャップ8を
取り付けて安全に歩行できるようにする。また、端部カ
バー材の上辺端部(コの字の開口部側端部)に下方に傾
く傾斜を付けて、カバー材端部の床化粧材の上面からの
浮き上がりを防止する。さらに端部カバー材を下地床面
に両面テープまたは接着剤によって固定して、強風によ
る床化粧材の位置ずれ等を防止する。
構成するにあたり、その床化粧材が受ける風の影響(風
による捲れ上がり)を防ぐことができる床化粧材の敷設
構造を提供する。 【解決手段】 バルコニー等に構築する床の端の部分に
配置する床化粧材F1 の端部に、断面略コ字形の端部カ
バー材5を嵌め込んで、床化粧材F1 の捲れ上がりを防
止するとともに、その端部カバー材5の長手方向の端部
に、当該カバー材5の上辺端面を覆う保護キャップ8を
取り付けて安全に歩行できるようにする。また、端部カ
バー材の上辺端部(コの字の開口部側端部)に下方に傾
く傾斜を付けて、カバー材端部の床化粧材の上面からの
浮き上がりを防止する。さらに端部カバー材を下地床面
に両面テープまたは接着剤によって固定して、強風によ
る床化粧材の位置ずれ等を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルコニーやベラ
ンダ、あるいは屋上等の床上に敷きつめる床化粧材の敷
設構造に関する。
ンダ、あるいは屋上等の床上に敷きつめる床化粧材の敷
設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】バルコニーやベランダ等に対する床材
(デッキ材)の敷設構造としては、従来、例えば実公昭
56−51563号等に見られるように、係止溝を備え
た固定基板を根太上に複数個ねじ止めするとともに、バ
ルコニー等の寸法に合わせて切断された長尺のデッキ材
の裏面側の突条を各固定基板の係止溝に圧入嵌合するな
どの構造が採られていた。
(デッキ材)の敷設構造としては、従来、例えば実公昭
56−51563号等に見られるように、係止溝を備え
た固定基板を根太上に複数個ねじ止めするとともに、バ
ルコニー等の寸法に合わせて切断された長尺のデッキ材
の裏面側の突条を各固定基板の係止溝に圧入嵌合するな
どの構造が採られていた。
【0003】これに対し、近年、コンクリート等によっ
て構成されたバルコニーやベランダの床面を覆う床材と
して、硬質合成樹脂を矩形状に成形した部材で、裏面側
に被敷設面との間に排水空間を形成するための複数本の
脚が一体形成されてなる床材本体(樹脂マット)の上面
に、木質またはタイル等の表面材を係止固定または接着
固定した構造のユニット式床化粧材、あるいは樹脂製の
床材本体と樹脂表面材とが一体成形された構造のユニッ
ト式床化粧材が実用化されている(例えば実開平5−8
5929号公報)。
て構成されたバルコニーやベランダの床面を覆う床材と
して、硬質合成樹脂を矩形状に成形した部材で、裏面側
に被敷設面との間に排水空間を形成するための複数本の
脚が一体形成されてなる床材本体(樹脂マット)の上面
に、木質またはタイル等の表面材を係止固定または接着
固定した構造のユニット式床化粧材、あるいは樹脂製の
床材本体と樹脂表面材とが一体成形された構造のユニッ
ト式床化粧材が実用化されている(例えば実開平5−8
5929号公報)。
【0004】このようなユニット式床化粧材は、バルコ
ニーやベランダ等の屋外に敷設した場合、床化粧材の下
面側に風が吹き込んだときに床化粧材の全体が捲れ上が
ることがあり、これを解消するものとして、例えば実開
平7−10191号公報には、タイルユニット(床化粧
材)を敷設して床を構成する際に、その床の周囲の少な
くとも一部に、透水性開口を有する樹脂製フロアマット
を敷設して風の影響を軽減する、タイルユニットの敷設
構造が提案されている。
ニーやベランダ等の屋外に敷設した場合、床化粧材の下
面側に風が吹き込んだときに床化粧材の全体が捲れ上が
ることがあり、これを解消するものとして、例えば実開
平7−10191号公報には、タイルユニット(床化粧
材)を敷設して床を構成する際に、その床の周囲の少な
くとも一部に、透水性開口を有する樹脂製フロアマット
を敷設して風の影響を軽減する、タイルユニットの敷設
構造が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報に記載の敷設構造は、立ち上がり壁で囲われたバルコ
ニー等の床面に、表面材がタイル等の比較的重たい床化
粧材を敷設する場合に、ある程度の効果は期待できる
が、図23に示すような手すり付きのバルコニーVに、
表面材が樹脂製の軽量の床化粧材Fを敷設した場合、バ
ルコニー端部の手すりHを通り抜けた風が、床化粧材F
の下面側に入り込んで床化粧材の全体が捲れ上がり吹き
飛んでしまう虞れがある。
報に記載の敷設構造は、立ち上がり壁で囲われたバルコ
ニー等の床面に、表面材がタイル等の比較的重たい床化
粧材を敷設する場合に、ある程度の効果は期待できる
が、図23に示すような手すり付きのバルコニーVに、
表面材が樹脂製の軽量の床化粧材Fを敷設した場合、バ
ルコニー端部の手すりHを通り抜けた風が、床化粧材F
の下面側に入り込んで床化粧材の全体が捲れ上がり吹き
飛んでしまう虞れがある。
【0006】また、このような問題は、低いパラペット
のついた屋上あるいは屋上等の広い面積の下地上に床化
粧材を部分的に敷設する場合にも起こる可能性がある。
のついた屋上あるいは屋上等の広い面積の下地上に床化
粧材を部分的に敷設する場合にも起こる可能性がある。
【0007】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、バルコニーやベランダ等の床をユニット式の床
化粧材で構成するにあたり、その床化粧材が受ける風の
影響(風による捲れ上がり)を防ぐことができる、安全
で意匠性に優れた床化粧材の敷設構造の提供を目的とす
る。
もので、バルコニーやベランダ等の床をユニット式の床
化粧材で構成するにあたり、その床化粧材が受ける風の
影響(風による捲れ上がり)を防ぐことができる、安全
で意匠性に優れた床化粧材の敷設構造の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の敷設構造は、ベランダやバ
ルコニー、屋上等の床面に敷きつめて床を構成する床化
粧材の敷設構造であって、床の端に位置する床化粧材の
端部に、縦断面形が略コ字形の長尺の端部カバー材が嵌
め込まれているとともに、その端部カバー材の長手方向
の端部に、当該カバー材の少なくとも上辺端面を覆う保
護キャップが取り付けられていることによって特徴づけ
られる。
め、請求項1に記載の発明の敷設構造は、ベランダやバ
ルコニー、屋上等の床面に敷きつめて床を構成する床化
粧材の敷設構造であって、床の端に位置する床化粧材の
端部に、縦断面形が略コ字形の長尺の端部カバー材が嵌
め込まれているとともに、その端部カバー材の長手方向
の端部に、当該カバー材の少なくとも上辺端面を覆う保
護キャップが取り付けられていることによって特徴づけ
られる。
【0009】このように、断面略コ字形の端部カバー材
を嵌め込んでおくことで、その端部カバー材の垂直部
(コの字の縦辺)によって床化粧材の端部が塞がれるの
で、床化粧材の下面に風が吹き込むことがなくなり、床
化粧材の捲れ上がりを防止できる。ここで、端部カバー
材を床端部に取り付けた場合、端部カバー材の長手方向
の両端面をむき出しのまま放置しておくと、歩行時に足
の裏をけがする恐れがある。これを防ぐため、請求項1
に記載の発明では、端部カバー材の長手方向の端部に、
カバー材の上辺端面を覆う保護キャップを取り付けると
いう構成を採用することで安全性を高めている。
を嵌め込んでおくことで、その端部カバー材の垂直部
(コの字の縦辺)によって床化粧材の端部が塞がれるの
で、床化粧材の下面に風が吹き込むことがなくなり、床
化粧材の捲れ上がりを防止できる。ここで、端部カバー
材を床端部に取り付けた場合、端部カバー材の長手方向
の両端面をむき出しのまま放置しておくと、歩行時に足
の裏をけがする恐れがある。これを防ぐため、請求項1
に記載の発明では、端部カバー材の長手方向の端部に、
カバー材の上辺端面を覆う保護キャップを取り付けると
いう構成を採用することで安全性を高めている。
【0010】請求項2に記載の発明の敷設構造は、ベラ
ンダやバルコニー、屋上等の床面に敷きつめて床を構成
する床化粧材の敷設構造であって、床の端に位置する床
化粧材の端部に、縦断面形が略コ字形の長尺の端部カバ
ー材が嵌め込まれているとともに、その端部カバー材
は、上辺のコの字開口部側の端部が下方に傾斜する形状
に加工されていることによって特徴づけられる。
ンダやバルコニー、屋上等の床面に敷きつめて床を構成
する床化粧材の敷設構造であって、床の端に位置する床
化粧材の端部に、縦断面形が略コ字形の長尺の端部カバ
ー材が嵌め込まれているとともに、その端部カバー材
は、上辺のコの字開口部側の端部が下方に傾斜する形状
に加工されていることによって特徴づけられる。
【0011】請求項2に記載の発明の敷設構造において
も、端部カバー材の垂直部(コの字の縦辺)によって床
化粧材の端部が塞がれるので、床化粧材の下面に風が吹
き込むことがなくなり、床化粧材の捲れ上がりを防止で
きる。しかも、端部カバー材を、その上辺端部(コの字
開口部側の端部)が下方に傾斜する形状に加工している
ので、端部カバー材を床化粧材に嵌め込んだ際に、カバ
ー材上辺の先端部が常に床化粧材の上面に向けて弾性的
に押圧される状態となり、これによりカバー材端部が床
化粧材の上面から浮き上がることを防止できる。
も、端部カバー材の垂直部(コの字の縦辺)によって床
化粧材の端部が塞がれるので、床化粧材の下面に風が吹
き込むことがなくなり、床化粧材の捲れ上がりを防止で
きる。しかも、端部カバー材を、その上辺端部(コの字
開口部側の端部)が下方に傾斜する形状に加工している
ので、端部カバー材を床化粧材に嵌め込んだ際に、カバ
ー材上辺の先端部が常に床化粧材の上面に向けて弾性的
に押圧される状態となり、これによりカバー材端部が床
化粧材の上面から浮き上がることを防止できる。
【0012】請求項3に記載の発明の敷設構造は、ベラ
ンダやバルコニー、屋上等の床面に敷きつめて床を構成
する床化粧材の敷設構造であって、床の端に位置する床
化粧材の端部に、縦断面形が略コ字形の長尺の端部カバ
ー材が嵌め込まれているとともに、その端部カバー材の
下面が下地床面に両面テープまたは接着剤によって固定
されていることによって特徴づけられる。
ンダやバルコニー、屋上等の床面に敷きつめて床を構成
する床化粧材の敷設構造であって、床の端に位置する床
化粧材の端部に、縦断面形が略コ字形の長尺の端部カバ
ー材が嵌め込まれているとともに、その端部カバー材の
下面が下地床面に両面テープまたは接着剤によって固定
されていることによって特徴づけられる。
【0013】請求項3に記載の発明の敷設構造において
も、端部カバー材の垂直部(コの字の縦辺)によって床
化粧材の端部が塞がれるので、床化粧材の下面に風が吹
き込むことがなくなり、床化粧材の捲れ上がりを防止で
きる。しかも、端部カバー材を下地床面に両面テープま
たは接着剤によって固定しているので、強風による床化
粧材の位置ずれを防止でき、また、床化粧材の上面に風
が吹きつけ、その上面に沿う風の流れによって床化粧材
の上面側が負圧となっても、床化粧材の捲れ上がりを防
止できる。
も、端部カバー材の垂直部(コの字の縦辺)によって床
化粧材の端部が塞がれるので、床化粧材の下面に風が吹
き込むことがなくなり、床化粧材の捲れ上がりを防止で
きる。しかも、端部カバー材を下地床面に両面テープま
たは接着剤によって固定しているので、強風による床化
粧材の位置ずれを防止でき、また、床化粧材の上面に風
が吹きつけ、その上面に沿う風の流れによって床化粧材
の上面側が負圧となっても、床化粧材の捲れ上がりを防
止できる。
【0014】ここで、端部カバー材を下地床面に接着固
定する場合、前記したように両面テープあるいは接着剤
を用いることができるが、施工を簡素化するという点を
考えると、両面テープを用いることが好ましい。その両
面テープの材質としては、耐久性が良くて、バルコニー
環境(熱、水、太陽光)に耐える得るもの、例えば屋外
実績のあるブチル両面テープ、あるいはアクリル系両面
テープが好ましい。
定する場合、前記したように両面テープあるいは接着剤
を用いることができるが、施工を簡素化するという点を
考えると、両面テープを用いることが好ましい。その両
面テープの材質としては、耐久性が良くて、バルコニー
環境(熱、水、太陽光)に耐える得るもの、例えば屋外
実績のあるブチル両面テープ、あるいはアクリル系両面
テープが好ましい。
【0015】また、請求項3に記載の発明の敷設構造に
おいて、端部カバー材の下面に凹凸加工(図19及び図
20参照)を施しておけば、その凹部に両面テープの貼
着剤または接着剤が入り込み、これにより接着表面積が
大きくなって端部カバー材の接着強度を高めることがで
きる。
おいて、端部カバー材の下面に凹凸加工(図19及び図
20参照)を施しておけば、その凹部に両面テープの貼
着剤または接着剤が入り込み、これにより接着表面積が
大きくなって端部カバー材の接着強度を高めることがで
きる。
【0016】なお、端部カバー材を下地床面に固定する
手段としては、両面テープ等による接着固定に代えて、
ビス、釘あるいはアンカーボルト等を用いて固定すると
いう固定法を採用してもよい。
手段としては、両面テープ等による接着固定に代えて、
ビス、釘あるいはアンカーボルト等を用いて固定すると
いう固定法を採用してもよい。
【0017】ここで、請求項1、2及び3に記載の発明
の敷設構造において、端部カバー材の材質としては、例
えば金属または樹脂が挙げられるが、好ましくは金属で
あるステンレス材またはアルミニウム材がよく、それら
の中で、アルミニウム材は安価であるので特に好まし
い。また、端部カバー材を金属製のものとする場合、耐
久性を高めかつ意匠性をもたせるために塗装品とするこ
とが好ましく、例えばアルミニウム材を用いる場合、電
着塗装あるいは焼き付け塗装等の表面処理を行っておく
ことが好ましい。
の敷設構造において、端部カバー材の材質としては、例
えば金属または樹脂が挙げられるが、好ましくは金属で
あるステンレス材またはアルミニウム材がよく、それら
の中で、アルミニウム材は安価であるので特に好まし
い。また、端部カバー材を金属製のものとする場合、耐
久性を高めかつ意匠性をもたせるために塗装品とするこ
とが好ましく、例えばアルミニウム材を用いる場合、電
着塗装あるいは焼き付け塗装等の表面処理を行っておく
ことが好ましい。
【0018】請求項1、2または3に記載の各発明の敷
設構造において、端部カバー材を床化粧材にビス止め固
定しておけば、床化粧材の熱伸縮や風の影響による端部
カバー材の床化粧材からの抜けを防止することができ、
風による床化粧材の捲れ上がり防止効果を長期間にわた
って維持することができる。
設構造において、端部カバー材を床化粧材にビス止め固
定しておけば、床化粧材の熱伸縮や風の影響による端部
カバー材の床化粧材からの抜けを防止することができ、
風による床化粧材の捲れ上がり防止効果を長期間にわた
って維持することができる。
【0019】請求項1、2または3に記載の各発明の敷
設構造において、端部カバー材の下部に排水孔を設けて
おけば、床化粧材の下面側に流れ込んだ雨水等が排水孔
を通じて外部に流れ出るので、上記した特徴をもつ端部
カバー材を取り付けても十分な排水性を確保することが
できる。
設構造において、端部カバー材の下部に排水孔を設けて
おけば、床化粧材の下面側に流れ込んだ雨水等が排水孔
を通じて外部に流れ出るので、上記した特徴をもつ端部
カバー材を取り付けても十分な排水性を確保することが
できる。
【0020】なお、端部カバー材に設ける排水孔の形態
は、特に限定されず、端部カバー材の角部を切欠いた孔
であってもよいが、端部カバー材の角部(縦辺下部)だ
けでなく、下辺も切欠いた形状の孔(図6参照)とする
ことが、より高い排水性を得る上で好ましい。
は、特に限定されず、端部カバー材の角部を切欠いた孔
であってもよいが、端部カバー材の角部(縦辺下部)だ
けでなく、下辺も切欠いた形状の孔(図6参照)とする
ことが、より高い排水性を得る上で好ましい。
【0021】また、排水孔の大きさは、集中豪雨下でも
排水が可能であり、かつ排水孔から床化粧材下面への風
の侵入をできる限り少なくする、というような点を考慮
すると、高さ2mm〜10mm、幅20mm〜100m
mの範囲が好ましく、特に高さ5mm、幅40mmが好
ましい。
排水が可能であり、かつ排水孔から床化粧材下面への風
の侵入をできる限り少なくする、というような点を考慮
すると、高さ2mm〜10mm、幅20mm〜100m
mの範囲が好ましく、特に高さ5mm、幅40mmが好
ましい。
【0022】請求項1、2または3に記載の各発明の敷
設構造において、端部カバー材の上面にヘアライン加工
を施しておいてもよく、この場合、敷設した床面の周縁
部の意匠性が良くなるとともに、端部カバー材の上面が
滑り難くなって安全性の面でも効果がある。また、端部
カバー材を金属製の製品とする場合、ヘアライン加工を
施しておくと、金属特有の光沢、傷が目立ちに難くなる
という利点もある。
設構造において、端部カバー材の上面にヘアライン加工
を施しておいてもよく、この場合、敷設した床面の周縁
部の意匠性が良くなるとともに、端部カバー材の上面が
滑り難くなって安全性の面でも効果がある。また、端部
カバー材を金属製の製品とする場合、ヘアライン加工を
施しておくと、金属特有の光沢、傷が目立ちに難くなる
という利点もある。
【0023】請求項1、2または3に記載の各発明の敷
設構造において、敷設した床の端部に端部カバー材を取
り付けることにより、床の出隅部または入隅部における
敷設上の納まりが悪くなる場合には、縦断面が略コ字形
の出隅部カバー材または入隅部カバー(図7、図8参
照)を用意し、それらを敷設した床の出隅部または入隅
部に取り付けておいてもよい。また、この場合、歩行時
の安全性を確保するために、出隅部カバー材または入隅
部カバー材の端部に、その各カバー材の上辺端面を覆う
保護キャップを取り付けておいてもよい(図13、図1
4参照)。
設構造において、敷設した床の端部に端部カバー材を取
り付けることにより、床の出隅部または入隅部における
敷設上の納まりが悪くなる場合には、縦断面が略コ字形
の出隅部カバー材または入隅部カバー(図7、図8参
照)を用意し、それらを敷設した床の出隅部または入隅
部に取り付けておいてもよい。また、この場合、歩行時
の安全性を確保するために、出隅部カバー材または入隅
部カバー材の端部に、その各カバー材の上辺端面を覆う
保護キャップを取り付けておいてもよい(図13、図1
4参照)。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の敷設構造の実施の形態
を、以下、図面に基づいて説明する。
を、以下、図面に基づいて説明する。
【0025】図1は本実施の形態に用いる床化粧材の斜
視図、図2はその床化粧材の底面図である。
視図、図2はその床化粧材の底面図である。
【0026】図1及び図2に示す床化粧材F1 は、硬質
合成樹脂を正方形状(30cm角)に成形した床材本体
1と、この上面に一体形成された正方形の樹脂製表面材
(略10cm角)2・・2によって構成されており、その
床材本体1の裏面側に、被敷設面との間に排水空間を形
成するための脚1a・・1aが一体形成されている。
合成樹脂を正方形状(30cm角)に成形した床材本体
1と、この上面に一体形成された正方形の樹脂製表面材
(略10cm角)2・・2によって構成されており、その
床材本体1の裏面側に、被敷設面との間に排水空間を形
成するための脚1a・・1aが一体形成されている。
【0027】床材本体1には、表面材2と2との間の目
地部分に、床化粧材の上面にたまる雨水等を裏面側に排
水するための複数の排水孔1b・・1bが設けられてい
る。また、床材本体1には、互いに隣合う2辺の端縁部
にそれぞれ連結孔3aを有する複数個の雌連結部3・・3
が一定のピッチで設けられている。その各対辺側には雄
連結部4・・4がそれぞれ雌連結部3・・3に対応する位置
関係で設けられており、これら雄・雌連結部を利用して
複数のユニット(床化粧材)を相互に連結することがで
きる。
地部分に、床化粧材の上面にたまる雨水等を裏面側に排
水するための複数の排水孔1b・・1bが設けられてい
る。また、床材本体1には、互いに隣合う2辺の端縁部
にそれぞれ連結孔3aを有する複数個の雌連結部3・・3
が一定のピッチで設けられている。その各対辺側には雄
連結部4・・4がそれぞれ雌連結部3・・3に対応する位置
関係で設けられており、これら雄・雌連結部を利用して
複数のユニット(床化粧材)を相互に連結することがで
きる。
【0028】次に、本実施の形態に用いる端部カバー
材、出隅部カバー材、入隅部カバー材並びに保護キャッ
プを、以下、図3〜図10を参照しつつ説明する。
材、出隅部カバー材、入隅部カバー材並びに保護キャッ
プを、以下、図3〜図10を参照しつつ説明する。
【0029】端部カバー材5は、図3〜図6に示すよう
に、アルミニウム材を縦断面略コ字形に加工した長尺状
の部材で、そのコの字の上辺5aと下辺5cとの間隔
(内寸)が、床化粧材F1 の高さ(30mm)と略等し
い寸法に加工されている。端部カバー材5の上辺5a
は、コの字の開口部側端部が下方に傾斜する形状に加工
されており、その上辺5aの先端部にはアール加工が施
されている。また、端部カバー材5の上面には長手方向
に沿って延びるヘアラインが加工されている。
に、アルミニウム材を縦断面略コ字形に加工した長尺状
の部材で、そのコの字の上辺5aと下辺5cとの間隔
(内寸)が、床化粧材F1 の高さ(30mm)と略等し
い寸法に加工されている。端部カバー材5の上辺5a
は、コの字の開口部側端部が下方に傾斜する形状に加工
されており、その上辺5aの先端部にはアール加工が施
されている。また、端部カバー材5の上面には長手方向
に沿って延びるヘアラインが加工されている。
【0030】端部カバー材5の下部には、排水孔5d・・
5dが長手方向に沿って所定のピッチで設けられてい
る。この排水孔5dは、縦辺5bの下部と下辺5cを一
定幅で切欠いた形状の孔で、高さhが5mm、幅wが4
0mmに加工されている。なお、端部カバー材5の各部
の具体的な寸法は、例えば、上辺5aの幅が30mm、
下辺5cの幅が40mm、肉厚が1.5mm、排水孔5
d・・5dのピッチが300mmである。
5dが長手方向に沿って所定のピッチで設けられてい
る。この排水孔5dは、縦辺5bの下部と下辺5cを一
定幅で切欠いた形状の孔で、高さhが5mm、幅wが4
0mmに加工されている。なお、端部カバー材5の各部
の具体的な寸法は、例えば、上辺5aの幅が30mm、
下辺5cの幅が40mm、肉厚が1.5mm、排水孔5
d・・5dのピッチが300mmである。
【0031】出隅部カバー材6は、床化粧材F1 を敷設
した床の出隅部に嵌め込むための部材(アルミニウム
製)で、図7に示すように、平面形状が互いに等しい辺
(長さ70mm)をもつL字形状に、また縦断面形状が
端部カバー材5と同一の形状・寸法に加工されており、
そのコの字の開口部がL字の内方に向いている。この出
隅部カバー材6においても、先の端部カバー材5と同様
に、上面にヘアライン加工が施されている。
した床の出隅部に嵌め込むための部材(アルミニウム
製)で、図7に示すように、平面形状が互いに等しい辺
(長さ70mm)をもつL字形状に、また縦断面形状が
端部カバー材5と同一の形状・寸法に加工されており、
そのコの字の開口部がL字の内方に向いている。この出
隅部カバー材6においても、先の端部カバー材5と同様
に、上面にヘアライン加工が施されている。
【0032】入隅部カバー材7は、床化粧材F1 を敷設
するバルコニー等の床面の形状によって、床に入隅部が
できる場合に、その入隅部に嵌め込むための部材(アル
ミニウム製)で、図8に示すように、平面形状が互いに
等しい辺(長さ70mm)をもつL字形状に、また縦断
面形状が端部カバー材5と同一の形状・寸法に加工され
ており、そのコの字の開口部がL字の外方に向いてい
る。この入隅部カバー材7にも上面にヘアライン加工が
施されている。
するバルコニー等の床面の形状によって、床に入隅部が
できる場合に、その入隅部に嵌め込むための部材(アル
ミニウム製)で、図8に示すように、平面形状が互いに
等しい辺(長さ70mm)をもつL字形状に、また縦断
面形状が端部カバー材5と同一の形状・寸法に加工され
ており、そのコの字の開口部がL字の外方に向いてい
る。この入隅部カバー材7にも上面にヘアライン加工が
施されている。
【0033】保護キャップ8は、図9及び図10に示す
ように、前部垂下片8b、後部垂下片8cを有する縦断
面略コ字形のキャップ本体8aの裏面側に、縦断面⊥形
の挟持片8dが一体形成された樹脂成形品で、キャップ
本体8aの裏面側と挟持片8dとの間に、端部カバー材
5(または出隅部カバー材6、入隅部カバー材7)の端
部を差し込むための空間Sが左右の2箇所に設けられて
いる。
ように、前部垂下片8b、後部垂下片8cを有する縦断
面略コ字形のキャップ本体8aの裏面側に、縦断面⊥形
の挟持片8dが一体形成された樹脂成形品で、キャップ
本体8aの裏面側と挟持片8dとの間に、端部カバー材
5(または出隅部カバー材6、入隅部カバー材7)の端
部を差し込むための空間Sが左右の2箇所に設けられて
いる。
【0034】キャップ本体8aの裏面側の形状は、端部
カバー材5の上辺5a(出隅部カバー材6、入隅部カバ
ー材7の上辺)に合わせた形状に加工されている。ま
た、後部垂下片8c側の端部が下方に傾斜しており、そ
の後部垂下片8cの内面に、端部カバー材5の上辺先端
部に合わせた形状のアール加工が施されている。なお、
キャップ本体8aの上面は、意匠性・安全性等を良くす
るために緩やかな山形形状に加工されている。
カバー材5の上辺5a(出隅部カバー材6、入隅部カバ
ー材7の上辺)に合わせた形状に加工されている。ま
た、後部垂下片8c側の端部が下方に傾斜しており、そ
の後部垂下片8cの内面に、端部カバー材5の上辺先端
部に合わせた形状のアール加工が施されている。なお、
キャップ本体8aの上面は、意匠性・安全性等を良くす
るために緩やかな山形形状に加工されている。
【0035】そして、保護キャップ8は、図13及び図
14に示すように、互いに隣り合う2本の端部カバー材
5と5との間(あるいは端部カバー材5と出隅部カバー
材6との間または端部カバー材5と入隅部カバー材7と
の間)に取り付けられ、その取付状態で各カバー材5の
上辺端面を覆うことができる。
14に示すように、互いに隣り合う2本の端部カバー材
5と5との間(あるいは端部カバー材5と出隅部カバー
材6との間または端部カバー材5と入隅部カバー材7と
の間)に取り付けられ、その取付状態で各カバー材5の
上辺端面を覆うことができる。
【0036】次に、本発明の実施の形態を図11〜図1
4を参照しつつ説明する。まず、この実施の形態では、
図11に示すような敷設構造を想定して、床化粧材F1
・・F1 を所要数だけ用意する。また、端部カバー材5と
して、5種類の長さ(床化粧材F1 の3ユニット〜7ユ
ニット分に対応する5種類の長さ)のものを用意し、さ
らに出隅部カバー材6を5個、入隅部カバー材7を1
個、及び保護キャップ8を14個用意する。なお、各端
部カバー材5の下面には、長手方向に沿って両面テープ
(図示せず)を貼着しておく。ただし、両面テープの剥
離紙は付けたままの状態としておく。
4を参照しつつ説明する。まず、この実施の形態では、
図11に示すような敷設構造を想定して、床化粧材F1
・・F1 を所要数だけ用意する。また、端部カバー材5と
して、5種類の長さ(床化粧材F1 の3ユニット〜7ユ
ニット分に対応する5種類の長さ)のものを用意し、さ
らに出隅部カバー材6を5個、入隅部カバー材7を1
個、及び保護キャップ8を14個用意する。なお、各端
部カバー材5の下面には、長手方向に沿って両面テープ
(図示せず)を貼着しておく。ただし、両面テープの剥
離紙は付けたままの状態としておく。
【0037】さて、本実施の形態においては、バルコニ
ー等の下地床面上に床化粧材F1 ・・F1 を、図11に示
すように配置して、互いに隣合う床化粧材同士を相互に
連結する。このとき、床化粧材F1 の配置は、全ての床
化粧材F1 ・・F1 の連結を終えた状態で、その外周縁に
雌連結部3が沿うような配置とする。
ー等の下地床面上に床化粧材F1 ・・F1 を、図11に示
すように配置して、互いに隣合う床化粧材同士を相互に
連結する。このとき、床化粧材F1 の配置は、全ての床
化粧材F1 ・・F1 の連結を終えた状態で、その外周縁に
雌連結部3が沿うような配置とする。
【0038】次に、敷設した床に5種類の長さの端部カ
バー材5を敷設した床化粧材F1 ・・F1 に取り付ける。
バー材5を敷設した床化粧材F1 ・・F1 に取り付ける。
【0039】その端部カバー材5の取り付けは、敷設し
た床の1つの角(出隅部)に出隅部カバー材6を嵌め込
んでおき、その角から順に端部カバー材5を1本づつ嵌
め込んでゆき(図12)、1本の端部カバー材5の取り
付けが完了するごとに、その端部カバー材5の端部に保
護キャップ8を取り付けるとともに、その保護キャップ
8に次の端部カバー材5の端部(出隅部カバー材6また
は入隅部カバー材7の端部)を嵌め込む(図13及び図
14)、という手順で行ってゆく。
た床の1つの角(出隅部)に出隅部カバー材6を嵌め込
んでおき、その角から順に端部カバー材5を1本づつ嵌
め込んでゆき(図12)、1本の端部カバー材5の取り
付けが完了するごとに、その端部カバー材5の端部に保
護キャップ8を取り付けるとともに、その保護キャップ
8に次の端部カバー材5の端部(出隅部カバー材6また
は入隅部カバー材7の端部)を嵌め込む(図13及び図
14)、という手順で行ってゆく。
【0040】そして、全ての端部カバー材5、出隅部カ
バー材6、入隅部カバー材7及び保護キャップ8の取り
付けが完了した後、各端部カバー材5に上方からビス9
をねじ込んで、端部カバー材5を床化粧材F1 に固定す
る(図12)。さらに各端部カバー材5の下面に付けた
両面テープの剥離紙を剥がして、各端部カバー材5をバ
ルコニーの床面に接着固定する。このような両面テープ
による固定は、必要であれば出隅部カバー材6、入隅部
カバー材7についても行っておく。
バー材6、入隅部カバー材7及び保護キャップ8の取り
付けが完了した後、各端部カバー材5に上方からビス9
をねじ込んで、端部カバー材5を床化粧材F1 に固定す
る(図12)。さらに各端部カバー材5の下面に付けた
両面テープの剥離紙を剥がして、各端部カバー材5をバ
ルコニーの床面に接着固定する。このような両面テープ
による固定は、必要であれば出隅部カバー材6、入隅部
カバー材7についても行っておく。
【0041】なお、以上のような床化粧材の敷設におい
て、端部カバー材5の熱伸縮を吸収するために、隣合う
端部カバー材5と5との間に2mm〜6mm程度の隙間
を開けておくことが好ましい。
て、端部カバー材5の熱伸縮を吸収するために、隣合う
端部カバー材5と5との間に2mm〜6mm程度の隙間
を開けておくことが好ましい。
【0042】以上の実施の形態では、保護キャップ8
を、端部カバー材5の上辺5aの端面を覆う形状として
いるが、その形状は特に限定されず、端部カバー材5の
上辺5aと縦辺5bの端面を覆う形状、あるいは端部カ
バー材5の上辺5aと縦辺5b及び下辺5cの端面を覆
う形状であってもよい。
を、端部カバー材5の上辺5aの端面を覆う形状として
いるが、その形状は特に限定されず、端部カバー材5の
上辺5aと縦辺5bの端面を覆う形状、あるいは端部カ
バー材5の上辺5aと縦辺5b及び下辺5cの端面を覆
う形状であってもよい。
【0043】また、保護キャップとしては、図15,図
16に示すものを用いてもよい。図15,図16に示す
保護キャップ108は、先の図9,図10に示したもの
と同様に、前部垂下片108b、後部垂下片108cを
有する縦断面略コ字形のキャップ本体108aの裏面側
に、縦断面⊥形の挟持片108dが一体形成された樹脂
成形品で、キャップ本体108aの裏面側と挟持片10
8dとの間に、端部カバー材5(または出隅部カバー材
6、入隅部カバー材7)の端部を差し込むための空間
S′が左右の2箇所に設けられている。
16に示すものを用いてもよい。図15,図16に示す
保護キャップ108は、先の図9,図10に示したもの
と同様に、前部垂下片108b、後部垂下片108cを
有する縦断面略コ字形のキャップ本体108aの裏面側
に、縦断面⊥形の挟持片108dが一体形成された樹脂
成形品で、キャップ本体108aの裏面側と挟持片10
8dとの間に、端部カバー材5(または出隅部カバー材
6、入隅部カバー材7)の端部を差し込むための空間
S′が左右の2箇所に設けられている。
【0044】さて、この例の保護キャップ108では、
キャップ本体108aの前部垂下片108bの内面と、
挟持片108dの底辺118dの端面128dとの間の
間隙Dを広くしているとともに、その底辺118dの端
面128dを、中央から外側に向かうに従って間隙Dが
広がるような山形状に加工している。
キャップ本体108aの前部垂下片108bの内面と、
挟持片108dの底辺118dの端面128dとの間の
間隙Dを広くしているとともに、その底辺118dの端
面128dを、中央から外側に向かうに従って間隙Dが
広がるような山形状に加工している。
【0045】また、前部垂下片108bの高さ(垂下長
さ)を、先の図9,図10に示したものよりも小さくし
ており、さらに、キャップ本体108aの裏面の左右2
箇所に、それぞれ、前部垂下片108bと平行な方向に
延びる断面半円形の突起108eを2本づつ設けてい
る。これら4本の突起108e・・108eは、端部カバ
ー材5の上面のヘアライン加工部の凹部に対応する位置
に形成されている。
さ)を、先の図9,図10に示したものよりも小さくし
ており、さらに、キャップ本体108aの裏面の左右2
箇所に、それぞれ、前部垂下片108bと平行な方向に
延びる断面半円形の突起108eを2本づつ設けてい
る。これら4本の突起108e・・108eは、端部カバ
ー材5の上面のヘアライン加工部の凹部に対応する位置
に形成されている。
【0046】以上の構造の保護キャップ108によれば
以下のような利点がある。まず、先の図9,図10に示
した保護キャップ8は、端部カバー材5の端面に向かう
方向(長手方向に沿う方向)から差し込む構造となって
いるが、この例の保護キャップ108では、前部垂下片
108bの内面と挟持片108dの底辺端面128dと
の間の間隙Dを大きくとっており、しかも後部垂下片1
08cの高さを小さくしているので、図17に示すよう
に、保護キャップ108を端部カバー材5に、カバー材
のコの字開口部に向かう方向(長手方向と直交する方
向)から差し込むことができる。このような方向からの
装着が可能になると、端部カバー材5を両面テープ等で
予め床面に固定しておいても、後作業により保護キャッ
プ108を装着することができる。従って、端部カバー
材5を保護キャップ108とは関係なく単独で配置する
ことができ、これにより端部カバー材5が長尺であって
も、その位置決め・固定作業が容易となり、固定時にお
ける端部カバー材5の位置ずれが生じることがなくな
る。
以下のような利点がある。まず、先の図9,図10に示
した保護キャップ8は、端部カバー材5の端面に向かう
方向(長手方向に沿う方向)から差し込む構造となって
いるが、この例の保護キャップ108では、前部垂下片
108bの内面と挟持片108dの底辺端面128dと
の間の間隙Dを大きくとっており、しかも後部垂下片1
08cの高さを小さくしているので、図17に示すよう
に、保護キャップ108を端部カバー材5に、カバー材
のコの字開口部に向かう方向(長手方向と直交する方
向)から差し込むことができる。このような方向からの
装着が可能になると、端部カバー材5を両面テープ等で
予め床面に固定しておいても、後作業により保護キャッ
プ108を装着することができる。従って、端部カバー
材5を保護キャップ108とは関係なく単独で配置する
ことができ、これにより端部カバー材5が長尺であって
も、その位置決め・固定作業が容易となり、固定時にお
ける端部カバー材5の位置ずれが生じることがなくな
る。
【0047】例えば、端部カバー材5の熱伸縮の影響を
避けるため、隣接する端部カバー材5と5との隙間を、
夏場において5mm〜6mm、冬場において2mm〜3
mmとする、というような施工を行う場合でも、端部カ
バー材5の位置決め・固定作業が容易であるので、その
ような寸法を正確に出すことができる。
避けるため、隣接する端部カバー材5と5との隙間を、
夏場において5mm〜6mm、冬場において2mm〜3
mmとする、というような施工を行う場合でも、端部カ
バー材5の位置決め・固定作業が容易であるので、その
ような寸法を正確に出すことができる。
【0048】しかも、図17に示すように、キャップ本
体108aの裏面に設けた突起108eが、保護キャッ
プ108を端部カバー材5に装着したときに、カバー材
上面のヘアライン加工部の凹部に引っ掛かるので、保護
キャップ108の抜けを防止することができる。
体108aの裏面に設けた突起108eが、保護キャッ
プ108を端部カバー材5に装着したときに、カバー材
上面のヘアライン加工部の凹部に引っ掛かるので、保護
キャップ108の抜けを防止することができる。
【0049】また、このような突起18eを設けておく
ことで、保護キャップ108の装着の良否を確認でき
る。すなわち、保護キャップ108が端部カバー材5に
正常な状態で装着される場合、突起18eがカバー材上
面のヘアライン加工部の凸部を越えるごとに音が発生す
るので、その音の発生の有無により保護キャップ108
の装着の良否を確認することができる。
ことで、保護キャップ108の装着の良否を確認でき
る。すなわち、保護キャップ108が端部カバー材5に
正常な状態で装着される場合、突起18eがカバー材上
面のヘアライン加工部の凸部を越えるごとに音が発生す
るので、その音の発生の有無により保護キャップ108
の装着の良否を確認することができる。
【0050】ここで、以上の実施の形態では、敷設した
床の出隅部及び入隅部に対して、出隅部カバー材6、入
隅部カバー材7と保護キャップ8を設けているが、これ
に代えて、図18に示すように、樹脂製の隅部キャップ
18を取り付けてもよい。この場合、隅部キャップ18
は、縦断面形をコ字形としてもよいし、あるいは保護キ
ャップ8と同様に端部カバー材5の上辺端面を覆うよう
な形状としてもよい。
床の出隅部及び入隅部に対して、出隅部カバー材6、入
隅部カバー材7と保護キャップ8を設けているが、これ
に代えて、図18に示すように、樹脂製の隅部キャップ
18を取り付けてもよい。この場合、隅部キャップ18
は、縦断面形をコ字形としてもよいし、あるいは保護キ
ャップ8と同様に端部カバー材5の上辺端面を覆うよう
な形状としてもよい。
【0051】また、以上の実施の形態のような両面テー
プによる固定、あるいは接着剤を用いて端部カバー材を
下地床面に固定する場合、図19及び図20に示すよう
に、端部カバー材5′の下面に凹凸加工を施しておけ
ば、その凹部に両面テープの貼着剤10(または接着
剤)が入り込み、これにより接着表面積が大きくなって
端部カバー材5′の接着強度を高めることができる。
プによる固定、あるいは接着剤を用いて端部カバー材を
下地床面に固定する場合、図19及び図20に示すよう
に、端部カバー材5′の下面に凹凸加工を施しておけ
ば、その凹部に両面テープの貼着剤10(または接着
剤)が入り込み、これにより接着表面積が大きくなって
端部カバー材5′の接着強度を高めることができる。
【0052】なお、このような凹凸加工を施す場合、そ
の形状は図20に示したような矩形の凹凸のほか、図2
1(A)に示すような蟻ほぞと蟻みぞの凹凸、同図
(B)〜(D)に示すような、三角形、台形または波形
の凹凸であってもよい。特に、図21(A)に示す形状
を採用すれば、貼着剤10(または接着剤)の入り込み
によるアンカー効果が大となって、より強力な接着強度
を得ることができる。
の形状は図20に示したような矩形の凹凸のほか、図2
1(A)に示すような蟻ほぞと蟻みぞの凹凸、同図
(B)〜(D)に示すような、三角形、台形または波形
の凹凸であってもよい。特に、図21(A)に示す形状
を採用すれば、貼着剤10(または接着剤)の入り込み
によるアンカー効果が大となって、より強力な接着強度
を得ることができる。
【0053】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、敷設した床の端の部分に端部カバー材5を嵌め込ん
でいるので、その端部カバー材5によって床化粧材F1
の端部が塞がれる。これにより床化粧材F1 の下面に風
が吹き込むことがなくなり、床化粧材F1 の捲れ上がり
を防止できる。しかも、端部カバー材5、出隅部カバー
材6及び入隅部カバー材7の各端面を保護キャップ8に
よって覆っており、また端部カバー材5の上辺5a(出
隅部カバー材6、入隅部カバー材7の各上辺)の先端部
にアール加工を施しているので、歩行時において足の裏
をけがするという恐れがなく、さらに、端部カバー材
5、出隅部カバー材6及び入隅部カバー材7の上面がヘ
アライン加工によって滑り難くなっていることから、前
記したような風防効果をもつ端部カバー材5を取り付け
ても安全な敷設状態を実現できる。
ば、敷設した床の端の部分に端部カバー材5を嵌め込ん
でいるので、その端部カバー材5によって床化粧材F1
の端部が塞がれる。これにより床化粧材F1 の下面に風
が吹き込むことがなくなり、床化粧材F1 の捲れ上がり
を防止できる。しかも、端部カバー材5、出隅部カバー
材6及び入隅部カバー材7の各端面を保護キャップ8に
よって覆っており、また端部カバー材5の上辺5a(出
隅部カバー材6、入隅部カバー材7の各上辺)の先端部
にアール加工を施しているので、歩行時において足の裏
をけがするという恐れがなく、さらに、端部カバー材
5、出隅部カバー材6及び入隅部カバー材7の上面がヘ
アライン加工によって滑り難くなっていることから、前
記したような風防効果をもつ端部カバー材5を取り付け
ても安全な敷設状態を実現できる。
【0054】また、端部カバー材5の上辺5aの端部
(コの字の開口部側の端部)に、下方に傾く傾斜を付け
ているので、カバー材端部が床化粧材F1 上面から浮き
上がることを防止できる。さらに、端部カバー材5を床
化粧材F1 にビス止め固定しているので、床化粧材F1
の熱伸縮や風の影響による、端部カバー材5の床化粧材
F1 からの抜けを防止することができる。
(コの字の開口部側の端部)に、下方に傾く傾斜を付け
ているので、カバー材端部が床化粧材F1 上面から浮き
上がることを防止できる。さらに、端部カバー材5を床
化粧材F1 にビス止め固定しているので、床化粧材F1
の熱伸縮や風の影響による、端部カバー材5の床化粧材
F1 からの抜けを防止することができる。
【0055】また、本実施の形態では、端部カバー材5
を下地床面に両面テープによって固定しているので、強
風による床化粧材の位置ずれを防止できるとともに、床
化粧材F1 の上面側の負圧による床化粧材F1 の捲れ上
がりも防止できる。しかも、端部カバー材5の下部に排
水孔5dを設けているので、前記したような風防効果を
もつ端部カバー材5を床化粧材F1 の端部に取り付けて
も、床化粧材F1 が有する排水機能が損なわれることも
ない。
を下地床面に両面テープによって固定しているので、強
風による床化粧材の位置ずれを防止できるとともに、床
化粧材F1 の上面側の負圧による床化粧材F1 の捲れ上
がりも防止できる。しかも、端部カバー材5の下部に排
水孔5dを設けているので、前記したような風防効果を
もつ端部カバー材5を床化粧材F1 の端部に取り付けて
も、床化粧材F1 が有する排水機能が損なわれることも
ない。
【0056】ここで、請求項1,2,3に記載の各発明
の敷設構造は、正方形の樹脂製表面材を一体形成した樹
脂製の床化粧材F1 のほか、図22に示すような短冊状
の樹脂製表面材12・・12を一体形成した樹脂製の床化
粧材F2 、あるいは、木質、レンガ、磁器タイル等の他
の表面材を床材本体に係止固定または接着固定した構造
の各種の床化粧材の敷設に適用することができる。
の敷設構造は、正方形の樹脂製表面材を一体形成した樹
脂製の床化粧材F1 のほか、図22に示すような短冊状
の樹脂製表面材12・・12を一体形成した樹脂製の床化
粧材F2 、あるいは、木質、レンガ、磁器タイル等の他
の表面材を床材本体に係止固定または接着固定した構造
の各種の床化粧材の敷設に適用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明の敷設構造によれば、バルコニー等に構築する床の
端の部分に配置する床化粧材の端部に断面略コ字形の端
部カバー材を嵌め込んでいるので、床化粧材の捲れ上が
りを防止できる。しかも、端部カバー材の長手方向の端
部に、当該カバー材の上辺端面を覆う保護キャップを取
り付けているので、端部カバー材の端面が床化粧材の上
面側にむき出しにならず安全である。
発明の敷設構造によれば、バルコニー等に構築する床の
端の部分に配置する床化粧材の端部に断面略コ字形の端
部カバー材を嵌め込んでいるので、床化粧材の捲れ上が
りを防止できる。しかも、端部カバー材の長手方向の端
部に、当該カバー材の上辺端面を覆う保護キャップを取
り付けているので、端部カバー材の端面が床化粧材の上
面側にむき出しにならず安全である。
【0058】請求項2に記載の発明の敷設構造によれ
ば、バルコニー等に構築する床の端の部分に配置する床
化粧材の端部に、断面略コ字形の端部カバー材を嵌め込
んでいるので、床化粧材の捲れ上がりを防止できる。し
かも、端部カバー材の上辺端部(コの字の開口部側端
部)に下方に傾く傾斜を付けているので、カバー材端部
の床化粧材の上面からの浮き上がりを防止できる。
ば、バルコニー等に構築する床の端の部分に配置する床
化粧材の端部に、断面略コ字形の端部カバー材を嵌め込
んでいるので、床化粧材の捲れ上がりを防止できる。し
かも、端部カバー材の上辺端部(コの字の開口部側端
部)に下方に傾く傾斜を付けているので、カバー材端部
の床化粧材の上面からの浮き上がりを防止できる。
【0059】請求項3に記載の発明の敷設構造によれ
ば、バルコニー等に構築する床の端の部分に配置する床
化粧材の端部に、断面略コ字形の端部カバー材を嵌め込
んでいるので、床化粧材の捲れ上がりを防止できる。し
かも、端部カバー材を下地床面に両面テープまたは接着
剤によって固定しているので、強風による床化粧材の位
置ずれを防止できる。また床化粧材の上面に風が吹きつ
け、その上面に沿う風の流れによって床化粧材の上面側
が負圧となっても、床化粧材の捲れ上がりを防止でき
る。
ば、バルコニー等に構築する床の端の部分に配置する床
化粧材の端部に、断面略コ字形の端部カバー材を嵌め込
んでいるので、床化粧材の捲れ上がりを防止できる。し
かも、端部カバー材を下地床面に両面テープまたは接着
剤によって固定しているので、強風による床化粧材の位
置ずれを防止できる。また床化粧材の上面に風が吹きつ
け、その上面に沿う風の流れによって床化粧材の上面側
が負圧となっても、床化粧材の捲れ上がりを防止でき
る。
【0060】なお、請求項3の発明の敷設構造におい
て、端部カバー材の下面に凹凸加工を施しておけば、そ
の凹凸部のアンカー効果により、端部カバー材を下地床
面に対して、より強固に固定することができる。
て、端部カバー材の下面に凹凸加工を施しておけば、そ
の凹凸部のアンカー効果により、端部カバー材を下地床
面に対して、より強固に固定することができる。
【図1】本発明の実施の形態に用いる床化粧材の斜視図
である。
である。
【図2】図1に示す床化粧材の底面図である。
【図3】本発明の実施の形態に用いる端部カバー材の平
面図(A)、背面図(B)及び底面図(C)である。
面図(A)、背面図(B)及び底面図(C)である。
【図4】本発明の実施の形態に用いる端部カバー材の側
面図である。
面図である。
【図5】図3のX−X断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に用いる端部カバー材の斜
視図である。
視図である。
【図7】本発明の実施の形態に用いる出隅部カバー材の
平面図(A)、側面図(B),(C)である。
平面図(A)、側面図(B),(C)である。
【図8】本発明の実施の形態に用いる入隅部カバー材の
平面図(A)、側面図(B),(C)である。
平面図(A)、側面図(B),(C)である。
【図9】本発明の実施の形態に用いる保護キャップの平
面図(A)、側面図(B)及び底面図(C)である。
面図(A)、側面図(B)及び底面図(C)である。
【図10】本発明の実施の形態に用いる保護キャップの
斜視図である。
斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態の平面図である。
【図12】本発明の実施の形態の要部斜視図である。
【図13】本発明の実施の形態の要部斜視図である。
【図14】本発明の実施の形態の要部側面図である。
【図15】保護キャップの変形例を示す平面図(A)、
側面図(B)及び底面図(C)である。
側面図(B)及び底面図(C)である。
【図16】図15の保護キャップを使用状態で示す斜視
図である。
図である。
【図17】図15の保護キャップの装着方法を示す図で
ある。
ある。
【図18】本発明の実施の形態の変形例を示す要部平面
図である。
図である。
【図19】本発明の実施の形態に用いる端部カバー材の
変形例を示す縦断面図である。
変形例を示す縦断面図である。
【図20】その端部カバー材を用いた場合の作用説明図
である。
である。
【図21】端部カバー材の下面に加工する凹凸形状の例
の説明図である。
の説明図である。
【図22】本発明の敷設構造に用いる床化粧材の他の例
を示す平面図
を示す平面図
【図23】床化粧材をバルコニーに敷設した際の問題点
を説明する図
を説明する図
F1 床化粧材 1 床材本体 1a 脚 2 表面材 3 雌連結部 3a 連結孔 4 雄連結部 5 端部カバー材 5a 上辺 5b 縦辺 5c 下辺 5d 排水孔 6 出隅部カバー材 7 入隅部カバー材 8 保護キャップ 8a キャップ本体 8b 前部垂下片 8c 後部垂下片 8d 挟持片 9 ビス
Claims (10)
- 【請求項1】 ベランダやバルコニー、屋上等の床面に
敷きつめて床を構成する床化粧材の敷設構造であって、
床の端に位置する床化粧材の端部に、縦断面形が略コ字
形の長尺の端部カバー材が嵌め込まれているとともに、
その端部カバー材の長手方向の端部に、当該カバー材の
少なくとも上辺端面を覆う保護キャップが取り付けられ
ていることを特徴とする床化粧材の敷設構造。 - 【請求項2】 ベランダやバルコニー、屋上等の床面に
敷きつめて床を構成する床化粧材の敷設構造であって、
床の端に位置する床化粧材の端部に、縦断面形が略コ字
形の長尺の端部カバー材が嵌め込まれているとともに、
その端部カバー材は、上辺のコの字開口部側の端部が下
方に傾斜する形状に加工されていることを特徴とする床
化粧材の敷設構造。 - 【請求項3】 ベランダやバルコニー、屋上等の床面に
敷きつめて床を構成する床化粧材の敷設構造であって、
床の端に位置する床化粧材の端部に、縦断面形が略コ字
形の長尺の端部カバー材が嵌め込まれているとともに、
その端部カバー材の下面が下地床面に両面テープまたは
接着剤によって固定されていることを特徴とする床化粧
材の敷設構造。 - 【請求項4】 端部カバー材の下面に凹凸加工が施され
ていることを特徴とする、請求項3に記載の床化粧材の
敷設構造。 - 【請求項5】 端部カバー材が床化粧材にビス止め固定
されていることを特徴とする、請求項1、2または3に
記載の床化粧材の敷設構造。 - 【請求項6】 端部カバー材の下部に排水孔が設けられ
ていることを特徴とする、請求項1、2または3に記載
の床化粧材の敷設構造。 - 【請求項7】 上記排水孔が、端部カバー材の縦辺下部
及び下辺を切欠いた形状の孔であることを特徴とする、
請求項6に記載の床化粧材の敷設構造。 - 【請求項8】 端部カバー材の上面にヘアライン加工が
施されていることを特徴とする請求項1、2または3に
記載の床化粧材の敷設構造。 - 【請求項9】 床化粧材によって構成される床の出隅部
または入隅部に、縦断面形が略コ字形の出隅部カバー材
または入隅部カバー材が取り付けられていることを特徴
とする、請求項1、2または3に記載の床化粧材の敷設
構造。 - 【請求項10】 出隅部カバー材または入隅部カバー材
の端部に、当該カバー材の上辺端面を覆う保護キャップ
が取り付けられていることを特徴とする、請求項9に記
載の床化粧材の敷設構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10638898A JPH11343722A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-16 | 床化粧材の敷設構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9003198 | 1998-04-02 | ||
JP10-90031 | 1998-04-02 | ||
JP10638898A JPH11343722A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-16 | 床化粧材の敷設構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11343722A true JPH11343722A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=26431551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10638898A Withdrawn JPH11343722A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-16 | 床化粧材の敷設構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11343722A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008285894A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Sekisui Chem Co Ltd | 床化粧材およびこの床化粧材の敷設構造 |
JP2008291551A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 床化粧材およびこの床化粧材の敷設構造 |
JP2009215755A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 床材敷設構造、この床材敷設構造に用いられる板状材及び端用床材 |
-
1998
- 1998-04-16 JP JP10638898A patent/JPH11343722A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008285894A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Sekisui Chem Co Ltd | 床化粧材およびこの床化粧材の敷設構造 |
JP2008291551A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 床化粧材およびこの床化粧材の敷設構造 |
JP2009215755A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 床材敷設構造、この床材敷設構造に用いられる板状材及び端用床材 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060719 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060822 |