JPH11341183A - 電話回線の接続方法および接続装置 - Google Patents
電話回線の接続方法および接続装置Info
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- JPH11341183A JPH11341183A JP14565398A JP14565398A JPH11341183A JP H11341183 A JPH11341183 A JP H11341183A JP 14565398 A JP14565398 A JP 14565398A JP 14565398 A JP14565398 A JP 14565398A JP H11341183 A JPH11341183 A JP H11341183A
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- message
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 同一メッセージを多くの発信側電話に送信で
きるようにし、惹いては電話を介して企業コマーシャル
を行えるように電話回線を接続する。 【解決手段】 メッセージ登録手段32に予め複数の所定
のメッセージ(企業コマーシャル等)を登録しておく。
発信側電話10が、特定番号Nを着信側電話番号Rの前に
付加してダイヤルしたときには、この特定番号Nを番号
識別手段34が識別し、回線制御手段36にその旨を入力す
る。回線制御手段36が、メッセージ登録手段32に登録さ
れているメッセージの中から、所定の選択条件に従って
少なくとも1つのメッセージを選択して、それを発信側
電話10へ送信した後、発信側電話10と着信側電話20とを
通話可能な状態にする。課金手段38が発信側電話10に対
して、メッセージの送信に応じた通話料割引等の課金処
理を行う。
きるようにし、惹いては電話を介して企業コマーシャル
を行えるように電話回線を接続する。 【解決手段】 メッセージ登録手段32に予め複数の所定
のメッセージ(企業コマーシャル等)を登録しておく。
発信側電話10が、特定番号Nを着信側電話番号Rの前に
付加してダイヤルしたときには、この特定番号Nを番号
識別手段34が識別し、回線制御手段36にその旨を入力す
る。回線制御手段36が、メッセージ登録手段32に登録さ
れているメッセージの中から、所定の選択条件に従って
少なくとも1つのメッセージを選択して、それを発信側
電話10へ送信した後、発信側電話10と着信側電話20とを
通話可能な状態にする。課金手段38が発信側電話10に対
して、メッセージの送信に応じた通話料割引等の課金処
理を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線の接続方
法および接続装置に関し、より詳細には、例えば企業コ
マーシャル等の同一メッセージを多数の発信側電話に送
信するようにした電話回線の接続方法および接続装置に
関するものである。
法および接続装置に関し、より詳細には、例えば企業コ
マーシャル等の同一メッセージを多数の発信側電話に送
信するようにした電話回線の接続方法および接続装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、電話が各家庭或いは会社において
広く使用されている。そして、この電話の形態として、
従来からの一般加入電話(宅内電話)の他に、テレビ
(TV)電話,自動車電話,携帯電話,PHS(Person
l Handy Phone System),衛星電話等があるのは周知の
通りである。
広く使用されている。そして、この電話の形態として、
従来からの一般加入電話(宅内電話)の他に、テレビ
(TV)電話,自動車電話,携帯電話,PHS(Person
l Handy Phone System),衛星電話等があるのは周知の
通りである。
【0003】また、上記電話を使用したサービスとし
て、フリーダイヤル、ハローダイヤル,ダイヤルQ2 等
種々の形態があるのも周知である。例えば、フリーダイ
ヤルは、先頭に「0120」を付加した「0120+6
桁」の電話番号をダイヤルすることにより、電話回線の
接続装置が、発信側電話とこの電話番号「0120+6
桁」の着信側電話との回線を接続し、これにより発信側
であるユーザからの注文や問い合わせに着信側である企
業等が応じることができるようにするとともに、その際
の通話料金を着信側が負担するものである。
て、フリーダイヤル、ハローダイヤル,ダイヤルQ2 等
種々の形態があるのも周知である。例えば、フリーダイ
ヤルは、先頭に「0120」を付加した「0120+6
桁」の電話番号をダイヤルすることにより、電話回線の
接続装置が、発信側電話とこの電話番号「0120+6
桁」の着信側電話との回線を接続し、これにより発信側
であるユーザからの注文や問い合わせに着信側である企
業等が応じることができるようにするとともに、その際
の通話料金を着信側が負担するものである。
【0004】また、ハローダイヤルは、「#8886」
をダイヤルすることにより、発信側電話をこのサービス
を行うための専用の回線に接続し、予め登録されている
情報の中から、発信側であるユーザーの知りたい情報を
ユーザーに提供することができるようにするものであ
り、その際の通話料金は通常通り発信側が負担するもの
である。
をダイヤルすることにより、発信側電話をこのサービス
を行うための専用の回線に接続し、予め登録されている
情報の中から、発信側であるユーザーの知りたい情報を
ユーザーに提供することができるようにするものであ
り、その際の通話料金は通常通り発信側が負担するもの
である。
【0005】また、ダイヤルQ2 は、先頭に「099
0」を付加した「0990+6桁」の電話番号をダイヤ
ルすることにより、発信側電話とこの電話番号「099
0+6桁」の着信側電話との回線を接続し、所定の情報
を着信側から発信側に提供することができるようにする
とともに、その際には通常の通話料金の他に一定の情報
料を発信側が負担するものである。
0」を付加した「0990+6桁」の電話番号をダイヤ
ルすることにより、発信側電話とこの電話番号「099
0+6桁」の着信側電話との回線を接続し、所定の情報
を着信側から発信側に提供することができるようにする
とともに、その際には通常の通話料金の他に一定の情報
料を発信側が負担するものである。
【0006】ところで、上述の様に今日電話が各家庭或
いは会社において広く使用されている。従って、もしこ
の電話を、例えば企業コマーシャルの媒体として使用す
ることができれば、非常に有効なコマーシャルを行うこ
とが可能になると考えられる。また、その様に電話を企
業コマーシャルの媒体として使用する場合、例えば上記
のフリーダイヤル等のサービスを利用する形態が考えら
れる。
いは会社において広く使用されている。従って、もしこ
の電話を、例えば企業コマーシャルの媒体として使用す
ることができれば、非常に有効なコマーシャルを行うこ
とが可能になると考えられる。また、その様に電話を企
業コマーシャルの媒体として使用する場合、例えば上記
のフリーダイヤル等のサービスを利用する形態が考えら
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たフリーダイヤル,ハローダイヤル,ダイヤルQ2 等の
サービスは、いずれも発信側がダイヤルした特定の着信
側電話番号或いは専用のサービスを行う特定の回線の応
答者が、ユーザが予め得たいとする注文や情報に応じて
情報提供等を行うものであり、これらのサービスを企業
コマーシャルに利用すると、結局のところ、利用者にそ
のコマーシャルを聞くことを目的として特定の電話番号
をダイヤルしてもらうこととなり、コマーシャルとして
は不適当な形態となってしまう。なぜならば、コマーシ
ャルは、できるだけ多くのユーザに同一の企業メッセー
ジを伝えることが必要であるのに対し、例えば、あるチ
ャンネルを見ている全ての視聴者に企業メッセージを伝
えることができるテレビコマーシャルとは異なり、上記
フリーダイヤル等は発信側であるユーザーが意図してそ
の企業メッセージを提供する電話番号をダイヤルしない
限りその企業メッセージを伝えることができないからで
ある。
たフリーダイヤル,ハローダイヤル,ダイヤルQ2 等の
サービスは、いずれも発信側がダイヤルした特定の着信
側電話番号或いは専用のサービスを行う特定の回線の応
答者が、ユーザが予め得たいとする注文や情報に応じて
情報提供等を行うものであり、これらのサービスを企業
コマーシャルに利用すると、結局のところ、利用者にそ
のコマーシャルを聞くことを目的として特定の電話番号
をダイヤルしてもらうこととなり、コマーシャルとして
は不適当な形態となってしまう。なぜならば、コマーシ
ャルは、できるだけ多くのユーザに同一の企業メッセー
ジを伝えることが必要であるのに対し、例えば、あるチ
ャンネルを見ている全ての視聴者に企業メッセージを伝
えることができるテレビコマーシャルとは異なり、上記
フリーダイヤル等は発信側であるユーザーが意図してそ
の企業メッセージを提供する電話番号をダイヤルしない
限りその企業メッセージを伝えることができないからで
ある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、電話を介して同一メッセージをできるだけ多くの
者に伝えることができるようにし、もって企業等が行う
コマーシャル等に電話を利用することができるようにす
る電話回線の接続方法および接続装置を提供することを
目的とするものである。
あり、電話を介して同一メッセージをできるだけ多くの
者に伝えることができるようにし、もって企業等が行う
コマーシャル等に電話を利用することができるようにす
る電話回線の接続方法および接続装置を提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による電話回線の
接続方法は、発信側電話から着信側電話へ電話回線を接
続する接続方法であって、発信側電話において着信側電
話の番号を入力する際に、着信側電話番号の前に特定番
号が付加された場合には、予め登録されている所定のメ
ッセージを発信側電話へ送信した後、この発信側電話と
着信側電話とを通話可能な状態にすることを特徴とする
ものである。
接続方法は、発信側電話から着信側電話へ電話回線を接
続する接続方法であって、発信側電話において着信側電
話の番号を入力する際に、着信側電話番号の前に特定番
号が付加された場合には、予め登録されている所定のメ
ッセージを発信側電話へ送信した後、この発信側電話と
着信側電話とを通話可能な状態にすることを特徴とする
ものである。
【0010】また、本発明による電話回線の接続方法
は、発信側電話から着信側電話へ電話回線を接続する接
続方法であって、発信側電話において着信側電話の番号
を入力する際に、着信側電話番号の前に特定番号が付加
された場合には、予め登録されている所定のメッセージ
を発信側電話へ送信せずに、直ちに発信側電話と着信側
電話とを通話可能な状態にし、特定番号が付加されない
場合には、所定のメッセージを発信側電話へ送信した
後、発信側電話と着信側電話とを通話可能な状態にする
ことを特徴とするものである。
は、発信側電話から着信側電話へ電話回線を接続する接
続方法であって、発信側電話において着信側電話の番号
を入力する際に、着信側電話番号の前に特定番号が付加
された場合には、予め登録されている所定のメッセージ
を発信側電話へ送信せずに、直ちに発信側電話と着信側
電話とを通話可能な状態にし、特定番号が付加されない
場合には、所定のメッセージを発信側電話へ送信した
後、発信側電話と着信側電話とを通話可能な状態にする
ことを特徴とするものである。
【0011】上記において、「所定のメッセージ」は、
音声であるか映像であるかは問わない。すなわち、音声
のみを伝送できる電話システムにあっては音声メッセー
ジであればよく、TV電話のように映像をも伝送できる
電話システムにあっては音声メッセージおよび/または
映像メッセージであればよい。
音声であるか映像であるかは問わない。すなわち、音声
のみを伝送できる電話システムにあっては音声メッセー
ジであればよく、TV電話のように映像をも伝送できる
電話システムにあっては音声メッセージおよび/または
映像メッセージであればよい。
【0012】「通話可能な状態にする」とは、発信側電
話の利用者と着信側電話の利用者とが会話(音声による
ものであるか映像によるものであるかは問わない)を行
うことができるようにすることを意味し、例えば、メッ
セージを発信側電話へ送信した後に両者の電話回線を接
続し着信側電話の受話器がとられたら直ちに会話できる
ようにするもの、初めから両者の電話回線を接続してお
きメッセージを発信側電話へ送信した後に両者間で会話
ができるようにするもの等である。なお、後者の場合に
あっては、メッセージを発信側電話へ送信している間
に、着信側電話の受話器がとられたら、例えば、着信側
電話に「発信側電話へメッセージを送信している」旨の
メッセージを送信し、発信側電話へのメッセージの送信
をした後に、直ちに両者間で会話ができるようにするこ
とができる。
話の利用者と着信側電話の利用者とが会話(音声による
ものであるか映像によるものであるかは問わない)を行
うことができるようにすることを意味し、例えば、メッ
セージを発信側電話へ送信した後に両者の電話回線を接
続し着信側電話の受話器がとられたら直ちに会話できる
ようにするもの、初めから両者の電話回線を接続してお
きメッセージを発信側電話へ送信した後に両者間で会話
ができるようにするもの等である。なお、後者の場合に
あっては、メッセージを発信側電話へ送信している間
に、着信側電話の受話器がとられたら、例えば、着信側
電話に「発信側電話へメッセージを送信している」旨の
メッセージを送信し、発信側電話へのメッセージの送信
をした後に、直ちに両者間で会話ができるようにするこ
とができる。
【0013】上記メッセージを送信するに際し、メッセ
ージが複数登録されている場合には、登録されているメ
ッセージの中から、少なくとも1つのメッセージを選択
して送信するのが望ましい。この選択に際しては、例え
ば登録されている複数のメッセージの中から任意(ラン
ダム)に選択したり、所定の選択条件に従って選択する
とよい。ランダムに選択する場合には、その選択確率が
均等になるようにするのが望ましい。また、所定の選択
条件に従って選択する場合には、種々の選択条件を設定
することができるが、特に発信側電話の電話番号に基づ
いて選択条件を設定するのが望ましい。「電話番号に基
づいて条件を設定する」とは、電話番号そのものを条件
とするものに限らず、電話番号から抽出可能な情報に基
づいて条件設定するものも含む。例えば、電話番号は地
域に応じて付与されているから、電話番号から発信地域
を認識することができるので、メッセージを送信すべき
地域を選択条件とすることができる。また、携帯電話や
PHSのように個人ユースとしての使用形態が多い電話
にあっては、契約時に登録されている個人情報を電話番
号に基づいて検索することができるので、個人情報中
の、例えば性別,年齢層,趣味等を選択条件としたり、
通話料金の支払形態すなわち代金の決済方法(現金払
い,クレジット払い等)を選択条件とすることもでき
る。
ージが複数登録されている場合には、登録されているメ
ッセージの中から、少なくとも1つのメッセージを選択
して送信するのが望ましい。この選択に際しては、例え
ば登録されている複数のメッセージの中から任意(ラン
ダム)に選択したり、所定の選択条件に従って選択する
とよい。ランダムに選択する場合には、その選択確率が
均等になるようにするのが望ましい。また、所定の選択
条件に従って選択する場合には、種々の選択条件を設定
することができるが、特に発信側電話の電話番号に基づ
いて選択条件を設定するのが望ましい。「電話番号に基
づいて条件を設定する」とは、電話番号そのものを条件
とするものに限らず、電話番号から抽出可能な情報に基
づいて条件設定するものも含む。例えば、電話番号は地
域に応じて付与されているから、電話番号から発信地域
を認識することができるので、メッセージを送信すべき
地域を選択条件とすることができる。また、携帯電話や
PHSのように個人ユースとしての使用形態が多い電話
にあっては、契約時に登録されている個人情報を電話番
号に基づいて検索することができるので、個人情報中
の、例えば性別,年齢層,趣味等を選択条件としたり、
通話料金の支払形態すなわち代金の決済方法(現金払
い,クレジット払い等)を選択条件とすることもでき
る。
【0014】なお、発信側電話番号に基づくことなく、
例えば期間や時間を設定して、設定期間或いは設定時間
内のみ選択の対象となるように選択条件を設定してもよ
い。また、登録されているメッセージが1つしかない場
合であっても、上記選択条件と同じ基準で、そのメッセ
ージを送信するかしないかを決定するようにしてもよ
い。
例えば期間や時間を設定して、設定期間或いは設定時間
内のみ選択の対象となるように選択条件を設定してもよ
い。また、登録されているメッセージが1つしかない場
合であっても、上記選択条件と同じ基準で、そのメッセ
ージを送信するかしないかを決定するようにしてもよ
い。
【0015】上記のようにメッセージの送信を行うに際
しては、例えばメッセージが企業メッセージである場合
には、発信側電話に対して、そのメッセージの送信に応
じた通話料割引の課金処理を行うようにしてもよい。
しては、例えばメッセージが企業メッセージである場合
には、発信側電話に対して、そのメッセージの送信に応
じた通話料割引の課金処理を行うようにしてもよい。
【0016】ここで、上述のように「通話可能な状態に
する」に際して、初めから両者の電話回線を接続してお
きメッセージを発信側電話へ送信した後に両者間で会話
ができるようにする接続方法を採用する場合において、
メッセージ送信中に着信側電話の受話器があげられたと
きメッセージの送信を中断して両者間で会話できるよう
にしてもよい。この場合には、選択したメッセージの送
信が確実に行われたかどうかを検出し、また選択したメ
ッセージが複数である場合には各メッセージ毎に送信が
行われたかどうかを検出し、既に送信済のメッセージが
ある場合には、上述同様、その送信済のメッセージに応
じた通話料割引の課金処理を行うようにしてもよい。ま
た、1メッセージの送信が完結していない部分送信がさ
れたものについては、その部分送信に応じた課金処理を
行うようにしてもよい。
する」に際して、初めから両者の電話回線を接続してお
きメッセージを発信側電話へ送信した後に両者間で会話
ができるようにする接続方法を採用する場合において、
メッセージ送信中に着信側電話の受話器があげられたと
きメッセージの送信を中断して両者間で会話できるよう
にしてもよい。この場合には、選択したメッセージの送
信が確実に行われたかどうかを検出し、また選択したメ
ッセージが複数である場合には各メッセージ毎に送信が
行われたかどうかを検出し、既に送信済のメッセージが
ある場合には、上述同様、その送信済のメッセージに応
じた通話料割引の課金処理を行うようにしてもよい。ま
た、1メッセージの送信が完結していない部分送信がさ
れたものについては、その部分送信に応じた課金処理を
行うようにしてもよい。
【0017】上記メッセージの送信を終了させる条件と
しても種々の条件を設定できるが、特に個々のメッセー
ジに対して夫々所定回数を設定しておき夫々のメッセー
ジの送信がその所定回数行われたら、その時点で発信側
電話への該メッセージの送信を終了させるのが望まし
い。なお、これに限らず、例えば個々のメッセージに対
して夫々所定期間を設定し、その設定期間経過後に終了
させてもよい。
しても種々の条件を設定できるが、特に個々のメッセー
ジに対して夫々所定回数を設定しておき夫々のメッセー
ジの送信がその所定回数行われたら、その時点で発信側
電話への該メッセージの送信を終了させるのが望まし
い。なお、これに限らず、例えば個々のメッセージに対
して夫々所定期間を設定し、その設定期間経過後に終了
させてもよい。
【0018】そして、メッセージが複数登録されていれ
ば、この終了させたメッセージ以外のメッセージの中か
ら選択して送信するようにすればよい。
ば、この終了させたメッセージ以外のメッセージの中か
ら選択して送信するようにすればよい。
【0019】本発明による電話回線の接続装置は、発信
側電話から着信側電話へ電話回線を接続する接続装置で
あって、予め所定のメッセージを登録しておくメッセー
ジ登録手段と、着信側電話番号の前に付加された特定番
号を識別する番号識別手段と、該番号識別手段が特定番
号を認識した場合には、メッセージ登録手段に登録され
ているメッセージを発信側電話へ送信した後、発信側電
話と着信側電話とを通話可能な状態にする回線制御手段
とを備えたことを特徴とするものである。
側電話から着信側電話へ電話回線を接続する接続装置で
あって、予め所定のメッセージを登録しておくメッセー
ジ登録手段と、着信側電話番号の前に付加された特定番
号を識別する番号識別手段と、該番号識別手段が特定番
号を認識した場合には、メッセージ登録手段に登録され
ているメッセージを発信側電話へ送信した後、発信側電
話と着信側電話とを通話可能な状態にする回線制御手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0020】また、本発明による電話回線の接続装置
は、発信側電話から着信側電話へ電話回線を接続する接
続装置であって、予め所定のメッセージを登録しておく
メッセージ登録手段と、着信側電話番号の前に付加され
た特定番号を識別する番号識別手段と、該番号識別手段
が特定番号を認識した場合には、メッセージ登録手段に
登録されているメッセージを発信側電話へ送信せずに、
直ちに発信側電話と着信側電話とを通話可能な状態に
し、特定番号が付加されない場合には、所定のメッセー
ジを発信側電話へ送信した後、発信側電話と着信側電話
とを通話可能な状態にする回線制御手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
は、発信側電話から着信側電話へ電話回線を接続する接
続装置であって、予め所定のメッセージを登録しておく
メッセージ登録手段と、着信側電話番号の前に付加され
た特定番号を識別する番号識別手段と、該番号識別手段
が特定番号を認識した場合には、メッセージ登録手段に
登録されているメッセージを発信側電話へ送信せずに、
直ちに発信側電話と着信側電話とを通話可能な状態に
し、特定番号が付加されない場合には、所定のメッセー
ジを発信側電話へ送信した後、発信側電話と着信側電話
とを通話可能な状態にする回線制御手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0021】上記いずれの接続装置も、発信側電話に対
して、メッセージの送信に応じた課金処理を行う課金手
段をさらに備えたものとするのが望ましい。
して、メッセージの送信に応じた課金処理を行う課金手
段をさらに備えたものとするのが望ましい。
【0022】
【発明の効果】本発明による電話回線の接続方法および
接続装置によれば、着信側電話番号の前に特定番号が付
加された場合には、予め登録してあるメッセージを発信
側電話に送信するようにしたので、着信側電話番号が何
であるかに拘わらず、特定番号を付加してダイヤルした
発信側電話全てにメッセージを送信することができるよ
うになり、同一メッセージをより多くのユーザに送信す
ることができるようになり、もって企業コマーシャルに
電話を利用することができるようになる。また、特定番
号が付加されていなければ、通常の回線接続方法とすれ
ばよいから、発信側電話の利用者が特定番号を付加して
ダイヤルしたときのみメッセージ送信を希望したときで
あるとすることができ、メッセージ送信の有無を発信側
電話の利用者に任せることができるので、特段の問題を
生じることもない。
接続装置によれば、着信側電話番号の前に特定番号が付
加された場合には、予め登録してあるメッセージを発信
側電話に送信するようにしたので、着信側電話番号が何
であるかに拘わらず、特定番号を付加してダイヤルした
発信側電話全てにメッセージを送信することができるよ
うになり、同一メッセージをより多くのユーザに送信す
ることができるようになり、もって企業コマーシャルに
電話を利用することができるようになる。また、特定番
号が付加されていなければ、通常の回線接続方法とすれ
ばよいから、発信側電話の利用者が特定番号を付加して
ダイヤルしたときのみメッセージ送信を希望したときで
あるとすることができ、メッセージ送信の有無を発信側
電話の利用者に任せることができるので、特段の問題を
生じることもない。
【0023】また、着信側電話番号の前に特定番号が付
加された場合には、予め登録されている所定のメッセー
ジを発信側電話へ送信せずに、直ちに発信側電話と着信
側電話とを通話可能な状態にし、一方、特定番号が付加
されない場合には、所定のメッセージを発信側電話へ送
信した後、発信側電話と着信側電話とを通話可能な状態
にするようにすれば、上記とは逆に、特定番号を付加せ
ずにダイヤルした発信側電話全てにメッセージを送信す
ることができるようになる、上記同様同一メッセージを
より多くのユーザに送信することができる。また、特定
番号が付加された場合にはメッセージを送信することな
く直ちに両者間での会話ができるようにしたので、メッ
セージ送信の有無を発信側電話の利用者に任せることが
でき、上記同様特段の問題を生じることもない。
加された場合には、予め登録されている所定のメッセー
ジを発信側電話へ送信せずに、直ちに発信側電話と着信
側電話とを通話可能な状態にし、一方、特定番号が付加
されない場合には、所定のメッセージを発信側電話へ送
信した後、発信側電話と着信側電話とを通話可能な状態
にするようにすれば、上記とは逆に、特定番号を付加せ
ずにダイヤルした発信側電話全てにメッセージを送信す
ることができるようになる、上記同様同一メッセージを
より多くのユーザに送信することができる。また、特定
番号が付加された場合にはメッセージを送信することな
く直ちに両者間での会話ができるようにしたので、メッ
セージ送信の有無を発信側電話の利用者に任せることが
でき、上記同様特段の問題を生じることもない。
【0024】また、送信するメッセージは1つとは限ら
ず複数登録することも可能であり、その場合には、例え
ばランダムに選択するようにすれば、複数の会社或いは
同一会社の異なるメッセージ等複数のメッセージを予め
登録しておく注文を受けることができ接続装置を有する
電話会社にとって好都合となるし、また発信側電話に種
々のメッセージを送信することができるから、企業コマ
ーシャルの利用形態として好適なものとなる。
ず複数登録することも可能であり、その場合には、例え
ばランダムに選択するようにすれば、複数の会社或いは
同一会社の異なるメッセージ等複数のメッセージを予め
登録しておく注文を受けることができ接続装置を有する
電話会社にとって好都合となるし、また発信側電話に種
々のメッセージを送信することができるから、企業コマ
ーシャルの利用形態として好適なものとなる。
【0025】さらに、このようにメッセージが複数登録
されている場合に、所定の選択条件に従って選択したも
のを送信するようにすれば、各メッセージに適合する発
信側電話にだけそのメッセージを送信することができる
ので、例えば企業コマーシャルにこのメッセージ送信を
利用すれば、その企業のメッセージを伝えたい者にだけ
送信できるので、無駄な送信をすることがなく、効果的
なコマーシャルを行うことができる。
されている場合に、所定の選択条件に従って選択したも
のを送信するようにすれば、各メッセージに適合する発
信側電話にだけそのメッセージを送信することができる
ので、例えば企業コマーシャルにこのメッセージ送信を
利用すれば、その企業のメッセージを伝えたい者にだけ
送信できるので、無駄な送信をすることがなく、効果的
なコマーシャルを行うことができる。
【0026】また送信回数を設定して、その設定回数だ
けの送信を行った後は送信を終了させるようにすれば、
無駄な送信を行うことを避けることができ、またその設
定回数に応じたメッセージ登録料を企業等のメッセージ
提供者からコマーシャル料として徴収することもでき
る。
けの送信を行った後は送信を終了させるようにすれば、
無駄な送信を行うことを避けることができ、またその設
定回数に応じたメッセージ登録料を企業等のメッセージ
提供者からコマーシャル料として徴収することもでき
る。
【0027】さらに、このようなメッセージ送信に応じ
た課金処理を発信側電話に対して行うようにすれば、電
話会社はメッセージ配給元である企業等から徴収したコ
マーシャル料を資金として、発信側電話に対して通話料
を下げる割引サービスを行うこともできる。すなわち、
メッセージ提供者である企業等は、電話会社にメッセー
ジ登録料を支払うことによりメッセージ送信を利用して
企業コマーシャル等を行うことができ、発信側電話の利
用者は着信側電話番号に特定の電話番号を付加する或い
は特定番号を付加しないことで、企業コマーシャル等を
聴く代わりに割引サービスを受け安い通話料で電話をか
けることができるようになる。これは、今日、通話料の
価格競争が激しい中にあって、上記メッセージ送信を行
うサービスを低価格化のための一手段として利用するこ
とができ、本発明は時代にニーズに極めて適合するもの
である。
た課金処理を発信側電話に対して行うようにすれば、電
話会社はメッセージ配給元である企業等から徴収したコ
マーシャル料を資金として、発信側電話に対して通話料
を下げる割引サービスを行うこともできる。すなわち、
メッセージ提供者である企業等は、電話会社にメッセー
ジ登録料を支払うことによりメッセージ送信を利用して
企業コマーシャル等を行うことができ、発信側電話の利
用者は着信側電話番号に特定の電話番号を付加する或い
は特定番号を付加しないことで、企業コマーシャル等を
聴く代わりに割引サービスを受け安い通話料で電話をか
けることができるようになる。これは、今日、通話料の
価格競争が激しい中にあって、上記メッセージ送信を行
うサービスを低価格化のための一手段として利用するこ
とができ、本発明は時代にニーズに極めて適合するもの
である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態による電話回線の接続装置を利用した電話システ
ムを示す図である。
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態による電話回線の接続装置を利用した電話システ
ムを示す図である。
【0029】図1に示すように、このシステムは、発信
側電話10と、着信側電話20と、接続装置30とから構成さ
れている。この電話システムは、音声のみを伝送できる
電話システムであってもよいし、TV電話システムであ
ってもよい。
側電話10と、着信側電話20と、接続装置30とから構成さ
れている。この電話システムは、音声のみを伝送できる
電話システムであってもよいし、TV電話システムであ
ってもよい。
【0030】接続装置30は、予め複数の所定のメッセー
ジを登録しておくメッセージ登録手段32と、着信側電話
番号Rの前に付加された特定番号Nを識別する番号識別
手段34と、番号識別手段34が特定番号Nを認識した場合
には、メッセージ登録手段32に登録されているメッセー
ジの中から、少なくとも1つのメッセージを選択して、
その選択した全メッセージを発信側電話10へ送信した
後、発信側電話10と着信側電話20とを通話可能な状態に
する回線制御手段36と、発信側電話10に対して、メッセ
ージの送信に応じた課金処理を行う課金手段38とを備え
ている。
ジを登録しておくメッセージ登録手段32と、着信側電話
番号Rの前に付加された特定番号Nを識別する番号識別
手段34と、番号識別手段34が特定番号Nを認識した場合
には、メッセージ登録手段32に登録されているメッセー
ジの中から、少なくとも1つのメッセージを選択して、
その選択した全メッセージを発信側電話10へ送信した
後、発信側電話10と着信側電話20とを通話可能な状態に
する回線制御手段36と、発信側電話10に対して、メッセ
ージの送信に応じた課金処理を行う課金手段38とを備え
ている。
【0031】特定番号Nは、例えば「ABCD」(AB
CDは任意の番号)という4桁の番号であってもよい
し、4桁に限らず他の桁数のもの、例えば6桁であって
もよい。また「#」や「*」等の記号を付加したもので
あってもよい。
CDは任意の番号)という4桁の番号であってもよい
し、4桁に限らず他の桁数のもの、例えば6桁であって
もよい。また「#」や「*」等の記号を付加したもので
あってもよい。
【0032】発信側電話10は、着信側電話20の電話番号
Rをダイヤルしたら自動的にその番号Rの前に特定番号
Nを付加して接続装置30に出力するように、自動ダイヤ
ル用のアダプタを備えたものとしてもよい。また、特定
番号Nを登録しておき、所定のボタンを押し下げて着信
側電話番号Rをダイヤルしたときはその着信側電話番号
Rの前に特定番号Nを自動的に付加し、そうでないとき
には特定番号Nを付加することなく着信側電話番号Rを
接続装置30に出力するように、いわゆるワンタッチダイ
ヤル式にしてもよい。さらに、メッセージ送信を行う電
話会社が複数ある場合には、特定番号Nとして異なる複
数の番号を登録しておき、この中からいずれかを押し下
げボタンで選択できるようにしてもよい。さらにまた、
これら特定番号Nは変更できるようにするとよい。
Rをダイヤルしたら自動的にその番号Rの前に特定番号
Nを付加して接続装置30に出力するように、自動ダイヤ
ル用のアダプタを備えたものとしてもよい。また、特定
番号Nを登録しておき、所定のボタンを押し下げて着信
側電話番号Rをダイヤルしたときはその着信側電話番号
Rの前に特定番号Nを自動的に付加し、そうでないとき
には特定番号Nを付加することなく着信側電話番号Rを
接続装置30に出力するように、いわゆるワンタッチダイ
ヤル式にしてもよい。さらに、メッセージ送信を行う電
話会社が複数ある場合には、特定番号Nとして異なる複
数の番号を登録しておき、この中からいずれかを押し下
げボタンで選択できるようにしてもよい。さらにまた、
これら特定番号Nは変更できるようにするとよい。
【0033】このように押し下げボタンの操作で特定番
号Nを付加するか否かを選択できるようにすると、アダ
プタの場合には常に特定番号Nが付加されるのに比べ
て、メッセージ送信の有無を選択できるので便利であ
る。
号Nを付加するか否かを選択できるようにすると、アダ
プタの場合には常に特定番号Nが付加されるのに比べ
て、メッセージ送信の有無を選択できるので便利であ
る。
【0034】以下図2に示したフローチャートを参照し
て、接続装置30の作用について説明する。尚、図中ステ
ップ番号はST印を付けて示す。
て、接続装置30の作用について説明する。尚、図中ステ
ップ番号はST印を付けて示す。
【0035】先ず、発信側電話10において着信側電話20
の電話番号Rをダイヤルする。この際、本発明によるメ
ッセージ送信を行うサービスを利用する場合には、その
サービスを特定する特定番号Nを着信側電話番号Rの前
にダイヤルする(ST10)。
の電話番号Rをダイヤルする。この際、本発明によるメ
ッセージ送信を行うサービスを利用する場合には、その
サービスを特定する特定番号Nを着信側電話番号Rの前
にダイヤルする(ST10)。
【0036】接続装置30の番号識別手段34が、発信側電
話10が特定番号Nをダイヤルしたかどうかを認識し(S
T12)、発信側電話10が特定番号Nをダイヤルしてい
たときには(ST12−YES)、メッセージ登録手段
32に登録されているメッセージの中から、所定の選択条
件に従って少なくとも1つのメッセージを選択して(S
T14)、それを発信側電話10へ送信する(ST1
6)。
話10が特定番号Nをダイヤルしたかどうかを認識し(S
T12)、発信側電話10が特定番号Nをダイヤルしてい
たときには(ST12−YES)、メッセージ登録手段
32に登録されているメッセージの中から、所定の選択条
件に従って少なくとも1つのメッセージを選択して(S
T14)、それを発信側電話10へ送信する(ST1
6)。
【0037】ここでステップ14におけるメッセージの
選択方法としては、種々の方法を利用できる。例えば図
3(A)に示すように、1ダイヤル毎に1つのメッセー
ジを送信することとし、登録されているメッセージ(登
録番号1,2,・・・n)の中から送信するメッセージ
の登録番号を順次変更していくようにしてもよい。或い
は、図3(B)に示すように、抽選箱32aの中からラン
ダムに1つを選択するが如く、乱数を発生させてその乱
数に対応するメッセージを送信してもよい。この場合、
選択確率が平均化されるような乱数を発生させるのが好
ましい。
選択方法としては、種々の方法を利用できる。例えば図
3(A)に示すように、1ダイヤル毎に1つのメッセー
ジを送信することとし、登録されているメッセージ(登
録番号1,2,・・・n)の中から送信するメッセージ
の登録番号を順次変更していくようにしてもよい。或い
は、図3(B)に示すように、抽選箱32aの中からラン
ダムに1つを選択するが如く、乱数を発生させてその乱
数に対応するメッセージを送信してもよい。この場合、
選択確率が平均化されるような乱数を発生させるのが好
ましい。
【0038】また、登録されている全てのメッセージの
中から選択するのではなく、図3(C)に示すように、
所定の選択条件に基づいて予め選択対象メッセージを絞
り、この選択対象メッセージの中から最終的に送信すべ
きメッセージを上述のようにランダムに選択するように
してもよい。ここで、選択条件としては、例えば、発信
側電話の電話番号Tを条件としてもよい。また、この発
信側電話番号Tから抽出可能な情報に基づいて条件設定
するようにしてもよい。具体的には、上述したように、
電話番号が表す発信地域や、性別,年齢層,趣味,代金
の決済方法等を選択条件とすることができる。例えば、
メッセージ1が20歳代のOL向けのもので、メッセー
ジ2がシルバー層向けのものであるような場合、発信側
電話番号Tが「20歳代のOL」として登録されていれ
ば、メッセージ1を選択対象メッセージとし、「シルバ
ー層」として登録されていれば選択対象メッセージとし
ないことができる。メッセージ2についても同様であ
る。このように予め選択対象メッセージを絞ることによ
り、そのメッセージを伝えたい者に確実に送信すること
ができるので、企業コマーシャルとして効果的なメッセ
ージ送信を行うことができる。ここで、発信側電話番号
Tの識別に際しては、これを回線制御手段36が行っても
よいが、番号識別という観点から上述の番号識別手段34
が行ってその結果を回線制御手段36に入力するようにし
てもよい。
中から選択するのではなく、図3(C)に示すように、
所定の選択条件に基づいて予め選択対象メッセージを絞
り、この選択対象メッセージの中から最終的に送信すべ
きメッセージを上述のようにランダムに選択するように
してもよい。ここで、選択条件としては、例えば、発信
側電話の電話番号Tを条件としてもよい。また、この発
信側電話番号Tから抽出可能な情報に基づいて条件設定
するようにしてもよい。具体的には、上述したように、
電話番号が表す発信地域や、性別,年齢層,趣味,代金
の決済方法等を選択条件とすることができる。例えば、
メッセージ1が20歳代のOL向けのもので、メッセー
ジ2がシルバー層向けのものであるような場合、発信側
電話番号Tが「20歳代のOL」として登録されていれ
ば、メッセージ1を選択対象メッセージとし、「シルバ
ー層」として登録されていれば選択対象メッセージとし
ないことができる。メッセージ2についても同様であ
る。このように予め選択対象メッセージを絞ることによ
り、そのメッセージを伝えたい者に確実に送信すること
ができるので、企業コマーシャルとして効果的なメッセ
ージ送信を行うことができる。ここで、発信側電話番号
Tの識別に際しては、これを回線制御手段36が行っても
よいが、番号識別という観点から上述の番号識別手段34
が行ってその結果を回線制御手段36に入力するようにし
てもよい。
【0039】尚、メッセージの登録に際しては、送信回
数を終了条件として設定するとよい。また、この設定回
数だけ送信した後は、そのメッセージの送信を終了さ
せ、登録を抹消するとよい。そうすれば、接続装置30の
保有者である電話会社がメッセージ提供者である企業等
から、その回数に応じたメッセージ登録料をコマーシャ
ル料として徴収することができる。
数を終了条件として設定するとよい。また、この設定回
数だけ送信した後は、そのメッセージの送信を終了さ
せ、登録を抹消するとよい。そうすれば、接続装置30の
保有者である電話会社がメッセージ提供者である企業等
から、その回数に応じたメッセージ登録料をコマーシャ
ル料として徴収することができる。
【0040】回線制御手段36は、選択した全メッセージ
の送信を行った後、発信側電話10と着信側電話20との回
線を接続する(ST18)。両者間での通話が終了した
ら、課金手段38が、このメッセージ送信に応じた課金処
理を行う(ST19)。具体的には、上記メッセージ送
信を企業コマーシャルとして利用している場合には、割
引サービスを行うことができる。
の送信を行った後、発信側電話10と着信側電話20との回
線を接続する(ST18)。両者間での通話が終了した
ら、課金手段38が、このメッセージ送信に応じた課金処
理を行う(ST19)。具体的には、上記メッセージ送
信を企業コマーシャルとして利用している場合には、割
引サービスを行うことができる。
【0041】一方、発信側電話10において特定番号Nが
ダイヤルされていないときは、ステップ12で特定番号
Nがダイヤルされていないと認識し(ST12−N
O)、上述のようなメッセージ送信を行うことなく、直
ちに発信側電話10と着信側電話20との回線を接続し(S
T18)、両者間での通話が終了したら、課金手段38が
通常の課金処理を行う(ST19)。
ダイヤルされていないときは、ステップ12で特定番号
Nがダイヤルされていないと認識し(ST12−N
O)、上述のようなメッセージ送信を行うことなく、直
ちに発信側電話10と着信側電話20との回線を接続し(S
T18)、両者間での通話が終了したら、課金手段38が
通常の課金処理を行う(ST19)。
【0042】次に、図4に示したフローチャートを参照
して、図2に示したものとは異なる接続方法について説
明する。なお、上述とは異なる点のみについて説明す
る。
して、図2に示したものとは異なる接続方法について説
明する。なお、上述とは異なる点のみについて説明す
る。
【0043】発信側電話10において着信側電話番号Rを
ダイヤルすると、接続装置30の回線制御手段36は、直ち
に発信側電話10と着信側電話20との回線を接続する(S
T11)。そして番号識別手段34が、発信側電話10が特
定番号Nをダイヤルしたかどうかを認識し(ST1
2)、発信側電話10が特定番号Nをダイヤルしていたと
きには(ST12−YES)、メッセージ登録手段32に
登録されているメッセージの中から、少なくとも1つの
メッセージを選択して(ST14)、その選択した全メ
ッセージを発信側電話10へ送信する(ST16)。回線
制御手段36は、このメッセージ送信がされた後、発信側
電話10と着信側電話20との間で会話ができるようにする
(ST17)。ステップ16において、全メッセージの
送信が完結する前すなわちメッセージ送信中に着信側電
話の受話器があげられたときには、着信側電話に「発信
側電話へメッセージを送信している」旨のメッセージを
送信し、発信側電話への全メッセージの送信をした後
に、直ちに両者間で会話ができるようにする。
ダイヤルすると、接続装置30の回線制御手段36は、直ち
に発信側電話10と着信側電話20との回線を接続する(S
T11)。そして番号識別手段34が、発信側電話10が特
定番号Nをダイヤルしたかどうかを認識し(ST1
2)、発信側電話10が特定番号Nをダイヤルしていたと
きには(ST12−YES)、メッセージ登録手段32に
登録されているメッセージの中から、少なくとも1つの
メッセージを選択して(ST14)、その選択した全メ
ッセージを発信側電話10へ送信する(ST16)。回線
制御手段36は、このメッセージ送信がされた後、発信側
電話10と着信側電話20との間で会話ができるようにする
(ST17)。ステップ16において、全メッセージの
送信が完結する前すなわちメッセージ送信中に着信側電
話の受話器があげられたときには、着信側電話に「発信
側電話へメッセージを送信している」旨のメッセージを
送信し、発信側電話への全メッセージの送信をした後
に、直ちに両者間で会話ができるようにする。
【0044】一方、発信側電話10が特定番号Nをダイヤ
ルしていないときには(ST12−NO)、メッセージ
を発信側電話10へ送信せずに、着信側電話20の受話器が
持ち上げられたら、直ちに発信側電話10と着信側電話20
との間で会話ができるようにする。
ルしていないときには(ST12−NO)、メッセージ
を発信側電話10へ送信せずに、着信側電話20の受話器が
持ち上げられたら、直ちに発信側電話10と着信側電話20
との間で会話ができるようにする。
【0045】両者間での通話が終了したら、課金手段38
が、メッセージ送信に応じた課金処理を行う(ST1
9)。
が、メッセージ送信に応じた課金処理を行う(ST1
9)。
【0046】なお、ステップ16において、メッセージ
送信中に着信側電話の受話器があげられたときには、上
述とは異なり、相手側を待たせないようにメッセージの
送信を中断して直ちに両者間で会話できるようにしても
よい。この場合には、選択した各メッセージ毎に送信が
行われたかどうかを検出し、送信済のメッセージについ
てはメッセージ送信に応じた課金処理を、また送信が完
結していない部分送信がされたものについてはその部分
送信に応じた課金処理を行う等、種々の課金処理の態様
をとることもできる。
送信中に着信側電話の受話器があげられたときには、上
述とは異なり、相手側を待たせないようにメッセージの
送信を中断して直ちに両者間で会話できるようにしても
よい。この場合には、選択した各メッセージ毎に送信が
行われたかどうかを検出し、送信済のメッセージについ
てはメッセージ送信に応じた課金処理を、また送信が完
結していない部分送信がされたものについてはその部分
送信に応じた課金処理を行う等、種々の課金処理の態様
をとることもできる。
【0047】このように、図2および図4に示したいず
れの回線制御方法を使用しても、特定番号Nの有無に応
じて、メッセージ送信を制御することができる。
れの回線制御方法を使用しても、特定番号Nの有無に応
じて、メッセージ送信を制御することができる。
【0048】次に接続装置の他の態様(図5参照)につ
いて説明する。図1に示したものは、同一地区局番(例
えばNTT電話番号であれば、上位6桁)を有する発信
側電話10と着信側電話20との間での回線接続を示したも
のである。一方、図5に示したものは、異なる地区局番
の発信側電話10と着信側電話20とを接続する態様を示し
たものである。接続装置40は、電波D1または接続ケーブ
ルD2により接続された、発信側電話10の中継器42および
受信側電話20の中継器44を備えている。そして、これら
中継器42または44のいずれか、または両者に適当に配分
することによって上述した接続装置30に備えられた各種
手段を備えるようにしている(図示せず)。
いて説明する。図1に示したものは、同一地区局番(例
えばNTT電話番号であれば、上位6桁)を有する発信
側電話10と着信側電話20との間での回線接続を示したも
のである。一方、図5に示したものは、異なる地区局番
の発信側電話10と着信側電話20とを接続する態様を示し
たものである。接続装置40は、電波D1または接続ケーブ
ルD2により接続された、発信側電話10の中継器42および
受信側電話20の中継器44を備えている。そして、これら
中継器42または44のいずれか、または両者に適当に配分
することによって上述した接続装置30に備えられた各種
手段を備えるようにしている(図示せず)。
【0049】尚、電波D1または接続ケーブルD2間に、さ
らに中継器を備えるようにしてもよい。またその際に
は、異なる電話回線会社の中継器を備えるようにしても
よい。そして、上述の接続装置30に備えられた各種手段
を、これらさらに備えられた中継器のいずれかに或いは
上述の中継器との間で適当に配分して備えるようにして
もよい。
らに中継器を備えるようにしてもよい。またその際に
は、異なる電話回線会社の中継器を備えるようにしても
よい。そして、上述の接続装置30に備えられた各種手段
を、これらさらに備えられた中継器のいずれかに或いは
上述の中継器との間で適当に配分して備えるようにして
もよい。
【0050】図6は通常の宅内電話と、携帯電話,PH
S等の移動型電話との回線を接続する接続装置50の態様
を示したものである。本例では宅内電話が発信側電話10
であり、移動型電話が着信側電話22である。この接続装
置50は、発信側電話10の中継局52と着信側電話22の中継
局54とを備えている。図から明らかなように、着信側電
話22の中継局54が、移動型電話用の中継局であるという
点を除いて、上記図4に示した接続装置40と異なるとこ
ろはない。
S等の移動型電話との回線を接続する接続装置50の態様
を示したものである。本例では宅内電話が発信側電話10
であり、移動型電話が着信側電話22である。この接続装
置50は、発信側電話10の中継局52と着信側電話22の中継
局54とを備えている。図から明らかなように、着信側電
話22の中継局54が、移動型電話用の中継局であるという
点を除いて、上記図4に示した接続装置40と異なるとこ
ろはない。
【0051】なお、図5において、は着信側電話22が宅
内電話であって、発信側電話10が移動型電話であるもの
としてもよい。さらに、図1において、発信側電話10お
よび着信側電話20のいずれもが移動型電話であってもよ
い。
内電話であって、発信側電話10が移動型電話であるもの
としてもよい。さらに、図1において、発信側電話10お
よび着信側電話20のいずれもが移動型電話であってもよ
い。
【0052】上記説明は、着信側電話番号の前に特定番
号が付加された場合には、予め登録されている所定のメ
ッセージを発信側電話へ送信した後、この発信側電話と
着信側電話とを通話可能な状態にするものについて説明
したものである。
号が付加された場合には、予め登録されている所定のメ
ッセージを発信側電話へ送信した後、この発信側電話と
着信側電話とを通話可能な状態にするものについて説明
したものである。
【0053】本発明は、上述とは逆に、着信側電話番号
の前に特定番号が付加された場合には、予め登録されて
いる所定のメッセージを発信側電話へ送信せずに、直ち
に発信側電話と着信側電話とを通話可能な状態にし、特
定番号が付加されない場合には、所定のメッセージを発
信側電話へ送信した後、発信側電話と着信側電話とを通
話可能な状態にするものとしてもよい。以下このような
態様の接続装置40を適用した電話システムについて図7
〜図9を参照して説明する。
の前に特定番号が付加された場合には、予め登録されて
いる所定のメッセージを発信側電話へ送信せずに、直ち
に発信側電話と着信側電話とを通話可能な状態にし、特
定番号が付加されない場合には、所定のメッセージを発
信側電話へ送信した後、発信側電話と着信側電話とを通
話可能な状態にするものとしてもよい。以下このような
態様の接続装置40を適用した電話システムについて図7
〜図9を参照して説明する。
【0054】図7に示すように、このシステムは、発信
側電話10と、着信側電話20と、接続装置60とから構成さ
れている。上記同様、この電話システムは、音声のみを
伝送できる電話システムであってもよいし、TV電話シ
ステムであってもよい。
側電話10と、着信側電話20と、接続装置60とから構成さ
れている。上記同様、この電話システムは、音声のみを
伝送できる電話システムであってもよいし、TV電話シ
ステムであってもよい。
【0055】接続装置60は、予め複数の所定のメッセー
ジを登録しておくメッセージ登録手段62と、着信側電話
番号Rの前に付加された特定番号Lを識別する番号識別
手段64と、番号識別手段64が特定番号Lを認識した場合
には、メッセージ登録手段62に登録されているメッセー
ジを発信側電話10へ送信せずに、直ちに発信側電話10と
着信側電話20とを通話可能な状態にし、番号識別手段64
が特定番号Lを認識しない場合には、メッセージ登録手
段62に登録されているメッセージの中から、少なくとも
1つのメッセージを選択して、それを発信側電話10へ送
信した後、発信側電話10と着信側電話20とを通話可能な
状態にする回線制御手段66と、発信側電話10に対して、
メッセージの送信に応じた課金処理を行う課金手段68と
を備えている。すなわち、この接続装置60は、回線制御
手段66のメッセージ送信の制御方法が、特定番号Lの認
識結果に応じて、上記回線制御手段36とは逆の制御を行
うという点が異なり、その他のところは上記接続装置30
と同様である。
ジを登録しておくメッセージ登録手段62と、着信側電話
番号Rの前に付加された特定番号Lを識別する番号識別
手段64と、番号識別手段64が特定番号Lを認識した場合
には、メッセージ登録手段62に登録されているメッセー
ジを発信側電話10へ送信せずに、直ちに発信側電話10と
着信側電話20とを通話可能な状態にし、番号識別手段64
が特定番号Lを認識しない場合には、メッセージ登録手
段62に登録されているメッセージの中から、少なくとも
1つのメッセージを選択して、それを発信側電話10へ送
信した後、発信側電話10と着信側電話20とを通話可能な
状態にする回線制御手段66と、発信側電話10に対して、
メッセージの送信に応じた課金処理を行う課金手段68と
を備えている。すなわち、この接続装置60は、回線制御
手段66のメッセージ送信の制御方法が、特定番号Lの認
識結果に応じて、上記回線制御手段36とは逆の制御を行
うという点が異なり、その他のところは上記接続装置30
と同様である。
【0056】図8および図9は、接続装置60の作用につ
いて説明するフローチャートである。先ず図8に示した
フローチャートの場合について説明する。なお、この図
8は図2に示したフローチャートと対応するものであ
る。
いて説明するフローチャートである。先ず図8に示した
フローチャートの場合について説明する。なお、この図
8は図2に示したフローチャートと対応するものであ
る。
【0057】先ず、発信側電話10において着信側電話20
の電話番号Rをダイヤルする。接続装置60の回線制御手
段66は、番号識別手段64が特定番号Lを認識しない場合
には、メッセージ送信を行うサービスを行うようになっ
ている。従って、着信側電話20の電話番号Rをダイヤル
する際に、本発明によるメッセージ送信を行うサービス
を利用しない場合には、そのサービスをキャンセルする
特定番号Lを着信側電話番号Rの前にダイヤルする(S
T10)。
の電話番号Rをダイヤルする。接続装置60の回線制御手
段66は、番号識別手段64が特定番号Lを認識しない場合
には、メッセージ送信を行うサービスを行うようになっ
ている。従って、着信側電話20の電話番号Rをダイヤル
する際に、本発明によるメッセージ送信を行うサービス
を利用しない場合には、そのサービスをキャンセルする
特定番号Lを着信側電話番号Rの前にダイヤルする(S
T10)。
【0058】接続装置60の番号識別手段64が、発信側電
話10が特定番号Lをダイヤルしたかどうかを認識し(S
T12)、発信側電話10が特定番号Lをダイヤルしてい
ないときには(ST12−NO)、メッセージ登録手段
62に登録されているメッセージの中から、少なくとも1
つのメッセージを選択して(ST14)、それを発信側
電話10へ送信する(ST16)。このステップ14にお
けるメッセージの選択方法としては、上記接続装置30と
同様に種々の方法を利用できる。
話10が特定番号Lをダイヤルしたかどうかを認識し(S
T12)、発信側電話10が特定番号Lをダイヤルしてい
ないときには(ST12−NO)、メッセージ登録手段
62に登録されているメッセージの中から、少なくとも1
つのメッセージを選択して(ST14)、それを発信側
電話10へ送信する(ST16)。このステップ14にお
けるメッセージの選択方法としては、上記接続装置30と
同様に種々の方法を利用できる。
【0059】回線制御手段66は、このメッセージ送信が
された後、発信側電話10と着信側電話20との回線を接続
する(ST18)。両者間での通話が終了したら、課金
手段68が、このメッセージ送信に応じた課金処理を行う
(ST19)。
された後、発信側電話10と着信側電話20との回線を接続
する(ST18)。両者間での通話が終了したら、課金
手段68が、このメッセージ送信に応じた課金処理を行う
(ST19)。
【0060】一方、発信側電話10が特定番号Lをダイヤ
ルしていたために、ステップ12で特定番号Lがダイヤ
ルされていると認識したときには(ST12−YE
S)、上述のようなメッセージ送信を行うことなく、直
ちに発信側電話10と着信側電話20との回線を接続し(S
T18)、両者間での通話が終了したら、課金手段68が
通常の課金処理を行う(ST19)。
ルしていたために、ステップ12で特定番号Lがダイヤ
ルされていると認識したときには(ST12−YE
S)、上述のようなメッセージ送信を行うことなく、直
ちに発信側電話10と着信側電話20との回線を接続し(S
T18)、両者間での通話が終了したら、課金手段68が
通常の課金処理を行う(ST19)。
【0061】次に、図9に示したフローチャートの場合
について、図8とは異なる点のみについて説明する。な
お、この図9は図4に示したフローチャートと対応する
ものである。
について、図8とは異なる点のみについて説明する。な
お、この図9は図4に示したフローチャートと対応する
ものである。
【0062】発信側電話10において着信側電話番号Rを
ダイヤルすると、回線制御手段66は、直ちに発信側電話
10と着信側電話20との回線を接続する(ST11)。そ
して番号識別手段64が、発信側電話10が特定番号Lをダ
イヤルしたかどうかを認識し(ST12)、発信側電話
10において特定番号Lがダイヤルされていないときには
(ST12−NO)、メッセージ登録手段62に登録され
ているメッセージの中から、少なくとも1つのメッセー
ジを選択して(ST14)、それを発信側電話10へ送信
する(ST16)。回線制御手段66は、このメッセージ
送信がされた後、発信側電話10と着信側電話20との間で
会話ができるようにする(ST17)。
ダイヤルすると、回線制御手段66は、直ちに発信側電話
10と着信側電話20との回線を接続する(ST11)。そ
して番号識別手段64が、発信側電話10が特定番号Lをダ
イヤルしたかどうかを認識し(ST12)、発信側電話
10において特定番号Lがダイヤルされていないときには
(ST12−NO)、メッセージ登録手段62に登録され
ているメッセージの中から、少なくとも1つのメッセー
ジを選択して(ST14)、それを発信側電話10へ送信
する(ST16)。回線制御手段66は、このメッセージ
送信がされた後、発信側電話10と着信側電話20との間で
会話ができるようにする(ST17)。
【0063】一方、発信側電話10において特定番号Lが
ダイヤルされているときには(ST12−YES)、メ
ッセージを発信側電話10へ送信せずに、着信側電話20の
受話器が持ち上げられたら、直ちに発信側電話10と着信
側電話20との間で会話ができるようにする。
ダイヤルされているときには(ST12−YES)、メ
ッセージを発信側電話10へ送信せずに、着信側電話20の
受話器が持ち上げられたら、直ちに発信側電話10と着信
側電話20との間で会話ができるようにする。
【0064】両者間での通話が終了したら、課金手段68
が、メッセージ送信に応じた課金処理を行う(ST1
9)。
が、メッセージ送信に応じた課金処理を行う(ST1
9)。
【0065】このように、図8および図9に示したいず
れの回線制御方法を使用しても、特定番号Lの有無に応
じて、メッセージ送信を制御することができる。
れの回線制御方法を使用しても、特定番号Lの有無に応
じて、メッセージ送信を制御することができる。
【0066】なお、本発明による接続装置は、上述の接
続装置30および接続装置60のいずれかの態様を選択でき
るような接続装置とすることもできる。
続装置30および接続装置60のいずれかの態様を選択でき
るような接続装置とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による接続装置を利用した電話システム
の構成を示す図
の構成を示す図
【図2】上記接続装置の作用を説明するフローチャート
【図3】選択条件を説明する図(A)〜(C)
【図4】接続装置の他の作用例を説明するフローチャー
ト
ト
【図5】中継器を備えた接続装置を示す図
【図6】移動型電話用の中継器を備えた接続装置を示す
図
図
【図7】本発明による他の態様の接続装置を利用した電
話システムの構成を示す図
話システムの構成を示す図
【図8】上記他の態様の接続装置の作用を説明するフロ
ーチャート
ーチャート
【図9】上記他の態様の接続装置の他の作用例を説明す
るフローチャート
るフローチャート
10 発信側電話 20 着信側電話 30,40,50,60 接続装置 32,62 メッセージ登録手段 34,64 番号識別手段 36,66 回線制御手段 38,68 課金手段
Claims (9)
- 【請求項1】 発信側電話から着信側電話へ電話回線を
接続する接続方法であって、 前記発信側電話において前記着信側電話の番号を入力す
る際に、着信側電話番号の前に特定番号が付加された場
合には、予め登録されている所定のメッセージを前記発
信側電話へ送信した後、該発信側電話と前記着信側電話
とを通話可能な状態にすることを特徴とする電話回線の
接続方法。 - 【請求項2】 発信側電話から着信側電話へ電話回線を
接続する接続方法であって、 前記発信側電話において前記着信側電話の番号を入力す
る際に、着信側電話番号の前に特定番号が付加された場
合には、予め登録されている所定のメッセージを前記発
信側電話へ送信せずに、直ちに該発信側電話と前記着信
側電話とを通話可能な状態にし、 前記特定番号が付加されない場合には、前記所定のメッ
セージを前記発信側電話へ送信した後、該発信側電話と
前記着信側電話とを通話可能な状態にすることを特徴と
する電話回線の接続方法。 - 【請求項3】 前記メッセージが複数登録されている場
合には、該登録されているメッセージの中から、少なく
とも1つのメッセージを選択して送信することを特徴と
する請求項1または2記載の電話回線の接続方法。 - 【請求項4】 前記選択が、前記発信側電話の電話番号
に基づく選択であることを特徴とする請求項3記載の電
話回線の接続方法。 - 【請求項5】 前記発信側電話に対して、前記メッセー
ジの送信に応じた課金処理を行うことを特徴とする請求
項1から4いずれか1項記載の電話回線の接続方法。 - 【請求項6】 前記所定のメッセージの送信が所定回数
行われた後は、前記発信側電話への該メッセージの送信
を終了させることを特徴とする請求項1から5いずれか
1項記載の電話回線の接続方法。 - 【請求項7】 発信側電話から着信側電話へ電話回線を
接続する接続装置であって、 予め所定のメッセージを登録しておくメッセージ登録手
段と、 着信側電話番号の前に付加された特定番号を識別する番
号識別手段と、 該番号識別手段が特定番号を認識した場合には、前記メ
ッセージ登録手段に登録されている前記メッセージを前
記発信側電話へ送信した後、該発信側電話と前記着信側
電話とを通話可能な状態にする回線制御手段とを備えた
ことを特徴とする電話回線の接続装置。 - 【請求項8】 発信側電話から着信側電話へ電話回線を
接続する接続装置であって、 予め所定のメッセージを登録しておくメッセージ登録手
段と、 着信側電話番号の前に付加された特定番号を識別する番
号識別手段と、 該番号識別手段が特定番号を認識した場合には、前記メ
ッセージ登録手段に登録されている前記メッセージを前
記発信側電話へ送信せずに、直ちに該発信側電話と前記
着信側電話とを通話可能な状態にし、前記特定番号が付
加されない場合には、前記所定のメッセージを前記発信
側電話へ送信した後、該発信側電話と前記着信側電話と
を通話可能な状態にする回線制御手段とを備えたことを
特徴とする電話回線の接続装置。 - 【請求項9】 前記発信側電話に対して、前記メッセー
ジの送信に応じた課金処理を行う課金手段を備えたこと
を特徴とする請求項7または8記載の電話回線の接続装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14565398A JPH11341183A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 電話回線の接続方法および接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14565398A JPH11341183A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 電話回線の接続方法および接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11341183A true JPH11341183A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15389998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14565398A Pending JPH11341183A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 電話回線の接続方法および接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11341183A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6782084B2 (en) | 2000-03-13 | 2004-08-24 | Nec Corporation | Special call fee charging method |
JP2012509625A (ja) * | 2008-11-18 | 2012-04-19 | アナ ポーラ アメルーソ アブラサン, | 課金助成用通話システム |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP14565398A patent/JPH11341183A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6782084B2 (en) | 2000-03-13 | 2004-08-24 | Nec Corporation | Special call fee charging method |
JP2012509625A (ja) * | 2008-11-18 | 2012-04-19 | アナ ポーラ アメルーソ アブラサン, | 課金助成用通話システム |
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