JPH11338340A - プラント運転訓練シミュレータ映像装置 - Google Patents
プラント運転訓練シミュレータ映像装置Info
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- JPH11338340A JPH11338340A JP13936698A JP13936698A JPH11338340A JP H11338340 A JPH11338340 A JP H11338340A JP 13936698 A JP13936698 A JP 13936698A JP 13936698 A JP13936698 A JP 13936698A JP H11338340 A JPH11338340 A JP H11338340A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
き、また、サイクリックな映像再生を行なっても映像の
切れ目を無くし、且つシステムを安価に構成する。 【解決手段】制御処理部21は、制御計算機4から入力
部5を介して与えられる映像制御指示により、再生管理
データ保管部15から再生する映像データ名や再生情報
を取得し、データ管理処理部22に送信する。データ管
理処理部22は、映像保管部12からCG加工映像デー
タ13を読み込んで制御処理部21に送信する。制御処
理部21は、再生管理データ保管部15の再生情報も使
用し、映像データと再生の開始位置を再生処理部23に
渡す。再生処理部23は、映像保管部12から読み出さ
れるCG加工映像データ13及び再生情報からサイクリ
ックな映像再生を行なって表示管理部9に送信する。表
示管理部9は、入力された映像を表示装置2に出力して
表示する。
Description
シミュレータにおいて、運転員の操作に応じ、実機に設
置してある監視TV等を模擬するプラント運転訓練シミ
ュレータ映像装置に関する。
る監視TV等を模擬する映像装置は、一般的に図12に
示すように構成されている。すなわち、従来のプラント
運転訓練シミュレータ映像装置は、図12に示すように
映像模擬装置1、表示装置2、ネットワーク3、制御計
算機4から構成される。
再生部6、映像保管部7、及び表示管理部9から構成さ
れ、上記映像保管部7には、運転状況に応じた実写映像
データ8が個別に保管されている。一般には、映像保管
部7として光ディスク再生装置が用いられている。
レータによるプラント運転状態に従って、制御指令をネ
ットワーク3を介して映像模擬装置1に送信し、映像模
擬装置1はそれに応じた映像信号を表示装置2に出力す
る。
いて説明する。 1.制御計算機4から映像データの開始や終了命令がネ
ットワーク3を介して入力部5に送信される。 2.入力管理部5が表示終了命令を受けた場合、データ
再生部6に現在再生中の映像データの終了を指示する。 3.入力部5が映像データの開始命令を受けた場合、映
像データ名をデータ再生部6に送信する。 4.データ再生部6は、現在再生中の映像データを終了
し、映像データ名に対応する映像データを映像保管部7
から呼び出す。 5.データ再生部6は、呼び出した映像データを動画表
示とするために、毎秒60〜15枚の速度で画像を作成
して表示管理部9に送信する。上記映像データは、入力
部5の要求に応じ、サイクリックに表示処理される。 6.画像が入力されると表示管理部9は、映像を表示装
置2に出力する。 7.上記「1.」〜「6.」の処理を繰り返して実行す
る。
管部7に保管された映像をそのまま表示するため、運転
状況に応じた全ての映像データを撮影し、その膨大な映
像データを映像保管部7に保管しておく必要がある。し
かし、光ディスクなどの装置は、映像保管の容量が小さ
く、個々の実写映像データ8の記録時間が例えば5〜6
秒と非常に短いので、サイクリックな映像再生を行なう
と映像の最後と最初の部分が切り替わって途切れた映像
となる。特に揺らぎ映像の場合、最後の映像と先頭映像
は、輝度や炎の揺らぎが異なるので途切れが目立つとい
う問題があった。更に、トーチの成長映像を表示するよ
うな場合、トーチの成長映像と揺らぎ映像は別のデータ
として管理する必要があり、制御計算機4からの指示も
複雑となる。
ータ8として利用しているため、実際に撮影のできない
運転状況についての映像を再現することができない。
2に表示するには、複数台の映像模擬装置1とそれを合
成する集約装置が別途必要になり、非常に高価なシステ
ムとなる。
実際に撮影のできない運転状況映像を再現することがで
き、また、サイクリックな映像再生を行なっても、映像
の最後から最初の部分への切替えを円滑にでき、且つシ
ステムを安価に構成し得るプラント運転訓練シミュレー
タ映像装置を提供することを目的とする。
ータの操作に応じた模擬火炎画像を表示装置に表示する
プラント運転訓練シミュレータ映像装置において、予め
コンピュータ・グラフィックスにより作成した各種バー
ナ燃焼パターンの炎モデルを加工映像データとして記憶
する映像保管部と、プラント運転訓練シミュレータから
の指示に従って装置全体を制御する制御部と、前記制御
部からの制御指令に従って前記映像保管部から加工映像
データを読み出すデータ読み出し手段と、前記データ読
み出し手段により読み出された加工映像データをサイク
リックな画像に再生する再生処理手段と、前記再生処理
手段により再生された画像データを前記表示装置に出力
する表示管理手段とを具備したことを特徴とする。
た模擬火炎画像を表示装置に表示するプラント運転訓練
シミュレータ映像装置において、予めコンピュータ・グ
ラフィックスにより作成した各種バーナ燃焼パターンの
炎モデルを加工映像データとして記憶すると共に、コン
ピュータ・グラフィックスにより作成したバーナ燃焼パ
ターンの部品映像データを保管する映像保管部と、プラ
ント運転訓練シミュレータからの指示に従って装置全体
を制御する制御部と、前記制御部からの制御指令に従っ
て前記映像保管部から加工映像データ及び部品映像デー
タを読み出すデータ読み出し手段と、前記データ読み出
し手段により映像保管部から読み出された加工映像デー
タ及び部品映像データを画像処理して合成画像を作成す
る映像加工処理手段と、前記映像加工処理手段により処
理された合成画像をサイクリックな画像に再生する再生
処理手段と、前記再生処理手段から出力される画像デー
タを前記表示装置に出力する表示管理手段とを具備した
ことを特徴とする。
た模擬火炎画像を表示装置に表示するプラント運転訓練
シミュレータ映像装置において、予めコンピュータ・グ
ラフィックスにより作成した各種バーナ燃焼パターンの
炎モデルを加工映像データとして記憶する映像保管部
と、プラント運転訓練シミュレータからの指示に従って
装置全体を制御する制御部と、前記制御部からの制御指
令に従って前記映像保管部から加工映像データを読み出
すデータ読み出し手段と、前記データ読み出し手段によ
り読み出された加工映像データをサイクリックな画像に
再生する再生処理手段と、前記制御部から送られてくる
表示領域情報により画面上の表示領域を分割し、分割画
面数分だけ前記データ読み出し手段及び再生処理手段を
繰り返し表示領域処理手段と、前記表示領域処理手段に
より処理された各表示領域に分割された画像を前記表示
装置に出力する表示管理手段とを具備したことを特徴と
する。
た模擬火炎画像を表示装置に表示するプラント運転訓練
シミュレータ映像装置において、予めコンピュータ・グ
ラフィックスにより作成した各種バーナ燃焼パターンの
炎モデルを加工映像データとして記憶すると共に、コン
ピュータ・グラフィックスにより作成したバーナ燃焼パ
ターンの部品映像データを保管する映像保管部と、プラ
ント運転訓練シミュレータからの指示に従って装置全体
を制御する制御部と、前記制御部からの制御指令に従っ
て前記映像保管部から加工映像データ及び部品映像デー
タを読み出すデータ読み出し手段と、前記データ読み出
し手段により映像保管部から読み出された加工映像デー
タ及び部品映像データを画像処理して合成画像を作成す
る映像加工処理手段と、前記映像加工処理手段により処
理された合成画像をサイクリックな画像に再生する再生
処理手段と、前記制御部から送られてくる表示領域情報
により画面上の表示領域を分割し、分割画面数分だけ前
記データ読み出し手段及び再生処理手段を繰り返し表示
領域処理手段と、前記表示領域処理手段により処理され
た各表示領域に分割された画像を前記表示装置に出力す
る表示管理手段とを具備したことを特徴とする。
再生処理手段は、サイクリックに表示する画像の最初と
最後の部分を途切れがないように合成する手段を備えた
ことを特徴とする。
実施形態を説明する。
施形態に係るプラント運転訓練シミュレータ映像装置の
基本構成図である。
ミュレータ映像装置は、映像模擬装置10、表示装置
2、ネットワーク3、制御計算機4から構成される。
管理部9、処理部11、映像保管部12、再生管理デー
タ保管部15からなり、例えば電子計算機を用いて構成
している。また、上記処理部11は、制御処理部21、
データ管理処理部22及び再生処理部23からなる。更
に映像保管部12は、例えばハードディスクに運転状況
に応じたCG(コンピュータ・グラフィックス)加工映
像データ13を個別に保管している。
用計算機30を用いて作成し、上記のように映像保管部
12に保管しておく。例えば火力プラント訓練シミュレ
ータに実施する場合には、CG用計算機30により火力
プラントの運転状況に応じた各種燃焼パターンの基準炎
モデルを作成する。この炎モデルは、CGツールを使用
し、例えば次のような順序で作成する。 1.炎の骨格を粒子モデルで作成する。 2.粒子数/放出速度角度/寿命(存在時間)等を考慮
したモデルに着色する。 3.火炉上方への風の影響も考慮する。
に応じた各種燃焼パターンを例えば1024種類程度作
成する。この場合、各燃焼パターンの継続時間は、例え
ば5〜20秒程度である。また、上記炎モデルは3次元
であり、任意の視点からの映像再生が可能である。
レータのプラント運転状態により、映像要求、指示をネ
ットワーク3を介して映像模擬装置10に送信し、映像
模擬装置10はそれに応じた映像信号を表示管理部9か
ら表示装置2に出力する。
行する。 1.制御計算機4からプラント運転状態要求がネットワ
ーク3を介して入力部5に送信される。 2.入力部5は、プラント運転状態要求に応じて制御処
理部21に映像制御指示を出力する。制御処理部21
は、映像制御指示、例えばバーナ点消火、燃料流量、燃
料流速、空気流量等に基づいて再生管理データ保管部1
5から再生する映像データ名や再生情報を取得する。 3.制御処理部21は、映像データ名をデータ管理処理
部22に送信する。 4.データ管理処理部22は、映像保管部12からCG
加工映像データ13を読み込み、制御処理部21に送信
する。 5.制御処理部21は、再生管理データ保管部15の再
生情報も使用し、映像データと再生の開始位置を再生処
理部23に渡す。 6.再生処理部23は、動画表示を行なうため、毎秒6
0〜15枚の速度で画像を作成し、画像を表示管理部9
に送信する。映像データが終了すると、再生管理データ
保管部15の再生情報により、先頭からの繰り返し、途
中からの繰り返しまたは終了する。繰り返しがある場合
には、上記「5.」から繰り返す。この繰り返し処理を
行なう場合、再生処理部23は、繰り返しのスタートと
エンド部分の映像に対し、フェードイン/フェードアウ
トの処理を実行して合成し、表示画像を滑らかに切り替
えて繰り返し処理による画像の切れ目を無くしている。
なお、上記フェードイン/フェードアウトの処理は、同
じ映像を繰り返す場合だけでなく、他の映像に切り替え
る際にも実施する。これにより、表示装置2に現在表示
されている映像から他の映像に切り替える際にも画像の
切れ目を無くすことができる。 7.表示管理部9は、画像が入力されると、映像を表示
装置2に出力する。 8.上記「1.」〜「7.」の処理を繰り返し実行す
る。
ータ保管部15による映像のきめ細かい制御が可能にな
り、繰り返し映像開始位置等の設定により、一つの映像
データで遷移状態映像とサイクリック映像を再現するこ
とができる。
火を示したものである。点火と同時に炎は徐々に大きく
なり、一定の長さで炎の成長は止まり、揺らぎながら燃
え続ける。
像と揺らぎ映像を一つのデータで管理でき、制御計算機
4からの命令も簡略になり、システムの開発時間を短縮
することができる。
保管される再生管理データの構造例を示したものであ
る。今、例えば3番トーチの点火指令が出されたとする
と、再生管理データ保管部15に保管された再生管理デ
ータから映像データ名が求まる。更に初回の再生開始時
間及び2回目以降の再生開始時間が求まる。これにより
トーチ点火時は、映像データの先頭から再生が開始さ
れ、トーチ成長状況が表示される。2回目以降は7秒目
からの再生が指示されており、成長した炎の揺らぎ映像
を再現できる。ここで映像データの最後数秒間と7秒目
の前後数秒間を連続映像になるよう画像処理を施してお
くことにより、途切れのない揺らぎ映像が再現できる。
により作成したCG加工映像データ13を映像保管部1
2から取り込むことで、実際には撮影のできない映像を
再現することができる。
ク等の大容量の記憶装置を使用することで、光ディスク
より大容量のデータを保管することが可能となる。
実施形態に係るプラント運転訓練シミュレータ映像装置
の基本構成図である。
シミュレータ映像装置は、映像模擬装置10、表示装置
2、ネットワーク3、制御計算機4から構成される。
管理部9、処理部11、映像保管部12、再生管理デー
タ保管部15からなり、上記処理部11は、制御処理部
21、データ管理処理部22、再生処理部23及び映像
加工処理部24からなる。更に映像保管部12は、運転
状況に応じたCG加工映像データ13、及びCG部品映
像データ14を個別に保管している。
1実施形態に対し、処理部11内に映像加工処理部24
を設けると共に、映像保管部12にCG加工映像データ
13及びCG部品映像データ14を格納するようにした
ものである。上記CG部品映像データ14は、CG加工
映像データ13と同様に予めCG用計算機30により作
成している。
21の制御指令により、映像保管部12から読み出した
CG加工映像データ13とCG部品映像データ14を画
像処理し、合成画像を作成する機能を有している。
レータのプラント運転状態により、映像要求、指示をネ
ットワーク3を介して映像模擬装置10に送信し、映像
模擬装置10はそれに応じた映像信号を表示管理部9か
ら表示装置2に出力する。
行する。 1.制御計算機4からプラント運転状態要求がネットワ
ーク3を介して入力部5に送信される。 2.入力部5から、制御処理部21に映像制御指示が出
される。制御処理部21は、映像制御指示に基づいて再
生管理データ保管部15から再生する映像データ名や再
生情報を取得する。制御処理部21は、再生管理データ
保管部15から更に複数の部品映像データ名とその位置
や拡大率を含む変換行列などの再生情報を取得する。 3.制御処理部21は、映像データ名をデータ管理処理
部22に送信する。 4.管理処理部22は、指示されたCG加工映像データ
13を映像保管部12から読み込み、制御処理部21に
送信する。 5.制御処理部21は、部品映像名をデータ管理処理部
22に送信する。 6.データ管理処理部22は、指示されたCG部品映像
データ14を映像保管部12から読み込み、制御処理部
21に送信する。 7.部品映像データ分だけ、上記「5.」〜「6.」の
処理を繰り返す。 8.制御処理部21は、再生管理データ保管部15の再
生情報も用い、映像データと再生の開始位置を再生処理
部23に渡す。 9.再生処理部23は、1画像を映像加工処理部24に
送信する。映像データが終了すると、再生管理データ保
管部15の再生情報により、先頭からの繰り返し、途中
からの繰り返しまたは終了する。繰り返しがある場合に
は、上記「8.」の項から繰り返す。 10.制御処理部21は、部品映像データを再生処理部
23に渡す。 11.再生処理部23は、1画像と座標変換行列を映像
加工処理部24に送信する。部品映像データが終了する
と、先頭からの繰り返す。 12.部品映像の個数分だけ、上記「10.」〜「1
1.」の処理を繰り返す。 13.映像加工処理部24は、映像データの画像と複数
の部品映像データの画像を処理し、制御処理部21を介
して表示管理部9に合成画像を送信する。動画表示を行
なうため、上記「8.」〜「13.」は毎分60〜15
枚の速度で処理される。 14.表示管理部9は、上記画像が入力されると、映像
を表示装置2に出力して表示する。 15.上記「1.」〜「14.」の処理を繰り返す。
図である。
令に応じた映像制御データが含まれる。再生指令に応じ
背景映像となるCG加工映像データの映像データ名、繰
り返しフラグ、初回開始時間、2回目以降開始時間、映
像効果処理指令及び部品映像データ情報を含む。CG部
品映像データ数が1以上の場合、CG部品映像データ毎
に映像名、座標変換行列、繰り返しフラグ、初回開始時
間、2回目以降開始時間を持つ。
ローチャートを参照して説明する。
を映像保管部12から読み込み(ステップA1)、1画
像を再生処理し、映像加工処理部24に送信する(ステ
ップA2)。次に部品データ数nを再生管理データ保管
部15から読み込み(ステップA3)、データ数nが
“0"より大きいか否かを判断する(ステップA4)。
データ数nが1以上であれば、映像保管部12からCG
部品映像データ14を読み込み(ステップA5)、1画
像を生成処理する(ステップA6)。座標変換行列を基
にこの画像の大きさと表示位置を計算し、映像加工処理
部24に送信する(ステップA7)。次いで「n−1」
の処理を行なってその結果を「n」とし(ステップA
8)、ステップA4に戻る。
でデータ数nが“0"になったと判断されると、ステッ
プA9に進み、映像加工処理部24にて背景映像画像と
n個の部分映像画像を画像合成する。次に映像効果処理
指令がある場合、輝度変換やもや効果などを加味した映
像効果処理を行なう(ステップA10)。これにより多
彩な映像を実現することができる。
の構造例、図8は映像生成例を示したものである。図7
におけるB1データは映像保管部12にCG加工映像デ
ータ13として、P3はCG部品映像データ14として
保管されている。上記再生管理データの1行目を用いれ
ば、図8示すように炎が一本ある映像、2行目を使えば
左右に2本ある映像、3行目を用いれば上下にある映像
を再現できる。このように、従来装置と比較して少ない
保管データで映像再現が可能になり、また、再生管理デ
ータにより実機撮影の難しい映像再現も可能になる。
ることで、映像保管部12に保管されていない運転状況
の映像作成が可能になり、次のような効果が得られる。 1.全ての運転状況の映像データを映像保管部12に保
持することなく、運転に応じた映像が再現でき、保管デ
ータの大幅な削減が可能になる。これにより保管データ
のデータ作成時間が大幅に短縮できるだけでなく、再現
可能な運転状況が拡大し、映像再現装置の価値が高ま
る。 2.画像処理による加工映像を作成でき、実際に撮影で
きない映像再現が可能になる。また、同一映像でも映像
効果処理により、他の火炎が写り込み輝度が高くなった
状態、もやが掛かった状態など複数の映像を再現でき
る。 3.映像データを切替える時も映像加工処理部24によ
り、連続的な映像を作成でき、途切れのない映像再現が
可能になる。
施形態に係るプラント運転訓練シミュレータ映像装置の
基本構成図である。
シミュレータ映像装置は、上記第2実施形態に対し、処
理部11内に表示領域処理部25を設けた点と、制御計
算機4から表示領域指令と映像制御指示が送信される点
が異なっている。
0の処理を以下に説明する。 1.制御計算機4からプラント運転状態要求がネットワ
ーク3を介して入力部5に送信される。 2.制御計算機4から入力部5に表示領域指示が出され
た場合、制御処理部21は再生管理データ保管部15に
表示領域情報を保管する。 3.制御計算機4から入力部5に映像制御指示が出され
た場合、制御処理部21は表示領域情報に再生指示命令
を設定し、映像データ名、更に複数の部品映像データ名
を再生管理データ保管部15から取得する。 4.制御処理部21は、映像データ名をデータ管理処理
部22に送信する。 5.管理処理部22は、映像保管部12からCG加工映
像データ13を読み込み、制御処理部21に送信する。 6.制御処理部21は、部品映像名をデータ管理処理部
22に送信する。 7.管理処理部22は、映像保管部12からCG部品映
像データ14を読み込み、制御処理部21に送信する。 8.部品映像データの個数分だけ、上記「6.」〜
「7.」の処理を繰り返す。 9.以下、再生処理を行なう。 10.制御処理部21は、再生管理データ保管部15の
再生情報も用い、映像データと再生の開始位置を再生処
理部23に渡す。 11.再生処理部23は、1画像を映像加工処理部24
に送信する。映像データが終了すると、再生管理データ
保管部15の再生情報により、先頭からの繰り返し、途
中からの繰り返しまたは終了する。繰り返しがある場合
には、上記「10.」から処理を繰り返す。 12.制御処理部21は、映像保管部12から読み出し
たCG部品映像データ14を再生処理部23に渡す。 13.再生処理部23は、1画像と座標変換行列を映像
加工処理部24に送信する。部品映像データが終了する
と、先頭からの繰り返す。 14.部品映像分だけ、「12.」〜「13.」を繰り
返す。 15.映像加工処理部24は、映像データの画像と複数
の部品映像データを画像処理し、表示領域処理部25に
合成画像を送信する。 16.表示領域処理部25は、再生管理データ保管部1
5の表示領域情報から画面上の表示領域に画像をスケー
リングした画像を表示管理部7に送信する。動画表示を
行なうため、「10.」〜「16.」の処理は毎分60
〜15枚の速度で実行される。 17.再生情報に基づいて分割画面数分だけ上記「1
0.」〜「16.」の処理を繰り返す。 18.全ての画像が入力されると表示管理部9は、映像
を表示装置2に出力する。 19.上記「1.」〜「18.」の処理を繰り返す。
データの構造を示す概念図である。画面分割数には、表
示する模擬映像数が指定されている。1画面の場合は1
が示される。表示領域情報は画面分割数分ある。各行に
は、画面右下と左上座標値と図5で説明した再生指示命
令が設定されている。この情報をもとに複数画面の表示
が行なわれる。この表示領域情報は、制御計算機4から
送信することも予め映像模擬装置10に設定しておくこ
ともできる。
対応表があり、再生指令命令から各画面に表示する再生
映像を求める。
理について図11に示すフローチャートを参照して説明
する。
理部21に制御指令が送られてくると、制御処理部21
は、表示領域情報か否か、映像制御指令か否かをステッ
プB1、B2で判断し、表示領域情報であれば、この表
示領域情報を再生管理データ保管部15に保管し(ステ
ップB3)、また、映像制御指令であれば、表示領域情
報に再生指示命令を設定し、映像データ名、更に複数の
部品映像データ名を取得する(ステップB4)。
ら終了指令が送られてくると、ステップB5で検出し、
再生処理を終了する。
大きいか否かを判断し(ステップB6)、画面分割数が
“0"であればステップB1に戻り、画面分割数が1以
上であれば、画面分割数を「i」とし(ステップB
7)、再生処理を実行する。
示した映像再生の処理に従って実行する(ステップB
8)。そして、図6で作成された映像を画面位置座標を
もとにスケーリングし(ステップB9)、表示領域に貼
り付ける。そして、「i」の値を「−1」し、その結果
を「i」とする(ステップB10)。その後、「i」の
値が“0"より大きいか否かを判断し(ステップB1
1)、“0"より大きければステップB8に戻り、映像
再生の処理を再度実行する。
だけ繰り返して実行する。全ての画面映像処理が終了し
た後、表示管理部9は複数画面を同時に表示装置2に表
示する(ステップB12)。
り、1台の映像模擬装置10で複数の映像表示を行なう
ことができる。
ることで、1台の映像模擬装置10で複数台のTV映像
を同時に再生することが可能になる。この結果、従来装
置では複数映像を再現するのに画面数分の映像模擬装置
10が必要になるのに対し、本発明では1台の映像模擬
装置10で構成することが可能になり、安価にシステム
を実現できる。
12に保管したCG加工映像データ13とCG部品映像
データ14とを映像加工処理部24により合成する場合
を対象として実施したが、図1に示したように映像保管
部12にCG加工映像データ13のみを保管する場合に
おいても、同様にして実施し得るものである。
・グラフィックスで予め作成した炎モデルをハードディ
スクに記憶する場合について説明したが、ハードディス
クの他、例えばDVD等の大容量メモリを利用し得るこ
とは勿論である。
力プラント運転訓練シミュレータ映像装置において、バ
ーナ点火パターンの各種炎モデルを予めコンピュータ・
グラフィックスにより作成して大容量メモリに記憶して
おき、この炎モデルを読み出してサイクリックに表示す
ることにより、任意の点火パターンの模擬が可能とな
り、実際に撮影できない映像を再現することができる。
例えば風の影響による火炎の揺らぎ、火炎の点消火及び
成長/減衰の模擬、火炎の色変化等が可能である。更
に、サイクリックの表示部分の最初と最後をフェードイ
ン/フェードアウト等の処理を行なって合成することに
より、連続映像再生を円滑に行なうことができ、途切れ
のない映像再現が可能になる。また、3次元の炎モデル
とすることにより、任意の視点からの映像再生が可能で
ある。
共にCG部品映像データを予め記憶させ、映像加工処理
部でCG加工映像データとCG部品映像データとを加工
することにより、映像保管部に保管されていない運転状
況の映像作成が可能となる。従って、全ての運転状況の
映像データを映像保管部に保持することなく、運転に応
じた映像を再現でき、保管データの大幅な削減が可能に
なり、データ作成時間を大幅に短縮できる。しかも、再
現可能な運転状況を拡大し、映像再現装置の価値を高め
ることができる。
指令と映像制御指示に従って動作する表示領域処理部を
追加することにより、1台の映像模擬装置で複数台のT
V映像を同時に再生することが可能になり、安価にシス
テムを実現できる。
シミュレータ映像装置の全体の構成図。
す模式図。
す概念図。
シミュレータ映像装置の全体の構成図。
す概念図。
すフローチャート。
す概念図。
練シミュレータ映像装置の全体の構成図。
示す概念図。
理動作を示すフローチャート。
置の全体の構成図。
Claims (5)
- 【請求項1】 シミュレータの操作に応じた模擬火炎画
像を表示装置に表示するプラント運転訓練シミュレータ
映像装置において、 予めコンピュータ・グラフィックスにより作成した各種
バーナ燃焼パターンの炎モデルを加工映像データとして
記憶する映像保管部と、 プラント運転訓練シミュレータからの指示に従って装置
全体を制御する制御部と、 前記制御部からの制御指令に従って前記映像保管部から
加工映像データを読み出すデータ読み出し手段と、 前記データ読み出し手段により読み出された加工映像デ
ータをサイクリックな画像に再生する再生処理手段と、 前記再生処理手段により再生された画像データを前記表
示装置に出力する表示管理手段とを具備したことを特徴
とするプラント運転訓練シミュレータ映像装置。 - 【請求項2】 シミュレータの操作に応じた模擬火炎画
像を表示装置に表示するプラント運転訓練シミュレータ
映像装置において、 予めコンピュータ・グラフィックスにより作成した各種
バーナ燃焼パターンの炎モデルを加工映像データとして
記憶すると共に、コンピュータ・グラフィックスにより
作成したバーナ燃焼パターンの部品映像データを保管す
る映像保管部と、 プラント運転訓練シミュレータからの指示に従って装置
全体を制御する制御部と、 前記制御部からの制御指令に従って前記映像保管部から
加工映像データ及び部品映像データを読み出すデータ読
み出し手段と、 前記データ読み出し手段により映像保管部から読み出さ
れた加工映像データ及び部品映像データを画像処理して
合成画像を作成する映像加工処理手段と、 前記映像加工処理手段により処理された合成画像をサイ
クリックな画像に再生する再生処理手段と、 前記再生処理手段から出力される画像データを前記表示
装置に出力する表示管理手段とを具備したことを特徴と
するプラント運転訓練シミュレータ映像装置。 - 【請求項3】 シミュレータの操作に応じた模擬火炎画
像を表示装置に表示するプラント運転訓練シミュレータ
映像装置において、 予めコンピュータ・グラフィックスにより作成した各種
バーナ燃焼パターンの炎モデルを加工映像データとして
記憶する映像保管部と、 プラント運転訓練シミュレータからの指示に従って装置
全体を制御する制御部と、 前記制御部からの制御指令に従って前記映像保管部から
加工映像データを読み出すデータ読み出し手段と、 前記データ読み出し手段により読み出された加工映像デ
ータをサイクリックな画像に再生する再生処理手段と、 前記制御部から送られてくる表示領域情報により画面上
の表示領域を分割し、分割画面数分だけ前記データ読み
出し手段及び再生処理手段を繰り返す表示領域処理手段
と、 前記表示領域処理手段により処理された各表示領域に分
割された画像を前記表示装置に出力する表示管理手段と
を具備したことを特徴とするプラント運転訓練シミュレ
ータ映像装置。 - 【請求項4】 シミュレータの操作に応じた模擬火炎画
像を表示装置に表示するプラント運転訓練シミュレータ
映像装置において、 予めコンピュータ・グラフィックスにより作成した各種
バーナ燃焼パターンの炎モデルを加工映像データとして
記憶すると共に、コンピュータ・グラフィックスにより
作成したバーナ燃焼パターンの部品映像データを保管す
る映像保管部と、 プラント運転訓練シミュレータからの指示に従って装置
全体を制御する制御部と、 前記制御部からの制御指令に従って前記映像保管部から
加工映像データ及び部品映像データを読み出すデータ読
み出し手段と、 前記データ読み出し手段により映像保管部から読み出さ
れた加工映像データ及び部品映像データを画像処理して
合成画像を作成する映像加工処理手段と、 前記映像加工処理手段により処理された合成画像をサイ
クリックな画像に再生する再生処理手段と、 前記制御部から送られてくる表示領域情報により画面上
の表示領域を分割し、分割画面数分だけ前記データ読み
出し手段及び再生処理手段を繰り返す表示領域処理手段
と、 前記表示領域処理手段により処理された各表示領域に分
割された画像を前記表示装置に出力する表示管理手段と
を具備したことを特徴とするプラント運転訓練シミュレ
ータ映像装置。 - 【請求項5】 前記再生処理手段は、サイクリックに表
示する画像の最初と最後の部分を途切れがないように合
成する手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3
または4記載のプラント運転訓練シミュレータ映像装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13936698A JP3764585B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | プラント運転訓練シミュレータ映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13936698A JP3764585B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | プラント運転訓練シミュレータ映像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11338340A true JPH11338340A (ja) | 1999-12-10 |
JP3764585B2 JP3764585B2 (ja) | 2006-04-12 |
Family
ID=15243664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13936698A Expired - Fee Related JP3764585B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | プラント運転訓練シミュレータ映像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3764585B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8209040B2 (en) | 2007-01-10 | 2012-06-26 | Hitachi, Ltd. | Plant control apparatus |
JP2012527007A (ja) * | 2009-05-13 | 2012-11-01 | ドハン イ | マルチメディアファイル再生方法およびマルチメディア再生機器 |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP13936698A patent/JP3764585B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8209040B2 (en) | 2007-01-10 | 2012-06-26 | Hitachi, Ltd. | Plant control apparatus |
JP2012527007A (ja) * | 2009-05-13 | 2012-11-01 | ドハン イ | マルチメディアファイル再生方法およびマルチメディア再生機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3764585B2 (ja) | 2006-04-12 |
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