JPH11337771A - 多心ファイバー用光コネクタ - Google Patents
多心ファイバー用光コネクタInfo
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- JPH11337771A JPH11337771A JP10143073A JP14307398A JPH11337771A JP H11337771 A JPH11337771 A JP H11337771A JP 10143073 A JP10143073 A JP 10143073A JP 14307398 A JP14307398 A JP 14307398A JP H11337771 A JPH11337771 A JP H11337771A
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- shaped
- optical
- engaging
- optical fibers
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3834—Means for centering or aligning the light guide within the ferrule
- G02B6/3838—Means for centering or aligning the light guide within the ferrule using grooves for light guides
- G02B6/3839—Means for centering or aligning the light guide within the ferrule using grooves for light guides for a plurality of light guides
-
- G—PHYSICS
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- G02B6/24—Coupling light guides
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- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3873—Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
- G02B6/3885—Multicore or multichannel optical connectors, i.e. one single ferrule containing more than one fibre, e.g. ribbon type
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/3628—Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers
- G02B6/3632—Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers characterised by the cross-sectional shape of the mechanical coupling means
- G02B6/3636—Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers characterised by the cross-sectional shape of the mechanical coupling means the mechanical coupling means being grooves
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- G02B6/3648—Supporting carriers of a microbench type, i.e. with micromachined additional mechanical structures
- G02B6/3652—Supporting carriers of a microbench type, i.e. with micromachined additional mechanical structures the additional structures being prepositioning mounting areas, allowing only movement in one dimension, e.g. grooves, trenches or vias in the microbench surface, i.e. self aligning supporting carriers
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- G02B6/381—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
- G02B6/3825—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres with an intermediate part, e.g. adapter, receptacle, linking two plugs
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 煩わしい作業工程の省略によるコストダウン
および現場における接続工事の簡略化を図る。 【解決手段】 上面に段差を有し、その段差の上側に位
置する面に光ファイバーの先端部近傍を収納するV字形
溝を所定のピッチで複数本並設するとともに、その面の
両側にクサビ形状の係止部を設けた第1フェルールと、
下面に前記第1フェルールの段差と衝合する段差を有
し、その段差の下側に位置する面に光ファィバーの先端
部を収納するU字形溝が所定のピッチで複数本並設され
るとともに、その面の両側には前記第1フェルールの係
止部と係合するクサビ形状の係合部を設け、かつ、前記
段差の上側に位置している面に凹所を凹設し、この凹所
内に帯状の弾性緩衝材を嵌置する第2フェルールとを備
え、前記第1および第2フェルールを前記係止部を係合
部に係合することにより着脱可能に接合するようにし
た。
および現場における接続工事の簡略化を図る。 【解決手段】 上面に段差を有し、その段差の上側に位
置する面に光ファイバーの先端部近傍を収納するV字形
溝を所定のピッチで複数本並設するとともに、その面の
両側にクサビ形状の係止部を設けた第1フェルールと、
下面に前記第1フェルールの段差と衝合する段差を有
し、その段差の下側に位置する面に光ファィバーの先端
部を収納するU字形溝が所定のピッチで複数本並設され
るとともに、その面の両側には前記第1フェルールの係
止部と係合するクサビ形状の係合部を設け、かつ、前記
段差の上側に位置している面に凹所を凹設し、この凹所
内に帯状の弾性緩衝材を嵌置する第2フェルールとを備
え、前記第1および第2フェルールを前記係止部を係合
部に係合することにより着脱可能に接合するようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数本のファイ
バー同士を容易に接続できるように結合する多心ファィ
バー用光コネクタに関する。
バー同士を容易に接続できるように結合する多心ファィ
バー用光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、光ファィバー1は、
光信号の伝送路となるコア2のまわりをクラッド3で同
心円状にとり囲んだ形の二重構造になっており、コア2
を通る光信号がクラッド3を通して外部へ逃げないよう
にコア2の屈折率をクラッド3の屈折率よりもわずかに
高く設定している。
光信号の伝送路となるコア2のまわりをクラッド3で同
心円状にとり囲んだ形の二重構造になっており、コア2
を通る光信号がクラッド3を通して外部へ逃げないよう
にコア2の屈折率をクラッド3の屈折率よりもわずかに
高く設定している。
【0003】従来、複数本の光ファイバー1,1…同士
を接続する場合、多心用光コネクタを用いて行ってい
た。これは、突き合せ時の光軸を整列するために、一方
のコネクタにはフェルール内にガイドピンを光ファイバ
ーを挟んで並列に設け、他方のコネクタには前記ガイド
ピンに対応する位置にガイドピン用貫通穴を設け、その
両コネクタをガイドピンをガイドピン用貫通穴に挿通す
ることによって結合して光ファイバー1,1…同士を接
続するようにしている。
を接続する場合、多心用光コネクタを用いて行ってい
た。これは、突き合せ時の光軸を整列するために、一方
のコネクタにはフェルール内にガイドピンを光ファイバ
ーを挟んで並列に設け、他方のコネクタには前記ガイド
ピンに対応する位置にガイドピン用貫通穴を設け、その
両コネクタをガイドピンをガイドピン用貫通穴に挿通す
ることによって結合して光ファイバー1,1…同士を接
続するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の多心用光コネク
タでは、ガイドピン、ガイドピン用貫通穴の精度および
光ファイバー1,1…間の穴精度が要求されるととも
に、フェルールと光ファイバー1との接着、突き合せ面
の研磨等の工程を必要とするために、煩わしい作業行程
が多くてコストアップとなり、しかも、現場における接
続工事に熟練を要していた。
タでは、ガイドピン、ガイドピン用貫通穴の精度および
光ファイバー1,1…間の穴精度が要求されるととも
に、フェルールと光ファイバー1との接着、突き合せ面
の研磨等の工程を必要とするために、煩わしい作業行程
が多くてコストアップとなり、しかも、現場における接
続工事に熟練を要していた。
【0005】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
ので、煩わしい作業工程の省略によるコストダウンを図
るとともに、現場における接続工事の簡略化が可能な多
心ファイバー用光コネクタを提供することを目的とす
る。
ので、煩わしい作業工程の省略によるコストダウンを図
るとともに、現場における接続工事の簡略化が可能な多
心ファイバー用光コネクタを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、上面に段差を有し、その段差の上側に位置
する面に光ファイバーの先端部近傍を収納するV字形溝
を所定のピッチで複数本並設するとともに、その面の両
側にクサビ形状の係止部を設けた第1フェルールと、下
面に前記第1フェルールの段差と衝合する段差を有し、
その段差の下側に位置する面に光ファィバーの先端部を
収納するU字形溝が所定のピッチで複数本並設されると
ともに、その面の両側には前記第1フェルールの係止部
と係合するクサビ形状の係合部を設け、かつ、前記段差
の上側に位置している面に凹所を凹設し、この凹所内に
帯状の弾性緩衝材を嵌置する第2フェルールとを備え、
前記第1および第2フェルールを前記係止部を係合部に
係合することにより着脱可能に接合したものである。
成するため、上面に段差を有し、その段差の上側に位置
する面に光ファイバーの先端部近傍を収納するV字形溝
を所定のピッチで複数本並設するとともに、その面の両
側にクサビ形状の係止部を設けた第1フェルールと、下
面に前記第1フェルールの段差と衝合する段差を有し、
その段差の下側に位置する面に光ファィバーの先端部を
収納するU字形溝が所定のピッチで複数本並設されると
ともに、その面の両側には前記第1フェルールの係止部
と係合するクサビ形状の係合部を設け、かつ、前記段差
の上側に位置している面に凹所を凹設し、この凹所内に
帯状の弾性緩衝材を嵌置する第2フェルールとを備え、
前記第1および第2フェルールを前記係止部を係合部に
係合することにより着脱可能に接合したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図4はこの発明に係る多
心ファイバー用光コネクタの一実施形態を示し、図1は
展開した状態を示す斜視図、図2は光ファイバーを結合
した状態を示す正面図、図3は光ファイバーを結合した
状態を示す要部断面図、図4はコネクタを用いて複数本
の光ファイバー同士を接続した状態を示す断面図であ
る。
心ファイバー用光コネクタの一実施形態を示し、図1は
展開した状態を示す斜視図、図2は光ファイバーを結合
した状態を示す正面図、図3は光ファイバーを結合した
状態を示す要部断面図、図4はコネクタを用いて複数本
の光ファイバー同士を接続した状態を示す断面図であ
る。
【0008】図1〜図3において、10は本発明に係る
多心ファイバー用光コネクタを示し、この多心ファイバ
ー用光コネクタ10は、プラスチック材料、PBT、L
CP等からなる第1フェルール20と第2フェルール3
0とで構成される。
多心ファイバー用光コネクタを示し、この多心ファイバ
ー用光コネクタ10は、プラスチック材料、PBT、L
CP等からなる第1フェルール20と第2フェルール3
0とで構成される。
【0009】第1フェルール20には、上面(第2フェ
ルール30との対向面)に段差21を有し、その段差2
1の上側に位置する面には光ファイバー1の先端部近傍
を収納するV字形溝22が所定のピッチで複数本並設さ
れる。また、第1フェルール20の段差21の上側に位
置する面の両側にはクサビ形状(例えば逆台形状)の突
条23がV字形溝22と平行に突設される。
ルール30との対向面)に段差21を有し、その段差2
1の上側に位置する面には光ファイバー1の先端部近傍
を収納するV字形溝22が所定のピッチで複数本並設さ
れる。また、第1フェルール20の段差21の上側に位
置する面の両側にはクサビ形状(例えば逆台形状)の突
条23がV字形溝22と平行に突設される。
【0010】第2フェルール30には、下面(第1フェ
ルール20との対向面)に第1フェルール20の段差2
1と衝合する段差31を有し、その段差31の下側に位
置する面には光ファィバー1の先端部を収納するU字形
溝32が所定のピッチ(上記V字形溝22と同じピッ
チ)で複数本(上記V字形溝22と同じ本数)並設され
る。また、第2フェルール30の段差31の上側に位置
している面には中間部に凹所33が凹設され、この凹所
33内にはステンレス材からなる波形状の板ばね34が
嵌置される。板ばね34の波形状は、その下向きの凸部
の中心が第1フェルール20のV字形溝22の中心と一
致するように、かつ、V字形溝22と同数となるように
成形される。また、板ばね34の波形状の下向きの凸部
は、その中央部が段差31の上側に位置する面から少し
突出するように形成される。更に、第2フェルール30
の段差31の上側に位置している面の両側には第1フェ
ルール20の突条23と嵌合するクサビ形状(例えば逆
台形状)の凹溝35が凹設される。
ルール20との対向面)に第1フェルール20の段差2
1と衝合する段差31を有し、その段差31の下側に位
置する面には光ファィバー1の先端部を収納するU字形
溝32が所定のピッチ(上記V字形溝22と同じピッ
チ)で複数本(上記V字形溝22と同じ本数)並設され
る。また、第2フェルール30の段差31の上側に位置
している面には中間部に凹所33が凹設され、この凹所
33内にはステンレス材からなる波形状の板ばね34が
嵌置される。板ばね34の波形状は、その下向きの凸部
の中心が第1フェルール20のV字形溝22の中心と一
致するように、かつ、V字形溝22と同数となるように
成形される。また、板ばね34の波形状の下向きの凸部
は、その中央部が段差31の上側に位置する面から少し
突出するように形成される。更に、第2フェルール30
の段差31の上側に位置している面の両側には第1フェ
ルール20の突条23と嵌合するクサビ形状(例えば逆
台形状)の凹溝35が凹設される。
【0011】次に、上記多心ファイバー用光コネクタ1
0に複数本の光ファイバー1,1…を結合する要領につ
いて説明する。まず、第1フェルール20のV字形溝2
2と同数本の光ファイバー1,1…を用意し、第1フェ
ルール20のV字形溝22,22…のそれぞれに光ファ
イバー1,1…の先端部近傍を収納させるとともに、そ
のそれぞれの光ファィバー1,1…の先端部を第1フェ
ルール20の段差21の下側に位置する面上に載置させ
る。次に、第2フェルール20をその凹溝35,35端
部に第1フェルール20の突条23,23端部を嵌入さ
せた状態で、その段差31が第1フェルール20の段差
21に突き当たるまで光ファイバー1,1…の後端に向
って長手方向にスライドさせるか、或いは、凹溝35,
35に第1フェルール20の突条23,23に圧入させ
て第1フェルール20に衝合させる。これにより、第1
フェルール20と第2フェルール30とを段差21およ
び段差31により長手方向に規制させ、かつ、突条2
3,23および凹溝35,35により幅および高さ方向
にも規制させることによって正確に位置決めさせて接合
するとともに、第1フェルール20の段差21の下側に
位置する面上に載置される光ファィバー1,1…の先端
部を第2フェルールのU字形溝32のそれぞれに収納さ
せて押え付けた状態で、第1フェルール20のV字形溝
22のそれぞれに収納される光ファイバー1,1…の先
端部近傍を板ばね34により押圧させることによって第
1フェルール20と第2フェルール30との間に光ファ
ィバー1,1…を固定することができる。この後、光フ
ァィバー1,1…の端面を揃えるため、通常の切断処理
により光ファィバー1,1…の先端処理を行う。
0に複数本の光ファイバー1,1…を結合する要領につ
いて説明する。まず、第1フェルール20のV字形溝2
2と同数本の光ファイバー1,1…を用意し、第1フェ
ルール20のV字形溝22,22…のそれぞれに光ファ
イバー1,1…の先端部近傍を収納させるとともに、そ
のそれぞれの光ファィバー1,1…の先端部を第1フェ
ルール20の段差21の下側に位置する面上に載置させ
る。次に、第2フェルール20をその凹溝35,35端
部に第1フェルール20の突条23,23端部を嵌入さ
せた状態で、その段差31が第1フェルール20の段差
21に突き当たるまで光ファイバー1,1…の後端に向
って長手方向にスライドさせるか、或いは、凹溝35,
35に第1フェルール20の突条23,23に圧入させ
て第1フェルール20に衝合させる。これにより、第1
フェルール20と第2フェルール30とを段差21およ
び段差31により長手方向に規制させ、かつ、突条2
3,23および凹溝35,35により幅および高さ方向
にも規制させることによって正確に位置決めさせて接合
するとともに、第1フェルール20の段差21の下側に
位置する面上に載置される光ファィバー1,1…の先端
部を第2フェルールのU字形溝32のそれぞれに収納さ
せて押え付けた状態で、第1フェルール20のV字形溝
22のそれぞれに収納される光ファイバー1,1…の先
端部近傍を板ばね34により押圧させることによって第
1フェルール20と第2フェルール30との間に光ファ
ィバー1,1…を固定することができる。この後、光フ
ァィバー1,1…の端面を揃えるため、通常の切断処理
により光ファィバー1,1…の先端処理を行う。
【0012】次に、上記多心ファイバー用光コネクタ1
0を用いて同数本の光ファイバー1,1…同士を接続す
る要領について図4に基づき説明する。まず、同数本の
光ファイバー1,1…を結合した2つの多心ファイバー
用光コネクタ10,10と偏平角筒状のアダプタ40と
を用意するとともに、双方の多心ファイバー用光コネク
タ10,10のそれぞれの上下(第2フェルール30の
上面および第1フェルール20の下面)に係止突起11
および12を突設させる。次に、双方の多心ファイバー
用光コネクタ10,10をアダプタ40のガイド部材4
1の両端開口から挿入させてその中央部でお互いに突き
合せると、双方の多心ファイバー用光コネクタ10,1
0のそれぞれの上下に突設させた係止突起11および1
2をアダプタ40の保持用爪42および43に係止させ
て双方の多心ファイバー用光コネクタ10,10がアダ
プタ40にロックされる。これによって双方の多心ファ
イバー用光コネクタ10,10に結合された同数本の光
ファイバー1,1…同士を、アダプタ40のガイド部材
41内で先端をお互いに突き合せた状態で同心状に接続
させることができる。
0を用いて同数本の光ファイバー1,1…同士を接続す
る要領について図4に基づき説明する。まず、同数本の
光ファイバー1,1…を結合した2つの多心ファイバー
用光コネクタ10,10と偏平角筒状のアダプタ40と
を用意するとともに、双方の多心ファイバー用光コネク
タ10,10のそれぞれの上下(第2フェルール30の
上面および第1フェルール20の下面)に係止突起11
および12を突設させる。次に、双方の多心ファイバー
用光コネクタ10,10をアダプタ40のガイド部材4
1の両端開口から挿入させてその中央部でお互いに突き
合せると、双方の多心ファイバー用光コネクタ10,1
0のそれぞれの上下に突設させた係止突起11および1
2をアダプタ40の保持用爪42および43に係止させ
て双方の多心ファイバー用光コネクタ10,10がアダ
プタ40にロックされる。これによって双方の多心ファ
イバー用光コネクタ10,10に結合された同数本の光
ファイバー1,1…同士を、アダプタ40のガイド部材
41内で先端をお互いに突き合せた状態で同心状に接続
させることができる。
【0013】上記多心ファイバー用光コネクタ10を用
いて接続した外径430μの8本の光ファイバー1,1
…間の軸ずれおよび接続損失を測定したところ、8本の
光ファイバー1,1…間の軸ずれが0.150mm以
下、接続損失で1.0〜2.0dBのものが得られた。
いて接続した外径430μの8本の光ファイバー1,1
…間の軸ずれおよび接続損失を測定したところ、8本の
光ファイバー1,1…間の軸ずれが0.150mm以
下、接続損失で1.0〜2.0dBのものが得られた。
【0014】なお、上記の説明では、第1フェルール2
0のV字形溝22のそれぞれに収納された光ファイバー
1,1…の先端部近傍を板ばね34により押圧させて光
ファィバー1,1…を固定するようにしているが、板ば
ね34に代えて例えばポリウレタンのような帯状の弾性
緩衝材を第2フェルール20の凹所33に嵌置し、この
弾性緩衝材により押圧させて光ファィバー1,1…を固
定することも可能である。
0のV字形溝22のそれぞれに収納された光ファイバー
1,1…の先端部近傍を板ばね34により押圧させて光
ファィバー1,1…を固定するようにしているが、板ば
ね34に代えて例えばポリウレタンのような帯状の弾性
緩衝材を第2フェルール20の凹所33に嵌置し、この
弾性緩衝材により押圧させて光ファィバー1,1…を固
定することも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の多心フ
ァイバー用光コネクタによれば、第1フェルールと第2
フェルールとを段差並びにクサビ形状の突条および凹溝
により正確に位置決めさせて接合できるとともに、複数
本の光ファイバーを板ばね等の帯状の弾性緩衝材により
固定できるから、従来のフェルールと光ファイバーとの
接着、突き合せ面の研磨等の工程が不要であるととも
に、接着剤付着による除去工程も省略することができ
た。従って、工程の省略によるコストダウンが図れると
ともに、現場における接続工事を簡略化できる等の実用
的効果が得られる。
ァイバー用光コネクタによれば、第1フェルールと第2
フェルールとを段差並びにクサビ形状の突条および凹溝
により正確に位置決めさせて接合できるとともに、複数
本の光ファイバーを板ばね等の帯状の弾性緩衝材により
固定できるから、従来のフェルールと光ファイバーとの
接着、突き合せ面の研磨等の工程が不要であるととも
に、接着剤付着による除去工程も省略することができ
た。従って、工程の省略によるコストダウンが図れると
ともに、現場における接続工事を簡略化できる等の実用
的効果が得られる。
【図1】この発明に係る多心ファイバー用光コネクタの
展開した状態を示す斜視図である。
展開した状態を示す斜視図である。
【図2】この発明に係る多心ファイバー用光コネクタの
光ファイバーを結合した状態を示す正面図である。
光ファイバーを結合した状態を示す正面図である。
【図3】この発明に係る多心ファイバー用光コネクタの
光ファイバーを結合した状態を示す要部断面図である。
光ファイバーを結合した状態を示す要部断面図である。
【図4】この発明に係る多心ファイバー用光コネクタを
用いて光ファイバー同士を接続した状態を示す断面図で
ある。
用いて光ファイバー同士を接続した状態を示す断面図で
ある。
【図5】光ファイバーの要部の斜視図である。
1 光ファイバー 2 コア 3 クラッド 10 多心ファイバー用光コネクタ 11,12 係止突起 20 第1フェルール 21 段差 22 V字形溝 23 突条 30 第2フェルール 31 段差 32 U字形溝 33 凹所 34 板ばね 35 凹溝 40 アダプタ 41 ガイド部材 42,43 保持用爪
フロントページの続き (72)発明者 曾我部 一樹 大阪府大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 上面に段差を有し、その段差の上側に位
置する面に光ファイバーの先端部近傍を収納するV字形
溝を所定のピッチで複数本並設するとともに、その面の
両側にクサビ形状の係止部を設けた第1フェルールと、 下面に前記第1フェルールの段差と衝合する段差を有
し、その段差の下側に位置する面に光ファィバーの先端
部を収納するU字形溝が所定のピッチで複数本並設され
るとともに、その面の両側には前記第1フェルールの係
止部と係合するクサビ形状の係合部を設け、かつ、前記
段差の上側に位置している面に凹所を凹設し、この凹所
内に帯状の弾性緩衝材を嵌置する第2フェルールとを備
え、 前記第1および第2フェルールを前記係止部を係合部に
係合することにより着脱可能に接合したことを特徴とす
る多心ファイバー用光コネクタ。
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