JPH11334272A - 軸筒へのグリップ取付け構造 - Google Patents
軸筒へのグリップ取付け構造Info
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- JPH11334272A JPH11334272A JP10159875A JP15987598A JPH11334272A JP H11334272 A JPH11334272 A JP H11334272A JP 10159875 A JP10159875 A JP 10159875A JP 15987598 A JP15987598 A JP 15987598A JP H11334272 A JPH11334272 A JP H11334272A
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- JP
- Japan
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- grip
- barrel
- mounting structure
- outer diameter
- tip member
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 握り筒の内径が、先具の最大外径よりも小さ
く形成されているため、握り部に組み付ける際には、治
具などで握り筒を拡開させながら組み付けなければなら
ず、面倒な作業であり、また、それ故に生産性も悪いも
のであった。 【解決手段】 軸筒1の前方に円錐形の先部材を有し、
その先部材の後方にグリップ18を挿着した軸筒へのグ
リップ取付け構造であって、前記グリップの後端の内径
を前記先部材の最大外径よりも若干大きく形成する一
方、前記グリップの前端の内径を前記先部材の最大外径
よりも小さく形成するとともに、前記グリップの後端位
置の軸筒部分に、グリップの後端の外径と同等か、ある
いは、若干大径な鍔部を設けた軸筒へのグリップ取付け
構造。
く形成されているため、握り部に組み付ける際には、治
具などで握り筒を拡開させながら組み付けなければなら
ず、面倒な作業であり、また、それ故に生産性も悪いも
のであった。 【解決手段】 軸筒1の前方に円錐形の先部材を有し、
その先部材の後方にグリップ18を挿着した軸筒へのグ
リップ取付け構造であって、前記グリップの後端の内径
を前記先部材の最大外径よりも若干大きく形成する一
方、前記グリップの前端の内径を前記先部材の最大外径
よりも小さく形成するとともに、前記グリップの後端位
置の軸筒部分に、グリップの後端の外径と同等か、ある
いは、若干大径な鍔部を設けた軸筒へのグリップ取付け
構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸筒へのグリップ
取付け構造に関する。ここで、前記軸筒の具体例として
は、シャ−プペンシルやボ−ルペンなどの筆記具の軸筒
や、釣竿の軸筒、窓やドアなどのノブ、あるいは、自転
車などのハンドルなどが挙げられる。
取付け構造に関する。ここで、前記軸筒の具体例として
は、シャ−プペンシルやボ−ルペンなどの筆記具の軸筒
や、釣竿の軸筒、窓やドアなどのノブ、あるいは、自転
車などのハンドルなどが挙げられる。
【0002】
【従来の技術】1例として、実開平4−130891号
公報がある。筆記具の軸筒の把持する部分にグリップを
取付けた例であり、その公報の実用新案登録請求の範囲
の請求項1には、「筆記具軸体(1)の握り部の後端に
係止部(3)を設け、該握り部に硬質樹脂ベ−ス筒(4
A)と軟質樹脂表皮筒(4B)とにより構成された握り
筒(4)を嵌挿し、前記筆記具軸体(1)にこの握り筒
(4)を前記係止部(3)とで係止する先具(5)を取
付けてなる筆記具。」と記載されている。そして、公報
の第2図には、実施例である筆記具が記載されており、
前記握り部(4)は、筆記具軸体(1)の中間部に形成
された係止部(9)と先具5によって、前記筆記具軸体
(1)に対して移動不能に固定されている。次に、前記
の様な筆記具の組立方法であるが、人手によって組立る
場合には、握り部に握り筒を挿着後、先具を取り付けて
いたが、近年、作業性、生産性の向上が図られ、自動化
が盛んになり、筆記具なども機械によって組立られるよ
うになってきた。しかし、先具を筆記具軸体に組み付け
ることは、機械によって容易にできるものの、比較的軟
らかく、柔軟性のある握り筒を組み付けることは困難で
あり、結局のところ、握り筒は人手によって組み付けて
るのが現状であった。
公報がある。筆記具の軸筒の把持する部分にグリップを
取付けた例であり、その公報の実用新案登録請求の範囲
の請求項1には、「筆記具軸体(1)の握り部の後端に
係止部(3)を設け、該握り部に硬質樹脂ベ−ス筒(4
A)と軟質樹脂表皮筒(4B)とにより構成された握り
筒(4)を嵌挿し、前記筆記具軸体(1)にこの握り筒
(4)を前記係止部(3)とで係止する先具(5)を取
付けてなる筆記具。」と記載されている。そして、公報
の第2図には、実施例である筆記具が記載されており、
前記握り部(4)は、筆記具軸体(1)の中間部に形成
された係止部(9)と先具5によって、前記筆記具軸体
(1)に対して移動不能に固定されている。次に、前記
の様な筆記具の組立方法であるが、人手によって組立る
場合には、握り部に握り筒を挿着後、先具を取り付けて
いたが、近年、作業性、生産性の向上が図られ、自動化
が盛んになり、筆記具なども機械によって組立られるよ
うになってきた。しかし、先具を筆記具軸体に組み付け
ることは、機械によって容易にできるものの、比較的軟
らかく、柔軟性のある握り筒を組み付けることは困難で
あり、結局のところ、握り筒は人手によって組み付けて
るのが現状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、人手によって
も握り筒を簡単に組み付けられる構造が望まれていた。
ちなみに、上記従来技術にあっては、握り筒の内径が、
先具の最大外径よりも小さく形成されているため、握り
部に組み付ける際には、治具などで握り筒を拡開させな
がら組み付けなければならず、面倒な作業であり、ま
た、それ故に生産性も悪いものであった。
も握り筒を簡単に組み付けられる構造が望まれていた。
ちなみに、上記従来技術にあっては、握り筒の内径が、
先具の最大外径よりも小さく形成されているため、握り
部に組み付ける際には、治具などで握り筒を拡開させな
がら組み付けなければならず、面倒な作業であり、ま
た、それ故に生産性も悪いものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点に
鑑みてなされたものであり、軸筒の前方に円錐形の先部
材を有し、その先部材の後方にグリップを挿着した軸筒
へのグリップ取付け構造であって、前記グリップの後端
の内径を前記先部材の最大外径よりも若干大きく形成す
る一方、前記グリップの前端の内径を前記先部材の最大
外径よりも小さく形成するとともに、前記グリップの後
端位置の軸筒部分に、グリップの後端の外径と同等か、
あるいは、若干大径な鍔部を設けたことを要旨とする。
鑑みてなされたものであり、軸筒の前方に円錐形の先部
材を有し、その先部材の後方にグリップを挿着した軸筒
へのグリップ取付け構造であって、前記グリップの後端
の内径を前記先部材の最大外径よりも若干大きく形成す
る一方、前記グリップの前端の内径を前記先部材の最大
外径よりも小さく形成するとともに、前記グリップの後
端位置の軸筒部分に、グリップの後端の外径と同等か、
あるいは、若干大径な鍔部を設けたことを要旨とする。
【0005】
【実施例】図1〜図3に第1例を示し説明する。シャ−
プペンシルの例である。軸筒1の内側には、芯タンク2
やチャック体3、チャックスプリング4などからなる芯
繰り出し機構5が摺動自在に配置されている。その芯繰
り出し機構5の芯タンク2の後端には、消しゴム6と天
面に孔7が形成されたノックキャップ8が着脱自在に取
り付けられている。符号9は、前記軸筒1の上部に取り
付けられた金属製のクリップである。
プペンシルの例である。軸筒1の内側には、芯タンク2
やチャック体3、チャックスプリング4などからなる芯
繰り出し機構5が摺動自在に配置されている。その芯繰
り出し機構5の芯タンク2の後端には、消しゴム6と天
面に孔7が形成されたノックキャップ8が着脱自在に取
り付けられている。符号9は、前記軸筒1の上部に取り
付けられた金属製のクリップである。
【0006】前記軸筒1の中間部には、鍔部10が形成
されており、その鍔部10の前方部には、第1の縮径部
11が形成されている。また、その第1の縮径部11の
前方部は、さらに縮径された第2の縮径部12が形成さ
れており、それら、第1の縮径部11と第2の縮径部1
2とは、円錐部13によってなだらかに連接している。
そして、さらに、前記第2の縮径部12の前方には、円
周状に溝部14が形成されている。また、第2の縮径部
12の前端には、前記芯繰り出し機構の1部である中継
ぎ部材15に螺着された円錐形状の先部材16が位置し
ている。その先部材16の最大外径は、前記第1の縮径
部11の後端外径よりも小さく設定されている。
されており、その鍔部10の前方部には、第1の縮径部
11が形成されている。また、その第1の縮径部11の
前方部は、さらに縮径された第2の縮径部12が形成さ
れており、それら、第1の縮径部11と第2の縮径部1
2とは、円錐部13によってなだらかに連接している。
そして、さらに、前記第2の縮径部12の前方には、円
周状に溝部14が形成されている。また、第2の縮径部
12の前端には、前記芯繰り出し機構の1部である中継
ぎ部材15に螺着された円錐形状の先部材16が位置し
ている。その先部材16の最大外径は、前記第1の縮径
部11の後端外径よりも小さく設定されている。
【0007】ここで、前記第1の縮径部11と第2の縮
径部12についてさらに詳述する。第1の縮径部11と
第2の縮径部12の表面には、梨地加工が施されており
(梨地部17)、その梨地部17における微細な凹凸の
高さは、30μm程度となっているが、10μm〜60
μm程度の範囲に属していれば良い。前記梨地加工の具
体例としては、射出成形によって軸筒1を成形するのが
容易な方法であるが、軸筒1が軟らかい製品の場合には
ブロ−成形などの手段であっても良いし、また、前記射
出成形やブロ−成形などの縮径部11、12を成形する
金型のキャビティ−の内面に、ブラスト加工や放電加工
などの手段によって微細な凹凸を形成し、その金型によ
って成形してもよい。
径部12についてさらに詳述する。第1の縮径部11と
第2の縮径部12の表面には、梨地加工が施されており
(梨地部17)、その梨地部17における微細な凹凸の
高さは、30μm程度となっているが、10μm〜60
μm程度の範囲に属していれば良い。前記梨地加工の具
体例としては、射出成形によって軸筒1を成形するのが
容易な方法であるが、軸筒1が軟らかい製品の場合には
ブロ−成形などの手段であっても良いし、また、前記射
出成形やブロ−成形などの縮径部11、12を成形する
金型のキャビティ−の内面に、ブラスト加工や放電加工
などの手段によって微細な凹凸を形成し、その金型によ
って成形してもよい。
【0008】前記第1の縮径部11や第2の縮径部12
には、ゴム状弾性体よりなるグリップ部材18が圧入さ
れている。そのグリップ部材18の内面の後方には、前
記第1の縮径部11に圧接する大径部19が形成されて
おり、その大径部19の前方には、前記第2の縮径部1
2に圧接する小径部20が形成されている。また、その
小径部20の前方には、前記溝部14に係合する内面段
部21が形成されている。
には、ゴム状弾性体よりなるグリップ部材18が圧入さ
れている。そのグリップ部材18の内面の後方には、前
記第1の縮径部11に圧接する大径部19が形成されて
おり、その大径部19の前方には、前記第2の縮径部1
2に圧接する小径部20が形成されている。また、その
小径部20の前方には、前記溝部14に係合する内面段
部21が形成されている。
【0009】ここで、さらにグリップ部材18について
詳述すると、前記大径部19が第1の縮径部11に圧接
する力よりも、小径部20が第2の縮径部に圧接する力
の方が大きく設定されている。後方部をゆるい嵌合力に
することにより、グリップ部材を縮径部に挿着する際の
組み付けの容易性を図っている。また、グリップ部材1
8の大径部19の内径は、前記先部材16の最大外径よ
りも若干大きく形成されている。こうすることにより、
先部材16を軸筒1に取付けた状態で、グリップ部材1
8を容易に先部材側から挿着できるようにしてある。さ
らに、グリップ部材18の全長は、軸筒1のグリップ部
材が挿着される部分の全長よりも、若干長く形成されて
いる。グリップ部材の成形の際の寸法ばらつきや、挿着
する際のグリップ部材の縮みによる、隙間の発生を考慮
してのことである。そして、さらには、グリップ部材1
8の後端外径は、前記軸筒1の中間部に形成されている
鍔部10の外径と同等か、あるいは、若干小径に形成さ
れている。使用の際の、指の擦れなどによる、グリップ
部材後端のめくれを防止しているのである。同様にグリ
ップ部材18の前端外径も、前記先部材の最大外径と略
同等か、あるいは、若干小さく形成されている。
詳述すると、前記大径部19が第1の縮径部11に圧接
する力よりも、小径部20が第2の縮径部に圧接する力
の方が大きく設定されている。後方部をゆるい嵌合力に
することにより、グリップ部材を縮径部に挿着する際の
組み付けの容易性を図っている。また、グリップ部材1
8の大径部19の内径は、前記先部材16の最大外径よ
りも若干大きく形成されている。こうすることにより、
先部材16を軸筒1に取付けた状態で、グリップ部材1
8を容易に先部材側から挿着できるようにしてある。さ
らに、グリップ部材18の全長は、軸筒1のグリップ部
材が挿着される部分の全長よりも、若干長く形成されて
いる。グリップ部材の成形の際の寸法ばらつきや、挿着
する際のグリップ部材の縮みによる、隙間の発生を考慮
してのことである。そして、さらには、グリップ部材1
8の後端外径は、前記軸筒1の中間部に形成されている
鍔部10の外径と同等か、あるいは、若干小径に形成さ
れている。使用の際の、指の擦れなどによる、グリップ
部材後端のめくれを防止しているのである。同様にグリ
ップ部材18の前端外径も、前記先部材の最大外径と略
同等か、あるいは、若干小さく形成されている。
【0010】次に、前記グリップ部材18の材質の具体
例としては、シリコ−ンゴムやエチレンプロピレンゴム
などのゴムや熱可塑性エラストマ−などの透明性のある
材質や半透明性の材質、或は、前記の材質に少量の着色
材を混入させた色付きの半透明性の材質などが挙げられ
る。特に、手で握る部分(グリップ部材)を考慮する
と、手から出る油などに強い、シリコ−ンゴムや熱可塑
性エラストマ−などが好ましい。また、グリップ部材1
8の硬度としては、本発明の実施例としては、JISA
における測定値で、35度としたが、これに限ることな
く、10度〜70度の範囲であれば、違和感なく使用す
ることができ、また、人手による筆記具本体への挿着も
容易にできる。
例としては、シリコ−ンゴムやエチレンプロピレンゴム
などのゴムや熱可塑性エラストマ−などの透明性のある
材質や半透明性の材質、或は、前記の材質に少量の着色
材を混入させた色付きの半透明性の材質などが挙げられ
る。特に、手で握る部分(グリップ部材)を考慮する
と、手から出る油などに強い、シリコ−ンゴムや熱可塑
性エラストマ−などが好ましい。また、グリップ部材1
8の硬度としては、本発明の実施例としては、JISA
における測定値で、35度としたが、これに限ることな
く、10度〜70度の範囲であれば、違和感なく使用す
ることができ、また、人手による筆記具本体への挿着も
容易にできる。
【0011】
【作用】グリップ部材を軸筒に挿着する場合には、つま
り、組み付ける場合には、グリップ部材の大径部が先部
材の最大外径部に多少接触しながら、言い替えれば、先
部材の最大外径部によって案内されながら挿入し、次い
で、グリップ部材の小径部が、やはり先部材の最大外径
部によって案内、拡開され、挿入し、遂には、軸筒1の
第1の縮径部11や第2の縮径部12に挿着される。
尚、この挿着される最後の瞬間に、グリップ部材18の
内面段部21は、軸筒1の溝15に、自らの弾性力を活
かして嵌まり込み、係合する。また、本例においては、
軸筒1の縮径部に梨地加工が施されているため、挿着し
ている過程でも、グリップ部材の内面と縮径部の表面と
が点接触状態になっており、さらに挿着の容易性を高め
ている。また、使用状態において発生する、グリップ部
材が軸筒から抜け出そうとする前方への力の作用は、前
記内面段部21の溝部14への係合と、グリップ部材前
端の先部材への当接、並びに、グリップ部材の縮径部へ
の圧接作用とに分散され、保持されることにより、もっ
て、グリップ部材の軸筒からの抜け出しが防止されるこ
とになる。
り、組み付ける場合には、グリップ部材の大径部が先部
材の最大外径部に多少接触しながら、言い替えれば、先
部材の最大外径部によって案内されながら挿入し、次い
で、グリップ部材の小径部が、やはり先部材の最大外径
部によって案内、拡開され、挿入し、遂には、軸筒1の
第1の縮径部11や第2の縮径部12に挿着される。
尚、この挿着される最後の瞬間に、グリップ部材18の
内面段部21は、軸筒1の溝15に、自らの弾性力を活
かして嵌まり込み、係合する。また、本例においては、
軸筒1の縮径部に梨地加工が施されているため、挿着し
ている過程でも、グリップ部材の内面と縮径部の表面と
が点接触状態になっており、さらに挿着の容易性を高め
ている。また、使用状態において発生する、グリップ部
材が軸筒から抜け出そうとする前方への力の作用は、前
記内面段部21の溝部14への係合と、グリップ部材前
端の先部材への当接、並びに、グリップ部材の縮径部へ
の圧接作用とに分散され、保持されることにより、もっ
て、グリップ部材の軸筒からの抜け出しが防止されるこ
とになる。
【0012】第2例を図5に示し説明する。前記例の縮
径部に施した梨地に替え、長手方向に微細な高さの縦リ
ブ22を形成した例である。前記例に比し、グリップ部
材の軸筒に対する回転が確実に防止されるものである。
径部に施した梨地に替え、長手方向に微細な高さの縦リ
ブ22を形成した例である。前記例に比し、グリップ部
材の軸筒に対する回転が確実に防止されるものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、軸筒の前方に円錐形の先部材
を有し、その先部材の後方にグリップを挿着した軸筒へ
のグリップ取付け構造であって、前記グリップの後端の
内径を前記先部材の最大外径よりも若干大きく形成する
一方、前記グリップの前端の内径を前記先部材の最大外
径よりも小さく形成するとともに、前記グリップの後端
位置の軸筒部分に、グリップの後端の外径と同等か、あ
るいは、若干大径な鍔部を設けたので、グリップを軸筒
に簡単に組み付けることができる。
を有し、その先部材の後方にグリップを挿着した軸筒へ
のグリップ取付け構造であって、前記グリップの後端の
内径を前記先部材の最大外径よりも若干大きく形成する
一方、前記グリップの前端の内径を前記先部材の最大外
径よりも小さく形成するとともに、前記グリップの後端
位置の軸筒部分に、グリップの後端の外径と同等か、あ
るいは、若干大径な鍔部を設けたので、グリップを軸筒
に簡単に組み付けることができる。
【図1】本発明の第1例を示す縦断面図。
【図2】図1の軸筒を示す要部拡大図。
【図3】図1の要部拡大図。
【図4】図1のグリップ部材示す縦断面図。
【図5】本発明の第2例を示す要部拡大図。
1 軸筒 2 芯タンク 3 チャック体 4 チャックスプリング 5 芯繰り出し機構 6 消しゴム 7 孔 8 ノックキャップ 9 クリップ 10 鍔部 11 第1の縮径部 12 第2の縮径部 13 円錐部 14 溝部 15 中継ぎ部材 16 先部材 17 梨地部 18 グリップ部材 19 大径部 20 小径部 21 内面段部 22 縦リブ
Claims (4)
- 【請求項1】 軸筒の前方に円錐形の先部材を有し、そ
の先部材の後方にグリップを挿着した軸筒へのグリップ
取付け構造であって、前記グリップの後端の内径を前記
先部材の最大外径よりも若干大きく形成する一方、前記
グリップの前端の内径を前記先部材の最大外径よりも小
さく形成するとともに、前記グリップの後端位置の軸筒
部分に、グリップの後端の外径と同等か、あるいは、若
干大径な鍔部を設けたことを特徴とする軸筒へのグリッ
プ取付け構造。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の軸筒へのグリップ
取付け構造であって、前記軸筒のグリップが取付けられ
る部分に梨地加工を施したことを特徴とする軸筒へのグ
リップ取付け構造。 - 【請求項3】 前記請求項1に記載の軸筒へのグリップ
取付け構造であって、前記軸筒のグリップが取付けられ
る部分を前方から順に大径となるよう、階段状に形成す
るとともに、グリップの内径も順に大径となるよう形成
したことを特徴とする軸筒へのグリップ取付け構造。 - 【請求項4】 前記請求項3に記載の軸筒へのグリップ
取付け構造であって、前記グリップの軸筒への圧接力を
前方から後方に向け、順に小さくなるよう形成したこと
を特徴とする軸筒へのグリップ取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159875A JPH11334272A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 軸筒へのグリップ取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159875A JPH11334272A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 軸筒へのグリップ取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11334272A true JPH11334272A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15703122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10159875A Pending JPH11334272A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 軸筒へのグリップ取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11334272A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6485211B1 (en) | 2001-09-25 | 2002-11-26 | Bic Corporation | Easily assembled grip element |
USD500791S1 (en) | 2003-10-23 | 2005-01-11 | Societe Bic | Writing instrument |
US7665922B2 (en) | 2004-09-08 | 2010-02-23 | Societe Bic | Writing instrument |
JP2011051269A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Pilot Corporation | 筆記具の軸筒 |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP10159875A patent/JPH11334272A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6485211B1 (en) | 2001-09-25 | 2002-11-26 | Bic Corporation | Easily assembled grip element |
USD500791S1 (en) | 2003-10-23 | 2005-01-11 | Societe Bic | Writing instrument |
US7665922B2 (en) | 2004-09-08 | 2010-02-23 | Societe Bic | Writing instrument |
JP2011051269A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Pilot Corporation | 筆記具の軸筒 |
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