JPH11330498A - ショットキーバリアダイオードおよびその製造方法 - Google Patents
ショットキーバリアダイオードおよびその製造方法Info
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- JPH11330498A JPH11330498A JP10124900A JP12490098A JPH11330498A JP H11330498 A JPH11330498 A JP H11330498A JP 10124900 A JP10124900 A JP 10124900A JP 12490098 A JP12490098 A JP 12490098A JP H11330498 A JPH11330498 A JP H11330498A
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- anode electrode
- semiconductor layer
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D8/00—Diodes
- H10D8/60—Schottky-barrier diodes
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/102—Constructional design considerations for preventing surface leakage or controlling electric field concentration
- H10D62/103—Constructional design considerations for preventing surface leakage or controlling electric field concentration for increasing or controlling the breakdown voltage of reverse-biased devices
- H10D62/105—Constructional design considerations for preventing surface leakage or controlling electric field concentration for increasing or controlling the breakdown voltage of reverse-biased devices by having particular doping profiles, shapes or arrangements of PN junctions; by having supplementary regions, e.g. junction termination extension [JTE]
- H10D62/106—Constructional design considerations for preventing surface leakage or controlling electric field concentration for increasing or controlling the breakdown voltage of reverse-biased devices by having particular doping profiles, shapes or arrangements of PN junctions; by having supplementary regions, e.g. junction termination extension [JTE] having supplementary regions doped oppositely to or in rectifying contact with regions of the semiconductor bodies, e.g. guard rings with PN or Schottky junctions
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/80—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials
- H10D62/83—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials being Group IV materials, e.g. B-doped Si or undoped Ge
- H10D62/832—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials being Group IV materials, e.g. B-doped Si or undoped Ge being Group IV materials comprising two or more elements, e.g. SiGe
- H10D62/8325—Silicon carbide
Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】オン電圧が低く、かつ逆バイアス時のリーク電
流が少ないショットキーバリアダイオードおよびその製
造方法を提供する。 【解決手段】n+ サブストレート31上のnエピタキシ
ャル層32内に、p + 埋め込み領域33が埋め込まれて
いる。nエピタキシャル層32の表面には、ショットキ
ー接合を形成するアノード電極35が設けられ、そのア
ノード電極35はまた、nエピタキシャル層32の表面
層に形成されたp+ コンタクト領域34の表面にも接触
している。すなわち、p+ 埋め込み領域33は、p+ コ
ンタクト領域34を介して、アノード電極35と同電位
にされている。
流が少ないショットキーバリアダイオードおよびその製
造方法を提供する。 【解決手段】n+ サブストレート31上のnエピタキシ
ャル層32内に、p + 埋め込み領域33が埋め込まれて
いる。nエピタキシャル層32の表面には、ショットキ
ー接合を形成するアノード電極35が設けられ、そのア
ノード電極35はまた、nエピタキシャル層32の表面
層に形成されたp+ コンタクト領域34の表面にも接触
している。すなわち、p+ 埋め込み領域33は、p+ コ
ンタクト領域34を介して、アノード電極35と同電位
にされている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショットキーバリ
アダイオード(以下SBDと略す)に関する。
アダイオード(以下SBDと略す)に関する。
【0002】
【従来の技術】SBDは、pn接合を有するpnダイオ
ードと比較すると、次の特徴を有する。 (1)バリアハイトを金属によって制御できるので、オ
ン電圧の制御が可能である。 (2)多数キャリア素子なので、少数キャリアの蓄積が
無く、高速のスイッチングが可能である。(pnダイオ
ードは少数キャリアの蓄積があるバイポーラ型素子であ
る。) これまでシリコンを用いたSBDは、100V前後の比
較的低耐圧の領域で、主にオン抵抗を下げる目的で使用
されてきた。近年炭化けい素(以下SiCと記す)のS
BDは、上記(2)の特徴を活かして、高耐圧で高速の
スイッチングができるデバイスとして期待されている。
ードと比較すると、次の特徴を有する。 (1)バリアハイトを金属によって制御できるので、オ
ン電圧の制御が可能である。 (2)多数キャリア素子なので、少数キャリアの蓄積が
無く、高速のスイッチングが可能である。(pnダイオ
ードは少数キャリアの蓄積があるバイポーラ型素子であ
る。) これまでシリコンを用いたSBDは、100V前後の比
較的低耐圧の領域で、主にオン抵抗を下げる目的で使用
されてきた。近年炭化けい素(以下SiCと記す)のS
BDは、上記(2)の特徴を活かして、高耐圧で高速の
スイッチングができるデバイスとして期待されている。
【0003】しかし、SBDには物理的原理によって大
きな障害があった。すなわち、オン抵抗を小さくしよう
としてバリアハイトを小さくすると、逆バイアス時のリ
ーク電流が増大する。この問題を解決するために、これ
までいくつかの新規な構造が提案されてきた。図8はF.
Dahlquist, C-M.Zettering, M.ヨ stling, K.Rottner の
発表になるSBD[" Junction Barrier Schottky dio
des in 4H-SiC and 6H-SiC" Abstracts of Int. Conf.
On silicon carbide, III-nitride, and Related Mater
ials 1997, pp.134-135]の部分断面図である。
きな障害があった。すなわち、オン抵抗を小さくしよう
としてバリアハイトを小さくすると、逆バイアス時のリ
ーク電流が増大する。この問題を解決するために、これ
までいくつかの新規な構造が提案されてきた。図8はF.
Dahlquist, C-M.Zettering, M.ヨ stling, K.Rottner の
発表になるSBD[" Junction Barrier Schottky dio
des in 4H-SiC and 6H-SiC" Abstracts of Int. Conf.
On silicon carbide, III-nitride, and Related Mater
ials 1997, pp.134-135]の部分断面図である。
【0004】n+ サブストレート11上のnエピタキシ
ャル層12の表面層にp+ アノード領域13をストライ
プ状に形成し、その表面にショットキー接合を形成する
アノード電極15を接触させたものである。16はオー
ミックなカソード電極である。これの目的とすること
は、素子に逆バイアスが印加されたとき、p+ n接合か
ら広がる空乏層を利用することである。アノード電極1
5のショットキー接合部分がその空乏層に覆われて、電
流が遮断されることを利用して、SBDの逆方向のリー
ク電流を減少させるものである。
ャル層12の表面層にp+ アノード領域13をストライ
プ状に形成し、その表面にショットキー接合を形成する
アノード電極15を接触させたものである。16はオー
ミックなカソード電極である。これの目的とすること
は、素子に逆バイアスが印加されたとき、p+ n接合か
ら広がる空乏層を利用することである。アノード電極1
5のショットキー接合部分がその空乏層に覆われて、電
流が遮断されることを利用して、SBDの逆方向のリー
ク電流を減少させるものである。
【0005】図9はK.J.Schoen, J.P.Henning, J.M.Woo
dall, J.A.Cooper, Jr., and M.R.Mellochの発表になる
SBD["A Dual-Metal-Trench (DM) Schottky Pinch-R
ectifier in 4H-SiC" Abstracts of Int. Conf. On sil
icon carbide, III-nitride,and Related Materials 19
97, pp.419-420]の部分断面図である。この例では、n
エピタキシャル層22の表面層にトレンチ28を設け、
その底部および側壁部にバリアハイトの高い金属である
例えばNiの第二バリア金属25b、トレンチの凸部に
バリアハイトの低い金属である例えばTiの第一バリア
金属25aを接触させている。これにより、SBDが順
方向にバイアスされた場合には、バリアハイトの低い第
一バリア金属25aのショットキー接合に主たる電流が
流れる。逆バイアスされた場合には、第二バリア金属2
5bであるNiがショットキー接合しているトレンチ2
8の側壁から空乏層が広がって、第一バリア金属25a
のショットキー接合の大きなリーク電流を抑制する。こ
うして逆方向リーク電流を少なくしながら、低いオン電
圧を実現するものである。
dall, J.A.Cooper, Jr., and M.R.Mellochの発表になる
SBD["A Dual-Metal-Trench (DM) Schottky Pinch-R
ectifier in 4H-SiC" Abstracts of Int. Conf. On sil
icon carbide, III-nitride,and Related Materials 19
97, pp.419-420]の部分断面図である。この例では、n
エピタキシャル層22の表面層にトレンチ28を設け、
その底部および側壁部にバリアハイトの高い金属である
例えばNiの第二バリア金属25b、トレンチの凸部に
バリアハイトの低い金属である例えばTiの第一バリア
金属25aを接触させている。これにより、SBDが順
方向にバイアスされた場合には、バリアハイトの低い第
一バリア金属25aのショットキー接合に主たる電流が
流れる。逆バイアスされた場合には、第二バリア金属2
5bであるNiがショットキー接合しているトレンチ2
8の側壁から空乏層が広がって、第一バリア金属25a
のショットキー接合の大きなリーク電流を抑制する。こ
うして逆方向リーク電流を少なくしながら、低いオン電
圧を実現するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の構造によってSBDの問題が完全に解決されたわけで
はない。まず、図8のpn接合を使用するタイプのSB
Dにおいては、図から明らかなようにショットキー接合
の実効的な面積が、p+ アノード領域13の分だけ狭く
なってしまう。実際の素子では50%或いは66%も面
積が減少する例が示された。しかし、このように半導体
基板面の利用率が低いのでは、バリアハイトの低い金属
をショットキー電極として使用してオン電圧の低減を図
るとしても、実効的な面積が減少するため、電流密度が
大きくなることからオン電圧が上昇してしまう。また、
ショットキー接合部分に電流が集中するために、高電流
領域においては発熱が著しく、接合の劣化を招く恐れが
ある。
の構造によってSBDの問題が完全に解決されたわけで
はない。まず、図8のpn接合を使用するタイプのSB
Dにおいては、図から明らかなようにショットキー接合
の実効的な面積が、p+ アノード領域13の分だけ狭く
なってしまう。実際の素子では50%或いは66%も面
積が減少する例が示された。しかし、このように半導体
基板面の利用率が低いのでは、バリアハイトの低い金属
をショットキー電極として使用してオン電圧の低減を図
るとしても、実効的な面積が減少するため、電流密度が
大きくなることからオン電圧が上昇してしまう。また、
ショットキー接合部分に電流が集中するために、高電流
領域においては発熱が著しく、接合の劣化を招く恐れが
ある。
【0007】一方図9のトレンチ型のSBDにおいて
は、図のようにトレンチ形状を形成しなければならな
い。通常このようなトレンチ構造は反応性イオンエッチ
ング(以下RIEと記す)などのドライエッチングの手
法によって形成する。このときRIE時のイオン衝撃に
よってダメージを生じ、ショットキー接合の特性が悪化
するというような現象が発生する。
は、図のようにトレンチ形状を形成しなければならな
い。通常このようなトレンチ構造は反応性イオンエッチ
ング(以下RIEと記す)などのドライエッチングの手
法によって形成する。このときRIE時のイオン衝撃に
よってダメージを生じ、ショットキー接合の特性が悪化
するというような現象が発生する。
【0008】低耐圧の素子においては、トレンチ28間
の凸部に空乏層を広げるために、凸部の幅Wmは2〜3
μmとしなければならないが、。特にnエピタキシャル
層21の不純物濃度が高い素子においては、空乏層があ
まり広がらないため、この構造を有効に働かせるために
は、サブミクロンの非常に狭いピッチでトレンチを形成
しなければならなくなる。
の凸部に空乏層を広げるために、凸部の幅Wmは2〜3
μmとしなければならないが、。特にnエピタキシャル
層21の不純物濃度が高い素子においては、空乏層があ
まり広がらないため、この構造を有効に働かせるために
は、サブミクロンの非常に狭いピッチでトレンチを形成
しなければならなくなる。
【0009】サブミクロンの非常に狭いピッチでトレン
チの形成は、非常に困難であるという製造上の問題だけ
でなく、凸部の幅Wmを狭くするに従って、低バリアハ
イトのショットキー接合の面積が狭くなり、オン電圧が
増大するという問題も起きる。本発明の目的は、逆バイ
アス時のリーク電流が少なく、かつオン電圧の低いSB
Dおよびその製造方法を提供することにある。
チの形成は、非常に困難であるという製造上の問題だけ
でなく、凸部の幅Wmを狭くするに従って、低バリアハ
イトのショットキー接合の面積が狭くなり、オン電圧が
増大するという問題も起きる。本発明の目的は、逆バイ
アス時のリーク電流が少なく、かつオン電圧の低いSB
Dおよびその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため本発
明は、第一導電型半導体層の表面にショットキー接合を
形成する金属のアノード電極を配置し、第一導電型半導
体層の裏面側にオーミックなカソード電極を設けたショ
ットキーバリアダイオードにおいて、アノード電極の下
方の前記第一導電型半導体層の内部に表面に達しない第
二導電型埋め込み領域を、逆バイアス時に空乏層が連続
するような間隔で形成し、その第二導電型埋め込み領域
をアノード電極と同電位とするものとする。
明は、第一導電型半導体層の表面にショットキー接合を
形成する金属のアノード電極を配置し、第一導電型半導
体層の裏面側にオーミックなカソード電極を設けたショ
ットキーバリアダイオードにおいて、アノード電極の下
方の前記第一導電型半導体層の内部に表面に達しない第
二導電型埋め込み領域を、逆バイアス時に空乏層が連続
するような間隔で形成し、その第二導電型埋め込み領域
をアノード電極と同電位とするものとする。
【0011】アノード電極と同電位の第二導電型埋め込
み領域を設け、その上の第一導電型半導体層の表面にシ
ョットキー接合を形成するアノード電極を設けるので、
ショットキー接合の面積は狭くならず、半導体基板面の
利用効率を高くでき、従来のような電流集中が防止でき
る。逆バイアス時には、その第二導電型埋め込み領域か
ら広がる空乏層を連続させ、リーク電流を低く抑えるこ
とができる。
み領域を設け、その上の第一導電型半導体層の表面にシ
ョットキー接合を形成するアノード電極を設けるので、
ショットキー接合の面積は狭くならず、半導体基板面の
利用効率を高くでき、従来のような電流集中が防止でき
る。逆バイアス時には、その第二導電型埋め込み領域か
ら広がる空乏層を連続させ、リーク電流を低く抑えるこ
とができる。
【0012】アノード電極がバリアハイトの小さい第一
のバリア金属と、バリアハイトの大きい第二のバリア金
属とからなり、第二導電型埋め込み領域の直上の少なく
とも一部に第一のバリア金属を配置するものとする。そ
のようにすれば、順バイアス時には、バリアハイトの小
さい第一のバリア金属に電流が流れるので、低いオン抵
抗がえられる。逆バイアス時には、第二導電型埋め込み
領域から広がる空乏層同士或いは第二のバリア金属から
広がる空乏層を連続させ、リーク電流を抑えることがで
きる。
のバリア金属と、バリアハイトの大きい第二のバリア金
属とからなり、第二導電型埋め込み領域の直上の少なく
とも一部に第一のバリア金属を配置するものとする。そ
のようにすれば、順バイアス時には、バリアハイトの小
さい第一のバリア金属に電流が流れるので、低いオン抵
抗がえられる。逆バイアス時には、第二導電型埋め込み
領域から広がる空乏層同士或いは第二のバリア金属から
広がる空乏層を連続させ、リーク電流を抑えることがで
きる。
【0013】第二導電型埋め込み領域の上方に第一導電
型半導体層よりも不純物濃度の高い第一導電型高濃度領
域を有するものとする。第一導電型高濃度領域を設ける
ことにより、電流の分散および均一化が図られ、電流集
中を抑制できる。第一導電型高濃度領域の表面にアノー
ド電極が接触するものとする。
型半導体層よりも不純物濃度の高い第一導電型高濃度領
域を有するものとする。第一導電型高濃度領域を設ける
ことにより、電流の分散および均一化が図られ、電流集
中を抑制できる。第一導電型高濃度領域の表面にアノー
ド電極が接触するものとする。
【0014】そのようにすれば、バリアハイトの低減を
図ることができる。一部の第二導電型埋め込み領域の上
部に、第二導電型埋め込み領域とアノード電極とを接続
する第二導電型コンタクト領域を有するものとする。そ
のようにすれば、第二導電型埋め込み領域がアノード電
極と同電位にできる。
図ることができる。一部の第二導電型埋め込み領域の上
部に、第二導電型埋め込み領域とアノード電極とを接続
する第二導電型コンタクト領域を有するものとする。そ
のようにすれば、第二導電型埋め込み領域がアノード電
極と同電位にできる。
【0015】第一導電型半導体層はシリコン、炭化けい
素のいずれでも良い。アノード電極の下方の第一導電型
半導体層の内部に、表面に達しない第二導電型埋め込み
領域を有するショットキーバリアダイオードの製造方法
としては、第一導電型半導体層の表面から、第二導電型
不純物をイオン注入し、または、第二導電型不純物をイ
オン注入した後、第一導電型半導体層をエピタキシャル
成長することにより第二導電型埋め込み領域を形成する
ものとする。
素のいずれでも良い。アノード電極の下方の第一導電型
半導体層の内部に、表面に達しない第二導電型埋め込み
領域を有するショットキーバリアダイオードの製造方法
としては、第一導電型半導体層の表面から、第二導電型
不純物をイオン注入し、または、第二導電型不純物をイ
オン注入した後、第一導電型半導体層をエピタキシャル
成長することにより第二導電型埋め込み領域を形成する
ものとする。
【0016】そのような方法のいずれでも、所定の間隔
の第二導電型埋め込み領域をもつショットキーバリアダ
イオードを製造できる。
の第二導電型埋め込み領域をもつショットキーバリアダ
イオードを製造できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図を参照しながら本発明の実
施の形態を説明する。なお以下において、n、またはp
を冠記した層、領域等は、それぞれ電子、正孔を多数キ
ャリアとするものであることを意味している。 [実施例1]図1は本発明第一の実施例のSiCSBD
の部分断面図である。
施の形態を説明する。なお以下において、n、またはp
を冠記した層、領域等は、それぞれ電子、正孔を多数キ
ャリアとするものであることを意味している。 [実施例1]図1は本発明第一の実施例のSiCSBD
の部分断面図である。
【0018】図において、SiCのn+ サブストレート
31上のnエピタキシャル層32内に、p+ 埋め込み領
域33が埋め込まれている。nエピタキシャル層32の
表面には、ショットキー接合を形成するチタンおよびア
ルミニウムのアノード電極35が設けられている。この
アノード電極35はまた、nエピタキシャル層32の表
面層に形成されたp+ コンタクト領域34の表面にも接
触している。すなわち、p+ 埋め込み領域33は、p+
コンタクト領域34を介して、アノード電極35と同電
位にされていることになる。n+ サブストレート31の
下面には、カソード電極36が設けられている。高耐圧
化を図るためのpガードリングlは記載を省略してい
る。
31上のnエピタキシャル層32内に、p+ 埋め込み領
域33が埋め込まれている。nエピタキシャル層32の
表面には、ショットキー接合を形成するチタンおよびア
ルミニウムのアノード電極35が設けられている。この
アノード電極35はまた、nエピタキシャル層32の表
面層に形成されたp+ コンタクト領域34の表面にも接
触している。すなわち、p+ 埋め込み領域33は、p+
コンタクト領域34を介して、アノード電極35と同電
位にされていることになる。n+ サブストレート31の
下面には、カソード電極36が設けられている。高耐圧
化を図るためのpガードリングlは記載を省略してい
る。
【0019】例えば1000VクラスのSiCSBDの
場合の各部の寸法例は次の通りである。n+ サブストレ
ート31の不純物濃度と厚さは、それぞれ2×1018c
m-3、250μm、nエピタキシャル層32のそれは、
1×1016cm-3、10μmである。p+ 埋め込み領域
33の幅と厚さはそれぞれ、6μm、0.7μmであ
り、最高不純物濃度は1×1020cm-3である。p+ 埋
め込み領域33の間隔は、2μmである。p+ 埋め込み
領域33上のnエピタキシャル層32の厚さは0.7μ
mである。p+ コンタクト領域34の幅と厚さはそれぞ
れ、6μm、0.7μmであり、最高不純物濃度は1×
1020cm-3である。アノード電極35は0.1μmの
チタン層と1μmのアルミニウム層とからなる。
場合の各部の寸法例は次の通りである。n+ サブストレ
ート31の不純物濃度と厚さは、それぞれ2×1018c
m-3、250μm、nエピタキシャル層32のそれは、
1×1016cm-3、10μmである。p+ 埋め込み領域
33の幅と厚さはそれぞれ、6μm、0.7μmであ
り、最高不純物濃度は1×1020cm-3である。p+ 埋
め込み領域33の間隔は、2μmである。p+ 埋め込み
領域33上のnエピタキシャル層32の厚さは0.7μ
mである。p+ コンタクト領域34の幅と厚さはそれぞ
れ、6μm、0.7μmであり、最高不純物濃度は1×
1020cm-3である。アノード電極35は0.1μmの
チタン層と1μmのアルミニウム層とからなる。
【0020】p+ 埋め込み領域33の幅はなるべく狭い
方が好ましいが、パターニングの精度およびコンダクタ
ンスによって適当な寸法と不純物濃度が決められ、通常
1〜10μm程度とする。また、p+ 埋め込み領域33
の間隔は、空乏層の広がる幅によって決まるため、各耐
圧構造によって個別に設計する必要がある。図2(a)
は図1のSiCSBDのチップのアノード電極35を透
視した平面図である。ストライプ状のp+ 埋め込み領域
33が点線で示されている。ストライプ状のp+ 埋め込
み領域33の周囲に環状のp+ コンタクト領域34が設
けられ、その表面にアノード電極35が接している。ア
ノード電極35の外側の環は、p+ ガードリング37で
ある。図2(b)は、A−A線に沿った断面図であり、
p+ 埋め込み領域33とp+ コンタクト領域34との接
している状況、およびp+ ガードリング37の配置状況
が見られる。p+ コンタクト領域34は、必ずしも周辺
部だけである必要はない。また、p+ コンタクト領域3
4とp+ ガードリング37とは、同じ表面濃度、同じ接
合深さとしてもよい。
方が好ましいが、パターニングの精度およびコンダクタ
ンスによって適当な寸法と不純物濃度が決められ、通常
1〜10μm程度とする。また、p+ 埋め込み領域33
の間隔は、空乏層の広がる幅によって決まるため、各耐
圧構造によって個別に設計する必要がある。図2(a)
は図1のSiCSBDのチップのアノード電極35を透
視した平面図である。ストライプ状のp+ 埋め込み領域
33が点線で示されている。ストライプ状のp+ 埋め込
み領域33の周囲に環状のp+ コンタクト領域34が設
けられ、その表面にアノード電極35が接している。ア
ノード電極35の外側の環は、p+ ガードリング37で
ある。図2(b)は、A−A線に沿った断面図であり、
p+ 埋め込み領域33とp+ コンタクト領域34との接
している状況、およびp+ ガードリング37の配置状況
が見られる。p+ コンタクト領域34は、必ずしも周辺
部だけである必要はない。また、p+ コンタクト領域3
4とp+ ガードリング37とは、同じ表面濃度、同じ接
合深さとしてもよい。
【0021】次に第一の実施例のSiCSBDについて
その製造方法を述べる。図3(a)ないし(d)は、製
造工程順に示した主な製造工程ごとの断面図である。成
長したnエピタキシャル層32上にシリコン酸化膜38
を形成し、フォトリソグラフィによりパターンニングし
て、浅いp+ コンタクト領域34、および図示されない
p+ ガードリング形成のためのほう素イオン34aをイ
オン注入する[図3(a)]。加速電圧は30、80、
200keVとし、ドーズ量は各1×1015cm-2とし
た。
その製造方法を述べる。図3(a)ないし(d)は、製
造工程順に示した主な製造工程ごとの断面図である。成
長したnエピタキシャル層32上にシリコン酸化膜38
を形成し、フォトリソグラフィによりパターンニングし
て、浅いp+ コンタクト領域34、および図示されない
p+ ガードリング形成のためのほう素イオン34aをイ
オン注入する[図3(a)]。加速電圧は30、80、
200keVとし、ドーズ量は各1×1015cm-2とし
た。
【0022】SiCの場合、イオン注入した不純物の活
性化の問題から、イオン注入を500〜1000℃の高
温でおこなうことがある。この場合のイオン注入用マス
クは高温に耐える必要があるため、シリコン酸化膜やシ
リコン、或いはチタンやアルミニウムなどの金属が使用
される。p型不純物イオンとしてはほう素やアルミニウ
ムが用いられる。同じ加速電圧では、ほう素の方が深く
注入されるが、SiCではアルミニウムの方が活性化し
易い。イオン注入時の加速電圧を例えば200keV〜
3MeVに制御することにより、p+ 埋め込み領域33
の深さを調節できる。ドーズ量はSBD特性には大きく
影響しないが、p+ 埋め込み領域33のコンダクタンス
を下げるために1×1013〜1×1015cm-2の範囲と
するのが良い。
性化の問題から、イオン注入を500〜1000℃の高
温でおこなうことがある。この場合のイオン注入用マス
クは高温に耐える必要があるため、シリコン酸化膜やシ
リコン、或いはチタンやアルミニウムなどの金属が使用
される。p型不純物イオンとしてはほう素やアルミニウ
ムが用いられる。同じ加速電圧では、ほう素の方が深く
注入されるが、SiCではアルミニウムの方が活性化し
易い。イオン注入時の加速電圧を例えば200keV〜
3MeVに制御することにより、p+ 埋め込み領域33
の深さを調節できる。ドーズ量はSBD特性には大きく
影響しないが、p+ 埋め込み領域33のコンダクタンス
を下げるために1×1013〜1×1015cm-2の範囲と
するのが良い。
【0023】次に、もう一度フォトリソグラフィにより
パターンニングして、p+ 埋め込み領域33のためのほ
う素イオン33aをイオン注入する[同図(b)]。イ
オン注入条件は、加速電圧500keV、ドーズ量1×
1015cm-2である。この方法とすれば、図3(a)の
シリコン酸化膜38を再び利用してマスクを形成するこ
とができる。シリコン酸化膜を再度形成するならば、p
+ 埋め込み領域33のためのイオン注入を先におこなっ
ても良い。
パターンニングして、p+ 埋め込み領域33のためのほ
う素イオン33aをイオン注入する[同図(b)]。イ
オン注入条件は、加速電圧500keV、ドーズ量1×
1015cm-2である。この方法とすれば、図3(a)の
シリコン酸化膜38を再び利用してマスクを形成するこ
とができる。シリコン酸化膜を再度形成するならば、p
+ 埋め込み領域33のためのイオン注入を先におこなっ
ても良い。
【0024】続いて1700℃、30分間の熱処理を施
す[同図(c)]。注入された不純物が活性化され、p
+ 埋め込み領域33、p+ コンタクト領域34ができ
る。チタンを0.1μm、アルミニウムを1μmスパッ
タ蒸着し、アノード電極35とする。更にn+ サブスト
レート31の裏面にアルミニウムを蒸着してカソード電
極36とした[同図(d)]。
す[同図(c)]。注入された不純物が活性化され、p
+ 埋め込み領域33、p+ コンタクト領域34ができ
る。チタンを0.1μm、アルミニウムを1μmスパッ
タ蒸着し、アノード電極35とする。更にn+ サブスト
レート31の裏面にアルミニウムを蒸着してカソード電
極36とした[同図(d)]。
【0025】本実施例のSBDの特徴は、アノード電位
にされるp+ 埋め込み領域33が、半導体内部に埋め込
まれていることである。このような構造においては、図
8の従来例のようにショットキー接合の面積が大幅に減
少することは無い。従って、半導体基板表面が有効に活
用され、オン電圧が大きくなることが無い。また、p +
埋め込み領域33の上部が影になって電流が流れにくい
のを緩和し、電流が広がって流れる。すなわち、電流集
中を緩和する効果がある。これによりショットキー接合
での発熱が少なくなり、温度上昇も抑えられる。
にされるp+ 埋め込み領域33が、半導体内部に埋め込
まれていることである。このような構造においては、図
8の従来例のようにショットキー接合の面積が大幅に減
少することは無い。従って、半導体基板表面が有効に活
用され、オン電圧が大きくなることが無い。また、p +
埋め込み領域33の上部が影になって電流が流れにくい
のを緩和し、電流が広がって流れる。すなわち、電流集
中を緩和する効果がある。これによりショットキー接合
での発熱が少なくなり、温度上昇も抑えられる。
【0026】更に、逆バイアス時には半導体内部に埋め
込まれているp+ 埋め込み領域33から空乏層が広がる
ため、表面等の影響を受けないので空乏層の広がりが大
きく、リーク電流を有効に遮断できる。実際の試作SB
Dにおいても、リーク電流が従来の約1/4になること
が確認された。
込まれているp+ 埋め込み領域33から空乏層が広がる
ため、表面等の影響を受けないので空乏層の広がりが大
きく、リーク電流を有効に遮断できる。実際の試作SB
Dにおいても、リーク電流が従来の約1/4になること
が確認された。
【0027】図3(a)〜(d)の製造方法をとれば極
めてシンプルであり、従来のRIEのような高価な装置
や困難な工程の必要が無く、容易に製造できる。 [実施例2]図4(a)ないし(f)は、図1のSiC
SBDの別の製造方法による製造工程を順に示した断面
図である。紙面の都合上一部でSBDの下部を省略して
いる。
めてシンプルであり、従来のRIEのような高価な装置
や困難な工程の必要が無く、容易に製造できる。 [実施例2]図4(a)ないし(f)は、図1のSiC
SBDの別の製造方法による製造工程を順に示した断面
図である。紙面の都合上一部でSBDの下部を省略して
いる。
【0028】成長したnエピタキシャル層42上にシリ
コン酸化膜48aを形成し、フォトリソグラフィにより
パターンニングして、p+ 埋め込み領域43のためのほ
う素イオン43aをイオン注入する[図4(a)]。イ
オン注入条件は、上記実施例1と同じでよい。次に、1
700℃、30分間の熱処理を施し、活性化する[同図
(b)]。注入された不純物が活性化され、p+ 埋め込
み領域43が形成される。
コン酸化膜48aを形成し、フォトリソグラフィにより
パターンニングして、p+ 埋め込み領域43のためのほ
う素イオン43aをイオン注入する[図4(a)]。イ
オン注入条件は、上記実施例1と同じでよい。次に、1
700℃、30分間の熱処理を施し、活性化する[同図
(b)]。注入された不純物が活性化され、p+ 埋め込
み領域43が形成される。
【0029】モノシラン−プロパン−水素ガスシステム
により、1500℃で厚さ約1μmのnエピタキシャル
層42aを成長させる[同図(c)]。さらに 成長し
たnエピタキシャル層42a上にシリコン酸化膜48b
を形成し、フォトリソグラフィによりパターンニングし
て、p+ コンタクト領域44形成のためのほう素イオン
44aをイオン注入する[同図(d)]。加速電圧は3
0、80、200keVとし、ドーズ量は各1×1015
cm-2とした。
により、1500℃で厚さ約1μmのnエピタキシャル
層42aを成長させる[同図(c)]。さらに 成長し
たnエピタキシャル層42a上にシリコン酸化膜48b
を形成し、フォトリソグラフィによりパターンニングし
て、p+ コンタクト領域44形成のためのほう素イオン
44aをイオン注入する[同図(d)]。加速電圧は3
0、80、200keVとし、ドーズ量は各1×1015
cm-2とした。
【0030】ここで1700℃、30分間の熱処理を施
す[同図(e)]。注入された不純物が活性化され、p
+ コンタクト領域44が形成される。チタンを0.1μ
m、アルミニウムを1μmスパッタ蒸着し、アノード電
極45とする。更にn+ サブストレート41の裏面にア
ルミニウムを蒸着してカソード電極46とした[同図
(f)]。
す[同図(e)]。注入された不純物が活性化され、p
+ コンタクト領域44が形成される。チタンを0.1μ
m、アルミニウムを1μmスパッタ蒸着し、アノード電
極45とする。更にn+ サブストレート41の裏面にア
ルミニウムを蒸着してカソード電極46とした[同図
(f)]。
【0031】この製造方法では、p+ 埋め込み領域43
のためのほう素イオン注入を低加速電圧でおこなえるこ
とが特徴である。すなわち、高エネルギーのイオン注入
設備は非常に高価であることから、そのような高価な設
備が不要であり、通常の低ネルギーの装置が使用できる
という利点がある。この製造方法によるSBDも実施例
1のSBDと同じ特性を示す。
のためのほう素イオン注入を低加速電圧でおこなえるこ
とが特徴である。すなわち、高エネルギーのイオン注入
設備は非常に高価であることから、そのような高価な設
備が不要であり、通常の低ネルギーの装置が使用できる
という利点がある。この製造方法によるSBDも実施例
1のSBDと同じ特性を示す。
【0032】[実施例3]図5は本発明第三の実施例の
SiCSBDの部分断面図である。この実施例の半導体
内部の構造は実施例1と同じであり、バリア金属の配置
に工夫が施されている。p+ 埋め込み領域53の上の表
面の一部にバリアハイトの低い第一バリア金属55aの
アノード電極を配置し、その他はそれよりもバリアハイ
トの高い第二バリア金属55bを使用する。例えば、バ
リアハイトの低い第一バリア金属55aとしては、ハフ
ニウムを使用し、バリアハイトの高い第二バリア金属5
5bとしてはニッケルを使用した。
SiCSBDの部分断面図である。この実施例の半導体
内部の構造は実施例1と同じであり、バリア金属の配置
に工夫が施されている。p+ 埋め込み領域53の上の表
面の一部にバリアハイトの低い第一バリア金属55aの
アノード電極を配置し、その他はそれよりもバリアハイ
トの高い第二バリア金属55bを使用する。例えば、バ
リアハイトの低い第一バリア金属55aとしては、ハフ
ニウムを使用し、バリアハイトの高い第二バリア金属5
5bとしてはニッケルを使用した。
【0033】このような構造にすると、p+ 埋め込み領
域53の上部が影になって電流が流れにくいのを緩和
し、p+ 埋め込み領域53の上部にも電流が広がって流
れやすくなる。すなわち、電流集中を緩和する効果が大
きい。また、逆バイアス時のリーク電流については、p
+ 埋め込み領域53および第二バリア金属55bから広
がる空乏層がつながり、低いバリアハイトの第一バリア
金属55aの部分のリーク電流を抑制できる。このた
め、低オン電圧と低リーク電流を同時に実現できる。
域53の上部が影になって電流が流れにくいのを緩和
し、p+ 埋め込み領域53の上部にも電流が広がって流
れやすくなる。すなわち、電流集中を緩和する効果が大
きい。また、逆バイアス時のリーク電流については、p
+ 埋め込み領域53および第二バリア金属55bから広
がる空乏層がつながり、低いバリアハイトの第一バリア
金属55aの部分のリーク電流を抑制できる。このた
め、低オン電圧と低リーク電流を同時に実現できる。
【0034】なお、この実施例のSiCSBDの製造方
法は、実施例1または2の製造方法から容易に類推する
ことができる。例えば図3(c)の工程の後、第一バリ
ア金属55aを堆積し、パターニングした後、第二バリ
ア金属55bを被着すれば良い。この実施例のSiCS
BDの平面図は、図2(a)と同様であるので省略す
る。
法は、実施例1または2の製造方法から容易に類推する
ことができる。例えば図3(c)の工程の後、第一バリ
ア金属55aを堆積し、パターニングした後、第二バリ
ア金属55bを被着すれば良い。この実施例のSiCS
BDの平面図は、図2(a)と同様であるので省略す
る。
【0035】[実施例4]図6は本発明第四の実施例の
SiCSBDの部分断面図である。この構造も基本にな
るのは第一の発明の構造である。p+ 埋め込み領域63
の上のnエピタキシャル層62の表面層に高濃度のn+
高濃度領域69が形成されており、その表面にショット
キー接合を形成するアノード電極65が設けられてい
る。
SiCSBDの部分断面図である。この構造も基本にな
るのは第一の発明の構造である。p+ 埋め込み領域63
の上のnエピタキシャル層62の表面層に高濃度のn+
高濃度領域69が形成されており、その表面にショット
キー接合を形成するアノード電極65が設けられてい
る。
【0036】このような構造にするには、例えば、図3
(b)の工程の後、燐イオンを20keVの加速電圧で
1×1014cm-2注入し、アニールすれば良い。アニー
ルはほう素やアルミニウムと同時に実施すると熱処理は
一回で済む。また、燐ではなくSiCでは、窒素もn型
不純物として使用できる。Siではひ素でも良い。この
ような構造にすると、ショットキー接合のバリアハイト
を低減する効果が得られる。例えば本実施例のSiCS
BDでは、100A・cm-2の電流密度でのオン電圧が
0.2V低下した。勿論、上記の実施例と同様に全面に
アノード電極65が設けられているので、電流密度が低
く抑えられる効果もある。また、電流集中を緩和する効
果も大きく、接合部分での発熱が少ないため温度上昇が
抑えられる。
(b)の工程の後、燐イオンを20keVの加速電圧で
1×1014cm-2注入し、アニールすれば良い。アニー
ルはほう素やアルミニウムと同時に実施すると熱処理は
一回で済む。また、燐ではなくSiCでは、窒素もn型
不純物として使用できる。Siではひ素でも良い。この
ような構造にすると、ショットキー接合のバリアハイト
を低減する効果が得られる。例えば本実施例のSiCS
BDでは、100A・cm-2の電流密度でのオン電圧が
0.2V低下した。勿論、上記の実施例と同様に全面に
アノード電極65が設けられているので、電流密度が低
く抑えられる効果もある。また、電流集中を緩和する効
果も大きく、接合部分での発熱が少ないため温度上昇が
抑えられる。
【0037】[実施例5]図7は本発明第五の実施例の
SiCSBDの部分断面図であり、実施例4の変形例と
いえる。p+ 埋め込み領域73の上方に高濃度のn+ 高
濃度領域79が形成されている点は実施例4とおなじで
あるが、p+ 埋め込み領域73の上方の一部に限定され
ている。アノード電極75は全面に設けられている。
SiCSBDの部分断面図であり、実施例4の変形例と
いえる。p+ 埋め込み領域73の上方に高濃度のn+ 高
濃度領域79が形成されている点は実施例4とおなじで
あるが、p+ 埋め込み領域73の上方の一部に限定され
ている。アノード電極75は全面に設けられている。
【0038】このような構造にするには、例えば、図3
(b)の工程の後、マスクを形成して選択的に実施例4
と同様の燐イオン注入をおこない、アニールすれば良
い。p+ 埋め込み領域73の上方に不純物濃度の高いn
+ 高濃度領域79を付加しているため、p+ 埋め込み領
域73の上方部分にも電流が流れ易い状態となる。n+
高濃度領域79部分でバリアハイトが低下するため、オ
ン電圧を下げる効果が得られる。また、逆バイアス時の
リーク電流については、p+ 埋め込み領域73から広が
る空乏層あるいは、n+ 高濃度領域79を設けない部分
のアノード電極75から広がる空乏層がつながって、n
+ 高濃度領域79を設けた部分からのリーク電流を抑制
できる。このため、低オン電圧と低リーク電流とを同時
に実現できる。
(b)の工程の後、マスクを形成して選択的に実施例4
と同様の燐イオン注入をおこない、アニールすれば良
い。p+ 埋め込み領域73の上方に不純物濃度の高いn
+ 高濃度領域79を付加しているため、p+ 埋め込み領
域73の上方部分にも電流が流れ易い状態となる。n+
高濃度領域79部分でバリアハイトが低下するため、オ
ン電圧を下げる効果が得られる。また、逆バイアス時の
リーク電流については、p+ 埋め込み領域73から広が
る空乏層あるいは、n+ 高濃度領域79を設けない部分
のアノード電極75から広がる空乏層がつながって、n
+ 高濃度領域79を設けた部分からのリーク電流を抑制
できる。このため、低オン電圧と低リーク電流とを同時
に実現できる。
【0039】実施例2と実施例3または4とを組み合わ
せることも可能である。なお、以上の実施例では、Si
CSBDの例のみを挙げたが、本発明をシリコンSBD
に適用する上で問題となることは全く無い。
せることも可能である。なお、以上の実施例では、Si
CSBDの例のみを挙げたが、本発明をシリコンSBD
に適用する上で問題となることは全く無い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
一導電型半導体層の表面にショットキー接合を形成する
金属のアノード電極を配置し、第一導電型半導体層の裏
面側にオーミックなカソード電極を設けたショットキー
バリアダイオードにおいて、アノード電極の下方の前記
第一導電型半導体層の内部に表面に達しない第二導電型
埋め込み領域を、逆バイアス時に空乏層が連続するよう
な間隔で形成し、その第二導電型埋め込み領域をアノー
ド電極と同電位とすることにより、低いオン電圧と低リ
ーク電流とを両立させたショットキーバリアダイオード
を実現することができる。
一導電型半導体層の表面にショットキー接合を形成する
金属のアノード電極を配置し、第一導電型半導体層の裏
面側にオーミックなカソード電極を設けたショットキー
バリアダイオードにおいて、アノード電極の下方の前記
第一導電型半導体層の内部に表面に達しない第二導電型
埋め込み領域を、逆バイアス時に空乏層が連続するよう
な間隔で形成し、その第二導電型埋め込み領域をアノー
ド電極と同電位とすることにより、低いオン電圧と低リ
ーク電流とを両立させたショットキーバリアダイオード
を実現することができる。
【0041】アノード電極がバリアハイトの大きい第一
のバリア金属と、バリアハイトの小さい第二のバリア金
属とからなるものとし、或いは第二導電型埋め込み領域
の上方に第一導電型半導体層よりも不純物濃度の高い第
一導電型高濃度領域を設けることにより、オン電圧とリ
ーク電流との関係を更に改良したSBDとすることがで
きる。
のバリア金属と、バリアハイトの小さい第二のバリア金
属とからなるものとし、或いは第二導電型埋め込み領域
の上方に第一導電型半導体層よりも不純物濃度の高い第
一導電型高濃度領域を設けることにより、オン電圧とリ
ーク電流との関係を更に改良したSBDとすることがで
きる。
【0042】低オン電圧、低リーク電流のショットキー
バリアダイオードを実現可能とする本発明は、高耐圧、
高速のスイッチングデバイスとしてショットキーバリア
ダイオードの用途拡大に大きな意義をもつものである。
バリアダイオードを実現可能とする本発明は、高耐圧、
高速のスイッチングデバイスとしてショットキーバリア
ダイオードの用途拡大に大きな意義をもつものである。
【図1】本発明第一の実施例のSiCSBDの部分断面
図
図
【図2】(a)は第一の実施例のSiCSBDの平面
図、(b)はA−A線に沿った断面図
図、(b)はA−A線に沿った断面図
【図3】(a)ないし(d)は第一の実施例のSiCS
BDの製造方法の製造工程順の断面図
BDの製造方法の製造工程順の断面図
【図4】(a)ないし(f)はSiCSBDの別の製造
方法による製造工程順の断面図
方法による製造工程順の断面図
【図5】本発明第三の実施例のSiCSBDの部分断面
図
図
【図6】本発明第四の実施例のSiCSBDの部分断面
図
図
【図7】本発明第五の実施例のSiCSBDの部分断面
図
図
【図8】従来の低リーク電流SiCSBDの部分断面図
【図9】従来の低オン電圧SiCSBDの部分断面図
11、21、31、41、51、61、71 n+ サブ
ストレート層 12、22、32、42、52、62、72 nエピタ
キシャル層 13 p+ アノード領域 15、35、45、65、75 アノード電極 16、26、36、46、56、66、76 カソード
電極 25a、55a 第一バリア金属 25b、55b 第二バリア金属 28 トレンチ 33、43、53、63、73 p+ 埋め込み領域 33a、34a、43a、44a ほう素イオン 34、44、54、64、74 p+ コンタクト領域 37 p+ ガードリング 38、48a、48b シリコン酸化膜 42a nエピタキシャル層 69、79 n+ 高濃度領域
ストレート層 12、22、32、42、52、62、72 nエピタ
キシャル層 13 p+ アノード領域 15、35、45、65、75 アノード電極 16、26、36、46、56、66、76 カソード
電極 25a、55a 第一バリア金属 25b、55b 第二バリア金属 28 トレンチ 33、43、53、63、73 p+ 埋め込み領域 33a、34a、43a、44a ほう素イオン 34、44、54、64、74 p+ コンタクト領域 37 p+ ガードリング 38、48a、48b シリコン酸化膜 42a nエピタキシャル層 69、79 n+ 高濃度領域
Claims (9)
- 【請求項1】第一導電型半導体層の表面にショットキー
接合を形成する金属のアノード電極を配置し、第一導電
型半導体層の裏面側にオーミックなカソード電極を設け
たショットキーバリアダイオードにおいて、アノード電
極の下方の前記第一導電型半導体層の内部に、表面に達
しない第二導電型埋め込み領域を、逆バイアス時に空乏
層が連続するような間隔で形成し、その第二導電型埋め
込み領域をアノード電極と同電位とすることを特徴とす
るショットキーバリアダイオード。 - 【請求項2】アノード電極がバリアハイトの小さい第一
のバリア金属と、バリアハイトの大きい第二のバリア金
属とからなり、第二導電型埋め込み領域の直上のすくな
くとも一部に第一のバリア金属を配置することを特徴と
する請求項1記載のショットキーバリアダイオード。 - 【請求項3】第二導電型埋め込み領域の上方に第一導電
型半導体層よりも不純物濃度の高い第一導電型高濃度領
域を有することを特徴とする請求項1または2に記載の
ショットキーバリアダイオード。 - 【請求項4】第一導電型高濃度領域の表面にアノード電
極が接触することを特徴とする請求項3記載のショット
キーバリアダイオード。 - 【請求項5】一部の第二導電型埋め込み領域の上部に、
第二導電型埋め込み領域とアノード電極とを接続する第
二導電型コンタクト領域を有することを特徴とする請求
項1ないし4のいずれかに記載のショットキーバリアダ
イオード。 - 【請求項6】第一導電型半導体層がシリコンからなるこ
とを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のシ
ョットキーバリアダイオード。 - 【請求項7】第一導電型半導体層が炭化けい素からなる
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
ショットキーバリアダイオード。 - 【請求項8】第一導電型半導体層の表面に設けられたシ
ョットキー接合を形成する金属のアノード電極と、裏面
側に設けられたオーミックなカソード電極と、アノード
電極の下方の前記第一導電型半導体層の内部に形成され
た表面に達しない第二導電型埋め込み領域とを有するシ
ョットキーバリアダイオードの製造方法において、第一
導電型半導体層の表面から、第二導電型不純物をイオン
注入することにより第二導電型埋め込み領域を形成する
ことを特徴とするショットキーバリアダイオードの製造
方法。 - 【請求項9】第一導電型半導体層の表面に設けられたシ
ョットキー接合を形成する金属のアノード電極と、裏面
側に設けられたオーミックなカソード電極と、アノード
電極の下方の前記第一導電型半導体層の内部に形成され
た表面に達しない第二導電型埋め込み領域とを有するシ
ョットキーバリアダイオードの製造方法において、第二
導電型不純物をイオン注入した後、第一導電型半導体層
をエピタキシャル成長することにより第二導電型埋め込
み領域を形成することを特徴とするショットキーバリア
ダイオードの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10124900A JPH11330498A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | ショットキーバリアダイオードおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10124900A JPH11330498A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | ショットキーバリアダイオードおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11330498A true JPH11330498A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=14896896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10124900A Pending JPH11330498A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | ショットキーバリアダイオードおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11330498A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7061067B2 (en) | 2003-07-04 | 2006-06-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Schottky barrier diode |
JP2006318956A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ショットキーダイオードを有する半導体装置 |
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