JPH113295A - データ送受信装置 - Google Patents
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- JPH113295A JPH113295A JP9171206A JP17120697A JPH113295A JP H113295 A JPH113295 A JP H113295A JP 9171206 A JP9171206 A JP 9171206A JP 17120697 A JP17120697 A JP 17120697A JP H113295 A JPH113295 A JP H113295A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 158
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims abstract description 66
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims abstract description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2つの独立した装置が正常にデータの送受信
を行うことができるかをチェックすることにより,信頼
性の高いデータ送受信を実現すること。 【解決手段】 データ送受信回路103が,コマンドレ
ジスタ111と,送信制御部104と,メモリ105
と,セレクタ106と,ラインドライバ112と,ライ
ンレシーバ113と,レジスタ109と,受信制御部1
07と,メモリ108と,コンパレータ110と,ステ
ータスレジスタ115とを備え,コントロール回路10
2が,データを受信する前にチェック用データの送信コ
マンドをデータ送受信回路103に出力し,チェック用
データの送信を指示し,一定時間内にデータ送受信回路
103から正常なステータスが通知された場合に通常の
データ転送を実行し,異常なステータスが通知された場
合にインターフェイスエラーであると判断・処理する。
を行うことができるかをチェックすることにより,信頼
性の高いデータ送受信を実現すること。 【解決手段】 データ送受信回路103が,コマンドレ
ジスタ111と,送信制御部104と,メモリ105
と,セレクタ106と,ラインドライバ112と,ライ
ンレシーバ113と,レジスタ109と,受信制御部1
07と,メモリ108と,コンパレータ110と,ステ
ータスレジスタ115とを備え,コントロール回路10
2が,データを受信する前にチェック用データの送信コ
マンドをデータ送受信回路103に出力し,チェック用
データの送信を指示し,一定時間内にデータ送受信回路
103から正常なステータスが通知された場合に通常の
データ転送を実行し,異常なステータスが通知された場
合にインターフェイスエラーであると判断・処理する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は,装置間においてデ
ータの送受信を実行するデータ送受信装置に関し,より
詳細には,装置間における接続状態およびデータの送受
信にかかわる故障を検出するデータ送受信装置に関す
る。
ータの送受信を実行するデータ送受信装置に関し,より
詳細には,装置間における接続状態およびデータの送受
信にかかわる故障を検出するデータ送受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より,装置間でデータの送受信を行
う場合,一般にケーブルなどで装置間を接続し,そのケ
ーブル上を通してデータの送受信が行われている。しか
し,このようなデータ転送にあっては,(1)ケーブル
が正しく接続されていない,(2)ケーブルが断線して
いる,(3)規格外のケーブルを使用している,(4)
外部ノイズの影響,等々の原因によりデータの送受信が
できなくなる可能性があった。
う場合,一般にケーブルなどで装置間を接続し,そのケ
ーブル上を通してデータの送受信が行われている。しか
し,このようなデータ転送にあっては,(1)ケーブル
が正しく接続されていない,(2)ケーブルが断線して
いる,(3)規格外のケーブルを使用している,(4)
外部ノイズの影響,等々の原因によりデータの送受信が
できなくなる可能性があった。
【0003】このため,たとえば特開平8−30521
号公報では,1つのコントローラで制御されるケーブル
で接続された2つの装置間において,2つの装置にそれ
ぞれチェックのための回路を設け,コントローラから出
力されたチェック信号を検出し,一方の装置からあらか
じめ決めておいたデータを送信し,もう一方の装置が,
受信したデータがあらかじめ決められたデータと同一で
あるか否かを確認してケーブルの異常を検出している。
号公報では,1つのコントローラで制御されるケーブル
で接続された2つの装置間において,2つの装置にそれ
ぞれチェックのための回路を設け,コントローラから出
力されたチェック信号を検出し,一方の装置からあらか
じめ決めておいたデータを送信し,もう一方の装置が,
受信したデータがあらかじめ決められたデータと同一で
あるか否かを確認してケーブルの異常を検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来の技術にあっては,ケーブルの異常
をチェックするための回路であるので,ケーブルで接続
される2つの装置が独立している場合において使用する
ことができず,信頼性の向上を阻害するという問題点が
あった。
示されるような従来の技術にあっては,ケーブルの異常
をチェックするための回路であるので,ケーブルで接続
される2つの装置が独立している場合において使用する
ことができず,信頼性の向上を阻害するという問題点が
あった。
【0005】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,2つの独立した装置が正常にデータの送受信を行
うことができるかをチェックすることにより,信頼性の
高いデータ送受信を実現することを目的とする。
って,2つの独立した装置が正常にデータの送受信を行
うことができるかをチェックすることにより,信頼性の
高いデータ送受信を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係るデータ送受信装置にあっては,コ
ントロール回路とデータ送受信回路とを備え,外部装置
に対してデータの送受信を行うデータ送受信装置であっ
て,前記データ送受信回路が,前記コントロール回路に
より出力されるコマンドを保持するコマンドレジスタ
と,前記コマンドレジスタのデータ保持状態に基づいて
データの送信制御を実行する送信制御部と,チェック用
データを蓄え,前記送信制御部により出力される制御信
号に基づいてデータを出力する第1のメモリと,前記コ
ントロール回路により出力される送信データと前記第1
のメモリにより出力されたデータの何れか一方を前記送
信制御部が出力するセレクト信号に基づいて選択・出力
するセレクタと,前記セレクタにより出力されたデータ
を前記外部装置に対して送信するラインドライバと,前
記外部装置からのデータを受信するラインレシーバと,
前記ラインレシーバにより出力されるデータを一時保持
するレジスタと,前記ラインレシーバにより出力される
データに基づいて受信制御を実行する受信制御部と,前
記第1のメモリと同一のデータを蓄え,前記受信制御部
により出力される制御信号に基づいてデータを出力する
第2のメモリと,前記レジスタと前記第2のメモリとが
出力するデータを比較・出力するコンパレータと,前記
コンパレータの出力と前記ラインレシーバの出力データ
とから前記受信制御部が作成したステータスが書き込ま
れるステータスレジスタと,を備え,前記コントロール
回路が,データを受信する前に前記チェック用データの
送信コマンドを前記データ送受信回路に出力し,前記チ
ェック用データの送信を指示し,一定時間内に前記デー
タ送受信回路から正常なステータスが通知された場合に
通常のデータ転送を実行し,異常なステータスが通知さ
れた場合にインターフェイスエラーであると判断・処理
するものである。
めに,請求項1に係るデータ送受信装置にあっては,コ
ントロール回路とデータ送受信回路とを備え,外部装置
に対してデータの送受信を行うデータ送受信装置であっ
て,前記データ送受信回路が,前記コントロール回路に
より出力されるコマンドを保持するコマンドレジスタ
と,前記コマンドレジスタのデータ保持状態に基づいて
データの送信制御を実行する送信制御部と,チェック用
データを蓄え,前記送信制御部により出力される制御信
号に基づいてデータを出力する第1のメモリと,前記コ
ントロール回路により出力される送信データと前記第1
のメモリにより出力されたデータの何れか一方を前記送
信制御部が出力するセレクト信号に基づいて選択・出力
するセレクタと,前記セレクタにより出力されたデータ
を前記外部装置に対して送信するラインドライバと,前
記外部装置からのデータを受信するラインレシーバと,
前記ラインレシーバにより出力されるデータを一時保持
するレジスタと,前記ラインレシーバにより出力される
データに基づいて受信制御を実行する受信制御部と,前
記第1のメモリと同一のデータを蓄え,前記受信制御部
により出力される制御信号に基づいてデータを出力する
第2のメモリと,前記レジスタと前記第2のメモリとが
出力するデータを比較・出力するコンパレータと,前記
コンパレータの出力と前記ラインレシーバの出力データ
とから前記受信制御部が作成したステータスが書き込ま
れるステータスレジスタと,を備え,前記コントロール
回路が,データを受信する前に前記チェック用データの
送信コマンドを前記データ送受信回路に出力し,前記チ
ェック用データの送信を指示し,一定時間内に前記デー
タ送受信回路から正常なステータスが通知された場合に
通常のデータ転送を実行し,異常なステータスが通知さ
れた場合にインターフェイスエラーであると判断・処理
するものである。
【0007】すなわち,コントロール回路とデータ送受
信回路との間で2つのメモリを用いてチェック用データ
を用い,一定時間内にデータ送受信回路から正常なステ
ータスが通知された場合に通常のデータ転送を実行し,
異常なステータスが通知された場合にインターフェイス
エラーであると判断・処理することにより,正常にデー
タの送受信ができるかのチェック機能が実現し,信頼性
の高いデータ送受信を行うことができる。
信回路との間で2つのメモリを用いてチェック用データ
を用い,一定時間内にデータ送受信回路から正常なステ
ータスが通知された場合に通常のデータ転送を実行し,
異常なステータスが通知された場合にインターフェイス
エラーであると判断・処理することにより,正常にデー
タの送受信ができるかのチェック機能が実現し,信頼性
の高いデータ送受信を行うことができる。
【0008】また,請求項2に係るデータ送受信装置に
あっては,コントロール回路とデータ送受信回路とを備
え,外部装置に対してデータの送受信を行うデータ送受
信装置であって,前記データ送受信回路が,前記コント
ロール回路により出力されるコマンドを保持するコマン
ドレジスタと,前記コマンドレジスタのデータ保持状態
に基づいてデータの送信制御を実行する送信制御部と,
前記外部装置からのデータを受信するラインレシーバ
と,前記ラインレシーバにより出力されるデータに基づ
いて受信制御を実行する受信制御部と,前記送信制御部
により出力される制御信号と前記受信制御部により出力
される制御信号とからメモリ制御信号を生成するメモリ
制御信号生成手段と,チェック用データを蓄え,前記メ
モリ制御信号生成手段により出力される制御信号に基づ
いてデータを出力するメモリと,前記コントロール部に
より出力される送信データと前記メモリが出力するデー
タとの何れか一方を前記送信制御部が出力するセレクト
信号に基づいて選択・出力するセレクタと,前記セレク
タにより出力されるデータを前記外部装置に送信するラ
インドライバと,前記ラインドライバにより出力される
データを一時保持するレジスタと,前記レジスタと前記
メモリとが出力するデータを比較・出力するコンパレー
タと,前記コンパレータの出力と前記ラインレシーバの
出力データとから前記受信制御部が作成したステータス
が書き込まれるステータスレジスタと,を備え,前記コ
ントロール回路が,データを受信する前に前記チェック
用データの送信コマンドを前記データ送受信回路に出力
し,前記チェック用データの送信を指示し,一定時間内
に前記データ送受信回路から正常なステータスが通知さ
れた場合に通常のデータ転送を実行し,異常なステータ
スが通知された場合にインターフェイスエラーであると
判断・処理するものである。
あっては,コントロール回路とデータ送受信回路とを備
え,外部装置に対してデータの送受信を行うデータ送受
信装置であって,前記データ送受信回路が,前記コント
ロール回路により出力されるコマンドを保持するコマン
ドレジスタと,前記コマンドレジスタのデータ保持状態
に基づいてデータの送信制御を実行する送信制御部と,
前記外部装置からのデータを受信するラインレシーバ
と,前記ラインレシーバにより出力されるデータに基づ
いて受信制御を実行する受信制御部と,前記送信制御部
により出力される制御信号と前記受信制御部により出力
される制御信号とからメモリ制御信号を生成するメモリ
制御信号生成手段と,チェック用データを蓄え,前記メ
モリ制御信号生成手段により出力される制御信号に基づ
いてデータを出力するメモリと,前記コントロール部に
より出力される送信データと前記メモリが出力するデー
タとの何れか一方を前記送信制御部が出力するセレクト
信号に基づいて選択・出力するセレクタと,前記セレク
タにより出力されるデータを前記外部装置に送信するラ
インドライバと,前記ラインドライバにより出力される
データを一時保持するレジスタと,前記レジスタと前記
メモリとが出力するデータを比較・出力するコンパレー
タと,前記コンパレータの出力と前記ラインレシーバの
出力データとから前記受信制御部が作成したステータス
が書き込まれるステータスレジスタと,を備え,前記コ
ントロール回路が,データを受信する前に前記チェック
用データの送信コマンドを前記データ送受信回路に出力
し,前記チェック用データの送信を指示し,一定時間内
に前記データ送受信回路から正常なステータスが通知さ
れた場合に通常のデータ転送を実行し,異常なステータ
スが通知された場合にインターフェイスエラーであると
判断・処理するものである。
【0009】すなわち,コントロール回路とデータ送受
信回路との間で1つのメモリを用いてチェック用データ
を用い,一定時間内にデータ送受信回路から正常なステ
ータスが通知された場合に通常のデータ転送を実行し,
異常なステータスが通知された場合にインターフェイス
エラーであると判断・処理することにより,正常にデー
タの送受信ができるかのチェック機能が実現し,信頼性
の高いデータ送受信を行うことができる。
信回路との間で1つのメモリを用いてチェック用データ
を用い,一定時間内にデータ送受信回路から正常なステ
ータスが通知された場合に通常のデータ転送を実行し,
異常なステータスが通知された場合にインターフェイス
エラーであると判断・処理することにより,正常にデー
タの送受信ができるかのチェック機能が実現し,信頼性
の高いデータ送受信を行うことができる。
【0010】また,請求項3に係るデータ送受信装置に
あっては,前記コントロール回路は,インターフェイス
のチェックをデータ送信を行う直前に毎回実行するもの
である。
あっては,前記コントロール回路は,インターフェイス
のチェックをデータ送信を行う直前に毎回実行するもの
である。
【0011】すなわち,データの送受信を行う直前に毎
回,正常にデータの送受信を行うことができるかを確認
することにより,確実なデータ転送が実現し,信頼性の
高いデータ送受信を行うことができる。
回,正常にデータの送受信を行うことができるかを確認
することにより,確実なデータ転送が実現し,信頼性の
高いデータ送受信を行うことができる。
【0012】また,請求項4に係るデータ送受信装置に
あっては,前記コントロール回路は,インターフェイス
のチェックを装置の初期化時に実行するものである。
あっては,前記コントロール回路は,インターフェイス
のチェックを装置の初期化時に実行するものである。
【0013】すなわち,装置の初期化時にデータの送受
信を行うことができるかを確認することにより,信頼性
が高く,かつ高速なデータ送受信が可能となる。
信を行うことができるかを確認することにより,信頼性
が高く,かつ高速なデータ送受信が可能となる。
【0014】また,請求項5に係るデータ送受信装置に
あっては,前記第1および第2のメモリ,あるいは前記
メモリに蓄えるチェック用データは,送受信に使用され
る全てのテストパターンとするものである。
あっては,前記第1および第2のメモリ,あるいは前記
メモリに蓄えるチェック用データは,送受信に使用され
る全てのテストパターンとするものである。
【0015】すなわち,正常にデータの送受信を行うこ
とができるかの確認を,データ送受信に使用する全ての
データパターンについてチェックすることにより,信頼
性の高いデータ送受信を行うことができる。
とができるかの確認を,データ送受信に使用する全ての
データパターンについてチェックすることにより,信頼
性の高いデータ送受信を行うことができる。
【0016】また,請求項6に係るデータ送受信装置に
あっては,前記第1および第2のメモリ,あるいは前記
メモリに蓄えるチェック用データは,データの送受信で
問題発生の可能性が高いテストパターンとするものであ
る。
あっては,前記第1および第2のメモリ,あるいは前記
メモリに蓄えるチェック用データは,データの送受信で
問題発生の可能性が高いテストパターンとするものであ
る。
【0017】すなわち,正常にデータの送受信を行うこ
とができるかの確認を,問題が発生しそうな,つまりチ
ェックすべきデータパターンのみをメモリに蓄えてチェ
ックすることにより,信頼性が高く,かつ高速なデータ
送受信が可能となる。
とができるかの確認を,問題が発生しそうな,つまりチ
ェックすべきデータパターンのみをメモリに蓄えてチェ
ックすることにより,信頼性が高く,かつ高速なデータ
送受信が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下,本発明のデータ送受信装置
を添付図面を参照し,詳細に説明する。
を添付図面を参照し,詳細に説明する。
【0019】〔実施の形態1〕 (実施の形態1の構成)図1は,実施の形態1に係るデ
ータ送受信装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて,101はデータ送受信装置,102はコントロー
ル回路,103はデータ送受信回路,104は送信制御
部,105はあらかじめ決められたデータを蓄え,送信
制御部104からの制御信号に基づいてデータを出力す
るメモリ,106は送信制御部104からのセレクト
(select)信号に基づいてメモリ105からのデ
ータとコントロール回路102からのデータのうち一方
を選択して出力するセレクタである。
ータ送受信装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて,101はデータ送受信装置,102はコントロー
ル回路,103はデータ送受信回路,104は送信制御
部,105はあらかじめ決められたデータを蓄え,送信
制御部104からの制御信号に基づいてデータを出力す
るメモリ,106は送信制御部104からのセレクト
(select)信号に基づいてメモリ105からのデ
ータとコントロール回路102からのデータのうち一方
を選択して出力するセレクタである。
【0020】また,107は受信制御部,108はあら
かじめ決められたメモリ105と同じデータを蓄え,受
信制御部107からの制御信号に基づいてデータを出力
するメモリ,109は外部からのデータをタイミング調
整するために保持するレジスタ,110はメモリ108
からのデータとレジスタ109からのデータとを比較
し,その結果を出力するコンパレータ,111はコント
ロール回路102からのコマンドを蓄えるコマンドレジ
スタ,112はセレクタ106により出力されたデータ
を外部に送信するラインドライバ,113は外部からの
データを受信するラインレシーバ,114はコネクタ,
115は受信データ状態のステータスを蓄えるステータ
スレジスタである。
かじめ決められたメモリ105と同じデータを蓄え,受
信制御部107からの制御信号に基づいてデータを出力
するメモリ,109は外部からのデータをタイミング調
整するために保持するレジスタ,110はメモリ108
からのデータとレジスタ109からのデータとを比較
し,その結果を出力するコンパレータ,111はコント
ロール回路102からのコマンドを蓄えるコマンドレジ
スタ,112はセレクタ106により出力されたデータ
を外部に送信するラインドライバ,113は外部からの
データを受信するラインレシーバ,114はコネクタ,
115は受信データ状態のステータスを蓄えるステータ
スレジスタである。
【0021】(実施の形態1の動作)次に,以上のよう
に構成されたデータ送受信装置の動作について説明す
る。この図1に示すデータ送受信装置101は,ケーブ
ルで接続される2つの独立した装置(装置A,装置Bと
する)上に配置され,それぞれのデータ受信回路は各々
の上位回路から入力されるコマンドに基づいてデータの
送受信を実行する。以下,詳細に説明する。
に構成されたデータ送受信装置の動作について説明す
る。この図1に示すデータ送受信装置101は,ケーブ
ルで接続される2つの独立した装置(装置A,装置Bと
する)上に配置され,それぞれのデータ受信回路は各々
の上位回路から入力されるコマンドに基づいてデータの
送受信を実行する。以下,詳細に説明する。
【0022】データの形態 このデータ送受信装置101は通常のデータの送受信動
作の他に,チェック用のデータの送受信動作を実行す
る。このため,外部装置と送受信するデータはチェック
用データか否かを区別できるようにしておく。たとえ
ば,ここでは8ビットのデータの送受信を行うものと
し,2つの装置間で送受信を行うデータ幅を9ビットと
し,最下位のビットをチェック用データか否かを示すフ
ラグとして使用する。
作の他に,チェック用のデータの送受信動作を実行す
る。このため,外部装置と送受信するデータはチェック
用データか否かを区別できるようにしておく。たとえ
ば,ここでは8ビットのデータの送受信を行うものと
し,2つの装置間で送受信を行うデータ幅を9ビットと
し,最下位のビットをチェック用データか否かを示すフ
ラグとして使用する。
【0023】コマンドレジスタ111の動作 コマンドレジスタ111は,コントロール回路102か
らのコマンドを保持する。送信制御部104はこのコマ
ンドレジスタ111の状態に基づいてデータの送受信を
実行する。ここでは,コマンドレジスタ111は1ビッ
ト構成で,このビットが“0”のときには通常データの
送信を,“1”のときにはチェック用データの送信を行
うものとする。
らのコマンドを保持する。送信制御部104はこのコマ
ンドレジスタ111の状態に基づいてデータの送受信を
実行する。ここでは,コマンドレジスタ111は1ビッ
ト構成で,このビットが“0”のときには通常データの
送信を,“1”のときにはチェック用データの送信を行
うものとする。
【0024】ステータスレジスタ115の動作 ステータスレジスタ115は,受信制御部107により
セットされ,受信データの状態をコントロール回路10
2に通知する。ここでは,ステータスレジスタ115は
ビット0とビット1の2ビット構成とし,ビット0が
“1”のときにはチェック用データの受信中であり,
“0”のときにはそれ以外であることを示す。また,ビ
ット1が“1”のときにはチェック用データの受信にイ
ンターフェイスエラーが発生したことを示し,“0”の
ときにはインターフェイスエラーが発生しなかったこと
を示す。
セットされ,受信データの状態をコントロール回路10
2に通知する。ここでは,ステータスレジスタ115は
ビット0とビット1の2ビット構成とし,ビット0が
“1”のときにはチェック用データの受信中であり,
“0”のときにはそれ以外であることを示す。また,ビ
ット1が“1”のときにはチェック用データの受信にイ
ンターフェイスエラーが発生したことを示し,“0”の
ときにはインターフェイスエラーが発生しなかったこと
を示す。
【0025】送信制御部104の動作 送信制御部104は,コマンドレジスタ111に“1”
(チェック用データ送信の指示)がセットされた場合,
セレクタ106にメモリからのデータを出力するように
select信号を出力し,メモリ105には蓄えてあ
るデータを順に出力するように制御する。これにより,
外部に対してチェック用データが送信される。
(チェック用データ送信の指示)がセットされた場合,
セレクタ106にメモリからのデータを出力するように
select信号を出力し,メモリ105には蓄えてあ
るデータを順に出力するように制御する。これにより,
外部に対してチェック用データが送信される。
【0026】一方,コマンドレジスタ111が“0”
(チェック用データ送信の指示がない)場合,送信制御
部104はセレクタ106に対してコントロール回路1
02からのデータを出力するようにselect信号を
出力する。これにより,外部に対して通常のデータが送
信される。
(チェック用データ送信の指示がない)場合,送信制御
部104はセレクタ106に対してコントロール回路1
02からのデータを出力するようにselect信号を
出力する。これにより,外部に対して通常のデータが送
信される。
【0027】受信制御部107の動作 受信制御部107はチェック用データを受信すると,ス
テータスレジスタ115のビット0に“1”をたてて,
チェック用データを受信中であることを示し,メモリ1
08には蓄えたデータを順に出力するように制御を実行
する。このようにすることにより外部からのチェック用
データがメモリ108に蓄えられたデータと異なった場
合は,コンパレータ110がデータが異なっていること
を検出し,受信制御部107にインターフェイスエラー
であることを通知する。
テータスレジスタ115のビット0に“1”をたてて,
チェック用データを受信中であることを示し,メモリ1
08には蓄えたデータを順に出力するように制御を実行
する。このようにすることにより外部からのチェック用
データがメモリ108に蓄えられたデータと異なった場
合は,コンパレータ110がデータが異なっていること
を検出し,受信制御部107にインターフェイスエラー
であることを通知する。
【0028】また,受信制御部107は,チェック用デ
ータの受信中にコンパレータ110からインターフェイ
スエラーの通知があった場合,ステータスレジスタ11
5のビット1に“1”をたてる。一方,インターフェイ
スエラーの通知がない場合は“0”のままの状態とす
る。また,受信制御部107は,チェック用データの受
信が終了した場合には,チェック用データの受信中であ
ることを示すビット0を“0”に戻す。
ータの受信中にコンパレータ110からインターフェイ
スエラーの通知があった場合,ステータスレジスタ11
5のビット1に“1”をたてる。一方,インターフェイ
スエラーの通知がない場合は“0”のままの状態とす
る。また,受信制御部107は,チェック用データの受
信が終了した場合には,チェック用データの受信中であ
ることを示すビット0を“0”に戻す。
【0029】コントロール回路102の動作 ここで,装置Aから装置Bにデータを転送する場合を例
にとって説明する。
にとって説明する。
【0030】(1)装置Aの上位回路は,データ転送を
行う前にデータ送受信回路103のコマンドレジスタ1
11に“1”を書き込み,チェック用データの送信を指
示する。データ送受信回路103はテスト用データの送
信を開始する。
行う前にデータ送受信回路103のコマンドレジスタ1
11に“1”を書き込み,チェック用データの送信を指
示する。データ送受信回路103はテスト用データの送
信を開始する。
【0031】(2)装置Bでチェック用データが受信さ
れると,つまり受信データの最上位が“1”であるデー
タを受信すると,装置Bのデータ送受信回路103中の
ステータスレジスタ115がチェック用データを受信中
(ビット0が“1”)となる。
れると,つまり受信データの最上位が“1”であるデー
タを受信すると,装置Bのデータ送受信回路103中の
ステータスレジスタ115がチェック用データを受信中
(ビット0が“1”)となる。
【0032】(3)装置Bでデータ送受信回路103の
ステータスレジスタ115のビット0が“1”になって
から“0”に変わったときにステータスレジスタ115
のビット1が“0”(インターフェイスエラーがない)
の場合,チェック用データの送受信が正常に行われたこ
とになるので,装置Bの上位回路はデータ送受信回路1
03のコマンドレジスタ111に“1”を書き込み,チ
ェック用データの送信を指示する。
ステータスレジスタ115のビット0が“1”になって
から“0”に変わったときにステータスレジスタ115
のビット1が“0”(インターフェイスエラーがない)
の場合,チェック用データの送受信が正常に行われたこ
とになるので,装置Bの上位回路はデータ送受信回路1
03のコマンドレジスタ111に“1”を書き込み,チ
ェック用データの送信を指示する。
【0033】(4)装置Aでチェック用データが受信さ
れると,つまり受信データの最上位が“1”であるデー
タを受信したとき,装置Aのデータ送受信回路103の
ステータスレジスタ115がチェック用データを受信中
(ビットが“1”)となる。
れると,つまり受信データの最上位が“1”であるデー
タを受信したとき,装置Aのデータ送受信回路103の
ステータスレジスタ115がチェック用データを受信中
(ビットが“1”)となる。
【0034】(5)装置Aでデータ送受信回路103の
ステータスレジスタ115のビット0が“1”になって
から“0”に変わったときにステータスレジスタ115
のビット1が“0”(インターフェイスエラーがない)
の場合,チェック用データの送受信が正常に行われたこ
とになる。
ステータスレジスタ115のビット0が“1”になって
から“0”に変わったときにステータスレジスタ115
のビット1が“0”(インターフェイスエラーがない)
の場合,チェック用データの送受信が正常に行われたこ
とになる。
【0035】上記の状態でデータの送受信には問題がな
いことが確認されると,装置Aの上位回路は通常のデー
タ転送を実行する。一方,以下に示すようなケースには
データ受信インターフェイスエラーとして検出する。
いことが確認されると,装置Aの上位回路は通常のデー
タ転送を実行する。一方,以下に示すようなケースには
データ受信インターフェイスエラーとして検出する。
【0036】(ケース1)装置Bにおいて,装置Aから
送信したチェック用データが受信できない場合,すなわ
ちデータの最上位ビットが“1”であることを検出する
ことができない場合は,装置Bのステータスレジスタ1
15のビット0が“1”にならないので,装置Bはチェ
ック用データを装置Aに送信しない(できない)。この
ため装置Aからチェック用データの送信してある一定の
時間が経過しても装置Bからチェック用データが送信さ
れないときにはインターフェイスエラーとすることによ
り,データ送受信におけるインターフェイスエラーが検
出できる。
送信したチェック用データが受信できない場合,すなわ
ちデータの最上位ビットが“1”であることを検出する
ことができない場合は,装置Bのステータスレジスタ1
15のビット0が“1”にならないので,装置Bはチェ
ック用データを装置Aに送信しない(できない)。この
ため装置Aからチェック用データの送信してある一定の
時間が経過しても装置Bからチェック用データが送信さ
れないときにはインターフェイスエラーとすることによ
り,データ送受信におけるインターフェイスエラーが検
出できる。
【0037】(ケース2)装置Bにおいて,装置Aから
チェック用データが送信されていることは認識できるが
(データの最上位ビットが“1”であることは検出する
ことができるが),送信されたチェックデータパターン
があらかじめ決められたものではない場合は,装置Bの
データ送受信回路103のステータスレジスタ115の
ビット1が“1”になる。このとき,装置Bの上位回路
はチェック用データ送信の指示を出さないようにする。
このため,装置Aからチェック用データの送信してある
一定の時間が経過しても装置Bからチェック用データが
送信されないときにはインターフェイスエラーとするこ
とにより,データ送受信のインターフェイスエラーを検
出することができる。
チェック用データが送信されていることは認識できるが
(データの最上位ビットが“1”であることは検出する
ことができるが),送信されたチェックデータパターン
があらかじめ決められたものではない場合は,装置Bの
データ送受信回路103のステータスレジスタ115の
ビット1が“1”になる。このとき,装置Bの上位回路
はチェック用データ送信の指示を出さないようにする。
このため,装置Aからチェック用データの送信してある
一定の時間が経過しても装置Bからチェック用データが
送信されないときにはインターフェイスエラーとするこ
とにより,データ送受信のインターフェイスエラーを検
出することができる。
【0038】(ケース3)装置Bからチェック用データ
が送信されている状態で装置Aにおいて,装置Bから送
信したチェック用データが受信できない場合(データの
最上位ビットが“1”であることを検出することができ
ない場合)は,装置Aのステータスレジスタ115のビ
ット0が“1”にならない。すなわち,装置Aでは装置
Bからチェック用データの送信が行われていることが検
出できない。このため,装置Aからチェック用データの
送信してある一定の時間が経過しても装置Bからチェッ
ク用データが送信されないときにはインターフェイスエ
ラーとすることにより,データ送受信のインターフェイ
スエラーを検出することができる。
が送信されている状態で装置Aにおいて,装置Bから送
信したチェック用データが受信できない場合(データの
最上位ビットが“1”であることを検出することができ
ない場合)は,装置Aのステータスレジスタ115のビ
ット0が“1”にならない。すなわち,装置Aでは装置
Bからチェック用データの送信が行われていることが検
出できない。このため,装置Aからチェック用データの
送信してある一定の時間が経過しても装置Bからチェッ
ク用データが送信されないときにはインターフェイスエ
ラーとすることにより,データ送受信のインターフェイ
スエラーを検出することができる。
【0039】(ケース4)装置Bからチェック用データ
が送信されている状態で装置Aにおいて,装置Bから送
信したチェック用データが送信されていることは認識で
きるが(データの最上位ビットが“1”であることは検
出することができるが),送信されたチェックデータパ
ターンがあらかじめ決められたものでない場合は,装置
Aのデータ送受信回路103のステータスレジスタ11
5のビット1が“1”になる。このため,データ送受信
のインターフェイスエラーを検出することができる。
が送信されている状態で装置Aにおいて,装置Bから送
信したチェック用データが送信されていることは認識で
きるが(データの最上位ビットが“1”であることは検
出することができるが),送信されたチェックデータパ
ターンがあらかじめ決められたものでない場合は,装置
Aのデータ送受信回路103のステータスレジスタ11
5のビット1が“1”になる。このため,データ送受信
のインターフェイスエラーを検出することができる。
【0040】なお,装置Aから装置Bでデータを送信す
る場合についても,上記と同様に行えばよい。
る場合についても,上記と同様に行えばよい。
【0041】(実施の形態1の効果)次に,以上説明し
た実施の形態1が奏する効果について列記する。
た実施の形態1が奏する効果について列記する。
【0042】第1に,上記例ではデータ転送を正しく行
うことができるかどうかのチェックをデータ転送毎に行
うようにしているので,各データ転送の信頼性が高くな
る。
うことができるかどうかのチェックをデータ転送毎に行
うようにしているので,各データ転送の信頼性が高くな
る。
【0043】第2に,データ転送を正しく行うことがで
きるかどうかのチェックを,装置の初期化のときにのみ
行うようにし,各データ転送の直前のチェックを省略す
ることにより,データ送受信の高速化を図ることができ
る。
きるかどうかのチェックを,装置の初期化のときにのみ
行うようにし,各データ転送の直前のチェックを省略す
ることにより,データ送受信の高速化を図ることができ
る。
【0044】第3に,メモリ105およびメモリ108
に蓄えておくデータは,送受信で使用する全てのパター
ンのデータとし,データの送受信のチェックを行うこと
により,全てのパターンのデータの送受信のチェックを
行うことができ,信頼性の高いデータの送受信を行うこ
とが可能になる。
に蓄えておくデータは,送受信で使用する全てのパター
ンのデータとし,データの送受信のチェックを行うこと
により,全てのパターンのデータの送受信のチェックを
行うことができ,信頼性の高いデータの送受信を行うこ
とが可能になる。
【0045】第4に,メモリ105およびメモリ108
に蓄えておくデータは,データの送受信で問題になりそ
うな少数のデータパターンとし,データの送受信のチェ
ックを行うことにより,送受信のチェックのための時間
を減らすことができ,その結果,データ転送を高速に行
うことができる。また,メモリの容量も減らすことがで
き,コストダウンを図ることが可能となる。
に蓄えておくデータは,データの送受信で問題になりそ
うな少数のデータパターンとし,データの送受信のチェ
ックを行うことにより,送受信のチェックのための時間
を減らすことができ,その結果,データ転送を高速に行
うことができる。また,メモリの容量も減らすことがで
き,コストダウンを図ることが可能となる。
【0046】たとえば,9ビットのパラレルのデータ転
送の場合は,(10000001),(1000000
10),(100000100),(10000100
0),(100010000),(10010000
0),(101000000),(11000000
0)のデータパターンをメモリに蓄えることにより,ケ
ーブルのデータ線の各ビットに相当する線が断線してい
るかどうかを検出することができる。
送の場合は,(10000001),(1000000
10),(100000100),(10000100
0),(100010000),(10010000
0),(101000000),(11000000
0)のデータパターンをメモリに蓄えることにより,ケ
ーブルのデータ線の各ビットに相当する線が断線してい
るかどうかを検出することができる。
【0047】〔実施の形態2〕 (実施の形態2の構成)図2は,実施の形態2に係るデ
ータ送受信装置の構成を示すブロック図である。このデ
ータ送受信装置は,前述の図1の構成に対し,データ送
受信回路103の送信制御部104,受信制御部107
の代わりにデータ送受信回路201に送信制御部20
2,受信制御部203を配置する。また,図1のデータ
送受信回路103で使用している同じデータを蓄えた同
じ構成のメモリ105,メモリ108をメモリ204の
1つにし,送信制御部104,受信制御部107が出力
する2系統のメモリ制御信号から1つのメモリ制御信号
を生成するメモリ制御信号生成部205を配置した。し
たがって,他の構成要素およびその機能は実施の形態1
と同様であるので,図1と同一符号を付し,その説明は
省略する。
ータ送受信装置の構成を示すブロック図である。このデ
ータ送受信装置は,前述の図1の構成に対し,データ送
受信回路103の送信制御部104,受信制御部107
の代わりにデータ送受信回路201に送信制御部20
2,受信制御部203を配置する。また,図1のデータ
送受信回路103で使用している同じデータを蓄えた同
じ構成のメモリ105,メモリ108をメモリ204の
1つにし,送信制御部104,受信制御部107が出力
する2系統のメモリ制御信号から1つのメモリ制御信号
を生成するメモリ制御信号生成部205を配置した。し
たがって,他の構成要素およびその機能は実施の形態1
と同様であるので,図1と同一符号を付し,その説明は
省略する。
【0048】(実施の形態2の動作)次に,以上のよう
に構成されたデータ送受信装置の動作について説明す
る。送信制御部202は,チェック用データを送信期間
中は受信制御部203に対してゲート信号を出力する。
同様に受信制御部203は,チェック用データの受信期
間中は,送信制御部202に対してゲート信号を出力す
る。
に構成されたデータ送受信装置の動作について説明す
る。送信制御部202は,チェック用データを送信期間
中は受信制御部203に対してゲート信号を出力する。
同様に受信制御部203は,チェック用データの受信期
間中は,送信制御部202に対してゲート信号を出力す
る。
【0049】また,送信制御部202は,受信制御部2
03からゲート信号が出力されている間はメモリ制御信
号を出力しない。同様に受信制御部203は,送信制御
部202からゲート信号が出力されている間にチェック
用データを受信した場合,ステータスレジスタ115に
対してインターフェイスエラーを書き込み,メモリ制御
信号を出力しない。このため,送信制御部202と受信
制御部203とから同時にメモリ制御信号が出力されな
くなる。
03からゲート信号が出力されている間はメモリ制御信
号を出力しない。同様に受信制御部203は,送信制御
部202からゲート信号が出力されている間にチェック
用データを受信した場合,ステータスレジスタ115に
対してインターフェイスエラーを書き込み,メモリ制御
信号を出力しない。このため,送信制御部202と受信
制御部203とから同時にメモリ制御信号が出力されな
くなる。
【0050】また,メモリ制御信号生成部205は,送
信制御部202と受信制御部203とからのメモリ制御
信号のうち,どちらか一方が有効になったときに出力信
号を有効とする。
信制御部202と受信制御部203とからのメモリ制御
信号のうち,どちらか一方が有効になったときに出力信
号を有効とする。
【0051】(実施の形態2の効果)したがって,この
ような構成・動作により,1つのメモリ204でチェッ
ク用データの送信とチェック用データの受信の2動作を
実行することできる。また,このため,さらにコストダ
ウンおよび小型化を図ることができる。
ような構成・動作により,1つのメモリ204でチェッ
ク用データの送信とチェック用データの受信の2動作を
実行することできる。また,このため,さらにコストダ
ウンおよび小型化を図ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係るデー
タ送受信装置(請求項1)によれば,コントロール回路
とデータ送受信回路との間で2つのメモリを用いてチェ
ック用データを用い,一定時間内にデータ送受信回路か
ら正常なステータスが通知された場合に通常のデータ転
送を実行し,異常なステータスが通知された場合にイン
ターフェイスエラーであると判断・処理するので,正常
にデータの送受信ができるかのチェック機能が実現し,
信頼性の高いデータ送受信を行うことができる。
タ送受信装置(請求項1)によれば,コントロール回路
とデータ送受信回路との間で2つのメモリを用いてチェ
ック用データを用い,一定時間内にデータ送受信回路か
ら正常なステータスが通知された場合に通常のデータ転
送を実行し,異常なステータスが通知された場合にイン
ターフェイスエラーであると判断・処理するので,正常
にデータの送受信ができるかのチェック機能が実現し,
信頼性の高いデータ送受信を行うことができる。
【0053】また,本発明に係るデータ送受信装置(請
求項2)によれば,コントロール回路とデータ送受信回
路との間で1つのメモリを用いてチェック用データを用
い,一定時間内にデータ送受信回路から正常なステータ
スが通知された場合に通常のデータ転送を実行し,異常
なステータスが通知された場合にインターフェイスエラ
ーであると判断・処理するため,正常にデータの送受信
ができるかのチェック機能が実現し,信頼性の高いデー
タ送受信を行うことができ,しかも経済性の向上と小型
化を図ることができる。
求項2)によれば,コントロール回路とデータ送受信回
路との間で1つのメモリを用いてチェック用データを用
い,一定時間内にデータ送受信回路から正常なステータ
スが通知された場合に通常のデータ転送を実行し,異常
なステータスが通知された場合にインターフェイスエラ
ーであると判断・処理するため,正常にデータの送受信
ができるかのチェック機能が実現し,信頼性の高いデー
タ送受信を行うことができ,しかも経済性の向上と小型
化を図ることができる。
【0054】また,本発明に係るデータ送受信装置(請
求項3)によれば,データの送受信を行う直前に毎回,
正常にデータの送受信を行うことができるかを確認する
ため,確実なデータ転送が実現し,信頼性の高いデータ
送受信を行うことができる。
求項3)によれば,データの送受信を行う直前に毎回,
正常にデータの送受信を行うことができるかを確認する
ため,確実なデータ転送が実現し,信頼性の高いデータ
送受信を行うことができる。
【0055】また,本発明に係るデータ送受信装置(請
求項4)によれば,装置の初期化時にデータの送受信を
行うことができるかを確認するため,信頼性が高く,か
つ高速なデータ送受信が可能となる。
求項4)によれば,装置の初期化時にデータの送受信を
行うことができるかを確認するため,信頼性が高く,か
つ高速なデータ送受信が可能となる。
【0056】また,本発明に係るデータ送受信装置(請
求項5)によれば,正常にデータの送受信を行うことが
できるかの確認を,データ送受信に使用する全てのデー
タパターンについてチェックするため,信頼性の高いデ
ータ送受信を行うことができる。
求項5)によれば,正常にデータの送受信を行うことが
できるかの確認を,データ送受信に使用する全てのデー
タパターンについてチェックするため,信頼性の高いデ
ータ送受信を行うことができる。
【0057】また,本発明に係るデータ送受信装置(請
求項6)によれば,正常にデータの送受信を行うことが
できるかの確認を,問題が発生しそうな,つまりチェッ
クすべきデータパターンのみをメモリに蓄えてチェック
するため,信頼性が高く,かつ高速なデータ送受信がで
き,かつメモリの容量を減らすことによる経済性が向上
する。
求項6)によれば,正常にデータの送受信を行うことが
できるかの確認を,問題が発生しそうな,つまりチェッ
クすべきデータパターンのみをメモリに蓄えてチェック
するため,信頼性が高く,かつ高速なデータ送受信がで
き,かつメモリの容量を減らすことによる経済性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係るデータ送受信装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】実施の形態2に係るデータ送受信装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
101,201 データ送受信装置 102 コントロール回路 103 データ送受信回路 104,202 送信制御部 105,108,204 メモリ 107,203 受信制御部 106 セレクタ 109 レジスタ 110 コンパレータ 111 コマンドレジスタ 112 ラインドライバ 113 ラインレシーバ 115 ステータスレジスタ
Claims (6)
- 【請求項1】 コントロール回路とデータ送受信回路と
を備え,外部装置に対してデータの送受信を行うデータ
送受信装置であって,前記データ送受信回路が,前記コ
ントロール回路により出力されるコマンドを保持するコ
マンドレジスタと,前記コマンドレジスタのデータ保持
状態に基づいてデータの送信制御を実行する送信制御部
と,チェック用データを蓄え,前記送信制御部により出
力される制御信号に基づいてデータを出力する第1のメ
モリと,前記コントロール回路により出力される送信デ
ータと前記第1のメモリにより出力されたデータの何れ
か一方を前記送信制御部が出力するセレクト信号に基づ
いて選択・出力するセレクタと,前記セレクタにより出
力されたデータを前記外部装置に対して送信するライン
ドライバと,前記外部装置からのデータを受信するライ
ンレシーバと,前記ラインレシーバにより出力されるデ
ータを一時保持するレジスタと,前記ラインレシーバに
より出力されるデータに基づいて受信制御を実行する受
信制御部と,前記第1のメモリと同一のデータを蓄え,
前記受信制御部により出力される制御信号に基づいてデ
ータを出力する第2のメモリと,前記レジスタと前記第
2のメモリとが出力するデータを比較・出力するコンパ
レータと,前記コンパレータの出力と前記ラインレシー
バの出力データとから前記受信制御部が作成したステー
タスが書き込まれるステータスレジスタと,を備え,前
記コントロール回路が,データを受信する前に前記チェ
ック用データの送信コマンドを前記データ送受信回路に
出力し,前記チェック用データの送信を指示し,一定時
間内に前記データ送受信回路から正常なステータスが通
知された場合に通常のデータ転送を実行し,異常なステ
ータスが通知された場合にインターフェイスエラーであ
ると判断・処理することを特徴とするデータ送受信装
置。 - 【請求項2】 コントロール回路とデータ送受信回路と
を備え,外部装置に対してデータの送受信を行うデータ
送受信装置であって,前記データ送受信回路が,前記コ
ントロール回路により出力されるコマンドを保持するコ
マンドレジスタと,前記コマンドレジスタのデータ保持
状態に基づいてデータの送信制御を実行する送信制御部
と,前記外部装置からのデータを受信するラインレシー
バと,前記ラインレシーバにより出力されるデータに基
づいて受信制御を実行する受信制御部と,前記送信制御
部により出力される制御信号と前記受信制御部により出
力される制御信号とからメモリ制御信号を生成するメモ
リ制御信号生成手段と,チェック用データを蓄え,前記
メモリ制御信号生成手段により出力される制御信号に基
づいてデータを出力するメモリと,前記コントロール部
により出力される送信データと前記メモリが出力するデ
ータとの何れか一方を前記送信制御部が出力するセレク
ト信号に基づいて選択・出力するセレクタと,前記セレ
クタにより出力されるデータを前記外部装置に送信する
ラインドライバと,前記ラインドライバにより出力され
るデータを一時保持するレジスタと,前記レジスタと前
記メモリとが出力するデータを比較・出力するコンパレ
ータと,前記コンパレータの出力と前記ラインレシーバ
の出力データとから前記受信制御部が作成したステータ
スが書き込まれるステータスレジスタと,を備え,前記
コントロール回路が,データを受信する前に前記チェッ
ク用データの送信コマンドを前記データ送受信回路に出
力し,前記チェック用データの送信を指示し,一定時間
内に前記データ送受信回路から正常なステータスが通知
された場合に通常のデータ転送を実行し,異常なステー
タスが通知された場合にインターフェイスエラーである
と判断・処理することを特徴とするデータ送受信装置。 - 【請求項3】 前記コントロール回路は,インターフェ
イスのチェックをデータ送信を行う直前に毎回実行する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ送受
信装置。 - 【請求項4】 前記コントロール回路は,インターフェ
イスのチェックを装置の初期化時に実行することを特徴
とする請求項1または2に記載のデータ送受信装置。 - 【請求項5】 前記第1および第2のメモリ,あるいは
前記メモリに蓄えるチェック用データは,送受信に使用
される全てのテストパターンとすることを特徴とする請
求項1または2に記載のデータ送受信装置。 - 【請求項6】 前記第1および第2のメモリ,あるいは
前記メモリに蓄えるチェック用データは,データの送受
信で問題発生の可能性が高いテストパターンとすること
を特徴とする請求項1または2に記載のデータ送受信装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171206A JPH113295A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | データ送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171206A JPH113295A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | データ送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH113295A true JPH113295A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15919004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9171206A Pending JPH113295A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | データ送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH113295A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100709040B1 (ko) * | 2005-05-13 | 2007-04-18 | 고려전자주식회사 | 차량용 서모스탯 |
JP2013120545A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP9171206A patent/JPH113295A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100709040B1 (ko) * | 2005-05-13 | 2007-04-18 | 고려전자주식회사 | 차량용 서모스탯 |
JP2013120545A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
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