JPH11328089A - Pciバスインタフェース用デバイスにおけるid情報書き込み回路 - Google Patents
Pciバスインタフェース用デバイスにおけるid情報書き込み回路Info
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- JPH11328089A JPH11328089A JP15057898A JP15057898A JPH11328089A JP H11328089 A JPH11328089 A JP H11328089A JP 15057898 A JP15057898 A JP 15057898A JP 15057898 A JP15057898 A JP 15057898A JP H11328089 A JPH11328089 A JP H11328089A
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- Japan
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- pci
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Abstract
(57)【要約】
【課題】PCIインタフェース用デバイスに複数の任意
のID情報を設定可能とする回路の提供。 【解決手段】ホストからのPCIインタフェースのコン
フィグレーションサイクルが始まる前にPCIバスイン
タフェース用デバイスにおけるベンダーID、サブシス
テムID、サブシステムベンダーID等の各ID情報を
格納するレジスタへのID情報を記憶手段から読み出し
て設定する手段を備え、ホストはPCIインタフェース
のコンフィグレーションサイクルにおいて前記設定され
たID情報を認識する。また各ID情報をPCIインタ
フェースを介して設定するためのID書き込み用レジス
タと、ID書き込み用レジスタに値が設定された際に前
記記憶手段の所定領域に前記値を記憶するように制御す
る手段を備える。
のID情報を設定可能とする回路の提供。 【解決手段】ホストからのPCIインタフェースのコン
フィグレーションサイクルが始まる前にPCIバスイン
タフェース用デバイスにおけるベンダーID、サブシス
テムID、サブシステムベンダーID等の各ID情報を
格納するレジスタへのID情報を記憶手段から読み出し
て設定する手段を備え、ホストはPCIインタフェース
のコンフィグレーションサイクルにおいて前記設定され
たID情報を認識する。また各ID情報をPCIインタ
フェースを介して設定するためのID書き込み用レジス
タと、ID書き込み用レジスタに値が設定された際に前
記記憶手段の所定領域に前記値を記憶するように制御す
る手段を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置にお
ける入出力装置の制御方式に関し、特にPCIバスイン
タフェース用デバイスにおけるID情報書き込み回路に
関する。
ける入出力装置の制御方式に関し、特にPCIバスイン
タフェース用デバイスにおけるID情報書き込み回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】PCI(periheral component intercon
nect)バスにおけるコンフィギュレーション(configur
ation:コンフィグレーション)レジスタのデバイスI
D、ベンダーID、サブシステムID、サブシステムベ
ンダーIDは、PCIバス用LSIに初期設定された値
が、パソコン等のコンピュータのPCIインタフェース
のコンフィギュレーションサイクル時に読み出される構
成とされている。なお、PCIバスに接続するデバイス
は、デバイスの特性、種類、動作方式などを設定する為
のコンフィギュレーションレジスタを有し、このレジス
タ群にアクセスする為のアドレス空間がコンフィギュレ
ーションアドレス空間であり、このアドレス空間にアク
セスする為のPCIバスサイクルをコンフィギュレーシ
ョンバスサイクルという。
nect)バスにおけるコンフィギュレーション(configur
ation:コンフィグレーション)レジスタのデバイスI
D、ベンダーID、サブシステムID、サブシステムベ
ンダーIDは、PCIバス用LSIに初期設定された値
が、パソコン等のコンピュータのPCIインタフェース
のコンフィギュレーションサイクル時に読み出される構
成とされている。なお、PCIバスに接続するデバイス
は、デバイスの特性、種類、動作方式などを設定する為
のコンフィギュレーションレジスタを有し、このレジス
タ群にアクセスする為のアドレス空間がコンフィギュレ
ーションアドレス空間であり、このアドレス空間にアク
セスする為のPCIバスサイクルをコンフィギュレーシ
ョンバスサイクルという。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】初期値は1つに限られ
るか、もしくは端子設定により限定された数の設定に限
られていた上、LSI開発後に、IDの設定を変更する
ことは不可能であった。
るか、もしくは端子設定により限定された数の設定に限
られていた上、LSI開発後に、IDの設定を変更する
ことは不可能であった。
【0004】このため、同一のデバイスで複数の任意I
Dを有することは不可能であった。
Dを有することは不可能であった。
【0005】したがって、本発明は、上記の問題点に鑑
みてなされたものであって、その目的は、PCIインタ
フェースのコンフィギュレーションサイクルが始まる前
に行い、デバイスID、ベンダーID、サブシステムI
D、サブシステムベンダーID等の変更が容易に行える
ことにより、同一のデバイスで複数のIDを持つことが
可能とするID番号書き込み回路を提供することにあ
る。
みてなされたものであって、その目的は、PCIインタ
フェースのコンフィギュレーションサイクルが始まる前
に行い、デバイスID、ベンダーID、サブシステムI
D、サブシステムベンダーID等の変更が容易に行える
ことにより、同一のデバイスで複数のIDを持つことが
可能とするID番号書き込み回路を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、コンピュータ側からバスインタフェースを介して所
定のバスサイクルにてデバイスの固有情報を格納したレ
ジスタがアクセスされるデバイスにおいて、前記バスサ
イクル開始前に、記憶手段に格納された固有情報を読み
出して前記レジスタに設定する手段を備え、前記バスサ
イクルにおいて前記設定されたレジスタの値が認識され
る、ように構成してなるものである。本発明において
は、前記コンピュータ側から受け取った固有情報を前記
記憶手段に書き込む手段を備える。
め、コンピュータ側からバスインタフェースを介して所
定のバスサイクルにてデバイスの固有情報を格納したレ
ジスタがアクセスされるデバイスにおいて、前記バスサ
イクル開始前に、記憶手段に格納された固有情報を読み
出して前記レジスタに設定する手段を備え、前記バスサ
イクルにおいて前記設定されたレジスタの値が認識され
る、ように構成してなるものである。本発明において
は、前記コンピュータ側から受け取った固有情報を前記
記憶手段に書き込む手段を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、PCIインタフェース用デバイスが、ホスト(パソ
コン)側からのPCIインタフェースのコンフィギュレ
ーションサイクルが始まる前に、PCIバスインタフェ
ース用デバイスにおけるベンダーID、サブシステムI
D、サブシステムベンダーID等の各ID情報を格納す
るレジスタへのID情報を記憶手段から読み出して設定
する手段を備え、ホスト側では、PCIインタフェース
のコンフィギュレーションサイクルにおいて前記設定さ
れたID情報をホスト側で認識する、ようにしたもので
ある。すなわち、図1を参照すると、パソコン等コンピ
ュータのPCIインタフェース(2)がコンフィギュレ
ーションレジスタ(3)に対して、コンフィギュレーシ
ョンサイクルを開始する前に、CPU(4)、メモリ
(5)、デコーダ(6)により、コンフィギュレーショ
ンレジスタ(3)のデバイスID用レジスタ(7)、ベ
ンダーID用レジスタ(8)、サブシステムID用レジ
スタ(9)、サブシステムベンダーID用レジスタ(1
0)に任意のID番号が書き込まれる。ホストのPCI
インタフェース(2)によって、コンフィギュレーショ
ンサイクルが開始され、デバイスID、ベンダーID、
サブシステムID、サブシステムベンダーIDがパソコ
ンに認識されるときは前述の任意のIDが認識される。
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、PCIインタフェース用デバイスが、ホスト(パソ
コン)側からのPCIインタフェースのコンフィギュレ
ーションサイクルが始まる前に、PCIバスインタフェ
ース用デバイスにおけるベンダーID、サブシステムI
D、サブシステムベンダーID等の各ID情報を格納す
るレジスタへのID情報を記憶手段から読み出して設定
する手段を備え、ホスト側では、PCIインタフェース
のコンフィギュレーションサイクルにおいて前記設定さ
れたID情報をホスト側で認識する、ようにしたもので
ある。すなわち、図1を参照すると、パソコン等コンピ
ュータのPCIインタフェース(2)がコンフィギュレ
ーションレジスタ(3)に対して、コンフィギュレーシ
ョンサイクルを開始する前に、CPU(4)、メモリ
(5)、デコーダ(6)により、コンフィギュレーショ
ンレジスタ(3)のデバイスID用レジスタ(7)、ベ
ンダーID用レジスタ(8)、サブシステムID用レジ
スタ(9)、サブシステムベンダーID用レジスタ(1
0)に任意のID番号が書き込まれる。ホストのPCI
インタフェース(2)によって、コンフィギュレーショ
ンサイクルが開始され、デバイスID、ベンダーID、
サブシステムID、サブシステムベンダーIDがパソコ
ンに認識されるときは前述の任意のIDが認識される。
【0008】さらに、本発明の実施の形態においては、
PCIインタフェース用デバイスの各ID情報をホスト
側からPCIインタフェースを介して設定するためのI
D書き込み用レジスタを備え、このID書き込み用レジ
スタに値が設定された際に、前記記憶手段の所定領域に
設定された値を記憶するように制御する手段を備える。
PCIインタフェース用デバイスの各ID情報をホスト
側からPCIインタフェースを介して設定するためのI
D書き込み用レジスタを備え、このID書き込み用レジ
スタに値が設定された際に、前記記憶手段の所定領域に
設定された値を記憶するように制御する手段を備える。
【0009】このように、本発明の実施の形態において
は、PCIバスインタフェース用デバイスにおけるデバ
イスID、ベンダーID、サブシステムID、サブシス
テムベンダーID等の書き込みを、コンピュータのPC
Iインタフェースのコンフィギュレーションサイクルが
始まる前に行い、デバイスID、ベンダーID、サブシ
ステムID、サブシステムベンダーID等の変更が容易
に行えるようにしたことにより、同一のデバイスで複数
のIDを持つことを可能としている。
は、PCIバスインタフェース用デバイスにおけるデバ
イスID、ベンダーID、サブシステムID、サブシス
テムベンダーID等の書き込みを、コンピュータのPC
Iインタフェースのコンフィギュレーションサイクルが
始まる前に行い、デバイスID、ベンダーID、サブシ
ステムID、サブシステムベンダーID等の変更が容易
に行えるようにしたことにより、同一のデバイスで複数
のIDを持つことを可能としている。
【0010】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。図1は、本発明の一実施例における
PCIバスインタフェース用デバイスにおけるID番号
書き込み回路の構成を示す図である。
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。図1は、本発明の一実施例における
PCIバスインタフェース用デバイスにおけるID番号
書き込み回路の構成を示す図である。
【0011】図1において、1はID番号書き込み回
路、2はパソコンのPCIインタフェースを、3はコン
フィギュレーションレジスタ、4はCPU、5はメモ
リ、6はデコーダ、7、8、9、10はコンフィギュレ
ーションレジスタ5の中の読み・書き可能なレジスタで
あるデバイスID用レジスタ、ベンダーID用レジス
タ、サブシステムID用レジスタ、サブシステムベンダ
ーID用レジスタをそれぞれ示している。
路、2はパソコンのPCIインタフェースを、3はコン
フィギュレーションレジスタ、4はCPU、5はメモ
リ、6はデコーダ、7、8、9、10はコンフィギュレ
ーションレジスタ5の中の読み・書き可能なレジスタで
あるデバイスID用レジスタ、ベンダーID用レジス
タ、サブシステムID用レジスタ、サブシステムベンダ
ーID用レジスタをそれぞれ示している。
【0012】12はID番号書き込み回路3が持つI/
Oアドレスであり、13はID番号書き込み回路3が持
つI/Oアドレスの中のID設定レジスタである。
Oアドレスであり、13はID番号書き込み回路3が持
つI/Oアドレスの中のID設定レジスタである。
【0013】21はPCIバス、22はアドレスバス、
23はデータバス、24は割り込み信号、31〜35は
選択信号をそれぞれ示している。
23はデータバス、24は割り込み信号、31〜35は
選択信号をそれぞれ示している。
【0014】パソコンのPCIインタフェース2は、コ
ンフィギュレーションレジスタ3とPCIバス21で接
続されている。コンフィギュレーションレジスタ3の中
のデバイスID用レジスタ7、ベンダーID用レジスタ
8、サブシステムID用レジスタ9、サブシステムベン
ダーID用レジスタ10はPCIバス21を通して読み
出しが可能である。
ンフィギュレーションレジスタ3とPCIバス21で接
続されている。コンフィギュレーションレジスタ3の中
のデバイスID用レジスタ7、ベンダーID用レジスタ
8、サブシステムID用レジスタ9、サブシステムベン
ダーID用レジスタ10はPCIバス21を通して読み
出しが可能である。
【0015】また、パソコンのPCIインタフェース2
はPCIバス21によって、ID番号書き込み回路3が
持つI/Oアドレス12の中のID設定レジスタ13に
接続されている。PCIインタフェース2の通常のI/
Oアドレスの書き込みによって、パソコンはID設定レ
ジスタ13への書き込みが可能である。
はPCIバス21によって、ID番号書き込み回路3が
持つI/Oアドレス12の中のID設定レジスタ13に
接続されている。PCIインタフェース2の通常のI/
Oアドレスの書き込みによって、パソコンはID設定レ
ジスタ13への書き込みが可能である。
【0016】CPU4は、アドレスバス22によって、
メモリ5とデコーダ6に接続されており、データバス2
3によって、メモリ5とコンフィギュレーションレジス
タ3のデバイスID用レジスタ7、ベンダーID用レジ
スタ8、サブシステムID用レジスタ9、サブシステム
ベンダーID用レジスタ10と、ID番号書き込み回路
3が持つI/Oアドレス12の中のID設定レジスタ1
3とにそれぞれ接続されいる。
メモリ5とデコーダ6に接続されており、データバス2
3によって、メモリ5とコンフィギュレーションレジス
タ3のデバイスID用レジスタ7、ベンダーID用レジ
スタ8、サブシステムID用レジスタ9、サブシステム
ベンダーID用レジスタ10と、ID番号書き込み回路
3が持つI/Oアドレス12の中のID設定レジスタ1
3とにそれぞれ接続されいる。
【0017】デコーダ6は、CPU6が出力したアドレ
スをデコードし、選択信号31〜35を出力する。選択
信号31〜35はそれぞれ、コンフィギュレーションレ
ジスタ3の中のデバイスID用レジスタ7、ベンダーI
D用レジスタ8、サブシステムID用レジスタ9、サブ
システムベンダーID用レジスタ10、I/Oアドレス
12の中のID設定レジスタ13に接続される。
スをデコードし、選択信号31〜35を出力する。選択
信号31〜35はそれぞれ、コンフィギュレーションレ
ジスタ3の中のデバイスID用レジスタ7、ベンダーI
D用レジスタ8、サブシステムID用レジスタ9、サブ
システムベンダーID用レジスタ10、I/Oアドレス
12の中のID設定レジスタ13に接続される。
【0018】I/Oアドレス12の中のID設定レジス
タ13は、割り込み信号24によって、CPU4に接続
されている。ID設定レジスタ13は、レジスタに書き
込みがなされた際に、CPU4に対して、割り込み信号
24を出力する。
タ13は、割り込み信号24によって、CPU4に接続
されている。ID設定レジスタ13は、レジスタに書き
込みがなされた際に、CPU4に対して、割り込み信号
24を出力する。
【0019】以上の構成により、CPU4は、メモリ5
内のデータを、コンフィギュレーションレジスタ3のデ
バイスID用レジスタ7、ベンダーID用レジスタ8、
サブシステムID用レジスタ9、サブシステムベンダー
ID用レジスタ10に書き込むことができ、またI/O
アドレス12の中のID設定レジスタ13に、パソコン
がPCIインタフェース2を介して書き込んだデータを
CPU4が読み込んで、メモリ5に書き込むことができ
る。
内のデータを、コンフィギュレーションレジスタ3のデ
バイスID用レジスタ7、ベンダーID用レジスタ8、
サブシステムID用レジスタ9、サブシステムベンダー
ID用レジスタ10に書き込むことができ、またI/O
アドレス12の中のID設定レジスタ13に、パソコン
がPCIインタフェース2を介して書き込んだデータを
CPU4が読み込んで、メモリ5に書き込むことができ
る。
【0020】次に本発明の一実施例の動作について説明
する。
する。
【0021】図1を参照すると、パソコンのPCIイン
タフェース2がコンフィギュレーションレジスタ3に対
して、コンフィギュレーションサイクルを開始する前
に、CPU4は、メモリ5の中にプログラムの一部とし
て記憶された、デバイスID、ベンダーID、サブシス
テムID、サブシステムベンダーIDのデータを読み出
す。次にCPU4は、デコーダ6を介して、コンフィギ
ュレーションレジスタ3の中のデバイスID用レジスタ
7、ベンダーID用レジスタ8、サブシステムID用レ
ジスタ9、サブシステムベンダーID用レジスタ10を
順次選択し、メモリ5から読み出したデータを書き込ん
でいく。
タフェース2がコンフィギュレーションレジスタ3に対
して、コンフィギュレーションサイクルを開始する前
に、CPU4は、メモリ5の中にプログラムの一部とし
て記憶された、デバイスID、ベンダーID、サブシス
テムID、サブシステムベンダーIDのデータを読み出
す。次にCPU4は、デコーダ6を介して、コンフィギ
ュレーションレジスタ3の中のデバイスID用レジスタ
7、ベンダーID用レジスタ8、サブシステムID用レ
ジスタ9、サブシステムベンダーID用レジスタ10を
順次選択し、メモリ5から読み出したデータを書き込ん
でいく。
【0022】パソコンのPCIインタフェース2によっ
て、コンフィギュレーションサイクルが開始され、デバ
イスID、ベンダーID、サブシステムID、サブシス
テムベンダーIDがパソコンで認識されるときは、先に
書き込まれた各IDが認識される。
て、コンフィギュレーションサイクルが開始され、デバ
イスID、ベンダーID、サブシステムID、サブシス
テムベンダーIDがパソコンで認識されるときは、先に
書き込まれた各IDが認識される。
【0023】また、メモリ5に、電気的に書き込みが可
能で不揮発性のメモリとしてフラッシュメモリ(EEP
ROM)を使用した場合は、メモリ5内のIDのデータ
を書き換えることができる。
能で不揮発性のメモリとしてフラッシュメモリ(EEP
ROM)を使用した場合は、メモリ5内のIDのデータ
を書き換えることができる。
【0024】パソコンは、PCIバスのコンフィギュレ
ーションサイクルによって、I/Oアドレス12の中の
ID設定レジスタ13を認識している。パソコンがPC
Iインタフェース2を介して、I/Oアドレス12の中
のID設定レジスタ13にIDのデータを書き込むと、
CPU4に対して割り込み信号24を出力する。CPU
4はこの割り込みを確認することにより、I/Oアドレ
ス12の中のID設定レジスタ13に書き込まれたデー
タを読み出し、メモリ5のIDのエリアに書き込む。こ
のようにしてメモリ5内のIDの書き換えが行われたこ
とにより、パソコンが次回起動し、コンフィギュレーシ
ョンサイクルを行った際に、パソコン側では異なるID
を認識することができる。
ーションサイクルによって、I/Oアドレス12の中の
ID設定レジスタ13を認識している。パソコンがPC
Iインタフェース2を介して、I/Oアドレス12の中
のID設定レジスタ13にIDのデータを書き込むと、
CPU4に対して割り込み信号24を出力する。CPU
4はこの割り込みを確認することにより、I/Oアドレ
ス12の中のID設定レジスタ13に書き込まれたデー
タを読み出し、メモリ5のIDのエリアに書き込む。こ
のようにしてメモリ5内のIDの書き換えが行われたこ
とにより、パソコンが次回起動し、コンフィギュレーシ
ョンサイクルを行った際に、パソコン側では異なるID
を認識することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
PCIバスインタフェース用デバイスにおけるデバイス
ID、ベンダーID、サブシステムID、サブシステム
ベンダーID等の書き込みを、パソコンのPCIインタ
フェースのコンフィギュレーションサイクルが始まる前
に行い、デバイスID、ベンダーID、サブシステムI
D、サブシステムベンダーID等の変更が容易に行える
ことにより、同一のデバイスで複数のIDを持つことが
可能とするという効果を奏する。
PCIバスインタフェース用デバイスにおけるデバイス
ID、ベンダーID、サブシステムID、サブシステム
ベンダーID等の書き込みを、パソコンのPCIインタ
フェースのコンフィギュレーションサイクルが始まる前
に行い、デバイスID、ベンダーID、サブシステムI
D、サブシステムベンダーID等の変更が容易に行える
ことにより、同一のデバイスで複数のIDを持つことが
可能とするという効果を奏する。
【0026】このため、本発明によれば、同一のPCI
バス対応のボードを製造しても、出荷時にIDを変更す
ることにより、パソコン側で異なるボードであるものと
認識される。またパソコンが、ベンダーIDを認識する
ことによって、会社名を表示する場合も、本発明によ
り、供給先の社名表示が可能となる。
バス対応のボードを製造しても、出荷時にIDを変更す
ることにより、パソコン側で異なるボードであるものと
認識される。またパソコンが、ベンダーIDを認識する
ことによって、会社名を表示する場合も、本発明によ
り、供給先の社名表示が可能となる。
【0027】さらには、本発明によれば、パソコン起動
後に、メモリのIDを記憶している部分を書き換えるこ
とが可能となっているため、同一のプログラムで、工場
出荷時に、容易にIDを書き換えることができる。
後に、メモリのIDを記憶している部分を書き換えるこ
とが可能となっているため、同一のプログラムで、工場
出荷時に、容易にIDを書き換えることができる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
1 ID番号書き込み回路 2 PCIインタフェース 3 コンフィギュレーションレジスタ 4 CPU 5 メモリ 6 デコーダ 7 デバイスID用レジスタ 8 ベンダーID用レジスタ 9 サブシステムID用レジスタ 10 サブシステムベンダーID用レジスタ 12 I/Oアドレス 13 ID設定レジスタ 21 PCIバス 22 アドレスバス 23 データバス 24 割り込み信号 31〜35 選択信号
Claims (5)
- 【請求項1】コンピュータ側からバスインタフェースを
介して所定のバスサイクルにてデバイスの固有情報を保
持するレジスタがアクセスされるデバイスにおいて、 前記バスサイクル開始前に、記憶手段に格納された固有
情報を読み出して前記レジスタに設定する手段を備え、 前記バスサイクルにおいて前記設定されたレジスタの値
が前記コンピュータ側で認識される、ように構成してな
る、ことを特徴とするID情報書き込み回路。 - 【請求項2】前記コンピュータ側から受け取った固有情
報を前記記憶手段に書き込む手段を備えたことを特徴と
する請求項1記載のID情報書き込み回路。 - 【請求項3】前記レジスタが、PCIバスインタフェー
ス用デバイスにおけるコンフィギュレーションレジスタ
のデバイスID、ベンダーID、サブシステムID、サ
ブシステムベンダーIDの各レジスタよりなる、ことを
特徴とする請求項1記載のID情報書き込み回路。 - 【請求項4】PCIバスインタフェース用デバイスにお
いて、 ホスト側からのPCIインタフェースのコンフィギュレ
ーションサイクルが始まる前に、前記PCIバスインタ
フェース用デバイスにおけるコンフィギュレーションレ
ジスタのうちベンダーID、サブシステムID、サブシ
ステムベンダーID等の各ID情報をそれぞれ保持する
レジスタへのID情報を記憶手段から読み出して設定す
る手段を備え、 前記ホスト側では、PCIインタフェースのコンフィギ
ュレーションサイクルにおいて前記各レジスタに設定さ
れたID情報を認識する、ことを特徴とするID情報書
き込み回路。 - 【請求項5】前記ホスト側から前記PCIインタフェー
スを介して前記各ID情報を設定するためのID書き込
み用レジスタと、 前記ID書き込み用レジスタに値が設定された際に、前
記記憶手段の所定領域に前記値を記憶するように制御す
る手段と、を備えたことを特徴とする請求項3記載のI
D情報書き込み回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15057898A JPH11328089A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | Pciバスインタフェース用デバイスにおけるid情報書き込み回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15057898A JPH11328089A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | Pciバスインタフェース用デバイスにおけるid情報書き込み回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11328089A true JPH11328089A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15499955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15057898A Pending JPH11328089A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | Pciバスインタフェース用デバイスにおけるid情報書き込み回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11328089A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7673079B2 (en) | 2003-04-15 | 2010-03-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Peripheral accessory specification identification and transmission |
JP2010117850A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置 |
US8590051B2 (en) | 2010-12-27 | 2013-11-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information processing apparatus and removable media management method |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP15057898A patent/JPH11328089A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7673079B2 (en) | 2003-04-15 | 2010-03-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Peripheral accessory specification identification and transmission |
JP2010117850A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置 |
US8590051B2 (en) | 2010-12-27 | 2013-11-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information processing apparatus and removable media management method |
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A02 | Decision of refusal |
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