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JPH11327719A - 携帯情報処理装置およびその制御方法 - Google Patents

携帯情報処理装置およびその制御方法

Info

Publication number
JPH11327719A
JPH11327719A JP12787798A JP12787798A JPH11327719A JP H11327719 A JPH11327719 A JP H11327719A JP 12787798 A JP12787798 A JP 12787798A JP 12787798 A JP12787798 A JP 12787798A JP H11327719 A JPH11327719 A JP H11327719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
information
screen
information processing
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12787798A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Miyasaka
明 宮坂
Makoto Murakami
誠 村上
Yasuhiro Momose
康弘 百瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP12787798A priority Critical patent/JPH11327719A/ja
Publication of JPH11327719A publication Critical patent/JPH11327719A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報処理装置に膨大な量の位置情報(地
図、現在位置、テキスト等)を表示させ、ユーザの現在
位置に関する情報の確認を行おうとする場合であって
も、表示が可能であるとともに、ユーザの身体に装着し
た状態で、かつ、表示すべき情報の内容に応じて横長画
面としたり、縦長画面とする。 【解決手段】 情報処理装置本体12を回動させるだけ
で、縦長表示画面と横長表示画面を切り替えることがで
き、手袋などをはめた状態であっても、簡単な操作で、
表示情報に応じた表示を確実に行わせることができる。
さらに画面の横長/縦長を確認するだけで、表示モード
を直感的に把握でき、操作性が向上する。情報数が必要
な場合あるいは情報自体が縦長の場合には縦長表示を行
い、情報数は少なくても一情報の表示量が必要な場合あ
るいは情報自体が横長の場合には横長表示を行うことに
より、情報を一覧でき、あるいは情報の欠落を防止で
き、データ閲覧の効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報処理装置
およびその制御方法に係り、特に腕時計型等のようにユ
ーザの身体に装着した状態で携帯することが可能な携帯
情報処理装置およびその制御方法。
【0002】
【従来の技術】従来の腕時計型の携帯情報処理装置とし
ては、横長の画面に各種データを表す7セグメント方式
で英数字を表示するディジタル多機能腕時計が知られて
いる。また、テレビチューナが接続され、テレビ表示が
可能な腕時計型液晶テレビも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、腕時計型の
携帯情報処理装置として、膨大な量の位置情報(地図、
現在位置、テキスト等)を表示させ、ユーザの現在位置
に関する情報の確認を行おうとする場合、上記ディジタ
ル腕時計の構成では、情報量が少なすぎて実用とはなら
ないという問題点があった。すなわち、上記ディジタル
多機能腕時計においては、せいぜい4桁程度の情報を3
行程度表示しているだけだからである。
【0004】また、上記従来の腕時計型液晶テレビは、
横長(アスペクト比3:4)の画面の表示を前提として
おり、例えば、移動中の進行方向の地図表示を行うよう
な場合のように、縦長の画面の方が表示形態として適し
ている場合であっても、そのような表示を行うことはで
きない、すなわち、表示内容によって、横長画面とした
り、縦長画面としたりすることはできないという問題点
があった。
【0005】ここで、表示画面として2インチ以下、1
/4VGA(アスペクト比3:4、120×160ドッ
ト)、VGA(アスペクト比3:4、480×640ド
ット)程度のドットマトリクス表示が可能な携帯情報処
理装置を想定した場合には、以下の問題点が生じる。
【0006】(a) 横長画面表示の場合の問題点 例えば、ユーザが腕時計型の携帯情報処理装置を腕に装
着し、徒歩により移動しながら進行方向の地図情報を確
認する場合を想定する。この場合において、腕時計と同
様に顔の前方に腕を挙げ、表示画面を見ることとなる
が、腕時計における6時側(手前側)に自己の現在位置
を表示して、12時側(奥側)に進行方向がくるように
表示画面上に地図を表示する方式(カーナビゲーション
システムにおいてよく知られた表示の方式である。)を
採用すると、本来知りたいはずの進行方向の情報が少な
く、あまり重要ではない左右方向の情報が多く表示され
ることとなる。
【0007】従って、より多くの進行方向についての情
報を知るためには、画面をスクロールすることにより所
望の情報を表示させることとなる。すなわち、知りたい
情報を表示するためにスクロールをする回数が多くなっ
てしまい、使い勝手が余りよくないという問題点が生じ
る。この場合において、進行方向について地図の縮尺を
小さくして表示するという方法も考えられるが、地図と
しての情報量が減ってしまうとともに、表示画面の小さ
さから見づらくなってしまうという問題点があった。
【0008】(b) 縦長画面表示の場合の問題点 横長画面表示の場合と同様にして、ユーザが左右方向の
情報を必要とする場合には、画面をスクロールすること
により所望の情報を表示させることとなり、スクロール
回数が多くなって使い勝手があまりよくないという問題
点が生じうる。さらに左右方向について地図の縮尺を小
さくして表示する場合には、地図としての情報量が減っ
てしまうとともに、表示画面の小ささから見づらくなっ
てしまうという問題点があった。
【0009】また、ユーザの必要に応じて画面表示を9
0度回転させるという構成も考えられるが、腕時計型情
報端末装置の場合、腕に固定された状態で使用している
ため、表示方向に合わせて情報端末装置を回転させるこ
とは人間工学的に無理な体勢を採らせることとなり、実
用的ではないという問題点が生じる。そこで、本発明の
目的は、携帯情報処理装置に膨大な量の位置情報(地
図、現在位置、テキスト等)を表示させ、ユーザの現在
位置に関する情報の確認を行おうとする場合であって
も、表示が可能であるとともに、ユーザの身体に装着し
た状態で、かつ、表示すべき情報の内容に応じて横長画
面としたり、縦長画面とすることが可能な携帯情報処理
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、固定部材と、前記固定部材
に対して相対的に所定角度回動可能に形成された可動部
材と、前記固定部材に対する前記可動部材の回動状態を
検出する回動状態検出手段と、長方形状の表示画面を有
し、前記可動部材上に設けられ、各種情報表示を行う表
示手段と、検出した前記可動部材の回動状態に基づい
て、前記表示手段における表示態様を変更する表示態様
変更手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の構成は、請求項1記載の携
帯情報処理装置において、前記所定角度は、略90度で
あり、前記回動状態検出手段は、前記回動部材の回動角
度が0度あるいは略90度である回動端に至ったことを
検出し、前記表示態様検出手段は、前記表示手段の前記
回動端における状態に基づいて前記表示態様を変更す
る、ことを特徴としている。
【0012】請求項3記載の構成は、前記固定部材は、
使用者の手首に巻き付けて装着することが可能なバンド
部を有していることを特徴としている。
【0013】請求項4記載の構成は、固定部材と、長方
形状の表示画面を有し、前記固定部材に対して相対的に
所定角度回動可能に形成された可動部材上に設けられた
各種情報表示を行う表示装置と、を備えた携帯情報処理
装置の制御方法において、前記固定部材に対する前記可
動部材の回動状態を検出する回動状態検出工程と、検出
した前記可動部材の回動状態に基づいて、前記表示装置
における表示態様を変更する表示態様変更工程と、を備
えたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照して本発明の好
適な実施形態について説明する。 [1] 携帯型情報端末装置の外観 図1(a)、(b)に携帯型情報端末装置の外観斜視図
を示す。携帯型情報端末装置10は、大別すると、ユー
ザの腕に携帯型情報端末装置10を装着し、固定するた
めの固定部材として機能するベルト部11と、情報処理
装置本体12と、を備えて構成されている。情報処理装
置本体12は、各種情報の表示を行う液晶ディスプレイ
などで構成された長方形状の表示画面13を有する表示
装置14と、各種データの入力、確定、取り消し等を行
うための入力ボタンB1〜B3と、を備えて構成されて
いる。
【0015】この場合において、情報処理装置本体12
は、略90[゜]回動可能にベルト部11に取り付けら
れおり、回動することことにより、回動角度0[゜]の
場合には、図1(a)に示すように、横長画面表示が可
能な状態となり、回動角度約90[゜]の場合には、図
1(b)に示すように縦長画面表示が可能な状態とな
る。
【0016】[2] 携帯型情報処理装置の概要構成 図2に携帯型情報処理装置10の概要構成ブロック図を
示す。携帯型情報処理装置10は、携帯型情報処理装置
10全体を制御するためのCPU21と、各種処理を実
行する際の実行メモリとして機能するRAM22と、更
新の可能性がある情報を不揮発状態で保持するフラッシ
ュ(Flash)ROM23と、表示用のフォント情報、地
図基本情報等の更新の可能性の少ない情報を保持するR
OM24と、表示装置14と、入力ボタンB1〜B3が
設けられた入力装置25と、赤外線インターフェース、
シリアルインターフェース等を介してパーソナルコンピ
ュータとの間で通信を行ったり、PHSを介して無線で
外部のコンピュータ等と通信を行う通信ユニットと2
6、GPS衛星からのGPS電波を受信して携帯型情報
処理装置10の現在位置を算出するGPSユニット27
と、を備えて構成されている。
【0017】[3] 携帯型情報処理装置の概要動作 つぎに図3ないし図5を参照して携帯型情報処理装置の
概要動作について説明する。図3にメイン処理フローチ
ャートを示す。携帯型情報処理装置の電源がオンされる
と、スタートアップ処理がなされ(ステップS1)、表
示装置14の表示画面13には、図4(a)に示すよう
に、「起動中です。……」という表示がなされる。そし
てスタートアップ処理が終了すると、通常処理に移行し
(ステップS2)、表示画面13には、図4(b)に示
すように、処理選択画面が表示される。
【0018】これによりユーザは、表示画面13上に表
示された選択用カーソルCURを選択ボタンB2(上方
向移動用)および取消ボタンB1(下方向移動用)によ
り選択したい処理内容に対応する位置まで移動させ、確
定ボタンB3(データ確定用)を押すことにより選択す
る。これにより、図5(a)に示すように、処理選択に
おいて時計処理が選択されると、図5(b)に示すよう
に、日付および現在時刻が表示画面13上に表示される
こととなる。
【0019】また、図5(a)に示すように、処理選択
においてアドレス帳処理が選択されると、図5(c)に
示すように、名前および電話番号、住所等が表示画面1
3上に表示されることとなる。さらに図5(a)に示す
ように、処理選択においてメモ帳処理が選択されると、
図5(d)に示すように、日付および予定内容等が表示
画面13上に表示されることとなる。さらにまた、図5
(a)に示すように、処理選択において、ナビゲーショ
ン処理が選択されると、、図5(e)に示すように、ナ
ビゲーション処理の初期画面が表示されることとなる。
【0020】[4] 携帯型情報処理装置の具体的動作 [4.1] ナビゲーション処理動作 つぎに具体的動作の一例としてナビゲーション処理が選
択された場合の動作について説明する。図6にナビゲー
ション処理の処理フローチャートおよび対応するサーバ
コンピュータの処理フローチャートを示す。ナビゲーシ
ョン処理が選択されると、携帯型情報処理装置10のC
PU21は、表示装置14を制御してナビゲーション処
理の初期画面を表示するとともに、GPSユニット27
に位置情報を収集させる(ステップS11)。
【0021】そしてCPU21は、収集された位置情報
に基づいて携帯型情報処理装置10の現在位置を決定し
(ステップS12)、ROM24またはフラッシュRO
M23の記憶内容に基づいて現在位置の地図上法の有無
を判別する(ステップS13)。より具体的には、RO
M24のデータをチェックし、無ければ、フラッシュR
OM23のデータをチェックすることとなる。)ステッ
プS13の判別において、現在位置の地図情報が存在す
る場合には、処理をステップS15に移行する。
【0022】ステップS13の判別において、現在位置
の地図情報が存在しない場合には(ステップS13;N
o)、地図情報収集処理を行う(ステップS14)。よ
り具体的には、通信ユニット26を介して無線回線でサ
ーバコンピュータに接続し、現在位置情報を送信する
(ステップS16)。これにより、サーバコンピュータ
は、位置情報を受信し(ステップS21)、自己のデー
タベースから地図情報を選択して(ステップS22)、
無線回線を介して地図情報を送信する(ステップS2
3)。
【0023】これにより、CPU21は、通信ユニット
26を介して地図情報を受信し(ステップS17)、地
図情報をフラッシュROM23に格納することとなる。
あるいは、サーバコンピュータと自宅のパソコンとの間
でデータ通信を行い。その結果をパソコンから本形態情
報処理装置に読み込む方法もある。そして、CPU21
は、ROM24内の地図基本情報およびフラッシュRO
Mに格納された地図情報に基づいて、表示装置14の表
示画面13に現在位置情報を含む地図表示を行うことと
なる(ステップS15)。
【0024】[4.1.1] 地図表示動作 ここで、図7ないし図9を参照して地図表示動作につい
て説明する。図7にナビゲーション処理における地図表
示動作処理フローチャートを示す。まず、ユーザが表示
モードを選択すると(ステップS31)、CPU21
は、選択した表示モードが検索モードか否かを判別する
(ステップS32)。
【0025】[4.1.1.1] 検索モードの動作 ステップS32の判別において、表示モードが検索モー
ドである場合には(ステップS32;Yes)、CPU
21は、現在位置(=現在位置座標)を確認し(ステッ
プS33)、現在位置を画面中心とするように地図情報
から必要な情報(地図)を切り出す(ステップS3
4)。そして図8(a)に示すように、携帯型情報処理
装置10の現在位置を中心として地図表示を行い(ステ
ップS35)、現在位置を表示する(ステップS3
6)。
【0026】この場合において、図1(a)に示したよ
うに、横長表示状態に情報処理装置本体12が設定され
ている場合には、図8(a−1)に示すように、自己の
現在位置PNOWを中心として横長状態で地図表示がなさ
れる。また、図1(b)に示したように、縦長表示状態
に情報処理装置12が設定されている場合には、図8
(a−2)に示すように、自己の現在位置PNOWを中心
として縦長状態で地図表示がなされる。
【0027】横長表示状態と縦長表示状態の検出は、例
えば、情報処理装置本体12を回動させ、回動端(=回
動角0[゜]および略90[゜])に至ったことをマイ
クロスイッチあるいは光学スイッチ等を用いて検出すれ
ばよい。横長表示および縦長表示の切換により表示画面
の長辺と同じ長さの一辺の長さを有する表示画面の場合
と比較して、表示できない領域は、図8(b)に斜線で
示す領域となるが、携帯情報処理装置の小型化、軽量
化、低コスト化の観点からは、本実施形態の方がより好
ましいと考えられる。
【0028】[4.1.1.2] 移動モードの動作 ステップS32の判別において、表示モードが検索モー
ドではない場合には、すなわち、移動モードである場合
には(ステップS32;No)、CPU21は、GPS
ユニット27からの位置情報に基づく現在位置の変化に
基づいて移動しているか否かを判別する(ステップS3
7)。ステップS37の判別において、移動していない
場合には(ステップS37;No)、処理をステップS
33に移行し、検索モードの場合と同様に現在位置を画
面中心として地図表示を行う(ステップS33〜S3
6)。
【0029】ステップS37の判別において、移動して
いる場合には、(ステップS37;Yes)、GPSユ
ニット27からの現在位置情報の変化に基づいて移動方
向および移動速度を計算する(ステップS38)。そし
て、現在位置を画面下中央にするように地図情報から必
要な情報(地図)を切り出す(ステップS39)。そし
て図9(a)に示すように、携帯型情報処理装置10の
現在位置を画面下中央として地図表示を行い(ステップ
S35)、現在位置を表示する(ステップS36)。
【0030】この場合において、図1(a)に示したよ
うに、横長表示状態に情報処理装置本体12が設定され
ている場合には、図9(a−1)に示すように、自己の
現在位置PNOWを画面下中央として横長状態で地図表示
がなされる。また、図1(b)に示したように、縦長表
示状態に情報処理装置12が設定されている場合には、
図9(a−2)に示すように、自己の現在位置PNOWを
画面下中央として縦長状態で地図表示がなされる。横長
表示状態と縦長表示状態の検出は、例えば、情報処理装
置本体12を回動させ、回動端(=回動角0[゜]およ
び略90[゜])に至ったことをマイクロスイッチある
いは光学スイッチ等を用いて検出すればよい。
【0031】横長表示および縦長表示の切換により表示
画面の長辺と同じ長さの一辺の長さを有する表示画面の
場合と比較して、表示できない領域は、図9(b)に斜
線で示す領域となるが、実用上は問題がないとともに、
携帯情報処理装置の小型化、軽量化、低コスト化の観点
からは、本実施形態の方がより好ましいと考えられる。
【0032】[4.2] アドレス帳処理 つぎにアドレス帳処理における動作について説明する。
アドレス帳処理は、例えば、名前、住所、電子メールア
ドレス、電話番号、顔写真、備考等の情報の知人等の情
報をまとめて管理するものである。図10にアドレス帳
処理における表示画面遷移図を示す。図4(b)に示し
た処理選択画面で、「 アドレス帳」を選択すると、
アドレス帳スタート画面F1が表示され、所定時間経過
後、アドレス帳選択画面F2が表示される。
【0033】ここで、これらの管理項目からある項目を
抽出し、連続表示を行う場合を想定する。このアドレス
帳選択画面F2には、抽出条件が表示されており、上述
の例の場合、「名前で抽出」、「住所で抽出」、「電子
メールアドレスで抽出」、「電話番号で抽出」、「顔写
真で抽出」などの抽出条件選択画面が表示される。アド
レス帳選択画面F2において、ボタンB1〜B3を操作
することに抽出条件を選択すると選択した抽出条件に応
じて情報表示画面F3が表示されることとなる。
【0034】より具体的には、「名前で抽出」を選択し
た場合には、情報処理装置本体12が図1(a)に示し
たように、横長表示状態に設定されている場合には、横
長名前抽出表示画面F31Hが表示される。この横長名
前抽出表示画面F31Hによれば、名前全体が表示され
るため、同姓の知人が多数いるような場合でも確実に判
別することが可能となる。また、情報処理装置本体12
が図1(b)に示したように、縦長表示状態に設定され
ている場合には、縦長名前抽出表示画面F31Vが表示
される。この縦長名前抽出表示画面F31Vによれば、
横長名前抽出表示画面F31Hに比較してより多くの名
前を表示できるため、特に検索モードにおいては、スク
ロール回数を低減してより検索時の使い勝手を向上する
ことができる。
【0035】また、「住所で抽出」を選択した場合に
は、情報処理装置本体12が図1(a)に示したよう
に、横長表示状態に設定されている場合には、横長住所
抽出表示画面F32Hが表示される。この横長住所抽出
表示画面F32Hによれば、住所全体(若しくは住所の
大部分)が表示されるため、同地域の知人が多数いるよ
うな場合でも確実に判別することが可能となる。また、
情報処理装置本体12が図1(b)に示したように、縦
長表示状態に設定されている場合には、縦長住所抽出表
示画面F32Vが表示される。
【0036】この縦長名前抽出表示画面F32Vによれ
ば、横長住所抽出表示画面F32Hに比較してより多く
の住所を表示できるため、特に検索モードにおいては、
より迅速に検索が行え、スクロール回数を低減してより
検索時の使い勝手を向上することができる。さらに「電
子メールアドレスで抽出」を選択した場合には、情報処
理装置本体12が図1(a)に示したように、横長表示
状態に設定されている場合には、横長電子メールアドレ
ス抽出表示画面F33Hが表示される。この横長電子メ
ールアドレス抽出表示画面F33Hによれば、電子メー
ルアドレス全体(若しくは電子メールアドレスの大部
分)が表示されるため、同地域の知人が多数いるような
場合でも確実に判別することが可能となる。
【0037】また、情報処理装置本体12が図1(b)
に示したように、縦長表示状態に設定されている場合に
は、縦長電子メールアドレス抽出表示画面F33Vが表
示される。この縦長名前抽出表示画面F33Vによれ
ば、横長電子メールアドレス抽出表示画面F33Hに比
較してより多くの電子メールアドレスを表示できるた
め、特に検索モードにおいては、より迅速に検索が行
え、スクロール回数を低減してより検索時の使い勝手を
向上することができる。また、「顔写真で抽出」を選択
した場合には、顔写真として、一般的な縦長の写真を用
いるとすると、1画面に顔写真を1枚づつ表示させる場
合には、顔が切れないように、すなわち、情報の欠落が
生じないように、画面表示は縦長の方が好ましい。従っ
て、このような場合には、顔写真抽出表示画面F34
は、常に縦長表示となるので、図1(b)に示したよう
に情報処理装置本体を回動して、縦長表示を行わせるよ
うにする。特に、この方法はパスポート写真のように必
ずその比率でなければならないという場合に有効であ
る。
【0038】[4.3] カレンダー処理 つぎにカレンダー処理における動作について説明する。
カレンダー処理は、例えば、一月のカレンダーの表示や
一月の予定の管理および表示を行ったり、一週間のカレ
ンダーの表示や一週間の予定の管理および表示を行った
り、一日の予定の管理および表示を行うべく、管理する
ものである。図11にカレンダー処理における表示画面
遷移図を示す。図4(b)に示した処理選択画面で、
「カレンダー」を選択すると、カレンダースタート画面
F11が表示され、所定時間経過後、カレンダー選択画
面F12が表示される。
【0039】このカレンダー選択画面F12には、「月
表示」、「週表示」および「日表示」等の表示態様選択
画面が表示される。カレンダー選択画面F12におい
て、ボタンB1〜B3を操作することに表示態様を選択
すると選択した表示態様に応じて情報表示画面F4が表
示されることとなる。より具体的には、「月表示」を選
択した場合には、情報の欠落が生じないように、画面表
示は横長の方が好ましい。従って、このような場合に
は、月表示画面F41は、常に横長表示となるので、図
1(a)に示したように情報処理装置本体12を回動し
て、横長表示を行わせるようにする。
【0040】また、「週表示」を選択した場合であっ
て、情報処理装置本体12が図1(a)に示したよう
に、横長表示状態に設定されている場合には、横長週カ
レンダー表示画面F42Hが表示される。この横長週カ
レンダー表示画面F42Hによれば、1日あたりの予定
全体が表示されるため、予定が多くあるような場合でも
確実に確認することが可能となる。ただし、1週間全て
が表示されないので全てを見るためには、画面スクロー
ルを行う必要がある。また、情報処理装置本体12が図
1(b)に示したように、縦長表示状態に設定されてい
る場合には、縦長週カレンダー表示画面F42Vが表示
される。この縦長週カレンダー表示画面F42Vによれ
ば、1週間全ての表示を行えるため、予定の検索を行う
検索モードにおいては、スクロールの必要がなく、より
操作性を向上することができる。
【0041】また、「日表示」を選択した場合であっ
て、情報処理装置本体12が図1(a)に示したよう
に、横長表示状態に設定されている場合には、横長日カ
レンダー表示画面F43Hが表示される。この横長日カ
レンダー表示画面F42Hによれば、1日あたりの予定
全体が表示されるため、予定が多くあるような場合でも
確実に確認することが可能となる。ただし、1日全てが
表示されないので全てを見るためには、画面スクロール
を行う必要がある。また、情報処理装置本体12が図1
(b)に示したように、縦長表示状態に設定されている
場合には、縦長日カレンダー表示画面F43Vが表示さ
れる。この縦長日カレンダー表示画面F43Vによれ
ば、1日の大半の表示を行えるため、予定の検索を行う
検索モードにおいては、スクロール回数を低減してより
操作性を向上することができる。
【0042】[5] 実施形態の変形例 以上の説明においては、情報処理装置本体12を略90
[゜]回動させる構成としていたが、略180度回動さ
せる構成とし、ナビゲーション処理等の場合には、円形
の領域をその回動角度に応じて表示するように構成する
ことも可能である。この場合、回動角度を検出するため
には、光エンコーダ等の回転位置検出装置を用いればよ
い。以上の説明においては、腕時計型のものについて説
明したが、腰などの他の部位に装着して用いる場合であ
っても、適用が可能である。
【0043】[6] 実施形態の効果 以上の説明のように、本実施形態によれば、情報処理装
置本体12を回動させるだけで、縦長表示画面と横長表
示画面を切り替えることができるので、手袋などをはめ
た状態のように指先の自由度が少ない場合であっても、
簡単な操作で、表示情報に応じた表示を確実に行わせる
ことができる。さらに画面の横長/縦長を確認するだけ
で、表示モードを直感的に把握でき、操作性が向上す
る。この場合において、各情報についての表示量は少な
くても、情報数が必要な場合(例えば、検索モードの場
合)あるいは情報自体が縦長の場合(例えば、縦長の顔
写真の場合)には、情報処理装置本体12を図1(a)
に示す状態にするとともに、縦長表示を行うことにより
画面スクロールを減少させ、あるいは、情報の欠落を防
止することができる。
【0044】また、情報数は少なくても情報の表示量が
必要な場合あるいは情報自体が横長の場合(例えば、横
長の風景写真など)には、情報処理装置本体12を図1
(b)に示す状態にするとともに、横長表示を行うこと
により、情報を一覧でき、あるいは情報の欠落を防止す
ることができる。また、データ閲覧の効率が向上する。
さらに腕などを固定した状態で、画面のみを回転させる
ことができるため、人間工学的に無理のない操作が行え
る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、可動部材を表示手段と
一体として回動させるでだけで、縦長表示画面と横長表
示画面を切り替えることができるので、手袋などをはめ
た状態のように指先の自由度が少ない場合であっても、
簡単な操作で、表示情報に応じた表示を確実に行わせる
ことができる。さらに画面の横長/縦長を確認するだけ
で、表示モードを直感的に把握でき、操作性が向上す
る。さらに容易に縦長表示画面と横長表示画面を切り替
えることができるので、表示すべき情報の態様およびユ
ーザの要求に応じた表示態様を選択することが容易とな
る。従って、データの閲覧を効率的に行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 携帯情報処理装置の外観斜視図である。
【図2】 携帯情報処理装置の概要構成ブロック図であ
る。
【図3】 携帯情報処理装置のメイン処理フローチャー
トである。
【図4】 携帯情報処理装置の表示画面説明図である。
【図5】 携帯情報処理装置の処理選択の説明図であ
る。
【図6】 ナビゲーション処理の処理フローチャートで
ある。
【図7】 ナビゲーション処理における表示モード選択
処理の処理フローチャートである。
【図8】 ナビゲーション処理の検索モードにおける表
示状態の説明図である。
【図9】 ナビゲーション処理の移動モードにおける表
示状態の説明図である。
【図10】 アドレス帳処理の表示画面遷移の説明図で
ある。
【図11】 カレンダー処理の表示画面遷移の説明図で
ある。
【符号の説明】 10…携帯型情報処理装置 11…ベルト部 12…情報処理装置本体 13…表示画面 14…表示装置 21…CPU 22…RAM 23…フラッシュROM 24…ROM 25…入力装置 26…通信ユニット 27…GPSユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材と、 前記固定部材に対して相対的に所定角度回動可能に形成
    された可動部材と、 前記固定部材に対する前記可動部材の回動状態を検出す
    る回動状態検出手段と、 長方形状の表示画面を有し、前記可動部材上に設けら
    れ、各種情報表示を行う表示手段と、 検出した前記可動部材の回動状態に基づいて、前記表示
    手段における表示態様を変更する表示態様変更手段と、 を備えたことを特徴とする携帯情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯情報処理装置におい
    て、 前記所定角度は、略90度であり、 前記回動状態検出手段は、前記回動部材の回動角度が0
    度あるいは略90度である回動端に至ったことを検出
    し、 前記表示態様検出手段は、前記表示手段の前記回動端に
    おける状態に基づいて前記表示態様を変更する、ことを
    特徴とする携帯情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記固定部材は、使用者の手首に巻き付
    けて装着することが可能なバンド部を有していることを
    特徴とする携帯情報処理装置。
  4. 【請求項4】 固定部材と、長方形状の表示画面を有
    し、前記固定部材に対して相対的に所定角度回動可能に
    形成された可動部材上に設けられた各種情報表示を行う
    表示装置と、を備えた携帯情報処理装置の制御方法にお
    いて、 前記固定部材に対する前記可動部材の回動状態を検出す
    る回動状態検出工程と、 検出した前記可動部材の回動状態に基づいて、前記表示
    装置における表示態様を変更する表示態様変更工程と、 を備えたことを特徴とする携帯情報処理装置の制御方
    法。
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