JPH11318089A - 超音波モータ付き部品及びこれを用いた電子機器 - Google Patents
超音波モータ付き部品及びこれを用いた電子機器Info
- Publication number
- JPH11318089A JPH11318089A JP10124518A JP12451898A JPH11318089A JP H11318089 A JPH11318089 A JP H11318089A JP 10124518 A JP10124518 A JP 10124518A JP 12451898 A JP12451898 A JP 12451898A JP H11318089 A JPH11318089 A JP H11318089A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic motor
- inner cylinder
- piezoelectric vibrator
- cylinder
- outer cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 38
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 19
- 230000003534 oscillatory effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 abstract 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 12
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- WSMQKESQZFQMFW-UHFFFAOYSA-N 5-methyl-pyrazole-3-carboxylic acid Chemical compound CC1=CC(C(O)=O)=NN1 WSMQKESQZFQMFW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
- 229910002113 barium titanate Inorganic materials 0.000 description 1
- JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N barium titanate Chemical compound [Ba+2].[Ba+2].[O-][Ti]([O-])([O-])[O-] JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- NKZSPGSOXYXWQA-UHFFFAOYSA-N dioxido(oxo)titanium;lead(2+) Chemical compound [Pb+2].[O-][Ti]([O-])=O NKZSPGSOXYXWQA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 229910052451 lead zirconate titanate Inorganic materials 0.000 description 1
- HFGPZNIAWCZYJU-UHFFFAOYSA-N lead zirconate titanate Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[Ti+4].[Zr+4].[Pb+2] HFGPZNIAWCZYJU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N lithium niobate Chemical compound [Li+].[O-][Nb](=O)=O GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
のなく出力を維持する。 【解決手段】 円筒状の外筒と、該外筒の内側に設けら
れた円筒状の内筒と、を備えた超音波モータ付き部品に
おいて、前記外筒と前記内筒との間隙に設けられ、前記
内筒又は前記外筒の一方に対して圧接させ且つ駆動力を
加える圧電振動子を備えたことを特徴とする。
Description
隙に設けた圧電振動子により、内筒と外筒とを相対的に
可動させる超音波モータ付き部品およびこれを用いた電
子機器に関する。
子の圧電効果を利用して駆動力を得る超音波モータが注
目されている。この超音波モータは、例えば、カメラの
内筒と外筒とを相対的に可動させるために用いられてい
る。図16は、第1の従来例に係わる超音波モータを用
いて内筒と外筒とを相対運動させるカメラの断面構造を
示す。このカメラ100は、レンズ101aと、レンズ
101aの外周に固定された内筒102と、内筒102
の外側に設けられ、内周にレンズ101bを固定した外
筒103と、外筒103と内筒102との間隙に設けた
距離環104と、距離環104の端部に固定され、内筒
102に組み込まれるとともに、円環状振動子105a
を有する超音波モータ105とを備え、内筒102と距
離環104とは、ヘリコイドネジ102a、104aで
係合し、外筒103と距離環104とは、ヘリコイドネ
ジ103a、104bで係合している(特開昭59−1
103889号公報参照)。そして、超音波モータ10
5の円環状の振動子を距離環104とともに回動させる
と、内筒102は、ヘリコイドネジ102a、104a
により回転しながら前進、後進する。この内筒102と
外筒103との相対的な距離の変化により、レンズ10
1aとレンズ101bとの焦点距離を調整する。
ータを用いて内筒と外筒とを相対運動させるカメラの断
面構造を示す。このカメラ110は、レンズ111と、
レンズの外縁を固定した外筒112と、外筒112の内
側に設けられた内筒113と、外筒112の外部に配置
されるとともに、円柱状振動子114aを有する超音波
モータ114と、超音波モータ114を支持するととも
に、内筒113と固定する固定部材115を備え、外筒
112と内筒113とはヘリコイドネジ112a、11
3aとで係合され、外筒112と超音波モータ114と
は、ヘリコイドネジ112b、114aで係合されてい
る(特開平4−145881号公報参照)。そして、超
音波モータ114の円柱状振動子114aを回転させる
と、外筒112はヘリコイドネジ112b、114aに
より、回転しながら前進し、内筒113は、ヘリコイド
ネジ112a、113aにより回転しながら外筒に対し
て相対的に後進する。これにより、レンズ111の焦点
距離は調整される。
従来例に係わる超音波モータ105では、円環状振動子
105aの内周と外周との間に適当な肉厚を要するとと
もに、円環状振動子105aの支持方法が困難なため、
小型化を要する構造に適しないという問題点を有してい
た。
114では、固定支持しやすいという利点を持っている
が、外筒112と内筒113との間隙に配置するには大
きすぎるため、小型化には適当でない。さらに、超音波
モータ114は、ヘリコイドネジ112a、113a、
ヘリコイドネジ112b、114a等を介して駆動力を
伝達するため、出力の低下や伝達損失が大きい等の問題
点を有していた。
とともに、出力を維持し、出力の伝達損失のない超音波
モータ付き部品及びこれを用いた電子機器を提供するこ
とにある。
は、請求項1に記載するように、円筒状の外筒と、該外
筒の内側に設けられた円筒状の内筒と、を備えた超音波
モータ付き部品において、前記外筒と前記内筒との間隙
に設けられ、前記内筒又は前記外筒の一方に対して圧接
させ且つ駆動力を加える圧電振動子を備えたことを特徴
とする。
れ、内筒が自由に可動する場合、内筒が固定され、外筒
が自由に可動する場合、内筒、外筒共に自由に可動する
場合のの何れも含まれる。また、圧電振動子は、装置の
小型化を図る観点から、最も薄い厚み方向と内筒、外筒
の径方向とを一致させるように設ける方が好ましい。ま
た、圧電振動子の駆動力は、外筒、内筒に対して、周方
向へ加える場合、長手方向へ加える場合、周方向と長手
方向の中間方向へ加える場合の何れも含まれる。また、
圧電振動子は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛、チタン
酸バリウム、チタン酸鉛、ニオブ酸リチウム、タンタル
酸リチウムを用いて成形される。さらに、圧電振動子に
は、駆動力を拡大させる観点から、出力取り出し部を設
ける方が好ましい。
筒との間隙に設けられるので、新たな設置スペースを設
ける必要がなく、圧電振動子を外筒、内筒の一部に設け
ることもないので、外筒、内筒の肉厚を薄くすることが
できる。また、前記内筒又は前記外筒の一方に圧接させ
て駆動力を加えるので、動力伝達機構を必要とせず、ま
た、駆動力の伝達損失も生じない。したがって、装置構
成の小型化が図られるとともに、出力は維持され、出力
の伝達損失を生じない。
1記載の超音波モータ付き部品において、前記圧電振動
子は、前記外筒の内周面に設けるとともに、前記内筒の
外周面に対して、径方向へ圧接され且つ周方向へ駆動力
を加えることを特徴とする。これによれば、圧電振動子
は、内筒の外周面に対して径方向へ圧接されるととも
に、周方向へ駆動力を加え、内筒と外筒とを相対的に回
動させる。
1記載の超音波モータ付き部品において、前記圧電振動
子は、前記外筒の内周面に設けるとともに、前記内筒の
外周面に対して、径方向へ圧接され且つ長手方向へ駆動
力を加えることを特徴とする。これによれば、圧電振動
子は、内筒の外周面に対して径方向へ圧接されるととも
に、長手方向へ駆動力を加えるので、外筒に対して長手
方向へ内筒を相対的に前進、後進させる。
1記載の超音波モータ付き部品において、前記圧電振動
子は、前記内筒の外周面に設けるとともに、前記外筒の
内周面に対して、径方向へ圧接され且つ周方向へ駆動力
を加えることを特徴とする。これによれば、圧電振動子
は、外筒の内周面に対して径方向へ圧接されるととも
に、周方向へ駆動力を加えるので、内筒に対して外筒を
相対的に回動させる。
1記載の超音波モータ付き部品において、前記圧電振動
子は、前記内筒の外周面に設けるとともに、前記外筒の
内周面に対して、径方向へ圧接され且つ長手方向へ駆動
力を加えることを特徴とする。これによれば、圧電振動
子は、外筒の内周面に対して径方向へ圧接されるととも
に、長手方向へ駆動力を加えるので、内筒に対して外筒
を相対的に前進、後進させる。
1記載の超音波モータ付き部品において、前記内筒は外
周面から径方向へ突出する外鍔部を有し、前記圧電振動
子は、前記外筒の内周面に設けるとともに、前記内筒の
外鍔部に対して、該内筒の長手方向へ圧接され且つ該内
筒の周方向へ駆動力を加えることを特徴する。
部に対して、内筒の長手方向へ圧接されるとともに、内
筒の周方向へ駆動力を加えるので、外筒に対して内筒を
相対的に回動させる。
1記載の超音波モータ付き部品において、前記外筒は内
周面から径方向へ突出する内鍔部を有し、前記圧電振動
子は、前記内筒の外周面に設けるとともに、前記外筒の
内鍔部に対して、該外筒の長手方向へ圧接され且つ該外
筒の周方向へ駆動力を加えることを特徴する。
部に対して、外筒の長手方向へ圧接されるとともに、外
筒の周方向へ駆動力を加えるので、内筒に対して外筒を
相対的に回動させる。
1から請求項7の何れかに記載の超音波モータ付き部品
において、前記圧電振動子は、屈曲振動波を生じる平板
状の第1の圧電振動子と、伸縮振動波を生じる平板状の
第2の圧電振動子と、を少なくとも備え、前記第1の圧
電振動子と前記第2の圧電振動子とを厚み方向へ一体的
に積層させたことを特徴とする。
力を向上させる観点から、さらに第1の圧電振動子また
は第2の圧電振動子を積層させた方が好ましい。これに
よれば、圧電振動子は、第1の圧電振動子に生じる屈曲
振動波と第2の圧電振動子に生じる伸縮振動波とによ
り、楕円振動を生じ、この楕円振動する圧電振動子を周
期的に内筒又は外筒に圧接させて、駆動力としての摩擦
力を生じさせる。また、平板状の第1の圧電振動子と第
2の圧電振動子とを厚み方向へ一体的に積層させている
ので、全体の厚みは小さくなる。
8記載の超音波モータ付き部品において、前記圧電振動
子の厚み方向と前記外筒、内筒の径方向とを一致させる
ように設けたことを特徴とする。
も小さくすることができ、装置の小型化が図られる。
機器であって、請求項1から請求項9の何れかに記載の
超音波モータ付き部品を用いたことを特徴とする。これ
によれば、本発明に係わる超音波モータ付き部品を用い
た電子機器が実現される。ここで、電子機器には、カメ
ラのオートフォーカス、ビデオのレンズ、アイリス、顕
微鏡、内視鏡等が含まれる。
発明に係わる実施の形態を詳細に説明する。 《実施の形態1》図1は、本発明を適用した実施の形態
1に係わる超音波モータ付き部品のブロック図を示し、
図2は、超音波モータ付き部品の断面構造を示し、図3
は、超音波モータの構造を示し、(a)は平面構造を、
(b)は側面構造を示す。また、図4は、各圧電素子の
平面構造を示し、図5は、超音波モータの動作原理を示
す。超音波モータ付き部品は、図1、図2に示すよう
に、本発明の外筒としての外筒部11と、外筒部11の
内側に設けられた本発明の内筒としての内筒部12と、
外筒部11と内筒部12との間隙に設けられた移動案内
部13と、同様に外筒部11と内筒部12との間隙に、
厚み方向を内筒部12の径方向と一致させ、長手方向を
内筒部12の周方向と一致させて配置した超音波モータ
20と、外筒部11の内周面に固定されて超音波モータ
20を支持、加圧する加圧支持部14から構成されてい
る。このように、超音波モータ20を外筒部11と内筒
部12との間隙に設けられるので、新たな設置スペース
を設ける必要がなく、外筒部11、内筒部12の肉厚を
薄くすることができる。
円筒体であり、外筒部11の基端部は固定される一方、
内筒部12は回動自在に設けられている。移動案内部1
3は、外筒部11と内筒部12との間隙に応じた径の球
状体であり、内筒部12の回動に伴って回動し、球状体
の回動を案内する。加圧支持部14は、例えば、ゴム、
コイルスプリング等からなり、後述する弾性体21に屈
曲振動波を生じさせたとき、弾性体21の節部を支持す
るとともに、弾性体21を内筒部12の径方向に加圧
し、後述する出力取り出し部22を内筒部12の外周面
に圧接させる。
としての圧電素子30を有する弾性体21と、弾性体2
1の下面に固定された出力取り出し部22から構成され
ている。詳細には、図3に示すように、弾性体21は、
各矩形板状の、第1の圧電素子31と、本発明の第1の
圧電振動子としての第2の圧電素子32と、第3の圧電
素子33と、本発明の第2の圧電振動子としての第4の
圧電素子34と、第5の圧電素子35と、本発明の第1
の圧電振動子としての第6の圧電素子36と、第7の圧
電素子37とを、厚み方向へ一体的に積層した構造であ
る。
は、励振信号入力用に用いられ、表面において、一方の
長辺の縁部に第1の入力用電極パターン41a、41
a、41a、41aと、他方の長辺の縁部に第2の入力
用電極パターン41b、41b、41b、41bと、中
心部の一方の縁部に第3の入力用電極パターン41c
と、中心部の他方の縁部に第4の入力用電極パターン4
1dとを形成している。また、各電極パターン41a、
41b、41c、41dは、同図(h)に示すように、
弾性体21の側面に対して上端から下端まで連続して伸
びている。なお、図面中の(+)、(−)は、接続され
る後述の電極パターンを形成した分極部の分極処理の方
向に対応して表示したものである。
ように、長手方向に沿って、厚み方向へ交互に逆方向に
分極処理した4箇所の分極部を有し、各分極部に対応し
て第1の電極パターン42a、第2の電極パターン42
b、第3の電極パターン42c、第4の電極パターン4
2dを形成している。ここで、(+)、(−)は、各分
極部の厚み方向の分極処理方向を示している。また、各
電極パターン42a、42b、42c、42dは、一方
の長辺まで一部を突出させて、第1の圧電素子31の第
1の入力用電極パターン41aに接続している。
ように、第2の圧電素子32の各電極パターン42a、
42b、42c、42dの対極として対極用電極パター
ン43をほぼ全面に形成している。また、この対極用電
極パターン43は、一方の長辺の縁部まで一部を突出さ
せて、第1の圧電素子31の第3の入力用電極パターン
41cに接続されている。
ように、ほぼ全体を厚み方向へ分極処理した分極部を有
し、分極部に対応させて電極パターン44を形成してい
る。この電極パターン44は、他方の長辺まで一部を突
出させて、第1の圧電素子31の第4の入用電極パター
ン41dに接続している。
ように、第4の圧電素子34の電極パターン44の対極
として対極用電極パターン45を形成している。この電
極パターン45は、一方の長辺まで一部を突出させて、
第1の圧電素子31の第3の入力用電極パターン41c
に接続している。
ように、長手方向に沿って、厚み方向へ交互に逆方向に
分極処理した4箇所の分極部を有し、各分極部に対応し
て第1の電極パターン46a、第2の電極パターン46
b、第3の電極パターン46c、第4の電極パターン4
6dを形成している。ここで、各分極部の分極処理の方
向は、第2の圧電素子32と逆の関係になっている。ま
た、各電極パターン46a、46b、46c、46d
は、他方の長辺まで一部を突出させて第1の圧電素子3
1の第2の入力用電極パターンに接続している。
6の各電極パターン46a、46b、46c、46dの
対極として、対極用電極パターン47を形成している。
また、この対極用電極パターン47は、一方の長辺まで
一部を突出させて第1の圧電素子31の第3の入力用電
極パターン41cに接続されている。なお、第1の圧電
素子31、第3の圧電素子33、第5の圧電素子35、
第7の圧電素子37の代わりに、絶縁性の弾性材、例え
ば、硬質ゴム等を用いてもよい。
ように、弾性体21の長手方向に設けた第1の出力取り
出し部22aと、第2の出力取り出し部22bとからな
り、弾性体21に生じる楕円振動を拡大させて内筒部1
2に摩擦力を加える。このように、内筒部12に出力取
り出し部24を直接、圧接させているので、動力伝達機
構を設ける必要がなく、装置構成の小型化が図られる。
超音波モータの動作について説明する。先ず、内筒部1
2を一方向へ回転させたいときは、図4に示す第1の圧
電素子31の第1の入力用電極パターン41a、第3の
入力用電極パターン41c、第4の入力用電極パターン
41dに励振信号を入力すればよい。このとき、第2の
圧電素子32は、図5中A線に示すような、厚み方向の
屈曲振動波を生じ、第4の圧電素子34は、同図B線に
示すような、長手方向の伸縮振動波を生じる。弾性体2
1の各部は、屈曲振動波と伸縮振動波とを合成した、同
図C線に示すような楕円振動を起こし、各出力取り出し
部22a、22bはこの楕円振動を拡大させる。
2は、加圧支持部14により加圧されて、内筒部12に
径方向へ圧接され、内筒部12に周方向への駆動力とし
ての摩擦力を加える。これにより、内筒部12は一方向
へ回転する。このとき、出力取り出し部22は、内筒部
12に圧接して直接摩擦力を加えるので、駆動力の伝達
損失を生じない。
いときは、第1の圧電素子31の第2の入力用電極パタ
ーン41b、第3の入力用電極パターン41c、第4の
入力用電極パターン41dに励振信号を入力すればよ
い。このとき、第6の圧電素子36は、図5中A線に対
し180°位相のずれた屈曲振動波を生じ、第4の圧電
素子34には、同図B線で示す伸縮振動波を生じる。弾
性体21の各部は、屈曲振動波と伸縮振動波との合成に
より、図5中C線と逆方向の楕円振動を起こす。ここ
で、図2において、出力取り出し部22は、内筒部12
に逆の周方向への摩擦力を加える。これにより、内筒部
12は逆方向へ回転する。
モータ20は、外筒部11と内筒部12との間隙に設け
られるので、新たな設置スペースを設ける必要がなく、
外筒、部11、内筒部12の肉厚を薄くすることができ
る。また、内筒部12に圧接させて駆動力を加えるの
で、動力伝達機構を必要とせず、また、駆動力の伝達損
失も生じない。したがって、装置構成の小型化が図られ
るとともに、出力は維持され、出力の伝達損失を生じな
い。
してもよい。図6は、超音波モータ付き部品の変形の態
様を示す図である。超音波モータ付き部品は、超音波モ
ータ20を外筒部11と内筒部12との間隙に設けら
れ、厚み方向を内筒部12の径方向に向け、長手方向を
内筒部12の長手方向へ向けて配置している。また、内
筒部12は、長手方向へ移動自在に設けられている。こ
れによれば、出力取り出し部22は、内筒12に対し
て、長手方向に駆動力を加えるので、内筒12は外筒1
1に対して長手方向へ前進、後退する。
た実施の形態2に係わる超音波モータ付き部品を示す図
であり、図8は、超音波モータの構造を示し、(a)は
平面の構造、(b)は側方の構造を示し、図9は、各圧
電素子の平面構造を示す図である。また、図10は、超
音波モータの動作原理を示す。超音波モータ付き部品
は、本発明の外筒としての外筒部51と、外筒部51の
内側に設けられた本発明の内筒としての内筒部52と、
外筒部51と内筒部52との間隙に設けられた移動案内
部13と、同様に外筒部51と内筒部52との間隙に、
厚み方向を内筒部52の径方向と一致させ、長手方向を
内筒部52の周方向と一致させて配置した超音波モータ
60と、外筒部51の内周面に固定されて超音波モータ
60を支持、加圧する加圧支持部54から構成されてい
る。
体52aと、内筒部本体52aの縁部から外径方向へ伸
びる外鍔部52bとからなり、また、この内筒部52は
周方向へ回動自在に設けられている。一方、外筒部52
bは、実施の形態1に係わる外筒部11bと同一の構成
であり、一方の基端を固定している。
スプリング等からなり、後述する弾性体61に屈曲振動
波を生じさせたとき、弾性体61の節部近傍を支持する
とともに、弾性体61を内筒部本体52aの長手方向へ
加圧し、後述する出力取り出し部62を内筒部52の外
鍔部52bに圧接させる。
本発明の圧電振動子としての圧電素子を有する弾性体6
1と、弾性体61の側面に固定された出力取り出し部6
2から構成されている。弾性体61は、各矩形板状の、
第1の圧電素子71と、本発明の第1の圧電振動子とし
ての第2の圧電素子72と、第3の圧電素子73と、本
発明の第2の圧電振動子としての第4の圧電素子74と
を、厚み方向へ一体的に積層した構造である。
(a)において、励振信号入力用に用いられ、表面の一
方の長辺の縁部に第1の入力用電極パターン81a、8
1aと、他方の長辺の縁部に第2の入力用電極パターン
81b、81bと、中心部の一方の縁部に第3の入力用
電極パターン81cと、中心部の他方の縁部に第4の入
力用電極パターン81dとを形成している。また、各電
極パターン81a、81b、81c、81dは、同図
(e)に示すように、弾性体61の側面に対して上端か
ら連続して下端まで伸びている。なお、図面中の(+)
は、接続される後述の電極パターンを形成した分極部の
分極処理の方向を対応させて表示している。
ように、各々矩形状に4分割された分極部を有し、この
各分極部は、隣り合う分極方向を同一方向となるよう
に、厚み方向へ分極処理している。また、各分極部に対
応して第1の電極パターン82a、82b、第2の電極
パターン82c、82dを形成している。ここで、
(+)は、厚み方向の分極処理の方向を示している。ま
た、第1の電極パターン82a、82bは、第2の圧電
素子72の近接する長辺までそれぞれ一部を突出させ、
第1の圧電素子71の第1の入力用電極パターン81
a、81aに接続している。第2の電極パターン82
c、82dは、それぞれ第2の圧電素子72の近接する
長辺まで一部を突出させ、第1の圧電素子81の第2の
入力用電極パターン81b、81bに接続している。
ように、第2の圧電素子72の各電極パターン82a、
82b、82c、82dの対極として対極用電極パター
ン83をほぼ全面に形成している。また、この対極用電
極パターン83は、同圧電素子73の一方の長辺まで一
部を突出させて、第1の圧電素子71の第3の入力用電
極パターン81cに接続させる。
ように、ほぼ全体を厚み方向へ分極処理した分極部を有
し、この分極部に対応させて電極パターン84を形成し
ている。この電極パターン84は、同圧電素子74の他
方の長辺まで一部を突出させて第1の圧電素子71の第
4の入用電極パターン81dに接続している。
音波モータ付き部品の使用方法について説明する。先
ず、内筒部52を一方向へ回転させたいときは、図9に
示す第1の圧電素子71の第1の入力用電極パターン8
1a、第3の入力用電極パターン81c、第4の入力用
電極パターン81dに励振信号を入力すればよい。この
とき、第2の圧電素子72は、図10中C線に示すよう
な、幅方向の屈曲振動波を生じ、第4の圧電素子84
は、同図D線に示すような、長手方向の伸縮振動波を生
じる。弾性体61の各部は、屈曲振動波と伸縮振動波と
を合成して楕円振動を起こし、出力取り出し部62は、
同図E線に示すように、この楕円振動を拡大させる。
2は、加圧支持部54により内筒部本体52aの長手方
向へ加圧され、内筒部52の外鍔部52bに圧接され
る。内筒部52は、出力取り出し部材62により、周方
向への駆動力としての摩擦力を加えられる。これによ
り、内筒部12は一方向へ回転する。このとき、出力取
り出し部62は、直接、内筒部52の外鍔部52bに圧
接して摩擦力を加えるので、駆動力の伝達損失を生じな
い。
いときは、図9に示す第1の圧電素子71の第2の入力
用電極パターン81b、第3の入力用電極パターン81
c、第4の入力用電極パターン81dに励振信号を入力
すればよい。このとき、第2の圧電素子72は、図10
中C線に対し180°位相のずれた屈曲振動波を生じ、
第4の圧電素子74には、同図D線で示す伸縮振動波を
生じる。弾性体61の出力取り出し部62は、屈曲振動
波と伸縮振動波との合成により、図中E線と逆方向の楕
円振動を起こす。ここで、図7において、出力取り出し
部62は、内筒部62の外鍔部52bに対して逆の周方
向への摩擦力を加える。これにより、内筒部62は逆方
向へ回転させられる。
形態1と同様な効果が得られるのはもちろんのこと、超
音波モータ60は、内筒部52の外鍔部52bに対し
て、内筒部本体52aの長手方向へ圧接されるととも
に、内筒部52の周方向へ駆動力を加えるようにしたの
で、外筒部51に対して内筒部52を相対的に回動させ
る。
した実施の形態3に係わる超音波モータ付き部品のブロ
ック図を示し、図12は、超音波モータ付き部品の断面
構造を示す図である。超音波モータ付き部品は、実施の
形態1と略同様な構成であり、外筒部11と内筒部12
との間隙に、厚み方向を内筒部12の径方向と一致さ
せ、長手方向を内筒部12の周方向とを一致させて配置
した超音波モータ20と、外筒部11に外周面に固定さ
れて超音波モータ20を支持、加圧する加圧支持部14
から構成される点を特徴とする。なお、これ以降、同一
構成については同一符号を付して、説明を省略する。
内筒部12は回動自在に設けられている。また、加圧支
持部14は、弾性体21に対して屈曲振動波の節部近傍
を支持するとともに、弾性体21を外筒部11の径方向
に加圧し、後述する出力取り出し部22を外筒部12の
内周面に圧接させる。
を得られる他、超音波モータ20はは、外筒部11の内
周面に対して径方向へ圧接されるとともに、周方向へ駆
動力を加えるので、内筒部11に対して外筒部12を相
対的に回動させる。
した実施の形態4に係わる超音波モータ付き部品の断面
構造を示す図である。超音波モータ付き部品は、本発明
の外筒としての外筒部91と、外筒部91の内側に設け
られた本発明の内筒としての内筒部92と、外筒部91
と内筒部92との間隙に、厚み方向を内筒部92の径方
向と一致させ、長手方向を内筒部92の長手方向と一致
させて配置した超音波モータ20と、内筒部92に外周
面に固定されて超音波モータ20を支持、加圧する加圧
支持部14から構成されている点に特徴を有する。
部91は、円筒状の外筒部本体91aと、外筒部本体9
1aの一方の端部から内径方向へ伸びる内鍔部91bと
からなる。また、外筒部91は長手方向へ移動自在に設
けられ、内筒部92の基端は固定されている。
が得られる他、超音波モータ20は、外筒部本体91a
に対して、長手方向へ摩擦力を加えるようにしたので、
内筒部92に対して外筒部91を長手方向へ相対的に前
進、後退させる。
してもよい。図14は、実施の形態4に係わる変形の態
様の断面構造を示す図である。即ち、超音波モータ付き
部品は、外筒部91と内筒部92との間隙に、厚み方向
を内筒部92の径方向と一致させ、長手方向を内筒部9
2の長手方向と一致させて配置した超音波モータ60
と、内筒部92に外周面に固定されて超音波モータ60
を支持、加圧する加圧支持部54から構成されている点
に特徴を有する。ここで、超音波モータ60は、加圧支
持部54により内筒部92の長手方向へ加圧され、外筒
部91の内鍔部91bに圧接されている。これによれ
ば、超音波モータ60は、外筒部91の内鍔部91bに
対して周方向へ摩擦力を加えるようにしたので、内筒部
92に対して外筒部91を相対的に回動させる。
る超音波付き部品を電子機器に適用した実施の形態5の
ブロック図を示す。本電子機器は、前述したような圧電
素子93を有する弾性体94と、弾性体94により相対
的に可動される内筒部、外筒部95と、弾性体94を支
持すると共に、弾性体94を内筒部、外筒部95へ加圧
する加圧支持手段96と、内筒部、外筒部95と連動し
て可動する伝達機構97と、伝達機構97の動作に基づ
いて運動する出力機構98を備えることにより実現す
る。ここで、電子機器には、カメラのオートフォーカ
ス、ビデオのレンズ、アイリス、顕微鏡、内視鏡等が含
まれる。伝達機構97には、例えば、歯車、送りつめ等
を用いる。出力機構98には、例えば、カメラにおいて
はシャッタ駆動機構、レンズ駆動機構を、電子時計にお
いては指針駆動機構、カレンダ駆動機構を、工作機械に
おいては刃具送り機構、加工部材送り機構等を用いる。
なお、内筒部、外筒部95に出力軸を取り付け、出力軸
からトルクを伝達する動力伝達機構を有する構成にすれ
ば、簡易な構成ので駆動機構が実現される。
を外筒と前記内筒との間隙に設けて、新たな設置スペー
スを設ける必要をなくすると共に、圧電振動子を一部に
設けないので外筒、内筒の肉厚を薄くし、また、内筒又
は外筒の一方に圧接させて駆動力を加え、動力伝達機構
を必要としないようにしたので、装置構成の小型化が図
られる。また、内筒又は外筒の一方に直接、圧接させ駆
動力を加えるようにしたので、出力は維持され、出力の
伝達損失を生じない。
モータ付き部品のブロック図を示す。
を示す説明図である。
(a)は平面構造を、(b)は側面構造を示す。
図である。
明図である。
図である。
モータ付き部品を示すブロック図である。
(a)は平面の構造、(b)は側方の構造を示す説明図
である。
図である。
説明図である。
波モータ付き部品のブロック図を示す。
構造を示す説明図である。
波モータ付き部品の断面構造を示す説明図である。
説明図である。
適用した実施の形態5のブロック図を示す。
内筒と外筒とを相対運動させるカメラの断面構造を示す
説明図である。
内筒と外筒とを相対運動させるカメラの断面構造を示す
説明図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 円筒状の外筒と、該外筒の内側に設けら
れた円筒状の内筒と、を備えた超音波モータ付き部品に
おいて、 前記外筒と前記内筒との間隙に設けられ、前記内筒又は
前記外筒の一方に対して圧接させ且つ駆動力を加える圧
電振動子を備えたことを特徴とする超音波モータ付き部
品。 - 【請求項2】 前記圧電振動子は、前記外筒の内周面に
設けるとともに、前記内筒の外周面に対して、径方向へ
圧接され且つ周方向へ駆動力を加えることを特徴とする
請求項1記載の超音波モータ付き部品。 - 【請求項3】 前記圧電振動子は、前記外筒の内周面に
設けるとともに、前記内筒の外周面に対して、径方向へ
圧接され且つ長手方向へ駆動力を加えることを特徴とす
る請求項1記載の超音波モータ付き部品。 - 【請求項4】 前記圧電振動子は、前記内筒の外周面に
設けるとともに、前記外筒の内周面に対して、径方向へ
圧接され且つ周方向へ駆動力を加えることを特徴とする
請求項1記載の超音波モータ付き部品。 - 【請求項5】 前記圧電振動子は、前記内筒の外周面に
設けるとともに、前記外筒の内周面に対して、径方向へ
圧接され且つ長手方向へ駆動力を加えることを特徴とす
る請求項1記載の超音波モータ付き部品。 - 【請求項6】 前記内筒は外周面から径方向へ突出する
外鍔部を有し、 前記圧電振動子は、前記外筒の内周面に設けるととも
に、前記内筒の外鍔部に対して、該内筒の長手方向へ圧
接され且つ該内筒の周方向へ駆動力を加えることを特徴
とする請求項1記載の超音波モータ付き部品。 - 【請求項7】 前記外筒は内周面から径方向へ突出する
内鍔部を有し、 前記圧電振動子は、前記内筒の外周面に設けるととも
に、前記外筒の内鍔部に対して、該外筒の長手方向へ圧
接され且つ該外筒の周方向へ駆動力を加えることを特徴
とする請求項1記載の超音波モータ付き部品。 - 【請求項8】 前記圧電振動子は、屈曲振動波を生じる
平板状の第1の圧電振動子と、伸縮振動波を生じる平板
状の第2の圧電振動子と、を少なくとも備え、前記第1
の圧電振動子と前記第2の圧電振動子とを厚み方向へ一
体的に積層させたことを特徴とする請求項1から請求項
7の何れかに記載の超音波モータ付き部品。 - 【請求項9】 前記圧電振動子の厚み方向と前記外筒、
内筒の径方向とを一致させるように設けたことを特徴と
する請求項8記載の超音波モータ付き部品。 - 【請求項10】 請求項1から請求項9の何れかに記載
の超音波モータ付き部品を用いたことを特徴とする電子
機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10124518A JPH11318089A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 超音波モータ付き部品及びこれを用いた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10124518A JPH11318089A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 超音波モータ付き部品及びこれを用いた電子機器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008004823A Division JP4394148B2 (ja) | 2008-01-11 | 2008-01-11 | 超音波モータ付きレンズの駆動部品及びこれを用いた電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11318089A true JPH11318089A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14887473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10124518A Pending JPH11318089A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 超音波モータ付き部品及びこれを用いた電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11318089A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005278388A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-10-06 | Seiko Instruments Inc | 超音波モータ及びそれを用いた電子機器 |
JP2005333749A (ja) * | 2004-05-20 | 2005-12-02 | Olympus Corp | 超音波振動子及びそれを用いた超音波モータ |
KR100770866B1 (ko) * | 2006-06-01 | 2007-10-26 | 삼성전자주식회사 | 자동 초점조절 장치를 구비하는 카메라 렌즈 모듈 |
JP2008253078A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nikon Corp | 電気機械変換素子,振動アクチュエータ,振動アクチュエータの駆動装置,レンズ鏡筒及びカメラ |
JP2011107655A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Nikon Corp | アクチュエータ、レンズ鏡筒および撮像装置 |
US8027106B2 (en) | 2008-06-20 | 2011-09-27 | Samsung Techwin Co., Ltd. | Image capturing module |
-
1998
- 1998-05-07 JP JP10124518A patent/JPH11318089A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005278388A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-10-06 | Seiko Instruments Inc | 超音波モータ及びそれを用いた電子機器 |
JP4634174B2 (ja) * | 2004-02-26 | 2011-02-16 | セイコーインスツル株式会社 | 超音波モータ及びそれを用いた電子機器 |
JP2005333749A (ja) * | 2004-05-20 | 2005-12-02 | Olympus Corp | 超音波振動子及びそれを用いた超音波モータ |
KR100770866B1 (ko) * | 2006-06-01 | 2007-10-26 | 삼성전자주식회사 | 자동 초점조절 장치를 구비하는 카메라 렌즈 모듈 |
JP2008253078A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nikon Corp | 電気機械変換素子,振動アクチュエータ,振動アクチュエータの駆動装置,レンズ鏡筒及びカメラ |
US8027106B2 (en) | 2008-06-20 | 2011-09-27 | Samsung Techwin Co., Ltd. | Image capturing module |
JP2011107655A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Nikon Corp | アクチュエータ、レンズ鏡筒および撮像装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1806793B1 (en) | Exciting method for elastic vibration member and vibratory driving device | |
US8274198B2 (en) | Ultrasonic motor and conveying apparatus having the same | |
JPH11346486A (ja) | 超音波モータ及び超音波モータ付電子機器 | |
JP2021040374A (ja) | 振動型アクチュエータ、光学機器および電子機器 | |
JPH11318089A (ja) | 超音波モータ付き部品及びこれを用いた電子機器 | |
US8159763B2 (en) | Vibrating element, vibration actuator, lens barrel, camera system and method for driving vibration actuator | |
JP6056180B2 (ja) | 振動アクチュエータ、光学機器及び振動アクチュエータの組立方法 | |
JP4394148B2 (ja) | 超音波モータ付きレンズの駆動部品及びこれを用いた電子機器 | |
JP4343995B2 (ja) | 超音波モータ及び超音波モータ付電子機器 | |
JP2009118735A (ja) | 超音波モータ及び超音波モータ付電子機器 | |
EP1381092B1 (en) | Vibration type drive unit | |
JPH11136967A (ja) | 振動型駆動装置および振動型モータ装置 | |
EP0553827A1 (en) | A vibration driven actuator | |
JP2000032785A (ja) | 振動アクチュエータ装置及びレンズ鏡筒 | |
JP5326325B2 (ja) | 振動アクチュエータ、レンズ鏡筒、光学機器 | |
WO2007105489A1 (ja) | 超音波アクチュエータ | |
JPH112752A (ja) | 振動アクチュエータ駆動装置とレンズ鏡筒 | |
JP6308747B2 (ja) | モータ、レンズ鏡筒及びカメラシステム | |
JPH11235063A (ja) | 超音波モータを利用したステージ、および、これを用いた電子機器、印刷装置 | |
JP4634174B2 (ja) | 超音波モータ及びそれを用いた電子機器 | |
JP4078466B2 (ja) | 振動アクチュエータ駆動装置及びレンズ鏡筒 | |
JP2001119969A (ja) | 振動アクチュエータおよび光学系駆動装置 | |
JP2001037271A (ja) | 振動アクチュエータ装置とレンズ鏡筒 | |
JP2022095180A (ja) | 振動型アクチュエータ及びそれを備える電子機器 | |
JP2006197697A (ja) | 駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040302 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080417 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080520 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080703 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20080723 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20080815 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20091104 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20091113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20091112 |