JPH1131686A - プラズマ処理方法及びその装置 - Google Patents
プラズマ処理方法及びその装置Info
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Abstract
やエッチングなどの処理を行うにあたり、面内均一性の
高い処理を行うこと。 【解決手段】 被処理基板から離れた位置であって、当
該被処理基板に対向するECRポイントにおける電子密
度を、X波の上限側カットオフ密度ncに対して0.4
6nc以上でnc未満の密度に設定することにより、当
該領域の端部には高い山形の電子密度分布を形成し、ま
た前記領域の中央部には前記端部よりもピ−ク値が低い
電子密度分布を形成する。この場合ECRポイントと基
板との間で磁場の外縁が一旦真空室の内壁を切り、更に
下流側に向かうにつれて前記外縁と内壁との間にX波の
波長の1/4以上の空間が形成されるようにする。
Description
ン共鳴を用いたプラズマ処理方法及びその装置に関す
る。
どをプラズマを用いて行う手法の一つとして、磁場中で
の電子のサイクロトロン運動とマイクロ波との共鳴現象
を用いてマイクロ波放電を起こすECR(Electr
on Cycrotron Resonance)プラ
ズマ処理方法が注目されている。この方法によれば、高
真空で高密度のプラズマを無電極放電で生成できるた
め、高速な表面処理を実現でき、またウエハの汚染のお
それがないなどの利点がある。
ラズマ処理装置の一例を、成膜処理を例にとって図16
に基づいて説明すると、プラズマ生成室1A内に例えば
2.45GHzのマイクロ波を図示しない導波管を介し
て供給すると同時に所定の大きさ、例えば875ガウス
の磁界を電磁コイル10により印加してマイクロ波と磁
界との相互作用(共鳴)でプラズマ生成用ガス例えばA
rガス及びO2 ガスを高密度にプラズマ化し、このプラ
ズマにより、成膜室1B内に導入された反応性ガス例え
ばSiH4 ガスを活性化させて活性種を形成し、載置台
11上のシリコンウエハW表面にスパッタエッチングと
堆積とを同時進行で施すようになっている。相反するス
パッタエッチング操作と堆積操作はマクロ的に見れば堆
積操作の方が優勢となるようにコントロール(制御)さ
れ、全体としては堆積が行われる。
スのパターンの微細化、高集積化に伴い、例えば層間絶
縁膜に代表されるように膜厚が極めて薄くなり、またよ
り一層の微細な加工が必要とされることなどから、より
一層面内均一性の高いプラズマ成膜、プラズマエッチン
グといったプラズマ処理が要求されてきている。従って
このような要求に見合うプロセス条件を確立していくこ
とが必要であるが、プロセスの挙動には解明されない点
が多く、特にECRによるウエハの処理については歴史
が浅いこともあって、装置の設計及びプロセス条件の設
定が非常に難しい。
か、ウエハからどの位離れたところで電子密度をどの程
度にするか、磁場勾配をどのようにするかといったこと
は試行錯誤で決めているのが実情であり、その作業は長
い時間と多くの労力を必要とし、しかも熟練者にとって
も困難なものになっている。このため面内均一性の高い
プラズマ処理を行うことは容易ではなく、その技術の確
立が要請されている。
ものでありその目的は、ECRを用いたプラズマ処理方
法において面内均一性の高いプラズマ処理を行うことの
できる方法を提供することにある。
法は、筒状の真空室内にて、真空室の軸方向にほぼ直交
するように被処理基板を載置し、前記軸方向にマイクロ
波を伝播させると共に前記真空室の軸に沿って磁力線が
走るように磁場を形成し、前記真空室内にプラズマ生成
用のガスを導入して電子サイクロトロン共鳴によりプラ
ズマを発生させ、このプラズマに基づいて前記被処理基
板を処理する方法において、電子サイクロトロン共鳴点
における電子密度をPDとし、X波の上限側カットオフ
密度をncとすると、0.7nc≦PD<ncとなるよ
うに電子密度を設定することにより、電子サイクロトロ
ン共鳴点周辺部には高い山形の電子密度分布を形成し、
また電子サイクロトロン共鳴点の中央部には前記周辺部
よりもピ−ク値が低い電子密度分布を形成することを特
徴とする。この場合電子サイクロトロン共鳴点よりも磁
力線下流側において磁場の外縁が真空容器の内壁よりも
X波の波長の1/4以上の距離だけ外側に膨らんだ後、
更に下流側において真空容器の内壁よりも内方側に位置
するように磁場を形成することが好ましい。なおプラズ
マに基づいて被処理基板を処理するとは、被処理基板に
対して例えば成膜やエッチングを行う処理である。なお
本発明はこのような処理を実施する装置も権利範囲とす
るものである。
る前に本発明方法がどのような事実、知見に基づいて成
り立っているかについて述べておく。ウエハをECRに
よりプラズマ処理する場合、ウエハから離れたウエハの
対向領域に、図1に示すように中央部が平坦でかつ両端
部が中央部に比べて高い電子密度の分布パターンを形成
することによりウエハの面内におけるプラズマ処理の均
一性例えば成膜プロセスにおける膜厚の均一性が高いこ
とを本発明者は把握している。
プラズマがどのような条件で、どのようなメカニズムで
形成されるかを調べたところ、X波が関係していること
が分かった。X波とは、磁力線を横切って伝播する楕円
偏光波(電磁波)であり、いわば異常波である。このX
波は、電子密度を大きくしていくと、ある値以上になる
と発生しなくなり、この値はカットオフ密度と呼ばれて
いる。ただし逆に電子密度を小さくしていくと、ある値
以下になると発生しなくなり、従ってカットオフ密度は
厳密には上限側と下限側とが存在するが、本発明では上
限側のカットオフ密度を問題にしている。
ーンは、電子密度がX波の上限側カットオフ密度よりも
若干小さい値になったときに形成されることを見い出し
た点に基づいてなされたものであり、以下に本発明の具
体例、及び電子密度の分布パターンと、X波との関連な
どについて詳述していく。
ズマ処理装置の一例を示す図である。図示するようにこ
のプラズマ処理装置100は、例えばアルミニウム等に
より形成された真空容器2を有しており、この真空容器
2は上方に位置してプラズマを発生させる円筒状の第1
の真空室21と、この下方に連通するように連結された
円筒状の第2真空室22とからなる。なおこの真空容器
2は接地されてゼロ電位になっている。
部分にマイクロ波を透過する部材例えば石英等の材料で
形成された透過窓23が気密に設けられており、真空容
器2内の真空状態を維持するようになっている。この透
過窓23の外側には、例えば2.45GHzのプラズマ
発生用高周波供給手段としての高周波電源部24に接続
された導波管25が設けられており、高周波電源部24
により発生したマイクロ波Mを例えばTEモードにより
導波管25で案内して透過窓23から第1の真空室21
内へ導入し得るようになっている。
ばその周方向に沿って均等に配置したプラズマガスノズ
ル26が設けられると共にこのノズル26には、図示し
ないプラズマガス源、例えばArガスやO2 ガス源が接
続されており、第1の真空室21内の上部にArガスや
O2 ガス等のプラズマガスをムラなく均等に供給し得る
ようになっている。なお図中ノズル26は図面の煩雑化
を避けるため2本しか記載していないが、実際にはそれ
以上設けている。
外周には、これに接近させて磁界形成手段として例えば
リング状の主電磁コイル27が配置されると共に、第2
真空室22の下方側にはリング状の補助電磁コイル28
が配置され、第1の真空室21から第2真空室22に亘
って上から下に向かう磁界例えば875ガウスの磁界B
を形成し得るようになっており、ECRプラズマ条件が
満たされている。なお電磁コイルに代えて永久磁石を用
いてもよい。
制御されたマイクロ波Mと磁界Bとを形成することによ
り、これらの相互作用により上記ECRプラズマが発生
する。この時、前記周波数にて前記導入ガスに共鳴作用
が生じてプラズマが高い密度で形成されることになる。
すなわちこの装置は、電子サイクロトロン共鳴(EC
R)プラズマ処理装置を構成することになる。
の真空室21と連通している部分には、リング状の成膜
ガス供給部30が設けられており、内周面から成膜ガス
が噴出するようになっている。また第2の真空室22内
には、載置台3が昇降自在に設けられている。この載置
台3は、例えばアルミニウム製の本体31の上に、ヒー
タを内蔵した静電チャック32を設けてなり、静電チャ
ック32の電極33にはウエハWにイオンを引き込むた
めのバイアス電圧を印加するように例えば高周波電源部
34が接続されている。そしてまた第2の真空室22の
底部には排気管35が接続されている。
エハW上に例えばSiO2 膜よりなる層間絶縁膜を形成
する方法について説明する。先ず、真空容器2の側壁に
設けた図示しないゲートバルブを開いて図示しない搬送
アームにより、例えば表面にアルミニウム配線が形成さ
れた被処理体であるウエハWを図示しないロードロック
室から搬入して載置台3上に載置する。
密閉した後、排気管35より内部雰囲気を排出して所定
の真空度まで真空引きし、プラズマガスノズル26から
第1の真空室21内へプラズマ発生用ガス例えばArガ
スを導入すると共に成膜ガス供給部30から第2真空室
22内へ成膜ガス例えばSiH4 ガスを所定の流量で導
入する。そして真空容器2内を所定のプロセス圧に維持
し、かつ高周波電源部34により載置台3に13.56
MHz、1500Wのバイアス電圧を印加すると共に、
載置台3の表面温度をおよそ300℃に設定する。
2.45GHzの高周波(マイクロ波)は、導波管25
を搬送されて真空容器2の天井部に至り、ここの透過窓
23を透過してマイクロ波Mが第1の真空室21内へ導
入される。この第1の真空室21内には、電磁コイル2
7、28により発生した磁界Bが上方から下方に向けて
例えば875ガウスの強さで印加されており、この磁界
Bとマイクロ波Mとの相互作用でE(電界)×B(磁
界)を誘発して電子サイクロトロン共鳴が生じ、この共
鳴によりArガスがプラズマ化され、且つ高密度化され
る。なおArガスを用いることによりプラズマが安定化
する。
内に流れ込んだプラズマ流は、ここに供給されているS
iH4 ガスを活性化させて活性種を形成する。一方プラ
ズマイオン、この例ではArイオンはプラズマ引き込み
用のバイアス電圧によりウエハ10に引き込まれ、ウエ
ハW表面のパターン(凹部)に堆積されたSiO2 膜の
角をArイオンのスパッタエッチング作用により削り取
って間口を広げながら、SiO2 膜が成膜されて凹部内
に埋め込まれる。
ント200(ECR条件を満たす位置)つまり磁場の強
さが875ガウスである、例えばウエハWから十数cm
程度離れた領域において、中央部の電子密度がX波のカ
ットオフ密度ncよりも若干小さい密度になるようにマ
イクロ波の電力及び真空室21、22内の圧力を調整し
ており、圧力を例えば1ミリTorr〜5ミリTorr
に設定している。このようにECRポイント200にお
ける真空室22の中央部のncよりも若干小さい値に設
定すると、ECRポイント付近で図1に示す電子密度の
分布パターンが形成される。
クロ波の周波数と磁場の強さによって決まり、本例の条
件では1.5×1011(個)/cm3 となる。そこで既
述の領域における電子密度をncよりも若干小さい値に
設定することにより、図3に示すようにプラズマ形成領
域の端部領域S0においては、電子密度のピークが高い
山型の電子密度分布が形成され、中央部領域S1におい
ては、平坦に近い電子密度分布が形成される。このよう
な電子密度分布パターンは、X波の発生に基づいて形成
される。X波は既述のように磁力線に直交して伝播さ
れ、その波長は(数1)式で決定される。
ているのでωP が決まり、またωは2.45GHz、B
は875ガウスであるから(数1)式よりX波の波長λ
が分かる。従って中央部領域S1では(1/2λ)×n
(nは整数)の長さに亘ってX波の定在波が存在するこ
とになる。端部領域S0においては、共鳴現象により短
い波長のX波が存在し、このため電界強度が大きくな
り、図3に示す電子密度分布パターンが形成されるもの
と考えられる。
室21の壁から、対向する壁に、ある波長の定在波で伝
播し、このため、電界強度はホイスラーモードが支配的
となり、従って電子密度分布パターンは中央部が高い山
形になる。即ちECRポイント200における真空室2
2の中央部の電子密度をPDとすると、PDがncより
若干小さいとはせいぜい0.46ncが限度であり、こ
れよりも小さいと電子密度分布パターンにおいて中央部
が高い山形になり、所望のパターンが得られない。X波
のカットオフ密度は、(数1)式において波長λが無限
大のとき、つまりk=0とおいたときのne として、求
まる。
くなると、X波の発生が内壁付近に偏るようになり、中
央部領域S1の電子密度が谷状に低くなってしまい、ウ
エハに対するプラズマ処理についての面内均一性が悪く
なる。従って前記電子密度PDは、カットオフ密度nc
まで大きくするとやはり所望のパターンが得られず、P
D<ncであることが必要であり、上記のことと合わせ
るとPDは0.46nc≦PD<ncであることが必要
である。
は、主電磁コイル27及び補助電磁コイル28により図
4に示すようにミラー磁界が形成されている。ミラー磁
界は、真空容器2内全体の磁力線群を見たときに下方側
の磁力線が広がったままでなく中央側に寄せられる形状
をしている。図3に示す電子密度分布が形成された位置
からウエハWの高さ位置に至るまでの磁力線は、中央付
近ではウエハWに対してほぼ垂直に降りてくるが、外側
に寄った領域では下向きに広がっている。
に移動するので、図5に示すように端部のプラズマはウ
エハWの高さまで降りてくると外側に広がって薄くな
る。このため端部の電子密度が小さくなり、この結果ウ
エハW面上における電子密度が一様になり、例えば面内
の膜厚について均一性の高い成膜処理を行うことができ
る。
錯誤に頼るのではなく、電子密度をX波のカットオフ密
度よりも若干小さな値に設定することにより図1に示す
パターンに近い電子密度パターンを形成することができ
るので、常に確実にかつ容易に均一性の高いプラズマ処
理を実現することができる。
波数が2.45GHz、磁場の強さが875ガウスであ
ればほぼ1.5×1011/cm3 であるから、装置にお
いて設定すべき前記電子密度は、0.46×1.5×1
011/cm3 (7×1010/cm3 )≦PD<1.5×
1011/cm3 となる。このような電子密度はマイクロ
波電力及び圧力を調整することによって得られる。
決まると、X波の波長λと電子密度ne との関係が決ま
ってくる。図6は上述の条件下におけるλとne との関
係を示すグラフであり、このグラフとウエハサイズとに
基づいて第1の真空室21の適切な内径を決めることが
できる。
かめるために図7に示す実験装置を用いて次のような実
験を行った。図7中4は円筒の真空容器、41は導波
管、42は高周波電源部、43は円形のループアンテ
ナ、44は混合器である。ループアンテナ43は、真空
容器4の軸方向(y方向)と直交する方向(x方向:鎖
線矢印の方向)に移動できるようになっており、ループ
の部分の円はyz平面にある。電源部42からTE11モ
ードで2.45GHzのマイクロ波を真空容器4内に導
入すると共に、真空容器4の周囲に巻装してある図示し
ない電磁コイルにより875ガウスの磁場を形成し、更
に真空容器4内の圧力を2ミリTorrに維持しながら
窒素ガスを供給し、ECRによりプラズマを発生させ
た。そしてアンテナ43を鎖線矢印に沿って直径方向に
端から端まで移動させ、高周波電源部42からのマイク
ロ波に対応する信号波とアンテナ43にて検出した検出
出力との混合出力を得る。
高周波電源部42におけるマイクロ波をI1 cosω
t、アンテナ43の位置におけるマイクロ波をI2 co
s(ωt−θ)とすると、干渉計である混合器44から
位相差θのコサイン分に対応する値を出力する。図8に
示すグラフは、マイクロ波電力が1500Wの場合にお
ける、アンテナ43の位置と干渉計出力との関係を示す
ものである。アンテナ43の位置は、ECRポイント
(磁場が875ガウスの位置)よりも電源部側(上流
側)に寄った位置であり、磁場の強さは900ガウスで
ある。干渉計出力は、磁界を横切る電磁波が存在しなけ
れば、θが一定であるはずなので一定の値になる。図8
の結果では出力が一定値ではなく、隣り合う山同士ある
いは谷同士の距離が、問題にしている電磁波の波長とな
る。(λ1 )/2は18.4cmで、波数が0.17で
あり、(λ2 )/4は5.2cmで、波数が0.30で
ある。
ことによりf/fc(マイクロ波周波数/電子サイクロ
トロン周波数)とX波の波長λとの関係式が成り立ち、
これを分散曲線として表わすと図9に示すようになる。
ただしb1、b2は電子密度が夫々1.3×1011/c
m3 、1.1×1011/cm3 のときの分散曲線であ
る。図8から波長を求めて図9上に黒丸で示すようにプ
ロットしたところ、分散曲線の上に乗っており、従って
図7に示す真空容器4内において鎖線矢印方向にX波が
伝播していることが裏付けられる。
イントよりも下流側に寄った位置にした場合のアンテナ
43の位置と干渉計出力との関係を示すのもであり、a
1、a2、a3は、位相を変えている。なお磁場の強さ
は500ガウス、マイクロ波電力は1500Wである。
また測定器の都合上グラフの右端の部分はデ−タを取る
ことができなかったが、左端の部分のデ−タと同様であ
る。この場合の分散曲線は図11に示すように表わされ
る。ただしb1、b2及びb3は夫々電子密度が1.1
×1011/cm3 、8×1010/cm3 及び5×1010
/cm3 である。図10から波長λ1 、λ2 、λ3 、λ
4 を求めて図11上に黒丸でプロットしたところ、分散
曲線の上に乗っており、やはりこの位置においても図7
に示す真空容器4内において鎖線矢印方向にX波が伝播
していることが裏付けられる。
しており、X波のカットオフ密度付近における真空容器
中央部の電子密度と電子密度分布パターンとの関係など
も加え合わせると、図1に示す電子密度分布に近似した
電子密度分布パターンはX波の定在波が存在する中央部
領域の電子密度をX波のカットオフ密度よりも若干小さ
くすることにより得られることが分かる。
2及び図13を参照しながら説明する。この例において
もECRポイント200における電子密度PDは、先の
実施の形態と同様にX波のカットオフ密度ncに対して
0.46nc≦PD<ncに設定されているが、磁場が
次のように形成されている。即ち磁場は、ECRポイン
ト200よりも下流側において外縁(図12、13中点
線で示す)300が真空室21の内壁より外側に位置し
た後、更に下流側において真空室22の内壁よりも内方
側に位置するようにミラー磁場として形成されている。
これは磁場が一旦真空容器2の内壁をP点にて外側に切
った後、内壁(この例では真空室22の内壁)と磁場の
外縁300との間に図13の斜線で示すように空間が形
成された格好になっている。なおここでいう内壁とは、
壁面本体のみならずその周方向に導電性のガス供給部材
が接して設けられている場合には、当該ガス供給部材も
内壁の一部として取扱う。
の外縁300と真空室22との距離はX波の波長をλと
するとλ/4以上の長さであることが必要である。ただ
しどの部位もこの条件を満足している必要はなく、載置
台3上のウエハWと前記P点との間において局所的に前
記条件を満足していればよい。図13は磁場と電子密度
分布とを重ね合わせて示した説明図であり、例えば磁場
の腹の部位における径方向の電子密度分布パターン40
0は、端部においては電子密度のピークの高い山形をな
し、中央部においては平坦に近いパターン、縦断面で見
ればいわば両耳が形成されたようなパターンとなる。
る。即ちプラズマ中に存在するモードはR(ホイッスラ
ー)波、L波及びX波であり、そのうち共鳴条件を持つ
ものはR波とX波である。R波はECRポイントよりも
下流側には存在しないので、ECRポイントよりも下流
側ではX波のみが関与している現象として扱うことがで
きる。ところでECRポイントよりも下流側では、電子
密度が1011/cm3 付近までは電磁波が存在している
ため、真空容器2の軸方向にL波が、また径方向にX波
が伝播し、その高域混成共鳴によりプラズマにマイクロ
波パワーを供給していると考えられる。磁力線が真空室
22の内壁で切れる(P点)ことにより、プラズマが磁
力線に沿って移動している条件ではプラズマのない領域
が存在する。なおここでいうプラズマとは、発光してい
ない薄いプラズマについては含めていない。
外縁にてある程度の急勾配で減少し、X波にとってはそ
こで媒質が急激に変化するので境界となり、反射を生じ
て定在波を形成する。X波の一部は進行波となっている
ことを測定で確認しており、これがプラズマへエネルギ
ーを与えている。つまり電子密度が減少している境界領
域は、X波がプラズマへパワーを供給している場所であ
り、この境界領域では電子密度が中央部よりも高くなっ
てる。ただし磁場の外縁と真空室22の内壁との距離が
X波の波長λの1/4よりも短いとX波が発生しないの
で図13に示すような電子密度分布パターンは得られな
い。この実施の形態ではX波の波長はおよそ16cmで
あり、λ/4はおよそ4cm程度である。
13に示すような電子密度分布パターンが得られるの
で、磁場の形状を調整することにより、(発明の実施の
形態)の冒頭で述べた如くウエハW面上において均一な
プラズマ処理を行うことができる。なおこの実施の形態
のようなミラー磁場を形成しない場合、例えば単純な円
筒型の真空容器を用い、ウエハWに向かうにつれて末広
がりとなる発散磁場を形成して、真空容器の内壁と磁場
の外縁との間に空間が存在しない場合、あるいは空間が
存在しても径方向の長さがX波の波長λの1/4に満た
ない場合であっても、ECRポイントにて図1に示すよ
うな端部の電子密度が高い電子密度分布パターンが得ら
れ、これが既述の図5に示す如く磁場に沿ってウエハW
まで降りてくるので、ウエハW表面の電子密度分布に反
映され、従って面内均一性の高いプラズマ処理を行うこ
とについての効果はある。しかしながら図12及び図1
3に示すようなミラー磁場を形成すれば端部の電子密度
の高いパターンをウエハWの近傍で作ることができ、そ
れをウエハW表面における電子密度分布にかなり大きな
自由度で反映させることができるので、より一層好まし
いといえる。
て、磁場の形状とウエハWの近傍の電子密度との関係を
調べた。この実験では図14に示すように内径290m
mの円筒の真空容器4の周囲に6個の電磁コイルM1〜
M6を設けた。各電磁コイルM1〜M6の右側にカッコ
書きで示す長さは、マイクロ波の透過窓51の位置を基
準(0mm)とし、ここから下流側にどのくらい離れて
いるかを示している。例えばコイルM3であれば、透過
窓51から軸方向に300mm離れていることになる。
ただし図6の便宜上各電磁コイルM1〜M6の相互間隔
が等間隔で描いている。またECRポイント52はコイ
ルM2とM3との間に位置し、被処理基板であるウエハ
Wは透過窓51から1000mmの所に位置している。
電磁コイルM1〜M3及びM6に流れる電流を190A
とし、残りの2つの電磁コイルM4〜M5の電流を10
A〜100Aの間で後述のように6通りの値に設定し、
ウエハWから50mm上流側位置において真空容器4の
径方向の電子密度の分布を測定した。なお真空容器4内
にはHeガスを圧力が2ミリTorrになるように導入
しており、その他の条件は先の実験例と同じである。図
15は測定結果であり、aは電磁コイルM4、M5の電
流を10Aに設定した場合の電子密度分布パターンであ
る。同様にb、c、d、e、fは、夫々電磁コイルM
4、M5の電流を20A、40A、60A、80A、1
00Aに設定した場合の結果である。
と、磁場はこの領域で膨らみ10A〜60Aでは磁場の
外縁が真空容器4の内壁よりも外に位置している。つま
り磁力線が当該内壁を切っている状態である。この場合
電子密度の測定ポイントでは、磁場の外縁が前記内壁よ
りもλ/4以上内方側に寄っており、従ってX波の発生
により端部の密度が高いパターンとなっている。これに
対して電磁コイルM4、M5の電流が80A、100A
では磁場の膨らみ方が小さいので磁力線が前記内壁を切
っておらず、このため測定ポイントではX波が発生しな
いので、予定としている電子密度分布パターンが得られ
ていない。
に限られるものではなく例えばフッ素系のガスを用いて
Si O2 膜をエッチングする場合などにも適用すること
ができる。
マ処理方法において、面内均一性の高いプラズマ処理を
行うことができる。
ある。
を示す縦断側面図である。
密度分布パターンを示す特性図である。
明図である。
わる様子を示す説明図である。
ある。
解して示す斜視図である。
図である。
性図である。
方法に用いられるプラズマ処理装置を示す縦断側面図で
ある。
電子密度分布パターンを示す特性図である。
の概略構成を示す説明図である。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 筒状の真空室内にて、真空室の軸方向に
ほぼ直交するように被処理基板を載置し、前記軸方向に
マイクロ波を伝播させると共に前記真空室の軸に沿って
磁力線が走るように磁場を形成し、前記真空室内にプラ
ズマ生成用のガスを導入して電子サイクロトロン共鳴に
よりプラズマを発生させ、このプラズマに基づいて前記
被処理基板を処理する方法において、 電子サイクロトロン共鳴点における電子密度をPDと
し、X波(異常波)の上限側カットオフ密度をncとす
ると、0.46nc≦PD<ncとなるように電子密度
を設定することにより、電子サイクロトロン共鳴点周辺
部には高い山形の電子密度分布を形成し、また電子サイ
クロトロン共鳴点の中央部には前記周辺部よりもピ−ク
値が低い電子密度分布を形成することを特徴とするプラ
ズマ処理方法。 - 【請求項2】 電子サイクロトロン共鳴点よりも磁力線
下流側において磁場の外縁が真空容器の内壁よりも外側
に膨らんだ後、更に下流側において真空容器の内壁より
もX波の波長の1/4以上の距離だけ内方側に位置する
ように磁場を形成することを特徴とする請求項1記載の
プラズマ処理方法。 - 【請求項3】 プラズマに基づいて被処理基板を処理す
るとは、被処理基板に対して成膜を行う処理であること
を特徴とする請求項1または2記載のプラズマ処理方
法。 - 【請求項4】 プラズマに基づいて被処理基板を処理す
るとは、被処理基板に対してエッチングを行う処理であ
ることを特徴とする請求項1または2記載のプラズマ処
理方法。 - 【請求項5】 筒状の真空室内にて、真空室の軸方向に
ほぼ直交するように被処理基板を載置し、前記軸方向に
マイクロ波を伝播させると共に前記真空室の軸に沿って
磁力線が走るように磁場を形成し、前記真空室内にプラ
ズマ生成用のガスを導入して電子サイクロトロン共鳴に
よりプラズマを発生させ、このプラズマに基づいて前記
被処理基板を処理する装置において、 電子サイクロトロン共鳴点における電子密度をPDと
し、X波の上限側カットオフ密度をncとすると、0.
46nc≦PD<ncとなるように電子密度を設定する
ことにより、電子サイクロトロン共鳴点周辺部には高い
山形の電子密度分布を形成し、また電子サイクロトロン
共鳴点の中央部には前記周辺部よりもピ−ク値が低い電
子密度分布を形成すると共に、 電子サイクロトロン共鳴点よりも磁力線下流側において
磁場の外縁が真空容器の内壁よりも外側に膨らんだ後、
更に下流側において真空容器の内壁よりもX波の波長の
1/4以上の距離だけ内方側に位置するような磁場を形
成するように構成したことを特徴とするプラズマ処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10148491A JPH1131686A (ja) | 1997-05-14 | 1998-05-13 | プラズマ処理方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-139414 | 1997-05-14 | ||
JP13941497 | 1997-05-14 | ||
JP10148491A JPH1131686A (ja) | 1997-05-14 | 1998-05-13 | プラズマ処理方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1131686A true JPH1131686A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=26472236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10148491A Pending JPH1131686A (ja) | 1997-05-14 | 1998-05-13 | プラズマ処理方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1131686A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1028240A2 (en) | 1999-02-09 | 2000-08-16 | Nissan Motor Co., Ltd. | Idling speed control system of internal combustion engine |
JP2007220600A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Nissin Electric Co Ltd | プラズマ生成方法及びプラズマ生成装置並びにプラズマ処理装置 |
KR101022767B1 (ko) * | 2003-01-15 | 2011-03-17 | 삼성전자주식회사 | 플라즈마 발생 시스템 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP10148491A patent/JPH1131686A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1028240A2 (en) | 1999-02-09 | 2000-08-16 | Nissan Motor Co., Ltd. | Idling speed control system of internal combustion engine |
KR101022767B1 (ko) * | 2003-01-15 | 2011-03-17 | 삼성전자주식회사 | 플라즈마 발생 시스템 |
JP2007220600A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Nissin Electric Co Ltd | プラズマ生成方法及びプラズマ生成装置並びにプラズマ処理装置 |
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