JPH11309638A - 真空吸着盤 - Google Patents
真空吸着盤Info
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Abstract
着盤1を提供する。 【解決手段】被加工物Wを吸引固定するための吸引孔3
を備えた吸着面9をセラミックスにより形成するととも
に、上記吸着面9には被吸着物Wの外形より僅かに小さ
くかつその外形に沿った環状溝10を凹設し、該環状溝
10に弾性体からなる枠状のシール部材11を前記吸着
面9より頭出させた状態で配設して真空吸着盤1を構成
する。
Description
等の加工を施す被加工物を真空吸引にて精度良く固定す
ることができるとともに、吸着面上の吸引孔に殆ど目詰
まりを生じることがない真空吸着盤に関するものであ
る。
は、高純度シリコンを溶融し、種結晶と呼ばれる単結晶
シリコンを溶融液に接触させたあと徐々に引き上げるこ
とにより単結晶シリコンのインゴットを製作し、得られ
たインゴットを薄板状に切断加工したあと、研削加工や
研磨加工をそれぞれ施すことにより製作されるのである
が、この研削加工や研磨加工時にシリコンウエハを精度
良く固定するのに真空吸着盤が使用されている。
に積層膜の表面を平坦化するための研磨加工時やデバイ
スを形成したシリコンウエハを所定の肉厚となるまで削
る研削加工時においてもシリコンウエハを固定するのに
真空吸着盤が使用されている。
類のものがあり、例えば、図5に示す真空吸着盤21
は、略円盤状をした枠体24の中央に形成された凹部2
5に吸引板22を接合してなり、該吸引板22を多数の
貫通微小孔からなる吸引孔23を備えた緻密質体により
形成したものであり、また、図6に示す真空吸着盤31
は、略円盤状をした枠体34の中央に形成された凹部3
5に吸引板32を接合してなり、該吸引板32を連続し
た3次元網目構造の微小空孔からなる吸引孔33を備え
た多孔質体により形成したものがあった。
吸引孔23,33を介して真空吸引することにより吸着
面26,36に載置したシリコンウエハなどの被加工物
を吸引固定するようになっていた。
面26,36は、被加工物を精度良く固定するために高
剛性を有するとともに高精度に平坦化でき、しかも、酸
性やアルカリ性等の薬品に対して優れた耐薬品性を有し
ていることが必要であることから、少なくとも吸引板2
2,32を構成する緻密質体や多孔質体としてアルミナ
や炭化珪素を主成分とするセラミックスにより形成した
ものがあった(特開平4−35827号公報参照)。
に示す真空吸着盤21,31により被加工物を保持した
状態で研磨、研削あるいは切削等の加工を施すと、吸着
面26,36に存在する吸引孔23,33が次第に目詰
まりを起こし、所定の吸引力が得られなくなるために被
加工物を精度良く保持できなくなるといった課題があっ
た。
6,36に被加工物を吸引固定したとしても真空吸着盤
21,31の吸着面26,36や被加工物の面粗度や平
面精度等の影響により両者を完全に密着させることは難
しく、被加工物と吸着面26,36との間に微小な隙間
が形成されることは避けられなかった。その為、例え
ば、被加工物の研磨加工では、上記微少な隙間から砥粒
や研磨粉あるいはゴミ等の異物を含んだ研磨液が吸着面
26,36上の吸引孔23,33に吸い込まれて堆積す
る結果、吸引孔23,33を目詰まりさせていた。
33に入り込んだ異物は洗浄処理を施しても完全に除去
することが難しかった。特に吸着面26,36が多孔質
体からなる真空吸着盤31では、吸引孔33が3次元網
目構造に入り組んだ構造をしていることから殆ど除去で
きず、初期の状態に戻すことは困難であった。
えた搬送アームによって、真空吸着盤21,31の吸着
面26,36へ載置したり、吸着面26,36から離脱
させるのであるが、吸着面26,36がセラミックスの
ような硬質材料からなる場合、載置あるいは離脱時にお
ける摺動によって被加工物を傷つけてしまうといった恐
れもあった。
題に鑑み、被加工物を吸引固定するための吸引孔を備え
た吸着面に、上記被加工物の外形より小さくかつその外
形に沿った環状溝を凹設するとともに、該環状溝に弾性
体からなる枠状のシール部材を前記吸着面より頭出させ
た状態で配設して真空吸着盤を構成したものである。
た被加工物を吸引孔より真空吸引して吸引固定すること
により、吸着面より頭出させてあるシール部材が被加工
物と気密に密着して空気の漏れを防ぐことができるた
め、被加工物の周縁においても大きな吸引力を得ること
ができるとともに、外部より砥粒や研磨粉あるいはゴミ
等の異物が吸引孔に吸い込まれることが殆どないため、
吸引孔の目詰まりを防ぐことができる。しかも、上記シ
ール部材は弾性変形して環状溝内に収納することができ
るため、被加工物を吸着面上に精度良く吸着固定するこ
とができる。さらに、真空引きしていない時には被加工
物をシール部材によって持ち上げ、吸着面との接触面積
を小さくできるため、吸着面がセラミックスのような硬
質材料からなる場合であっても、被加工物を吸着面へ載
置したり、吸着面から離脱する際の摺動によって被加工
物を傷付けることがない。
説明する。
示す斜視図、(b)は(a)のX−X線断面図である。
を有する略円盤状の枠体4と、吸引孔3をなす微小空孔
が連続した三次元網目構造を有する多孔質セラミックス
からなる吸引板2とからなり、該吸引板2は枠体4の凹
部5にガラスや接着剤等にて接合されている。そして、
上記吸引板2の上面と枠体4の凹部5を構成する隔壁6
の頂面とは同一平面上に位置するように構成してあり、
上記吸引板2の上面及び隔壁6の頂面を吸着面9として
ある。なお、上記吸引板2は被加工物Wとの気密性を確
保するために被加工物Wの外形よりも僅かに小さくなる
ように構成してあり、また、枠体4の外周縁にはフラン
ジ部8が設けてあり、該フランジ部8をネジ止めや係合
等の手段によって各種装置に取り付けるようになってい
る。
には段部7が設けてあり、枠体4の凹部5に接合された
吸引板2とで環状溝10を構成するようにしてあり、該
環状溝10には弾性体からなる枠状のシール部材11を
前記吸着面9より若干頭出させた状態で配設してある。
詳細には図2(a)に示すように、環状溝10内に弾性
体からなる枠状のシール部材11を吸着面9より頭出さ
せた状態で配置するとともに、隔壁6の段部7には頂面
から伸びるテーパ状の切欠7aを形成してあり、被加工
物Wを吸着固定した時に吸着面9より頭出するシール部
材11の先端が弾性変形して、上記切欠7aに収納され
るようになっている。
ウエハなどの被加工物Wを吸引固定するには、まず、吸
着面9に被加工物Wを載置する。この時、被加工物Wの
周縁は吸着面9より頭出するシール部材11により支持
され、吸着面9との摺動による被加工物Wの傷付きを防
ぐことができる。
を介して真空吸引すれば、被加工物W、シール部材1
1、吸着面9で囲まれた空間が負圧となり、被加工物W
は吸着面9に吸引固定されるのであるが、この時、図2
(b)(c)に示すようにシール部材11の先端は弾性
変形して隔壁6の切欠7aに収納され、被加工物Wを吸
着面9の平坦精度に倣わせて精度良く固定することがで
きる。また、上記シール部材11は被加工物Wの面粗度
の影響を受けることなく密着させることができるため、
空気の漏れを防いで被加工物Wの全面を均一な吸引力で
もって吸引固定することができるとともに、外部から異
物が吸引孔3に吸い込まれることを防ぎ、吸引孔3の目
詰まりを防止することができる。
あるいは切削等の加工に用いれば、砥粒や研磨粉あるい
はゴミ等の異物を含んだ研磨液が吸引孔3に吸い込まれ
ることがないため、吸引孔3の目詰まりがなく、その結
果、洗浄作業が殆ど不要な長寿命の真空吸着盤1とする
ことができる。
ル部材11の先端に弾性変形による復元力が働き、被加
工物Wを持ち上げることができるため、吸着面9との接
触面積を小さくすることができる。その為、真空吸引機
能を備えた搬送アームにて被加工物Wを吸着面9へ載置
したり吸着面9より離脱させる際に、吸着面9との摺動
に伴う被加工物Wの傷付きを防ぐこともできる。
シリコーンゴムや天然ゴムなどゴム材あるいはウレタン
樹脂やエポキシ樹脂などの樹脂材等の弾性体を用いるこ
とができ、硬さがJIS Aにおいて15〜30、引張
り強さが10〜30kg/cm2 、伸び率が200〜4
00%の範囲にあるものが良い。特にシリコーンゴムは
耐薬品性や耐候性をも兼ね備えていることから、研磨加
工や研削加工など酸性やアルカリ性の薬液に曝されるシ
ール部材11として好適である。
11の頭出量tは、シール部材11の材質にもよるが、
0.1〜0.5mm程度が良好で、特に0.1〜0.2
mmの範囲が好適である。
満では、被加工物Wとの密着力が小さいために気密性が
不十分であり、外部より空気が漏れたり、異物を吸い込
んでしまうからであり、逆にシール部材11の頭出量t
が0.5mmより大きいと、吸引固定時にシール部材1
1の先端を環状溝10内に完全に収納することができ
ず、被吸着物Wの周縁を持ち上げてしまうために被吸着
物Wを精度良く吸引固定することができないからであ
る。
方法としては、枠状をしたシール部材11の成型品を環
状溝10に接着するか、あるいは環状溝10にシール部
材11のペーストを充填、硬化させることにより枠状を
したシール部材11を形成すれば良い。
クスとしては、平均空孔径が10〜50μmでかつ空孔
率が30〜50%の範囲にあるものが良い。
り、空孔率が30%未満であると、多孔質セラミックス
内を流れる空気の通気抵抗が大きくなり過ぎるために、
真空ポンプの吸引力を大きくしても十分な吸引力が得ら
れないからである。
たり、空孔率が50%より大きくなると、吸引板2の上
面が凹凸面となるために被加工物Wを精度良く固定でき
なくなるからである。なお、好ましくは平均空孔径が1
5〜25μmでかつ空孔率が35〜45%の範囲にある
ものが良い。
スとしては、アルミナセラミックス、炭化珪素質セラミ
ックス、アルミナ−炭化チタン系セラミックス、アルミ
ナ−ジルコニア系セラミックスを用いることができる。
これらのセラミックスは多孔質体であるもののビッカー
ス硬度が900kg/mm2 以上、曲げ強度が15kg
/mm2 以上と、十分な機械的特性を有するとともに、
高精度に加工することができ、さらには酸性やアルカリ
性等の薬液に対して優れた耐薬品性を有することから、
真空吸着盤1を構成する材質として好適に用いることが
できる。ただし、吸引板2を構成するセラミックスとし
ては前述したセラミックス材料だけに限定するものでは
なく、ビッカース硬度900kg/mm2 以上、曲げ強
度15kg/mm2 以上を有するセラミックスであれば
構わない。
テンレス等の金属や前記吸引板2を構成する緻密質のア
ルミナセラミックス、炭化珪素質セラミックス、アルミ
ナ−炭化チタン系セラミックス、アルミナ−ジルコニア
系セラミックス等を用いることができる。特に、枠体4
を吸引板2と同種の緻密なセラミックスにより形成する
ことで、両者の熱膨張係数を近似させることができるた
め、ガラス接着時において精度良く製作することができ
る。
加工物Wの精度に影響を与えることからできるだけ平坦
化する必要があり、少なくとも平坦度1μm以下、好ま
しくは平坦度0.3μm以下とすることが良い。
明する。
貫通微少孔を吸引孔13として穿設した緻密質セラミッ
クスからなる以外は図1(a)(b)と同様の構造をし
たもので、図3(a)(b)に示す真空吸着盤1におい
ても図1(a)(b)の真空吸着盤1と同様の効果を奏
することができる。
満となると空気抵抗が大きくなり過ぎ、真空ポンプによ
る吸引力を大きくしても十分な吸引力が得られず、また
これ以上小さな微小孔を硬質のセラミックスに穿設する
ことは難しく、逆に吸引孔13の穴径が0.3mmより
大きくなると、被加工物Wがシリコンウエハのように薄
肉基板である場合、吸引孔13に位置する部分が窪んで
平坦度が低下し、被加工物Wの加工精度に悪影響を与え
る恐れがある。
タイプの真空吸着盤1において、吸引孔13の穴径は、
0.05〜0.3mmの範囲で穿設することが良い。
吸着盤1について示したが、本発明はこれらの構造だけ
に限定されるものではなく、吸着面に被加工物の外形よ
り僅かに小さな環状溝10を凹設するとともに、該環状
溝10に弾性体からなる枠状のシール部材11を上記吸
着面9より頭ささせた状態で配設してあり、被加工物W
の吸着固定時には被加工物Wの平坦精度を悪化させるこ
となく、空気の漏れや異物の吸い込みを防ぎ、吸引孔の
目詰まりを生じさせることが殆どない構造であれば良
い。
限らず、被加工物Wの外形状に合わせて楕円、あるいは
三角形や四角形などさまざまな形状とすることができ
る。
いても図2では枠体4の隔壁6に段部7を設け、枠体4
の凹部5に接合された吸引板2とで環状溝10を構成
し、該環状溝10内にシール部材11を配設した構造を
示したが、例えば、図4(a)に示すように、シール部
材11の厚みを薄くして段部7との間に隙間Sを設け、
シール部材11の先端が弾性変形した時には上記隙間S
に収納するようにしたものや図4(b)に示すように段
部7をテーパ状とし、シール部材11を吸引板2の側面
に貼り付け、シール部材11の先端が弾性変形した時に
は隔壁6のテーパ部に収納されるようにしたものであっ
ても構わない。
4(c)(d)に示すように吸引板2の外周面に形成
し、かつ吸引板2の外周面に沿ってシール部材11を立
設させても良く、さらには図4(e)に示すように枠体
4の隔壁6と吸引板2にかかる環状溝10を形成し、吸
引板2の外周面に沿ってシール部材11を立設させたも
のであっても構わない。
盤1を、従来品として図6の真空吸着盤31をそれぞれ
用意し、被加工物Wとして6インチのシリコンウエハに
ポリッング加工を施す作業を繰り返した時の耐久性につ
いて調べる実験を行った。
も吸引板2,32の寸法を外径が約148mm、厚みが
15mmの円盤状とし、アルミナ純度が99.5%、平
均空孔径が14μm、空孔率が35%のアルミナセラミ
ックスにより形成するとともに、吸着面9,36の平坦
度を0.5μmとした。
シール部材11にシリコーンゴムを使用し、シール部材
11の頭出量tを0.1mmとした。
1,31により6インチのシリコンウエハを吸引固定
し、粒径が0.5μm程度のSiO2 砥粒を含む研磨液
を供給しながらポリッシング加工を1日200枚につい
て処理する作業を繰り返した時に加工後のシリコンウエ
ハの平坦度が0.1μm以上となるまでの稼働日数を比
較したところ、従来品は10日間程度で吸着力の低下に
よる平坦度の劣化が見られた。そこで、吸着面36を電
子顕微鏡で観察したところ、吸引孔33が完全に目詰ま
りを起こしていた。
より砥粒や研磨粉等の異物の吸い込みが殆どないため、
3か月後でも吸引力の低下は見られず、さらに作業を続
けることが可能であった。
れば、被加工物を吸引固定するための吸引孔を備えた吸
着面に、上記被加工物の外形より小さくかつその外形に
沿った環状溝を凹設するとともに、該環状溝に弾性体か
らなる枠状のシール部材を前記吸着面より頭出させた状
態で配設して真空吸着盤を構成したことから、上記吸着
面に被加工物を載置して吸引孔より真空吸引すれば、上
記吸着面より頭出するシール部材の先端を弾性変形させ
て環状溝内に収納することができるため、被加工物を吸
着面の平坦精度に精度良く吸着固定することができる。
しかも、上記シール部材は被加工物の面粗度の影響を受
けることなく密着させることができるため、空気の漏れ
を防いで被加工物の全面を均一な吸引力でもって吸着固
定することができるとともに、外部から異物が吸引孔に
吸い込まれることを防ぎ、吸引孔の目詰まりを防止する
ことができる。
削、切削等の加工に用いれば、これらの作業を繰り返し
たとしても吸引孔に砥粒や摩耗粉あるいはゴミ等が堆積
することがないため吸引孔の目詰まりを防ぐことができ
ることから、メンテナンス回数を大幅に低減できるう
え、長寿命の真空吸着盤とすることができ、長期間にわ
たって被加工物を高精度に加工することが可能となる。
工物の周縁ををシール部材によって支持することができ
るため、吸着面との接触面積を小さくでき、吸着面がセ
ラミックスのような硬質材料からなる場合であっても、
被加工物を吸着面へ載置したり吸着面から離脱させる際
の摺動によって被加工物を傷付けることがない。
図、(b)は(a)のX−X線断面図である。
であり、(b),(c)は被加工物を吸引固定する際の
シール部材の動きを説明するための状態図である。
視図、(b)は(a)のY−Y線断面図である。
ール部材を示す図である。
(a)のP−P線断面図である。
(a)のQ−Q線断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】被加工物を吸引固定するための吸引孔を備
えた吸着面に、上記被加工物の外形より小さくかつその
外形に沿った環状溝を凹設するとともに、該環状溝に弾
性体からなる枠状のシール部材を前記吸着面より頭出さ
れた状態で配設したことを特徴とする真空吸着盤。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10118946A JPH11309638A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 真空吸着盤 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP10118946A Pending JPH11309638A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 真空吸着盤 |
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Country | Link |
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JP (1) | JPH11309638A (ja) |
Cited By (24)
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