JPH11298975A - 分散データ収集用の通信システム - Google Patents
分散データ収集用の通信システムInfo
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- JPH11298975A JPH11298975A JP10097018A JP9701898A JPH11298975A JP H11298975 A JPH11298975 A JP H11298975A JP 10097018 A JP10097018 A JP 10097018A JP 9701898 A JP9701898 A JP 9701898A JP H11298975 A JPH11298975 A JP H11298975A
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、メイン無線ユニットからの送信タ
イミングを微妙に異ならせて端末無線ユニットと通信す
ることにより、全ての端末無線ユニットとの無線送信権
を確保することができる通信性能の高い分散データ収集
用の通信システムを提供することを目的とする。 【解決手段】この発明は、分散データ収集用に設けられ
た1つのメイン無線ユニットと分散された複数の端末無
線ユニットとの通信処理を一括して行う分散データ収集
用の通信システムであって、上記メイン無線ユニットか
ら送信する送信タイミングを、上記複数の端末無線ユニ
ット別に時間差を付けて送信する送信手段を備えたこと
を特徴とする。
イミングを微妙に異ならせて端末無線ユニットと通信す
ることにより、全ての端末無線ユニットとの無線送信権
を確保することができる通信性能の高い分散データ収集
用の通信システムを提供することを目的とする。 【解決手段】この発明は、分散データ収集用に設けられ
た1つのメイン無線ユニットと分散された複数の端末無
線ユニットとの通信処理を一括して行う分散データ収集
用の通信システムであって、上記メイン無線ユニットか
ら送信する送信タイミングを、上記複数の端末無線ユニ
ット別に時間差を付けて送信する送信手段を備えたこと
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電気、ガ
ス、水道等の計器の検針値を遠隔地から一括してデータ
収集するような通信システムに関し、さらに詳しくは分
散データ収集時の混信を確実に解消してデータ収集でき
るようにした分散データ収集用の通信システムに関す
る。
ス、水道等の計器の検針値を遠隔地から一括してデータ
収集するような通信システムに関し、さらに詳しくは分
散データ収集時の混信を確実に解消してデータ収集でき
るようにした分散データ収集用の通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の分散データ収集用の通
信システムは、親機となる1つのメイン無線ユニットを
設置し、これと無線で通信接続する各データ検出位置に
設置された端末無線ユニットとを設け、通常はメイン無
線ユニットから各端末無線ユニットのそれぞれに順番に
ポーリングを行うが、通信効率が悪いので各端末無線ユ
ニットにデータが揃うと、その時点でメイン無線ユニッ
トにデータを送信するように構成する方が合理的であ
る。
信システムは、親機となる1つのメイン無線ユニットを
設置し、これと無線で通信接続する各データ検出位置に
設置された端末無線ユニットとを設け、通常はメイン無
線ユニットから各端末無線ユニットのそれぞれに順番に
ポーリングを行うが、通信効率が悪いので各端末無線ユ
ニットにデータが揃うと、その時点でメイン無線ユニッ
トにデータを送信するように構成する方が合理的であ
る。
【0003】しかしながら、このような分散データ収集
用の通信システムにした場合、無線送信権を得る際に、
通信規格上では発信側PS(ポーリングセレクティング
方式)が通信用キャリアの検出を行い、受信スロット区
間が連続する4フレーム以上にわたり使用可能(空き)
であることを確認してから通信を開始している。
用の通信システムにした場合、無線送信権を得る際に、
通信規格上では発信側PS(ポーリングセレクティング
方式)が通信用キャリアの検出を行い、受信スロット区
間が連続する4フレーム以上にわたり使用可能(空き)
であることを確認してから通信を開始している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、図6に示す
ように、各端末無線ユニット61,62,63とは同期
の通信タイミングをとっているため、時間を指定して送
信したときに送信タイミングが一致して、規格通りの通
信では各端末無線ユニットが空きスロットと誤判断され
て電波が混信し、この結果、通信できなくなる問題を有
していた。
ように、各端末無線ユニット61,62,63とは同期
の通信タイミングをとっているため、時間を指定して送
信したときに送信タイミングが一致して、規格通りの通
信では各端末無線ユニットが空きスロットと誤判断され
て電波が混信し、この結果、通信できなくなる問題を有
していた。
【0005】そこでこの発明は、メイン無線ユニットか
らの送信タイミングを微妙に異ならせて端末無線ユニッ
トと通信することにより、全ての端末無線ユニットとの
無線送信権を確保することができる通信性能の高い分散
データ収集用の通信システムを提供することを目的とす
る。
らの送信タイミングを微妙に異ならせて端末無線ユニッ
トと通信することにより、全ての端末無線ユニットとの
無線送信権を確保することができる通信性能の高い分散
データ収集用の通信システムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
分散データ収集用に設けられた1つのメイン無線ユニッ
トと分散された複数の端末無線ユニットとの通信処理を
一括して行う分散データ収集用の通信システムであっ
て、上記メイン無線ユニットから送信する送信タイミン
グを、上記複数の端末無線ユニット別に時間差を付けて
送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
分散データ収集用に設けられた1つのメイン無線ユニッ
トと分散された複数の端末無線ユニットとの通信処理を
一括して行う分散データ収集用の通信システムであっ
て、上記メイン無線ユニットから送信する送信タイミン
グを、上記複数の端末無線ユニット別に時間差を付けて
送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、分散データ収集用
に設けられた1つのメイン無線ユニットと分散された複
数の端末無線ユニットとの通信処理を一括して行う分散
データ収集用の通信システムであって、上記メイン無線
ユニットに短い応答間隔のタイムスロットを設定し、こ
のタイムスロットの基準タイミングから上記複数の端末
無線ユニット別に待ち時間差を付けて送信する送信手段
を備えたことを特徴とする。
に設けられた1つのメイン無線ユニットと分散された複
数の端末無線ユニットとの通信処理を一括して行う分散
データ収集用の通信システムであって、上記メイン無線
ユニットに短い応答間隔のタイムスロットを設定し、こ
のタイムスロットの基準タイミングから上記複数の端末
無線ユニット別に待ち時間差を付けて送信する送信手段
を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、特定の端末無線ユ
ニットへの送信が受付けられなかったとき、その次の基
準タイミングのときに、新たに待ち時間差を設定して再
送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
ニットへの送信が受付けられなかったとき、その次の基
準タイミングのときに、新たに待ち時間差を設定して再
送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の作用及び効果】この発明によれば、分散データ
収集用に設けられた1つのメイン無線ユニットと、分散
された複数の端末無線ユニットとの通信処理を一括して
行う際、送信手段がメイン無線ユニットの送信タイミン
グに時間差を付けて複数の端末無線ユニットに送信す
る。
収集用に設けられた1つのメイン無線ユニットと、分散
された複数の端末無線ユニットとの通信処理を一括して
行う際、送信手段がメイン無線ユニットの送信タイミン
グに時間差を付けて複数の端末無線ユニットに送信す
る。
【0010】この結果、メイン無線ユニットと各端末無
線ユニットとの通信タイミングは同期しないため、各々
の端末無線ユニットと確実に通信接続することができる
信頼性の高い通信利用ができる。
線ユニットとの通信タイミングは同期しないため、各々
の端末無線ユニットと確実に通信接続することができる
信頼性の高い通信利用ができる。
【0011】また、メイン無線ユニットに短い応答間隔
のタイムスロットを設定し、このタイムスロットの基準
タイミングによって複数の端末無線ユニット別に待ち時
間差を付けて送信するように設定すれば、端末無線ユニ
ット別の待ち時間差によって確実に無線送信権を確保す
ることができる。
のタイムスロットを設定し、このタイムスロットの基準
タイミングによって複数の端末無線ユニット別に待ち時
間差を付けて送信するように設定すれば、端末無線ユニ
ット別の待ち時間差によって確実に無線送信権を確保す
ることができる。
【0012】さらに、端末無線ユニットへの送信時に受
付けられなかったときは、その次の基準タイミングのと
きに新たに待ち時間差を設定して送信すれば、この再送
信により必ず混信を解消した通信を行うことができ、全
ての端末無線ユニットから分散データを一括して収集す
ることができる。例えば、電気、ガス、水道等の機器使
用量を計測する計器の検針値を遠隔地から検針するよう
な通信システムに適用した場合は、遠隔地から無線で機
器毎の検針値を完全自動化して一括してデータ収集する
ことができる。
付けられなかったときは、その次の基準タイミングのと
きに新たに待ち時間差を設定して送信すれば、この再送
信により必ず混信を解消した通信を行うことができ、全
ての端末無線ユニットから分散データを一括して収集す
ることができる。例えば、電気、ガス、水道等の機器使
用量を計測する計器の検針値を遠隔地から検針するよう
な通信システムに適用した場合は、遠隔地から無線で機
器毎の検針値を完全自動化して一括してデータ収集する
ことができる。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は家屋の電力消費量を自動検針する分散デ
ータ収集システム11を示し、この分散データ収集シス
テム11は親機としての1つのメイン無線ユニット12
と、子機として分散された第1〜第3の端末無線ユニッ
ト13a,13b,13cとの通信を一括して行う無線
通信機能を有し、それぞれPHS(パーソナル・ハンデ
ィホン・システム)のトランシーバモードで接続してい
る。
述する。図1は家屋の電力消費量を自動検針する分散デ
ータ収集システム11を示し、この分散データ収集シス
テム11は親機としての1つのメイン無線ユニット12
と、子機として分散された第1〜第3の端末無線ユニッ
ト13a,13b,13cとの通信を一括して行う無線
通信機能を有し、それぞれPHS(パーソナル・ハンデ
ィホン・システム)のトランシーバモードで接続してい
る。
【0014】メイン無線ユニット12は、メインコント
ローラとして例えば電柱に設置され、センタからの指令
信号に基づいて検針データを収集し、この収集した検針
データを折返しセンタに返答するものであって、このメ
イン無線ユニット12はメイン通信機14を介してポー
リングセレクティング方式(PS)によって第1〜第3
の端末無線ユニット13a〜13c側と通信接続してい
る。
ローラとして例えば電柱に設置され、センタからの指令
信号に基づいて検針データを収集し、この収集した検針
データを折返しセンタに返答するものであって、このメ
イン無線ユニット12はメイン通信機14を介してポー
リングセレクティング方式(PS)によって第1〜第3
の端末無線ユニット13a〜13c側と通信接続してい
る。
【0015】各端末無線ユニット13a〜13cは、家
屋の電力消費量を検針する電力メータ毎に設置され、こ
れらのユニットと一体に設けられる第1〜第3の端末通
信機15a,15b,15cを介してメイン無線ユニッ
ト12側と通信接続している。
屋の電力消費量を検針する電力メータ毎に設置され、こ
れらのユニットと一体に設けられる第1〜第3の端末通
信機15a,15b,15cを介してメイン無線ユニッ
ト12側と通信接続している。
【0016】図2は1つの端末無線ユニット13a,1
3bまたは13cの制御回路ブロック図を示し、メイン
CPU21はF−ROM22及びROM23に格納され
たプログラムに沿って端末通信機15(15a,15b
または15c)及びサブCPU25を制御し、その制御
データをRAM24で読出し可能に記憶する。
3bまたは13cの制御回路ブロック図を示し、メイン
CPU21はF−ROM22及びROM23に格納され
たプログラムに沿って端末通信機15(15a,15b
または15c)及びサブCPU25を制御し、その制御
データをRAM24で読出し可能に記憶する。
【0017】また、サブCPU25はROM26に格納
されたプログラムに沿ってメインCPU21及び呼出番
号別に設けられた電力メータ28を制御し、その制御デ
ータをRAM27で読出し可能に記憶する。
されたプログラムに沿ってメインCPU21及び呼出番
号別に設けられた電力メータ28を制御し、その制御デ
ータをRAM27で読出し可能に記憶する。
【0018】ところで、メイン無線ユニット12と端末
無線ユニット13a…との通信に際しては、メインCP
U21がメイン無線ユニット21の送信タイミングに時
間差を付けて各端末無線ユニット13a〜13cに向け
て送信する。これにより、メイン無線ユニット12と各
端末無線ユニット13a〜13cとの通信タイミングを
ズラして同期回避し、各端末無線ユニット13a〜13
cとの送信権を確保する。
無線ユニット13a…との通信に際しては、メインCP
U21がメイン無線ユニット21の送信タイミングに時
間差を付けて各端末無線ユニット13a〜13cに向け
て送信する。これにより、メイン無線ユニット12と各
端末無線ユニット13a〜13cとの通信タイミングを
ズラして同期回避し、各端末無線ユニット13a〜13
cとの送信権を確保する。
【0019】図3はメイン無線ユニットからの送信タイ
ミングに時間差を付けた一例を示し、これはメイン無線
ユニットに300ms程度の短い応答間隔のタイムスロ
ット31a…を設定し、このタイムスロット31aの基
準タイミング32aから各端末無線ユニット別にランダ
ムに20ms〜100ms程度の一定時間を経過させた
待ち時間差33aを付けて送信する。
ミングに時間差を付けた一例を示し、これはメイン無線
ユニットに300ms程度の短い応答間隔のタイムスロ
ット31a…を設定し、このタイムスロット31aの基
準タイミング32aから各端末無線ユニット別にランダ
ムに20ms〜100ms程度の一定時間を経過させた
待ち時間差33aを付けて送信する。
【0020】このときの送信権の取得に際しては、先に
30ms程度の使用可能確認域34を設けて、通信可能
を確認し、その後に送信バースト35を開始する。
30ms程度の使用可能確認域34を設けて、通信可能
を確認し、その後に送信バースト35を開始する。
【0021】さらに、メイン無線ユニット12から端末
無線ユニット13a〜13cへの送信時に受付けられな
かったときは、その次のタイムスロット31bの基準タ
イミング32bのときに新たに待ち時間差33bを設定
して送信すれば、この再送信により混信を回避した通信
を行うことができ、3個の端末無線ユニット13a〜1
3cから分散データを一括して収集することができる。
無線ユニット13a〜13cへの送信時に受付けられな
かったときは、その次のタイムスロット31bの基準タ
イミング32bのときに新たに待ち時間差33bを設定
して送信すれば、この再送信により混信を回避した通信
を行うことができ、3個の端末無線ユニット13a〜1
3cから分散データを一括して収集することができる。
【0022】例えば、第1のタイムスロット31aで端
末無線ユニット13a〜13c毎にランダムな待ち時間
差33a〜33cが設定されて、一番短い待ち時間差3
3bの第2端末無線ユニット13bが通信利用されたと
きは、第1タイムスロット31aで混信しないように第
1端末無線ユニット13aと第3端末無線ユニット13
cの通信利用は次の第2のタイムスロット31bになる
まで待機させ、ここで第2の基準タイミング32bを新
たな基準として両者の待ち時間差33a,33cの関係
から先に通信対応した待ち時間差33bの短い第1端末
無線ユニット13aとの通信を確保して通信利用し、最
後に第3タイムスロット31cで第3端末無線ユニット
13cの通信を行う。
末無線ユニット13a〜13c毎にランダムな待ち時間
差33a〜33cが設定されて、一番短い待ち時間差3
3bの第2端末無線ユニット13bが通信利用されたと
きは、第1タイムスロット31aで混信しないように第
1端末無線ユニット13aと第3端末無線ユニット13
cの通信利用は次の第2のタイムスロット31bになる
まで待機させ、ここで第2の基準タイミング32bを新
たな基準として両者の待ち時間差33a,33cの関係
から先に通信対応した待ち時間差33bの短い第1端末
無線ユニット13aとの通信を確保して通信利用し、最
後に第3タイムスロット31cで第3端末無線ユニット
13cの通信を行う。
【0023】次に、メイン無線ユニット12と端末無線
ユニット13a…との対応処理動作を図4のフローチャ
ートを参照して説明する。今、端末無線ユニット13a
に電源が入力されると(ステップn1 )、この端末無線
ユニット13aのメインCPU21は検針用の呼出番号
が設定済か否かをF−ROM22から読出して確認し
(ステップn2 )、設定済であれば、検針データの収集
処理を開始する。これに対し、未設定であれば、新規に
設定されたユニットとして呼出番号を登録する旨をメイ
ン無線ユニット12側へ送信する(ステップn3 )。
ユニット13a…との対応処理動作を図4のフローチャ
ートを参照して説明する。今、端末無線ユニット13a
に電源が入力されると(ステップn1 )、この端末無線
ユニット13aのメインCPU21は検針用の呼出番号
が設定済か否かをF−ROM22から読出して確認し
(ステップn2 )、設定済であれば、検針データの収集
処理を開始する。これに対し、未設定であれば、新規に
設定されたユニットとして呼出番号を登録する旨をメイ
ン無線ユニット12側へ送信する(ステップn3 )。
【0024】その後、メイン無線ユニット12から呼出
番号の回答があれば、その番号をF−ROM22に書込
んで登録設定する。これは、例えば新居等によって設置
された新規の電力メータに設けられる新たな端末無線ユ
ニット13a…の情報を収集したときに、その新たな識
別情報を収集し、通信許容リストを書換える等のデータ
管理を行う(ステップn4 〜n5 )。
番号の回答があれば、その番号をF−ROM22に書込
んで登録設定する。これは、例えば新居等によって設置
された新規の電力メータに設けられる新たな端末無線ユ
ニット13a…の情報を収集したときに、その新たな識
別情報を収集し、通信許容リストを書換える等のデータ
管理を行う(ステップn4 〜n5 )。
【0025】次に、検針データの収集処理動作を図5の
フローチャートを参照して説明する。
フローチャートを参照して説明する。
【0026】今、センサからの検針指令信号がメイン無
線ユニット12に入力されると、このメイン無線ユニッ
ト12は各端末無線ユニット13a〜13cに検針デー
タを収集するための呼出番号を照合確認し(ステップn
11)、呼出番号を照合確認すると、この呼出番号別に各
端末無線ユニット13a〜13cと通信を行って電力消
費量の検針データを収集する(ステップn12〜n13)。
線ユニット12に入力されると、このメイン無線ユニッ
ト12は各端末無線ユニット13a〜13cに検針デー
タを収集するための呼出番号を照合確認し(ステップn
11)、呼出番号を照合確認すると、この呼出番号別に各
端末無線ユニット13a〜13cと通信を行って電力消
費量の検針データを収集する(ステップn12〜n13)。
【0027】このとき、保守用の呼出であれば、例えば
送信タイミングの変更など設定された保守処理を実行す
る(ステップn14)。
送信タイミングの変更など設定された保守処理を実行す
る(ステップn14)。
【0028】前述の検針データの収集において、分散デ
ータ収集用に設けられた1つのメイン無線ユニットと、
分散された3個の端末無線ユニットとの通信処理を一括
して行う際、メイン無線ユニットからの送信タイミング
に時間差を付けて送信するため、メイン無線ユニットか
らの3つの通信タイミングが同期せず、各端末無線ユニ
ットとの通信が確実に行える。ことに、メイン無線ユニ
ットに短い応答間隔のタイムスロットを設定し、このタ
イムスロットの基準タイミングによって3個の端末無線
ユニット別に待ち時間差を付けるため、これらの待ち時
間差によって確実に無線送信権を確保することができ、
信頼性の高い通信利用ができる。
ータ収集用に設けられた1つのメイン無線ユニットと、
分散された3個の端末無線ユニットとの通信処理を一括
して行う際、メイン無線ユニットからの送信タイミング
に時間差を付けて送信するため、メイン無線ユニットか
らの3つの通信タイミングが同期せず、各端末無線ユニ
ットとの通信が確実に行える。ことに、メイン無線ユニ
ットに短い応答間隔のタイムスロットを設定し、このタ
イムスロットの基準タイミングによって3個の端末無線
ユニット別に待ち時間差を付けるため、これらの待ち時
間差によって確実に無線送信権を確保することができ、
信頼性の高い通信利用ができる。
【0029】さらに、メイン無線ユニットから端末無線
ユニットへの送信時に受付けられなかったときは、その
次の基準タイミングのときに新たに待ち時間差を自動的
に設定するため、無線送信権が得られなくなったときは
自動的に再送信を行って必ず混信を解消した通信を行う
ことができる。従って、分散している全ての端末無線ユ
ニットからデータを一括して収集することができる。例
えば、電気、ガス、水道等の機器使用量を計測する計器
の検針値を遠隔地から検針するような通信システムに適
用した場合は、遠隔地から無線で機器毎の検針値を完全
自動化して一括してデータ収集することができる。
ユニットへの送信時に受付けられなかったときは、その
次の基準タイミングのときに新たに待ち時間差を自動的
に設定するため、無線送信権が得られなくなったときは
自動的に再送信を行って必ず混信を解消した通信を行う
ことができる。従って、分散している全ての端末無線ユ
ニットからデータを一括して収集することができる。例
えば、電気、ガス、水道等の機器使用量を計測する計器
の検針値を遠隔地から検針するような通信システムに適
用した場合は、遠隔地から無線で機器毎の検針値を完全
自動化して一括してデータ収集することができる。
【0030】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の送信手段は、実施例のメイン無
線ユニット12の制御系に対応し、以下同様に、端末無
線ユニットは、電力メータに併設された第1〜第3端末
無線ユニット13a〜13cに対応するも、この発明
は、請求項に示される技術思想に基づいて応用すること
ができ、上述の一実施例の構成のみに限定されるもので
はない。
応において、この発明の送信手段は、実施例のメイン無
線ユニット12の制御系に対応し、以下同様に、端末無
線ユニットは、電力メータに併設された第1〜第3端末
無線ユニット13a〜13cに対応するも、この発明
は、請求項に示される技術思想に基づいて応用すること
ができ、上述の一実施例の構成のみに限定されるもので
はない。
【図1】 この発明の分散データ収集システムの一例を
示す概略説明図。
示す概略説明図。
【図2】 この発明の端末無線ユニットの制御回路ブロ
ック図。
ック図。
【図3】 この発明のメイン無線ユニットと各端末無線
ユニットとの通信状態を示す通信説明図。
ユニットとの通信状態を示す通信説明図。
【図4】 この発明の端末無線ユニットの電源入力時の
処理動作を示すフローチャート。
処理動作を示すフローチャート。
【図5】 この発明の分散データ収集システムのデータ
収集処理動作を示すフローチャート。
収集処理動作を示すフローチャート。
【図6】 従来のメイン無線ユニットと各端末無線ユニ
ットとの混信状態を示す通信説明図。
ットとの混信状態を示す通信説明図。
11…分散データ収集システム 12…メイン無線ユニット 13a〜13c…端末無線ユニット 14…メイン通信機 15,15a〜15c…端末通信機 21…メインCPU 31a〜31c…タイムスロット 32a〜32c…基準タイミング 33a〜33c…待ち時間差
Claims (3)
- 【請求項1】分散データ収集用に設けられた1つのメイ
ン無線ユニットと分散された複数の端末無線ユニットと
の通信処理を一括して行う分散データ収集用の通信シス
テムであって、上記メイン無線ユニットから送信する送
信タイミングを、上記複数の端末無線ユニット別に時間
差を付けて送信する送信手段を備えた分散データ収集用
の通信システム。 - 【請求項2】分散データ収集用に設けられた1つのメイ
ン無線ユニットと分散された複数の端末無線ユニットと
の通信処理を一括して行う分散データ収集用の通信シス
テムであって、上記メイン無線ユニットに短い応答間隔
のタイムスロットを設定し、このタイムスロットの基準
タイミングから上記複数の端末無線ユニット別に待ち時
間差を付けて送信する送信手段を備えた分散データ収集
用の通信システム。 - 【請求項3】送信手段は、特定の端末無線ユニットへの
送信が受付けられなかったとき、その次の基準タイミン
グのときに、新たに待ち時間差を設定して再送信するこ
とを特徴とする請求項2記載の分散データ収集用の通信
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10097018A JPH11298975A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 分散データ収集用の通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10097018A JPH11298975A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 分散データ収集用の通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11298975A true JPH11298975A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14180642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10097018A Pending JPH11298975A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 分散データ収集用の通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11298975A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001156929A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-06-08 | Omron Corp | データ通信方法 |
WO2003026215A1 (fr) * | 2001-09-17 | 2003-03-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Procede de gestion de communications, terminal de communications, programme de gestion de communications, support d'informations contenant ce programme, et systeme de communications |
JP2008302000A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Seiko Instruments Inc | 生体情報測定システム及び生体情報受信装置 |
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