JPH11298366A - 非接触idタグシステムとその質問器に於けるデータ受信方法 - Google Patents
非接触idタグシステムとその質問器に於けるデータ受信方法Info
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- JPH11298366A JPH11298366A JP10104364A JP10436498A JPH11298366A JP H11298366 A JPH11298366 A JP H11298366A JP 10104364 A JP10104364 A JP 10104364A JP 10436498 A JP10436498 A JP 10436498A JP H11298366 A JPH11298366 A JP H11298366A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 7
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 46
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 21
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非接触IDタグシステムで応答データ検出感
度を高め、非接触IDタグの動作可能エリアを拡大す
る。 【解決手段】 応答データ受信期間はスイッチ21、2
3をオフとしてフィルタ9、12から出力された応答デ
ータをそのまま受信アンプ10、13へ入力し増幅す
る。それ以外の期間はスイッチ21、23をオンとし、
受信アンプ10、13への入力を減衰させる。これによ
って、質問データ送信時にフィルタ9、12から出力さ
れる大きな振幅変化は抑圧されるので、振幅変化の少な
い応答データを十分増幅できるように受信アンプ10、
13の特性を設定しても、質問データによる増幅器の飽
和が防止でき、応答データの検出感度を高めることがで
きる。
度を高め、非接触IDタグの動作可能エリアを拡大す
る。 【解決手段】 応答データ受信期間はスイッチ21、2
3をオフとしてフィルタ9、12から出力された応答デ
ータをそのまま受信アンプ10、13へ入力し増幅す
る。それ以外の期間はスイッチ21、23をオンとし、
受信アンプ10、13への入力を減衰させる。これによ
って、質問データ送信時にフィルタ9、12から出力さ
れる大きな振幅変化は抑圧されるので、振幅変化の少な
い応答データを十分増幅できるように受信アンプ10、
13の特性を設定しても、質問データによる増幅器の飽
和が防止でき、応答データの検出感度を高めることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触IDタグシ
ステムとその質問器に於けるデータ受信方法に関するも
のである。
ステムとその質問器に於けるデータ受信方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】非接触IDタグシステムは、質問器から
質問データを搬送波にのせてアンテナから送信し、非接
触IDタグはこれを受信してその搬送波から電力を取り
出して内部回路へ供給するとともに、質問データに対す
る応答データを返送する。この応答データの返送は、受
信搬送波を反射することにより行われる。
質問データを搬送波にのせてアンテナから送信し、非接
触IDタグはこれを受信してその搬送波から電力を取り
出して内部回路へ供給するとともに、質問データに対す
る応答データを返送する。この応答データの返送は、受
信搬送波を反射することにより行われる。
【0003】図2及び図3は、従来の非接触IDタグシ
ステムの構成を示すブロック図で、図2は質問器を、図
3は非接触IDタグ(応答器)である。図2において、
質問器100では、シンセサイザ1から出力された送信
搬送波は、変調器2にて質問データにより振幅変調さ
れ、送信アンプ3で増幅される。そしてサーキュレータ
4を介してアンテナ5から送信される。
ステムの構成を示すブロック図で、図2は質問器を、図
3は非接触IDタグ(応答器)である。図2において、
質問器100では、シンセサイザ1から出力された送信
搬送波は、変調器2にて質問データにより振幅変調さ
れ、送信アンプ3で増幅される。そしてサーキュレータ
4を介してアンテナ5から送信される。
【0004】この送信波は、動作可能エリアにある応答
器200(非接触IDタグ)(図3)のアンテナ16で
受信され、変復調器17へ入力される。変復調器17
は、質問器からの送信搬送波より、電源、クロック、質
問データを取りだし、電源は各回路へ、クロックと質問
データは制御部へ供給する。制御部18は、質問器から
の質問データに応じて、メモリ19の読みだし、書き込
み、その関連制御を行い、質問データに応じた応答デー
タを振幅変調器17へ出力する。ここでメモリ19は不
揮発性メモリで、IDデータなどを保持している。変復
調器17は、制御部からの応答データに応じて送信され
てきた搬送波を振幅変調し、質問器100へ反射波とし
て返送する。
器200(非接触IDタグ)(図3)のアンテナ16で
受信され、変復調器17へ入力される。変復調器17
は、質問器からの送信搬送波より、電源、クロック、質
問データを取りだし、電源は各回路へ、クロックと質問
データは制御部へ供給する。制御部18は、質問器から
の質問データに応じて、メモリ19の読みだし、書き込
み、その関連制御を行い、質問データに応じた応答デー
タを振幅変調器17へ出力する。ここでメモリ19は不
揮発性メモリで、IDデータなどを保持している。変復
調器17は、制御部からの応答データに応じて送信され
てきた搬送波を振幅変調し、質問器100へ反射波とし
て返送する。
【0005】応答器から返送されてきた搬送波は質問器
100のアンテナ5で受信され、サーキュレータ4を介
して分配器6へ入力され、ここで2分される。2分され
た搬送波の一方はそのまま受信系2へ、他方は位相シフ
タ7で90°位相シフトされて受信系1へ入力される。
各受信系では、入力された搬送波が送信アンプ3からの
搬送波とミキサ8、11で混合され、ベースバンド成分
がフィルタ9、12でそれぞれ取り出されて受信アンプ
10、13で増幅された後、合成アンプ14で加算合成
される。この復調系では2つの受信系を用いているの
は、1つの受信系の場合、もし送信搬送波と受信搬送波
が直交していると応答データを復調できないからであ
る。2分された受信搬送波の一方を90°位相シフトす
ることで、受信搬送波に対して位相同期をとらなくて
も、2つの受信系出力の合成により必ず応答データを安
定して検出できる。そしてこうして復調された応答デー
タをレベル変換器15でディジタルデータに変換し、図
示を省略した処理系へと出力する。
100のアンテナ5で受信され、サーキュレータ4を介
して分配器6へ入力され、ここで2分される。2分され
た搬送波の一方はそのまま受信系2へ、他方は位相シフ
タ7で90°位相シフトされて受信系1へ入力される。
各受信系では、入力された搬送波が送信アンプ3からの
搬送波とミキサ8、11で混合され、ベースバンド成分
がフィルタ9、12でそれぞれ取り出されて受信アンプ
10、13で増幅された後、合成アンプ14で加算合成
される。この復調系では2つの受信系を用いているの
は、1つの受信系の場合、もし送信搬送波と受信搬送波
が直交していると応答データを復調できないからであ
る。2分された受信搬送波の一方を90°位相シフトす
ることで、受信搬送波に対して位相同期をとらなくて
も、2つの受信系出力の合成により必ず応答データを安
定して検出できる。そしてこうして復調された応答デー
タをレベル変換器15でディジタルデータに変換し、図
示を省略した処理系へと出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来システム
では、質問器からの送信搬送波がそのままミキサのロー
カル入力として使われているから、質問データが送信さ
れている間は質問データによる振幅変調のため、受信ア
ンプ10、13へは大きな振幅変化の信号が入力され
る。一方、応答器からの応答データは、応答器と質問器
のアンテナ間の電磁結合により送られてくるから、非接
触IDタグの動作可能エリアであっても、質問器での受
信搬送波レベルの変動は大きく、従って応答データによ
る振幅変化は受信アンプ10、13への入力点で小さな
値になることがある。従ってこの小さな振幅変化を十分
増幅できるだけのゲインを受信アンプ10、13に持た
せて応答データを確実に検出できるようにする必要があ
るが、そうするとアンプのダイナミックレンジには限度
があるので、質問データの送信時に受信アンプが飽和し
てしまうという問題が生じる。このため、応答データの
検出がむずかしく動作可能エリアを制限する要因の1つ
となっていた。
では、質問器からの送信搬送波がそのままミキサのロー
カル入力として使われているから、質問データが送信さ
れている間は質問データによる振幅変調のため、受信ア
ンプ10、13へは大きな振幅変化の信号が入力され
る。一方、応答器からの応答データは、応答器と質問器
のアンテナ間の電磁結合により送られてくるから、非接
触IDタグの動作可能エリアであっても、質問器での受
信搬送波レベルの変動は大きく、従って応答データによ
る振幅変化は受信アンプ10、13への入力点で小さな
値になることがある。従ってこの小さな振幅変化を十分
増幅できるだけのゲインを受信アンプ10、13に持た
せて応答データを確実に検出できるようにする必要があ
るが、そうするとアンプのダイナミックレンジには限度
があるので、質問データの送信時に受信アンプが飽和し
てしまうという問題が生じる。このため、応答データの
検出がむずかしく動作可能エリアを制限する要因の1つ
となっていた。
【0007】本発明の目的は、送信質問データに影響さ
れずに、受信した応答データを確実に検出できるように
した非接触IDタグシステムとその質問器に於けるデー
タ受信方法を提供することにある。
れずに、受信した応答データを確実に検出できるように
した非接触IDタグシステムとその質問器に於けるデー
タ受信方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、非接触IDタグシステムの質問器から
質問データにより振幅変調された送信波が非接触IDタ
グで受信され、前記質問データに対する応答データで前
記送信波を振幅変調して返送波として返送されてきたと
き、該返送波から前記応答データを検出するための質問
器に於けるデータ受信方法であって、前記返送波を2分
してその一方を90°位相シフトしたものを第1受信
波、2分した他方を第2受信波とし、前記第1及び第2
受信波をそれぞれ第1及び第2のミキサで前記送信波と
混合したあと第1及び第2低域フィルタを介してベース
バンド成分を取りだし、前記応答データの受信期間より
もそれ以外の受信期間の方がその減衰率が大きくなるよ
うに制御される第1及び第2の可変減衰器を介して前記
ベースバンド成分の各々を第1及び第2の受信アンプへ
入力し、該2つの受信アンプの出力を合成して前記応答
データを検出するようにしたことを特徴とする質問器に
於けるデータ受信方法を提供する。
めに、本発明は、非接触IDタグシステムの質問器から
質問データにより振幅変調された送信波が非接触IDタ
グで受信され、前記質問データに対する応答データで前
記送信波を振幅変調して返送波として返送されてきたと
き、該返送波から前記応答データを検出するための質問
器に於けるデータ受信方法であって、前記返送波を2分
してその一方を90°位相シフトしたものを第1受信
波、2分した他方を第2受信波とし、前記第1及び第2
受信波をそれぞれ第1及び第2のミキサで前記送信波と
混合したあと第1及び第2低域フィルタを介してベース
バンド成分を取りだし、前記応答データの受信期間より
もそれ以外の受信期間の方がその減衰率が大きくなるよ
うに制御される第1及び第2の可変減衰器を介して前記
ベースバンド成分の各々を第1及び第2の受信アンプへ
入力し、該2つの受信アンプの出力を合成して前記応答
データを検出するようにしたことを特徴とする質問器に
於けるデータ受信方法を提供する。
【0009】また、本発明は、質問器が、搬送波を生成
して質問データにより振幅変調したのち増幅して送信す
るための送信部と、受信波を2分してその一方を90°
位相シフトした第一受信波と2分した他方の第2受信波
を生成するための受信分配部と、前記第1受信波及び第
2受信波をそれぞれ前記送信部出力の送信波と混合して
その低減成分を取り出すための第1及び第2検波部と、
非接触IDタグからの応答データの受信期間よりもそれ
以外の受信期間の方がその減衰率が大きくなるように制
御されるところの、前記第1及び第2検波部の出力を入
力とする第1及び第2の可変減衰器と、該第1及び第2
の可変減衰器の出力を増幅するための第1及び第2の受
信アンプと、該第1及び第2の受信アンプの出力を合成
して出力するための合成部とを備え、非接触IDタグ
が、前記質問器の質問データに対する応答データを作成
するための制御応答部と、前記質問器からの送信波から
前記質問データを取り出して前記制御応答部へ送り、ま
た前記制御応答部からの応答データにより前記質問器か
らの送信波を振幅変調して前記質問器へ返送するための
変復調部と、を備えたことを特徴とする非接触IDタグ
システムを提供する。
して質問データにより振幅変調したのち増幅して送信す
るための送信部と、受信波を2分してその一方を90°
位相シフトした第一受信波と2分した他方の第2受信波
を生成するための受信分配部と、前記第1受信波及び第
2受信波をそれぞれ前記送信部出力の送信波と混合して
その低減成分を取り出すための第1及び第2検波部と、
非接触IDタグからの応答データの受信期間よりもそれ
以外の受信期間の方がその減衰率が大きくなるように制
御されるところの、前記第1及び第2検波部の出力を入
力とする第1及び第2の可変減衰器と、該第1及び第2
の可変減衰器の出力を増幅するための第1及び第2の受
信アンプと、該第1及び第2の受信アンプの出力を合成
して出力するための合成部とを備え、非接触IDタグ
が、前記質問器の質問データに対する応答データを作成
するための制御応答部と、前記質問器からの送信波から
前記質問データを取り出して前記制御応答部へ送り、ま
た前記制御応答部からの応答データにより前記質問器か
らの送信波を振幅変調して前記質問器へ返送するための
変復調部と、を備えたことを特徴とする非接触IDタグ
システムを提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明になる非接触IDタグシステムの
質問器の構成例を示すブロック図で、従来構成を示す図
2と同一回路は同一符号で示されている。図2と異なる
点は、質問器101の受信アンプ10の入力側が抵抗器
20、スイッチ21を介して接地されており、また受信
アンプ13の入力側が抵抗器22、スイッチ23を介し
て接地されていることである。そしてスイッチ21、2
3は、図示しない処理系から与えられる受信制御信号C
によりそのオン/オフが制御される。また非接触IDタ
グは従来の図3と同じである。
する。図1は、本発明になる非接触IDタグシステムの
質問器の構成例を示すブロック図で、従来構成を示す図
2と同一回路は同一符号で示されている。図2と異なる
点は、質問器101の受信アンプ10の入力側が抵抗器
20、スイッチ21を介して接地されており、また受信
アンプ13の入力側が抵抗器22、スイッチ23を介し
て接地されていることである。そしてスイッチ21、2
3は、図示しない処理系から与えられる受信制御信号C
によりそのオン/オフが制御される。また非接触IDタ
グは従来の図3と同じである。
【0011】IDタグシステムでは、確実に応答データ
を検出するためには、質問データの送信と応答データの
受信が時間軸上で重ならないようにするのが望ましく、
本発明もこのようなシステムを対象としている。質問器
101の図示しない処理系では、質問データの送信期間
と応答データの受信期間がわかっているから、その処理
系から、応答データの受信期間はスイッチ21、23を
オフとし、その他の期間はスイッチ21、23をオンと
する受信制御信号Cを出力するようにする。そうする
と、質問データの送信時にはスイッチ21、23がオン
となり、受信アンプ10、13の入力信号は抵抗器2
0、22を介して設置される。従って、抵抗器20、2
2の抵抗値を受信アンプ10、13の入力抵抗よりも小
さくしておけば、質問データの送信時の大きなレベル変
化は減衰され、受信アンプ10、13の入力が小さくな
る。応答データの受信時にはスイッチ21、23がオフ
となるから、受信アンプ10、13の入力は減衰を受け
ず、そのまま増幅される。こうして、受信アンプ10、
13のダイナミックレンジの全体を利用して応答データ
の増幅が行えるので、応答データの検出を確実に行える
ようになる。
を検出するためには、質問データの送信と応答データの
受信が時間軸上で重ならないようにするのが望ましく、
本発明もこのようなシステムを対象としている。質問器
101の図示しない処理系では、質問データの送信期間
と応答データの受信期間がわかっているから、その処理
系から、応答データの受信期間はスイッチ21、23を
オフとし、その他の期間はスイッチ21、23をオンと
する受信制御信号Cを出力するようにする。そうする
と、質問データの送信時にはスイッチ21、23がオン
となり、受信アンプ10、13の入力信号は抵抗器2
0、22を介して設置される。従って、抵抗器20、2
2の抵抗値を受信アンプ10、13の入力抵抗よりも小
さくしておけば、質問データの送信時の大きなレベル変
化は減衰され、受信アンプ10、13の入力が小さくな
る。応答データの受信時にはスイッチ21、23がオフ
となるから、受信アンプ10、13の入力は減衰を受け
ず、そのまま増幅される。こうして、受信アンプ10、
13のダイナミックレンジの全体を利用して応答データ
の増幅が行えるので、応答データの検出を確実に行える
ようになる。
【0012】なお、図1では、応答データ受信期間以外
の受信アンプ入力レベルを減衰させるのに、1個の抵抗
器による接地回路を用いるものとしたが、フィルタ9、
12の出力のマッチングや、受信アンプ10、13の入
力のマッチングを考慮する必要があるときは、そのよう
なマッチングを損なわないような可変減衰回路を用いれ
ばよい。
の受信アンプ入力レベルを減衰させるのに、1個の抵抗
器による接地回路を用いるものとしたが、フィルタ9、
12の出力のマッチングや、受信アンプ10、13の入
力のマッチングを考慮する必要があるときは、そのよう
なマッチングを損なわないような可変減衰回路を用いれ
ばよい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、質問データによる大き
なレベル変化を抑圧して受信アンプへ入力できるから、
受信アンプのダイナミックレンジが十分利用でき、応答
データを確実に検出でき、従って、非接触IDタグの動
作可能エリアを広げることができる効果がある。
なレベル変化を抑圧して受信アンプへ入力できるから、
受信アンプのダイナミックレンジが十分利用でき、応答
データを確実に検出でき、従って、非接触IDタグの動
作可能エリアを広げることができる効果がある。
【図1】本発明になる非接触IDタグシステムの1つの
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図2】従来の非接触IDタグシステムの質問器の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】非接触IDタグの構成を示すブロック図であ
る。
る。
1 シンセサイザ 2 変調器 3 送信アンプ 4 サーキュレータ 5、16 アンテナ 6 分配器 7 位相シフタ 8、11 ミキサ 10、13 受信アンプ 14 合成アンプ 17 変復調器 18 制御器 19 メモリ 20、22 抵抗器 21、23 スイッチ 101 質問器 200 応答器(非接触IDタグ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 流石 雅年 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 非接触IDタグシステムの質問器から質
問データにより振幅変調された送信波が非接触IDタグ
で受信され、前記質問データに対する応答データで前記
送信波を振幅変調して返送波として返送されてきたと
き、該返送波から前記応答データを検出するための質問
器に於けるデータ受信方法であって、 前記返送波を2分してその一方を90°位相シフトした
ものを第1受信波、2分した他方を第2受信波とし、前
記第1及び第2受信波をそれぞれ第1及び第2のミキサ
で前記送信波と混合したあと第1及び第2低域フィルタ
を介してベースバンド成分を取りだし、前記応答データ
の受信期間よりもそれ以外の受信期間の方がその減衰率
が大きくなるように制御される第1及び第2の可変減衰
器を介して前記ベースバンド成分の各々を第1及び第2
の受信アンプへ入力し、該2つの受信アンプの出力を合
成して前記応答データを検出するようにしたことを特徴
とする質問器に於けるデータ受信方法。 - 【請求項2】 質問器が、 搬送波を生成して質問データにより振幅変調したのち増
幅して送信するための送信部と、 受信波を2分してその一方を90°位相シフトした第一
受信波と2分した他方の第2受信波を生成するための受
信分配部と、 前記第1受信波及び第2受信波をそれぞれ前記送信部出
力の送信波と混合してその低減成分を取り出すための第
1及び第2検波部と、 非接触IDタグからの応答データの受信期間よりもそれ
以外の受信期間の方がその減衰率が大きくなるように制
御されるところの、前記第1及び第2検波部の出力を入
力とする第1及び第2の可変減衰器と、 該第1及び第2の可変減衰器の出力を増幅するための第
1及び第2の受信アンプと、 該第1及び第2の受信アンプの出力を合成して出力する
ための合成部とを備え、非接触IDタグが、 前記質問器の質問データに対する応答データを作成する
ための制御応答部と、 前記質問器からの送信波から前記質問データを取り出し
て前記制御応答部へ送り、また前記制御応答部からの応
答データにより前記質問器からの送信波を振幅変調して
前記質問器へ返送するための変復調部と、 を備えたことを特徴とする非接触IDタグシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10104364A JPH11298366A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 非接触idタグシステムとその質問器に於けるデータ受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10104364A JPH11298366A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 非接触idタグシステムとその質問器に於けるデータ受信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11298366A true JPH11298366A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14378779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10104364A Pending JPH11298366A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 非接触idタグシステムとその質問器に於けるデータ受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11298366A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005242989A (ja) * | 2004-01-28 | 2005-09-08 | Toshiba Microelectronics Corp | 非接触icカードのリーダライタ端末装置、通信システム及び非接触データキャリア |
WO2007097319A1 (ja) * | 2006-02-24 | 2007-08-30 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | 直交復調器及び質問器 |
US7469127B2 (en) | 2004-09-03 | 2008-12-23 | Denso Wave Incorporated | Noncontact information carrier reader and method of reading information stored in a noncontact information carrier |
JP2009213166A (ja) * | 2006-02-15 | 2009-09-17 | Toshiba Tec Corp | 識別情報リーダおよびこれを備えたプリンタ |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP10104364A patent/JPH11298366A/ja active Pending
Cited By (6)
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