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JPH11296856A - 光ディスク再生方法および装置 - Google Patents

光ディスク再生方法および装置

Info

Publication number
JPH11296856A
JPH11296856A JP9746898A JP9746898A JPH11296856A JP H11296856 A JPH11296856 A JP H11296856A JP 9746898 A JP9746898 A JP 9746898A JP 9746898 A JP9746898 A JP 9746898A JP H11296856 A JPH11296856 A JP H11296856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
unit
optical disk
servo control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9746898A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Akiyama
一男 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9746898A priority Critical patent/JPH11296856A/ja
Publication of JPH11296856A publication Critical patent/JPH11296856A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ転送速度の変化によるDO検出感度の変
動を抑制することができる光ディスク再生方法および装
置を提供する。 【解決手段】 ピックアップ12と、RFアンプ13
と、データスライス部14と、PLL部19と、サーボ
制御部16と、データ復調部21と、メカドライバ部1
7と、データ転送速度に対応する制御電圧により決まる
検出感度を有してRFアンプ13のRF信号がしきい値
より小さい場合に光ディスク11の表面にごみ等がある
としてサーボ制御部16に検出出力を供給するDO検出
部15と、PLL部19の同期クロックの周波数を電圧
に変換してデータ転送速度に対応した制御電圧を生成す
るF/V変換器20とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク装置
において、ディスクより取り出された信号がディスク表
面上のごみ、傷によって発生するRF信号の欠落を検出
する光ディスク再生方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は、ディスク表面上のごみ等による
RF信号の欠落を検出する従来のDO(ドロップアウ
ト)検出装置を含む光ディスク再生装置の構成例を示
す。図8において、光ディスク51から光を媒体として
検出されたメディア情報を含んだ再生RF信号がピック
アップ52を介してRFアンプ53に供給され、RFア
ンプ53のアナログ再生信号は、データスライス部54
とDO検出部55に供給され、データスライス部54で
2値化されたデータをPLL部59に供給し、PLL部
59で生成したクロック信号、およびデータ信号は、ス
ピンドル58の回転制御のためにサーボ制御部56と、
データ復調部60に供給され、またRFアンプ53は、
サーボ制御部56にピックアップの位置制御を行うため
のサーボ制御用エラー信号が供給され、サーボ制御部5
6は、メカドライバ部57に接続され、メカドライバ部
57からピックアップ52のアクチェータとスピンドル
モータ58を駆動する。
【0003】図9は、RF信号のドロップアウトの発生
を説明するもので、同図(a)はディスク表面にごみ7
0が付着した状態を部分平面に見ている。71はピット
である。同図(b)はそのディスク断面である。同図
(c)はその光ディスク51に対応してピックアップ5
2から出力された再生RF信号を示し、ごみ70に対応
して信号出力が低下していることを示している。
【0004】このような構成の中で、DO検出部55
は、図9(c)に示すRF波形のように光ディスク51
上に存在するごみ70、傷等で再生RF信号のエンベロ
ープが急激に変動し、または信号が欠落し、データスラ
イス部54でアナログ信号からデジタル信号に変換した
データのエラーレートの悪化、およびサーボ乱れ等が発
生して、メディアのプレアビリティーが低下するのを防
ぐものである。このために、DO検出部55は図9に示
すようなRF信号のDO検出方法で検出を行なってい
る。
【0005】図10(a)は検波回路を用いたDO検出
回路、同図(b)はそのDO検出回路の〜の位置の
波形を示す。図10(a)において、75は低速ピーク
検波回路、76はレベルシフト回路、77は高速ピーク
検波回路、78は比較器(コンパレータ)、I1 、I2
は電流源、C1 、C2 (C2 <<C1 )はコンデンサ
(容量)、Tr1 、Tr2 はトランジスタである。
【0006】低速ピーク検波回路75を通して得られる
RF信号の包絡線(エンベロープ)信号をレベルシフト
回路76でレベルシフトした信号(図10(b)の)
と、高速ピーク検波回路77で得られた信号(図10
(b)の)とを次段の比較器(コンパレータ)78で
比較し、基準となる低速側エンベロープの値より高速側
エンベロープ値が小さくなった場合にDO(ドロップア
ウト)と判断して検出信号をサーボ制御部56に出力す
る(図10(b)の)。この時にDO検出感度を決定
するのは、コンパレータ78のVth(しきい値)を決
定する低速ピーク検波電圧のレベルシフト量と、高速ピ
ーク検波回路77にあるコンデンサC2 と、放電用の電
流源I2 で決定され、特に傷、ごみ70によるRF信号
の振幅変動の傾きはデータ転送速度に応じて変わるた
め、所定のデータ転送速度に合わせて、コンデンサC2
と、放電用電流源I2 を決定することで、低速ピーク検
波で得られる電圧のレベルシフト量のみでDO検波感度
が決定される。
【0007】図11は振幅変動dV/dtを、dV/d
t=−I2 /C2 に設定した例を示し、図11のような
DO検波器55を設定することで、DO時でのサーボの
乱れ等を補正して、メディアのプレアビリティーを改善
させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、例え
ば音楽用コンパクトディスク(これ以降CDと略する)
の再生のように、スピンドルモータ58の回転制御をC
LV制御(線速度が一定にする制御方式)にした場合、
特定のデータ転送速度になるため、RF信号の振幅変動
の傾きが一意的に決定され、DO検出器の検波感度も固
定できるが、複数のデータ転送速度を有している、また
はスピンドルモータ18の回転制御を、CAV制御(角
速度を一定にする制御方式)にした光ディスク再生装置
の場合、図2に示す様に取り扱うデータ転送速度が複
数、または可変になるために、任意のデータ転送速度に
DO検出器55の検出感度が設定されていると、高速ピ
ーク検波器77でのエンベロープ波形がRF振幅変動の
傾きに追従できなくなる。
【0009】図12(1)は、通常速度におけるRF信
号、高速ピーク検波回路77のエンベロープ波形および
しきい値Vth(a)と、DO検出出力(b)を示し、
同図(2)は通常の速度の2倍の速度のときのRF信号
等(a)と、DO検出出力(b)を示し、同図(2)で
はRF振幅変動の傾きが急勾配になることによりエンベ
ロープ波形がその傾きに追従できないため、誤差時間d
tを生じ、検出出力幅が短くなっている。結果的に、こ
のDO検出部55は、図12に示すようにRF信号のD
O検出感度精度が悪くなり、ディスクのプレアビリティ
ーが低下する問題が有る。
【0010】したがって、この発明の目的は、データ転
送速度の変化によるDO検出感度の変動を抑制すること
ができる光ディスク再生装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光ディス
ク再生方法は、光ディスクより取り出された再生信号の
ドロップアウト検出感度を前記光ディスクのドロップア
ウト位置の回転速度に合わせて調整することを特徴とす
るものである。請求項1記載の光ディスク再生方法によ
れば、DO検出感度をデータ転送速度に合わせて調整す
ることにより、データ転送速度の変化によるDO検出感
度の変動を抑制することができる。
【0012】請求項2記載の光ディスク再生装置は、光
ディスク上に記録された情報を取り出すピックアップ
と、このピックアップから生成された再生RF信号より
RF信号とサーボ制御用エラー信号を生成するRFアン
プと、RF信号を2値化するデータスライス部と、この
データスライス部により2値化されたRF信号よりデー
タおよび同期クロックを生成するPLL部と、RFアン
プのサーボ制御用エラー信号を入力するとともにPLL
部のデータおよび同期クロックを入力してドライブ信号
を出力するサーボ制御部と、データを復調するデータ復
調部と、サーボ制御部のドライブ信号を入力してピック
アップの位置制御とスピンドルモータの制御を行なうメ
カドライバ部と、データ転送速度に対応する制御電圧に
より決まる検出感度を有してRFアンプのRF信号がし
きい値より小さい場合に光ディスクの表面にごみ等があ
るとしてサーボ制御部に検出出力を供給するDO検出部
と、データ転送速度に対応して制御電圧を生成する速度
・電圧変換装置とを備えたものである。
【0013】請求項2記載の光ディスク再生装置によれ
ば、速度・電圧変換装置、例えば光ディスクから取り出
されたRF信号をPLL部を通して得られる同期クロッ
クよりデータ転送速度にも同期した周波数を生成し、同
期クロックの周波数をその周波数に比例する電圧に変換
するF/V変換器により、データ転送速度に対応したた
電圧を生成し、その電圧をDO検出部の検出感度を調整
する制御電圧に用いて、再生信号のデータ転送速度に応
じてDO検出感度の自動調整を行うことができ、RF信
号のDO検出精度を上げることができる。
【0014】このように、検出感度を転送速度に応じて
最適の検出感度に自動調整する機能を持つDO検出器を
設けることにより、データ転送速度変化によるDO検出
感度変動を抑え、優れたプレアビリティを有する光ディ
スク再生装置を実現できる。請求項3記載の光ディスク
再生装置は、光ディスク上に記録された情報を取り出す
ピックアップと、このピックアップから生成された再生
RF信号よりRF信号とサーボ制御用エラー信号を生成
するRFアンプと、RF信号を2値化するデータスライ
ス部と、このデータスライス部により2値化されたRF
信号よりデータおよび同期クロックを生成するPLL部
と、RFアンプのサーボ制御用エラー信号を入力すると
ともにPLL部のデータおよび同期クロックを入力して
ドライブ信号を出力するサーボ制御部と、このサーボ制
御部のドライブ信号を入力してピックアップの位置制御
とスピンドルモータの制御を行なうメカドライバ部と、
データ転送速度に対応する制御電圧により決まる検出感
度を有してRFアンプのRF信号がしきい値より小さい
場合に光ディスクの表面にごみ等があるとしてサーボ制
御部に検出出力を供給するDO検出部と、PLL部のデ
ータからアドレス情報を抽出するデータ復調部と、この
データ復調部より得られたアドレス値を電圧変換してデ
ータ転送速度に対応した制御電圧を生成するD/A変換
器とを備えたものである。
【0015】請求項3記載の光ディスク再生装置によれ
ば、データ復調器から生成されたデータからアドレス情
報を抽出し、得られたアドレス値をD/A変換器で電圧
変換し、DO検出部の検出感度を調整する制御電圧に用
いることにより、請求項1と同様に再生信号のデータ転
送速度に応じてDO検出感度の自動調整を行うことがで
き、RF信号のDO検出精度を上げることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1から図4により説明する。図1は、この発明のDO検
出部を含む光ディスク再生装置の第1の実施の形態を示
す。図1において、11は光ディスク、12はピックア
ップ、13はRFアンプ、14はデータスライス部、1
5はDO検出部、16はサーボ制御部、17はメカドラ
イバ部、18はスピンドルモータ、19はPLL(Phas
e Locked Loop)部、20はPLL部19の同期クロック
をその周波数に比例する電圧に変換してDO検出部15
の検波感度すなわち検出感度を調整する制御電圧を生成
する、速度・電圧変換装置の一例となるF/V変換器、
21はデータ復調部である。これらの接続関係は図の通
りである。
【0017】まず、この光ディスク再生方法は、光ディ
スク11より取り出された再生信号のドロップアウト検
出感度を光ディスク11のドロップアウト位置の回転速
度に合わせて調整するものである。図1に沿って説明す
ると、光ディスク11から光を媒体として検出された再
生RF信号がピックアップ12を介してRFアンプ13
に供給され、RFアンプ13は、データスライス部14
とDO検出部15にアナログ再生信号を供給し、データ
スライス部14で2値化されたデータをPLL部19に
供給し、PLL部19で生成したクロック信号およびデ
ータ信号は、スピンドルを回転制御するためにサーボ制
御部16に供給され、かつデータ復調器21に供給され
る。またPLL部19で生成された同期クロックをF/
V変換器20に接続してクロック周波数に比例した電圧
をDO検出部15に供給する。またRFアンプ13は、
サーボ制御部16にピックアップ12の位置制御を行う
ためのサーボ制御用エラー信号を供給し、サーボ制御部
16は、メカドライバ部17に接続され、メカドライバ
部17からピックアップ12のアクチェータとスピンド
ルモータ18を駆動する構成にしている。
【0018】DO検出部15を図1のような構成にする
と、ピックアップ12、RFアンプ13、およびデータ
スライス部14を経て、再生RF信号はディジタルデー
タに変換され、PLL部19でデータ転送速度に同期し
たクロックが生成される。この同期クロック信号は光デ
ィスク11の回転制御方法によって図2のように変化す
る。すなわち、図2(a)はCAV制御の特性を示し、
光ディスク11の回転数は一定であるが、データ転送速
度および線速度は光ディスク11の最外周側が比例して
大きくなる。同図(b)はCLV制御であり、データ転
送速度および線速度は一定であるが、回転数は光ディス
ク11の最外周側ほど比例して小さくなっている。
【0019】データ転送速度が決まれば、一意的に同期
クロック信号の周波数が決定される。従ってPLL部1
9から出力される同期クロック信号を図3に示すF/V
変換特性を有するF/V変換器20に接続して、同期ク
ロック信号の周波数に比例した電圧を生成し、これをD
O検出感度の制御電圧として、例えば検出感度を決定す
る電流源の制御電圧に使用する。すなわちF/V変換器
20の出力をDO検出部15の入力部に入力し、これに
より、図4に示す様にDO検出感度をデータ転送速度に
合わせて自動調整することができる。
【0020】図4は検出動作を示し、同図(1)は通常
のデータ転送速度時のDO検出タイミング、(a)はそ
のRF信号、エンベロープおよびしきい値、(b)はD
O検出出力である。同図(2)は通常の2倍のデータ転
送速度で行った時のDO検出タイミング、(a)はその
RF信号、エンベロープおよびしきい値、(b)はDO
検出出力である。図11(2)との比較からも明らかな
ように、速度変動に対するエンベロープの追従性を確保
できるので、誤差時間dtをなくすことができる。
【0021】この発明の第2の実施の形態を図5および
図6により説明する。図5は、この発明のDO検出部を
含む光ディスク再生装置の第2の実施の形態を示す。図
5において、31は光ディスク、32はピックアップ、
33はRFアンプ、34はデータスライス部、35はD
O検出部、36はサーボ制御部、37はメカドライバ
部、38はスピンドルモータ、39はPLL(Phase Lo
cked Loop)部、40はD/A変換器、41はデータ復調
部である。これらの接続関係は図の通りである。
【0022】光ディスク31から光を媒体として検出さ
れた再生RF信号がピックアップ32を介してRFアン
プ33に供給され、RFアンプ33は、データスライス
部34と、DO検出部35にアナログ再生信号を供給
し、データスライス部34で2値化されたデータをPL
L部39に供給し、PLL部39で生成したクロック信
号、およびデータ信号は、スピンドルの回転制御のため
にサーボ制御部36と、データ復調部41に供給され、
データ復調部41より抽出されたアドレス値に対応した
電圧値をD/A変換器40から生成して、光ディスク3
1上のアドレス値に対応する電圧をDO検出部35の入
力部に供給する。またRFアンプ33は、サーボ制御部
36にピックアップ32の位置制御を行うためのサーボ
制御用エラー信号が供給され、サーボ制御部36は、メ
カドライバ部37に接続され、メカドライバ部37から
ピックアップ32のアクチェータとスピンドルモータ3
8を駆動する構成にする。
【0023】DO検出部35を図5のような構成する
と、スピンドルモータ38の回転制御をCAV制御で行
った場合、図2に示す様に光ディスク31の如何なる場
所でも角速度、回転数が一定であるが、線速度およびデ
ータ転送速度は外周に行くほど早くなるために、ピック
アップ32が取り込んでいる位置、言い換えれば光ディ
スク31のアドレス値が決まれば、データ転送速度は一
意的に決定される。従ってデータ復調器41で復調され
たアドレス値を図6のような変換特性を有するD/A変
換器40でデータ転送速度に比例した電圧を生成して、
DO検出器35に供給し、第1の実施の形態と同様に検
出感度を決定する電流源の制御電圧に使用して、光ディ
スク31上のアドレス値およびデータ転送速度に比例し
て検出感度が変わるDO検出器35を設けることによ
り、DO検出感度のデータ転送速度に合わせた自動調整
が行える。
【0024】なお、以上の発明においてデータ転送速度
が線形に変化する場合を想定しているが、ステップ状に
データ転送速度が変化する場合にも適用可能である。ま
た請求項1(第1の実施の形態)、および請求項2(第
2の実施の形態)の発明を併用して両者を切り替えて使
用することにも適用可能である。図7は第1の実施の形
態の変形の形態であり、スピンドルモータ18から出力
されるFG信号の周波数をF/V変換回路20′により
回転速度に比例した電圧に変換し、この電圧によりDO
検出部15の検波感度を自動的に調整するようにしてい
る。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の光ディスク再生方法によ
れば、DO検出感度をデータ転送速度に合わせて調整す
ることにより、データ転送速度の変化によるDO検出感
度の変動を抑制することができる。請求項2記載の光デ
ィスク再生装置によれば、速度・電圧変換装置、例えば
光ディスクから取り出されたRF信号をPLL部を通し
て得られる同期クロックよりデータ転送速度にも同期し
た周波数を生成し、同期クロックの周波数をその周波数
に比例する電圧に変換するF/V変換器により、データ
転送速度に対応したた電圧を生成し、その電圧をDO検
出部の検出感度を調整する制御電圧に用いて、再生信号
のデータ転送速度に応じてDO検出感度の自動調整を行
うことができ、RF信号のDO検出精度を上げることが
できる。
【0026】このように、検出感度を転送速度に応じて
最適の検出感度に自動調整する機能を持つDO検出器を
設けることにより、データ転送速度変化によるDO検出
感度変動を抑え、優れたプレアビリティを有する光ディ
スク再生装置を実現できる。請求項3記載の光ディスク
再生装置によれば、データ復調器から生成されたデータ
からアドレス情報を抽出し、得られたアドレス値をD/
A変換器で電圧変換し、DO検出部の検出感度を調整す
る制御電圧に用いることにより、請求項1と同様に再生
信号のデータ転送速度に応じてDO検出感度の自動調整
を行うことができ、RF信号のDO検出精度を上げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態における光ディス
ク再生装置のブロック図である。
【図2】スピンドルモータの回転制御の特性図である。
【図3】第1の実施の形態における、F/V変換器の特
性図である。
【図4】第1の実施の形態における、DO検出器の動作
説明図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態における光ディス
ク再生装置のブロック図である。
【図6】第2の実施の形態におけるD/A変換器の特性
図である。
【図7】第1の実施の形態の変形の形態のブロック図で
ある。
【図8】従来の光ディスク再生装置のブロック図であ
る。
【図9】ドロップアウト(DO)の発生の説明図であ
る。
【図10】DO検出器の回路ブロック図である。
【図11】従来の光ディスク再生装置のDO検出器の動
作説明図である。
【図12】従来の光ディスク再生装置のDO検出器の課
題説明図である。
【符号の説明】
11、31、51 光ディスク 12、32、52 ピックアップ 13、33、53 RFアンプ 14、34、54 データスライス部 15、35、55 DO検出器 16、36、56 サーボ制御部 17、37、57 メカドライブ部 18、38、58 スピンドルモータ 19、39、59 PLL部 20 F/V変換器 40 D/A変換器 21、41、60 データ復調器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクより取り出された再生信号の
    ドロップアウト検出感度を前記光ディスクのドロップア
    ウト位置の回転速度に合わせて調整することを特徴とす
    る光ディスク再生方法。
  2. 【請求項2】 光ディスク上に記録された情報を取り出
    すピックアップと、このピックアップから生成された再
    生RF信号よりRF信号とサーボ制御用エラー信号を生
    成するRFアンプと、前記RF信号を2値化するデータ
    スライス部と、このデータスライス部により2値化され
    た前記RF信号よりデータおよび同期クロックを生成す
    るPLL部と、前記RFアンプの前記サーボ制御用エラ
    ー信号を入力するとともに前記PLL部の前記データお
    よび同期クロックを入力してドライブ信号を出力するサ
    ーボ制御部と、前記データを復調するデータ復調部と、
    前記サーボ制御部の前記ドライブ信号を入力して前記ピ
    ックアップの位置制御と前記スピンドルモータの制御を
    行なうメカドライバ部と、データ転送速度に対応する制
    御電圧により決まる検出感度を有して前記RFアンプの
    前記RF信号がしきい値より小さい場合に前記光ディス
    クの表面にごみ等があるとして前記サーボ制御部に検出
    出力を供給するDO検出部と、前記データ転送速度に対
    応して前記制御電圧を生成する速度・電圧変換装置とを
    備えた光ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 光ディスク上に記録された情報を取り出
    すピックアップと、このピックアップから生成された再
    生RF信号よりRF信号とサーボ制御用エラー信号を生
    成するRFアンプと、前記RF信号を2値化するデータ
    スライス部と、このデータスライス部により2値化され
    た前記RF信号よりデータおよび同期クロックを生成す
    るPLL部と、前記RFアンプの前記サーボ制御用エラ
    ー信号を入力するとともに前記PLL部の前記データお
    よび同期クロックを入力してドライブ信号を出力するサ
    ーボ制御部と、このサーボ制御部の前記ドライブ信号を
    入力して前記ピックアップの位置制御と前記スピンドル
    モータの制御を行なうメカドライバ部と、データ転送速
    度に対応する制御電圧により決まる検出感度を有して前
    記RFアンプの前記RF信号がしきい値より小さい場合
    に前記光ディスクの表面にごみ等があるとして前記サー
    ボ制御部に検出出力を供給するDO検出部と、前記PL
    L部の前記データからアドレス情報を抽出するデータ復
    調部と、このデータ復調部より得られたアドレス値を電
    圧変換して前記データ転送速度に対応した前記制御電圧
    を生成するD/A変換器とを備えた光ディスク再生装
    置。
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