JPH11295937A - 両面画像形成装置 - Google Patents
両面画像形成装置Info
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- JPH11295937A JPH11295937A JP10094458A JP9445898A JPH11295937A JP H11295937 A JPH11295937 A JP H11295937A JP 10094458 A JP10094458 A JP 10094458A JP 9445898 A JP9445898 A JP 9445898A JP H11295937 A JPH11295937 A JP H11295937A
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- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
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- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間転写体を挟んでその両側に像形成体をそ
れぞれ配置した両面画像形成装置において、両面画像形
成装置を片面画像形成モードで作動させた場合にも、不
要な像形成体の劣化や疲労を起こさせることなく、画像
形成が行われるようにする。また、メンテナンス性を考
慮した両面画像形成装置を提供する。 【解決手段】 中間転写体を上下に長く張設するととも
に、該中間転写体の両側方に、それぞれ像形成体を配置
し、これら像形成体と中間転写体とを離すことができる
ように構成し、片面画像形成モードにおいて、非作動状
態にあるプロセス部の像形成体を中間転写体から離す。
れぞれ配置した両面画像形成装置において、両面画像形
成装置を片面画像形成モードで作動させた場合にも、不
要な像形成体の劣化や疲労を起こさせることなく、画像
形成が行われるようにする。また、メンテナンス性を考
慮した両面画像形成装置を提供する。 【解決手段】 中間転写体を上下に長く張設するととも
に、該中間転写体の両側方に、それぞれ像形成体を配置
し、これら像形成体と中間転写体とを離すことができる
ように構成し、片面画像形成モードにおいて、非作動状
態にあるプロセス部の像形成体を中間転写体から離す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は両面画像形成装置、
特に、電子写真方式によって画像を形成する両面画像形
成装置に関する。本発明による両面画像形成装置は、複
写機、プリンタ、ファクシミリ等に使用することができ
る。
特に、電子写真方式によって画像を形成する両面画像形
成装置に関する。本発明による両面画像形成装置は、複
写機、プリンタ、ファクシミリ等に使用することができ
る。
【0002】
【従来の技術】現在広く普及している両面画像形成装置
では転写材の両面に画像を形成するのに長時間を要し、
また転写材のジャムが発生し易い等の問題があるために
その改良が望まれており、高速の両面画像形成装置が研
究され、提案されている。
では転写材の両面に画像を形成するのに長時間を要し、
また転写材のジャムが発生し易い等の問題があるために
その改良が望まれており、高速の両面画像形成装置が研
究され、提案されている。
【0003】例えば、特開平9−269616号公報で
は、2個の像形成体を用いて、表裏面の画像を殆ど同時
に形成する両面画像形成プロセスが提案されている。こ
の両面画像形成プロセスによれば、転写材の片面に画像
を形成するのと殆ど変わらない時間で転写材の両面に画
像を形成することができるので、画像形成の生産性が飛
躍的に向上する。
は、2個の像形成体を用いて、表裏面の画像を殆ど同時
に形成する両面画像形成プロセスが提案されている。こ
の両面画像形成プロセスによれば、転写材の片面に画像
を形成するのと殆ど変わらない時間で転写材の両面に画
像を形成することができるので、画像形成の生産性が飛
躍的に向上する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子写真方式による画
像形成装置には、定期的或いは不定期に点検、調整、交
換等のメンテナンスをする部分、部品が存在する。例え
ば、感光体は所定の耐用時間経過後或いは所定の耐用枚
数の画像形成後に交換されるし、現像器では所定枚数の
画像形成後に現像剤の交換が行われる。従って、このよ
うなメンテナンスを必要とする部分或いは部品は外部か
ら容易に接触することができるか或いは外部に取り出せ
るように画像形成装置を構成することが望ましい。
像形成装置には、定期的或いは不定期に点検、調整、交
換等のメンテナンスをする部分、部品が存在する。例え
ば、感光体は所定の耐用時間経過後或いは所定の耐用枚
数の画像形成後に交換されるし、現像器では所定枚数の
画像形成後に現像剤の交換が行われる。従って、このよ
うなメンテナンスを必要とする部分或いは部品は外部か
ら容易に接触することができるか或いは外部に取り出せ
るように画像形成装置を構成することが望ましい。
【0005】しかるに、前記の公開公報に記載された両
面画像形成装置は、像形成体である感光体及びこの感光
体上にトナー像を形成する像形成手段である帯電器、露
光器、現像器等からなる二つのプロセス部間に中間転写
体が介在する構成となっており、中間転写体の両側に配
置されたプロセス部に外部から接近、接触すること及び
これらを外部に取り出すことが困難な装置の構成になっ
てしまう。
面画像形成装置は、像形成体である感光体及びこの感光
体上にトナー像を形成する像形成手段である帯電器、露
光器、現像器等からなる二つのプロセス部間に中間転写
体が介在する構成となっており、中間転写体の両側に配
置されたプロセス部に外部から接近、接触すること及び
これらを外部に取り出すことが困難な装置の構成になっ
てしまう。
【0006】また、両面画像形成機能は有用な機能では
あるが、複写、印刷の量を見るとき、片面画像形成の方
が両面画像形成に比較して多いというのが実態であり、
前記の公開公報に開示された両面画像形成装置のように
両面画像形成用としてそれぞれ像形成を行う二つのプロ
セス部が装備された両面画像形成装置が実際に使用され
る場合に予想される状況としては、一方のプロセス部の
みが使用される場合が多くなるということである。
あるが、複写、印刷の量を見るとき、片面画像形成の方
が両面画像形成に比較して多いというのが実態であり、
前記の公開公報に開示された両面画像形成装置のように
両面画像形成用としてそれぞれ像形成を行う二つのプロ
セス部が装備された両面画像形成装置が実際に使用され
る場合に予想される状況としては、一方のプロセス部の
みが使用される場合が多くなるということである。
【0007】しかるに特開平9−269616号公報に
記載された両面画像形成装置では、このような複写、印
刷の実態に適応した構成とはならない。前記の二つのプ
ロセス部を具備した両面画像形成装置を用いて、片面画
像形成と、両面画像形成をともに繰り返し行った場合、
種々の問題が発生することが判明した。例えば、片面画
像形成において、使用されないプロセス部の像形成体に
中間転写体が接触したまま片面画像形成が行われること
が原因で、像形成体が停止したままでは像形成体や中間
転写体の摩耗が生じ、また、像形成体が回転した場合に
は、プロセス部の不要な劣化や疲労が起こり、画像汚れ
や転写材の汚れが生ずる。
記載された両面画像形成装置では、このような複写、印
刷の実態に適応した構成とはならない。前記の二つのプ
ロセス部を具備した両面画像形成装置を用いて、片面画
像形成と、両面画像形成をともに繰り返し行った場合、
種々の問題が発生することが判明した。例えば、片面画
像形成において、使用されないプロセス部の像形成体に
中間転写体が接触したまま片面画像形成が行われること
が原因で、像形成体が停止したままでは像形成体や中間
転写体の摩耗が生じ、また、像形成体が回転した場合に
は、プロセス部の不要な劣化や疲労が起こり、画像汚れ
や転写材の汚れが生ずる。
【0008】従って、本発明の目的は、両面画像を形成
する各プロセス部が設けられた両面画像形成装置におけ
る、前記の問題を解決することにある。
する各プロセス部が設けられた両面画像形成装置におけ
る、前記の問題を解決することにある。
【0009】特に、請求項1の発明は両面画像形成用の
二つのプロセス部のメンテナンスが容易な両面画像形成
装置を提供することを目的とする。
二つのプロセス部のメンテナンスが容易な両面画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0010】請求項2,3の発明は、片面画像形成と両
面画像形成が支障なく行われる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
面画像形成が支障なく行われる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の本発明の目的は、
(1)循環移動する中間転写体、前記中間転写体の一方
の側方において前記中間転写体に対向して配置された第
1像形成体、前記第1像形成体上にトナー像を形成する
第1像形成手段、前記中間転写体の他方の側方において
前記中間転写体に対向して配置された第2像形成体、前
記第2像形成体上にトナー像を形成する第2像形成手
段、前記第2像形成体から前記第1像形成体までの間に
おいて、転写材を前記中間転写体上に供給する転写材供
給手段、前記第1像形成体上のトナー像を転写材の一方
の面に転写する第1転写手段、前記第2像形成体上のト
ナー像を前記中間転写体上に転写する第2転写手段、及
び前記中間転写体上のトナー像を転写材の他方の面に転
写する第3転写手段を有し、前記第1、第2像形成体の
少なくとも一方を移動して、前記中間転写体から離すこ
とを可能にしたことを特徴とする両面画像形成装置、
(2)循環移動する中間転写体、前記中間転写体の両側
に配置された第1像形成体及び第2像形成体、前記第1
像形成体上にトナー像を形成する第1像形成手段、前記
第2像形成体上にトナー像を形成する第2像形成手段、
前記第2像形成体から前記第1像形成体までの間におい
て、転写材を前記中間転写体上に供給する転写材供給手
段、前記第1像形成体上のトナー像を転写材の一方の面
に転写する第1転写手段、前記第2像形成体上のトナー
像を前記中間転写体に転写する第2転写手段、前記中間
転写体上のトナー像を転写材の他方の面に転写する第3
転写手段、並びに、前記第1像形成手段により前記第1
像形成体上にトナー像を形成後、転写材の一方の面に転
写するとともに、前記第2像形成手段により前記第2像
形成体上にトナー像を形成後、前記中間転写体を経て転
写材の他方の面に転写することによって、転写材の両面
にトナー像を形成する両面モードと、前記第1像形成手
段により前記第1像形成体上にトナー像を形成後、転写
材に転写して転写材の片面にトナー像を形成する片面モ
ードを含む複数のモードから一つのモードを選択して実
行する制御手段、を有する両面画像形成装置において、
前記第2像形成体と、前記中間転写体とを離す離間手段
を有し、前記制御手段が、前記片面モードにおいて前記
離間手段を作動させて、前記中間転写体と前記第2像形
成体を離す制御を行うことを特徴とする両面画像形成装
置、並びに、(3)循環移動する中間転写体、前記中間
転写体の両側に配置された第1像形成体及び第2像形成
体、前記第1像形成体上にトナー像を形成する第1像形
成手段、前記第2像形成体上にトナー像を形成する第2
像形成手段、前記第2像形成体から前記第1像形成体ま
での間において、転写材を前記中間転写体上に供給する
転写材供給手段、前記第1像形成体上のトナー像を転写
材の一方の面に転写する第1転写手段、前記第2像形成
体上のトナー像を前記中間転写体に転写する第2転写手
段、前記中間転写体上のトナー像を転写材の他方の面に
転写する第3転写手段、並びに、前記第1像形成手段に
より前記第1像形成体上にトナー像を形成後、転写材の
一方の面に転写するとともに、前記第2像形成手段によ
り前記第2像形成体上にトナー像を形成後、前記中間転
写体を経て転写材の他方の面に転写することによって、
転写材の両面にトナー像を形成する両面モードと、前記
第2像形成手段により前記第2像形成体上にトナー像を
形成後、前記中間転写体を経て転写材に転写して転写材
の片面にトナー像を形成する片面モードをを含む複数の
モードから一つのモードを選択して実行する制御手段、
を有する両面画像形成装置において、前記第1像形成体
と、前記中間転写体とを離す離間手段を有し、前記制御
手段が、前記片面モードにおいて前記離間手段を作動さ
せて、前記中間転写体と前記第1像形成体を離す制御を
行うことを特徴とする両面画像形成装置、によって達成
される。
(1)循環移動する中間転写体、前記中間転写体の一方
の側方において前記中間転写体に対向して配置された第
1像形成体、前記第1像形成体上にトナー像を形成する
第1像形成手段、前記中間転写体の他方の側方において
前記中間転写体に対向して配置された第2像形成体、前
記第2像形成体上にトナー像を形成する第2像形成手
段、前記第2像形成体から前記第1像形成体までの間に
おいて、転写材を前記中間転写体上に供給する転写材供
給手段、前記第1像形成体上のトナー像を転写材の一方
の面に転写する第1転写手段、前記第2像形成体上のト
ナー像を前記中間転写体上に転写する第2転写手段、及
び前記中間転写体上のトナー像を転写材の他方の面に転
写する第3転写手段を有し、前記第1、第2像形成体の
少なくとも一方を移動して、前記中間転写体から離すこ
とを可能にしたことを特徴とする両面画像形成装置、
(2)循環移動する中間転写体、前記中間転写体の両側
に配置された第1像形成体及び第2像形成体、前記第1
像形成体上にトナー像を形成する第1像形成手段、前記
第2像形成体上にトナー像を形成する第2像形成手段、
前記第2像形成体から前記第1像形成体までの間におい
て、転写材を前記中間転写体上に供給する転写材供給手
段、前記第1像形成体上のトナー像を転写材の一方の面
に転写する第1転写手段、前記第2像形成体上のトナー
像を前記中間転写体に転写する第2転写手段、前記中間
転写体上のトナー像を転写材の他方の面に転写する第3
転写手段、並びに、前記第1像形成手段により前記第1
像形成体上にトナー像を形成後、転写材の一方の面に転
写するとともに、前記第2像形成手段により前記第2像
形成体上にトナー像を形成後、前記中間転写体を経て転
写材の他方の面に転写することによって、転写材の両面
にトナー像を形成する両面モードと、前記第1像形成手
段により前記第1像形成体上にトナー像を形成後、転写
材に転写して転写材の片面にトナー像を形成する片面モ
ードを含む複数のモードから一つのモードを選択して実
行する制御手段、を有する両面画像形成装置において、
前記第2像形成体と、前記中間転写体とを離す離間手段
を有し、前記制御手段が、前記片面モードにおいて前記
離間手段を作動させて、前記中間転写体と前記第2像形
成体を離す制御を行うことを特徴とする両面画像形成装
置、並びに、(3)循環移動する中間転写体、前記中間
転写体の両側に配置された第1像形成体及び第2像形成
体、前記第1像形成体上にトナー像を形成する第1像形
成手段、前記第2像形成体上にトナー像を形成する第2
像形成手段、前記第2像形成体から前記第1像形成体ま
での間において、転写材を前記中間転写体上に供給する
転写材供給手段、前記第1像形成体上のトナー像を転写
材の一方の面に転写する第1転写手段、前記第2像形成
体上のトナー像を前記中間転写体に転写する第2転写手
段、前記中間転写体上のトナー像を転写材の他方の面に
転写する第3転写手段、並びに、前記第1像形成手段に
より前記第1像形成体上にトナー像を形成後、転写材の
一方の面に転写するとともに、前記第2像形成手段によ
り前記第2像形成体上にトナー像を形成後、前記中間転
写体を経て転写材の他方の面に転写することによって、
転写材の両面にトナー像を形成する両面モードと、前記
第2像形成手段により前記第2像形成体上にトナー像を
形成後、前記中間転写体を経て転写材に転写して転写材
の片面にトナー像を形成する片面モードをを含む複数の
モードから一つのモードを選択して実行する制御手段、
を有する両面画像形成装置において、前記第1像形成体
と、前記中間転写体とを離す離間手段を有し、前記制御
手段が、前記片面モードにおいて前記離間手段を作動さ
せて、前記中間転写体と前記第1像形成体を離す制御を
行うことを特徴とする両面画像形成装置、によって達成
される。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1にかかる両面画像形成装置を、該装置の構成を示
す図1によって説明する。
形態1にかかる両面画像形成装置を、該装置の構成を示
す図1によって説明する。
【0013】中間転写体10は、周面上にトナー像の保
持を可能とした無端状のベルトであり、例えば厚さ0.
5〜2.0mm、体積抵抗率108〜1014Ω・cmの
シリコンゴム或いはウレタンゴムからなる半導電性のゴ
ムベルト基体の外側に、トナーフィルミング防止層とし
て厚さ5μm〜50μmの半導電性のフッ素樹脂コーテ
ィングを行った2層構成のものである。ゴムベルト基体
の代わりに、厚さ0.1〜0.5mm、体積抵抗率10
8〜1014Ω・cmの半導電性のポリエステル、ポリス
チレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリイミド、変性ポリイミドやETFE(エチレン−テ
トラフルオロエチレン共重合体)等を使用することもで
きる。
持を可能とした無端状のベルトであり、例えば厚さ0.
5〜2.0mm、体積抵抗率108〜1014Ω・cmの
シリコンゴム或いはウレタンゴムからなる半導電性のゴ
ムベルト基体の外側に、トナーフィルミング防止層とし
て厚さ5μm〜50μmの半導電性のフッ素樹脂コーテ
ィングを行った2層構成のものである。ゴムベルト基体
の代わりに、厚さ0.1〜0.5mm、体積抵抗率10
8〜1014Ω・cmの半導電性のポリエステル、ポリス
チレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリイミド、変性ポリイミドやETFE(エチレン−テ
トラフルオロエチレン共重合体)等を使用することもで
きる。
【0014】前記の中間転写体10は、駆動ローラ11
A、従動ローラ11B、11F、補助ローラ対11C及
びテンションローラ13に上下に縦長に張設され、テン
ションローラ13の付勢により所定の張力を与えられ、
駆動ローラ11Aに伝達される動力により矢印で示すよ
うに循環して移動する。
A、従動ローラ11B、11F、補助ローラ対11C及
びテンションローラ13に上下に縦長に張設され、テン
ションローラ13の付勢により所定の張力を与えられ、
駆動ローラ11Aに伝達される動力により矢印で示すよ
うに循環して移動する。
【0015】図1において、循環移動する中間転写体1
0の右側方に第1プロセスユニット20Aが、左側方に
第2プロセスユニット20Bがそれぞれ配置される。こ
れらはほぼ同一の構造を有する。第1プロセスユニット
20Aは感光体ドラム21Aを有する。第1プロセスユ
ニット20Aの感光体ドラム21Aの周囲には、スコロ
トロン帯電器22、現像器23及びクリーニング装置2
4が設けられる。第2プロセスユニット20Bも感光体
ドラム21B及びその周囲に配置された帯電器22、現
像器23及びクリーニング装置24を有する。露光器2
5A、25Bは第1プロセスユニット20A、第2プロ
セスユニット20Bとは別体に形成される。露光器25
Aは両面画像形成装置の前面パネル32に、露光器25
Bは画像形成装置の背面パネル33にそれぞれ固定して
設けられる。
0の右側方に第1プロセスユニット20Aが、左側方に
第2プロセスユニット20Bがそれぞれ配置される。こ
れらはほぼ同一の構造を有する。第1プロセスユニット
20Aは感光体ドラム21Aを有する。第1プロセスユ
ニット20Aの感光体ドラム21Aの周囲には、スコロ
トロン帯電器22、現像器23及びクリーニング装置2
4が設けられる。第2プロセスユニット20Bも感光体
ドラム21B及びその周囲に配置された帯電器22、現
像器23及びクリーニング装置24を有する。露光器2
5A、25Bは第1プロセスユニット20A、第2プロ
セスユニット20Bとは別体に形成される。露光器25
Aは両面画像形成装置の前面パネル32に、露光器25
Bは画像形成装置の背面パネル33にそれぞれ固定して
設けられる。
【0016】前記の感光体ドラム21A,21Bは円筒
状のアルミニウム基体と、その外周に形成した導電層
と、この導電層上に形成したa−Si感光層或いは有機
感光層(OPC)を有するもので、導電層を接地した状
態で図示しない動力により矢印で示すように時計方向に
前記中間転写体10の循環移動速度と同一の周速度で回
転する。
状のアルミニウム基体と、その外周に形成した導電層
と、この導電層上に形成したa−Si感光層或いは有機
感光層(OPC)を有するもので、導電層を接地した状
態で図示しない動力により矢印で示すように時計方向に
前記中間転写体10の循環移動速度と同一の周速度で回
転する。
【0017】両面画像形成時は、後に説明する転写器1
4A、14Bによる転写のために、中間転写体10と感
光体ドラム21A、21Bの周面は接触している。
4A、14Bによる転写のために、中間転写体10と感
光体ドラム21A、21Bの周面は接触している。
【0018】前記のスコロトロン帯電器22は、鋸歯状
電極或いはワイヤ電極からなるコロナ放電電極と、感光
体ドラム21A、21Bの表面に対し所定の電位に保持
された制御グリッドとで構成され、感光体ドラム21
A,21Bの回転軸に平行に感光体ドラム21A,21
Bと対峙し近接して取り付けられる。スコロトロン帯電
器22は、像を形成するトナーと同極性のコロナ放電
(本実施形態においてはマイナス放電)を行い、感光体
ドラム21A,21Bに対し一様な電位を与える。
電極或いはワイヤ電極からなるコロナ放電電極と、感光
体ドラム21A、21Bの表面に対し所定の電位に保持
された制御グリッドとで構成され、感光体ドラム21
A,21Bの回転軸に平行に感光体ドラム21A,21
Bと対峙し近接して取り付けられる。スコロトロン帯電
器22は、像を形成するトナーと同極性のコロナ放電
(本実施形態においてはマイナス放電)を行い、感光体
ドラム21A,21Bに対し一様な電位を与える。
【0019】また、露光器25A、25Bは、感光体ド
ラム21A,21Bの回転軸と平行な線状に配列された
像露光用発光素子としてのLED(発光ダイオード)ア
レイと、該発光素子に対応したレンズアレイからなる等
倍結像素子としてのセルフォックレンズとから構成され
る。発光素子としては、LEDの他に、FL(蛍光体発
光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL(プラ
ズマ放電)等が用いられる。露光器25A、25Bは、
それぞれメモリに記憶された入力画像データに基づいた
画像信号により発光して感光体ドラム21A,21Bに
対して像露光を行い、感光体ドラム21A,21B上に
潜像を形成する。
ラム21A,21Bの回転軸と平行な線状に配列された
像露光用発光素子としてのLED(発光ダイオード)ア
レイと、該発光素子に対応したレンズアレイからなる等
倍結像素子としてのセルフォックレンズとから構成され
る。発光素子としては、LEDの他に、FL(蛍光体発
光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL(プラ
ズマ放電)等が用いられる。露光器25A、25Bは、
それぞれメモリに記憶された入力画像データに基づいた
画像信号により発光して感光体ドラム21A,21Bに
対して像露光を行い、感光体ドラム21A,21B上に
潜像を形成する。
【0020】前記の現像器23は、例えば、厚み0.5
〜1mm、外径15〜25mmの円筒状の非磁性のステ
ンレス或いはアルミ材で形成された現像スリーブ230
を備え、内部に現像剤を収容している。現像剤としては
二成分現像剤が用いられるが、一成分現像剤を用いても
良い。現像スリーブ230は、感光体ドラム21A,2
1Bの回転に対して順方向に回転しており、現像スリー
ブ230に対しトナーと同極性(本実施形態においては
マイナス極性)の直流電圧の現像バイアス或いは直流電
圧に交流電圧を加えた現像バイアスを印加することによ
り、感光体ドラム21A,21Bに対して反転現像が行
われ、感光体ドラム21A、21B上にトナー像が形成
される。現像方式としては、非接触現像方式が用いられ
るが、接触現像方式でもよい。
〜1mm、外径15〜25mmの円筒状の非磁性のステ
ンレス或いはアルミ材で形成された現像スリーブ230
を備え、内部に現像剤を収容している。現像剤としては
二成分現像剤が用いられるが、一成分現像剤を用いても
良い。現像スリーブ230は、感光体ドラム21A,2
1Bの回転に対して順方向に回転しており、現像スリー
ブ230に対しトナーと同極性(本実施形態においては
マイナス極性)の直流電圧の現像バイアス或いは直流電
圧に交流電圧を加えた現像バイアスを印加することによ
り、感光体ドラム21A,21Bに対して反転現像が行
われ、感光体ドラム21A、21B上にトナー像が形成
される。現像方式としては、非接触現像方式が用いられ
るが、接触現像方式でもよい。
【0021】転写器14A、14Bはそれぞれトナーと
反対極性の電圧を中間転写体10の背面より印加してト
ナー像の転写電界を形成するもので、それぞれの感光体
ドラム21A,21Bの周面に対向して配置され、転写
器14Aは感光体ドラム21A上のトナー像を供給され
る転写材Pの表面に、一方転写器14Bは感光体ドラム
21B上のトナー像を中間転写体10上にそれぞれ転写
する。
反対極性の電圧を中間転写体10の背面より印加してト
ナー像の転写電界を形成するもので、それぞれの感光体
ドラム21A,21Bの周面に対向して配置され、転写
器14Aは感光体ドラム21A上のトナー像を供給され
る転写材Pの表面に、一方転写器14Bは感光体ドラム
21B上のトナー像を中間転写体10上にそれぞれ転写
する。
【0022】転写材帯電器14Cはブラシ帯電器で、第
1プロセスユニット20Aの下方で中間転写体10に近
接して配置され、中間転写体10に接離可能であり、通
常は中間転写体10から離れており、転写材Pが中間転
写体10に供給されて、転写材Pがこの転写材帯電器1
4Cの位置を通過する時に転写材Pに摺接し、供給され
る転写材Pをトナーと同一極性に帯電する。転写材Pは
この帯電により中間転写体10に静電的に吸着して転写
域へと搬送される。なお、転写材帯電器14Cはコロナ
帯電器であってもよい。14Fは転写材帯電器14Cの
位置で中間転写体10をバックアップする接地されたロ
ーラである。
1プロセスユニット20Aの下方で中間転写体10に近
接して配置され、中間転写体10に接離可能であり、通
常は中間転写体10から離れており、転写材Pが中間転
写体10に供給されて、転写材Pがこの転写材帯電器1
4Cの位置を通過する時に転写材Pに摺接し、供給され
る転写材Pをトナーと同一極性に帯電する。転写材Pは
この帯電により中間転写体10に静電的に吸着して転写
域へと搬送される。なお、転写材帯電器14Cはコロナ
帯電器であってもよい。14Fは転写材帯電器14Cの
位置で中間転写体10をバックアップする接地されたロ
ーラである。
【0023】転写器14Dは、中間転写体10上の転写
材Pの表面をトナーと反対極性に帯電することによって
中間転写体10上のトナー像を転写材Pの裏面に転写す
るもので、接地したローラ11Gに対向して配置され
る。
材Pの表面をトナーと反対極性に帯電することによって
中間転写体10上のトナー像を転写材Pの裏面に転写す
るもので、接地したローラ11Gに対向して配置され
る。
【0024】除電器14Eは交流コロナ放電により転写
材Pを除電し、転写材Pを中間転写体10から分離す
る。なお、曲率分離を利用する場合、除電器14Eは省
略することができる。
材Pを除電し、転写材Pを中間転写体10から分離す
る。なお、曲率分離を利用する場合、除電器14Eは省
略することができる。
【0025】定着装置18は、共に内部にヒータを有す
る第1ローラ18Aと第2ローラ18Bとから構成され
る熱ローラ方式の定着器であり、除電器14Eで中間転
写体10から分離した転写材Pを加熱、加圧することに
より表裏の各面に形成したトナー像を同時に定着する。
る第1ローラ18Aと第2ローラ18Bとから構成され
る熱ローラ方式の定着器であり、除電器14Eで中間転
写体10から分離した転写材Pを加熱、加圧することに
より表裏の各面に形成したトナー像を同時に定着する。
【0026】図2に本実施の形態の制御系を示す。この
実施の形態に係る両面画像形成装置は、転写材の両面に
トナー像を形成する両面モードと、転写材の表面にトナ
ー像を形成する表面モードと、転写材の裏面にトナー像
を形成する裏面モードを備えている。これらの画像形成
モードは操作パネル上の「両面」「表面」「裏面」の選
択釦により選択される。
実施の形態に係る両面画像形成装置は、転写材の両面に
トナー像を形成する両面モードと、転写材の表面にトナ
ー像を形成する表面モードと、転写材の裏面にトナー像
を形成する裏面モードを備えている。これらの画像形成
モードは操作パネル上の「両面」「表面」「裏面」の選
択釦により選択される。
【0027】両面モードにおいては、制御手段であるC
PUが第1像形成手段及び第2像形成手段を次に説明す
る作動をするようにタイミング制御して、転写材の両面
にトナー像を形成する。
PUが第1像形成手段及び第2像形成手段を次に説明す
る作動をするようにタイミング制御して、転写材の両面
にトナー像を形成する。
【0028】画像形成のスタートにより、感光体ドラム
21A及び21Bが回転する。最初に感光体ドラム21
B上にトナー像が形成される。即ち、帯電器22による
帯電に続き、裏面画像データに基づいた画像信号に従っ
て、露光器25Bが発光し、次に現像器23が現像を行
って、感光体ドラム21Bの周面上に裏面トナー像が形
成され、この裏面トナー像は転写器14Bにより中間転
写体10の周面上に転写される。
21A及び21Bが回転する。最初に感光体ドラム21
B上にトナー像が形成される。即ち、帯電器22による
帯電に続き、裏面画像データに基づいた画像信号に従っ
て、露光器25Bが発光し、次に現像器23が現像を行
って、感光体ドラム21Bの周面上に裏面トナー像が形
成され、この裏面トナー像は転写器14Bにより中間転
写体10の周面上に転写される。
【0029】裏面トナー像の形成及び転写に並行して給
紙カセット15から転写材Pが搬出ローラ15Aの作動
により供給され、転写材Pは転写材搬送路16を経てタ
イミングローラ17に給送される。
紙カセット15から転写材Pが搬出ローラ15Aの作動
により供給され、転写材Pは転写材搬送路16を経てタ
イミングローラ17に給送される。
【0030】前述した裏面画像データに基づいた画像信
号の入力に所定の時間差を置いて、表面画像データに基
づいた画像信号が、第1プロセスユニット20Aの露光
器25Aに入力され、前述した帯電器22による帯電、
露光器25Aによる露光及び現像器23による現像によ
り、感光体ドラム21Aの周面上に表面トナー像が形成
される。なお、感光体ドラム21Aの周面上にトナー像
を形成するための画像データは、左右を反転する鏡像処
理が施される。
号の入力に所定の時間差を置いて、表面画像データに基
づいた画像信号が、第1プロセスユニット20Aの露光
器25Aに入力され、前述した帯電器22による帯電、
露光器25Aによる露光及び現像器23による現像によ
り、感光体ドラム21Aの周面上に表面トナー像が形成
される。なお、感光体ドラム21Aの周面上にトナー像
を形成するための画像データは、左右を反転する鏡像処
理が施される。
【0031】第1のプロセスユニット20Aにおける感
光体ドラム21Aの周面上の表面トナー像の形成と、前
述した中間転写体10上に転写した裏面トナー像の形成
位置の双方に同期してタイミングローラ17の作動が開
始される。タイミングローラ17の作動では、転写材P
の表裏面の正しい位置にトナー像が形成されるようにタ
イミング制御が行われる。
光体ドラム21Aの周面上の表面トナー像の形成と、前
述した中間転写体10上に転写した裏面トナー像の形成
位置の双方に同期してタイミングローラ17の作動が開
始される。タイミングローラ17の作動では、転写材P
の表裏面の正しい位置にトナー像が形成されるようにタ
イミング制御が行われる。
【0032】転写材Pは、前記の転写材帯電器14Cの
帯電により中間転写体10に吸着され、中間転写体10
と一体的に搬送されて、先ず、その表面に第1のプロセ
スユニット20Aの感光体ドラム21Aに担持された表
面トナー像を転写器14Aにより転写し、次いでその裏
面に第2のプロセスユニット20Bの感光体ドラム21
Bより転写された中間転写体10上の裏面トナー像を転
写器14Dにより再転写する。
帯電により中間転写体10に吸着され、中間転写体10
と一体的に搬送されて、先ず、その表面に第1のプロセ
スユニット20Aの感光体ドラム21Aに担持された表
面トナー像を転写器14Aにより転写し、次いでその裏
面に第2のプロセスユニット20Bの感光体ドラム21
Bより転写された中間転写体10上の裏面トナー像を転
写器14Dにより再転写する。
【0033】かかるプロセスで、表裏両面にトナー像が
転写された転写材Pは、除電器14Eにより除電されて
中間転写体10の周面より分離され、定着装置18にお
いて定着処理された後、トレイ19に排出される。一
方、トナー像の転写を終えた各感光体ドラム21A,2
1B及び中間転写体10はそれぞれの備えるクリーニン
グ装置24、140によって残留トナーを除去、清掃さ
れて、続くトナー像の形成と転写が可能な状態に復元さ
れる。
転写された転写材Pは、除電器14Eにより除電されて
中間転写体10の周面より分離され、定着装置18にお
いて定着処理された後、トレイ19に排出される。一
方、トナー像の転写を終えた各感光体ドラム21A,2
1B及び中間転写体10はそれぞれの備えるクリーニン
グ装置24、140によって残留トナーを除去、清掃さ
れて、続くトナー像の形成と転写が可能な状態に復元さ
れる。
【0034】表面モードにおいては、画像形成プロセス
の開始に先立ち、中間転写体10が感光体ドラム21A
から離される。即ち、CPUの制御によりモータM1は
偏心カム11Eを回転し、支持腕11Dを移動して補助
ローラ対11Cを右方に移動する。
の開始に先立ち、中間転写体10が感光体ドラム21A
から離される。即ち、CPUの制御によりモータM1は
偏心カム11Eを回転し、支持腕11Dを移動して補助
ローラ対11Cを右方に移動する。
【0035】補助ローラ対11Cのこの移動によって、
中間転写体10は図1の2点鎖線14−2で示すよう
に、移動変形して、感光体ドラム21Bから離れる。な
お、補助ローラ対11Cは、前に説明した両面モード及
び後に説明する裏面モードでは図示のように、左方に移
動しており、中間転写体10を感光体ドラム21Bに接
触させる。
中間転写体10は図1の2点鎖線14−2で示すよう
に、移動変形して、感光体ドラム21Bから離れる。な
お、補助ローラ対11Cは、前に説明した両面モード及
び後に説明する裏面モードでは図示のように、左方に移
動しており、中間転写体10を感光体ドラム21Bに接
触させる。
【0036】表面モードにおいては、中間転写体10の
移動に同期して、第1プロセスユニット20Aの感光体
ドラム21Aが回転し、帯電器22による帯電、露光器
25Aによる像露光及び現像器23による現像によっ
て、感光体ドラム20A上にトナー像が形成される。感
光体ドラム21A上に形成されたトナー像は、中間転写
体10により搬送された転写材Pに転写器14Aによっ
て、転写される。トナー像を転写された転写材Pは、定
着装置18で定着処理された後、排紙トレイ19に排出
される。
移動に同期して、第1プロセスユニット20Aの感光体
ドラム21Aが回転し、帯電器22による帯電、露光器
25Aによる像露光及び現像器23による現像によっ
て、感光体ドラム20A上にトナー像が形成される。感
光体ドラム21A上に形成されたトナー像は、中間転写
体10により搬送された転写材Pに転写器14Aによっ
て、転写される。トナー像を転写された転写材Pは、定
着装置18で定着処理された後、排紙トレイ19に排出
される。
【0037】中間転写体10が感光体ドラム21Bに接
触した状態で、転写材の表面にトナー像を形成する表面
画像形成を行うと、感光体ドラム21Bを回動しなけれ
ばならないことから、第2プロセスユニット20Bの不
要な劣化や疲労を起こしたり、中間転写体10に不要な
トナーが付着して転写材の汚れを起こしたりするが、前
記のように中間転写体10を感光体ドラム21Bから離
すことによって、感光体ドラム21Aのみの回転でよ
く、感光体ドラム21Bを回転する必要がなくなり、表
面画像形成時に生ずる上記のような望ましくない現象が
防止される。
触した状態で、転写材の表面にトナー像を形成する表面
画像形成を行うと、感光体ドラム21Bを回動しなけれ
ばならないことから、第2プロセスユニット20Bの不
要な劣化や疲労を起こしたり、中間転写体10に不要な
トナーが付着して転写材の汚れを起こしたりするが、前
記のように中間転写体10を感光体ドラム21Bから離
すことによって、感光体ドラム21Aのみの回転でよ
く、感光体ドラム21Bを回転する必要がなくなり、表
面画像形成時に生ずる上記のような望ましくない現象が
防止される。
【0038】本実施の形態を片面モードの他の一つ、即
ち転写材Pの裏面に画像を形成する裏面モードで画像形
成を行う場合には、第1プロセスユニット20Aがモー
タM2によって、2点鎖線で示す20A−2の位置に移
動され、感光体ドラム21Aは鎖線21A−2で示す位
置に移動して中間転写体10から離れる。
ち転写材Pの裏面に画像を形成する裏面モードで画像形
成を行う場合には、第1プロセスユニット20Aがモー
タM2によって、2点鎖線で示す20A−2の位置に移
動され、感光体ドラム21Aは鎖線21A−2で示す位
置に移動して中間転写体10から離れる。
【0039】感光体ドラム21Aが中間転写体10から
離れた状態で、画像形成プロセスが行われる。このよう
にして、感光体ドラム21Aを回動する必要がなくな
り、裏面画像形成時に生ずる上記のような望ましくない
現象が防止される。即ち、中間転写体10の移動に同期
して感光体ドラム21Bが回転し、感光体ドラム21B
の回転に従って、帯電器22による帯電、露光器25B
による露光、及び現像器23による現像が行われて、感
光体ドラム21B上にトナー像が形成される。感光体ド
ラム21B上のトナー像は転写器14Bによって中間転
写体10に転写された後、中間転写体10に供給された
に転写材Pに、転写器14Dにより転写される。トナー
像が転写された転写材Pは定着装置18により定着処理
されて、トレイ19に排出される。
離れた状態で、画像形成プロセスが行われる。このよう
にして、感光体ドラム21Aを回動する必要がなくな
り、裏面画像形成時に生ずる上記のような望ましくない
現象が防止される。即ち、中間転写体10の移動に同期
して感光体ドラム21Bが回転し、感光体ドラム21B
の回転に従って、帯電器22による帯電、露光器25B
による露光、及び現像器23による現像が行われて、感
光体ドラム21B上にトナー像が形成される。感光体ド
ラム21B上のトナー像は転写器14Bによって中間転
写体10に転写された後、中間転写体10に供給された
に転写材Pに、転写器14Dにより転写される。トナー
像が転写された転写材Pは定着装置18により定着処理
されて、トレイ19に排出される。
【0040】本実施の形態にかかる両面画像形成装置で
は、図1において右側方に設けた32で示す両面画像形
成装置の前面パネルが軸32Aを中心に回転して、2点
鎖線で示す位置32U迄移動して装置内部を開放するよ
うに構成されている。開放後、第1プロセスユニット2
0Aを、図1の矢印L及び2点鎖線20AUで示すよう
に両面画像形成装置から取り出すことができる。更に、
両面画像形成装置の背面パネル33を、軸33Aで回転
させて、33Uで示す位置迄移動して装置の後方を開放
して第2プロセスユニット20Bを矢印M及び2点鎖線
20BUで示すように両面画像形成装置から取り出すこ
とができる。
は、図1において右側方に設けた32で示す両面画像形
成装置の前面パネルが軸32Aを中心に回転して、2点
鎖線で示す位置32U迄移動して装置内部を開放するよ
うに構成されている。開放後、第1プロセスユニット2
0Aを、図1の矢印L及び2点鎖線20AUで示すよう
に両面画像形成装置から取り出すことができる。更に、
両面画像形成装置の背面パネル33を、軸33Aで回転
させて、33Uで示す位置迄移動して装置の後方を開放
して第2プロセスユニット20Bを矢印M及び2点鎖線
20BUで示すように両面画像形成装置から取り出すこ
とができる。
【0041】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
かかる両面画像形成装置を、該装置の構成を示す図3に
よって説明する。実施の形態1と同一の部材は同一の符
号を付し、その説明は省略する。
かかる両面画像形成装置を、該装置の構成を示す図3に
よって説明する。実施の形態1と同一の部材は同一の符
号を付し、その説明は省略する。
【0042】この実施の形態は、2個の感光体ドラムの
それぞれの上に複数の単色トナー像を順次形成し、重ね
合わせて、多色トナー像を形成した後、転写材Pに転写
して転写材Pの両面に多色トナー像を形成するものであ
る。
それぞれの上に複数の単色トナー像を順次形成し、重ね
合わせて、多色トナー像を形成した後、転写材Pに転写
して転写材Pの両面に多色トナー像を形成するものであ
る。
【0043】感光体ドラム41はその内部から照射され
る露光光によってドラム周面に潜像が形成される像形成
体であり、例えば、光学ガラス又は透明アクリル樹脂等
の透明部材で構成される円筒状の基体、該基体の周面に
形成された透明導電性層及び該透明導電性層上に形成さ
れたa−Si光導電性材料或いは有機光導電性材料等か
らなる感光層で構成され、前記透明導電性層が接地され
て矢印で示すように時計方向に回転する。
る露光光によってドラム周面に潜像が形成される像形成
体であり、例えば、光学ガラス又は透明アクリル樹脂等
の透明部材で構成される円筒状の基体、該基体の周面に
形成された透明導電性層及び該透明導電性層上に形成さ
れたa−Si光導電性材料或いは有機光導電性材料等か
らなる感光層で構成され、前記透明導電性層が接地され
て矢印で示すように時計方向に回転する。
【0044】第1プロセス部を構成する第1プロセスユ
ニット40A及び第2プロセス部を構成する第2プロセ
スユニット40Bはそれぞれ、像形成体である感光体ド
ラム41とその周囲に配置された帯電器42Y、42
M、42C、42K、現像器43Y、43M、43C、
43K、クリーニング装置44及び露光器45Y、45
M、45C、45Kを備えている。符号中のY、M、
C、Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の
単色トナー像形成用の像形成手段であることを示し、例
えば、42Yはイエロートナー像形成用の帯電器であ
る。また、現像器はその符号に対応した色のトナーを有
している。
ニット40A及び第2プロセス部を構成する第2プロセ
スユニット40Bはそれぞれ、像形成体である感光体ド
ラム41とその周囲に配置された帯電器42Y、42
M、42C、42K、現像器43Y、43M、43C、
43K、クリーニング装置44及び露光器45Y、45
M、45C、45Kを備えている。符号中のY、M、
C、Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の
単色トナー像形成用の像形成手段であることを示し、例
えば、42Yはイエロートナー像形成用の帯電器であ
る。また、現像器はその符号に対応した色のトナーを有
している。
【0045】本実施の形態においては、露光器45Y、
45M、45C、45Kは第1プロセスユニット、第2
プロセスユニット内に、それぞれのユニットの一部とし
て設けられる。
45M、45C、45Kは第1プロセスユニット、第2
プロセスユニット内に、それぞれのユニットの一部とし
て設けられる。
【0046】両面モードにおいては、像形成スタートに
よって第1プロセスユニット40A、第2プロセスユニ
ット40Bの感光体ドラム41が回転するとともに、中
間転写体10が、図3の矢印で示すように循環移動す
る。最初に、プロセスユニット40Bの感光体ドラム4
1に対して、帯電器42Yによる帯電、露光器45Yに
よる露光及び現像器43Yによる反転現像によって感光
体ドラム41上にイエロートナー像が形成される。感光
体ドラム41の引き続く回転によって、同様な帯電、露
光、現像からなるトナー像形成プロセスが繰り返され、
感光体ドラム41上にマゼンタトナー像、シアントナー
像、黒トナー像が形成されて、これら単色トナー像が重
ね合わせられた多色トナー像が感光体ドラム41の1回
転で形成される。この多色トナー像は転写器14Bによ
って中間転写体10に転写される。また、第1プロセス
ユニット40Aにおいては、前記の第2プロセスユニッ
ト40Bにおける多色トナー像形成から所定時間の遅れ
をもって、第2プロセスユニット40Bにおけると同様
な像形成プロセスにより、イエロー、マゼンタ、シア
ン、黒の各単色トナー像が形成され、これらの単色トナ
ー像が重ね合わされた多色トナー像は転写器14Aによ
って転写材Pの表面に転写される。転写器14Dによっ
て、多色トナー像が中間転写体10から転写材Pの裏面
に転写された後、転写材Pは除電器14Eの除電により
中間転写体10より分離され、定着装置18を経て、ト
レイ19に排出される。
よって第1プロセスユニット40A、第2プロセスユニ
ット40Bの感光体ドラム41が回転するとともに、中
間転写体10が、図3の矢印で示すように循環移動す
る。最初に、プロセスユニット40Bの感光体ドラム4
1に対して、帯電器42Yによる帯電、露光器45Yに
よる露光及び現像器43Yによる反転現像によって感光
体ドラム41上にイエロートナー像が形成される。感光
体ドラム41の引き続く回転によって、同様な帯電、露
光、現像からなるトナー像形成プロセスが繰り返され、
感光体ドラム41上にマゼンタトナー像、シアントナー
像、黒トナー像が形成されて、これら単色トナー像が重
ね合わせられた多色トナー像が感光体ドラム41の1回
転で形成される。この多色トナー像は転写器14Bによ
って中間転写体10に転写される。また、第1プロセス
ユニット40Aにおいては、前記の第2プロセスユニッ
ト40Bにおける多色トナー像形成から所定時間の遅れ
をもって、第2プロセスユニット40Bにおけると同様
な像形成プロセスにより、イエロー、マゼンタ、シア
ン、黒の各単色トナー像が形成され、これらの単色トナ
ー像が重ね合わされた多色トナー像は転写器14Aによ
って転写材Pの表面に転写される。転写器14Dによっ
て、多色トナー像が中間転写体10から転写材Pの裏面
に転写された後、転写材Pは除電器14Eの除電により
中間転写体10より分離され、定着装置18を経て、ト
レイ19に排出される。
【0047】また、転写材の表面に多色トナー像を形成
する表面モードにおいては、第2プロセスユニット40
Bを2点鎖線で示す40B−2の位置に移動させて第2
プロセスユニット40Bと中間転写体10を離し、第1
プロセスユニット40Aのみにより、画像形成が行われ
る。即ち、第1プロセスユニット40Aにおいて、前に
説明したと同様な画像形成プロセスによりトナー像を感
光体ドラム41上に形成した後、該トナー像を転写材P
に転写器14Aにより転写し、定着装置18により定着
して表面トナー像が形成される。
する表面モードにおいては、第2プロセスユニット40
Bを2点鎖線で示す40B−2の位置に移動させて第2
プロセスユニット40Bと中間転写体10を離し、第1
プロセスユニット40Aのみにより、画像形成が行われ
る。即ち、第1プロセスユニット40Aにおいて、前に
説明したと同様な画像形成プロセスによりトナー像を感
光体ドラム41上に形成した後、該トナー像を転写材P
に転写器14Aにより転写し、定着装置18により定着
して表面トナー像が形成される。
【0048】更に、転写材の裏面に多色トナー像を形成
する裏面モードにおいては、第1プロセスユニット40
Aを2点鎖線で示す40A−2の位置に移動させて第1
プロセスユニット40Aと中間転写体10を離し、第1
プロセスユニット40Aを動作させずに、第2プロセス
ユニット40Bのみにより画像形成が行われる。即ち、
第2プロセスユニット40Bにおいて、感光体ドラム4
1上に形成されたトナー像を転写器14Bにより中間転
写体10に転写し、更に、中間転写体10上のトナー像
を転写器14Dにより、転写材Pの裏面に転写し、定着
装置18により定着して裏面画像が形成される。
する裏面モードにおいては、第1プロセスユニット40
Aを2点鎖線で示す40A−2の位置に移動させて第1
プロセスユニット40Aと中間転写体10を離し、第1
プロセスユニット40Aを動作させずに、第2プロセス
ユニット40Bのみにより画像形成が行われる。即ち、
第2プロセスユニット40Bにおいて、感光体ドラム4
1上に形成されたトナー像を転写器14Bにより中間転
写体10に転写し、更に、中間転写体10上のトナー像
を転写器14Dにより、転写材Pの裏面に転写し、定着
装置18により定着して裏面画像が形成される。
【0049】前記の表面モードにおける画像形成を中間
転写体10が第2プロセスユニット40Bの感光体ドラ
ム41に接触した状態で行うと、この感光体ドラム41
を回動しなければならないことから第2プロセスユニッ
ト40Bの不要な劣化や疲労を起こしたり、中間転写体
10に不要なトナーが付着して転写材の裏面汚れや混色
を起こしたりするが、前記のように中間転写体10から
第2プロセスユニット40Bの感光体ドラム41を離す
ことによって、表面モードにおいて生ずる望ましくない
現象が防止される。同様に、前記の裏面モードにおいて
は、中間転写体10から第1プロセスユニット40Aの
感光体ドラム41を離すことによって、第1プロセスユ
ニット40Aを動作する必要がなくなり、感光体等の不
要な劣化や疲労が防止されるとともに、転写材の汚れや
混色が防止される。
転写体10が第2プロセスユニット40Bの感光体ドラ
ム41に接触した状態で行うと、この感光体ドラム41
を回動しなければならないことから第2プロセスユニッ
ト40Bの不要な劣化や疲労を起こしたり、中間転写体
10に不要なトナーが付着して転写材の裏面汚れや混色
を起こしたりするが、前記のように中間転写体10から
第2プロセスユニット40Bの感光体ドラム41を離す
ことによって、表面モードにおいて生ずる望ましくない
現象が防止される。同様に、前記の裏面モードにおいて
は、中間転写体10から第1プロセスユニット40Aの
感光体ドラム41を離すことによって、第1プロセスユ
ニット40Aを動作する必要がなくなり、感光体等の不
要な劣化や疲労が防止されるとともに、転写材の汚れや
混色が防止される。
【0050】実施の形態1におけると同様に前面パネル
32又は背面パネル33をそれぞれ軸32A,33Aを
中心に回転させて、装置前方又は装置後方を開放して第
1プロセスユニット40A又は第2プロセスユニット4
0Bをそれぞれ矢印L、M、2点鎖線40AU、40B
Uで示すように両面画像形成装置から取り出すことがで
きる。露光器45Y、45M、45C及び45Kは、そ
れぞれが属するプロセスユニット40A又は40Bの一
部として取り出される。
32又は背面パネル33をそれぞれ軸32A,33Aを
中心に回転させて、装置前方又は装置後方を開放して第
1プロセスユニット40A又は第2プロセスユニット4
0Bをそれぞれ矢印L、M、2点鎖線40AU、40B
Uで示すように両面画像形成装置から取り出すことがで
きる。露光器45Y、45M、45C及び45Kは、そ
れぞれが属するプロセスユニット40A又は40Bの一
部として取り出される。
【0051】このように、両プロセスユニット40A、
40Bを中間転写体10の側方両側に配置する構成と
し、両面画像形成装置の前面パネル32又は背面パネル
33を開くことによって、プロセスユニット40A又は
40Bを取り出すことができるように構成したので、ジ
ャム処理や装置のメンテナンス、プロセスユニットの交
換等が非常にし易くなった。
40Bを中間転写体10の側方両側に配置する構成と
し、両面画像形成装置の前面パネル32又は背面パネル
33を開くことによって、プロセスユニット40A又は
40Bを取り出すことができるように構成したので、ジ
ャム処理や装置のメンテナンス、プロセスユニットの交
換等が非常にし易くなった。
【0052】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
かかる両面画像形成装置を該装置の構成を示す図4によ
って説明する。実施の形態1と同一の部材は同一の符号
を付し、その説明は省略する。
かかる両面画像形成装置を該装置の構成を示す図4によ
って説明する。実施の形態1と同一の部材は同一の符号
を付し、その説明は省略する。
【0053】この実施の形態では、転写材の表面に多色
トナー像を形成する第1プロセス部60Aは複数のプロ
セスユニット50AY、50AM、50AC、50AK
で構成され、転写材Pの裏面に多色トナー像を形成する
第2プロセス部60Bは複数のプロセスユニット50B
Y、50BM、50BC、50BKで構成される。前記
の実施の形態2におけると同様に、符号中のY、M、
C、Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒
の色に対応している。各色毎のプロセスユニットはほぼ
同一の構造を有する。このプロセスユニットの構造をプ
ロセスユニット50AKを例に説明する。プロセスユニ
ット50AKは感光体ドラム51並びにその周囲に配置
された帯電器52、現像器53及びクリーニング装置5
4を有する。露光器55AKは、プロセスユニット50
AKとは別体に形成されれ、両面画像形成装置の前面パ
ネル32に固定して設けられる。露光器55AM、55
AC、55AYも同様に、両面画像形成装置の前面パネ
ル32に固定して設けられる。
トナー像を形成する第1プロセス部60Aは複数のプロ
セスユニット50AY、50AM、50AC、50AK
で構成され、転写材Pの裏面に多色トナー像を形成する
第2プロセス部60Bは複数のプロセスユニット50B
Y、50BM、50BC、50BKで構成される。前記
の実施の形態2におけると同様に、符号中のY、M、
C、Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒
の色に対応している。各色毎のプロセスユニットはほぼ
同一の構造を有する。このプロセスユニットの構造をプ
ロセスユニット50AKを例に説明する。プロセスユニ
ット50AKは感光体ドラム51並びにその周囲に配置
された帯電器52、現像器53及びクリーニング装置5
4を有する。露光器55AKは、プロセスユニット50
AKとは別体に形成されれ、両面画像形成装置の前面パ
ネル32に固定して設けられる。露光器55AM、55
AC、55AYも同様に、両面画像形成装置の前面パネ
ル32に固定して設けられる。
【0054】露光器55BY、55BM、55BC、5
5BKは、それぞれが対応するプロセスユニット50A
Y、50AM、50AC、50AKとは別体に、両面画
像形成装置の背面パネル33に固定して設けられる。
5BKは、それぞれが対応するプロセスユニット50A
Y、50AM、50AC、50AKとは別体に、両面画
像形成装置の背面パネル33に固定して設けられる。
【0055】両面モードでの画像形成のスタートによ
り、中間転写体10が矢印方向の移動を開始するととも
に、第2プロセス部60Bにおける各プロセスユニット
が作動を開始する。プロセスユニット50BYの感光体
ドラム51の矢印で示す方向の回転によって、感光体ド
ラム51に対して帯電、露光、反転現像の各処理が行わ
れ、イエロートナー像が形成される。このイエロートナ
ー像は転写器14Bによって中間転写体10に転写され
る。続いて、プロセスユニット50BMで形成されたマ
ゼンタトナー像、プロセスユニット50BCで形成され
たシアントナー像及びプロセスユニット50BKで形成
された黒トナー像が逐次中間転写体10に転写されて、
中間転写体10上にはこれらの単色トナー像が重ね合わ
されて多色トナー像が形成される。
り、中間転写体10が矢印方向の移動を開始するととも
に、第2プロセス部60Bにおける各プロセスユニット
が作動を開始する。プロセスユニット50BYの感光体
ドラム51の矢印で示す方向の回転によって、感光体ド
ラム51に対して帯電、露光、反転現像の各処理が行わ
れ、イエロートナー像が形成される。このイエロートナ
ー像は転写器14Bによって中間転写体10に転写され
る。続いて、プロセスユニット50BMで形成されたマ
ゼンタトナー像、プロセスユニット50BCで形成され
たシアントナー像及びプロセスユニット50BKで形成
された黒トナー像が逐次中間転写体10に転写されて、
中間転写体10上にはこれらの単色トナー像が重ね合わ
されて多色トナー像が形成される。
【0056】これらの単色トナー像の形成では、色ずれ
のない多色トナー像が中間転写体10上に形成されるよ
うに各単色トナー像間のレジストレーションが取られ
る。
のない多色トナー像が中間転写体10上に形成されるよ
うに各単色トナー像間のレジストレーションが取られ
る。
【0057】前記の第2プロセス部60Bにおける単色
トナー像の形成に所定時間遅れて第1プロセス部60A
において、前記の第2プロセス部60Bにおける各単色
トナー像形成プロセスと同様なプロセスによって、イエ
ロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及び
黒トナー像が形成される。一方、第1及び第2プロセス
部における単色トナー像の形成と同期して、転写材Pが
中間転写体10に供給される。転写材Pには、最初にプ
ロセスユニット50AYからイエロートナー像が転写器
14Aによって転写される。続いて、マゼンタトナー
像、シアントナー像及び黒トナー像がプロセスユニット
50AM,50AC,50AKから逐次転写されて、転
写材Pの表面に多色トナー像が形成される。
トナー像の形成に所定時間遅れて第1プロセス部60A
において、前記の第2プロセス部60Bにおける各単色
トナー像形成プロセスと同様なプロセスによって、イエ
ロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及び
黒トナー像が形成される。一方、第1及び第2プロセス
部における単色トナー像の形成と同期して、転写材Pが
中間転写体10に供給される。転写材Pには、最初にプ
ロセスユニット50AYからイエロートナー像が転写器
14Aによって転写される。続いて、マゼンタトナー
像、シアントナー像及び黒トナー像がプロセスユニット
50AM,50AC,50AKから逐次転写されて、転
写材Pの表面に多色トナー像が形成される。
【0058】続く中間転写体10の移動で、中間転写体
10上の前記多色トナー像は転写器14Dに達し、転写
器14Dによって転写材Pの裏面に転写される。
10上の前記多色トナー像は転写器14Dに達し、転写
器14Dによって転写材Pの裏面に転写される。
【0059】本実施の形態においては、第1プロセス部
60Aは、各プロセスユニット50AY,50AM,5
0AC及び50AKが一体で移動可能に形成されたもの
であり、第2プロセス部60Bは、各プロセスユニット
50BY,50BM,50BC及び50BKが一体で移
動可能に形成されたものである。第1、第2プロセス部
60A、60Bはそれぞれ図4の2点鎖線で示す60A
−2、60B−2の位置に移動可能に設けられている。
60Aは、各プロセスユニット50AY,50AM,5
0AC及び50AKが一体で移動可能に形成されたもの
であり、第2プロセス部60Bは、各プロセスユニット
50BY,50BM,50BC及び50BKが一体で移
動可能に形成されたものである。第1、第2プロセス部
60A、60Bはそれぞれ図4の2点鎖線で示す60A
−2、60B−2の位置に移動可能に設けられている。
【0060】転写材の表面に多色トナー像を形成する表
面モードにおいては、第2プロセス部60Bが60B−
2の位置に移動して中間転写体10から離れ、、第1プ
ロセス部60Aの各プロセスユニットにおいて、両面モ
ードにおいて説明したと同様な帯電、露光、現像のプロ
セスにより形成された単色トナー像が転写器14Aによ
り逐次転写材Pの表面に転写されて多色トナー像が形成
される。転写材の裏面に多色トナー像を形成する裏面モ
ードにおいては、第1プロセス部60Aが60A−2の
位置に移動して中間転写体10から離れ、第2プロセス
部60Bの各プロセスユニットにおいて、帯電、露光、
現像により形成された単色トナー像が転写器14Bによ
り逐次中間転写体10に転写され、中間転写体10上に
多色トナー像が形成され、該多色トナー像が、転写器1
4Dにより中間転写体10から転写材Pの裏面に転写さ
れ、定着装置18により定着されて、転写材Pの裏面に
多色トナー像が形成される。
面モードにおいては、第2プロセス部60Bが60B−
2の位置に移動して中間転写体10から離れ、、第1プ
ロセス部60Aの各プロセスユニットにおいて、両面モ
ードにおいて説明したと同様な帯電、露光、現像のプロ
セスにより形成された単色トナー像が転写器14Aによ
り逐次転写材Pの表面に転写されて多色トナー像が形成
される。転写材の裏面に多色トナー像を形成する裏面モ
ードにおいては、第1プロセス部60Aが60A−2の
位置に移動して中間転写体10から離れ、第2プロセス
部60Bの各プロセスユニットにおいて、帯電、露光、
現像により形成された単色トナー像が転写器14Bによ
り逐次中間転写体10に転写され、中間転写体10上に
多色トナー像が形成され、該多色トナー像が、転写器1
4Dにより中間転写体10から転写材Pの裏面に転写さ
れ、定着装置18により定着されて、転写材Pの裏面に
多色トナー像が形成される。
【0061】前記の表面モードにおける画像形成を中間
転写体10が、第2プロセス部60Bの各プロセスユニ
ット50BY、50BM、50BC及び50BKの感光
体ドラム51に接触した状態で行うと、第2プロセス部
60Bの各プロセスユニットの感光体ドラム51を回動
しなければならないことから、プロセスユニット50B
Y、50BM、50BC及び50BKの不要な劣化や疲
労を起こしたり、中間転写体10に不要なトナーが付着
して転写材の裏面汚れや混色を起こしたりするが、前記
のように中間転写体10を第2プロセスユニット60B
の各プロセスユニットの感光体ドラム51Bから離すこ
とによって、第2プロセス部60Bの各プロセスユニッ
トの感光体ドラムを回動する必要がなくなり、これらプ
ロセスユニットの不要な劣化や疲労が防止される。
転写体10が、第2プロセス部60Bの各プロセスユニ
ット50BY、50BM、50BC及び50BKの感光
体ドラム51に接触した状態で行うと、第2プロセス部
60Bの各プロセスユニットの感光体ドラム51を回動
しなければならないことから、プロセスユニット50B
Y、50BM、50BC及び50BKの不要な劣化や疲
労を起こしたり、中間転写体10に不要なトナーが付着
して転写材の裏面汚れや混色を起こしたりするが、前記
のように中間転写体10を第2プロセスユニット60B
の各プロセスユニットの感光体ドラム51Bから離すこ
とによって、第2プロセス部60Bの各プロセスユニッ
トの感光体ドラムを回動する必要がなくなり、これらプ
ロセスユニットの不要な劣化や疲労が防止される。
【0062】同様に、裏面モードにおいては、画像形成
を、中間転写体10から第1プロセス部60Aの各プロ
セスユニット50AY、50AM、50AC及び50A
Kの感光体ドラム51を離した状態で行うことによっ
て、各プロセスユニット50BY、50BM、50BC
及び50BKを動作させる必要がなくなり、これらの不
要な劣化や疲労が防止されるとともに、転写材の汚れや
混色が防止される。
を、中間転写体10から第1プロセス部60Aの各プロ
セスユニット50AY、50AM、50AC及び50A
Kの感光体ドラム51を離した状態で行うことによっ
て、各プロセスユニット50BY、50BM、50BC
及び50BKを動作させる必要がなくなり、これらの不
要な劣化や疲労が防止されるとともに、転写材の汚れや
混色が防止される。
【0063】また本実施の形態にかかる両面画像形成装
置の前面パネル32、背面パネル33はそれぞれ軸32
A、33Aを中心に回転して、露光器55AY〜55A
K、55BY〜55BKを退避させるとともに、装置の
前方又は後方を開放するように構成されており、2点鎖
線で示す32U、33Uの位置に開くことができる。第
1プロセス部60Aは2点鎖線で示す60AUの位置に
回転移動させることができる。この移動により、転写材
Pの通路が開放され、転写材のジャムを処理することが
できる。更に、前面パネル32又は背面パネル33を開
いた状態で、プロセユニット50BYで例示したよう
に、各プロセスユニットを個々に装置本体から取り出す
ことができる。
置の前面パネル32、背面パネル33はそれぞれ軸32
A、33Aを中心に回転して、露光器55AY〜55A
K、55BY〜55BKを退避させるとともに、装置の
前方又は後方を開放するように構成されており、2点鎖
線で示す32U、33Uの位置に開くことができる。第
1プロセス部60Aは2点鎖線で示す60AUの位置に
回転移動させることができる。この移動により、転写材
Pの通路が開放され、転写材のジャムを処理することが
できる。更に、前面パネル32又は背面パネル33を開
いた状態で、プロセユニット50BYで例示したよう
に、各プロセスユニットを個々に装置本体から取り出す
ことができる。
【0064】
【発明の効果】中間転写体の側方に像形成体及び像形成
手段を配置する構成としたので、像形成体及び像形成手
段に接近、接触すること及びこれらを取り出すことが容
易になり、メンテナンスが非常にし易くなる。
手段を配置する構成としたので、像形成体及び像形成手
段に接近、接触すること及びこれらを取り出すことが容
易になり、メンテナンスが非常にし易くなる。
【0065】また、片面画像形成時には、非作動状態に
あるプロセス部の像形成体と中間転写体を離すように制
御することにより、使用しないプロセス部の劣化や疲労
が防止され、ひいては、画像汚れ、転写材の汚れ、混色
等の望ましくない現象の発生が防止される。
あるプロセス部の像形成体と中間転写体を離すように制
御することにより、使用しないプロセス部の劣化や疲労
が防止され、ひいては、画像汚れ、転写材の汚れ、混色
等の望ましくない現象の発生が防止される。
【図1】実施の形態1の構成を示す図である。
【図2】図1に示した実施の形態1の制御系のブロック
図である。
図である。
【図3】実施の形態2の構成を示す図である。
【図4】実施の形態3の構成を示す図である。
10 中間転写体 11C 補助ローラ対 14A、14B、14D 転写器 21A、21B、41、51 感光体ドラム 22、42Y、42M、42C、42K、52 帯電器 23、43Y、43M、43C、43K、53 現像器 25A、25B、45Y、45M、45C、45K、5
5 露光器 M1、M2 モータ
5 露光器 M1、M2 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/29 G03G 21/00 372
Claims (6)
- 【請求項1】 循環移動する中間転写体、 前記中間転写体の一方の側方において前記中間転写体に
対向して配置された第1像形成体、 前記第1像形成体上にトナー像を形成する第1像形成手
段、 前記中間転写体の他方の側方において前記中間転写体に
対向して配置された第2像形成体、 前記第2像形成体上にトナー像を形成する第2像形成手
段、 前記第2像形成体から前記第1像形成体までの間におい
て、転写材を前記中間転写体上に供給する転写材供給手
段、 前記第1像形成体上のトナー像を転写材の一方の面に転
写する第1転写手段、 前記第2像形成体上のトナー像を前記中間転写体上に転
写する第2転写手段、及び前記中間転写体上のトナー像
を転写材の他方の面に転写する第3転写手段を有し、 前記第1、第2像形成体の少なくとも一方を移動して、
前記中間転写体から離すことを可能にしたことを特徴と
する両面画像形成装置。 - 【請求項2】 循環移動する中間転写体、 前記中間転写体の両側に配置された第1像形成体及び第
2像形成体、 前記第1像形成体上にトナー像を形成する第1像形成手
段、 前記第2像形成体上にトナー像を形成する第2像形成手
段、 前記第2像形成体から前記第1像形成体までの間におい
て、転写材を前記中間転写体上に供給する転写材供給手
段、 前記第1像形成体上のトナー像を転写材の一方の面に転
写する第1転写手段、 前記第2像形成体上のトナー像を前記中間転写体に転写
する第2転写手段、 前記中間転写体上のトナー像を転写材の他方の面に転写
する第3転写手段、並びに、 前記第1像形成手段により前記第1像形成体上にトナー
像を形成後、転写材の一方の面に転写するとともに、前
記第2像形成手段により前記第2像形成体上にトナー像
を形成後、前記中間転写体を経て転写材の他方の面に転
写することによって、転写材の両面にトナー像を形成す
る両面モードと、 前記第1像形成手段により前記第1像形成体上にトナー
像を形成後、転写材に転写して転写材の片面にトナー像
を形成する片面モードを含む複数のモードから一つのモ
ードを選択して実行する制御手段、 を有する両面画像形成装置において、 前記第2像形成体と、前記中間転写体とを離す離間手段
を有し、前記制御手段が、前記片面モードにおいて前記
離間手段を作動させて、前記中間転写体と前記第2像形
成体を離す制御を行うことを特徴とする両面画像形成装
置。 - 【請求項3】 循環移動する中間転写体、 前記中間転写体の両側に配置された第1像形成体及び第
2像形成体、 前記第1像形成体上にトナー像を形成する第1像形成手
段、 前記第2像形成体上にトナー像を形成する第2像形成手
段、 前記第2像形成体から前記第1像形成体までの間におい
て、転写材を前記中間転写体上に供給する転写材供給手
段、前記第1像形成体上のトナー像を転写材の一方の面
に転写する第1転写手段、 前記第2像形成体上のトナー像を前記中間転写体に転写
する第2転写手段、 前記中間転写体上のトナー像を転写材の他方の面に転写
する第3転写手段、並びに、 前記第1像形成手段により前記第1像形成体上にトナー
像を形成後、転写材の一方の面に転写するとともに、前
記第2像形成手段により前記第2像形成体上にトナー像
を形成後、前記中間転写体を経て転写材の他方の面に転
写することによって、転写材の両面にトナー像を形成す
る両面モードと、 前記第2像形成手段により前記第2像形成体上にトナー
像を形成後、前記中間転写体を経て転写材に転写して転
写材の片面にトナー像を形成する片面モードをを含む複
数のモードから一つのモードを選択して実行する制御手
段、 を有する両面画像形成装置において、 前記第1像形成体と、前記中間転写体とを離す離間手段
を有し、前記制御手段が、前記片面モードにおいて前記
離間手段を作動させて、前記中間転写体と前記第1像形
成体を離す制御を行うことを特徴とする両面画像形成装
置。 - 【請求項4】 前記第1像形成体に対して複数の前記第
1像形成手段が、前記第2像形成体に対して複数の前記
第2像形成手段が、それぞれ設けられ、且つ、前記複数
の第1像形成手段が、互いに異なる色の単色トナー像を
形成するように、また、前記複数の第2像形成手段が、
互いに異なる色の単色トナー像を形成するように、それ
ぞれ構成されて、前記第1、第2像形成体上でそれぞ
れ、単色トナー像が重ね合わされた多色トナー像を形成
することにより、転写材の両面に多色トナー像を形成す
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
の両面画像形成装置。 - 【請求項5】 前記第1像形成体と前記第1像形成手段
の組であり、各々が異なる単色トナー像を形成する組の
複数が、前記中間転写体の一方の側に配置されるととも
に、前記第2像形成体と前記第2像形成手段の組であ
り、各々が異なる単色トナー像を形成する組の複数が、
前記中間転写体の他方の側に配置され、且つ前記複数の
組の前記第1、第2像形成体のそれぞれに対向して前記
第1、第2転写手段が設けられ、転写材の両面に多色ト
ナー像を形成することを特徴とする請求項1〜3のいず
れか1項に記載の両面画像形成装置。 - 【請求項6】 前記第1、第2像形成体のいずれも側方
に移動して、前記中間転写体から離すことを可能にした
ことを特徴とする両面画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10094458A JPH11295937A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 両面画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10094458A JPH11295937A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 両面画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11295937A true JPH11295937A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14110836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10094458A Pending JPH11295937A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 両面画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11295937A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1265115A3 (en) * | 2001-06-05 | 2003-04-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image forming system including the same |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP10094458A patent/JPH11295937A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1265115A3 (en) * | 2001-06-05 | 2003-04-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image forming system including the same |
US6985687B2 (en) | 2001-06-05 | 2006-01-10 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image forming system including the same |
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