JPH11281940A - 光変調装置および受信装置 - Google Patents
光変調装置および受信装置Info
- Publication number
- JPH11281940A JPH11281940A JP10100356A JP10035698A JPH11281940A JP H11281940 A JPH11281940 A JP H11281940A JP 10100356 A JP10100356 A JP 10100356A JP 10035698 A JP10035698 A JP 10035698A JP H11281940 A JPH11281940 A JP H11281940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical
- modulator
- incident
- reflection type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 分離された二つの偏光の間の透過損失が相違
し、あるいは強度比に変動が生じても、光信号から電気
信号に変換する光検出器の信号レベルの変動を抑制する
光変調装置および受信装置を提供する。 【解決手段】 偏波面が互いに垂直な二つに分離された
偏光が、反射型光変調器21、22にそれぞれ入射され
る手前で、一方の偏光が、1/2波長板24、ファラデ
ー回転子25および光減衰器51を透過し、光減衰器5
1を光路に対して垂直に連続して変位させ、二つの偏光
の透過損失を揃えるように光変調装置1を構成し、ま
た、受信装置はこの光変調装置1を搭載して構成され
る。
し、あるいは強度比に変動が生じても、光信号から電気
信号に変換する光検出器の信号レベルの変動を抑制する
光変調装置および受信装置を提供する。 【解決手段】 偏波面が互いに垂直な二つに分離された
偏光が、反射型光変調器21、22にそれぞれ入射され
る手前で、一方の偏光が、1/2波長板24、ファラデ
ー回転子25および光減衰器51を透過し、光減衰器5
1を光路に対して垂直に連続して変位させ、二つの偏光
の透過損失を揃えるように光変調装置1を構成し、ま
た、受信装置はこの光変調装置1を搭載して構成され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、無線通
信や放送などの信号電波を受信アンテナを介して受信
し、あるいは、EMC分野で電波の強度や周波数、電磁
ノイズなどを計測する受信装置、およびこれに用いら
れ、入力電気信号を光強度信号に変換する光変調装置に
関する。
信や放送などの信号電波を受信アンテナを介して受信
し、あるいは、EMC分野で電波の強度や周波数、電磁
ノイズなどを計測する受信装置、およびこれに用いら
れ、入力電気信号を光強度信号に変換する光変調装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ニオブ酸リチウム等、電気光学効果を示
す材料を基板とする光導波路素子をもとにして形成され
る光変調器は、以前のバルク素子に比べ、高変調効率、
小型などの特徴を有する。この導波路型光変調器は、ま
た、空間電界強度の測定や、放送波等の電波受信にも用
いられてきた。
す材料を基板とする光導波路素子をもとにして形成され
る光変調器は、以前のバルク素子に比べ、高変調効率、
小型などの特徴を有する。この導波路型光変調器は、ま
た、空間電界強度の測定や、放送波等の電波受信にも用
いられてきた。
【0003】図5は、従来の受信装置の構成を示す図で
ある。図6は、その受信装置に用いられる、光導波路素
子からなる反射型光変調器の構成を示す図である。図6
において、反射型光変調器43は、ニオブ酸リチウム結
晶を基板11とし、その上にチタン拡散による入出射光
導波路12、位相シフト光導波路13と反射部14から
なる反射型の分岐干渉型光導波路と分割構造の変調電極
15が形成されている。
ある。図6は、その受信装置に用いられる、光導波路素
子からなる反射型光変調器の構成を示す図である。図6
において、反射型光変調器43は、ニオブ酸リチウム結
晶を基板11とし、その上にチタン拡散による入出射光
導波路12、位相シフト光導波路13と反射部14から
なる反射型の分岐干渉型光導波路と分割構造の変調電極
15が形成されている。
【0004】図5において、矢印付きの破線は、光が伝
播する向きを示し、両端に矢印を付した実線は、光の偏
波方向を示す(以下、同じ)。図5に示された受信装置
には、二つの光変調器41、42が用いられている。偏
光分離合成器23によって各偏光成分に分離された光
が、光変調器41、42に入射され、他方において、電
界によって受信アンテナ33に誘起された交流電圧が各
光変調器41、42の変調電極に、同一の位相で印加さ
れるように接続されている。各光変調器41、42によ
って変調して出射された光は、偏光分離合成器23で合
成され、光検出器32に入射して検出されるように構成
されている。この受信装置の場合、各光変調器41、4
2には、光源31の出力光が二つの偏光成分に分離され
て入射されるため、単一の光源31で十分である。
播する向きを示し、両端に矢印を付した実線は、光の偏
波方向を示す(以下、同じ)。図5に示された受信装置
には、二つの光変調器41、42が用いられている。偏
光分離合成器23によって各偏光成分に分離された光
が、光変調器41、42に入射され、他方において、電
界によって受信アンテナ33に誘起された交流電圧が各
光変調器41、42の変調電極に、同一の位相で印加さ
れるように接続されている。各光変調器41、42によ
って変調して出射された光は、偏光分離合成器23で合
成され、光検出器32に入射して検出されるように構成
されている。この受信装置の場合、各光変調器41、4
2には、光源31の出力光が二つの偏光成分に分離され
て入射されるため、単一の光源31で十分である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示される従来の受信装置において、光源31の出力光
が、偏光分離合成器23によって分離され、互いに垂直
な偏波面を有する二つの偏光の間で透過損失が常に等し
く、あるいは二つの光変調器の透過損失が等しいとは限
らない。二つの偏光の間で強度が相違し、あるいは強度
比に変動があると、光検出器32によって光信号から電
気信号に変換された信号のレベルが変動することとな
る。たとえば、光信号が1dB変動したとき、光検出器
32によって変換された電気信号は2dBの変動とな
る。
示される従来の受信装置において、光源31の出力光
が、偏光分離合成器23によって分離され、互いに垂直
な偏波面を有する二つの偏光の間で透過損失が常に等し
く、あるいは二つの光変調器の透過損失が等しいとは限
らない。二つの偏光の間で強度が相違し、あるいは強度
比に変動があると、光検出器32によって光信号から電
気信号に変換された信号のレベルが変動することとな
る。たとえば、光信号が1dB変動したとき、光検出器
32によって変換された電気信号は2dBの変動とな
る。
【0006】図7は、従来の他の受信装置の構成を示す
図である。ファラデー回転子25を採用することによっ
て、図5に示される受信装置と同等の機能をなす。
図である。ファラデー回転子25を採用することによっ
て、図5に示される受信装置と同等の機能をなす。
【0007】しかしながら、さきの図5の受信装置と同
様に、図7に示される受信装置においても、偏光分離合
成器23によって分離された二つの偏光の間で透過損失
が相違し、または二つの光変調器の透過損失が等しくな
いと、光検出器32によって光信号から電気信号に変換
された信号のレベルが変動する。
様に、図7に示される受信装置においても、偏光分離合
成器23によって分離された二つの偏光の間で透過損失
が相違し、または二つの光変調器の透過損失が等しくな
いと、光検出器32によって光信号から電気信号に変換
された信号のレベルが変動する。
【0008】本発明の目的は、分離された二つの偏光の
間で透過損失が相違し、または二つの光変調器の透過損
失が等しくなくても、光信号から電気信号に変換する光
検出器の信号レベルの変動を抑制する光変調装置および
受信装置を提供することにある。
間で透過損失が相違し、または二つの光変調器の透過損
失が等しくなくても、光信号から電気信号に変換する光
検出器の信号レベルの変動を抑制する光変調装置および
受信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、入射された光
が、印加される電気信号の電圧に依存して、強度を変化
して出射するように構成される光変調装置において、偏
光分離合成器に入射された光が、偏波面が互いに垂直な
二つの偏光に分離され、二つの偏光の一方は、1/2波
長板、ファラデー回転子および光減衰器を透過して、反
射型光変調器に入射され、他の一方の偏光は、1/2波
長板およびファラデー回転子、または1/2波長板、フ
ァラデー回転子および光減衰器を透過して、他の反射型
光変調器に入射され、二つの反射型光変調器からそれぞ
れ出射された変調光は、偏光分離合成器によって合成し
て出射される光変調装置である。
が、印加される電気信号の電圧に依存して、強度を変化
して出射するように構成される光変調装置において、偏
光分離合成器に入射された光が、偏波面が互いに垂直な
二つの偏光に分離され、二つの偏光の一方は、1/2波
長板、ファラデー回転子および光減衰器を透過して、反
射型光変調器に入射され、他の一方の偏光は、1/2波
長板およびファラデー回転子、または1/2波長板、フ
ァラデー回転子および光減衰器を透過して、他の反射型
光変調器に入射され、二つの反射型光変調器からそれぞ
れ出射された変調光は、偏光分離合成器によって合成し
て出射される光変調装置である。
【0010】本発明の光変調装置は、前記構成における
1/2波長板およびファラデー回転子を、ファラデー回
転子としてもよく、あるいは、前記構成における1/2
波長板およびファラデー回転子を具えていなくてもよ
い。
1/2波長板およびファラデー回転子を、ファラデー回
転子としてもよく、あるいは、前記構成における1/2
波長板およびファラデー回転子を具えていなくてもよ
い。
【0011】また、本発明の光変調装置において、光減
衰器は、透過される光の強度が連続して変化するよう
に、透過される光に垂直に連続して変位する構成をなす
ことを特徴とする。
衰器は、透過される光の強度が連続して変化するよう
に、透過される光に垂直に連続して変位する構成をなす
ことを特徴とする。
【0012】加えて、本発明は、これらの光変調装置を
搭載し、電磁波によって交流電圧を誘起する受信アンテ
ナと、交流電圧が印加される前記光変調装置と、光変調
装置に出射光を入射する光源と、光変調装置の出射光を
電気信号に変換する光検出器と、光源と光変調装置、光
変調装置と光検出器の間の光ファイバ光伝送路とから構
成される受信装置である。
搭載し、電磁波によって交流電圧を誘起する受信アンテ
ナと、交流電圧が印加される前記光変調装置と、光変調
装置に出射光を入射する光源と、光変調装置の出射光を
電気信号に変換する光検出器と、光源と光変調装置、光
変調装置と光検出器の間の光ファイバ光伝送路とから構
成される受信装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
いて、図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態による受信装
置の構成を示す図である。図1において、破線で仕切ら
れた枠内が光変調装置である。光変調装置1は、偏光分
離合成器23、1/2波長板24、ファラデー回転子2
5、光減衰器51、二つの反射型光変調器21、22、
およびこれらの間の光伝送路としての偏波面保持光ファ
イバ26,27,28,29,30から構成されてい
る。1/2波長板24とファラデー回転子25は貼り合
わされている。
置の構成を示す図である。図1において、破線で仕切ら
れた枠内が光変調装置である。光変調装置1は、偏光分
離合成器23、1/2波長板24、ファラデー回転子2
5、光減衰器51、二つの反射型光変調器21、22、
およびこれらの間の光伝送路としての偏波面保持光ファ
イバ26,27,28,29,30から構成されてい
る。1/2波長板24とファラデー回転子25は貼り合
わされている。
【0015】図2は、光変調装置に用いられる反射型光
変調器21の構成を示す図である。以下において、反射
型光変調器22についても、図2を参照して説明するこ
ととする。反射型光変調器21は、ニオブ酸リチウム結
晶を基板11とし、その上にチタン拡散による入出射光
導波路12、位相シフト光導波路13と反射部14から
なる反射型の分岐干渉光導波路と、2対の変調電極1
5,16を形成して構成されている。変調電極15,1
6は、光進行方向において複数の電極に分割され、容量
結合されている。
変調器21の構成を示す図である。以下において、反射
型光変調器22についても、図2を参照して説明するこ
ととする。反射型光変調器21は、ニオブ酸リチウム結
晶を基板11とし、その上にチタン拡散による入出射光
導波路12、位相シフト光導波路13と反射部14から
なる反射型の分岐干渉光導波路と、2対の変調電極1
5,16を形成して構成されている。変調電極15,1
6は、光進行方向において複数の電極に分割され、容量
結合されている。
【0016】図1において、偏光分離合成器23に入射
された光は、偏波面が互いに垂直な二つの偏光に分離さ
れ、それぞれ偏波面保持光ファイバ26、27を伝送路
として、ファラデー回転子25を透過する。そして、一
方の偏光は、偏波面保持光ファイバ29を伝搬し、その
光路上に備えられた光減衰器51を透過して、さらに偏
波面保持光ファイバ30をとおり、偏光方向を調整した
うえで、一方の反射型光変調器22に入射される。光減
衰器51は、ガラス製で、図1に示されるように、断面
がくさび形をした平板である。ファラデー回転子25を
透過した他の一方の偏光は、偏波面保持光ファイバ28
をとおり、偏光方向を調整され、反射型光変調器21に
入射される。
された光は、偏波面が互いに垂直な二つの偏光に分離さ
れ、それぞれ偏波面保持光ファイバ26、27を伝送路
として、ファラデー回転子25を透過する。そして、一
方の偏光は、偏波面保持光ファイバ29を伝搬し、その
光路上に備えられた光減衰器51を透過して、さらに偏
波面保持光ファイバ30をとおり、偏光方向を調整した
うえで、一方の反射型光変調器22に入射される。光減
衰器51は、ガラス製で、図1に示されるように、断面
がくさび形をした平板である。ファラデー回転子25を
透過した他の一方の偏光は、偏波面保持光ファイバ28
をとおり、偏光方向を調整され、反射型光変調器21に
入射される。
【0017】一方、二つの光変調器21、22の変調電
極には、同一の信号が同一位相で印加されるように、直
列に接続されている。それぞれの反射型光変調器21、
22に入射された光は、変調電極15、16に印加され
た電圧によって変調されて出射される。光変調器21、
22から出射された光は、さきの入射光と同じ光路をと
おり、さきの偏光分離合成器23で合成され、光源31
の出力光が入射するポートとは別のポートから出射され
て光検出器32に入射される。
極には、同一の信号が同一位相で印加されるように、直
列に接続されている。それぞれの反射型光変調器21、
22に入射された光は、変調電極15、16に印加され
た電圧によって変調されて出射される。光変調器21、
22から出射された光は、さきの入射光と同じ光路をと
おり、さきの偏光分離合成器23で合成され、光源31
の出力光が入射するポートとは別のポートから出射され
て光検出器32に入射される。
【0018】さきに述べたように、偏光分離合成器23
によって分離された二つの偏光の間の透過損失が等しく
なく、あるいは二つの光変調器の透過損失が等しくない
場合には、光検出器32によって光信号から電気信号に
変換された信号のレベルが変動する。そこで、図1に示
される構成の受信装置では、光減衰器51を光路に対し
て垂直に連続して変位させて、光減衰器51を透過する
光の強度が連続して変化するように調節し、二つの偏光
の透過損失を揃えることができる。その結果、光検出器
32の電気信号レベルを安定させることができる。
によって分離された二つの偏光の間の透過損失が等しく
なく、あるいは二つの光変調器の透過損失が等しくない
場合には、光検出器32によって光信号から電気信号に
変換された信号のレベルが変動する。そこで、図1に示
される構成の受信装置では、光減衰器51を光路に対し
て垂直に連続して変位させて、光減衰器51を透過する
光の強度が連続して変化するように調節し、二つの偏光
の透過損失を揃えることができる。その結果、光検出器
32の電気信号レベルを安定させることができる。
【0019】図3は、本発明の他の実施の形態による受
信装置の構成を示す図である。図3において、破線で仕
切られた枠内が光変調装置である。本実施の形態による
受信装置には、図1に示された受信装置の、1/2波長
板24およびファラデー回転子25に代わって、ファラ
デー回転子25が使われている。この構成のもとで、図
1の受信装置と同様に、光減衰器51を透過する光の強
度が連続して変化するように、光減衰器51を光路に対
して垂直に連続して変位させて調節し、二つの偏光の透
過損失を揃えることができる。その結果、光検出器32
信号の電気信号レベルを安定させることができる。この
構成とすることにより、本受信装置は、図1に示す受信
装置と同等の機能をもつ。
信装置の構成を示す図である。図3において、破線で仕
切られた枠内が光変調装置である。本実施の形態による
受信装置には、図1に示された受信装置の、1/2波長
板24およびファラデー回転子25に代わって、ファラ
デー回転子25が使われている。この構成のもとで、図
1の受信装置と同様に、光減衰器51を透過する光の強
度が連続して変化するように、光減衰器51を光路に対
して垂直に連続して変位させて調節し、二つの偏光の透
過損失を揃えることができる。その結果、光検出器32
信号の電気信号レベルを安定させることができる。この
構成とすることにより、本受信装置は、図1に示す受信
装置と同等の機能をもつ。
【0020】図4は、本発明のさらに他の実施の形態に
よる受信装置の構成を示す図である。図4において、破
線で仕切られた枠内が光変調装置を示す。光源31の出
力光は、偏光分離合成器23によって、偏波面が互いに
垂直な二つの偏光に分離され、それぞれの反射型光変調
器21、22に入射される過程で、一方の偏光が、光減
衰器51を透過するようになっている。この構成のもと
で、図1の受信装置と同様に、光減衰器51を光路に対
して垂直に連続して変位させ、二つの偏光の透過損失を
揃えることができる。その結果、光検出器32の電気信
号レベルを安定させることができる。
よる受信装置の構成を示す図である。図4において、破
線で仕切られた枠内が光変調装置を示す。光源31の出
力光は、偏光分離合成器23によって、偏波面が互いに
垂直な二つの偏光に分離され、それぞれの反射型光変調
器21、22に入射される過程で、一方の偏光が、光減
衰器51を透過するようになっている。この構成のもと
で、図1の受信装置と同様に、光減衰器51を光路に対
して垂直に連続して変位させ、二つの偏光の透過損失を
揃えることができる。その結果、光検出器32の電気信
号レベルを安定させることができる。
【0021】なお、二つの光路に光減衰器を取り入れ、
二つの偏光透過損失を相互に調整してそろえる方式とし
てもよい。また、光変調装置の中の、偏光分離合成器2
3と光変調器22の間で、1/2波長板、ファラデー回
転子および光減衰器、あるいは、ファラデー回転子およ
び光減衰器は、光路の上でそれぞれの配置の順序が変わ
っても、同等の機能と効果が得られる。
二つの偏光透過損失を相互に調整してそろえる方式とし
てもよい。また、光変調装置の中の、偏光分離合成器2
3と光変調器22の間で、1/2波長板、ファラデー回
転子および光減衰器、あるいは、ファラデー回転子およ
び光減衰器は、光路の上でそれぞれの配置の順序が変わ
っても、同等の機能と効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の光変調
装置によれば、分離された二つの偏光の間で透過損失が
等しくなく、または二つの光変調器の透過損失が等しく
なくても、光信号から電気信号に変換する光検出器の信
号レベルの変動を抑制することができ、またこの光変調
装置を搭載した受信装置により、安定した受信が可能と
なる。
装置によれば、分離された二つの偏光の間で透過損失が
等しくなく、または二つの光変調器の透過損失が等しく
なくても、光信号から電気信号に変換する光検出器の信
号レベルの変動を抑制することができ、またこの光変調
装置を搭載した受信装置により、安定した受信が可能と
なる。
【図1】本発明の実施の形態による受信装置の構成を示
す図。
す図。
【図2】反射型光変調器の構成を示す図。
【図3】本発明の他の実施の形態による受信装置の構成
を示す図。
を示す図。
【図4】本発明のさらに他の実施の形態による受信装置
の構成を示す図。
の構成を示す図。
【図5】従来の受信装置の構成を示す図。
【図6】光導波路素子からなる反射型光変調器の構成を
示す図。
示す図。
【図7】従来の他の受信装置の構成を示す図。
1 光変調装置 11 基板 12 入出射光導波路 13 位相シフト光導波路 14 反射部 15,16 変調電極 17,18 端子 21,22 反射型光変調器 23 偏光分離合成器 24 1/2波長板 25 ファラデー回転子 26,27,28,29,30 偏波面保持光ファイ
バ 31 光源 32 光検出器 33,34 受信アンテナ 35,36 共振回路 37 光サーキュレータ 41,42,43 反射型光変調器 44,45 シングルモード光ファイバ 51 光減衰器
バ 31 光源 32 光検出器 33,34 受信アンテナ 35,36 共振回路 37 光サーキュレータ 41,42,43 反射型光変調器 44,45 シングルモード光ファイバ 51 光減衰器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/14 10/04 10/06 10/152 10/142
Claims (5)
- 【請求項1】 入射された光が、印加される電気信号の
電圧に依存して、強度を変化して出射するように構成さ
れる光変調装置において、偏光分離合成器に入射された
光が、偏波面が互いに垂直な二つの偏光に分離され、該
二つの偏光の一方は、ファラデー回転子および光減衰器
を透過して、反射型光変調器に入射され、前記他の一方
の偏光は、ファラデー回転子、またはファラデー回転子
および光減衰器を透過して、他の反射型光変調器に入射
され、前記二つの反射型光変調器からそれぞれ出射され
た変調光は、前記偏光分離合成器によって合成して出射
されることを特徴とする光変調装置。 - 【請求項2】 入射された光が、印加される電気信号の
電圧に依存して、強度を変化して出射するように構成さ
れる光変調装置において、偏光分離合成器に入射された
光が、偏波面が互いに垂直な二つの偏光に分離され、該
二つの偏光の一方は、1/2波長板、ファラデー回転子
および光減衰器を透過して、反射型光変調器に入射さ
れ、前記他の一方の偏光は、1/2波長板およびファラ
デー回転子、または1/2波長板、ファラデー回転子お
よび光減衰器を透過して、他の反射型光変調器に入射さ
れ、前記二つの反射型光変調器からそれぞれ出射された
変調光は、前記偏光分離合成器によって合成して出射さ
れることを特徴とする光変調装置。 - 【請求項3】 入射された光が、印加される電気信号の
電圧に依存して、強度を変化して出射するように構成さ
れる光変調装置において、偏光分離合成器に入射された
光が、偏波面が互いに垂直な二つの偏光に分離され、該
二つの偏光の一方は、光減衰器を透過して、反射型光変
調器に入射され、前記他の一方の偏光は、直接、または
光減衰器を透過して、他の反射型光変調器に入射され、
前記二つの反射型光変調器からそれぞれ出射された変調
光は、前記偏光分離合成器によって合成して出射される
ことを特徴とする光変調装置。 - 【請求項4】 前記光減衰器は、透過される光に垂直に
連続して変位することによって、透過される光の強度が
連続して変化するように構成されていることを特徴とす
る請求項1または請求項2記載の光変調装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のうちいずれか
に記載の光変調装置を搭載し、電磁波によって交流電圧
を誘起する受信アンテナと、該交流電圧が印加される前
記光変調装置と、該光変調装置に出射光を入射する光源
と、該光変調装置の出射光を電気信号に変換する光検出
器と、前記光源と前記光変調装置、該光変調装置と前記
光検出器の間の光ファイバ光伝送路とから構成されるこ
とを特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10100356A JPH11281940A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 光変調装置および受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10100356A JPH11281940A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 光変調装置および受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11281940A true JPH11281940A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=14271820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10100356A Pending JPH11281940A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 光変調装置および受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11281940A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104820298A (zh) * | 2015-04-17 | 2015-08-05 | 电子科技大学 | 一种基于BiLuIG薄膜的TM-TE磁光调制器 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10100356A patent/JPH11281940A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104820298A (zh) * | 2015-04-17 | 2015-08-05 | 电子科技大学 | 一种基于BiLuIG薄膜的TM-TE磁光调制器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3411947B2 (ja) | 電波−光変換変調装置及びそれを用いた通信システム | |
JPH09162810A (ja) | 光送受信アンテナ装置 | |
KR100288443B1 (ko) | 아이솔레이터를이용한광변조기및이를구비한광전송장치 | |
US9250496B1 (en) | High-RF frequency analog fiber-optic links using optical signal processing techniques | |
US11415613B2 (en) | Electric field detection device and electric field detector | |
JPS62114340A (ja) | 双方向光通信装置 | |
Li et al. | Perfectly orthogonal optical single-sideband signal generation based on stimulated Brillouin scattering | |
EP1231455A2 (en) | Method and system for optical spectrum analysis with a depolarized local oscillator signal | |
US6788832B2 (en) | Optical modulator and optical signal and electric wave signal converter using same | |
JPH11167090A (ja) | 光変調装置および受信装置 | |
JPH11281940A (ja) | 光変調装置および受信装置 | |
KR100977921B1 (ko) | 광전송시스템 | |
JP3318706B2 (ja) | センシング装置 | |
JPH11242195A (ja) | 光変調装置 | |
JP2768787B2 (ja) | 光通信方法 | |
JP2002148294A (ja) | 電界センシング装置 | |
JPH11160663A (ja) | 受信装置 | |
JP2004080539A (ja) | 無給電光伝送装置及び無給電光伝送方法 | |
JPH0828684B2 (ja) | 二重平衡偏波ダイバーシティ受信装置 | |
JP2000249734A (ja) | センシング装置 | |
JP3632714B2 (ja) | 電磁波受信システム | |
JP2000214199A (ja) | センシング装置 | |
Chandrasenan et al. | Parallel Fiber Loop Interferometer-Based Self-Interference Cancellation for IBFD Distributed Antenna Systems | |
JPH09162792A (ja) | ダイバーシチ受信アンテナ装置 | |
JP2002290303A (ja) | 回り込みキャンセラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050308 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050705 |