JPH1127742A - 信号転送装置 - Google Patents
信号転送装置Info
- Publication number
- JPH1127742A JPH1127742A JP9174200A JP17420097A JPH1127742A JP H1127742 A JPH1127742 A JP H1127742A JP 9174200 A JP9174200 A JP 9174200A JP 17420097 A JP17420097 A JP 17420097A JP H1127742 A JPH1127742 A JP H1127742A
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- Japan
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- communication
- communication device
- interface unit
- incoming call
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- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】屋内においても制約を受けずに屋外用の通信装
置を使用した通信を行えるようにし、これによりユーザ
の利便性をさらに向上させ得る信号転送装置を提供す
る。 【解決手段】移動通信網NW2から移動局PSに対して
着信があると、この着信を着信転送装置20において検
知し、公衆網NW1対応の着信信号を生成してこの信号
を親機10に対して送る。この着信信号を受信した親機
10は、各子機A〜Cを制御して着呼報知動作を行わせ
る。そして、各子機A〜Cのいずれかがオフフックされ
ると、着信転送装置20は移動局PSを制御して移動通
信網NW2に応答通知信号を送出させて発信元との間の
通信パスを形成させるとともに、この移動局PSとオフ
フック操作の行われた子機との間に通信パスを形成する
ようにした。
置を使用した通信を行えるようにし、これによりユーザ
の利便性をさらに向上させ得る信号転送装置を提供す
る。 【解決手段】移動通信網NW2から移動局PSに対して
着信があると、この着信を着信転送装置20において検
知し、公衆網NW1対応の着信信号を生成してこの信号
を親機10に対して送る。この着信信号を受信した親機
10は、各子機A〜Cを制御して着呼報知動作を行わせ
る。そして、各子機A〜Cのいずれかがオフフックされ
ると、着信転送装置20は移動局PSを制御して移動通
信網NW2に応答通知信号を送出させて発信元との間の
通信パスを形成させるとともに、この移動局PSとオフ
フック操作の行われた子機との間に通信パスを形成する
ようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば屋内で使用
される有線電話機あるいはコードレス電話機と、主とし
て屋外で使用されるPHS端末あるいは携帯電話機と
を、相互に連携して使用するための信号転送装置に関す
る。
される有線電話機あるいはコードレス電話機と、主とし
て屋外で使用されるPHS端末あるいは携帯電話機と
を、相互に連携して使用するための信号転送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の通信技術の発展と通信ニーズの拡
大とにともない種々の移動通信システムが開発されてお
り、その中にPHS(Personal Handyphone System)と
呼ばれるディジタルコードレス電話システムがある。こ
のシステムは、ISDN網の部分網をなすPHS網に接
続された基地局と、この基地局に対して無線回線を介し
て接続される複数の移動局とを備えている。
大とにともない種々の移動通信システムが開発されてお
り、その中にPHS(Personal Handyphone System)と
呼ばれるディジタルコードレス電話システムがある。こ
のシステムは、ISDN網の部分網をなすPHS網に接
続された基地局と、この基地局に対して無線回線を介し
て接続される複数の移動局とを備えている。
【0003】ところで、最近では、上記移動局を家庭内
におけるコードレス電話としても使用できるようにした
ディジタルコードレス電話システムが実現されている。
このシステムでは、移動局は公衆通信モード及び屋内通
信モードの二つのモードを有し、これらのモードを切り
替えることにより一つの移動局を屋外ではPHS移動局
として、屋内では加入者線を介して公衆網に接続された
親機に対するコードレス電話機として使用することがで
き、大変便利である。
におけるコードレス電話としても使用できるようにした
ディジタルコードレス電話システムが実現されている。
このシステムでは、移動局は公衆通信モード及び屋内通
信モードの二つのモードを有し、これらのモードを切り
替えることにより一つの移動局を屋外ではPHS移動局
として、屋内では加入者線を介して公衆網に接続された
親機に対するコードレス電話機として使用することがで
き、大変便利である。
【0004】ところが、上記ディジタルコードレス電話
システムは、次のような解決すべき問題を有していた。
すなわち、ユーザによっては屋内においてもPHS移動
局をコードレス電話機として使用せず、あくまでもPH
S移動局として使用する場合がある。このような場合、
屋内で移動局に対するPHS網からの着信を受けるため
には、移動局を基地局からの電波が届く窓際などに置い
ておかなければならない。このためユーザはPHS移動
局を持ったまま窓際等に常駐するか、あるいはPHS移
動局に着信があったときにその都度PHS移動局が置い
てある窓際等に行かねばならず、不便だった。
システムは、次のような解決すべき問題を有していた。
すなわち、ユーザによっては屋内においてもPHS移動
局をコードレス電話機として使用せず、あくまでもPH
S移動局として使用する場合がある。このような場合、
屋内で移動局に対するPHS網からの着信を受けるため
には、移動局を基地局からの電波が届く窓際などに置い
ておかなければならない。このためユーザはPHS移動
局を持ったまま窓際等に常駐するか、あるいはPHS移
動局に着信があったときにその都度PHS移動局が置い
てある窓際等に行かねばならず、不便だった。
【0005】なお、このような不便さを解消するために
PHS網には着信転送サービスが設けられているが、こ
のサービスを利用するためにはPHS事業者に対して料
金を支払わなければならないため、ユーザにとって好ま
しくないという問題がある。
PHS網には着信転送サービスが設けられているが、こ
のサービスを利用するためにはPHS事業者に対して料
金を支払わなければならないため、ユーザにとって好ま
しくないという問題がある。
【0006】また、窓際等にホームアンテナと呼ばれる
中継器を設置することで屋内においてもPHS移動局を
使用できるようにすることも行われているが、例えばオ
フィス内のように広い場所では中継器がすべてのエリア
をカバーしきれないことがある。
中継器を設置することで屋内においてもPHS移動局を
使用できるようにすることも行われているが、例えばオ
フィス内のように広い場所では中継器がすべてのエリア
をカバーしきれないことがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
マイクロセル型の無線通信システムでは、屋内において
移動局を使用する場合に種々の制約を受け、ユーザに対
する利便性に欠けると言う問題があった。
マイクロセル型の無線通信システムでは、屋内において
移動局を使用する場合に種々の制約を受け、ユーザに対
する利便性に欠けると言う問題があった。
【0008】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的は、屋内においても制約を受けずに屋外用
の通信装置を使用した通信を行えるようにし、これによ
りユーザの利便性をさらに向上させ得る信号転送装置を
提供することにある。
で、その目的は、屋内においても制約を受けずに屋外用
の通信装置を使用した通信を行えるようにし、これによ
りユーザの利便性をさらに向上させ得る信号転送装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の信号転送装置は、第1の通信網に収容される
第1の通信装置に接続され、この第1の通信装置との間
で信号の授受を行う第1のインタフェース部と、第2の
通信網に収容される第2の通信装置に接続され、この第
2の通信装置との間で信号の授受を行う第2のインタフ
ェース部と、前記第1の通信網から前記第1の通信装置
宛の着信を前記第1のインタフェース部を介して検出
し、当該着信を前記第2のインタフェース部を介して前
記第2の通信装置に通知して着信報知を行わせる着信転
送制御手段と、前記着信報知に対する第2の通信装置の
着信応答を前記第2のインタフェース部を介して検出
し、この着信応答を前記第1のインタフェース部を介し
て前記第1の通信装置に通知して第1の通信網に対する
着信応答動作を行わせる着信応答転送制御手段と、前記
着信応答により前記第1の通信網と第1の通信装置との
間に情報通信リンクが形成された場合に、当該情報通信
リンクと前記第2の通信装置との間を前記第1および第
2のインタフェース部を介して接続して、前記第1の通
信網と第2の通信装置との間で情報通信を可能とする情
報転送制御手段とを具備して構成したものである。
に本発明の信号転送装置は、第1の通信網に収容される
第1の通信装置に接続され、この第1の通信装置との間
で信号の授受を行う第1のインタフェース部と、第2の
通信網に収容される第2の通信装置に接続され、この第
2の通信装置との間で信号の授受を行う第2のインタフ
ェース部と、前記第1の通信網から前記第1の通信装置
宛の着信を前記第1のインタフェース部を介して検出
し、当該着信を前記第2のインタフェース部を介して前
記第2の通信装置に通知して着信報知を行わせる着信転
送制御手段と、前記着信報知に対する第2の通信装置の
着信応答を前記第2のインタフェース部を介して検出
し、この着信応答を前記第1のインタフェース部を介し
て前記第1の通信装置に通知して第1の通信網に対する
着信応答動作を行わせる着信応答転送制御手段と、前記
着信応答により前記第1の通信網と第1の通信装置との
間に情報通信リンクが形成された場合に、当該情報通信
リンクと前記第2の通信装置との間を前記第1および第
2のインタフェース部を介して接続して、前記第1の通
信網と第2の通信装置との間で情報通信を可能とする情
報転送制御手段とを具備して構成したものである。
【0010】このように構成すると、第1の通信網から
第1の通信装置宛ての着信があった場合に、この着信の
到来が第2の通信装置に対して通知され、第2の通信装
置において例えばベル音鳴動等の着信報知動作が行われ
る。この着信報知動作に応じてユーザがオフフックする
と、まず第2の通信装置から第2の通信網に対応したオ
フフック信号が着信転送装置に対して送られる。する
と、着信転送装置は第1の通信装置から第1の通信網に
対して第1の通信網に対応したオフフック信号を送出さ
せ、これに応じて発信元と第1の通信装置との間に情報
通信リンクが形成される。すると、この情報通信リンク
と第2の通信装置との間が第1および第2のインタフェ
ース部を介して接続され、発信元と第2の通信装置との
間での情報通信が可能となる。
第1の通信装置宛ての着信があった場合に、この着信の
到来が第2の通信装置に対して通知され、第2の通信装
置において例えばベル音鳴動等の着信報知動作が行われ
る。この着信報知動作に応じてユーザがオフフックする
と、まず第2の通信装置から第2の通信網に対応したオ
フフック信号が着信転送装置に対して送られる。する
と、着信転送装置は第1の通信装置から第1の通信網に
対して第1の通信網に対応したオフフック信号を送出さ
せ、これに応じて発信元と第1の通信装置との間に情報
通信リンクが形成される。すると、この情報通信リンク
と第2の通信装置との間が第1および第2のインタフェ
ース部を介して接続され、発信元と第2の通信装置との
間での情報通信が可能となる。
【0011】この結果、第2の通信装置において第1の
通信装置に対する着信を受けることができるようになる
ので、第1の通信装置のユーザは着信のたびにその都度
第1の通信装置の設置場所に行かなくてもよいことにな
り、ユーザに対する利便性を向上させることが可能とな
る。
通信装置に対する着信を受けることができるようになる
ので、第1の通信装置のユーザは着信のたびにその都度
第1の通信装置の設置場所に行かなくてもよいことにな
り、ユーザに対する利便性を向上させることが可能とな
る。
【0012】また本発明の信号転送装置は、第1の通信
網に収容される第1の通信装置に接続され、この第1の
通信装置との間で信号の授受を行う第1のインタフェー
ス部と、第2の通信網に収容される第2の通信装置に接
続され、この第2の通信装置との間で信号の授受を行う
第2のインタフェース部と、前記第2の通信装置の発信
を前記第2のインタフェース部を介して検出し、この発
信を前記第1のインタフェース部を介して前記第1の通
信装置に通知して第1の通信網に対する発信を行わせる
発信転送制御手段と、前記第1の通信網から第1の通信
装置へ前記発信に対する応答が到来した場合に当該発信
応答を前記第1のインタフェース部を介して検出し、こ
の発信応答を前記第2のインタフェース部を介して前記
第2の通信装置に通知する発信応答転送制御手段と、前
記発信応答により前記第1の通信網と前記第1の通信装
置との間に情報通信リンクが形成された場合に、当該情
報通信リンクと第2の通信装置との間を前記第1および
第2のインタフェース部を介して接続して、第2の通信
装置と前記第1の通信網との間で情報通信を可能にする
情報転送制御手段とを具備して構成するようにしたもの
である。
網に収容される第1の通信装置に接続され、この第1の
通信装置との間で信号の授受を行う第1のインタフェー
ス部と、第2の通信網に収容される第2の通信装置に接
続され、この第2の通信装置との間で信号の授受を行う
第2のインタフェース部と、前記第2の通信装置の発信
を前記第2のインタフェース部を介して検出し、この発
信を前記第1のインタフェース部を介して前記第1の通
信装置に通知して第1の通信網に対する発信を行わせる
発信転送制御手段と、前記第1の通信網から第1の通信
装置へ前記発信に対する応答が到来した場合に当該発信
応答を前記第1のインタフェース部を介して検出し、こ
の発信応答を前記第2のインタフェース部を介して前記
第2の通信装置に通知する発信応答転送制御手段と、前
記発信応答により前記第1の通信網と前記第1の通信装
置との間に情報通信リンクが形成された場合に、当該情
報通信リンクと第2の通信装置との間を前記第1および
第2のインタフェース部を介して接続して、第2の通信
装置と前記第1の通信網との間で情報通信を可能にする
情報転送制御手段とを具備して構成するようにしたもの
である。
【0013】このように構成すると、第2の通信装置に
おいて第1の通信網宛ての発信情報が入力された場合、
この発信情報は第2及び第1のインタフェース部を介し
て第1の通信装置に転送され、第1の通信装置から第1
の通信網に対して送出される。この発信情報の送出に対
する応答が第1の通信網から第1の通信装置へ到来する
と、発信相手先と第1の通信装置との間に情報通信リン
クが形成されると共に第2の通信網から到来すると同様
の発信応答信号が信号転送装置から第2の通信装置に対
して送られる。そして、上記情報通信リンクと第2の通
信装置との間が第1および第2のインタフェース部を介
して接続され、着信相手先と第2の通信装置との間での
情報通信が可能となる。
おいて第1の通信網宛ての発信情報が入力された場合、
この発信情報は第2及び第1のインタフェース部を介し
て第1の通信装置に転送され、第1の通信装置から第1
の通信網に対して送出される。この発信情報の送出に対
する応答が第1の通信網から第1の通信装置へ到来する
と、発信相手先と第1の通信装置との間に情報通信リン
クが形成されると共に第2の通信網から到来すると同様
の発信応答信号が信号転送装置から第2の通信装置に対
して送られる。そして、上記情報通信リンクと第2の通
信装置との間が第1および第2のインタフェース部を介
して接続され、着信相手先と第2の通信装置との間での
情報通信が可能となる。
【0014】この結果、第2の通信装置から、第1の通
信装置を介して第1の通信網に対して発信し、第1の通
信網に属する相手先との間での情報通信が可能となる。
このため、ユーザは第1の通信装置を操作しなくとも、
第2の通信装置から発信を行い、第1の通信網を利用す
る上で特有の利点、例えば第2の通信網よりも速いデー
タ伝送速度を十分に享受することができるようになり、
ユーザに対する利便性を向上させることが可能となる。
信装置を介して第1の通信網に対して発信し、第1の通
信網に属する相手先との間での情報通信が可能となる。
このため、ユーザは第1の通信装置を操作しなくとも、
第2の通信装置から発信を行い、第1の通信網を利用す
る上で特有の利点、例えば第2の通信網よりも速いデー
タ伝送速度を十分に享受することができるようになり、
ユーザに対する利便性を向上させることが可能となる。
【0015】また本発明の信号転送装置は、共通の通信
網に収容され、互いに異なる識別情報を有する第1及び
第2の通信装置に接続される信号転送装置にあって、前
記第1の通信装置に接続され、この第1の通信装置との
間で信号の授受を行う第1のインタフェース部と、前記
第2の通信装置に接続され、この第2の通信装置との間
で信号の授受を行う第2のインタフェース部と、前記通
信網から前記第1の通信装置宛ての着信を前記第1のイ
ンタフェース部を介して検出し、当該着信を前記第2の
インタフェース部を介して前記第2の通信装置に通知し
て着呼報知を行わせる着信転送制御手段と、前記着信報
知に対する第2の通信装置の着信応答を前記第2のイン
タフェース部を介して検出し、この着信応答を前記第1
のインタフェース部を介して前記第1の通信装置に通信
装置に通知して前記通信網に対する着信応答動作を行わ
せる着信応答転送制御手段と、前記着信応答により前記
通信網と第1の通信装置との間に情報通信リンクが形成
された場合に、当該情報通信リンクと前記第2の通信装
置との間を前記第1及び第2のインタフェース部を介し
て接続して、前記通信網と第2の通信装置との間で情報
通信を可能とする情報転送制御手段とを具備して構成す
るようにした。
網に収容され、互いに異なる識別情報を有する第1及び
第2の通信装置に接続される信号転送装置にあって、前
記第1の通信装置に接続され、この第1の通信装置との
間で信号の授受を行う第1のインタフェース部と、前記
第2の通信装置に接続され、この第2の通信装置との間
で信号の授受を行う第2のインタフェース部と、前記通
信網から前記第1の通信装置宛ての着信を前記第1のイ
ンタフェース部を介して検出し、当該着信を前記第2の
インタフェース部を介して前記第2の通信装置に通知し
て着呼報知を行わせる着信転送制御手段と、前記着信報
知に対する第2の通信装置の着信応答を前記第2のイン
タフェース部を介して検出し、この着信応答を前記第1
のインタフェース部を介して前記第1の通信装置に通信
装置に通知して前記通信網に対する着信応答動作を行わ
せる着信応答転送制御手段と、前記着信応答により前記
通信網と第1の通信装置との間に情報通信リンクが形成
された場合に、当該情報通信リンクと前記第2の通信装
置との間を前記第1及び第2のインタフェース部を介し
て接続して、前記通信網と第2の通信装置との間で情報
通信を可能とする情報転送制御手段とを具備して構成す
るようにした。
【0016】また本発明の信号転送装置は、共通の通信
網に収容され、互いに異なる識別情報を有する第1及び
第2の通信装置に接続される信号転送装置にあって、前
記第1の通信装置に接続され、この第1の通信装置との
間で信号の授受を行う第1のインタフェース部と、前記
第2の通信装置に接続され、この第2の通信装置との間
で信号の授受を行う第2のインタフェース部と、前記第
2の通信装置の発信を前記第2のインタフェース部を介
して検出し、この発信を前記第1のインタフェース部を
介して前記第1の通信装置に通知して前記通信網に対す
る発信を行わせる発信転送制御手段と、前記通信網から
第1の通信装置へ前記発信に対する応答が到来した場合
に、当該発信応答を前記第1のインタフェース部を介し
て検出し、この発信応答を前記第2のインタフェース部
を介して前記第2の通信装置に通知する発信応答転送制
御手段と、前記発信応答により前記通信網と前記第1の
通信装置との間に情報通信リンクが形成された場合に、
当該情報通信リンクと第2の通信装置との間を前記第1
および第2のインタフェース部を介して接続して、第2
の通信装置と前記通信網との間で情報通信を可能にする
情報転送制御手段とを具備して構成したものである。
網に収容され、互いに異なる識別情報を有する第1及び
第2の通信装置に接続される信号転送装置にあって、前
記第1の通信装置に接続され、この第1の通信装置との
間で信号の授受を行う第1のインタフェース部と、前記
第2の通信装置に接続され、この第2の通信装置との間
で信号の授受を行う第2のインタフェース部と、前記第
2の通信装置の発信を前記第2のインタフェース部を介
して検出し、この発信を前記第1のインタフェース部を
介して前記第1の通信装置に通知して前記通信網に対す
る発信を行わせる発信転送制御手段と、前記通信網から
第1の通信装置へ前記発信に対する応答が到来した場合
に、当該発信応答を前記第1のインタフェース部を介し
て検出し、この発信応答を前記第2のインタフェース部
を介して前記第2の通信装置に通知する発信応答転送制
御手段と、前記発信応答により前記通信網と前記第1の
通信装置との間に情報通信リンクが形成された場合に、
当該情報通信リンクと第2の通信装置との間を前記第1
および第2のインタフェース部を介して接続して、第2
の通信装置と前記通信網との間で情報通信を可能にする
情報転送制御手段とを具備して構成したものである。
【0017】このように構成すると、第1及び第2の通
信装置が共通の通信網に収容されている場合にも、第2
の通信装置において第1の通信装置に対する着信を受け
たり、第2の通信装置から、第1の通信装置を介して共
通の通信網に対して発信して相手先との間での情報通信
を行ったりすることができる。
信装置が共通の通信網に収容されている場合にも、第2
の通信装置において第1の通信装置に対する着信を受け
たり、第2の通信装置から、第1の通信装置を介して共
通の通信網に対して発信して相手先との間での情報通信
を行ったりすることができる。
【0018】このため、第1の通信装置のユーザは着信
のたびにその都度第1の通信装置の設置場所に行かなく
てもよいことになる。また例えば第1の通信装置がディ
ジタル加入者線に接続されている場合に、第2の通信装
置からこのディジタル加入者線を介した発信を行えるよ
うになり、特有の利点を享受できるようになる。このた
め、ユーザに対する利便性を向上させることが可能とな
る。
のたびにその都度第1の通信装置の設置場所に行かなく
てもよいことになる。また例えば第1の通信装置がディ
ジタル加入者線に接続されている場合に、第2の通信装
置からこのディジタル加入者線を介した発信を行えるよ
うになり、特有の利点を享受できるようになる。このた
め、ユーザに対する利便性を向上させることが可能とな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1に本発明の第1の実施の形態
に係わるシステムの構成を示す。ここでは、例えば家庭
内に適用される、PHS端末を用いたディジタルコード
レス電話システムについて説明する。
施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1に本発明の第1の実施の形態
に係わるシステムの構成を示す。ここでは、例えば家庭
内に適用される、PHS端末を用いたディジタルコード
レス電話システムについて説明する。
【0020】同図において、家屋1内に親機10が設置
されている。この親機10は、加入者線SLを介して公
衆網NW1に接続されている。またこの親機10には、
子機A,B,Cがそれぞれ通信回線La,Lb,Lcを
介して接続されている。各子機A〜Cとしては、コード
レス電話機や有線電話機のほか例えばパーソナルコンピ
ュータ(以下PCと略す)や留守番電話機なども用いる
ことができ、これに応じて通信回線La〜Lcも有線ま
たは無線回線として実現される。
されている。この親機10は、加入者線SLを介して公
衆網NW1に接続されている。またこの親機10には、
子機A,B,Cがそれぞれ通信回線La,Lb,Lcを
介して接続されている。各子機A〜Cとしては、コード
レス電話機や有線電話機のほか例えばパーソナルコンピ
ュータ(以下PCと略す)や留守番電話機なども用いる
ことができ、これに応じて通信回線La〜Lcも有線ま
たは無線回線として実現される。
【0021】また親機10には、着信転送装置20が有
線回線CLを介して接続されている。この着信転送装置
20に接続された有線回線CLと、加入者線SLの信号
インタフェースは同一のものとなっている。
線回線CLを介して接続されている。この着信転送装置
20に接続された有線回線CLと、加入者線SLの信号
インタフェースは同一のものとなっている。
【0022】この着信転送装置20は、図2に示すごと
く移動通信網NW2に属する移動局PSを充電するため
の充電器21内に設けられる。この移動通信網NW2は
例えばPHS網であり、移動局PSはPHS端末である
として説明する。この着信転送装置20が内蔵された充
電器21は、移動局PSをセットした状態で移動通信網
NW2の基地局30が送出する公衆波を受信可能な位
置、例えば窓際に設置される。なお、上記移動局PS
は、信号送受信部24と外部との間で信号の授受を行う
イヤホンマイク端子またはRS−232Cスロットなど
のインタフェース端子22を有しており、このインタフ
ェース端子22は上記着信転送装置20内の移動局用イ
ンタフェース端子23にコネクタ機構などを介して着脱
自在に接続される。なお、これらのインタフェース端子
22,23は充電用端子と共用してもよい。
く移動通信網NW2に属する移動局PSを充電するため
の充電器21内に設けられる。この移動通信網NW2は
例えばPHS網であり、移動局PSはPHS端末である
として説明する。この着信転送装置20が内蔵された充
電器21は、移動局PSをセットした状態で移動通信網
NW2の基地局30が送出する公衆波を受信可能な位
置、例えば窓際に設置される。なお、上記移動局PS
は、信号送受信部24と外部との間で信号の授受を行う
イヤホンマイク端子またはRS−232Cスロットなど
のインタフェース端子22を有しており、このインタフ
ェース端子22は上記着信転送装置20内の移動局用イ
ンタフェース端子23にコネクタ機構などを介して着脱
自在に接続される。なお、これらのインタフェース端子
22,23は充電用端子と共用してもよい。
【0023】図3に親機10の構成を示す。親機10
は、子機インタフェース(I/F)部101と、回線収
容ポート102と、加入者線収容ポート103と、記憶
部104と、制御部105とを備えている。
は、子機インタフェース(I/F)部101と、回線収
容ポート102と、加入者線収容ポート103と、記憶
部104と、制御部105とを備えている。
【0024】I/F部101は、通信回線La,Lb,
Lcを収容し、各子機A〜Cとの間の通信に関わる種々
のインタフェース動作を行う。回線収容ポート102
は、有線回線CLを収容し、着信転送装置20との間で
の各種信号の授受の仲立ちを行う。加入者線収容ポート
103は、加入者線SLを収容し、加入者線SLの状態
監視、着信信号の検出などの種々のインタフェース動作
を行う。記憶部104は、ROMおよびRAMからな
り、制御部105の種々の制御に関わる制御プログラ
ム、制御データなどを記憶する。なお、回線収容ポート
102は加入者線収容ポート103と同一構成をなす既
存のもので、着信転送装置20に接続しない場合には加
入者線ポートの一つとして使用される。
Lcを収容し、各子機A〜Cとの間の通信に関わる種々
のインタフェース動作を行う。回線収容ポート102
は、有線回線CLを収容し、着信転送装置20との間で
の各種信号の授受の仲立ちを行う。加入者線収容ポート
103は、加入者線SLを収容し、加入者線SLの状態
監視、着信信号の検出などの種々のインタフェース動作
を行う。記憶部104は、ROMおよびRAMからな
り、制御部105の種々の制御に関わる制御プログラ
ム、制御データなどを記憶する。なお、回線収容ポート
102は加入者線収容ポート103と同一構成をなす既
存のもので、着信転送装置20に接続しない場合には加
入者線ポートの一つとして使用される。
【0025】ところで、制御部105は、通常の電話通
信に関わる種々の制御機能に加えて着信報知制御手段1
05aと、応答通知手段105bとを備えている。着信
報知制御手段105aは、加入者線SLを介して公衆網
NW1から着信信号が到来した場合に加えて、有線回線
CLを介して着信転送装置20から着信信号が到来した
場合に各子機A〜Cを制御してベル音の鳴動などの着呼
報知動作を行わせる。応答通知手段105bは、上記着
呼報知動作に応じて各子機A〜Cのいずれかにおいてオ
フフック操作が行われた場合に、加入者線SLから着信
があった場合にはこの加入者線SLに対して、一方着信
転送装置20から有線回線CLを介して着信があった場
合にはこの有線回線CLに対して着信応答信号の送出を
行う。
信に関わる種々の制御機能に加えて着信報知制御手段1
05aと、応答通知手段105bとを備えている。着信
報知制御手段105aは、加入者線SLを介して公衆網
NW1から着信信号が到来した場合に加えて、有線回線
CLを介して着信転送装置20から着信信号が到来した
場合に各子機A〜Cを制御してベル音の鳴動などの着呼
報知動作を行わせる。応答通知手段105bは、上記着
呼報知動作に応じて各子機A〜Cのいずれかにおいてオ
フフック操作が行われた場合に、加入者線SLから着信
があった場合にはこの加入者線SLに対して、一方着信
転送装置20から有線回線CLを介して着信があった場
合にはこの有線回線CLに対して着信応答信号の送出を
行う。
【0026】図4に着信転送装置20の構成を示す。着
信転送装置20は、インタフェース(I/F)部201
と、表示部202と、検知部203と、転送部204
と、入出力(I/O)部205と、記憶部206と、制
御部207とを備えている。
信転送装置20は、インタフェース(I/F)部201
と、表示部202と、検知部203と、転送部204
と、入出力(I/O)部205と、記憶部206と、制
御部207とを備えている。
【0027】ここで、I/F部201は、移動局用イン
タフェース端子23を有し、移動局PSの例えばイヤホ
ンマイク端子またはRS−232Cスロットなどに接続
されて移動局PSとの間の各種制御信号及び通信データ
の授受の仲立ちを行う。表示部202は例えば液晶表示
器からなり、制御部207の制御に基づいて公衆波の受
信強度などの表示を行う。検知部203は、基地局30
を介して到来した移動局PSに対する移動通信網NW2
からの着信を検知し、着信が到来したことを制御部20
7に対して通知する。この検知は、移動局PSの発する
着信鳴動音や、バイブレーション機能を有する移動局P
Sにあっては着信時の振動を検知することにより行われ
る。転送部204は、制御部207の制御に応じてI/
O部205に対して移動局PSからの通信データを送出
するとともに、親機10からの通信データをI/F部2
01を介して移動局PSに送出するものである。記憶部
206はROMおよびRAMからなり、制御部207に
対する各種制御プログラムや制御データを記憶する。制
御部207は記憶部206に記憶された制御プログラム
に基づき、着信転送に係わる制御を統括的に行う。
タフェース端子23を有し、移動局PSの例えばイヤホ
ンマイク端子またはRS−232Cスロットなどに接続
されて移動局PSとの間の各種制御信号及び通信データ
の授受の仲立ちを行う。表示部202は例えば液晶表示
器からなり、制御部207の制御に基づいて公衆波の受
信強度などの表示を行う。検知部203は、基地局30
を介して到来した移動局PSに対する移動通信網NW2
からの着信を検知し、着信が到来したことを制御部20
7に対して通知する。この検知は、移動局PSの発する
着信鳴動音や、バイブレーション機能を有する移動局P
Sにあっては着信時の振動を検知することにより行われ
る。転送部204は、制御部207の制御に応じてI/
O部205に対して移動局PSからの通信データを送出
するとともに、親機10からの通信データをI/F部2
01を介して移動局PSに送出するものである。記憶部
206はROMおよびRAMからなり、制御部207に
対する各種制御プログラムや制御データを記憶する。制
御部207は記憶部206に記憶された制御プログラム
に基づき、着信転送に係わる制御を統括的に行う。
【0028】ところで、制御部207は、着信通知手段
207aと接続制御手段207bとを備えている。着信
通知手段207aは、移動局PSに対する移動通信網N
W2からの着信の到来を検知部203が検知した場合
に、有線回線CLを介して親機10に対して公衆網NW
1に対応した着信信号を送出し、着信が到来した旨の通
知を行う。接続制御手段207bは、親機10から有線
回線CLを介して着信応答信号が到来した場合に、移動
局PSを制御して移動通信網NW2に対してこの移動通
信網NW2対応の着信応答信号の送出を行わせるととも
に、この着信応答信号に応じて移動局PSと発信元との
間が接続された場合に、オフフックの行われた子機A〜
Cのいずれかと移動局PSとの間に通信パスを形成し
て、移動局PSを介して発信元とオフフックの行われた
子機との間の通信を可能とするものである。
207aと接続制御手段207bとを備えている。着信
通知手段207aは、移動局PSに対する移動通信網N
W2からの着信の到来を検知部203が検知した場合
に、有線回線CLを介して親機10に対して公衆網NW
1に対応した着信信号を送出し、着信が到来した旨の通
知を行う。接続制御手段207bは、親機10から有線
回線CLを介して着信応答信号が到来した場合に、移動
局PSを制御して移動通信網NW2に対してこの移動通
信網NW2対応の着信応答信号の送出を行わせるととも
に、この着信応答信号に応じて移動局PSと発信元との
間が接続された場合に、オフフックの行われた子機A〜
Cのいずれかと移動局PSとの間に通信パスを形成し
て、移動局PSを介して発信元とオフフックの行われた
子機との間の通信を可能とするものである。
【0029】次に、上記のように構成されたディジタル
コードレス電話システムの動作を図5のシーケンス図に
基づいて説明する。なお、ここでは移動通信網NW2か
ら移動局PSに対する着信を、子機Aで受ける場合を例
として示す。
コードレス電話システムの動作を図5のシーケンス図に
基づいて説明する。なお、ここでは移動通信網NW2か
ら移動局PSに対する着信を、子機Aで受ける場合を例
として示す。
【0030】移動局PSは、待ち受け状態において移動
通信網NW2からの着信の到来を待ち受けている。この
状態で移動通信網NW2から移動局PS宛ての着信が到
来すると、移動局PSは呼び出し状態となる。すると、
着信転送装置20は移動局PSへの着信を検知し、公衆
網NW1対応の着信信号を生成してこの着信信号を親機
10へ送出する。
通信網NW2からの着信の到来を待ち受けている。この
状態で移動通信網NW2から移動局PS宛ての着信が到
来すると、移動局PSは呼び出し状態となる。すると、
着信転送装置20は移動局PSへの着信を検知し、公衆
網NW1対応の着信信号を生成してこの着信信号を親機
10へ送出する。
【0031】この着信信号を受信すると、親機10は子
機A〜Cを制御して呼び出し状態とする。この状態で、
子機Aにおいてオフフック操作がなされると、親機10
は子機Bおよび子機Cに切断通知信号を送出して待機状
態にするとともに、子機Aに対して応答確認信号を送出
する。また、着信転送装置20に対し応答通知信号を送
出する。
機A〜Cを制御して呼び出し状態とする。この状態で、
子機Aにおいてオフフック操作がなされると、親機10
は子機Bおよび子機Cに切断通知信号を送出して待機状
態にするとともに、子機Aに対して応答確認信号を送出
する。また、着信転送装置20に対し応答通知信号を送
出する。
【0032】この応答通知信号を受信した着信転送装置
20は、I/F部201を介して移動局PSに対し移動
局PSで着信応答操作が行なわれたときと等化な応答通
知信号を送る。移動局PS、は上記応答通知信号を受け
ると、移動通信網NW2に対して応答通知信号を送出
し、これにより発信元と移動局PS、および移動局PS
と子機Aとの間に通信パスが形成され、これ以降子機A
と発信元との間で移動局PSを介した通信が可能とな
る。
20は、I/F部201を介して移動局PSに対し移動
局PSで着信応答操作が行なわれたときと等化な応答通
知信号を送る。移動局PS、は上記応答通知信号を受け
ると、移動通信網NW2に対して応答通知信号を送出
し、これにより発信元と移動局PS、および移動局PS
と子機Aとの間に通信パスが形成され、これ以降子機A
と発信元との間で移動局PSを介した通信が可能とな
る。
【0033】図6に、着信時における信号の流れを示
す。基地局30から無線回線を介して移動局PSに着信
があると、移動局PSにおいて呼び出し音が発生し、着
信転送装置20はこれを検知して親機10に対して有線
回線CLを介して着信信号を送出する。この着信信号を
受けた親機10は、各子機A〜Cに対して公衆網NW1
から着信があった場合と同様に着信転送を行い、呼び出
し状態とする。
す。基地局30から無線回線を介して移動局PSに着信
があると、移動局PSにおいて呼び出し音が発生し、着
信転送装置20はこれを検知して親機10に対して有線
回線CLを介して着信信号を送出する。この着信信号を
受けた親機10は、各子機A〜Cに対して公衆網NW1
から着信があった場合と同様に着信転送を行い、呼び出
し状態とする。
【0034】この状態からユーザが子機Aをオフフック
すると、図7に示すように子機Aと移動局PSとの間に
親機10を介した通話路が形成され、発信元と子機Aと
の間での通話が開始される。
すると、図7に示すように子機Aと移動局PSとの間に
親機10を介した通話路が形成され、発信元と子機Aと
の間での通話が開始される。
【0035】なお、上記説明では親機10に接続された
全ての子機A〜Cに対して着信を転送する場合について
説明したが、どの子機に対して着信を転送し呼び出し音
を発生させるかは自由に設定することが可能である。ま
た、呼び出しに対してユーザが応答できない場合には、
留守番電話機やPCに留守番応答を行わせるように設定
してもよい。
全ての子機A〜Cに対して着信を転送する場合について
説明したが、どの子機に対して着信を転送し呼び出し音
を発生させるかは自由に設定することが可能である。ま
た、呼び出しに対してユーザが応答できない場合には、
留守番電話機やPCに留守番応答を行わせるように設定
してもよい。
【0036】次に、切断処理のシーケンスについて説明
する。まず、移動通信網NW2側から、すなわち発信元
において切断操作がなされた場合について説明する。発
信元において切断操作がなされると、移動通信網NW2
を介して移動局PSに切断通知信号が送信される。この
切断通知信号を受けて、移動局PSは待機状態に遷移す
るとともに、着信転送装置20を介して親機10に切断
通知信号を転送する。そうすると、親機10は子機Aに
対して切断通知信号を送出し、これにより子機Aは待機
状態に遷移して、移動局PS,親機10および子機Aは
再び待ち受け状態となる。
する。まず、移動通信網NW2側から、すなわち発信元
において切断操作がなされた場合について説明する。発
信元において切断操作がなされると、移動通信網NW2
を介して移動局PSに切断通知信号が送信される。この
切断通知信号を受けて、移動局PSは待機状態に遷移す
るとともに、着信転送装置20を介して親機10に切断
通知信号を転送する。そうすると、親機10は子機Aに
対して切断通知信号を送出し、これにより子機Aは待機
状態に遷移して、移動局PS,親機10および子機Aは
再び待ち受け状態となる。
【0037】次に、子機Aにおいて切断操作がなされた
場合について説明する。子機Aにおいて切断操作すなわ
ちオンフックがなされると、子機Aは待機状態に遷移す
るとともに親機10に対して切断通知信号を送出する。
この切断通知信号を受信した親機10はただちに待機状
態に遷移するとともに着信転送装置20を介して移動局
PSに対して切断通知信号を送出する。これを受けて移
動局PSは、移動通信網NW2に対して切断通知信号を
送出し、これにより子機Aと発信元の端末との間の通信
パスが切断されるとともに移動局PS,親機10および
子機Aは再び待ち受け状態となる。
場合について説明する。子機Aにおいて切断操作すなわ
ちオンフックがなされると、子機Aは待機状態に遷移す
るとともに親機10に対して切断通知信号を送出する。
この切断通知信号を受信した親機10はただちに待機状
態に遷移するとともに着信転送装置20を介して移動局
PSに対して切断通知信号を送出する。これを受けて移
動局PSは、移動通信網NW2に対して切断通知信号を
送出し、これにより子機Aと発信元の端末との間の通信
パスが切断されるとともに移動局PS,親機10および
子機Aは再び待ち受け状態となる。
【0038】かくして本実施形態では、移動通信網NW
2から移動局PSに対して着信があると、この着信を着
信転送装置20において検知し、公衆網NW1対応の着
信信号を生成してこの信号を親機10に対して送る。こ
の着信信号を受信した親機10は、各子機A〜Cを制御
して着呼報知動作を行わせる。そして、各子機A〜Cの
いずれかがオフフックされると、着信転送装置20は移
動局PSを制御して移動通信網NW2に応答通知信号を
送出させて発信元との間の通信パスを形成させるととも
に、この移動局PSとオフフック操作の行われた子機と
の間に通信パスを形成するようにしている。
2から移動局PSに対して着信があると、この着信を着
信転送装置20において検知し、公衆網NW1対応の着
信信号を生成してこの信号を親機10に対して送る。こ
の着信信号を受信した親機10は、各子機A〜Cを制御
して着呼報知動作を行わせる。そして、各子機A〜Cの
いずれかがオフフックされると、着信転送装置20は移
動局PSを制御して移動通信網NW2に応答通知信号を
送出させて発信元との間の通信パスを形成させるととも
に、この移動局PSとオフフック操作の行われた子機と
の間に通信パスを形成するようにしている。
【0039】したがって、移動局PSに対する移動通信
網NW2からの着信を親機10に接続された各子機A〜
Cにおいて受けることができるようになる。このため、
ユーザは着信が到来した場合にその都度移動局PSの設
置場所に行かなくても手近にある子機A〜Cにより移動
局PSへの着信を受けることができるようになり、ユー
ザに対する利便性は向上する。
網NW2からの着信を親機10に接続された各子機A〜
Cにおいて受けることができるようになる。このため、
ユーザは着信が到来した場合にその都度移動局PSの設
置場所に行かなくても手近にある子機A〜Cにより移動
局PSへの着信を受けることができるようになり、ユー
ザに対する利便性は向上する。
【0040】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。本実施形態では、親機
10に接続された子機A〜Cから移動通信網NW2に対
して発信を行う場合について説明する。
の実施の形態について説明する。本実施形態では、親機
10に接続された子機A〜Cから移動通信網NW2に対
して発信を行う場合について説明する。
【0041】本実施形態のディジタルコードレス電話シ
ステムは、上記第1の実施形態での着信転送装置20に
代えて、発信転送装置40を設けたものとなっている。
この発信転送装置40に設けられた制御部407は、図
8に示すように発信情報転送手段407aと応答信号転
送手段407bとを備えている。
ステムは、上記第1の実施形態での着信転送装置20に
代えて、発信転送装置40を設けたものとなっている。
この発信転送装置40に設けられた制御部407は、図
8に示すように発信情報転送手段407aと応答信号転
送手段407bとを備えている。
【0042】発信情報転送手段407aは、親機10か
ら有線回線CLを介して移動通信網NW2に向けた発信
情報が到来した場合に、移動局PSを制御して移動通信
網NW2に対してこの発信情報の送出を行わせるもので
ある。応答信号転送手段407bは、上記送出された発
信情報に応じて移動通信網NW2から移動局PSへの応
答信号が到来した場合に、公衆網NW1において規定さ
れた応答信号を生成し、この応答信号を親機10に対し
て送出するものである。
ら有線回線CLを介して移動通信網NW2に向けた発信
情報が到来した場合に、移動局PSを制御して移動通信
網NW2に対してこの発信情報の送出を行わせるもので
ある。応答信号転送手段407bは、上記送出された発
信情報に応じて移動通信網NW2から移動局PSへの応
答信号が到来した場合に、公衆網NW1において規定さ
れた応答信号を生成し、この応答信号を親機10に対し
て送出するものである。
【0043】なお、上記発信転送装置40は、上記第1
の実施形態と同様に充電器21内に設けられており、ま
た親機10、子機A〜Cの接続関係、発信転送装置40
と移動局PSとの接続関係においても上記第1の実施形
態と同様なシステム構成であるとして説明する。
の実施形態と同様に充電器21内に設けられており、ま
た親機10、子機A〜Cの接続関係、発信転送装置40
と移動局PSとの接続関係においても上記第1の実施形
態と同様なシステム構成であるとして説明する。
【0044】このような構成において、例えば図9に示
すように子機Aにおいてオフフックがなされ、移動通信
網NW2に向けたダイヤル番号が入力されると、この発
信情報は親機10を介して発信転送装置40に転送され
る。発信転送装置40は、この発信情報をI/F部20
1を介して移動局PSに対して転送するとともに移動局
PSを制御して移動通信網NW2に向けて発信情報の送
出を行わせる。
すように子機Aにおいてオフフックがなされ、移動通信
網NW2に向けたダイヤル番号が入力されると、この発
信情報は親機10を介して発信転送装置40に転送され
る。発信転送装置40は、この発信情報をI/F部20
1を介して移動局PSに対して転送するとともに移動局
PSを制御して移動通信網NW2に向けて発信情報の送
出を行わせる。
【0045】これに応じて移動通信網NW2では上記発
信情報に対応した相手先への呼び出しが行われ、これに
対し相手側が応答するとこの相手側と上記移動局PSと
の間の交換接続が行われると共に、移動局PSに対して
応答信号が返送される。これにより、まず発信相手先と
移動局PSとの間での通信パスが接続される。
信情報に対応した相手先への呼び出しが行われ、これに
対し相手側が応答するとこの相手側と上記移動局PSと
の間の交換接続が行われると共に、移動局PSに対して
応答信号が返送される。これにより、まず発信相手先と
移動局PSとの間での通信パスが接続される。
【0046】発信転送装置40は上記移動局PSへの応
答信号の返送を検知して、公衆網NW1に対応した応答
通知信号を生成して親機10にこの応答通知信号を送出
する。すると、親機10は子機Aと有線回線CLとの間
を接続する。これにより子機Aと相手側の装置との間で
は移動局PSを介した通信を行うことが可能となる。こ
の時の信号の流れを図10に示す。
答信号の返送を検知して、公衆網NW1に対応した応答
通知信号を生成して親機10にこの応答通知信号を送出
する。すると、親機10は子機Aと有線回線CLとの間
を接続する。これにより子機Aと相手側の装置との間で
は移動局PSを介した通信を行うことが可能となる。こ
の時の信号の流れを図10に示す。
【0047】かくして本実施形態では、親機10に接続
された子機A〜Cのいずれかから移動通信網NW2に向
けた発信情報が入力された場合に、この発信情報を発信
転送装置40を介して移動局PSから移動通信網NW2
に向け送出させる。これに応じて移動通信網NW2から
移動局PSに応答信号が返送されると、発信転送装置4
0にこれを検知させ、親機10に公衆網NW1に対応し
た応答信号を送出させて発信操作の行われた子機と移動
局PSとの間を有線回線CLを介して接続する。さら
に、発信転送装置40に移動局PSと親機10との間で
通信データの転送を行わせるようにしている。
された子機A〜Cのいずれかから移動通信網NW2に向
けた発信情報が入力された場合に、この発信情報を発信
転送装置40を介して移動局PSから移動通信網NW2
に向け送出させる。これに応じて移動通信網NW2から
移動局PSに応答信号が返送されると、発信転送装置4
0にこれを検知させ、親機10に公衆網NW1に対応し
た応答信号を送出させて発信操作の行われた子機と移動
局PSとの間を有線回線CLを介して接続する。さら
に、発信転送装置40に移動局PSと親機10との間で
通信データの転送を行わせるようにしている。
【0048】したがって、子機A〜Cから、移動局PS
を介して移動通信網NW2に向けて発信し、相手先との
通信を公衆網NW1を介することなく行うことが可能と
なる。このため、ユーザは移動通信網NW2への発信を
行いたいときにその都度移動局PSの設置場所に行かな
くても手近にある子機A〜Cから発信を行うことができ
るようになる。さらに、例えば公衆網NW1がPSTN
網であり、移動通信網NW2がPHS網である場合、子
機A〜CからもPHS網のデータ伝送速度を十分に生か
した通信を行うことができるようになる。このことは、
データ通信などを行う場合に特に大きな利点となり、ユ
ーザに対する利便性は大きく向上する。
を介して移動通信網NW2に向けて発信し、相手先との
通信を公衆網NW1を介することなく行うことが可能と
なる。このため、ユーザは移動通信網NW2への発信を
行いたいときにその都度移動局PSの設置場所に行かな
くても手近にある子機A〜Cから発信を行うことができ
るようになる。さらに、例えば公衆網NW1がPSTN
網であり、移動通信網NW2がPHS網である場合、子
機A〜CからもPHS網のデータ伝送速度を十分に生か
した通信を行うことができるようになる。このことは、
データ通信などを行う場合に特に大きな利点となり、ユ
ーザに対する利便性は大きく向上する。
【0049】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記第1の実施形態では、着信転
送装置20における移動局PSへの着信の検知を着信鳴
動音または振動を検知することにより行うようにした
が、移動局PSから着信転送装置20に対して電気信号
により着信のあった旨を通知するようにしても良い。
ものではない。例えば上記第1の実施形態では、着信転
送装置20における移動局PSへの着信の検知を着信鳴
動音または振動を検知することにより行うようにした
が、移動局PSから着信転送装置20に対して電気信号
により着信のあった旨を通知するようにしても良い。
【0050】また上記各実施形態では、移動通信網NW
2をPHS網とし、移動局PSをPHS端末と仮定して
説明したが、その他にもマイクロセル型の通信システム
であれば本発明を適用することが可能である。
2をPHS網とし、移動局PSをPHS端末と仮定して
説明したが、その他にもマイクロセル型の通信システム
であれば本発明を適用することが可能である。
【0051】また、親機10と着信転送装置20または
発信転送装置40とを接続する有線回線CLを無線回線
RLとして実現することも可能である。この場合、例え
ば図11に示すように、親機10の回線収容ポート10
2の一つを無線回線RLを収容する無線送受信ポート1
06とし、自営波を利用してデータ伝送を行うことで実
現することができる。
発信転送装置40とを接続する有線回線CLを無線回線
RLとして実現することも可能である。この場合、例え
ば図11に示すように、親機10の回線収容ポート10
2の一つを無線回線RLを収容する無線送受信ポート1
06とし、自営波を利用してデータ伝送を行うことで実
現することができる。
【0052】また、着信転送装置20および発信転送装
置40を、例えばISDN網に接続された固定電話機に
内蔵して実現することも可能である。例えば家庭内にお
いて、ISDN網の加入者線に接続されたディジタル電
話機とPSTN網の加入者線に接続されたアナログ電話
機とがそれぞれ設置されているとする。このとき、ディ
ジタル電話機に着信転送装置20および発信転送装置4
0の機能を設け、ISDN網からこのディジタル電話機
に着信があった場合には、アナログ電話機にも着呼報知
を行わせていずれの電話機からもこの着呼に対する応答
を行えるようにしたり、またアナログ電話機からディジ
タル電話機を介してISDN網への発信を行えるように
したりすることができる。さらに、同じ通信網に属する
電話機が複数個設けられている場合には、これらの電話
機のいずれかに着信転送装置20の機能を設けること
で、いずれの電話機に対する着信をいずれの電話機から
も受けられるようにすることができる。
置40を、例えばISDN網に接続された固定電話機に
内蔵して実現することも可能である。例えば家庭内にお
いて、ISDN網の加入者線に接続されたディジタル電
話機とPSTN網の加入者線に接続されたアナログ電話
機とがそれぞれ設置されているとする。このとき、ディ
ジタル電話機に着信転送装置20および発信転送装置4
0の機能を設け、ISDN網からこのディジタル電話機
に着信があった場合には、アナログ電話機にも着呼報知
を行わせていずれの電話機からもこの着呼に対する応答
を行えるようにしたり、またアナログ電話機からディジ
タル電話機を介してISDN網への発信を行えるように
したりすることができる。さらに、同じ通信網に属する
電話機が複数個設けられている場合には、これらの電話
機のいずれかに着信転送装置20の機能を設けること
で、いずれの電話機に対する着信をいずれの電話機から
も受けられるようにすることができる。
【0053】さらに、親機10を例えばオフィスに設置
される構内交換機(PBX)としたり、複数のボタン電
話機を収容するボタン電話主装置として実現するシステ
ム構成も可能である。このようにすれば、ユーザはオフ
ィス内のどこにいようとも手近な電話機で移動通信網N
W2からの着信を受けたり、移動通信網NW2への発信
を行ったりすることができ、移動通信網NW2からの無
線電波の届かない大きなオフィス構内にあっては特に有
効である。さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々の変形実施を行うことが可能である。
される構内交換機(PBX)としたり、複数のボタン電
話機を収容するボタン電話主装置として実現するシステ
ム構成も可能である。このようにすれば、ユーザはオフ
ィス内のどこにいようとも手近な電話機で移動通信網N
W2からの着信を受けたり、移動通信網NW2への発信
を行ったりすることができ、移動通信網NW2からの無
線電波の届かない大きなオフィス構内にあっては特に有
効である。さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々の変形実施を行うことが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、例
えば第2の通信装置としての親機に接続された子機にお
いて、第1の通信装置としての例えば移動局に対する着
信を受けることができるようになるので、第1の通信装
置のユーザは着信のたびにその都度第1の通信装置の設
置場所に行かなくてもよいことになり、ユーザに対する
利便性を向上させることが可能となる。
えば第2の通信装置としての親機に接続された子機にお
いて、第1の通信装置としての例えば移動局に対する着
信を受けることができるようになるので、第1の通信装
置のユーザは着信のたびにその都度第1の通信装置の設
置場所に行かなくてもよいことになり、ユーザに対する
利便性を向上させることが可能となる。
【0055】また本発明によれば、第2の通信装置か
ら、第1の通信装置を介して第1の通信網に対して発信
し、第1の通信網に属する相手先との間での情報通信が
可能となる。このため、ユーザは第1の通信装置を使用
しなくとも、第2の通信装置から発信を行い、第1の通
信網を利用する上で特有の利点(例えば第2の通信網よ
りも速いデータ伝送速度など)を十分に享受することが
できるようになり、ユーザに対する利便性を向上させる
ことが可能となる。さらに、第1及び第2の通信装置が
共通の通信網に収容されている場合にも、同様の効果を
得ることができる。
ら、第1の通信装置を介して第1の通信網に対して発信
し、第1の通信網に属する相手先との間での情報通信が
可能となる。このため、ユーザは第1の通信装置を使用
しなくとも、第2の通信装置から発信を行い、第1の通
信網を利用する上で特有の利点(例えば第2の通信網よ
りも速いデータ伝送速度など)を十分に享受することが
できるようになり、ユーザに対する利便性を向上させる
ことが可能となる。さらに、第1及び第2の通信装置が
共通の通信網に収容されている場合にも、同様の効果を
得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係わるディジタルコ
ードレス電話システムの概略構成図。
ードレス電話システムの概略構成図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係わる着信転送装置
20の設置例を示す図。
20の設置例を示す図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係わる親機10の構
成を示す機能ブロック図。
成を示す機能ブロック図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係わる着信転送装置
20の構成を示す機能ブロック図。
20の構成を示す機能ブロック図。
【図5】本発明の第1の実施形態に係わるシステムの着
信及び切断処理を示すシーケンス図。
信及び切断処理を示すシーケンス図。
【図6】本発明の第1の実施形態に係わる着信時の信号
の流れを示す図。
の流れを示す図。
【図7】本発明の第1の実施形態に係わる通信時の信号
の流れを示す図。
の流れを示す図。
【図8】本発明の第2の実施形態に係わる発信転送装置
40の構成を示す機能ブロック図。
40の構成を示す機能ブロック図。
【図9】本発明の第2の実施形態に係わる発信時の信号
の流れを示す図。
の流れを示す図。
【図10】本発明の第2の実施形態に係わる通信時の信
号の流れを示す図。
号の流れを示す図。
【図11】本発明の他の実施形態に係わる親機10の構
成を示す機能ブロック図。
成を示す機能ブロック図。
1…家屋 10…親機 SL…加入者線 NW1…公衆網 A,B,C…子機 La,Lb,Lc…通信回線 20…着信転送装置 CL…有線回線 NW2…移動通信網 PS…移動局 30…基地局 21…充電器 22…インタフェース端子 23…移動局用インタフェース端子 24…信号送受信部 101…子機インタフェース(I/F)部 102…回線収容ポート 103…加入者線収容ポート 104…記憶部 105…制御部 105a…着信報知制御手段 105b…応答通知手段 201…インタフェース(I/F)部 202…表示部 203…検知部 204…転送部 205…入出力(I/O)部 206…記憶部 207…着信転送装置20の制御部 207a…着信通知手段 207b…接続制御手段 40…発信転送装置 407…発信転送装置40の制御部 407a…発信情報転送手段 407b…応答信号転送手段 106…無線送受信ポート RL…無線回線
Claims (8)
- 【請求項1】 第1の通信網に収容される第1の通信装
置に接続され、この第1の通信装置との間で信号の授受
を行う第1のインタフェース部と、 第2の通信網に収容される第2の通信装置に接続され、
この第2の通信装置との間で信号の授受を行う第2のイ
ンタフェース部と、 前記第1の通信網から前記第1の通信装置宛の着信を前
記第1のインタフェース部を介して検出し、当該着信を
前記第2のインタフェース部を介して前記第2の通信装
置に通知して着信報知を行わせる着信転送制御手段と、 前記着信報知に対する第2の通信装置の着信応答を前記
第2のインタフェース部を介して検出し、この着信応答
を前記第1のインタフェース部を介して前記第1の通信
装置に通知して第1の通信網に対する着信応答動作を行
わせる着信応答転送制御手段と、 前記着信応答により前記第1の通信網と第1の通信装置
との間に情報通信リンクが形成された場合に、当該情報
通信リンクと前記第2の通信装置との間を前記第1およ
び第2のインタフェース部を介して接続して、前記第1
の通信網と第2の通信装置との間で情報通信を可能とす
る情報転送制御手段とを具備したことを特徴とする信号
転送装置。 - 【請求項2】 第1の通信網に収容される第1の通信装
置に接続され、この第1の通信装置との間で信号の授受
を行う第1のインタフェース部と、 第2の通信網に収容される第2の通信装置に接続され、
この第2の通信装置との間で信号の授受を行う第2のイ
ンタフェース部と、 前記第2の通信装置の発信を前記第2のインタフェース
部を介して検出し、この発信を前記第1のインタフェー
ス部を介して前記第1の通信装置に通知して第1の通信
網に対する発信を行わせる発信転送制御手段と、 前記第1の通信網から第1の通信装置へ前記発信に対す
る応答が到来した場合に当該発信応答を前記第1のイン
タフェース部を介して検出し、この発信応答を前記第2
のインタフェース部を介して前記第2の通信装置に通知
する発信応答転送制御手段と、 前記発信応答により前記第1の通信網と前記第1の通信
装置との間に情報通信リンクが形成された場合に、当該
情報通信リンクと第2の通信装置との間を前記第1およ
び第2のインタフェース部を介して接続して、第2の通
信装置と前記第1の通信網との間で情報通信を可能にす
る情報転送制御手段とを具備したことを特徴とする信号
転送装置。 - 【請求項3】 前記第2の通信装置が、親機と複数の子
機とを備え、前記親機は前記第2の通信網の局線を接続
するための複数の局線インタフェース部と、前記子機が
各々接続される複数の端末インタフェース部とを有する
場合に、 前記第2のインタフェース部は、前記親機の局線インタ
フェース部に接続されて、当該局線インタフェース部と
の間で前記第2の通信網で規定されるプロトコルに従っ
て通信を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の信
号転送装置。 - 【請求項4】 前記第2の通信装置が、親機と複数の子
機とを備え、前記親機は前記第2の通信網の局線を接続
するための複数の局線インタフェース部と、前記子機が
各々接続される複数の端末インタフェース部と、自営回
線を収容する自営回線インタフェース部とを有する場合
に、 前記第2のインタフェース部は、前記親機の自営回線イ
ンタフェース部に接続されて、当該自営回線インタフェ
ース部との間で親機で規定されるプロトコルに従って通
信を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の信号転
送装置。 - 【請求項5】 前記親機の局線インタフェース部又は自
営回線インタフェース部が無線回線対応型の場合には、
前記第2のインタフェース部は当該局線インタフェース
部又は自営回線インタフェース部に対し無線回線を介し
て接続されることを特徴とする請求項3又は4記載の信
号転送装置。 - 【請求項6】 前記第1の通信装置が第1の通信網に対
し無線回線を介して接続される無線端末装置である場合
に、前記信号転送装置は当該無線端末装置を充電する充
電器内に設けられることを特徴とする請求項1又は2記
載の信号転送装置。 - 【請求項7】 共通の通信網に収容され、互いに異なる
識別情報を有する第1及び第2の通信装置に接続される
信号転送装置であって、 前記第1の通信装置に接続され、この第1の通信装置と
の間で信号の授受を行う第1のインタフェース部と、 前記第2の通信装置に接続され、この第2の通信装置と
の間で信号の授受を行う第2のインタフェース部と、 前記通信網から前記第1の通信装置宛ての着信を前記第
1のインタフェース部を介して検出し、当該着信を前記
第2のインタフェース部を介して前記第2の通信装置に
通知して着呼報知を行わせる着信転送制御手段と、 前記着信報知に対する第2の通信装置の着信応答を前記
第2のインタフェース部を介して検出し、この着信応答
を前記第1のインタフェース部を介して前記第1の通信
装置に通知して前記通信網に対する着信応答動作を行わ
せる着信応答転送制御手段と、 前記着信応答により前記通信網と第1の通信装置との間
に情報通信リンクが形成された場合に、当該情報通信リ
ンクと前記第2の通信装置との間を前記第1及び第2の
インタフェース部を介して接続して、前記通信網と第2
の通信装置との間で情報通信を可能とする情報転送制御
手段とを具備したことを特徴とする信号転送装置。 - 【請求項8】 共通の通信網に収容され、互いに異なる
識別情報を有する第1及び第2の通信装置に接続される
信号転送装置であって、 前記第1の通信装置に接続され、この第1の通信装置と
の間で信号の授受を行う第1のインタフェース部と、 前記第2の通信装置に接続され、この第2の通信装置と
の間で信号の授受を行う第2のインタフェース部と、 前記第2の通信装置の発信を前記第2のインタフェース
部を介して検出し、この発信を前記第1のインタフェー
ス部を介して前記第1の通信装置に通知して前記通信網
に対する発信を行わせる発信転送制御手段と、 前記通信網から第1の通信装置へ前記発信に対する応答
が到来した場合に、当該発信応答を前記第1のインタフ
ェース部を介して検出し、この発信応答を前記第2のイ
ンタフェース部を介して前記第2の通信装置に通知する
発信応答転送制御手段と、 前記発信応答により前記通信網と前記第1の通信装置と
の間に情報通信リンクが形成された場合に、当該情報通
信リンクと第2の通信装置との間を前記第1および第2
のインタフェース部を介して接続して、第2の通信装置
と前記通信網との間で情報通信を可能にする情報転送制
御手段とを具備したことを特徴とする信号転送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174200A JPH1127742A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 信号転送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174200A JPH1127742A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 信号転送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1127742A true JPH1127742A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15974483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9174200A Pending JPH1127742A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 信号転送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1127742A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014060688A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Sharp Corp | 電話装置および機器への通知を電話装置で報知する方法 |
JP2017147552A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 日本電気通信システム株式会社 | 通信装置および通信方法 |
JP2018201251A (ja) * | 2018-09-28 | 2018-12-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 中継器およびインターホンシステム |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP9174200A patent/JPH1127742A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014060688A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Sharp Corp | 電話装置および機器への通知を電話装置で報知する方法 |
JP2017147552A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 日本電気通信システム株式会社 | 通信装置および通信方法 |
JP2018201251A (ja) * | 2018-09-28 | 2018-12-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 中継器およびインターホンシステム |
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