JPH11275280A - 多機能装置 - Google Patents
多機能装置Info
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- JPH11275280A JPH11275280A JP10074265A JP7426598A JPH11275280A JP H11275280 A JPH11275280 A JP H11275280A JP 10074265 A JP10074265 A JP 10074265A JP 7426598 A JP7426598 A JP 7426598A JP H11275280 A JPH11275280 A JP H11275280A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録されるべきデータに関して、記録紙から
はみ出るデータ部分が生じることを防止し、結果的に記
録紙の無駄を防止できる多機能装置を提供する。 【解決手段】 多機能装置1は、ファクシミリの受信デ
ータを記録紙K1に記録する他に、コンピュータ40か
ら送られてきた通信データを記録紙K1に記録できる。
その多機能装置1は、前記記録紙K1のサイズを検出す
る記録紙センサ50を備えている。その記録紙センサ5
0によって検出された記録紙K1のサイズより、ファク
シミリの受信データのサイズが大きくて記録結果が記録
紙K1よりはみ出すことを判別した場合、CPU26、
CPU34は、インクジェットプリンタ部37による記
録動作を中止するとともに、その受信データをRAM3
6に記憶させる。
はみ出るデータ部分が生じることを防止し、結果的に記
録紙の無駄を防止できる多機能装置を提供する。 【解決手段】 多機能装置1は、ファクシミリの受信デ
ータを記録紙K1に記録する他に、コンピュータ40か
ら送られてきた通信データを記録紙K1に記録できる。
その多機能装置1は、前記記録紙K1のサイズを検出す
る記録紙センサ50を備えている。その記録紙センサ5
0によって検出された記録紙K1のサイズより、ファク
シミリの受信データのサイズが大きくて記録結果が記録
紙K1よりはみ出すことを判別した場合、CPU26、
CPU34は、インクジェットプリンタ部37による記
録動作を中止するとともに、その受信データをRAM3
6に記憶させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ファクシ
ミリ機能、プリンタ機能または電話機能その他の機能を
有するマルチ・ファンクション・デバイス等からなる多
機能装置に関し、特に、記録されるべきデータに関し、
記録紙からはみ出るデータ部分が生じることを防止し、
結果的に記録紙の無駄を防止できる多機能装置に関する
ものである。
ミリ機能、プリンタ機能または電話機能その他の機能を
有するマルチ・ファンクション・デバイス等からなる多
機能装置に関し、特に、記録されるべきデータに関し、
記録紙からはみ出るデータ部分が生じることを防止し、
結果的に記録紙の無駄を防止できる多機能装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、搬送される原稿上
の画像情報を読み取って、相手方に画像情報を送信した
り、あるいは、相手方から送信されてきた画像情報を記
録紙に記録するものであるので、基本的な受信機能を満
足するためには、例えばA4サイズの大きさの記録紙を
一種類だけ備えれば十分である。近年、ファクシミリ装
置は、送受信機能の他に、コピー機能、読み取り専用機
能、電話機能、プリンタ機能等の各種の機能を実行でき
るようになり、ファクシミリ装置というよりも、1台の
装置でそれぞれの機能を行い得るマルチ・ファンクショ
ン・デバイスになりつつある。
の画像情報を読み取って、相手方に画像情報を送信した
り、あるいは、相手方から送信されてきた画像情報を記
録紙に記録するものであるので、基本的な受信機能を満
足するためには、例えばA4サイズの大きさの記録紙を
一種類だけ備えれば十分である。近年、ファクシミリ装
置は、送受信機能の他に、コピー機能、読み取り専用機
能、電話機能、プリンタ機能等の各種の機能を実行でき
るようになり、ファクシミリ装置というよりも、1台の
装置でそれぞれの機能を行い得るマルチ・ファンクショ
ン・デバイスになりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このマルチ・ファンク
ション・デバイスにおいて、例えば、B5サイズの記録
紙を装着した状態で、利用者がコンピュータから送られ
てきたデータを記録させるプリンタ機能を選択すること
がある。このプリント動作の終了後に、ファクシミリ受
信動作が行われると、相手方から送信された画像情報の
データサイズが、装着された記録紙のサイズと不一致の
まま記録動作が行われる可能性がある。その場合、受信
データ等のデータサイズより記録紙サイズの方が小さい
と、記録されるべきデータに関し、記録紙からはみ出し
た部分が生じ、必要な記録結果を得ることができない。
また、そのような記録紙は、データを完全に表現しえな
いので、結果的に記録紙が無駄になる。本発明は前記し
た従来の問題点を解消するためになされたものであり、
記録されるべきデータが、記録紙からはみ出ることを防
止して、結果的に記録紙の無駄を防止できる多機能装置
を提供することを目的とする。
ション・デバイスにおいて、例えば、B5サイズの記録
紙を装着した状態で、利用者がコンピュータから送られ
てきたデータを記録させるプリンタ機能を選択すること
がある。このプリント動作の終了後に、ファクシミリ受
信動作が行われると、相手方から送信された画像情報の
データサイズが、装着された記録紙のサイズと不一致の
まま記録動作が行われる可能性がある。その場合、受信
データ等のデータサイズより記録紙サイズの方が小さい
と、記録されるべきデータに関し、記録紙からはみ出し
た部分が生じ、必要な記録結果を得ることができない。
また、そのような記録紙は、データを完全に表現しえな
いので、結果的に記録紙が無駄になる。本発明は前記し
た従来の問題点を解消するためになされたものであり、
記録されるべきデータが、記録紙からはみ出ることを防
止して、結果的に記録紙の無駄を防止できる多機能装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】前記目的
を達成するため請求項1に係る発明によれば、ファクシ
ミリの受信データ等を記録紙に記録する他に、コンピュ
ータ等から送られてきたデータ等を記録紙に記録する多
機能装置であって、前記記録紙のサイズを検出する検出
手段と、この検出手段が検出した記録紙のサイズより、
前記受信データ等のサイズが大きくて記録結果が記録紙
よりはみ出すことを判別した場合、記録動作を中止する
とともに前記受信データを記憶手段に記憶させる制御手
段を備えたことを特徴とする。このような多機能装置
は、ファクシミリの受信データ等を記録紙に記録する他
に、コンピュータ等から送られてきたデータ等を記録紙
に記録するので、ファクシミリ装置とコンピュータ装置
等を別々に置くオフィス等を鑑みれば、オフィスの省ス
ペース等を図って、利用価値の高いものになっている。
この多機能装置において、制御手段が記録紙のサイズよ
りファクシミリ受信データ等のサイズが大きくて記録結
果が記録紙よりはみ出すことを判別した場合、記録動作
を中止させるとともに受信データを記憶手段に記憶させ
る。そのため、記録紙からはみ出して記録されることを
防止できるので、不完全な記録が行われず、結果的に記
録紙の無駄を防止できる。この場合、記録紙のサイズを
検出する検出手段は、例えば、A4の記録紙の記録幅よ
りもやや外側に配置されるので、A4以上の記録紙のサ
イズを検出できる。従って、B5等のサイズの記録紙を
検出できないように設定することもできる。
を達成するため請求項1に係る発明によれば、ファクシ
ミリの受信データ等を記録紙に記録する他に、コンピュ
ータ等から送られてきたデータ等を記録紙に記録する多
機能装置であって、前記記録紙のサイズを検出する検出
手段と、この検出手段が検出した記録紙のサイズより、
前記受信データ等のサイズが大きくて記録結果が記録紙
よりはみ出すことを判別した場合、記録動作を中止する
とともに前記受信データを記憶手段に記憶させる制御手
段を備えたことを特徴とする。このような多機能装置
は、ファクシミリの受信データ等を記録紙に記録する他
に、コンピュータ等から送られてきたデータ等を記録紙
に記録するので、ファクシミリ装置とコンピュータ装置
等を別々に置くオフィス等を鑑みれば、オフィスの省ス
ペース等を図って、利用価値の高いものになっている。
この多機能装置において、制御手段が記録紙のサイズよ
りファクシミリ受信データ等のサイズが大きくて記録結
果が記録紙よりはみ出すことを判別した場合、記録動作
を中止させるとともに受信データを記憶手段に記憶させ
る。そのため、記録紙からはみ出して記録されることを
防止できるので、不完全な記録が行われず、結果的に記
録紙の無駄を防止できる。この場合、記録紙のサイズを
検出する検出手段は、例えば、A4の記録紙の記録幅よ
りもやや外側に配置されるので、A4以上の記録紙のサ
イズを検出できる。従って、B5等のサイズの記録紙を
検出できないように設定することもできる。
【0005】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1に記載の多機能装置において、前記制御手段は、前
記記録紙のサイズより前記受信データ等のサイズが大き
くて記録結果が記録紙よりはみ出すことを判別した場合
にその旨を報知し、その後、検出された記録紙のサイズ
が前記受信データのサイズ以上で、記録結果が記録紙よ
りはみ出さないことを判別した場合、記録動作を実行す
ることを特徴とする。このように制御手段は、前記記録
紙のサイズより前記受信データ等のサイズが大きい場合
にその旨を報知するので、利用者はその旨を認識するこ
とができる。その後、利用者が記録紙を交換して、制御
手段が検出された記録紙のサイズが前記受信データのサ
イズ以上で、記録結果が記録紙よりはみ出さないことを
判別した場合、記録動作を実行する。そのため、記録紙
からはみ出して記録されることを防止するので、不完全
な記録が行われず、結果的に記録紙の無駄を防止できる
とともに、正しい記録紙の場合は、通常の記録が行わ
れ、利用者の利便性が向上する。
項1に記載の多機能装置において、前記制御手段は、前
記記録紙のサイズより前記受信データ等のサイズが大き
くて記録結果が記録紙よりはみ出すことを判別した場合
にその旨を報知し、その後、検出された記録紙のサイズ
が前記受信データのサイズ以上で、記録結果が記録紙よ
りはみ出さないことを判別した場合、記録動作を実行す
ることを特徴とする。このように制御手段は、前記記録
紙のサイズより前記受信データ等のサイズが大きい場合
にその旨を報知するので、利用者はその旨を認識するこ
とができる。その後、利用者が記録紙を交換して、制御
手段が検出された記録紙のサイズが前記受信データのサ
イズ以上で、記録結果が記録紙よりはみ出さないことを
判別した場合、記録動作を実行する。そのため、記録紙
からはみ出して記録されることを防止するので、不完全
な記録が行われず、結果的に記録紙の無駄を防止できる
とともに、正しい記録紙の場合は、通常の記録が行わ
れ、利用者の利便性が向上する。
【0006】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項1または請求項2に記載の多機能装置において、前記
記録紙の給紙側に、記録紙の存在を検出する第1センサ
が設けられ、前記制御手段は、前記第1センサの検出結
果と前記検出手段の検出結果とに基づいて、前記制御手
段は、記録紙送りエラーを判別することを特徴とする。
このように第1センサが記録紙の存在を検出するととも
に、前記検出手段が記録紙の存在を検出することによ
り、例えば、記録紙の搬送状態において、第1センサに
よる記録紙の検出後一定時間が経過した後に、検出手段
が記録紙の存在を検出しない場合、記録紙は搬送通路中
のどこかで支えているので、制御手段は記録紙送りエラ
ーを判別することができる。このように記録紙のサイズ
を検出する検出手段が、記録紙の存在を検出する役割を
果たすことにより、記録紙を検出するセンサーの個数が
減るとともにその取り付け作業が少なくなって、製造コ
ストが低減化する。
項1または請求項2に記載の多機能装置において、前記
記録紙の給紙側に、記録紙の存在を検出する第1センサ
が設けられ、前記制御手段は、前記第1センサの検出結
果と前記検出手段の検出結果とに基づいて、前記制御手
段は、記録紙送りエラーを判別することを特徴とする。
このように第1センサが記録紙の存在を検出するととも
に、前記検出手段が記録紙の存在を検出することによ
り、例えば、記録紙の搬送状態において、第1センサに
よる記録紙の検出後一定時間が経過した後に、検出手段
が記録紙の存在を検出しない場合、記録紙は搬送通路中
のどこかで支えているので、制御手段は記録紙送りエラ
ーを判別することができる。このように記録紙のサイズ
を検出する検出手段が、記録紙の存在を検出する役割を
果たすことにより、記録紙を検出するセンサーの個数が
減るとともにその取り付け作業が少なくなって、製造コ
ストが低減化する。
【0007】また、請求項4に係る発明によれば、請求
項1または請求項2に記載の多機能装置において、前記
記録紙の給紙側に、記録紙の存在を検出する第1センサ
が設けられ、この第1センサと前記検出手段との間に、
記録紙の存在を検出する第2センサが設けられ、前記制
御手段は、前記第1センサの検出結果と前記第2センサ
の検出結果とに基づいて、記録紙送りエラーを判別する
ことを特徴とする。このように第1センサが記録紙の存
在を検出するとともに、第2センサが記録紙の存在を検
出することにより、例えば、記録紙の搬送状態におい
て、第1センサによる記録紙の検出後一定時間が経過し
た後に、第2センサが記録紙の存在を検出しない場合、
記録紙は搬送通路中のどこかで支えているので、制御手
段は、記録紙送りエラーを判別することができる。尚、
必要に応じて、請求項4の内容を請求項3に従属させる
ように、または請求項3の内容を請求項4に従属させる
ように補正することが可能である。
項1または請求項2に記載の多機能装置において、前記
記録紙の給紙側に、記録紙の存在を検出する第1センサ
が設けられ、この第1センサと前記検出手段との間に、
記録紙の存在を検出する第2センサが設けられ、前記制
御手段は、前記第1センサの検出結果と前記第2センサ
の検出結果とに基づいて、記録紙送りエラーを判別する
ことを特徴とする。このように第1センサが記録紙の存
在を検出するとともに、第2センサが記録紙の存在を検
出することにより、例えば、記録紙の搬送状態におい
て、第1センサによる記録紙の検出後一定時間が経過し
た後に、第2センサが記録紙の存在を検出しない場合、
記録紙は搬送通路中のどこかで支えているので、制御手
段は、記録紙送りエラーを判別することができる。尚、
必要に応じて、請求項4の内容を請求項3に従属させる
ように、または請求項3の内容を請求項4に従属させる
ように補正することが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る多機能装置を
具体化した実施の形態について図面を参照しつつ詳細に
説明する。先ず、本実施形態に係る多機能装置1の概略
構成について図1に基づき説明する。尚、この多機能装
置1は、例えば、ファクシミリ送受信機能、プリンタ機
能、読取専用機能、電話機能その他の機能を有している
他に、搬送される原稿上の画像情報を読み取り、その読
み取った画像情報を記録紙にコピーさせるコピー機能を
有しているが、更に、別の機能を有していても良い。
具体化した実施の形態について図面を参照しつつ詳細に
説明する。先ず、本実施形態に係る多機能装置1の概略
構成について図1に基づき説明する。尚、この多機能装
置1は、例えば、ファクシミリ送受信機能、プリンタ機
能、読取専用機能、電話機能その他の機能を有している
他に、搬送される原稿上の画像情報を読み取り、その読
み取った画像情報を記録紙にコピーさせるコピー機能を
有しているが、更に、別の機能を有していても良い。
【0009】図1において、多機能装置1は装置本体2
を備えており、かかる装置本体2の上面には、各種のボ
タンが配列された操作パネル3が前方側に配設され、ま
た、読み取り用の原稿SH(図2参照)をセットするた
めの原稿載置部4が中央部に配設されている。更に、装
置本体2の上面後方側には、記録紙K1を積層状態で収
納する用紙カセットK2(図2参照)を挿嵌するため
の、カセット挿嵌部5が配設されている。ここに、操作
パネル3には、その上側に液晶(LCD)ディスプレイ
6が配置されており、この液晶ディスプレイ6は、各種
のメッセージ、例えば、ファクシミリ機能の実行時にお
ける電話番号を表示する他に、コピー動作、読取動作、
プリンタ動作等の実行時における操作指令メッセージ、
その他必要に応じたメッセージを表示する。更に、液晶
ディスプレイ6は、記録紙K1のサイズより、ファクシ
ミリの受信データ等のサイズが大きい場合にその旨を表
示するので、その旨を報知する表示手段の役割を果た
す。
を備えており、かかる装置本体2の上面には、各種のボ
タンが配列された操作パネル3が前方側に配設され、ま
た、読み取り用の原稿SH(図2参照)をセットするた
めの原稿載置部4が中央部に配設されている。更に、装
置本体2の上面後方側には、記録紙K1を積層状態で収
納する用紙カセットK2(図2参照)を挿嵌するため
の、カセット挿嵌部5が配設されている。ここに、操作
パネル3には、その上側に液晶(LCD)ディスプレイ
6が配置されており、この液晶ディスプレイ6は、各種
のメッセージ、例えば、ファクシミリ機能の実行時にお
ける電話番号を表示する他に、コピー動作、読取動作、
プリンタ動作等の実行時における操作指令メッセージ、
その他必要に応じたメッセージを表示する。更に、液晶
ディスプレイ6は、記録紙K1のサイズより、ファクシ
ミリの受信データ等のサイズが大きい場合にその旨を表
示するので、その旨を報知する表示手段の役割を果た
す。
【0010】また、その液晶ディスプレイ6の下側(図
1中、左側)には、「0」乃至「9」の数値ボタン7等
が配置されており、これら数値ボタン7は、ファクシミ
リ機能時に電話番号を入力したり、コピー機能実行にお
けるコピー枚数等を入力するボタンである。また、操作
パネル3内の右下方側には、実行ボタン8等が配置され
ており、この実行ボタン8は、コピー機能実行開始時ま
たは記録動作開始時に押下される。
1中、左側)には、「0」乃至「9」の数値ボタン7等
が配置されており、これら数値ボタン7は、ファクシミ
リ機能時に電話番号を入力したり、コピー機能実行にお
けるコピー枚数等を入力するボタンである。また、操作
パネル3内の右下方側には、実行ボタン8等が配置され
ており、この実行ボタン8は、コピー機能実行開始時ま
たは記録動作開始時に押下される。
【0011】そして、実行ボタン8が押下されてコピー
動作を実行する際には、画像読取部21を介して読み取
られた画像データは、記録部としてのインクジェットプ
リンタ部37(図2、図3参照)を介して、カセット挿
嵌部5内に挿嵌された用紙カセットK2から送給される
記録紙K1上に記録される。また、実行ボタン8が押下
されて記録動作を実行する際には、コンピュータ等から
送られてきた画像データは、インクジェットプリンタ部
37(図2、図3参照)を介して、カセット挿嵌部5内
に挿嵌された用紙カセットK2から送給される記録紙K
1上に記録される。このように画像データが記録された
記録紙K1は、前記原稿排出部9の下側に設けられた記
録紙排出部10上に排出される。この場合、プリンタと
しての記録動作時には、例えば、A4、B5サイズ等の
異なったサイズの記録紙K1を使用できることが望まし
いので、カセット挿嵌部5内に挿嵌される用紙カセット
K2内に、A4、B5サイズ等の異なったサイズの記録
紙K1が装填されると、記録紙排出部10上には、図2
に示される搬送路47を通った異なったサイズの記録紙
K1が排出されることになる。
動作を実行する際には、画像読取部21を介して読み取
られた画像データは、記録部としてのインクジェットプ
リンタ部37(図2、図3参照)を介して、カセット挿
嵌部5内に挿嵌された用紙カセットK2から送給される
記録紙K1上に記録される。また、実行ボタン8が押下
されて記録動作を実行する際には、コンピュータ等から
送られてきた画像データは、インクジェットプリンタ部
37(図2、図3参照)を介して、カセット挿嵌部5内
に挿嵌された用紙カセットK2から送給される記録紙K
1上に記録される。このように画像データが記録された
記録紙K1は、前記原稿排出部9の下側に設けられた記
録紙排出部10上に排出される。この場合、プリンタと
しての記録動作時には、例えば、A4、B5サイズ等の
異なったサイズの記録紙K1を使用できることが望まし
いので、カセット挿嵌部5内に挿嵌される用紙カセット
K2内に、A4、B5サイズ等の異なったサイズの記録
紙K1が装填されると、記録紙排出部10上には、図2
に示される搬送路47を通った異なったサイズの記録紙
K1が排出されることになる。
【0012】また、原稿載置部4と原稿排出部9との間
を搬送される原稿SHは、図2に示されるように、多機
能装置1の装置本体2の内部通路、すなわち、操作パネ
ル3の下側の案内通路11を沿って搬送されるようにな
っている。この場合、操作パネル3の下方には、案内通
路11を沿って原稿分離用ローラ12及びこの原稿分離
用ローラ12に対向当接する分離片13が配設され、更
に、この原稿分離用ローラ12の搬送方向の下流側に
は、上下一対の案内ローラ14が配設されている。ま
た、その案内ローラ14の搬送方向の下流側には、上下
一対の案内ローラ15が配設されている。
を搬送される原稿SHは、図2に示されるように、多機
能装置1の装置本体2の内部通路、すなわち、操作パネ
ル3の下側の案内通路11を沿って搬送されるようにな
っている。この場合、操作パネル3の下方には、案内通
路11を沿って原稿分離用ローラ12及びこの原稿分離
用ローラ12に対向当接する分離片13が配設され、更
に、この原稿分離用ローラ12の搬送方向の下流側に
は、上下一対の案内ローラ14が配設されている。ま
た、その案内ローラ14の搬送方向の下流側には、上下
一対の案内ローラ15が配設されている。
【0013】そのため、原稿載置部4に積層された原稿
SHは、原稿分離用ローラ12と分離片13とによって
一枚ずつ分離され、案内ローラ14、15によって、テ
ンションが付与されながら下流側に向かって搬送され
る。このように搬送される原稿SHは、案内ローラ14
及び案内ローラ15の間に設定された読取位置16で画
像読取部21によって読み取られた後、装置本体2の前
面側に設けられた原稿排出部9に排出される。
SHは、原稿分離用ローラ12と分離片13とによって
一枚ずつ分離され、案内ローラ14、15によって、テ
ンションが付与されながら下流側に向かって搬送され
る。このように搬送される原稿SHは、案内ローラ14
及び案内ローラ15の間に設定された読取位置16で画
像読取部21によって読み取られた後、装置本体2の前
面側に設けられた原稿排出部9に排出される。
【0014】その画像読取部21は、多機能装置1内部
の読取位置16の下方に配置されているが、その具体的
構造としては、読取位置16の下方側に、原稿SHを照
射するランプ17が配設され、また、この読取位置16
の真下の位置には、原稿SHからの反射光を受ける反射
ミラー18が配設されるので、この反射ミラー18によ
って反射された光は、複数の反射ミラー19a、19a
及び光学レンズ19b等を介して、CCD装置19に導
びかれる。このCCD装置19は、電荷結合素子(Charg
e Coupled Device) といわれる光電変換素子を備え、図
示しない信号線を介して伝達されるクロック信号に同期
して、蓄積された電荷を別の信号線(図示せず)を介し
て転送する機能を有しているので、その転送された電荷
は、後述するCPU26の制御の下に、画像データとし
て処理される。また、前記読取位置16の近傍には、原
稿SHを検出するための原稿センサ29が配置されてい
る。この原稿センサ29は、例えば、原稿SHの先端も
しくは後端により回動されるフォトインタラプタとフォ
トカップラとから構成され、フォトインタラプタによる
遮光または透光をフォトカップラが検出することによ
り、原稿SHを検出できる。そして、案内ローラ14に
よって搬送された原稿SHの先端及び後端が、原稿セン
サ29によって検出されると、原稿SHの存在の有無を
後述するCPU26は判別できる。
の読取位置16の下方に配置されているが、その具体的
構造としては、読取位置16の下方側に、原稿SHを照
射するランプ17が配設され、また、この読取位置16
の真下の位置には、原稿SHからの反射光を受ける反射
ミラー18が配設されるので、この反射ミラー18によ
って反射された光は、複数の反射ミラー19a、19a
及び光学レンズ19b等を介して、CCD装置19に導
びかれる。このCCD装置19は、電荷結合素子(Charg
e Coupled Device) といわれる光電変換素子を備え、図
示しない信号線を介して伝達されるクロック信号に同期
して、蓄積された電荷を別の信号線(図示せず)を介し
て転送する機能を有しているので、その転送された電荷
は、後述するCPU26の制御の下に、画像データとし
て処理される。また、前記読取位置16の近傍には、原
稿SHを検出するための原稿センサ29が配置されてい
る。この原稿センサ29は、例えば、原稿SHの先端も
しくは後端により回動されるフォトインタラプタとフォ
トカップラとから構成され、フォトインタラプタによる
遮光または透光をフォトカップラが検出することによ
り、原稿SHを検出できる。そして、案内ローラ14に
よって搬送された原稿SHの先端及び後端が、原稿セン
サ29によって検出されると、原稿SHの存在の有無を
後述するCPU26は判別できる。
【0015】また、装置本体2内部の画像読取部21の
後方には、プリンタ部30が配設されており、このプリ
ンタ部30は、用紙カセットK2から搬送された記録紙
K1に画像データを記録するインクジェットプリンタ部
37を備えている。このプリンタ部30のインクジェッ
トプリンタ部37は、いわゆるシリアル印字タイプ方式
のものであるので、前記画像データをシリアル方式で記
録紙K1に記録することができる。すなわち、インクジ
ェットプリンタ部37は、装置本体2の左右方向に移動
しながら、記録紙K1上に一ライン分画像データを記録
するとともに、一ラインの画像データの記録が完了する
と、次の一ラインだけ記録紙K1が下流方向に搬送さ
れ、再びその一ラインの画像データを記録できるように
構成されている。
後方には、プリンタ部30が配設されており、このプリ
ンタ部30は、用紙カセットK2から搬送された記録紙
K1に画像データを記録するインクジェットプリンタ部
37を備えている。このプリンタ部30のインクジェッ
トプリンタ部37は、いわゆるシリアル印字タイプ方式
のものであるので、前記画像データをシリアル方式で記
録紙K1に記録することができる。すなわち、インクジ
ェットプリンタ部37は、装置本体2の左右方向に移動
しながら、記録紙K1上に一ライン分画像データを記録
するとともに、一ラインの画像データの記録が完了する
と、次の一ラインだけ記録紙K1が下流方向に搬送さ
れ、再びその一ラインの画像データを記録できるように
構成されている。
【0016】この場合、給紙ローラK3の回転によって
用紙カセットK2から送給される記録紙K1は、一対の
案内ローラ45、45及び、その案内ローラ45の下流
側に位置する一対の案内ローラ46、46により、装置
本体2内部の搬送路47に沿って下流側の記録紙排出部
10に向かって搬送される。このように搬送される記録
紙K1は、その先端が案内ローラ45、45によって揃
えられた後に、これら案内ローラ45、46間でテンシ
ョンが付与されながら、案内ローラ45及び案内ローラ
46間に設定された記録位置48に搬送されて記録され
るので、記録紙K1には、鮮明な画像データが記録され
る。
用紙カセットK2から送給される記録紙K1は、一対の
案内ローラ45、45及び、その案内ローラ45の下流
側に位置する一対の案内ローラ46、46により、装置
本体2内部の搬送路47に沿って下流側の記録紙排出部
10に向かって搬送される。このように搬送される記録
紙K1は、その先端が案内ローラ45、45によって揃
えられた後に、これら案内ローラ45、46間でテンシ
ョンが付与されながら、案内ローラ45及び案内ローラ
46間に設定された記録位置48に搬送されて記録され
るので、記録紙K1には、鮮明な画像データが記録され
る。
【0017】また、前記インクジェットプリンタ部37
による記録位置48の上流側には、記録紙K1のサイズ
を検出する検出手段としての記録紙センサ50が配置さ
れている。この記録紙センサ50は、例えば、発光素子
(図示せず)が記録紙K1を照射し、その記録紙K1の
反射光を受光素子(図示せず)が検出するように構成さ
れているので、記録紙K1を検出できる。そして、案内
ローラ45、46によって搬送された記録紙K1の先端
及び後端が、記録紙センサ50によって検出されると、
後述するCPU34は、記録紙K1の存在の有無を判別
できる。なお、この記録紙センサ50は、透過型であっ
てもよい。
による記録位置48の上流側には、記録紙K1のサイズ
を検出する検出手段としての記録紙センサ50が配置さ
れている。この記録紙センサ50は、例えば、発光素子
(図示せず)が記録紙K1を照射し、その記録紙K1の
反射光を受光素子(図示せず)が検出するように構成さ
れているので、記録紙K1を検出できる。そして、案内
ローラ45、46によって搬送された記録紙K1の先端
及び後端が、記録紙センサ50によって検出されると、
後述するCPU34は、記録紙K1の存在の有無を判別
できる。なお、この記録紙センサ50は、透過型であっ
てもよい。
【0018】前記記録紙K1の給紙側、すなわち、給紙
ローラK3の真下側には、記録紙K1の存在を検出でき
る第1センサ51が設けられている。更に、第1センサ
51と前記記録紙センサ50との間における前記案内ロ
ーラ45の上流側には、記録紙K1の存在を検出できる
第2センサ52が設けられている。これら第1センサ5
1及び第2センサ52は、この実施の形態の場合、前記
記録紙センサ50と同様な構成からなっている。これら
記録紙センサ50、第1センサ51及び第2センサ52
は、具体的には、図5に示されるような位置関係になっ
ている。尚、図5は、図2の搬送路47に沿って搬送さ
れる記録紙K1と、その記録紙K1を検出する記録紙セ
ンサ50等との位置関係を概略的に示す図である。
ローラK3の真下側には、記録紙K1の存在を検出でき
る第1センサ51が設けられている。更に、第1センサ
51と前記記録紙センサ50との間における前記案内ロ
ーラ45の上流側には、記録紙K1の存在を検出できる
第2センサ52が設けられている。これら第1センサ5
1及び第2センサ52は、この実施の形態の場合、前記
記録紙センサ50と同様な構成からなっている。これら
記録紙センサ50、第1センサ51及び第2センサ52
は、具体的には、図5に示されるような位置関係になっ
ている。尚、図5は、図2の搬送路47に沿って搬送さ
れる記録紙K1と、その記録紙K1を検出する記録紙セ
ンサ50等との位置関係を概略的に示す図である。
【0019】この場合、搬送路47に沿って搬送される
記録紙K1は、その片側を規制部材K4に規制された状
態で、案内ローラ45、46によって下流側に搬送され
るが、記録紙センサ50は、例えば、A4サイズ幅より
も少し外側に配置されている。そのため、A4サイズ、
または、A4サイズより大きいレターサイズ等について
は、記録紙センサ50は検出できるが、例えば、A4サ
イズより小さいB5サイズについては、記録紙センサ5
0は検出できない。一方、第1センサ51及び第2セン
サ52は、記録紙K1の幅方向の中央部に配置されてい
るので、例えば、A4サイズより小さいB5サイズの記
録紙K1についても検出できる。このようにセンサ5
0、51、52等を設置した理由は、ファクシミリ受信
機能を満足させることを考慮すれば、例えばA4サイズ
等の一種類の記録紙K1のみに記録を行えば良いのに対
し、例えば、プリンタ機能を満足させるには、A4サイ
ズ以外にB5サイズ等の記録紙に記録できるのが望まし
いため、A4サイズの記録紙K1については、記録紙セ
ンサ50及び第1センサ51が検出して、記録紙送りエ
ラーを判別する必要があるのに対して、B5サイズの記
録紙K1については、第1センサ51及び第2センサ5
2が検出して、記録紙送りエラーを判別する必要がある
ためである。
記録紙K1は、その片側を規制部材K4に規制された状
態で、案内ローラ45、46によって下流側に搬送され
るが、記録紙センサ50は、例えば、A4サイズ幅より
も少し外側に配置されている。そのため、A4サイズ、
または、A4サイズより大きいレターサイズ等について
は、記録紙センサ50は検出できるが、例えば、A4サ
イズより小さいB5サイズについては、記録紙センサ5
0は検出できない。一方、第1センサ51及び第2セン
サ52は、記録紙K1の幅方向の中央部に配置されてい
るので、例えば、A4サイズより小さいB5サイズの記
録紙K1についても検出できる。このようにセンサ5
0、51、52等を設置した理由は、ファクシミリ受信
機能を満足させることを考慮すれば、例えばA4サイズ
等の一種類の記録紙K1のみに記録を行えば良いのに対
し、例えば、プリンタ機能を満足させるには、A4サイ
ズ以外にB5サイズ等の記録紙に記録できるのが望まし
いため、A4サイズの記録紙K1については、記録紙セ
ンサ50及び第1センサ51が検出して、記録紙送りエ
ラーを判別する必要があるのに対して、B5サイズの記
録紙K1については、第1センサ51及び第2センサ5
2が検出して、記録紙送りエラーを判別する必要がある
ためである。
【0020】それにより、第1センサ51がA4サイズ
の記録紙K1を検出するとともに、前記記録紙センサ5
0がA4サイズの記録紙K1を検出することにより、例
えば、記録紙K1の搬送状態において、第1センサ51
による記録紙K1の給紙の検出後の一定時間が経過した
後に、記録紙センサ50がA4サイズの記録紙K1の存
在を検出しない場合、記録紙K1は搬送路47中のどこ
かで支えているので、CPU34は、記録紙送りエラー
を判別することができる。すなわち、A4サイズの記録
紙K1は、給紙ローラK3、案内ローラ45、46によ
って下流側に一定速度で搬送され、記録紙センサ50と
第1センサ51との間の距離が事前に分かっているの
で、記録紙センサ50と第1センサ51との間の距離
を、A4サイズの記録紙K1の搬送速度で割れば、記録
紙K1が記録紙センサ50と第1センサ51との間を通
過するのに必要な時間が設定でき、第1センサ51によ
る記録紙K1の給紙の検出後に、その設定時間を超えて
も、A4サイズの記録紙K1が記録紙センサ50に到達
しない場合は、CPU34は記録紙送りエラーであるこ
とを判別できる。このように記録紙センサ50がA4サ
イズの記録紙K1の存在を検出する役割も果たす場合、
記録紙K1を検出するセンサーの個数が減るとともにそ
の取り付け作業が少なくなり、多機能装置1の製造コス
トが低減化する。尚、多機能装置1は、ファクシミリの
受信データ等及びコンピュータ等から送られてきたデー
タ等以外に、テスト印字、各種リストに関する画像デー
タを記録することができるが、テスト印字、各種リスト
に関する画像データについても、例えば、A4サイズの
記録紙K1に記録できれば良く、B5サイズの記録紙K
1に記録する必要性は乏しいので、記録紙センサ50及
び第1センサ51を用いて、記録紙送りエラーであるこ
とを判別する。
の記録紙K1を検出するとともに、前記記録紙センサ5
0がA4サイズの記録紙K1を検出することにより、例
えば、記録紙K1の搬送状態において、第1センサ51
による記録紙K1の給紙の検出後の一定時間が経過した
後に、記録紙センサ50がA4サイズの記録紙K1の存
在を検出しない場合、記録紙K1は搬送路47中のどこ
かで支えているので、CPU34は、記録紙送りエラー
を判別することができる。すなわち、A4サイズの記録
紙K1は、給紙ローラK3、案内ローラ45、46によ
って下流側に一定速度で搬送され、記録紙センサ50と
第1センサ51との間の距離が事前に分かっているの
で、記録紙センサ50と第1センサ51との間の距離
を、A4サイズの記録紙K1の搬送速度で割れば、記録
紙K1が記録紙センサ50と第1センサ51との間を通
過するのに必要な時間が設定でき、第1センサ51によ
る記録紙K1の給紙の検出後に、その設定時間を超えて
も、A4サイズの記録紙K1が記録紙センサ50に到達
しない場合は、CPU34は記録紙送りエラーであるこ
とを判別できる。このように記録紙センサ50がA4サ
イズの記録紙K1の存在を検出する役割も果たす場合、
記録紙K1を検出するセンサーの個数が減るとともにそ
の取り付け作業が少なくなり、多機能装置1の製造コス
トが低減化する。尚、多機能装置1は、ファクシミリの
受信データ等及びコンピュータ等から送られてきたデー
タ等以外に、テスト印字、各種リストに関する画像デー
タを記録することができるが、テスト印字、各種リスト
に関する画像データについても、例えば、A4サイズの
記録紙K1に記録できれば良く、B5サイズの記録紙K
1に記録する必要性は乏しいので、記録紙センサ50及
び第1センサ51を用いて、記録紙送りエラーであるこ
とを判別する。
【0021】また、第1センサ51がB5サイズの記録
紙K1を検出するとともに、第2センサ52がB5サイ
ズの記録紙K1を検出することにより、例えば、B5サ
イズの記録紙の搬送状態において、第1センサ51によ
る記録紙K1の検出後の一定時間が経過した後に、第2
センサ52が記録紙K1の存在を検出しない場合、記録
紙K1は搬送路47中のどこかで支えているので、CP
U34は記録紙送りエラーを判別することができる。す
なわち、B5サイズの記録紙K1は、給紙ローラK3、
案内ローラ45、46によって下流側に一定速度で搬送
され、第1センサ51と第2センサ52との間の距離が
事前に分かっているので、第1センサ51と第2センサ
52との間の距離を、B5サイズの記録紙K1の搬送速
度で割れば、B5サイズの記録紙K1が第1センサ51
と第2センサ52との間を通過するのに必要な時間が設
定でき、第1センサ51による記録紙K1の検出後に設
定時間を超えても、B5サイズの記録紙K1が第2セン
サ52とに到達しない場合は、CPU34は記録紙送り
エラーであることを判別することができる。このように
第1センサ51が、A4サイズ及びB5サイズの記録紙
K1を検出する役割も果たす場合、記録紙K1を検出す
るセンサーの個数が減るとともにその取り付け作業が少
なくなり、多機能装置1の製造コストが低減化する。
紙K1を検出するとともに、第2センサ52がB5サイ
ズの記録紙K1を検出することにより、例えば、B5サ
イズの記録紙の搬送状態において、第1センサ51によ
る記録紙K1の検出後の一定時間が経過した後に、第2
センサ52が記録紙K1の存在を検出しない場合、記録
紙K1は搬送路47中のどこかで支えているので、CP
U34は記録紙送りエラーを判別することができる。す
なわち、B5サイズの記録紙K1は、給紙ローラK3、
案内ローラ45、46によって下流側に一定速度で搬送
され、第1センサ51と第2センサ52との間の距離が
事前に分かっているので、第1センサ51と第2センサ
52との間の距離を、B5サイズの記録紙K1の搬送速
度で割れば、B5サイズの記録紙K1が第1センサ51
と第2センサ52との間を通過するのに必要な時間が設
定でき、第1センサ51による記録紙K1の検出後に設
定時間を超えても、B5サイズの記録紙K1が第2セン
サ52とに到達しない場合は、CPU34は記録紙送り
エラーであることを判別することができる。このように
第1センサ51が、A4サイズ及びB5サイズの記録紙
K1を検出する役割も果たす場合、記録紙K1を検出す
るセンサーの個数が減るとともにその取り付け作業が少
なくなり、多機能装置1の製造コストが低減化する。
【0022】次に、前記のように構成された多機能装置
1の制御系について、図3に基づき説明する。図3は多
機能装置1の制御系を示すブロック図である。図3にお
いて、多機能装置1は、基本的に、ファクシミリ部20
とプリンタ部30とから構成されている。このファクシ
ミリ部20とプリンタ部30との間は、インターフェー
ス39により相互に信号やデータの伝送が可能となって
いる。
1の制御系について、図3に基づき説明する。図3は多
機能装置1の制御系を示すブロック図である。図3にお
いて、多機能装置1は、基本的に、ファクシミリ部20
とプリンタ部30とから構成されている。このファクシ
ミリ部20とプリンタ部30との間は、インターフェー
ス39により相互に信号やデータの伝送が可能となって
いる。
【0023】ファクシミリ部20はファクシミリ機能を
実現するために構成されており、ファクシミリ制御回路
23、読取部としての画像読取部21、モデム22、N
CU(網制御装置)24、復号器符号器25、CPU2
6、ROM27、RAM28等からなる。ここに、CP
U26によって制御されるファクシミリ制御回路23
は、ファクシミリ機能を実現するために、画像読取部2
1等の制御を行う。モデム22はNCU24や電話回線
L等によるネットワークを介して相手方のファクシミリ
A1との間で画像データの送受信を行う。尚、NCU2
4は、電話網に対してダイアル信号を送出したり、或い
は、電話網からの呼出信号に応答する等の動作を行う装
置である。また、復号器符号器25は、画像読取部21
によって読み取られた画像データを、相手方ファクシミ
リ29へ送信するために符号化したり、相手方のファク
シミリ29から送られた符号化された受信データを記録
するために復号化したりする。
実現するために構成されており、ファクシミリ制御回路
23、読取部としての画像読取部21、モデム22、N
CU(網制御装置)24、復号器符号器25、CPU2
6、ROM27、RAM28等からなる。ここに、CP
U26によって制御されるファクシミリ制御回路23
は、ファクシミリ機能を実現するために、画像読取部2
1等の制御を行う。モデム22はNCU24や電話回線
L等によるネットワークを介して相手方のファクシミリ
A1との間で画像データの送受信を行う。尚、NCU2
4は、電話網に対してダイアル信号を送出したり、或い
は、電話網からの呼出信号に応答する等の動作を行う装
置である。また、復号器符号器25は、画像読取部21
によって読み取られた画像データを、相手方ファクシミ
リ29へ送信するために符号化したり、相手方のファク
シミリ29から送られた符号化された受信データを記録
するために復号化したりする。
【0024】CPU26は、ROM27に格納されてい
るプログラムに従ってコピー機能、その他のファクシミ
リ装置の各種機能を達成するにつき必要な各種のプログ
ラム等を実行し、ファクシミリ部20全体の制御を行
う。ROM27は、その他ファクシミリ部20の制御上
必要な各種のプログラム等を格納するメモリであり、ま
た、RAM28は、相手方のファクシミリ29から送ら
れた受信データ、画像読取部21によって読み取られた
画像データ及びCPU26を介して演算された各種デー
タ等を一時的に記憶するメモリである。従って、画像読
取部21が読み取った画像データが記憶部に記憶させる
態様の場合、その画像データはRAM28に記憶され
る。尚、ファクシミリ制御回路23は、前記操作パネル
3、原稿センサ29の他に、前記案内ローラ14、15
を回動させる原稿搬送手段としてのローラ案内部R1に
も接続されている。
るプログラムに従ってコピー機能、その他のファクシミ
リ装置の各種機能を達成するにつき必要な各種のプログ
ラム等を実行し、ファクシミリ部20全体の制御を行
う。ROM27は、その他ファクシミリ部20の制御上
必要な各種のプログラム等を格納するメモリであり、ま
た、RAM28は、相手方のファクシミリ29から送ら
れた受信データ、画像読取部21によって読み取られた
画像データ及びCPU26を介して演算された各種デー
タ等を一時的に記憶するメモリである。従って、画像読
取部21が読み取った画像データが記憶部に記憶させる
態様の場合、その画像データはRAM28に記憶され
る。尚、ファクシミリ制御回路23は、前記操作パネル
3、原稿センサ29の他に、前記案内ローラ14、15
を回動させる原稿搬送手段としてのローラ案内部R1に
も接続されている。
【0025】また、プリンタ部30はビデオプリンタ機
能を含むプリンタ機能を実現するために構成されてお
り、プリンタ制御回路31、文字発生回路(CG)3
2、入出力回路(I/O)33、CPU34、ROM3
5、RAM36、記録部としてのインクジェットプリン
タ部37等からなる。尚、ファクシミリ受信機能、コピ
ー機能は、ファクシミリ部20とプリンタ部30との協
働によって実現される。ここに、プリンタ制御回路31
は、プリンタ機能を実現するためにインクジェットプリ
ンタ部37等を制御する。
能を含むプリンタ機能を実現するために構成されてお
り、プリンタ制御回路31、文字発生回路(CG)3
2、入出力回路(I/O)33、CPU34、ROM3
5、RAM36、記録部としてのインクジェットプリン
タ部37等からなる。尚、ファクシミリ受信機能、コピ
ー機能は、ファクシミリ部20とプリンタ部30との協
働によって実現される。ここに、プリンタ制御回路31
は、プリンタ機能を実現するためにインクジェットプリ
ンタ部37等を制御する。
【0026】文字発生(CG)回路32は、パーソナル
コンピュータ40から送られてきたデータの内容を記録
するための文字データに変換する回路である。例えば、
そのデータに含まれる文字コードが「A」である場合に
は、その「A」の画像が記録紙K1に形成されるように
文字コードをビットイメージデータに変換する。入出力
(I/O)回路33は、ケーブル41を介してパーソナ
ルコンピュータ40との間でデータの送受信を行う。C
PU34は、ROM35に格納されているプリンタ制御
プログラムに従ってプリンタ部30を制御し、その制御
時に演算された各種データはRAM36に一時的に記憶
される。記録部としてのインクジェットプリンタ部37
は、インクジェットヘッドに形成されたインク吐出口か
ら選択的にインク滴を記録紙K1上に吐出して、文字等
を記録紙K1上に記録することができる。
コンピュータ40から送られてきたデータの内容を記録
するための文字データに変換する回路である。例えば、
そのデータに含まれる文字コードが「A」である場合に
は、その「A」の画像が記録紙K1に形成されるように
文字コードをビットイメージデータに変換する。入出力
(I/O)回路33は、ケーブル41を介してパーソナ
ルコンピュータ40との間でデータの送受信を行う。C
PU34は、ROM35に格納されているプリンタ制御
プログラムに従ってプリンタ部30を制御し、その制御
時に演算された各種データはRAM36に一時的に記憶
される。記録部としてのインクジェットプリンタ部37
は、インクジェットヘッドに形成されたインク吐出口か
ら選択的にインク滴を記録紙K1上に吐出して、文字等
を記録紙K1上に記録することができる。
【0027】また、プリンタ制御回路31は、前記案内
ローラ45、46を回動させるローラ案内部R2の他
に、前記記録紙センサ50、第1センサ51、第2セン
サ52にも接続されている。そして、前記ローラ案内部
R2、または前記案内ローラ14、15を回動させるフ
ァクシミリ部2側のローラ案内部R1は、例えば、ギ
ヤ、ベルト等(図示せず)からなり、記録紙K1の搬送
手段、原稿SHの搬送手段をそれぞれ構成するが、原稿
SHの搬送手段及び記録紙K1の搬送手段は、この多機
能装置1の製造コストの低減化を図るため、1つの駆動
モータで駆動される構成からなるのが望ましい。
ローラ45、46を回動させるローラ案内部R2の他
に、前記記録紙センサ50、第1センサ51、第2セン
サ52にも接続されている。そして、前記ローラ案内部
R2、または前記案内ローラ14、15を回動させるフ
ァクシミリ部2側のローラ案内部R1は、例えば、ギ
ヤ、ベルト等(図示せず)からなり、記録紙K1の搬送
手段、原稿SHの搬送手段をそれぞれ構成するが、原稿
SHの搬送手段及び記録紙K1の搬送手段は、この多機
能装置1の製造コストの低減化を図るため、1つの駆動
モータで駆動される構成からなるのが望ましい。
【0028】続いて、前記のように構成された多機能装
置1において、記録動作について図4に基づき説明す
る。図4は、多機能装置1の記録動作を示すプログラム
のフローチャートである。図4において、所定サイズの
記録紙K1が用紙カセットK2内に収納され、受信可能
な状態な場合、CPU26はファクシミリ信号を受信し
たか否かを判断するステップ1(以下、ステップを単に
Sと略記する)。電話回線L等を介して相手方A1から
ファクシミリ信号を受信しない場合(S1:NO)、C
PU26はファクシミリ信号を受信するまで待機する
(S1)。
置1において、記録動作について図4に基づき説明す
る。図4は、多機能装置1の記録動作を示すプログラム
のフローチャートである。図4において、所定サイズの
記録紙K1が用紙カセットK2内に収納され、受信可能
な状態な場合、CPU26はファクシミリ信号を受信し
たか否かを判断するステップ1(以下、ステップを単に
Sと略記する)。電話回線L等を介して相手方A1から
ファクシミリ信号を受信しない場合(S1:NO)、C
PU26はファクシミリ信号を受信するまで待機する
(S1)。
【0029】ファクシミリ信号を受信すると(S1:Y
ES)、CPU26はファクシミリ信号のサイズを検出
する(S2)。すなわち、CPU26は、例えば、A4
サイズ、B4サイズ等のデータを、相手方の送信側ファ
クシミリ装置A1から送られる制御信号から検出する。
次に、CPU34は、ローラ案内部R2を動作させるの
で、給紙ローラK3及び案内ローラ45、46が回転
し、用紙カセットK2から記録紙K1を1枚取り出して
インクジェットプリンタ部37側に給紙する(S3)。
そして、記録紙センサ50が記録紙K1の用紙サイズを
検出するので(S4)、相互にデータの送受信するCP
U26、CPU34は、受信したファクシミリ信号のサ
イズが記録紙K1より小さいか否かを判断する(S
5)。
ES)、CPU26はファクシミリ信号のサイズを検出
する(S2)。すなわち、CPU26は、例えば、A4
サイズ、B4サイズ等のデータを、相手方の送信側ファ
クシミリ装置A1から送られる制御信号から検出する。
次に、CPU34は、ローラ案内部R2を動作させるの
で、給紙ローラK3及び案内ローラ45、46が回転
し、用紙カセットK2から記録紙K1を1枚取り出して
インクジェットプリンタ部37側に給紙する(S3)。
そして、記録紙センサ50が記録紙K1の用紙サイズを
検出するので(S4)、相互にデータの送受信するCP
U26、CPU34は、受信したファクシミリ信号のサ
イズが記録紙K1より小さいか否かを判断する(S
5)。
【0030】ここで、受信したファクシミリ信号のサイ
ズが、記録紙K1より大きく記録結果が記録紙K1より
はみ出す場合(S5:NO)、画像データをRAM36
に記憶するとともに、液晶ディスプレイ6にその旨を表
示し、更に、記録紙K1を排出する(S6)。それによ
り、利用者は、液晶ディスプレイ6の表示内容を見るこ
とにより、用紙サイズのエラーであることが分かるの
で、その用紙カセットK2を取り外した後に、カセット
挿嵌部5内に、正しいサイズの記録紙K1が入った用紙
カセットK2を挿嵌するので、再び上記処理のS3、S
4、S5を実行する。ここで、CPU26、CPU34
は、検出した記録紙K1のサイズより、前記受信データ
等のサイズが大きくて記録結果が記録紙K1よりはみ出
すことを判別した場合、インクジェットプリンタ部37
による記録動作を中止するとともに、前記受信データを
RAM36に記憶させる制御手段に該当する。そして、
受信したファクシミリ信号のサイズが記録紙K1より小
さい場合あるいは同じ大きさの場合(S5:YES)、
CPU26、CPU34は、受信データ等が記録紙K1
よりはみ出さないことを判別して、インクジェットプリ
ンタ部37に記録動作を命令して記録動作を行なわせる
(S7)。このようにインクジェットプリンタ部37に
よる記録結果が、記録紙K1よりはみ出さない場合は、
CPU26、CPU34は、通常の記録を行なうので、
利用者の利便性が向上する。
ズが、記録紙K1より大きく記録結果が記録紙K1より
はみ出す場合(S5:NO)、画像データをRAM36
に記憶するとともに、液晶ディスプレイ6にその旨を表
示し、更に、記録紙K1を排出する(S6)。それによ
り、利用者は、液晶ディスプレイ6の表示内容を見るこ
とにより、用紙サイズのエラーであることが分かるの
で、その用紙カセットK2を取り外した後に、カセット
挿嵌部5内に、正しいサイズの記録紙K1が入った用紙
カセットK2を挿嵌するので、再び上記処理のS3、S
4、S5を実行する。ここで、CPU26、CPU34
は、検出した記録紙K1のサイズより、前記受信データ
等のサイズが大きくて記録結果が記録紙K1よりはみ出
すことを判別した場合、インクジェットプリンタ部37
による記録動作を中止するとともに、前記受信データを
RAM36に記憶させる制御手段に該当する。そして、
受信したファクシミリ信号のサイズが記録紙K1より小
さい場合あるいは同じ大きさの場合(S5:YES)、
CPU26、CPU34は、受信データ等が記録紙K1
よりはみ出さないことを判別して、インクジェットプリ
ンタ部37に記録動作を命令して記録動作を行なわせる
(S7)。このようにインクジェットプリンタ部37に
よる記録結果が、記録紙K1よりはみ出さない場合は、
CPU26、CPU34は、通常の記録を行なうので、
利用者の利便性が向上する。
【0031】以上詳述した如く、この実施の形態によれ
ば、ファクシミリの受信データ等を記録紙K1に記録す
る他に、コンピュータ40等から送られてきたデータ等
を記録紙K1に記録する多機能装置1であって、前記記
録紙K1のサイズを検出する記録紙センサ50(検出手
段)を備えた。そして、この記録紙センサ50(検出手
段)が検出した記録紙K1のサイズより、受信データ等
のサイズが大きくて記録結果が記録紙K1よりはみ出す
ことを、CPU26、CPU34(制御手段)が判別し
た場合、CPU26、CPU34(制御手段)は、イン
クジェットプリンタ部37(記録部)による記録動作を
中止するとともに、前記受信データをRAM36(記憶
手段)に記憶させる。このようにCPU26、CPU3
4(制御手段)が、記録されるべき画像データに関し
て、記録結果が記録紙K1よりはみ出すことを判別した
場合、記録動作を中止させるとともに受信データをRA
M36(記憶手段)に記憶させ、記録紙K1からはみ出
して記録されることを防止するので、不完全な記録が行
われず、結果的に記録紙の無駄を防止できる。
ば、ファクシミリの受信データ等を記録紙K1に記録す
る他に、コンピュータ40等から送られてきたデータ等
を記録紙K1に記録する多機能装置1であって、前記記
録紙K1のサイズを検出する記録紙センサ50(検出手
段)を備えた。そして、この記録紙センサ50(検出手
段)が検出した記録紙K1のサイズより、受信データ等
のサイズが大きくて記録結果が記録紙K1よりはみ出す
ことを、CPU26、CPU34(制御手段)が判別し
た場合、CPU26、CPU34(制御手段)は、イン
クジェットプリンタ部37(記録部)による記録動作を
中止するとともに、前記受信データをRAM36(記憶
手段)に記憶させる。このようにCPU26、CPU3
4(制御手段)が、記録されるべき画像データに関し
て、記録結果が記録紙K1よりはみ出すことを判別した
場合、記録動作を中止させるとともに受信データをRA
M36(記憶手段)に記憶させ、記録紙K1からはみ出
して記録されることを防止するので、不完全な記録が行
われず、結果的に記録紙の無駄を防止できる。
【0032】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、
他の実施の形態としてのプリンタ部は、いわゆるライン
印字タイプ方式等の記録部で記録してもよい。また、前
記実施の形態では、検出された記録紙K1のサイズが前
記受信データのサイズと等しいかあるいはそれ以上で、
記録結果が記録紙K1よりはみ出さないことを判別した
場合に、記録動作を実行するが、検出された記録紙K1
のサイズが前記受信データのサイズと等しい場合にの
み、記録動作を実行するように変更しても良い。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、
他の実施の形態としてのプリンタ部は、いわゆるライン
印字タイプ方式等の記録部で記録してもよい。また、前
記実施の形態では、検出された記録紙K1のサイズが前
記受信データのサイズと等しいかあるいはそれ以上で、
記録結果が記録紙K1よりはみ出さないことを判別した
場合に、記録動作を実行するが、検出された記録紙K1
のサイズが前記受信データのサイズと等しい場合にの
み、記録動作を実行するように変更しても良い。
【0033】また、記録紙K1のサイズより、ファクシ
ミリの受信データ等のサイズが大きい場合、その旨を利
用者に報知する方法としては、液晶ディスプレイ6で表
示する他に、例えば、音声もしくは警報音等でもって報
知してもよい。更に、記録紙センサ50、第1センサ5
1及び第2センサ52は、記録紙K1を検出できる構成
であれば、例えば、フォトインタラプタとフォトカップ
ラとから構成される場合など、いかなる構成であっても
良い。また、これらセンサ50、51、52に基づい
て、記録紙K1の送りエラーを検出する検出方法は、上
記の実施の形態に限定されずに、例えば、搬送用パルス
数をカウントする方法等のそれ以外の態様を採用しても
よい。
ミリの受信データ等のサイズが大きい場合、その旨を利
用者に報知する方法としては、液晶ディスプレイ6で表
示する他に、例えば、音声もしくは警報音等でもって報
知してもよい。更に、記録紙センサ50、第1センサ5
1及び第2センサ52は、記録紙K1を検出できる構成
であれば、例えば、フォトインタラプタとフォトカップ
ラとから構成される場合など、いかなる構成であっても
良い。また、これらセンサ50、51、52に基づい
て、記録紙K1の送りエラーを検出する検出方法は、上
記の実施の形態に限定されずに、例えば、搬送用パルス
数をカウントする方法等のそれ以外の態様を採用しても
よい。
【図1】この発明を具体化した実施の形態の多機能装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】その多機能装置を概略的に示した拡大側面図で
ある。
ある。
【図3】その多機能装置の制御系を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】その多機能装置の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図5】その多機能装置において搬送される記録紙と、
記録紙を検出する記録紙センサとの位置関係を概略的に
示す図である。
記録紙を検出する記録紙センサとの位置関係を概略的に
示す図である。
1 多機能装置 2 装置本体 3 操作パネル 4 原稿載置部 6 液晶ディスプレイ 7 数値ボタン 8 実行ボタン 11 案内通路 20 ファクシミリ部 21 画像読取部 23 ファクシミリ制御回路 26 CPU 27 ROM 28 RAM 29 原稿センサ 30 プリンタ部 31 プリンタ制御回路 34 CPU 35 ROM 36 RAM 37 インクジェットプリンタ部 40 パーソナルコンピュータ 50 原稿センサ 51 第1センサ 52 第2センサ SH 原稿 K1 記録紙
Claims (4)
- 【請求項1】 ファクシミリの受信データ等を記録紙に
記録する他に、コンピュータ等から送られてきたデータ
等を記録紙に記録する多機能装置であって、 前記記録紙のサイズを検出する検出手段と、 この検出手段が検出した記録紙のサイズより、前記受信
データ等のサイズが大きくて記録結果が記録紙よりはみ
出すことを判別した場合、記録動作を中止させるととも
に前記受信データを記憶手段に記憶させる制御手段を備
えたことを特徴とする多機能装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の多機能装置において、 前記制御手段は、前記記録紙のサイズより前記受信デー
タ等のサイズが大きくて記録結果が記録紙よりはみ出す
ことを判別した場合にその旨を報知し、その後、検出さ
れた記録紙のサイズが前記受信データのサイズ以上で、
記録結果が記録紙よりはみ出さないことを判別した場
合、記録動作を実行することを特徴とする多機能装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の多機能
装置において、 前記記録紙の給紙側に、記録紙の存在を検出する第1セ
ンサが設けられ、前記制御手段は、前記第1センサの検
出結果と前記検出手段の検出結果とに基づいて、記録紙
送りエラーを判別することを特徴とする多機能装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の多機能
装置において、 前記記録紙の給紙側に、記録紙の存在を検出する第1セ
ンサが設けられ、この第1センサと前記検出手段との間
に、記録紙の存在を検出する第2センサが設けられ、前
記制御手段は、前記第1センサの検出結果と前記第2セ
ンサの検出結果とに基づいて、記録紙送りエラーを判別
することを特徴とする多機能装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10074265A JPH11275280A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 多機能装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10074265A JPH11275280A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 多機能装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11275280A true JPH11275280A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13542132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10074265A Pending JPH11275280A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 多機能装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11275280A (ja) |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP10074265A patent/JPH11275280A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050404 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050510 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |