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JPH11274858A - Fm復調回路 - Google Patents

Fm復調回路

Info

Publication number
JPH11274858A
JPH11274858A JP7417698A JP7417698A JPH11274858A JP H11274858 A JPH11274858 A JP H11274858A JP 7417698 A JP7417698 A JP 7417698A JP 7417698 A JP7417698 A JP 7417698A JP H11274858 A JPH11274858 A JP H11274858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
detector
bpf
sif
lpf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7417698A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hata
隆司 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7417698A priority Critical patent/JPH11274858A/ja
Publication of JPH11274858A publication Critical patent/JPH11274858A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な構成で高S/N比を保ちな
がら複数の音声方式に対応することができるFM信号復
調回路を提供するものである。 【解決手段】 SIF信号はBPF1に入力され、BP
F1にて音声副搬送波を通過させ、SIF帯域外の信号
成分を抑圧する。そして、BPF1を通過したSIF信
号は、第1FM検波器2及び第2FM検波器4に入力さ
れる。第2FM検波回路4では、入力されたSIF信号
とVCO42からの基準信号とを位相検波し、検波出力
をLPF5にて積分した後、VCO42に供給し、VC
O42の発振周波数を制御する。このLPF5からの信
号は、第1FM検波回路2にも入力され、この検波出力
に基づき第1FM検波回路2を構成するVCOのフリー
ラン周波数が可変し、検波可能周波数範囲が左右にシフ
トする。そして、第1FM検波回路2からの検波出力は
LPF3で帯域制限され、音声信号が出力される

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ信号を受信
し、テレビ信号内のSIF信号を復調するFM復調回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にテレビ放送方式における音声方式
は、その副搬送波周波数によってM、B、I、D方式が
ある。これらの方式の音声副搬送波は、夫々4.5MH
z、5.5MHz、6.0MHz、6.5MHzと定め
られ、音声信号帯域内でFM変調されている。
【0003】これらをPLL検波し、全ての方式の音声
信号を検波するためには、4.5MHzから6.5MH
zに至る周波数を検波する必要がある。
【0004】この従来のFM検波回路として図2に示す
ものがある。尚、図3は図2におけるFM検波回路の入
出力特性である。
【0005】図2において、テレビ信号中のSIF信号
は、映像信号等の高調波ビート等の影響を避けるため、
BPFにて前述の副搬送波以外の信号を除去する。そし
て、BPFを通過したSIF信号は、第1FM検波器で
FM検波され、検波された出力信号は、副搬送波成分を
除去したベースバンド信号に変換された後、LPF1に
て適当な帯域特性に帯域制限され、出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のよう
な4.5MHzから6.5MHzまでの範囲の検波が可
能な第1FM検波器を設計すると、広帯域のBPFが必
要となり、その結果BPFのQ値を急峻にすることがで
きず、BPFの通過帯域の下限及び上限部分の信号の利
得が低下する。また、ある1つの方式(例えば、B方
式)を検波している場合、BPFの通過帯域が広いた
め、5.5MHz以外の不必要な帯域の信号も通過させ
てしまい、その結果多くの不要信号(ノイズ、妨害信号
等)が、FM検波器に入力され、不要信号の影響を受け
易く、S/N比が劣化する。
【0007】本発明は、上述の欠点に鑑みなされたもの
であり、簡単な構成でS/N比が劣化しないFM信号復
調回路を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビ信号中
の音声中間周波信号(以下、SIF信号と略す。)を復
調するFM復調回路において、前記SIF信号を通過さ
せるバンドパスフィルタ(以下、BPFと略す。)と、
該BPFを通過した前記SIF信号を検波する第1のF
M検波器及び第2FM検波器とを有し、前記第1FM検
波器の検波可能周波数範囲は前記第2FM検波器の検波
可能周波数範囲よりも狭く設定され、且つ前記第2FM
検波器の検波出力により前記第1FM検波器の検波可能
周波数範囲を可変することを特徴とするFM復調回路を
提供するものである。
【0009】また、本発明は、テレビ信号中の音声中間
周波信号(以下、SIF信号と略す。)を復調するFM
復調回路において、前記SIF信号を通過させるバンド
パスフィルタ(以下、BPFと略す。)と、位相検波回
路と低域通過フィルタ(以下、LPFと略す。)と電圧
制御型発振器(以下、VCOと略す。)とから構成さ
れ、前記BPFを通過した前記SIF信号を検波する第
1FM検波器及び第2FM検波器とを有し、前記第1の
FM検波器の検波可能周波数範囲は前記第2FM検波器
の検波可能周波数範囲よりも狭く設定され、且つ前記第
2FM検波器を構成するLPFからの検波出力により前
記第1FM検波器を構成するVCOのフリーラン周波数
を可変することを特徴とするFM復調回路を提供するも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に従い、本発明のFM
信号復調回路を説明する。
【0011】図1は、本発明の実施例である。図1にお
いて、SIF信号はBPF1に入力され、BPF1にて
音声副搬送波を通過させ、SIF帯域外の信号成分を抑
圧する。そして、BPF1を通過したSIF信号は、第
1FM検波器2及び第2FM検波器4に入力される。
【0012】ここで、第1FM検波器2は、図4に示す
入出力特性を有している。つまり、第1FM検波器2の
検波が可能な周波数帯域は、放送方式で定めれれている
周波数偏位に対してある任意の余裕を持たせる程度であ
り、従来のFM検波器よりも狭い周波数範囲しか検波で
きないように設計される。
【0013】次に、第2FM検波回路4を詳説する。第
2FM検波回路4はPLL方式であり、図5に示す如く
VCO42と位相検波器41とLPF5とから構成され
ている。
【0014】図5において、入力されたSIF信号は、
VCO42からの基準信号と位相検波され、位相検波器
41からの出力信号はLPF5にて積分される。LPF
5にて積分された直流電圧は、VCO42に供給され、
VCO42の発振周波数を制御し、VCO42の発振周
波数がSIF信号の位相及び周波数に同期するように制
御される。尚、VCO42における発振周波数と発振周
波数制御電圧との関係は、図3に示す関係になってい
る。また、VCO42のフリーラン周波数を変更するこ
とで、検波可能周波数範囲が図3の如く、左右にシフト
する。ここで、フリーラン周波数とはFM検波回路の検
波可能周波数のセンター周波数Fcを意味する。
【0015】この結果、LPF5からの直流電圧がFM
検波出力として第1FM検波回路2に入力され、この検
波出力に基づき第1FM検波回路2を構成するVCOの
フリーラン周波数が可変し、検波可能周波数範囲が左右
にシフトする。そして、第1FM検波回路2からの検波
出力はLPF3で帯域制限され、音声信号が出力され
る。
【0016】ここで、第1FM検波回路2を構成するL
PF5は、図2に示すLPF5と同じ特性を有してい
る。
【0017】また、第2FM検波回路4におけるFM検
波特性は、図2に示すFM検波特性と同じか相似の特性
を有しており、第1FM検波回路2よりも広い周波数範
囲でFM検波することができる。
【0018】つまり、第2FM検波回路4では、検波可
能な周波数範囲に比べて各方式におけるFM変調帯域は
小さく、そのFM検波出力信号を十分除去できるほどカ
ットオフ周波数の低いLPF5を使用することにより、
検波出力として略DC電圧を得ることができる。このD
C電圧の値は、受信する音声副搬送波によって、夫々図
6中のVm、Vb、Vi、Vdとなる。尚、図7に示す
如く、図1中のLPF5は、図5におけるLPF5と同
じ特性を有しており、LPF3に比べ十分にカットオフ
周波数が低く設定されている。
【0019】LPF5からのDC電圧は、図6に示す如
くVCOのフリーラン周波数を変更し、LPF5からの
DC電圧により第1FM検波回路の可変可能な周波数範
囲を各方式に対して適切な範囲に設計することができ
る。
【0020】このように、第1FM検波回路2の検波可
能な周波数範囲がある1つの方式に必要な範囲しか検波
できなくても、検波可能な周波数範囲を各方式に合わせ
て、周波数オフセットさせることで、M、B、I、D方
式の音声信号を復調することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成することによ
り、簡単な構成で高いS/N比を保ちながら、各種音声
方式に対応できるFM信号復調回路を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明FM信号復調回路を示すブロック図であ
る。
【図2】従来のFM信号復調回路を示すブロック図であ
る。
【図3】従来のFM信号復調回路を構成するFM検波回
路の入出力特性を示す図である。
【図4】本発明のFM信号復調回路を構成する第1FM
検波回路の入出力特性を示す図である。
【図5】本発明のFM信号復調回路を構成する第2FM
検波回路のブロック図である。
【図6】本発明のFM信号復調回路を構成する第1FM
検波回路及び第2FM検波回路の入出力特性を示す図で
ある。
【図7】本発明のFM信号復調回路を構成するLPF1
及びLPF2の入出力特性を示す図である。
【符号の説明】
1 BPF 2 第1FM検波回路 3 LPF1 4 第2FM検波回路 41 位相検波器 42 VCO 5 LPF2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ信号中の音声中間周波信号(以
    下、SIF信号と略す。)を復調するFM復調回路にお
    いて、前記SIF信号を通過させるバンドパスフィルタ
    (以下、BPFと略す。)と、該BPFを通過した前記
    SIF信号を検波する第1FM検波器及び第2FM検波
    器とを有し、前記第1FM検波器の検波可能周波数範囲
    は前記第2FM検波器の検波可能周波数範囲よりも狭く
    設定され、且つ前記第2FM検波器の検波出力により前
    記第1FM検波器の検波可能周波数範囲を可変すること
    を特徴とするFM復調回路。
  2. 【請求項2】 テレビ信号中の音声中間周波信号(以
    下、SIF信号と略す。)を復調するFM復調回路にお
    いて、前記SIF信号を通過させるバンドパスフィルタ
    (以下、BPFと略す。)と、位相検波回路と低域通過
    フィルタ(以下、LPFと略す。)と電圧制御型発振器
    (以下、VCOと略す。)とから構成され、前記BPF
    を通過した前記SIF信号を検波する第1のFM検波器
    及び第2FM検波器とを有し、前記第1FM検波器の検
    波可能周波数範囲は前記第2FM検波器の検波可能周波
    数範囲よりも狭く設定され、且つ前記第2FM検波器を
    構成するLPFからの検波出力により前記第1FM検波
    器を構成するVCOのフリーラン周波数を可変すること
    を特徴とするFM復調回路。
JP7417698A 1998-03-23 1998-03-23 Fm復調回路 Pending JPH11274858A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211250A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Nec Corp 無線機同定方法及び装置
JP2007281739A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Sanyo Electric Co Ltd 音声信号処理回路

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