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JPH11269697A - 電気メッキ用治具 - Google Patents

電気メッキ用治具

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JPH11269697A
JPH11269697A JP7866598A JP7866598A JPH11269697A JP H11269697 A JPH11269697 A JP H11269697A JP 7866598 A JP7866598 A JP 7866598A JP 7866598 A JP7866598 A JP 7866598A JP H11269697 A JPH11269697 A JP H11269697A
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JP
Japan
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plated
plating
jig
mask body
electroplating
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JP7866598A
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Hisashi Tsuge
久司 柘植
Hiroshi Yanagida
浩 柳田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被メッキ材を適切にメッキすることが可能な電
気メッキ用治具を提供することにある。 【解決手段】マスク体30,30は上記の部品部位の位
置に対応する位置にのみ開口部31を形成しており、被
メッキ材2の両側面にそれぞれマスク体30を重ねたと
きに開口部31には上記部品部分のみが臨むようにな
り、その他の部分はマスク体30,30で覆われること
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気メッキに用い
る治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板状(短冊状)の部品、例えば人
体検知用センサ等の部品を電気メッキでメタライズする
場合、被メッキ材を針金に引っ掛ける治具を用い、部品
を1個、1個装着し、また外していた。尚メッキ装置の
従来例としては、特開平3−277796号や、実開平
7−6268号等がある。
【0003】従来の治具では、被メッキ材を治具に装着
する作業及び治具からの取り外し作業の能率が悪く、そ
のため生産性が悪いという問題があった。そこで本発明
者らは、上述の問題点を解消するための被メッキ材収納
具を用いた電気メッキ装置を提案した。図12はこの提
案して被メッキ材収納具1の一例を示す。図示する収納
具本体100は箱状のPVCの樹脂成形品であって、
上、下面が開口し、両側壁に開口部として上下方向が長
手の長孔101を複数、両端方向に並行穿設してあり、
電気メッキ液が収納具本体100内に速やかに入り、内
部に装着された被メッキ材2を確実に浸漬できるように
なっている。
【0004】また隣接する長孔101,101間の収納
具本体100の両側壁の内側面には図13に示すように
上下方向の溝102を形成してある。これらの溝102
は下端が閉塞され、上端が開口し、対向するもの同士が
対を為している。対の対向溝102,102は、被メッ
キ材2を収納具本体100内に収納する際及び取り出す
際のガイド及び装着時の保持する手段となるもので、被
メッキ材2を収納具本体100内に装着するに当たって
は被メッキ材2の両端部を対向する対の溝102,10
2の上端開口からスライド挿入して収納具本体100内
落とし込むことにより装着する。装着された被メッキ材
2を収納具本体100から取り外す際には、被メッキ材
2をスライドさせながら上方に引き上げと良いのであ
る。
【0005】溝102を形成している収納具本体100
の側壁には溝102と収納具本体100の外側とを貫通
する小孔103を形成し、溝102内にも小孔103を
介して十分にメッキ液が回り込むようしてある。さて収
納具本体100の両端壁の上部は収納具本体100の上
面開口位置より上方に延設し、その延設片の上部の外向
き壁面から該壁面に対して直交する方向に横片を突設し
てあり、この延設片と横片とで収納具本体100を後述
するメッキ槽7に吊り下げるための吊り下げ片104を
構成する。
【0006】各吊り下げ片104の上記延設片の側端に
は後述する陰極電極5の導電性支持体6の両端を揺動自
在に貫挿する斜め下向きの切欠からなる挿通孔105を
形成してある。収納具本体100の両側壁の中央部にお
いて、両側壁間に渡している支持棒106は両側壁間の
距離を保持するための支え棒である。また両端壁にも長
孔101’を形成してある。
【0007】而して、被メッキ材収納具1に被メッキ材
2を装着する場合は上述したように溝102,102に
被メッキ材2の両側端を上端開口より挿入して下方に落
とし込むことにより行なえる。この場合溝102の下端
閉塞部に溝102内の被メッキ材2の側端下部が当たっ
て、安定よく保持される。被メッキ材2を治具1より取
り外す場合には被メッキ材2の上端を手等で持って上方
へ引き上げれば良い。
【0008】かようにして被メッキ材収納具1では溝1
02,102により被メッキ材2の装着及び取り外しが
極めて簡単に行なえ、作業効率の向上が図れ、結果メッ
キ工程の生産性を高めることが可能となる。さて図12
に示す被メッキ材2を装着した被メッキ材収納具1は、
電気メッキを行なう場合に、図13に示すように各被メ
ッキ材2に電気的に接続する陰極電極5を複数装着した
導電性支持体6を装着する。
【0009】この導電性支持体6は金属性の棒体からな
り、図13に示すように収納具本体100の被メッキ材
2の装着位置に対応する所定間隔で陰極電極5を複数固
定しており、両端を上記挿通孔105に挿入する。陰極
電極5はく字状に折り曲げられた板ばねからなり、上端
を支持体6に溶着等により機械的、電気的に接続固定し
てあり、下端は支持体6が挿通孔105の下方へ下りた
状態で図14に示すように被メッキ材2の上端部に弾接
して電気的に接続される。
【0010】このようにして被メッキ材2を装着し、陰
極電極5を装着した被メッキ材収納具1は、そのまま水
洗、酸洗、乾燥などの工程に用いられることになる。さ
て電気メッキを行うメッキ槽7は図16〜図18に示す
ように底部に電気メッキ液を吹き付けための吹き出し口
8aや、空気を吹き出すための吹き出し口9aを持つ管
体8,9が配設されている。Pは電気メッキ吹き出し用
のポンプである。
【0011】さてメッキ槽7の両側フランジには被メッ
キ材収納具1の吊り下げ片104の横片を挟み込んで被
メッキ材収納具1を吊り下げ支持する支持部10を設け
てある。而して上述被メッキ材2を装着し、陰極電極5
を装着した被メッキ材収納具1をメッキ槽7に装着する
場合には、メッキ槽7の両側フランジの支持部10に、
吊り下げ片104の横片を挟み込ませて図18に示すよ
うにメッキ槽7に吊り下げ配置するのである。そして図
19に示すように電源装置11からの+電源線12をメ
ッキ槽7内に設けた陽極電極に対してクリップ13で接
続する。
【0012】同様にしてマイナス電源線(図示せず)を
クリップ(図示せず)により導電性支持体6に接続す
る。このようにして被メッキ材収納具1の取付けを終了
した後、メッキ槽7に電気メッキ液を入れて電源装置1
1をオンすれば電気メッキが行なえることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記電気メッ
キ装置では、図20に示すように被メッ材収納具1の両
側に陽極電極20を配置して陰極側の被メッキ材2に対
して電気メッキを行うのであるが、この場合図21
(a)(b)に示すように被メッキ材2のメッキの全体
にメッキがわれるため、材料費(特に金メッキの場合)
が高くなるという問題があった。またメッキ終了後切断
して複数の部材を取る場合、切断工程において、メッキ
部位が切断カッタに対して大きな負荷となり、切断カッ
タの寿命が短く、その分製造コストが高くなるという問
題があった。
【0014】また陽極電極20の前面が露出されている
場合、電流の流れが図20に示すようになって、被メッ
キ材収納具1の両端端部に金属イオンIが集中し、その
ため被メッキ材収納具1の両端部に収納されている被メ
ッキ材2のメッキ厚が厚くなり、同時にメッキを行う被
メッキ材2との間でメッキ厚さのばらつきが大きく、結
果同じロット内の被メッキ材2から得られる電子部品
(例えば人体検知センサ)間のメッキ厚のばらつきが生
じたり、電子部品(シート)内においてもメッキ厚のば
らつきが大きいという問題があった。
【0015】本発明は、上記の問題点に鑑みて被メッキ
材を適切にメッキすることが可能な電気メッキ用治具を
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、電気メッキされる被メッキ材の
表面のメッキ不要部位を覆うととともに、当該被メッキ
材のメッキする表面に対応する開口部を形成したマスク
体からなり、マスク体はメッキ液に浸漬される被メッキ
材収納具内に被メッキ材を覆った状態で収納されること
を特徴とする。
【0017】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、被メッキ材はメッキ終了後、切断される部材であ
って、上記メッキ不要部位に、上記切断部位を含むこと
を特徴とする。請求項3の発明では、請求項1又は2の
発明において、被メッキ材は板状材であって、マスク体
は被メッキ材と略同形の2枚の板体からなり、両板体を
被メッキ材の両側面に重ねた状態で、被メッキ材収納具
内に収納保持されることを特徴とする。
【0018】請求項4の発明では、側面に開口部を設
け、内部にはメッキ用電源の陰極に接続された被メッキ
材を収納してメッキ液内に浸漬される被メッキ材収納具
に対応し、被メッキ材収納具の側方に配置される陽極電
極を内部に収納して陽極電極とともにメッキ液内に浸漬
されるマスク体とからなり、マスク体は、上記被メッキ
材収納具の側面に対向する、側面に開口部を形成したこ
とを特徴とする。
【0019】請求項5の発明では、請求項4の発明にお
いて、マスク体の開口部を、被メッキ材収納具の側面に
開口した複数の開口部に夫々対向するように複数形成し
た請求項4の発明において、ことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。 (実施形態1)本実施形態は、請求項1の発明に対応す
るものであり、図1、図2(a)(b)に示すように被
メッキ材2の両側面に夫々重ねる樹脂成形品からなる2
枚の板状のマスク体30,30で構成される電気メッキ
用治具である。
【0021】被メッキ材2は図示するように破線で両側
が囲まれた部位がメッキ収納後破線に沿って切断される
ことにより部品として切り離されるもので、この部品が
メッキを必要とする部位であり、破線の部分、つまり切
断線部分はメッキされると切断時にカッタに大きな負担
をかけるため、メッキが不必要な部分である。マスク体
30,30は上記の部品部位の位置に対応する位置にの
み開口部31を形成しており、被メッキ材2の両側面に
それぞれマスク体30を重ねたときに開口部31には上
記部品部分のみが臨むようになり、その他の部分(上下
端面、両側端面を除く)はマスク体30,30で覆われ
ることになる。
【0022】そしてマスク体30,30を重ねた状態の
被メッキ材2はマスク体30,30と一緒に被メッキ材
収納具1の対向溝102、102に両側側端をスライド
させて挿入しマスク体30,30と共に被メッキ材収納
具1内に装着されるのである。尚本実施形態で用いる被
メッキ材収納具1は上記溝102の幅を被メッキ材2の
両側面にマスク体30,30を重ねたままでマスク体3
0,30とともにスライド挿入できるようにしている点
で図12で示すものと相違するが、その他の構成は同じ
であるので、ここでは特に図示しない。
【0023】尚水洗工程において、液抜け性を良くする
ために、マスク体30の裏面両側の長手方向に図4
(a)(b)に示すように突起32を設け、被メッキ材
2に重ねた時に被メッキ材2の表面との間に隙間できる
ようにしても良い。而して電気メッキ装置を用いてマス
ク体30,30で両側面が覆われた被メッキ材2を収納
した被メッキ材収納具1を図5に示す電気メッキ装置の
メッキ槽7の中央部に上述したように吊り下げ配置する
とともに、その両側方に陽極電極20,20を被メッキ
材収納具1と同様に吊り下げ配置して電気メッキを行う
のである。ここで陽極電極20はメッキ槽7の両側に設
けた載置台70上に載置する金属製支持体40、41を
突設し、一方の支持体40に形成した端子ねじ42に電
源装置の陽極を接続するようになっている。尚被メッキ
材2に陰極を接続する方法及び被メッキ材収納具1をメ
ッキ槽7に装着する方法は同じであるためここでは省略
する。
【0024】以上のように本実施形態のマスク体30を
用いた場合には図6(a)(b)に示すようにマスク体
30の開口部31を通じて露出せる被メッキ材2の表
面、つまり上記部品部位ににメッキが施されることにな
る。つまり従来と同じイオン量であっても、開口部31
に臨まない被メッキ材2の表面部分に対してメッキされ
にくくなるのである。尚図中Iは金属イオンの流れを示
す。
【0025】このように本実施形態では被メッキ材2の
メッキが必要な部分のみに対応する開口部31を設けた
マスク体30を使用することにより、メッキが必要な部
分だけに選択的にメッキを行うことができ、そのためメ
ッキ材料費の低減が図れ、更にメッキ終了後に切断を行
うような場合に、切断部位にメッキが施されないように
することで、切断カッタへの負荷を軽減してその寿命を
延ばすことができ、その結果全体的な製造コストの低減
が図れる。
【0026】(実施形態2)上記実施形態1ではメッキ
する部分を選択できるようにして被メッキ材2のメッキ
不要箇所へのメッキを防ぐようにしたものであるが、本
実施形態はメッキ厚のばらつきを防ぐためのもので、請
求項4の発明に対応するものである。つまり本実施形態
では、図7に示すようにPVC、PP等の合成樹脂製の
箱状電極収納体たるマスク体50を設け、このマスク体
50にTi等の不溶性金属籠(メッシュ状の箱から陽極
電極20を収納し、このマスク体50ともに、メッキ槽
7にと吊り下げて使用するのである。ここでマスク体5
0の被メッキ材収納具1に対応する側の側面には、被メ
ッキ材収納具1の側面に正対するように方向に開口部5
01を穿設してある。
【0027】而して本実施形態では、図5に示すメッキ
槽7を用い、メッキ槽7の中央部に配置した被メッキ材
収納具1の両側に電極収納耐50を収納した状態で陽極
電極20を配置してメッキを行うと、図8に示すように
陽極電極20から被メッキ材収納具1内の被メッキ材2
への金属イオンIの流れは開口部501に正対する方向
に向かうことになり、従来のように被メッキ材収納具1
の両端部に集中することがなく、被メッキ材2の収納位
置によるメッキ厚のばらつきを無くすことができるので
ある。
【0028】尚実施形態1のマスク体30を併用しても
良い。 (実施形態3)上記実施形態2では、でマスク体50の
被メッキ材収納具1に対応する側の側面に、被メッキ材
収納具1の側面に正対する大きな開口部501を一つ穿
設したものであったが、本実施形態は図9、図10
(a)(b)に示すように、被メッキ材収納具1の側面
に開口している各長孔101に夫々対応するスリット状
の開口部502…を穿孔してある。
【0029】つまり図11に示すように陽極電極20か
ら被メッキ材収納具1内の被メッキ材2への金属イオン
Iの流れを夫々被メッキ材収納具1の側面に開口してい
る各長孔101に夫々対応することにより、被メッキ材
収納具1内の各被メッキ材2のメッキ厚のばらつきをよ
り少なくするようにしたものである。尚開口部502の
幅、高さ、長さ、ピッチ、数は被メッキ材収納具1の側
面に開口している長孔101に対応するように適宜調整
する。
【0030】また実施形態1のマスク体30を併用して
も良い。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、電気メッキされる被
メッキ材の表面のメッキ不要部位を覆うととともに、当
該被メッキ材のメッキする表面に対応する開口部を形成
したマスク体からなり、マスク体はメッキ液に浸漬され
る被メッキ材収納具内に被メッキ材を覆った状態で収納
されるので、被メッキ材のメッキされる部位は、マスク
体の開口部に対応する部位となり、そのためメッキが必
要でない、或いはメッキされると困る部位がメッキされ
るのを無くすことができ、メッキ材料の不要な消費がな
くなり、そのため材料費が低減でき、適切なメッキが可
能となるという効果がある。
【0032】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、被メッキ材はメッキ終了後、切断される部材であっ
て、上記メッキ不要部位に、上記切断部位を含むので、
メッキ終了後に被メッキ材を切断して部品を取るような
場合には切断カッタにメッキによる負荷がかからず、切
断カッタの寿命を長くすることができ、その結果全体的
な製造コストを低減できるという効果がある。
【0033】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、被メッキ材は板状材であって、マスク体は被
メッキ材と略同形の2枚の板体からなり、両板体を被メ
ッキ材の両側面に重ねた状態で、被メッキ材収納具内に
収納保持されるので、構造が簡単な上に取付けが容易で
あるという効果がある。請求項4の発明は、側面に開口
部を設け、内部にはメッキ用電源の陰極に接続された被
メッキ材を収納してメッキ液内に浸漬される被メッキ材
収納具に対応し、被メッキ材収納具の側方に配置される
陽極電極を内部に収納して陽極電極とともにメッキ液内
に浸漬されるマスク体とからなり、マスク体は、上記被
メッキ材収納具の側面に対向する、側面に開口部を形成
したので、陽極電極から被メッキ材収納具内の被メッキ
材へ流れる金属イオンが被メッキ材収納具の端部内に配
置される被メッキ材に集中するのを無くして適切なメッ
キが行え、そのためメッキ厚のばらつきを同じロットの
被メッキ材間で無くすことができ、結果同じロット内の
被メッキ材から切断して取り出す部品間のメッキ厚のば
らつきが小さくまた部品内におけるメッキ厚のばらつき
も小さくすることができるるという効果がある。
【0034】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、マスク体の開口部を、被メッキ材収納具の側面に開
口した複数の開口部に夫々対向するように複数形成した
ので、上述のメッキ厚のばらつきをより小さくすること
ができるという効果る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の使用状態を示す分解斜視
図である。
【図2】(a)は同上のマスク体の斜視図である。
(b)は同上のマスク体の上面図である。
【図3】同上の使用状態を示す斜視図である。
【図4】(a)は同上のマスク体の別の例の斜視図であ
る。(b)は同上のマスク体の別の例の上面図である。
【図5】同上を用いて電気メッキを行う電気メッキ装置
のメッキ槽の斜視図である。
【図6】(a)は同上の動作説明図である。(b)は図
6(a)のC−C’断面における動作説明図である。
【図7】本発明の実施形態2の分解斜視図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】本発明の実施形態3の分解斜視図である。
【図10】(a)は同上のマスク体の一部省略せる上面
図である。(a)は同上のマスク体の一部省略せる側面
図である。
【図11】動作説明図である。
【図12】(a)は電気メッキに用いる被メッキ材収納
具の上面図である。(b)は同上の正面図である。
(c)は同上の側面図である。
【図13】同上の図12(a)におけるA−A断面図で
ある。
【図14】同上の陰極電極を取付けた状態の斜視図であ
る。
【図15】同上の陰極電極を取付けた状態の要部を示す
拡大斜視図である。
【図16】同上のメッキ槽の一部省略せる斜視図であ
る。
【図17】(a)は同上のメッキ槽の上面図である。
(b)は同上のメッキ槽の側面図である。
【図18】同上のメッキ槽にメッキ用治具を取付けた状
態の斜視図である。
【図19】同上の電気メッキ装置の全体を示す斜視図で
ある。
【図20】同上の動作説明図である。
【図21】(a)は同上の動作説明図である。(b)は
図21(a)のB−B’断面における動作説明図であ
る。
【符号の説明】
2 被メッキ材 30 マスク体 31 開口部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気メッキされる被メッキ材の表面のメッ
    キ不要部位を覆うととともに、当該被メッキ材のメッキ
    する表面に対応する開口部を形成したマスク体からな
    り、マスク体はメッキ液に浸漬される被メッキ材収納具
    内に被メッキ材を覆った状態で収納されることを特徴と
    する電気メッキ用治具。
  2. 【請求項2】被メッキ材はメッキ終了後、切断される部
    材であって、上記メッキ不要部位に、上記切断部位を含
    むことを特徴とする請求項1記載の電気メッキ用治具。
  3. 【請求項3】被メッキ材は板状材であって、マスク体は
    被メッキ材と略同形の板体からなり、被メッキ材の両側
    面に夫々重ねた状態で、被メッキ材収納具内に収納保持
    されることを特徴とする請求項1又は2記載の電気メッ
    キ用治具。
  4. 【請求項4】側面に開口部を設け、内部にはメッキ用電
    源の陰極に接続された被メッキ材を収納してメッキ液内
    に浸漬される被メッキ材収納具に対応し、被メッキ材収
    納具の側方に配置される陽極電極を内部に収納して陽極
    電極とともにメッキ液内に浸漬されるマスク体とからな
    り、マスク体は、上記被メッキ材収納具の側面に対向す
    る、側面に開口部を形成したことを特徴とする電気メッ
    キ用治具。
  5. 【請求項5】マスク体の開口部は、被メッキ材収納具の
    側面に開口した複数の開口部に夫々対向するように複数
    形成したことを特徴とする請求項4記載の電気メッキ用
    治具。
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