JPH11263789A - プリン誘導体および糖尿病の予防・治療剤としてのアデノシンa2受容体拮抗剤 - Google Patents
プリン誘導体および糖尿病の予防・治療剤としてのアデノシンa2受容体拮抗剤Info
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- JPH11263789A JPH11263789A JP36393898A JP36393898A JPH11263789A JP H11263789 A JPH11263789 A JP H11263789A JP 36393898 A JP36393898 A JP 36393898A JP 36393898 A JP36393898 A JP 36393898A JP H11263789 A JPH11263789 A JP H11263789A
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Abstract
タイプの糖尿病および糖尿病性合併症の予防・治療剤を
提供する。 【解決手段】一般式(I)で表されるプリン誘導体また
はその薬理学的に許容される塩またはそれらの水和物
は、アデノシンA2受容体拮抗作用を有し、糖尿病および
糖尿病性合併症予防・治療に有効である。さらにこれら
とは構造の異なるアデノシンA2受容体拮抗剤、例えばKW
6002も糖尿病および糖尿病性合併症予防・治療に有効で
ある。 【化1】 アルキル基、低級アルコキシ基等を、R5およびR6は同一
または相異なって水素原子、低級アルキル基、シクロア
ルキル基等を意味する。)等を、R2は低級アルキル基等
で置換されていてもよいアミノ基等を、R3はシクロアル
キル基、置換基を有していてもよいアリール基等を、R4
は低級アルキル基等を意味する。)で表される新規なプ
リン誘導体またはその薬理学的に許容される塩あるいは
それらの水和物。 【化2】
Description
拮抗作用を有する新規なプリン誘導体、および糖産生阻
害作用と末梢での糖利用促進作用に基づく血糖降下作用
・耐糖能改善作用を有するアデノシン受容体アンタゴニ
ストの糖尿病および糖尿病合併症の予防・治療剤に関す
る。更に詳しくはアデノシン受容体アンタゴニストがア
デノシンA2受容体アンタゴニストである糖尿病および糖
尿病合併症の予防・治療剤に関する。
イド系化合物およびスルホニルウレア系化合物が用いら
れてきた。しかしながら、ビグアナイド系化合物は乳酸
アシドーシスを引き起こすため使用が限定されており、
またスルホニルウレア系化合物は強力な血糖降下作用の
ため、しばしな重篤な低血糖を引き起こすので使用上の
注意を要する。
いろ制限のある従来のビグアナイド系化合物およびスル
ホニルウレア系糖尿病治療剤とは異なる新しい作用機序
に基づく糖尿病および糖尿病合併症の予防・治療剤を提
供することを課題とする。
た結果、アデノシン受容体のアンタゴニストが新しいタ
イプの、糖尿病の予防・治療剤となりうることを見出し
た。即ち、自然発症糖尿病マウスの高血糖はアデノシン
受容体アンタゴニストで改善された。この作用は内因性
アデノシンにより促進された、肝臓からの糖原分解反応
および糖新生作用が拮抗剤により阻害された結果と推察
された。この知見を基に、糖尿病の予防・治療剤として
優れた血糖降下作用および耐糖能改善作用を有する化合
物の探索を重ね、下記一般式(I)で示される新規プリ
ン誘導体を見出した。更にその作用機序を詳細に検討の
結果、アデノシン受容体アンタゴニスト作用の中でもア
デノシンA2受容体アンタゴニスト作用が血糖降下および
耐糖能改善作用を示す本質であることを見出し、アデノ
シンA2受容体アンタゴニストを新しいタイプの糖尿病お
よび糖尿病合併症の予防・治療剤として本発明を完成さ
せた。
一般式(I)で示される。 一般式(I)
有していてもよい低級アルキル基、置換基を有していて
もよい低級アルコキシ基、置換基を有していてもよいア
リール基、置換基を有していてもよいヘテロアリール
基、置換基を有していてもよいアシル基、置換基を有し
ていてもよいアシルオキシ基、または置換基を有してい
てもよいアミノ基を意味する。
子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、置換基
を有していてもよい飽和または不飽和のC3〜C8シク
ロアルキル基、置換基を有していてもよいC3〜C8シ
クロアルキル-C2〜C6アルキル基、置換基を有して
いてもよいアリール基、置換基を有していてもよいヘテ
ロアリール基、保護基を有していてもよいカルボキシル
基、または置換基を有していてもよい、少なくとも1つ
のヘテロ原子を有する4〜6員環を意味する。または、
R5およびR6は一緒になって酸素原子または硫黄原子を意
味するか、あるいは結合している炭素原子と一緒になっ
た形成される、ヘテロ原子を有していてもよい環を意味
する。この環は置換基を有していてもよい。)、または 2)置換基およびヘテロ原子を有していてもよい5また
は6員式芳香環を意味する。Wは、式
していてもよい低級アルキル基、水酸基、または、式-N
R7R8(式中、R7およびR8は同一または相異なって水素原
子、水酸基、置換基を有していてもよい低級アルキル
基、置換基を有していてもよいアシル基、置換基を有し
ていてもよいC3〜C8シクロアルキル基、置換基を有
していてもよいアリール基、または置換基を有していて
もよいヘテロアリール基を意味する。または、R7および
R8は結合している窒素原子と一緒になって形成される飽
和な環を意味する。この環はさらにヘテロ原子を有して
いてもよく、置換基を有していてもよい。)を意味す
る。
いC3〜C8のシクロアルキル基、置換基を有していて
もよいアリール基、置換基を有していてもよいヘテロア
リール基、または置換基を有していてもよいC2〜C6
のアルケニル基を意味する。R4は、水素原子、置換基を
有していてもよい低級アルキル基、置換基を有していて
もよいC3〜C8のシクロアルキル基、置換基を有して
いてもよいアリール基、置換基を有していてもよいヘテ
ロアリール基、置換基を有していてもよいC2〜C6の
アルケニル基、置換基を有していてもよいC2〜C6の
アルキニル基、または置換基を有していてもよい環状エ
ーテルを意味する。
アルキル基の場合、またはWが
状エーテルの場合は除く。]で表されるプリン誘導体ま
たは薬理学的に許容される塩あるいはそれらの水和物。
本発明は、一般式(I)のプリン誘導体またはその薬理
学的に許容される塩あるいはそれらの水和物を有効成分
とする糖尿病の予防・治療剤、糖尿病合併症の予防・治
療剤、血糖降下剤、耐糖能障害改善剤、インスリン感受
性増強剤、肥満症の予防・治療剤、または一般式(I)
のプリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩ある
いはそれらの水和物が予防・治療に有効な疾病の予防・
治療剤を提供する。
病および糖尿病合併症の予防・治療剤に有効であるとの
報告はない。アデノシンは生体に広く存在するヌクレオ
シドで、心脈管器系、中枢神経系、呼吸器系、腎、免疫
系等に対して生理的作用を有している。アデノシンの作
用はG蛋白質が関与する少なくとも4つの受容体、A1、
A2a、A2bおよびA3を介して発揮される(Fredholm,B.B.
et al.,(1994年), Pharmacol. Rev., 46巻, 143-156
頁)。1979年にアデノシン受容体はまず薬理作用とアデ
ニレート シクラーゼ関与に基づいてA1およびA2に分類
された(Van Calker,D. et al.,(1979年), J. Neuroche
m., 33巻, 999-1003頁)。さらに、A2受容体はアデノシ
ンおよびアデノシンA2アゴニストであるNECAとCGS-2168
0に対する親和性が高いか低いかに基づいてA2aおよびA2
bのサブタイプに分類された(Burns, R.F. et al.,(198
6年), Mol. Pharmacol., 29巻, 331-346頁; Wan, W. et
al., (1990年), J. Neurochem.,55巻, 1763-1771
頁)。これらの受容体の生理的、病理的意義は中枢神経
系、循環器系等では徐々にではあるが明らかにされてき
ている。
る。骨格筋標本を用いた実験で、アデノシンはA1受容体
へのアゴニスト作用によりインスリン感受性を低下させ
て糖の取り込みを抑制し、A1受容体アンタゴニストはイ
ンスリン感受性を上昇させる[Challis,R.A., Biochem.
J., (1984年), 221巻, 915-917頁; Challis,R.A., Eu
r.J.Pharmacol., (1992年), 226巻, 121-128頁]。脂肪
細胞においてはアデノシンはA1受容体を介してインスリ
ンの感受性を高めて糖の取り込みを促進する[Vannucci,
S.J.et al., Biochem. J.,(1992年), 288巻, 325-330
頁]。また、WO95/18128およびWO98/03507にはA1受容体
アンタゴニストの糖尿病治療剤が開示されており、A1受
容体に関する報告は多い。一方、アデノシンA2受容体に
関しては、WO9701551にA2a受容体アンタゴニストの糖尿
病治療剤を示唆する簡単な記載はあるが、その根拠は全
く示されていない。Collis,M.J.et al.,Trends Pharmac
ol. Sci.,(1993), 14巻, 360-366頁に肝細胞での糖新生
促進にアデノシンA2受容体の関与が示唆されているが具
体的記載は全くない。またこれらとは対照的に、WO9801
459はA2受容体アゴニストの糖尿病治療剤について記載
しているが、アデノシンA2受容体アンタゴニストについ
ては全く記載が無い。このように糖尿病の治療剤として
のアデノシンA2受容体アンタゴニストの位置付けは混沌
としている。
剤としての本発明のアデノシンA2受容体アンタゴニスト
は、例えば以下に示す1)〜4)の化合物から選ばれ
る。 (1)一般式(I)
有していてもよい低級アルキル基、置換基を有していて
もよい低級アルコキシ基、置換基を有していてもよいア
リール基、置換基を有していてもよいヘテロアリール
基、置換基を有していてもよいアシル基、置換基を有し
ていてもよいアシルオキシ基、または置換基を有してい
てもよいアミノ基を意味する。
子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、置換基
を有していてもよい飽和または不飽和のC3〜C8シク
ロアルキル基、置換基を有していてもよいC3〜C8シ
クロアルキル-C2〜C6アルキル基、置換基を有して
いてもよいアリール基、置換基を有していてもよいヘテ
ロアリール基、保護基を有していてもよいカルボキシル
基、または置換基を有していてもよい、少なくとも1つ
のヘテロ原子を有する4〜6員環を意味する。または、
R5およびR6は一緒になって酸素原子または硫黄原子を意
味するか、あるいは結合している炭素原子と一緒になっ
た形成される、ヘテロ原子を有していてもよい環を意味
する。この環は置換基を有していてもよい。)、または 2)置換基およびヘテロ原子を有していてもよい5また
は6員式芳香環を意味する。
していてもよい低級アルキル基、水酸基、または、式-N
R7R8(式中、R7およびR8は同一または相異なって水素原
子、水酸基、置換基を有していてもよい低級アルキル
基、置換基を有していてもよいアシル基、置換基を有し
ていてもよいC3〜C8シクロアルキル基、置換基を有
していてもよいアリール基、または置換基を有していて
もよいヘテロアリール基を意味する。または、R7および
R8は結合している窒素原子と一緒になって形成される飽
和な環を意味する。この環はさらにヘテロ原子を有して
いてもよく、置換基を有していてもよい。)を意味す
る。
いC3〜C8のシクロアルキル基、置換基を有していて
もよいアリール基、置換基を有していてもよいヘテロア
リール基、または置換基を有していてもよいC2〜C6
のアルケニル基を意味する。R4は、水素原子、置換基を
有していてもよい低級アルキル基、置換基を有していて
もよいC3〜C8のシクロアルキル基、置換基を有して
いてもよいアリール基、置換基を有していてもよいヘテ
ロアリール基、置換基を有していてもよいC2〜C6の
アルケニル基、置換基を有していてもよいC2〜C6の
アルキニル基、または置換基を有していてもよい環状エ
ーテルを意味する。
アルキル基の場合、またはWが
状エーテルの場合は除く。]で表されるプリン誘導体ま
たは薬理学的に許容される塩あるいはそれらの水和物。
これらの化合物の中で好ましい例としてはWがエチニレ
ン基またはエテニレン基、より好ましい例としてはWが
エチニレン基である化合物を挙げることができる。本発
明のプリン誘導体は式(I’)
子で、R4が置換基を有していてもよい環状エーテルの場
合は除く。
り、C1〜C4の低級アルキル基またはアリル基を、R3aは
水素原子またはC1〜C3の低級アルキル基を意味する。R
4a、R5a、R6aおよびR7aは同一または相異なり水素原
子、ハロゲン原子、C1〜C3の低級アルキル基、C1〜C3の
低級アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、水酸基を意味
する。)で表される化合物または薬理学的に許容される
塩。
1a、R2a、R3aは同一または相異なってC1〜3の低級級
アルキル基で、R4a、R5a、R6aおよびR7aのいずれか一つ
はC1〜C3の低級アルコキシ基である化合物、さらに好ま
しくはR1a、R2a、R3aは同一または相異なってC1〜3
の低級級アルキル基で、R5aおよびR6aがメトキシ基であ
る化合物を挙げることができる。
はNHを、FはC5〜C6シクロアルキル基、ピリジル基、チ
アゾリル基、C1〜C6アルキル基、置換基を有していても
よいフェニル基、置換基を有していてもよいフェニル(C
1〜C2)アルキル基、モルホリノエチル基、フリルメチル
基、またはピリジルメチル基を、Gはフリル基、チエニ
ル基、またはイソキサゾリル基を意味する。)で表され
る化合物または薬理学的に許容される塩。
はEがNHで、Fが2-(4-ヒドロキシフェニル)エチル基また
は2-(モルホリノ)エチルで、Gがフリル基である化合物
を挙げることができる。
ールを、Pはハロゲン原子・アルキル基・アルコキシ基
またはシアノ基で置換されていてもよいフェニル(C1〜C
2)アルキル基またはC1〜C6アルキル基意味する。)で表
される化合物または薬理学的に許容される塩。これらの
化合物のうちで好ましい例として環Mがピラゾールで、P
がフェネチル基である化合物を挙げることができる。
H基を、Vは水酸基で置換されていてもよい低級アルキル
基、低級アルコキシ基・低級アルキル基・ハロゲン原子
・水酸基などで置換されていてもよいフェニル基または
アラルキル基、またはヘテロアリール基を意味する。Z1
は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基を、Z2はフ
リル基などのヘテロアリール基を意味する。)で表され
る化合物または薬理学的に許容される塩。
酸素原子で、Vが2,6-ジメトキシフェニル基で、Z1は水
素原子で、Z2がフリル基である化合物を挙げることがで
きる。
ストまたはその薬理学的に許容される塩あるいはそれら
の水和物を有効成分とする糖尿病の予防・治療剤、糖尿
病合併症の予防・治療剤、血糖降下剤、耐糖能障害改善
剤、インスリン感受性増強剤、肥満症の予防・治療剤を
提供する。アデノシンA2受容体アンタゴニストがアデノ
シンA2aおよび/またはA2b受容体アンタゴニストである
ことが好ましい。本発明のアデノシンA2aまたはA2b受容
体アンタゴニストとして好ましいものの例としては、後
に述べる実験方法でA2a受容体へのアフィニティーを示
すKi値が0.5μM以下か、またはA2b受容体におけるNECA
刺激cAMP産生抑制を示すIC50値が0.7μM以下であるもの
を挙げる事ができる。さらに好ましくはA2a受容体への
アフィニティーを示すKi値が0.1μM以下か、A2b受容体
におけるNECA刺激cAMP産生抑制を示すIC50値が0.5μM以
下であるものを挙げることができる。
R3、R4、R5、R6、R7およびR8の定義に見られる置換基を
有していてもよい低級アルキル基、置換基を有していて
もよい低級アルコキシ基、置換基を有していてもよいシ
クロアルキル基、置換基を有していてもよいアリール
基、置換基を有していてもよいヘテロアリール基などに
おける「置換基を有していてもよい」とは、各基が例え
ば、水酸基;チオール基;ニトロ基;シアノ基;フッ素
原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン
原子;メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピルな
どの低級アルキル基;メトキシ、エトキシ、n−プロポ
キシ、イソプロポキシ、ブトキシ基などの低級アルコキ
シ基;フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフ
ルオロメチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基などのハ
ロゲン化アルキル基;メチルチオ基、エチルチオ基、イ
ソプロピルチオ基などのアルキルチオ基;アセチル基、
プロピオニル基、ベンゾイル基などのアシル基;ヒドロ
キシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピ
ル基などのヒドロキシアルキル基;アミノ基;メチルア
ミノ基、エチルアミノ基、イソプロピルアミノ基などの
モノアルキルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルア
ミノ基などのジアルキルアミノ基;アジリジニル基、ア
ゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペリジニル基、パー
ヒドロアゼピニル基、ピペラジニル基などの環状アミノ
基;カルボキシル基;メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、プロピルカルボニル基などのアルコキシ
カルボニル基;カルバモイル基;メチルカルバモイル
基、ジメチルカルバモイル基などのアルキルカルバモイ
ル基;アセチルアミノ基、ベンゾイルアミノ基などのア
シルアミノ基;無置換またはC1〜C4のアルキル基で
置換されたスルファモイル基、メチルスルホニル基、エ
チルスルホニル基などのアルキルスルホニル基;ベンゼ
ンスルホニル基、p-トルエンスルホニル基などの無置換
または置換アリールスルホニル基;フェニル基、トリル
基、アニソリル基などの無置換または置換アリール基;
ピロール基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、トリアゾ
リル基、テトラゾリル基、チアゾリル基、ピリジル基、
ピリミジル基、ピラジニル基などの無置換または置換ヘ
テロアリール基;カルボキシアルキル基;メトキシカル
ボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、メトキ
シカルボニルエチル基などのアルキルオキシカルボニル
アルキル基;カルボキシメトキシ基などのカルボキシア
ルコキシ基;ベンジル基、4-クロロベンジル基などのア
リールアルキル基;ピリジルメチル基、ピリジルエチル
基などのヘテロアリールアルキル基;メチレンジオキシ
基、エチレンジオキシ基などのアルキレンジオキシ基な
どから選ばれる基で置換されていてもよいことを意味す
る。
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を意
味する。
見られる低級アルキル基とは、炭素数1−6の直鎖ある
いは分岐状のアルキル基を意味する。例を挙げれば、メ
チル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-
ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル
基、n-ペンチル基、1,2-ジメチルプロピル基、1,1-ジメ
チルプロピル基、2,2-ジメチルプロピル基、2-エチルプ
ロピル基、n-ヘキシル基、1,2-ジメチルブチル基、2,3-
ジメチルブチル基、1,3-ジメチルブチル基、1-エチル-2
-メチルプロピル基、1-メチル-2-エチルプロピル基等を
あげることができる。
は、炭素数1−6の直鎖あるいは分岐状のアルコキシ基
を意味する。例を挙げれば、メトキシ基、エトキシ基、
n-プロポキシ基、イソプロポキシ基、n-ブトキシ基、se
c-ブトキシ基、tert-ブトキシ基、n-ペンチルオキシ
基、1,2-ジメチルプロピルオキシ基、1,1-ジメチルプロ
ピルオキシ基、2,2-ジメチルプロピルオキシ基、2-エチ
ルプロピルオキシ基、n-ヘキシルオキシ基、1,2-ジメチ
ルブチルオキシ基、2,3-ジメチルブチルオキシ基、1,3-
ジメチルブチルオキシ基、1-エチル-2-メチルプロピル
オキシ基、1-メチル-2-エチルプロピルオキシ基等をあ
げることができる。
みられるシクロアルキル基とは、シクロプロピル基、シ
クロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、
シクロへプチル基又はシクロオクチル基などの炭素数3
−8のシクロアルキル基を意味する。X、R3、R4、R5、R
6、R7およびR8の定義にみられるシクロアルキルアルキ
ル基とは、上記低級アルキル基のいずれかの炭素原子に
上記シクロアルキル基が結合しているものを意味する。
ル基とは炭素数2〜6の直鎖あるいは分岐状のアルケニ
ル基、例えばビニル基、1-プロペニル基、2-プロペニル
基、イソプロペニル基、2-メチル-1-プロペニル基、3-
メチル-1-プロペニル基、2-メチル-2-プロペニル基、3-
メチル-2-プロペニル基、1-ブテニル基、2-ブテニル
基、3-ブテニル基などを意味する。
は、炭素数2−6の直鎖あるいはもしくは分岐状のアル
キニル基、例えばエチニル基、1-プロピニル基、2-プロ
ピニル基、1-ブチニル基、2-ブチニル基、3-ブチニル
基、3-メチル-1-プロピニル基、2-メチル-3-プロピニル
基などを意味する。
は、例えばアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、
バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基などの脂肪
族飽和モノカルボン酸から誘導される基、アクリロイル
基、プロピオロイル基、メタクリロイル基、クロトノイ
ル基、イソクロトノイル基などの脂肪族不飽和カルボン
酸から誘導される基、ベンゾイル基、ナフトイル基、ト
ルオイル基、ヒドロアトロポイル基、アトロポイル基、
シンナモイル基などの炭素環式カルボン酸から誘導され
る基、フロイル基、テノイル基、ニコチノイル基、イソ
ニコチノイル基などの複素環式カルボン酸から誘導され
る基、グリコロイル基、ラクトイル基、グリセロイル
基、トロポイル基、ベンジロイル基、サリチロイル基、
アニソイル基、バニロイル基、ピペロニロイル基、ガロ
イル基等のヒドロキシカルボン酸若しくはアルコキシカ
ルボン酸から誘導される基又は各種アミノ酸から誘導さ
れる基などを意味する。
みられる置換基を有していてもよいアリール基における
アリール基とは、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナ
フチル基やアントラセニル基等を意味する。
みられる置換基を有していてもよいヘテロアリール基と
は硫黄原子、酸素原子または窒素原子からなる群から選
ばれた少なくとも1種が1〜4個含まれている単環また
は縮合環から誘導される基を意味する。例えば、ピロリ
ル基、チェニル基、フリル基、チアゾリル基、オキサゾ
リル基、イソチアゾリル基、イソキサゾリル基、イミダ
ゾリル基、ピラゾリル基、チアジアゾリル基、オキサジ
アゾリル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、ピリジ
ル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル
基、インドリル基、イソインドリル基、ベンゾチェニル
基、ベンゾフラニル基、イソベンゾフラニル基、ベンツ
イミダゾリル基、インダゾリル基、ベンゾトリアゾリル
基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、キノ
リル基、イソキノリル基、シンノリニル基、フタラジル
基、キノキサリル基、ナフチリジニル基、キナゾリニル
基、イミダゾピリジニル基等を意味する。
ていてもよいカルボキシル基において、保護基とは、例
えば、メチル基、エチル基、tert-ブチル基等の低級ア
ルキル基やp-メトキシベンジル、p-ニトロベンジル、3,
4-ジメトキシベンジル、ジフェニルメチル、トリチル、
フェネチル等の置換基を有していてもよいフェニル基で
置換された低級アルキル基、2,2,2-トリクロロエチル、
2-ヨードエチルなどのハロゲン化低級アルキル基、ピバ
ロイルオキシメチル、アセトキシメチル、プオピオニル
オキシメチル、ブチリルオキシメチル、バレリルオキシ
メチル、1-アセトキシエチル、2-アセトキシエチル、1-
ピバロイルオキシエチル、2-ピバロイルオキシエチルな
どの低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、パルミト
イルオキシエチル、ヘプタデカノイルオキシメチル、1-
パルミトイルオキシエチルなどの高級アルカノイルオキ
シ低級アルキル基、メトキシカルボニルオキシメチル、
1-ブトキシカルボニルオキシエチル、1-(イソプロポキ
シカルボニルオキシ)エチル等の低級アルコキシカルボ
ニルオキシ低級アルキル基、カルボキシメチル、2-カル
ボキシエチルなどのカルボキシ低級アルキル基、3-フタ
リジル等のヘテロアリール基、4-グリシルオキシベンゾ
イルオキシメチルなどの置換基を有していてもよいベン
ゾイルオキシ低級アルキル基、(5-メチル-2-オキソ-1,
3-ジオキソレン-4-イル)メチルなどの(置換ジオキソ
レン)低級アルキル基、1-シクロヘキシルアセチルオキ
シエチルなどのシクロアルキル置換低級アルカノイルオ
キシ低級アルキル基、1-シクロヘキシルオキシカルボニ
ルオキシエチルなどのシクロアルキルオキシカルボニル
オキシ低級アルキル基などをあげることができる。更に
種々の酸アミドとなっていてもよい。要するに生体内で
何らかの手段で分解されて、カルボン酸となりうるもの
であれば、いかなるものもカルボキシル基の保護基とな
り得る。
「結合し散る窒素原子と一緒になって形成される環とは
アジリジン、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、パ
ーヒドロアゼピン、パーヒドロアゾシン、ピペラジン、
ホモピペラジン、モルホリンまたはチオモルホリン等を
意味する。これらの環は低級アルキル基、幌減原子、ま
たはアシル基などでで置換されていてもよい。
その光学活性体も本発明に包含されることは言うまでも
ない。さらに本発明には水和物も含まれる。
は、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、燐酸塩など
の無機塩、例えば酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メ
タンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンス
ルホン酸塩などの有機酸塩または例えばアスパラギン
酸、グルタミン酸などのアミノ酸との塩などを挙げるこ
とができる。
性が高いという点からも有用である。
場合、経口投与でも、非経口投与でもよい。錠剤、散
剤、顆粒剤、カプセル剤、シロップ剤、トローチ剤、吸
入剤、坐剤、注射剤、軟膏剤、眼軟膏剤、点眼剤、点鼻
剤、点耳剤、パップ剤、ローション剤等の製剤として投
与することができる。
度、患者の年齢、性差、薬剤に対する感受性差などによ
り著しく異なるが、通常成人として1日あたり、約0.
03−1000mg、好ましくは0.1−500mg、さら
に好ましくは0.1−100mgを1日1−数回に分けて
投与する。注射剤の場合は、通常約1μg/kg−300
0μg/kgであり、好ましくは約3μg/kg−1000
μg/kgである。
製剤用担体を用い、常法により行うことができる。すな
わち、経口用固形製剤を調製する場合は、主薬の賦形
剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味矯臭剤、抗
酸化剤などを加えた後、常法により、錠剤、被服錠剤、
顆粒剤、散剤、カプセル剤などとする。
ンスターチ、白糖、ブドウ糖、ソルビット、結晶セルロ
ース、二酸化ケイ素などが用いられる。また結合剤とし
ては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルエー
テル、エチルセルロース、メチルセルロース、アラビア
ゴム、トラガント、ゼラチン、セラック、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、クエン酸カルシウム、デキストリン、ペクチンなど
が用いられ滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸マグ
ネシウム、タルク、ポリエチレングリコール、シリカ、
硬化植物油などが用いられる。
とが許可されているものであればよく、矯味矯臭剤とし
ては、ココア末、ハッカ脳、芳香酸、ハッカ油、龍脳、
桂皮末等が用いられる。抗酸化剤としては、アスコルビ
ン酸、α−トコフェロール等医薬品に添加することが許
可されているものであればよい。また、錠剤及び顆粒剤
には、糖衣、ゼラチン衣、その他必要に応じ適宜コーテ
ィングすることはもちろん差し支えない。
主薬に、必要に応じてpH調整剤、緩衝剤、懸濁化剤、
溶解補助剤、安定化剤、等張化剤、抗酸化剤、保存剤な
どを添加し常法により製造することができる。この際、
必要に応じ、凍結乾燥物とすることも可能である。該注
射剤は静脈、皮下、筋肉内に投与することができる。
ば、メチルセルロース、ポリソルベート80、ヒドロキ
シエチルセルロース、アラビアゴム、トラガント末、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノラウレートなどを挙げることができ
る。
チレン硬化ヒマシ油、ポリソルベート80、ニコチン酸
アミド、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート
などを挙げることができる。
ウム、メタ亜硫酸ナトリウム、エーテルなどが用いら
れ、保存剤としては、例えばパラオキシ安息香酸メチ
ル、パラオキシ安息香酸エチル、ソルビン酸、フェノー
ル、クレゾール、クロロクレゾールなどを挙げることが
できる。
じて安定化剤、抗酸化剤、保存剤などを添加し常法によ
り製造することができる。
られている方法を組み合わせることによって、製造する
ことができる。以下に本発明化合物群の主な一般的製造
方法を掲げる。 [製造方法A]
し、R2'は-NR7R8(式中、-NR7R8は前記を意味する。)
を、R9は低級アルキル基を、R1、R3およびR4は前記を意
味する。工程A1 ;本工程は、公知の方法に準じて合成される化合
物4,6-ジハロゲノ-5-ニトロ-2-ピリミジニルアセトアミ
ド1をアミン誘導体とを溶媒中で反応させて一つのハロ
ゲンのみをアミン誘導体と置換し4-アミノピリミジン誘
導体2を製造する工程である。
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
されないが、好適にはテトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチル
エーテルのようなエーテル類;メチレンクロリド、クロ
ロホルム、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素
類などを挙げることができる。反応温度は用いるアミン
誘導体の反応性により変わり、−20℃〜50℃が好適
であるが、さらに好ましくは0℃前後である。
るために、当モルの酢酸を添加することが好ましい。工程A2 ;本工程は、ニトロピリミジン誘導体2のニトロ
基を接触還元、金属及び金属塩還元、または金属水素化
物によりニトロ基を還元してピリミジニルアミン誘導体
3を製造する工程である。
るいはPtO2などの触媒の存在下に常圧、または加圧下
に、室温または加温下に行われる。使用される溶媒とし
ては、触媒毒にならず出発物質をある程度溶解するもの
であれば特に限定されないが、好適にはメタノール、エ
タノノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸、
ジメチルホルムアミドなどあるいはこれらの混合溶媒を
挙げることができる。金属及び金属塩還元は含水または
無水のメタノールまたはエタノールなどのアルコール
系、あるいはジオキサン、テトラヒドロフラン溶媒中亜
鉛末−塩酸、塩化第一スズ−塩酸、鉄−塩酸などで行わ
れる。金属水素化物による還元はメタノールまたはエタ
ノールあるいはテトラヒドロフラン溶媒中、Pd−水素化
ホウ素ナトリウム、NiCl2(PPh3)2-水素化ホウ素ナトリ
ウム、塩化第一スズ−水素化ホウ素ナトリウムなどを用
いて行われる。工程A3 ;本工程は、ピリミジン環上の隣接するアミノ基
とアルデヒド類とを縮合してイミダゾール環を形成し、
プリン誘導体4を製造する工程である。
縮合してシフの塩基とした後、塩化第二鉄、などを作用
させて、閉環することにより行われる。使用される溶媒
としては、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解す
るものであれば特に限定されないが、好適にはメタノー
ル、エタノールの様なアルコール類、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテルのようなエーテル類;ジメチルホ
ルムアミドなどである。反応は0〜100℃、好適には
室温で行われる。シフの塩基製造の際、酢酸を添加する
ことが好ましい。工程A4 ;本工程は、上記プリン誘導体4の2位のアミノ
基の保護基であるアシル基を脱離し、2-アミノプリン誘
導体5を製造する工程である。
ン、テトラヒドロフランなどの溶媒中、鉱酸またはアル
カリ水溶液を作用させは行われる。反応は室温でも進行
するが加熱下が好ましい。この工程は還元条件によって
は先の工程A3で完了することもあり、その場合は省略さ
れる。
5のアミノ基をザンドマイヤー反応によりハロゲン原子
に変換し、2,6-ジハロゲノプリン誘導体6を製造する工
程である。反応は、亜硝酸ナトリウムあるいは亜硝酸ア
ミル、亜硝酸イソアミルなどの亜硝酸エステルでアミノ
基をジアゾ化してジアゾニウム基とし、続いてジアニウ
ム基をハロゲン化第一銅によりハロゲン原子へ変換する
ことによって行われる。ジアゾ化反応において亜硝酸イ
ソアミルなどの亜硝酸エステル類を用いる場合には特に
酸は必要とせず、ジオキサン、テトラヒドロフランなど
の溶媒中にハロゲン化第一銅およびハロゲン化メチレン
を加えて加熱下にアミノ基をハロゲン原子に変換でき
る。本発明においてはハロゲン化第一銅としてはヨウ化
第一銅、ハロゲン化メチレンとしてはジヨードメタンを
用い、2-ヨードプリン誘導体に変換するのが最も好まし
い。工程A6 ;本工程は2,6-ジハロゲノプリン誘導体6の2位
のハロゲン原子を選択的にエチニル側鎖とカップリング
反応を行い、2-エチニレン-6-ハロゲノプリン誘導体7
を製造する工程である。
ルホスフィンパラジウム(II)とヨウ化第一銅および3級
アミン存在下で室温あるいは加熱下で行われる。使用さ
れる溶媒としてはテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
メトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテ
ルのようなエーテル類またはジメチルホルムアミド、1-
メチルピロリジノンなどを挙げることができる。使用す
る3級アミンとしてはトリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン、DBU、ジメチルアニリンなどである。
反応温度は0〜100℃が好適でさらに好ましくは室温であ
る。工程A7 ;本工程は、2-エチニレン-6-ハロゲノプリン誘
導体7のハロゲン原子をアミン誘導体と反応させて6-ア
ミノ-2-エチニレンプリン誘導体8を製造する工程であ
る。
は、反応は封管またはオートクレーブ中で行うのが好ま
しい。使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定されない
が、好適にはメタノール、エタノールのようなアルコー
ル類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのような
エーテル類;メチレンクロリド、クロロホルム、ジクロ
ロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;ジメチルホル
ムアミド、1-メチルピロリジノンなどを挙げることがで
きる。
好ましくは50〜100℃である。 [製造方法B]
を意味する。本製造方法Bは製造方法Aにおける2-アシル
アミノ-6-ハロゲノ-5-ニトロ-4-ピリミジニルアミン誘
導体3の別途製造方法である。工程B1 ;本工程は、公知の方法で製造される2-アシルア
ミノ-4-クロロ-5-ニトロ-6-ピリミドン誘導体1をアミン
誘導体と反応させて2-アシルアミノ-4-置換アミノ-5-ニ
トロ-6-ピリミドン誘導体2を製造する工程である。
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
されないが、好適にはテトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチル
エーテルのようなエーテル類;メチレンクロリド、クロ
ロホルム、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素
類などを挙げることができる。反応温度は用いるアミン
誘導体の反応性により変わり、−20℃〜50℃が好適
であるが、さらに好ましくは0℃前後である。工程B2 ;本工程は、ピリミドン誘導体のオキソ基をハロ
ゲン原子に変換して2-アシルアミノ-6-ハロゲノ-5-ニト
ロ-4-ピリミジニルアミン誘導体3を製造する工程であ
る。
オキサン、テトラヒドロフランなどの溶媒に懸濁し、オ
キシ塩化リン、オキシ臭化リンなどのハロゲン化剤を作
用させて、加熱還流下に行われる。反応系にテトラエチ
ルアンモニウムクロリドやジメチルホルムアミドを添加
すると反応は促進される。 [製造方法C]
前記を意味する。本製造方法Cは製造方法Aにおける2,6-
ジハロゲノプリン誘導体6のプリン環上6位のL1を先に
アミノ化し、次に2位のL2をエチニレン基に変換して目
的化合物を製造する方法である。工程C1 ;本工程は、2,6-ジハロゲノプリン誘導体1の6
位のハロゲン原子をアミン誘導体と反応させて6-アミノ
-2-ハロゲノプリン誘導体2を製造する工程である。
は、反応はオートクレーブ中で行うのが好ましい。使用
される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質をある
程度溶解するものであれば特に限定されないが、好適に
はメタノール、エタノールのようなアルコール類;テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエ
チレングリコールジメチルエーテルのようなエーテル
類;メチレンクロリド、クロロホルム、ジクロロエタン
のようなハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミ
ド、1-メチルピロリジノンなどを挙げることができる。
しくは50〜100℃である。工程C2 ;本工程は、前述の工程A6と同様の操作により目
的化合物を得る工程である。反応は、触媒量のジクロロ
ビストリフェニルホスフィンパラジウム(II)とヨウ化第
一銅および3級アミン存在下で室温あるいは加熱下で行
われる。使用される溶媒としてはテトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコール
ジメチルエーテルのようなエーテル類またはジメチルホ
ルムアミド、1-メチルピロリジノンなどを挙げることが
できる。使用する3級アミンとしてはトリエチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミン、DBU、ジメチルアニ
リンなどである。反応温度は0〜100℃が好適でさらに好
ましくは室温である。 [製造方法D]
ていてもよいアリーレン基、置換基を有していてもよい
ヘテロアリーレン基、置換基を有していてもよいアルキ
レンアリーレン基、置換基を有していてもよいアルキレ
ンヘテロアリーレン基、置換基を有していてもよいアリ
ーレンアルキレン基または置換基を有していてもよいヘ
テロアリーレンアルキレン基を意味し、R1、R2およびR3
は前記を意味する。
製造された化合物1がシアノ基を有する場合、このシア
ノ基を変換しアミド誘導体、アミジン誘導体、N-シアノ
アミジン誘導体を製造する方法である。従って、R2およ
びR3の置換基上にシアノ基が存在すれば、上記誘導体は
同様に製造される。工程D1 ;本工程は、製造方法AまたはCの方法で製造され
たシアノ誘導体1からアミド誘導体を製造する工程であ
る。
ドロフラン、メタノール、エタノールのような水と混ざ
りうる溶媒中、過酸の存在下に水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム水溶液を作用させて行われる。反応温度は0
℃から還流温度が好適であるが、室温がより好ましい。工程D2 ;本工程は、製造方法AまたはCの方法で製造され
たシアノ誘導体1からアミジン誘導体を製造する工程で
ある。
ば、モノ置換体はシアノ誘導体1と等モルの芳香族アミ
ンのベンゼンスルホン酸塩やp-トルエンスルホン塩を2
00℃以上に加熱する方法によって、N,N-ジ置換体は塩
化アルミニウムのようなルイス酸の存在下にアミン誘導
体をシアノ誘導体1と加熱する方法によって、無置換体
はシアノ誘導体1をアルミニウムアミド試薬(MeAlClNH2)
で処理するか、塩化水素−エタノールでイミダート塩酸
塩に変換後アンモニアを作用させる方法によって製造さ
れる。またイミダート塩酸塩に1級あるいは2級アミン
を作用させることによりモノ置換体あるいはジ置換体を
製造される。工程D3 ;本工程は、製造方法AまたはCの方法で製造され
たシアノ誘導体1からN2-シアノアミジン誘導体を製造す
る工程である。
ヒドロフランに溶解し、硫化水素を導通して飽和させ室
温に放置してチオアミドに変換後、ヨードメタンを作用
させてチオイミダートとし、これにシアナミドを作用さ
せてN-シアノアミジン誘導体4シアノ誘導体1を製造する
ことができる。この操作を、製造方法Cの工程C1で製造
された2-ヨード-6-プリニルアミン誘導体に適用し、ま
ず2-ヨード-N-シアノアミジン誘導体とした後にアルキ
ン試薬とカップリングすることにより同様にシアノ誘導
体1は製造される。 [製造方法E]
を、R13およびR14は互いに同一または相異なり水素原
子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、置換基
を有していてもよいアリール基、または置換基を有して
いてもよいヘテロアリール基を意味する。R1、R2'およ
びR3は前記を意味する。)工程E1 ;本工程は、酸、アルカリまたは加熱等により保
護基を脱離し、カルボン酸誘導体2を得る工程である。
の水溶液、アルカリとしては水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化リチウムなどの水溶液を挙げることが
できる。溶媒は反応に関与しないものであればいかなる
溶媒でも使用されるが、、メタノール、エタノール、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等の水と混ざりうる溶媒
が好ましい。反応温度は室温から還流温度が好適であ
る。
場合には70から150℃に加熱することにより脱保護
される。工程E2 ;本工程は、先に得られたカルボン酸誘導体2を
酸の反応性誘導体に変換し、1または2級アミンと反応
させて酸アミド誘導体3を得る工程である。酸の反応性
誘導体としては酸クロリドのような酸ハロゲニド、エト
キシカルボニルクロリドのようなクロロホルメートとの
反応により得られる混合酸無水物、p-ニトロフェニルエ
ステルのような活性エステルなどを挙げることができ
る。溶媒としてはテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
クロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタンなどを挙
げることができる。反応温度は−10から50℃が好適
であるが、0から室温が更に好ましい。工程E3 ;本工程は、カルボン酸誘導体2を経由すること
なく、エステル誘導体1にアミン誘導体を反応させて、
直接酸アミド誘導体3を得る工程である。
の低級アルキル基が好適であり、反応は封管またオート
クレーブ中で加熱下に行われる。反応温度は50から1
00℃が好適である。本脱保護反応およびアミド化反応
は、R1あるいはR3が保護基されたカルボキシル基を有す
る場合にも同様にして製造される。 [製造方法F]
R2'、R3、R12、R13およびR14は前記を意味する。)工程F1 ;本工程は、水酸基で置換されたアルキル基を有
するプリン誘導体1を酸化してカルボン酸誘導体2を製造
する工程である。酸化剤として四酸化ルテニウム、過マ
ンガン酸、クロム酸などを用いて行うことができる。溶
媒として四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレン、ア
セトニトリル、ピリジン、水あるいはこれらの混合溶媒
が使用される。反応は0から50℃で行うのが好適であ
るが室温が更に好ましい。
体2は、カルボキシル基が保護された後、製造方法Aの工
程A6と同様の操作により2-エチニレンプリン誘導体へと
変換される。尚、R3に水酸基で置換されたアルキル基が
存在する場合には、同様の方法により、R3にカルボキシ
ル基を有する2-エチニレンプリン誘導体が製造される。
子を意味し、R1、R3およびR4は前記を意味する。)工程G1 ;本工程は、プリン骨格の6位のアミノ基または
ハロゲン原子を加水分解して6-ヒドロキシプリン誘導体
2を製造する工程である。加水分解は酸またはアルカリ
の存在下に行われるが、アルカリの存在下に行うのが好
ましい。用いられるアルカリとしては水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムなどを挙げることができる。反応は
0から100℃で行われる。工程G2 ;本工程は、6位のアミノ基をジアゾ化後加熱に
より窒素を脱離させて6-無置換プリン誘導体を製造する
工程である。
あるいはこれらの含水溶媒中亜硝酸ナトリウムあるいは
亜硝酸アミル、亜硝酸イソアミルなどの亜硝酸エステル
でアミノ基をジアゾ化し、続いてジアニウム基を還流加
熱下に脱離して行われる。
造方法は特開平6−16559、特開平6−21185
6、J. Med. Chem., (1993), 36, 1333-1342等に、一般
式(VIII)で表される化合物の製造方法は特開平5−97
855およびWO9414812に、一般式(IX)で表さ
れる化合物の製造方法はWO9501356およびEur.
J. Med. Chem., (1993), 28, 569-576に、また一般式
(X)で表される化合物の製造方法はWO9842711
に記載されている。
説明するために薬理実験例を示す。 新規なプリン誘導体の効果1)ラット初代培養肝細胞におけるNECA刺激糖産生に対
する抑制作用 Wistar 系雄性ラットの肝臓からコラゲナーゼ潅流法に
より肝細胞を分離し、5 % 子ウシ血清、 10-6 M インス
リン、 10-7 M デキサメサゾン、30ng/ml百日咳毒素を
含むWilliam's Medium E 培地で初代培養する。1日後、
肝細胞を10 mM HEPES、0.1% ウシ血清アルブミン を含
むKrebs-Ringer-Bicarbonate buffer pH 7.4 (KRB) で
洗浄後、KRBを加え37℃でインキュベートする。30分
後、0.1 μMNECA (N-ethylcarboxamide adenosine)と被
験化合物を同時に加えさらに1時間インキュベートし、
インキュベーションメディウム中に放出されたグルコー
ス量を測定した。
l)の高血糖に対する作用(単回投与) 動物:各群5例の雄性KK-Ay/Ta Jclマウス(日本クレア
より購入)。 被検化合物の調製および投与:表2に示した用量の被検
化合物を0.5%メチルセルロース水溶液に懸濁し、10 ml
/Kgの容量で経口投与した。 採血および血糖値の測定:被検化合物の投与直前および
投与5時間後に尾静脈より採血し血糖値を測定した。 方法:無麻酔下、マウスの尾静脈を剃刀で傷つけわずか
に出血させる。血液15μlを採取し、直ちに0.6 M過塩素
酸135μlに混合する。遠心分離(1500 g 、10分、4℃、
冷却遠心機GS-6KR、ベックマン(株) )して得た上清
中のグルコースをグルコースCIIテストワコー(和光純
薬工業)を用いて測定した。
た。結果は投与5時間後血糖値の投与前血糖値に対する
%比±標準誤差で示した。データを一元配置分散分析後
Dunnett型多重比較を行い、p<0.05を有意差有りと判定
した。
対して明確な効果を示した。さらに、本発明化合物は、
糖負荷試験の耐糖能障害についての検討においても改善
作用を示し、肝臓のみならず末梢でも作用していること
が確認された。次に、本発明の新規なプリン誘導体の代
表的化合物を列記するが、その目的とするところは本発
明の理解を容易にするためであり、本発明がこれらによ
って限定されるものではないことはいうまでもない。
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}ベン
ゾニトニル 1)N1-[4-(3-シアノアニリノ)-5-ニトロ-6-オキソ-1,6
-ジヒドロ-2-ピリミジニル]アセトアミド 3-シアノアニリン2.54gのテトラヒドロフラン(25ml)
溶液に酢酸1.23mlを0℃でゆっくり加えた。この溶液に4
-クロロ-5-ニトロ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-2-ピリミジ
ニルアセトアミド2gを0℃で加え、3.5時間攪拌した。反
応液をろ過し、ろ取した固体を、それぞれ10mlの水、メ
タノール、テトラヒドロフラン、エーテルを用い、順次
洗った。室温で乾燥後、N1-[4-(3-シアノアニリノ)-5-
ニトロ-6-オキソ-1,6-ジヒドロ-2-ピリミジニル]アセト
アミド2.58gを得た。収率96%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);2.18 (s, 3H), 7.56-7.60
(m, 1H), 7.67-7.70 (m, 1H), 7.83-7.87 (m, 1H), 8.
07 (s, 1H), 11.05 (s, 1H), 11.69 (br s, 2H) 2)N1-[4-クロロ-6-(3-シアノアニリノ)-5-ニトロ-2-
ピリミジニル]アセトアミド N1-[4-(3-シアノアニリノ)-5-ニトロ-6-オキソ-1,6-ジ
ヒドロ-2-ピリミジニル]アセトアミド2.5gを50mlのアセ
トニトリルに懸濁し、テトラエチルアンモニウムクロリ
ド2.64g、N, N-ジメチルアニリン1ml、オキシ塩化リン
4.5mlを加え、5時間加熱環流した。反応液を室温に戻
し、氷水に加え、30分攪拌した。析出した結晶をろ取
し、水で洗い乾燥後、N1-[4-クロロ-6-(3-シアノアニリ
ノ)-5-ニトロ-2-ピリミジニル]アセトアミド2.5gを得
た。収率93%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);2.18 (s, 3H), 7.56-7.60
(m, 1H), 7.67-7.70 (m, 1H), 7.83-7.87 (m, 1H), 8.
07 (s, 1H), 11.05 (s, 1H), 11.69 (br s, 2H) 3)3-[(2,5-ジアミノ-6-クロロ-4-ピリミジニル)アミ
ノ]ベンゾニトリル N1-[4-クロロ-6-(3-シアノアニリノ)-5-ニトロ-2-ピリ
ミジニル]アセトアミド2.37gをエタノール237mlに溶解
し塩化第一スズ8.04gを加え、60℃で加熱しながら水素
化ホウ素ナトリウム135mgを加えた。60℃で3時間攪拌
後、室温に戻し、濃縮濃縮乾固した。残さを水で希釈
し、沈殿物をろ過し、水で洗い、3-[(2,5-ジアミノ-6-
クロロ-4-ピリミジニル)アミノ]ベンゾニトリルの租結
晶3.2gを得た。精製せずに次の行程に使用した。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);4.24 (s, 2H), 6.08 (s,
2H), 7.38-7.42 (m, 1H), 7.44-7.49 (m, 1H), 7.97-8.
02 (m, 1H), 8.31-8.34 (m, 1H), 8.62 (s, 1H)
フェニル)-9H-9-プリニル]ベンゾニトリル 3-[(2,5-ジアミノ-6-クロロ-4-ピリミジニル)アミノ]ベ
ンゾニトリルの租結晶3.2gをメタノール64mlに溶解し、
酢酸3.2ml、3-フルオロベンズアルデヒド1.7mlを加え、
2時間室温で攪拌した。反応液を濃縮し、トルエンで2回
共沸した。濃縮残沙をエタノールに溶解し塩化第2鉄1.7
2gの10mlエタノール溶液を加え1時間加熱環流した。反
応液を室温に戻し濃縮乾固後、氷水に加え析出した結晶
をろ取し、表題化合物3-[2-アミノ-6-クロロ-8-(3-フル
オロフェニル)-9H-9-プリニル]ベンゾニトリル2.6gを得
た。 NMR (400MHz, δ, CDCl3);5.09 (s, 2H), 7.06-7.10
(m, 1H), 7.11-7.15 (m,1H), 7.18-7.28 (m, 2H), 7.40
-7.44 (m, 1H), 7.53-7.57 (m, 1H), 7.62-7.64(m, 1
H), 7.70-7.73 (m, 1H) 5)3-[6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9H
-9-プリニル]ベンゾニトリル 3-[2-アミノ-6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-9H-9-
プリニル]ベンゾニトリル2.6gをテトラヒドロフラン105
mlに溶解し亜硝酸イソアミル2.9ml、ジヨードメタン5.8
ml、ヨウ化第一銅1.37gを加え1時間加熱還流した。室温
に冷却後、100mlの酢酸エチルでろ過で不要物を除去
し、酢酸エチル100mlで洗った。ろ液を濃縮乾固し、シ
リカゲルカラム(シリカゲル50g)で精製した。酢酸エ
チル:ヘキサン=1:1で溶出した。目的物を含むフラク
ションを集めて濃縮し、酢酸エチル:ヘキサン=1:4の
混合溶液100mlに懸濁し、沈殿物をろ取し、3-[6-クロロ
-8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9H-9-プリニル]ベ
ンゾニトリル1.7gを得た。収率50%。 NMR (400MHz, δ, CDCl3);7.19-7.27 (m, 2H), 7.31-
7.40 (m, 2H), 7.57-7.60(m, 1H), 7.64-7.66 (m, 1H),
7.53-7.57 (m, 1H), 7.68-7.72 (m, 1H), 7.84-7.87
(m, 1H) 6)3-{6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-2-[2-(1-ヒ
ドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}
ベンゾニトリル 3-[6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9H-9-
プリニル]ベンゾニトリル2.1gをジオキサン54mlに溶解
し、1-エチニルシクロヘキサノール660mg、ビス-トリフ
ェニルホスフィンパラジウムジクロリド310mg、ヨウ化
第一銅169mg、トリエチルアミン0.39mlを加え、室温で
窒素下において時間攪拌した。反応液を100mlのジクロ
ロメタンで希釈し、100mlの飽和エチレンジアミン-4酢
酸で洗浄した。有機層を20mlの飽和食塩水で洗い、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮乾固後、100mlのジク
ロロメタンで懸濁し、析出する結晶をろ取し、3-{6-ク
ロロ-8-(3-フルオロフェニル)-2-[2-(1-ヒドロキシシク
ロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}ベンゾニトリ
ル1.8gを得た。収率86%。 NMR (400MHz, δ, CDCl3);1.27-1.40 (m, 1H), 1.57-
1.78 (m, 7H), 2.01-2.08(m, 2H), 2.13 (s, 1H), 7.18
-7.24 (m, 1H), 7.25-7.28 (m, 1H), 7.32-7.40(m, 2
H), 7.55-7.58 (m, 1H), 7.66-7.72 (m, 2H), 7.83-7.8
6 (m, 1H) 7)3-{6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-2-[2-(1-ヒ
ドロキシヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}ベンゾ
ニトリル 3-[6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-2-[2-(1-ヒドロ
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル]ベン
ゾニトリル2.0gを200mlの20%アンモニア/エタノールに
懸濁し、オートクレーブ中で100℃にて8時間反応させ
た。室温に冷却し、濃縮乾固後、シリカゲルカラム(40
gのシリカゲル)で精製した。5%メタノールを含むジク
ロルメタンで溶出した。目的物を含むフラクションを集
め、濃縮乾固後、酢酸エチル:ヘキサン=1:1の混合溶
媒100mlに懸濁し、ろ取、ヘキサンで洗浄して表題化合
物1.4gを得た。収率73%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.26-1.41 (m, 1H), 1.46
-1.75 (m, 7H), 1.99-2.07 (m, 2H), 2.32 (s, 1H), 5.
81 (br s, 2H), 7.12-7.18 (m, 2H), 7.21-7.25(m, 1
H), 7.30-7.36 (m, 1H), 7.54-7.57 (m, 1H), 7.60-7.6
4 (m, 1H), 7.68-7.70 (m, 1H), 7.75-7.79 (m, 1H) 対応する原料を用い実施例1と同様にして実施例2から
実施例11の化合物を合成し、いずれも常法により塩酸
塩として得た。
H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.16-1.28 (m, 1H), 1.37
-1.63 (m, 7H), 1.72-1.80 (m, 2H), 7.22-7.26 (m, 3
H), 7.36-7.42 (m, 3H), 7.50-7.57 (m, 3H), 7.68 (br
s, 1H) FAB MASS; 428(M++1)
-フルオロフェニル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シ
クロヘキサノール・2塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.28 (m, 1H), 1.3
8-1.62 (m, 7H), 1.74-1.82 (m, 2H), 2.98 (s, 6H),
6.87 (d, J = 8.7Hz, 2H), 7.14 (d, J = 8.7Hz, 2
H), 7.23-7.33 (m, 3H), 7.90-8.45 (m, 1H) 融点;255-260℃ FAB MASS; 471(M++1)
リノフェニル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロ
ヘキサノール・2塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.4
0-1.64 (m, 7H), 1.74-1.82 (m, 2H), 3.20 (br, 4H),
3.76 (br, 4H), 7.06 (d, J = 9.2Hz, 2H), 7.23 (d,
J = 9.2Hz, 2H), 7.24-7.34 (m, 3H), 7.39-7.45 (m,
1H) FAB MASS; 513(M++1)
シフェニル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘ
キサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.17-1.28 (m, 1H), 1.40
-1.64 (m, 7H), 1.75-1.84 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 7.
08 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.26-7.29 (m, 3H), 7.34
(d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.39-7.45 (m, 1H) FAB MASS; 458(M++1)
(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリ
ニル}ベンゾニトリル・二塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.16-1.30 (m, 1H), 1.35
-1.64 (m, 7H), 1.72-1.85 (m, 2H), 6.85 (d, J = 9.0
Hz, 1H), 7.25-7.36 (m, 4H), 7.42-7.49 (m, 1H), 7.
55 (d, J = 2.4 Hz, 1H) FAB MASS; 458(M++1)
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}ベン
ゾニトリル・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.17-1.28 (m, 1H), 1.36
-1.64 (m, 7H), 1.73-1.81 (m, 2H), 7.18-7.20 (m, 1
H), 7.27-7.32 (m, 2H), 7.39-7.45 (m, 1H), 7.64 (d,
J = 8.4 Hz, 2H), 8.04 (d, J = 8.4 Hz, 2H) FAB MASS; 453(M++1)
2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.33 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.78-1.90 (m, 2H),2.20-2.36 (m, 2H), 2.40-2.50
(m, 2H), 4.39 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 6.19 (s,1H),
7.51-7.57 (m, 1H), 7.70-7.76 (m, 3H) FAB MASS; 352(M++1) 融点;160-163℃
プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.01 (t, J = 7.2 Hz, 6
H), 1.27 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.60-1.75 (m, 4H),
4.30 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 7.44-7.50 (m, 1H), 7.63-
7.70 (m, 3H) FAB MASS; 368(M++1) 融点;150-153℃
プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.32 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.52 (s, 6H), 4.39(q, J = 7.2 Hz, 2H), 5.76
(s, 1H), 7.51-7.57 (m, 1H), 7.60-7.75 (m, 3H).FAB
MASS; 340(M++1) 融点;193-196℃
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}安息
香酸エチル NMR (400MHz,δ,CDCl3);1.24-1.42 (m, 1H), 1.37 (t,
J = 7.1 Hz, 3H), 1.46-1.55 (m, 1H), 1.46-1.78 (m,
6H), 1.97-2.08 (m, 2H), 2.48 (s, 1H), 4.37(q, J =
7.1 Hz, 2H), 5.83 (br s, 2H), 7.06-7.12 (m, 1H),
7.17-7.21 (m, 1H), 7.22-7.31 (m, 2H), 7.48-7.53
(m, 1H), 7.58(t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.98-8.02 (m, 1
H), 8.14-8.18 (m, 1H)
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}ベン
ツアミド・塩酸塩 実施例1で得られた3-{6-アミノ-8-(3-フルオロフェニ
ル)-2-[2-(1-ヒドロキシヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-
プリニル}ベンゾニトリル1.4gをメタノール70mlに溶解
し、30%過酸化水素水1.55ml、1規定水酸化ナトリウム
水溶液1.55mlを加え、4時間攪拌した。析出した結晶を
ろ過し、水で洗浄、乾燥して標記化合物のフリー体1.14
gを得た。このフリー体を30mlのエタノールに懸濁し、6
規定の塩酸水溶液5mlを加え、濃縮乾固した。ジエチル
エーテル50mlに懸濁し、ろ過、洗浄後、乾燥し標記化合
物1.2gを得た。収率76%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.15-1.28 (m, 1H), 1.25
-1.63 (m, 7H), 1.72-1.80 (m, 2H), 7.22-7.30 (m, 3
H), 7.37-7.43 (m, 1H), 7.54-7.58 (m, 1H), 7.60-7.6
4 (m, 1H), 7.77 (br s, 1H), 7.89-7.91 (m, 1H), 8.0
1-8.04 (m, 1H), 8.08 (s, 1H) FAB MASS; 471(M++1) 実施例12と同様にして実施例13、14を得た。
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}ベン
ズアミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.16-1.28 (m, 1H), 1.35
-1.64 (m, 7H), 1.72-1.81 (m, 2H), 7.22-7.29 (m, 3
H), 7.39-7.44 (m, 1H), 7.50 (d, J=8.2Hz, 2H),7.55
(s, 1H), 7.99 (d, J=8.2Hz, 2H), 8.13 (s, 1H) FAB MASS; 471(M++1)
(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリ
ニル}ベンツアミド・二塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.14-1.27 (m, 1H), 1.27
-1.63 (m, 7H), 1.65-1.82 (m, 2H), 6.79-6.84 (m, 1
H), 7.17-7.18 (m, 1H), 7.19 (br s, 1H), 7.24-7.30
(m, 1H), 7.33-7.38 (m, 2H), 7.42-7.48 (m, 1H), 7.6
0-7.63 (m, 1H),7.72 (br s, 1H) FAB MASS; 486(M++1)
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-プリニル}安息香
酸・塩酸塩 実施例11のエチルエステル体をエタノールに溶解し、
1N-水酸化ナトリウム水溶液を加えて室温で撹拌した。
反応液を濃縮後、残さを少量の水に溶解し1N-塩酸にてp
Hを2に調整し析出した結晶を濾取し、水、エーテルで
洗浄して標記化合物を得た。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.18-1.28 (m, 1H), 1.36
-1.62 (m, 7H), 1.72-1.81 (m, 2H), 7.20-7.28 (m, 2
H), 7.37-7.42 (m, 1H), 7.63-7.69 (m, 3H), 7.93-7.9
5 (m, 1H), 8.04-8.07 (m, 1H). FAB MASS; 472(M++1)
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}安息
香酸・塩酸塩 実施例15と同様にして標記化合物を得た。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.16-1.28 (m, 1H), 1.37
-1.64 (m, 7H), 1.72-1.83 (m, 2H), 7.20-7.22 (m, 1
H), 7.27-7.32 (m, 2H), 7.39-7.44 (m, 1H), 7.54 (d,
J = 8.4 Hz, 2H), 8.07 (d, J = 8.4 Hz, 2H) FAB MASS; 472(M++1)
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}ベン
ゼンカルボキサミジン・二塩酸塩 実施例1で得たシアノ体をMeAlClNH2で処理して標記化
合物を得た。 NMR (400MHz,δ,CD3OD);1.34-1.47 (m, 1H), 1.60-1.8
6 (m, 7H), 2.00-2.11 (m, 2H), 7.26-7.34 (m, 1H),
7.36-7.52 (m, 3H), 7.62-7.67 (m, 1H), 7.78-7.84
(m, 1H), 8.02-8.08 (m, 1H), 8.13-8.17 (m, 1H)
-(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プ
リニル}ベンゼン}カルボキサミジン・二塩酸塩 実施例1の第4工程で得られる3-[6-クロロ-8-(3-フル
オロフェニル)-2-ヨード-9H-9-プリニル]ベンゾニトリ
ルにアンモニアを作用させて得られた3-{6-アミノ-8-(3
-フルオロフェニル)-2-ヨード-9H-9-プリニル}ベンゾニ
トリルを得た。これに硫化水素を作用させてシアノ基を
チオアミドに変換後、ヨードメタンでアルキル化してメ
チルチオイミデートとした。これにシアナミドを反応さ
せてN2-シアノ-{3-{6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-
2-ヨード-9H-9-プリニル}ベンゼン}カルボキサミジンを
得た。次に実施例1の第6工程と同様にこれをジオキサ
ンに溶解し、1-エチニルシクロヘキサノール、ビス-ト
リフェニルホスフィンパラジウムジクロリド、ヨウ化第
一銅、トリエチルアミンを加えて窒素雰囲気下に室温で
反応させて標記化合物を得た。 NMR (400MHz,δ,CD3OD);1.37-1.49 (m, 1H), 1.59-1.8
8 (m, 7H), 2.02-2.13 (m, 2H), 7.29-7.35 (m, 1H),
7.36-7.40 (m, 1H), 7.44-7.51 (m, 2H), 7.79 (t, J =
8.1 Hz, 1H), 8.09-8.14 (m, 1H), 8.17-8.24 (m, 1H) FAB MASS; 495(M++1)
2-プリニルl]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・硫
酸塩 1)N1-(4-クロロ-6-メチルアミノ-5-ニトロ-2-ピリミ
ジニル)アセトアミド あらかじめ10℃以下で調整しておいた40%メチルアミン
水溶液2lと酢酸1.5lの混合溶液(試薬A)から1.8lをは
かり取り、N1-(4,6-ジクロロ-5-ニトロ-2-ピリミジニ
ル)アセトアミド(1.5kg)のテトラヒドロフラン溶液
(15l)に氷冷下に攪拌しながら1時間で滴下した。内
温は4℃以下に保ちながら加えた。氷冷下で30分攪拌
後、450mlの試薬Aを追加した。さらに30分後、再度450m
lの試薬Aを加え、40分間攪拌を続けた。反応混合液に4.
5kgの氷を加え、10lの冷水を加えた。析出した結晶をろ
過し、1lの水で2回、1lのエーテルで2回洗った。50℃で
6時間乾燥し、N1-(4-クロロ-6-メチルアミノ-5-ニトロ-
2-ピリミジニル)アセトアミドを1253g得た。収率85%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);2.27 (s, 3H), 2.97 (d,
J = 4.4 Hz, 3H), 8.55(d, J = 4.4 Hz, 1H), 10.80
(s, 1H)2)6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-2-
プリニルアミン N1-(4-クロロ-6-メチルアミノ-5-ニトロ-2-ピリミジニ
ル)アセトアミド2050gをメタノール20lに懸濁し酢酸2l
を加え、ラネーニッケル2kg(水、メタノールで洗浄
後、使用した)を加えて、水素下で12時間攪拌した。反
応液を20lのテトラヒドロフランで希釈し、セライトで
ろ過した。メタノールで3回(1lx3)、メタノール:テ
トラヒドロフラン=1:1の混合溶液で洗い、ろ液とあ
わせて濃縮乾固した。トルエンで共沸後、残査をメタノ
ール20lに溶解し、酢酸276mlと3-フルオロベンズアルデ
ヒド1lを加え、室温で12時間攪拌した。反応液を濃縮
し、トルエンで共沸した。濃縮残査をエタノール17lに
懸濁し、無水塩化鉄1.5kgのエタノール溶液(3l)を加
え、1時間加熱環流した。反応液を室温に戻し、濃縮乾
固し、12lの酢酸エチルで希釈し、12lの水、4.5lの飽和
食塩水で洗った。有機層を濃縮乾固し、テトラヒドロフ
ラン10lに溶解し、1規定の塩酸1.96lを加え、30分間加
熱環流した。反応液を室温に冷却後、10kgの氷を加え、
さらに10lの水で希釈した。析出した結晶をろ過し、水
で2回(1lx2)、エーテルで2回(1lx2)洗い、6-クロロ
-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-2-プリニルアミ
ン1.0kgを得た。通算収率47%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);3.73 (s, 3H), 7.01 (s,
2H), 7.40-7.46 (m, 1H), 7.60-7.66 (m, 1H), 7.68-7.
74 (m, 2H)3)6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9-メ
チル-9H-プリン 6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-2-プリ
ニルアミン960gをテトラヒドロフラン9.6lに溶解し、ヨ
ウ化第一銅774.3g、ジヨードメタン1.49lを加えた。混
合液を加熱環流しながら亜硝酸イソアミル1.49lを1時
間で滴下した。反応液を15分加熱環流し、冷却後、4lの
酢酸エチルで希釈後、セライトでろ過し、酢酸エチルで
3回(2lx3)洗った。ろ液と洗浄液を合わせ、8lの水、
8lの飽和食塩水で洗った。有機層を2kgの無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、約3lになるまで濃縮した。濃縮液を10
lのヘキサンで希釈し、析出する結晶をろ過し、ヘキサ
ン1lで洗った。50℃で4時間乾燥し、6-クロロ-8-(3-フ
ルオロフェニル)-2-ヨード-9-メチル-9H-プリン1076gを
得た。収率75%。 NMR (400MHz,δ, d6-DMSO);3.89 (s, 3H), 7.49-7.56
(m, 1H), 7.66-7.72 (m,1H), 7.76-7.82 (m, 2H)
ル)-9-メチル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペ
ンタノール 6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9-メチル-
9H-プリン1076gをテトラヒドロフラン10lに溶解し、ビ
ストリフェニルフォスフィンパラジウムジクロリド97.2
g、ヨウ化第一銅26.4g、1-エチニルシクロペンタノール
248gを加えた。この混合液に窒素下でトリエチルアミン
331mlを内温を26℃以下に保ちながら15分間で滴下し
た。室温で4時間反応後、反応液を10lの酢酸エチルで希
釈し、4lの飽和塩化アンモニウム、1lの飽和塩化ナトリ
ウムで洗った。有機層を2kgの無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、濾過後3lまで濃縮乾固した。残査を4lのヘキサ
ン:酢酸エチル=1:1で希釈し、ろ過、ヘキサン1lで洗
い、1-{2-[6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール73
2gを得た。収率88%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.67-1.85 (m, 4H), 1.87
-2.03 (m, 4H), 3.92 (s,3H), 5.61 (s, 1H), 7.50-7.5
6 (m, 1H), 7.66-7.73 (m, 1H), 7.78-7.84 (m,2H)5)1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール 1-{2-[6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-
2-プリニル}-1-エチニル]-1-シクロペンタノール732gを
ジメトキシエタン16lに溶解し、濃アンモニア水8lを加
え、封管反応機で70℃で5時間攪拌した。反応液を室温
に冷却後、20lの酢酸エチルで希釈し、水で2回洗った
(8l、4l)。有機層を約15lまで濃縮し、残査を15lのヘ
キサンで希釈し、ろ過、ヘキサンで2回洗浄した。50℃
で2.5時間乾燥し、620gを得た。収率89%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO):1.62-1.78 (m, 4H), 1.79
-1.95 (m, 4H), 3.78 (s, 3H), 5.41 (brs, 1H), 7.36-
7.50 (m, 3H), 7.58-7.72 (m, 3H)6)1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・
硫酸塩 1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-
2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール(1.59
g)をメタノール(10mL)に懸濁し、ここに濃硫酸(440mg)
のメタノール溶液(1mL)を室温で滴下した。得られた溶
液を溶液量が半分程度になるまで減圧留去した後、エー
テル(4mL)を加えた。生じた結晶を濾取し、エーテルで
洗浄し、乾燥して硫酸塩1.79gを得た。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO):1.62-1.80 (m, 4H), 1.82
-1.98 (m, 4H), 3.80 (s, 3H), 7.40-7.46 (m, 1H), 7.
60-7.72 (m, 3H), 8.01-8.03 (m, 1H) 常法により塩酸塩を得た。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.66-1.82 (m, 4H), 1.87
-2.00 (m, 4H), 3.86 (s, 3H), 7.43-7.50 (m, 1H),
7.63-7.70 (m, 1H), 7.71-7.77 (m, 2H) FAB MS;352(M++1) 融点;230-232℃ 対応する原料を用い実施例19と同様にして実施例20
−68、70−201、203、205の化合物を得
た。
-ブチン-1-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);2.58 (t, J = 6.7Hz, 2
H), 3.59 (t, J = 6.7Hz,2H), 3.88 (s, 3H), 6.77 (d
d, J = 1.7Hz, 3.6Hz, 1H), 7.25 (d, J = 3.6Hz, 1
H), 8.00 (d, J = 1.7Hz, 1H) 融点;161-164℃ 実施例21
-9H-6-プリンアミン・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);2.62 (t, J = 6.7 2H),
3.79 (t, = 6.7 2H), 3.98 (s, 3H), 6.60 (m, 1H),
7.10 (m, 1H), 7.62 (m, 2H) 融点;178-181℃
-9H-6-プリニル]-N-フェネチルアミン・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, CDCl3);3.10 (br, 2H), 4.12 (s, 3
H), 3.98 (s, 3H), 4.19(br, 1H), 4.38 (m, 2H), 6.6
8 (m, 1H), 6.72 (br, 1H), 7.20-7.53(m, 9H) 融点;148-151℃
-ブチン-2-オール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.36 ( d, J = 7.5 Hz, 3
H), 3.84 (s, 3H), 4.45-4.60 (m, 1H), 5.56 (d, J =
7.5 Hz, 1H), 6.74 (m, 1H), 7.20 (d, J = 3.5 Hz,
1H), 7.46 (s, 2H), 7.98 (s, 1H) 融点;155-158℃
-メチル-1-ペンチン-3-オール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.96 ( t, J = 7.5 Hz, 6
H), 1.76-1.86 (m, 1H),3.84 (s, 3H), 4.20 (m, 1H),
5.52 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 6.76 (dd, J =1.5 Hz,
3.7Hz, 1H), 7.20 (d, J = 3.7Hz, 1H), 7.46 (br, 2
H), 7.97 (m, 1H) 融点;148-152℃
ル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.62-1.98 (m, 8H), 3.88
(s, 3H), 4.20 (m, 1H), 6.77 (dd, J = 1.6 Hz, 3.5H
z, 1H), 7.23 (d, J = 3.5Hz, 1H), 7.99 (d, J= 1.6H
z, 1H) 融点;168-172℃
ル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.21-1.34 (m, 1H), 1.43
-1.70 (m, 7H), 1.82-1.90 (m, 2H), 3.90 (s, 3H), 6.
78-6.81 (m, 1H), 7.25-7.28 (m, 1H), 8.01-8.03 (m,
1H) FAB MS;338(M++1)
-メチル-3-ブチン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.48 (s, 6H), 3.90 (s,
3H), 6.78-6.81 (m, 1H), 7.22-7.28 (m, 1H), 8.00-8.
03 (m, 1H) ESI MS;298.1(M++1)
ル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.60-1.72 (m, 4H), 1.77
-1.90 (m, 4H), 6.04 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 6.53 (d
d, J = 1.9, 3.3 Hz, 1H), 7.48-7.50 (m, 2H),7.61-
7.63 (m, 3H), 7.81 (d, J = 1.9 Hz, 1H) FAB MS ;386(M++1)
-4-メチル-1-ペンチン-3-オール NMR (400MHz, δ, CDCl3);1.13 (dd, J = 6.8 and 1.6
Hz, 6H), 1.52 (t, J =7.1 Hz, 1H), 4.70 (q, J = 7.
1 Hz, 2H), 6.62-6.64 (m, 1H), 7.33-7.35 (m,1H), 7.
64-7.66 (m, 1H) FAB MS;341(M++1)
1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.32 (m, 1H), 1.44
-1.66 (m, 7H), 1.81-1.88 (m, 2H), 3.79 (s, 3H),
7.57-7.60 (m, 3H), 7.85-7.88 (m, 2H) FAB MS;348(M++1)
2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.45
-1.66 (m, 7H), 1.83-1.86 (m, 2H), 3.78 (s, 3H), 7.
40-7.45 (m, 1H), 7.60-7.66 (m, 1H), 7.69-7.72 (m,
2H) FAB MS ;366(M++1) 融点;230-232℃
ル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.42-1.70 (m, 10H), 3.8
8 (s, 3H), 7.26-7.29 (m, 1H), 7.80-7.83 (m, 2H) 融点;171-175℃
チル-9H-6-プリナミン・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.82-0.96 (m, 2H), 1.08
-1.24 (m, 3H), 1.30-1.50 (m, 3H), 1.58-1.76 (m, 5
H), 2.48 (t, J = 7.3Hz, 2H), 3.88 (s, 3H), 6.78
(dd, J = 1.8Hz, 3.7Hz, 1H), 7.25 (d, J = 3.7, 1
H), 8.00 (m, 1H) 融点;165-169℃
-メチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.97 (t, J = 6.8 Hz, 6
H), 1.78-1.83 (m, 1H),3.88 (s, 3H), 4.22 (d, J =
6.4 Hz, 1H), 6.78-6.79 (m, 1H), 7.20-7.23 (m,1H),
7.99 (s, 1H) FAB MS;312(M++1)
ニル)-1-エチニル]-1-シクロヘキサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 2H), 1.35
-1.77 (m, 12H), 1.78-1.86 (m, 4H), 1.93-2.00 (m, 2
H), 3.07-3.17 (m, 1H), 3.73 (s, 3H) FAB MS;354(M++1)
チル-9H-6-プリナミン・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.24-1.88 (m, 8H), 2.60
-2.74 (m, 1H), 3.88 (s, 3H), 6.78 (br, 1H), 7.25
(d, J = 3.3, 1H), 8.00 (br, 1H) 融点;155-160℃
ニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・二塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.22-1.33 (m, 1H), 1.46
-1.71 (m, 7H), 1.84-1.94 (m, 2H), 4.13 (s, 3H), 7.
58-7.61 (m, 1H), 8.05-8.10 (m, 1H), 8.26-8.28 (m,
1H), 8.77-8.79 (m,1H) FAB MS;349(M++1)
プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.19-1.30 (m, 1H), 1.42
-1.65 (m, 7H), 1.80-1.88 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 7.
64 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.88 (d, J = 8.0 Hz,2H) FAB MS;382(M++1)FAB
-イソプロピル-4-メチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.96 (d, J = 7.0 Hz, 6
H), 1.01 (d, J = 7.0 Hz, 6H), 1.86-1.94 (m, 2H),
3.87 (s, 3H), 6.78-6.80 (m, 1H), 7.22-7.26 (m,1H),
8.01 (s, 1H) FAB MS;354(M++1)
H-2-プリニル)-1-エチニル]-1-シクロヘキサノール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO)1.20-1.68 (m, 8H), 1.80-
1.88 (m, 2H), 3.99 (s,3H), 7.32-7.46 (m, 2H), 7.66
-7.81 (m, 3H) FAB MS;388(M++1)
ル)-9H-6-プリナミン NMR (400MHz, δ, CDCl3);2.70 (t, J = 5.0 Hz, 4H),
3.78 (t, J = 5.0 Hz,4H), 3.79 (s, 2H), 4.02 (s, 3
H), 5.99 (br s, 2H), 6.62-6.65 (m, 1H), 7.10-7.13
(m, 1H), 7.65-7.68 (m, 1H) FAB MS;339(M++1)
ェニル)-9-メチル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シク
ロヘキサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.42
-1.68 (m, 7H), 1.80-1.88 (m, 2H), 3.79 (s, 3H), 3.
92 (m, 3H), 7.34-7.39 (m, 1H), 7.66-7.76 (m,2H) FAB MS;396(M++1)
-9-メチル-9H-6-プリナミン・二塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.05 (t, J = 7.0 Hz, 6
H), 2.12-2.20 (m, 1H),3.88 (s, 3H), 4.25-4.30 (m,
1H), 6.78-6.80 (m, 1H), 7.22-7.24 (m, 1H), 8.00
(s, 1H), 8.72 (br s, 2H) FAB MS;311(M++1)
2-プリニル]-1-エチニルテ}トラヒドロ-2H-4-ピラノー
ル・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.66-1.75 (m, 2H), 1.83
-1.92 (m, 2H), 3.54-3.59 (m, 2H), 3.74-3.79 (m, 2
H), 3.79 (s, 3H), 7.39-7.43 (m, 1H), 7.60-7.72 (m,
3H) FAB MS;368(M++1)
チニル]-9-メチル-9H-8-プリニル}安息香酸エチル・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.33
(t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.44-1.68 (m, 7H), 1.82-1.89
(m, 2H), 3.82 (s, 3H), 4.35 (q, J = 7.1 Hz,2H), 7.
74(t, J = 7.7 Hz, 1H), 8.12-8.17 (m, 2H), 8.44 (d,
J = 0.7 Hz, 1H) FAB MS ;420(M++1) 実施例46
ルオロフェニル)-9-メチル-9H-6-プリニルアミン・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);3.79 (s, 1H), 7.24-7.28
(m, 2H), 7.33-7.37 (m,4H), 7.39-7.45 (m, 1H), 7.5
6-7.59 (m, 4H), 7.60-7.65 (m, 1H), 7.69-7.73(m, 2
H) FAB MS;450(M++1)
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}酢酸
エチル NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.17-1.37 (m, 1H), 1.21
(t, J=7.1Hz, 3H), 1.46-1.76 (m, 7H), 1.99-2.14
(m, 2H), 3.70 (br s, 2H), 4.19 (q, J=7.1Hz, 2H),
4.99 (s, 2H), 6.43 (br s, 2H), 7.17-7.26 (m, 1H),
7.34-7.51 (m, 3H)
シエチル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキ
サノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.42
-1.67 (m, 7H), 1.82-1.88 (m, 2H), 3.07 (s, 3H), 3.
62 (t, J = 5.3 Hz, 2H), 4.40 (t, J = 5.3 Hz,2H),
7.40-7.46 (m, 1H), 7.59-7.65 (m, 1H), 7.68-7.74
(m, 2H) FAB M;410(M++1)
キシエチル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘ
キサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.21-1.32 (m, 1H), 1.42
-1.68 (m, 7H), 1.81-1.89 (m, 2H), 3.73 (t, J = 5.3
Hz, 2H), 4.28 (t, J = 5.3 Hz, 2H), 7.40-7.45 (m,
1H), 7.59-7.65 (m, 1H) 7.73-7.79 (m, 2H) FAB MS;396(M++1)
チニル]-9-メチル-9H-8-プリニル}ベンゾニトリル・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.40
-1.70 (m, 7H), 1.80-1.84 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 7.
78 (t, J = 7.8Hz, 1H), 8.02(d, J = 7.8Hz,1H), 8.
18 (d, J = 7.8Hz, 1H), 8.32 (s, 1H) FAB MS;373(M++1)
プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.42
-1.64 (m, 7H), 1.80-1.89 (m, 2H), 3.79 (s, 3H), 7.
54-7.60 (m, 2H), 7.82-7.85 (m, 1H), 7.92 (br, 1H) FAB MS;382(M++1) 融点;194-199℃
フェニル]-9H-2-プリニル}-1-エチニル}-1-シクロヘキ
サノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.42
-1.70 (m, 7H), 1.80-1.89 (m, 2H), 3.81 (s, 3H), 7.
82 (t, J = 11.0Hz, 1H), 7.93 (d, J = 11.0Hz,1H),
8.19 (d, J = 11.0Hz, 1H), 8.21 (s, 1H) FAB MS;416(M++1)
H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.18-1.30 (m, 1H), 1.42
-1.68 (m, 7H), 1.81-1.90 (m, 2H), 3.82 (s, 3H), 7.
49-7.54 (m, 1H), 7.58-7.64 (m, 2H) FAB MS;384(M++1)
プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.08-1.31 (m, 1H), 1.42
-1.71 (m, 7H), 1.82-1.92 (m, 2H), 2.40 (s, 3H), 3.
81 (s, 3H), 7.41 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.48 (t, J =
7.6 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.69 (s, 1
H) FAB MS;362(M++1)
シフェニル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘ
キサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.44
-1.68 (m, 7H), 1.83-1.91 (m, 2H), 3.83 (s, 3H), 7.
18-7.20 (m, 1H), 7.41-7.42 (m, 1H), 7.43-7.46 (m,
1H), 7.51-7.55 (m, 1H) FAB MS;378(M++1)
2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.43
-1.68 (m, 7H), 1.81-1.89 (m, 2H), 3.79 (s, 3H), 7.
42-7.47 (m, 2H), 7.90-7.96 (m, 2H) FAB MS;366(M++1)
チル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノー
ル・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.18-1.30 (m, 1H), 1.42
-1.70 (m, 7H), 1.80-1.92 (m, 2H), 3.05 (s, 6H), 3.
85 (s, 3H), 7.32-7.70 (m, 4H) FAB MS ;391(M++1)
ニル)-9H-2-プリニル]-1エチニル-}-1-シクロヘキサノ
ール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.40
-1.64 (m, 9H), 1.80-1.84 (m, 2H), 1.90-2.04 (m, 4
H), 2.26-2.38 (m, 2H), 4.60-4.74 (m, 1H), 7.40-7.5
0 (m, 3H), 7.58-7.64 (m, 1H) FAB MS;420(M++1) 融点;196-200℃
2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.32 (m, 1H), 1.4
2-1.66 (m, 7H), 1.80-1.86 (m, 2H), 3.58 (s, 3H),
7.39-7.48 (m, 2H), 7.63-7.72 (m, 2H) FAB MS;366(M++1) 融点;151-155℃
ル)-1-エチニル]-9H-6-プリナミン・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO)3.81 (s, 3H), 7.40-7.51
(m, 2H), 7.60-7.76 (m,4H), 7.90 (dt, J = 7.8 and
1.6 Hz, 1H), 8.64-8.67 (m, 1H) FAB MS;345(M++1)
2-プリニル]-1-エチニル}フェノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);3.13 (s, 1H), 3.81 (s,
3H), 6.85-6.89 (m, 1H), 6.93-6.96 (m, 1H), 7.00-7.
05 (m, 1H), 7.25 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.39-7.46
(m, 1H), 7.59-7.80 (m, 3H) FAB MS;360(M++1)
プリニル]-4-メチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.97 (dd, J = 6.8Hz, 7.
7Hz, 6H), 1.78-1.86 (m, 1H), 3.80 (s, 3H), 4.24
(d, J = 6.1Hz, 1H), 7.40-7.45 (m, 1H), 7.60-7.66
(m, 1H), 7.69-8.30 (m, 2H) FAB MS;340(M++1) 融点;170-173℃
プリニル]-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.97 (t, J = 7.5Hz, 3
H), 1.62-1.70 (m, 1H),3.80 (s, 3H), 7.40-7.45 (m,
1H), 7.60-7.66 (m, 1H), 7.69-7.76 (m, 2H) FAB MS;326(M++1) 融点;171-175℃
プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.47 (s, 6H), 3.81 (s,
3H), 7.40-7.47 (m, 1H), 7.60-7.67 (m, 1H), 7.69-7.
74 (m, 2H) FAB MS;326(M++1) 融点;181-182℃
ル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.4
0-1.70 (m, 7H), 1.82-1.94 (m, 2H), 5.70 (s, 1H),
7.42-7.50 (m, 1H), 7.60-7.70 (m, 1H), 8.00-8.14
(m, 2H) FAB MS;353(M++1)
H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.70 (t, J = 7.3 Hz, 3
H), 1.20-1.31 (m, 1H),1.42-1.68 (m, 9H), 1.81-1.88
(m, 2H), 4.22 (t, J = 7.3 Hz, 3H), 7.41-7.47 (m,
1H), 7.61-7.67 (m, 3H) FAB MS;394(M++1)
ル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール
・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.31 (m, 1H), 1.42
-1.68 (m, 7H), 1.59 (d, J = 6.8 Hz, 6H), 1.82-1.91
(m, 2H), 4.61 (sept, J = 6.8 Hz, 1H), 7.45-7.54
(m, 3H), 7.63-7.68 (m, 1H) FAB MS;394(M++1)
(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリ
ニル]ブタンアミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.91 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.20-1.32 (m, 1H),1.40-1.67 (m, 7H), 1.78-1.87
(m, 4H), 1.93 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 2.94 (dq, J =
5.5, 7.2 Hz, 2H), 4.25 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 7.40-
7.45 (m, 1H), 7.58-7.65 (m, 3H), 7.72 (t, J = 5.5
Hz, 1H) FAB MS;465(M++1)
(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリ
ニル]プロパンアミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.90 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.18-1.33 (m, 1H),1.42-1.68 (m, 7H), 1.80-1.88
(m, 2H), 2.55 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 2.93 (dq, J =
5.5, 7.2 Hz, 2H), 4.43 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.39-
7.45 (m, 1H), 7.58-7.66 (m, 3H), 7.90 (t, J = 5.5
Hz, 1H) FAB MS;451(M++1)
プリニル]-3-イソプロピル-4-メチル-1-ペンチン-3-オ
ール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.98 (d, J = 6.8 Hz, 6
H), 1.04 (d, J = 6.8 Hz, 6H), 1.87-1.97 (m, 2H),
3.83 (s, 3H), 7.41-7.48 (m, 1H),7.62-7.70 (m,1H),
7.71-7.77 (m, 2H) FAB MS;382(M++1)
-2-[2-(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-
9-プリニル}ブタンアミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.94 (d, J = 7.6 Hz, 6
H), 1.20-1.32 (m, 1H),1.41-1.68 (m, 7H), 1.78-1.88
(m, 4H), 1.92 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 3.64-3.74 (m,
1H), 4.25 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 7.40-7.46 (m, 1H),
7.58-7.65 (m, 3H) FAB MS;479(M++1)
(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリ
ニル}ブタンアミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.98 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.18-1.30 (m, 1H),1.40-1.68 (m, 7H), 1.65 (t,
J = 7.3 Hz, 3H), 1.78-1.88 (m, 2H), 3.08 (dq, J =
5.3, 7.2 Hz, 2H), 5.08 (q, J = 7.3 Hz, 1H), 7.39-
7.48 (m, 3H), 7.58-7.63 (m, 1H), 8.05 (t, J = 5.3
Hz, 1H) FAB MS;451(M++1)
プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.00 (t, J = 7.2 Hz, 6
H), 1.61-1.71 (m, 4H),3.81 (s, 3H), 7.40-7.44 (m,
1H), 7.61-7.67 (m, 1H), 7.69-7.74 (m, 2H)FAB MS;3
54(M++1) 融点;166-168℃
(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリ
ニル}-2-フェニルアセトアミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.00 (t, J = 7.1 Hz, 3
H), 1.19-1.30 (m, 1H),1.40-1.68 (m, 7H), 1.78-1.88
(m, 2H), 3.09-3.20 (m, 2H), 6.47 (s, 1H), 7.00-7.
04 (m, 2H), 7.13-7.24 (m, 6H), 7.29-7.35 (m, 1H),
8.39 (t, J = 5.4Hz, 1H) FAB MS ;513(M++1)
チニル)-9-メチル-9H-6-プリンアミン・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.50 (s, 6H), 3.34 (s,
3H), 3.83 (s, 3H), 7.41-7.48 (m, 1H), 7.60-7.68
(m, 1H), 7.70-7.76 (m, 2H) FAB MS;340(M++1)
2-プリニル]-1,1-ジメチル-2-プロピニル}-N'-エチル尿
素・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.25 (t, J = 7.0 Hz, 3
H), 1.68 (s, 6H), 3.46(q, J = 7.0 Hz, 2H), 3.98
(s, 3H), 6.32 (s, 1H), 7.45-7.52 (m, 1H), 7.64-7.8
3 (m, 2H) FAB MS ;396(M++1)
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.63 (d, J = 6.6 Hz, 6
H), 1.19-1.33 (m, 1H),1.40-1.67 (m, 9H), 1.79-1.91
(m, 3H), 4.13 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.38-7.45 (m,
1H), 7.58-7.68 (m, 3H) FAB MS ;408(M++1)
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}エチ
ルオキシ N-エチルカルバメート・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.86 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.19-1.32 (m, 1H),1.41-1.70 (m, 7H), 1.80-1.92
(m, 2H), 2.80 (dq, J = 5.5, 7.2 Hz, 2H), 4.19 (t,
J = 5.7 Hz, 2H), 4.44-4.52 (m, 2H), 6.96 (t, J =
5.5 Hz, 1H), 7.40-7.48 (m, 1H), 7.58-7.66 (m, 3H) FAB MS ;467(M++1)
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.25-1.72 (m, 8H), 1.87
-1.90 (m, 2H), 2.97 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 4.52 (t,
J = 6.0 Hz, 2H), 6.81-6.85 (m, 2H), 7.10-7.21 (m,
4H) FAB MS;456(M++1)
(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル}-9H-9-プリ
ニル]-1-プロパンスルホンアミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.93-1.00 (m, 3H), 1.19
-1.32 (m, 1H), 1.40-1.68 (m, 7H), 1.77-1.90 (m, 2
H), 1.95-2.14 (m, 2H), 2.75-2.87 (m, 2H), 2.90-2.9
8 (m, 2H), 4.35-4.42 (m, 2H), 6.94-7.02 (m, 1H), 1
H), 7.40-7.48 (m,1H), 7.58-7.78 (m, 3H) FAB MS;501(M++1)
キシプロピル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロ
ヘキサノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.00-1.10 (m, 3H), 1.18
-1.33 (m, 1H), 1.40-1.70 (m, 7H), 1.78-1.90 (m, 2
H), 4.00-4.12 (m, 2H), 4.12-4.21 (m, 1H), 7.36-7.4
3 (m, 1H), 7.56-7.63 (m, 1H), 7.71-7.80 (m, 2H) FAB MS ;410(M++1)
ル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノー
ル・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.68 (m, 8H), 1.75
(t, J = 2.0 Hz, 3H),1.80-1.88 (m, 2H), 5.00 (q,J
= 2.0 Hz, 2H), 7.40-7.45 (m, 1H), 7.62-7.78(m, 3H) FAB MS;404(M++1)
リノプロピル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロ
ヘキサノール・二塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO;1.19-1.29 (m, 1H), 1.40-
1.64 (m, 7H), 1.79-1.88 (m, 2H), 2.04-2.16 (m, 2
H), 2.84-3.08 (m, 4H), 3.23-3.34 (m, 2H), 3.65-3.7
8 (m, 2H), 3.82-3.92 (m, 2H), 4.28-4.36 (m, 2H),
7.42-7.48 (m, 1H),7.60-7.68 (m, 3H) FAB MS;479(M++1)
ロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}プ
ロピル}-2-ピロリジノン・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);l1.22-1.34 (m, 1H), 1.4
4-1.72 (m, 7H), 1.78-1.93 (m, 6H), 2.14 (t, J = 8.
0 Hz, 2H), 3.08 (t, J = 7.0Hz, 2H), 3.19 (t,J = 7.
0 Hz, 2H), 4.22 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 7.44-7.50 (m,
1H), 7.59-7.70(m, 3H) FAB MS;477(M++1)
-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.44-1.66 (m, 8H), 1.76
-1.84 (m, 2H), 1.94-2.02 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 7.
38-7.44 (m, 1H), 7.58-7.66 (m, 1H), 7.64-7.44 (m,
2H) FAB MS;380(M++1)
ル)-2-[2-(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-
9H-9-プリニル}ブタンアミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.25-0.30 (m, 2H), 0.50
-0.56 (m, 2H), 1.20-1.34 (m, 1H), 1.40-1.70 (m, 7
H), 1.78-1.94 (m, 6H), 2.43-2.54 (m, 1H), 4.26 (t,
J = 7.0 Hz, 2H), 7.41-7.47 (m, 1H), 7.60-7.68 (m,
3H), 7.81 (d, J= 4.4 Hz, 1H) FAB MS;477(M++1)
2-プリニル]-1-エチニル}-4-メチル-1-シクロヘキサノ
ール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.89 (d, J = 6.0 Hz, 3
H), 1.25-1.53 (m, 5H),1.63-1.74 (m, 2H), 1.89-1.98
(m, 2H), 3.82 (s, 3H), 7.42-7.48 (m, 1H),5.62-7.8
0 (m, 3H) FAB MS;380(M++1)
2-プリニル]-1-エチニル}-1,4-シクロヘキサンジオール
・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.58-1.60 (m, 4H), 1.73
-1.79 (m, 2H), 1.93-1.99 (m, 2H), 3.14 (s, 1H), 3.
47-3.53 (m, 1H), 3.83 (s, 3H), 7.41-7.47 (m,1H),
7.62-7.73 (m, 3H) FAB MS;382(M++1)
2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.74-1.85 (m, 2H), 2.16
-2.27 (m, 2H), 2.34-2.43 (m, 2H), 3.81 (s, 3H), 7.
39-7.47 (m, 1H), 7.56-7.77 (m, 3H) ESI MS;338.0(M++1) 融点;198-199℃
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.64-1.79 (m, 4H), 1.84
-1.97 (m, 4H), 3.82 (s, 3H), 7.48-7.54 (m, 1H), 7.
57-7.64 (m, 2H) FAB MS ;370(M++1) 融点;255-258℃
フェニル]-9H-2-プリニル}-1-エチニル}-1-シクロペン
タノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.62-1.78 (m, 4H), 1.82
-1.96 (m, 4H), 3.81 (s, 3H), 7.79-7.85 (m, 1H), 7.
91-7.95 (m, 1H), 8.17-8.21 (m, 2H) FAB MS;402(M++1)
キシエチル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペ
ンタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.72-1.80 (m, 4H), 1.84
-1.98 (m, 4H), 3.73 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 4.27 (t,
J = 5.6 Hz, 2H), 7.38-7.45 (m, 1H), 7.58-7.64 (m,
1H), 7.71-7.80 (m, 2H) FAB MS;382(M++1)
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.56-1.77 (m, 4H), 1.77
-1.95 (m, 4H), 3.60 (s, 3H), 7.45-7.63 (m, 3H) ESI MS;370(M++1)
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.64-1.79 (m, 4H), 1.83
-1.96 (m, 4H), 3.63 (s, 3H), 7.40-7.45 (m, 1H), 7.
52-7.56 (m, 1H), 7.66-7.74 (m, 1H) FAB MS;371(M++1)
チニル]-9-メチル-9H-8-プリニル}フェノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.63-1.79 (m, 4H), 1.83
-1.97 (m, 4H), 3.76 (s, 3H), 6.94-6.98 (m, 1H), 7.
21-7.27 (m, 2H), 7.37 (t, J = 7.9 Hz, 1H) FAB MS ;350(M++1)
チルl-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノ
ール NMR (400MHz, δ, CDCl3);1.76-1.97 (m, 4H), 2.03-
2.13 (m, 2H), 2.13-2.22(m, 2H), 2.22 (s, 1H), 3.58
(brs, 6H), 3.88 (s, 3H), 7.17-7.23 (m, 1H),7.46-
7.57 (m, 3H)
ノ-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール NMR (400MHz, δ, CDCl3);1.72-1.96 (m, 4H), 2.02-
2.12 (m, 2H), 2.14-2.22(m, 2H), 2.26 (s, 1H), 3.25
(brs, 3H), 3.89 (s, 3H), 5.87 (brs, 1H), 7.20-7.2
5 (m, 1H), 7.44-7.56 (m, 3H)
チル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノー
ル・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.64-1.80 (m, 4H), 1.86
-1.97 (m, 4H), 3.81 (s, 3H), 4.72 (brs, 2H), 7.20-
7.25 (m, 1H), 7.28-7.37 (m, 4H), 7.39-7.45 (m, 1
H), 7.60-7.66 (m, 1H), 7.68-7.75 (m, 2H), 8.53 (br
s, 1H)
ル)アミノ]-9-メチル-9H-2-プリニル}-1-エチニル}-1-
シクロペンタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.65-1.82 (m, 4H), 1.84
-2.02 (m, 4H), 3.59 (brs, 4H), 3.82 (s, 3H), 7.41-
7.47 (m, 1H), 7.61-7.67 (m, 1H), 7.70-7.76 (m, 2
H), 7.98 (brs, 1H)
ル)-9-メチル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペ
ンタノール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.50-1.64 (m, 4H), 1.65
-1.81 (m, 6H), 1.82-2.00 (m, 6H), 3.80 (s, 3H), 4.
55 (brs, 1H), 7.40-7.46 (m, 1H), 7.61-7.67 (m, 1
H), 7.70-7.75 (m, 2H), 8.06 (brs, 1H)
キシシクロペンチル)-1- エチニル]-9H-9-プリニル}-1,2
-プロパンジオール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.60-1.80 (m, 4H), 1.82
-1.98 (m, 4H), 3.30-3.40 (m, 2H), 3.80-4.00 (m, 1
H), 4.13 (dd, J = 9.6, 14.5 Hz, 1H), 4.32 (dd, J =
3.5, 14.5 Hz, 1H), 7.37-7.44 (m, 1H), 7.56-7.64
(m, 1H), 7.74-7.86 (m, 2H) FAB MS;412(M++1)
2-プリニル]-1-エチニル-}1-メチル-4-ピペリジノール
・二塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);2.04-2.30 (m, 4H), 2.72
and 2.81 (dx2, J = 6.0 Hz, 3H), 3.05-3.49 (m, 4
H), 3.80 and 3.82 (sx2, 3H), 7.39-7.47 (m, 1H), 7.
59-7.74 (m, 3H) FAB MS;381(M++1)
9H-2-プリニル]-1-エチニル]-4-ヒドロキシピペリジノ}
-1-エタノン・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.50 and 1.93 (m, 4H),
1.97-2.00 (sx2, 3H), 3.14 and 3.79 (sx2, 3H), 3.25
-3.69 (m, 4H), 7.39-7.45 (m, 1H), 7.59-7.72(m, 3H) FAB MS;409(M++1)
2-プリニル]-1-エチニル}-4-ピペリジノール・二塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.95-2.18 (m, 4H), 3.02
-3.20 (m, 4H), 3.80 (s, 3H), 7.38-7.46 (m, 1H), 7.
58-7.76 (m, 3H) FAB MS;449(M++1)
チニル]-9-メチル-9H-8プリニル-}6-フルオロフェノー
ル・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.60-1.80 (m, 4H), 1.80
-1.95 (m, 4H), 3.66-3.73 (m, 3H), 6.94-7.03 (m, 1
H), 7.35-7.47 (m, 2H) FAB MS ;368(M++1)
プリニル]-1-フェニル-2-プロピン-1-オール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);3.77 (s, 3H), 5.60 (d,
J = 6.0 Hz, 1H), 6.26(d, J = 6.0 Hz, 1H), 7.29-7.3
3 (m, 1H), 7.36-7.43 (m, 3H), 7.47 (brs, 2H), 7.50
-7.53 (m, 2H), 7.58-7.64 (m, 1H), 7.66-7.71 (m, 2
H) FAB MS ;374(M++1)
メチル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノ
ール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.62-1.79 (m, 4H), 1.83
-1.96 (m, 4H), 2.13 (d, J = 2.0 Hz, 3H), 3.50 (s,
3H), 7.33-7.42 (m, 3H) FAB MS;366(M++1)
9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.61-1.78 (m, 4H), 1.81
-1.97 (m, 4H), 4.09 (s, 3H), 7.99 (d, J = 3.2 Hz,
1H), 8.11 (d, J = 3.2 Hz, 1H) FAB MS;341(M++1)
ル)-2-[2-(1-ヒドロキシシクロペンチル)-1-エチニル]-
9H-9-プリニル}シクロペンタノン-1-カルボキサミド・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.01 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.64-2.22 (m, 12H),2.44-2.68 (m, 2H), 3.08 (d
q, J = 2.6, 7.2 Hz, 2H), 4.60-4.71 (m, 1H), 7.43-
7.49 (m, 1H), 7.50-7.55 (m, 2H), 7.61-7.68 (m, 1
H), 7.83 (t, J = 2.6Hz, 1H)
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.76-1.86 (m, 2H), 2.20
-2.32 (m, 2H), 2.36-2.46 (m, 2H),3.85 (s, 3H), 7.4
6-7.55 (m, 1H), 7.56-7.67 (m, 2H) FAB MS;356(M++1)
ニル)-9H-2-プリニル]-1エチニル-}-1-シクロペンタノ
ール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.67-0.72 (m, 2H), 1.01
-1.07 (m, 2H), 1.62-1.80 (m, 4H), 1.84-1.97 (m, 4
H), 3.65-3.73 (m, 1H), 7.36-7.42 (m, 1H), 7.75-7.8
1 (m, 2H) FAB MS;378(M++1) 融点;220-223℃
ロピニル)-9H-6-プリナミン・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);3.79 (s, 3H), 3.91 (s,
2H), 7.24-7.29 (m, 1H), 7.34-7.44 (m, 5H), 7.59-7.
65 (m, 1H), 7.67-7.72 (m, 2H) FAB MS;358(M++1)
ネチルアミノ)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロ
ペンタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.60-1.78 (m, 4H), 1.78
-1.98 (m, 4H), 2.93 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 3.60-3.75
(m, 2H), 3.80 (s, 3H), 7.14-7.21 (m, 1H), 7.22-7.
32 (m, 4H), 7.44-7.52 (m, 1H), 7.54-7.64 (m, 2H),
8.05-8.12 (m, 1H) FAB MS;474(M++1)
アミノ-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノ
ール NMR (400MHz, δ, CDCl3);1.75-1.94 (m, 4H), 2.03-
2.12 (m, 2H), 2.12-2.22(m, 2H), 3.25 (brs, 3H), 3.
90 (s, 3H), 5.82 (brs, 1H), 6.95-7.00 (m, 1H), 7.2
9-7.36 (m, 2H)
チル-9H-2-プリニル]-1-エチニル-}-1-シクロペンタノ
ール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.19 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.65-1.81 (m, 4H),1.84-1.98 (m, 4H), 3.50 (br
s, 2H), 3.80 (s, 3H), 5.44 (s, 1H), 7.38-7.45(m, 1
H), 7.59-7.66 (m, 1H), 7.67-7.73 (m, 2H), 7.95 (b
rs, 1H) FAB MS;380(M++1)
ミノ-9H-2-プリニル]-1-エチニル-}-1-シクロペンタノ
ール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.91 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.62 (sex, J = 7.2Hz, 2H), 1.66-1.81 (m, 4H),
1.84-2.00 (m, 4H), 3.43 (brs, 2H), 3.80 (s,3H), 5.
44 (s, 1H), 7.38-7.45 (m, 1H), 7.59-7.67 (m, 1H),
7.68-7.74 (m, 2H), 7.91-7.98 (m, 1H) FAB MS;394(M++1)
メチル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノ
ール NMR (400MHz, δ, CDCl3);1.02 (d, J = 6.8 Hz, 6H),
1.68-1.92 (m, 4H), 1.97 (sept, J = 6.8 Hz, 6H),
2.02-2.22 (m, 4H), 3.51 (brs, 2H), 3.88 (s, 3H),
5.89 (brs, 1H), 7.18-7.25 (m, 1H), 7.45-7.57 (m, 1
H), 7.45-7.57 (m,3H) FAB MS;408(M++1)
1-エチニル]-1-シクロペンタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.66-1.83 (m, 4H), 1.87
-2.00 (m, 4H), 3.83 (s, 3H), 7.59-7.65 (m, 3H), 7.
86-7.92 (m, 2H) FAB MS;334(M++1)
プリニル]-2-プロピン-1-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);3.79 (s, 3H), 4.30 (s,
2H), 7.38-7.44 (m, 1H), 7.59-7.65 (m, 1H), 7.66-7.
72 (m, 2H)
2-プリニル}-1-エチニル}-2-メトキシ-1-シクロヘキサ
ノール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.13-2.00 (m, 8H), 3.07
(dd, J = 9.6, 4.0 Hz,1H), 3.39 (s, 3H), 3.80 (s,
3H), 5.69 (s, 1H), 7.39-7.45 (m, 1H), 7.48(br s, 2
H), 7.60-7.75 (m, 3H) ESI MS;396(M++1) 融点;281-283℃
2-プリニル]-1-エチニル}-2-メトキシ-1-シクロヘキサ
ノール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.12-1.92 (m, 8H), 3.20
-3.25 (m, 1H), 3.40 (s, 3H), 3.80 (s, 3H), 5.33
(s, 1H), 7.38-7.45 (m, 1H), 7.48 (br s, 2H), 7.60-
7.74 (m, 3H) ESI MS;396(M++1) 融点;195-197℃
2-プリニル]-1-エチニル}-2-シクロペンテン-1-オール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);2.00-2.12 (m, 1H), 2.30
-2.38 (m, 3H), 3.79 (s, 3H), 3.80 (s, 3H), 5.78
(s, 1H), 5.80-5.84 (m, 1H), 5.94-5.98 (m, 1H),7.39
-7.46 (m, 1H), 7.47 (br s, 2H), 7.59-7.74 (m, 3H) ESI MS;350(M++1) 融点;191-193℃
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.74-1.88 (m, 2H), 2.18
-2.30 (m, 2H), 2.36-2.45 (m, 2H), 3.65 (m, 3H), 7.
53-7.59 (m, 2H), 7.60-7.65 (m, 1H) FAB MS;356(M++1) 融点;149-152℃
-2-プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.01 (t, J = 7.2 Hz, 6
H), 1.61-1.75 (m, 4H),3.85 (s, 3H), 7.51-7.57 (m,
1H), 7.60-7.67 (m, 2H) ESI MS;372(M++1) 融点;207-210℃
ニル)-9H- 2-プリニ]-1-エチニル}-1-シクロペンタノー
ル NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.65-1.82 (m, 4H), 1.83
-1.98 (m, 4H), 3.65 (s, 3H), 5.44 (s,1H), 7.50-7.6
0 (m, 3H), 7.81-7.90 (m, 1H) ESI MS;388(M++1) 融点;214-217℃
ニル)-9H- 2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノー
ル NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.73-1.86 (m, 2H), 2.17
-2.27 (m, 2H), 2.34-2.43 (m, 2H), 3.65 (s, 3H), 6.
00 (S,1H), 7.50-7.62 (m,3H), 7.81-7.90 (m,1H) ESI MS;374(M++1) 融点;231-234℃
-9H- 2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.73-1.86 (m, 2H), 2.17
-2.27 (m, 2H), 2.34-2.43 (m, 2H), 3.63 (s, 3H), 6.
00 (S,1H), 7.40-7.47 (m,1H), 7.52-7.60 (m,3H), 7.6
6-7.74 (m, 1H) ESI MS;356(M++1) 融点;225-229℃
プリニル]-3,4-ジメチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.01 (dd, J = 17.0 and
17.0, 6H), 1.24 (br s,1H), 1.41 (s, 3H), 1.73-1.86
(m, 1H),3.81 (s, 3H) ESI MS;354.1(M++1) 融点;191-192℃
プリニル]-3,4,4-トリメチル-1-ペンチン-3-オール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.04 (s, 9H), 1.44(s, 3
H), 3.83 (s, 3H), 7.42-7.48 (m, 1H), 7.58-7.77 (m,
3H) ESI MS;368.1(M++1) 融点;193-194℃
2-プリニル]-1-エチニル}-4-フェニル-1-シクロヘキサ
ノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.60-2.14 (m, 9H), 2.41
-2.49 (m, 1H), 3.81 (s, 3H), 7.16-7.76 (m, 8H) ESI MS;442(M++1) 融点;247-249℃
-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.60-1.80 (m, 4H), 1.82
-1.99 (m, 4H), 2.41 (s, 3H), 3.87 (s, 3H), 4.23 (b
r, 3H), 6.41 (s, 1H), 7.19 (s, 1H) ESI MS;38(M++1) 融点;184-186℃
2-プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.72 (t, J= 7.6 Hz, 3
H), 1.01 (t, J= 7.6 Hz,6H), 1.58-1.73 (m, 6H), 4.2
4 (t, J=7.6Hz, 2H), 7.42-7.49 (m,1H), 7.63-7.69
(m, 3H) ESI MS;382(M++1) 融点;144-147℃
2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.29 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.66-1.82 (m, 4H),1.86-2.02 (m, 4H), 4.31 (q,
J = 7.2 Hz, 2H), 7.46-7.52 (m, 1H), 7.64-7.72 (m,
3H) FAB MS;366(M++1) 融点;188-191℃
2-プリニル]-1-エチニル}-1,2,3-プロパントリオール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);3.17 (s, 2H), 3.50 (d,
J = 10.8 Hz, 2H), 3.55(d, J = 10.8 Hz, 2H), 3.82
(s, 3H), 7.40-7.47 (m, 1H), 7.61-7.75 (m, 3H) ESI MS;358(M++1) 融点;233-235℃
H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.26 (t, J = 18.0 Hz, 3
H), 1.64-1.80 (m, 4H),1.84-1.98 (m, 4H), 4.29 (q,
J = 18.0 Hz, 2H), 7.50-7.58 (m, 3H) ESI MS;384.0(M++1) 融点;217-218℃
-2プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.01 (t, J = 18.0 Hz, 6
H), 1.25 (t, J = 18.0Hz, 3H), 1.58-1.74 (m, 4H),
4.30 (q, J = 17.4 Hz, 2H), 7.47-7.60 (m, 3H) ESI MS;386.2(M++1) 融点;204-205℃
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.62 (t, J = 18.0 Hz, 3
H), 1.76-1.88 (m, 2H),2.18-2.29 (m, 2H), 2.36-2.44
(m, 2H), 4.30 (q, J = 18.0 Hz, 2H), 7.49-7.59 (m,
3H) ESI MS;370.0(M++1) 融点;234-235℃
-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.25 (t, J = 17.6 Hz, 3
H), 1.48 (s, 6H), 4.29(q, J = 17.4 Hz, 2H), 7.49-
7.58 (m, 3H) ESI MS;358.0(M++1) 融点;233-234℃
フェニル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペン
タノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.70-0.78 (m, 2H), 1.02
-1.11 (m, 2H), 1.64-1.82 (m, 4H), 1.84-1.99 (m, 4
H), 3.67-3.74 (m, 1H), 7.45-7.53 (m, 1H), 7.65-7.7
3 (m, 2H) ESI MS;396.1(M++1) 融点;265-266℃
フェニル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタ
ノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.70-0.78 (m, 2H), 1.02
-1.11 (m, 2H), 1.72-1.86 (m, 2H), 2.16-2.28 (m, 2
H), 2.30-2.46 (m, 2H), 3.65-3.74 (m, 1H), 7.43-7.5
3 (m, 1H), 7.64-7.74 (m, 2H) ESI? MS;382.1(M++1) 融点;228℃
ニル)-9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.70-0.77 (m, 2H), 1.03
-1.11 (m, 2H), 1.48 (s, 6H), 3.66-3.76 (m, 1H), 7.
44-7.53 (m, 1H), 7.65-7.73 (m, 2H) ESI MS;370.1(M++1) 融点;245℃
l)-9H- プリニル]-3-エチニル-1-ペンチン-3-オール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.70-0.75 (m, 2H), 0.97
-1.10 (m, 8H), 1.60-1.79 (m, 4H), 3.67-3.73 (m, 1
H), 7.39-7.45 (m, 1H), 7.59-7.66 (m, 1H), 7.77-7.8
4 (m, 2H) FAB MS;380(M++1) 融点;145-148℃
ル)-9H- 2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.70-0.75 (m, 2H), 1.00
-1.10 (m, 2H), 1.49, (s, 6H), 3.67-3.73 (m, 1H),
7.38-7.45 (m, 1H), 7.59-7.66 (m, 1H), 7.77-7.84
(m, 2H) ESI MS;352(M++1) 融点;143-145℃
9H- 2-プリニル]-3-エチニル-1-ペンチン-3-オール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.72 (t, J= 7.6Hz, 3H),
1.01 (t, J= 7.6Hz, 6H), 1.58-1.75 (m, 6H), 4.27
(t, J= 7.6Hz, 2H), 7.48-7.58 (m, 3H) ESI MS;400(M++1) 融点;183-184℃
ル-9H- 2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノー
ル・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.72 (t, J= 7.6Hz, 3H),
1.57-1.81 (m, 6H), 1.82-2.00 (m, 4H), 4.23 (t, J=
7.6Hz, 2H), 7.48-7.57 (m, 3H) ESI MS;398(M++1) 融点;210-211℃
2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.72-1.85 (m, 2H), 2.17
-2.27 (m, 2H), 2.34-2.43 (m, 2H), 3.60 (s, 3H), 6.
00 (s, 1H), 7.38-7.59 (m, 4H), 7.61-7.74 (m,2H) ESI MS;338(M++1) 融点;136-138℃
2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.65-1.80 (m, 4H), 1.80
-1.96 (m, 4H), 3.59 (s,3H), 5.47 (s, 1H), 7.41-7.4
9 (m, 4H), 7.64-7.74 (m, 2H) ESI MS;352(M++1) 融点;166-168℃
リニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.99 (t, J = 7.2 Hz, 6
H), 1.62 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 1.64 (q, J = 7.2 Hz,
2H), 2.40 (s, 3H), 3.17 (s, 1H), 3.86 (s, 3H), 6.
41 (d, J = 0.4 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 0.4 Hz, 1H) ESI MS;340(M++1) 融点;229-230℃
プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.98 (t, J = 7.4 Hz, 6
H), 1.58-1.68 (m, 4H),3.57 (s, 3H), 5.29 (s, 1H),
7.39-7.46 (m, 4H), 7.63-7.71 (m, 2H) ESI MS;354(M++1) 融点;199-201℃
ニル)-9H-2-プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール
・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.72-0.78 (m, 2H), 1.01
(t, J = 7.2 Hz, 6H),1.04-1.12 (m, 2H), 1.58-1.75
(m, 4H), 3.67-3.77 (m, 1H), 7.46-7.54(m, 1H), 7.65
-7.73 (m, 2H) ESI MS;398.2(M++1) 融点;225℃
-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.48 (s, 6H), 3.17 (s,
3H), 7.46-7.66 (m, 3H)ESI MS;344.0(M++1) 融点;237-238℃
-2-プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.01 (t, J = 18 Hz, 6
H), 1.60-1.74 (q, J = 18Hz, 4H), 3.65 (s, 3H), 7.5
3-7.65 (m, 3H) ESI MS;372.2(M++1) 融点;147-148℃
-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.50 (s, 6H), 3.67 (s,
3H), 7.54-7.68 (m, 3H)ESI MS ;344.0(M++1) 融点;177-178℃
-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.49 (s, 6H), 4.10(q, J = 7.2 Hz, 2H), 7.41-7.
56 (m, 2H), 7.60-7.79 (m, 1H). ESI MS;358(M++1) 融点;213-215℃
-2-プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.00 (t, J = 7.2 Hz, 6
H), 1.22 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.64 (q, J = 7.2 Hz,
2H), 1.65 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 4.10 (q, J =7.2 H
z, 2H), 7.42-7.57 (m, 2H), 7.69-7.78 (m, 1H) ESI MS ;386(M++1) 融点;222-224℃
プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.46 (s, 6H), 3.60 (s,
3H), 5.60 (s, 1H), 7.41-7.54 (m, 4H), 7.64-7.74
(m, 2H) ESI MS;326(M++1) 融点;198-199℃
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.23 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.74-1.86 (m, 2H),2.18-2.27 (m, 2H), 2.36-2.43
(m, 2H), 4.09 (q, J = 14.4 Hz, 2H), 7.42-7.47 (m,
1H), 7.51-7.55 (m, 1H), 7.69-7.76 (m, 1H) ESI MS;370(M++1) 融点;139-142℃
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.24 (t, J = 7.0 Hz, 3
H), 1.65-1.80 (m, 4H),1.85-2.00 (s, 4H), 4.05-4.15
(m, 2H), 5.10 (s, 1H), 7.42-7.58 (m, 2H), 7.69-7.
78 (m, 2H) ESI MS;384(M++1) 融点;138-140℃
9H- 2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.71 (t, J= 7.6Hz, 3H),
1.49 (s, 6H), 1.57-1.68 (m, 2H), 4.25 (t, J= 7.6H
z, 2H), 7.50-7.58 (m, 3H) ESI MS;372(M++1) 融点;148-150℃
ニル-9H- 2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノー
ル・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.74 (bs, 2H), 1.02-1.1
1 (m, 2H), 1.76-1.90 (m, 2H), 2.20-2.31 (m, 2H),
2.38-2.50 (m, 2H), 3.69-3.77 (m, 1H), 7.41-7.48
(m, 1H), 7.60-7.67 (m, 1H), 7.79-7.86 (m, 2H) ESI MS ;364(M++1) 融点;167-170℃
ル-9H- 2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール
・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.70 (t, J= 7.6Hz, 3H),
1.64 (tq, J= 7.6Hz, 7.6Hz, 2H), 1.67-1.83 (m, 2
H), 2.23-2.32 (m, 2H), 2.39-2.50 (m, 2H), 4.10(t,
J= 7.6Hz, 2H), 7.44-7.52 (m, 1Hz), 7.53-7.59 (m, 1
H), 7.72-7.81 (m,1H) ESI MS;384(M++1) 融点;124-127℃
ル-9H- 2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール
・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.69 (t, J= 7.6Hz, 3H),
1.63 (tq, J= 7.6Hz, 7.6Hz, 2H), 1.67-1.82 (m, 4
H), 1.85-2.00 (m, 4H), 4.07 (t, J= 7.6Hz, 2H),7.43
-7.50 (m, 1H),7.50-7.59 (m, 1H), 7.70-7.79 (m, 1H) ESI MS;398(M++1) 融点;184-188℃
9H- 2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.68 (t, J= 7.6Hz, 3H),
1.49 (s, 6H), 1.62 (tq, J= 7.6Hz, 7.6Hz, 2H), 4.0
7 (t, J= 7.6Hz, 2H), 7.43-7.49 (m, 1H), 7.51-7.57
(m, 1H), 7.70-7.78 (m, 1H) ESI MS;372(M++1) 融点;230-233℃
9H- 2-プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.68 (t, J= 7.6Hz, 3H),
1.01 (t, J= 7.6Hz, 6H), 1.59-1.75 (m, 6H), 4.08
(t, J= 7.6Hz, 2H), 7.48-7.50 (m, 1H), 7.52-7.57
(m, 1H), 7.71-7.79 (m, 1H) ESI MS;400(M++1) 融点;187-188℃
プロピル-9H-2-プリニル]-1-エチニル]-1-シクロブタノ
ール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.67-0.72 (m, 2H), 0.89
-0.97 (m, 2H), 1.73-1.87 (m, 2H), 2.17-2.28 (m, 2
H), 2.35-2.45 (m,2H), 3.37-3.47 (m, 1H), 7.49-7.56
(m, 2H), 7.59-7.66 (m, 1H) ESI MS ;382(M++1) 融点;161-164℃
プロピル-9H-2-プリニル]-1-エチニル]-1-シクロペンタ
ノール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.66-0.73 (m, 2H), 0.89
-0.97 (m, 2H), 1.63-1.82 (m, 4H), 1.83-1.98 (m, 4
H), 3.37-3.46 (m, 1H), 7.49-7.56 (m, 2H), 7.59-7.
66 (m, 1H) ESI MS;396(M++1) 融点;230-232℃
ロピル-9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.65-0.73 (m, 2H), 0.88
-0.98 (m, 2H), 1.48 (s, 6H), 3.37-3.46 (m, 1H), 7.
40-7.75 (br, 2H), 7.48-7.55 (m, 2H), 7.59-7.65
(m, 1H) ESI MS;370(M++1) 融点;196-198℃
ンチル-9H-2-プリニル]-3-エチル-1-ペンチル-3-オール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.66-0.73 (m, 2H), 0.89
-0.97 (m, 2H), 1.00 (t,J=7.2 Hz, 6H), 1.60-1.73
(m, 4H), 3.39-3.46 (m, 1H), 7.49-7.56 (m, 2H),7.59
-7.65 (m, 1H) ESI MS;398(M++1) 融点;215-216℃
9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.84 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.70-2.22 (m, 10H),4.37 (t, J = 7.4 Hz, 2H),
7.27-7.32 (m, 1H), 7.50-7.59 (m, 3H) ESI MS;380(M++1) 融点;198-200℃
H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.87 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.79-2.01 (m, 4H),2.33-2.42 (m, 2H), 2.46 (s,
1H), 2.62-2.71 (m, 2H), 4.38 (t, J = 7.4 Hz,2H),
7.29-7.34 (m, 1H), 7.50-7.60 (m, 3H) ESI MS;366(M++1) 融点;144-146℃
-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.72 (t, J = 18.0 Hz, 3
H),1.58-1.69 (m, 2H),4.24 (q, J = 18.0 Hz, 2H), 7.
43-7.49 (m, 1H), 7.61-7.70 (m, 3H) ESI MS;354.1(M++1) 融点;167-168℃
ル-9H-2-プリニル]-1-エチニル]-1-シクロペンタノール
・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.68 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.55-1.81 (m, 6H),1.89-1.98 (m, 4H), 4.02 (t,
J = 7.2 Hz, 2H), 7.50-7.57 (m, 2H), 7.59-7.68 (m,
1H) ESI MS;398.2(M++1) 融点;232-234℃
ル-9H-2-プリニル]-1-エチニル]-1-シクロブタノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.68 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.56-1.68 (m, 2H),1.72-1.86 (m, 2H), 2.16-2.28
(m, 2H), 2.32-2.46 (m, 2H), 4.03 (t, J = 7.2 Hz,
2H), 7.52-7.58 (m, 2H), 7.60-7.70 (m, 1H) ESI MS;384.2(M++1) 融点;225-226℃
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.22 (t, J=7.2 Hz, 3H),
1.72-1.87 (m, 2H), 2.17-2.27 (m, 2H), 2.34-2.43
(m, 2H), 4.07 (q, J=7.2 Hz, 2H), 7.51-7.59 (m, 2
H), 7.59-7.67 (m, 1H) ESI MS;370(M++1) 融点;141-143℃
-9H-2-プリニル]-1-エチニル]-1-シクロペンタノール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.22 (t, J=7.2 Hz, 3H),
1.62-1.82 (m, 4H), 1.82-1.99 (m, 4H), 4.07 (q, J=
7.2 Hz, 2H), 7.48-7.58 (m, 2H), 7.58-7.66 (m, 1H) ESI MS;384(M++1) 融点;191-194℃
-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.22 (t, J=7.2 Hz, 3H),
1.48 (s, 6H), 4.07 (q, J=7.2 Hz, 2H), 7.49-7.58
(m, 2H), 7.58-7.66 (m, 1H) ESI MS;358(M++1) 融点;215-218℃
-2-プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.00 (t, J=7.2 Hz, 6H),
1.22 (t, J=7.2 Hz, 3H), 1.58-1.73 (m, 4H), 4.07
(q, J=7.2 Hz, 2H), 7.50-7.59 (m, 2H), 7.58-7.65
(m, 1H) ESI MS;386(M++1) 融点;163-166℃
9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.68 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.48 (s, 6H), 1.55-1.68 (m, 2H), 4.03 (t, J =
7.2 Hz, 2H), 7.51-7.58 (m, 2H), 7.60-7.68 (m,1H) ESI MS ;372.1(M++1) 融点;194-196℃
9H-2-プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.67 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.00 (t, J = 7.6 Hz,6H), 1.55-1.74 (m, 6H), 4.
03 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 7.51-7.58 (m, 2H), 7.60-7.
67 (m, 1H) ESI MS;400.2(M++1) 融点;164-165℃
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}酢酸
・塩酸塩 実施例47の2-{6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-2-
[2-(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-
プリニル}酢酸エチル137mgにエタノール1ml、1N水酸化
ナトリウム水溶液2mlを加え、室温で30分間攪拌した。
反応液濃縮後、残さを水に溶かし1NHCl水溶液にてpHを2
に調整した。生じた結晶をろ過、水、エーテルで洗浄
し、標記化合物231mgを得た。収率65%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.20-1.30 (m, 1H), 1.41
-1.67 (m, 7H), 1.78-1.86 (m, 2H), 7.38-7.43 (m, 1
H), 7.52-7.64 (m, 3H) FAB MS ;410(M++1) それぞれに対応するエステル体を実施例180と同様に
加水分解し、実施例181〜184の化合物を得た。
チニル]-9-メチル-9H-8-プリニル}安息香酸・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.19-1.31 (m, 1H), 1.42
-1.68 (m, 7H), 1.80-1.89 (m, 2H), 3.82 (s, 3H), 7.
71(t, J = 7.7 Hz, 1H), 8.09-8.14 (m, 2H), 8.45 (d,
J = 1.3 Hz, 1H) FAB MS;392(M++1)
プリニル]-4-ペンチン酸・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.66-1.82 (m, 4H), 1.87
-2.00 (m, 4H), 3.86 (s, 3H), 7.43-7.50 (m, 1H),
7.63-7.70 (m, 1H), 7.71-7.77 (m, 2H) FAB MS;340(M++1)
ル)-1-エチニル]-9-メチル-9H-8-プリニル}フェニル}-2
-プロペン酸・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.21-1.33 (m, 1H), 1.42
-1.69 (m, 7H), 1.78-1.89 (m, 2H), 3.81 (s, 3H), 5.
54 (br s, 1H), 6.66 (d, J = 16.0Hz, 1H), 7.47 (br
s, 2H), 7.68 (d, J = 16.0Hz, 1H), 7.84-7.98 (m, 4
H), 12.5 (br s, 1H) FAB MS;418(M++1)
ロヘキシル)-1-エチニル]-9-メチル-9H-6-プリニル}ア
ミノ}酢酸・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.21-1.32 (m, 1H), 1.41
-1.68 (m, 7H), 1.78-1.88 (m, 2H), 3.79 (s, 3H), 5.
57 (s, 2H), 7.39-7.44 (m, 1H), 7.59-7.65 (m,1H),
7.69-7.73 (m, 2H), 8.09-8.12 (m, 1H) FAB MS ;424(M++1)
フェニル)-9-メチル-9H-6-プリンアミン・二塩酸塩 6-クロロ-8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9-メチル-
9H-プリン200mgを封管中、70℃で飽和アンモニアメタノ
ールと30分反応させた。減圧下濃縮後濾過し、8-(3-フ
ルオロフェニル)-2-ヨード-9-メチル-9H-6-プリナミン
を138mg得た。 NMR (400MHz, δ, CDCl3); 3.84 (s, 3H), 5.76 (br s,
2H), 7.20-7.30 (m, 1H), 7.42-7.54 (m, 3H) 次に、窒素下に先に得た8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨ
ード-9-メチル-9H-6-プリナミン50mg、ジクロロビス(ト
リフェニルフォスフィン)パラジウム(II)10mg、ヨウ化
銅(I)3mg、1-ジメチルアミノ-2-プロピン22ml、トリエ
チルアミン28ml、のDMF2ml溶液を80℃で20分攪拌した。
反応が遅かったため、1-ジメチルアミノ-2-プロピンを6
6ml追加し、80℃でさらに1時間攪拌した。減圧下溶媒を
留去し、クロロホルムで希釈した。硫化水素ガスを約20
秒吹き込んだ後、飽和EDTA水溶液を加え、炭酸ナトリウ
ムで中和してクロロホルムで抽出した。有機層を硫酸マ
グネシウムで乾燥し、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(5%メタノール/ジクロロメタン)で精製し、常法
により塩酸塩とし、標記化合物16mgを得た。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);2.85 (s,6H), 3.80 (s,3
H), 4.35 (s, 2H), 7.39-7.96 (m, 1H), 7.60-7.72 (m,
31H) FAB MS;325(M++1) 同様にして、対応した6-クロロ-2-ヨード体を用い、ま
ず6位のクロロ基をアミノ基に変換後、2位のヨード基を
対応するエチニル基に変換して実施例186〜201の
化合物を得た。
-メチル-1-ペンチン-3-オン NMR (400MHz, δ, CDCl3);1.18 (d, J =6.3, 6H), 2.6
6-2.80 (m, 1H), 4.08 (s, 3H), 5.64 (br, 2H), 6.64
(dd, J = 2.0Hz, 0.9Hz, 1H), 7.15 (d, J =2.0, 1H),
7.68 (m, 1H)
-フェニル-2-プロピン-1-オン NMR (400MHz, δ, CDCl3);4.10 (s, 3H), 5.66 (br, 2
H), 6.66 (dd, J = 1.8Hz, 3.7Hz, 1H), 7.18 (d, J
=3.7, 1H), 7.44-7.50 (m, 3H), 7.69 (m, 1H),8.04-8.
10 (m, 2H)
-9-メチル-9H-2-プリニル]-2-プロピンアミド NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.10 (d, J = 6.0Hz, 6
H), 3.80 (s, 3H), 3.86-3.98 (m, 1H), 7.38-7.45 (m,
1H), 7.58-7.74 (m, 3H), 8.90 (d, J = 7.7Hz,1H) FAB MS;353(M++1)
ル)-9-メチル-9H-2-プリニル]-2-プロピンアミド NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.02-1.30 (m, 5H), 1.50
-1.60 (m, 1H), 1.64-1.80 (m, 4H), 3.54-3.64 (m, 1
H), 3.80 (s, 3H), 7.39-7.45 (m, 1H), 7.58-7.74 (m,
3H), 8.91 (d, J = 8.2Hz, 1H)
メチル-9H-2-プリニル]-2-プロピンアミド NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);3.80 (s, 3H), 7.08-7.12
(m, 1H), 7.30-7.36 (m, 2H), 7.39-7.45 (m, 1H), 7.
60-7.74 (m, 5H), 11.10 (s, 1H) FAB MS;387(M++1)
プリニル]-1-ピペリヂノ-2-プロピン-1-オン NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.42-1.64 (m, 6H), 3.50
(br, 2H), 3.72 (br, 2H), 3.80 (s, 3H), 7.40-7.45
(m, 1H), 7.60-7.78 (m, 3H) FAB MS;379(M++1)
プリニル]-1-モルホリノ-2-プロピン-1-オン NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);3.66 (t, J = 4.1Hz, 2
H), 3.74 (t, J = 4.1Hz,2H), 3.80 (s, 3H), 7.38-7.4
5 (m, 1H), 7.60-7.74 (m, 3H)
フェニル)-9-メチル-9H-6-プリンアミン・二塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);3.10 (s, 3H), 6.69-6.78
(br s, 2H), 7.34-7.40(m, 2H), 7.41-7.47 (m, 1H),
7.60-7.74 (m, 5H) FAB MS;359(M++1)
2-プリニル]-1,1-ジメチル-2-プロピル]メタンスルホン
アミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.62 (s, 6H), 3.19 (s,
3H), 3.83 (s, 3H), 7.40-7.47 (m, 1H), 7.60-7.66
(m, 2H), 7.67-7.75 (m,2H) FAB MS;403(M++1)
チル-9H-2-プリニル]-1,1-ジメチル-2-プロピル}カルバ
メート・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.18 (t, J = 7.0 Hz, 3
H), 1.56 (s, 6H), 3.80(s, 3H), 4.00 (q, J = 7.0 H
z, 2H), 7.39-7.45 (m, 1H), 7.49 (br s, 2H), 7.54
(br s, 1H), 7.59-7.66 (m, 1H), 7.78-7.74 (m, 2H) FAB MS;397(M++1)
プリニル]-2-フェニル-3-ブチン-2-オール NMR (400MHz, δ, CDCl3);1.93 (s, 3H), 2.86 (brs,
1H), 3.90 (s, 3H), 5.72 (brs, 2H), 7.21-7.29 (m, 1
H), 7.29-7.33 (m, 1H), 7.35-7.41 (m, 2H), 7.47-7.5
7 (m, 3H), 7.73-7.78 (m, 2H)
プリニル]-1-(2-メトキシフェニル)-2-プロピン-1-オー
ル NMR (400MHz, δ, CDCl3);3.48 (s, 1H), 3.88 (s, 3
H), 3.92 (s, 3H), 5.95(brs, 2H), 6.91-6.94 (m, 1
H), 6.96-7.01 (m, 1H), 7.21-7.26 (m, 1H), 7.28-7.3
4 (m, 1H), 7.46-7.56 (m, 3H), 7.62-7.66 (m, 1H)
プリニル]-2-(3-ピリジル)-3-ブチン-2-オール NMR (400MHz, δ, CDCl3);1.93 (s, 3H), 3.87 (s, 3
H), 6.20 (br-s, 2H), 7.20-7.37 (m, 2H), 7.42-7.57
(m, 3H), 8.01-8.09 (m, 1H) ESI MS;389(M++1)
プリニル]-1-(3-メトキシ)-2-プロピン-1-オール NMR (400MHz, δ, CDCl3);3.83 (s, 3H), 3.88 (s, 3
H), 5.71 (br-s, 1H), 5.92 (br, 2H), 6.85-6.90 (m,
1H), 7.16-7.33 (m, 4H), 7.45-7.56 (m, 3H)
プリニル]-1-(4-メトキシフェニル)-2-プロピン-1-オー
ル NMR (400MHz, δ, CDCl3);3.80 (s, 3H), 3.86 (s, 3
H), 5.68 (br-s, 1H), 6.28 (brs, 2H), 6.88 (d, J=8.
8 Hz, 2H), 7.20-7.26 (m, 1H), 7.43-7.56 (m,5H)
プリニル]-2-(4-ピリジニル)-3-ブチン-2-オール NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.74 (s, 3H), 3.80 (s,
3H), 6.63 (s, 1H), 7.38-7.46 (m, 1H), 7.48-7.76
(m, 7H), 8.61 (br, 2H)
(1-ヒドロキシシクロヘキシル-1-エチニル]-9H-9-プリ
ニル]ブタンアミド・塩酸塩 1)4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9H
-9-プリニル]ブタン酸 4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9H-9-
プリニル]ブタノール1.50gにクロロホルム30ml、アセト
ニトリル30ml、水45ml、四酸化ルテニウム一水和物73m
g、過ヨー素酸ナトリウム4.10gを加え、窒素気流下室温
にて5時間激しく攪拌した。2-プロパノールにて反応を
停止した後、不溶物を濾去し、クロロホルム-メタノー
ル(1:1)1000mlにて洗浄した。濾液を濃縮し残さを水に
懸濁後、1N-塩酸にてpHを2-3に調整し結晶を濾取した。
結晶を水、エーテルにて洗浄し、標記化合物1.41gを得
た。収率91%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO):1.76-1.94 (m, 2H), 2.13
(t, J = 7.0 Hz, 2H),4.20 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 7.3
6-7.47 (m, 1H), 7.54-7.68 (m, 3H), 7.74 (brs, 2H) 2)4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9H
-9-プリニル]ブタン酸メチル 4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9H-9-
プリニル]ブタン酸1.41gをメタノール75ml中、窒素気流
下0-5℃にて攪拌しているところへ、塩化チオニル1.2ml
を15分かけて滴下した。室温まで昇温し45分間攪拌後溶
媒を減圧留去した。残さを酢酸エチルに溶かした後、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液にて2回、飽和食塩水にて1
回洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後濃
縮し、標記化合物1.45gを得た。収率100%。 3)4-{6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-2-[2-(1-ヒ
ドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}
ブタン酸メチル 4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9H-9-
プリニル]ブタン酸メチル162mgにN,N-ジメチルホルムア
ミド8ml、ヨー化銅(I)30mg、ジクロロビス(トリフェニ
ルホスフィン)パラジウム(II)30mg、1-エチニルシクロ
ヘキサノール80mg、トリエチルアミン74μlを加え、窒
素気流下70℃にて2.5時間攪拌した。放冷後溶媒を減圧
留去した後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル25g、クロロホルム-メタノール(100:0-10
0:1-50:1))に供し、標記化合物144mgを得た。収率90
%。 4)N1-エチル-4-{6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-2
-[2-(1-ヒドロキシシクロヘキシル-1-エチニル]-9H-9-
プリニル}ブタンアミド・塩酸塩 4-{6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-2-[2-(1-ヒドロ
キシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリニル}ブタ
ン酸メチル663mgに70%エチルアミン水溶液20mlを加え、
封管中で80℃で5時間攪拌した。反応液を室温まで冷却
後、溶媒を濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル25g、ジクロロメタン-メタノー
ル(100:0-100:1-50:1-40:1-30:1-20:1))に供し、粗生成
物439mgを得た。このものを酢酸エチルにて懸濁後濾
取、酢酸エチル、エーテルにて洗浄し目的物のフリー体
396mgを得た。このものを常法に従い塩酸塩とし、標記
化合物400mgを得た。収率54%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO):0.91 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.20-1.32 (m, 1H),1.40-1.67 (m, 7H), 1.78-1.87
(m, 4H), 1.93 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 2.94 (dq, J =
5.5, 7.2 Hz, 2H), 4.25 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 7.40-
7.45 (m, 1H), 7.58-7.65 (m, 3H), 7.72 (t, J = 5.5
Hz, 1H) FAB MS (m/z):465(M++1) 同様にして実施例69および204の化合物を得た。
(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-プリ
ニル]アセトアミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.96 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.18-1.31 (m, 1H),1.41-1.67 (m, 7H), 1.78-1.90
(m, 2H), 3.06 (dq, J = 5.5, 7.2 Hz, 2H), 4.84 (s,
2H), 7.38-7.44 (m, 1H), 7.52-7.63 (m, 3H), 8.40
(t, J = 5.5 Hz, 1H) FAB MS;437(M++1)
キシシクロヘキシル)-1-ethynyl]-9H-9-プリニル]ブタ
ンアミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.19-1.33 (m, 1H), 1.40
-1.70 (m, 9H), 1.79-1.91 (m, 4H), 1.97 (t, J = 7.3
Hz, 2H), 4.25 (t, J = 7.4 Hz, 2H), 6.74 (brs, 1
H), 7.24 (brs, 1H), 7.40-7.46 (m, 1H), 7.59-7.68
(m, 3H) FAB MS;437(M++1)
[2-(1-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-エチニル]-9H-9-
プリニル]ブタンアミド・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.18-1.32 (m, 1H), 1.40
-1.68 (m, 7H), 1.79-1.88 (m, 2H), 1.90-2.01 (m, 2
H), 2.21 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 4.32 (t, J = 7.2 Hz,
2H), 6.98 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.23 (t, J = 7.6 H
z, 2H), 7.34-7.41(m, 1H), 7.46 (d, J = 7.6 Hz, 2
H), 7.54-7.59 (m, 1H), 7.64-7.67 (m, 2H), 9.82 (s,
1H) FAB MS;513(M++1)
ル]-1-エチニル}-1-シクロヘキサノール 1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-
2-プリニル}-1-エチニル]-1-シクロヘキサノール から
常法により得られたメタンスルホン酸塩470mgをテトラ
ヒドロフラン25mlに溶解し、亜硝酸イソアミル0.44mlを
加え、1時間加熱還流した。反応液を濃縮乾固し、シリ
カゲルカラムで精製(ジクロルメタン:メタノール=9
5:5で溶出)した。標記化合物20mgを得た。 NMR (400MHz, δ, CDCl3);1.26-1.39 (m, 1H), 1.50-
1.82 (m, 7H), 2.04-2.15(m, 2H), 7.26-7.33 (m, 1H),
7.50-7.65 (m, 3H), 9.08 (s, 1H) FAB MS;351(M++1)
ンチル)-1-エチニル]-9-メチル-9H-6-プリノール 1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-
2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール50mgに
アリルアルコール3.0ml、5M NaOH1.0mlを加え、室温下1
0分間攪拌後THF1.0mlを加え、再び室温下15時間40分攪
拌した。減圧下溶媒留去後、酢酸エチルと水(1:1)200ml
を加えて抽出操作をおこなった。水層を再び酢酸エチル
(100ml)で抽出した後、全有機層を合わせて水、飽和食
塩水でそれぞれ1回ずつ洗浄した。有機層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧下溶媒留去した。得られた残さ
をp-TLC(CH2Cl2:MeOH=10:1)で精製した後、得られた黄
白色結晶をジエチルエーテルに懸濁させた後、その懸濁
液を濾過して白色結晶である表題化合物217mgを得た。
収率36%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO):1.68-1.81 (m, 4H), 1.92
-2.00 (m, 4H), 3.82 (s, 3H), 5.62 (s, 1H), 7.39-7.
43 (m, 1H), 7.60-7.71 (m, 3H), 12.86 (s, 1H)
-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロペンタノール・
塩酸塩 1-[(E)-2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル
-9H-2-プリニル]-1-エチニル]-1-シクロペンタノール 50
0mgのテトラヒドロフラン5mlの溶液を、窒素雰囲気下<7
℃にて水素化リチウムアルミニウム170mgのテトラヒド
ロフラン10mlの懸濁液に滴下し、30分間攪拌した。反応
混合物に氷冷下、水0.2ml、5N水酸化ナトリウム0.2ml、
水0.6mlを滴下し反応を停止した。不溶物を濾去、酢酸
エチルで洗浄し、濾液を濃縮した。残さをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(シリカゲル:20g, ジクロロメ
タン-ジクロロメタン:メタノール=40:1-20:1)、次いで
(NHシリカゲル:20g, ジクロロメタン-ジクロロメタン:
メタノール=150:1-100:1-40:1)に供し、3のフリー体16
0mgを得た。得られたフリー体をメタノールに溶かし、5
N塩酸5dropsを加え濃縮した。残さをエーテルにて懸濁
した後、結晶を濾取、エーテルにて洗浄し、標記化合物
108mgを得た。収率19%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.64-1.92 (m, 8H), 3.90
(s, 3H), 6.70 (d, J =15.6 Hz, 1H), 7.46-7.52 (m,
1H), 7.51 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.65-7.71 (m, 1H),
7.73-7.80 (m, 2H) ESI MS; 354 融点; >290℃ 対応する原料を用い、同様にして実施例209〜212
の化合物を合成した。
-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロブタノール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.31 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.72-1.85 (m, 2H), 2.15-2.30 (m, 4H), 4.38 (q,
J = 7.2 Hz, 2H), 6.64 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.47-
7.53 (m, 1H), 7.64-7.74 (m, 4H) ESI MS; 354 融点; 178-180℃ 実施例210(E)-4-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)-9H
-2-プリニル]-2-メチル-3-ブテン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.30 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.32 (s, 6H), 4.36(q, J = 7.2 Hz, 2H), 6.62
(d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.38 (d, J = 15.6 Hz, 1H),
7.46-7.53 (m, 1H), 7.61-7.72 (m, 3H) ESI MS; 342 実施例211(E)-4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H
-2-プリニル]-2-メチル-3-ブテン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.32 (s, 6H), 3.90 (s,
3H), 6.62 (d, J = 16.0Hz, 1H), 6.44 (d, J = 16.0 H
z, 1H), 7.45-7.52 (m, 1H), 7.65-7.72 (m, 1H), 7.73
-7.79 (m, 2H) ESI MS; 328 融点; >290℃ 実施例212 (E)-1-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H
-2-プリニル]-3-エチル-3-ペンテン-3-オール・・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.85 (t, J = 7.2 Hz, 6
H), 1.59 (q, J = 7.2 Hz,4H), 3.90 (s, 3H), 6.62
(d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.32 (d, J = 15.6 Hz, 1H),
7.45-7.52 (m, 1H), 7.64-7.71 (m, 1H), 7.72-7.79
(m, 2H) ESI MS; 356 実施例2131-[(E)および(Z)-2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)
-9-メチル-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロペン
タノール・塩酸塩 1)1-[(E) および (Z)-2-(1,1,1-トリブチルスタニル)
-1-エテニル]-1-シクロペンタノール 1-エチニル-1-シクロペンタノール10g、トリブチルスズ
ハイドライド30mlおよびアゾビス(イソブチロニトリ
ル)190mgの混合物を窒素雰囲気下90℃にて3時間攪拌し
た。反応混合物を減圧蒸留し、b.p. 135℃(0.2mmHg)で2
7gのE体およびZ体の混合物(E:Z=15:1)を得た。 NMR(400MHz, CDCl3)δ; 0.80-0.98(m, 9H), 1.25-1.92
(m, 26 H), 5.86(d, J =13.2 Hz, =CHSn of Z isomer),
6.14(s, 2H, HC=CH of E isomer), 6.61(d, J =13.2 H
z, =CH of Z isomer) 2)1-[(E)および(Z)-2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェ
ニル)-9-メチル-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロ
ペンタノール・塩酸塩 上で得た1-[(E) および (Z)-2-(1,1,1-トリブチルスタ
ニル)-1-エテニル]-1-シクロペンタノールの混合物17.9
3g、8-(3-フルオロフェニル)-2-ヨード-9-メチル-9H-6-
プリナミン11g、塩化テトラブチルアンモニウム8.25gお
よび酢酸パラジウム671mgをトルエン165mlに懸濁した
後、窒素雰囲気下90℃にて3.5時間攪拌した。反応混合
物を酢酸エチル165mlにて希釈し飽和塩化アンモニウム
および飽和食塩水にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後濃縮した。残さをシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー[シリカゲル:350g、ヘキサン、ヘキサ
ン:酢酸エチル(4:1、1:1、1:2、1:4)、酢酸エチル]後、
得られた結晶をを酢酸エチル/ヘキサンにて洗浄して租1
-[(E)-2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-
9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロペンタノール6.6
gを得た。これをメタノール70mlに懸濁し5N塩酸7mlを加
え溶かし濃縮した。エーテル/酢酸エチルにて懸濁した
後、結晶を濾取、エーテルにて洗浄した。60℃にて10時
間風乾し、実施例208で得たと同じ1-[(E)-2-[6-アミ
ノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-2-プリニル]-
1-エテニル]-1-シクロペンタノール・塩酸塩5.92g(収
率51%)を得た。NMRおよびMSは前記。
ノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-2-プリニル]-
1-エテニル]-1-シクロペンタノール・塩酸塩450mg(収
率4%)を得た。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.62-1.88 (m, 6H), 1.90-
2.03 (m, 2H), 3.86 (s,3H), 6.35 (d, J = 13.2 Hz, 1
H), 6.44 (d, J = 13.2 Hz, 1H), 7.44-7.52 (m, 1H),
7.64-7.72 (m, 1H), 7.72-7.78 (m, 2H) ESI MS; 354 同様にして実施例214〜227の化合物を合成した。 実施例2141-[(E)-2-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)
-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロペンタノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.30(t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.64-1.90 (m, 8H), 4.36 (q, J = 7.2 Hz, 2H),
6.69 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.47 (d, J = 15.6 Hz, 1
H), 7.47-7.53 (m, 1H), 7.65-7.71 (m, 3H) ESI MS; 368 実施例215 1-[(E)-2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル
-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロブタノール・塩
酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.73-1.84 (m, 2H), 2.14
-2.32 (m, 4H), 3.92 (s, 3H), 6.64 (d, J = 16.0 Hz,
1H), 7.46-7.52 (m, 1H), 7.65-7.72 (m, 1H),7.73
(d, J = 16.0 Hz, 1H), 7.74-7.80 (m, 2H) ESI MS; 340 融点; 181-184℃ 実施例2161-[(E)-2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル
-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロヘキサノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.22-1.36 (m, 1H), 1.46
-1.74 (m, 9H), 3.90 (s, 3H), 6.65 (d, J = 15.6 Hz,
1H), 7.44-7.52 (m, 1H), 7.48 (d, J = 15.6 Hz, 1
H), 7.64-7.71 (m, 1H), 7.73-7.79 (m, 2H) ESI MS; 368 融点; 222-225℃ 実施例2171-[(E)-2-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)
-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロヘキサノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO):1.31 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.47-1.72 (m, 10H),4.37 (q, J = 7.2 Hz, 2H),
6.65 (d, J = 16.0 Hz, 1H), 7.47-7.54 (m, 1H),7.59
(d, J = 16.0 Hz, 1H), 7.65-7.72 (m, 3H) ESI MS: 382 実施例218(E)-1-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)-9H
-2-プリニル]-3-エチル-3-ペンテン-3-オール・・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO):0.85 (t, J = 7.2 Hz, 6
H), 1.30 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.58 (q, J = 7.2 Hz,
4H), 4.36 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 6.62 (d, J =16.0 H
z, 1H), 7.30 (d, J = 16.0 Hz, 1H), 7.47-7.53 (m, 1
H), 7.64-7.72 (m, 3H) ESI MS: 370 実施例219(E)-4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-フェニル-
9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブテン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.26 (s, 6H), 6.50 (d, J
= 16.0 Hz, 1H), 7.19(d, J = 16.0 Hz, 1H), 7.22-7.
35 (m, 3H), 7.42-7.51 (m, 3H), 7.56-7.62 (m, 3H) ESI MS; 390 実施例2201-[(E)-2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピ
ル-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロブタノール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.74 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.66 (sex, J = 7.2Hz, 2H), 1.71-1.85 (m, 2H),
2.14-2.30 (m, 4H), 4.33 (t, J = 7.2 Hz, 2H),6.64
(d, J = 16.0 Hz, 1H), 7.46-7.53 (m, 1H), 7.64-7.74
(m, 4H) ESI MS; 368 実施例2211-[(E)-2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピ
ル-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロペンタノール
・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.74 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.60-1.93 (m, 10H),4.32 (t, J = 7.2 Hz, 2H),
6.69 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.46-7.54 (m, 1H),7.50
(d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.64-7.72 (m, 3H) ESI MS; 382 実施例2221-[(E)-2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピ
ル-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロヘキサノール
・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.74 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.23-1.37 (m, 1H),1.47-1.60 (m, 9H), 1.66 (sex
, 2H), 4.32 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 6.65 (d, J= 16.0
Hz, 1H), 7.46-7.52 (m, 1H), 7.54 (d, J = 16.0 Hz,
1H), 7.66-7.72(m, 3H) ESI MS; 396 実施例223(E)-4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピル-
9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブテン-2-オール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.74 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.32 (s, 6H), 1.66(sex, J = 7.2 Hz, 2H), 4.33
(t, J = 7.2 Hz, 2H), 6.62 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.
43 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.46-7.53 (m, 1H), 7.65-
7.72 (m, 3H). ESI MS; 356 実施例224(E)-1-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピル-
9H-2-プリニル]-3-エチル-3-ペンテン-3-オール・塩酸
塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.73 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 0.85 (t, J = 7.2 Hz, 6H), 1.58 (q, J = 7.2 Hz,
4H), 1.66 (sex, J = 7.2 Hz, 2H), 4.32 (t, J= 7.2
Hz, 2H), 6.61 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.29 (d, J = 1
5.6 Hz, 1H), 7.45-7.52 (m, 1H), 7.64-7.72 (m, 3H) ESI MS; 384 実施例2251-[(E)-2-[6-アミノ-9-シクロプロピル-8-(3-フルオロ
フェニル)-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロブタ
ノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.77-0.84 (m, 2H), 1.08
-1.16 (m, 2H), 1.72-1.86 (m, 2H), 2.14-2.32 (m, 4
H), 3.78-3.84 (m, 1H), 6.64 (d, J = 15.6 Hz,1H),
7.44-7.51 (m, 1H), 7.62-7.70 (m, 1H), 7.70 (d, J =
15.6 Hz, 1H), 7.81-7.89 (m, 2H) ESI MS; 366 実施例2261-[(E)-2-[6-アミノ-9-シクロプロピル-8-(3-フルオロ
フェニル)-9H-2-プリニル]-1-エテニル]-1-シクロペン
タノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.77-0.83 (m, 2H), 1.07
-1.14 (m, 2H), 1.65-1.93 (m, 8H), 3.80 (sept, J =
3.6 Hz, 1H), 6.70 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.44-7.50
(m, 1H), 7.50 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.63-7.70 (m,
1H), 7.81-7.88 (m, 2H) ESI MS; 380 実施例227(E)-4-[6-アミノ-9-シクロプロピル-8-(3-フルオロフェ
ニル)-9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブテン-2-オール・
塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.77-0.84 (m, 2H), 1.07
-1.55 (m, 2H), 1.33 (s, 6H), 3.80 (sept, J = 3.6 H
z, 1H), 6.63 (d, J = 16.0 Hz, 1H), 7.41 (d,J = 16.
0 Hz, 1H), 7.44-7.51 (m, 1H), 7.62-7.70 (m, 1H),
7.80-7.88 (m, 2H) ESI MS; 354 実施例228(Z)-4-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)-9H
-2-プリニル]-2-メチル-3-ブテン-2-オール・塩酸塩 4-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)-9H-2-
プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール 200mgのメタノ
ール20ml溶液にキノリン5μlおよび10%パラジウム/炭酸
バリウム20mgを加え水素雰囲気下室温で10分間攪拌し
た。パラジウム/炭酸パラジウムを濾去、濾液を濃縮し
た後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル:15g, ジクロロメタン-ジクロロメタン/メタノ
ール=60:1-40:1)に供し(Z)-4-[6-アミノ-9-エチル-8-(3
-フルオロフェニル)-9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブテ
ン-2-オールを得た。これをメタノールに溶かした後、5
N塩酸5dropsを加え濃縮した。残さに酢酸エチル、エー
テルを加え結晶を濾取、エーテルにて洗浄し851mgを得
た。収率26%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.33 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.45 (s, 6H), 4.31(q, J = 7.2 Hz, 2H), 6.33
(d, J = 13.4 Hz, 1H), 6.40 (d, J = 13.4 Hz, 1H),
7.47-7.54 (m, 1H), 7.64-7.72 (m, 3H) ESI MS; 342 実施例2291-[2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-
2-プリニル]-1-エチル]-1-シクロペンタノール・塩酸塩 1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-
2-プリニルl]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール 300mg
のメタノール20ml溶液に5N塩酸6dropsおよび10%パラジ
ウム/カーボン63mgを加え水素雰囲気下室温で17時間攪
拌した。パラジウム/カーボンを濾去、濾液を濃縮した
後、残さを酢酸エチルおよび飽和炭酸水素ナトリウムに
溶かした。有機層を飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムにて乾燥、濃縮した。残さをシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル:15g, ジクロロメタ
ン、ジクロロメタン/メタノール(40:1、20:1、10:1)に
供し1-[2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル
-9H-2-プリニル]-1-エチル]-1-シクロペンタノールを得
た。これをメタノールに溶かした後、5N塩酸5滴を加え
濃縮した。残さにエーテルを加え結晶を濾取、エーテル
にて洗浄し6209mgを得た。収率69%。 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.45-1.80 (m, 8H), 2.02
(t, J = 8.0 Hz, 2H),3.00 (t, J = 8.0 Hz, 2H), 3.8
8 (s, 3H), 7.45-7.52 (m, 1H), 7.64-7.71 (m,1H), 7.
72-7.78 (m, 2H) ESI MS; 356 同様にして実施例230から237の化合物を合成し
た。 実施例2301-[2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-
2-プリニル]-1-エチル]-1-シクロブタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.45-1.58 (m, 1H), 1.60
-1.70 (m, 1H), 2.00 (dd, J = 6.8 and 8.8 Hz, 4H),
2.06 (t, J = 8.0 Hz, 2H), 2.93 (t, J = 8.0 Hz, 2
H), 3.89 (s, 3H), 7.45-7.52 (m, 1H), 7.64-7.71 (m,
1H), 7.72-7.78 (m, 2H) ESI MS; 342 実施例2311-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-9H-2-
プリニル]-3-エチル-3-ペンタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.84 (t, J = 7.2 Hz, 6
H), 1.42 (q, J = 7.2 Hz, 4H), 1.82-1.92 (m, 2H),
2.84-2.94 (m, 2H), 3.88 (s, 3H), 7.45-7.52 (m,1H),
7.64-7.71 (m, 1H), 7.72-7.77 (m, 2H) ESI MS; 358 実施例2321-[2-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)-9H-
2-プリニル]-1-エチル]-1-シクロブタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.29 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.44-1.57 (m, 1H),1.58-1.72 (m, 1H), 1.99 (dd,
J = 6.8 and 8.8 Hz, 4H), 2.05 (t, J = 8.0 Hz, 2
H), 2.93 (t, J = 8.0 Hz, 2H), 4.34 (q, J = 7.2 Hz,
2H), 7.47-7.53 (m, 1H), 7.64-7.72 (m, 3H) ESI MS; 356 実施例2331-[2-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)-9H-
2-プリニル]-1-エチル]-1-シクロペンタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.29(t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.42-1.81 (m, 8H), 2.03 (t, J = 8.0 Hz, 2H),
3.00 (t, J = 8.0 Hz, 2H), 4.34 (q, J = 7.2 Hz,2H),
7.47-7.53 (m, 1H), 7.63-7.72 (m, 3H) ESI MS; 370 実施例2344-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)-9H-2-
プリニル]-2-メチル-2-ブタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.17 (s, 6H), 1.29 (t,
J = 7.2 Hz, 3H), 1.91(t, J = 8.0 Hz, 2H), 2.95 (t,
J = 8.0 Hz, 2H), 4.33 (q, J = 7.2 Hz, 2H),7.47-7.
53 (m, 1H), 7.64-7.72 (m, 3H) ESI MS; 344 実施例2351-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)-9H-2-
プリニル]-3-エチル-3-ペンタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.83 (t, J = 7.2 Hz, 6
H), 1.30 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.42 (q, J = 7.2 Hz,
4H), 1.83-1.92 (m, 2H), 2.84-2.95 (m, 2H), 4.34
(q, J = 7.2 Hz, 2H), 7.47-7.53 (m, 1H), 7.64-7.72
(m, 3H) ESI MS; 372 実施例2364-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピル-9H-2
-プリニル]-2-メチル-2-ブタノール・塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);0.72 (t, J = 7.2 Hz, 3
H), 1.17 (s, 6H), 1.64(sex, J = 7.2 Hz, 3H), 1.91
(t, J = 8.0 Hz, 2H), 2.95 (t, J = 8.0 Hz, 2H), 4.3
0 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 7.46-7.53 (m, 1H), 7.64-7.7
2 (m, 3H) ESI MS; 358 実施例2374-[6-アミノ-9-[4-(ジメチルアミノ)フェニル]-8-(3-フ
ルオロフェニル)-9H-2-プリニル]-2-メチル-2-ブタノー
ル・二塩酸塩 NMR (400MHz, δ, d6-DMSO);1.12 (s, 6H), 1.76-1.82
(m, 2H), 2.82-2.90 (m, 2H), 3.00 (s, 6H), 6.89
(d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.25 (d, J = 8.8 Hz, 2H),7.27
-7.37 (m, 3H), 7.44-7.51 (m, 1H) ESI MS; 435 以上の実施例化合物の構造式を表3に示す。
抗糖尿病作用を有することの理解を容易にするために、
基本骨格が化学構造上異なるいくつかの例を示す。本発
明がこれらによって限定されるものでないことは言うま
でもない。
せ、その膜標本を66.7μg/mlの濃度になるようにIncuba
tion buffer(20mM HEPES, 10mM MgCl2, 100mMNaCl、pH
7.4)を加え、懸濁した。この膜標本0.45mlに、トリチウ
ムで標識したクロロシクロペンチルアデノシン(3H-CCP
A: 60nM; 30Ci/mmol)0.025mlと試験化合物0.025mlを加
えた。試験化合物溶液は、まず化合物濃度が、20mMにな
るようにDMSO溶液で溶解し、 Incubation bufferで順次
10倍希釈し使用した。この混合液を30℃で120分間静置
後、ガラス繊維濾紙(GF/B; Whatman社製)上で急速吸
引濾過し、直ちに氷冷した5mlの50mM Tris-HCl緩衝液で
2回洗浄した。その後、ガラス繊維濾紙をバイアルビン
に移し、シンチレーターを加え、濾紙上の放射能量を液
体シンチレーションカウンターで測定した。試験化合物
のA1の受容体結合(3H-CCPA)に対する試験化合物の阻害
率の算出は、以下の式により求め、これをもとに、IC50
を算出した。 阻害率(%)=[1−{(薬物存在下での結合量−非特異的結合
量)/(全結合量−非特異的結合量)}]×100 全結合量とは、試験化合物非存在下での3H-CCPA結合放
射能量である。非特異的結合は、100μM RPIA存在下で
の3H-CCPA結合放射能量である。薬物存在下での結合量
とは、各種濃度の試験化合物存在下での3H-CCPA結合放
射能量である。表中の阻害定数(Ki値)は、Cheng-Pruso
ffの式より求めた。結果を表4に示した。
剰発現させた膜標本を購入し、これを用いて、アデノシ
ンA2a受容体結合実験をおこなった。購入した膜標本を2
2.2μg/mlの濃度になるようにIncubation buffer(20mM
HEPES, 10mM MgCl2, 100mM NaCl、pH7.4)を加え、懸濁
した。この膜標本0.45mlに、トリチウムで標識した3H-C
GS21680( 500nM; 30Ci/mmol)0.025mlと試験化合物0.025
mlを加えた。試験化合物溶液は、まず化合物濃度が、20
mMになるようにDMSO溶液で溶解し、 Incubation buffer
で順次10倍希釈し使用した。この混合液を25℃で90分間
静置後、ガラス繊維濾紙(GF/B; Whatman社製)上で急
速吸引濾過し、直ちに氷冷した5mlの50mM Tris-HCl緩衝
液で2回洗浄した。その後、ガラス繊維濾紙をバイアル
ビンに移し、シンチレーターを加え、濾紙上の放射能量
を液体シンチレーションカウンターで測定した。試験化
合物のA2aの受容体結合(3H-CGS21680)に対する試験化合
物の阻害率の算出は、以下の式により求め、これをもと
に、IC50を算出した。 阻害率(%)=[1−{(薬物存在下での結合量−非特異的結合
量)/(全結合量−非特異的結合量)}]×100 全結合量とは、試験化合物非存在下での3H-CGS21680結
合放射能量である。非特異的結合は、100μM RPIA存在
下での3H-CGS21680A結合放射能量である。薬物存在下で
の結合量とは、各種濃度の試験化合物存在下での3H-CGS
21680結合放射能量である。表中の阻害定数(Ki値)は、
Cheng-Prusoffの式より求めた。結果を表4に示した。
る、NECA刺激cAMP産生の抑制を指標とした試験化合物の
評価 ヒトアデノシンA2b受容体cDNAをCHOK1細胞で過剰発現さ
せた。この細胞を1.5×105cells/well で24Wellのプレ
ートに均一にまき、一晩培養後、実験に使用した。アデ
ノシンアゴニストであるNECA (30nM)刺激によって産生
されるcAMP量は、試験化合物共存下では、どの程度抑制
されるかを指標として、試験化合物のA2b受容体に対す
る親和性を評価した。つまり、Incubation buffer(ク
レブス溶液、pH:7.4)2ml/wellで2回洗浄後、0.5ml/wel
lで30分間プレインキュベーション行う。続いて、Ro-20
-1724(phosphodiesterase inhibitor)600μM、NECA (18
0nM)と反応液中の6倍濃い濃度の試験化合物を含む混合
溶液を100μl/well で加える。この15分後に、0.1N HCl
(300μl/well)と反応液を置き換えることにより反応を
止める。cAMPの測定は、Amersham cAMP EIA Kitを用い
て行った。NECA刺激cAMP産生に対する試験化合物の阻害
率の算出は、以下の式により求めた。 阻害率(%)=[1-{(NECAと試験化合物共存下でのcAMP量−I
ncubation bufferのみのcAMP量)/(NECA単独刺激のcAMP
量−Incubation bufferのみのcAMP量)}]×100 これより、IC50を求めた。結果を表5に示した。
l)の高血糖に対する作用(単回投与) 動物:各群5例の雄性KK-Ay/Ta Jclマウス(日本クレア
より購入)。 被検化合物の調製および投与:表6に示した用量の被検
化合物を0.5%メチルセルロース水溶液に懸濁し、10 ml
/Kgの容量で経口投与した。
与直前および投与5時間後に尾静脈より採血し血糖値を
測定した。 方法:無麻酔下、マウスの尾静脈を剃刀で傷つけわずか
に出血させる。血液15μlを採取し、直ちに0.6 M過塩素
酸135μlに混合する。遠心分離(1500 g 、10分、4℃、
冷却遠心機GS-6KR、ベックマン(株) )して得た上清
中のグルコースをグルコースCIIテストワコー(和光純
薬工業)を用いて測定した。
た。結果は投与5時間後血糖値の投与前血糖値に対する
%比±標準誤差で示した。データを一元配置分散分析後
Dunnett型多重比較を行い、p<0.05を有意差有りと判定
した。
/Ta Jcl )の高血糖に対する作用
/Ta Jcl )の高血糖に対する作用
/Ta Jcl )の高血糖に対する作用
/Ta Jcl )の高血糖に対する作用
ニストは自然発症糖尿病モデルで明確な血糖降下作用を
示した。肝細胞でのNECA刺激糖産生に対する実験では、
アデノシンA2a受容体に特異的なアンタゴニストは糖産
生抑制作用を示さず、A2b受容体に対し強い抑制作用を
示す化合物のみが糖産生抑制作用を示した。また、末梢
組織における糖利用の指標となる糖負荷試験の耐糖能改
善作用は、アデノシンA2aに特異的なアンタゴニストもA
2b受容体に対し強いアンタゴニスト作用を有する化合物
においても共に認められた。
ゴニストとして知られているFK453(European Journal
of Pharmacology, 1995年, 279巻, 217-225頁)は本糖
尿病モデルにおいて100mg/kg投与でも血糖降下作用は認
められなかった。また糖負荷試験においても耐糖能改善
作用は認められなかった。以上から本糖尿病モデルでの
効果はアデノシンA2(A2aおよび/またはA2b)受容体アン
タゴニスト作用に基づくことは明らかである。
[4,5-b]ピリジン・塩酸塩の合成(化合物C) N2-(4-ピリジル)-2,3-ピリジンジアミンをメタノール20
mlに溶解し、酢酸1mlと3-フルオロベンズアルデヒド745
mgを加え、室温で16時間攪拌した。反応液を濃縮し、ト
ルエンで3回共沸した。濃縮残さをエタノール30mlに懸
濁し、無水塩化鉄1.5gを加え、5時間加熱環流した。反
応液を室温に戻し、濃縮乾固し、100mlの酢酸エチルで
希釈し、50mlの水、20mlの飽和食塩水で洗った。有機層
を濃縮乾固し、シリカゲルカラムクロマトで精製し(酢
酸エチル:n-ヘキサン=3:1で溶出)フリー体0.36gを
得た。このフリー体をメタノール20mlに溶解し、1規定
塩酸を6.5ml加え、濃縮乾固した。残さにエタノールを
加え共沸させた後、酢酸エチル10mlを加えて懸濁し、濾
取して標記化合物0.45gを得た。通算収率46%。 NMR (400MHz, δ, DMSO-d6):7.35-7.55 (m, 5H), 7.88
(d, J = 6.4Hz, 2H), 8.33 (dd, J = 1.6Hz, 8.0Hz,1
H), 8.45 (dd, J = 1.6Hz, 4.8Hz, 1H), 8.94 (d, J =
6.4Hz, 2H)
アデノシンA2受容体アンタゴニストは自然発症糖尿病モ
デルで明確な血糖降下作用を示し、また耐糖能障害改善
作用も有することから糖尿病および糖尿病性合併症の予
防・治療剤として有用である。
Claims (37)
- 【請求項1】一般式(I) 【化1】 [式中、R1は、 1)式 【化2】 (式中、Xは水素原子、水酸基、置換基を有していても
よい低級アルキル基、置換基を有していてもよい低級ア
ルコキシ基、置換基を有していてもよいアリール基、置
換基を有していてもよいヘテロアリール基、置換基を有
していてもよいアシル基、置換基を有していてもよいア
シルオキシ基、または置換基を有していてもよいアミノ
基を意味する。R5およびR6は同一または相異なって水素
原子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、置換
基を有していてもよい飽和または不飽和のC3〜C8シ
クロアルキル基、置換基を有していてもよいC3〜C8
シクロアルキル-C2〜C6アルキル基、置換基を有し
ていてもよいアリール基、置換基を有していてもよいヘ
テロアリール基、保護基を有していてもよいカルボキシ
ル基、または置換基を有していてもよい少なくとも1つ
のヘテロ原子を有する4〜6員環を意味する。または、
R5およびR6は一緒になって酸素原子または硫黄原子を意
味するか、あるいは結合している炭素原子と一緒になっ
て形成されるヘテロ原子を有していてもよい環を意味す
る。この環は置換基を有していてもよい。)、または 2)置換基およびヘテロ原子を有していてもよい5また
は6員式芳香環を意味する。Wは、式 【化3】 を意味する。R2は、水素原子、置換基を有していてもよ
い低級アルキル基、水酸基、または、式-NR7R8(式中、
R7およびR8は同一または相異なって水素原子、水酸基、
置換基を有していてもよい低級アルキル基、置換基を有
していてもよいアシル基、置換基を有していてもよいC
3〜C8シクロアルキル基、置換基を有していてもよい
アリール基、または置換基を有していてもよいヘテロア
リール基を意味する。または、R7およびR8は結合してい
る窒素原子と一緒になって形成される飽和な環を意味す
る。この環はさらにヘテロ原子を有していてもよく、置
換基を有していてもよい。)を意味する。R3は、水素原
子、置換基を有していてもよいC3〜C8のシクロアル
キル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基
を有していてもよいヘテロアリール基、または置換基を
有していてもよいC2〜C6のアルケニル基を意味す
る。R4は、水素原子、置換基を有していてもよい低級ア
ルキル基、置換基を有していてもよいC3〜C8のシク
ロアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基、
置換基を有していてもよいヘテロアリール基、置換基を
有していてもよいC2〜C6のアルケニル基、置換基を
有していてもよいC2〜C6のアルキニル基、または置
換基を有していてもよい環状エーテルを意味する。但
し、Wが-CH2CH2-で、Xが水素原子またはアルキル基の場
合、またはWが 【化4】 で、R3が水素原子で、R4が置換基を有していてもよい環
状エーテルの場合は除く。]で表されるプリン誘導体ま
たは薬理学的に許容される塩あるいはそれらの水和物。 - 【請求項2】Wが式 【化5】 である請求項1に記載のプリン誘導体または薬理学的に
許容される塩あるいはそれらの水和物。 - 【請求項3】R2が式-NR7R8(式中、R7およびR8は前記を
意味する。)である請求項1または2に記載のプリン誘
導体または薬理学的に許容される塩あるいはそれらの水
和物。 - 【請求項4】R3が置換基を有していてもよいアリール基
または置換基を有していてもよいヘテロアリール基であ
る請求項1〜3のいずれか一項に記載のプリン誘導体ま
たは薬理学的に許容される塩あるいはそれらの水和物。 - 【請求項5】R4が置換基を有していてもよい低級アルキ
ル基、置換基を有していてもよいアリール基または置換
基を有していてもよいヘテロアリール基である請求項1
〜4のいずれか一項に記載のプリン誘導体または薬理学
的に許容される塩あるいはそれらの水和物。 - 【請求項6】R1が式 【化6】 (式中、Xは水酸基、アシルオキシ基または置換基を有
していてもよい低級アルキル基を意味する。R5およびR6
は同一または相異なって置換基を有していてもよい低級
アルキル基、または結合している炭素原子と一緒になっ
た形成されるヘテロ原子を有していてもよい環を意味す
る。この環は置換基を有していてもよい。)である請求
項1〜5のいずれか一項に記載のプリン誘導体または薬
理学的に許容される塩あるいはそれらの水和物。 - 【請求項7】R1が式 【化7】 (式中、Xは水酸基または低級脂肪族アシルオキシ基を
意味する。R5およびR6は同一または相異なって置換基を
有していてもよい低級アルキル基、または結合している
炭素原子と一緒になった形成される置換基を有していて
もよいC3〜C8のシクロアルキル基を意味する。)
で、R2が式-NR7R8(式中、R7およびR8は同一または相異
なって水素原子、低級アルキル基またはアシル基を意味
する。)である請求項1〜6のいずれか一項に記載のプ
リン誘導体または薬理学的に許容される塩あるいはそれ
らの水和物。 - 【請求項8】R1が式 【化8】 (式中、Xは水酸基または低級脂肪族アシルオキシ基を
意味する。R5およびR6は同一または相異なって置換基を
有していてもよい低級アルキル基、または結合している
炭素原子と一緒になった形成される置換基を有していて
もよいC3〜C8のシクロアルキル基を意味する。)
で、R2が式-NR7R8(式中、R7およびR8はともに水素原子
を意味する。)である請求項1〜7のいずれか一項に記
載のプリン誘導体または薬理学的に許容される塩あるい
はそれらの水和物。 - 【請求項9】R1が式 【化9】 (式中、Xは水酸基または低級脂肪族アシルオキシ基を
意味する。R5およびR6は同一または相異なって直鎖また
は分枝低級アルキル基、または結合している炭素原子と
一緒になった形成されるシクロブチル基、シクロペンチ
ル基またはシクロヘキシル基を意味する。これらの環は
水酸基、低級脂肪族アシルオキシ基、直鎖または分枝低
級アルキル基、低級アルコキシ基またはハロゲン原子で
置換されていてもよい。)で、 R2が式-NR7R8(式中、R7およびR8はともに水素原子を意
味する。)で、R3が水酸基・ハロゲン原子・直鎖または
分枝低級アルキル基・低級アルコキシ基・アシル基・ア
ミノ基・モノまたはジ低級アルキルアミノ基・またはシ
アノ基で置換基されていてもよいフェニル基で、R4が水
酸基・ハロゲン原子・シアノ基・アミノ基・モノまたは
ジ低級アルキルアミノ基・低級アルコキシ基・カルバモ
イル基・モノまたはジ置換カルバモイル基・カルボキシ
ル基・または低級アルキルオキシカルボキシル基で置換
されていてもよい低級アルキル基である請求項1〜8の
いずれか一項に記載のプリン誘導体または薬理学的に許
容される塩あるいはそれらの水和物。 - 【請求項10】R1が式 【化10】 (式中、Xは水酸基を意味する。R5およびR6は同一また
は相異なって低級アルキル基、または結合している炭素
原子と一緒になった形成されるシクロブチル基、シクロ
ペンチル基またはシクロヘキシル基を意味する。)で、
R2が式-NR7R8(式中、R7およびR8はともに水素原子を意
味する。)で、R3がハロゲン原子で置換されていてもよ
いフェニル基、R4が低級アルキル基である請求項1〜9
のいずれか一項に記載のプリン誘導体または薬理学的に
許容される塩あるいはそれらの水和物。 - 【請求項11】以下の群から選ばれる請求項1に記載の
プリン誘導体または薬理学的に許容される塩あるいはそ
れらの水和物。 1)1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール 2)1-{2-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール 3)1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピ
ル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール 4)1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール 5)1-{2-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール 6)1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピ
ル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール 7)1-{2-[6-アミノ-9-ジメチルアミノフェニル-8-(3-
フルオロフェニル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シ
クロヘキサノール 8)1-{2-[6-アミノ-8-(3,5-ジフルオロフェニル)-9-メ
チル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノー
ル 9)1-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピル-
9H-2-プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール 10)4-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)-
9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール 11)4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピ
ル-9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール 12)4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-
9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール 13)1-{2-[6-アミノ-8-(3,5-ジフルオロフェニル)-9-
メチル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノー
ル - 【請求項12】式 【化11】 (式中、AおよびBはハロゲン原子を、R3は置換基を有し
ていてもよいC3〜C8シクロアルキル基、置換基を有
していてもよいアリール基、または置換基を有していて
もよいヘテロアリール基を、R4は置換基を有していても
よい直鎖または分枝低級アルキル基、置換基を有してい
てもよいアリール基または置換基を有していてもよいヘ
テロアリール基を意味する。)で表される2,6-ジハロゲ
ン置換プリン誘導体。 - 【請求項13】一般式(II) 【化12】 (式中、AおよびBはハロゲン原子を、R3は置換基を有し
ていてもよいC3〜C8シクロアルキル基、置換基を有
していてもよいアリール基、または置換基を有していて
もよいヘテロアリール基を、R4は直鎖または分枝低級ア
ルキル基、置換基を有していてもよいアリール基または
置換基を有していてもよいヘテロアリール基を意味す
る。)で表される2,6-ジハロゲン置換プリン誘導体と一
般式(III) 【化13】 [式中、R1は、 1)式 【化14】 (式中、Xは水素原子、水酸基、置換基を有していても
よい低級アルキル基、置換基を有していてもよい低級ア
ルコキシ基、置換機を有していてもよいアリール基、置
換基を有していてもよいヘテロアリール基、置換基を有
していてもよいアシル基、置換基を有していてもよいア
シルオキシ基、または置換基を有していてもよいアミノ
基を意味する。R5およびR6は同一または相異なって水素
原子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、置換
基を有していてもよいシクロアルキル基、置換基を有し
ていてもよいシクロアルキルアルキル基、置換基を有し
ていてもよいアリール基、置換基を有していてもよいヘ
テロアリール基、保護基を有していてもよいカルボキシ
ル基、または置換基を有していてもよい、少なくとも1
つのヘテロ原子を有する4〜6員環を意味する。また
は、R5およびR6は一緒になって酸素原子または硫黄原子
を意味するか、あるいは結合している炭素原子と一緒に
なった形成される、ヘテロ原子を有していてもよい環を
意味する。この環は置換基を有していてもよい。)、ま
たは 2)置換基およびヘテロ原子を有していてもよい5また
は6員式芳香環を意味する。]で表されるエチニレン誘
導体とを反応させて一般式(IV) 【化15】 (式中、A、R1、R3およびR4は前記を意味する。)で表
される2-エチニレン-6-ハロゲノプリン誘導体とし、こ
れとアンモニアまたは1級あるいは2級アミンとを反応
させて一般式(V) 【化16】 (式中、R21およびR22は同一または相異なり、水素原
子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、または
結合する窒素原子と一緒になって形成される飽和の3〜
8員環を意味する。この環はさらにヘテロ原子を有して
いてもよく置換基を有していてもよい。R1、R3およびR4
は前記を意味する。)で表される6-アミノ-2-エチニレ
ン誘導体を製造する方法。 - 【請求項14】一般式(II) 【化17】 (式中、A、B、R3およびR4は前記を意味する。)で表さ
れる2,6-ジハロゲン置換プリン誘導体とアンモニまたは
1級あるいは2級アミンとを反応させ一般式(VI) 【化18】 (式中、B、R3、R4、R21およびR22は前記を意味す
る。)で表される6-アミノ-2-ハロゲノプリン誘導体と
し、これに一般式(III) 【化19】 (式中、R1は前記を意味する。)で表されるエチニレン
誘導体とを反応させて一般式(V) 【化20】 (式中、R1、R3、R4、R21およびR22は前記を意味す
る。)で表される6-アミノ-2-エチニレン誘導体を製造
する方法。 - 【請求項15】請求項1〜11のいずれか1項に記載の
プリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩あるい
はそれらの水和物を有効成分とする糖尿病の予防・治療
剤。 - 【請求項16】請求項1〜11のいずれか1項に記載の
プリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩あるい
はそれらの水和物を有効成分とする糖尿病性合併症の予
防・治療剤。 - 【請求項17】請求項1〜11のいずれか1項に記載の
プリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩あるい
はそれらの水和物が予防・治療上有効な疾病の予防・治
療剤。 - 【請求項18】請求項1〜11のいずれか1項に記載の
プリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩あるい
はそれらの水和物を有効成分とする血糖降下剤。 - 【請求項19】請求項1〜11のいずれか1項に記載の
プリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩あるい
はそれらの水和物を有効成分とする耐糖能障害改善剤。 - 【請求項20】請求項1〜11のいずれか1項に記載の
プリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩あるい
はそれらの水和物を有効成分とするインスリン感受性増
強剤。 - 【請求項21】請求項1〜11のいずれか1項に記載の
プリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩あるい
はそれらの水和物を有効成分とする肥満症の予防・治療
剤。 - 【請求項22】プリン誘導体が一般式(I’) 【化21】 (式中、R3およびR4は前記を意味する。)で表されるエ
チニレン誘導体である請求項1に記載のプリン誘導体ま
たはその薬理学的に許容される塩あるいはそれらの水和
物。但し、R3が水素原子で、R4が置換基を有していても
よい環状エーテルは除く。 - 【請求項23】アデノシンA2受容体アンタゴニストまた
は薬理学的に許容される塩あるいはそれらの水和物を有
効成分とする糖尿病の予防・治療剤。 - 【請求項24】請求項23に記載のアデノシンA2受容体
アンタゴニストがアデノシンA2aおよびA2b受容体アンタ
ゴニストである糖尿病の予防・治療剤。 - 【請求項25】請求項23に記載のアデノシンA2受容体
アンタゴニストがアデノシンA2aまたはA2b受容体アンタ
ゴニストである糖尿病の予防・治療剤。 - 【請求項26】請求項23に記載のアデノシンA2受容体
アンタゴニストがアデノシンA2a受容体アンタゴニスト
である糖尿病の予防・治療治療剤。 - 【請求項27】請求項23に記載のアデノシンA2受容体
アンタゴニストがアデノシンA2b受容体アンタゴニスト
である糖尿病の予防・治療剤。 - 【請求項28】アデノシンA2受容体アンタゴニストを有
効成分とする糖尿病性合併症の予防・治療剤。 - 【請求項29】請求項28に記載のアデノシンA2受容体
アンタゴニストがアデノシンA2aおよびA2b受容体アンタ
ゴニストである糖尿病性合併症の予防・治療剤。 - 【請求項30】請求項28に記載のアデノシンA2受容体
アンタゴニストがアデノシンA2aまたはA2b受容体アンタ
ゴニストである糖尿病性合併症の予防・治療剤。 - 【請求項31】請求項28に記載のアデノシンA2受容体
アンタゴニストがアデノシンA2a受容体アンタゴニスト
である糖尿病性合併症の予防・治療剤。 - 【請求項32】請求項28に記載のアデノシンA2受容体
アンタゴニストがアデノシンA2b受容体アンタゴニスト
である糖尿病性合併症の予防・治療剤。 - 【請求項33】アデノシンA2受容体アンタゴニストまた
はその薬理学的に許容される塩あるいはそれらの水和物
を有効成分とする血糖降下剤。 - 【請求項34】アデノシンA2受容体アンタゴニストまた
はその薬理学的に許容される塩あるいはそれらの水和物
を有効成分とする耐糖能障害改善剤。 - 【請求項35】アデノシンA2受容体アンタゴニストまた
はその薬理学的に許容される塩あるいはそれらの水和物
を有効成分とするインスリン感受性増強剤。 - 【請求項36】アデノシンA2受容体アンタゴニストまた
はその薬理学的に許容される塩あるいはそれらの水和物
を有効成分とする肥満症の予防・治療剤。 - 【請求項37】下記の化合物群から選ばれるアデノシン
A2受容体アンタゴニストまたはその薬理学的に許容され
る塩あるいはそれらの水和物を有効成分とする請求項2
3、請求項28、請求項36のいずれか一項に記載の疾
病の予防・治療剤、または請求項33に記載の血糖降下
剤、または請求項34に記載の耐糖能障害改善剤、ある
いは請求項35に記載のインスリン感受性増強剤。 1)1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール 2)1-{2-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール 3)1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピ
ル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノール 4)1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール 5)1-{2-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)
-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール 6)1-{2-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピ
ル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノール 7)1-{2-[6-アミノ-9-ジメチルアミノフェニル-8-(3-
フルオロフェニル)-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シ
クロヘキサノール 8)1-{2-[6-アミノ-8-(3,5-ジフルオロフェニル)-9-メ
チル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロペンタノー
ル 9)1-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピル-
9H-2-プリニル]-3-エチル-1-ペンチン-3-オール 10)4-[6-アミノ-9-エチル-8-(3-フルオロフェニル)-
9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール 11)4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-プロピ
ル-9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール 12)4-[6-アミノ-8-(3-フルオロフェニル)-9-メチル-
9H-2-プリニル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール 13)1-{2-[6-アミノ-8-(3,5-ジフルオロフェニル)-9-
メチル-9H-2-プリニル]-1-エチニル}-1-シクロブタノー
ル 14)2-(2-フリル)-5-[2-(モルホリノ)エチルアミノ
[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a][1,3,5]トリアジン-7-アミン 15)4-{2-{[7-アミノ-2-(2-フリル)[1,2,4]トリアゾ
ロ[1,5-a][1.3.5]トリアジン-5-イル]アミノ}エチル}フ
ェノール 16)8-[(E)-2-(3,4-ジメトキシフェニル)-1-エテニ
ル]-1,3-ジエチル-7-メチル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-
2,6-プリンジオン 17)8-[(E)-2-(3,4-ジメトキシフェニル)-1-エテニ
ル]-1,3-ジエチル-7-メチル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-
2,6-プリンジオン 18)8-(4-フルオロベンジル)-2-(2-フリル)-8H-ピラ
ゾロ[4,3-e][1,2,4]トリアゾロ[1,5-c]ピリミジン-5-ア
ミン 19)2-(2-フリル)-7-フェネチル-7H-ピラゾロ[4,3-e]
[1,2,4]トリアゾロ[1,5-c]ピリミジン-5-アミン 20)2-(3-フルオロフェニル)-3-(4-ピリジル)-3H-イ
ミダゾ[4,5-b]ピリジン
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