JPH11262184A - コジェネレーション装置 - Google Patents
コジェネレーション装置Info
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- JPH11262184A JPH11262184A JP10078290A JP7829098A JPH11262184A JP H11262184 A JPH11262184 A JP H11262184A JP 10078290 A JP10078290 A JP 10078290A JP 7829098 A JP7829098 A JP 7829098A JP H11262184 A JPH11262184 A JP H11262184A
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- Y02E20/14—Combined heat and power generation [CHP]
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
率で稼働できるコジェネレーション装置を提供するこ
と。 【解決手段】 発電機選択装置36は電力需要に基づい
て発電機装置10A〜10Dのうちの稼働すべき台数を
検出し、その台数の発電機装置による総発熱量と熱需要
とを比較する。そして、熱需要の方が総発熱量よりも小
さい場合はこの熱需要に見合う台数の発電機装置を稼働
させる。その台数で電力需要をまかなえない場合は、商
用電力系統からの電力で不足分を補う。熱需要の方が総
発熱量よりも大きい場合はこの電力需要に見合う台数の
発電機装置を稼働させる。その台数でまかなえない熱需
要に対してはボイラ37を駆動させて不足分を補う。
Description
み、熱需要に応じてエンジンの稼働状態を制御するよう
にしたコジェネレーション装置に関する。
れ、自家エネルギ供給設備としてのコジェネレーション
装置が注目されている。公知のコジェネレーション装置
では電力負荷を優先させているため、たとえ熱需要が小
さい場合でも、電力需要が大きいときにはその電力需要
に合わせてコジェネレーション装置を運転しなければな
らなかった。その結果、利用されない余剰熱が発生し、
その余剰熱はラジェータで放熱させて捨てることとなっ
ていた。しかし、ラジエータを設けることによって配管
が増えるため、コジェネレーション装置が大型化・複雑
化するという不具合があった。
−130751号公報に記載の、次のような装置が提案
されていた。図7において、発電機100は熱交換器を
含むエンジン110で駆動され、その発電電力は電気負
荷120に供給される。エンジン110は、電気負荷1
20の負荷に応じて運転される。一方、エンジン110
の熱交換器を通った温水はタンク130に循環され、こ
のタンク130の温水は温水利用機器140で利用され
る。
から熱交換器に戻る温水の温度を監視していて、温水温
度が基準値よりも高い場合は熱需要が低いと判断し、商
用電源160側から電気負荷120に電力を供給すべ
く、切換えスイッチ170に指示を与える。電気負荷1
20に商用電源160から電力が供給されるようになる
とエンジン110には負荷がかからなくなるので、温水
タンク130に循環される温水がそれ以上昇温されるこ
とがなくなる。このように、コジェネレーション装置を
熱需要主導型とすることによってラジエータを不要とす
る試みが提案されていた。
ジェネレーション装置によれば、ラジエータを不要とす
ることはできる。しかし、このコジェネレーション装置
は熱需要が小さくて温水温度が高くなったときに、電力
需要は商用電源によってすべてまかなうようにするもの
であるので、連続運転によって運転効率を高めるという
コジェネレーション装置本来の特長を発揮しにくいとい
う問題点があった。
0%以上で高い効率が得られるため、電力負荷が小さい
場合は運転効率が低い。そこで、電力負荷が小さい場合
にも、エンジンは稼働させずに商用電源を使用し、その
ときの熱需要の不足に対しては補助ボイラを駆動すると
いうことが行われていた。
発電電力を使用できるようにし、かつ駆動装置で発生し
た熱量をできるだけ有効利用できるようにしたコジェネ
レーション装置を提供することにある。
ョン装置は、複数台のエンジン発電機、および前記エン
ジン発電機の排熱を回収する熱交換器とを有するととも
に、前記エンジン発電機の稼働台数に応じた総発電量と
総発熱量との関係に基づき、電力需要に見合った総発電
量を得ることができる台数の前記エンジン発電機を稼働
させたときの総発熱量を算出する総発熱量算出手段と、
算出された総発熱量よりも熱需要が小さい場合に該熱需
要に見合う総発熱量を得ることができる台数のエンジン
発電機を稼働させる制御手段とを具備し、熱需要に見合
う総発熱量を発生することができる台数分のエンジン発
電機を稼働させるようにしたので、余剰熱の発生が抑制
される。
実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、コジェネ
レーションシステムにおいて複数のエンジン発電機を設
けたが、まず、1台のエンジン発電機を含むコジェネレ
ーションシステムに基づいて商用電力系統との連系につ
いて説明する。図1は1台のエンジン発電機を商用電力
系統に連系させたコジェネレーションシステムの構成を
示すブロック図である。エンジン発電機10は、互いに
機械的に連結された(内燃)エンジン11と発電機12
を含み、エンジン11が発電機12を駆動して交流電流
を発生する。発生した交流はコンバータ13で第1電圧
Vegの直流に変換され、逆流防止ダイオード14を介し
てインバータ30の入力に供給される。
たは設定電圧Veg0 (例えば、190V)と前記第1電
圧Vegとを供給され、コンバータ13の、計測された実
出力電圧Vegが設定電圧Veg0 に等しくなるように、公
知の適宜の手法で、コンバータ13を構成するサイリス
タの導通を制御する。このような構成により、コンバー
タ13のある予定の出力電流範囲においては、コンバー
タ13の出力電圧Vegが設定電圧Veg0 に保持される。
と、出力電圧Vegが設定電圧Veg0 からずれてくるの
で、燃料量制御部16が作動し始め、整流直流電圧Veg
が設定電圧Veg0 に等しくなるように、エンジンに供給
される燃料の量を(例えば、スロットル開度制御または
燃料噴射時間制御等により)増減制御する。前記燃料供
給量の制御は、図中に点線で示したように、エンジン1
1または発電機12の実回転数Neの、設定回転数から
の偏差を監視し、この偏差がゼロになるようにしてもよ
い。
バータ23によって第2電圧Vac(例えば、180V)
の直流に変換され、逆流防止ダイオード24を介してイ
ンバータ30の入力に供給される。インバータ30の入
力には平滑コンデンサ31も接続される。インバータ3
0に入力された直流電流を所望周波数(例えば、50ヘ
ルツ)の交流電流に変換し、その出力には電気負荷35
が接続される。ゲート制御部25は、前記ゲート制御部
15と同じようにして、整流直流電圧Vacが設定電圧V
ac0 に等しくなるように、コンバータ23を構成するサ
イリスタの導通を制御する。
ン発電機10のエネルギ効率が比較的低いので、エンジ
ン発電機10は作動させず、全ての電気負荷35を商用
電源20から取るのが有利であり、実際上もそのように
運用されることが多いが、負荷35が小さい段階からエ
ンジン発電機10を作動させてもよいことは当然であ
る。ここでは、負荷35が小さい間は、商用電源20か
ら全負荷電流を供給するものとする。
が高くなるような大きさ、例えば出力容量の50%を超
えるまで負荷が大きくなると、エンジン発電機10が起
動される。起動直後の過渡状態ではエンジン発電機10
の出力電圧は低く、したがってコンバータ13の直流出
力電圧Vegが商用電源の出力Vacよりも低いので、ダイ
オード14は逆バイアス状態であり、エンジン発電機1
0は負荷を全く負担しない。
ac0 よりもエンジン発電機の直流出力電圧Veg0 の方が
高く、例えばそれぞれ180v、190vに設定されて
いるとすると、エンジン回転数が通常の運転状態まで十
分に上昇したときには、コンバータ13の直流出力電圧
Vegが商用電源の出力Vacよりも高くなり、商用電源側
のダイオード24が逆バイアスになってその導通が阻止
される。一方、ダイオード14は順バイアスとなるの
で、インバータ30を介する負荷35への電力供給は専
らエンジン発電機12から行なわれ、エンジン発電機1
0が全負荷電流をまかない、商用電源20は負荷電流を
全く供給しなくなる。
と、負荷の増大に見合ってコンバータ13内のサイリス
タの導通角が大きくなり、整流出力される電流成分が増
加してその出力電流が増加し、しかも出力電圧VegはV
eg0 に維持されるように、ゲート制御部15が前記サイ
リスタの導通を制御する。この状態では依然として、エ
ンジン発電機12が全負荷をまかない、商用電源は負荷
の負担をしていない。
発電機の最大または定格出力容量を超えると、コンバー
タ13の出力電圧Vegが減少し始める。仮に、前記出力
電圧Vegが商用電源のコンバータ23の出力電圧Vacを
下回るようになると、今度はダイオード24が導通し、
ダイオード14が逆バイアスになって導通が阻止される
ので、商用電源側のインバータ23およびダイオード2
4を介して負荷35への電力供給が行なわれるようにな
る。そうすると、エンジン発電機10は無負荷状態にな
るので、その端子電圧Vegが上昇し、コンバータ13の
出力直流電圧も上昇して再び負荷を負担するようにな
る。
とコンバータ23の出力電圧Vacとのバランスによっ
て、電気負荷35がエンジン発電機の最大または定格出
力容量を超える状態では、エンジン発電機10が事実上
その能力一杯の負荷を負担し、不足分を商用電源が負担
するようになる。このような負荷分担は、何等の特別な
制御なしに、装置本来の性質に基づいて自動的に行なわ
れる。前記電圧Vac0 とVeg0 の差をどの程度の大きさ
に設定するかは、それぞれの定格と用途に応じて適当に
選定できる。
の適当なものでよく、ポンプP1 によって冷却液(例え
ば、水やエチレングレコール)が循環されてエンジンや
発電機の発熱を吸収し、冷却する。これによって温度上
昇した前記冷却液は熱交換器19に供給され、外部から
ポンプP2 によって供給される給水を加熱した後、再度
エンジンや発電機の冷却に使用される。熱交換器19に
よって暖められた給水は熱負荷33へ供給され、例えば
温水として、または暖房用などの熱源として使用され
る。
源と連系された例に基づいてコジェネレーションシステ
ムについて述べたが、このシステムは、複数台のエンジ
ン発電機装置が連系された場合にも適用できる。図2は
4台のエンジン発電機装置が商用電源と連系された例の
概要を示すブロック図であり、図1と同じ符号は同一部
分を表わす。ただし、簡略化のために、図1に符号10
〜13、15、16で示したエンジン発電機装置は単な
る個々のブロック10A、10B、10C、10Dで示
す。
C、10Dは、それぞれが例えば2kWの定格出力を有
するものであり、その発電量と発熱量との関係は図4に
示すようになっている。4台のエンジン発電機装置10
A、10B、10C、10Dは互いにほぼ同一の特性を
有しているものとし、効率を考慮して最大発電量の50
〜100%で使用するものとする。4台のエンジン発電
機装置10A、10B、10C、10Dの総発電量、稼
働台数および総発熱量の関係を図5に示す。図示のよう
に、4台のエンジン発電機装置では8kWの総発電量と
それに伴う16000kcal/時の熱量を発生し、同
量の電力負荷および熱負荷をまかなうことができる。こ
れら複数のエンジン発電機装置を適宜選択的に稼働させ
ることによって所望の電力および熱量を供給することか
できる。
めに運転されたときの発熱量とは一致しないので、本実
施形態では熱負荷を基準してエンジン発電機装置の台数
を選択し、不足の電力については商用電源からまかなう
ようにした。こうすることにより、生じた余剰熱をラジ
エータで放熱する無駄がなくなって高い運転効率が得ら
れる。すなわち、電気負荷に対応するエンジン発電機装
置の総発熱量よりも熱需要の方が小さい場合には、その
熱需要と同量の熱量を発生することができる台数を選択
する。
熱負荷が6000kcal/時の点Aでは2台のエンジ
ン発電機装置を稼働させることにより、各エンジン発電
機装置が1.5kWずつの電気負荷を負担すると同時に
6000kcal/時の熱負荷を負担することができ
る。同様に、電力負荷が7kW,熱負荷が14000k
cal/時の点Bでは4台のエンジン発電機装置を稼働
させて双方の負荷をまかなう。一方、電力負荷が7k
W,熱負荷が6000kcal/時の点Cでは、余剰熱
を生じさせないため熱負荷を基準にして2台のエンジン
発電機装置を稼働させ、4kWの不足電力は商用電力で
まかなう。同様に、電力負荷が7kW,熱負荷が900
0kcal/時の点Dでは、余剰熱を生じさせないため
熱重要を基準にして3台のエンジン発電機装置を稼働さ
せ、2.5kWの不足電力は商用電力でまかなう。
00kcal/時の点Eでは4台のエンジン発電機装置
を稼働させると、各エンジン発電機装置は1.75kW
ずつの電力を発生し、電力負荷をすべて負担できるが、
その発電量に見合う熱量は14000kcal/時であ
るため、不足の熱量2000kcal/時はボイラ(後
述)による追い焚き等で負担する。
装置の逆流防止ダイオード14,34,44,54とイ
ンバータ30との間にはスイッチS1,S2,S3,S
4がそれぞれ設けられる。これらのスイッチは、電気負
荷35と熱負荷33の状態に基づき、図5の関係を考慮
して、発生した熱エネルギをすべて有効に使用できるよ
うに発電機装置を選択するように開閉される。
大きさ(電気需要および熱需要)をもとに、前記総発電
量および総発熱量との関係に従ってスイッチS1〜S4
を開閉する。例えば、上述の点A,点Cの負荷ではスイ
ッチS1,S2をオンにし、点Dの負荷ではスイッチS
1,S2,S3をオンにし、点B,点EではスイッチS
1〜S4をすべてオンにする。熱交換器19と熱負荷3
3との間にはボイラ37が設けられていて、例えば前記
点Eの負荷時に駆動される。
とができる。例えば貯湯タンク内の水の密度をd(kg/
l)、比熱をλ(kcal/kg °C)、流量をW(l/hr)、貯
湯タンク内の水温をT(°C)とし、設定温度をT0
(°C)としたとき、「熱需要=W×d×λ×(T0 −
T)」によって算出できる。一方、前記電気需要は、イ
ンバータ30の2次側出力電流や前記コンバータ13の
サイリスタ導通角等によって検出することができる。
示すブロック図である。同図において、演算部38で
は、前記電力需要が供給されると、図5に一例を示した
電力と発熱量との関係に基づいて稼働する発電機装置の
台数NE およびその台数で運転したときの総発熱量Hを
出力する。総発熱量Hは比較部39に入力され、熱需要
との大小が比較される。熱需要よりも総発熱量Hの方が
小さい場合は、ゲート53が開かれて、台数指示部40
に前記演算部38で演算された台数NE が入力される。
台数指示部40は入力された台数NE に従い、スイッチ
S1〜S4を開閉して発電機装置を選択する。なお、こ
の場合、稼働された台数NE では熱需要をまかなうこと
ができないので、前記比較部39の出力によりボイラ3
7が駆動される。
場合は、その熱需要に見合った稼働台数NH を演算部3
8で算出し、その算出結果が前記台数指示部40に入力
される。台数指示部40は入力された台数NH に従い、
スイッチS1〜S4を開閉して発電機装置を選択する。
この場合は、台数NH の発電機装置だけで電力需要を負
担できないが、単に発電機装置を選択するだけで、不足
分の電力は他の交流系統としての商用電源から供給され
る。
する総発電量および総発熱量を算出する算出式またはテ
ーブルをもつマイクロコンピュータで構成することがで
きる。この算出式やテーブルは図5の関係に基づいて設
定することができる。
めに商用電源から給電して負荷35を立上げた後、負荷
の増大に伴なってエンジン発電機を順次または同時に起
動する。この場合、コンバータの出力直流電圧設定値V
eg1 、Veg2 、Veg3 、Veg4 をほぼ同一にして、かつ
前記コンバータ23の出力直流電圧設定値Vacよりも低
くない値に設定しておくと、スイッチS1〜S4の開閉
によって選択された台数のエンジン発電機装置が負荷3
5を負担し、負荷35が該台数のエンジン発電機装置定
格出力を超えたときに、その不足分は商用電源20が自
動的に負担するようになる。
eg1 、Veg2 、Veg3 、Veg4 を同一にしておくと、選
択された台数のエンジン発電機装置は均等に負荷を負担
するが、出力直流電圧設定値Veg1 、Veg2 、Veg3 、
Veg4 相互間に差を持たせておくと、選択された台数の
エンジン発電機装置が、順番に1台ずつ定格出力に達し
ていくように動作する。例えばVeg1 >Veg2 >Veg3
>Veg4 >Vacとしてあったときに4台すべてのエンジ
ン発電機装置が選択されると、まず初めはエンジン発電
機装置10Aが負荷35を負担し、負荷35の増加に伴
なってエンジン発電機装置10B、10C、10Dが順
に負荷を負担する。
エンジン発電機に同じ回転数指令を与えても、各発電機
の発電量すなわち直流出力電圧値にはばらつきが生ずる
ことが多い。したがって、このような個体差を積極的に
利用して、直流出力電圧値の高い装置ほど目標出力電圧
(出力直流電圧設定値)を高く設定して、優先的に負荷
を負担させるようにすることができる。
ションシステムに適用した場合の全装置の構造の概念図
を示す。同図において、図1、2と同一の符号は同一ま
たは同等部分を示す。発電機装置は全面または側面に保
守用のパネル41を有し、内部には各構成部品を制御す
るためのECU、空冷用ファンやフィン、液冷用細管
(共に図示せず)などを含む。エンジン排ガスは排気口
49から放出される。冷却用空気は取入れ口42から取
り入れられ、内部で暖められた空気は吹出し口43から
放出される。前記液冷用細管は冷却液供給配管45およ
び同戻り配管46の各一方端に連結され、これら配管内
にはポンプP1 によって水やエチレングレコールなどの
熱媒体液が循環される。
に連結される。前記熱交換器19には、配管46を通し
て給送される高温熱媒体液との熱交換のために給水管4
7および温水管48の各1端が連結され、ポンプP2 に
よって給水される。給水管47および温水管48の他端
は熱負荷33に連結され、熱交換器19で得られた温水
の熱を熱負荷33(暖房機や給湯器など)に供給する。
熱負荷33が給湯などのように温水を消費する場合は、
給水が外部から行なわれることはもちろんである。熱交
換器19と熱負荷33との間の温水管48には、前記温
水を加熱して熱負荷33に供給することができるように
加熱手段としてのボイラ37が設けられている。
0C、10Dで発生された交流電流はそれぞれに対応し
たコンバータ13A、13B、13C、13Dに供給さ
れて予定電圧の直流に変換される。自動電圧調整装置5
0はインバータ30の出力交流電圧が設定値(この例で
は、100V)になるように、インバータ30への直流
電流を制御する。自動電圧調整装置50はまた、各エン
ジン発電機装置内のECUのための動作電圧(この例で
は、直流24Vおよび12V)を供給する。総合制御装
置51は前記自動電圧調整装置50および各ECUなど
と通信線52を介して交信し、それぞれの動作を適正に
制御する。54はオペレータが利用できる操作パネルで
ある。
電機装置を熱需要に基づいて必要台数分だけ稼働させ、
そのときに不足している電力は商用電源で負担するよう
にした。したがって、余剰熱が発生せず、放熱のための
ラジエータが不要となる。また、複数の発電機装置で負
荷を負担させたので稼働している発電機装置は効率の高
い領域のみで運転できる。特に、エンジン発電機装置は
1台あたりの定格出力が小さいものを使用できるので、
例えば該定格出力の50%以上の高効率領域で使用した
としても、1台の大型エンジン発電機装置をその定格出
力の50%以上で運転する場合よりもはるかに小さい電
力負荷に対応できる。すなわち、幅広い電力需要に柔軟
に対応することができる。
担させ、負荷が増加して発電機の出力電圧が低下し、商
用電力系統(一般的には、連系されている他の電力系
統)の電圧にまで下降した後は、不足分を商用電力系統
から供給するので、稼働されたエンジン発電機装置を発
電能力いっぱいのところで運転継続させてその発電能力
を有効に活用することができる。
統に連系する場合について説明したが、これにかぎら
ず、比較的小容量のエンジン発電設備を大規模な自家発
電設備などに連系する場合にも本発明が適用できること
は明らかである。
によれば次のような効果が期待できる。 (1)コジェネレーション装置で発生した熱量を捨てる
ことなく熱負荷で利用可能であるため、高い運転効率が
得られる。また、ラジエータを不要にしてシステム構成
の簡素化を図ることが可能になる。
電出力を得ているので、幅広い範囲での電力需要に柔軟
に対応できる。
率の高い領域で使用できるので、全体に運転効率を高く
維持することができる。
列運転でき、一部の発電機を停止して保守点検すること
が容易であり、このようにしても、負荷への電力供給に
は何等支障を生じない。
レーションシステムの構成を示すブロック図である。
レーションシステムの構成を示すブロック図である。
に適用した場合の全装置の構造を示す概念図である。
関係を示す図である。
との関係を示す図である。
である。
ブロック図である。
コンバータ、 15、25…ゲート制御部、 16…燃
料量制御部、 19…熱交換器、 30…インバータ、
33…熱負荷、 35…電気負荷、 36…発電機選
択装置、 37…ボイラ
Claims (5)
- 【請求項1】 複数台のエンジン発電機、および前記エ
ンジン発電機の排熱を回収する熱交換器とを有するコジ
ェネレーション装置において、 電力需要の検出手段と、 熱需要の検出手段と、 前記エンジン発電機の稼働台数に応じた総発電量と総発
熱量との関係に基づき、前記電力需要に見合った総発電
量を得ることができる台数の前記エンジン発電機を稼働
させたときの総発熱量を算出する総発熱量算出手段と、 前記算出された総発熱量よりも前記熱需要が小さい場合
に該熱需要に見合う総発熱量を得ることができる台数の
エンジン発電機を稼働させる制御手段とを具備したこと
を特徴とするコジェネレーション装置。 - 【請求項2】 前記制御手段によって稼働された前記エ
ンジン発電機によって負担できない電力需要を負担する
他の交流系統を具備したことを特徴とする請求項1記載
のコジェネレーション装置。 - 【請求項3】 前記エンジン発電機に該エンジン発電機
の交流出力を直流に変換する整流手段を付加してエンジ
ン発電機装置を構成し、 前記各エンジン発電機装置と連系される他の交流系統の
交流電流を直流に変換する第2整流手段と、 前記複数のエンジン発電機装置の整流手段の直流出力端
子が共通に接続された入力端子、および負荷が接続され
る出力端子を有し、入力直流電流を予定周波数の交流電
流に変換するインバータ手段とを具備し、 前記複数のエンジン発電機装置の整流手段の各直流出力
電圧が前記第2整流手段の直流出力電圧よりも低くない
ように設定されたことを特徴とする請求項1または2記
載のコジェネレーション装置。 - 【請求項4】 前記熱交換器で回収された熱を熱利用機
器に搬送するための媒体を加熱する加熱手段を具備し、 前記制御手段が、前記算出された総発熱量よりも前記熱
需要が大きい場合には前記電力需要に見合う台数のエン
ジン発電機を稼働させるとともに、前記加熱手段を駆動
させるように構成されたことを特徴とする請求項1ない
し3のいずれかに記載のコジェネレーション装置。 - 【請求項5】 前記他の交流系統は商用電力系統である
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
コジェネレーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10078290A JPH11262184A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | コジェネレーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10078290A JPH11262184A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | コジェネレーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11262184A true JPH11262184A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13657816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10078290A Pending JPH11262184A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | コジェネレーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11262184A (ja) |
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JP2004297894A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 電力供給装置、電力供給方法 |
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- 1998-03-11 JP JP10078290A patent/JPH11262184A/ja active Pending
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