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JPH1125925A - 無電極蛍光ランプ - Google Patents

無電極蛍光ランプ

Info

Publication number
JPH1125925A
JPH1125925A JP17720697A JP17720697A JPH1125925A JP H1125925 A JPH1125925 A JP H1125925A JP 17720697 A JP17720697 A JP 17720697A JP 17720697 A JP17720697 A JP 17720697A JP H1125925 A JPH1125925 A JP H1125925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
fluorescent lamp
electrodeless fluorescent
oscillation circuit
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17720697A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takekiyo
敦 竹清
Kenji Miyata
健二 宮田
Yuichi Minamimura
雄一 南村
Makoto Yasuda
誠 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP17720697A priority Critical patent/JPH1125925A/ja
Publication of JPH1125925A publication Critical patent/JPH1125925A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラインを介して商用電源にノイズが伝わるの
を防止する。 【解決手段】 放電容器1の内面に透明導電膜2をコー
ティングし、透明導電膜2上に蛍光体3を塗布し、放電
容器1の一部分から内部に向かって延長した円柱状の突
出部4を設け、突出部4の内部に鉄芯16を設け、鉄芯
16に励起コイル6を設け、放電容器1の下部を塞ぐ蓋
体10を設け、蓋体10に連結された金属製ハウジング
11を設け、金属製ハウジング11の外側を絶縁物ケー
ス12で覆い、絶縁物ケース12に電力供給口8を設
け、点灯回路7の配線基板17を金属製ハウジング11
に支持し、配線基板17に点灯回路7の高周波発振回路
25を搭載し、蓋体10と金属製ハウジング11とで形
成された空間内に高周波発振回路25を位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波電力によって
発光する無電極蛍光ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】照明用光源として商用周波数もしくは数
十kHz程度の周波数で点灯する蛍光ランプが広く用い
られ、蛍光ランプは通常管状もしくは曲管状をしてい
て、その両端内部に電極を有している。その電極には放
電空間中に電子を放出しやすい電子放射物質が塗布され
ているが、電子放射物質はイオンによるスパッタリング
や温度が上がることによる蒸発により飛散減少する。そ
して、電子放射物質が消耗しつくすと、電子が電極から
放出しにくくなり、放電を維持できなくなる。したがっ
て、このような電極を有する蛍光ランプの寿命は電極に
塗布された電子放射物質の消耗で決められていた。
【0003】このため近年、電子放射物質が塗布された
電極を有しない長寿命の無電極蛍光ランプが検討されて
いる。しかし、無電極蛍光ランプは励起コイルに高周波
電流を流し、発生する高周波誘導電磁界で放電容器内の
放電気体を放電させ、蛍光体を発光させるものであるか
ら、発光管および点灯回路から電磁ノイズが発生しやす
く、テレビジョン等の他の機器に悪影響を及ぼす。そし
て、各国にはノイズについての規格や法律があり、例え
ば日本では電気用品取締法があり、許容値は56dB以
内である。
【0004】このため、従来においては、例えば特開昭
61−214348号公報に記載されているように、酸
化錫膜等の透明導電膜を放電容器の内面に一体型で形成
することにより、発光管からの輻射電磁ノイズをシール
ドしている。
【0005】また、特公平5−46661号公報に記載
されているように、放電容器の外壁の一部に銅リングを
設けることにより、発光管からの輻射電磁ノイズを低減
している。
【0006】また、点灯回路の高周波発振回路よりも電
源側に高周波フィルタを設けることにより、点灯回路か
らのラインノイズを低減している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の無電極
蛍光ランプにおいては、発光管、点灯回路の高周波発振
回路からの輻射電磁ノイズが内部を通って電源供給口に
伝搬し、ラインを介して商用電源にノイズが伝わり、他
の機器に悪影響を及ぼす。
【0008】なお、特公昭61−245461号公報に
は金属ハウジングを使用した無電極蛍光ランプが記載さ
れているが、金属ハウジングは放熱対策のために設けら
れており、金属ハウジングは電気的に絶縁されているた
め、金属ハウジングによっては空間からのノイズを低減
することができない。
【0009】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、ラインを介して商用電源にノイズが伝わる
のを防止することができる無電極蛍光ランプを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、放電容器と、上記放電容器内に
設けられた励起コイルと、上記励起コイルに接続された
点灯回路とを有し、上記点灯回路の高周波発振回路の電
源側に高周波フィルタが接続された無電極蛍光ランプに
おいて、上記放電容器の下部を塞ぐ金属製の蓋体を設
け、上記蓋体に連結された導電性のケース体を設け、上
記蓋体と上記ケース体とで形成された空間内に上記高周
波発振回路を位置させ、上記蓋体および上記ケース体を
上記高周波フィルタと上記高周波発振回路との間に接続
する。
【0011】この場合、上記ケース体内に導電性の仕切
体を設け、上記蓋体と上記ケース体と上記仕切体とで形
成された空間内に上記高周波発振回路を位置させ、上記
ケース体と上記仕切体とで形成された空間内に上記高周
波フィルタを位置させる。
【0012】これらの場合、上記ケース体として金属製
ハウジングを用い、上記金属製ハウジングの外側を絶縁
物ケースで覆う。
【0013】また、上記ケース体として非導電体ハウジ
ングの内面に塗布された導電性塗料を用いる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る無電極蛍光ラ
ンプを示す断面図、図2は図1に示した無電極蛍光ラン
プの回路図である。図に示すように、ほぼ球状の放電容
器1の内面に酸化錫またはITOからなる透明導電膜2
がコーティングされ、透明導電膜2上に蛍光体3が塗布
され、放電容器1、透明導電膜2、蛍光体3によって発
光管9が構成されている。また、放電容器1の一部分か
ら内部に向かって延長した円柱状の突出部4が設けら
れ、突出部4の内部に鉄芯16が設けられ、鉄芯16に
励起コイル6が設けられ、放電容器1の下部の外壁の一
部に銅箔5が設けられ、放電容器1の下部を塞ぐ銅から
なる蓋体10が設けられ、蓋体10と銅箔5とが接続さ
れ、放電容器1の中にはアルゴン等の希ガスと水銀とが
封入されている。また、蓋体10に連結されたアルミニ
ウムからなる金属製ハウジング11が設けられ、金属製
ハウジング11の外側が樹脂からなる絶縁物ケース12
で覆われており、絶縁物ケース12に電力供給口8が設
けられ、点灯回路7の配線基板17が金属製ハウジング
11に支持され、点灯回路7は整流回路21と平滑回路
22とからなる直流電源部23、直流電源部23に接続
された高周波フィルタ24、高周波フィルタ24に接続
された高周波発振回路25および高周波発振回路25に
接続された整合回路26を有しており、整流回路21等
は配線基板17に搭載され、蓋体10と金属製ハウジン
グ11とで形成された空間内に高周波発振回路25が位
置している。また、整流回路21は電力供給口8に接続
され、整合回路26は励起コイル6に接続され、銅箔
5、蓋体10、金属製ハウジング11は高周波フィルタ
24と高周波発振回路25との間に接続されている。
【0015】この無電極蛍光ランプにおいては、電力供
給口8を商用電源に接続すると、点灯回路7が商用電源
から数MHzの高周波を発生し、点灯回路7の高周波電
力が励起コイル6に供給され、励起コイル6の周りに高
周波電磁場が発生し、励起コイル6の周りに高周波プラ
ズマが発生する。そして、高周波プラズマ中から発生す
る紫外線が蛍光体3に照射されて可視光に変換され、可
視光が放電容器1の外側に取り出される。
【0016】このような無電極蛍光ランプにおいては、
高周波電流による輻射電磁ノイズは透明導電膜2から放
電容器1を通して銅箔5に伝わり、点灯回路7に帰還す
る。また、点灯回路7から発するラインノイズは高周波
フィルタ24を通して電源に帰還する。また、発光管
9、点灯回路7の高周波発振回路25からの輻射電磁ノ
イズは蓋体10、金属製ハウジング11で遮断されるか
ら、発光管9、点灯回路7の高周波発振回路25からの
輻射電磁ノイズが電源供給口8に伝搬することがない。
また、発光管9からの輻射電磁ノイズは蓋体10で遮断
され、発光管9からの輻射電磁ノイズは点灯回路7のラ
インには伝搬しない。このため、ラインを介して商用電
源にノイズが伝わるのを防止することができるから、他
の機器に悪影響を及ぼすのを防止することができる。
【0017】図3は本発明に係る他の無電極蛍光ランプ
を示す断面図である。図に示すように、金属製ハウジン
グ11内に導電性の仕切体14が設けられ、点灯回路7
の配線基板18が金属製ハウジング11の蓋体10と仕
切体14との間の部分に支持され、配線基板18に高周
波発振回路25、整合回路26が搭載され、蓋体10と
金属製ハウジング11と仕切体14とで形成された空間
内に高周波発振回路25が位置しており、また点灯回路
7の配線基板19が金属製ハウジング11の仕切体14
より図3紙面下方部に支持され、配線基板19に直流電
源部23、高周波フィルタ24が搭載され、金属製ハウ
ジング11と仕切体14とで形成された空間内に高周波
フィルタ24が位置している。
【0018】この無電極蛍光ランプにおいては、高周波
発振回路25と高周波フィルタ24との間に仕切体14
が設けられているから、高周波発振回路25からの輻射
電磁ノイズが仕切体14により遮断され、高周波発振回
路25からの輻射電磁ノイズが高周波フィルタ24より
も直流電源部23側に伝搬することがないので、ライン
を介して商用電源にノイズが伝わるのを有効に防止する
ことができ、他の機器に悪影響を及ぼすのを有効に防止
することができる。
【0019】なお、上述実施の形態においては、ケース
体として金属製ハウジング11を用いたが、ケース体と
して樹脂製ハウジング等の非導電体ハウジングの内面に
塗布された導電性塗料を用いてもよい。また、上述実施
の形態においては、金属製の蓋体として銅からなる蓋体
10を用いたが、他の金属製の蓋体を用いてもよい。ま
た、上述実施の形態においては、放電容器1内に水銀と
アルゴンとを封入したが、放電容器1内に他のものを封
入してもよく、例えば各種アマルガムを用いることがで
き、この場合には無電極蛍光ランプの動作時の無電極蛍
光ランプの温度によって最も発光効率の良いアマルガム
を選択するのが望ましく、このことによって無電極蛍光
ランプの様々な動作条件に対応できるようになる。ま
た、アルゴンガスの代わりにクリプトン、キセノンガス
やネオンガスを用いることができ、また全く水銀を用い
ずにキセノンなどの希ガスのみでもよく、この場合には
周囲温度に左右されずに温度特性の安定した始動時の立
ち上がりの早い無電極蛍光ランプを実現することができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る無電極蛍光ランプにおいて
は、発光管、点灯回路の高周波発振回路からの輻射電磁
ノイズが蓋体、ケース体で遮断されるから、発光管、点
灯回路の高周波発振回路からの輻射電磁ノイズが電源供
給口に伝搬することがないので、ラインを介して商用電
源にノイズが伝わることがない。
【0021】また、ケース体内に導電性の仕切体を設
け、蓋体とケース体と仕切体とで形成された空間内に高
周波発振回路を位置させ、ケース体と仕切体とで形成さ
れた空間内に高周波フィルタを位置させたときには、高
周波発振回路からの輻射電磁ノイズが仕切体により遮断
され、高周波発振回路からの輻射電磁ノイズが高周波フ
ィルタよりも電源側に伝搬することがないので、ライン
を介して商用電源にノイズが伝わるのを有効に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無電極蛍光ランプを示す断面図で
ある。
【図2】図1に示した無電極蛍光ランプの回路図であ
る。
【図3】本発明に係る他の無電極蛍光ランプを示す断面
図である。
【符号の説明】
1…放電容器 6…励起コイル 7…点灯回路 10…蓋体 11…金属製ハウジング 12…絶縁物ケース 14…仕切体 24…高周波フィルタ 25…高周波発振回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 誠 東京都青梅市藤橋888番地 株式会社日立 製作所熱器ライティング事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電容器と、上記放電容器内に設けられた
    励起コイルと、上記励起コイルに接続された点灯回路と
    を有し、上記点灯回路の高周波発振回路の電源側に高周
    波フィルタが接続された無電極蛍光ランプにおいて、上
    記放電容器の下部を塞ぐ金属製の蓋体を設け、上記蓋体
    に連結された導電性のケース体を設け、上記蓋体と上記
    ケース体とで形成された空間内に上記高周波発振回路を
    位置させ、上記蓋体および上記ケース体を上記高周波フ
    ィルタと上記高周波発振回路との間に接続したことを特
    徴とする無電極蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】上記ケース体内に導電性の仕切体を設け、
    上記蓋体と上記ケース体と上記仕切体とで形成された空
    間内に上記高周波発振回路を位置させ、上記ケース体と
    上記仕切体とで形成された空間内に上記高周波フィルタ
    を位置させたことを特徴とする請求項1に記載の無電極
    蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】上記ケース体として金属製ハウジングを用
    い、上記金属製ハウジングの外側を絶縁物ケースで覆っ
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の無電極蛍
    光ランプ。
  4. 【請求項4】上記ケース体として非導電体ハウジングの
    内面に塗布された導電性塗料を用いたことを特徴とする
    請求項1または2に記載の無電極蛍光ランプ。
JP17720697A 1997-07-02 1997-07-02 無電極蛍光ランプ Pending JPH1125925A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17720697A JPH1125925A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 無電極蛍光ランプ

Applications Claiming Priority (1)

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JP17720697A JPH1125925A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 無電極蛍光ランプ

Publications (1)

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JPH1125925A true JPH1125925A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16027037

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JP17720697A Pending JPH1125925A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 無電極蛍光ランプ

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JP (1) JPH1125925A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004012224A1 (ja) * 2002-07-30 2004-02-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 電球形無電極蛍光ランプおよびその製造方法
US6768248B2 (en) * 1999-11-09 2004-07-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electrodeless lamp

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6768248B2 (en) * 1999-11-09 2004-07-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electrodeless lamp
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