JPH11254317A - ワーク研削加工方法及びワーク研削加工装置 - Google Patents
ワーク研削加工方法及びワーク研削加工装置Info
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- JPH11254317A JPH11254317A JP10055159A JP5515998A JPH11254317A JP H11254317 A JPH11254317 A JP H11254317A JP 10055159 A JP10055159 A JP 10055159A JP 5515998 A JP5515998 A JP 5515998A JP H11254317 A JPH11254317 A JP H11254317A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワーク搬入後のロボットハンドを洗浄して同
一のロボットハンドによるワーク搬入出が可能となるワ
ーク研削加工方法および装置を提供する。 【解決手段】 ウエハ2の散水ブラシ63による洗浄を
開始した時点で、ロボットハンド14に対してノズル7
1から一定の圧力の洗浄液の噴射供給を開始し、ロボッ
トハンド14に付着している研削かすなどの不純物が洗
浄液によって吹き飛ばされる形で洗浄される。つづいて
供給装置が切り替えられ、ノズル71からロボットハン
ド14に対して一定の圧力の熱風が噴射供給されてロボ
ットハンド14の乾燥がウエハ2の乾燥が完了するまで
に行われる。洗浄、乾燥されたウエハ2はロボット1の
洗浄乾燥されたロボットハンド14によって、受け渡し
位置6aからカセット3cまで運搬される。
一のロボットハンドによるワーク搬入出が可能となるワ
ーク研削加工方法および装置を提供する。 【解決手段】 ウエハ2の散水ブラシ63による洗浄を
開始した時点で、ロボットハンド14に対してノズル7
1から一定の圧力の洗浄液の噴射供給を開始し、ロボッ
トハンド14に付着している研削かすなどの不純物が洗
浄液によって吹き飛ばされる形で洗浄される。つづいて
供給装置が切り替えられ、ノズル71からロボットハン
ド14に対して一定の圧力の熱風が噴射供給されてロボ
ットハンド14の乾燥がウエハ2の乾燥が完了するまで
に行われる。洗浄、乾燥されたウエハ2はロボット1の
洗浄乾燥されたロボットハンド14によって、受け渡し
位置6aからカセット3cまで運搬される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク、とくに半
導体で使用される硬質で薄板状のウエハの表面を研削お
よび洗浄する場合に使用されるワーク研削加工方法およ
び装置に関する。
導体で使用される硬質で薄板状のウエハの表面を研削お
よび洗浄する場合に使用されるワーク研削加工方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークを研削および洗浄する場合のワー
ク洗浄工程において研削済み洗浄前のワークを扱ったロ
ボットハンドで洗浄済みワークの搬出を行った場合、研
削済み洗浄前のワークからロボットハンドに付着した研
削かすやスラリーなどの不純物が洗浄済みワークに再付
着してワークを汚染してしまうことがあり、製品歩留ま
りを低下させる原因となっていた。したがって、従来よ
り洗浄済みワークの汚染防止を目的としてワーク洗浄工
程においてワーク搬入ロボットハンドではワーク搬出を
行わない方法を採っており、装置としてワーク搬入専用
ロボットとワーク搬出専用ロボットの別個の2つのロボ
ットから構成されていた。
ク洗浄工程において研削済み洗浄前のワークを扱ったロ
ボットハンドで洗浄済みワークの搬出を行った場合、研
削済み洗浄前のワークからロボットハンドに付着した研
削かすやスラリーなどの不純物が洗浄済みワークに再付
着してワークを汚染してしまうことがあり、製品歩留ま
りを低下させる原因となっていた。したがって、従来よ
り洗浄済みワークの汚染防止を目的としてワーク洗浄工
程においてワーク搬入ロボットハンドではワーク搬出を
行わない方法を採っており、装置としてワーク搬入専用
ロボットとワーク搬出専用ロボットの別個の2つのロボ
ットから構成されていた。
【0003】このようなワーク搬入出機構を有する半導
体ウエハの研磨装置の例が、特開平6-124930号の公報
に、ワーク搬入出ロボットを有するウエハラッピング装
置の例が特開平6-15565号の公報に、ポリッシャーのワ
ーク搬入出装置の例が特公平7-75830号の公報に開示さ
れている。
体ウエハの研磨装置の例が、特開平6-124930号の公報
に、ワーク搬入出ロボットを有するウエハラッピング装
置の例が特開平6-15565号の公報に、ポリッシャーのワ
ーク搬入出装置の例が特公平7-75830号の公報に開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】搬入出ロボットの採用
によるワーク搬入出の自動化により研削および洗浄工程
の作業時間が大幅に短縮され、省力化も可能となった。
しかし、従来の搬入出方法および装置では、ワーク洗浄
工程において少なくとも2つ以上のロボットが必要とな
り、装置コストひいては製品コストが高くなり、また、
広い装置スペースが必要とされていた。さらにロボット
数が増加することは各ロボットの制御対象が増加するこ
とであり、装置トラブルの原因となりやすい。
によるワーク搬入出の自動化により研削および洗浄工程
の作業時間が大幅に短縮され、省力化も可能となった。
しかし、従来の搬入出方法および装置では、ワーク洗浄
工程において少なくとも2つ以上のロボットが必要とな
り、装置コストひいては製品コストが高くなり、また、
広い装置スペースが必要とされていた。さらにロボット
数が増加することは各ロボットの制御対象が増加するこ
とであり、装置トラブルの原因となりやすい。
【0005】本発明は、ワーク搬入後のロボットハンド
を洗浄することによってワーク洗浄工程における同一の
ロボットハンドによるワーク搬入出を可能とし、そのこ
とによってワークの品質を維持しつつコストダウン、省
スペース、装置トラブルの低減が可能となるワーク研削
加工方法および装置を提供する。
を洗浄することによってワーク洗浄工程における同一の
ロボットハンドによるワーク搬入出を可能とし、そのこ
とによってワークの品質を維持しつつコストダウン、省
スペース、装置トラブルの低減が可能となるワーク研削
加工方法および装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明のワーク研削加工方法は、格納されたワー
クを搬出する搬出工程とワークを研削盤に搬入する搬入
工程とワークを研削する研削工程とワークを研削盤から
搬出する搬出工程と研削されたワークをワーク洗浄装置
に搬入する搬入工程と研削されたワークを洗浄するワー
ク洗浄工程とワークをワーク洗浄装置の受け渡し位置に
受け渡し位置に搬入した後のロボットハンドについて行
われるロボットハンド洗浄・乾燥工程と洗浄、乾燥が行
われたロボットハンドによってワークを搬出する搬出工
程とワークを格納する搬入工程とからなることを特徴と
する。
願第1の発明のワーク研削加工方法は、格納されたワー
クを搬出する搬出工程とワークを研削盤に搬入する搬入
工程とワークを研削する研削工程とワークを研削盤から
搬出する搬出工程と研削されたワークをワーク洗浄装置
に搬入する搬入工程と研削されたワークを洗浄するワー
ク洗浄工程とワークをワーク洗浄装置の受け渡し位置に
受け渡し位置に搬入した後のロボットハンドについて行
われるロボットハンド洗浄・乾燥工程と洗浄、乾燥が行
われたロボットハンドによってワークを搬出する搬出工
程とワークを格納する搬入工程とからなることを特徴と
する。
【0007】この方法により、ワーク洗浄工程における
ワーク搬入出が同一ロボットで可能となり、従来よりも
ロボットを1台以上省略でき、ロボットとしての制御対
象を減らすことができる。
ワーク搬入出が同一ロボットで可能となり、従来よりも
ロボットを1台以上省略でき、ロボットとしての制御対
象を減らすことができる。
【0008】また本出願第2の発明のワーク研削加工方
法は、本出願第1の発明のワーク研削加工方法において
ロボットハンド洗浄・乾燥工程がワーク洗浄工程と並行
して進行する。ワークの洗浄よりもロボットハンド洗浄
が早くまたは同時に完了するため、洗浄済みワーク搬出
が最短で可能となり、製造の効率化を図ることが可能と
なる。
法は、本出願第1の発明のワーク研削加工方法において
ロボットハンド洗浄・乾燥工程がワーク洗浄工程と並行
して進行する。ワークの洗浄よりもロボットハンド洗浄
が早くまたは同時に完了するため、洗浄済みワーク搬出
が最短で可能となり、製造の効率化を図ることが可能と
なる。
【0009】また本出願第3の発明のワーク研削加工方
法は、本出願第2の発明のワーク研削加工方法において
ワーク格納装置からの研削前ワーク搬出から研削洗浄済
みワークのワーク格納装置への搬入までの一連の各装置
へのワーク搬入出が少なくとも2つ以上のロボットアー
ムを持つロボットによって行われ、加工前と加工後のワ
ークの搬入出が並行して進行する。各装置の稼働率が向
上するため、さらに製造効率を改善することができる。
法は、本出願第2の発明のワーク研削加工方法において
ワーク格納装置からの研削前ワーク搬出から研削洗浄済
みワークのワーク格納装置への搬入までの一連の各装置
へのワーク搬入出が少なくとも2つ以上のロボットアー
ムを持つロボットによって行われ、加工前と加工後のワ
ークの搬入出が並行して進行する。各装置の稼働率が向
上するため、さらに製造効率を改善することができる。
【0010】また本出願第4の発明のワーク研削加工装
置は、ワークを格納する格納装置と、格納されたワーク
を搬出し研削盤に搬入するロボットと前記ワークを研削
する研削盤と、研削後のワークを研削盤より搬出し前記
ワークをワーク洗浄装置に搬入し洗浄後の前記ワークを
洗浄装置から搬出し、格納装置へ搬出するロボットと、
そのロボットの洗浄装置とを備えたことを特徴とする。
置は、ワークを格納する格納装置と、格納されたワーク
を搬出し研削盤に搬入するロボットと前記ワークを研削
する研削盤と、研削後のワークを研削盤より搬出し前記
ワークをワーク洗浄装置に搬入し洗浄後の前記ワークを
洗浄装置から搬出し、格納装置へ搬出するロボットと、
そのロボットの洗浄装置とを備えたことを特徴とする。
【0011】また本出願第5の発明のワーク研削加工装
置は、本出願第4の発明のワーク研削加工装置において
ワークの洗浄とロボットハンドの洗浄とを並行して進行
させる制御装置を備えたことを特徴とする。ワークの洗
浄よりもロボットハンド洗浄が早くまたは同時に完了す
るため、洗浄済みワーク搬出が最短で可能となり、製造
の効率化が図ることが可能となる。
置は、本出願第4の発明のワーク研削加工装置において
ワークの洗浄とロボットハンドの洗浄とを並行して進行
させる制御装置を備えたことを特徴とする。ワークの洗
浄よりもロボットハンド洗浄が早くまたは同時に完了す
るため、洗浄済みワーク搬出が最短で可能となり、製造
の効率化が図ることが可能となる。
【0012】本出願にかかる本出願第6の発明のワーク
研削加工装置は、本出願第5の発明のワーク研削加工装
置において、ロボットアームを少なくとも2つ以上持つ
ロボットを備え、ワーク格納装置からの研削前ワーク搬
出から研削洗浄済みワークのワーク格納装置への搬入ま
での一連の各装置へのワーク搬入出が別個のロボットア
ームにより加工前と加工後のワークの搬入出動作を並行
して進行させて行う制御装置を備える請求項5に記載の
ワーク研削加工装置。各装置の稼働率が向上するため、
さらに製造効率を改善することができる。
研削加工装置は、本出願第5の発明のワーク研削加工装
置において、ロボットアームを少なくとも2つ以上持つ
ロボットを備え、ワーク格納装置からの研削前ワーク搬
出から研削洗浄済みワークのワーク格納装置への搬入ま
での一連の各装置へのワーク搬入出が別個のロボットア
ームにより加工前と加工後のワークの搬入出動作を並行
して進行させて行う制御装置を備える請求項5に記載の
ワーク研削加工装置。各装置の稼働率が向上するため、
さらに製造効率を改善することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、この発明のワーク研削加
工装置の第1の実施の形態を、図1から図6を参照して
説明する。図1を参照してワーク研削加工装置の構成を
説明する。この実施の形態のワーク研削加工装置はワー
クである研削加工前の半導体用のウエハ2を図1におい
て上下方向(図1の紙面垂直方向)に集積格納している
カセット3a、両頭平面研削盤5、研削加工後のウエハ
2を洗浄するワーク洗浄装置6、ワーク洗浄装置6の受
け渡し位置6aの下に収納されているロボットハンド洗
浄装置7(図1に破線にて図示)、研削、洗浄済のウエ
ハ2を集積格納するカセット3c、ウエハ2をカセット
3aから取り出し、両頭平面研削盤5の搬入出位置5a
を経由して、さらにワーク洗浄装置6の受け渡し位置6
aを経由してカセット3cへ運搬するロボット1、両頭
平面研削盤5とワーク洗浄装置6とロボットハンド洗浄
装置7と全体のシステムを制御する制御装置9、ワーク
研削加工装置全体を操作する操作盤10から構成され
る。ロボット1を制御するロボット制御装置91(図3
に破線にて図示)はロボット1の下に収納されている。
ここでロボット1の搬出、搬入は両頭平面研削盤5、ワ
ーク洗浄装置6から見たロボットの動作を表している。
工装置の第1の実施の形態を、図1から図6を参照して
説明する。図1を参照してワーク研削加工装置の構成を
説明する。この実施の形態のワーク研削加工装置はワー
クである研削加工前の半導体用のウエハ2を図1におい
て上下方向(図1の紙面垂直方向)に集積格納している
カセット3a、両頭平面研削盤5、研削加工後のウエハ
2を洗浄するワーク洗浄装置6、ワーク洗浄装置6の受
け渡し位置6aの下に収納されているロボットハンド洗
浄装置7(図1に破線にて図示)、研削、洗浄済のウエ
ハ2を集積格納するカセット3c、ウエハ2をカセット
3aから取り出し、両頭平面研削盤5の搬入出位置5a
を経由して、さらにワーク洗浄装置6の受け渡し位置6
aを経由してカセット3cへ運搬するロボット1、両頭
平面研削盤5とワーク洗浄装置6とロボットハンド洗浄
装置7と全体のシステムを制御する制御装置9、ワーク
研削加工装置全体を操作する操作盤10から構成され
る。ロボット1を制御するロボット制御装置91(図3
に破線にて図示)はロボット1の下に収納されている。
ここでロボット1の搬出、搬入は両頭平面研削盤5、ワ
ーク洗浄装置6から見たロボットの動作を表している。
【0014】図2(A)にロボット1を示す。ロボット
本体11は、下側が開放され上下方向に移動が可能であ
る上部円筒体11aに覆われており、上部円筒体11a
の上面中心部に一端が結合され結合部を中心に水平面内
で旋回可能に取り付けられた第一アーム12と、第一ア
ーム12の他端に一端が結合され結合部を中心に水平面
内で旋回可能に取り付けられた第二アーム13と、第二
アーム13の他端に一端が結合され結合部を中心に水平
面内で旋回可能に取り付けられたロボットハンド14と
から構成される。図2(B)に示すようにロボットハン
ド14は対称軸15を有する対称形状で、ロボットハン
ド14のU字部の各先端にはワーク2を吸着する吸着パ
ッド14aが取り付けられている。(図2(B)では裏
面)吸着パッドは真空ライン80(図2(B)に破線に
て示す)に接続され、真空ライン80はロボット本体1
1に内蔵されている真空ポンプ(図示せず)に接続され
る。ロボットはロボット本体11の下部に収納されたロ
ボット制御装置91(図3参照)を有する。
本体11は、下側が開放され上下方向に移動が可能であ
る上部円筒体11aに覆われており、上部円筒体11a
の上面中心部に一端が結合され結合部を中心に水平面内
で旋回可能に取り付けられた第一アーム12と、第一ア
ーム12の他端に一端が結合され結合部を中心に水平面
内で旋回可能に取り付けられた第二アーム13と、第二
アーム13の他端に一端が結合され結合部を中心に水平
面内で旋回可能に取り付けられたロボットハンド14と
から構成される。図2(B)に示すようにロボットハン
ド14は対称軸15を有する対称形状で、ロボットハン
ド14のU字部の各先端にはワーク2を吸着する吸着パ
ッド14aが取り付けられている。(図2(B)では裏
面)吸着パッドは真空ライン80(図2(B)に破線に
て示す)に接続され、真空ライン80はロボット本体1
1に内蔵されている真空ポンプ(図示せず)に接続され
る。ロボットはロボット本体11の下部に収納されたロ
ボット制御装置91(図3参照)を有する。
【0015】図3に両頭平面研削盤5を示す。図3に示
すように、両頭平面研削盤5は、下部フレーム31を備
え、その下部フレーム31の上には、中間フレーム32
が固定され、さらに中間フレーム32の上には上部フレ
ーム33が固定されている。さらに下部フレーム31に
は下部砥石回転昇降機構34、及びワーク保持機構51
が装設され、上部フレーム33には上部砥石回転昇降機
構35が装設されている。両砥石回転昇降機構34、3
5には砥石36、37が配設され、それらの砥石36、
37のそれぞれ上部端面と下部端面には作用面が互いに
平行であって、砥石36、37の回転軸が一直線上に配
置されるように対向配置されている。そして、ウエハ2
がワーク保持機構51に支持された状態で、砥石36、
37の間に挿入配置され、モータ(図示せず)の回転に
よって砥石36、37が回転し、ウエハ2の両面が同時
に研削されるようになっている。なお、砥石の直径はウ
エハ2の半径より僅かに大きく、砥石作用面の内側にウ
エハ2の中心点及び外周部の一部が位置するようになっ
ている。
すように、両頭平面研削盤5は、下部フレーム31を備
え、その下部フレーム31の上には、中間フレーム32
が固定され、さらに中間フレーム32の上には上部フレ
ーム33が固定されている。さらに下部フレーム31に
は下部砥石回転昇降機構34、及びワーク保持機構51
が装設され、上部フレーム33には上部砥石回転昇降機
構35が装設されている。両砥石回転昇降機構34、3
5には砥石36、37が配設され、それらの砥石36、
37のそれぞれ上部端面と下部端面には作用面が互いに
平行であって、砥石36、37の回転軸が一直線上に配
置されるように対向配置されている。そして、ウエハ2
がワーク保持機構51に支持された状態で、砥石36、
37の間に挿入配置され、モータ(図示せず)の回転に
よって砥石36、37が回転し、ウエハ2の両面が同時
に研削されるようになっている。なお、砥石の直径はウ
エハ2の半径より僅かに大きく、砥石作用面の内側にウ
エハ2の中心点及び外周部の一部が位置するようになっ
ている。
【0016】図3に示すように、ワーク保持機構51は
一対のガイドレール52を介して水平横方向に移動可能
に支持されている。移動用モータ53は支持台上に配設
され、この移動用モータ53の回転により、ボールねじ
54を介してワーク保持機構51が移動し、ウエハ2は
搬入搬出位置5aと研削加工位置5bの間を往復移動す
ることになる(図1)。
一対のガイドレール52を介して水平横方向に移動可能
に支持されている。移動用モータ53は支持台上に配設
され、この移動用モータ53の回転により、ボールねじ
54を介してワーク保持機構51が移動し、ウエハ2は
搬入搬出位置5aと研削加工位置5bの間を往復移動す
ることになる(図1)。
【0017】図4及び図5を参照してワーク洗浄装置6
を説明する。図4は平面図、図5は内部を断面した側面
図である。ワーク洗浄装置6はウエハ2を受け渡し位置
6aで受け取り、ウエハ2を保持する保持具61と、ウ
エハ2を保持した保持具61を水平方向すなわち矢印A
A方向に移動させる移動装置62とを有する。ワーク洗
浄装置6は、移動装置62の移動方向に対して直角に配
置され、モータ63bにより回転駆動される散水ブラシ
63と散水ブラシ63の洗浄済み位置6b側に隣接する
洗浄液ノズル64と散水ブラシ63の受け渡し位置6a
側に隣接する熱風ノズル65を有し、それぞれ上下二段
に水平かつ平行に配置され上下2本の散水ブラシ63の
接触点に対向されている。また、ワーク洗浄装置6は洗
浄液ノズル64に洗浄液を供給する図示していない洗浄
材供給装置、および熱風ノズル65に乾燥用熱風を供給
する図示していない熱風供給装置を有する。なお洗浄液
としては今回水を使用したが一般に使用される洗浄剤の
混入された洗浄液を使用しても良い。
を説明する。図4は平面図、図5は内部を断面した側面
図である。ワーク洗浄装置6はウエハ2を受け渡し位置
6aで受け取り、ウエハ2を保持する保持具61と、ウ
エハ2を保持した保持具61を水平方向すなわち矢印A
A方向に移動させる移動装置62とを有する。ワーク洗
浄装置6は、移動装置62の移動方向に対して直角に配
置され、モータ63bにより回転駆動される散水ブラシ
63と散水ブラシ63の洗浄済み位置6b側に隣接する
洗浄液ノズル64と散水ブラシ63の受け渡し位置6a
側に隣接する熱風ノズル65を有し、それぞれ上下二段
に水平かつ平行に配置され上下2本の散水ブラシ63の
接触点に対向されている。また、ワーク洗浄装置6は洗
浄液ノズル64に洗浄液を供給する図示していない洗浄
材供給装置、および熱風ノズル65に乾燥用熱風を供給
する図示していない熱風供給装置を有する。なお洗浄液
としては今回水を使用したが一般に使用される洗浄剤の
混入された洗浄液を使用しても良い。
【0018】図5および図6を参照してロボットハンド
洗浄装置7を説明する。ロボットハンド洗浄装置7は3
つの上方に向かって等間隔に並んだノズル71を有し、
ワーク洗浄装置6の受け渡し位置6aの下に配置され、
保持具61が洗浄済み位置6b方向に移動を開始し、ウ
エハ2の散水ブラシ63による洗浄を開始したときにロ
ボットハンド14とノズル71との間に遮蔽物がない状
態となる。ノズル71は切替によって洗浄液または熱風
を広角に噴射することができ、3つのノズル71はロボ
ットハンド14にまんべんなく十分に洗浄液または熱風
が供給できるように配置されている。また、ロボットハ
ンド洗浄装置7はノズル71に洗浄液を供給する図示し
ていない洗浄液供給装置、および同ノズル71に乾燥用
熱風を供給する図示していない熱風供給装置を有してお
り、切替によっていずれか一方が供給される。
洗浄装置7を説明する。ロボットハンド洗浄装置7は3
つの上方に向かって等間隔に並んだノズル71を有し、
ワーク洗浄装置6の受け渡し位置6aの下に配置され、
保持具61が洗浄済み位置6b方向に移動を開始し、ウ
エハ2の散水ブラシ63による洗浄を開始したときにロ
ボットハンド14とノズル71との間に遮蔽物がない状
態となる。ノズル71は切替によって洗浄液または熱風
を広角に噴射することができ、3つのノズル71はロボ
ットハンド14にまんべんなく十分に洗浄液または熱風
が供給できるように配置されている。また、ロボットハ
ンド洗浄装置7はノズル71に洗浄液を供給する図示し
ていない洗浄液供給装置、および同ノズル71に乾燥用
熱風を供給する図示していない熱風供給装置を有してお
り、切替によっていずれか一方が供給される。
【0019】つぎにワーク研削加工装置の作用について
説明する。操作盤10にてワーク研削加工装置の構成機
器を起動させてワーク研削加工装置を運転が可能な状態
にしてから、操作盤10にてワーク研削加工装置の運転
を開始する。
説明する。操作盤10にてワーク研削加工装置の構成機
器を起動させてワーク研削加工装置を運転が可能な状態
にしてから、操作盤10にてワーク研削加工装置の運転
を開始する。
【0020】図1及び図2に示すように、ワーク研削加
工装置の運転開始により、ロボット1が第一アーム12
を旋回させ、ロボットハンド14をカセット3aに格納
されているウエハ2の方向に向かせ、ロボットハンド1
4をその対称軸15がウエハ2の中心とロボット本体の
中心を結んだ線と重なる位置で停止させる。必要に応じ
て、第二アーム13を第一アーム12に対して旋回(以
下単に第二アームの旋回という。)、ロボットハンド1
4を第二アーム13に対して旋回(以下単にロボットハ
ンド14の旋回という。)させる。
工装置の運転開始により、ロボット1が第一アーム12
を旋回させ、ロボットハンド14をカセット3aに格納
されているウエハ2の方向に向かせ、ロボットハンド1
4をその対称軸15がウエハ2の中心とロボット本体の
中心を結んだ線と重なる位置で停止させる。必要に応じ
て、第二アーム13を第一アーム12に対して旋回(以
下単に第二アームの旋回という。)、ロボットハンド1
4を第二アーム13に対して旋回(以下単にロボットハ
ンド14の旋回という。)させる。
【0021】つぎに、ロボットハンド14がウエハ2に
向かって真っ直ぐ前進するように第一アーム12、第二
アーム13、ロボットハンド14を旋回させる。図2
(B)に示すように、ロボットハンド14がカセット3
aに格納されている一番上のウエハ2の真上に位置した
ところで、停止させる。このときロボットハンド14の
U字部の先端に取り付けられた吸着パッド14aを結ん
だ線の中心点がウエハ2の中心の真上に位置している。
以下、ロボットハンド14がウエハ2を吸着するために
前進したときにロボットハンド14が停止する位置は、
前記のこの位置である。
向かって真っ直ぐ前進するように第一アーム12、第二
アーム13、ロボットハンド14を旋回させる。図2
(B)に示すように、ロボットハンド14がカセット3
aに格納されている一番上のウエハ2の真上に位置した
ところで、停止させる。このときロボットハンド14の
U字部の先端に取り付けられた吸着パッド14aを結ん
だ線の中心点がウエハ2の中心の真上に位置している。
以下、ロボットハンド14がウエハ2を吸着するために
前進したときにロボットハンド14が停止する位置は、
前記のこの位置である。
【0022】つぎに、ロボット1は上部円筒体11aを
下降させるので、ロボットハンド14も下降し、ウエハ
2の上面に接触する。これにより吸着パッド14aがウ
エハ2の上面に接触し、ウエハ2はロボットハンド14
に吸着される。ロボット1はウエハ有無センサ(図示せ
ず)を内蔵しており、ウエハ2の吸着後ウエハ有無セン
サより吸着確認信号が出される。ウエハ2の吸着の確認
後、上部円筒体11aが所定量上昇するので、ウエハ2
を吸着したロボットハンド14は同様に上昇する。つぎ
にロボットハンド14が格納装置3aより後退するよう
に、第一アーム12、第二アーム13、ロボットハンド
14を旋回させる。ロボットハンド14は所定距離後退
した所で停止する。
下降させるので、ロボットハンド14も下降し、ウエハ
2の上面に接触する。これにより吸着パッド14aがウ
エハ2の上面に接触し、ウエハ2はロボットハンド14
に吸着される。ロボット1はウエハ有無センサ(図示せ
ず)を内蔵しており、ウエハ2の吸着後ウエハ有無セン
サより吸着確認信号が出される。ウエハ2の吸着の確認
後、上部円筒体11aが所定量上昇するので、ウエハ2
を吸着したロボットハンド14は同様に上昇する。つぎ
にロボットハンド14が格納装置3aより後退するよう
に、第一アーム12、第二アーム13、ロボットハンド
14を旋回させる。ロボットハンド14は所定距離後退
した所で停止する。
【0023】なお、カセット3a、3cにおいてはウエ
ハ2は上から順に取り出し、格納を行っても良いし、下
から順に取り出し、格納を行っても良い。今回は吸着パ
ッド14aがロボットハンド14の裏面に配置されてい
るため、上から順に取り出す場合について説明する。
ハ2は上から順に取り出し、格納を行っても良いし、下
から順に取り出し、格納を行っても良い。今回は吸着パ
ッド14aがロボットハンド14の裏面に配置されてい
るため、上から順に取り出す場合について説明する。
【0024】つぎに、ロボット1が第一アーム12を旋
回させ、ロボットハンド14の対称軸15の延長線が両
頭平面研削盤5のウエハ2の搬入搬出位置5aの中心を
通る位置に来るように回転する。そして、ウエハ2の中
心が搬入搬出位置5aの真上に来るまで前進し、停止後
ウエハ2の下面が両頭平面研削盤5のワークガイドレー
ル52bの上面に接触する直前まで下降し、ワーク保持
機構51にウエハ2が挿入された後、上昇し所定距離後
退する。
回させ、ロボットハンド14の対称軸15の延長線が両
頭平面研削盤5のウエハ2の搬入搬出位置5aの中心を
通る位置に来るように回転する。そして、ウエハ2の中
心が搬入搬出位置5aの真上に来るまで前進し、停止後
ウエハ2の下面が両頭平面研削盤5のワークガイドレー
ル52bの上面に接触する直前まで下降し、ワーク保持
機構51にウエハ2が挿入された後、上昇し所定距離後
退する。
【0025】つぎに、両頭平面研削盤5によるウエハ2
の研削加工段階に移行するが、両頭平面研削盤5におい
て、まず初めにワーク保持機構51がガイドレール52
上を水平横方向に移動するので、ウエハ2が搬入搬出位
置5aから研削加工位置5bへ滑動する。ワークガイド
レール52bの空気吹出孔(図示せず)からは空気が吹
き出しているので、ウエハ2はワークガイドレール52
b上をスムーズに滑動する。ワーク保持機構51はウエ
ハ2が加工位置5bに来たところで移動を停止する。
の研削加工段階に移行するが、両頭平面研削盤5におい
て、まず初めにワーク保持機構51がガイドレール52
上を水平横方向に移動するので、ウエハ2が搬入搬出位
置5aから研削加工位置5bへ滑動する。ワークガイド
レール52bの空気吹出孔(図示せず)からは空気が吹
き出しているので、ウエハ2はワークガイドレール52
b上をスムーズに滑動する。ワーク保持機構51はウエ
ハ2が加工位置5bに来たところで移動を停止する。
【0026】ここでワークガイドレール52bの空気吹
出孔への空気の供給を停止するので、ウエハ2は下部砥
石36の砥石作用面上に直接載置される。つぎに、上下
モータ(図示せず)の駆動により上部砥石37がウエハ
2に向かって下側に早送りされる。つぎに、ウエハ回転
モータ(図示せず)の駆動によりワーク保持機構51内
のウエハ2が回転する。つぎに上下砥石36、37が回
転を開始し上部砥石37が加工送りに変更される。荒研
削送りによって所定の厚さ研削された後で、仕上げ送り
に切り替えられ仕上げ研削される。
出孔への空気の供給を停止するので、ウエハ2は下部砥
石36の砥石作用面上に直接載置される。つぎに、上下
モータ(図示せず)の駆動により上部砥石37がウエハ
2に向かって下側に早送りされる。つぎに、ウエハ回転
モータ(図示せず)の駆動によりワーク保持機構51内
のウエハ2が回転する。つぎに上下砥石36、37が回
転を開始し上部砥石37が加工送りに変更される。荒研
削送りによって所定の厚さ研削された後で、仕上げ送り
に切り替えられ仕上げ研削される。
【0027】研削加工の終了後、ウエハ2の回転及び
上、下砥石36、37が回転を停止し、上部砥石回転昇
降機構35により砥石37は上方へ移動する。つぎに、
ワーク保持機構51が水平横方向に移動し、ウエハ2は
研削加工位置5bから搬入搬出位置5aまで移動する。
上、下砥石36、37が回転を停止し、上部砥石回転昇
降機構35により砥石37は上方へ移動する。つぎに、
ワーク保持機構51が水平横方向に移動し、ウエハ2は
研削加工位置5bから搬入搬出位置5aまで移動する。
【0028】ロボット1が両頭平面研削盤5の搬入搬出
位置5aから研削加工後のウエハ2を、ワーク洗浄装置
6の受け渡し位置6aまで搬入し、ウエハ2は保持具6
1上に保持され、ウエハ2を搬入してきたロボットハン
ド14はその上方に所定量移動した位置で待機する。つ
ぎに散水ブラシ63は回転用モータ63bを駆動するこ
とによって回転を開始し、ウエハ2をブラッシング可能
な間隔まで2本の散水ブラシ63は近づけられ、同時に
洗浄液ノズル64からは2本の散水ブラシ63の間に吹
き付けるように洗浄液の供給を開始する。そして、移動
装置62によって保持具61を水平方向(図4の矢印A
A方向、図4上では上下方向)に移動させられ、保持さ
れたウエハ2を回転する二本の散水ブラシ73間を通過
させ、ウエハ2両面は洗浄液ノズル64から供給される
洗浄液とともにブラッシングされながら洗浄された後に
所定距離移動し洗浄済み位置6bで停止する。同時に散
水ブラシ63の回転、洗浄液の供給が停止し、さらに2
本の散水ブラシ63の間隔はウエハ2に接触しない距離
まで拡げられる。
位置5aから研削加工後のウエハ2を、ワーク洗浄装置
6の受け渡し位置6aまで搬入し、ウエハ2は保持具6
1上に保持され、ウエハ2を搬入してきたロボットハン
ド14はその上方に所定量移動した位置で待機する。つ
ぎに散水ブラシ63は回転用モータ63bを駆動するこ
とによって回転を開始し、ウエハ2をブラッシング可能
な間隔まで2本の散水ブラシ63は近づけられ、同時に
洗浄液ノズル64からは2本の散水ブラシ63の間に吹
き付けるように洗浄液の供給を開始する。そして、移動
装置62によって保持具61を水平方向(図4の矢印A
A方向、図4上では上下方向)に移動させられ、保持さ
れたウエハ2を回転する二本の散水ブラシ73間を通過
させ、ウエハ2両面は洗浄液ノズル64から供給される
洗浄液とともにブラッシングされながら洗浄された後に
所定距離移動し洗浄済み位置6bで停止する。同時に散
水ブラシ63の回転、洗浄液の供給が停止し、さらに2
本の散水ブラシ63の間隔はウエハ2に接触しない距離
まで拡げられる。
【0029】保持具61が洗浄済み位置6b方向に移動
し、ウエハ2の散水ブラシ63による洗浄を開始した時
点で、そのまま待機しているロボットハンド14に対し
てロボットハンド洗浄装置7のノズル71から一定の圧
力の洗浄液の噴射供給を開始し、ロボットハンド14に
付着している研削かすなどの不純物が洗浄液によって吹
き飛ばされる形で洗浄される。つづいて供給装置が切り
替えられ、ノズル71からロボットハンド14に対して
一定の圧力の熱風が噴射供給されてロボットハンド14
の乾燥がウエハ2の乾燥が完了するまで行われる。な
お、洗浄液の代わりに圧縮空気を用いても良く、その場
合熱風乾燥は必要なくなる。
し、ウエハ2の散水ブラシ63による洗浄を開始した時
点で、そのまま待機しているロボットハンド14に対し
てロボットハンド洗浄装置7のノズル71から一定の圧
力の洗浄液の噴射供給を開始し、ロボットハンド14に
付着している研削かすなどの不純物が洗浄液によって吹
き飛ばされる形で洗浄される。つづいて供給装置が切り
替えられ、ノズル71からロボットハンド14に対して
一定の圧力の熱風が噴射供給されてロボットハンド14
の乾燥がウエハ2の乾燥が完了するまで行われる。な
お、洗浄液の代わりに圧縮空気を用いても良く、その場
合熱風乾燥は必要なくなる。
【0030】つぎに移動装置62によって保持具61を
矢印AAで示す水平方向に洗浄済み位置6bから受け渡
し位置6aまで移動させる間にウエハ2の両面は熱風ノ
ズル65から吹き付けられる熱風によって乾燥させられ
る。これでウエハ2の洗浄工程は終了するが、必要に応
じてワーク乾燥前に保持具61を往復させることによっ
て前述の洗浄を何回か繰り返してもよい。
矢印AAで示す水平方向に洗浄済み位置6bから受け渡
し位置6aまで移動させる間にウエハ2の両面は熱風ノ
ズル65から吹き付けられる熱風によって乾燥させられ
る。これでウエハ2の洗浄工程は終了するが、必要に応
じてワーク乾燥前に保持具61を往復させることによっ
て前述の洗浄を何回か繰り返してもよい。
【0031】つぎに洗浄、乾燥されたウエハ2はロボッ
ト1の洗浄乾燥されたロボットハンド14によって、受
け渡し位置6aからカセット3cまで運搬され、カセッ
ト3cにカセット3aと同じ姿勢で上下方向に集積され
て格納される。ここまでがワーク研削加工装置の一連の
動作であり、つぎのウエハ2についてロボット1は引き
続きカセット3bから取り出す動作から始まることにな
る。
ト1の洗浄乾燥されたロボットハンド14によって、受
け渡し位置6aからカセット3cまで運搬され、カセッ
ト3cにカセット3aと同じ姿勢で上下方向に集積され
て格納される。ここまでがワーク研削加工装置の一連の
動作であり、つぎのウエハ2についてロボット1は引き
続きカセット3bから取り出す動作から始まることにな
る。
【0032】つぎに、この発明のワーク研削加工装置の
第2の実施の形態を、図7から図9をもとに説明する。
図7を参照してワーク研削加工装置の構成を説明する。
この実施の形態のワーク研削加工装置はワークである研
削加工前の半導体用のウエハ2を図7において上下方向
(図7の紙面垂直方向)に集積格納しているカセット3
a、ウエハ2に加工されたオリエンテーションフラット
(以下オリフラと呼ぶ)やノッチ(図示せず)の位置を
合わせるためのオリフラ合わせ機4、両頭平面研削盤
5、研削加工後のウエハ2を洗浄するワーク洗浄装置
6、ワーク洗浄装置6の受け渡し位置6aの下に収納さ
れているロボットハンド洗浄装置7(図7に破線にて図
示)、研削、洗浄済のウエハ2を集積格納するカセット
3c、ウエハ2をカセット3aから取り出し、オリフラ
合わせ機4を経由して両頭平面研削盤5の搬入搬出位置
5aを経由して、さらにワーク洗浄装置6の受け渡し位
置6aを経由してカセット3cへ運搬するツインアーム
ロボット8、オリフラ合わせ機4と両頭平面研削盤5と
ワーク洗浄装置6とロボットハンド洗浄装置7と全体の
システムを制御する制御装置9、ワーク研削加工装置全
体を操作する操作盤10から構成される。ツインアーム
ロボット8を制御するロボット制御装置91(図3に破
線にて図示)はツインアームロボット8の下に収納され
ている。ここでツインアームロボット8の搬出、搬入は
オリフラ合わせ機4、両頭平面研削盤5、ワーク洗浄装
置6から見たロボットの動作を表している。
第2の実施の形態を、図7から図9をもとに説明する。
図7を参照してワーク研削加工装置の構成を説明する。
この実施の形態のワーク研削加工装置はワークである研
削加工前の半導体用のウエハ2を図7において上下方向
(図7の紙面垂直方向)に集積格納しているカセット3
a、ウエハ2に加工されたオリエンテーションフラット
(以下オリフラと呼ぶ)やノッチ(図示せず)の位置を
合わせるためのオリフラ合わせ機4、両頭平面研削盤
5、研削加工後のウエハ2を洗浄するワーク洗浄装置
6、ワーク洗浄装置6の受け渡し位置6aの下に収納さ
れているロボットハンド洗浄装置7(図7に破線にて図
示)、研削、洗浄済のウエハ2を集積格納するカセット
3c、ウエハ2をカセット3aから取り出し、オリフラ
合わせ機4を経由して両頭平面研削盤5の搬入搬出位置
5aを経由して、さらにワーク洗浄装置6の受け渡し位
置6aを経由してカセット3cへ運搬するツインアーム
ロボット8、オリフラ合わせ機4と両頭平面研削盤5と
ワーク洗浄装置6とロボットハンド洗浄装置7と全体の
システムを制御する制御装置9、ワーク研削加工装置全
体を操作する操作盤10から構成される。ツインアーム
ロボット8を制御するロボット制御装置91(図3に破
線にて図示)はツインアームロボット8の下に収納され
ている。ここでツインアームロボット8の搬出、搬入は
オリフラ合わせ機4、両頭平面研削盤5、ワーク洗浄装
置6から見たロボットの動作を表している。
【0033】図8にツインアームロボット8を示す。ロ
ボット本体81は、下側が開放され上下方向に移動が可
能である上部円筒体81aに覆われており、上部円筒体
81aの上面2カ所に一端が結合され結合部を中心に水
平面内で旋回可能に取り付けられた第一アーム82、8
5と、第一アーム82の他端に一端が結合され結合部を
中心に水平面内で旋回可能に取り付けられた第二アーム
83と、第二アーム83の他端に一端が結合され結合部
を中心に水平面内で旋回可能に取り付けられたロボット
ハンド84と第一アーム85の他端に一端が結合され結
合部を中心に水平面内で旋回可能に取り付けられた第二
アーム86と、第二アーム86の他端に一端が結合され
結合部を中心に水平面内で旋回可能に取り付けられたロ
ボットハンド87とから構成される。ロボットハンド8
4、87は図2(B)に示すロボットハンド14と同様
の形状で、ロボットハンド84、87のU字部の各先端
にはワーク2を吸着する吸着パッド84a、87aがそ
れぞれ取り付けられている。吸着パッドは真空ライン8
0(図2(B)参照)に接続され、真空ライン80はロ
ボット本体81に内蔵されている真空ポンプ(図示せ
ず)に接続される。ロボット8はロボット本体81の下
部に収納されたロボット制御装置91(図3参照)を有
する。
ボット本体81は、下側が開放され上下方向に移動が可
能である上部円筒体81aに覆われており、上部円筒体
81aの上面2カ所に一端が結合され結合部を中心に水
平面内で旋回可能に取り付けられた第一アーム82、8
5と、第一アーム82の他端に一端が結合され結合部を
中心に水平面内で旋回可能に取り付けられた第二アーム
83と、第二アーム83の他端に一端が結合され結合部
を中心に水平面内で旋回可能に取り付けられたロボット
ハンド84と第一アーム85の他端に一端が結合され結
合部を中心に水平面内で旋回可能に取り付けられた第二
アーム86と、第二アーム86の他端に一端が結合され
結合部を中心に水平面内で旋回可能に取り付けられたロ
ボットハンド87とから構成される。ロボットハンド8
4、87は図2(B)に示すロボットハンド14と同様
の形状で、ロボットハンド84、87のU字部の各先端
にはワーク2を吸着する吸着パッド84a、87aがそ
れぞれ取り付けられている。吸着パッドは真空ライン8
0(図2(B)参照)に接続され、真空ライン80はロ
ボット本体81に内蔵されている真空ポンプ(図示せ
ず)に接続される。ロボット8はロボット本体81の下
部に収納されたロボット制御装置91(図3参照)を有
する。
【0034】図9(A)及び(B)にオリフラ合わせ機
4を示す。オリフラ合わせ機4はオリフラ合わせ機本体
21と、オリフラ合わせ機本体21の上平面に配置さ
れ、ウエハ2を載置して回転する回転盤22と、オリフ
ラ合わせ機本体21の上部に突出して配置され、オリフ
ラの位置を角度として検出する長方形のオリフラ検出部
23と、ウエハ2の中心点とその円周上の一点を結ぶ線
の部分を検出対象とし、ウエハ2の最大厚さ又は最大高
さを検出する厚さ検出ラインセンサー24を有する。図
9(B)において回転盤22の回転軸とオリフラ検出部
23の直方体部の垂直方向の中心線と交わる水平線をオ
リフラ合わせ機4の中心軸25とする。
4を示す。オリフラ合わせ機4はオリフラ合わせ機本体
21と、オリフラ合わせ機本体21の上平面に配置さ
れ、ウエハ2を載置して回転する回転盤22と、オリフ
ラ合わせ機本体21の上部に突出して配置され、オリフ
ラの位置を角度として検出する長方形のオリフラ検出部
23と、ウエハ2の中心点とその円周上の一点を結ぶ線
の部分を検出対象とし、ウエハ2の最大厚さ又は最大高
さを検出する厚さ検出ラインセンサー24を有する。図
9(B)において回転盤22の回転軸とオリフラ検出部
23の直方体部の垂直方向の中心線と交わる水平線をオ
リフラ合わせ機4の中心軸25とする。
【0035】図7を構成する両頭平面研削盤5、研削加
工後のウエハ2を洗浄するワーク洗浄装置6、ワーク洗
浄装置6の受け渡し位置6aの下に収納されているロボ
ットハンド洗浄装置7はそれぞれ前述した図3、図4、
図5、図6と同一構成装置である。
工後のウエハ2を洗浄するワーク洗浄装置6、ワーク洗
浄装置6の受け渡し位置6aの下に収納されているロボ
ットハンド洗浄装置7はそれぞれ前述した図3、図4、
図5、図6と同一構成装置である。
【0036】つぎに第二の実施の形態のワーク研削加工
装置の作用について説明する。操作盤10にてワーク研
削加工装置の構成機器を起動させてワーク研削加工装置
を運転が可能な状態にしてから、操作盤10にてワーク
研削加工装置の運転を開始する。
装置の作用について説明する。操作盤10にてワーク研
削加工装置の構成機器を起動させてワーク研削加工装置
を運転が可能な状態にしてから、操作盤10にてワーク
研削加工装置の運転を開始する。
【0037】図7及び図8に示すように、ワーク研削加
工装置の運転開始により、ロボット8が第一アーム82
を旋回させ、ロボットハンド84をカセット3aに格納
されているウエハ2の方向に向かせ、ロボットハンド8
4をその対称軸(図2の対称軸15に準ずる)がウエハ
2の中心とロボット本体の中心を結んだ線と重なる位置
で停止させる。必要に応じて、第二アーム83を第一ア
ーム82に対して旋回(以下単に第二アームの旋回とい
う。)、ロボットハンド84を第二アーム83に対して
旋回(以下単にロボットハンド14の旋回という。)さ
せる。
工装置の運転開始により、ロボット8が第一アーム82
を旋回させ、ロボットハンド84をカセット3aに格納
されているウエハ2の方向に向かせ、ロボットハンド8
4をその対称軸(図2の対称軸15に準ずる)がウエハ
2の中心とロボット本体の中心を結んだ線と重なる位置
で停止させる。必要に応じて、第二アーム83を第一ア
ーム82に対して旋回(以下単に第二アームの旋回とい
う。)、ロボットハンド84を第二アーム83に対して
旋回(以下単にロボットハンド14の旋回という。)さ
せる。
【0038】つぎに、ロボットハンド84がウエハ2に
向かって真っ直ぐ前進するように第一アーム82、第二
アーム83、ロボットハンド84を旋回させる。ロボッ
トハンド84がカセット3aに格納されている一番上の
ウエハ2の真上に位置したところで、停止させる(図2
(B)の状態に準ずる)。このときロボットハンド84
のU字部の先端に取り付けられた吸着パッド84aを結
んだ線の中心点がウエハ2の中心の真上に位置してい
る。以下、ロボットハンド84がウエハ2を吸着するた
めに前進したときにロボットハンド84が停止する位置
は、前記のこの位置である。
向かって真っ直ぐ前進するように第一アーム82、第二
アーム83、ロボットハンド84を旋回させる。ロボッ
トハンド84がカセット3aに格納されている一番上の
ウエハ2の真上に位置したところで、停止させる(図2
(B)の状態に準ずる)。このときロボットハンド84
のU字部の先端に取り付けられた吸着パッド84aを結
んだ線の中心点がウエハ2の中心の真上に位置してい
る。以下、ロボットハンド84がウエハ2を吸着するた
めに前進したときにロボットハンド84が停止する位置
は、前記のこの位置である。
【0039】つぎに、ロボット8は上部円筒体81aを
下降させるので、ロボットハンド84も下降し、ウエハ
2の上面に接触する。これにより吸着パッド84aがウ
エハ2の上面に接触し、ウエハ2はロボットハンド84
に吸着される。ロボット8はウエハ有無センサ(図示せ
ず)を内蔵しており、ウエハ2の吸着後ウエハ有無セン
サより吸着確認信号が出される。ウエハ2の吸着の確認
後、上部円筒体81aが所定量上昇するので、ウエハ2
を吸着したロボットハンド84は同様に上昇する。つぎ
にロボットハンド84が格納装置3aより後退するよう
に、第一アーム82、第二アーム83、ロボットハンド
84を旋回させる。ロボットハンド84は所定距離後退
した所で停止する。
下降させるので、ロボットハンド84も下降し、ウエハ
2の上面に接触する。これにより吸着パッド84aがウ
エハ2の上面に接触し、ウエハ2はロボットハンド84
に吸着される。ロボット8はウエハ有無センサ(図示せ
ず)を内蔵しており、ウエハ2の吸着後ウエハ有無セン
サより吸着確認信号が出される。ウエハ2の吸着の確認
後、上部円筒体81aが所定量上昇するので、ウエハ2
を吸着したロボットハンド84は同様に上昇する。つぎ
にロボットハンド84が格納装置3aより後退するよう
に、第一アーム82、第二アーム83、ロボットハンド
84を旋回させる。ロボットハンド84は所定距離後退
した所で停止する。
【0040】つぎに、ロボット8が第一アーム82を旋
回させ、ロボットハンド84の対称軸が図9(B)のオ
リフラ合わせ機4の中心軸25に一致する位置で停止さ
せる。必要に応じて、第二アーム83、ロボットハンド
84も旋回させる。つぎにロボットハンド84が中心軸
25の延長線上を前進するように、第一アーム82、第
二アーム83、ロボットハンド84を旋回させる。ロボ
ットハンド84はロボットハンド84に吸着されている
ウエハ2の中心が回転盤22の中心の真上に来たところ
で前進を停止する。
回させ、ロボットハンド84の対称軸が図9(B)のオ
リフラ合わせ機4の中心軸25に一致する位置で停止さ
せる。必要に応じて、第二アーム83、ロボットハンド
84も旋回させる。つぎにロボットハンド84が中心軸
25の延長線上を前進するように、第一アーム82、第
二アーム83、ロボットハンド84を旋回させる。ロボ
ットハンド84はロボットハンド84に吸着されている
ウエハ2の中心が回転盤22の中心の真上に来たところ
で前進を停止する。
【0041】つぎに、ロボット8は上部円筒体81aを
下降させるので、ロボットハンド84も下降し、ウエハ
2が回転盤22の上面に載置される。そして、ロボット
8は上部円筒体81aを下降した距離と同じ距離だけ上
昇させるので、ロボットハンド84も同様に上昇する。
そして、ロボットハンド84がオリフラ合わせ機4より
後退するように、第一アーム82、第二アーム83、ロ
ボットハンド84を旋回させ、ロボットハンド84は所
定距離後退した所で停止する。
下降させるので、ロボットハンド84も下降し、ウエハ
2が回転盤22の上面に載置される。そして、ロボット
8は上部円筒体81aを下降した距離と同じ距離だけ上
昇させるので、ロボットハンド84も同様に上昇する。
そして、ロボットハンド84がオリフラ合わせ機4より
後退するように、第一アーム82、第二アーム83、ロ
ボットハンド84を旋回させ、ロボットハンド84は所
定距離後退した所で停止する。
【0042】つぎに、オリフラ合わせ機4は回転盤22
を回転させ、ウエハ2を少なくとも360度回転させ
る。このとき、オリフラ検出部23はウエハ2の表面を
画像処理することによりオリフラの角度位置を検出す
る。つぎに回転盤22を回転させ、ウエハ2が両頭平面
研削盤5の搬入搬出位置5aに載置されたときに、オリ
フラが両頭平面研削盤5のワーク保持機構51に対して
所定の角度で載置されるような角度位置に来たところで
回転盤22の回転を停止させる。
を回転させ、ウエハ2を少なくとも360度回転させ
る。このとき、オリフラ検出部23はウエハ2の表面を
画像処理することによりオリフラの角度位置を検出す
る。つぎに回転盤22を回転させ、ウエハ2が両頭平面
研削盤5の搬入搬出位置5aに載置されたときに、オリ
フラが両頭平面研削盤5のワーク保持機構51に対して
所定の角度で載置されるような角度位置に来たところで
回転盤22の回転を停止させる。
【0043】ウエハ2を最初に少なくとも360度回転
させたときに、厚さ検出ラインセンサー24にてウエハ
2の最大厚さ又は最大高さを同時に検出する。検出され
たウエハ2の最大厚さ又は最大高さの信号は両頭平面研
削盤5の制御装置に送られ、ワーク研削時の砥石37の
加工送りとしての早送り、荒研削送り、仕上げ研削送り
の切替タイミングを決定するデータとなる。
させたときに、厚さ検出ラインセンサー24にてウエハ
2の最大厚さ又は最大高さを同時に検出する。検出され
たウエハ2の最大厚さ又は最大高さの信号は両頭平面研
削盤5の制御装置に送られ、ワーク研削時の砥石37の
加工送りとしての早送り、荒研削送り、仕上げ研削送り
の切替タイミングを決定するデータとなる。
【0044】つぎに、ロボットハンド84は前述と同様
にオリフラ合わせ機4の回転盤22上のウエハ2に向か
って前進し、停止後下降し、ウエハ2を吸着して上昇
し、所定の距離後退する。つぎに、ロボットハンド84
はその対称軸の延長線が両頭平面研削盤5のウエハ2の
搬入搬出位置5aにあるワーク保持機構51の中心を通
る位置に来るように回転する。そして、ウエハ2の中心
が中心の真上に来るまで前進し、停止後ウエハ2の下面
が両頭平面研削盤5のワークガイドレール52bの上面
に接触する直前まで下降し、予め位置が割り出されたワ
ーク保持機構51にウエハ2を挿入した後、上昇し所定
距離後退する。
にオリフラ合わせ機4の回転盤22上のウエハ2に向か
って前進し、停止後下降し、ウエハ2を吸着して上昇
し、所定の距離後退する。つぎに、ロボットハンド84
はその対称軸の延長線が両頭平面研削盤5のウエハ2の
搬入搬出位置5aにあるワーク保持機構51の中心を通
る位置に来るように回転する。そして、ウエハ2の中心
が中心の真上に来るまで前進し、停止後ウエハ2の下面
が両頭平面研削盤5のワークガイドレール52bの上面
に接触する直前まで下降し、予め位置が割り出されたワ
ーク保持機構51にウエハ2を挿入した後、上昇し所定
距離後退する。
【0045】つぎに、両頭平面研削盤5によるウエハ2
の研削加工段階に移行するが、両頭平面研削盤5におい
て、まず初めにワーク保持機構51がガイドレール52
上を水平横方向に移動するので、ウエハ2が搬入搬出位
置5aから研削加工位置5bへ滑動する。ワークガイド
レール52bの空気吹出孔(図示せず)からは空気が吹
き出しているので、ウエハ2はワークガイドレール52
b上をスムーズに滑動する。ワーク保持機構51はウエ
ハ2が加工位置5bに来たところで移動を停止する。
の研削加工段階に移行するが、両頭平面研削盤5におい
て、まず初めにワーク保持機構51がガイドレール52
上を水平横方向に移動するので、ウエハ2が搬入搬出位
置5aから研削加工位置5bへ滑動する。ワークガイド
レール52bの空気吹出孔(図示せず)からは空気が吹
き出しているので、ウエハ2はワークガイドレール52
b上をスムーズに滑動する。ワーク保持機構51はウエ
ハ2が加工位置5bに来たところで移動を停止する。
【0046】ここでワークガイドレール52bの空気吹
出孔への空気の供給を停止するので、ウエハ2は下部砥
石36の作用面上に直接載置される。つぎに、モータ駆
動により上部砥石37がウエハ2に向かって下側に早送
りされ、加工送りに切り替える位置で停止する。つぎ
に、モータ駆動によりワーク保持機構51内のウエハ2
が回転する。つぎに上下砥石36、37が回転を開始し
上部砥石37が加工送りを開始する。荒研削送りによっ
て所定の厚さ研削された後で、仕上げ送りに切り替えら
れ仕上げ研削される。
出孔への空気の供給を停止するので、ウエハ2は下部砥
石36の作用面上に直接載置される。つぎに、モータ駆
動により上部砥石37がウエハ2に向かって下側に早送
りされ、加工送りに切り替える位置で停止する。つぎ
に、モータ駆動によりワーク保持機構51内のウエハ2
が回転する。つぎに上下砥石36、37が回転を開始し
上部砥石37が加工送りを開始する。荒研削送りによっ
て所定の厚さ研削された後で、仕上げ送りに切り替えら
れ仕上げ研削される。
【0047】研削加工の終了後、ウエハ2の回転及び
上、下砥石36、37が回転を停止し、上部砥石回転昇
降機構35により砥石37は上方へ移動する。つぎに、
ワーク保持機構51が水平横方向に移動し、ウエハ2は
研削加工位置5bから搬入搬出位置5aまで移動する。
上、下砥石36、37が回転を停止し、上部砥石回転昇
降機構35により砥石37は上方へ移動する。つぎに、
ワーク保持機構51が水平横方向に移動し、ウエハ2は
研削加工位置5bから搬入搬出位置5aまで移動する。
【0048】つぎに、ロボットハンド87がロボットハ
ンド84の動作と同様に両頭平面研削盤5の搬入搬出位
置5a上のウエハ2に向かって前進し、停止後下降し、
ウエハ2を吸着して上昇し、所定の距離後退する。つぎ
に、ロボットハンド87はその対称軸の延長線がワーク
洗浄装置6の受け渡し位置6aにある保持具61の中心
を通る位置に来るように回転する。そして、ウエハ2の
中心が中心の真上に来るまで前進し、停止後ウエハ2の
下面が保持具61の上面に接触する直前まで下降しウエ
ハ2を静置することによって、ウエハ2は保持具61上
に保持され、ウエハ2を搬入してきたロボットハンド8
7はその上方に移動した位置で待機する。つぎに散水ブ
ラシ63は回転用モータ63bが駆動することによって
回転を開始し、ウエハ2をブラッシング可能な間隔まで
2本の散水ブラシ63は近づけられ、同時に洗浄液ノズ
ル64からは2本の散水ブラシ63の間に吹き付けるよ
うに洗浄液の供給を開始する。そして、移動装置62に
よって保持具61を水平方向(図7の矢印AA方向、図
7上では上下方向)に移動させられ、保持されたウエハ
2を回転する二本の散水ブラシ73間を通過させ、ウエ
ハ2両面は洗浄液ノズル64から供給される洗浄液とと
もにブラッシングされながら洗浄された後に所定距離移
動し洗浄済み位置6bで停止する。同時に散水ブラシ6
3の回転、洗浄液の供給が停止し、さらに2本の散水ブ
ラシ63の間隔はウエハ2に接触しない距離まで拡げら
れる。
ンド84の動作と同様に両頭平面研削盤5の搬入搬出位
置5a上のウエハ2に向かって前進し、停止後下降し、
ウエハ2を吸着して上昇し、所定の距離後退する。つぎ
に、ロボットハンド87はその対称軸の延長線がワーク
洗浄装置6の受け渡し位置6aにある保持具61の中心
を通る位置に来るように回転する。そして、ウエハ2の
中心が中心の真上に来るまで前進し、停止後ウエハ2の
下面が保持具61の上面に接触する直前まで下降しウエ
ハ2を静置することによって、ウエハ2は保持具61上
に保持され、ウエハ2を搬入してきたロボットハンド8
7はその上方に移動した位置で待機する。つぎに散水ブ
ラシ63は回転用モータ63bが駆動することによって
回転を開始し、ウエハ2をブラッシング可能な間隔まで
2本の散水ブラシ63は近づけられ、同時に洗浄液ノズ
ル64からは2本の散水ブラシ63の間に吹き付けるよ
うに洗浄液の供給を開始する。そして、移動装置62に
よって保持具61を水平方向(図7の矢印AA方向、図
7上では上下方向)に移動させられ、保持されたウエハ
2を回転する二本の散水ブラシ73間を通過させ、ウエ
ハ2両面は洗浄液ノズル64から供給される洗浄液とと
もにブラッシングされながら洗浄された後に所定距離移
動し洗浄済み位置6bで停止する。同時に散水ブラシ6
3の回転、洗浄液の供給が停止し、さらに2本の散水ブ
ラシ63の間隔はウエハ2に接触しない距離まで拡げら
れる。
【0049】保持具61が洗浄済み位置6b方向に移動
し、ウエハ2の散水ブラシ63による洗浄を開始した時
点で、そのまま待機しているロボットハンド87に対し
てノズル71から一定の圧力の洗浄液の噴射供給を開始
し、ロボットハンド87に付着している研削かすなどの
不純物が洗浄液によって吹き飛ばされる形で洗浄され
る。つづいて供給装置が切り替えられ、ノズル71から
ロボットハンド87に対して一定の圧力の熱風の噴射供
給されてロボットハンド87の乾燥がウエハ2の乾燥が
完了するまで行われる。
し、ウエハ2の散水ブラシ63による洗浄を開始した時
点で、そのまま待機しているロボットハンド87に対し
てノズル71から一定の圧力の洗浄液の噴射供給を開始
し、ロボットハンド87に付着している研削かすなどの
不純物が洗浄液によって吹き飛ばされる形で洗浄され
る。つづいて供給装置が切り替えられ、ノズル71から
ロボットハンド87に対して一定の圧力の熱風の噴射供
給されてロボットハンド87の乾燥がウエハ2の乾燥が
完了するまで行われる。
【0050】つぎに移動装置62によって保持具61を
矢印AAで示す水平方向に洗浄済み位置6bから受け渡
し位置6aまで移動させる間にウエハ2両面は熱風ノズ
ル65から吹き付けられる熱風によって乾燥させられ
る。これでウエハ2の洗浄工程は終了するが、必要に応
じてワーク乾燥前に保持具61を往復させることによっ
て前述の洗浄を何回か繰り返してもよい。
矢印AAで示す水平方向に洗浄済み位置6bから受け渡
し位置6aまで移動させる間にウエハ2両面は熱風ノズ
ル65から吹き付けられる熱風によって乾燥させられ
る。これでウエハ2の洗浄工程は終了するが、必要に応
じてワーク乾燥前に保持具61を往復させることによっ
て前述の洗浄を何回か繰り返してもよい。
【0051】つぎに洗浄、乾燥されたウエハ2はロボッ
ト8の洗浄乾燥されたロボットハンド87によって、受
け渡し位置6aから格納装置3cのカセット3dまで運
搬され、カセット3cにカセット3aと同じ姿勢で上下
方向に集積されて格納される。ここまでが1枚のウエハ
2に対して行われるワーク研削加工装置の一連の動作で
ある。
ト8の洗浄乾燥されたロボットハンド87によって、受
け渡し位置6aから格納装置3cのカセット3dまで運
搬され、カセット3cにカセット3aと同じ姿勢で上下
方向に集積されて格納される。ここまでが1枚のウエハ
2に対して行われるワーク研削加工装置の一連の動作で
ある。
【0052】ワーク研削加工装置が連続して稼働される
場合には、ウエハ2がロボットハンド87によって研削
盤5の搬入搬出位置5aから搬出されると同時に、別の
ウエハ2がロボットハンド84によってカセット3aか
ら搬出され、つづいてロボットハンド87によるワーク
洗浄装置6の受け渡し位置6aへのウエハ2の搬入と同
時にロボットハンド84によるオリフラ合わせ機4への
別のウエハ2の搬入が行われ、さらにロボットハンド8
7によるワーク洗浄装置6の受け渡し位置6aから格納
装置3cのカセット3dへのウエハ2の搬出入と同時に
ロボットハンド84によるオリフラ合わせ機4から研削
盤5の搬入搬出位置5aへの別のウエハ2の搬出入が行
われ、以降これが繰り返される。また、ロボット8の上
部円筒体81aが上昇、下降すると、ロボットハンド8
4、87も同時に同様に上昇するため、それぞれ別個の
ウエハ2を別個の装置へ搬入出する際には、その上昇、
下降は同じタイミングで行われる。
場合には、ウエハ2がロボットハンド87によって研削
盤5の搬入搬出位置5aから搬出されると同時に、別の
ウエハ2がロボットハンド84によってカセット3aか
ら搬出され、つづいてロボットハンド87によるワーク
洗浄装置6の受け渡し位置6aへのウエハ2の搬入と同
時にロボットハンド84によるオリフラ合わせ機4への
別のウエハ2の搬入が行われ、さらにロボットハンド8
7によるワーク洗浄装置6の受け渡し位置6aから格納
装置3cのカセット3dへのウエハ2の搬出入と同時に
ロボットハンド84によるオリフラ合わせ機4から研削
盤5の搬入搬出位置5aへの別のウエハ2の搬出入が行
われ、以降これが繰り返される。また、ロボット8の上
部円筒体81aが上昇、下降すると、ロボットハンド8
4、87も同時に同様に上昇するため、それぞれ別個の
ウエハ2を別個の装置へ搬入出する際には、その上昇、
下降は同じタイミングで行われる。
【0053】
【発明の効果】請求項1のワーク研削加工方法によれ
ば、ワーク洗浄工程におけるワーク搬入出が同一ロボッ
トで可能となり、従来よりもロボットを1台以上省略で
き、ロボットである制御対象を減らすことができる。
ば、ワーク洗浄工程におけるワーク搬入出が同一ロボッ
トで可能となり、従来よりもロボットを1台以上省略で
き、ロボットである制御対象を減らすことができる。
【0054】請求項2のワーク研削加工方法によれば、
ワークの洗浄よりもロボットハンド洗浄が早くまたは同
時に完了するため、洗浄済みワーク搬出が最短で可能と
なり、製造の効率化が図れる。
ワークの洗浄よりもロボットハンド洗浄が早くまたは同
時に完了するため、洗浄済みワーク搬出が最短で可能と
なり、製造の効率化が図れる。
【0055】請求項3のワーク研削加工方法によれば、
各装置の稼働率が向上するため、さらに製造効率を改善
することができる。
各装置の稼働率が向上するため、さらに製造効率を改善
することができる。
【0056】請求項4のワーク研削加工装置によれば、
ワーク洗浄装置へのワーク搬入出が同一ロボットで可能
となり、従来よりもロボットを1台以上省略でき、装置
コストダウンおよび省スペースを図ることができる。
ワーク洗浄装置へのワーク搬入出が同一ロボットで可能
となり、従来よりもロボットを1台以上省略でき、装置
コストダウンおよび省スペースを図ることができる。
【0057】請求項5のワーク研削加工装置によれば、
ワークの洗浄よりもロボットハンド洗浄が早くまたは同
時に完了するため、洗浄済みワーク搬出が最短で可能と
なり、製造の効率化が図れる。
ワークの洗浄よりもロボットハンド洗浄が早くまたは同
時に完了するため、洗浄済みワーク搬出が最短で可能と
なり、製造の効率化が図れる。
【0058】請求項6のワーク研削加工装置によれば、
各装置の稼働率が向上するため、さらに製造効率を改善
することができる。
各装置の稼働率が向上するため、さらに製造効率を改善
することができる。
【図1】本発明のワーク研削加工装置の第一の実施形態
の構成を示す概略平面図である。
の構成を示す概略平面図である。
【図2】(A)は図1のワーク研削加工装置を構成する
ロボットの立体説明図である。(B)は吸着時のカセッ
ト内のウエハとロボットハンドの位置関係を示す説明図
である。
ロボットの立体説明図である。(B)は吸着時のカセッ
ト内のウエハとロボットハンドの位置関係を示す説明図
である。
【図3】図1および図7のワーク研削加工装置を構成す
る両頭平面研削盤の正面図である。
る両頭平面研削盤の正面図である。
【図4】図1および図7のワーク研削加工装置を構成す
るワーク洗浄装置の平面図およびロボットハンド洗浄装
置の概略図である。
るワーク洗浄装置の平面図およびロボットハンド洗浄装
置の概略図である。
【図5】図4のワーク洗浄装置の断面図である。
【図6】図4のロボットハンド洗浄装置の平面図であ
る。
る。
【図7】本発明のワーク研削加工装置の第二の実施形態
の構成を示す概略平面図である。
の構成を示す概略平面図である。
【図8】図7のワーク研削加工装置を構成するツインア
ームロボットの立体説明図である。
ームロボットの立体説明図である。
【図9】(A)は図7のワーク研削加工装置を構成する
オリフラ合わせ機の正面図である。(B)は同平面図で
ある。
オリフラ合わせ機の正面図である。(B)は同平面図で
ある。
1 ロボット 2 ウエハ 3a 格納装置 3b カセット 3c 格納装置 3d カセット 4 オリフラ合わせ機 5 両頭平面研削盤 5a 搬入搬出位置 5b 研削加工
位置 6 ワーク洗浄装置 6a 受け渡し位置 6b 洗浄済み位置 7 ロボットハンド洗浄装置 8 ツインアームロボット 9 制御装置 10 操作盤 11 ロボット本体 11a 上部円
筒体 12 第一アーム 13 第二アーム 14 ロボットハンド 14a 吸着パ
ッド 15 対称軸 21 オリフラ合わせ機本体 22 回転盤 23 オリフラ検出部 24 厚さ検出ラインセンサー 25 中心軸 31 下部フレーム 32 中間フレーム 33 上部フレーム 34 下部砥石回転昇降機構 35 上部砥石回転昇降機構 36 下部砥石 37 上部砥石 51 ワーク保持機構 52 ガイドレール 53 移動用モータ 54 ボールねじ 61 保持具 62 移動装置 63 散水ブラシ 63b モータ 64 洗浄液ノズル 65 熱風ノズル 71 ノズル 80 真空ライン 81 ロボット本体 81a 上部円
筒体 82 第一アーム 83 第二アーム 84 ロボットハンド 84a 吸着パ
ッド 85 第一アーム 86 第二アーム 87 ロボットハンド 87a 吸着パ
ッド 91 ロボット制御装置
位置 6 ワーク洗浄装置 6a 受け渡し位置 6b 洗浄済み位置 7 ロボットハンド洗浄装置 8 ツインアームロボット 9 制御装置 10 操作盤 11 ロボット本体 11a 上部円
筒体 12 第一アーム 13 第二アーム 14 ロボットハンド 14a 吸着パ
ッド 15 対称軸 21 オリフラ合わせ機本体 22 回転盤 23 オリフラ検出部 24 厚さ検出ラインセンサー 25 中心軸 31 下部フレーム 32 中間フレーム 33 上部フレーム 34 下部砥石回転昇降機構 35 上部砥石回転昇降機構 36 下部砥石 37 上部砥石 51 ワーク保持機構 52 ガイドレール 53 移動用モータ 54 ボールねじ 61 保持具 62 移動装置 63 散水ブラシ 63b モータ 64 洗浄液ノズル 65 熱風ノズル 71 ノズル 80 真空ライン 81 ロボット本体 81a 上部円
筒体 82 第一アーム 83 第二アーム 84 ロボットハンド 84a 吸着パ
ッド 85 第一アーム 86 第二アーム 87 ロボットハンド 87a 吸着パ
ッド 91 ロボット制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村井 史朗 富山県東砺波郡福野町100番地 株式会社 日平トヤマ富山工場内 (72)発明者 和田 豊尚 富山県東砺波郡福野町100番地 株式会社 日平トヤマ富山工場内
Claims (6)
- 【請求項1】格納されたワークを搬出する搬出工程とワ
ークを研削盤に搬入する搬入工程とワークを研削する研
削工程とワークを研削盤から搬出する搬出工程と研削さ
れたワークをワーク洗浄装置に搬入する搬入工程と研削
されたワークを洗浄するワーク洗浄工程とワークをワー
ク洗浄装置の受け渡し位置に受け渡し位置に搬入した後
のロボットハンドについて行われるロボットハンド洗浄
・乾燥工程と洗浄、乾燥が行われたロボットハンドによ
ってワークを搬出する搬出工程とワークを格納する搬入
工程とからなることを特徴とするワーク研削加工方法。 - 【請求項2】ロボットハンド洗浄・乾燥工程がワーク洗
浄工程と並行して進行する請求項1に記載のワーク研削
加工方法。 - 【請求項3】ワーク格納装置からの研削前ワーク搬出か
ら研削洗浄済みワークのワーク格納装置への搬入までの
一連の各装置へのワーク搬入出が少なくとも2つ以上の
ロボットアームを持つロボットによって行われ、加工前
と加工後のワークの搬入出が並行して進行する請求項2
に記載のワーク研削加工方法。 - 【請求項4】ワークを格納する格納装置と、 格納されたワークを搬出し研削盤に搬入するロボットと
前記ワークを研削する研削盤と、 研削後のワークを研削盤より搬出し前記ワークをワーク
洗浄装置に搬入し洗浄後の前記ワークを洗浄装置から搬
出し、格納装置へ搬出するロボットと、 そのロボットの洗浄装置とを備えたことを特徴とするワ
ーク研削加工装置。 - 【請求項5】ワークの洗浄とロボットハンドの洗浄とを
並行して進行させる制御装置を備えたことを特徴とする
請求項4に記載のワーク研削加工装置。 - 【請求項6】ロボットアームを少なくとも2つ以上持つ
ロボットを備え、ワーク格納装置からの研削前ワーク搬
出から研削洗浄済みワークのワーク格納装置への搬入ま
での一連の各装置へのワーク搬入出が別個のロボットア
ームにより加工前と加工後のワークの搬入出動作を並行
して進行させて行う制御装置を備える請求項5に記載の
ワーク研削加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10055159A JPH11254317A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | ワーク研削加工方法及びワーク研削加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10055159A JPH11254317A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | ワーク研削加工方法及びワーク研削加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11254317A true JPH11254317A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=12990975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10055159A Pending JPH11254317A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | ワーク研削加工方法及びワーク研削加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11254317A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003073495A1 (fr) * | 2002-02-27 | 2003-09-04 | Tokyo Electron Limited | Procede de support d'un substrat |
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JP2015510472A (ja) * | 2012-01-10 | 2015-04-09 | ケーワン インダストリーズ プライベート リミテッド | トレー包装のためのフレキシブル組立ライン |
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WO2024214598A1 (ja) * | 2023-04-14 | 2024-10-17 | 東京エレクトロン株式会社 | 処理システム |
-
1998
- 1998-03-06 JP JP10055159A patent/JPH11254317A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2024214598A1 (ja) * | 2023-04-14 | 2024-10-17 | 東京エレクトロン株式会社 | 処理システム |
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