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JPH11251084A - 調光器 - Google Patents

調光器

Info

Publication number
JPH11251084A
JPH11251084A JP4577798A JP4577798A JPH11251084A JP H11251084 A JPH11251084 A JP H11251084A JP 4577798 A JP4577798 A JP 4577798A JP 4577798 A JP4577798 A JP 4577798A JP H11251084 A JPH11251084 A JP H11251084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
control signal
microcomputer
interrupt
timer interrupt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4577798A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuho Tanaka
和穂 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP4577798A priority Critical patent/JPH11251084A/ja
Publication of JPH11251084A publication Critical patent/JPH11251084A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】パルス幅変調制御により調光制御を行うマイク
ロコンピュータの処理量の最大値を低下する。 【解決手段】マイクロコンピュータ31は、調光制御を
行うPWM制御信号b1を作成しドライブ回路32に供
給する。この場合、マイクロコンピュータ31は、PW
M制御信号b1を出力する場合に、前記PWM制御信号
の周期に対する第1の論理出力のデューティが所定値ま
では、インターバル割込みからタイマ割込みまでの出力
を第1の論理出力とし、タイマ割込みからインターバル
割込みまでの出力を第2の論理出力とし、前記デューテ
ィが前記所定値を超えると、インターバル割込みからタ
イマ割込みまでの出力を前記第2の論理出力とし、タイ
マ割込みからインターバル割込みまでの出力を前記第1
の論理出力とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータを用いたパルス幅変調制御により調光制御を行う調
光器に係り、特にマイクロコンピュータの発熱量を低下
することができる調光器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置のバックライトや照
明装置等の放電灯点灯装置においては、調光器により調
光を行えるようにしたものがある。この場合の調光器と
しては、マイクロコンピュータを用いたパルス幅変調制
御により調光制御を行うものが近年、普及してきてい
る。
【0003】図4はこのような従来の調光器を用いた放
電灯点灯装置を示す回路図である。
【0004】図4において、交流電源61の一方の出力
端子は、ダイオードブリッジによる全波整流器62の一
方の入力端子に接続され、交流電源61の他方の出力端
子は、全波整流器62の他方の入力端子に接続される。
【0005】全波整流器62の正極側の出力端子は、第
1のコンバータ70の正極側の入力端子に接続される。
全波整流器62の負極側の出力端子は、第1のコンバー
タ70の負極側の入力端子に接続される。
【0006】第1のコンバータ70は、昇圧チョッパ回
路となっており、スイッチング素子のNPNトランジス
タTr70と、このNPNトランジスタTr70のオ
ン,オフ制御を行うオン,オフ制御回路71と、チョー
クコイルL70と、ダイオードD70と、平滑コンデン
サC70とから構成されている。
【0007】この場合、オン,オフ制御回路71は、ダ
イオードD70のカソード電圧、即ち第1のコンバータ
70の出力電圧V11を検出し、この検出結果に基づい
て周波数を設定したオン,オフ制御信号a2をNPNト
ランジスタTr70のベースに供給する。このようなオ
ン,オフ制御信号a2によりNPNトランジスタTr7
0は、オン、オフを行い、チョークコイルL70にエネ
ルギーの蓄積と放出を行わせ、放出したエネルギーをダ
イオードD70と平滑コンデンサC70から成る整流平
滑回路により整流及び平滑を行わせ、第1のコンバータ
70から出力電圧V11を出力させている。
【0008】第1のコンバータ70の正極側の出力端子
は、第2のコンバータ80の正極側の入力端子に接続さ
れ、第1のコンバータ70の負極側の出力端子は、第2
のコンバータ80の負極側の入力端子に接続される。
【0009】第2のコンバータ80は、調光器ともなっ
ており、スイッチング素子のNPNトランジスタTr8
0と、このNPNトランジスタTr80のオン,オフ制
御を行うマイクロコンピュータ81及びドライブ回路8
2とから構成されている。
【0010】第2のコンバータ80をさらに詳細に説明
すると、第2のコンバータ80の正極側の入力端子は、
第2のコンバータ80の正極側の出力端子に直接接続さ
れている。第2のコンバータ80の正極側の出力端子
は、絶縁トランス63の一次巻線L11を介して第2の
コンバータ80の負極側の出力端子に接続されている。
第2のコンバータ80の負極側の出力端子は、NPNト
ランジスタTr80のコレクタ・エミッタ路を介して第
2のコンバータ80の負極側の入力端子に接続される。
【0011】マイクロコンピュータ81は、パルス幅変
調制御回路(以下、PWM制御回路と呼ぶ)を構成して
おり、リモコン制御、本放電灯点灯装置の出力対象とな
る放電灯64に加わる直流電圧の検出結果等に基づいて
基づいて調光制御を行うPWM制御信号b2を作成しド
ライブ回路82に供給する。ドライブ回路82はPWM
制御信号b2に基づいてオン・オフ制御信号c2を作成
してNPNトランジスタTr80のベースに供給する。
このようなオン・オフ制御信号c2によりNPNトラン
ジスタTr80は、オン、オフを行い、絶縁トランス6
3の一次巻線L11にパルス電流を流して、絶縁トラン
ス63の二次巻線L12に低電圧に変圧された交流電圧
を発生させる。
【0012】絶縁トランス63の二次巻線L12の一端
はバラストコンデンサC61を介して放電灯64の一方
の電極に接続される。放電灯64の他方の電極は、二次
巻線L12の他端に接続される。
【0013】このような調光器において、交流電源61
からの交流電圧は、全波整流器62により全波整流さ
れ、第1のコンバータ70により入力電流波形が入力電
圧波形と相似形にされ、入力力率を改善するとともに、
定電圧化される。第1のコンバータ70の出力は、第2
のコンバータ80と絶縁トランス63により交流電圧に
変換され、バラストコンデンサC61によるバラスト回
路を介して放電灯64に供給される。この場合、第2の
コンバータ80は、マイクロコンピュータ81からのP
WM制御信号b2により、スイッチング素子が制御され
ており、放電灯64に加わる交流電圧V12が制御さ
れ、放電灯64が調光制御されている。
【0014】ここで、マイクロコンピュータ81は、出
力のPWM制御信号b2がハイレベル(H)の場合の期
間をm、ローレベル(L)の場合の期間をnとすると、
デューティ比τ{=m/(m+n)}を10%〜90%
の範囲で制御している。一方、マイクロコンピュータ8
1のPWM制御信号b2がHの場合は、NPNトランジ
スタTr80がオンされ、一次巻線L11に電流が流れ
るようになっており、デューティ比τが10%〜90%
の範囲では、デューティ比τか大きいほど、発光効率の
高い高輝度の点灯を行うことができる。
【0015】図5はマイクロコンピュータ81が出力す
るPWM制御信号b2を示す説明図であり、図5(a)
にデューティ比τが10%の場合を示し、図5(b)に
デューティ比τが30%の場合を示し、図5(c)にデ
ューティ比τが50%の場合を示し、図5(d)にデュ
ーティ比τが70%の場合を示し、図5(e)にデュー
ティ比τが90%の場合を示している。
【0016】図5において、マイクロコンピュータ81
は、インターバル割込みInにより出力するPWM制御
信号b2をHとするとともに、タイマ割込みの設定を行
う。この後、マイクロコンピュータ81は、基準クロッ
クをカウントし、(PWM制御信号b2の周期T)×
(デューティ比τ)の期間、Hを出力する。基準クロッ
クのカウントが周期T×デューティ比τに到達すると、
タイマ割込みTiとなりタイマ割込み処理を停止する。
これにより、マイクロコンピュータ81が出力するPW
M制御信号b2はLとなる。この後、周期Tが終了する
と、次のインターバル割込みInとなり、以下、同じ動
作を繰り返す。
【0017】ここで、タイマ割込み処理中(InからT
iまで)は、基準クロックのカウントを行うため、タイ
マ割込み処理を停止した期間(TiからInまで)より
も電力消費量が多い。ここで、図5(a),図5
(b),図5(c)に示ようにデューティ比τが50%
までは、タイマ割込み処理を行う期間が50%以下なの
で問題とならないが、図5(a),図5(b)に示よう
にデューティ比τが50%を越えると、タイマ割込み処
理を行う期間が50%を超え、マイクロコンピュータ8
1は、処理量が大きくなるため発熱量が大きなる。この
ような発熱量は、デューティ比τが最大となる場合に最
大となり、調光器を用いる装置の使用温度範囲の拡大を
困難にしていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の調光器
では、マイクロコンピュータが出力するPWM制御信号
のデューティ比τが50%までは、タイマ割込み処理を
行う期間が50%以下なので、問題にならないが、前記
デューティ比τが50%を越えるとタイマ割込み処理を
行う期間が50%を超え、マイクロコンピュータは、処
理量が大きくなるため発熱量が大きなる。このような発
熱量は、デューティ比τが最大となる場合に最大とな
り、調光器を用いる装置の使用温度範囲の拡大を困難に
していた。
【0019】そこで本発明は、パルス幅変調制御により
調光制御を行うマイクロコンピュータの処理量の最大値
を低下することができる調光器の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の調光器は、パル
ス幅変調制御信号を出力する場合に、前記パルス幅変調
制御信号の周期に対する第1の論理出力のデューティが
所定値までは、インターバル割込みからタイマ割込みま
での出力を第1の論理出力とし、タイマ割込みからイン
ターバル割込みまでの出力を第2の論理出力とし、前記
デューティが前記所定値を超えると、インターバル割込
みからタイマ割込みまでの出力を前記第2の論理出力と
し、タイマ割込みからインターバル割込みまでの出力を
前記第1の論理出力とするマイクロコンピュータと、こ
のマイクロコンピュータからのパルス幅変調制御信号に
基づいてランプに電源電圧を供給することにより前記ラ
ンプの調光制御を行う電源電圧供給回路と、を具備した
ことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0022】図1は本発明に係る調光器の実施の形態を
適用した放電灯点灯装置を示すブロック図である。
【0023】図1において、放電灯点灯装置10は、全
波整流器12と、絶縁トランス13と、第1及び第2の
コンバータ20と、バラストコンデンサC11とから構
成されている。交流電源11の一方の出力端子は、ダイ
オードブリッジによる全波整流器12の一方の入力端子
に接続され、交流電源11の他方の出力端子は、全波整
流器12の他方の入力端子に接続される。
【0024】全波整流器12の正極側の出力端子は、第
1のコンバータ20の正極側の入力端子に接続される。
全波整流器12の負極側の出力端子は、第1のコンバー
タ20の負極側の入力端子に接続される。
【0025】第1のコンバータ20は、昇圧チョッパ回
路となっており、スイッチング素子のNPNトランジス
タTr20と、このNPNトランジスタTr20のオ
ン,オフ制御を行うオン,オフ制御回路21と、チョー
クコイルL20と、ダイオードD20と、平滑コンデン
サC20とから構成されている。
【0026】この場合、オン,オフ制御回路21は、ダ
イオードD20のカソード電圧、即ち第1のコンバータ
20の出力電圧V1を検出し、この検出結果に基づいて
周波数を設定したオン,オフ制御信号a1をNPNトラ
ンジスタTr20のベースに供給する。このようなオ
ン,オフ制御信号a1によりNPNトランジスタTr2
0は、オン、オフを行い、チョークコイルL20にエネ
ルギーの蓄積と放出を行わせ、放出したエネルギーをダ
イオードD20と平滑コンデンサC20から成る整流平
滑回路により整流及び平滑を行わせ、第1のコンバータ
20から出力電圧V1を出力させている。
【0027】第1のコンバータ20の正極側の出力端子
は、第2のコンバータ30の正極側の入力端子に接続さ
れ、第1のコンバータ20の負極側の出力端子は、第2
のコンバータ30の負極側の入力端子に接続される。
【0028】第2のコンバータ30は、調光器ともなっ
ており、スイッチング素子のNPNトランジスタTr3
0と、このNPNトランジスタTr30のオン,オフ制
御を行うマイクロコンピュータ31及びドライブ回路3
2とから構成されている。
【0029】第2のコンバータ30をさらに詳細に説明
すると、第2のコンバータ30の正極側の入力端子は、
第2のコンバータ30の正極側の出力端子に直接接続さ
れている。第2のコンバータ30の正極側の出力端子
は、絶縁トランス13の一次巻線L1を介して第2のコ
ンバータ30の負極側の出力端子に接続されている。第
2のコンバータ30の負極側の出力端子は、NPNトラ
ンジスタTr30のコレクタ・エミッタ路を介して第2
のコンバータ30の負極側の入力端子に接続される。
【0030】マイクロコンピュータ31は、パルス幅変
調制御回路(以下、PWM制御回路と呼ぶ)を構成して
おり、リモコン制御、本放電灯点灯装置の出力対象とな
る放電灯14に加わる直流電圧の検出結果等に基づいて
基づいて調光制御を行うパルス幅変調制御信号(以下、
PWM制御信号と呼ぶ)b1を作成しドライブ回路32
に供給する。この場合、マイクロコンピュータ31は、
PWM制御信号b1を出力する場合に、前記PWM制御
信号の周期に対する第1の論理出力{本実施の形態の場
合ハイレベル(H)}のデューティが所定値(本実施の
形態の場合50%)までは、インターバル割込みからタ
イマ割込みまでの出力を第1の論理出力とし、タイマ割
込みからインターバル割込みまでの出力を第2の論理出
力{本実施の形態の場合ローレベル(H)}とし、前記
デューティが前記所定値を超えると、インターバル割込
みからタイマ割込みまでの出力を前記第2の論理出力と
し、タイマ割込みからインターバル割込みまでの出力を
前記第1の論理出力とする。
【0031】ドライブ回路32はPWM制御信号b1に
基づいてオン・オフ制御信号c1を作成してNPNトラ
ンジスタTr30のベースに供給する。このようなオン
・オフ制御信号c1によりNPNトランジスタTr30
は、オン、オフを行い、絶縁トランス13の一次巻線L
1にパルス電流を流して、絶縁トランス13の二次巻線
L2に低電圧に変圧された交流電圧を発生させる。
【0032】絶縁トランス13の二次巻線L2の一端は
バラストコンデンサC11を介して放電灯14の一方の
電極に接続される。放電灯14の他方の電極は、二次巻
線L2の他端に接続される。このような接続により、絶
縁トランス13,ドライブ回路32,NPNトランジス
タTr30,バラストコンデンサC11は、このマイク
ロコンピュータ31からのPWM制御信号b1に基づい
てランプに電源電圧を供給することにより前記ランプの
調光制御を行う電源電圧供給回路となっている。また、
絶縁トランス13,ドライブ回路32,NPNトランジ
スタTr30,バラストコンデンサC11は、前記マイ
クロコンピュータ31からのPWM制御信号b1に基づ
いてオン・オフされるスイッチング素子(NPNトラン
ジスタTr30)を有し、入力直流電圧を高周波に変換
するインバータとなっている。
【0033】このような調光器において、交流電源11
からの交流電圧は、全波整流器12により全波整流さ
れ、第1のコンバータ20により入力電流波形が入力電
圧波形と相似形にされ、入力力率を改善するとともに、
定電圧化される。第1のコンバータ20の出力は、第2
のコンバータ30と絶縁トランス13により交流電圧に
変換され、バラストコンデンサC11によるバラスト回
路を介して放電灯14に供給される。この場合、第2の
コンバータ30は、マイクロコンピュータ31からのP
WM制御信号b1により、スイッチング素子が制御され
ており、放電灯14に加わる交流電圧V2が制御され、
放電灯14が調光制御されている。
【0034】ここで、マイクロコンピュータ31は、出
力のPWM制御信号b1がハイレベル(H)の場合の期
間をm、ローレベル(L)の場合の期間をnとすると、
デューティ比τ{=m/(m+n)}を10%〜90%
の範囲で制御している。一方、マイクロコンピュータ3
1のPWM制御信号b1がHの場合は、NPNトランジ
スタTr30がオンされ、一次巻線L1に電流が流れる
ようになっており、デューティ比τが10%〜90%の
範囲では、デューティ比τか大きいほど、発光効率の高
い高輝度の点灯を行うことができる。
【0035】図2はマイクロコンピュータ31が出力す
るPWM制御信号b1を示す説明図であり、図2(a)
にデューティ比τが10%の場合を示し、図2(b)に
デューティ比τが30%の場合を示し、図2(c)にデ
ューティ比τが50%の場合を示し、図2(d)にデュ
ーティ比τが70%の場合を示し、図2(e)にデュー
ティ比τが90%の場合を示している。
【0036】図2において、デューティ比τが10%〜
50%までは、図2(a),図2(b),図2(c)に
示すように、マイクロコンピュータ31は、インターバ
ル割込みInにより出力するPWM制御信号b1をHと
するとともに、タイマ割込みの設定を行う。この後、マ
イクロコンピュータ31は、基準クロックをカウント
し、(PWM制御信号b1の周期T)×(デューティ比
τ)の期間、Hを出力する。基準クロックのカウントが
周期T×デューティ比τに到達すると、タイマ割込みT
iとなりタイマ割込み処理を停止する。これにより、マ
イクロコンピュータ31が出力するPWM制御信号b1
はLとなる。この後、周期Tが終了すると、次のインタ
ーバル割込みInとなり、以下、同じ動作を繰り返す。
【0037】デューティ比τが50%を超えると、図2
(d),図2(e)に示すように、マイクロコンピュー
タ31は、インターバル割込みInにより出力するPW
M制御信号b1をLとするとともに、タイマ割込みの設
定を行う。この後、マイクロコンピュータ31は、基準
クロックをカウントし、(PWM制御信号b1の周期
T)×(デューティ比τ)の期間、Lを出力する。基準
クロックのカウントが周期T×デューティ比τに到達す
ると、タイマ割込みTiとなりタイマ割込み処理を停止
する。これにより、マイクロコンピュータ31が出力す
るPWM制御信号b1はHとなる。この後、周期Tが終
了すると、次のインターバル割込みInとなり、以下、
同じ動作を繰り返す。
【0038】このように、本発明の実施の形態のマイク
ロコンピュータは、デューティ比τが50%を超える
と、マイクロコンピュータ31が出力するPWM制御信
号b1の第1(H)及び第2の論理出力(L)の順番を
反転させるので、デューティ比τにかかわらずタイマ割
込みまでの時間をPWM制御信号b1の周期Tの1/2
以下にすることができる。これにより、PWM制御によ
り調光制御を行うマイクロコンピュータの処理量の最大
値を低下することができ、マイクロコンピュータの発熱
量を低下でき、このような調光器を用いた装置の使用温
度範囲を拡大することができる。
【0039】ここで、図1の発明の実施の形態では、マ
イクロコンピュータ31が出力するPWM制御信号b1
の第1及び第2の論理出力の順番を反転させるまでのデ
ューティの所定値として50%を用いたが、マイクロコ
ンピュータ31がカウントを行う基準クロックの周波数
とPWM制御信号b1の関係から、前記所定値と50%
に設定できない場合には50%近傍に設定すれば十分な
効果が得られる。また、このような設定値は、PWM制
御信号b1のデューティ比τの最小値(図1の発明の実
施の形態の場合10%)よりも大きく最大値(図1の発
明の実施の形態の場合90%)よりも小さけく設定すれ
ば、マイクロコンピュータの発熱量を低下できるので、
所定値については、50%及び50%近傍以外にも各種
適用が可能である。
【0040】図3は図1の放電灯点灯装置による照明装
置を示す斜視図である。
【0041】図3において、照明装置41は、照明器具
本体42のソケット43に放電灯14を取り付け、内部
に放電灯点灯装置10を収容し、放電灯点灯装置10に
より放電灯14の点灯を行うようにしたものである。
【0042】このような構造により図1の発明の実施の
形態を照明装置に適用できる。
【0043】尚、図1の発明の実施の形態では、ランプ
として放電灯を用いたが、他のランプ、例えば白熱電球
を用いてもよい。また、尚、図1記載の調光器は、第1
の論理出力としてHを用い、第2の論理出力としてLを
用いたが、第1の論理出力としてLを用い、第2の論理
出力としてHを用いてもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、PWM制御により調光
制御を行うマイクロコンピュータの処理量の最大値を低
下することができ、これりにより、マイクロコンピュー
タの発熱量を低下でき、このような調光器を用いた装置
の使用温度範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る調光器の実施の形態を示すブロッ
ク図。
【図2】図1のマイクロコンピュータが出力するPWM
制御信号を示す説明図。
【図3】図1の放電灯点灯装置による照明装置を示す斜
視図。
【図4】従来の調光器の実施の形態を示すブロック図。
【図5】図4のマイクロコンピュータが出力するPWM
制御信号を示す説明図。
【符号の説明】
11 交流電源 12 全波整流器 13 絶縁トランス 14 放電灯 20 第1のコンバータ 30 第2のコンバータ 31 マイクロコンピュータ 32 ドライブ回路 C11 バラストコンデンサ Tr30 NPNトランジスタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス幅変調制御信号を出力する場合
    に、前記パルス幅変調制御信号の周期に対する第1の論
    理出力のデューティが所定値までは、インターバル割込
    みからタイマ割込みまでの出力を第1の論理出力とし、
    タイマ割込みからインターバル割込みまでの出力を第2
    の論理出力とし、前記デューティが前記所定値を超える
    と、インターバル割込みからタイマ割込みまでの出力を
    前記第2の論理出力とし、タイマ割込みからインターバ
    ル割込みまでの出力を前記第1の論理出力とするマイク
    ロコンピュータと、 このマイクロコンピュータからのパルス幅変調制御信号
    に基づいてランプに電源電圧を供給することにより前記
    ランプの調光制御を行う電源電圧供給回路と、を具備し
    たことを特徴とする調光器。
  2. 【請求項2】 パルス幅変調制御信号を出力する場合
    に、前記パルス幅変調制御信号の周期に対する第1の論
    理出力のデューティが50%または50%近傍の所定値
    までは、インターバル割込みからタイマ割込みまでの出
    力を第1の論理出力とし、タイマ割込みからインターバ
    ル割込みまでの出力を第2の論理出力とし、前記デュー
    ティが前記50%または50%近傍の所定値を超える
    と、インターバル割込みからタイマ割込みまでの出力を
    前記第2の論理出力とし、タイマ割込みからインターバ
    ル割込みまでの出力を前記第1の論理出力とするマイク
    ロコンピュータと、 このマイクロコンピュータからのパルス幅変調制御信号
    に基づいてランプに電源電圧を供給することにより前記
    ランプの調光制御を行う電源電圧供給回路と、を具備し
    たことを特徴とする調光器。
  3. 【請求項3】 パルス幅変調制御信号を出力する場合
    に、前記パルス幅変調制御信号の周期に対する第1の論
    理出力のデューティが所定値までは、インターバル割込
    みからタイマ割込みまでの出力を第1の論理出力とし、
    タイマ割込みからインターバル割込みまでの出力を第2
    の論理出力とし、前記デューティが前記所定値を超える
    と、インターバル割込みからタイマ割込みまでの出力を
    前記第2の論理出力とし、タイマ割込みからインターバ
    ル割込みまでの出力を前記第1の論理出力とするマイク
    ロコンピュータと、 前記マイクロコンピュータからのパルス幅変調制御信号
    に基づいてオン・オフされるスイッチング素子を有し、
    入力直流電圧を高周波に変換するインバータと、を具備
    したことを特徴とする調光器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4296792A1 (en) * 2022-06-23 2023-12-27 Casio Computer Co., Ltd. Light emission control device, electronic timepiece, light emission control method and program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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