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JPH112507A - トンネル掘削機における供給セグメントの位置検出方法 - Google Patents

トンネル掘削機における供給セグメントの位置検出方法

Info

Publication number
JPH112507A
JPH112507A JP9154700A JP15470097A JPH112507A JP H112507 A JPH112507 A JP H112507A JP 9154700 A JP9154700 A JP 9154700A JP 15470097 A JP15470097 A JP 15470097A JP H112507 A JPH112507 A JP H112507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
laser light
image
supply
marker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9154700A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimimasa Tanimoto
公正 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP9154700A priority Critical patent/JPH112507A/ja
Publication of JPH112507A publication Critical patent/JPH112507A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測時間を短縮できると共に構造が簡単で安
価なトンネル掘削機における供給セグメントの位置検出
方法を提供する。 【解決手段】 セグメント供給台車6の前端部には、基
準プレート7を介して、着色(赤色等)のレーザ光源1
0とこのレーザ光源10からのレーザ光10aが照射さ
れてその表面にマーカーとしての赤色等のスポット光1
1aを映し出す、片面が乱反射を起こさせる表面を有し
たスリガラス等の半透明板11が設置される。一方、セ
グメントエレクタ装置3には、前記半透明板11の表面
に映し出されたスポット光11aを固定アングルのまま
撮影できるカメラ12が設置される。前記カメラ12は
画像処理装置13に接続され、撮影された画像が画像デ
ータに変換される。そして、この画像処理装置13で求
められた前記スポット光11aの座標データはシーケン
サ14に送られ、その相対変位量が計算されるようにな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削機に
おける供給セグメントの位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネルを構築する場合には、シールド
掘削機を用いて掘削作業を行い、発生した掘削土砂をコ
ンベアや台車を用いてトンネル坑外に搬出する一方、掘
削壁面の崩壊を防止するセグメントを台車によってトン
ネル坑内に搬入し、セグメントエレクタ装置を用いて組
立を行っている。また、掘削土砂を搬出する台車やセグ
メントを搬入する台車はトンネル坑内を移動自在であ
り、シールド掘削機の掘進に伴ってトンネル坑内にレー
ルを敷設していく。
【0003】そして、セグメントエレクタ装置により、
セグメントを自動組立する際には、掘削機本体側把持具
に対する供給セグメントの相対位置が把握されるが、従
来では、図4に示す方式で上記相対位置を把握してい
た。
【0004】これによれば、掘削機本体1の前端部にカ
ッタ装置2が回転自在に装着されると共に、掘削機本体
1内にはセグメントエレクタ装置3が組み付けられる。
このセグメントエレクタ装置3の移動可能なグリップ4
部分にレーザ距離センサ5を設置し、当該センサ5が感
知可能な(計測でき得る)距離までグリップ4全体を近
づけてセグメント供給台車6に取り付けた基準プレート
7との距離を計測し、その距離とグリップ4全体の移動
量とを演算して掘削機本体1(グリップ4)とセグメン
ト供給台車6(セグメント8)との相対位置を計測す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したレ
ーザ距離センサ5は、最大測定距離が300mm,測定
範囲も±100mm程度と限られているので、本対象物
(セグメント供給台車6(セグメント8))のように2
〜3m間隔に位置するものの相対位置を計測するために
は、センサ5側或いは基準プレート7側を測定可能域迄
近づける必要がある。
【0006】そのため、次のような問題点があった。 測定可能位置迄の動作時間が必要。 可動部へのセンサ装着となり、ケーブルベア等の可
動対応配線が必要。 センサはX方向用、Y方向用の2種類若しくは移動
式のものが必要。 センサ台の移動量と測定値との演算システムが必
要。
【0007】そこで、本発明の目的は、計測時間を短縮
できると共に構造が簡単で安価なトンネル掘削機におけ
る供給セグメントの位置検出方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の、本発明に係る供給セグメントの位置検出方法は、掘
削機本体側把持具で自動的に把持される供給セグメント
にマーカー光を照射し、同マーカー光を撮影、画像検知
することで、供給セグメントの位置を検出することを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るトンネル掘削
機における供給セグメントの位置検出方法を実施例によ
り図面を用いて詳細に説明する。
【0010】[実施例]図1は本発明の一実施例に係る
トンネル掘削機の断面図、図2は同じく計測のメカニズ
ム図、図3は同じく撮影画像図である。尚、これらの図
において、従来例を示す図4と同一部材,部位には同一
符号を付して重複する説明は省略する。
【0011】図1は、掘削機本体1に組み付けられたセ
グメントエレクタ装置3のグリップ4にてセグメント8
を把持するために、セグメント供給台車6が最前進して
いる状態を示している。
【0012】前記セグメント供給台車6の前端部には、
基準プレート7(これは特になくてもよい)を介して、
着色(赤色等)のレーザ光源10とこのレーザ光源10
からのレーザ光10aが照射されてその表面にマーカー
としての赤色等のスポット光11aを映し出す、片面が
乱反射を起こさせる表面を有したスリガラス等の半透明
板11が設置される。
【0013】一方、セグメントエレクタ装置3には、前
記半透明板11の表面に映し出されたスポット光11a
を固定アングルのまま撮影できるカメラ12が設置され
る。
【0014】前記カメラ12は画像処理装置13に接続
され、撮影された画像が画像データに変換される。そし
て、この画像処理装置13で求められた前記スポット光
11aの座標データはシーケンサ14に送られ、その相
対変位量が計算されるようになっている。
【0015】このように構成されるため、先ず、セグメ
ント供給台車6が図1の状態で、レーザ光源10からレ
ーザ光10aをセグメントエレクタ装置3のカメラ12
に向かって(カメラレンズから外れても可)照射する。
【0016】次に、カメラ12で、前記半透明板11の
表面に映し出されたスポット光11aを撮影する。撮影
した画像を図3の(a)に示す。図中6bはファインダ
ー上のスポット光11aの位置で、6cは基準位置であ
る。
【0017】次に、前記画像は画像処理装置13により
画像データに変換される。画像データとは、図3の
(b)に示すように、X軸,Y軸の座標点(0,1,2
・・・)毎に濃淡値を持つ画素の集合であり、前記スポ
ット光11aの位置の濃淡値は大きくなる。
【0018】次に、画像処理装置13は、画素の中で最
も濃淡値の大きな値の座標(x,y)を求める。
【0019】次に、前記求められた座標(x,y)のデ
ータは、スポット光11aの位置を示しており、画像処
理装置13によりシーケンサ14に送られる。
【0020】次に、シーケンサ14は送られてきた座標
(x1 ,y1 )と基準位置の座標(x0 ,y0 )より相
対変位量(x,y)を次式より計算する。 x=x1 −x0 , y=y1 −y0
【0021】このように本実施例では、2〜3m離れた
位置から直接相対位置を計測するもので、トンネル坑内
という特殊な環境下(太陽光が届かない、水がかかる
等)で確実に計測できるものである。
【0022】また、本実施例では、測定対象のマーカー
(スポット光11a)には、暗さ、水、汚れに強い着色
レーザ光を使用し、このマーカーを、離れた位置から定
点撮影(予め決められた位置を同じトリミングで撮影す
る)して、マーカーの位置が設定した基準点とずれてい
る量を出力することができる。
【0023】尚、本発明は上記実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能であるこ
とはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】本発明の供給セグメントの位置検出方法
によれば、掘削機本体側把持具で自動的に把持される供
給セグメントにマーカー光を照射し、同マーカー光を撮
影、画像検知するので、下記の効果が奏される。 (1)2〜3m隔てた位置から相対位置を把握できるた
め、従来法のようなセンサを移動させる時間が皆無とな
り、計測に要する時間が非常に短くなる。 (2)マーカーを撮影して画像処理するだけでよいの
で、センサの移動構造、それに伴うデータ演算装置を必
要とした従来法に比べ、装置を簡略化でき安価に提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るトンネル掘削機の断面
図である。
【図2】同じく計測のメカニズム図である。
【図3】同じく撮影画像図である。
【図4】従来例のトンネル掘削機の断面図である。
【符号の説明】
1 掘削機本体 2 カッタ装置 3 セグメントエレクタ装置 4 グリップ 6 セグメント供給台車 8 セグメント 10 レーザ光源 10a レーザ光 11 半透明板 11a スポット光 12 カメラ 13 画像処理装置 14 シーケンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削機本体側把持具で自動的に把持され
    る供給セグメントにマーカー光を照射し、同マーカー光
    を撮影、画像検知することで、供給セグメントの位置を
    検出することを特徴とするトンネル掘削機における供給
    セグメントの位置検出方法。
JP9154700A 1997-06-12 1997-06-12 トンネル掘削機における供給セグメントの位置検出方法 Pending JPH112507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9154700A JPH112507A (ja) 1997-06-12 1997-06-12 トンネル掘削機における供給セグメントの位置検出方法

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JP9154700A JPH112507A (ja) 1997-06-12 1997-06-12 トンネル掘削機における供給セグメントの位置検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH112507A true JPH112507A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15590044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9154700A Pending JPH112507A (ja) 1997-06-12 1997-06-12 トンネル掘削機における供給セグメントの位置検出方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH112507A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112006003647T5 (de) 2006-01-24 2009-01-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Anlagensteuersystem und Anlaufsperrfaktor-Spezifikationsverfahren
CN109555543A (zh) * 2019-02-01 2019-04-02 中国铁建重工集团有限公司 一种管片自动输送及识别系统

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112006003647T5 (de) 2006-01-24 2009-01-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Anlagensteuersystem und Anlaufsperrfaktor-Spezifikationsverfahren
CN109555543A (zh) * 2019-02-01 2019-04-02 中国铁建重工集团有限公司 一种管片自动输送及识别系统
CN109555543B (zh) * 2019-02-01 2024-03-29 中国铁建重工集团股份有限公司 一种管片自动输送及识别系统

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040601