JPH11244445A - ステップインスノ―ボ―ドバインディングおよびブ―ツ - Google Patents
ステップインスノ―ボ―ドバインディングおよびブ―ツInfo
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- JPH11244445A JPH11244445A JP10375785A JP37578598A JPH11244445A JP H11244445 A JPH11244445 A JP H11244445A JP 10375785 A JP10375785 A JP 10375785A JP 37578598 A JP37578598 A JP 37578598A JP H11244445 A JPH11244445 A JP H11244445A
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- Japan
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- boot
- snowboard
- binding
- binding system
- boots
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C10/00—Snowboard bindings
- A63C10/02—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
- A63C10/10—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders using parts which are fixed on the shoe, e.g. means to facilitate step-in
- A63C10/103—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders using parts which are fixed on the shoe, e.g. means to facilitate step-in on the sides of the shoe
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0401—Snowboard boots
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0401—Snowboard boots
- A43B5/0403—Adaptations for soles or accessories with soles for snowboard bindings
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- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0415—Accessories
- A43B5/0417—Accessories for soles or associated with soles of ski boots; for ski bindings
- A43B5/0423—Accessories for soles or associated with soles of ski boots; for ski bindings located on the sides of the sole
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
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- A63C10/00—Snowboard bindings
- A63C10/02—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
- A63C10/10—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders using parts which are fixed on the shoe, e.g. means to facilitate step-in
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C10/00—Snowboard bindings
- A63C10/14—Interfaces, e.g. in the shape of a plate
- A63C10/145—Interfaces, e.g. in the shape of a plate between two superimposed binding systems, e.g. cradle
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C10/00—Snowboard bindings
- A63C10/16—Systems for adjusting the direction or position of the bindings
- A63C10/18—Systems for adjusting the direction or position of the bindings about a vertical rotation axis relative to the board
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】向上した横方向および前後の安定性を備える改
善された三点式バインディングシステムおよびスノーボ
ード用に改善されたステップインバインディングを供給
する。 【解決手段】三点式ステップインスノーボードバインデ
ィングは、ブーツ22内の対応するピン24(32,3
4)と相互作用する内側および外側ピン連結器を有す
る。バインディングはスノーボーダーがバインディング
に踏み入れた後にブーツに係合し、解除コントロールが
作動するまで係合したままになっている。
善された三点式バインディングシステムおよびスノーボ
ード用に改善されたステップインバインディングを供給
する。 【解決手段】三点式ステップインスノーボードバインデ
ィングは、ブーツ22内の対応するピン24(32,3
4)と相互作用する内側および外側ピン連結器を有す
る。バインディングはスノーボーダーがバインディング
に踏み入れた後にブーツに係合し、解除コントロールが
作動するまで係合したままになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスノーボード、特
にスノーボード操縦者をスノーボードに固着するように
改善されたスノーボードブーツ、およびバインディング
システムに関連したものである。
にスノーボード操縦者をスノーボードに固着するように
改善されたスノーボードブーツ、およびバインディング
システムに関連したものである。
【0002】
【従来の技術】スノーボードは、スノーボードファン
(以下「スノーボーダー」) がボード上に立った姿勢で
それを操縦しながら雪の斜面を滑降するもので、ますま
す盛んになっている冬場のスポーツである。スノーボー
ド操作を容易にするために、スノーボーダーはボードに
密接に関係していなければならない。そのため、スノー
ボーダーのブーツとボードを固定するためにバインディ
ングが使用される。
(以下「スノーボーダー」) がボード上に立った姿勢で
それを操縦しながら雪の斜面を滑降するもので、ますま
す盛んになっている冬場のスポーツである。スノーボー
ド操作を容易にするために、スノーボーダーはボードに
密接に関係していなければならない。そのため、スノー
ボーダーのブーツとボードを固定するためにバインディ
ングが使用される。
【0003】スノーボード用のブーツは、ソフトおよび
ハードの2種類に分けられる。ソフトブーツには足/足
首が動きやすいように、柔軟な殻(flexible shell)が
使用されている。ハードブーツには同じような断熱機能
が備わっているが、ダウンヒルスキーのように特殊な適
用に更に適した固い外殻(outer shell)が使用されて
いる。ダウンヒル用標準スキーブーツは、スキーヤーの
足と脚下部およびダウンヒル用スキー板とのしっかりと
したつながりを保つために着用される。一方スノーボー
ドでは、ボード操作を助けるためにスノーボーダーは通
常しっかりと固定された連結を望むが、同時に足/足首
部の動きにかなりの自由度を要求する。ブーツのつま先
を、それぞれの長手方向軸に合わせて左右のスキー板に
固定するダウンヒルスキーとは異なり、スノーボード用
のブーツはスノーボーダーがボード上に直立した時に、
両足が肩幅よりも広い間隔の状態で長手方向軸に対して
主に直角になるようにボードに取り付けられる。このよ
うな足の配置のため、スノーボード操作法において通常
スノーボーダーはかなり自由に足/足首部を動かせるよ
うにしなくてはならない。
ハードの2種類に分けられる。ソフトブーツには足/足
首が動きやすいように、柔軟な殻(flexible shell)が
使用されている。ハードブーツには同じような断熱機能
が備わっているが、ダウンヒルスキーのように特殊な適
用に更に適した固い外殻(outer shell)が使用されて
いる。ダウンヒル用標準スキーブーツは、スキーヤーの
足と脚下部およびダウンヒル用スキー板とのしっかりと
したつながりを保つために着用される。一方スノーボー
ドでは、ボード操作を助けるためにスノーボーダーは通
常しっかりと固定された連結を望むが、同時に足/足首
部の動きにかなりの自由度を要求する。ブーツのつま先
を、それぞれの長手方向軸に合わせて左右のスキー板に
固定するダウンヒルスキーとは異なり、スノーボード用
のブーツはスノーボーダーがボード上に直立した時に、
両足が肩幅よりも広い間隔の状態で長手方向軸に対して
主に直角になるようにボードに取り付けられる。このよ
うな足の配置のため、スノーボード操作法において通常
スノーボーダーはかなり自由に足/足首部を動かせるよ
うにしなくてはならない。
【0004】着用されるブーツの種類 (すなわちハード
およびソフト) によるが、ブーツをスノーボードに固定
するバインディングは少なくとも二種類ある。既存のハ
ードブーツ用バインディングには、つま先およびかかと
に分かれたそれぞれのピースが固定プレートによりスノ
ーボードにボルト留めされる二点連結システムが使用さ
れる。つま先ピースには、ハードブーツつま先の特別モ
ールドされた突起部を着座させる連結締め金があり、か
かとピースには、締め金ブラケット、連結レバー、およ
び解除レバーがある。ブーツがバインディングに挿入さ
れた時に、ブーツのかかと部が連結レバーを押し込む状
態になり、締め金ブラケットがハードブーツのモールド
されたかかと突出部に取り外し可能に係合する。バイン
ディングからブーツを取り外すには、かかとブラケット
を外すために解除レバーを作動させる。これによりスキ
ーヤーまたはスノーボーダーが、ハードブーツ用バイン
ディングからブーツを取り外すことができる。例えば、
他にハードブーツ用バインディングには、ひとつの部品
から形成されていて、ブーツのかかと部分のみに係合す
るものもある。これらのような一点式または二点式バイ
ンディングは、必ずしもボードとの連結のための安定し
た基盤を提供するとは限らない。何故なら二点式バイン
ディングの場合、その二点間に定められる線のいずれの
側にも極端な屈曲が生じる傾向があるからである。
およびソフト) によるが、ブーツをスノーボードに固定
するバインディングは少なくとも二種類ある。既存のハ
ードブーツ用バインディングには、つま先およびかかと
に分かれたそれぞれのピースが固定プレートによりスノ
ーボードにボルト留めされる二点連結システムが使用さ
れる。つま先ピースには、ハードブーツつま先の特別モ
ールドされた突起部を着座させる連結締め金があり、か
かとピースには、締め金ブラケット、連結レバー、およ
び解除レバーがある。ブーツがバインディングに挿入さ
れた時に、ブーツのかかと部が連結レバーを押し込む状
態になり、締め金ブラケットがハードブーツのモールド
されたかかと突出部に取り外し可能に係合する。バイン
ディングからブーツを取り外すには、かかとブラケット
を外すために解除レバーを作動させる。これによりスキ
ーヤーまたはスノーボーダーが、ハードブーツ用バイン
ディングからブーツを取り外すことができる。例えば、
他にハードブーツ用バインディングには、ひとつの部品
から形成されていて、ブーツのかかと部分のみに係合す
るものもある。これらのような一点式または二点式バイ
ンディングは、必ずしもボードとの連結のための安定し
た基盤を提供するとは限らない。何故なら二点式バイン
ディングの場合、その二点間に定められる線のいずれの
側にも極端な屈曲が生じる傾向があるからである。
【0005】ソフトブーツ用バインディングには、オプ
ションとしてのカント(cant)、つま先と足首用ストラ
ップのある台座フレーム、およびハイバックとして知ら
れているふくらはぎ用サポートが含まれている。カント
はフレームを支持し、平らな底面に対して傾斜した平ら
な上面を有する長方形のブロックで構成されている。台
座フレームには、プレート、かかとブラケット、および
つま先ストラップ装着ブラケットが付いている。プレー
トには、スノーボードもしくはオプション用のカントに
プレートを装着する際に用いられる、ボルトを貫通させ
るための所定パターンの複数の穴がある。他の代表的な
バインディングスタイルには、中央に比較的大きい穴の
開いた固定プレートを、その穴に係合する対応ディスク
とともに使用するものがある。ディスクはスノーボード
にボルト留めされているので、固定プレートをボードに
しっかり固定する。ブーツはバインディングプレートと
の相互作用により、ボードに連結される。
ションとしてのカント(cant)、つま先と足首用ストラ
ップのある台座フレーム、およびハイバックとして知ら
れているふくらはぎ用サポートが含まれている。カント
はフレームを支持し、平らな底面に対して傾斜した平ら
な上面を有する長方形のブロックで構成されている。台
座フレームには、プレート、かかとブラケット、および
つま先ストラップ装着ブラケットが付いている。プレー
トには、スノーボードもしくはオプション用のカントに
プレートを装着する際に用いられる、ボルトを貫通させ
るための所定パターンの複数の穴がある。他の代表的な
バインディングスタイルには、中央に比較的大きい穴の
開いた固定プレートを、その穴に係合する対応ディスク
とともに使用するものがある。ディスクはスノーボード
にボルト留めされているので、固定プレートをボードに
しっかり固定する。ブーツはバインディングプレートと
の相互作用により、ボードに連結される。
【0006】ソフトブーツ用バインディングのつま先ス
トラップおよび足首ストラップには、足首ストラップの
方が長い事を除いては基本的に同等の要素および機能が
備わっている。各ストラップは台座フレームと働き合い
ながらブーツのそれぞれつま先および足首部分を締め付
けて、ブーツをフレームにしっかりと固定する。しか
し、このストラップシステムは、ブーツをバインディン
グにしっかりと固定するのにまずブーツをバインディン
グに配置し、それから手で各ストラップを締める作業を
必要とする。
トラップおよび足首ストラップには、足首ストラップの
方が長い事を除いては基本的に同等の要素および機能が
備わっている。各ストラップは台座フレームと働き合い
ながらブーツのそれぞれつま先および足首部分を締め付
けて、ブーツをフレームにしっかりと固定する。しか
し、このストラップシステムは、ブーツをバインディン
グにしっかりと固定するのにまずブーツをバインディン
グに配置し、それから手で各ストラップを締める作業を
必要とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれら既知のバ
インディングシステムは、固定されたスタンスおよび限
られた柔軟性を、体の傾斜と横から横への動作に用いる
ため、動きをある程度束縛している。スノーボード操作
の技術が上がるにつれ、水平面に対するライダーの脚の
角度が調整できるように、バインディングの作動部分の
可調機能がしばしば要求される。更にライダーは、異な
る操縦を可能とするために、ボードに対するスタンス方
向、スタンス幅、ボードに対するライダーの足の回転ま
たはブーツの相対的な中心位置を変更することをしばし
ば要望する。例えば、内側への傾き(medial leans)、
すなわちライダーの体の中心に向けての傾斜と、外側へ
の傾き(lateral leaning)、すなわち体の中心から離
れる方向への傾斜とで、異なる自由度をライダーは要求
する。又、内側および外側への傾斜方向が、スノーボー
ドの長手方向軸にほぼ平行していることが望ましい。以
前は、このような傾斜方向の調整またはボードに対する
傾斜テンションは固定されたものであって、異なる特定
の動作または方向の自由度を可能にするには、バインデ
ィングの取り替え、または、調整スロットに沿った異な
る位置へのハイバックの調整を必要とした。同様に、ラ
イダーが傾いた時にボードを上方に引き上げるのに適用
される力の量と同じく、傾斜量もある程度限定されたも
のになっていた。
インディングシステムは、固定されたスタンスおよび限
られた柔軟性を、体の傾斜と横から横への動作に用いる
ため、動きをある程度束縛している。スノーボード操作
の技術が上がるにつれ、水平面に対するライダーの脚の
角度が調整できるように、バインディングの作動部分の
可調機能がしばしば要求される。更にライダーは、異な
る操縦を可能とするために、ボードに対するスタンス方
向、スタンス幅、ボードに対するライダーの足の回転ま
たはブーツの相対的な中心位置を変更することをしばし
ば要望する。例えば、内側への傾き(medial leans)、
すなわちライダーの体の中心に向けての傾斜と、外側へ
の傾き(lateral leaning)、すなわち体の中心から離
れる方向への傾斜とで、異なる自由度をライダーは要求
する。又、内側および外側への傾斜方向が、スノーボー
ドの長手方向軸にほぼ平行していることが望ましい。以
前は、このような傾斜方向の調整またはボードに対する
傾斜テンションは固定されたものであって、異なる特定
の動作または方向の自由度を可能にするには、バインデ
ィングの取り替え、または、調整スロットに沿った異な
る位置へのハイバックの調整を必要とした。同様に、ラ
イダーが傾いた時にボードを上方に引き上げるのに適用
される力の量と同じく、傾斜量もある程度限定されたも
のになっていた。
【0008】他のバインディングの種類も、例えば、レ
インズ等による米国特許第4,973,073号に開示されてい
るような硬いブーツに帰着している。レインズ等は、ブ
ーツの中央部分に沿ってブーツの底から側面に伸びる、
延長バインディングリッジ(elongate binding ridge)
を使用している。このリッジは、スノーボード上の対応
する受止具に連結する。しかし、バインディングリッジ
の延長性はブーツを硬いものにし、スノーボードに連結
されていない状態での歩行を楽でない、または不自然な
ものにする。
インズ等による米国特許第4,973,073号に開示されてい
るような硬いブーツに帰着している。レインズ等は、ブ
ーツの中央部分に沿ってブーツの底から側面に伸びる、
延長バインディングリッジ(elongate binding ridge)
を使用している。このリッジは、スノーボード上の対応
する受止具に連結する。しかし、バインディングリッジ
の延長性はブーツを硬いものにし、スノーボードに連結
されていない状態での歩行を楽でない、または不自然な
ものにする。
【0009】更に以前は、ブーツに対してブーツハイバ
ックは固定されたものだったので、他のブーツに完全に
履き変えない限り、ブーツに対するハイバックの揺動角
度(pivot angle)を変更することは不可能であった。
ックは固定されたものだったので、他のブーツに完全に
履き変えない限り、ブーツに対するハイバックの揺動角
度(pivot angle)を変更することは不可能であった。
【0010】よって本発明の目的は、向上した横方向お
よび前後の安定性を備える改善された三点式バインディ
ングシステムの供給にある。
よび前後の安定性を備える改善された三点式バインディ
ングシステムの供給にある。
【0011】本発明のさらなる目的は、スノーボード用
に改善されたステップインバインディングの供給にあ
る。
に改善されたステップインバインディングの供給にあ
る。
【0012】本発明の他の目的は、前傾調整可能な改善
されたスノーボードブーツの供給にある。
されたスノーボードブーツの供給にある。
【0013】本発明のいまひとつの目的は、与えられた
バインディングの位置における左足または右足の受け入
れを容易に改変できる、改善されたバインディングの供
給にある。
バインディングの位置における左足または右足の受け入
れを容易に改変できる、改善されたバインディングの供
給にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明による三点式ス
テップインバインディングは、バインディングの第1側
面に第1および第2バインディングピン連結器、第2側
面に第3バインディングピン連結器を備えている。スノ
ーボーダーがブーツを着用してバインディングを踏んだ
時に、少なくともひとつのバインディングピン連結器が
ロックされていない状態からロックされている状態にな
り、ブーツをバインディングに固定する。
テップインバインディングは、バインディングの第1側
面に第1および第2バインディングピン連結器、第2側
面に第3バインディングピン連結器を備えている。スノ
ーボーダーがブーツを着用してバインディングを踏んだ
時に、少なくともひとつのバインディングピン連結器が
ロックされていない状態からロックされている状態にな
り、ブーツをバインディングに固定する。
【0015】本発明の要旨は、この発明の請求の範囲に
特に指摘され明瞭に主張されている。しかし、構成およ
び操作方法、又優れた便宜性とその便宜性を求めた理由
をよりよく理解していただくには、類似の要素に類似の
参照符号を示した図面付きの詳細な説明を参照していた
だきたい。
特に指摘され明瞭に主張されている。しかし、構成およ
び操作方法、又優れた便宜性とその便宜性を求めた理由
をよりよく理解していただくには、類似の要素に類似の
参照符号を示した図面付きの詳細な説明を参照していた
だきたい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1において、これはこの発明の
実施例によるスノーボードブーツの外側面であり、ブー
ツ22にはブーツの前後に対してほぼ中央、少しつま先
よりに位置する外側バインディング連結ピン24があ
る。ピン24は、ブーツの底面とほぼ平行しており(使
用時には、スノーボード表面と平行)、ブーツの外周か
ら水平および垂直両方向に少し内寄りに設置されてい
る。特定の実施例におけるピン露出部分の長さは、ほぼ
1インチ(約2.5センチメートル)である。ピンのし
っかり固定された両端部はブーツ本体に入り込んでいる
が、露出部分は実質上ブーツに接続されておらず、半球
形の空隙26に囲まれている。図2は、図1の線2−2
に沿った半球形の空隙26およびピン24の断面図であ
り、ピンと空隙の間隔関係を示している。図1および図
2の両方において、半球形の空隙はブーツの底30に形
成されており、ブーツの底のどの部分よりも実質上耐摩
損性のある静止摩擦(traction)またはグリップ(gri
p)用に意図された素材28から成っている。強化され
た耐摩損性は、以下に論議されるようにバインディング
システムの部分と継続的な連結および取り外しのされ
る、ブーツの部分28の長期使用を確実にする。
実施例によるスノーボードブーツの外側面であり、ブー
ツ22にはブーツの前後に対してほぼ中央、少しつま先
よりに位置する外側バインディング連結ピン24があ
る。ピン24は、ブーツの底面とほぼ平行しており(使
用時には、スノーボード表面と平行)、ブーツの外周か
ら水平および垂直両方向に少し内寄りに設置されてい
る。特定の実施例におけるピン露出部分の長さは、ほぼ
1インチ(約2.5センチメートル)である。ピンのし
っかり固定された両端部はブーツ本体に入り込んでいる
が、露出部分は実質上ブーツに接続されておらず、半球
形の空隙26に囲まれている。図2は、図1の線2−2
に沿った半球形の空隙26およびピン24の断面図であ
り、ピンと空隙の間隔関係を示している。図1および図
2の両方において、半球形の空隙はブーツの底30に形
成されており、ブーツの底のどの部分よりも実質上耐摩
損性のある静止摩擦(traction)またはグリップ(gri
p)用に意図された素材28から成っている。強化され
た耐摩損性は、以下に論議されるようにバインディング
システムの部分と継続的な連結および取り外しのされ
る、ブーツの部分28の長期使用を確実にする。
【0017】図3において、これはスノーボードブーツ
の内側面図であり、ブーツの内側の前後中心線の前寄り
に配置された前方連結ピン32、および中心線の後ろ寄
り、かかと部分に向けて配置された後方連結ピン34が
ある。ピン32および34は、凹状半球形部分36およ
び38に含まれている。この36および38の部分は側
面部分28の断面形に一致する形になっており(これは
必要条件ではない)、それらは更に硬い外殻40および
42内に定められている。
の内側面図であり、ブーツの内側の前後中心線の前寄り
に配置された前方連結ピン32、および中心線の後ろ寄
り、かかと部分に向けて配置された後方連結ピン34が
ある。ピン32および34は、凹状半球形部分36およ
び38に含まれている。この36および38の部分は側
面部分28の断面形に一致する形になっており(これは
必要条件ではない)、それらは更に硬い外殻40および
42内に定められている。
【0018】図4は、図1および図3のブーツの底面図
で、更なる構造詳細を示している。靴底30にはトレッ
ドパターンがあり、歩行時およびスノーボード上での直
立時に際しての強化された静止摩擦を提供する。靴底の
平面に対し実質上平行にブーツ本体内部に位置するの
は、図4に幻影で表示されるフレーム部材46であり、
外側連結ピン24および内側連結ピン32と34は構造
フレーム部材により、お互いに離間して位置されてい
る。ピン24、32、34は、構造部材に結合されてい
るか、もしくはそれ全体の一部分として形成されてい
る。好適な実施例では、ピンおよび構造フレーム部材
は、アルミニウムで作られている。フレーム部材はブー
ツ内部の敷き皮(例えばプラスチックでできている)部
分内に形成されており、着用者の足の形にほぼ沿う。ブ
ーツの比較的な硬直性は、少なくとも部分的にはフレー
ム部材により決まる。従って、より硬いまたは硬くない
修正されたフレーム部材を使用してブーツを作ることが
可能である。図23に、より硬くない構造フレーム部材
46’が示されている。フレーム部材46’はピン24
とピン32、およびピン24とピン34を結合するが、
図4の構造フレーム部材46とは違ってピン32と34
を直接結合していない。従って、ピンの互いに関連しあ
った独立した動き、または屈曲性が生じる。図24には
フレームがより長方形に近い輪郭を示す、より硬いフレ
ーム部材46”が示されている。このフレーム部材は、
図22のフレームよりも実質上更に硬いものである。更
に取り外し可能なタブ48が幻影で描かれている。この
取り外し可能なタブが取り外されなかった場合、フレー
ムはより強靭なものになる。又、この強靭性は、異なる
厚さを持つ素材のフレーム部材を使用することで、変え
ることが可能である。例えば、図24のフレーム部材が
金属でできている時、かかと部分45の近くに比較的厚
い部分を使用することで、更なる硬直性を提供すること
ができる。しかし部分48付近の場所は、屈曲性を可能
にするため割合薄くても良い。ブーツおよびバインディ
ングの操縦性能の特徴はフレームの硬直性特徴によって
変わるので、異なるフレーム部材を備えたブーツを使用
することによって、スノーボーダーの特定の操縦スタイ
ルまたは好みに合わせた異なる応答性を持つブーツの提
供が可能になる。
で、更なる構造詳細を示している。靴底30にはトレッ
ドパターンがあり、歩行時およびスノーボード上での直
立時に際しての強化された静止摩擦を提供する。靴底の
平面に対し実質上平行にブーツ本体内部に位置するの
は、図4に幻影で表示されるフレーム部材46であり、
外側連結ピン24および内側連結ピン32と34は構造
フレーム部材により、お互いに離間して位置されてい
る。ピン24、32、34は、構造部材に結合されてい
るか、もしくはそれ全体の一部分として形成されてい
る。好適な実施例では、ピンおよび構造フレーム部材
は、アルミニウムで作られている。フレーム部材はブー
ツ内部の敷き皮(例えばプラスチックでできている)部
分内に形成されており、着用者の足の形にほぼ沿う。ブ
ーツの比較的な硬直性は、少なくとも部分的にはフレー
ム部材により決まる。従って、より硬いまたは硬くない
修正されたフレーム部材を使用してブーツを作ることが
可能である。図23に、より硬くない構造フレーム部材
46’が示されている。フレーム部材46’はピン24
とピン32、およびピン24とピン34を結合するが、
図4の構造フレーム部材46とは違ってピン32と34
を直接結合していない。従って、ピンの互いに関連しあ
った独立した動き、または屈曲性が生じる。図24には
フレームがより長方形に近い輪郭を示す、より硬いフレ
ーム部材46”が示されている。このフレーム部材は、
図22のフレームよりも実質上更に硬いものである。更
に取り外し可能なタブ48が幻影で描かれている。この
取り外し可能なタブが取り外されなかった場合、フレー
ムはより強靭なものになる。又、この強靭性は、異なる
厚さを持つ素材のフレーム部材を使用することで、変え
ることが可能である。例えば、図24のフレーム部材が
金属でできている時、かかと部分45の近くに比較的厚
い部分を使用することで、更なる硬直性を提供すること
ができる。しかし部分48付近の場所は、屈曲性を可能
にするため割合薄くても良い。ブーツおよびバインディ
ングの操縦性能の特徴はフレームの硬直性特徴によって
変わるので、異なるフレーム部材を備えたブーツを使用
することによって、スノーボーダーの特定の操縦スタイ
ルまたは好みに合わせた異なる応答性を持つブーツの提
供が可能になる。
【0019】ブーツが異なる特徴を備えるために、内側
バインディングピン32および34が金属に比べて比較
的屈曲性のある部材286によって外側ピン24に結合
されているフレーム46の更なる実施例が図31に示さ
れている。このようなフレームを使用すると、硬いフレ
ームを使用するブーツよりも更に屈曲する結果をブーツ
にもたらすことになる。部材286は、例えば硝子混入
樹脂(glass filled plastic)、またはナイロン部材で
構成される。
バインディングピン32および34が金属に比べて比較
的屈曲性のある部材286によって外側ピン24に結合
されているフレーム46の更なる実施例が図31に示さ
れている。このようなフレームを使用すると、硬いフレ
ームを使用するブーツよりも更に屈曲する結果をブーツ
にもたらすことになる。部材286は、例えば硝子混入
樹脂(glass filled plastic)、またはナイロン部材で
構成される。
【0020】更にもうひとつのフレームはブーツのかか
と部分、および足の両側上部にまで達する。この更なる
実施例には、ピン二本(例えばピン32、34)を連結
するビーム部分、および第3ピンと第1ビーム部分を連
結する第2ビーム部分が使用される。
と部分、および足の両側上部にまで達する。この更なる
実施例には、ピン二本(例えばピン32、34)を連結
するビーム部分、および第3ピンと第1ビーム部分を連
結する第2ビーム部分が使用される。
【0021】ブーツを使用するには、操作中にブーツを
ボードにしっかり固定するために、対応するバインディ
ング部材がスノーボードに使用されなくてはならない。
図5において、これはスノーボードの一部とともに示
す、この発明によるバインディング装置の上面図であ
る。図6は、図5のスノーボードおよびバインディング
の末端図であり、バインディングシステム50が任意の
適切な方法でスノーボード52に取り付けられている。
すなわち図示の実施例では比較的平面のバインディング
台座部材54には、中央円形開口56があり、その内側
円周部に適当に一連の歯またはぎざぎざが形成されてい
る。バインディングディスク58は、円形で開口56に
一致する直径を有する。ディスクの下側には、台座部材
の対応する歯とかみ合うように、一連の歯またはぎざぎ
ざが設けられている。ディスク58は台座部材の開口よ
りも直径がむしろ少し大きめの方が好ましく、これによ
り、その外周は台座プレートの上面に覆い被さるように
突出する、または浅い外周のトラフ(幅広い溝)が、デ
ィスクの突出部に対応するように、台座部材に定められ
る。一連のスロット60は、留め金具を受けるようにデ
ィスクに設けられている。留め金具はスノーボード表面
にある対応部材と係合し、スロット60に位置した留め
金具を締めるとスノーボード表面にディスクを引き寄せ
ることになり、スノーボード表面とバインディング台座
部材をしっかり連結する。
ボードにしっかり固定するために、対応するバインディ
ング部材がスノーボードに使用されなくてはならない。
図5において、これはスノーボードの一部とともに示
す、この発明によるバインディング装置の上面図であ
る。図6は、図5のスノーボードおよびバインディング
の末端図であり、バインディングシステム50が任意の
適切な方法でスノーボード52に取り付けられている。
すなわち図示の実施例では比較的平面のバインディング
台座部材54には、中央円形開口56があり、その内側
円周部に適当に一連の歯またはぎざぎざが形成されてい
る。バインディングディスク58は、円形で開口56に
一致する直径を有する。ディスクの下側には、台座部材
の対応する歯とかみ合うように、一連の歯またはぎざぎ
ざが設けられている。ディスク58は台座部材の開口よ
りも直径がむしろ少し大きめの方が好ましく、これによ
り、その外周は台座プレートの上面に覆い被さるように
突出する、または浅い外周のトラフ(幅広い溝)が、デ
ィスクの突出部に対応するように、台座部材に定められ
る。一連のスロット60は、留め金具を受けるようにデ
ィスクに設けられている。留め金具はスノーボード表面
にある対応部材と係合し、スロット60に位置した留め
金具を締めるとスノーボード表面にディスクを引き寄せ
ることになり、スノーボード表面とバインディング台座
部材をしっかり連結する。
【0022】台座部材の内側末端に固定されているのは
バインディングピンドッグ62および64であり、これ
らは、前方および後方内側バインディングピン32およ
び34間の距離に等しい間隔で配置されている。ドッグ
62および64は、少なくともバインディングの外側方
向部分について、より細い基部68および突き出た上部
70を持つマッシュルームのような形状である。上部の
先端表面は、比較的凸状半球形をしている。突出部は、
スノーボードの表面に対し水平および平行になっている
平面領域を持った上方停止部(upward stop)72を定
めており、以下に説明されるように、ブーツバインディ
ングピン32および34の係止および移動防止に都合が
良い。垂直の内側停止部(medial stop)74は、ドッ
グの内部垂直壁により提供されており、停止位置を越え
た内側方向76への移動を阻止している。ドッグ62お
よび64はバインディングプレート54に的確に固定さ
れており、それに対して相対的に移動しない。
バインディングピンドッグ62および64であり、これ
らは、前方および後方内側バインディングピン32およ
び34間の距離に等しい間隔で配置されている。ドッグ
62および64は、少なくともバインディングの外側方
向部分について、より細い基部68および突き出た上部
70を持つマッシュルームのような形状である。上部の
先端表面は、比較的凸状半球形をしている。突出部は、
スノーボードの表面に対し水平および平行になっている
平面領域を持った上方停止部(upward stop)72を定
めており、以下に説明されるように、ブーツバインディ
ングピン32および34の係止および移動防止に都合が
良い。垂直の内側停止部(medial stop)74は、ドッ
グの内部垂直壁により提供されており、停止位置を越え
た内側方向76への移動を阻止している。ドッグ62お
よび64はバインディングプレート54に的確に固定さ
れており、それに対して相対的に移動しない。
【0023】バインディング台座プレートの外側末端に
は、バインディング掛け金(ラッチ)機構78がある。
この機構78の基本部分は、外周にバインディングピン
受け止め溝を有する半円形ディスクで構成されている外
側バインディングピン受止具(lateral binding pin re
ceiver)80、掛け金機構の操作部材を含む中空ハウジ
ング部材82、およびバインディング掛け金解除部(bi
nding latch releasecontrol)84である。図5および
図6ではバインディングピン受止具80は解放された状
態にあり、ブーツ外側バインディングピン24を受け止
められる状態にある。バインディングプレート54の下
には、少なくともその外側において、ボードおよびバイ
ンディング間の連結を確固たるものにするためのエラス
トマースペーサーを介在させてもよい。
は、バインディング掛け金(ラッチ)機構78がある。
この機構78の基本部分は、外周にバインディングピン
受け止め溝を有する半円形ディスクで構成されている外
側バインディングピン受止具(lateral binding pin re
ceiver)80、掛け金機構の操作部材を含む中空ハウジ
ング部材82、およびバインディング掛け金解除部(bi
nding latch releasecontrol)84である。図5および
図6ではバインディングピン受止具80は解放された状
態にあり、ブーツ外側バインディングピン24を受け止
められる状態にある。バインディングプレート54の下
には、少なくともその外側において、ボードおよびバイ
ンディング間の連結を確固たるものにするためのエラス
トマースペーサーを介在させてもよい。
【0024】図7において、これは本発明によるブーツ
およびバインディングシステムの上面図であり、内部ブ
ーツフレームおよびバインディング装置の相互作用を表
示するために、装着状態のブーツが幻影で描かれてい
る。図8は図7の前面末端図である。ブーツをバインデ
ィングにしっかり固定するために、スノーボーダーはま
ずブーツをバインディングの上部で外側寄りに、かつブ
ーツの内側を平面に対し下向きに傾けて配置する。そし
てブーツを内側方向に移動させると、バインディングピ
ン32および34が内側ドッグ62および64に係合す
る。よってバインディングピン32および34は、さら
なる内側方向への移動および上方向への移動に対し、ド
ッグ62および64に捕捉される。ここでスノーボーダ
ーがブーツの外側を下向きに回転させると、外側バイン
ディングピン24が外側ピン受止具80に接触する。以
下に説明される掛け金機構の配置の結果、掛け金機構は
ブーツの下方への移動と共に下向きに回転して図8に表
示されている位置にロックされ、受止具80にある受け
止め溝から外れないように外側バインディングピンを効
果的に捕捉する。バインディングピン、ドッグおよび掛
け金機構の協働作用でブーツがバインディングにしっか
り固定され、よってライダーがボードに、少なくともこ
の第1の足に対しては、しっかりと固定される。ライダ
ーの第2の足がボードにしっかり固定されるには、第2
のバインディングシステムおよびブーツが適切に提供さ
れる。図7および図8では、受止具80は凸状の球形で
あることがわかる。この球形部分は、受止具が、図5お
よび図6の掛かっていない状態にある時に、ハウジング
82に回転して格納されている。
およびバインディングシステムの上面図であり、内部ブ
ーツフレームおよびバインディング装置の相互作用を表
示するために、装着状態のブーツが幻影で描かれてい
る。図8は図7の前面末端図である。ブーツをバインデ
ィングにしっかり固定するために、スノーボーダーはま
ずブーツをバインディングの上部で外側寄りに、かつブ
ーツの内側を平面に対し下向きに傾けて配置する。そし
てブーツを内側方向に移動させると、バインディングピ
ン32および34が内側ドッグ62および64に係合す
る。よってバインディングピン32および34は、さら
なる内側方向への移動および上方向への移動に対し、ド
ッグ62および64に捕捉される。ここでスノーボーダ
ーがブーツの外側を下向きに回転させると、外側バイン
ディングピン24が外側ピン受止具80に接触する。以
下に説明される掛け金機構の配置の結果、掛け金機構は
ブーツの下方への移動と共に下向きに回転して図8に表
示されている位置にロックされ、受止具80にある受け
止め溝から外れないように外側バインディングピンを効
果的に捕捉する。バインディングピン、ドッグおよび掛
け金機構の協働作用でブーツがバインディングにしっか
り固定され、よってライダーがボードに、少なくともこ
の第1の足に対しては、しっかりと固定される。ライダ
ーの第2の足がボードにしっかり固定されるには、第2
のバインディングシステムおよびブーツが適切に提供さ
れる。図7および図8では、受止具80は凸状の球形で
あることがわかる。この球形部分は、受止具が、図5お
よび図6の掛かっていない状態にある時に、ハウジング
82に回転して格納されている。
【0025】更に図7において、構造フレーム部材46
がバインディングピンとの関係において観察される。バ
インディングピンを捕捉することで構造フレームをしっ
かり固定し、かつ、ブーツ内にフレームが固定されるこ
とで、ライダーとボード間のふさわしい連結が提供され
る。
がバインディングピンとの関係において観察される。バ
インディングピンを捕捉することで構造フレームをしっ
かり固定し、かつ、ブーツ内にフレームが固定されるこ
とで、ライダーとボード間のふさわしい連結が提供され
る。
【0026】図1〜8全てにおいて、ドッグ62および
64の凸状半球形の上部分は、ブーツの内側にあるそれ
ぞれの凹状半球形部分に的確に受容され、受止具80の
凸状半球形部分はブーツの外側面の対応する凹状半球形
空隙26にかみ合わさる。従って、ブーツをバインディ
ングに向かって移動させる際にブーツが正確に位置決め
されていなくても、ドッグおよび空隙の形状が、ブーツ
を案内して両者を結合するように補助する。
64の凸状半球形の上部分は、ブーツの内側にあるそれ
ぞれの凹状半球形部分に的確に受容され、受止具80の
凸状半球形部分はブーツの外側面の対応する凹状半球形
空隙26にかみ合わさる。従って、ブーツをバインディ
ングに向かって移動させる際にブーツが正確に位置決め
されていなくても、ドッグおよび空隙の形状が、ブーツ
を案内して両者を結合するように補助する。
【0027】先に示唆したように、スノーボーダーがひ
とたびバインディングに踏み入れた時、受止具80は掛
け金のかかった状態になる。図9は、ハウジングカバー
82が取り除かれた状態で上面から見たバインディング
システムの掛け金部分の部分断面図であり、ブーツ内部
フレームとバインディングの更に詳しい相互作用が示さ
れている。フレーム46に固定された連結ピン24は、
受止具80によってスロット86内の所定位置に保持さ
れる。スロット86は、軸線87に沿った第1部分、お
よび軸線85に沿った第2部分を有する。又、図10に
おいて、これは図9の線10−10に沿った、連結後の
ブーツおよびバインディングの断面図であり、受止具8
0は、スロット86から離れた受止具端部側に、棚部を
定めるアーム部88を有する。受止具80はシャフト9
0に揺動(旋回)可能に装着されており、図10に示す
弧形92に沿って回転するようになっている。シャフト
90には1対のスプリング94が取り付けられており、
例えば図6のように、受止具80を解除または掛け金の
かかっていない位置へ付勢している。シャフト90は、
その両端を第1および第2シャフト支持部96により支
えられている。シャフト支持部は外側に伸びた脚部98
を有し、これらが、シャフト90に対して平行かつ所定
間隔のシャフト100を支えている。脚部同士は、互い
に離れている。本実施例では、シャフト100の直径は
シャフト90のそれよりも小さい。受止部材(catch me
mber)102はシャフト100にスライド可能に取り付
けられており、両脚部98間を滑動するように矢印10
4の方向に沿って移動可能である。受止部材102は、
逆L字型をしている。バイアス部材106は、好ましく
はスプリングであり、シャフト100の周囲に配置され
ており、逆L字型受止部材の基部端にある孔部に部分的
に収まっている。バイアス部材の逆側の端部は一方の脚
98に当接しており、この脚98から遠ざけるように受
止部材102を矢印108の方向に押しつけている。受
止部材102および受止具80のアーム部88の位置決
めの結果として、バイアス部材は受止部材のL型脚を、
アーム88の平たい棚部の下に滑り込ませる。従って、
受止部材がアーム88の下にあることでそれが閉塞物と
なり、受止具80がシャフト90回りを回転して解除状
態となるのを防止する。
とたびバインディングに踏み入れた時、受止具80は掛
け金のかかった状態になる。図9は、ハウジングカバー
82が取り除かれた状態で上面から見たバインディング
システムの掛け金部分の部分断面図であり、ブーツ内部
フレームとバインディングの更に詳しい相互作用が示さ
れている。フレーム46に固定された連結ピン24は、
受止具80によってスロット86内の所定位置に保持さ
れる。スロット86は、軸線87に沿った第1部分、お
よび軸線85に沿った第2部分を有する。又、図10に
おいて、これは図9の線10−10に沿った、連結後の
ブーツおよびバインディングの断面図であり、受止具8
0は、スロット86から離れた受止具端部側に、棚部を
定めるアーム部88を有する。受止具80はシャフト9
0に揺動(旋回)可能に装着されており、図10に示す
弧形92に沿って回転するようになっている。シャフト
90には1対のスプリング94が取り付けられており、
例えば図6のように、受止具80を解除または掛け金の
かかっていない位置へ付勢している。シャフト90は、
その両端を第1および第2シャフト支持部96により支
えられている。シャフト支持部は外側に伸びた脚部98
を有し、これらが、シャフト90に対して平行かつ所定
間隔のシャフト100を支えている。脚部同士は、互い
に離れている。本実施例では、シャフト100の直径は
シャフト90のそれよりも小さい。受止部材(catch me
mber)102はシャフト100にスライド可能に取り付
けられており、両脚部98間を滑動するように矢印10
4の方向に沿って移動可能である。受止部材102は、
逆L字型をしている。バイアス部材106は、好ましく
はスプリングであり、シャフト100の周囲に配置され
ており、逆L字型受止部材の基部端にある孔部に部分的
に収まっている。バイアス部材の逆側の端部は一方の脚
98に当接しており、この脚98から遠ざけるように受
止部材102を矢印108の方向に押しつけている。受
止部材102および受止具80のアーム部88の位置決
めの結果として、バイアス部材は受止部材のL型脚を、
アーム88の平たい棚部の下に滑り込ませる。従って、
受止部材がアーム88の下にあることでそれが閉塞物と
なり、受止具80がシャフト90回りを回転して解除状
態となるのを防止する。
【0028】更に図9において、解放ケーブル110は
一方の脚98の開口を貫通し、受止部材102のL部の
端部に取り付けられている。ケーブル110はバインデ
ィングの外側に沿って輪になり、もう片方の脚98に結
合されている。カバー112は、ケーブルの直径を大き
くするためにあり、またスノーボーダーがケーブルを握
るのを楽にする取っ手部の役割も提供している。
一方の脚98の開口を貫通し、受止部材102のL部の
端部に取り付けられている。ケーブル110はバインデ
ィングの外側に沿って輪になり、もう片方の脚98に結
合されている。カバー112は、ケーブルの直径を大き
くするためにあり、またスノーボーダーがケーブルを握
るのを楽にする取っ手部の役割も提供している。
【0029】バイアス部材106が受止部材102を矢
印104の方向へ付勢している間、その受止部材のL型
脚は受止具のアーム88の下に位置し、これにより受止
具をその閉状態とし、バインディングピン24がスロッ
ト86内に捕捉されるようにしている。受止具80の回
転によりスロットまたは溝86が回転し、ピン24の
上、下、およびその外側において、ピン24を取り囲
む。このようにして、ピンの上方向、下方向、または外
側方向への移動は阻止される。矢印113の内側方向へ
の移動は、内側バインディングピン32および34が内
側方向、上方向、または下方向へ移動しないようにドッ
グ62および64により捕捉されているので、阻止され
る。バインディングピン24、32、および34の三本
は、それぞれお互いの間隔配置を構造フレームにより保
持されている。その結果、ピン、構造フレーム、よって
ブーツはバインディングにしっかり固定される。
印104の方向へ付勢している間、その受止部材のL型
脚は受止具のアーム88の下に位置し、これにより受止
具をその閉状態とし、バインディングピン24がスロッ
ト86内に捕捉されるようにしている。受止具80の回
転によりスロットまたは溝86が回転し、ピン24の
上、下、およびその外側において、ピン24を取り囲
む。このようにして、ピンの上方向、下方向、または外
側方向への移動は阻止される。矢印113の内側方向へ
の移動は、内側バインディングピン32および34が内
側方向、上方向、または下方向へ移動しないようにドッ
グ62および64により捕捉されているので、阻止され
る。バインディングピン24、32、および34の三本
は、それぞれお互いの間隔配置を構造フレームにより保
持されている。その結果、ピン、構造フレーム、よって
ブーツはバインディングにしっかり固定される。
【0030】図11は図9のバインディングの上面部分
切り欠き図で、その解放状態が示されている。図12は
線12−12に沿った図11の状態にあるバインディン
グの断面図である。図11ではケーブル110が矢印1
14の方向に引かれた状態にあり、受止部材102が同
じ方向に引かれてスプリングバイアス部材106を圧縮
している。受止部材が矢印114の方向に十分に引かれ
ると、受止部材のL型脚がアーム88の端を越える位置
まで引かれるので、アームによって定められる棚部の下
から抜け出し、受止具80が弧形116(図12)の方
向に回転できるようになる。これでスノーボーダーはブ
ーツの外側端を持ち上げることが可能になり、これによ
り、シャフト90の周りを弧形116に沿って受止具が
回転する。スプリングバイアス部材94(図9)は、ス
ノーボーダーが再びバインディングピン24をスロット
86に挿入するまで、受止具が上部、解放状態に止まる
ように補助する。その後、受止具80が下方に旋回する
につれて、ついにアーム88が受止部材102の移動を
阻止しない位置に達し、スプリング106のバイアスが
スプリングから受止部材を遠ざけるように付勢し、受止
部材を図9および10の阻止状態に戻して、バインディ
ングを閉鎖状態に固定する。従ってこの発明により、素
早い、手を使用しなくてもよい、ブーツおよびバインデ
ィングの連結を可能とする、三点式連結システムを備え
たステップインスタイルのバインディングが提供され
る。スノーボーダーが解除ケーブルを引いて捕捉および
アーム機構を解放するまで、バインディングはブーツを
当該位置に保持する。
切り欠き図で、その解放状態が示されている。図12は
線12−12に沿った図11の状態にあるバインディン
グの断面図である。図11ではケーブル110が矢印1
14の方向に引かれた状態にあり、受止部材102が同
じ方向に引かれてスプリングバイアス部材106を圧縮
している。受止部材が矢印114の方向に十分に引かれ
ると、受止部材のL型脚がアーム88の端を越える位置
まで引かれるので、アームによって定められる棚部の下
から抜け出し、受止具80が弧形116(図12)の方
向に回転できるようになる。これでスノーボーダーはブ
ーツの外側端を持ち上げることが可能になり、これによ
り、シャフト90の周りを弧形116に沿って受止具が
回転する。スプリングバイアス部材94(図9)は、ス
ノーボーダーが再びバインディングピン24をスロット
86に挿入するまで、受止具が上部、解放状態に止まる
ように補助する。その後、受止具80が下方に旋回する
につれて、ついにアーム88が受止部材102の移動を
阻止しない位置に達し、スプリング106のバイアスが
スプリングから受止部材を遠ざけるように付勢し、受止
部材を図9および10の阻止状態に戻して、バインディ
ングを閉鎖状態に固定する。従ってこの発明により、素
早い、手を使用しなくてもよい、ブーツおよびバインデ
ィングの連結を可能とする、三点式連結システムを備え
たステップインスタイルのバインディングが提供され
る。スノーボーダーが解除ケーブルを引いて捕捉および
アーム機構を解放するまで、バインディングはブーツを
当該位置に保持する。
【0031】再び図5において、本発明によるバインデ
ィングシステムのさらなる利点は、点線85および87
に(また図9にも)示されている。線85および87
は、左および右足使用時におけるブーツのバインディン
グピンの連結角度を表している。ここに図示のバインデ
ィングがスノーボードの前側のバインディングであると
して、ライダーが左足をボードの前方に配置したい場
合、バインディング台座プレート54は図示の構成のま
まで、ブーツの外側バインディングピン24が線85角
度にほぼ沿って受止具80に連結する。しかしライダー
が他方の足をこのバインディングに配置したい場合、デ
ィスク58をゆるめ、外側掛金部を動かせるように台座
54を約14.5度程度回転させる。これで他方の足の
ブーツバインディングピン24が線87にほぼ沿って受
止具80とかみ合う。単なる真っ直ぐな受止具が使用さ
れた場合、受止具の角度が今度は不適当なものになって
しまい、受止具の角度はブーツにあるバインディングピ
ンの角度に合わなくなる。受止具の複数角度溝86(軸
線85および87上の第1、第2角度のついた部分)に
より、異なる方位のバインディングに取り替えることな
く、広範囲にわたる方位角度に対応できるようになる。
ィングシステムのさらなる利点は、点線85および87
に(また図9にも)示されている。線85および87
は、左および右足使用時におけるブーツのバインディン
グピンの連結角度を表している。ここに図示のバインデ
ィングがスノーボードの前側のバインディングであると
して、ライダーが左足をボードの前方に配置したい場
合、バインディング台座プレート54は図示の構成のま
まで、ブーツの外側バインディングピン24が線85角
度にほぼ沿って受止具80に連結する。しかしライダー
が他方の足をこのバインディングに配置したい場合、デ
ィスク58をゆるめ、外側掛金部を動かせるように台座
54を約14.5度程度回転させる。これで他方の足の
ブーツバインディングピン24が線87にほぼ沿って受
止具80とかみ合う。単なる真っ直ぐな受止具が使用さ
れた場合、受止具の角度が今度は不適当なものになって
しまい、受止具の角度はブーツにあるバインディングピ
ンの角度に合わなくなる。受止具の複数角度溝86(軸
線85および87上の第1、第2角度のついた部分)に
より、異なる方位のバインディングに取り替えることな
く、広範囲にわたる方位角度に対応できるようになる。
【0032】図1および図3に加えて、それぞれ、この
発明によるブーツテンション調整機構の背面図、ケーブ
ル部材の位置を示す図13のテンション装置の側面図、
および、ケーブルがもうひとつの位置にあるブーツテン
ション装置の背面図である図13〜図15を参照する
に、ブーツ22の上部背面部分にあるアーム120にシ
ャフト118がしっかりと固定されている。このシャフ
トに、揺動可能に取り付けられているのは連結部材12
2であり、弧形124(図3)に沿ってシャフトの周り
を回転することができる。テンションケーブル126は
連結部にある開口を通って、連結部を通過する。この開
口およびケーブルのサイズは、ケーブルが自由に開口を
通過および移動することができるような大きさになって
いる。連結部はシャフトを受容しているその端部から遠
ざかる方向へ伸びており、互いに離間した第1および第
2の棚ドッグ128および130を有する。ドッグ12
8はドッグ130よりもシャフトに近い位置にある。ド
ッグの間隔は、ケーブル126をその間に簡単に配置で
きる程度に十分になっている。図1および図3に見られ
るように、ケーブル126はブーツおよび連結部の後ろ
を回り、少なくともブーツの側面に位置する内側ガイド
134および外側ガイド132の上を通って伸びてい
る。ガイドはブーツの外部カバーにより見えない状態に
なっており、ケーブルはブーツのカバーを通過してガイ
ドに達している。ケーブルはブーツの内側にあるガイド
上を続けて通り、足首部分前面、すなわちブーツ前面の
表面に位置する取り付けポイント136まで伸びる。ブ
ーツの外側では、ケーブルはガイド132から第2ガイ
ド140まで伸びる。
発明によるブーツテンション調整機構の背面図、ケーブ
ル部材の位置を示す図13のテンション装置の側面図、
および、ケーブルがもうひとつの位置にあるブーツテン
ション装置の背面図である図13〜図15を参照する
に、ブーツ22の上部背面部分にあるアーム120にシ
ャフト118がしっかりと固定されている。このシャフ
トに、揺動可能に取り付けられているのは連結部材12
2であり、弧形124(図3)に沿ってシャフトの周り
を回転することができる。テンションケーブル126は
連結部にある開口を通って、連結部を通過する。この開
口およびケーブルのサイズは、ケーブルが自由に開口を
通過および移動することができるような大きさになって
いる。連結部はシャフトを受容しているその端部から遠
ざかる方向へ伸びており、互いに離間した第1および第
2の棚ドッグ128および130を有する。ドッグ12
8はドッグ130よりもシャフトに近い位置にある。ド
ッグの間隔は、ケーブル126をその間に簡単に配置で
きる程度に十分になっている。図1および図3に見られ
るように、ケーブル126はブーツおよび連結部の後ろ
を回り、少なくともブーツの側面に位置する内側ガイド
134および外側ガイド132の上を通って伸びてい
る。ガイドはブーツの外部カバーにより見えない状態に
なっており、ケーブルはブーツのカバーを通過してガイ
ドに達している。ケーブルはブーツの内側にあるガイド
上を続けて通り、足首部分前面、すなわちブーツ前面の
表面に位置する取り付けポイント136まで伸びる。ブ
ーツの外側では、ケーブルはガイド132から第2ガイ
ド140まで伸びる。
【0033】前述の要素の協働動作はブーツのテンショ
ン調整を可能にし、スノーボーダーによるブーツの前傾
角度変更、またテンションを完全に解放してスノーボー
ドを操縦していない時の歩行を楽にすることが可能にな
る。図16では、連結部122が弧形142の方向には
ね上がっており、ケーブルのテンションを解放してい
る。ここでスノーボーダーがドッグ128または130
のどちらか一方の上をケーブルが過ぎるように位置させ
ることで、好みの前傾具合を選択する。ドッグ128
は、ドッグ130が増大された前傾量を提供するのに比
べ、より少ないテンションまたはより少ない前傾量を提
供する。好みの前傾量が選択された後、連結部122が
弧形144の方向に引きおろされてケーブルにテンショ
ンを加え、ブーツシステムを好みの前傾量に固定する。
図15にはケーブルがドッグ130上を越えた、より硬
強な構成が示されているが、図13にはケーブルがドッ
グ128を越えた位置にある構成が表示されている。図
14は図13の構成の連結部の、線14−14に沿った
部分幻影側面図であり、ドッグに対するケーブルの位置
が示されている。ブーツの前傾角度選択の更なるオプシ
ョンを可能にするため、異なる間隔のドッグがもっと多
く提供されうる。異なる前傾量を可能とすることは、操
縦スタイルまたは状況に合わせてスノーボーダーがブー
ツバインディングの応答性を調整できるということであ
る。
ン調整を可能にし、スノーボーダーによるブーツの前傾
角度変更、またテンションを完全に解放してスノーボー
ドを操縦していない時の歩行を楽にすることが可能にな
る。図16では、連結部122が弧形142の方向には
ね上がっており、ケーブルのテンションを解放してい
る。ここでスノーボーダーがドッグ128または130
のどちらか一方の上をケーブルが過ぎるように位置させ
ることで、好みの前傾具合を選択する。ドッグ128
は、ドッグ130が増大された前傾量を提供するのに比
べ、より少ないテンションまたはより少ない前傾量を提
供する。好みの前傾量が選択された後、連結部122が
弧形144の方向に引きおろされてケーブルにテンショ
ンを加え、ブーツシステムを好みの前傾量に固定する。
図15にはケーブルがドッグ130上を越えた、より硬
強な構成が示されているが、図13にはケーブルがドッ
グ128を越えた位置にある構成が表示されている。図
14は図13の構成の連結部の、線14−14に沿った
部分幻影側面図であり、ドッグに対するケーブルの位置
が示されている。ブーツの前傾角度選択の更なるオプシ
ョンを可能にするため、異なる間隔のドッグがもっと多
く提供されうる。異なる前傾量を可能とすることは、操
縦スタイルまたは状況に合わせてスノーボーダーがブー
ツバインディングの応答性を調整できるということであ
る。
【0034】図27において、他の連結部122’に
は、その長さに沿って、互いに離間した複数組のスロッ
ト272が含まれている。ケーブル126’はその末端
部で切断されて、ふたつの別々の末端を成している。ケ
ーブルの各末端部付近には円筒形留め具274が取り付
けられており、これらの留め具はスロット272のどれ
にでも受け止められるように、スロットに合ったサイズ
になっている。スノーボーダーがつかめるように、十分
な長さのケーブルが留め具を越えて伸びている。前傾量
を調整するには、使用者は連結部122’を(図16の
構成図にあるように)はね上げ、留め具がしっかりと固
定されるように、各側の留め具を、選択したスロット2
72の一組に押し込んで配置する。そして連結部12
2’が弧形273の方向に引き下ろされてケーブルにテ
ンションが加わり、留め具を保持したスロット272に
よって決まる程度だけブーツのハイバック部分(上部外
殻)が前向きに引かれる。図示した構成では、留め具が
最大前傾量を提供する位置にある。最小の前傾量を得る
には、連結部122’の反対側にあるスロット272に
留め具を移されなければならない。ブーツは傾斜調整の
設定で指定される傾斜量よりも更に前方向に傾斜するこ
とが可能であるが、この傾斜調整は傾斜角の後方向範囲
の停止位置を定めるということが当業者によって理解さ
れよう。
は、その長さに沿って、互いに離間した複数組のスロッ
ト272が含まれている。ケーブル126’はその末端
部で切断されて、ふたつの別々の末端を成している。ケ
ーブルの各末端部付近には円筒形留め具274が取り付
けられており、これらの留め具はスロット272のどれ
にでも受け止められるように、スロットに合ったサイズ
になっている。スノーボーダーがつかめるように、十分
な長さのケーブルが留め具を越えて伸びている。前傾量
を調整するには、使用者は連結部122’を(図16の
構成図にあるように)はね上げ、留め具がしっかりと固
定されるように、各側の留め具を、選択したスロット2
72の一組に押し込んで配置する。そして連結部12
2’が弧形273の方向に引き下ろされてケーブルにテ
ンションが加わり、留め具を保持したスロット272に
よって決まる程度だけブーツのハイバック部分(上部外
殻)が前向きに引かれる。図示した構成では、留め具が
最大前傾量を提供する位置にある。最小の前傾量を得る
には、連結部122’の反対側にあるスロット272に
留め具を移されなければならない。ブーツは傾斜調整の
設定で指定される傾斜量よりも更に前方向に傾斜するこ
とが可能であるが、この傾斜調整は傾斜角の後方向範囲
の停止位置を定めるということが当業者によって理解さ
れよう。
【0035】図28は、前傾調整部122”のもうひと
つの実施例である。この実施例には、実質上連結部12
2”の長さ分だけ伸びる、ねじ山の付いたシャフト27
6が取り付けられている。ケーブル126’の両端部
は、シャフト276とネジ結合した植え込みボルト27
8に固定されている。ハンドル280はシャフトの片側
端部に取り付けられており、シャフトがその中心軸の周
りを回転(282)できるようにしている。植え込みボ
ルト278は、ハンドル280が回転されるのに従って
軸線284沿いに上下方向に移動し、ケーブル末端部分
の位置を変える。そして連結部122”が引き下ろされ
た時に、ケーブルにテンションが加えられて任意の前傾
量が提供される。
つの実施例である。この実施例には、実質上連結部12
2”の長さ分だけ伸びる、ねじ山の付いたシャフト27
6が取り付けられている。ケーブル126’の両端部
は、シャフト276とネジ結合した植え込みボルト27
8に固定されている。ハンドル280はシャフトの片側
端部に取り付けられており、シャフトがその中心軸の周
りを回転(282)できるようにしている。植え込みボ
ルト278は、ハンドル280が回転されるのに従って
軸線284沿いに上下方向に移動し、ケーブル末端部分
の位置を変える。そして連結部122”が引き下ろされ
た時に、ケーブルにテンションが加えられて任意の前傾
量が提供される。
【0036】図35において、これはスノーボードブー
ツ(この場合右ブーツ)のいくつかの内部要素の好適な
実施例の外側面図であり、この発明の前傾の観点から見
た付属部品を示している。このブーツは、弾力性のある
内部殻(inner shell)を有している。これは、好適な
実施例では、使用者のふくらはぎ下部を部分的に取り囲
むようになっている上部分222、および足を受け止め
る下部分224で構成されている。上部分222の背面
には、取り付けシャフトまたはポスト120’がある。
図示の実施例では、ポスト120’は外側および内側に
対してその中心に配置されているのではなく、むしろブ
ーツの中心線の外側に位置している。前傾連結部122
は、図13−15で説明されたと同様にシャフト(また
はポスト)120’に取り付けられている。ケーブル1
26は連結部122を通り、上部殻部222の後方にあ
る開口226を通過して殻の内側へと抜ける。このケー
ブルは、前方に短間隔、好適には半インチ(約1.25
センチメートル)伸びて、前方開口228を通過して下
方へ、さらに殻部224の上を通ってブーツのもう一方
の側面へ伸びる。図36において、これはブーツ殻のも
う一方の側面であり、ケーブルは、次いで、ループバッ
ク部230を通過し、ここで方向を変え上部殻部に向か
って抜けて上部殻開口232および234を通過し、最
後に連結部122に向かって戻る。図示の実施例では、
ループバック部230は第1半円形溝236、および第
2半円形溝238を有する。これらの溝は、ケーブルが
その方位方向を変えながら移動できるようにするもので
ある。ループバックはこの実施例では固定されている
が、代替実施例ではその取り付け位置を変えられるよう
にブーツ殻に沿って前または後方向に移動することが可
能である。また、例えば、ループバックが、殻上のスロ
ット240(幻影で描かれている)に沿って滑り固定さ
れて連結する滑車部で構成されてもよい。スロット24
0は、取付位置が広範囲にわたるようにブーツの内側か
ら外側まで伸びることが可能である。
ツ(この場合右ブーツ)のいくつかの内部要素の好適な
実施例の外側面図であり、この発明の前傾の観点から見
た付属部品を示している。このブーツは、弾力性のある
内部殻(inner shell)を有している。これは、好適な
実施例では、使用者のふくらはぎ下部を部分的に取り囲
むようになっている上部分222、および足を受け止め
る下部分224で構成されている。上部分222の背面
には、取り付けシャフトまたはポスト120’がある。
図示の実施例では、ポスト120’は外側および内側に
対してその中心に配置されているのではなく、むしろブ
ーツの中心線の外側に位置している。前傾連結部122
は、図13−15で説明されたと同様にシャフト(また
はポスト)120’に取り付けられている。ケーブル1
26は連結部122を通り、上部殻部222の後方にあ
る開口226を通過して殻の内側へと抜ける。このケー
ブルは、前方に短間隔、好適には半インチ(約1.25
センチメートル)伸びて、前方開口228を通過して下
方へ、さらに殻部224の上を通ってブーツのもう一方
の側面へ伸びる。図36において、これはブーツ殻のも
う一方の側面であり、ケーブルは、次いで、ループバッ
ク部230を通過し、ここで方向を変え上部殻部に向か
って抜けて上部殻開口232および234を通過し、最
後に連結部122に向かって戻る。図示の実施例では、
ループバック部230は第1半円形溝236、および第
2半円形溝238を有する。これらの溝は、ケーブルが
その方位方向を変えながら移動できるようにするもので
ある。ループバックはこの実施例では固定されている
が、代替実施例ではその取り付け位置を変えられるよう
にブーツ殻に沿って前または後方向に移動することが可
能である。また、例えば、ループバックが、殻上のスロ
ット240(幻影で描かれている)に沿って滑り固定さ
れて連結する滑車部で構成されてもよい。スロット24
0は、取付位置が広範囲にわたるようにブーツの内側か
ら外側まで伸びることが可能である。
【0037】殻の底部は、足の甲領域242の中央部分
上で途切れており、その内側および外側上端は約2イン
チ(約5センチメートル)離れている。又、下部殻部の
つま先領域は開いている。使用時には、ブーツの外側部
がこれらの構成部品をカバーするので、使用者には見え
ない状態になっている。又、バインディング連結ピンが
下部殻部から突き出ており、空隙26、36、および3
8が下部殻の一部を形成しているのも見ることができ
る。下部殻は、好適には、バインディングピンのある構
造フレーム部のまわりに形成されている。
上で途切れており、その内側および外側上端は約2イン
チ(約5センチメートル)離れている。又、下部殻部の
つま先領域は開いている。使用時には、ブーツの外側部
がこれらの構成部品をカバーするので、使用者には見え
ない状態になっている。又、バインディング連結ピンが
下部殻部から突き出ており、空隙26、36、および3
8が下部殻の一部を形成しているのも見ることができ
る。下部殻は、好適には、バインディングピンのある構
造フレーム部のまわりに形成されている。
【0038】図25において、これは図36の線25−
25に沿った殻の部分背面図であり、上部および下部殻
部は別々の部分として適切に形成されており、細長い比
較的硬い部材244であるアルミニウムバーによって互
いに固定されている。例えば、バーは上部殻部にリベッ
トで取り付けられており、下部殻部にはふたつの殻がそ
れぞれ互いに弧形248に沿って回転できるように、蝶
番246を介して取り付けられている。よって、スノー
ボード中に着用者が位置を変えても、上部殻部は使用者
のふくらはぎと共に内側および外側に屈曲することが可
能である。
25に沿った殻の部分背面図であり、上部および下部殻
部は別々の部分として適切に形成されており、細長い比
較的硬い部材244であるアルミニウムバーによって互
いに固定されている。例えば、バーは上部殻部にリベッ
トで取り付けられており、下部殻部にはふたつの殻がそ
れぞれ互いに弧形248に沿って回転できるように、蝶
番246を介して取り付けられている。よって、スノー
ボード中に着用者が位置を変えても、上部殻部は使用者
のふくらはぎと共に内側および外側に屈曲することが可
能である。
【0039】図26は、上部および下部殻部の取り付け
具の代替実施例である。この実施例では、蝶番246’
が部材224の外側スロット247に受容され、部材2
24は矢印249および251に沿って左または右方向
に移動し、任意の位置に固定できるようになっており、
ブーツ中心線の外側または内側に対しての屈曲位置を調
整できる。
具の代替実施例である。この実施例では、蝶番246’
が部材224の外側スロット247に受容され、部材2
24は矢印249および251に沿って左または右方向
に移動し、任意の位置に固定できるようになっており、
ブーツ中心線の外側または内側に対しての屈曲位置を調
整できる。
【0040】内側および外側の両方の下部殻部にあるの
は、内側取り付け開口250および外側取り付け開口2
52である。内側開口250にはストラップ254が取
り付けられ、ストラップ254はバックル256に伸び
て固定連結される。ストラップ254には背面ループ部
分255があり、使用者の足の後側にまわるのに適合し
ている。バックル256は第2ストラップを自身内に受
容して通し、ストラップ258の第1末端部は殻内部の
外側開口252に固定される。ストラップ258の第2
末端部は、つめ付きストラップ(ratchet strap)26
2で連結されているつめ車式スライド(ratchet slid
e)260に取り付けられている。つめ付きストラップ
は、開口252部分で殻の外部に(および好適には組み
立てられたブーツのブーツ外側の外部に)固定され、弧
形264に沿って開口回りを自由に回転することができ
る。これらの様々なストラップは、協働して、使用者の
足をブーツに快適に固定する。ブーツの内側および外側
でストラップ254に更に設けられているのは、紐ルー
プ261、263であり、使用者がブーツとの更なる固
定を提供するために、ブーツ紐を通すものである。
は、内側取り付け開口250および外側取り付け開口2
52である。内側開口250にはストラップ254が取
り付けられ、ストラップ254はバックル256に伸び
て固定連結される。ストラップ254には背面ループ部
分255があり、使用者の足の後側にまわるのに適合し
ている。バックル256は第2ストラップを自身内に受
容して通し、ストラップ258の第1末端部は殻内部の
外側開口252に固定される。ストラップ258の第2
末端部は、つめ付きストラップ(ratchet strap)26
2で連結されているつめ車式スライド(ratchet slid
e)260に取り付けられている。つめ付きストラップ
は、開口252部分で殻の外部に(および好適には組み
立てられたブーツのブーツ外側の外部に)固定され、弧
形264に沿って開口回りを自由に回転することができ
る。これらの様々なストラップは、協働して、使用者の
足をブーツに快適に固定する。ブーツの内側および外側
でストラップ254に更に設けられているのは、紐ルー
プ261、263であり、使用者がブーツとの更なる固
定を提供するために、ブーツ紐を通すものである。
【0041】続けて図36において、内部殻(および完
全組み立て時のブーツ)は矢印266で示されている部
分において、前方向(点線268で示す)および後方向
(点線270で示す)に屈曲することができる。従っ
て、使用者が調整部材122を変えて前傾角度を調整す
ることで、各使用者の操縦スタイルに合わせてブーツを
多くまたは少なく前傾させることができる。更に、コー
ド126のテンションを解放するために調整部材122
がはね上げられている時、ブーツが前後方向に屈曲しう
るので、スノーボードから降りている時のぎこちない足
運びが解消され、使用者が楽に歩けるようになる。
全組み立て時のブーツ)は矢印266で示されている部
分において、前方向(点線268で示す)および後方向
(点線270で示す)に屈曲することができる。従っ
て、使用者が調整部材122を変えて前傾角度を調整す
ることで、各使用者の操縦スタイルに合わせてブーツを
多くまたは少なく前傾させることができる。更に、コー
ド126のテンションを解放するために調整部材122
がはね上げられている時、ブーツが前後方向に屈曲しう
るので、スノーボードから降りている時のぎこちない足
運びが解消され、使用者が楽に歩けるようになる。
【0042】従来技術に対する利点は、内側および外側
面コード126が殻の前面または甲領域のほぼ一点に取
り付けられている本発明によって得られる。従来は、ど
の前傾調整ストラップも、ストラップの始まっているブ
ーツのそれぞれの側面に接続されている。従って、内側
ストラップはブーツ内側の前部分に接続され、外側スト
ラップはブーツ外側の前部分に接続されている。本発明
の改善された接続は、内側および外側両方のコードを単
一の接続位置、またはブーツ片面の一部分に持ってきて
いることである。図示の実施例では、この側面は内側面
である。従って、ブーツには改善された屈曲性の特性が
操縦時に備わっている。
面コード126が殻の前面または甲領域のほぼ一点に取
り付けられている本発明によって得られる。従来は、ど
の前傾調整ストラップも、ストラップの始まっているブ
ーツのそれぞれの側面に接続されている。従って、内側
ストラップはブーツ内側の前部分に接続され、外側スト
ラップはブーツ外側の前部分に接続されている。本発明
の改善された接続は、内側および外側両方のコードを単
一の接続位置、またはブーツ片面の一部分に持ってきて
いることである。図示の実施例では、この側面は内側面
である。従って、ブーツには改善された屈曲性の特性が
操縦時に備わっている。
【0043】ブーツ殻の部分224は、好ましくは、ブ
ーツ紐を締めたり緩めたりした際に殻が屈曲するよう
に、使用者の足の上面部分、足受止部分の長さに沿って
分離している。
ーツ紐を締めたり緩めたりした際に殻が屈曲するよう
に、使用者の足の上面部分、足受止部分の長さに沿って
分離している。
【0044】図37は、更にもうひとつの代替連結部材
の構成図である。この部材には、回転可能ねじシャフト
276’が使用され、これに滑車277がネジ結合して
いる。ノブ280’がシャフト276’の一端に取り付
けられて、シャフトを回すことができるようになってい
る。ケーブル末端部126’はプレート279の所定位
置に固定されており、滑車回りに伸びてガイド281上
を越え、最後に連結部材の外側に伸びている。使用時に
ノブ280’が回されるにつれて滑車がシャフトの範囲
を上下し、ケーブルの実効的な長さを変更する。
の構成図である。この部材には、回転可能ねじシャフト
276’が使用され、これに滑車277がネジ結合して
いる。ノブ280’がシャフト276’の一端に取り付
けられて、シャフトを回すことができるようになってい
る。ケーブル末端部126’はプレート279の所定位
置に固定されており、滑車回りに伸びてガイド281上
を越え、最後に連結部材の外側に伸びている。使用時に
ノブ280’が回されるにつれて滑車がシャフトの範囲
を上下し、ケーブルの実効的な長さを変更する。
【0045】ステップインバインディングシステムの代
替実施例を、図17〜20に示す。図17および図18
において、これは本発明によるバインディングシステム
の代替連結システムのそれぞれ内側面図および末端図で
あり、外側バインディングピン24を連結する装置は、
シャフト154に揺動可能に取り付けられているバイン
ディング受止具152を支持するハウジング部材150
で形成されており、シャフト154により受止具152
は弧形156に沿って図18の開放かつピン待ち受け位
置から、閉鎖またはロックされている位置(図20)へ
旋回することができる。解除コントロールシャフト15
8は、ブラケット160の中央に取り付けられており、
このブラケットは矢印162の方向に一対のスプリング
164によって下向きに付勢されている。スプリングは
支持シャフト166に取り付けられている。この支持シ
ャフトは、ブラケット160の左および右端のつば(フ
ランジ)にある開口(図示せず)を貫通する。スプリン
グの下端部はつばに当接し、上端部はハウジング部材1
50の張出し部分に押し当たっている。解除コントロー
ルシャフトには解除ストラップまたはケーブル168が
固定されており、スノーボーダーが解除コントロール部
を操作するのにストラップを掴んで引くことができるよ
うになっている。くさび部材170はブラケット160
の中央部分にあり、下方に向かって伸びている。ハウジ
ング部材の中央部分は実質上空洞で、ブラケットが上下
に移動できる空間を提供している。図17からはバイン
ディングピン受止具152を取り除いてバインディング
の内部構成部品を見やすくしてある。図17および18
に加えて、バインディングおよびハウジング内部の断面
図である図19および20を参照するに、ハウジング部
材内に装着されているのは、受止部材152の後部脚部
に付けられている第2シャフト172、およびハウジン
グに固定支持された第3シャフト174である。第1対
の連結アーム176はシャフト174の両端に取り付け
られており、ハウジング内部で弧形175に沿ってシャ
フト174の回りを旋回する。第4シャフト178は両
アーム176間に伸び、シャフト178の両端には第2
のアーム対180が備わっている。シャフト178は、
アーム176および180からなる左右の複合アームの
「ひじ部分」を定める。アーム180は、受止具152
のシャフト172に揺動可能に取り付けられている。
替実施例を、図17〜20に示す。図17および図18
において、これは本発明によるバインディングシステム
の代替連結システムのそれぞれ内側面図および末端図で
あり、外側バインディングピン24を連結する装置は、
シャフト154に揺動可能に取り付けられているバイン
ディング受止具152を支持するハウジング部材150
で形成されており、シャフト154により受止具152
は弧形156に沿って図18の開放かつピン待ち受け位
置から、閉鎖またはロックされている位置(図20)へ
旋回することができる。解除コントロールシャフト15
8は、ブラケット160の中央に取り付けられており、
このブラケットは矢印162の方向に一対のスプリング
164によって下向きに付勢されている。スプリングは
支持シャフト166に取り付けられている。この支持シ
ャフトは、ブラケット160の左および右端のつば(フ
ランジ)にある開口(図示せず)を貫通する。スプリン
グの下端部はつばに当接し、上端部はハウジング部材1
50の張出し部分に押し当たっている。解除コントロー
ルシャフトには解除ストラップまたはケーブル168が
固定されており、スノーボーダーが解除コントロール部
を操作するのにストラップを掴んで引くことができるよ
うになっている。くさび部材170はブラケット160
の中央部分にあり、下方に向かって伸びている。ハウジ
ング部材の中央部分は実質上空洞で、ブラケットが上下
に移動できる空間を提供している。図17からはバイン
ディングピン受止具152を取り除いてバインディング
の内部構成部品を見やすくしてある。図17および18
に加えて、バインディングおよびハウジング内部の断面
図である図19および20を参照するに、ハウジング部
材内に装着されているのは、受止部材152の後部脚部
に付けられている第2シャフト172、およびハウジン
グに固定支持された第3シャフト174である。第1対
の連結アーム176はシャフト174の両端に取り付け
られており、ハウジング内部で弧形175に沿ってシャ
フト174の回りを旋回する。第4シャフト178は両
アーム176間に伸び、シャフト178の両端には第2
のアーム対180が備わっている。シャフト178は、
アーム176および180からなる左右の複合アームの
「ひじ部分」を定める。アーム180は、受止具152
のシャフト172に揺動可能に取り付けられている。
【0046】操作時には、図19および20に見られる
ように、スノーボーダーがブーツを矢印181の方向に
移動してバインディングピン24を受止具152と係合
させるとき、アーム176はほぼ垂直になっており、く
さび170がアーム176の上部およびシャフト178
を押圧するようにスプリング164が下方に付勢力を作
用させ、アーム176をその位置を保持している。ブー
ツおよびバインディングピンが下(矢印182)方向に
動かされると、受止具152が弧形184に沿って旋回
してアーム180を前方に引き上げ、これによりピン1
78およびアーム176も前方に引き上げられる。くさ
び170はこの時点では下方のみに移動可能なので、ス
プリング164による付勢の結果、矢印186の方向に
下に移動してピン178の後ろに移動する。ここでくさ
びがピン178の後ろにあることにより受止具152は
所定位置にロックされる。なぜなら、受止具152はシ
ャフトおよびアームを介してピン178に相互接続され
ているので、上方には旋回できないからである。くさび
は基本的にピンの後退動作を阻止しているので、受止具
の上方旋回を防止している。従ってバインディングピン
24は動かないように固定され、ブーツをバインディン
グにロックする。バインディングを解除するには、スノ
ーボーダーがスプリングの付勢力を越えるに足る力でコ
ントロールストラップ168を上方に引くことで、ブラ
ケット160およびくさび170をピン172から遠ざ
けるよう上方に移動させる。これでピン172の後退動
作はもはや阻止されておらず、受止具152が上方に旋
回可能になりスノーボーダーがバインディングから踏み
出ることができる。図19および図20に幻影で示して
いるのは代替ハンドル部171で、バインディングが連
結されていない時には上向きに、又、バインディングが
連結されている時には下向きになっている。
ように、スノーボーダーがブーツを矢印181の方向に
移動してバインディングピン24を受止具152と係合
させるとき、アーム176はほぼ垂直になっており、く
さび170がアーム176の上部およびシャフト178
を押圧するようにスプリング164が下方に付勢力を作
用させ、アーム176をその位置を保持している。ブー
ツおよびバインディングピンが下(矢印182)方向に
動かされると、受止具152が弧形184に沿って旋回
してアーム180を前方に引き上げ、これによりピン1
78およびアーム176も前方に引き上げられる。くさ
び170はこの時点では下方のみに移動可能なので、ス
プリング164による付勢の結果、矢印186の方向に
下に移動してピン178の後ろに移動する。ここでくさ
びがピン178の後ろにあることにより受止具152は
所定位置にロックされる。なぜなら、受止具152はシ
ャフトおよびアームを介してピン178に相互接続され
ているので、上方には旋回できないからである。くさび
は基本的にピンの後退動作を阻止しているので、受止具
の上方旋回を防止している。従ってバインディングピン
24は動かないように固定され、ブーツをバインディン
グにロックする。バインディングを解除するには、スノ
ーボーダーがスプリングの付勢力を越えるに足る力でコ
ントロールストラップ168を上方に引くことで、ブラ
ケット160およびくさび170をピン172から遠ざ
けるよう上方に移動させる。これでピン172の後退動
作はもはや阻止されておらず、受止具152が上方に旋
回可能になりスノーボーダーがバインディングから踏み
出ることができる。図19および図20に幻影で示して
いるのは代替ハンドル部171で、バインディングが連
結されていない時には上向きに、又、バインディングが
連結されている時には下向きになっている。
【0047】次に、図21および図22に、本発明によ
るブーツへの追加の観点から、ブーツの背面に位置して
いて一連の硬直リブ206が垂直に配された、ふくらは
ぎプレート198を示す。このプレートの上部先端はブ
ーツ外部に伸び、下部先端はブーツの内部ハイバックの
上部プレート200に固定されている。上部ハイバック
200は、ブーツに屈曲性を与えるために下部ハイバッ
ク204に対して蝶番202で旋回し、ブーツ内に的確
に固定されている。留め金具208はスロット210に
受容され、ハイバックがゆるめられてブーツの外側また
は内側に動くのを可能にしている。同様に、ふくらはぎ
プレート198も留め金具208でスロット212に固
定されており、留め金具をゆるめることでブーツの中心
線の内側または外側に動かすことができ、新しい位置に
ずらして留め金具を再び締めることができる。従って、
ライダーはハイバックを移動することが可能で、ライダ
ーの好みの位置に配置し、好みの様式の屈曲性を得るこ
とができる。
るブーツへの追加の観点から、ブーツの背面に位置して
いて一連の硬直リブ206が垂直に配された、ふくらは
ぎプレート198を示す。このプレートの上部先端はブ
ーツ外部に伸び、下部先端はブーツの内部ハイバックの
上部プレート200に固定されている。上部ハイバック
200は、ブーツに屈曲性を与えるために下部ハイバッ
ク204に対して蝶番202で旋回し、ブーツ内に的確
に固定されている。留め金具208はスロット210に
受容され、ハイバックがゆるめられてブーツの外側また
は内側に動くのを可能にしている。同様に、ふくらはぎ
プレート198も留め金具208でスロット212に固
定されており、留め金具をゆるめることでブーツの中心
線の内側または外側に動かすことができ、新しい位置に
ずらして留め金具を再び締めることができる。従って、
ライダーはハイバックを移動することが可能で、ライダ
ーの好みの位置に配置し、好みの様式の屈曲性を得るこ
とができる。
【0048】図29において、これは内側および外側バ
インディングピン位置の概略図であり、それらの好適な
二つの間隔について示している。第1のサイズのブーツ
およびバインディング用に、前方内側バインディングピ
ン32および後方内側バインディングピン34は互いの
中心から4.620インチ(約11.5センチメート
ル)(間隔288)の間隔をとっている。図中の間隔2
89は2.310インチ(約5.8センチメートル)
で、間隔288の半分である。各内側バインディングピ
ンは、ブーツが形成された時に外部に1.190インチ
(約3センチメートル)(間隔290)露出している。
外側バインディングピン24は、その外部中心がピン3
2および34の外側エッジの接線から4.242インチ
(約10.6センチメートル)(間隔292)の所に位
置されており、ピン24の中心は内側ピン間の中心線の
0.101インチ(約0.3センチメートル)(間隔2
94)前方にある。外側ピン24は、内側ピンに対して
平行ではなく、中心線からむしろ角度α(好適な実施例
では17度)傾いている。好適には、外側ピン24はブ
ーツが組み立てられた時に、その外側末端部に1.04
5インチ(約2.6センチメートル)(間隔296)露
出部がある。
インディングピン位置の概略図であり、それらの好適な
二つの間隔について示している。第1のサイズのブーツ
およびバインディング用に、前方内側バインディングピ
ン32および後方内側バインディングピン34は互いの
中心から4.620インチ(約11.5センチメート
ル)(間隔288)の間隔をとっている。図中の間隔2
89は2.310インチ(約5.8センチメートル)
で、間隔288の半分である。各内側バインディングピ
ンは、ブーツが形成された時に外部に1.190インチ
(約3センチメートル)(間隔290)露出している。
外側バインディングピン24は、その外部中心がピン3
2および34の外側エッジの接線から4.242インチ
(約10.6センチメートル)(間隔292)の所に位
置されており、ピン24の中心は内側ピン間の中心線の
0.101インチ(約0.3センチメートル)(間隔2
94)前方にある。外側ピン24は、内側ピンに対して
平行ではなく、中心線からむしろ角度α(好適な実施例
では17度)傾いている。好適には、外側ピン24はブ
ーツが組み立てられた時に、その外側末端部に1.04
5インチ(約2.6センチメートル)(間隔296)露
出部がある。
【0049】図30において、これは一本のバインディ
ングピンがブーツ内に位置されている時の側面図で、内
側と外側バインディングピンの頂部およびブーツ底面は
0.436インチ(約1.1センチメートル)(間隔2
98)離れている。ピンの直径は、0.250インチ
(約0.6センチメートル)(間隔300)である。
ングピンがブーツ内に位置されている時の側面図で、内
側と外側バインディングピンの頂部およびブーツ底面は
0.436インチ(約1.1センチメートル)(間隔2
98)離れている。ピンの直径は、0.250インチ
(約0.6センチメートル)(間隔300)である。
【0050】図33において、これはブーツ連結部分の
好適な実施例の断面図であり、図34はそれの上面図で
あり、連結具80’には平たい底面のアーム部分88’
が後方に伸びている。上部停止部89は、垂直面および
水平面の間の約45度に位置している。外側移動可能止
め304はアーム部分の下を滑動して、受止具80’が
そのシャフト90’回りに回転するのを阻止する。シャ
フト90’上の受止具80’の両側にあるスプリング9
1は、受止具80’を弧形315の方向に回転するよう
付勢するが、アーム88’および止め304の相互作用
により、その回転が阻止されている。止め304は軸線
302に沿って移動するようになっており、スプリング
306のバイアス作用により受止具80’の方へ押され
る。カバー82’が設けられている。止め304は更
に、止め304の背面部分から伸びる指状突起部308
を備えている。この指状突起部308の末端は、カバー
82’の端で止まっている。このカバーには、止め30
4が軸線302に沿って受止具から離れるにつれて指状
突起部がカバーの外側に滑動できるように、開口が提供
されている。アーム310は旋回軸312に水平に配置
および固定され、止め304の前面に接触する下方に伸
びる脚部314を備えている。
好適な実施例の断面図であり、図34はそれの上面図で
あり、連結具80’には平たい底面のアーム部分88’
が後方に伸びている。上部停止部89は、垂直面および
水平面の間の約45度に位置している。外側移動可能止
め304はアーム部分の下を滑動して、受止具80’が
そのシャフト90’回りに回転するのを阻止する。シャ
フト90’上の受止具80’の両側にあるスプリング9
1は、受止具80’を弧形315の方向に回転するよう
付勢するが、アーム88’および止め304の相互作用
により、その回転が阻止されている。止め304は軸線
302に沿って移動するようになっており、スプリング
306のバイアス作用により受止具80’の方へ押され
る。カバー82’が設けられている。止め304は更
に、止め304の背面部分から伸びる指状突起部308
を備えている。この指状突起部308の末端は、カバー
82’の端で止まっている。このカバーには、止め30
4が軸線302に沿って受止具から離れるにつれて指状
突起部がカバーの外側に滑動できるように、開口が提供
されている。アーム310は旋回軸312に水平に配置
および固定され、止め304の前面に接触する下方に伸
びる脚部314を備えている。
【0051】図32において、ここには受止具が開放ま
たは解除された状態が示されているが、アーム310が
弧形316の方向に上向きに移動するにつれて、脚部3
14は(スプリング306のバイアスに対抗して)止め
304を後方に押す。スプリング91は、弧形315に
沿って受止具を上方へ移動させるが、その動作の後方限
界は上部停止部89および止め304の上部分の係合に
よって定められる。指状突起部308はカバー82’の
外側に伸びて、バインディングの連結解除を示す視覚表
示器(インジケータ)を提供する。アーム308は伸ば
された時によく見えるように、明るい色またはカバーと
対象的な色に彩色されている。
たは解除された状態が示されているが、アーム310が
弧形316の方向に上向きに移動するにつれて、脚部3
14は(スプリング306のバイアスに対抗して)止め
304を後方に押す。スプリング91は、弧形315に
沿って受止具を上方へ移動させるが、その動作の後方限
界は上部停止部89および止め304の上部分の係合に
よって定められる。指状突起部308はカバー82’の
外側に伸びて、バインディングの連結解除を示す視覚表
示器(インジケータ)を提供する。アーム308は伸ば
された時によく見えるように、明るい色またはカバーと
対象的な色に彩色されている。
【0052】これまで本発明の複数の実施例が表示およ
び説明されたが、多面性のある本発明から逸脱すること
なく更に多くの変更および修正が可能であることは、当
業者には明白であろう。よって、請求の範囲には、本発
明の真意および意図内に属する全ての変更、および修正
を網羅する目的がある。
び説明されたが、多面性のある本発明から逸脱すること
なく更に多くの変更および修正が可能であることは、当
業者には明白であろう。よって、請求の範囲には、本発
明の真意および意図内に属する全ての変更、および修正
を網羅する目的がある。
【0053】
【発明の効果】従ってこの発明により、三点式連結を伴
った改良されたバインディングシステムが提供され、ブ
ーツおよびバインディング間における更に安定した相互
作用を可能にしている。バインディングは、手によるス
トラップの締め付けを必要とせずに単に踏み込むだけで
簡単に連結される。又、解除可能および調整可能テンシ
ョンシステムを備えたブーツも提供されている。更にブ
ーツの屈曲特性は、個性化、またはそれぞれの操縦者の
技術あるいは好みに合わせて変えることができ、単一操
縦者の色々な好みに適応させることができる。又、ブー
ツにはブーツの背面の上に伸びるふくらはぎプレートが
含まれており、更なる調整可能サポートを提供してい
る。
った改良されたバインディングシステムが提供され、ブ
ーツおよびバインディング間における更に安定した相互
作用を可能にしている。バインディングは、手によるス
トラップの締め付けを必要とせずに単に踏み込むだけで
簡単に連結される。又、解除可能および調整可能テンシ
ョンシステムを備えたブーツも提供されている。更にブ
ーツの屈曲特性は、個性化、またはそれぞれの操縦者の
技術あるいは好みに合わせて変えることができ、単一操
縦者の色々な好みに適応させることができる。又、ブー
ツにはブーツの背面の上に伸びるふくらはぎプレートが
含まれており、更なる調整可能サポートを提供してい
る。
【0054】
【図1】 本発明によるスノーボード用ブーツの外側面
図である。
図である。
【図2】 線2−2に沿った図1のブーツの連結ピン部
の断面図である。
の断面図である。
【図3】 図1のブーツの内側面図である。
【図4】 内部フレーム部材が幻影で描かれている図1
および図3のブーツの底面図である。
および図3のブーツの底面図である。
【図5】 スノーボードの一部と共に表示されている、
発明実施例によるバインディング装置の上面図である。
発明実施例によるバインディング装置の上面図である。
【図6】 図5のバインディングおよびスノーボードの
末端図である。
末端図である。
【図7】 ブーツの幻影を描いて内部ブーツフレームお
よびバインディング装置の相互作用を示す、本発明によ
るブーツおよびバインディングシステムの上面図であ
る。
よびバインディング装置の相互作用を示す、本発明によ
るブーツおよびバインディングシステムの上面図であ
る。
【図8】 ブーツが再び幻影で描かれている、図7のシ
ステム前部の末端図である。
ステム前部の末端図である。
【図9】 内部ブーツフレームとバインディングの相互
作用をより詳細に示す、上部から見たバインディングシ
ステムの掛け金部の断面図である。
作用をより詳細に示す、上部から見たバインディングシ
ステムの掛け金部の断面図である。
【図10】 図9の線10−10に沿った、連結された
ブーツおよびバインディングの断面図である。
ブーツおよびバインディングの断面図である。
【図11】 解除された状態を描いた、図9のバインデ
ィングの上面部分切り欠き図である。
ィングの上面部分切り欠き図である。
【図12】 線12−12に沿った、図11のバインデ
ィングシステムの断面図である。
ィングシステムの断面図である。
【図13】 この発明によるブーツ前傾調整機構の背面
図である。
図である。
【図14】 線14−14に沿ったケーブル部を描い
た、図1の前傾システムの側面図である。
た、図1の前傾システムの側面図である。
【図15】 ケーブルのもうひとつの位置を表してい
る、ブーツ前傾調整機構の背面図である。
る、ブーツ前傾調整機構の背面図である。
【図16】 解除された状態の前傾調整機構の部分側面
図である。
図である。
【図17】 この発明によるバインディングシステム用
の、代替連結システムの中心側面図である。
の、代替連結システムの中心側面図である。
【図18】 連結部が解放された状態にある図17の連
結システムの末端図である。
結システムの末端図である。
【図19】 対応するブーツフレームと連結する前の、
図18の機構の断面図である。
図18の機構の断面図である。
【図20】 ブーツフレーム部との連結後およびロック
された状態にある、図18の機構の断面図である。
された状態にある、図18の機構の断面図である。
【図21】 ハイバックの調整状況を描いた、スノーボ
ードブーツの実施例の側面図である。
ードブーツの実施例の側面図である。
【図22】 図21のブーツの部分幻影背面図である。
【図23】 より少ない硬直性または剛性を持つ他の構
造フレーム部材を示す図である。
造フレーム部材を示す図である。
【図24】 より大きい硬直性を持つ他の構造フレーム
部材を示す図である。
部材を示す図である。
【図25】 図36の線25−25に沿った外殻上部と
外殻下部の接続を描いた、図36の外殻の部分背面図で
ある。
外殻下部の接続を描いた、図36の外殻の部分背面図で
ある。
【図26】 上部および下部外殻の接続のもうひとつの
実施例の部分背面図である。
実施例の部分背面図である。
【図27】 図13の前傾調整機構のもうひとつの実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図28】 図13の前傾調整機構の他の実施例を示す
図である。
図である。
【図29】 この発明によるバインディングピンの間隔
を表した上部概略図である。
を表した上部概略図である。
【図30】 ブーツに設置されたシングルバインディン
グピンの側面概略図である。
グピンの側面概略図である。
【図31】 より少ない硬直性または剛性を持つ、更に
もうひとつの構造フレーム部材を示す図である。
もうひとつの構造フレーム部材を示す図である。
【図32】 接続されていない状態にある、バインディ
ングシステムのブーツ接続部の好ましい実施例の断面図
である。
ングシステムのブーツ接続部の好ましい実施例の断面図
である。
【図33】 ブーツとバインディングが接続の状態にあ
るブーツ接続機構の好適な実施例の断面図である。
るブーツ接続機構の好適な実施例の断面図である。
【図34】 図32および33にあるバインディングシ
ステムのブーツ接続部の、上面部分切り欠き図である。
ステムのブーツ接続部の、上面部分切り欠き図である。
【図35】 この発明の前傾制御状況の付加装置がいく
つかの外部ストラップと共に描かれている、スノーボー
ドブーツの内部要素の外側面図である。
つかの外部ストラップと共に描かれている、スノーボー
ドブーツの内部要素の外側面図である。
【図36】 図35のブーツ内部要素および外部ストラ
ップの中心側面図である。
ップの中心側面図である。
【図37】 ブーツの前傾調整用バックルの更にもうひ
とつの実施例を示す図である。
とつの実施例を示す図である。
【符号の説明】 22…ブーツ、24…外側ピン、26…空隙、28…側
面部分、30…底、32,34…内側連結ピン、40,
42…外殻、46…フレーム部材、62,64…バイン
ディングピンドッグ、80…外側バインディングピン受
止具、82…中空ハウジング部材、84…バインディン
グ掛け金解除部、120…アーム、126…テンション
ケーブル、132…外側ガイド、134…内側ガイド、
136…取り付けポイント。
面部分、30…底、32,34…内側連結ピン、40,
42…外殻、46…フレーム部材、62,64…バイン
ディングピンドッグ、80…外側バインディングピン受
止具、82…中空ハウジング部材、84…バインディン
グ掛け金解除部、120…アーム、126…テンション
ケーブル、132…外側ガイド、134…内側ガイド、
136…取り付けポイント。
Claims (75)
- 【請求項1】 スノーボード用バインディングシステム
であって、 第1ブーツ連結器、 第2ブーツ連結器、および第3ブーツ連結器を備え、前
記第1および前記第2連結器は、第1側面でブーツを連
結する位置にあり、前記第3連結器は、第2側面でブー
ツを連結する位置にあるスノーボード用バインディング
システム。 - 【請求項2】 請求項1によるスノーボード用バインデ
ィングシステムであって、前記第1側面はブーツの内側
面であり、前記第2側面はブーツの外側面であるスノー
ボード用バインディングシステム。 - 【請求項3】 請求項1によるスノーボード用バインデ
ィングシステムであって、前記の少なくともひとつの連
結器に使用者がブーツを履いて踏みいれた時に、少なく
とも前記ひとつの連結器は、ブーツとバインディングシ
ステムをロックするステップインロック部材を有するス
ノーボード用バインディングシステム。 - 【請求項4】 請求項3によるスノーボード用バインデ
ィングシステムであって、前記ステップインロック部材
は、ロック位置およびロック解除位置の間を旋回する旋
回部材を有し、前記旋回部材は、ロック位置にある時に
はブーツに連結するように、又、ロック解除位置にある
時にはブーツを受容またはブーツから連結を解除するよ
うに構成されているスノーボード用バインディングシス
テム。 - 【請求項5】 請求項1によるスノーボード用バインデ
ィングシステムであって、前記の少なくともひとつの連
結器は、固定ドッグ部材を有するスノーボード用バイン
ディングシステム。 - 【請求項6】 請求項5によるスノーボード用バインデ
ィングシステムであって、前記の少なくともひとつのド
ッグ部材は、その下に空間を定める張出し部分を有する
スノーボード用バインディングシステム。 - 【請求項7】 請求項5によるスノーボード用バインデ
ィングシステムであって、前記の少なくともひとつのド
ッグ部材は更に、実質上球形状凸状部分をその上に構成
しているスノーボード用バインディングシステム。 - 【請求項8】 請求項5によるスノーボード用バインデ
ィングシステムであって、前記の少なくともひとつのド
ッグ部分は更に、実質上半円筒形状の凸状部分を最低ひ
とつ有しているスノーボード用バインディングシステ
ム。 - 【請求項9】 請求項5によるスノーボード用バインデ
ィングシステムであって、前記の少なくともひとつのド
ッグ部材は、実質上平面部分を有するスノーボード用バ
インディングシステム。 - 【請求項10】 請求項1によるスノーボード用バイン
ディングシステムは更にブーツを備え、前記ブーツは、 第1連結部材、 第2連結部材、および第3連結部材を有し、前記第1、
第2および第3連結部材は、前記第1、第2および第3
連結器と協働して、前記ブーツをバインディングシステ
ムに固定するスノーボード用バインディングシステム。 - 【請求項11】 請求項10によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記第1および第2連結
部材は前記ブーツの内側面に配置されており、前記第3
連結器は前記ブーツの外側面に配置されているスノーボ
ード用バインディングシステム。 - 【請求項12】 請求項11によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記ブーツの少なくとも
ふたつの連結器はドッグ部材を有し、前記ドッグ部材は
下に空間を定めている張出し部分を有しており、更に前
記ドッグ部材はその上に凸状部分を有し、前記ブーツの
前記連結部材の少なくともふたつは、前記凸状部分のひ
とつと対応して連結するように構成された凹状部分を有
するスノーボード用バインディングシステム。 - 【請求項13】 請求項12によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記凹状および凸状部分
は実質上球形状になっているスノーボード用バインディ
ングシステム。 - 【請求項14】 請求項10によるスノーボード用バイ
ンディングシステムは更に前記ブーツ内に定められた構
造フレーム部材を有し、前記第1、第2および第3連結
部材は、前記構造フレーム部材によってそれぞれ互いに
間隔をおいて固定されているスノーボード用バインディ
ングシステム。 - 【請求項15】 請求項14によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記構造フレーム部材
は、前記第1連結部材を前記第3連結部材に結合する第
1ビーム部分、および前記第2連結部材を前記第3連結
部材に結合する第2ビーム部分を有するスノーボード用
バインディングシステム。 - 【請求項16】 請求項15によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記構造フレーム部材は
更に、前記第1連結部材を前記第2連結部材に結合する
第3ビーム部分を有するスノーボード用バインディング
システム。 - 【請求項17】 請求項14によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記構造フレーム部材は
前記連結部材のふたつを結合する第1ビーム部分、およ
び前記連結部材の第3を前記第1ビーム部分に結合する
第2ビーム部分を有するスノーボード用バインディング
システム。 - 【請求項18】 請求項10によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記ブーツが右ブーツま
たは左ブーツのいずれを構成するかに関わらず、前記連
結器の少なくともひとつは前記連結部材の少なくともひ
とつと協働するように構成されているスノーボード用バ
インディングシステム。 - 【請求項19】 請求項10によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記連結器のひとつは前
記バインディングの外側面に配置されており、その前記
連結器は他の前記連結器のふたつとの間隔関係を変える
ことなく、右または左連結部材のどちらも受け止められ
るように構成されているスノーボード用バインディング
システム。 - 【請求項20】 請求項10によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記連結器の少なくとも
ひとつは雄型または雌型を成しており、前記連結部材の
少なくともひとつは前記の形状のひとつに合わせた雄型
または雌型の片方の形状を成しているスノーボード用バ
インディングシステム。 - 【請求項21】 請求項14によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記構造フレーム部材は
金属から成っているスノーボード用バインディングシス
テム。 - 【請求項22】 請求項14によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記構造フレーム部材は
複合材料(composite material)から成っているスノー
ボード用バインディングシステム。 - 【請求項23】 請求項1によるスノーボード用バイン
ディングシステムであって、前記連結器は、溝を有する
部材を有し、前記連結器はその溝中にバインディング連
結部材を受け止め、固定するように構成されているスノ
ーボード用バインディングシステム。 - 【請求項24】 請求項23によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記連結器のひとつは、
前記バインディング連結部材の上部、底部、および側面
部の実質的な動作に対して前記バインディング連結部材
を捕捉し、固定するスノーボード用バインディングシス
テム。 - 【請求項25】 請求項23によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記連結器のひとつは、
前記バインディング連結部材の上部の実質的な動作に対
して前記バインディング連結部材を捕捉し、固定するス
ノーボード用バインディングシステム。 - 【請求項26】 請求項23によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記連結器のひとつは、
前記バインディング連結部材の底部の実質的な動作に対
して前記バインディング連結部材を捕捉し、固定するス
ノーボード用バインディングシステム。 - 【請求項27】 請求項23によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記連結器のひとつは、
前記バインディング連結部材の側面部の実質的な動作に
対して前記バインディング連結部材を捕捉し、固定する
スノーボード用バインディングシステム。 - 【請求項28】 請求項1によるバインディングシステ
ムであって、前記連結器の少なくともひとつは、 その中にブーツの一部分を受け止められるように、開放
および閉鎖位置間を旋回するように構成された旋回受止
部材と、 前記旋回部材を閉鎖位置にロックするロック部材とを有
し、 前記旋回受止部材はその上にブロック係合部分を備え、 前記受止部材が開放位置から閉鎖位置に移動するとき前
記受止部材をロックするために、前記ロック部材は、前
記受止部材の前記ブロック係合部分を係合させる位置へ
移動するよう付勢されているバインディングシステム。 - 【請求項29】 請求項28によるバインディングシス
テムであって、前記旋回受止部材をその中に受け止める
ブーツ部分は外側ブーツ部分であるバインディングシス
テム。 - 【請求項30】 請求項1によるバインディングシステ
ムであって、前記第3ブーツ連結器の連結表面の中心エ
ッジは、接線から前記第1および第2ブーツ連結器の連
結表面のエッジの接線から、2および6インチ(約5お
よび15センチメートル)離れているバインディングシ
ステム。 - 【請求項31】 請求項30によるバインディングシス
テムであって、前記第3ブーツ連結器の中心外側エッジ
(center outer edge)は、前記第1および第2ブーツ
連結器の外側エッジの接線から4.242インチ(約1
0.6センチメートル)離れているバインディングシス
テム。 - 【請求項32】 請求項30によるバインディングシス
テムであって、前記第3ブーツ連結器の中心外側エッジ
は、前記第1および第2連結器の中心間にある中心線の
後方0.5インチ(約1.25センチメートル)および
前方0.5インチ(約1.25センチメートル)の間に
あるバインディングシステム。 - 【請求項33】 請求項32によるバインディングシス
テムであって、前記第3ブーツ連結器の中心エッジは、
前記第1および第2連結器の中心間にある中心線の0.
101インチ(約0.25センチメートル)前方にある
バインディングシステム。 - 【請求項34】 請求項31によるバインディングシス
テムであって、前記第3ブーツ連結器のエッジの接線
は、前記第1および第2連結器の接線に対して所定角度
をなすバインディングシステム。 - 【請求項35】 請求項34によるバインディングシス
テムであって、前記角度は13度および22度の間であ
るバインディングシステム。 - 【請求項36】 請求項34によるバインディングシス
テムであって、前記角度は17度であるバインディング
システム。 - 【請求項37】 ブーツバインディング用バインディン
グ部材であって、 その中にブーツの一部分を受け止められるように、開放
および閉鎖位置間を旋回するように構成された旋回受止
部材と、 前記旋回部材を閉鎖位置にロックするロック部材を有
し、 前記の旋回受止部材はその上にブロック係合部分を備
え、 前記受止部材が開放位置から閉鎖位置に移動するとき前
記受止部材をロックするように、前記ロック部材は、前
記受止部材の前記ブロック係合部分を係合させる位置へ
移動するよう付勢されているブーツバインディング用バ
インディング部材。 - 【請求項38】 請求項37によるブーツバインディン
グ用バインディング部材は更に、前記ブロック係合部分
に関連した係合解除位置に前記ロック部材を移動させる
解除部材を有し、前記旋回部材の動作を閉鎖位置から開
放位置に可能にしているブーツバインディング用バイン
ディング部材。 - 【請求項39】 請求項37によるスノーボード用バイ
ンディングシステムであって、前記ロック部材はレバー
を有し、前記レバーは開放位置への移動のためのもので
あり、これによりロック部材を解除するブーツバインデ
ィング用バインディング部材。 - 【請求項40】 請求項37によるブーツバインディン
グ用バインディング部材であって、ロック部材はコード
を有し、前記コードは開放位置への移動のためのもので
あり、これによりロック部材を解除するブーツバインデ
ィング用バインディング部材。 - 【請求項41】 スノーボードブーツであって、前記ス
ノーボードは、 第1連結部材、 第2連結部材、および第3連結部材を備え、前記第1、
第2および第3連結部材は、ブーツをスノーボードに固
定するようにバインディングと協働するように構成され
ているスノーボードブーツ。 - 【請求項42】 請求項41によるスノーボードブーツ
であって、第1および第2連結部材は前記ブーツの内側
面に配置されており、前記第3連結器は前記ブーツの外
側面に配置されているスノーボードブーツ。 - 【請求項43】 請求項42によるスノーボードブーツ
であって、前記ブーツの前記連結部材の少なくともふた
つは、バインディングにある逆凹面の対応する部分に連
結するように構成されている凸状部分を有するスノーボ
ードブーツ。 - 【請求項44】 請求項43によるスノーボードブーツ
であって、凸部および凹部は実質上球形状であるスノー
ボードブーツ。 - 【請求項45】 請求項41によるスノーボードブーツ
は更に前記ブーツ内に定められた構造フレーム部材を有
し、前記第1、第2および第3連結部材は、前記構造フ
レーム部材によってそれぞれ互いに間隔をおいて固定さ
れているスノーボードブーツ。 - 【請求項46】 請求項45によるスノーボードブーツ
であって、前記構造フレーム部材は、前記第1連結部材
を前記第3連結部材に結合する第1ビーム部分、および
前記第2連結部材を前記第3連結部材に結合する第2ビ
ーム部分を有するスノーボードブーツ。 - 【請求項47】 請求項45によるスノーボードブーツ
であって、前記構造フレーム部材は更に、前記第1連結
部材を前記第2連結部材に結合する第3ビーム部分を有
するスノーボードブーツ。 - 【請求項48】 請求項45によるスノーボードブーツ
であって、前記構造フレーム部材は、前記連結部材のふ
たつを結合する第1ビーム部分、および前記連結部材の
第3を前記第1ビーム部分に結合する第2ビーム部分を
有するスノーボードブーツ。 - 【請求項49】 請求項41によるスノーボードブーツ
であって、前記第3ブーツ連結部材の中心外側エッジの
接線は、前記第1および第2ブーツ連結部材の外エッジ
から、2および6インチ(約5および15センチメート
ル)離れているスノーボードブーツ。 - 【請求項50】 請求項49によるスノーボードブーツ
であって、前記第3ブーツ連結部材の中心外エッジの接
線は、前記第1および第2ブーツ連結部材の外エッジか
ら、4.242インチ(約10.6センチメートル)離
れているスノーボードブーツ。 - 【請求項51】 請求項49によるスノーボードブーツ
であって、前記第3ブーツ連結部材の中心外側エッジ
は、前記第1および第2連結部材の中心間にある中心線
の後方0.5インチ(約1.25センチメートル)およ
び前方0.5インチ(約1.25センチメートル)の間
にあるスノーボードブーツ。 - 【請求項52】 請求項51によるスノーボードブーツ
であって、前記第3ブーツ連結部材の中心外側エッジ
は、前記第1および第2連結部材の中心間にある中心線
の0.101インチ(約0.25センチメートル)前方
にあるスノーボードブーツ。 - 【請求項53】 請求項49によるスノーボードブーツ
であって、前記第3ブーツ連結部材の外エッジの接線
は、前記第1および第2連結部材の接線に対して所定角
度をなすスノーボードブーツ。 - 【請求項54】 請求項53によるスノーボードブーツ
であって、前記角度は13および22度の間であるスノ
ーボードブーツ。 - 【請求項55】 請求項53によるスノーボードブーツ
であって、前記角度は17度であるスノーボードブー
ツ。 - 【請求項56】 請求項41によるスノーボードブーツ
であって、前記連結部材の少なくともひとつの上部分
は、平面から平行してブーツの底部分まで0.436イ
ンチ(約1.1センチメートル)離れているスノーボー
ドブーツ。 - 【請求項57】 ブーツ用前傾調整システムであって、 ブーツの内側面および外側面に沿ってブーツのハイバッ
ク部分を前方に引くのに使用する、内側および外側ケー
ブル部材、および垂直線に対してブーツの前傾を多くま
たは少なく提供するように、前記ケーブル部材の長さを
変える時に使用するテンション調整部材を有するブーツ
用前傾調整システム。 - 【請求項58】 請求項57による前傾調整システムで
あって、前記内側および外側ケーブルの前方末端は、ブ
ーツの前方部分にあるブーツの一側面の位置に取り付け
られるブーツ用前傾調整システム。 - 【請求項59】 請求項58による前傾調整システムで
あって、前記位置はブーツの内側面にあるブーツ用前傾
調整システム。 - 【請求項60】 請求項57による前傾調整システムで
あって、テンション調整部材は、ブーツの背面部分に揺
動可能に取り付けられている連結アームを有するブーツ
用前傾調整システム。 - 【請求項61】 請求項60による前傾調整システムで
あって、前記アームはケーブルの有効な長さを長くまた
は短くするための、前記ケーブルの選択式連結用の複数
の連結部材を含んでいるブーツ用前傾調整システム。 - 【請求項62】 請求項60による前傾調整システムで
あって、前記複数の連結部材はスロットを有し、前記ケ
ーブルには前記スロットの一組に合うように構成されて
いる留め具部材が付属しているブーツ用前傾調整システ
ム。 - 【請求項63】 請求項60による前傾調整システムで
あって、前記テンションアームは前記ケーブルに接続さ
れている調整可能ねじ部材を有し、前記ねじ部材の調整
はブーツの前傾角度を変えるために前記ケーブルの実効
的な長さを変えるブーツ用前傾調整システム。 - 【請求項64】 請求項63による前傾調整システムで
あって、前記調整可能ねじ部材は滑車とねじ連結されて
おり、前記ねじ部材の調整は前記滑車の位置を変え、前
記滑車はその上に前記ケーブルを受け止めることによ
り、ケーブルの実効的な長さが変わるブーツ用前傾調整
システム。 - 【請求項65】 ブーツ用前傾調整システムであって、 ブーツの内側面および外側面に沿ってブーツのハイバッ
ク部分を前方に引くのに使用する、内側および外側ケー
ブル部材を備え、前記内側および外側ケーブル部材はブ
ーツの前方部分にある場所に取り付けられるブーツ用前
傾調整システム。 - 【請求項66】 請求項65によるブーツ用前傾調整シ
ステムであって、前記場所は互いに2インチ(約5セン
チメートル)以内にある第1および第2位置を有するブ
ーツ用前傾調整システム。 - 【請求項67】 請求項65によるブーツ用前傾調整シ
ステムであって、前記場所は、互いに1インチ(約2.
5センチメートル)以内にある第1および第2位置を有
するブーツ用前傾調整システム。 - 【請求項68】 請求項65によるブーツ用前傾調整シ
ステムであって、前記場所は、互いに実質上隣接した第
1および第2位置を有するブーツ用前傾調整システム。 - 【請求項69】 請求項65によるブーツ用前傾調整シ
ステムであって、前記場所は実質上単一の位置を有する
ブーツ用前傾調整システム。 - 【請求項70】 請求項69によるブーツ用前傾調整シ
ステムであって、前記単一の位置は、ブーツの前方部分
に取り付けられた滑車部材を有するブーツ用前傾調整シ
ステム。 - 【請求項71】 請求項70によるブーツ用前傾調整シ
ステムであって、更に、ブーツの前方部分にある前記滑
車部材の相対的位置を調整する手段を有するブーツ用前
傾調整システム。 - 【請求項72】 請求項65によるブーツ用前傾調整シ
ステムであって、前記内側および外側ケーブル部材は連
続ケーブルを有し、前記ケーブルはブーツの前方部分に
あるループバック部材を回って、ブーツの内側から外側
に輪になっているブーツ用前傾調整システム。 - 【請求項73】 請求項65によるブーツ用前傾調整シ
ステムであって、更に、前記ブーツの前方にある前記単
一の位置の場所を変更する手段を有するブーツ用前傾調
整システム。 - 【請求項74】 スノーボードブーツであって、 スノーボードブーツの一部を少なくとも定めている殻部
材、および着用者の足首部分に実質上巻き付いて固定す
るように構成された足首ストラップを有し、前記足首ス
トラップはスノーボードブーツの前記殻部材に固定され
ているスノーボードブーツ。 - 【請求項75】 請求項74によるスノーボードブーツ
であって、前記足首ストラップは更に、スノーボードブ
ーツに前記足首ストラップを更に固定するための、ブー
ツの紐をそこに受け止める紐受止部分を有するスノーボ
ードブーツ。
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