JPH11233183A - ジャックコネクタとカセット接続装置及びコネクタ - Google Patents
ジャックコネクタとカセット接続装置及びコネクタInfo
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- JPH11233183A JPH11233183A JP10031386A JP3138698A JPH11233183A JP H11233183 A JPH11233183 A JP H11233183A JP 10031386 A JP10031386 A JP 10031386A JP 3138698 A JP3138698 A JP 3138698A JP H11233183 A JPH11233183 A JP H11233183A
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- jack
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダブル接点を備えたジャックコネクタに関
し、摺動接触時の接触領域での磨耗を抑制し且つ大きい
接触圧力を確保して安定した特性向上をはかる。 【解決手段】 絶縁板の端辺近傍に直状のプラグ端子12
2 が平行して形成されているプラグ端子配置領域に該端
辺側から挿抜されるジャックコネクタ112 が、前記プラ
グ端子122 に接触する舌片状のコンタクト領域を備えた
複数のジャック端子211 と、該各ジャック端子211 を前
記プラグ端子対応位置に植設するジャック絶縁体112 と
で構成され、ジャック端子のコンタクト領域は、先端側
に位置する第1のコンタクト 211a とそれに続く第2の
コンタクト 211b が谷部 211c を介する波形に形成さ
れ、前記ジャック絶縁体112 には前記第2のコンタクト
が前記プラグ端子と接触する直前に前記谷部の外面と当
接する壁面を備えて構成する。
し、摺動接触時の接触領域での磨耗を抑制し且つ大きい
接触圧力を確保して安定した特性向上をはかる。 【解決手段】 絶縁板の端辺近傍に直状のプラグ端子12
2 が平行して形成されているプラグ端子配置領域に該端
辺側から挿抜されるジャックコネクタ112 が、前記プラ
グ端子122 に接触する舌片状のコンタクト領域を備えた
複数のジャック端子211 と、該各ジャック端子211 を前
記プラグ端子対応位置に植設するジャック絶縁体112 と
で構成され、ジャック端子のコンタクト領域は、先端側
に位置する第1のコンタクト 211a とそれに続く第2の
コンタクト 211b が谷部 211c を介する波形に形成さ
れ、前記ジャック絶縁体112 には前記第2のコンタクト
が前記プラグ端子と接触する直前に前記谷部の外面と当
接する壁面を備えて構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダブル接点を備えた
ジャックコネクタの構成に係り、特にジャック端子とプ
ラグ端子間の摺動接触時の接触領域での磨耗を抑制しな
がら大きい接触圧力を確保してコネクタとしての安定し
た特性向上を図ったジャックコネクタとカセット接続装
置及びコネクタに関する。
ジャックコネクタの構成に係り、特にジャック端子とプ
ラグ端子間の摺動接触時の接触領域での磨耗を抑制しな
がら大きい接触圧力を確保してコネクタとしての安定し
た特性向上を図ったジャックコネクタとカセット接続装
置及びコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】外部記憶媒体が回路基板(以下単に基板
とする)である場合を例とする図14は従来のジャック
コネクタを基板と共に説明する図であり、図15はジャ
ックコネクタと基板との接続状態を説明する図、図16
はジャックコネクタと基板との接続特性を説明する図で
ある。
とする)である場合を例とする図14は従来のジャック
コネクタを基板と共に説明する図であり、図15はジャ
ックコネクタと基板との接続状態を説明する図、図16
はジャックコネクタと基板との接続特性を説明する図で
ある。
【0003】図14で(14−1)は従来のジャックコ
ネクタを一部断面視して示した全体斜視図であり、(1
4−2)は基板をプラグ端子配置領域を中心として示し
た図である。
ネクタを一部断面視して示した全体斜視図であり、(1
4−2)は基板をプラグ端子配置領域を中心として示し
た図である。
【0004】図の(14−1)で従来のジャックコネク
タ11は、複数のジャック端子111と該各ジャック端
子111を二列のマトリックス状に配置して植設するジ
ャック絶縁体112とで構成されている。
タ11は、複数のジャック端子111と該各ジャック端
子111を二列のマトリックス状に配置して植設するジ
ャック絶縁体112とで構成されている。
【0005】この内短冊形のばね性を有する金属板から
なるこの場合のジャック端子111は、一端が厚さ方向
に彎曲したコンタクト111aで、該コンタクト111
aから所定長さのリード部111bに続く絶縁体固着部
111cから他端側が外部接続端子111dに形成され
ているものであり、該絶縁体固着部111cで上記ジャ
ック絶縁体112に植設したときに、上記コンタクト1
11aに所定のばね圧力すなわち接触圧力が発生するよ
うになっている。
なるこの場合のジャック端子111は、一端が厚さ方向
に彎曲したコンタクト111aで、該コンタクト111
aから所定長さのリード部111bに続く絶縁体固着部
111cから他端側が外部接続端子111dに形成され
ているものであり、該絶縁体固着部111cで上記ジャ
ック絶縁体112に植設したときに、上記コンタクト1
11aに所定のばね圧力すなわち接触圧力が発生するよ
うになっている。
【0006】また有底箱形をなすジャック絶縁体112
は、底板を形成する端子植設域112aの周囲が上記ジ
ャック端子111におけるリード部からコンタクト先端
までの長さを越える高さの周壁112bで囲まれている
ものであり、その端子植設域112aには上記ジャック
端子111の絶縁体固着部111cを圧入することで該
端子111が固着できる大きさの端子孔112cが二列
のマトリックス状に整列して形成されている。
は、底板を形成する端子植設域112aの周囲が上記ジ
ャック端子111におけるリード部からコンタクト先端
までの長さを越える高さの周壁112bで囲まれている
ものであり、その端子植設域112aには上記ジャック
端子111の絶縁体固着部111cを圧入することで該
端子111が固着できる大きさの端子孔112cが二列
のマトリックス状に整列して形成されている。
【0007】なお上記周壁112bの内の端子列方向両
サイドに位置する周壁112b′の内側中心線上には、
後述する基板12のプラグ端子配置領域を案内するため
のガイド溝112dが周壁開口側から底板方向に向かっ
て形成されている。
サイドに位置する周壁112b′の内側中心線上には、
後述する基板12のプラグ端子配置領域を案内するため
のガイド溝112dが周壁開口側から底板方向に向かっ
て形成されている。
【0008】そして、上記各端子孔112cに上記ジャ
ック端子111を外部接続端子側から上記コンタクト1
11aの頂点が上記周壁内で対向するように挿入したと
きに、上記絶縁体固着部111cが各端子孔112cに
圧入された時点で該ジャック端子111がジャック絶縁
体112に固定されることから、ジャック端子111が
ジャック絶縁体112に植設されたジャックコネクタ1
1を図示のように構成することができる。
ック端子111を外部接続端子側から上記コンタクト1
11aの頂点が上記周壁内で対向するように挿入したと
きに、上記絶縁体固着部111cが各端子孔112cに
圧入された時点で該ジャック端子111がジャック絶縁
体112に固定されることから、ジャック端子111が
ジャック絶縁体112に植設されたジャックコネクタ1
1を図示のように構成することができる。
【0009】一方上記ジャックコネクタ11に対して接
続/解除する基板12は、それを構成する絶縁板121
の両面で上記各ジャック端子111と対応するそれぞれ
の位置に平板状のプラグ端子122が該基板面から突出
して設けられているプラグ端子配置領域Aを備えている
ものであり、該プラグ端子配置領域Aに続く他端側には
該各プラグ端子122に繋がる図示されない回路配置領
域A′が形成されている。
続/解除する基板12は、それを構成する絶縁板121
の両面で上記各ジャック端子111と対応するそれぞれ
の位置に平板状のプラグ端子122が該基板面から突出
して設けられているプラグ端子配置領域Aを備えている
ものであり、該プラグ端子配置領域Aに続く他端側には
該各プラグ端子122に繋がる図示されない回路配置領
域A′が形成されている。
【0010】なお該各プラグ端子122の先端122′
は、基板単体時におけるプラグ端子としての損傷や先端
からの剥離等を抑制するため絶縁板121の先端面12
1′より後退して位置するようになっている。
は、基板単体時におけるプラグ端子としての損傷や先端
からの剥離等を抑制するため絶縁板121の先端面12
1′より後退して位置するようになっている。
【0011】そして上記絶縁板121を介して背中合わ
せに位置する上記プラグ端子122の表面間の隔たり
は、上記ジャックコネクタ11で対向するジャック端子
111のコンタクト111a間の隔たりよりも大きくな
っている。
せに位置する上記プラグ端子122の表面間の隔たり
は、上記ジャックコネクタ11で対向するジャック端子
111のコンタクト111a間の隔たりよりも大きくな
っている。
【0012】そこで、上記基板12のプラグ端子配置領
域Aを前記ジャック絶縁体112のガイド溝112dを
案内として矢印B1 ,B2 のようにジャックコネクタ1
1に対して挿抜することで、互いに対応するジャック端
子111とプラグ端子122との間が接続/解除し得る
ようになっている。
域Aを前記ジャック絶縁体112のガイド溝112dを
案内として矢印B1 ,B2 のようにジャックコネクタ1
1に対して挿抜することで、互いに対応するジャック端
子111とプラグ端子122との間が接続/解除し得る
ようになっている。
【0013】以下図15と図16で、上記基板12をジ
ャックコネクタ11に対して挿抜したときの接続状態と
接続特性を説明する。すなわち接続状態を説明する図1
5で、(15−1)はジャックコネクタ11と基板12
としての接続前の状態を、(15−2)はジャック端子
とプラグ端子間の接続初期時の状態を、また(15−
3)はジャック端子とプラグ端子間の接続完了時の状態
をそれぞれ示したものである。
ャックコネクタ11に対して挿抜したときの接続状態と
接続特性を説明する。すなわち接続状態を説明する図1
5で、(15−1)はジャックコネクタ11と基板12
としての接続前の状態を、(15−2)はジャック端子
とプラグ端子間の接続初期時の状態を、また(15−
3)はジャック端子とプラグ端子間の接続完了時の状態
をそれぞれ示したものである。
【0014】図の(15−1)で、断面視したジャック
絶縁体112には上述したジャック端子111がそれぞ
れの絶縁体固着部111cでの圧入で植設されており、
この状態で各端子111のコンタクト111aが列間で
対面している。
絶縁体112には上述したジャック端子111がそれぞ
れの絶縁体固着部111cでの圧入で植設されており、
この状態で各端子111のコンタクト111aが列間で
対面している。
【0015】そして該各コンタクト間の隔たりa1 は、
上述したように基板12のプラグ端子表面間の間隔a2
よりも小さくなっている。そこで上記基板12を矢印B
1 のようにジャックコネクタ11側に移動させると、先
ず上記各ジャック端子111におけるコンタクト111
aの頂点111a′が基板12の絶縁板121と接触し
た(15−2)で示す状態となり、更に続く該基板12
の移動に伴うジャック端子111としての変移で上記頂
点111a′がプラグ端子122上に乗り上げた(15
−3)で示す状態になって両者の接続が完了する。
上述したように基板12のプラグ端子表面間の間隔a2
よりも小さくなっている。そこで上記基板12を矢印B
1 のようにジャックコネクタ11側に移動させると、先
ず上記各ジャック端子111におけるコンタクト111
aの頂点111a′が基板12の絶縁板121と接触し
た(15−2)で示す状態となり、更に続く該基板12
の移動に伴うジャック端子111としての変移で上記頂
点111a′がプラグ端子122上に乗り上げた(15
−3)で示す状態になって両者の接続が完了する。
【0016】このときの接続特性を図示説明する図16
で、横軸Xは基板12の移動距離をまた縦軸Yはジャッ
ク端子のプラグ端子に対する接触圧力を示している。す
なわち上記コンタクト111aの頂点111a′が絶縁
板121に接触したの時点で、該コンタクト111a
に該絶縁板121に対する接触圧力b1 が発生する。
で、横軸Xは基板12の移動距離をまた縦軸Yはジャッ
ク端子のプラグ端子に対する接触圧力を示している。す
なわち上記コンタクト111aの頂点111a′が絶縁
板121に接触したの時点で、該コンタクト111a
に該絶縁板121に対する接触圧力b1 が発生する。
【0017】次いで基板12としての移動が進むと、上
記頂点111a′がプラグ端子122の端辺と接触した
の時点で該コンタクト111aのプラグ端子122に
対する接触圧力が上昇し、更に上記頂点111a′がプ
ラグ端子に完全に乗り上げたの時点で該接触圧力の上
昇がなくなり以後一定した所定の接触圧力b2 を維持し
たまま基板12の移動が終了しての時点に到達する。
記頂点111a′がプラグ端子122の端辺と接触した
の時点で該コンタクト111aのプラグ端子122に
対する接触圧力が上昇し、更に上記頂点111a′がプ
ラグ端子に完全に乗り上げたの時点で該接触圧力の上
昇がなくなり以後一定した所定の接触圧力b2 を維持し
たまま基板12の移動が終了しての時点に到達する。
【0018】なお該基板12をジャックコネクタ11か
ら引き抜く場合には、上記点から点に逆行する。か
かる接続特性を示すジャック端子とプラグ端子間の接触
構造ではコンタクトとプラグ端子とが時点から時点
の間で摺動接触するので、コンタクト111aの頂点1
11a′やプラグ端子表面の接触領域に付着している異
物等の除去効果(以下ワイピング効果とする)が生じて
両者間の確実な接続が実現できるメリットがある。
ら引き抜く場合には、上記点から点に逆行する。か
かる接続特性を示すジャック端子とプラグ端子間の接触
構造ではコンタクトとプラグ端子とが時点から時点
の間で摺動接触するので、コンタクト111aの頂点1
11a′やプラグ端子表面の接触領域に付着している異
物等の除去効果(以下ワイピング効果とする)が生じて
両者間の確実な接続が実現できるメリットがある。
【0019】従って図14で説明したように基板12を
ジャックコネクタ11へ挿入しまたは抜き取ることで、
ジャック端子111とプラグ端子122との確実な接続
とその解除を実現することができる。
ジャックコネクタ11へ挿入しまたは抜き取ることで、
ジャック端子111とプラグ端子122との確実な接続
とその解除を実現することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述したジャッ
クコネクタと基板との接触構造では、コンタクト111
aの頂点111a′がプラグ端子122に乗り上げた
の時点直後から該プラグ端子122に所定の接触圧力が
加わった状態で図16におけるの時点まで継続するこ
とから、上記頂点111a′の摺動接触に伴う機械的磨
耗が進行して結果的にコネクタとしての挿抜寿命が低下
すると言う問題があった。
クコネクタと基板との接触構造では、コンタクト111
aの頂点111a′がプラグ端子122に乗り上げた
の時点直後から該プラグ端子122に所定の接触圧力が
加わった状態で図16におけるの時点まで継続するこ
とから、上記頂点111a′の摺動接触に伴う機械的磨
耗が進行して結果的にコネクタとしての挿抜寿命が低下
すると言う問題があった。
【0021】一方コンタクトのプラグ端子に対する接触
圧力を小さくすれば上記の機械的磨耗を減らすことがで
きるが、この場合には例えば外部から与えられる予期し
ない機械的振動等によってコンタクトとプラグ端子間の
瞬断現象(以下チャタリング現象とする)が生じ易くな
って結果的にコネクタとしての接続領域における接触信
頼性が低下することがあると言う問題があった。
圧力を小さくすれば上記の機械的磨耗を減らすことがで
きるが、この場合には例えば外部から与えられる予期し
ない機械的振動等によってコンタクトとプラグ端子間の
瞬断現象(以下チャタリング現象とする)が生じ易くな
って結果的にコネクタとしての接続領域における接触信
頼性が低下することがあると言う問題があった。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題は、絶縁板の端
辺近傍に直状のプラグ端子が平行して形成されているプ
ラグ端子配置領域に該端辺側から挿抜されるジャックコ
ネクタが、前記プラグ端子に接触する舌片状のコンタク
ト領域を備えた複数のジャック端子と、該ジャック端子
のそれぞれが前記プラグ端子対応位置に植設されるジャ
ック絶縁体とを含んでなり、前記ジャック端子は、コン
タクト領域が先端側に位置する第1のコンタクトと該第
1のコンタクトに続く第2のコンタクトが谷部を介する
波形に形成され、前記ジャック絶縁体は、前記第2のコ
ンタクトが前記プラグ端子と接触する直前に前記谷部の
外面と当接する壁面を備えているジャックコネクタによ
って解決される。
辺近傍に直状のプラグ端子が平行して形成されているプ
ラグ端子配置領域に該端辺側から挿抜されるジャックコ
ネクタが、前記プラグ端子に接触する舌片状のコンタク
ト領域を備えた複数のジャック端子と、該ジャック端子
のそれぞれが前記プラグ端子対応位置に植設されるジャ
ック絶縁体とを含んでなり、前記ジャック端子は、コン
タクト領域が先端側に位置する第1のコンタクトと該第
1のコンタクトに続く第2のコンタクトが谷部を介する
波形に形成され、前記ジャック絶縁体は、前記第2のコ
ンタクトが前記プラグ端子と接触する直前に前記谷部の
外面と当接する壁面を備えているジャックコネクタによ
って解決される。
【0023】また、絶縁板の端辺近傍に直状のプラグ端
子が平行して形成されているプラグ端子配置領域を備え
たカセットと、該各プラグ端子に接触する舌片状のコン
タクト領域を持つジャック端子を備えたジャックコネク
タとからなり、前記ジャック端子は、コンタクト領域が
先端側に位置する第1のコンタクトと該第1のコンタク
トに続く第2のコンタクトが谷部を介する波形に形成さ
れ、前記カセットは、前記第2のコンタクトが前記プラ
グ端子と接触する直前に前記谷部の外面と当接する壁面
を備えているカセット接続装置によって解決される。
子が平行して形成されているプラグ端子配置領域を備え
たカセットと、該各プラグ端子に接触する舌片状のコン
タクト領域を持つジャック端子を備えたジャックコネク
タとからなり、前記ジャック端子は、コンタクト領域が
先端側に位置する第1のコンタクトと該第1のコンタク
トに続く第2のコンタクトが谷部を介する波形に形成さ
れ、前記カセットは、前記第2のコンタクトが前記プラ
グ端子と接触する直前に前記谷部の外面と当接する壁面
を備えているカセット接続装置によって解決される。
【0024】更に、絶縁板の端辺近傍に直状のプラグ端
子が平行して形成されているプラグ端子配置領域を備え
たプラグコネクタと、該各プラグ端子に接触する舌片状
のコンタクト領域を持つジャック端子を備えたジャック
コネクタとからなり、前記ジャック端子は、コンタクト
領域が先端側に位置する第1のコンタクトと該第1のコ
ンタクトに続く第2のコンタクトが谷部を介する波形に
形成され、前記プラグコネクタは、前記第2のコンタク
トが前記プラグ端子と接触する直前に前記谷部の外面と
当接する壁面を備えているコネクタによって解決され
る。
子が平行して形成されているプラグ端子配置領域を備え
たプラグコネクタと、該各プラグ端子に接触する舌片状
のコンタクト領域を持つジャック端子を備えたジャック
コネクタとからなり、前記ジャック端子は、コンタクト
領域が先端側に位置する第1のコンタクトと該第1のコ
ンタクトに続く第2のコンタクトが谷部を介する波形に
形成され、前記プラグコネクタは、前記第2のコンタク
トが前記プラグ端子と接触する直前に前記谷部の外面と
当接する壁面を備えているコネクタによって解決され
る。
【0025】上述したコンタクトのプラグ端子に対する
接触圧力が、基板の挿入終了時直前すなわち図16にお
けるの時点直前までは所定値より小さく、基板の挿入
終了時直前すなわち図16の時点の近傍で所定値にな
るようにジャックコネクタを構成すると、上述したワイ
ピング効果とチャタリング現象の除去が共に実現できる
と同時にジャックコネクタのコンタクト領域での機械的
磨耗を減らすことができる。
接触圧力が、基板の挿入終了時直前すなわち図16にお
けるの時点直前までは所定値より小さく、基板の挿入
終了時直前すなわち図16の時点の近傍で所定値にな
るようにジャックコネクタを構成すると、上述したワイ
ピング効果とチャタリング現象の除去が共に実現できる
と同時にジャックコネクタのコンタクト領域での機械的
磨耗を減らすことができる。
【0026】そこで本発明では、彎曲したコンタクトを
2個連設してジャック端子を形成してジャックコネクタ
を構成するようにしている。そして、先端側に位置する
第1のコンタクトのプラグ端子に対する接触圧力を所定
値より小さく設定すると共に、該第1のコンタクトより
奥側に位置する第2のコンタクトがプラグ端子と接触す
る時点で該第1のコンタクトと第2のコンタクト間の谷
部の外面点をジャック絶縁体の側壁内面に当接せしめる
ことで該第1及び第2のコンタクトのプラグ端子に対す
るそれぞれの接触圧力を所定値にするようにジャック端
子を形成している。
2個連設してジャック端子を形成してジャックコネクタ
を構成するようにしている。そして、先端側に位置する
第1のコンタクトのプラグ端子に対する接触圧力を所定
値より小さく設定すると共に、該第1のコンタクトより
奥側に位置する第2のコンタクトがプラグ端子と接触す
る時点で該第1のコンタクトと第2のコンタクト間の谷
部の外面点をジャック絶縁体の側壁内面に当接せしめる
ことで該第1及び第2のコンタクトのプラグ端子に対す
るそれぞれの接触圧力を所定値にするようにジャック端
子を形成している。
【0027】このことは、第1及び第2のコンタクトが
所定の接触圧力でプラグ端子と摺動接触する領域が小さ
くし得ると共に、基板の挿入終了位置では第1及び第2
のコンタクトの双方が所定の接触圧力でプラグ端子と接
触することを示している。
所定の接触圧力でプラグ端子と摺動接触する領域が小さ
くし得ると共に、基板の挿入終了位置では第1及び第2
のコンタクトの双方が所定の接触圧力でプラグ端子と接
触することを示している。
【0028】従って、コンタクトとしての機械的磨耗の
抑制と上述したワイピング効果とが同時に得られると共
に所定の接触圧力とダブル接点化によって上述したチャ
タリング現象が抑制できるジャックコネクタを構成する
ことができる。
抑制と上述したワイピング効果とが同時に得られると共
に所定の接触圧力とダブル接点化によって上述したチャ
タリング現象が抑制できるジャックコネクタを構成する
ことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明になるジャックコネ
クタを基板と共に説明する図であり、図2は図1のジャ
ック端子を説明する図、図3は図1のジャック絶縁体を
説明する図、図4は本発明になるジャックコネクタと基
板の接続状態を説明する図、図5は本発明になるジャッ
クコネクタと基板の接続特性を説明する図である。
クタを基板と共に説明する図であり、図2は図1のジャ
ック端子を説明する図、図3は図1のジャック絶縁体を
説明する図、図4は本発明になるジャックコネクタと基
板の接続状態を説明する図、図5は本発明になるジャッ
クコネクタと基板の接続特性を説明する図である。
【0030】また図6は図1のジャックコネクタの応用
例をカセット接続装置として説明する図であり、図7は
図6のジャック絶縁体を説明する図、図8は図6のジャ
ックコネクタの組立方法を説明する図、図9は図6のカ
セットを概略的に説明する図、図10は図7のジャック
コネクタとカセットの接続状態を説明する図である。
例をカセット接続装置として説明する図であり、図7は
図6のジャック絶縁体を説明する図、図8は図6のジャ
ックコネクタの組立方法を説明する図、図9は図6のカ
セットを概略的に説明する図、図10は図7のジャック
コネクタとカセットの接続状態を説明する図である。
【0031】更に図11は図6のジャックコネクタの応
用例をコネクタとして説明する図であり、図12は図1
1のプラグコネクタを説明する図、図13はジャックコ
ネクタとプラグコネクタの接続状態を説明する図であ
る。
用例をコネクタとして説明する図であり、図12は図1
1のプラグコネクタを説明する図、図13はジャックコ
ネクタとプラグコネクタの接続状態を説明する図であ
る。
【0032】なお、図1乃至図10では図14で説明し
た基板に適用させる場合を例としているので、図14,
図15と同じ対象部材や部位には同一の記号を付すと共
に重複する説明についてはそれを省略する。
た基板に適用させる場合を例としているので、図14,
図15と同じ対象部材や部位には同一の記号を付すと共
に重複する説明についてはそれを省略する。
【0033】本発明になるジャックコネクタを基板と共
に説明する図1で、(1−1)は図14同様にジャック
コネクタを一部断面視した完成状態で示し、また(1−
2)は基板を図14同様に表わしたものである。
に説明する図1で、(1−1)は図14同様にジャック
コネクタを一部断面視した完成状態で示し、また(1−
2)は基板を図14同様に表わしたものである。
【0034】すなわち図の(1−1)でジャックコネク
タ21は、本発明に係わる複数のジャック端子211と
該各端子211を植設する図14で説明したジャック絶
縁体112とで構成されている。
タ21は、本発明に係わる複数のジャック端子211と
該各端子211を植設する図14で説明したジャック絶
縁体112とで構成されている。
【0035】ここで理解し易くするため、先に図2でジ
ャック端子を説明する。すなわちジャック端子を説明す
る図2で、(2−1)は全体斜視図であり、(2−2)
は側面図、(2−3)は平面図である。
ャック端子を説明する。すなわちジャック端子を説明す
る図2で、(2−1)は全体斜視図であり、(2−2)
は側面図、(2−3)は平面図である。
【0036】図で前記ジャック端子111と同幅短冊形
のばね性を有する金属板からなるこの場合のジャック端
子211は、一端側には同じ方向に凸に彎曲した第1の
コンタクト211aと第2のコンタクト211bが谷部
211cを介して形成され、該第2のコンタクト211
bに続く所定長さのリード部211dから他端側には前
記ジャック端子111と等しい絶縁体固着部111cと
外部接続端子111dとが直状に形成されている。
のばね性を有する金属板からなるこの場合のジャック端
子211は、一端側には同じ方向に凸に彎曲した第1の
コンタクト211aと第2のコンタクト211bが谷部
211cを介して形成され、該第2のコンタクト211
bに続く所定長さのリード部211dから他端側には前
記ジャック端子111と等しい絶縁体固着部111cと
外部接続端子111dとが直状に形成されている。
【0037】なお、直状の絶縁体固着部111cと外部
接続端子111dの領域とリード部211dを含むコン
タクト側領域とは該絶縁体固着部とリード部との境界域
Dで上記谷部側が山になるように僅かな角度αで山折り
されており、該ジャック端子211をその絶縁体固着部
111cで上記ジャック絶縁体112に植設したとき
に、上記谷部211cの外面点211c′が該ジャック
絶縁体112の周壁内面から離れて位置するようになっ
ている。
接続端子111dの領域とリード部211dを含むコン
タクト側領域とは該絶縁体固着部とリード部との境界域
Dで上記谷部側が山になるように僅かな角度αで山折り
されており、該ジャック端子211をその絶縁体固着部
111cで上記ジャック絶縁体112に植設したとき
に、上記谷部211cの外面点211c′が該ジャック
絶縁体112の周壁内面から離れて位置するようになっ
ている。
【0038】そして上記絶縁体固着部と外部接続端子と
を含む面を該ジャック端子211に対する基準面Sとし
たときに、上記第1のコンタクト211aの頂点211
a′の該基準面Sからの距離d1 と上記第2のコンタク
ト211bの頂点211b′の基準面Sからの距離d2
とは“d1 >d2 ”になるように形成されている。
を含む面を該ジャック端子211に対する基準面Sとし
たときに、上記第1のコンタクト211aの頂点211
a′の該基準面Sからの距離d1 と上記第2のコンタク
ト211bの頂点211b′の基準面Sからの距離d2
とは“d1 >d2 ”になるように形成されている。
【0039】また、第2のコンタクト211bの頂点2
11b′から谷部211cの外面点211c′までの隔
たりd3 は、前記基板12を上記ジャック絶縁体112
に挿入したときのプラグ端子表面と該ジャック絶縁体1
12の周壁内面との間の隔たり、すなわち図15におけ
るd2 より僅かに大きくなるように形成されている。
11b′から谷部211cの外面点211c′までの隔
たりd3 は、前記基板12を上記ジャック絶縁体112
に挿入したときのプラグ端子表面と該ジャック絶縁体1
12の周壁内面との間の隔たり、すなわち図15におけ
るd2 より僅かに大きくなるように形成されている。
【0040】更に、上記境界域Dからコンタクト側先端
までの上記基準面Sに対する長さeは、前記ジャック端
子111のリード部111bからコンタクト先端までの
長さとほぼ等しく形成されている。
までの上記基準面Sに対する長さeは、前記ジャック端
子111のリード部111bからコンタクト先端までの
長さとほぼ等しく形成されている。
【0041】そこで図3の(3−1)に示す如く、上記
ジャック端子211を、前記ジャック絶縁体112の各
端子孔112cに外部接続端子111d側から第1及び
第2の各コンタクト211a,211bが端子列間で対
向するように矢印f1 ,f2の如く挿入すると、前記絶
縁体固着部111cが該各端子孔112cに圧入された
時点で該ジャック端子211がジャック絶縁体112に
圧着して固定されるので、該ジャック端子211がジャ
ック絶縁体112に植設された所要のジャックコネクタ
21を断面視した(3−2)ひいては図1の(1−1)
に示すように構成することができる。
ジャック端子211を、前記ジャック絶縁体112の各
端子孔112cに外部接続端子111d側から第1及び
第2の各コンタクト211a,211bが端子列間で対
向するように矢印f1 ,f2の如く挿入すると、前記絶
縁体固着部111cが該各端子孔112cに圧入された
時点で該ジャック端子211がジャック絶縁体112に
圧着して固定されるので、該ジャック端子211がジャ
ック絶縁体112に植設された所要のジャックコネクタ
21を断面視した(3−2)ひいては図1の(1−1)
に示すように構成することができる。
【0042】なお、対面する第1のコンタクト211a
間の隔たりd4 と第2のコンタクト211b間の隔たり
d5 との間には“d4 <d5 ”が成立することは図2で
説明した“d1 >d2 ”の関係から明らかであり、また
谷部211cの外面点211c′がジャック絶縁体11
2の周壁内面と離れた状態にあることも図2で説明した
通りである。
間の隔たりd4 と第2のコンタクト211b間の隔たり
d5 との間には“d4 <d5 ”が成立することは図2で
説明した“d1 >d2 ”の関係から明らかであり、また
谷部211cの外面点211c′がジャック絶縁体11
2の周壁内面と離れた状態にあることも図2で説明した
通りである。
【0043】一方図1で上記ジャックコネクタ21に接
続する基板12は、図14で説明したものである。そこ
で、前記ジャック絶縁体112におけるガイド溝112
dを案内として上記基板12のプラグ端子配置領域Aを
図14における矢印B1 ,B2 の如く該ジャックコネク
タ21に対して挿抜することで、互いに対応するジャッ
ク端子211とプラグ端子122との間が接続/解除し
得ることは前記ジャックコネクタ11の場合と同様であ
る。
続する基板12は、図14で説明したものである。そこ
で、前記ジャック絶縁体112におけるガイド溝112
dを案内として上記基板12のプラグ端子配置領域Aを
図14における矢印B1 ,B2 の如く該ジャックコネク
タ21に対して挿抜することで、互いに対応するジャッ
ク端子211とプラグ端子122との間が接続/解除し
得ることは前記ジャックコネクタ11の場合と同様であ
る。
【0044】以下図4と図5で、上記基板12をジャッ
クコネクタ21に対して挿抜したときの接続状態と接続
特性を説明する。すなわち接続状態を説明する図4で、
(4−1)はジャックコネクタと基板の接続前の状態
を、(4−2)はジャック端子の第1のコンタクトと基
板のプラグ端子が接続したときの状態を、また(4−
3)はジャック端子の第2のコンタクトが基板の絶縁板
と接触したときの状態を、更に(4−4)はジャックコ
ネクタと基板の接続後の状態をそれぞれ断面視して示し
たものである。
クコネクタ21に対して挿抜したときの接続状態と接続
特性を説明する。すなわち接続状態を説明する図4で、
(4−1)はジャックコネクタと基板の接続前の状態
を、(4−2)はジャック端子の第1のコンタクトと基
板のプラグ端子が接続したときの状態を、また(4−
3)はジャック端子の第2のコンタクトが基板の絶縁板
と接触したときの状態を、更に(4−4)はジャックコ
ネクタと基板の接続後の状態をそれぞれ断面視して示し
たものである。
【0045】図の(4−1)で、ジャックコネクタ21
を構成するジャック絶縁体112には上述したジャック
端子211がそれぞれの絶縁体固着部111cで植設さ
れており、各端子211の第1及び第2の各コンタクト
211a,211bはいずれも列間で対面した状態にあ
る。
を構成するジャック絶縁体112には上述したジャック
端子211がそれぞれの絶縁体固着部111cで植設さ
れており、各端子211の第1及び第2の各コンタクト
211a,211bはいずれも列間で対面した状態にあ
る。
【0046】そこで前記基板12を矢印B1 のようにジ
ャックコネクタ21に挿入すると、上記各ジャック端子
211の第1のコンタクト211aが最初に該基板上の
プラグ端子122に接続して(4−2)に示す状態とな
る。
ャックコネクタ21に挿入すると、上記各ジャック端子
211の第1のコンタクト211aが最初に該基板上の
プラグ端子122に接続して(4−2)に示す状態とな
る。
【0047】この場合の該ジャック端子211の変移は
図2で説明した絶縁体固着部111cとリード部211
dの境界域Dを支点としており、第1のコンタクト21
1aと上記境界域Dとの間の隔たりが大きいので、ジャ
ック端子211のばね定数を適当に設定することで該第
1のコンタクト211aのプラグ端子に対する接触圧力
を所定値より容易に小さくすることができる。
図2で説明した絶縁体固着部111cとリード部211
dの境界域Dを支点としており、第1のコンタクト21
1aと上記境界域Dとの間の隔たりが大きいので、ジャ
ック端子211のばね定数を適当に設定することで該第
1のコンタクト211aのプラグ端子に対する接触圧力
を所定値より容易に小さくすることができる。
【0048】続く上記基板12の挿入で、第2のコンタ
クト211bが該基板12の絶縁板121と接する(4
−3)で示す状態になるが、この時点で上述した谷部2
11cの外面点211c′がジャック絶縁体112の周
壁内面と当接する。
クト211bが該基板12の絶縁板121と接する(4
−3)で示す状態になるが、この時点で上述した谷部2
11cの外面点211c′がジャック絶縁体112の周
壁内面と当接する。
【0049】更に続く基板12の挿入で、第2のコンタ
クト211bがプラグ端子122の表面に乗り上がって
(4−4)で示す状態になるが、この時点では図2で説
明したように該第2のコンタクト211bの頂点211
b′と上記谷部211cの外面点211c′間の隔たり
d3 がプラグ端子表面から周壁内面までの隔たりより大
きいので上記外面点211c′が周壁内面で押圧される
こととなり、結果的に該第1及び第2のコンタクト21
1a,211bのプラグ端子に対する接触圧力が上記外
面点211c′からの押圧力で大きくなると共に均等化
される。
クト211bがプラグ端子122の表面に乗り上がって
(4−4)で示す状態になるが、この時点では図2で説
明したように該第2のコンタクト211bの頂点211
b′と上記谷部211cの外面点211c′間の隔たり
d3 がプラグ端子表面から周壁内面までの隔たりより大
きいので上記外面点211c′が周壁内面で押圧される
こととなり、結果的に該第1及び第2のコンタクト21
1a,211bのプラグ端子に対する接触圧力が上記外
面点211c′からの押圧力で大きくなると共に均等化
される。
【0050】そして場合の第1及び第2のコンタクト2
11a,211bのプラグ端子122に対する接触圧力
は、該コンタクト間の隔たりd6 を適当に設定すること
によって所定値に合わせることができる。
11a,211bのプラグ端子122に対する接触圧力
は、該コンタクト間の隔たりd6 を適当に設定すること
によって所定値に合わせることができる。
【0051】このときの第1のコンタクトの接続特性を
図16同様に示した図5で、上記第1のコンタクト21
1aの頂点211a′が絶縁板121に接触したの時
点で該コンタクト211aに絶縁板121に対する接触
圧力b1 ′が発生することは図16の場合と同様であ
る。
図16同様に示した図5で、上記第1のコンタクト21
1aの頂点211a′が絶縁板121に接触したの時
点で該コンタクト211aに絶縁板121に対する接触
圧力b1 ′が発生することは図16の場合と同様であ
る。
【0052】次いで、基板12としての移動が進んで上
記頂点211a′がプラグ端子122と接触したの時
点から該コンタクト211aのプラグ端子122に対す
る接触圧力が上昇し該プラグ端子に乗り上げたの時点
で該接触圧力の上昇がなくなるが、この時点での該コン
タクト211aのプラグ端子122に対する接触圧力は
図16における接触圧力b2 よりも小さいb2 ′とな
る。
記頂点211a′がプラグ端子122と接触したの時
点から該コンタクト211aのプラグ端子122に対す
る接触圧力が上昇し該プラグ端子に乗り上げたの時点
で該接触圧力の上昇がなくなるが、この時点での該コン
タクト211aのプラグ端子122に対する接触圧力は
図16における接触圧力b2 よりも小さいb2 ′とな
る。
【0053】そして更に続く基板12の挿入で、上記第
2のコンタクト211bの頂点211b′が絶縁板12
1に接触したの時点とプラグ端子122と接触する
の時点を経て上記谷部211cの外面点211c′が周
壁内面と当接する時点に到達すると、該外面点211
c′を中心とする第1及び第2のコンタクトの変移に伴
う接触圧力の上昇が始まり、該各コンタクトの変移が終
了したの時点以降は一定した所定の接触圧力b2 を維
持したまま基板12の移動が終了して点に到達する。
2のコンタクト211bの頂点211b′が絶縁板12
1に接触したの時点とプラグ端子122と接触する
の時点を経て上記谷部211cの外面点211c′が周
壁内面と当接する時点に到達すると、該外面点211
c′を中心とする第1及び第2のコンタクトの変移に伴
う接触圧力の上昇が始まり、該各コンタクトの変移が終
了したの時点以降は一定した所定の接触圧力b2 を維
持したまま基板12の移動が終了して点に到達する。
【0054】なお基板12をジャックコネクタ21から
引き抜く場合には、上記点から点に逆行することは
図16の場合と同様である。かかるジャック端子211
とプラグ端子122との接触構造では、上記谷部211
cの外面点211c′が周壁内面と当接するの時点ま
では第1のコンタクト211aのプラグ端子122に対
する接触圧力が小さいので、該第1のコンタクトの摺動
接触に伴う機械的磨耗の抑制と前述したワイピング効果
が得られると共に、の時点以降はプラグ端子に対する
接触圧力が所定値になると同時にダブル接点化されるこ
とを示している。
引き抜く場合には、上記点から点に逆行することは
図16の場合と同様である。かかるジャック端子211
とプラグ端子122との接触構造では、上記谷部211
cの外面点211c′が周壁内面と当接するの時点ま
では第1のコンタクト211aのプラグ端子122に対
する接触圧力が小さいので、該第1のコンタクトの摺動
接触に伴う機械的磨耗の抑制と前述したワイピング効果
が得られると共に、の時点以降はプラグ端子に対する
接触圧力が所定値になると同時にダブル接点化されるこ
とを示している。
【0055】従って、結果的にコネクタとしての挿抜寿
命の低下が抑制できると同時に、前述したワイピング効
果と機械的振動等による上記チャタリング現象の発生抑
制とによって接触信頼性の向上が図れるコネクタを実現
することができる。
命の低下が抑制できると同時に、前述したワイピング効
果と機械的振動等による上記チャタリング現象の発生抑
制とによって接触信頼性の向上が図れるコネクタを実現
することができる。
【0056】本発明のジャックコネクタをゲーム等のカ
セットに適用させる場合をカセット接続装置として説明
する図6でカセット接続装置30は、(6−1)で示す
ジャックコネクタ31と(6−2)で示すカセットとか
らなるものである。
セットに適用させる場合をカセット接続装置として説明
する図6でカセット接続装置30は、(6−1)で示す
ジャックコネクタ31と(6−2)で示すカセットとか
らなるものである。
【0057】すなわち図の(6−1)で、この場合のジ
ャックコネクタ31は、複数の図2で説明したジャック
端子211と該各ジャック端子211を前記ジャックコ
ネクタ21同様に二列のマトリックス状に対向配置して
植設するジャック絶縁体311とで構成されているもの
であり、該ジャック絶縁体311の端子行方向両サイド
の周壁外面の各ジャック端子対応位置に形成された角溝
311dには上記ジャック端子211の谷部211cが
露出するようになっている。
ャックコネクタ31は、複数の図2で説明したジャック
端子211と該各ジャック端子211を前記ジャックコ
ネクタ21同様に二列のマトリックス状に対向配置して
植設するジャック絶縁体311とで構成されているもの
であり、該ジャック絶縁体311の端子行方向両サイド
の周壁外面の各ジャック端子対応位置に形成された角溝
311dには上記ジャック端子211の谷部211cが
露出するようになっている。
【0058】また、(6−2)でカセット32は図14
で説明した基板12と該基板12を挟持固定する2個の
カセット筐体321とで構成されたものである。そして
各カセット筐体321の内壁面の各プラグ端子対応位置
には、該カセット32を矢印g1 〜g2 で断面視したと
きの抽出図(a)に示す如き突出部321cが形成され
ており、該突出部321cが上記ジャック端子211の
谷部211cと係合するようになっている。
で説明した基板12と該基板12を挟持固定する2個の
カセット筐体321とで構成されたものである。そして
各カセット筐体321の内壁面の各プラグ端子対応位置
には、該カセット32を矢印g1 〜g2 で断面視したと
きの抽出図(a)に示す如き突出部321cが形成され
ており、該突出部321cが上記ジャック端子211の
谷部211cと係合するようになっている。
【0059】ここで理解し易くするため、ジャックコネ
クタ31とカセット32の詳細を先に説明する。すなわ
ちこの場合のジャック絶縁体311を説明する図7で、
(7−1)は一部を断面視した全体斜視図であり、(7
−2)は(7−1)を矢印E方向から見た正面図であ
る。
クタ31とカセット32の詳細を先に説明する。すなわ
ちこの場合のジャック絶縁体311を説明する図7で、
(7−1)は一部を断面視した全体斜視図であり、(7
−2)は(7−1)を矢印E方向から見た正面図であ
る。
【0060】図で有底箱形をなすジャック絶縁体311
は、前記ジャック絶縁体112における端子植設域11
2aよりも端子行方向の幅のみが僅かに狭い大きさの端
子植設域311aの周囲が、上記ジャック端子211に
おけるリード部211dからコンタクト先端までの図2
で説明した長さeを越える高さの周壁311bで囲まれ
ているものであり、その端子植設域311aには上記ジ
ャック端子211を固着するための端子孔112cがジ
ャック絶縁体112の場合と同じ位置に二列のマトリッ
クス状に整列して形成されている。
は、前記ジャック絶縁体112における端子植設域11
2aよりも端子行方向の幅のみが僅かに狭い大きさの端
子植設域311aの周囲が、上記ジャック端子211に
おけるリード部211dからコンタクト先端までの図2
で説明した長さeを越える高さの周壁311bで囲まれ
ているものであり、その端子植設域311aには上記ジ
ャック端子211を固着するための端子孔112cがジ
ャック絶縁体112の場合と同じ位置に二列のマトリッ
クス状に整列して形成されている。
【0061】そして上記周壁311bの端子列方向両サ
イドに位置する周壁311b′の外側中心線上には、後
述するカセット筐体321に形成されている案内用の線
状突起321aに対応するガイド溝311cが周壁端面
側から底板方向に形成されている。
イドに位置する周壁311b′の外側中心線上には、後
述するカセット筐体321に形成されている案内用の線
状突起321aに対応するガイド溝311cが周壁端面
側から底板方向に形成されている。
【0062】また、上記周壁311bの端子行方向両サ
イドに位置する周壁311b″の外面には上記各端子孔
112cと対応するそれぞれの位置に上記ジャック端子
211のコンタクト幅を越える幅で所定深さの角溝31
1dが周壁端面側から底板方向に形成されており、該角
溝311dの底面311d′は前記ジャック絶縁体11
2における周壁内面と対応して位置するようになってい
る。
イドに位置する周壁311b″の外面には上記各端子孔
112cと対応するそれぞれの位置に上記ジャック端子
211のコンタクト幅を越える幅で所定深さの角溝31
1dが周壁端面側から底板方向に形成されており、該角
溝311dの底面311d′は前記ジャック絶縁体11
2における周壁内面と対応して位置するようになってい
る。
【0063】そして、該角溝311dの長さ方向中間域
には上記底面311d′を所定長さで除去した開口窓3
11eが形成されているが、該開口窓311eの形成位
置は該ジャック絶縁体311に上記ジャック端子211
を植設したときの該端子211の前記谷部211cに対
応し、またその長さは該谷部211cをカバーし得る長
さに設定されている。
には上記底面311d′を所定長さで除去した開口窓3
11eが形成されているが、該開口窓311eの形成位
置は該ジャック絶縁体311に上記ジャック端子211
を植設したときの該端子211の前記谷部211cに対
応し、またその長さは該谷部211cをカバーし得る長
さに設定されている。
【0064】そこで図8の(8−1)に示す如く、上記
ジャック絶縁体311の各端子孔112cに矢印f1 ,
f2 のように上記ジャック端子211を挿入して植設す
るすることで、端子列間で各コンタクトが対面した所要
のジャックコネクタ31を(8−2)ひいては図6で示
すように構成するとができる。
ジャック絶縁体311の各端子孔112cに矢印f1 ,
f2 のように上記ジャック端子211を挿入して植設す
るすることで、端子列間で各コンタクトが対面した所要
のジャックコネクタ31を(8−2)ひいては図6で示
すように構成するとができる。
【0065】なおこの時点で、上記ジャック絶縁体31
1における各開口窓311eのそれぞれに上記ジャック
端子211の谷部211cが位置することは前述した通
りである。
1における各開口窓311eのそれぞれに上記ジャック
端子211の谷部211cが位置することは前述した通
りである。
【0066】一方カセット32の構成を説明する図9
で、該カセット32は上述した如く前記基板12とその
両面側に対向配置して該基板12を挟持固定する2個の
カセット筐体321とからなるものである。
で、該カセット32は上述した如く前記基板12とその
両面側に対向配置して該基板12を挟持固定する2個の
カセット筐体321とからなるものである。
【0067】そしてこの場合の各カセット筐体321
は、図7で説明したジャック絶縁体311における周面
の端子行方向半分の領域をカバーするように矢印F方向
からの正面視がコ字形で該周壁脚部の上記ジャック絶縁
体311のガイド溝311cと対応する領域に該ガイド
溝を半分だけ埋められる大きさの線状突起321aが内
側に突出して形成されている周壁321bを備えている
ものである。
は、図7で説明したジャック絶縁体311における周面
の端子行方向半分の領域をカバーするように矢印F方向
からの正面視がコ字形で該周壁脚部の上記ジャック絶縁
体311のガイド溝311cと対応する領域に該ガイド
溝を半分だけ埋められる大きさの線状突起321aが内
側に突出して形成されている周壁321bを備えている
ものである。
【0068】そして、上記基板12のプラグ端子配置領
域Aを介して対向配置した該各カセット筐体321をそ
れぞれの上記線状突起321a同士を密着して固定する
ことで、プラグ端子配置領域Aが2個の上記周壁321
bで取り囲まれるように該基板12が位置決め固定され
たカセット32が構成できるようになっている。
域Aを介して対向配置した該各カセット筐体321をそ
れぞれの上記線状突起321a同士を密着して固定する
ことで、プラグ端子配置領域Aが2個の上記周壁321
bで取り囲まれるように該基板12が位置決め固定され
たカセット32が構成できるようになっている。
【0069】そして、カセット32として構成したとき
の各カセット筐体周壁内面のプラグ端子122と対応す
るそれぞれの領域の所定位置には、上記ジャック絶縁体
311の角溝311dに入り得る幅h1 で該角溝311
dの深さにほぼ対応する高さh2 の突出部321cが形
成されており、密着させた2個の上記線状突起321a
で形成される突起領域を該ジャックコネクタ31のガイ
ド溝311cに対する案内として該カセット32を所定
の位置までジャックコネクタ31に挿入したときに、上
記突出部321cが該ジャックコネクタ31の上記開口
窓311eの領域に位置するようになっている。
の各カセット筐体周壁内面のプラグ端子122と対応す
るそれぞれの領域の所定位置には、上記ジャック絶縁体
311の角溝311dに入り得る幅h1 で該角溝311
dの深さにほぼ対応する高さh2 の突出部321cが形
成されており、密着させた2個の上記線状突起321a
で形成される突起領域を該ジャックコネクタ31のガイ
ド溝311cに対する案内として該カセット32を所定
の位置までジャックコネクタ31に挿入したときに、上
記突出部321cが該ジャックコネクタ31の上記開口
窓311eの領域に位置するようになっている。
【0070】このことは、図7で説明したように上記角
溝311dの底面311d′が前述したジャック絶縁体
112における端子行方向両サイド周壁の内面とほぼ一
致することから、上記底面311d′近傍に位置する上
記突出部321cの上面321c′が前記ジャック絶縁
体112の端子行方向両サイドの周壁内面とほぼ一致す
ることを示している。
溝311dの底面311d′が前述したジャック絶縁体
112における端子行方向両サイド周壁の内面とほぼ一
致することから、上記底面311d′近傍に位置する上
記突出部321cの上面321c′が前記ジャック絶縁
体112の端子行方向両サイドの周壁内面とほぼ一致す
ることを示している。
【0071】従って、前記ジャック絶縁体112の端子
行方向両サイドの周壁内面に対応する面が上記突出部3
21cの上面321c′として形成されているカセット
32を図6の(6−2)で示すように構成することがで
きる。
行方向両サイドの周壁内面に対応する面が上記突出部3
21cの上面321c′として形成されているカセット
32を図6の(6−2)で示すように構成することがで
きる。
【0072】上記カセット32をジャックコネクタ31
に対して挿抜したときの接続状態を説明する図10で、
(10−1)はジャックコネクタとカセットの接続前の
状態を、(10−2)はジャック端子の第1のコンタク
トとカセットのプラグ端子が接続したときの状態を、ま
た(10−3)はジャック端子の第2のコンタクトがカ
セットのプラグ端子とが接触したときの状態を、図4同
様にそれぞれ断面視して示したものである。
に対して挿抜したときの接続状態を説明する図10で、
(10−1)はジャックコネクタとカセットの接続前の
状態を、(10−2)はジャック端子の第1のコンタク
トとカセットのプラグ端子が接続したときの状態を、ま
た(10−3)はジャック端子の第2のコンタクトがカ
セットのプラグ端子とが接触したときの状態を、図4同
様にそれぞれ断面視して示したものである。
【0073】すなわち図の(10−1)で、ジャックコ
ネクタ31を構成するジャック絶縁体311には上述し
たジャック端子211がそれぞれの絶縁体固着部111
cで植設されており、図8で示したように該各端子21
1の第1及び第2の各コンタクト211a,211bが
いずれも列間で対面した状態にあり、また上記ジャック
端子211の谷部211cが上記ジャック絶縁体311
の角溝311dに位置する開口窓311eの領域に露出
した状態で位置していることも図8で説明した通りであ
る。
ネクタ31を構成するジャック絶縁体311には上述し
たジャック端子211がそれぞれの絶縁体固着部111
cで植設されており、図8で示したように該各端子21
1の第1及び第2の各コンタクト211a,211bが
いずれも列間で対面した状態にあり、また上記ジャック
端子211の谷部211cが上記ジャック絶縁体311
の角溝311dに位置する開口窓311eの領域に露出
した状態で位置していることも図8で説明した通りであ
る。
【0074】他方カセット32には、前述した基板12
におけるプラグ端子122の配置領域Aが該カセット3
2を構成する2個のカセット筐体321で形成される周
壁321bの内部に位置しており、また該周壁321b
内面の上記プラグ端子122と対応する所定位置には上
述した突出部321cが形成されている。
におけるプラグ端子122の配置領域Aが該カセット3
2を構成する2個のカセット筐体321で形成される周
壁321bの内部に位置しており、また該周壁321b
内面の上記プラグ端子122と対応する所定位置には上
述した突出部321cが形成されている。
【0075】そこで、前記カセット32を線状突起32
1aでの案内で矢印Gの如くジャックコネクタ31に挿
入すると、上記各ジャック端子211の第1のコンタク
ト211aが最初に該カセット32におけるプラグ端子
122に接続して(4−2)に示す状態となる。
1aでの案内で矢印Gの如くジャックコネクタ31に挿
入すると、上記各ジャック端子211の第1のコンタク
ト211aが最初に該カセット32におけるプラグ端子
122に接続して(4−2)に示す状態となる。
【0076】この場合の該ジャック端子211の変移は
図4の(4−2)と同様であり、この時点で上記開口窓
311eの領域に露出して位置する該ジャック端子21
1の谷部211cの外面点211c′が前記ジャック絶
縁体112の端子行方向両サイドの周壁内面、換言すれ
ば上記ジャック絶縁体311における角溝311dの底
面311d′より僅かに低く位置していることも前述し
た通りである。
図4の(4−2)と同様であり、この時点で上記開口窓
311eの領域に露出して位置する該ジャック端子21
1の谷部211cの外面点211c′が前記ジャック絶
縁体112の端子行方向両サイドの周壁内面、換言すれ
ば上記ジャック絶縁体311における角溝311dの底
面311d′より僅かに低く位置していることも前述し
た通りである。
【0077】続く上記カセット32ひいては基板12の
挿入で、第2のコンタクト211bが該基板12のプラ
グ端子122と接触して(10−3)で示す状態になる
が、この時点で該ジャック端子211の上記谷部211
cの外面点211c′がカセット32に形成された前記
突出部321cと当接することから、図4の(4−4)
で説明したように該第1及び第2のコンタクト211
a,211bのプラグ端子に対する接触圧力が上記外面
点211c′からの圧力によって大きくなると共に均等
化される。
挿入で、第2のコンタクト211bが該基板12のプラ
グ端子122と接触して(10−3)で示す状態になる
が、この時点で該ジャック端子211の上記谷部211
cの外面点211c′がカセット32に形成された前記
突出部321cと当接することから、図4の(4−4)
で説明したように該第1及び第2のコンタクト211
a,211bのプラグ端子に対する接触圧力が上記外面
点211c′からの圧力によって大きくなると共に均等
化される。
【0078】従って、結果的に図4で説明したジャック
コネクタ21と基板12とを接続/解除する場合と同様
に、カセットに対するジャックコネクタとしての挿抜寿
命の低下が抑制できると同時に機械的振動等による前記
チャタリング現象の発生抑制による接触信頼性の向上が
図れるカセット接続装置を構成することができる。
コネクタ21と基板12とを接続/解除する場合と同様
に、カセットに対するジャックコネクタとしての挿抜寿
命の低下が抑制できると同時に機械的振動等による前記
チャタリング現象の発生抑制による接触信頼性の向上が
図れるカセット接続装置を構成することができる。
【0079】なお、上記カセット32における突出部3
21cを角溝311dに対応させた線状の突出部に変え
ても同等の効果を得ることができる。本発明のジャック
コネクタをプラグコネクタに適用させてコネクタを構成
する場合を第二の応用例として説明する図11で、本発
明になるコネクタ34は、(11−1)で示す図6で説
明したジャックコネクタ31と(11−2)で示すプラ
グコネクタ35とからなるものである。
21cを角溝311dに対応させた線状の突出部に変え
ても同等の効果を得ることができる。本発明のジャック
コネクタをプラグコネクタに適用させてコネクタを構成
する場合を第二の応用例として説明する図11で、本発
明になるコネクタ34は、(11−1)で示す図6で説
明したジャックコネクタ31と(11−2)で示すプラ
グコネクタ35とからなるものである。
【0080】そして(11−2)で示すこの場合のプラ
グコネクタ35は、該(11−2)を矢印j1 〜j2 で
切断した図12の側断面図(12−1)と正面図(12
−2)で示す如く、複数の直状プラグ端子351と該各
プラグ端子351を前記基板12におけるプラグ端子1
22と同様の配置で植設するプラグ絶縁体352とで構
成されているものである。
グコネクタ35は、該(11−2)を矢印j1 〜j2 で
切断した図12の側断面図(12−1)と正面図(12
−2)で示す如く、複数の直状プラグ端子351と該各
プラグ端子351を前記基板12におけるプラグ端子1
22と同様の配置で植設するプラグ絶縁体352とで構
成されているものである。
【0081】そして直状プラグ端子351は、一端が前
記ジャック端子211の第1及び第2のコンタクト21
1a,211bに接触するコンタクト351aで、絶縁
体固着不351bを経た他端側が外部接続端子351c
に形成されている。
記ジャック端子211の第1及び第2のコンタクト21
1a,211bに接触するコンタクト351aで、絶縁
体固着不351bを経た他端側が外部接続端子351c
に形成されている。
【0082】一方有底箱形をなすプラグ絶縁体352
は、上記直状プラグ端子351を植設する底板352a
の周囲に、図6で説明したカセット32における2個の
カセット筐体321をそれぞれの線状突起321aを密
着させて該カセット32を構成したときに形成される周
壁と同じ形状の周壁352bを備えると共に、該2個の
カセット筐体321で前記基板12を固定したときの該
基板12の絶縁板121と対応する位置に該絶縁板12
1と同じ大きさの絶縁板352cが上記底板352aか
ら突出して形成されているものである。
は、上記直状プラグ端子351を植設する底板352a
の周囲に、図6で説明したカセット32における2個の
カセット筐体321をそれぞれの線状突起321aを密
着させて該カセット32を構成したときに形成される周
壁と同じ形状の周壁352bを備えると共に、該2個の
カセット筐体321で前記基板12を固定したときの該
基板12の絶縁板121と対応する位置に該絶縁板12
1と同じ大きさの絶縁板352cが上記底板352aか
ら突出して形成されているものである。
【0083】なお上記周壁352bには、前記カセット
筐体321の線状突起321aと対応する位置に該線状
突起321aを2個密着させたときに形成される突起と
同じ大きさの線状突起352b′が形成されている。
筐体321の線状突起321aと対応する位置に該線状
突起321aを2個密着させたときに形成される突起と
同じ大きさの線状突起352b′が形成されている。
【0084】そして、該底板352aにおける上記絶縁
板352cの基部には上記直状プラグ端子351をその
絶縁体固着部351bの圧入で固着し得る端子孔352
dが形成され、該端子孔352dに上記直状プラグ端子
351を挿入することで、コンタクト351aが絶縁板
352cの表面に密着するようになっている。
板352cの基部には上記直状プラグ端子351をその
絶縁体固着部351bの圧入で固着し得る端子孔352
dが形成され、該端子孔352dに上記直状プラグ端子
351を挿入することで、コンタクト351aが絶縁板
352cの表面に密着するようになっている。
【0085】また上記カセット筐体321における突出
部321cと対応する位置には、幅と高さが該突出部3
21cと等しい角形線状突起352eが上記周壁の開口
近傍から底板方向に突出して形成されており、該プラグ
絶縁体352をその上記線状突起352b′をガイドと
して上記ジャックコネクタ31に挿入したときに上記角
形線状突起352eが該ジャックコネクタ31の角形溝
311dに入り込むようになっている。
部321cと対応する位置には、幅と高さが該突出部3
21cと等しい角形線状突起352eが上記周壁の開口
近傍から底板方向に突出して形成されており、該プラグ
絶縁体352をその上記線状突起352b′をガイドと
して上記ジャックコネクタ31に挿入したときに上記角
形線状突起352eが該ジャックコネクタ31の角形溝
311dに入り込むようになっている。
【0086】そこで、外部接続端子351cを先頭とす
る上記直状プラグ端子351を周壁側から上記プラグ絶
縁体352の端子孔352dに圧入することで、プラグ
コネクタ35を図11の(11−2)に示すように構成
することができる。
る上記直状プラグ端子351を周壁側から上記プラグ絶
縁体352の端子孔352dに圧入することで、プラグ
コネクタ35を図11の(11−2)に示すように構成
することができる。
【0087】上記プラグコネクタ35を前記ジャックコ
ネクタ31に対して挿抜したときの接続状態を説明する
図13で、(13−1)はジャックコネクタとプラグコ
ネクタの接続前の状態を、(13−2)は両者接続時の
状態を、図4同様に断面視して示したものである。
ネクタ31に対して挿抜したときの接続状態を説明する
図13で、(13−1)はジャックコネクタとプラグコ
ネクタの接続前の状態を、(13−2)は両者接続時の
状態を、図4同様に断面視して示したものである。
【0088】すなわち図の(13−1)で、プラグコネ
クタ35には直状プラグ端子351が前記カセット32
の各122と対応するそれぞれの位置に植設されてい
る。そこで、該プラグコネクタ35を上記カセット32
と同様に矢印Gの如くジャックコネクタ31に挿入する
と、該プラグコネクタ35の上記角形線状突起352e
がジャックコネクタ31の角溝311dに入り込むが、
該角形線状突起352eの上面352e′は上述したよ
うに前記カセット32の突出部321cの上面換言すれ
ば図1で説明したジャック絶縁体112の端子行方向両
サイドの周壁内面とほぼ一致していることから、図4の
(4−4)で説明したように第1及び第2のコンタクト
211a,211bのプラグ端子に対する接触圧力が上
記外面点211c′からの圧力によって大きくなると共
に均等化される。
クタ35には直状プラグ端子351が前記カセット32
の各122と対応するそれぞれの位置に植設されてい
る。そこで、該プラグコネクタ35を上記カセット32
と同様に矢印Gの如くジャックコネクタ31に挿入する
と、該プラグコネクタ35の上記角形線状突起352e
がジャックコネクタ31の角溝311dに入り込むが、
該角形線状突起352eの上面352e′は上述したよ
うに前記カセット32の突出部321cの上面換言すれ
ば図1で説明したジャック絶縁体112の端子行方向両
サイドの周壁内面とほぼ一致していることから、図4の
(4−4)で説明したように第1及び第2のコンタクト
211a,211bのプラグ端子に対する接触圧力が上
記外面点211c′からの圧力によって大きくなると共
に均等化される。
【0089】従って、結果的にプラグコネクタに対する
ジャックコネクタとしての挿抜寿命の低下の抑制と前記
チャタリング現象の抑制とワイピング効果が同時に実現
できる所要のコネクタ34を構成することができる。
ジャックコネクタとしての挿抜寿命の低下の抑制と前記
チャタリング現象の抑制とワイピング効果が同時に実現
できる所要のコネクタ34を構成することができる。
【0090】
【発明の効果】上述の如く本発明により、摺動接触に伴
う接触領域での磨耗を抑制しながら大きい接触圧力を確
保して安定した特性向上を図ったジャックコネクタとコ
ネクタとを提供することができる。
う接触領域での磨耗を抑制しながら大きい接触圧力を確
保して安定した特性向上を図ったジャックコネクタとコ
ネクタとを提供することができる。
【0091】なお、本発明の説明では基板のプラグ端子
が絶縁板から突出して形成されている場合を例としてい
るが、該ブラグ端子が例えば通常のパターン電極成形技
術等で基板上に形成された薄膜状のパターン電極である
場合には図2で説明したジャック端子211の“d2 ”
と“d3 ”を該パターン電極に合わせて適当に設定する
ことで同等の効果が得られることは明らかである。
が絶縁板から突出して形成されている場合を例としてい
るが、該ブラグ端子が例えば通常のパターン電極成形技
術等で基板上に形成された薄膜状のパターン電極である
場合には図2で説明したジャック端子211の“d2 ”
と“d3 ”を該パターン電極に合わせて適当に設定する
ことで同等の効果が得られることは明らかである。
【図1】 図1は本発明になるジャックコネクタを基板
と共に説明する図。
と共に説明する図。
【図2】 図1のジャック端子を説明する図。
【図3】 図1のジャック絶縁体を説明する図。
【図4】 本発明になるジャックコネクタと基板の接続
状態を説明する図。
状態を説明する図。
【図5】 本発明になるジャックコネクタと基板の接続
特性を説明する図。
特性を説明する図。
【図6】 図1のジャックコネクタの応用例をカセット
接続装置として説明する図。
接続装置として説明する図。
【図7】 図6のジャック絶縁体を説明する図。
【図8】 図6のジャックコネクタの組立方法を説明す
る図。
る図。
【図9】 図6のカセットを概略的に説明する図。
【図10】 図7のジャックコネクタとカセットの接続
状態を説明する図。
状態を説明する図。
【図11】 図6のジャックコネクタの応用例をコネク
タとして説明する図。
タとして説明する図。
【図12】 図11のプラグコネクタを説明する図。
【図13】 ジャックコネクタとプラグコネクタの接続
状態を説明する図。
状態を説明する図。
【図14】 従来のジャックコネクタを基板と共に説明
する図。
する図。
【図15】 ジャックコネクタと基板との接続状態を説
明する図。
明する図。
【図16】 ジャックコネクタと基板との接続特性を説
明する図。
明する図。
12 回路基板 21,31 ジャックコネクタ 30 カセット接続装置 32 カセット 34 コネクタ 35 プラグコネクタ 111c,351b 絶縁体固着部 111d,351c 外部接続端子 112,311 ジャック絶縁体 112b 周壁 112c,352d 端子孔 112d ガイド溝 121 絶縁板 122 プラグ端子 211 ジャック端子 211a 第1のコンタクト 211a′,211b′ 頂点 211b 第2のコンタクト 211c 谷部 211c′ 外面点 211d リード部 311 ジャック絶縁体 311a 端子植設域 311b,311b′,311b″,321b,352
b 周壁 311c ガイド溝 311d 角溝 311d′ 底面 311e 開口窓 321 カセット筐体 321a,352b′ 線状突起 321c 突出部 351 直状プラグ端子 351a コンタクト 352 プラグ絶縁体 352a 底板 352c 絶縁板 352e 角形線状突起
b 周壁 311c ガイド溝 311d 角溝 311d′ 底面 311e 開口窓 321 カセット筐体 321a,352b′ 線状突起 321c 突出部 351 直状プラグ端子 351a コンタクト 352 プラグ絶縁体 352a 底板 352c 絶縁板 352e 角形線状突起
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁板の端辺近傍に直状のプラグ端子が
平行して形成されているプラグ端子配置領域に該端辺側
から挿抜されるジャックコネクタが、 前記プラグ端子に接触する舌片状のコンタクト領域を備
えた複数のジャック端子と、 該ジャック端子のそれぞれが前記プラグ端子対応位置に
植設されるジャック絶縁体とを含んでなり、 前記ジャック端子は、コンタクト領域が先端側に位置す
る第1のコンタクトと該第1のコンタクトに続く第2の
コンタクトが谷部を介する波形に形成され、 前記ジャック絶縁体は、前記第2のコンタクトが前記プ
ラグ端子と接触する直前に前記谷部の外面と当接する壁
面を備えていることを特徴とするジャックコネクタ。 - 【請求項2】 前記ジャック端子が、 前記谷部の外面が前記ジャック絶縁体の壁面と当接した
状態で、前記第1のコンタクトと第2のコンタクトの前
記プラグ端子に対する接触圧力が所定値になるように形
成されていることを特徴とする請求項1記載のジャック
コネクタ。 - 【請求項3】 絶縁板の端辺近傍に直状のプラグ端子が
平行して形成されているプラグ端子配置領域を備えたカ
セットと、該各プラグ端子に接触する舌片状のコンタク
ト領域を持つジャック端子を備えたジャックコネクタと
からなり、 前記ジャック端子は、コンタクト領域が先端側に位置す
る第1のコンタクトと該第1のコンタクトに続く第2の
コンタクトが谷部を介する波形に形成され、 前記カセットは、前記第2のコンタクトが前記プラグ端
子と接触する直前に前記谷部の外面と当接する壁面を備
えていることを特徴とするカセット接続装置。 - 【請求項4】 絶縁板の端辺近傍に直状のプラグ端子が
平行して形成されているプラグ端子配置領域を備えたプ
ラグコネクタと、該各プラグ端子に接触する舌片状のコ
ンタクト領域を持つジャック端子を備えたジャックコネ
クタとからなり、 前記ジャック端子は、コンタクト領域が先端側に位置す
る第1のコンタクトと該第1のコンタクトに続く第2の
コンタクトが谷部を介する波形に形成され、 前記プラグコネクタは、前記第2のコンタクトが前記プ
ラグ端子と接触する直前に前記谷部の外面と当接する壁
面を備えていることを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10031386A JPH11233183A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ジャックコネクタとカセット接続装置及びコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10031386A JPH11233183A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ジャックコネクタとカセット接続装置及びコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11233183A true JPH11233183A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12329832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10031386A Pending JPH11233183A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ジャックコネクタとカセット接続装置及びコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11233183A (ja) |
Cited By (18)
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