JPH11232450A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents
画像処理装置及び方法Info
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- JPH11232450A JPH11232450A JP10033370A JP3337098A JPH11232450A JP H11232450 A JPH11232450 A JP H11232450A JP 10033370 A JP10033370 A JP 10033370A JP 3337098 A JP3337098 A JP 3337098A JP H11232450 A JPH11232450 A JP H11232450A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 3
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 階調変換において出力画像データの階調が大
きくなっても、簡略な変換回路で階調変換可能とする。 【解決手段】 階調変換を8ビットで入力されたデータ
を、上位2ビットの上位データと下位6ビットの下位デ
ータとに分離して、上位データはそのまま階調変換部よ
りの出力データの上位2ビットとして出力し、下位6ビ
ットは、コンパレータ1〜3で6ビットのデータより3
ビットのデータに変換し、デコーダ回路5により更に2
ビットのデータに変換して下位2ビットとして出力す
る。 【効果】 回路構成が大規模となり構成が複雑化してコ
スト上昇につながったり、回路配線の負荷容量が増加し
て動作スピードが低下することが防げる。
きくなっても、簡略な変換回路で階調変換可能とする。 【解決手段】 階調変換を8ビットで入力されたデータ
を、上位2ビットの上位データと下位6ビットの下位デ
ータとに分離して、上位データはそのまま階調変換部よ
りの出力データの上位2ビットとして出力し、下位6ビ
ットは、コンパレータ1〜3で6ビットのデータより3
ビットのデータに変換し、デコーダ回路5により更に2
ビットのデータに変換して下位2ビットとして出力す
る。 【効果】 回路構成が大規模となり構成が複雑化してコ
スト上昇につながったり、回路配線の負荷容量が増加し
て動作スピードが低下することが防げる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多値画像データをよ
り少ない多値の画像データに変換して出力する画像処理
装置及び方法に関し、例えば、レーザビームプリンタや
インクジェットプリンタ、複写機、コンピュータグラフ
ィックスディスプレイに適した画像処理を行う画像処理
装置及び方法に関するものである。
り少ない多値の画像データに変換して出力する画像処理
装置及び方法に関し、例えば、レーザビームプリンタや
インクジェットプリンタ、複写機、コンピュータグラフ
ィックスディスプレイに適した画像処理を行う画像処理
装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、入力多値画像データを、例えば
印刷装置で印刷出力可能なより少ない多値の画像データ
に変換して出力する装置においてはディザ法により階調
変換する階調変換が一般に用いられている。
印刷装置で印刷出力可能なより少ない多値の画像データ
に変換して出力する装置においてはディザ法により階調
変換する階調変換が一般に用いられている。
【0003】ディザマトリックス法は予め設定された範
囲ごとの低い階調データの組み合わせで高い階調を表現
する方法で、出力する階調が2値ならば、設定された範
囲のピクセルごとに参照データを用意し、入力されたデ
ータと対応する参照データを比較し、もし、入力データ
が参照データより大きい場合に黒として描画し、小さい
場合には白として描画する。図11に8×8のディザマ
トリックス法の例を示す。31の値のピクセルデータが
例えば画像ビットマップメモリの16ライン目の26ド
ットの位置に描画されるとすると、参照データテーブル
の該当する値をラインとドットの数を参照テーブルの値
で割った余りで求めた参照データテーブルの必要なテー
ブルの値20を取り出して入力されるデータと比較す
る。18ラインの26ピクセルならば画像ビットマップ
上にドットが黒になり、例えば18ライン目の28ピク
セルであれば参照テーブルの値が46で入力データがこ
の値より小さいので、画像ビットマップには白が描画さ
れる。
囲ごとの低い階調データの組み合わせで高い階調を表現
する方法で、出力する階調が2値ならば、設定された範
囲のピクセルごとに参照データを用意し、入力されたデ
ータと対応する参照データを比較し、もし、入力データ
が参照データより大きい場合に黒として描画し、小さい
場合には白として描画する。図11に8×8のディザマ
トリックス法の例を示す。31の値のピクセルデータが
例えば画像ビットマップメモリの16ライン目の26ド
ットの位置に描画されるとすると、参照データテーブル
の該当する値をラインとドットの数を参照テーブルの値
で割った余りで求めた参照データテーブルの必要なテー
ブルの値20を取り出して入力されるデータと比較す
る。18ラインの26ピクセルならば画像ビットマップ
上にドットが黒になり、例えば18ライン目の28ピク
セルであれば参照テーブルの値が46で入力データがこ
の値より小さいので、画像ビットマップには白が描画さ
れる。
【0004】図7に従来のディザ階調変換装置の構成例
を示す。図7は従来の階調変換部の回路構成を示す図で
ある。
を示す。図7は従来の階調変換部の回路構成を示す図で
ある。
【0005】従来の階調変換部は、例えば、図7に示す
200〜202の15個の8ビットのコンパレータを備
え、このコンパレータ200〜202は、入力されたデ
ータが参照データより大きい場合に1を出力し、小さい
か等しい場合に0を出力するように構成されている。
200〜202の15個の8ビットのコンパレータを備
え、このコンパレータ200〜202は、入力されたデ
ータが参照データより大きい場合に1を出力し、小さい
か等しい場合に0を出力するように構成されている。
【0006】203は15個の各コンパレータ200〜
202からの出力を元にして4ビットの出力データを発
生するデコーダ回路である。204は参照データを格納
したディザテーブルであり、画素の位置によって必要な
参照データを各コンパレータ200〜202に供給す
る。このディザテーブル204の参照データの出力の選
択制御は公知であるため詳細説明は省略する。
202からの出力を元にして4ビットの出力データを発
生するデコーダ回路である。204は参照データを格納
したディザテーブルであり、画素の位置によって必要な
参照データを各コンパレータ200〜202に供給す
る。このディザテーブル204の参照データの出力の選
択制御は公知であるため詳細説明は省略する。
【0007】ディザテーブル204は、RAMで構成
し、ディザウインドウの大きさが8×8の場合に必要な
記憶容量は8×8×15=7680ビットの容量とな
る。
し、ディザウインドウの大きさが8×8の場合に必要な
記憶容量は8×8×15=7680ビットの容量とな
る。
【0008】図8は図7に示す従来の8ビットのコンパ
レータ200〜202の詳細構成を示す回路図であり、
図8において、301〜309がNANDゲート、31
0〜316がEXOR(排他的論理和)ゲート、317
〜324がインバータである。
レータ200〜202の詳細構成を示す回路図であり、
図8において、301〜309がNANDゲート、31
0〜316がEXOR(排他的論理和)ゲート、317
〜324がインバータである。
【0009】REF7からREF0までに入力されたデ
ータとIN7〜IN0に入力されたデータが比較され、
もし、IN7〜0がREF7〜0より大きい場合に出力
(OUT)に”1”が出力される。
ータとIN7〜IN0に入力されたデータが比較され、
もし、IN7〜0がREF7〜0より大きい場合に出力
(OUT)に”1”が出力される。
【0010】図9は図7に示す従来のデコーダ回路20
3の詳細構成を示す回路図であり、以下、図9を参照し
て図7に示す16ビット入力4ビット出力のデコーダ回
路203の詳細構成を説明する。
3の詳細構成を示す回路図であり、以下、図9を参照し
て図7に示す16ビット入力4ビット出力のデコーダ回
路203の詳細構成を説明する。
【0011】図9において、350〜352はORゲー
ト、353〜363はANDゲート、364〜374は
インバータである。IN0から入力された16個のデー
タを4ビットに変換してOUT3からOUT0までに出
力する。
ト、353〜363はANDゲート、364〜374は
インバータである。IN0から入力された16個のデー
タを4ビットに変換してOUT3からOUT0までに出
力する。
【0012】以上の構成を備える従来の階調変換装置に
おいて、図7に示すコンパレータ200〜202に入力
される参照値は、REF0が一番小さくて、REF15
が一番大きく、必ず前のREFに入力される値は自分の
値より小さい場合を想定している。
おいて、図7に示すコンパレータ200〜202に入力
される参照値は、REF0が一番小さくて、REF15
が一番大きく、必ず前のREFに入力される値は自分の
値より小さい場合を想定している。
【0013】図10に図9に示すデコーダ回路における
入力される16ビットのデータを4ビットのデータに変
換する状態を示す。図10に示すように、入力される1
6ビットのデータを出力される4ビットで表現可能なよ
うに16等分して、入力される階調(データ)が16等
分した領域のどの部分にあるかにより4ビットで表現す
るように構成している。
入力される16ビットのデータを4ビットのデータに変
換する状態を示す。図10に示すように、入力される1
6ビットのデータを出力される4ビットで表現可能なよ
うに16等分して、入力される階調(データ)が16等
分した領域のどの部分にあるかにより4ビットで表現す
るように構成している。
【0014】即ち、入力された値はAからO(図7では
#0から#15)の値と比較され、15の参照値から4
ビットの出力をデコードする。
#0から#15)の値と比較され、15の参照値から4
ビットの出力をデコードする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では出力画像データの階調が大きくなることに伴
い、その変換回路も大規模となり構成が複雑化してコス
ト上昇につながったり、例えばゲートアレーなどの集積
化にとっては高速に画像を処理することが難しくなる原
因になる。つまり、回路配線の負荷容量が増加すること
で、回路の動作スピードの低下が防げなかった。
来例では出力画像データの階調が大きくなることに伴
い、その変換回路も大規模となり構成が複雑化してコス
ト上昇につながったり、例えばゲートアレーなどの集積
化にとっては高速に画像を処理することが難しくなる原
因になる。つまり、回路配線の負荷容量が増加すること
で、回路の動作スピードの低下が防げなかった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたもので、かかる目的
を達成する一手段として例えば以下の構成を備える。
解決することを目的としてなされたもので、かかる目的
を達成する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0017】即ち、多値画像データをより少ない多値の
画像データに変換する変換手段を備え、前記変換手段
は、元画像データを少なくとも1つ以上の上位ビットと
残余の下位ビットに分け、前記上位ビットを出力する多
値の画像データの上位データとして出力し、前記下位ビ
ットを用いて出力する多値の画像データの下位データを
構成することを特徴とする。
画像データに変換する変換手段を備え、前記変換手段
は、元画像データを少なくとも1つ以上の上位ビットと
残余の下位ビットに分け、前記上位ビットを出力する多
値の画像データの上位データとして出力し、前記下位ビ
ットを用いて出力する多値の画像データの下位データを
構成することを特徴とする。
【0018】そして例えば、更に、前記変換手段は前記
下位データに所定の画像処理を行ない、画像処理の際に
前記上位データを用いて下位データの処理方法を切り換
えることを特徴とする。
下位データに所定の画像処理を行ない、画像処理の際に
前記上位データを用いて下位データの処理方法を切り換
えることを特徴とする。
【0019】また例えば、前記変換手段は、入力された
画像データのうち、まず上位データをそのまま出力デー
タとして出力し、残りの下位入力データを用いて階調変
換を行うことで多値画像データをより少ない多値の画像
データに変換することを特徴とする。あるいは、前記変
換手段は、上位データのうちの少なくとも一部を用いて
下位データ変換の切り替えを行うことを特徴とする。
画像データのうち、まず上位データをそのまま出力デー
タとして出力し、残りの下位入力データを用いて階調変
換を行うことで多値画像データをより少ない多値の画像
データに変換することを特徴とする。あるいは、前記変
換手段は、上位データのうちの少なくとも一部を用いて
下位データ変換の切り替えを行うことを特徴とする。
【0020】更に例えば、前記変換手段は、ディザ変換
テーブルを用いるディザ変換法により階調変換を行い、
階調変換の場合に前記ディザ変換テーブルのメモリアド
レスの少なくとも一部に入力データの上位のアドレスを
用いることを特徴とする。
テーブルを用いるディザ変換法により階調変換を行い、
階調変換の場合に前記ディザ変換テーブルのメモリアド
レスの少なくとも一部に入力データの上位のアドレスを
用いることを特徴とする。
【0021】また例えば、更に、前記変換手段での変換
データを出力する出力手段を備えることを特徴とする。
そして、前記出力手段は、画像データを記録媒体に永久
可視表示する印刷出力手段であることを特徴とする。あ
るいは前記出力手段は、画像データを可視表示出力する
表示出力手段であることを特徴とする。
データを出力する出力手段を備えることを特徴とする。
そして、前記出力手段は、画像データを記録媒体に永久
可視表示する印刷出力手段であることを特徴とする。あ
るいは前記出力手段は、画像データを可視表示出力する
表示出力手段であることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。 [第1の実施の形態例]図1は本発明に係る一発明の実
施の形態例の画像処理装置が適用される印刷装置の構成
を示す図である。図1において、100は出力データを
生成して本実施の形態例の印刷装置に供給する外部情報
処理装置(ホスト)、111は本実施の形態例の画像処
理機能を具備した印刷装置である。
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。 [第1の実施の形態例]図1は本発明に係る一発明の実
施の形態例の画像処理装置が適用される印刷装置の構成
を示す図である。図1において、100は出力データを
生成して本実施の形態例の印刷装置に供給する外部情報
処理装置(ホスト)、111は本実施の形態例の画像処
理機能を具備した印刷装置である。
【0023】印刷装置111において、109は印刷装
置エンジンであり、画像変換部110よりの画像信号に
従って対応する画像を印刷出力する。110はホスト1
00よりの出力データを印刷装置エンジン109への出
力印刷データに変換する画像変換部である。
置エンジンであり、画像変換部110よりの画像信号に
従って対応する画像を印刷出力する。110はホスト1
00よりの出力データを印刷装置エンジン109への出
力印刷データに変換する画像変換部である。
【0024】画像変換部110において、101は例え
ばROM102に格納されている制御手順などに従っ
て、詳細を後述する画像変換部110を含む本実施の形
態例印刷装置111の全体を制御するCPU、102は
CPU100の制御手順であるプログラム等を記憶する
ROM、103はホスト100からの出力データやプロ
グラムの実行のための変数等を一時記憶するためのRA
Mである。
ばROM102に格納されている制御手順などに従っ
て、詳細を後述する画像変換部110を含む本実施の形
態例印刷装置111の全体を制御するCPU、102は
CPU100の制御手順であるプログラム等を記憶する
ROM、103はホスト100からの出力データやプロ
グラムの実行のための変数等を一時記憶するためのRA
Mである。
【0025】また、104は例えばホスト100より送
られた出力データ(印刷のための画像データ)をCPU
101の制御に従って印刷装置エンジン109より印刷
出力可能な印刷出力データに形成して画像メモリ105
に展開する画像形成回路、105は画像データを格納す
るための画像メモリである。
られた出力データ(印刷のための画像データ)をCPU
101の制御に従って印刷装置エンジン109より印刷
出力可能な印刷出力データに形成して画像メモリ105
に展開する画像形成回路、105は画像データを格納す
るための画像メモリである。
【0026】更に、106は画像メモリ105に記憶さ
れている画像データを読み出し、印刷装置エンジン10
9で受け取れるビデオ信号に変換して出力する印刷装置
エンジン109とのインタフェースを司るビデオ回路、
107はホスト100からの出力データを受信するため
のホスト100とのインタフェースを司るホストインタ
ーフェース回路である。また、108はCPU101と
各構成を接続するバスである。
れている画像データを読み出し、印刷装置エンジン10
9で受け取れるビデオ信号に変換して出力する印刷装置
エンジン109とのインタフェースを司るビデオ回路、
107はホスト100からの出力データを受信するため
のホスト100とのインタフェースを司るホストインタ
ーフェース回路である。また、108はCPU101と
各構成を接続するバスである。
【0027】以上の構成を備える本実施の形態例におい
ては、印刷データはホスト100で生成され、出力デー
タとしてホストインターフェース回路107を経由して
印刷装置内部に取込まれ、CPU101によって一旦R
AM103に格納される。
ては、印刷データはホスト100で生成され、出力デー
タとしてホストインターフェース回路107を経由して
印刷装置内部に取込まれ、CPU101によって一旦R
AM103に格納される。
【0028】続いて、CPU101は、RAM103に
取込まれたホスト100よりの出力データを解析して、
画像形成回路104によって印刷装置エンジン109よ
り印刷出力可能な画像データに変換されて画像メモリ1
05中に展開される。画像メモリ105に展開され生成
された画像データはビデオ回路106によって読み出さ
れ、印刷装置エンジン109に転送され、紙などの印刷
媒体上に対応する画像として形成される。
取込まれたホスト100よりの出力データを解析して、
画像形成回路104によって印刷装置エンジン109よ
り印刷出力可能な画像データに変換されて画像メモリ1
05中に展開される。画像メモリ105に展開され生成
された画像データはビデオ回路106によって読み出さ
れ、印刷装置エンジン109に転送され、紙などの印刷
媒体上に対応する画像として形成される。
【0029】以上の画像形成回路104における画像形
成処理において、ホスト100よりの出力データの階調
度が、印刷装置エンジン109より印刷出力可能な画像
の階調度と比較してより多い階調度であった場合には、
実際の印刷出力画像の画質がホスト100側で予定した
印刷画質と異なってしまう場合が発生する。
成処理において、ホスト100よりの出力データの階調
度が、印刷装置エンジン109より印刷出力可能な画像
の階調度と比較してより多い階調度であった場合には、
実際の印刷出力画像の画質がホスト100側で予定した
印刷画質と異なってしまう場合が発生する。
【0030】そこで、このような場合には出力データの
階調度を変換して印刷装置エンジン109で印刷出力可
能な階調度の画像データに変換する必要がある。そこで
本実施の形態例の画像形成回路104では、このような
場合には、画像メモリ105に画像を形成するときある
いは、画像メモリ105に展開された画像データをビデ
オ回路106を介して印刷装置エンジン109に送出す
るときにかのどちらかで階調度変換処理を行っている。
階調度を変換して印刷装置エンジン109で印刷出力可
能な階調度の画像データに変換する必要がある。そこで
本実施の形態例の画像形成回路104では、このような
場合には、画像メモリ105に画像を形成するときある
いは、画像メモリ105に展開された画像データをビデ
オ回路106を介して印刷装置エンジン109に送出す
るときにかのどちらかで階調度変換処理を行っている。
【0031】この画像形成回路104における階調度変
換処理を行う階調度変換部の詳細構成を図2に示す。本
実施の形態例においては、ディザ参照データテーブルを
参照したディザ変換処理により階調度の変換を行う。
換処理を行う階調度変換部の詳細構成を図2に示す。本
実施の形態例においては、ディザ参照データテーブルを
参照したディザ変換処理により階調度の変換を行う。
【0032】図2において、1〜3はデータコンパレー
タであり、本実施の形態例においては6ビット入力の回
路構成としている。また、4はディザテーブルであり、
コンパレータ1〜3に参照データを供給する。
タであり、本実施の形態例においては6ビット入力の回
路構成としている。また、4はディザテーブルであり、
コンパレータ1〜3に参照データを供給する。
【0033】コンパレータ1〜3の出力はデコーダ5に
接続され、デコーダ5により2ビットのデータに変換さ
れ、入力データの上位ビットと合せて階調変換部の出力
として取り出される。
接続され、デコーダ5により2ビットのデータに変換さ
れ、入力データの上位ビットと合せて階調変換部の出力
として取り出される。
【0034】即ち、本実施の形態例においては、図2に
示すように、まず入力側で8ビットで入力された例えば
ホスト100よりの出力データを、上位2ビットの上位
データと下位6ビットの下位データとに分離する。そし
て、上位データはそのまま階調変換部よりの出力データ
の上位2ビットとして出力される。
示すように、まず入力側で8ビットで入力された例えば
ホスト100よりの出力データを、上位2ビットの上位
データと下位6ビットの下位データとに分離する。そし
て、上位データはそのまま階調変換部よりの出力データ
の上位2ビットとして出力される。
【0035】一方、下位6ビットは、コンパレータ1〜
3で6ビットのデータより3ビットのデータに変換さ
れ、この3ビットのデータはデコーダ回路5を介して更
に2ビットのデータに変換され、階調変換部よりの出力
データの下位2ビットとして出力される。
3で6ビットのデータより3ビットのデータに変換さ
れ、この3ビットのデータはデコーダ回路5を介して更
に2ビットのデータに変換され、階調変換部よりの出力
データの下位2ビットとして出力される。
【0036】図2に示す6ビットのコンパレータ1〜3
の詳細構成を図3に示す。図3において、470〜47
6はNANDゲート、477〜481はEXOR(排他
的論理和)ゲート、482〜487はインバータであ
る。
の詳細構成を図3に示す。図3において、470〜47
6はNANDゲート、477〜481はEXOR(排他
的論理和)ゲート、482〜487はインバータであ
る。
【0037】REF5〜REF0にはディザテーブル4
よりの参照データが入力され、IN5〜IN0には処理
対象画像データが入力される。そして、IN5〜IN0
の入力がREF5〜REF0の参照データより大きい場
合には出力OUTに”1”が出力される。
よりの参照データが入力され、IN5〜IN0には処理
対象画像データが入力される。そして、IN5〜IN0
の入力がREF5〜REF0の参照データより大きい場
合には出力OUTに”1”が出力される。
【0038】図2に示すデコーダ回路5の詳細構成を図
4に示す。図4において、400はORゲート、401
はANDゲート、402はインバータである。
4に示す。図4において、400はORゲート、401
はANDゲート、402はインバータである。
【0039】図4に示す本実施の形態例のデコーダ回路
における入力される4ビットのデータを2ビットのデー
タに変換する状態を図5に示す。図5に示すように、入
力される4ビットのデータが出力の2ビットで表現可能
な4等分された領域のどの部分にあるかを2ビットで表
現するように構成している。
における入力される4ビットのデータを2ビットのデー
タに変換する状態を図5に示す。図5に示すように、入
力される4ビットのデータが出力の2ビットで表現可能
な4等分された領域のどの部分にあるかを2ビットで表
現するように構成している。
【0040】本実施の形態例によれば、上述した従来と
同じ8ビットの画像データを受け取った場合に、このデ
ータを4ビットに変換した場合においても、図2に示す
ように1〜3のコンバータは6ビット入力の回路で済
み、また、デコーダ回路よりの出力も2ビットの出力で
良いので、コンパレータの数も3つでよい。また、ディ
ザテーブルも従来例と同じ8×8のウインドウを用いた
場合にも8×8×6×3=1152ビットの記憶容量の
画像メモリを用意すればよく、変換回路の構成を簡単な
ものとできる。
同じ8ビットの画像データを受け取った場合に、このデ
ータを4ビットに変換した場合においても、図2に示す
ように1〜3のコンバータは6ビット入力の回路で済
み、また、デコーダ回路よりの出力も2ビットの出力で
良いので、コンパレータの数も3つでよい。また、ディ
ザテーブルも従来例と同じ8×8のウインドウを用いた
場合にも8×8×6×3=1152ビットの記憶容量の
画像メモリを用意すればよく、変換回路の構成を簡単な
ものとできる。
【0041】即ち、入力された画像データのうち、まず
上位のデータをそのまま出力データとして出力し、残り
の下位入力データを用いて実際の階調変換を行うこと
で、回路規模を小さくすることができる。
上位のデータをそのまま出力データとして出力し、残り
の下位入力データを用いて実際の階調変換を行うこと
で、回路規模を小さくすることができる。
【0042】以上説明したように本実施の形態例によれ
ば、多値の階調データをより少ない階調データに変換す
る場合に、入力されたデータの上位の一部をそのまま出
力することで、必要な回路規模を少なくするとともに、
高速で階調変換が可能に行うことができる。
ば、多値の階調データをより少ない階調データに変換す
る場合に、入力されたデータの上位の一部をそのまま出
力することで、必要な回路規模を少なくするとともに、
高速で階調変換が可能に行うことができる。
【0043】上述した本実施の形態例の構成とすること
により、従来例に比べてディザの参照用のテーブルを1
5%までに削減でき、使用されるロジック回路も従来の
1/4以下で構成できる。
により、従来例に比べてディザの参照用のテーブルを1
5%までに削減でき、使用されるロジック回路も従来の
1/4以下で構成できる。
【0044】[第2の実施の形態例]図6は本発明に係
る第2の発明の実施の形態例の階調変換部の詳細構成を
示す図である。第2の実施の形態例においても、他の基
本構成は上述した第1の実施の形態例と同様であるため
第1の実施の形態例と同様構成については詳細説明を省
略する。
る第2の発明の実施の形態例の階調変換部の詳細構成を
示す図である。第2の実施の形態例においても、他の基
本構成は上述した第1の実施の形態例と同様であるため
第1の実施の形態例と同様構成については詳細説明を省
略する。
【0045】図6において、上述した図2に示す第1の
実施の形態例と同様構成には同一参照番号を付し、詳細
説明を省略する。図6に示す第2の実施の形態例におい
ては、6に示すディザテーブルの構成が異なり、ディザ
テーブル6への入力データのうち直接出力として使われ
る上位2ビットが、切り替え信号として入力されている
点が異なっている。
実施の形態例と同様構成には同一参照番号を付し、詳細
説明を省略する。図6に示す第2の実施の形態例におい
ては、6に示すディザテーブルの構成が異なり、ディザ
テーブル6への入力データのうち直接出力として使われ
る上位2ビットが、切り替え信号として入力されている
点が異なっている。
【0046】即ち、図2に示す第1の実施の形態例のデ
ィザ変換のためのディザテーブル4は入力データの上位
ビットの値にかかわらず、水平方向座標、垂直方向座標
のみで特定される参照データをコンパレータ1〜3に供
給していたが、第2の実施の形態例では、入力データの
上位2ビットの値に従って最適な複数種類の(上位2ビ
ットであれば例えば4種類の)異なるディザ変換テーブ
ルを用意し、より木目細かなディザ変換を可能とする。
ィザ変換のためのディザテーブル4は入力データの上位
ビットの値にかかわらず、水平方向座標、垂直方向座標
のみで特定される参照データをコンパレータ1〜3に供
給していたが、第2の実施の形態例では、入力データの
上位2ビットの値に従って最適な複数種類の(上位2ビ
ットであれば例えば4種類の)異なるディザ変換テーブ
ルを用意し、より木目細かなディザ変換を可能とする。
【0047】このように構成することにより、入力され
るデータと出力されるデータの関係が比例関係が悪い場
合においても、下位のビットにしたがった階調度変換処
理を変えて最適な、再現性の良い階調度変換処理を行う
ことができる。この場合においてもディザテーブルの容
量は、同じ8×8のディザマトリックスであっても、8
×8×4×6×3=4608ビットで済む。
るデータと出力されるデータの関係が比例関係が悪い場
合においても、下位のビットにしたがった階調度変換処
理を変えて最適な、再現性の良い階調度変換処理を行う
ことができる。この場合においてもディザテーブルの容
量は、同じ8×8のディザマトリックスであっても、8
×8×4×6×3=4608ビットで済む。
【0048】以上説明したように第2の実施の形態例に
よれば、上位のそのまま出力される出力のうちの一部ま
たは全部を使って下位のデータ変換の切り替えを行うこ
とで、変換の精度の向上が実現する。更に、ディザテー
ブルを用いた階調変換の場合にディザテーブルのメモリ
のアドレスに入力データの上位のアドレスを入力するこ
とにより、簡単な構成で変換の精度の向上が実現する。
よれば、上位のそのまま出力される出力のうちの一部ま
たは全部を使って下位のデータ変換の切り替えを行うこ
とで、変換の精度の向上が実現する。更に、ディザテー
ブルを用いた階調変換の場合にディザテーブルのメモリ
のアドレスに入力データの上位のアドレスを入力するこ
とにより、簡単な構成で変換の精度の向上が実現する。
【0049】例えば、従来例に比べてディザの参照用の
テーブルを60%まで減らすことができる。更に、入力
されるデータによってディザの変換形式を変えることが
できるため入力のデータと実際の印刷の濃度関係の直線
性が悪い場合でも良好な階調変換が可能となる。
テーブルを60%まで減らすことができる。更に、入力
されるデータによってディザの変換形式を変えることが
できるため入力のデータと実際の印刷の濃度関係の直線
性が悪い場合でも良好な階調変換が可能となる。
【0050】[他の実施形態例]なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0051】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0052】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0053】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0054】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0055】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0056】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
値の階調データをより少ない階調データに変換する場合
に、入力されたデータの上位の一部をそのまま出力する
ことで、必要な回路規模を少なくするとともに、高速で
階調変換が可能に行うことができる。
値の階調データをより少ない階調データに変換する場合
に、入力されたデータの上位の一部をそのまま出力する
ことで、必要な回路規模を少なくするとともに、高速で
階調変換が可能に行うことができる。
【0058】又、従来例に比べてディザの参照用のテー
ブル容量を大幅に削減できる。
ブル容量を大幅に削減できる。
【0059】更に、入力されるデータによってディザの
変換形式を変えることが可能となるため、適切なディザ
の変換形式を選択することが可能であり、入力のデータ
と実際の印刷の濃度関係の直線性が悪い場合でも良好な
階調変換が可能となる。
変換形式を変えることが可能となるため、適切なディザ
の変換形式を選択することが可能であり、入力のデータ
と実際の印刷の濃度関係の直線性が悪い場合でも良好な
階調変換が可能となる。
【0060】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の画像処理
装置が適用される印刷装置の構成を示す図である。
装置が適用される印刷装置の構成を示す図である。
【図2】本実施の形態例における階調度変換部の詳細構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図3】図2に示す6ビットのコンパレータの詳細構成
を示す図である。
を示す図である。
【図4】図2に示すデコーダ回路5の詳細構成を示す図
である。
である。
【図5】図4に示すデコーダ回路における入力される4
ビットのデータを2ビットのデータに変換する状態を示
す図である。
ビットのデータを2ビットのデータに変換する状態を示
す図である。
【図6】本発明に係る第2の発明の実施の形態例におけ
る階調度変換部の詳細構成を示す図である。
る階調度変換部の詳細構成を示す図である。
【図7】従来の階調変換部の回路構成を示す図である。
【図8】図7に示す従来のコンパレータの詳細構成を示
す回路図である。
す回路図である。
【図9】図7に示す従来のデコーダ回路の詳細構成を示
す回路図である。
す回路図である。
【図10】図9に示すデコーダ回路における入力される
16ビットのデータを4ビットのデータに変換する状態
を示す図である。
16ビットのデータを4ビットのデータに変換する状態
を示す図である。
1,2,3 コンパレータ 4,6,204 ディザテーブル 5,200,201,202 デコーダ 100 ホスト 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 画像形成回路 105 画像メモリ 106 ビデオ回路 107 ホストI/F回路 108 バス 109 印刷装置エンジン 110 画像制御回路 111 印刷装置 301〜309,353〜363,470〜476 N
ANDゲート 310〜316,477〜481 EXORゲート 317〜324,364〜374,402,482〜4
87, インバータ 350〜352 ORゲート 400 ORゲート 401 ANDゲート
ANDゲート 310〜316,477〜481 EXORゲート 317〜324,364〜374,402,482〜4
87, インバータ 350〜352 ORゲート 400 ORゲート 401 ANDゲート
Claims (17)
- 【請求項1】 多値画像データをより少ない多値の画像
データに変換する変換手段を備え、 前記変換手段は、元画像データを少なくとも1つ以上の
上位ビットと残余の下位ビットに分け、前記上位ビット
を出力する多値の画像データの上位データとして出力
し、前記下位ビットを用いて出力する多値の画像データ
の下位データを構成することを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項2】 更に、前記変換手段は前記下位データに
所定の画像処理を行ない、画像処理の際に前記上位デー
タを用いて下位データの処理方法を切り換えることを特
徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記変換手段は、入力された画像データ
のうち、まず上位データをそのまま出力データとして出
力し、残りの下位入力データを用いて階調変換を行うこ
とで多値画像データをより少ない多値の画像データに変
換することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記変換手段は、上位データのうちの少
なくとも一部を用いて下位データ変換の切り替えを行う
ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記変換手段は、ディザ変換テーブルを
用いるディザ変換法により階調変換を行い、階調変換の
場合に前記ディザ変換テーブルのメモリアドレスの少な
くとも一部に入力データの上位のアドレスを用いること
を特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の
画像処理装置。 - 【請求項6】 更に、前記変換手段での変換データを出
力する出力手段を備えることを特徴とする請求項1乃至
請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 前記出力手段は、画像データを記録媒体
に永久可視表示する印刷出力手段であることを特徴とす
る請求項6記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 前記出力手段は、画像データを可視表示
出力する表示出力手段であることを特徴とする請求項6
記載の画像処理装置。 - 【請求項9】 多値画像データをより少ない多値の画像
データに変換する画像処理方法であって、 前記変換においては、元画像データを少なくとも1つ以
上の上位ビットと残余の下位ビットに分け、前記上位ビ
ットを出力する多値の画像データの上位データとして出
力し、前記下位ビットを用いて出力する多値の画像デー
タの下位データとして出力することを特徴とする画像処
理方法。 - 【請求項10】 更に、前記下位データに所定の画像処
理を行ない、画像処理の際に前記上位データを用いて下
位データの処理方法を切り換えることを特徴とする請求
項9記載の画像処理方法。 - 【請求項11】 前記変換においては、入力された画像
データのうち、まず上位データをそのまま出力データと
して出力し、残りの下位入力データを用いて階調変換を
行うことで多値画像データをより少ない多値の画像デー
タに変換することを特徴とする請求項10記載の画像処
理方法。 - 【請求項12】 前記変換においては、上位データのう
ちの少なくとも一部を用いて下位データ変換の切り替え
を行うことを特徴とする請求項11記載の画像処理方
法。 - 【請求項13】 前記変換においては、ディザ変換テー
ブルを用いるディザ変換法により階調変換を行い、階調
変換の場合に前記ディザ変換テーブルのメモリアドレス
の少なくとも一部に入力データの上位のアドレスを用い
ることを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれ
かに記載の画像処理方法。 - 【請求項14】 前記変換データは記録媒体に印刷出力
されるものであることを特徴とする請求項9乃至請求項
13のいずれかに記載の画像処理方法。 - 【請求項15】 前記変換データは表示画面に表示出力
されるものであることを特徴とする請求項9乃至請求項
13のいずれかに記載の画像処理方法。 - 【請求項16】 前記請求項1乃至請求項15のいずれ
かに記載の機能を実現するコンピュータプログラム列。 - 【請求項17】 前記請求項1乃至請求項13のいずれ
かに記載の機能を実現するコンピュータ制御手順を記憶
したコンピュータ可読記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10033370A JPH11232450A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 画像処理装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10033370A JPH11232450A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 画像処理装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11232450A true JPH11232450A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12384708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10033370A Withdrawn JPH11232450A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 画像処理装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11232450A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10516804B2 (en) | 2017-07-24 | 2019-12-24 | Seiko Epson Corporation | Image processing device, image processing system, and non-transitory computer readable medium |
JP2021097408A (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 株式会社リコー | 3値論理を用いるベクトル化マルチレベルハーフトーン処理 |
-
1998
- 1998-02-16 JP JP10033370A patent/JPH11232450A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10516804B2 (en) | 2017-07-24 | 2019-12-24 | Seiko Epson Corporation | Image processing device, image processing system, and non-transitory computer readable medium |
JP2021097408A (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 株式会社リコー | 3値論理を用いるベクトル化マルチレベルハーフトーン処理 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |