JPH11230600A - 空調換気装置 - Google Patents
空調換気装置Info
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- JPH11230600A JPH11230600A JP10032916A JP3291698A JPH11230600A JP H11230600 A JPH11230600 A JP H11230600A JP 10032916 A JP10032916 A JP 10032916A JP 3291698 A JP3291698 A JP 3291698A JP H11230600 A JPH11230600 A JP H11230600A
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims abstract description 129
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 19
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 26
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 25
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外気をそのまま室内に導入した方がむしろ快
適な室内雰囲気が得られることを使用者に分り易く知ら
せる。 【解決手段】 室内外の空気を内蔵した熱交換器1を通
じて給排気による熱交換換気運転を行ないうる空調換気
装置に対して、その熱交換器1を通過する以前の室内外
の空気の吸込み温度を検出する室内温度検知手段13
と、室外温度検知手段14と、運転を制御する制御回路
8と、画像表示手段12とを設け、室内温度検知手段1
3と室外温度検知手段14との出力を制御回路8に入力
し、それらの検知温度が熱交換換気運転をする必要のな
い条件を満たした場合には、その制御回路8により画像
表示手段12に熱交換換気運転する必要のない旨を画像
により表示するようにする。
適な室内雰囲気が得られることを使用者に分り易く知ら
せる。 【解決手段】 室内外の空気を内蔵した熱交換器1を通
じて給排気による熱交換換気運転を行ないうる空調換気
装置に対して、その熱交換器1を通過する以前の室内外
の空気の吸込み温度を検出する室内温度検知手段13
と、室外温度検知手段14と、運転を制御する制御回路
8と、画像表示手段12とを設け、室内温度検知手段1
3と室外温度検知手段14との出力を制御回路8に入力
し、それらの検知温度が熱交換換気運転をする必要のな
い条件を満たした場合には、その制御回路8により画像
表示手段12に熱交換換気運転する必要のない旨を画像
により表示するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内蔵の熱交換器を
通じて給排気による換気を行なう空調装置及び換気とと
もに冷暖房も行なう空調換気装置に関するものである。
通じて給排気による換気を行なう空調装置及び換気とと
もに冷暖房も行なう空調換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の空調換気装置は図7に示す
ように、空気対空気の熱交換を行なう熱交換器が内蔵さ
れ、熱交換を行ないながら同時給排気により換気を行な
うものであり、室内の状態量の変動の少ない換気を行な
うことができる。こうした換気装置には、図7に示すよ
うに排気通風路5に熱交換器1を迂回するバイパス通風
路6が備えられているものが多い。バイパス通風路6に
は排気通風路5との分岐部に、切換ダンパ7が設けられ
ていて、切換ダンパ7を駆動させてバイパス通風路6を
開放し、排気通風路5の熱交換器1側を閉止することに
よって、熱交換を伴わない普通換気を行なうこともでき
る。
ように、空気対空気の熱交換を行なう熱交換器が内蔵さ
れ、熱交換を行ないながら同時給排気により換気を行な
うものであり、室内の状態量の変動の少ない換気を行な
うことができる。こうした換気装置には、図7に示すよ
うに排気通風路5に熱交換器1を迂回するバイパス通風
路6が備えられているものが多い。バイパス通風路6に
は排気通風路5との分岐部に、切換ダンパ7が設けられ
ていて、切換ダンパ7を駆動させてバイパス通風路6を
開放し、排気通風路5の熱交換器1側を閉止することに
よって、熱交換を伴わない普通換気を行なうこともでき
る。
【0003】そしてその多くには、熱交換換気から普通
換気に、普通換気から熱交換換気に自動的に切換わる自
動切換モードをリモコン装置20等により設定できる機
能が備えられている。自動切換モードを備えた多くの空
調換気装置では、リモコン装置20の表示部21にリモ
コン装置20で操作された操作内容が、利用者に分るよ
うに表示されるようになっている。
換気に、普通換気から熱交換換気に自動的に切換わる自
動切換モードをリモコン装置20等により設定できる機
能が備えられている。自動切換モードを備えた多くの空
調換気装置では、リモコン装置20の表示部21にリモ
コン装置20で操作された操作内容が、利用者に分るよ
うに表示されるようになっている。
【0004】この他にも、熱交換器1を通過した室外の
空気を冷却又は加熱する熱交換手段を備え、冷房モード
や暖房モードで換気運転できるものもある。この種のも
のでは、暖房モード又は冷房モードでは、リモコン装置
20等により設定された設定温度と室内、室外の温度条
件により熱交換換気と普通換気の切換えが行なわれる。
空気を冷却又は加熱する熱交換手段を備え、冷房モード
や暖房モードで換気運転できるものもある。この種のも
のでは、暖房モード又は冷房モードでは、リモコン装置
20等により設定された設定温度と室内、室外の温度条
件により熱交換換気と普通換気の切換えが行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の空
調換気装置においては、自動切換モード等に設定した場
合にはリモコン装置20等に熱交換換気の運転状態であ
ることや、普通換気の運転状態であることなどが表示さ
れるが、単なる運転状態の表示では、使用者は設定の操
作内容しか分らず、実際には室内外の状態量の関係が熱
交換換気の必要の無い状況にあったり、普通換気に設定
してもそれにより空調換気装置に結露が発生する恐れが
あるような状況であるようなことは分らない。結露が発
生するような状態では、たとえ使用者が普通換気に設定
しても、強制的に熱交換換気に設定してしまうような制
御も可能ではあるが、こうした場合、リモコン装置20
での表示と実際の運転状態とは食い違うことになるばか
りでなく、使用者の意図にも反することにもなりうる。
また、冷暖房機能も備えたものでも、外気の導入による
外気冷房ができる状態であることや、外気の導入による
外気暖房ができる状態であることなどを直接的に認識す
ることは困難である。
調換気装置においては、自動切換モード等に設定した場
合にはリモコン装置20等に熱交換換気の運転状態であ
ることや、普通換気の運転状態であることなどが表示さ
れるが、単なる運転状態の表示では、使用者は設定の操
作内容しか分らず、実際には室内外の状態量の関係が熱
交換換気の必要の無い状況にあったり、普通換気に設定
してもそれにより空調換気装置に結露が発生する恐れが
あるような状況であるようなことは分らない。結露が発
生するような状態では、たとえ使用者が普通換気に設定
しても、強制的に熱交換換気に設定してしまうような制
御も可能ではあるが、こうした場合、リモコン装置20
での表示と実際の運転状態とは食い違うことになるばか
りでなく、使用者の意図にも反することにもなりうる。
また、冷暖房機能も備えたものでも、外気の導入による
外気冷房ができる状態であることや、外気の導入による
外気暖房ができる状態であることなどを直接的に認識す
ることは困難である。
【0006】夏あるいは春や秋といった中間期には、外
気をそのまま室内に導入した方がむしろ快適な室内雰囲
気が得られるようなことも多く、室内の空調を一方的に
空調換気装置に頼ってしまわない方が良いが、こうした
ことを使用者に、分り易く知らせ認識できるような手立
てを講じた空調換気装置はこれまで開発されていない。
気をそのまま室内に導入した方がむしろ快適な室内雰囲
気が得られるようなことも多く、室内の空調を一方的に
空調換気装置に頼ってしまわない方が良いが、こうした
ことを使用者に、分り易く知らせ認識できるような手立
てを講じた空調換気装置はこれまで開発されていない。
【0007】本発明は上記した視点に立ってなされたも
ので、その課題とするところは、外気をそのまま室内に
導入した方がむしろ快適な室内雰囲気が得られること
や、外気をそのまま導入しない方が良いことを使用者
に、分り易く知らせることができる画像表示機能を備え
た空調換気装置を開発することであり、その装置の使い
勝手の向上を図ることである。
ので、その課題とするところは、外気をそのまま室内に
導入した方がむしろ快適な室内雰囲気が得られること
や、外気をそのまま導入しない方が良いことを使用者
に、分り易く知らせることができる画像表示機能を備え
た空調換気装置を開発することであり、その装置の使い
勝手の向上を図ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、室内の空気を吸込み内蔵した熱交
換器の一方の流体通路を通じて室外へ排気し、室外の空
気を吸込み熱交換器の他方の流体通路を通じて室内へ給
気する熱交換換気運転を行ないうる空調換気装置に対し
て、熱交換器を通過する以前の室内の空気の吸込み温度
を検出する室内温度検知手段と、熱交換器を通過する以
前の室外の空気の吸込み温度を検出する室外温度検知手
段と、運転を制御する制御手段と、画像表示手段とを設
け、室内温度検知手段と室外温度検知手段との出力を制
御手段に入力し、室内温度検知手段と室外温度検知手段
との検知温度が熱交換換気運転をする必要のない条件を
満たした場合には、その制御手段により画像表示手段に
熱交換換気運転する必要のない旨を画像により表示する
ようにする手段を採用する。
に請求項1の発明は、室内の空気を吸込み内蔵した熱交
換器の一方の流体通路を通じて室外へ排気し、室外の空
気を吸込み熱交換器の他方の流体通路を通じて室内へ給
気する熱交換換気運転を行ないうる空調換気装置に対し
て、熱交換器を通過する以前の室内の空気の吸込み温度
を検出する室内温度検知手段と、熱交換器を通過する以
前の室外の空気の吸込み温度を検出する室外温度検知手
段と、運転を制御する制御手段と、画像表示手段とを設
け、室内温度検知手段と室外温度検知手段との出力を制
御手段に入力し、室内温度検知手段と室外温度検知手段
との検知温度が熱交換換気運転をする必要のない条件を
満たした場合には、その制御手段により画像表示手段に
熱交換換気運転する必要のない旨を画像により表示する
ようにする手段を採用する。
【0009】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、室内の空気を吸込み内蔵した熱交換器の一方の流体
通路を通じて室外へ排気し、室外の空気を吸込み熱交換
器の他方の流体通路を通じて室内へ給気する熱交換換気
運転と、熱交換器を迂回するバイパス通風路の開放によ
り熱交換器を通さずに室内の空気を排気する普通換気運
転とを行ない得る空調換気装置に対して、熱交換器を通
過する以前の室内の空気の吸込み温度を検出する室内温
度検知手段と、熱交換器を通過する以前の室外の空気の
吸込み温度を検出する室外温度検知手段と、運転を制御
する制御手段と、画像表示手段とを設け、室内温度検知
手段と室外温度検知手段との出力を制御手段に入力し、
熱交換換気運転中に、室内温度検知手段と室外温度検知
手段との検知温度が熱交換換気運転をする必要のない条
件を満たした場合には、その制御手段により画像表示手
段に熱交換換気運転する必要のない旨を画像により表示
するようにする手段を採用する。
は、室内の空気を吸込み内蔵した熱交換器の一方の流体
通路を通じて室外へ排気し、室外の空気を吸込み熱交換
器の他方の流体通路を通じて室内へ給気する熱交換換気
運転と、熱交換器を迂回するバイパス通風路の開放によ
り熱交換器を通さずに室内の空気を排気する普通換気運
転とを行ない得る空調換気装置に対して、熱交換器を通
過する以前の室内の空気の吸込み温度を検出する室内温
度検知手段と、熱交換器を通過する以前の室外の空気の
吸込み温度を検出する室外温度検知手段と、運転を制御
する制御手段と、画像表示手段とを設け、室内温度検知
手段と室外温度検知手段との出力を制御手段に入力し、
熱交換換気運転中に、室内温度検知手段と室外温度検知
手段との検知温度が熱交換換気運転をする必要のない条
件を満たした場合には、その制御手段により画像表示手
段に熱交換換気運転する必要のない旨を画像により表示
するようにする手段を採用する。
【0010】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項2に係る前記手段における制御手段により、
普通換気運転中に熱交換換気をする必要が有る条件を満
たした場合には画像表示手段に熱交換換気運転する必要
の有る旨を画像により表示するようにする手段を採用す
る。
は、請求項2に係る前記手段における制御手段により、
普通換気運転中に熱交換換気をする必要が有る条件を満
たした場合には画像表示手段に熱交換換気運転する必要
の有る旨を画像により表示するようにする手段を採用す
る。
【0011】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、室内の空気を吸込み内蔵した熱交換器の一方の流体
通路を通じて室外へ排気し、室外の空気を吸込み熱交換
器の他方の流体通路を通じて室内へ給気する熱交換換気
運転と、熱交換器を通過した後の室外の空気を熱交換手
段により冷却又は加熱して設定温度に応じた給気を行な
う空調換気運転とを行ないうる空調換気装置に対して、
熱交換器を通過する以前の室内の空気の吸込み温度を検
出する室内温度検知手段と、熱交換器を通過する以前の
室外の空気の吸込み温度を検出する室外温度検知手段
と、運転を制御する制御手段と、画像表示手段とを設
け、室内温度検知手段と室外温度検知手段の出力と、設
定温度とを制御手段にそれぞれ入力し、空調換気運転時
には室内温度検知手段と室外温度検知手段との検知温度
と設定温度との比較により空調換気運転をする必要のな
い条件を満たした場合には、その制御手段により画像表
示手段に空調換気運転する必要のない旨を画像により表
示するようにする手段を採用する。
は、室内の空気を吸込み内蔵した熱交換器の一方の流体
通路を通じて室外へ排気し、室外の空気を吸込み熱交換
器の他方の流体通路を通じて室内へ給気する熱交換換気
運転と、熱交換器を通過した後の室外の空気を熱交換手
段により冷却又は加熱して設定温度に応じた給気を行な
う空調換気運転とを行ないうる空調換気装置に対して、
熱交換器を通過する以前の室内の空気の吸込み温度を検
出する室内温度検知手段と、熱交換器を通過する以前の
室外の空気の吸込み温度を検出する室外温度検知手段
と、運転を制御する制御手段と、画像表示手段とを設
け、室内温度検知手段と室外温度検知手段の出力と、設
定温度とを制御手段にそれぞれ入力し、空調換気運転時
には室内温度検知手段と室外温度検知手段との検知温度
と設定温度との比較により空調換気運転をする必要のな
い条件を満たした場合には、その制御手段により画像表
示手段に空調換気運転する必要のない旨を画像により表
示するようにする手段を採用する。
【0012】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、室内の空気を吸込み内蔵した熱交換器の一方の流体
通路を通じて室外へ排気し、室外の空気を吸込み熱交換
器の他方の流体通路を通じて室内へ給気する熱交換換気
運転と、熱交換器を通過した後の室外の空気を熱交換手
段により冷却又は加熱して設定温度に応じた給気を行な
う空調換気運転とを行ないうる空調換気装置に対して、
熱交換器を通過する以前の室内の空気の吸込み温度を検
出する室内温度検知手段と、熱交換器を通過する以前の
室外の空気の吸込み温度を検出する室外温度検知手段
と、運転を制御する制御手段と、画像表示手段とを設
け、室内温度検知手段と室外温度検知手段の出力と、設
定温度とを制御手段にそれぞれ入力し、空調換気運転時
には室内温度検知手段と室外温度検知手段との検知温度
と設定温度との比較により空調換気運転をする必要のな
い条件を満たした場合には、その制御手段により画像表
示手段に空調換気運転する必要のない旨を画像により表
示するようにし、熱交換換気運転時には室内温度検知手
段と室外温度検知手段との検知温度が熱交換換気運転す
る必要のない条件を満たした場合には、その制御手段に
より画像表示手段に熱交換換気運転の必要のない旨を画
像により表示するようにする手段を採用する。
は、室内の空気を吸込み内蔵した熱交換器の一方の流体
通路を通じて室外へ排気し、室外の空気を吸込み熱交換
器の他方の流体通路を通じて室内へ給気する熱交換換気
運転と、熱交換器を通過した後の室外の空気を熱交換手
段により冷却又は加熱して設定温度に応じた給気を行な
う空調換気運転とを行ないうる空調換気装置に対して、
熱交換器を通過する以前の室内の空気の吸込み温度を検
出する室内温度検知手段と、熱交換器を通過する以前の
室外の空気の吸込み温度を検出する室外温度検知手段
と、運転を制御する制御手段と、画像表示手段とを設
け、室内温度検知手段と室外温度検知手段の出力と、設
定温度とを制御手段にそれぞれ入力し、空調換気運転時
には室内温度検知手段と室外温度検知手段との検知温度
と設定温度との比較により空調換気運転をする必要のな
い条件を満たした場合には、その制御手段により画像表
示手段に空調換気運転する必要のない旨を画像により表
示するようにし、熱交換換気運転時には室内温度検知手
段と室外温度検知手段との検知温度が熱交換換気運転す
る必要のない条件を満たした場合には、その制御手段に
より画像表示手段に熱交換換気運転の必要のない旨を画
像により表示するようにする手段を採用する。
【0013】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項1〜請求項5までのいずれかに係る前記手段
における画像表示手段を、制御手段に接続された遠隔操
作するためのリモコン装置に設ける手段を採用する。
は、請求項1〜請求項5までのいずれかに係る前記手段
における画像表示手段を、制御手段に接続された遠隔操
作するためのリモコン装置に設ける手段を採用する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜図3に示すこの実施の形態1の空
調換気装置は、空気対空気での熱交換を行なう熱交換器
1が内蔵され、熱交換を行ないながら同時給排気により
室内の換気を行なうものであり、室内の状態量の変動の
少ない換気を実施することができる。この空調換気装置
には、経路の一部が熱交換器1の一方の流体通路で構成
され、給気ファン2により室外から室内へ向う給気流を
通す給気通風路3と、経路の一部が熱交換器1の他方の
流体通路で構成され、排気ファン4により室内から室外
へ向う排気流を通す排気通風路5とが全経路にわたり独
立して構成されている。
基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜図3に示すこの実施の形態1の空
調換気装置は、空気対空気での熱交換を行なう熱交換器
1が内蔵され、熱交換を行ないながら同時給排気により
室内の換気を行なうものであり、室内の状態量の変動の
少ない換気を実施することができる。この空調換気装置
には、経路の一部が熱交換器1の一方の流体通路で構成
され、給気ファン2により室外から室内へ向う給気流を
通す給気通風路3と、経路の一部が熱交換器1の他方の
流体通路で構成され、排気ファン4により室内から室外
へ向う排気流を通す排気通風路5とが全経路にわたり独
立して構成されている。
【0015】排気通風路5側にはその熱交換器1より上
流側で分岐し、熱交換器1を迂回して室外へ連絡するバ
イパス通風路6が設けられている。このバイパス通風路
6の排気通風路5との分岐部には、排気通風路5とバイ
パス通風路6のいずれか一方を閉止し、いずれか一方を
開放するとともに、通常においてはバイパス通風路6を
閉止している切換ダンパ7が設けられている。この切換
ダンパ7はギヤードモーター(図示しない)等により駆
動され、バイパス通風路6を閉止した状態で給排気間で
の熱交換を伴う熱交換換気を行なうことができ、バイパ
ス通風路6を開放し、排気通風路5の熱交換器1側を閉
止した状態で、室内の空気をバイパス通風路6を通じて
室外へ排気する熱交換を伴わない普通換気を行なうこと
ができる。
流側で分岐し、熱交換器1を迂回して室外へ連絡するバ
イパス通風路6が設けられている。このバイパス通風路
6の排気通風路5との分岐部には、排気通風路5とバイ
パス通風路6のいずれか一方を閉止し、いずれか一方を
開放するとともに、通常においてはバイパス通風路6を
閉止している切換ダンパ7が設けられている。この切換
ダンパ7はギヤードモーター(図示しない)等により駆
動され、バイパス通風路6を閉止した状態で給排気間で
の熱交換を伴う熱交換換気を行なうことができ、バイパ
ス通風路6を開放し、排気通風路5の熱交換器1側を閉
止した状態で、室内の空気をバイパス通風路6を通じて
室外へ排気する熱交換を伴わない普通換気を行なうこと
ができる。
【0016】空調換気装置にはその運転を制御するマイ
クロコンピューター等を含む制御回路8に、遠隔操作の
ためのリモコン装置9が通信線を介して接続されてい
て、リモコン装置9上の換気切換ボタン10により、熱
交換換気から普通換気に、普通換気から熱交換換気に換
気モードを切換えることや、自動切換ボタン11での設
定により換気モードが自動的に切換わる自動切換モード
で運転することができる。リモコン装置9には、操作内
容等を画像で表示する画像表示手段12が設けられてい
る。また、制御回路8には、熱交換器1を通過する以前
の室内の空気の吸込み温度を検知する排気通風路5に配
設された室内温度検知手段13と、熱交換器1を通過す
る以前の室外の空気の吸込み温度を検出する給気通風路
3に配設された室外温度検知手段14とが接続されてい
る。
クロコンピューター等を含む制御回路8に、遠隔操作の
ためのリモコン装置9が通信線を介して接続されてい
て、リモコン装置9上の換気切換ボタン10により、熱
交換換気から普通換気に、普通換気から熱交換換気に換
気モードを切換えることや、自動切換ボタン11での設
定により換気モードが自動的に切換わる自動切換モード
で運転することができる。リモコン装置9には、操作内
容等を画像で表示する画像表示手段12が設けられてい
る。また、制御回路8には、熱交換器1を通過する以前
の室内の空気の吸込み温度を検知する排気通風路5に配
設された室内温度検知手段13と、熱交換器1を通過す
る以前の室外の空気の吸込み温度を検出する給気通風路
3に配設された室外温度検知手段14とが接続されてい
る。
【0017】制御回路8の動作は図3に示すとおりであ
る。即ち、図3における#1で空調換気装置が運転中か
どうかを判断し、停止中であれば#2で画像表示手段1
2に表示しない処理をして#1に戻る。運転中であれ
ば、#3へ進み#3において熱交換換気運転中かどうか
を判断する。#3で熱交換換気運転中であれば、#4に
進み#4において室外温度検知手段14の検知温度であ
る室外温度t1と室内温度検知手段13の検知温度であ
る室内温度t2とが設定された条件を満たしているかど
うかを判断する。条件を満たしていなければ#2に進
み、条件を満たしていれば#5において、リモコン装置
9の画像表示手段12に例えば、熱交換必要なしとか窓
開放といった文字や、窓を開ける図柄による表示をする
処理を行ない#1へ戻る。#3で熱交換換気運転中でな
く普通換気運転であれば、#6に進み#6おいて室外温
度t1と室内温度t2とが設定された条件を満たしてい
るかどうかを判断する。条件を満たしていなければ#2
に進み、条件を満たしていれば#7において、タイマー
により条件を満たしている時間が一定時間経過したかど
うかを判断する。経過していなければ#8においてリモ
コン装置9の画像表示手段12に例えば、普通換気不適
とかの分り易い表示をする処理を行ない#1へ戻る。経
過していれば、#2へ進み普通換気不適等の表示を消
す。この時、空調換気装置の運転は熱交換換気運転に設
定される。
る。即ち、図3における#1で空調換気装置が運転中か
どうかを判断し、停止中であれば#2で画像表示手段1
2に表示しない処理をして#1に戻る。運転中であれ
ば、#3へ進み#3において熱交換換気運転中かどうか
を判断する。#3で熱交換換気運転中であれば、#4に
進み#4において室外温度検知手段14の検知温度であ
る室外温度t1と室内温度検知手段13の検知温度であ
る室内温度t2とが設定された条件を満たしているかど
うかを判断する。条件を満たしていなければ#2に進
み、条件を満たしていれば#5において、リモコン装置
9の画像表示手段12に例えば、熱交換必要なしとか窓
開放といった文字や、窓を開ける図柄による表示をする
処理を行ない#1へ戻る。#3で熱交換換気運転中でな
く普通換気運転であれば、#6に進み#6おいて室外温
度t1と室内温度t2とが設定された条件を満たしてい
るかどうかを判断する。条件を満たしていなければ#2
に進み、条件を満たしていれば#7において、タイマー
により条件を満たしている時間が一定時間経過したかど
うかを判断する。経過していなければ#8においてリモ
コン装置9の画像表示手段12に例えば、普通換気不適
とかの分り易い表示をする処理を行ない#1へ戻る。経
過していれば、#2へ進み普通換気不適等の表示を消
す。この時、空調換気装置の運転は熱交換換気運転に設
定される。
【0018】熱交換必要なしといった表示をする基礎と
なる室外温度t1と室内温度t2との条件は、例えば、
外気による室内冷房効果を得ることを意図した場合、室
外温度t1<室内温度t2と設定すれば、表示の確認に
より使用者は夏や春秋の中間期に外気冷房効果を得られ
ることが分り、自然換気にしたり、普通換気運転にして
使っている冷房機の負荷軽減を行なったり、冷房機の運
転を抑えることもでき、室内の快適性を損なわない省エ
ネルギー空調が可能になる。また、逆に室外温度t1と
室内温度t2との条件を室外温度t1>室内温度t2と
設定しておけば、外気による外気暖房効果を得ることが
可能になる。
なる室外温度t1と室内温度t2との条件は、例えば、
外気による室内冷房効果を得ることを意図した場合、室
外温度t1<室内温度t2と設定すれば、表示の確認に
より使用者は夏や春秋の中間期に外気冷房効果を得られ
ることが分り、自然換気にしたり、普通換気運転にして
使っている冷房機の負荷軽減を行なったり、冷房機の運
転を抑えることもでき、室内の快適性を損なわない省エ
ネルギー空調が可能になる。また、逆に室外温度t1と
室内温度t2との条件を室外温度t1>室内温度t2と
設定しておけば、外気による外気暖房効果を得ることが
可能になる。
【0019】一方、普通換気不適とかの表示をする基礎
となる室外温度t1と室内温度t2との条件は、例えば
温度差の大きい室外温度t1<室内温度t2に設定して
おけば、冬期において温度差の大きい室外温度t1<室
内温度t2の状況で、普通換気運転に設定された場合、
給排気流間で熱交換が行なわれないので空調換気装置の
内部に結露が発生する恐れがあるが、短い間では問題な
いので時間を限定してその間、普通換気不適の表示で使
用者に知らせ普通換気運転を行なう。これにより、使用
者の急速換気等の要求に応じることができる。しかしな
がら、こうした状況下で長い間、普通換気運転を行なう
ことは、空調換気装置に悪影響を及ぼしかねず好ましく
ないので、一定時間経過した後には熱交換換気運転に自
動的に設定される。なお、この場合にも室外温度t1と
室内温度t2との条件を、例えば温度差の大きい室外温
度t1>室内温度t2に設定しておけは、夏期において
温度差の大きい室外温度t1>室内温度t2の状況に対
して対応することが可能である。このような画像表示
は、リモコン装置9上で行なう方が見易く使い勝手が良
いが、操作パネル等に表示しても構わない。また、バイ
パス通風路6を持たない構成の空調換気装置に対して
も、図3における#3、#6、#7、#8の処理を省い
た制御シーケンスを採ることで適用でき、熱交換換気運
転時について前述した有効性を発揮させることができ
る。
となる室外温度t1と室内温度t2との条件は、例えば
温度差の大きい室外温度t1<室内温度t2に設定して
おけば、冬期において温度差の大きい室外温度t1<室
内温度t2の状況で、普通換気運転に設定された場合、
給排気流間で熱交換が行なわれないので空調換気装置の
内部に結露が発生する恐れがあるが、短い間では問題な
いので時間を限定してその間、普通換気不適の表示で使
用者に知らせ普通換気運転を行なう。これにより、使用
者の急速換気等の要求に応じることができる。しかしな
がら、こうした状況下で長い間、普通換気運転を行なう
ことは、空調換気装置に悪影響を及ぼしかねず好ましく
ないので、一定時間経過した後には熱交換換気運転に自
動的に設定される。なお、この場合にも室外温度t1と
室内温度t2との条件を、例えば温度差の大きい室外温
度t1>室内温度t2に設定しておけは、夏期において
温度差の大きい室外温度t1>室内温度t2の状況に対
して対応することが可能である。このような画像表示
は、リモコン装置9上で行なう方が見易く使い勝手が良
いが、操作パネル等に表示しても構わない。また、バイ
パス通風路6を持たない構成の空調換気装置に対して
も、図3における#3、#6、#7、#8の処理を省い
た制御シーケンスを採ることで適用でき、熱交換換気運
転時について前述した有効性を発揮させることができ
る。
【0020】実施の形態2.図4〜図6はこの実施の形
態2の空調換気装置を示したものである。図4からも分
るように実施の形態1で示した空調換気装置の給気通風
路3に冷房又は暖房を行なう熱交換手段15を組込んだ
構成であり、それ以外の基本的な構成は実施の形態1の
ものと同じである。従って、実施の形態1と同じ部分に
ついては実施の形態1のものと同じ符号を用いそれらに
ついての説明は省略する。
態2の空調換気装置を示したものである。図4からも分
るように実施の形態1で示した空調換気装置の給気通風
路3に冷房又は暖房を行なう熱交換手段15を組込んだ
構成であり、それ以外の基本的な構成は実施の形態1の
ものと同じである。従って、実施の形態1と同じ部分に
ついては実施の形態1のものと同じ符号を用いそれらに
ついての説明は省略する。
【0021】この空調換気装置は、熱交換器1を通過し
た後の室外の空気を冷却又は加熱して冷房又は暖房を行
なう熱交換手段15が給気通風路3に組込まれ、熱交換
換気運転や普通換気運転の他に冷暖房を伴う空調換気運
転も実施することができる。リモコン装置9には冷房モ
ードと暖房モードの切換えを行なう運転切換ボタン16
や設定温度Tを設定する温度設定ボタン17が配設され
ている。冷暖房を伴わない運転は実施の形態1のものと
同じ動作であり、同じ機能を果たす。制御回路8には運
転切換ボタン16による運転モードに関する信号と温度
設定ボタン17による設定温度Tも入力され、冷房モー
ド又は暖房モードに設定されている場合、制御回路8は
室内温度検知手段13による検知温度である室内温度t
2が設定温度Tになるように冷暖房系統をフィードバッ
ク制御する。
た後の室外の空気を冷却又は加熱して冷房又は暖房を行
なう熱交換手段15が給気通風路3に組込まれ、熱交換
換気運転や普通換気運転の他に冷暖房を伴う空調換気運
転も実施することができる。リモコン装置9には冷房モ
ードと暖房モードの切換えを行なう運転切換ボタン16
や設定温度Tを設定する温度設定ボタン17が配設され
ている。冷暖房を伴わない運転は実施の形態1のものと
同じ動作であり、同じ機能を果たす。制御回路8には運
転切換ボタン16による運転モードに関する信号と温度
設定ボタン17による設定温度Tも入力され、冷房モー
ド又は暖房モードに設定されている場合、制御回路8は
室内温度検知手段13による検知温度である室内温度t
2が設定温度Tになるように冷暖房系統をフィードバッ
ク制御する。
【0022】また、こうしたフィードバック制御ととも
に、制御回路8は図6に示すような制御動作を行なう。
即ち、図6における#11でリモコン装置9で設定され
た運転モードが冷房モードかどうかを判定する。冷房モ
ードであったら#12に進み、#12においてリモコン
装置9で設定された設定温度Tと室内温度t2とを比較
し、t2>Tの条件を満たしているかどうかを判定す
る。#12でt2>Tの条件を満たしていなければ、#
13へ進み画像表示手段12への表示をしない処理を行
ない#11へ戻る。#12でt2>Tの条件を満たして
いれば、#14で室外温度t1と設定温度Tとを比較
し、t1<Tの条件を満たしているかどうかを判定す
る。#14でt1<Tの条件を満たしていなければ、#
13へ進み画像表示手段12への表示をしない処理を行
ない#11へ戻る。#14でt1<Tの条件を満たして
いれば、#15へ進み、#15において例えば外気冷房
可能の画像表示をリモコン装置9の画像表示手段12に
表示する処理を行ない#11へ戻る。
に、制御回路8は図6に示すような制御動作を行なう。
即ち、図6における#11でリモコン装置9で設定され
た運転モードが冷房モードかどうかを判定する。冷房モ
ードであったら#12に進み、#12においてリモコン
装置9で設定された設定温度Tと室内温度t2とを比較
し、t2>Tの条件を満たしているかどうかを判定す
る。#12でt2>Tの条件を満たしていなければ、#
13へ進み画像表示手段12への表示をしない処理を行
ない#11へ戻る。#12でt2>Tの条件を満たして
いれば、#14で室外温度t1と設定温度Tとを比較
し、t1<Tの条件を満たしているかどうかを判定す
る。#14でt1<Tの条件を満たしていなければ、#
13へ進み画像表示手段12への表示をしない処理を行
ない#11へ戻る。#14でt1<Tの条件を満たして
いれば、#15へ進み、#15において例えば外気冷房
可能の画像表示をリモコン装置9の画像表示手段12に
表示する処理を行ない#11へ戻る。
【0023】#11で冷房モードでなかったら、#16
において暖房モードかどうかを判定する。暖房モードで
ないときは#13の処理に進み、暖房モードであったら
#17に進み、#17においてリモコン装置9で設定さ
れた設定温度Tと室内温度t2とを比較し、t2<Tの
条件を満たしているかどうかを判定する。#17でt2
<Tの条件を満たしていなければ、#13へ進み画像表
示手段12への表示をしない処理を行ない#11へ戻
る。#17でt2<Tの条件を満たしていれば、#18
で室外温度t1と設定温度Tとを比較し、t1>Tの条
件を満たしているかどうかを判定する。#18でt1>
Tの条件を満たしていなければ、#13へ進み画像表示
手段12への表示をしない処理を行ない#11へ戻る。
#18でt1>Tの条件を満たしていれば、#19へ進
み#19において、例えば外気暖房可能の画像表示をリ
モコン装置9の画像表示手段12に表示する処理を行な
い#11へ戻る。
において暖房モードかどうかを判定する。暖房モードで
ないときは#13の処理に進み、暖房モードであったら
#17に進み、#17においてリモコン装置9で設定さ
れた設定温度Tと室内温度t2とを比較し、t2<Tの
条件を満たしているかどうかを判定する。#17でt2
<Tの条件を満たしていなければ、#13へ進み画像表
示手段12への表示をしない処理を行ない#11へ戻
る。#17でt2<Tの条件を満たしていれば、#18
で室外温度t1と設定温度Tとを比較し、t1>Tの条
件を満たしているかどうかを判定する。#18でt1>
Tの条件を満たしていなければ、#13へ進み画像表示
手段12への表示をしない処理を行ない#11へ戻る。
#18でt1>Tの条件を満たしていれば、#19へ進
み#19において、例えば外気暖房可能の画像表示をリ
モコン装置9の画像表示手段12に表示する処理を行な
い#11へ戻る。
【0024】これにより、利用者は冷房運転時には外気
の導入による外気冷房が可能かどうかが容易にわかり、
暖房運転時には外気の導入による外気暖房が可能かどう
かが容易にわかる。即ち、画像表示手段12での画像表
示に従って、例えば窓を開けて自然換気を行なうことに
より、外気冷房効果や外気暖房効果が得られ、省エネル
ギー効果が得られる。また、当該空調換気装置の運転を
抑えたり、停止させたりする選択も可能となり、冷暖房
時の省エネルギー効果が期待できる。
の導入による外気冷房が可能かどうかが容易にわかり、
暖房運転時には外気の導入による外気暖房が可能かどう
かが容易にわかる。即ち、画像表示手段12での画像表
示に従って、例えば窓を開けて自然換気を行なうことに
より、外気冷房効果や外気暖房効果が得られ、省エネル
ギー効果が得られる。また、当該空調換気装置の運転を
抑えたり、停止させたりする選択も可能となり、冷暖房
時の省エネルギー効果が期待できる。
【0025】
【発明の効果】以上実施の形態での説明からも明らかな
ように、請求項1及び請求項2の発明によれば、外気を
そのまま室内に導入した方がむしろ快適な室内雰囲気が
得られることを使用者に、分り易く知らせることができ
る画像表示機能を備えた空調換気装置が得られる。
ように、請求項1及び請求項2の発明によれば、外気を
そのまま室内に導入した方がむしろ快適な室内雰囲気が
得られることを使用者に、分り易く知らせることができ
る画像表示機能を備えた空調換気装置が得られる。
【0026】請求項3の発明によれば、請求項2に係る
前記効果とともに、外気をそのまま導入しない方が良い
ことを使用者に分り易く知らせることができる画像表示
機能を備えた空調換気装置が得られる。
前記効果とともに、外気をそのまま導入しない方が良い
ことを使用者に分り易く知らせることができる画像表示
機能を備えた空調換気装置が得られる。
【0027】請求項4及び請求項5の発明によれば、外
気をそのまま室内に導入した方がむしろ快適な室内雰囲
気が得られることを使用者に、分り易く知らせることが
できる画像表示機能を備えた冷暖房のできる空調換気装
置が得られる。
気をそのまま室内に導入した方がむしろ快適な室内雰囲
気が得られることを使用者に、分り易く知らせることが
できる画像表示機能を備えた冷暖房のできる空調換気装
置が得られる。
【0028】請求項6の発明によれば、請求項1〜請求
項5までのいずれかに係る前記効果とともに画像表示部
分が見易く装置の使い勝手が向上する。
項5までのいずれかに係る前記効果とともに画像表示部
分が見易く装置の使い勝手が向上する。
【図1】 実施の形態1の空調換気装置を示す構成図で
ある。
ある。
【図2】 実施の形態1の空調換気装置のリモコン装置
の構成図である。
の構成図である。
【図3】 実施の形態1の空調換気装置の制御回路の動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図4】 実施の形態2の空調換気装置を示す構成図で
ある。
ある。
【図5】 実施の形態2の空調換気装置のリモコン装置
の構成図である。
の構成図である。
【図6】 実施の形態2の空調換気装置の制御回路の動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図7】 従来の空調換気装置を示す構成図である。
1 熱交換器、 2 給気ファン、 3 給気通風路、
4 排気ファン、5 排気通風路、 6 バイパス通
風路、 7 切換ダンパ、 8 制御回路、9 リモコ
ン装置、 12 画像表示手段、 13 室内温度検知
手段、 14 室外温度検知手段、 15 熱交換手
段、 16 運転切換ボタン、 17温度設定ボタン。
4 排気ファン、5 排気通風路、 6 バイパス通
風路、 7 切換ダンパ、 8 制御回路、9 リモコ
ン装置、 12 画像表示手段、 13 室内温度検知
手段、 14 室外温度検知手段、 15 熱交換手
段、 16 運転切換ボタン、 17温度設定ボタン。
Claims (6)
- 【請求項1】 室内の空気を吸込み内蔵した熱交換器の
一方の流体通路を通じて室外へ排気し、室外の空気を吸
込み同熱交換器の他方の流体通路を通じて室内へ給気す
る熱交換換気運転を行ないうる空調換気装置に対して、
前記熱交換器を通過する以前の室内の空気の吸込み温度
を検出する室内温度検知手段と、前記熱交換器を通過す
る以前の室外の空気の吸込み温度を検出する室外温度検
知手段と、運転を制御する制御手段と、画像表示手段と
を設け、前記室内温度検知手段と室外温度検知手段との
出力を前記制御手段に入力し、前記室内温度検知手段と
室外温度検知手段との検知温度が熱交換換気運転をする
必要のない条件を満たした場合には、その制御手段によ
り前記画像表示手段に熱交換換気運転する必要のない旨
を画像により表示するようにした空調換気装置。 - 【請求項2】 室内の空気を吸込み内蔵した熱交換器の
一方の流体通路を通じて室外へ排気し、室外の空気を吸
込み同熱交換器の他方の流体通路を通じて室内へ給気す
る熱交換換気運転と、前記熱交換器を迂回するバイパス
通風路の開放により熱交換器を通さずに室内の空気を排
気する普通換気運転とを行ない得る空調換気装置に対し
て、前記熱交換器を通過する以前の室内の空気の吸込み
温度を検出する室内温度検知手段と、前記熱交換器を通
過する以前の室外の空気の吸込み温度を検出する室外温
度検知手段と、運転を制御する制御手段と、画像表示手
段とを設け、前記室内温度検知手段と室外温度検知手段
との出力を前記制御手段に入力し、熱交換換気運転中
に、前記室内温度検知手段と室外温度検知手段との検知
温度が熱交換換気運転をする必要のない条件を満たした
場合には、その制御手段により前記画像表示手段に熱交
換換気運転する必要のない旨を画像により表示するよう
にした空調換気装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の空調換気装置であっ
て、普通換気運転中に熱交換換気をする必要が有る条件
を満たした場合には、制御手段により画像表示手段に熱
交換換気運転する必要の有る旨を画像により表示するよ
うにした空調換気装置。 - 【請求項4】 室内の空気を吸込み内蔵した熱交換器の
一方の流体通路を通じて室外へ排気し、室外の空気を吸
込み同熱交換器の他方の流体通路を通じて室内へ給気す
る熱交換換気運転と、前記熱交換器を通過した後の室外
の空気を熱交換手段により冷却又は加熱して設定温度に
応じた給気を行なう空調換気運転とを行ないうる空調換
気装置に対して、前記熱交換器を通過する以前の室内の
空気の吸込み温度を検出する室内温度検知手段と、前記
熱交換器を通過する以前の室外の空気の吸込み温度を検
出する室外温度検知手段と、運転を制御する制御手段
と、画像表示手段とを設け、前記室内温度検知手段と室
外温度検知手段の出力と、前記設定温度とを前記制御手
段にそれぞれ入力し、空調換気運転時には前記室内温度
検知手段と前記室外温度検知手段との検知温度と前記設
定温度との比較により空調換気運転をする必要のない条
件を満たした場合には、その制御手段により前記画像表
示手段に空調換気運転する必要のない旨を画像により表
示するようにした空調換気装置。 - 【請求項5】 室内の空気を吸込み内蔵した熱交換器の
一方の流体通路を通じて室外へ排気し、室外の空気を吸
込み同熱交換器の他方の流体通路を通じて室内へ給気す
る熱交換換気運転と、前記熱交換器を通過した後の室外
の空気を熱交換手段により冷却又は加熱して設定温度に
応じた給気を行なう空調換気運転とを行ないうる空調換
気装置に対して、前記熱交換器を通過する以前の室内の
空気の吸込み温度を検出する室内温度検知手段と、前記
熱交換器を通過する以前の室外の空気の吸込み温度を検
出する室外温度検知手段と、運転を制御する制御手段
と、画像表示手段とを設け、前記室内温度検知手段と室
外温度検知手段の出力と、前記設定温度とを前記制御手
段にそれぞれ入力し、空調換気運転時には前記室内温度
検知手段と前記室外温度検知手段の検知温度と前記設定
温度との比較により空調換気運転をする必要のない条件
を満たした場合には、その制御手段により前記画像表示
手段に空調換気運転する必要のない旨を画像により表示
するようにし、熱交換換気運転時には前記室内温度検知
手段と室外温度検知手段との検知温度が熱交換換気運転
する必要のない条件を満たした場合には、その制御手段
により前記画像表示手段に熱交換換気運転の必要のない
旨を画像により表示するようにした空調換気装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5までのいずれかに記
載の空調換気装置であって、制御手段に接続された遠隔
操作するためのリモコン装置に画像表示手段を設けた空
調換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10032916A JPH11230600A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 空調換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10032916A JPH11230600A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 空調換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11230600A true JPH11230600A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12372232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10032916A Pending JPH11230600A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 空調換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11230600A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7231967B2 (en) | 1994-01-31 | 2007-06-19 | Building Performance Equipment, Inc. | Ventilator system and method |
WO2010016100A1 (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-11 | ダイキン工業株式会社 | 空調制御装置、空調制御システム及び空調制御方法 |
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JP2015064129A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 鹿島建設株式会社 | 空調方法及び当該空調方法において使用する空調システム |
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-
1998
- 1998-02-16 JP JP10032916A patent/JPH11230600A/ja active Pending
Cited By (13)
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US11181285B2 (en) | 2017-04-10 | 2021-11-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioning ventilation device, air conditioning system, and control method |
WO2018189925A1 (ja) * | 2017-04-11 | 2018-10-18 | シャープ株式会社 | 空気調和機およびその制御方法、並びに制御プログラム |
CN110506185A (zh) * | 2017-04-11 | 2019-11-26 | 夏普株式会社 | 空气调和机及其控制方法、及控制程序 |
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