JPH11222127A - 車両の座席装置 - Google Patents
車両の座席装置Info
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- JPH11222127A JPH11222127A JP2308198A JP2308198A JPH11222127A JP H11222127 A JPH11222127 A JP H11222127A JP 2308198 A JP2308198 A JP 2308198A JP 2308198 A JP2308198 A JP 2308198A JP H11222127 A JPH11222127 A JP H11222127A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】座席の方向転換操作がし易くなるとともに、軽
量あるいは、コストの低減をすることができる車両の座
席装置を提供する。 【解決手段】一つの布団部材30を二つのフレーム(長
フレーム21および短フレーム25)によりそれぞれ支
持した構造であるため、長フレーム21および短フレー
ム25の各々の剛性を必要以上に高くしないで、長フレ
ーム21等の材料厚を厚くしないで済み、長フレーム2
1等を軽量にすることができ、座席20の方向転換作業
を容易に行うことができる。
量あるいは、コストの低減をすることができる車両の座
席装置を提供する。 【解決手段】一つの布団部材30を二つのフレーム(長
フレーム21および短フレーム25)によりそれぞれ支
持した構造であるため、長フレーム21および短フレー
ム25の各々の剛性を必要以上に高くしないで、長フレ
ーム21等の材料厚を厚くしないで済み、長フレーム2
1等を軽量にすることができ、座席20の方向転換作業
を容易に行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座席の方向を転換
可能なように台座に支持される車両の座席装置に関す
る。
可能なように台座に支持される車両の座席装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両の座席装置としては、例え
ば、車両のフロアに台座を介して座部布団が固定され、
台座に背ずりの背フレームが揺動可能に支持され、背フ
レームには背パネルが固設され、背パネルの前面および
後面に一対の背ずり布団がそれぞれ固設されている。終
着駅などで車両の進行方向が変わり、車両の進行方向に
応じて座席の方向転換を行うために、または、座席同志
を向かい合わせにするために、背フレームを揺動させ
て、背ずりの前面あるいは後面を表側として、表側にな
る方の背ずり布団を用いるようにしたものが一般的であ
る。
ば、車両のフロアに台座を介して座部布団が固定され、
台座に背ずりの背フレームが揺動可能に支持され、背フ
レームには背パネルが固設され、背パネルの前面および
後面に一対の背ずり布団がそれぞれ固設されている。終
着駅などで車両の進行方向が変わり、車両の進行方向に
応じて座席の方向転換を行うために、または、座席同志
を向かい合わせにするために、背フレームを揺動させ
て、背ずりの前面あるいは後面を表側として、表側にな
る方の背ずり布団を用いるようにしたものが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両の座席装置では、一対の背ずり布団を設
ける必要があり、また、一対の背ずり布団が固設される
背フレームは、背フレーム自体や背パネルの剛性面を高
くする必要があることから、背フレームや背パネルの材
料厚が厚くなって、背ずりの重量が嵩み、背ずりの重み
から座席の方向転換操作がし難いとともに、座席装置の
軽量あるいは、コストの低減をする上で支障になるとい
う問題点があった。
うな従来の車両の座席装置では、一対の背ずり布団を設
ける必要があり、また、一対の背ずり布団が固設される
背フレームは、背フレーム自体や背パネルの剛性面を高
くする必要があることから、背フレームや背パネルの材
料厚が厚くなって、背ずりの重量が嵩み、背ずりの重み
から座席の方向転換操作がし難いとともに、座席装置の
軽量あるいは、コストの低減をする上で支障になるとい
う問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、座席の方向転換操作がし易くなる
とともに、座席装置の軽量あるいは、コストの低減をす
ることができる車両の座席装置を提供することを目的と
している。
してなされたもので、座席の方向転換操作がし易くなる
とともに、座席装置の軽量あるいは、コストの低減をす
ることができる車両の座席装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]座席(20)の方向を転換可能なように台座(1
2)に支持される車両の座席装置(10)において、前
記座席(20)は、長フレーム(21)、短フレーム
(25)および布団部材(30)を有し、前記長フレー
ム(21)は、前傾姿勢と後傾姿勢とに前後方向に揺動
可能に前記台座(12)に支持されており、前記短フレ
ーム(25)は、前傾姿勢と後傾姿勢とに前後方向に揺
動可能に前記台座(12)に支持されており、前記布団
部材(30)は、前記長フレーム(21)の上端部と前
記短フレーム(25)の上端部とを連接していて、前記
長フレーム(21)または前記短フレーム(25)の一
方のフレームが他方のフレームに対して前後方向で交差
して、前記一方のフレームが前傾姿勢に前記他方のフレ
ームが後傾姿勢にそれぞれ揺動した際に、着座姿勢に展
開して前記布団部材(30)の両面が着座面にそれぞれ
成ることを特徴とする車両の座席装置(10)。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]座席(20)の方向を転換可能なように台座(1
2)に支持される車両の座席装置(10)において、前
記座席(20)は、長フレーム(21)、短フレーム
(25)および布団部材(30)を有し、前記長フレー
ム(21)は、前傾姿勢と後傾姿勢とに前後方向に揺動
可能に前記台座(12)に支持されており、前記短フレ
ーム(25)は、前傾姿勢と後傾姿勢とに前後方向に揺
動可能に前記台座(12)に支持されており、前記布団
部材(30)は、前記長フレーム(21)の上端部と前
記短フレーム(25)の上端部とを連接していて、前記
長フレーム(21)または前記短フレーム(25)の一
方のフレームが他方のフレームに対して前後方向で交差
して、前記一方のフレームが前傾姿勢に前記他方のフレ
ームが後傾姿勢にそれぞれ揺動した際に、着座姿勢に展
開して前記布団部材(30)の両面が着座面にそれぞれ
成ることを特徴とする車両の座席装置(10)。
【0006】[2]座席(20)の方向を転換可能なよ
うに台座(12)に支持される車両の座席装置(10)
において、前記座席(20)は、長フレーム(21)、
短フレーム(25)、布団部材(30)および、連動機
構(40)を有し、前記長フレーム(21)は、前傾姿
勢と後傾姿勢とに前後方向に揺動可能に前記台座(1
2)に支持されており、前記短フレーム(25)は、前
傾姿勢と後傾姿勢とに前後方向に揺動可能に前記台座
(12)に支持されており、前記布団部材(30)は、
前記長フレーム(21)の上端部と前記短フレーム(2
5)の上端部とを連接していて、前記長フレーム(2
1)または前記短フレーム(25)の一方のフレームが
他方のフレームに対して前後方向で交差して、前記一方
のフレームが前傾姿勢に前記他方のフレームが後傾姿勢
にそれぞれ揺動した際に、着座姿勢に展開して前記布団
部材(30)の両面が着座面にそれぞれ成り、前記連動
機構(40)は、前記一方のフレームを前記他方のフレ
ームに連動させることを特徴とする車両の座席装置(1
0)。
うに台座(12)に支持される車両の座席装置(10)
において、前記座席(20)は、長フレーム(21)、
短フレーム(25)、布団部材(30)および、連動機
構(40)を有し、前記長フレーム(21)は、前傾姿
勢と後傾姿勢とに前後方向に揺動可能に前記台座(1
2)に支持されており、前記短フレーム(25)は、前
傾姿勢と後傾姿勢とに前後方向に揺動可能に前記台座
(12)に支持されており、前記布団部材(30)は、
前記長フレーム(21)の上端部と前記短フレーム(2
5)の上端部とを連接していて、前記長フレーム(2
1)または前記短フレーム(25)の一方のフレームが
他方のフレームに対して前後方向で交差して、前記一方
のフレームが前傾姿勢に前記他方のフレームが後傾姿勢
にそれぞれ揺動した際に、着座姿勢に展開して前記布団
部材(30)の両面が着座面にそれぞれ成り、前記連動
機構(40)は、前記一方のフレームを前記他方のフレ
ームに連動させることを特徴とする車両の座席装置(1
0)。
【0007】[3]前記連動機構(40)は、一対の枢
軸(41)および、連結軸(42)を有し、前記一対の
枢軸(41)は、上下方向に離れて前記台座(12)に
それぞれ配置されており、前記上方の枢軸(41)は、
前記長フレーム(21)または前記短フレーム(25)
の一方のフレームの下端部を揺動可能に支持し、前記下
方の枢軸(41)は、前記長フレーム(21)または前
記短フレーム(25)の他方のフレームの下端部を揺動
可能に支持し、前記連結軸(42)は、前記上方の枢軸
(41)の位置からさらに下方に延びる前記一方のフレ
ームの延出部(22)と、前記他方のフレームの下端部
とを相互に回動可能に連結することを特徴とする[2]
に記載の車両の座席装置(10)。
軸(41)および、連結軸(42)を有し、前記一対の
枢軸(41)は、上下方向に離れて前記台座(12)に
それぞれ配置されており、前記上方の枢軸(41)は、
前記長フレーム(21)または前記短フレーム(25)
の一方のフレームの下端部を揺動可能に支持し、前記下
方の枢軸(41)は、前記長フレーム(21)または前
記短フレーム(25)の他方のフレームの下端部を揺動
可能に支持し、前記連結軸(42)は、前記上方の枢軸
(41)の位置からさらに下方に延びる前記一方のフレ
ームの延出部(22)と、前記他方のフレームの下端部
とを相互に回動可能に連結することを特徴とする[2]
に記載の車両の座席装置(10)。
【0008】[4]前記布団部材(30)は、クッショ
ン体(133)および一対の表皮部材(134)を有
し、前記クッション体(133)は、前記布団部材(3
0)の所定箇所に配置されており、前記一対の表皮部材
(134)は、前記クッション体(133)をその表裏
方向から挟んでいることを特徴とする[1]、[2]、
または[3]に記載の車両の座席装置(10)。
ン体(133)および一対の表皮部材(134)を有
し、前記クッション体(133)は、前記布団部材(3
0)の所定箇所に配置されており、前記一対の表皮部材
(134)は、前記クッション体(133)をその表裏
方向から挟んでいることを特徴とする[1]、[2]、
または[3]に記載の車両の座席装置(10)。
【0009】[5]前記車両の座席装置(10)は、座
クッション(15)を有し、前記座クッション(15)
は、前記台座(12)に固設されていて、前記布団部材
(30)に下方から沿うように形成されていることを特
徴とする[1]、[2]、[3]または[4]に記載の
車両の座席装置(10)。
クッション(15)を有し、前記座クッション(15)
は、前記台座(12)に固設されていて、前記布団部材
(30)に下方から沿うように形成されていることを特
徴とする[1]、[2]、[3]または[4]に記載の
車両の座席装置(10)。
【0010】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。本発明の一つの構成では、長フレーム
(21)または短フレーム(25)の一方のフレームが
前傾姿勢にあり、他方のフレームが後傾姿勢にある。布
団部材(30)は、長フレーム(21)の上端部と短フ
レーム(25)の上端部とを連接していて、着座姿勢に
展開されている。このように着座姿勢に展開された布団
部材(30)の表面の着座面に着座すると、着座者の体
重は、布団部材(30)の両端縁をそれぞれ支持する長
フレーム(21)の上端部および短フレーム(25)の
上端部によって支えられる。
ついて説明する。本発明の一つの構成では、長フレーム
(21)または短フレーム(25)の一方のフレームが
前傾姿勢にあり、他方のフレームが後傾姿勢にある。布
団部材(30)は、長フレーム(21)の上端部と短フ
レーム(25)の上端部とを連接していて、着座姿勢に
展開されている。このように着座姿勢に展開された布団
部材(30)の表面の着座面に着座すると、着座者の体
重は、布団部材(30)の両端縁をそれぞれ支持する長
フレーム(21)の上端部および短フレーム(25)の
上端部によって支えられる。
【0011】座席(20)を方向転換するには、前傾姿
勢にある長フレーム(21)または前記短フレーム(2
5)の一方のフレームを、後傾姿勢にある他方のフレー
ムに対して前後方向で交差させればよい。それにより、
一方のフレームが後傾姿勢に揺動し、他方のフレームが
前傾姿勢に揺動し、布団部材(30)が裏返しになり、
座席(20)の方向転換後に表面となった着座面に同様
に着座することができる。
勢にある長フレーム(21)または前記短フレーム(2
5)の一方のフレームを、後傾姿勢にある他方のフレー
ムに対して前後方向で交差させればよい。それにより、
一方のフレームが後傾姿勢に揺動し、他方のフレームが
前傾姿勢に揺動し、布団部材(30)が裏返しになり、
座席(20)の方向転換後に表面となった着座面に同様
に着座することができる。
【0012】一つの布団部材(30)を二つのフレーム
(長フレーム(21)および短フレーム(25))によ
りそれぞれ支持した構造であるため、長フレーム(2
1)および短フレーム(25)の各々の剛性を必要以上
に高くしないで、長フレーム(21)等の材料厚を厚く
しないで済み、背ずりを軽量にすることができ、座席
(20)の方向転換作業を容易に行うことができる。
(長フレーム(21)および短フレーム(25))によ
りそれぞれ支持した構造であるため、長フレーム(2
1)および短フレーム(25)の各々の剛性を必要以上
に高くしないで、長フレーム(21)等の材料厚を厚く
しないで済み、背ずりを軽量にすることができ、座席
(20)の方向転換作業を容易に行うことができる。
【0013】また、本発明の別の構成では、座席(2
0)を方向転換すべく、前傾姿勢にある長フレーム(2
1)または前記短フレーム(25)の一方のフレームを
後傾姿勢に揺動させると、後傾姿勢にある他方のフレー
ムが一方のフレームに連動し、長フレーム(21)およ
び前記短フレーム(25)が相互に前後方向で交差し、
一方のフレームが後傾姿勢に揺動し、他方のフレームが
前傾姿勢に揺動する。それにより、布団部材(30)が
裏返しになり、座席(20)の方向転換後に表面となっ
た着座面に着座することができる。
0)を方向転換すべく、前傾姿勢にある長フレーム(2
1)または前記短フレーム(25)の一方のフレームを
後傾姿勢に揺動させると、後傾姿勢にある他方のフレー
ムが一方のフレームに連動し、長フレーム(21)およ
び前記短フレーム(25)が相互に前後方向で交差し、
一方のフレームが後傾姿勢に揺動し、他方のフレームが
前傾姿勢に揺動する。それにより、布団部材(30)が
裏返しになり、座席(20)の方向転換後に表面となっ
た着座面に着座することができる。
【0014】このように、一方のフレームを揺動操作す
れば、他方のフレームが自動的に連動するので、長フレ
ーム(21)および前記短フレーム(25)をそれぞれ
揺動操作する必要がなく、場合によっては片手で座席
(20)の方向転換操作を楽に行うことができる。
れば、他方のフレームが自動的に連動するので、長フレ
ーム(21)および前記短フレーム(25)をそれぞれ
揺動操作する必要がなく、場合によっては片手で座席
(20)の方向転換操作を楽に行うことができる。
【0015】さらに、本発明の別の構成では、座席(2
0)を方向転換すべく、前傾姿勢にある長フレーム(2
1)または前記短フレーム(25)の一方のフレームを
後傾姿勢に揺動させると、一方のフレームの延出部(2
2)が他方のフレームの下端部を押し引きして、他方の
フレームが連動して、後傾姿勢から前傾姿勢に揺動す
る。それにより、布団部材(30)が裏返しになり、座
席(20)の方向転換後に表面となった着座面に着座す
ることができる。
0)を方向転換すべく、前傾姿勢にある長フレーム(2
1)または前記短フレーム(25)の一方のフレームを
後傾姿勢に揺動させると、一方のフレームの延出部(2
2)が他方のフレームの下端部を押し引きして、他方の
フレームが連動して、後傾姿勢から前傾姿勢に揺動す
る。それにより、布団部材(30)が裏返しになり、座
席(20)の方向転換後に表面となった着座面に着座す
ることができる。
【0016】一方のフレームに他方のフレームを連動さ
せるために特別な部品を用いないで済み、座席装置(1
0)の構成が簡易になって、座席装置(10)の軽量や
コストの低減を図ることができる。
せるために特別な部品を用いないで済み、座席装置(1
0)の構成が簡易になって、座席装置(10)の軽量や
コストの低減を図ることができる。
【0017】さらに、本発明の別の構成では、布団部材
(30)が着座姿勢に展開しているとき、布団部材(3
0)の所定箇所、例えば、座部および背ずり部にはそれ
ぞれクッション体(133)が設けられているので、ク
ッション体(133)が着座者の例えば腰椎を適当な弾
撥力で押し返して、座り心地を良くすることができる。
(30)が着座姿勢に展開しているとき、布団部材(3
0)の所定箇所、例えば、座部および背ずり部にはそれ
ぞれクッション体(133)が設けられているので、ク
ッション体(133)が着座者の例えば腰椎を適当な弾
撥力で押し返して、座り心地を良くすることができる。
【0018】さらに、本発明の別の構成では、着座姿勢
に展開された布団部材(30)に着座すると、着座者の
体重により、布団部材(30)の着座面は沈んでいく
が、着座面が沈んでいく先に座クッション(15)が配
置されているので、座クッション(15)が着座者の大
腿部などを適当な弾撥力で押し返して、着座感を良くす
ることができる。
に展開された布団部材(30)に着座すると、着座者の
体重により、布団部材(30)の着座面は沈んでいく
が、着座面が沈んでいく先に座クッション(15)が配
置されているので、座クッション(15)が着座者の大
腿部などを適当な弾撥力で押し返して、着座感を良くす
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
実施の形態を説明する。図1は本発明の第1実施の形態
に係る座席装置を示している。図2〜図5は、同じく座
席装置の動作状態を示している。車両のフロアに台座1
2を介して、座席装置10が列状に並べられている。各
座席装置10の座席20は、方向転換可能なように台座
12に支持されている。台座12には、その座面に座ク
ッション15が固着され、その両側部に一対の肘掛け部
材16が固設されている。
実施の形態を説明する。図1は本発明の第1実施の形態
に係る座席装置を示している。図2〜図5は、同じく座
席装置の動作状態を示している。車両のフロアに台座1
2を介して、座席装置10が列状に並べられている。各
座席装置10の座席20は、方向転換可能なように台座
12に支持されている。台座12には、その座面に座ク
ッション15が固着され、その両側部に一対の肘掛け部
材16が固設されている。
【0020】座席20は、長フレーム21、短フレーム
25、布団部材30および、連動機構40を有してい
る。長フレーム21は、パイプ部材を逆U字形に曲げて
成形されている。
25、布団部材30および、連動機構40を有してい
る。長フレーム21は、パイプ部材を逆U字形に曲げて
成形されている。
【0021】長フレーム21の両側パイプの下端部23
が枢軸41により台座12に回動可能に支持されてい
る。枢軸41が、長フレーム21を図5に示す前傾姿勢
と、図1に示す後傾姿勢とに前後方向に揺動可能に支持
している。長フレーム21はストッパ(図示省略)によ
って各姿勢に拘束される。
が枢軸41により台座12に回動可能に支持されてい
る。枢軸41が、長フレーム21を図5に示す前傾姿勢
と、図1に示す後傾姿勢とに前後方向に揺動可能に支持
している。長フレーム21はストッパ(図示省略)によ
って各姿勢に拘束される。
【0022】短フレーム25は、同じく、パイプ部材を
逆U字形に曲げて成形されている。短フレーム25の両
側パイプの下端部27が枢軸41により台座12に回動
可能に支持されている。枢軸41が、短フレーム25を
図1に示す前傾姿勢と図5に示す後傾姿勢とに前後方向
に揺動可能に支持している。同じく、短フレーム25は
ストッパ(図示省略)によって各姿勢に拘束される。ま
た、前述した二つの枢軸41は、上下方向に離れて位置
している。
逆U字形に曲げて成形されている。短フレーム25の両
側パイプの下端部27が枢軸41により台座12に回動
可能に支持されている。枢軸41が、短フレーム25を
図1に示す前傾姿勢と図5に示す後傾姿勢とに前後方向
に揺動可能に支持している。同じく、短フレーム25は
ストッパ(図示省略)によって各姿勢に拘束される。ま
た、前述した二つの枢軸41は、上下方向に離れて位置
している。
【0023】図示しないが、短フレーム25の両側パイ
プは、長フレーム21の両側パイプの内側に位置してい
る。それにより、長フレーム21と短フレーム25とは
前後方向で相互に交差可能に構成されている。
プは、長フレーム21の両側パイプの内側に位置してい
る。それにより、長フレーム21と短フレーム25とは
前後方向で相互に交差可能に構成されている。
【0024】長フレーム21の上部パイプである上端部
24並びに、短フレーム25の上部パイプである上端部
28には緩衝用のパッド部材35がそれぞれ巻き回され
ている。
24並びに、短フレーム25の上部パイプである上端部
28には緩衝用のパッド部材35がそれぞれ巻き回され
ている。
【0025】布団部材30は一枚のキャンバスにより帯
形状に成形されていて、布団部材30の一端部31が長
フレーム21の上端部24にパッド部材35を介して巻
き付けられ、布団部材30の他端部32が短フレーム2
5の上端部28にパッド部材35を介して巻き付けられ
ている。布団部材30はその両面に表裏がなく、共に着
座面にそれぞれ成っている。後述するように、布団部材
30は二枚のキャンバスで、クッション体を挟むように
しても良い。
形状に成形されていて、布団部材30の一端部31が長
フレーム21の上端部24にパッド部材35を介して巻
き付けられ、布団部材30の他端部32が短フレーム2
5の上端部28にパッド部材35を介して巻き付けられ
ている。布団部材30はその両面に表裏がなく、共に着
座面にそれぞれ成っている。後述するように、布団部材
30は二枚のキャンバスで、クッション体を挟むように
しても良い。
【0026】連動機構40は、長フレーム21と短フレ
ーム25とを相互に連動させるものである。連動機構4
0は、前述した二つの枢軸41および、連結軸42を有
している。連結軸42は短フレーム25の下端部27に
固着されている。長フレーム21の両側パイプには、上
方の枢軸41の位置からさらに下方に延出部22が延び
ていて、延出部22に穿設された長孔に連結軸42が嵌
合している。
ーム25とを相互に連動させるものである。連動機構4
0は、前述した二つの枢軸41および、連結軸42を有
している。連結軸42は短フレーム25の下端部27に
固着されている。長フレーム21の両側パイプには、上
方の枢軸41の位置からさらに下方に延出部22が延び
ていて、延出部22に穿設された長孔に連結軸42が嵌
合している。
【0027】前述した構成によれば、長フレーム21と
短フレーム25とを相互に連動させるための連動機構4
0として、単に枢軸41や連結軸42を用い、特別な部
品を用いないので、連動機構40の構成、しいては座席
装置10の構成を簡易にすることができる。
短フレーム25とを相互に連動させるための連動機構4
0として、単に枢軸41や連結軸42を用い、特別な部
品を用いないので、連動機構40の構成、しいては座席
装置10の構成を簡易にすることができる。
【0028】図1に示すように、長フレーム21が後傾
姿勢にある一方、短フレーム25が前傾姿勢にある。こ
のとき、帯形状の布団部材30は、長フレーム21の上
端部24と短フレーム25の上端部28とを連接してい
て、着座姿勢に展開されている。また、このとき、布団
部材30の表面が着座面になっている。着座姿勢に展開
された布団部材30の着座面に着座すると、着座者の体
重は、布団部材30の一端部31および他端部32をそ
れぞれ支持する長フレーム21の上端部24および短フ
レーム25の上端部28によって支えられる。
姿勢にある一方、短フレーム25が前傾姿勢にある。こ
のとき、帯形状の布団部材30は、長フレーム21の上
端部24と短フレーム25の上端部28とを連接してい
て、着座姿勢に展開されている。また、このとき、布団
部材30の表面が着座面になっている。着座姿勢に展開
された布団部材30の着座面に着座すると、着座者の体
重は、布団部材30の一端部31および他端部32をそ
れぞれ支持する長フレーム21の上端部24および短フ
レーム25の上端部28によって支えられる。
【0029】また、着座姿勢に展開された布団部材30
に着座すると、着座者の体重により、布団部材30の着
座面は沈んでいくが、着座面が沈んでいく先に座クッシ
ョン15が配置されているので、座クッション15が着
座者の大腿部などを適当な弾撥力で押し返して、着座感
を良くすることができる。
に着座すると、着座者の体重により、布団部材30の着
座面は沈んでいくが、着座面が沈んでいく先に座クッシ
ョン15が配置されているので、座クッション15が着
座者の大腿部などを適当な弾撥力で押し返して、着座感
を良くすることができる。
【0030】布団部材30にかかる着座者の体重を二つ
のフレーム(長フレーム21および短フレーム25)に
より協調して支持し、また、帯形状の布団部材30自体
も軽量になっているので、長フレーム21および短フレ
ーム25の各々の剛性を高くする必要がなく、長フレー
ム21等の材料厚を薄くでき、長フレーム21などを全
体的に軽量にすることができ、座席20の方向転換作業
を容易に行うことができる。
のフレーム(長フレーム21および短フレーム25)に
より協調して支持し、また、帯形状の布団部材30自体
も軽量になっているので、長フレーム21および短フレ
ーム25の各々の剛性を高くする必要がなく、長フレー
ム21等の材料厚を薄くでき、長フレーム21などを全
体的に軽量にすることができ、座席20の方向転換作業
を容易に行うことができる。
【0031】座席20を方向転換すべく、後傾姿勢にあ
る長フレーム21を前傾姿勢へ揺動させると、長フレー
ム21の延出部22が短フレーム25の下端部27を押
し引きして、短フレーム25が連動して、前傾姿勢から
後傾姿勢へ揺動する。
る長フレーム21を前傾姿勢へ揺動させると、長フレー
ム21の延出部22が短フレーム25の下端部27を押
し引きして、短フレーム25が連動して、前傾姿勢から
後傾姿勢へ揺動する。
【0032】このとき、短フレーム25の両側パイプ
は、長フレーム21の両側パイプの内側に位置している
ので、長フレーム21および前記短フレーム25が相互
に干渉することなく、前後方向で交差する(図2〜図
4)。
は、長フレーム21の両側パイプの内側に位置している
ので、長フレーム21および前記短フレーム25が相互
に干渉することなく、前後方向で交差する(図2〜図
4)。
【0033】図5に示すように、長フレーム21がスト
ッパ(図示省略)によって前傾姿勢に拘束されると、短
フレーム25がストッパ(図示省略)によって後傾姿勢
に拘束される。それにより、布団部材30が図1に示す
状態に対して裏返しになり、布団部材30の新たに表面
となった着座面に着座することができる。
ッパ(図示省略)によって前傾姿勢に拘束されると、短
フレーム25がストッパ(図示省略)によって後傾姿勢
に拘束される。それにより、布団部材30が図1に示す
状態に対して裏返しになり、布団部材30の新たに表面
となった着座面に着座することができる。
【0034】このように、長フレーム21を揺動操作す
れば、短フレーム25が自動的に連動するので、長フレ
ーム21および前記短フレーム25を別個に揺動操作す
る必要がない。一方、短フレーム25を揺動操作して、
短フレーム25に長フレーム21を連動させることも可
能である。
れば、短フレーム25が自動的に連動するので、長フレ
ーム21および前記短フレーム25を別個に揺動操作す
る必要がない。一方、短フレーム25を揺動操作して、
短フレーム25に長フレーム21を連動させることも可
能である。
【0035】また、特に長フレーム21の上端部24を
揺動操作すると、長フレーム21の上端部24から支点
となる枢軸41までの両側パイプの長さが長いことか
ら、枢軸41から反対側の下方へ延びる延出部22に大
きなトルクが発生し、大きなトルクが短フレーム25に
かかるので、短フレーム25を容易に駆動することがで
き、片手によって座席20の方向転換操作を行うことが
できる。
揺動操作すると、長フレーム21の上端部24から支点
となる枢軸41までの両側パイプの長さが長いことか
ら、枢軸41から反対側の下方へ延びる延出部22に大
きなトルクが発生し、大きなトルクが短フレーム25に
かかるので、短フレーム25を容易に駆動することがで
き、片手によって座席20の方向転換操作を行うことが
できる。
【0036】図6〜図8は本発明の第2実施の形態を示
している。なお、第1実施の形態と同種の部位には同一
符号を付し重複した説明を省略する。本実施の形態で
は、前述の第1実施の形態に対して、布団部材30の構
成が異なるものである。
している。なお、第1実施の形態と同種の部位には同一
符号を付し重複した説明を省略する。本実施の形態で
は、前述の第1実施の形態に対して、布団部材30の構
成が異なるものである。
【0037】図6は、第2実施の形態に係る座席装置の
側面を示している。図7は、同じく座席装置の正面を示
している。図8は、同じく座席装置の動作状態を示して
いる。布団部材30は、クッション体133および、一
対の表皮部材134を有している。
側面を示している。図7は、同じく座席装置の正面を示
している。図8は、同じく座席装置の動作状態を示して
いる。布団部材30は、クッション体133および、一
対の表皮部材134を有している。
【0038】布団部材30の所定箇所である座部および
背ずり部にそれぞれ配置されたクッション体133と、
クッション体133を両側から挟んだ一対の表皮部材1
34とは、発泡成形などによって一体的に形成されてい
る。クッション体133を設けたことにより、座り心地
を向上することができる。なお、前記実施の形態におい
ては、一人掛けの座席装置を示したが、図9〜図11に
示すように、二人掛けや三人掛けの座席装置にそれぞれ
適用してもよい。
背ずり部にそれぞれ配置されたクッション体133と、
クッション体133を両側から挟んだ一対の表皮部材1
34とは、発泡成形などによって一体的に形成されてい
る。クッション体133を設けたことにより、座り心地
を向上することができる。なお、前記実施の形態におい
ては、一人掛けの座席装置を示したが、図9〜図11に
示すように、二人掛けや三人掛けの座席装置にそれぞれ
適用してもよい。
【0039】
【発明の効果】前述した発明の実施の形態から理解され
るように、本発明の一つの構成では、一つの布団部材を
二つのフレーム(長フレームおよび短フレーム)により
それぞれ支持した構造であるため、長フレームおよび短
フレームの各々の剛性を低めにすることができ、長フレ
ーム等の材料厚を厚くしないで済み、長フレーム等を軽
量にすることができ、座席の方向転換作業を容易に行う
ことができるとともに、コストを低減することができ
る。
るように、本発明の一つの構成では、一つの布団部材を
二つのフレーム(長フレームおよび短フレーム)により
それぞれ支持した構造であるため、長フレームおよび短
フレームの各々の剛性を低めにすることができ、長フレ
ーム等の材料厚を厚くしないで済み、長フレーム等を軽
量にすることができ、座席の方向転換作業を容易に行う
ことができるとともに、コストを低減することができ
る。
【0040】また、本発明の別の構成では、一方のフレ
ームを揺動操作すれば、他方のフレームが自動的に連動
するので、長フレームおよび前記短フレームをそれぞれ
揺動操作する必要がなく、場合によっては片手で座席の
方向転換操作を楽に行うことができる。
ームを揺動操作すれば、他方のフレームが自動的に連動
するので、長フレームおよび前記短フレームをそれぞれ
揺動操作する必要がなく、場合によっては片手で座席の
方向転換操作を楽に行うことができる。
【0041】さらに、本発明の別の構成では、一方のフ
レームに他方のフレームを連動させるために特別な部品
を用いないで済み、座席装置の構成が簡易になって、座
席装置の軽量やコストの低減を図ることができる。
レームに他方のフレームを連動させるために特別な部品
を用いないで済み、座席装置の構成が簡易になって、座
席装置の軽量やコストの低減を図ることができる。
【0042】さらに、本発明の別の構成では、布団部材
が着座姿勢に展開しているとき、布団部材の所定箇所、
例えば、座部および背ずり部にはそれぞれクッション体
が設けられているので、クッション体が着座者の例えば
腰椎を適当な弾撥力で押し返して、座り心地を良くする
ことができる。
が着座姿勢に展開しているとき、布団部材の所定箇所、
例えば、座部および背ずり部にはそれぞれクッション体
が設けられているので、クッション体が着座者の例えば
腰椎を適当な弾撥力で押し返して、座り心地を良くする
ことができる。
【0043】さらに、本発明の別の構成では、着座姿勢
に展開された布団部材に着座する着座者の体重を座クッ
ションが受けるようになるので、座クッションが着座者
の大腿部などを適当な弾撥力で押し返して、着座感を良
くすることができる。
に展開された布団部材に着座する着座者の体重を座クッ
ションが受けるようになるので、座クッションが着座者
の大腿部などを適当な弾撥力で押し返して、着座感を良
くすることができる。
【図1】本発明の第1実施の形態に係る座席装置の側面
図である。
図である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係る座席装置の動作
状態の説明図である。
状態の説明図である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係る座席装置の動作
状態の説明図である。
状態の説明図である。
【図4】本発明の第1実施の形態に係る座席装置の動作
状態の説明図である。
状態の説明図である。
【図5】本発明の第1実施の形態に係る座席装置の動作
状態の説明図である。
状態の説明図である。
【図6】本発明の第2実施の形態に係る座席装置の側面
図である。
図である。
【図7】本発明の第2実施の形態に係る座席装置の正面
図である。
図である。
【図8】本発明の第2実施の形態に係る座席装置の動作
状態の説明図である。
状態の説明図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る座席装置の正面
図である。
図である。
【図10】本発明の他の実施の形態に係る座席装置の側
面図である。
面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態に係る座席装置の正
面図である。
面図である。
10…座席装置 12…台座 15…座クッション 16…肘掛け部材 20…座席 21…長フレーム 22…延出部 23…下端部 24…上端部 25…短フレーム 27…下端部 28…上端部 30…布団部材 31…一端部 32…他端部 35…パッド部材 40…連動機構 41…枢軸 42…連結軸 133…クッション体 134…表皮部材
Claims (5)
- 【請求項1】座席の方向を転換可能なように台座に支持
される車両の座席装置において、 前記座席は、長フレーム、短フレームおよび、布団部材
を有し、 前記長フレームは、前傾姿勢と後傾姿勢とに前後方向に
揺動可能に前記台座に支持されており、 前記短フレームは、前傾姿勢と後傾姿勢とに前後方向に
揺動可能に前記台座に支持されており、 前記布団部材は、前記長フレームの上端部と前記短フレ
ームの上端部とを連接していて、前記長フレームまたは
前記短フレームの一方のフレームが他方のフレームに対
して前後方向で交差して、前記一方のフレームが前傾姿
勢に前記他方のフレームが後傾姿勢にそれぞれ揺動した
際に、着座姿勢に展開して前記布団部材の両面が着座面
にそれぞれ成ることを特徴とする車両の座席装置。 - 【請求項2】座席の方向を転換可能なように台座に支持
される車両の座席装置において、 前記座席は、長フレーム、短フレーム、布団部材およ
び、連動機構を有し、 前記長フレームは、前傾姿勢と後傾姿勢とに前後方向に
揺動可能に前記台座に支持されており、 前記短フレームは、前傾姿勢と後傾姿勢とに前後方向に
揺動可能に前記台座に支持されており、 前記布団部材は、前記長フレームの上端部と前記短フレ
ームの上端部とを連接していて、前記長フレームまたは
前記短フレームの一方のフレームが他方のフレームに対
して前後方向で交差して、前記一方のフレームが前傾姿
勢に前記他方のフレームが後傾姿勢にそれぞれ揺動した
際に、着座姿勢に展開して前記布団部材の両面が着座面
にそれぞれ成り、 前記連動機構は、前記一方のフレームを前記他方のフレ
ームに連動させることを特徴とする車両の座席装置。 - 【請求項3】前記連動機構は、一対の枢軸および、連結
軸を有し、 前記一対の枢軸は、上下方向に離れて前記台座にそれぞ
れ配置されており、 前記上方の枢軸は、前記長フレームまたは前記短フレー
ムの一方のフレームの下端部を揺動可能に支持し、 前記下方の枢軸は、前記長フレームまたは前記短フレー
ムの他方のフレームの下端部を揺動可能に支持し、 前記連結軸は、前記上方の枢軸の位置からさらに下方に
延びる前記一方のフレームの延出部と、前記他方のフレ
ームの下端部とを相互に回動可能に連結することを特徴
とする請求項2に記載の車両の座席装置。 - 【請求項4】前記布団部材は、クッション体および一対
の表皮部材を有し、 前記クッション体は、前記布団部材の所定箇所に配置さ
れており、 前記一対の表皮部材は、前記クッション体をその表裏方
向から挟んでいることを特徴とする請求項1、2、また
は3に記載の車両の座席装置。 - 【請求項5】前記車両の座席装置は、座クッションを有
し、 前記座クッションは、前記台座に固設されていて、前記
布団部材に下方から沿うように形成されていることを特
徴とする請求項1、2、3または4に記載の車両の座席
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2308198A JPH11222127A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 車両の座席装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2308198A JPH11222127A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 車両の座席装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11222127A true JPH11222127A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12100478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2308198A Pending JPH11222127A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 車両の座席装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11222127A (ja) |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP2308198A patent/JPH11222127A/ja active Pending
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